コマンド解説書

CATALOG GLOBAL DATABASE

DCE タイプのシステム・データベース・ディレクトリー項目を作成します。 この項目は、宛先データベースの DCE ディレクトリーにある完全修飾オブジェクト名のローカル別名を定義する際に使用されます。 このデータベースについての情報は、集中的に DCE ディレクトリーに保管されます。

許可

以下のどれかが必要です。

必須接続

なし

コマンド構文

>>-CATALOG GLOBAL--+-DATABASE-+---database-global-name---------->
                   '-DB-------'
 
>----AS--alias--USING DIRECTORY--DCE---------------------------->
 
>-----+-------------------------+------------------------------><
      '-WITH--"comment-string"--'
 

コマンド・パラメーター

DATABASE database-global-name
DCE 名スペースのデータベースを固有に識別する完全修飾名を指定します。

AS alias
カタログ化するデータベースの代替名を指定します。

USING DIRECTORY DCE
使用するグローバル・ディレクトリー・サービスを指定します。

WITH "comment-string"
システム・データベース・ディレクトリー内の DCE タイプ項目について記述します。 このディレクトリーにカタログ化するデータベースについて、任意の注釈を入力できます。 最大長は 30 文字です。 復帰文字や改行文字は許可されません。 注釈テキストは必ず二重引用符で囲んでください。

   db2 catalog global database /.../cell1/subsys/database/DB3
      as dbtest using directory dce

使用上の注意

database-global-name の最大長は 255 バイトです。 この名前は、/.../ または /.:/ で始まらなければなりません。
注:ディレクトリーをキャッシュできる場合 (GET DATABASE MANAGER CONFIGURATIONの構成パラメーター dir_cache を参照)、 データベース、ノード、および DCS のディレクトリー・ファイルはメモリーにキャッシュされます。 アプリケーションのディレクトリー・キャッシュは、最初のディレクトリー参照の間に作成されます。 キャッシュはアプリケーションがディレクトリー・ファイルのどれかを修正したときにのみ最新にされるため、 他のアプリケーションが行ったディレクトリーの変更は、 アプリケーションを再始動するまで有効にならないことがあります。

CLP のディレクトリー・キャッシュを最新表示するには、TERMINATEを使用します。 DB2 の共用キャッシュを最新表示するには、 データベース・マネージャーを停止させてから (db2stop)、 再始動させます (db2start)。 別のアプリケーション用のディレクトリー・キャッシュを最新にするには、 そのアプリケーションを停止してから再始動してください。


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]