コマンド解説書

INVOKE STORED PROCEDURE

データベースのロケーションに保管されているプロシージャーを呼び出します。 データベース・アプリケーション・リモート・インターフェース (DARI) とも呼ばれます。 サーバー・プロシージャーがデータベースのロケーションで実行され、 データをクライアント・アプリケーションに返します。

アプリケーション・プログラマーは、プログラムが 2 つの部分で実行されるよう、 つまり一方はクライアント上、他方はサーバー上で実行されるように設計します。 データベースにおけるサーバー・プロシージャーは、 クライアント・アプリケーションと同一のトランザクション内で実行されます。 クライアント・アプリケーションとサーバー・プロシージャーが同一のノード上にある場合、 サーバー・プロシージャーはローカルに実行されます。
注:このコマンドは、 SQL CALL ステートメントによって置き換えられています (SQL 解説書 を参照)。 カタログ化されたストアード・プロシージャーに対する CLP 内の CALL もサポートされています。

許可

データベースに対する CONNECT 特権。

必須接続

データベース

コマンド構文

>>-INVOKE--program-name----+---------------------------+-------><
                           '-USING--server-input-data--'
 
注:INVOKE を使って、入力または出力 SQLDA 構造を使用するサーバー・プロシージャーや、 データを返すサーバー・プロシージャーを呼び出すことはしないでください。 詳しくは、アプリケーション開発の手引き を参照してください。

コマンド・パラメーター

program-name
サーバー上で実行するプロシージャーを指定します。 このパラメーターは、以下の方法のいずれかを使って指定できます。

注:DB2 プロダクトのさまざまなバージョンの間の移行性サポートのために、 ! 区切り文字は円記号 (\) で置き換えることができます。

USING server-input-data
サーバー・ルーチンに渡す情報を指定します。 特定の必要に応じて入力データを送信するために使うことのできる、 可変長文字ストリングで自由形式の柔軟なパラメーターです。


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]