オペレーティング・システムによっては、 DB2 ユニバーサル・データベースでサポートされるユーザー ID の長さが、 8 文字から 30 文字に増加されました。以下に、バージョン 7 でのサポート・レベルを示します。
Windows 32 ビット オペレーティング・システムを実行するすべての DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 7 サーバーは、30 文字までのユーザー ID をサポートします。すべての DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 7 クライアントは、30 文字までのユーザー ID をサポートします。たとえば、どのバージョン 7 クライアントでも、30 バイトのユーザー ID でバージョン 7 の Windows 32 ビット・サーバーに接続することができます。しかし、30 バイトのユーザー ID を使用するバージョン 7 クライアントは、Windows 32 ビット以外のサーバーに接続することはできません。
すべての DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 7 は、30 文字までの authID をサポートします。
すべての DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 7 は、30 文字までのスキーマ名をサポートします。
ご使用のオペレーティング・システムについて詳しくは、概説およびインストール を参照してください。また、この後の項もお読みください。
バージョン 7 以前のサーバーは、8 文字以下の userID、authID、およびスキーマ名をサポートしません。 8 文字以上のサポートを活用するように設計されたバージョン 7 のアプリケーションは、下位レベルの DB2 サーバーに接続されると失敗します。
複製でサポートされているユーザー ID とスキーマ名の長さは、8 文字から 18 文字に増加されています。詳細については、レプリケーションの手引きおよび解説書 を参照してください。
OS/390 は、8 文字のユーザー ID と許可 ID だけをサポートします。ホストに送られるどのステートメント内のスキーマ名も、これと同様の長さ制限の規制を受けます。
OS/400 は、10 文字のユーザー ID と許可 ID だけをサポートします。ホストに送られるどのステートメント内のスキーマ名も、これと同様の長さ制限の規制を受けます。
切り捨てが行われるため、8 文字を超えるスキーマ名の付いたバージョン 7 データベースを、バージョン 7 より前のコードを使ってインポートまたはエクスポートすることはできません。
ユーザー ID、許可 ID、およびスキーマ名を 8 文字までに限定している既存のストアード・プロシージャーは、検査する必要があります。そのようなストアード・プロシージャーをバージョン 7 環境で使用すると、予期しない振る舞いが生じることがあります。