コマンド解説書
特定のデータベース構成ファイル内にある個々の項目の値を返します。
効力範囲
このコマンドは、それが実行されたノードに対してだけ情報を戻します。
許可
なし
必須接続
インスタンス。
明示的な接続は必要ありません。
データベースがリモートとして示されている場合、
リモート・ノードへのインスタンス接続はコマンドの持続期間の間、
ずっと確立されたままになります。
コマンド構文
>>-GET----+-DATABASE-+---+-CONFIGURATION-+--FOR----------------->
'-DB-------' +-CONFIG--------+
'-CFG-----------'
>----database-alias--------------------------------------------><
コマンド・パラメーター
- FOR
database-alias
- 構成を表示したいデータベースの別名を指定します。
例
注:
- プラットフォームが異なると、プラットフォーム固有のパラメーターを反映して、
出力の結果に微妙な違いが生じる場合があります。
- キーワードが括弧で囲まれているパラメーターは、
UPDATE DATABASE CONFIGURATIONを使用して変更できます。
- キーワードを持たないフィールドは、データベース・マネージャーが保守します。
そのようなフィールドを更新することはできません。
以下に示すのは、GET DATABASE CONFIGURATION の出力例です (AIX で発行)。
Database Configuration for Database sample
Database configuration release level = 0x0900
Database release level = 0x0900
Database territory = US
Database code page = 819
Database code set = ISO8859-1
Database country code = 1
Dynamic SQL Query management (DYN_QUERY_MGMT) = DISABLE
Directory object name (DIR_OBJ_NAME) =
Discovery support for this database (DISCOVER_DB) = ENABLE
Default query optimization class (DFT_QUERYOPT) = 5
Degree of parallelism (DFT_DEGREE) = 1
Continue upon arithmetic exceptions (DFT_SQLMATHWARN) = NO
Default refresh age (DFT_REFRESH_AGE) = 00000000000000.000000
Number of frequent values retained (NUM_FREQVALUES) = 10
Number of quantiles retained (NUM_QUANTILES) = 20
Backup pending = NO
Database is consistent = YES
Rollforward pending = NO
Restore pending = NO
Multi-page file allocation enabled = NO
Log retain for recovery status = NO
User exit for logging status = NO
Data Links Token Expiry Interval (sec) (DL_EXPINT) = 60
Data Links Number of Copies (DL_NUM_COPIES) = 1
Data Links Time after Drop (days) (DL_TIME_DROP) = 1
Data Links Token in Uppercase (DL_UPPER) = NO
Data Links Token Algorithm (DL_TOKEN) = MAC0
Database heap (4KB) (DBHEAP) = 1200
Catalog cache size (4KB) (CATALOGCACHE_SZ) = 64
Log buffer size (4KB) (LOGBUFSZ) = 8
Utilities heap size (4KB) (UTIL_HEAP_SZ) = 5000
Buffer pool size (pages) (BUFFPAGE) = 1000
Extended storage segments size (4KB) (ESTORE_SEG_SZ) = 16000
Number of extended storage segments (NUM_ESTORE_SEGS) = 0
