SQL1300N | カタログ・ステートメント中の DCE プリンシパル名が無効です。 |
説明: カタログ・データベース操作中の DCE プリンシパル名が無効です。 DCE プリンシパル名には次の条件があります。
ユーザーの処置: プリンシパル名が上記の条件を満たしていることを確認し、カタログ・コマンドを再実行してください。
SQL1301N | サーバーの DCE キータブ・ファイルにアクセス中にエラーが起こりました。 |
説明: サーバーの DCE キータブ・ファイルにアクセス中にエラーが起こりました。 キータブ・ファイルを有効にするには、次の条件が 満たされている必要があります。
ユーザーの処置: DCE が開始済みであることを確認してください。 次に、キータブ・ ファイルが存在すること、単一項目を含んでいること (rgy_edit で)。 やり直してください。
SQL1302N | DB2 権限 ID に対する DCE プリンシパル要素マッピング・エラー。 理由コードは "<reason-code>" です。 |
説明: DB2 権限 ID に DCE プリンシパル要素をマッピングする時にエラーが起こりました。下記の理由コードを参照してください。
ユーザーの処置: DCE プリンシパル要素には、DB2 権限 ID 対する ERA マッピングが必要です。欠落している項目を DCE レジストリーに追加し、操作を再試行します。
sqlcode: -1302
sqlstate: 08001
SQL1303N | セキュリティー・デーモンは再始動できせん。 |
説明: エージェントとセキュリティー・デーモンとの間の通信が切断されたか、あるいはセキュリティー・デーモンが異常終了した後に、セキュリティー・デーモンを 再始動できません。データベース・マネージャーとのすべての新しい接 続は拒否され、認証は不可能です。
ユーザーの処置: データベース・マネージャーを停止して再始動します。db2start コマンドが失敗した場合、その SQL コードのユーザー応答にしたがってください。どのエラーが起こったのか判別するには、First Failure Service Log (db2diag.log) を調べてください。
sqlcode: -1303
sqlstate: 58004
SQL1304N | TCP/IP のセキュリティー・タイプ SOCKS は無効です。 |
説明: Catalog Node コマンドの TCP/IP プロトコル構造中の TCP/IP セキュ リティー・タイプ SOCKS が、認証タイプ DCE で無効です。
ユーザーの処置: セキュリティー・タイプ SOCKS を指定した TCP/IP プロトコルと、認証タイプ DCE の組合わせを使用していないことを確認してください。
sqlcode: -1304
sqlstate: 08001
SQL1305N | 内部 DCE エラーが起こりました。 |
説明: 内部 DCE エラーで DB2 処理が失敗しました。
ユーザーの処置: DCE が開始済みであることを確認してください。 問題が残る場合、サービス担当者に連絡してください。
sqlcode: -1305
sqlstate: 58004
SQL1306N | セキュリティー監査機能の呼び出し中に無効なパラメーターが指定されました。理由コードは "<reason-code>" です。 |
説明: セキュリティー監査 API のパラメーターの 1 つが正しくありません。理由:
ユーザーの処置: システム管理者は、それぞれの理由に応じて特定の処理を取ってください。
SQL1307N | セキュリティー監査機能の呼び出し中にエラーが起きました。理由コードは "<reason-code>" です。 |
説明: セキュリティー監査 API の呼び出しによってエラーが発生しました。理由:
ユーザーの処置: システム管理者は、それぞれの理由に応じて特定の処理を取ってください。
SQL1308W | 監査抽出機能は処理を完了しました。"<num-records>" レコードが抽出され ました。 |
説明: セキュリティー監査抽出機能は処理を正常に完了し、指定された数のレコードを抽出しました。
ユーザーの処置: ゼロのレコードが抽出された場合、ユーザーは抽出ファイルに抽出パス名が 含まれているか、そして抽出パラメーターが正確であるか検証してください。
SQL1309N | 無効なサーバー・プリンシパル名です。 |
説明: データベース・カタログのステートメントで指定されたサーバー・プリンシパル名は、DCE 登録に存在しません。 このため、DCE チケットは DB2 サーバーで獲得できません。
