コマンド解説書

db2untag - コンテナー・タグの解放

表スペース・コンテナーの DB2 タグを除去します。 このタグは、 DB2 が複数の表スペースで 1 つのコンテナーを再利用できないようにするために使用します。 コンテナーが関連しているデータベースを識別して、 コンテナー・タグについての情報を表示します。 削除されたデータベースが最後に使用したコンテナーを解放する必要があるときに便利です。 タグが残されている場合、DB2 がそれ以後その資源を使用しないようにします。

考慮事項: このツールは、経験のあるシステム管理者だけが使用してください。

許可

ユーザーには、 データベースを作成した ID が所有する表スペースのコンテナーへの読み取り / 書き込みアクセス権が必要です。

必須接続

なし

コマンド構文

>>-db2untag---f--filename--------------------------------------><
 

コマンド・パラメーター

-f filename
DB2 タグが除去される、表スペース・コンテナーの完全修飾名を指定します。

使用上の注意

データベースの作成、表スペースの作成または更新の操作から、 SQLCODE -294 (使用中のコンテナーでエラー) が戻されることがあります。 通常それは、そのコンテナーが別の表スペースによってすでに使用中であるために、 オペレーティング・システム資源名の指定エラーであることを示します。 コンテナーは、一度に 1 つの表スペースでしか使用できません。

最後にコンテナーを使用したデータベースが削除されていることをシステムまたはデータベース管理者が検出した場合、 コンテナーのタグが除去されていなければ、 db2untag ツールを使用できます。 そのコンテナーを解放する場合は、以下のどちらかを行います。

以下も参照

CREATE DATABASE


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