コマンド解説書

GET ADMIN CONFIGURATION

DB2 管理サーバーと関係のあるデータベース・マネージャー構成ファイル内の、個々の項目の値を戻します。 DB2 管理サーバーは、DB2 サーバーのリモート管理を使用可能にする特別な DB2 インスタンスです。 以下のデータベース・マネージャー構成パラメーターが表示されます。

注:インストール・プログラムによって設定される SVCENAME パラメーターは、 ユーザーが修正することはできません。 管理サーバー・サービス名は、 TCP/IP ポート (523) に登録済みの DB2 を使用するように設定します。

上記のパラメーターの詳細については、 GET DATABASE MANAGER CONFIGURATIONを参照してください。

効力範囲

このコマンドは、 同じ $HOME/sqllib ディレクトリーを共用するすべてのノードの情報を戻します。 このコマンドは、それらの任意のノードから発行できます。

許可

なし

必須接続

なし、またはインスタンス。 インスタンスとの接続は、 ローカルの DBM 構成操作を実行する場合には必ずしも必要ではありませんが、 リモートの DBM 構成操作の場合には必須です。 リモート・インスタンスのデータベース・マネージャー構成を表示するには、 まず最初にそのインスタンスと接続することが必要です。

コマンド構文

>>-GET ADMIN----+-CONFIGURATION-+------------------------------><
                +-CONFIG--------+
                '-CFG-----------'
 

コマンド・パラメーター

なし

以下に示すのは、GET ADMIN CONFIGURATION の出力例です。



            Admin Server Configuration
     Node type = Database Server with local and remote clients
 Database manager configuration release level            = 0x0900
 Diagnostic error capture level              (DIAGLEVEL) = 4
 Diagnostic data directory path               (DIAGPATH) = 
 SYSADM group name                        (SYSADM_GROUP) =
 SYSCTRL group name                      (SYSCTRL_GROUP) =
 SYSMAINT group name                    (SYSMAINT_GROUP) =
 
 Database manager authentication        (AUTHENTICATION) = SERVER
 Trust all clients                      (TRUST_ALLCLNTS) = YES
 Trusted client authentication          (TRUST_CLNTAUTH) = CLIENT
 Query heap size (4KB)                   (QUERY_HEAP_SZ) = 250
 TCP/IP Service name                          (SVCENAME) = 30676
 APPC Transaction program name                  (TPNAME) =
 IPX/SPX File server name                   (FILESERVER) =
 IPX/SPX DB2 server object name             (OBJECTNAME) =
 IPX/SPX Socket number                      (IPX_SOCKET) = 87A2
 
 Discovery mode                               (DISCOVER) = SEARCH
 Discovery communication protocols       (DISCOVER_COMM) = TCPIP

使用上の注意

リモート・インスタンス (または別のローカル・インスタンス) への接続が存在する場合、 それらのインスタンスに接続されたサーバーの ADMIN 構成パラメーターが戻されます。 そのようなインスタンスが存在しない場合には、 ローカルの ADMIN 構成パラメーターが戻されます。

エラーが生じた場合には、戻された情報は無効になります。 構成ファイルが無効な場合には、エラー・メッセージが戻されます。 そのような場合には、データベース・マネージャーを再インストールして回復を実行する必要があります。

データベース・マネージャー出荷時の省略時値に構成パラメーターを設定するには、RESET ADMIN CONFIGURATIONを使用してください。

上記のパラメーターの詳細については、管理の手引き を参照してください。

以下も参照

RESET ADMIN CONFIGURATION

UPDATE ADMIN CONFIGURATION


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]