コマンド解説書

db2cc - コントロール・センターの開始

コントロール・センターを開始します。 コントロール・センターは、データベース・オブジェクト (データベース、 表、およびパッケージなど) とそれらの相互関係を管理するために使用する、 グラフィカル・インターフェースです。

許可

sysadm

コマンド構文

>>-db2cc----+--------------+---+-----+---+----------+----------->
            '-port-number--'   '--t--'   '--tcomms--'
 
>-----+--------------------------+---+-----------------+-------->
      |           .-+---------.  |   '--ccf--filename--'
      |           V           |  |
      '--tfilter-----filter---+--'
 
>-----+------+---+----------------+----------------------------->
      '--ic--'   '--ict--seconds--'
 
>-----+--------------------------------------------------------------------------+>
      '--h--system--+----------------------------------+---+------------------+--'
                    '--i--instance--+---------------+--'   '--sub--subsystem--'
                                    '--d--database--'
 
>--------------------------------------------------------------><
 

コマンド・パラメーター

port-number
予約済みの DB2JD ポート番号を指定します。 たとえば、6790 となります。 省略時値は 6789 です。

-t
初期化コードに対する NavTrace をオンにします。

-tcomms
トレースを通信イベントのみを対象とするように制限します。

-tfilter filter
トレースを、指定したフィルター (1 つまたは複数) を含む項目のみを対象とするように制限します。

-ccf filename
指定したファイル名で初期設定したコマンド・センターをオープンします。

-ic
インフォメーション・センターをオープンします。

-ict seconds
アイドル接続タイマー。 指定した秒数が経過すると、 コントロール・センターによって保守されているプールにあるアイドル接続はクローズされます。 省略時タイマーは 30 分です。

-h system
システムに関連してコントロール・センターをオープンします。

-i instance
インスタンスに関連してコントロール・センターをオープンします。

-d database
データベースに関連してコントロール・センターをオープンします。

-sub subsystem
サブシステムに関連してコントロール・センターをオープンします。

使用上の注意
注:以下のコマンド、

は、通常、コマンド・センターからは発行できません。 コマンド・センターから発行できるのは、 コマンド・センターが DB2 管理サーバー・インスタンスから開始された場合だけです。 他のインスタンスからこれらのコマンドを実行するには、 コマンド行プロセッサー (CLP) を使用してください。

コントロール・センターの全般的な情報については、 管理の手引き を参照してください。 詳細は、コントロール・センターのオンライン・ヘルプ機能で提供されます。


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