この項では、データウェアハウスセンター製品のインストールまたは初期化のときに起きる可能性のあるエラーについて詳述します。
データウェアハウスセンターのインストール時にウェアハウス・ロガーとウェアハウス・サーバーのファイルが、 Windows NT または Windows 2000 の「サービス」フォルダーにインストールされません。
管理権限のない Windows NT または Windows 2000 ユーザー ID でインストールしています。
いったん Windows NT または Windows 2000 をログオフしてから、 管理権限のあるユーザー ID でログオンしてください。
データウェアハウスセンターの初期化が、Add install path to NT service path というメッセージで停止しました。
管理権限のない Windows NT ユーザー ID でインストールしています。
いったん Windows NT をログオフしてから、 管理権限のあるユーザー ID でログオンしてください。
データウェアハウスセンターの初期化で TEMP または TMP ディレクトリーに書き込めないか、 またはドライブがいっぱいです。
TEMP と TMP ディレクトリーの一方または両方が定義されていません。
「システム」フォルダー内の「ユーザー環境変数」リスト内に、 次のような有効なステートメントがなければなりません。
TEMP = drive:\TEMP TMP = drive:\TEMP
ここで drive は、一時ファイル用に使えるスペースのある任意のドライブです。
「システム」フォルダーは、「コントロール パネル」フォルダー内に置かれています。 TEMP ディレクトリーは、 「システム」フォルダー内の「ユーザー環境変数」に定義されていなければなりません。
データウェアハウスセンターの初期化プロセスで TEMP または TMP ディレクトリーに書き込めるようにするには、次のようにします。
データウェアハウスセンターをインストールし直しましたが、製品ファイルが見つかりません。
除去手順の後に、再起動しないで製品をインストールしました。
製品を除去した場合、ワークステーションを再始動してから、 同じ製品をもう一度インストールしてください。 詳細については、DB2 ユニバーサル・データベース 概説およびインストール を参照してください。
エラー・メッセージ SYS0005: Access denied を受け取ります。 この結果、データウェアハウスセンターのどのサービスにもアクセスできません。
この製品のインストールに使ったものと異なるユーザー ID でデータウェアハウスセンターにアクセスしようとしました。
データウェアハウスセンターのインストール時に使ったのと同じユーザー ID を使って Windows NT または Windows 2000 にログオンしてください。
インストールが正常に完了した後、DB2 コマンド行プロセッサーを使ってデータベースには接続できますが、 Unable to connect to Database: IWHDB01... というメッセージを受け取ります。
このメッセージが出される原因は、次のようにいくつかあります。
これに対処するために、次の解決法のいずれかを試してみてください。
管理権限のない Windows NT または Windows 2000 ユーザー ID でデータウェアハウスセンターをインストールした後、 データウェアハウスセンターを初期化しようとしました。
データウェアハウスセンターは、Windows NT または Windows 2000 レジストリー内のキーをオープンできません。
管理権限のある Windows NT または Windows 2000 ユーザー ID で、 データウェアハウスセンターをもう一度インストールし直してください。