問題判別の手引き

ダンプ・ファイル

エラーが起きると、問題を診断する際に役立つと思われる追加情報 (内部制御ブロックなど) がある場合に、 ダンプ・ファイルが作成されます。 ダンプ・ファイルに書き込まれるすべてのデータ項目には、 関連したタイム・スタンプがあり、問題判別に役立ちます。 ダンプ・ファイルはバイナリー形式であり、DB2 カスタマー・サポート担当者用のファイルです。 ダンプ・ファイルを収集して、db2diag.log とともに送信してください。

ダンプ・ファイルが作成または追加される場合、 時刻および書き込まれたデータのタイプを示す項目が db2diag.log に追加されます。 これらの db2diag.log 項目は次のようなものです。
1997-03-16-11.53.18.001160    Instance:payroll   Node:000
PID:44829(db2agent (SAMPLE))     Appid:*LOCAL.payroll.970317140834
relation_data_serv          sqlrerlg    Probe:17   Database:SAMPLE
DIA9999E An internal return code occurred. Report the following : "0xFFFFE101".
Dump File:  /home/db2/sqllib/db2dump/56772.000 Data : SECTION STMT (1)

凡例:

(1)
この UNIX の例では、SECTION STMT データは、/home/db2/sqllib/db2dump ディレクトリーにある 56772.000 という名前のファイルに保管されます。

注:


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