コマンド解説書

db2ndrop - インスタンスからのデータベース区画サーバーの除去

データベースのないインスタンスからデータベース区画サーバー (ノード) を除去します。 データベース区画サーバーが除去された場合には、 このノード番号を新しいデータベース区画サーバーで再使用できます。 このコマンドは、データベース区画サーバーが停止している場合にのみ使用できます。

このコマンドは、Windows NT および Windows 2000 でのみ使用可能です。

許可

ノードを除去するマシンに対するローカル管理者権限。

コマンド構文

>>-db2ndrop----/n:--node_number----+---------------------+-----><
                                   '-/i:--instance_name--'
 

コマンド・パラメーター

/n:node_number
データベース区画サーバーを識別する固有のノード番号。

/i:instance_name
インスタンス名を指定します。 パラメーターが指定されていない場合、省略時値は現行のインスタンスになります。

   db2ndrop /n:2 /i=KMASCI

使用上の注意

インスタンスの所有するデータベース区画サーバー (ノード 0) がインスタンスから除去されると、 このインスタンスは使用できなくなります。 インスタンスを除去するには、db2idrop コマンドを使用します。

このインスタンスにデータベースがある場合には、このコマンドを使用してはなりません。 代わりに、db2stop drop nodenum コマンドを使用する必要があります。 こうすると、区分データベース・システムからデータベース区画サーバーを確実に除去することができます。 データベースが存在するインスタンスでノードを除去するには、 管理の手引き を参照してください。
注:db2nodes.cfg ファイルは編集するべきではありません。 このファイルを変更すると、区分データベース・システムに不整合が生じる可能性があるためです。

複数の論理ノードを実行しているマシンから、論理ポート 0 に割り当てられたノードを除去するには、 他の論理ポートに割り当てられている他のすべてのノードを最初に除去する必要があります。 各データベース区画サーバーには、 論理ポート 0 に割り当てられているノードが必ず必要です。

以下も参照

db2nchg - データベース区画サーバー構成の変更


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