ユーザーの処置: データベース・カタログ項目のプリンシパル名が DB2 サーバーで使用されている DCE プリンシパルに対応していることを確認してください。 プリンシパル名を完全に修飾することが必要である可能性があります。
sqlcode: -1309
sqlstate: 08001
SQL1310N | データベース接続サービス・ディレクトリーのアクセス中に、データベース接続サービス・ディレクトリー・サービスが 失敗しました。 |
説明: データベース接続サービス・ディレクトリー・ファイルの アクセス中にファイル・エラーが起きたために、データベース接続 サービス・ディレクトリー・サービスが失敗しました。
関数は処理されません。
ユーザーの処置: 以下のいずれかを実行した後で、関数を再実行してください。
SQL1311N | データベース接続サービス・ディレクトリーが見つかりません。 |
説明: ディレクトリーが見つかりません。ディレクトリーが削除された可能性があります。
関数は処理されません。
ユーザーの処置: CATALOG DCS DATABASE コマンドを使用して、データベース接続 サービス・ディレクトリーに項目を追加するか、またはディレクトリーを バックアップ・バージョンから復元してください。
SQL1312W | データベース接続サービス・ディレクトリーが空です。 |
説明: データベース接続サービス・ディレクトリーの内容の読み取りが 試みられましたが、項目が存在しません。
処理は続行されますが、項目を使用する後続のコマンドは 処理されません。
ユーザーの処置: Catalog DCS Database コマンドを使用して、ディレクトリーに 項目を追加するか、または項目を含むバックアップ・バージョンから 復元してください。
SQL1313N | データベース接続サービス・ディレクトリーがいっぱいです。 |
説明: ディレクトリーがすでに最大サイズに達しているので、項目を データベース接続サービス・ディレクトリーに追加できません。
関数は処理されません。
ユーザーの処置: 項目を追加する前に、ディレクトリーから項目を 1 つ以上削除してください。
SQL1314N | データベース接続サービス・ディレクトリーの項目パラメーターの アドレスが無効です。 |
説明: アプリケーション・プログラムが、このパラメーターに 無効なアドレスを使用しました。 そのアドレスが割り振られていないバッファーを指しているか、または 必須入力を含むための十分なバッファーがありません。
関数は処理されません。
ユーザーの処置: アプリケーション・プログラムが必要なバッファー域を 割り振っていることを確認して、コマンドを再発行してください。
SQL1315N | ローカル・データベース名が無効です。 |
説明: ローカル・データベース名に無効な文字が指定されました。 すべての文字は、データベース・マネージャー基本文字セットから 使用される必要があります。
関数は処理されません。
ユーザーの処置: ローカル・データベース名に使用されている文字が、データベース・マネージャー基本文字セットの文字であることを 確認して、コマンドを再発行してください。
SQL1316N | データベース接続サービス・ディレクトリーに、指定された ローカル・データベース名の項目が見つかりませんでした。 |
説明: データベース接続サービス・ディレクトリーに、入力された ローカル・データベース名に対応する項目が見つからないために、データベース接続サービス・ディレクトリー・サービスが失敗しました。
関数は処理されません。
ユーザーの処置: ローカル・データベース名が正しいことを確認して、コマンドを 再発行してください。
SQL1317N | ローカル・データベース名が、すでにデータベース接続サービス・ ディレクトリーに存在します。 |
説明: ローカル・データベース名の項目がすでにディレクトリーに存在する ために、項目がディレクトリー追加できませんでした。
関数は処理されません。
ユーザーの処置: 固有なローカル・データベース名を指定するか、または既存の項目を 削除して新しい項目を追加してください。
SQL1318N | パラメーター 1 の入力構造内の要素 "<name>" の 長さが無効です。 |
説明: データベース接続サービス・ディレクトリー項目構造の長さの 値はゼロ以上か、または要素が持つ最大長以下でなければなりません。
関数は処理されません。
