コマンド解説書

ADD DATALINKS MANAGER

DB2 データ・リンク・マネージャーを、指定されたデータベースに登録される DB2 データ・リンク・マネージャーのリストに追加します。

許可

なし

コマンド構文

>>-ADD DATALINKS MANAGER FOR----+-DATABASE-+--dbname---USING---->
                                '-DB-------'
 
>-----+-NODE--hostname---PORT--port-number---------------+-----><
      '-CELL--DFS-cellname---DLMINSTANCE--instance-name--'
 

コマンド・パラメーター

DATABASE dbname
データベース名を指定します。

USING NODE hostname
DB2 データ・リンク・マネージャー・サーバーの、完全に修飾されたホスト名、 または IP アドレス (両方ではない) を指定します。

PORT port-number
DB2 サーバーから DB2 データ・リンク・マネージャー・サーバーへの通信用に予約されているポート番号を指定します。

CELL DFS-cellname
DFS セルの完全修飾名を指定します。 たとえば、dln1.almaden.ibm.com のようにします。

注:このパラメーターでは、1 データベースに 1 つのセルしか登録できません。

DLMINSTANCE instance-name
セルでデータ・リンク・マネージャーを実行するインスタンス名を指定します。

使用上の注意

USING NODE を指定して追加されたデータ・リンク・マネージャーのタイプは「ネイティブ」で、 USING CELL を指定して追加されたデータ・リンク・マネージャーのタイプは "DFS" になります。 データベースに登録されるすべてのデータ・リンク・マネージャーは同じタイプでなければならず、 タイプ "DFS" のデータ・リンク・マネージャーは 1 データベースに 1 つしか登録できません。

このコマンドを使用して 1 つまたは複数の DB2 データ・リンク・マネージャーをデータベースに登録する場合には、 DB2 データ・リンク・マネージャーが 2 度登録されていないことを確認してください。 2 度登録されていると、データ・リンク処理中に、 エラー SQL20056N と理由コード "99" が共に戻される可能性があります。 2 度登録された DB2 データ・リンク・マネージャー・サーバーの db2diag.log ファイルには、 このような障害が発生した場合には以下の項目が入ります。

   dfm_xnstate_cache_insert : Duplicate txn entry.
   dfmBeginTxn : Unable to insert ACTIVE transaction in cache, rc = 41.
   DLFM501E : Transaction management service failed.
注:同じ名前またはアドレスを使用する、重複したデータ・リンク・マネージャーが追加される場合には、 コマンド行プロセッサーはエラーを検出します。 ただし、異なる IP 名またはアドレスを使用して複数回データ・リンク・マネージャーが追加される場合は、 重複は検出されません。 たとえば、データ・リンク・マネージャーが 2 度追加されており、 最初は dln1.almaden.ibm.com という名前、 次は dln1 という短い名前を使用しているとすると、 上記のような障害が発生する可能性があります。

以下も参照

LIST DATALINKS MANAGERS


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