Max storage for lock list (4KB) (LOCKLIST) = 100
Max appl. control heap size (4KB) (APP_CTL_HEAP_SZ) = 128
Sort list heap (4KB) (SORTHEAP) = 256
SQL statement heap (4KB) (STMTHEAP) = 2048
Default application heap (4KB) (APPLHEAPSZ) = 128
Package cache size (4KB) (PCKCACHESZ) = (MAXAPPLS*8)
Statistics heap size (4KB) (STAT_HEAP_SZ) = 4384
Interval for checking deadlock (ms) (DLCHKTIME) = 10000
Percent. of lock lists per application (MAXLOCKS) = 10
Lock timeout (sec) (LOCKTIMEOUT) = -1
Changed pages threshold (CHNGPGS_THRESH) = 60
Number of asynchronous page cleaners (NUM_IOCLEANERS) = 1
Number of I/O servers (NUM_IOSERVERS) = 3
Index sort flag (INDEXSORT) = YES
Sequential detect flag (SEQDETECT) = YES
Default prefetch size (pages) (DFT_PREFETCH_SZ) = 32
Default number of containers = 1
Default tablespace extentsize (pages) (DFT_EXTENT_SZ) = 32
Max number of active applications (MAXAPPLS) = 40
Average number of active applications (AVG_APPLS) = 1
Max DB files open per application (MAXFILOP) = 64
Log file size (4KB) (LOGFILSIZ) = 1000
Number of primary log files (LOGPRIMARY) = 3
Number of secondary log files (LOGSECOND) = 2
Changed path to log files (NEWLOGPATH) =
Path to log files = /home/jessicae/
jessicae/NODE0000/
SQL00001/SQLOGDIR/
First active log file =
Group commit count (MINCOMMIT) = 1
Percent log file reclaimed before soft chckpt (SOFTMAX) = 100
Log retain for recovery enabled (LOGRETAIN) = OFF
User exit for logging enabled (USEREXIT) = OFF
Auto restart enabled (AUTORESTART) = ON
Index re-creation time (INDEXREC) = SYSTEM (RESTART)
Default number of loadrec sessions (DFT_LOADREC_SES) = 1
Number of database backups to retain (NUM_DB_BACKUPS) = 12
Recovery history retention (days) (REC_HIS_RETENTN) = 366
TSM management class (TSM_MGMTCLASS) =
TSM node name (TSM_NODENAME) =
TSM owner (TSM_OWNER) =
TSM password (TSM_PASSWORD) =
上記のフィールドを以下に説明します。
小文字で表示された名前を持つパラメーターは、データベース・マネージャーが保守しており、更新することはできません。
データベース構成パラメーターの詳細については、管理の手引き を参照してください。
- APP_CTL_HEAP_SZ
- このパラメーターは、
アプリケーション制御ヒープの最大サイズ (4KB ページ単位) を判別します。
ヒープは、MPP または SMP システム内の 1 つのノードで、
同一のアプリケーションの代理として作動しているエージェントの間の情報を共有することを必要とします。
複合のアプリケーションを実行している場合、または MPP 構成に大量のノードがある場合、
