コマンド解説書

db2set - DB2 プロファイル・レジストリー・コマンド

DB2 プロファイル変数を表示、設定、または除去します。 DB2 プロファイル・レジストリーには、DB2 管理サーバーを経由しての、 DB2 の環境変数のローカルおよびリモート管理をサポートする外部環境レジストリー・コマンドが保管されています。

許可

sysadm

必須接続

なし

コマンド構文

>>-   db2set----+-------------------+--------------------------->
                '-variable=--value--'
 
>-----+-------------------------------------+---+-------+------->
      +--g----------------------------------+   '--all--'
      '-+---------------------------------+-'
        '--i--instance--+--------------+--'
                        '-node-number--'
 
>-----+--------+---+---------------------------------+---------->
      '--null--'   '--r--instance--+--------------+--'
                                   '-node-number--'
 
>-----+-------------------------------------------------+------->
      '--n--DAS node--+------------------------------+--'
                      '--u--user--+---------------+--'
                                  '--p--password--'
 
>-----+-----+---+-----+---+-----+---+----+---------------------><
      +--l--+   '--v--'   +--ul-+   +--h-+
      '--lr-'             '--ur-'   '--?-'
 

コマンド・パラメーター

variable= value
指定値に、指定される変数を設定します。 変数を削除する場合は、指定される変数に値を指定しないでください。 設定の変更は、インスタンスが再始動された後に有効になります。

-g
グローバル・プロファイル変数にアクセスします。

-i
インスタンス・プロファイルを指定して、現行値または省略時値の代わりに使用します。

node-number
db2nodes.cfg ファイルでリストされる番号を指定します。

-all
以下の形式で定義されたローカル環境変数のオカレンスをすべて表示します。

-null
指定したレジストリー・レベルの変数値をヌル値に設定します。 これによって探索順で定義された次のレジストリー・レベルの値を探索せずに済みます。

-r instance
指定したインスタンスのプロファイル・レジストリーをリセットします。

-n DAS node
リモート DB2 管理サーバーのノード名を指定します。

-u user
管理サーバー接続を使用する際のユーザー ID を指定します。

-p password
管理サーバー接続を使用する際のパスワードを指定します。

-l
すべてのインスタンス・プロファイルをリストします。

-lr
サポートされているレジストリー変数をすべてリストします。

-v
冗長モードを指定します。

-ul
ユーザー・プロファイル変数にアクセスします。

注:このパラメーターは Windows オペレーティング・システム上だけでサポートされます。

-ur
ユーザー・プロファイル変数を最新表示します。

注:このパラメーターは Windows オペレーティング・システム上だけでサポートされます。

-h/-?
ヘルプ情報を表示します。 このオプションを指定すると、他のすべてのオプションは無視され、 ヘルプ情報だけが表示されます。

使用上の注意

変数名を指定しないと、定義済み変数の値がすべて表示されます。 変数名を 1 つだけ 指定した場合、その変数の値だけが表示されます。 変数の値をすべて表示するには、 variable -all を指定します。 すべてのレジストリーに定義されている変数をすべて表示するには、-all を指定します。

変数の値を修正するには、 variable= の後に新規の値を指定します。 変数の値に NULL を指定するには、 variable -null を指定します。
注:設定の変更は、インスタンスが再始動された後に有効になります。

変数を削除するには、 値を指定せずに variable= だけにします。


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