ノード・グループ内の全ノードにデータを再配布します。 均一なあるいは偏った現行のデータ配分を指定できます。 再配布アルゴリズムは、現行のデータ配分に基づいて移動する区分を選択します。
このコマンドは、カタログ・ノードからしか発行できません。 LIST DATABASE DIRECTORYを使用して、各データベースの カタログ・ノードがどのノードかを判別してください。
効力範囲
このコマンドは、ノード・グループ内のすべてのノードに影響を与えます。
許可
以下のどれかが必要です。
コマンド構文
>>-REDISTRIBUTE NODEGROUP--nodegroup----------------------------> >-----+-+-UNIFORM-------------------+-+------------------------>< | '-USING DISTFILE--distfile--' | +-USING TARGETMAP--targetmap----+ +-CONTINUE----------------------+ '-ROLLBACK----------------------'
コマンド・パラメーター
注: | IBMCATGROUP および IBMTEMPGROUP ノード・グループ内の表を再配布することはできません。 |
distfile を使用して、 4 096 個のハッシュ区分にわたる現行のデータの配布を指示します。
行カウント、バイト・ボリューム、または他の任意のメジャーを使用して、 各ハッシュ区分で表示されたデータ量を示します。 ユーティリティーは、区分に関連する整数値をその区分の重みとして読み取ります。 distfile を指定した場合、 ユーティリティーは宛先区分化マップを生成し、 ノード・グループのノード全体にデータをできるだけ均一に再配布するために使用します。 再配布の後、ノード・グループ中の各ノードの重みは、ほぼ同じになります (ノードの重みは、 ノードにマップしたすべての区分の重みの合計です)。
たとえば、入力配布ファイルに以下の項目があるとします。
10223 1345 112000 0 100 ...
例の中で、ハッシュ区分 2 は 112 000 の重みを持ち、区分 3 (重さは 0) には、 マッピングするデータがまったくありません。
distfile には、 4 096 の正整数値が文字形式で入っているとします。 値の合計は、4 294 967 295 以下である必要があります。
distfile のパスが指定されていない場合、 現行ディレクトリーが使用されます。
宛先マップに含まれるノードがノード・グループ中に存在しない場合、エラーが戻されます。 ALTER NODEGROUP ADD NODE を発行してから、REDISTRIBUTE NODEGROUP を実行してください。
宛先マップから実行したノードが、ノード・グループにある 場合、 そのノードは区分の中に含まれていません。 そのようなノードは、REDISTRIBUTE NODEGROUP を発行する前であっても後であっても、 ALTER NODEGROUP DROP NODE を使用して消去できます。
使用上の注意
再配布操作が行われると、メッセージ・ファイルは次のディレクトリーに書き込まれます。
タイム・スタンプ値は、コマンドが発行された時の時刻です。
このユーティリティーは、処理の途中に断続的 COMMIT を実行します。
ALTER NODEGROUP ステートメントを使用して、 ノードをノード・グループに追加してください。 このステートメントは、ノード・グループに対応した 表スペース用のコンテナーを定義できるようにします。 詳細については、SQL 解説書 を参照してください。
注: | DB2 パラレル・エディション (AIX 版) バージョン 1 構文では、 ADD NODE および DROP NODE オプションを指定することは、 sysadm 権限または sysctrl 権限のあるユーザーに限りサポートされます。 ADD NODE の場合、コンテナーはノード・グループ内の既存のノードの、 ノード番号が最小のコンテナーと同じように作成されます。 |
再配布を受けた表と従属関係があるすべてのパッケージは無効にされます。 再配布ノード・グループ操作が完了した後に、 そのようなパッケージを明示的に再バインドすることをお勧めします。 明示の再バインドによって、 無効パッケージの最初の SQL 要求の実行を初期遅延させなくします。 再配布メッセージ・ファイルには、再配布を受けたすべての表のリストが入っています。
再配布ノード・グループ操作が完了した後に、 RUNSTATSを発行して統計を更新することもお勧めします。
複写された要約表や DATA CAPTURE CHANGES を用いて定義された表を含むノード・グループは、 再配布することができません。
ユーザー一時表スペースと既存の宣言一時表とがノード・グループに存在する場合、 再配布は許可されません。
以下も参照