このヒープ・サイズを大きくしてください。
- APPLHEAPSZ
- 個々のエージェントで利用可能なアプリケーション・ヒープのサイズ (ページ単位) を示します。
- AUDIT_BUF_SZ
- データベースの監査に使用するバッファーのサイズを 4KB 単位で指定します。
値が非ゼロである場合、監査機能は、
監査レコードを生成するステートメントの実行について、
レコードを非同期にディスクに書き込みます。
- AUTORESTART
- たとえば、データベースの接続が異常切断した場合、
または直前のセッションでデータベースが正常に終了しなかった場合などに、
データベース・マネージャーが RESTART DATABASE を接続に自動的に発行できるかどうかを示します。
OFF は、コマンドの発行を手動で行う必要のあることを示します。
ON は、データベース・マネージャーが自動的にコマンドを発行してくれることを示します。
- AVG_APPLS
- 活動アプリケーションの平均数。
このパラメーターは、SQL 最適化プログラムによって使用されます。
実行時にどのくらいのバッファー・プールを、
選択されたアクセス・プランのために利用できるかを見定めるのに役立ちます。
- backup_pending (バックアップ保留)
- NO は、データベースが使用できる状態にあることを示します。
YES は、データベースを使用できる状態にするには、
オフライン・バックアップを実行しなければならないことを示します。
- BUFFPAGE
- バッファー・プールのサイズ (ページ単位) を示します。
バッファー・プールは、データベースから読み取られたデータを保管および操作するために使用します。
このパラメーターは、
CREATE BUFFERPOOL、
ALTER BUFFERPOOL、
または MIGRATE DATABASEを介して、
バッファー・プールのサイズが明示的に -1 に設定されている場合にのみ使用します。
バッファー・プールのサイズは、通常 SQL ステートメントを介して制御されます。
- CATALOGCACHE_SZ
- (dbheap から割り振られた)
内部カタログ・キャッシュのサイズ (ページ単位) を制御します。
SQL コンパイラーによって使用され、通常、参照オブジェクト
(表または制約など) のパック記述子を保留します。
- CHNGPGS_THRESH
- 変更されたページのしきい値。
非同期ページ・クリーナーが現在非活動状態の場合、それらが開始される際には、
変更されたページのレベル (パーセンテージ) がどの程度になるかを示します。
- codepage (データベースのコード・ページ)
- データベースのコード・ページを示します。
- codeset (データベースのコード・セット)
- データベースのコード・セットを示します。
- COPYPROTECT (OS/2 のみ)
- コピー保護属性が使用可能です。
- country (データベースの国別コード)
- データベースの国別コードを示します。
- database_consistent (データベースの一貫性)
- NO は、トランザクション、
または他の一部のタスクがデータベースで保留中であることを示します。
またこの時点でデータに一貫性がないことも示しています。
YES は、すべてのトランザクションがコミットまたはロールバックされ、
それゆえデータに一貫性があることを示します。
- database_level (データベースのリリース・レベル)
- データベースのリリース・レベル。
データベースを使用するデータベース・マネージャーのリリース・レベルを示します。
- DBHEAP
- オープン・カーソルのうち、
そのデータベースにアクセスするものすべてに関する制御情報を保留するのに使われる、
データベース・ヒープのサイズ (ページ単位) を示します。
logbufsz と catalogcache_sz の両方が、
dbheap から割り振られます。
- DFT_DEGREE
- このパラメーターは、
CURRENT DEGREE 特殊レジスターおよび DEGREE バインド・オプションに省略時値を指定します。
- DFT_EXTENT_SZ
- 表スペースの省略時エクステント・サイズ (ページ単位)。
- DFT_LOADREC_SES
- ロード回復セッションの省略時の数。
テーブル・ロードの回復中に使われることになるセッションの省略時数を示します。
このパラメーターは、ロールフォワード回復が可能な場合にかぎり、採用できます。
- DFT_PREFETCH_SZ
- 表スペースの省略時事前取り出しサイズ (ページ単位)。
- DFT_QUERYOPT
- 照会最適化クラスは、SQL 照会をコンパイルする際に、
最適化プログラムが使用する最適化の異なる程度を指示するのに使用します。
このパラメーターは、SET CURRENT QUERY OPTIMIZATION ステートメントも
