コマンド解説書

UPDATE DATABASE MANAGER CONFIGURATION

データベース・マネージャー構成ファイルの中の個々の項目を修正します。

許可

sysadm

必須接続

なし、またはインスタンス。 インスタンスとの接続は、 ローカルの DBM 構成操作を実行する場合には必ずしも必要ではありませんが、 リモートの DBM 構成操作の場合には必須です。 リモート・インスタンスに対するデータベース・マネージャー構成を更新するためには、 最初にそのインスタンスに接続する必要があります。

コマンド構文

>>-UPDATE----+-DATABASE MANAGER-+---+-CONFIGURATION-+----------->
             +-DB MANAGER-------+   +-CONFIG--------+
             '-DBM--------------'   '-CFG-----------'
 
             .-------------------------.
             V                         |
>-----USING-----config-keyword value---+-----------------------><
 

コマンド・パラメーター

USING config-keyword value
更新するデータベース・マネージャー構成パラメーターを指定します。 構成可能なパラメーターの要旨については、 GET DATABASE MANAGER CONFIGURATIONを参照してください。

使用上の注意

データベース・マネージャー構成パラメーターのリストの表示または印刷を行うには、 GET DATABASE MANAGER CONFIGURATIONを使用してください。

データベース・マネージャー構成パラメーターを推奨されているデータベース・マネージャーの省略時値にリセットするには、 RESET DATABASE MANAGER CONFIGURATIONを使用してください。

データベース・マネージャー構成パラメーターの詳細については、管理の手引き を参照してください。

これらのパラメーターの値は、構成するデータベース・ノードの各タイプ (サーバー、 クライアント、またはリモート・クライアントを持つサーバー) によって異なります。

各ノード・タイプに設定できる範囲および省略時値については、 管理の手引き を参照してください。

すべてのパラメーターを更新できるわけではありません。

データベース・マネージャー構成ファイルへの変更のほとんどは、 ファイルがメモリーにロードされた後にのみ有効になります。 サーバー構成パラメーターの場合、これは db2start の実行中に起こります。 クライアント構成パラメーターの場合、これはアプリケーションが再始動されるときに起こります。 クライアントがコマンド行プロセッサーである場合は、 TERMINATEを呼び出すことが必要です。

エラーが生じた場合には、データベース・マネージャー構成ファイルは変更されません。

データベース・マネージャー構成ファイルは、 そのチェックサムが無効であると、更新することができません。 これは、データベース・マネージャー構成ファイルが、 適切なコマンドを使用せずに変更された場合に起こることがあります。 これが発生する場合、データベース・マネージャーを再インストールして、 データベース・マネージャー構成ファイルをリセットする必要があります。

現在のインスタンスに対する SVCENAME、NNAME、 または TPNAME データベース・マネージャー構成パラメーターを更新する場合、 LDAP サポートが使用可能であり、このインスタンスに対して登録されている LDAP ノードがある場合、 LDAP ノードは新しい値によって更新されます。

以下も参照

GET DATABASE MANAGER CONFIGURATION

RESET DATABASE MANAGER CONFIGURATION


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