ユーザーの処置: ディレクトリー項目構造の要素を指定する場合は、関連した長さが要素のバイト数を表している必要があります。 そうでない場合は、長さの値はゼロでなければなりません。すべてのディレクトリー項目構造要素が、コマンドに必要な指定と長さを 持っていることを確認して、コマンドを再発行してください。
SQL1319N | データベース接続サービス・ディレクトリーの項目が 集められていません。 |
説明: ディレクトリーの全項目をコピーする要求を受信しましたが、事前に項目を集める要求を受信しなかったか、または事前に項目を 集める要求が失敗しました。
関数は処理されません。
ユーザーの処置: ディレクトリーをオープンする要求を出して、項目を集めてください。次に、このコマンドを再発行してください。
SQL1320N | データベース接続サービス・ディレクトリーには、現在アクセス できません。 |
説明: データベース接続サービス・ディレクトリーをアクセスする要求が 失敗しました。データベース接続サービス・ディレクトリーへの接続は、要求した アクセスのタイプとディレクトリーの現在の活動に よって異なります。 ディレクトリーを更新する要求の場合は、ディレクトリーが 活動状態でなければなりません。要求がディレクトリーの読み取りの場合は、ディレクトリーが 更新されていなければ、アクセスが許可されます。
関数は処理されません。
ユーザーの処置: 現在の活動が終了するのを待って、コマンドを 再発行してください。
SQL1321N | ディレクトリー項目構造に指定された構造 ID が無効です。 |
説明: ディレクトリー項目構造が受け取った構造 ID が、認識できる 値を持っていません。
関数は処理されません。
ユーザーの処置: ディレクトリー項目構造に渡した構造 ID の値が有効であることを 確認して、コマンドを再発行してください。
SQL1322N | 監査ログ・ファイルを書き込み中にエラーが発生しました。 |
説明: DB2 監査機能は、後書きに監査イベントを記録するために呼び出されたときに、エラーが発生しました。監査ログが常駐しているファイルにはスペースがありません。このファイル・システムでスペースを空けるか、監査ログを切り詰めてサイズを縮小してください。
スペースがさら使用可能なときは、db2audit を使用してメモリーのデータを取り除いて、記録権限を作動可能状態にリセットしてください。適切な抽出が行われたことを またログを切り詰める前にログをコピーしたことを確認してください。これは、削除された 記録は回復不能だからです。
ユーザーの処置: 監査がログ記録を再開できるために、システム管理者が適切な処置を 行わなければなりません。
sqlcode: -1322
sqlstate: 58030
SQL1323N | 監査構成ファイルにアクセスするときに、エラーが発生しました。 |
説明: db2audit.cfg を開けなかったのか、または無効でした。可能な理由:
ユーザーの処置: 監問題を解決するには、システム管理者が適切な処置を 行わなければなりません。
sqlcode: -1323
sqlstate: 57019
SQL1325N | リモート・データベース環境が、コマンドまたはいずれかの コマンド・オプションをサポートしません。 |
説明: DB2 ワークステーション・データベース特有のコマンドまたはコマンド・オプションを、DB2 コネクトまたは連合サーバーを通してホスト・データベースに対して発行しようとしました。以下のコマンドが、DB2 (MVS 版)、DB2 (OS/400 版)、 または SQL/DS データベースに対して発行されると、このエラーが起きます。
同様に、以下のコマンドも、間違ったオプションによりこのエラーを起こします。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: ホスト・データベースに対して DB2 コネクトまたは連合サーバーを通してこのコマンドを発行しないでください。
SQL1326N | ファイルまたはディレクトリー "<name>" にアクセスできません。 |
説明: ファイルまたはディレクトリー "<name>" が、ファイル許可が間違っているか、またはファイル・パスが 違っている、あるいはディレクトリーまたはパスに十分なスペースが ないためアクセスできません。
ユーザーの処置: コマンドに指定されたパスまたはファイル名が有効なこと、およびそのパスまたはファイル名にアクセスする適切な許可を持っていて そのファイルが含まれるだけの十分なスペースがあることを確認してください。 問題を修正して、コマンドを再発行してください。問題が続く場合は、システム管理者に連絡してください。