QUERYOPT バインド・コマンドも使用しない場合に、
省略時照会最適化クラスの設定によって、付加的な柔軟性を提供します。
- DFT_REFRESH_AGE
- CURRENT REFRESH AGE 特殊レジスターが指定されていない場合に、
REFRESH AGE に使用される省略時値。
このパラメーターは、要約表が動的 SQL 照会の処理を最適化すると見なされるかどうかを判別するために使用します。
- DFT_SQLMATHWARN
- 算術計算エラーおよび検索変換エラーを、
SQL ステートメントのコンパイル時にエラーまたは警告として扱うかどうかを決める省略時値 (YES または NO) を設定します。
- DIR_OBJ_NAME
- DCE 名前空間でのオブジェクト名。
この場合のオブジェクト名は、
ディレクトリー内のデータベース・マネージャー・インスタンス (またはデータベース) を表します。
この値と dir_path_name 値を連結すると、
dir_type パラメーターで指定されたディレクトリー・サービスが管理する名前空間にある、
データベース・マネージャー・インスタンスまたはデータベースを固有に識別できる大域名になります。
- DISCOVER_DB
- このパラメーターを DISABLE に設定することにより、
サーバーに対してクライアントがディスカバリー要求を出す場合に、
データベースについての情報をクライアントに戻さないようにできます。
- DL_EXPINT
- DB2 データ・リンク・マネージャーにのみ適用されます。
このパラメーターは、
生成されたファイル・アクセス・トークンが有効である時間間隔 (秒単位) を指定します。
トークンが有効である秒数は、生成時から始まります。
データ・リンク・ファイルシステム・フィルターは、この有効時間を含むトークンの妥当性を検査します。
- DL_NUM_COPIES
- DB2 データ・リンク・マネージャーにのみ適用されます。
このパラメーターは、ファイルがデータベースにリンクされるときにアーカイブ・サーバー
(TSM サーバーなど) で作成される、ファイルの追加コピーの数を指定します。
- DL_TIME_DROP
- DB2 データ・リンク・マネージャーにのみ適用されます。
このパラメーターは、DROP TABLE、DROP DATABASE、または DROP TABLESPACE の発行後にアーカイブ・サーバー
(TSM サーバーなど) でファイルが保存される時間間隔 (日単位) を指定します。
- DL_TOKEN
- DB2 データ・リンク・マネージャーにのみ適用されます。
このパラメーターは、
DATALINK ファイル・アクセス制御トークンで使用されるアルゴリズムを指定します。
- DL_UPPER
- DB2 データ・リンク・マネージャーにのみ適用されます。
このパラメーターは、ファイル・アクセス制御トークンが大文字のみを使用するか、
またはトークンに大文字小文字の両方を含めることができるかを示します。
- DLCHKTIME
- デッドロックを調べる時間間隔 (ミリ秒単位)。
あるデータベースに接続されたアプリケーションすべてに見られるデッドロックを、
データベース・マネージャーが調べる頻度を定義します。
- DYN_QUERY_MGMT
- このパラメーターは、DB2 クエリー・パトローラーのインストール先に関係します。
このパラメーターが ENABLE に設定され、
動的照会のコストがユーザーまたはグループのしきい値 (クエリー・パトローラー・ユーザー・プロファイル表で指定) を超える場合、
この照会は DB2 クエリー・パトローラーによってトラップされます。
トラップ・コストのしきい値は、クエリー・パトローラーでユーザーが設定する、
照会トラップのトリガーになります。
動的照会がトラップされると、
ダイアログが表示されて、ランタイム・パラメーターを指定するように指示されます。
このパラメーターを DISABLE に設定すると、照会はトラップされません。
- ESTORE_SEG_SZ
- このパラメーターによって、
データベースの拡張メモリー・セグメントごとのページ数が示されます。
この構成パラメーターを設定することは、プラットフォーム依存の考慮事項です。
- INDEXREC
- 無効な索引が再作成される条件を示します。
省略時の設定値は SYSTEM で、
データベース・マネージャー構成パラメーター indexrec の値が使用されます。
以下の出力値を使用することもできます。
- SYSTEM(ACCESS)
- SYSTEM(RESTART)
- ACCESS
- RESTART
- INDEXSORT
- 索引の分類フラグです。
索引を作成する際に、索引キーを分類するかどうかを示します。
- LOCKLIST
- ロック・リストに割り振られた最大記憶域 (ページ単位) を示します。
- LOCKTIMEOUT
