コマンド解説書

LIST APPLICATIONS

活動中のすべてのデータベース・アプリケーションに関して、 アプリケーション・プログラム名、許可 ID (ユーザー名)、アプリケーション・ハンドル、 アプリケーション ID、およびデータベース名を標準出力に出力します。 このコマンドでは、オプションとしてアプリケーションの順序番号、状況、 状況変更時刻、およびデータベース・パスを表示することもできます。

効力範囲

このコマンドは、それが発行されたノードの情報だけを戻します。

許可

以下のどれかが必要です。

必須接続

インスタンス。 リモート・インスタンスのアプリケーションをリスト表示するには、 まず最初にそのインスタンスに接続する必要があります。

コマンド構文

>>-LIST APPLICATIONS----+-------------------------------------+->
                        '-FOR--+-DATABASE-+---database-alias--'
                               '-DB-------'
 
>-----+-------------------+--+-------------+-------------------><
      +-AT NODE--nodenum--+  '-SHOW DETAIL-'
      '-GLOBAL------------'
 

コマンド・パラメーター

FOR DATABASE database-alias
指定したデータベースに接続された各アプリケーションの情報が表示されます。 データベース名情報は表示されません。 このオプションを指定しない場合、このコマンドは、 ユーザーが現在接続しているノードにあるデータベースと接続している各アプリケーションごとに、 情報を表示します。

省略時のアプリケーション情報には、以下のものが含まれます。

AT NODE nodenum
モニター・スイッチの状況を表示するノードを指定します。

GLOBAL
区分データベース・システム内のすべてのノードの集合結果を戻します。 結果を集める方法については、システム・モニター 手引きおよび解説書 を参照してください。

SHOW DETAIL
出力には、以下の追加情報が含められます。
注:このオプションを指定した場合には、出力をファイルにリダイレクトしておいて、 エディターを使ってそのレポートを表示するのがよいでしょう。 画面上に表示する場合には、出力行が折り返す場合もあります。

次に、LIST APPLICATIONS の出力例を示します。



Auth Id  Application    Appl.      Application Id                 DB       # of
         Name           Handle                                    Name    Agents
-------- -------------- ---------- ------------------------------ -------- -----
smith    db2bp_32       12         *LOCAL.smith.970220191502      TEST     1
smith    db2bp_32       11         *LOCAL.smith.970220191453      SAMPLE   1
注:上記のフィールドについては、システム・モニター 手引きおよび解説書 を参照してください。

使用上の注意

データベース管理者は、このコマンドの出力を問題判別の参考にすることができます。 さらにこの情報は、データベース管理者がアプリケーションの中で、 GET SNAPSHOTまたは FORCE APPLICATIONを使用する場合に必要になります。

リモート・インスタンス (または別のローカル・インスタンス) のアプリケーションをリスト表示するには、 まず最初にそのインスタンスに接続する必要があります。 接続がすでに存在しているのに FOR DATABASE を指定し、 かつ現行の接続とは異なるインスタンスにデータベースが存在している場合、 このコマンドは失敗します。


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