SQL1327N | 暗黙接続に失敗しました。 "<database-name>" は有効なデータベース名ではありません。 |
説明: 暗黙接続の実行が失敗しました。 DB2DBDFT 環境変数により指定されたデータベース別名の構文が、有効ではありません。 データベース名は 1 から 8 バイトで、すべての文字はデータベース・ マネージャー基本文字セットから使用する必要があります。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: DB2DBDFT 環境変数で指定したデータベース別名を 修正して、コマンドを発行してください。コマンド行プロセッサーを使用している場合は、コマンドを再実行する前に、"db2 terminate" を実行する必要があります。 暗黙接続を実行したくない場合は、DB2DBDFT 環境変数を 取り除いてください。
sqlcode: -1327
sqlstate: 2E000
SQL1328N | 暗黙接続に失敗しました。 データベース別名またはデータベース名 "<name>" が、ローカル・データベース・ディレクトリーに見つかりませんでした。 |
説明: 暗黙接続の実行が失敗しました。 DB2DBDFT 環境変数により指定されたデータベース名が、既存の データベースではありません。 データベースが、データベース・ディレクトリーの中に見つかりませんでした。
コマンドは処理されません。
分散作業単位内で発行された CONNECT RESET 要求は、デフォルト・ データベースに対する暗黙接続を試みます。これが、このエラーの理由になる場合があります。
ユーザーの処置:
sqlcode: -1328
sqlstate: 42705
SQL1329N | コマンドに指定された解決済みパスが長すぎます。 |
説明: コマンドに指定された解決パスが、データベース・マネージャーが サポートする最大長を超えています。解決パスは 215 文字を超えてはなりません。Create Database、Catalog Database、走査のための Open Database Directory、change database comment コマンドの 実行中は、データベース・マネージャー・インスタンス名が 指定されたパスの最後に追加されます。
ユーザーの処置: 完全に解決された絶対または相対パス名が、データベース・ マネージャー・インスタンス名を含めて、215 文字を超えていないことを 確認してください。 パスを訂正して、コマンドを再実行してください。
SQL1330N | 記号宛先名 "<name>" が無効です。 |
説明: Catalog Node コマンドの CPIC プロトコル構造の記号宛先名が、指定されていないか、または許された長さを超えています。 名前は、1 から 8 バイトの長さでなければなりません。
ユーザーの処置: 記号宛先名が指定されており、その長さが 8 バイトを超えて いないことを確認してください。有効な記号宛先名を使用して、コマンドを再発行してください。
SQL1331N | CPIC セキュリティー・タイプ "<type>" が無効です。 |
説明: Catalog Node コマンドの CPIC プロトコル構造に 指定された CPIC セキュリティー・タイプが無効です。 セキュリティー・タイプは、LU 6.2 アーキテクチャーの指定にしたがって、データベース・クライアントがパートナー LU との対話を 割り振るときに含まれるセキュリティー情報を指定します。セキュリティー・タイプの正しい値は、以下のとおりです。
注: | これは連合サーバーを使用している場合はサポートされません。DB2 コネクトが使用されていれば、認証タイプが DCE、KERBEROS、SERVER_ENCRYPT、または DCS_ENCRYPT の場合のみサポートされます。 |
ユーザーの処置: セキュリティー・タイプを上記のいずれかに指定して、コマンドを再実行してください。
sqlcode: -1331
sqlstate: 08001
SQL1332N | ホスト名 "<name>" が無効です。 |
説明: Catalog Node コマンドの TCP/IP プロトコル構造のホスト名が、指定されていないか、または許された長さを超えています。 名前は 1 から 255 文字の長さでなければならず、すべてブランクは使用できません。
ユーザーの処置: ホスト名が指定されており、それが 255 文字より長くないことを 確認してください。 有効なホスト名を使用して、コマンドを再発行してください。
