コマンド解説書
データベースに対して実行しているアプリケーションの振る舞いをモニターし変更します。
省略時では、デーモンは各論理ノードで開始されます。
しかし、フロントエンド・ユーティリティーを使用して、
特定のノードで単一デーモンを開始し、
そのノードのデータベース区画に対する活動をモニターすることができます。
このコマンドの詳細については、管理の手引き を参照してください。
許可
以下のどれかが必要です。
コマンド構文
>>-db2gov------------------------------------------------------->
>-----+-START--datadase--+--------------------+---config-file--log-file--+>
| '-NODENUM--node-num--' |
'-STOP--database--+--------------------+---------------------------'
'-NODENUM--node-num--'
>--------------------------------------------------------------><
コマンド・パラメーター
- START database
- 管理プログラム・デーモンを開始して、指定されたデータベースをモニターします。
データベース名またはデータベース別名のいずれかを指定できます。
指定する名前は、
管理プログラム構成ファイルに指定する名前と同じでなければなりません。
注: | モニターされる各データベースにつき 1 つのデーモンが実行されます。
区分データベース環境では、
各データベース区画につき 1 つのデーモンが実行されます。
複数のデータベースに対して管理プログラムが実行されている場合には、
データベース・サーバーでも複数のデーモンが実行されます。
|
- NODENUM node-num
- 管理プログラム・デーモンを開始または停止するデータベース区画を指定します。
この番号は、ノード構成ファイルで指定した番号と同じでなければなりません。
- config-file
- データベースをモニターする際に使用する構成ファイルを指定します。
構成ファイルの省略時の位置は、sqllib ディレクトリーです。
指定したファイルがこのディレクトリーにない場合、
フロントエンドは、指定したこの名前をファイルの完全名であるとみなします。
- log-file
- 管理プログラムがログ記録を書き込むファイルの基本名を指定します。
ログ・ファイルは、sqllib ディレクトリーのログ・サブディレクトリーに保管されます。
管理プログラムが実行されているデータベース区画の数は、
自動的にログ・ファイル名に追加されます。
たとえば、mylog.0, mylog.1, mylog.2 となります。
- STOP database
- 指定したデータベースをモニターしている管理プログラム・デーモンを停止します。
区分データベース環境では、
フロントエンド・ユーティリティーは、ノード構成ファイルを読み取ることによって、
すべてのデータベース区画の管理プログラムを停止します。
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