コマンド解説書

db2sampl - サンプル・データベースの作成

SAMPLE という名前のサンプル・データベースを作成します。 このデータベースの詳細については、SQL 解説書 を参照してください。

許可

以下のどれかが必要です。

コマンド構文

>>-db2sampl--+------+--+----+----------------------------------><
             '-path-'  '--k-'
 

コマンド・パラメーター

path
SAMPLE データベースを作成するパスを指定します。 OS/2 と Windows の場合、パスは 1 文字のドライブ名になります。

パスを指定しない場合、SAMPLE は省略時のデータベース・パス (データベース・マネージャー構成ファイルの dftdbpath パラメーター) に作成されます。 UNIX ベースのシステムでは、 省略時値はインスタンス所有者の HOME ディレクトリーです。 OS/2 または Windows オペレーティング・システムでは、 (DB2 がインストールされている) ルート・ディレクトリーになります。

-k
以下の SAMPLE 表について基本キーを作成します。

   表             基本キー
   -----          -----------
   DEPARTMENT     DEPTNO
   EMPLOYEE       EMPNO
   ORG            DEPTNUMB
   PROJECT        PROJNO
   STAFF          ID
   STAFFG         ID (DBCS のみ)

注:パスは、 このオプションの前に 指定しなければなりません。

使用上の注意

このコマンドはサーバー・ノードからしか実行できません。 SAMPLE は、データベース・クライアントのみのノードに作成することはできません。

SAMPLE データベースは、データベース・マネージャー構成パラメーター authentication (GET DATABASE MANAGER CONFIGURATION参照) で指定したインスタンス認証タイプで作成されます。

SAMPLE 内の表の修飾子は、コマンドを発行しているユーザー ID が決めます。

SAMPLE がすでに存在する場合、db2sampl はコマンドを発行しているユーザー ID のために表を作成し、適切な特権を付与します。


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