コマンド解説書

CHANGE DATABASE COMMENT

システム・データベース・ディレクトリーまたはローカル・データベース・ディレクトリー内の、データベースの注釈を変更します。 現行の注釈関連テキストは、新規の注釈テキストと置き換えることができます。

効力範囲

このコマンドは、それが実行されたノードに対してだけ影響を与えます。

許可

以下のどれかが必要です。

必須接続

なし

コマンド構文

>>-CHANGE----+-DATABASE-+--database-alias--COMMENT-------------->
             '-DB-------'
 
>-----+----------------+---WITH--"comment-string"--------------><
      '-ON--+-path--+--'
            '-drive-'
 

コマンド・パラメーター

DATABASE database-alias
注釈を変更するデータベースの別名を指定します。 システム・データベース・ディレクトリー内の注釈を変更するには、そのデータベースの別名を指定します。 また、ローカル・データベース・ディレクトリー内の注釈を変更するには、 そのデータベースが常駐するパスを指定し (path パラメーターで)、 データベース名 (別名ではない) を入力します。

ON path/drive
UNIX ベースのシステムでは、データベースが常駐するパスを指定して、 ローカル・データベース・ディレクトリー内の注釈を変更します。 パスを指定しなかった場合、システム・データベース・ディレクトリー内の項目のデータベース注釈が変更されます。 OS/2 または Windows オペレーティング・システムでは、 データベースが常駐するドライブ名を指定します。

WITH "comment-string"
システム・データベース・ディレクトリーまたはローカル・データベース・ディレクトリー内の項目について記述します。 カタログ化したデータベースについての記述を補足する、任意の注釈を入力することができます。 注釈列の最大長は 30 文字です。 復帰文字や改行文字は許可されません。 注釈テキストは必ず二重引用符で囲んでください。

以下は、SAMPLE データベースのシステム・データベース・ディレクトリー注釈テキストを、 "Test 2 - Holding" から "Test 2 - Add employee inf rows" に変更する例です。

   db2 change database sample comment
      with "Test 2 - Add employee inf rows"

使用上の注意

既存の注釈テキストは、新規のテキストに置き換えられます。 情報を追加する場合、既存の注釈テキストに続けて新規テキストを入力してください。

データベース別名と関連する項目の注釈だけが修正されます。 データベース名が同じでも、別名が異なるその他の項目には影響しません。

パスを指定する場合、データベース別名をローカル・データベース・ディレクトリーにカタログ化してください。 また、パスを指定しない場合は、データベース別名をシステム・データベース・ディレクトリーにカタログ化してください。

以下も参照

CREATE DATABASE


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