コマンド解説書

db2cidmg - リモート・データベース移行

構成、インストール、および配布 (CID) アーキテクチャー環境で、 リモート操作による自動移行をサポートします。

許可

以下のどれかが必要です。

コマンド構文

>>-db2cidmg----+-database----+---+--------------+---+-----+----><
               +-/r=respfile-+   '-/l1=logfile--'   '-/b--'
               '-/e----------'
 

コマンド・パラメーター

database
移行するデータベースの別名を指定します。 この別名が指定されていない場合、プログラムを呼び出すためには、 応答ファイルまたは /e が指定されていなければなりません。 データベースの別名は宛先ワークステーション上でカタログ作成しておかなければならないので、 注意してください。 ただし、 別名はローカル・データベースのものでもリモート・データベースのものでも構いません。

/r
CID 移行に使用する応答ファイルを指定します。 応答ファイルとは、 移行するデータベースのリストが入っている ASCII ファイルのことです。 これが指定されていない場合、プログラムを呼び出すためには、 データベース別名または /e が指定されていなければなりません。

/e
システム・データベース・ディレクトリーでカタログ作成されている単一データベースをすべて移行します。 /e を指定しない場合は、 データベース別名か応答ファイルを指定しなければなりません。

/l1
移行作業が完了したら、 リモート・ワークステーションからのエラー・ログ情報を複写することが可能なファイルのパス名を指定します。 応答ファイルに複数のデータベースを指定する場合、各データベースの移行ログ情報は、 ファイルの最後に追加されます。 /l1 が指定されているかどうかにかかわりなく、 DB2CIDMG.LOG という名前のログ・ファイルが生成され、 データベースの移行を実行したワークステーションのファイル・システムに保持されます。

/b
データベースにあるパッケージはすべて、移行が完了すると再バインドされます。


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