コマンド解説書

UPDATE ADMIN CONFIGURATION

データベース・マネージャー構成ファイル内の、DB2 管理サーバーに関連する個々の項目を修正します。 DB2 管理サーバーは、DB2 サーバーのリモート管理を使用可能にする特別な DB2 インスタンスです。 次に示すデータベース・マネージャー構成パラメーターの修正ができます。

注:インストール・プログラムで設定される SVCENAME パラメーターは、 ユーザーが修正するようにお勧めします。 管理サーバー・サービス名は、 TCP/IP ポート (523) に登録済みの DB2 を使用するように設定します。

上記のパラメーターの詳細については、GET DATABASE MANAGER CONFIGURATIONを参照してください。

効力範囲

このコマンドは、 db2nodes.cfg ファイルにリストされているどのノードからでも発行できます。 また、このファイルにリストされているすべてのノードに影響を与えます。

許可

sysadm

必須接続

なし、またはインスタンス。 インスタンスとの接続は、 ローカルの DBM 構成操作を実行する場合には必ずしも必要ではありませんが、 リモートの DBM 構成操作の場合には必須です。 リモート・インスタンスに対するデータベース・マネージャー構成を更新するためには、 最初にそのインスタンスに接続する必要があります。

コマンド構文

>>-UPDATE ADMIN----+-CONFIGURATION-+---------------------------->
                   +-CONFIG--------+
                   '-CFG-----------'
 
             .-------------------------.
             V                         |
>-----USING-----config-keyword value---+-----------------------><
 

コマンド・パラメーター

USING config-keyword value
更新する admin 構成パラメーターを指定します。

使用上の注意

ADMIN 構成パラメーターのリストを表示または印刷するには、 GET ADMIN CONFIGURATIONを使用してください。

admin 構成パラメーターを推奨されているデータベース・マネージャーの省略時値にリセットするには、 RESET ADMIN CONFIGURATIONを使用してください。

admin 構成パラメーターの詳細については、 管理の手引き を参照してください。

これらのパラメーターの値は、構成するデータベース・ノードの各タイプ (サーバー、 クライアント、またはリモート・クライアントを持つサーバー) によって異なります。 各ノード・タイプで設定できる範囲と省略時値については、 管理の手引き、または、概説およびインストール 資料のいずれかを参照してください。

データベース・マネージャー構成ファイルへの変更は、 ファイルがメモリーにロードされた後にのみ有効になります。 これは db2start の実行中に起こります。

エラーが生じた場合には、データベース・マネージャー構成ファイルは変更されません。

データベース・マネージャー構成ファイルは、 そのチェックサムが無効であると、更新することができません。 これは、データベース・マネージャー構成ファイルが、 適切なコマンドを使用せずに変更された場合に起こることがあります。 これが発生する場合、データベース・マネージャーを再インストールして、 データベース・マネージャー構成ファイルをリセットする必要があります。

以下も参照

GET ADMIN CONFIGURATION

RESET ADMIN CONFIGURATION


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