コマンド解説書

CATALOG NETBIOS NODE

ノード・ディレクトリーに NetBIOS ノード項目を追加します。 リモート・ノードにアクセスするときは、NetBIOS 通信プロトコルを使用します。

このコマンドは、OS/2、Windows NT、および Windows 95 でのみ使用可能です。

許可

以下のどれかが必要です。

必須接続

なし。 ディレクトリー操作は、ローカル・ディレクトリーだけに影響します。

コマンド構文

>>-CATALOG--+-------+--NETBIOS NODE--nodename--REMOTE--server-nname-->
            '-ADMIN-'
 
>---ADAPTER--adapter-number------------------------------------->
 
>-----+---------------------------------+----------------------->
      '-REMOTE_INSTANCE--instance-name--'
 
>-----+----------------------+---------------------------------->
      '-SYSTEM--system-name--'
 
>-----+--------------------------------+------------------------>
      '-OSTYPE--operating-system-type--'
 
>-----+-------------------------+------------------------------><
      '-WITH--"comment-string"--'
 

コマンド・パラメーター

ADMIN
管理サーバー・ノードを指定します。

NODEnodename
カタログ化するノードのローカル別名。 これは、ユーザーのワークステーション上の任意名で、ノードを識別する際に使用されます。 覚えやすい名前を指定するとよいでしょう。 名前は、データベース・マネージャーの命名規則に適合していることが必要です (付録 B, 命名規則を参照)。

REMOTE server-nname
宛先データベースが常駐するリモート・ワークステーションの名前。 この名前は、データベース・マネージャーの命名規則に適合しなければなりません。 これは、サーバー・ワークステーションのデータベース・マネージャー構成ファイルにあるワークステーション名 (nname) です。

ADAPTER adapter-number
ローカル、論理、出力 LAN アダプター番号を指定します。 省略時値はゼロです。

REMOTE_INSTANCE instance-name
リモート・サーバー・マシン上で接続を確立するインスタンスの実名を指定します。

SYSTEM system-name
サーバー・マシンを識別するために使用する名前を指定します。

OSTYPE operating-system-type
サーバー・マシンのオペレーティング・システムのタイプを指定します。 有効な値は次のとおりです。 OS2、 AIX、 WIN95、 NT、 HPUX、 SUN、 MVS、 OS400、 VM、 VSE、 SNI、 SCO、 SGI、 LINUX、 および DYNIX。

WITH "comment-string"
ノード・ディレクトリー内のノード項目について記述します。 ノードについての記述を補足する任意の注釈を入力することができます。 最大長は 30 文字です。 復帰文字や改行文字は許可されません。 注釈テキストは、単一引用符または二重引用符で囲む必要があります。

   db2 catalog netbios node db2netb1 remote db2inst1 adapter 0
      with "A remote NetBIOS node"

使用上の注意

データベース・マネージャーは、最初のノードがカタログ化されたとき (つまり、 CATALOG...NODE コマンドが最初に発行されたとき) にノード・ディレクトリーを作成します。 OS/2 クライアントまたは Windows クライアントでは、 そのクライアントをインストールしたインスタンス・サブディレクトリーに、 ノード・ディレクトリーを保管して維持します。 また、AIX クライアントでは、 DB2 インストール・ディレクトリーにノード・ディレクトリーを作成します。

ローカル・ノード・ディレクトリーの内容をリストする場合は、 LIST NODE DIRECTORY を使用してください。
注:ディレクトリーをキャッシュできる場合 (GET DATABASE MANAGER CONFIGURATIONの構成パラメーター dir_cache を参照)、 データベース、ノード、および DCS のディレクトリー・ファイルはメモリーにキャッシュされます。 アプリケーションのディレクトリー・キャッシュは、最初のディレクトリー参照の間に作成されます。 キャッシュはアプリケーションがディレクトリー・ファイルのどれかを修正したときにのみ最新にされるため、 他のアプリケーションが行ったディレクトリーの変更は、 アプリケーションを再始動するまで有効にならないことがあります。

CLP のディレクトリー・キャッシュを最新表示するには、TERMINATEを使用します。 DB2 の共用キャッシュを最新表示するには、 データベース・マネージャーを停止させてから (db2stop)、 再始動させます (db2start)。 別のアプリケーション用のディレクトリー・キャッシュを最新にするには、 そのアプリケーションを停止してから再始動してください。


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