コマンド解説書

CATALOG APPCLU NODE

通信プロトコルとして APPC を使用するリモート・ワークステーションに関する情報を、 ノード・ディレクトリーに書き込みます。 DB2 はこの情報を使用して、 アプリケーションとこのノードでカタログ作成したリモート・データベース間の接続を確立します。

このコマンドは OS/2 のみで使用可能です。

許可

以下のどれかが必要です。

必須接続

なし

コマンド構文

>>-CATALOG APPCLU NODE--nodename----+------------------+-------->
                                    '-LOCAL--local-lu--'
 
>----REMOTE---partner-lu----+-------------+--------------------->
                            '-MODE--mode--'
 
>-----+-------------------------+------------------------------><
      '-WITH--"comment-string"--'
 

コマンド・パラメーター

NODEnodename
カタログ作成するリモート・ワークステーションの名前を指定します。 これは、ワークステーションに常駐しているデータベースのカタログ作成をする場合に、 ノード名パラメーターに入力したのと同一の名前です。 名前は、DB2 の命名規則に適合していることが必要です (付録 B, 命名規則を参照)。

LOCAL local-lu
接続に使用した SNA ローカル論理装置の別名を指定します。 これは 1 〜 8 文字の非ブランク文字からなるストリングでなければなりません。 別名は、(コミュニケーション・マネージャー構成の) 対応する SNA 定義に現れるとおりに正確に入力する必要があります (大文字小文字を混合して使用)。

REMOTE partner-lu
接続に使用した SNA リモート論理装置の別名を指定します。 これは 1 〜 8 文字の非ブランク文字からなるストリングでなければなりません。 別名は、(コミュニケーション・マネージャー構成の) 対応する SNA 定義に現れるとおりに正確に入力する必要があります (大文字小文字を混合して使用)。

MODE mode
接続で使用した SNA 伝送モードを指定します。 名前は、SNA 命名規則に従っていることが必要です。

この値を入力しないと、DB2 は、 モード・タイプとして 8 文字のブランクを文字ストリングに保管します。

WITH "comment-string"
ノード・ディレクトリー内のノード項目について記述します。 ノードについての記述を補足する任意の注釈を入力することができます。 最大長は 30 文字です。 復帰文字や改行文字は許可されません。 注釈テキストは、単一引用符または二重引用符で囲む必要があります。

次の例は、データベースを含むリモート・ワークステーション REMNODE をカタログ作成する方法を示しています。

   db2 catalog appclu node remnode local LU1 remote LU2
      mode SQLMOD01 with "Remote node comment"

使用上の注意

このコマンドは、バージョン 1 CATALOG APPC NODE コマンドと同一です。 しかし、バージョン 2 CATALOG APPC NODE コマンドとは異なります。
注:CATALOG APPC NODE コマンドを含むバージョン 1 スクリプト・ファイルは、 修正する必要があります。 キーワード APPC を APPCLU に変更して、 バージョン 1 と同様にこのコマンドを実行できるようにしてください。

x'07F6C4C2' 以外の TPNAME を持つサーバーと接続するために、 APPCLU ノードで ATTACHを使用することはできません。

APPCLU ノードはセキュリティー PROGRAM のみをサポートします (セキュリティー SAME および NONE はサポートされていません)。


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