- アプリケーションがロックの取得に要する秒数を示します。
- LOGBUFSZ
- ディスクに書き込む前に、ログ・レコードをバッファーするのに使われるページ数を示します。
dbheap から割り振られます。
- LOGFILSIZ
- データ回復用のログ・ファイルに割り振られた、
ディスク記憶域のサイズ (ページ単位) を示します。
このパラメーターは、各 1 次および 2 次ログ・ファイルのサイズを定義します。
- loghead (最初のアクティブ・ログ・ファイル)
- ログのヘッドを識別するためのパラメーター。
アクティブ・ログのヘッドを含むログ・ファイルの名前を示します。
次に書き込まれるログ・レコードは、アクティブ・ログのヘッドから始まります。
- logpath (ログ・ファイルへのパス)
- ログ・ファイルのロケーション。
このパラメーターには、ロギング目的で使われる現行パスが含まれます。
- LOGPRIMARY
- データベースの回復に用いることのできる 1 次ログ・ファイルの数を示します。
- LOGRETAIN
- アクティブ・ログ・ファイルがロールフォワード回復による使用のために保存されるか、
またはデータ複製キャプチャー・プログラムによる使用のために保存されるかを示します。
- log_retain_status (状況保存のためのログ保存)
- ロールフォワード回復のために、ログ・ファイルが保存されるかどうかを示します。
- LOGSECOND
- データベースの回復に用いることのできる 2 次ログ・ファイル数を示します。
- MAXAPPLS
- 1 度にデータベースに接続することのできるアプリケーション・プログラム
(ローカルとリモートの両方) の最大数を示します。
- MAXFILOP
- アプリケーション・プログラムが
1 度にオープンすることのできるデータベース・ファイルの最大数を示します。
- MAXLOCKS
- ある特定のアプリケーション・プログラムが使用できるロック・リストの最大パーセンテージを示します。
- MINCOMMIT
- 指定されたデータベースにグループ分けできる SQL コミットの数を示します。
SQL コミットのグループ化により、
コミット実行時の入出力およびログ活動の制御が容易になります。
- multipage_alloc
- 複数ページ・ファイル割り振りは、挿入パフォーマンスを向上する目的で使用します。
これは、SMS 表スペースにのみ適用されます。
使用可能な場合、すべての SMS 表スペースが影響を受けます。
個々の SMS 表スペースに選択の余地はありません。
- NEWLOGPATH
- あるデータベースの回復ログ・ファイルへの代替パスを示します。
newlogpath ディレクトリーは完全に修飾されたディレクトリーだけを受諾するので、
このパラメーターには絶対パスを指定する必要があります。
- NUM_DB_BACKUPS
- このパラメーターによって、
データベースに保存されるデータベース・バックアップの数が指定されます。
バックアップの指定数に達すると、
古いバックアップは回復履歴ファイルで有効期限が切れたとしてマークされます。
バックアップが有効期限が切れたとしてマークされると、
物理バックアップが保管場所から除去されます。
次のデータベース・バックアップで、
有効期限が切れたエントリーが履歴ファイルから削除されます。
- NUM_ESTORE_SEGS
- このパラメーターによって、
データベースが使用可能な拡張記憶域メモリー・セグメントの数が示されます。
- NUM_FREQVALUES
- 保存された頻度値の数。
WITH DISTRIBUTION オプションを RUNSTATS で指定した場合に、
収集する「最頻度値」の数を指定するのに使用されます。
- NUM_IOCLEANERS
- ある特定のデータベースの非同期ページ・クリーナーの数を示します。
- NUM_IOSERVERS
- ある特定のデータベースの入出力サーバーの数を示します。
入出力サーバーは、データベース・エージェントに代わって、
バックアップまたは復元などのユーティリティーによる事前取り出し入出力や非同期入出力を実行するのに使われます。
- NUM_QUANTILES
- 列の変位値の数。
WITH DISTRIBUTION オプションを RUNSTATSで指定した場合に、
収集する変位数の数を制御します。
- numsegs (省略時のコンテナー数)
- 省略時の SMS 表スペース内で作成されるコンテナー数を判別します。
- PCKCACHESZ
- パッケージのキャッシュおよび動的 SQL ステートメントに応じて使用される記憶容量を指定します。
以下の場合、GET DATABASE CONFIGURATIONの出力にラベル (calculated) が表示されます。
- 内部値が -1 である
- MAXAPPLS*8 が 32 未満である。
この場合、32 がラベル
(calculated) とともに表示されます。