SQL1333N | サービス名 "<name>" が無効です。 |
説明: Catalog Node コマンドの TCP/IP プロトコル構造のサービス名が、指定されていないか、または許された長さを超えています。 名前は 1 から 14 文字の長さでなければならず、すべてブランクは使用できません。
ユーザーの処置: サービス名が指定されており、それが 14 文字より長くないことを 確認してください。 有効なサービス名を使用して、コマンドを再発行してください。
SQL1334N | データベース・サーバーを使用して、リモート要求をこの構成の 2 番目の データベース・サーバーに経路指定することはできません。 |
説明: サポートされていない組み合わせのクライアントとターゲット・データベース・ サーバーを使用するデータベース・サーバー・ノードを経由して、要求を 経路指定しようとしました。 バージョン 2 以前のリリースのクライアントまたはターゲット・ データベースが使用されたか、または DRDA クライアントから DRDA ターゲット・ データベースへの要求を経路指定しようとしました。要求は、クライアントから、ターゲット・データベースが実行されている ノードに対して直接経路指定する必要があります。
ユーザーの処置: クライアント・マシンでデータベースをアンカタログした後で、データベースが実際に常駐するノードを指定して、データベースを カタログしてください。 ノードもカタログされていることを確認してください。
SQL1335N | アプリケーション・リクエスター名が無効です。 |
説明: アプリケーション・リクエスター名が指定されましたが、その中に無効な文字が含まれています。 すべての文字は、データベース・マネージャー基本文字セットから 使用される必要があります。
ユーザーの処置: アプリケーション・リクエスター名に使用されている文字が、データベース・マネージャー基本文字セットから使用されていることを 確認して、コマンドを再実行してください。
SQL1336N | リモート・ホスト "<hostname>" が見つかりませんでした。 |
説明: システムが、リモート・ホストのアドレスを解決できません。考えられる原因は以下のとおりです。
ユーザーの処置: TCP/IP が実行されており、TCP/IP ノードを カタログするときに指定した hostname が正しく、アクセス可能なネーム・サーバーまたはローカル・ ホスト・ファイルに定義されていることを確認してください。
連合システム・ユーザー: リモート・ホストが SYSCAT.SERVERS 視点に正しくカタログされていることを確認してください。
SQL1337N | サービス "<service-name>" が見つかりませんでした。 |
説明: システムが、service-name に関連するポート番号を解決できませんでした。考えられる原因は以下のとおりです。
連合システム・ユーザー: この状態はデータ・ソースによっても検出できます。
ユーザーの処置: 正しい名前で、ローカル・サービス・ファイルに定義されていることを確認してください。
連合システム・ユーザー は、名前がデータ・ソースのサービス・ファイルに定義されているこ とも確認する必要があります。
SQL1338N | 記号宛先名 "<symbolic-destination-name>" が 見つかりませんでした。 |
説明: システムが、指定された symbolic-destination-name に関連する サイド情報を見つけることができません。考えられる原因は以下のとおりです。
ユーザーの処置: CPIC ノードをカタログするときに指定した symbolic-destination-name が 正しい名前であり、それがローカル SNA 通信サブシステムに定義されていることを 確認してください。
SNA 通信サブシステムが開始されていない場合は、開始してください。
SQL1339N | "<n>" SQL エラーが、非アトミック複合 SQL ステートメントの 実行で見つかり、識別は "<error1>" "<error2>" "<error3>" "<error4>" "<error5>" "<error6>" "<error7>" です。 |
説明: 複合 SQL ステートメントの 1 つ以上の SQL サブステートメントが、SQL エラー (負の戻りコード) になりました。
エラー・トークンは CLI/ODBC アプリケーションには返されません。CLI/ODBC アプリケーションは、SQLGetDiagRec、SQLGetDiagField、または SQLError APIs を使用してそれぞれのエラーについての詳細を取得できます。
