コマンド解説書

LOAD QUERY

処理中にロード操作の状況を調べます。 このコマンドを正常に呼び出すためには、 同じデータベースへの接続と、別の CLP セッションも必要になります。 このコマンドは、ローカル・ユーザーでもリモート・ユーザーでも使用できます。

許可

なし

必須接続

データベース

コマンド構文

>>-LOAD QUERY---TABLE--table-name------------------------------->
 
>-----+-------------------------+---+-------------+------------->
      '-TO--local-message-file--'   +-NOSUMMARY---+
                                    '-SUMMARYONLY-'
 
>-----+------------+-------------------------------------------><
      '-SHOWDELTA--'
 

コマンド・パラメーター

NOSUMMARY
ロード要約情報 (読み取られた行、スキップされた行、 ロードされた行、拒否された行、削除された行、コミットされた行、 警告の数) のレポートを生成しないよう指定します。

SHOWDELTA
新しい情報 (最後の LOAD QUERY コマンド以後に発生したロード・イベントに関する) のレポートだけを生成するよう指定します。

SUMMARYONLY
ロード要約情報のレポートだけを生成するよう指定します。

TABLE table-name
データが現在ロード中の表の名前を指定します。 未修飾の表名を指定すると、その表は CURRENT SCHEMA で修飾されます。

TO local-message-file
ロード操作中に生じ得る警告およびエラー・メッセージの宛先を指定します。 このファイルは、LOAD コマンド用に指定された message-file であってはなりません。 ファイルがすでに存在する場合、 ロード・ユーティリティーが生成するメッセージはすべてそのファイルに追加されます。

大量のデータを STAFF 表にロードしている場合、 ロード操作の状況を検査することが必要になるかもしれません。 ユーザーは次のように指定することができます。

   db2 connect to <database>
   db2 load query table staff to /u/mydir/staff.tempmsg

出力ファイル /u/mydir/staff.tempmsg は、次のようになります。

SQL3500W The utility is beginning the "LOAD" phase at time
"02-13-1997 19:40:29.645353".
 
SQL3519W  Begin Load Consistency Point. Input record count = "0".
 
SQL3520W  Load Consistency Point was successful.
 
SQL3109N The utility is beginning to load data from file
"/u/mydir/data/staffbig.ixf".
 
SQL3150N The H record in the PC/IXF file has product "DB2 01.00",
date "19970111", and time "194554".
 
SQL3153N The T record in the PC/IXF file has name
"data/staffbig.ixf", qualifier " ", and source " ".
 
SQL3519W  Begin Load Consistency Point. Input record count =
"111152".
 
SQL3520W  Load Consistency Point was successful.
 
SQL3519W  Begin Load Consistency Point. Input record count =
"222304".
 
SQL3520W  Load Consistency Point was successful.

以下も参照

LOAD


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