- REC_HIS_RETENTN
- 回復活動記録の保存期間。
このパラメーターは、バックアップされた活動記録情報が保存される日数を示すのに使われます。
- release (データベース構成のリリース・レベル)
- データベース構成ファイルのリリース・レベルを示します。
- restore_pending (復元の保留)
- このパラメーターは、
データベース中に RESTORE PENDING 状態が存在するかどうかを示します。
- rollfwd_pending (ロールフォワード保留)
- ロールフォワード回復手順がデータベースに必要かどうかを示します。
以下の値を指定することができます。
- NO
- データベースも表スペースもロールフォワード保留状態にはないことを示します。
- DATABASE
- データベースをまず最初にロールフォワードする必要があることを示します。
- TABLESPACES
- データベース内の 1 つまたは複数の表スペースが、
ロールフォワード回復を必要としていることを示します。
- SEQDETECT
- データベースの順次検出が使用可能になるかそれとも使用不能になるかを示します。
- SOFTMAX
- このパラメーターは、ソフト・チェックポイントで取得される頻度を指定し、
破壊後に回復されるログの数を指定するために使用されます。
- SORTHEAP
- アプリケーション・プログラムの分類別に、
利用可能な私用メモリー・ページの数を示します。
- STAT_HEAP_SZ
- 統計ヒープ・サイズ (ページ単位)。
配布統計の収集時に、すべての表統計の作成および収集に使われるヒープの最大サイズを示します。
- STMTHEAP
- SQL ステートメントのコンパイルに使用可能なヒープ・サイズ (ページ単位) を示します。
- territory (データベース領域)
- データベースのテリトリーを示します。
- TSM_MGMTCLASS
- TSM 管理クラスは、サーバーがバックアップ・バージョンを管理する方法、
またはバックアップされたオブジェクトの複写の保存方法を指定します。
管理クラスは、TSM 管理者から割り当てられます。
一度割り当てられると、このパラメーターは管理クラス名に設定されます。
任意の TSM バックアップの実行時、データベース・マネージャーはこのパラメーターを使用して、
管理クラスを TSM に渡します。
- TSM_NODENAME
- このパラメーターは、省略時の設定を TSM 製品に関連付けられたノード名に一時変更するのに使用します。
他のノードから TSM にバックアップがとられたデータベースを復元する場合には、
ノード名が必要になります。
- TSM_OWNER
- このパラメーターは、
省略時の設定を TSM 製品に関連付けられた所有者に一時変更するのに使用します。
他のノードから TSM にバックアップがとられたデータベースを復元する場合には、
所有者名が必要になります。
- TSM_PASSWORD
- このパラメーターは、
省略時の設定を TSM 製品に関連付けられたパスワードに一時変更するのに使用します。
他のノードから TSM にバックアップがとられたデータベースを復元する場合には、
パスワードが必要になります。
- USEREXIT
- データベースが次にオープンする際に、
ログ・ファイルを保存または検索するためのユーザー出口機能を呼び出すことができるかどうかを示します。
OFF は、ユーザー出口機能を呼び出すことができないことを示します。
ON は、ユーザー出口機能を呼び出すことができることを示します。
- user_exit_status (状況をロギングするためのユーザー出口)
- OFF は、
ユーザー出口機能を呼び出してアーカイブ・ログ・ファイルを保管させることはできないことを示します。
ON は、ユーザー出口機能を呼び出してアーカイブ・ログ・ファイルを保管できることを示します。
- UTIL_HEAP_SZ
- ユーティリティー・ヒープ・サイズ。
バックアップ、復元、
およびロード・ユーティリティーによって同時に使用できる共用メモリーの最大サイズを示します。
使用上の注意
エラーが生じた場合には、戻された情報は無効になります。
構成ファイルが無効な場合には、エラー・メッセージが戻されます。
その場合には、データベースをバックアップ版から復元しなければなりません。
データベース・マネージャー構成パラメーターをデータベース・マネージャーの省略時値に設定するには、
RESET DATABASE CONFIGURATIONを使用してください。
DB2 構成パラメーターの詳細については、管理の手引き を参照してください。
以下も参照
RESET DATABASE CONFIGURATION
UPDATE DATABASE CONFIGURATION
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