この項では、 DB2 ユニバーサル・データベースをさらに使いやすくするためのバージョン 7 での機能強化のいくつかについて説明します。
DB2 ユニバーサル・データベースには、特定の DB2 タスクで利用できるランチパッドが備えられています。
DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 7 製品の CD-ROM を挿入しても、自動実行機能によって DB2 セットアップ・プログラムの最初の画面が表示されなくなりました。これに代わって、DB2 ランチパッドが開始されます。 DB2 ランチパッドは、次のようなオプションを備えたウィンドウです。
DB2 のインストールを開始する前に、 DB2 ランチパッドを使って CD-ROM から必要情報にアクセスすることができます。
初めてデータウェアハウスセンターをオープンすると、ウェアハウス・ランチパッドもオープンします。このランチパッドを使うと、関連タスクを次々にたどっていけるので、ウェアハウスへのデータ挿入が容易になります。ウェアハウス・オブジェクトを作成する必要が生じたら、いつでもランチパッドを「データウェアハウスセンター」メニューで選択して使用することができます。
バージョン 7 では、DB2 サーバーで SAMPLE データベースを作成して表示するのに使用する First Steps ツールが拡張されていて、クライアント・オプションを利用することができます。クライアントでは、 SAMPLE データベースに接続する (クライアント構成アシスタントを使って) オプションや、リモート DB2 サーバーで SAMPLE データベースを作成するオプションを利用できます。
また、ウェアハウジングとオンライン分析処理 (OLAP) 用のサンプル・データベースを作成することもできます。これらのデータベースは、ビジネス・インテリジェンスのチュートリアルで必要です (ビジネス・インテリジェンスのチュートリアルを参照してください)。
First Steps は Java アプリケーションなので、 DB2 がサポートするすべてのオペレーティング・システムで使うことができます。ただし、ワークステーションに正しい Java Run-Time Environment (JRE) がインストールされていることを前提とします。ご使用のオペレーティング・システムについて詳しくは、 DB2 ユニバーサル・データベースの概説およびインストール を参照してください。
DB2 ユニバーサル・データベースのクイック・ツアーは、 DB2 ユニバーサル・データベースに関連した変更、機能、利点、働き、および情報源を短時間 (20〜25 分) で紹介するための高度な情報画面です。そこでは、特に e-business、ビジネス・インテリジェンス (BI)、およびデータ管理を中心に説明が行われます。クイック・ツアーのナビゲーションは柔軟性に富んでいるので、任意に演習を進めることができます。
インフォメーション・センターは、「コントロール・センター」から「ヘルプ」-->「インフォメーション・センター」をたどってアクセスすることができますが、さらに使いやすくなっています。現在、インフォメーション・センターで、主題別またはカテゴリー別に情報を表示することができます。現在、「インフォメーション・センター」には、 DB2 ライブラリー全体を検索するためのリンクが備えられています。
すべてのウィザード (旧バージョンでの名称は SmartGuide) に、左側に目次 (TOC) を備えた新しい表示が用意されています。 TOC のサイズを変更して大きくすると、すべてのテキストをまとめて表示したり隠したりすることができます。 (ウィザードによっては、ウィザードを紹介する「紹介 (Introduction)」ページや、入力されている情報を要約した「要約 (Summary)」ページが備えられています。)
ヘルプまたは解説が、ウィザードのどのページにも用意されています。これは、各フィールドまたはコントロールの infopop と、下線付きテキストで示されているリンクを使って見ることができます。 ヒント 機能もご利用いただけます。
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HTML の任意の DB2 文書 (ブックまたはオンライン・ヘルプ) で、ブラウザーの上端のフレーム内の「フィードバック (Feedback)」リンクをクリックしてください。すると、WWW の書式が表示されるので、そこから、DB2 ユニバーサル・データベースの資料に関するご意見を送信することができます。
注: | DB2 ユニバーサル・データベース・チームは、すべてのフィードバックを読みますが、直接ご回答することはできません。通常の窓口を通して、顧客サポートまたは顧客サービスにご連絡ください。 |