問題判別の手引き

第 17 章 UNIX ベースのシステム用の診断ツール

UNIX ベースのシステムにおける問題の原因を識別するのに役立つデータを収集し処理するためには、 この章に示されている診断ツールを使用します。 収集されたデータは、問題に精通している誰かが調べることができます。 あるいは、分析のために DB2 カスタマー・サポートに渡すことができます。

UNIX ベースのシステムで使用可能な診断ツールには次のようなものがあります。

システム・エラー・ログ (syslog)

DB2 は、エラーおよび警告条件をシステム・エラー・ログ (syslog) ファイルに記録します。 システム・エラー・ログ (syslog) の使用を参照してください。

コア・ファイル
コア・ファイルは、重大エラーが起きた時に作成されます。 このファイルには、終了したプロセスのメモリー・イメージが含まれ、 どの関数がエラーを引き起こしたかを判別するのに使用できます。 詳細については、コア・ファイルの使用を参照してください。

プロセス状況ユーティリティー (ps)
ps コマンドは、 活動プロセスのプロセス状況情報を標準出力に戻します。 詳細については、ps コマンドの使用によるプロセス状況の表示を参照してください。

その他の UNIX ベースのコマンド
UNIX ベースのシステムには、 問題を診断するためのさまざまなツールやユーティリティーが備わっています。 その他のコマンドに要約しています。


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]