pstat コマンドは、どのプロセスが実行されているか、 および各プロセス内のどのスレッドが実行されているかに関する情報を戻します。 この情報には、その現在の状況 (作動可能、ブロック化など)、 および現在の優先順位が含まれています。
このコマンドは、次のことを判別するのに役立ちます。
DB2 プロセスおよびスレッドについては、第 14 章, DB2 プロセス・モデルを参照してください。
pstat は、プロセス単位でのトレースに割り当てられた、 グローバル・システム情報を得るために使用されるプロセス ID を表示します。
OS/2 のコマンド・プロンプトから pstat コマンドを使用します。 構文は次のとおりです。
.-----------------. V | >>-+--------+---+------+---pstat-----+-----------+--+---------->< '-drive:-' '-path-' +-/c--------+ +-/s--------+ +-/l--------+ +-/m--------+ '-/p:--pid--'
パラメーター
オプションを指定しないで pstat コマンドを使用すると、 すべてのプロセス情報が表示されます。 特定の情報のみが必要な場合、以下の中から 1 つまたはそれ以上のパラメーターを使用します。
これは、各スレッドごとに次の情報を戻します。
これは、指定したプロセス ID の各スレッドごとに次の情報を戻します。
次の例は、pstat の出力例です。
Process and Thread Information Parent Process Process Session Process Thread ID ID ID Name ID Priority Block ID State 0279 000A 12 E:\SQLLIB\BIN\DB2SYSC.EXE 01 0200 FE11E6C4 Block 02 0200 FDFE7870 Block 03 0200 FE11E544 Block 04 0200 FE1191D8 Block 05 0200 FDF58ECC Block 06 0200 FE034B24 Block 07 0200 FE11DA34 Block 08 0200 FE11DA24 Block 09 0200 FE11DA58 Block 0A 0200 FE11DA14 Block |