ユーザーの処置: 提供されるエラー識別情報を調べてください。<n> <errorX> のトークンが埋められ、7 が最大です。各 <errorX> が SQL ステートメント・エラーを表します。 これらのエラーは、見つかった順序でリストされます。メッセージ・テキストが形式化されていない場合、この情報は 「SQLERRMC」フィールドの 2 番目で後続するトークンで見つける ことができます (トークンは 1 バイトの 16 進数値 0xFF で 区切られています)。
各 <errorX> は PPPSSSSS の形式で、意味は以下のとおりです。
SQLCA 自体を調べることにより、詳細な情報を見つけることができます。 3 番目の「SQLERRD」フィールドには複合 SQL ステートメントにより影響を 受けた行の番号が入り、4 番目の「SQLERRD」フィールドには成功した最後の ステートメントの位置が入り、5 番目の「SQLERRD」フィールドには、DB2 クライアント / サーバーおよび SQL/DS データベースがアクセスされた ときに、参照保全により影響を受けた行の番号が入り、6 番目の「SQLERRD」 フィールドには失敗した (負の SQLCODES が返された) ステートメントの 番号が入ります。
sqlcode: -1339
sqlstate: 56091
SQL1340N | ファイル・サーバー "<fileserver>" が見つかりませんでした。 |
説明: システムが、指定されたファイル・サーバーをネットワークで 見つけることができませんでした。考えられる原因は以下のとおりです。
ユーザーの処置: IPX/SPX ノードをカタログするときに指定した fileserver 名が 正しく、ファイル・サーバーがネットワーク上で使用可能であることを 確認してください。
SQL1341N | ワークステーション名を、クライアント・データベース・マネージャーの 構成ファイルに指定してください。 |
説明: ワークステーション名が、クライアント・データベース・マネージャー 構成ファイルに指定されていません。NetBIOS を使用してサーバーと通信を行う場合は、ワークステーション名を指定する必要があります。
ユーザーの処置: クライアント・データベース・マネージャー構成ファイルに ワークステーション名を指定してください。
SQL1342N | ファイル・サーバー名 "<name>" がないか、または無効です。 |
説明: コマンド/API に指定されたファイル・サーバー名がないか、または無効です。
ユーザーの処置: ファイル・サーバー名が指定されており、名前に無効な文字が 含まれておらず、48 文字より長くないことを確認してください。 有効なファイル・サーバー名を使用して、コマンド/API を 再発行してください。
SQL1343N | オブジェクト名 "<name>" がないか、または無効です。 |
説明: コマンド/API に指定されているオブジェクト名がないか、または無効です。
ユーザーの処置: オブジェクト名が指定されており、名前に無効な文字が 含まれておらず、48 文字より長くないことを確認してください。 有効なオブジェクト名を使用して、コマンド/API を 再発行してください。
SQL1350N | アプリケーションが、この要求を処理するための正しい状態ではありません。理由コード ="<rc>". |
説明: 以下は、"<rc>" に対応しています。
ユーザーの処置: 以下は、"<rc>" に対応しています。
SQL1360N | 現在の処理は割り込み不能です。 |
説明: ユーザーが、割り込み不能なプロセスの 割り込みを試みました。
ユーザーの処置: 現在のプロセスの割り込みを行わないでください。
SQL1361W | 実行時間がタイムアウト値を超えました。割り込みを行いますか? |
説明: コマンドが事前定義されたタイムアウト期間よりも 長くかかる場合は、(Windows クライアントの場合) この コマンドの割り込みを行うかどうかを確認するための ダイアログ・ボックスがポップアップされます。
このメッセージは Windows 環境にのみ適用され、ダイアログ・ポップアップ・ボックスにのみ表示されます。
ユーザーの処置: YES - すぐに割り込みます; NO - 続行し、プロンプトを 表示しません; CANCEL - 続行し、タイムアウトになります、という 3 つの選択があります。
SQL1370N | インスタンスまたはデータベース "<name2>" が、ユーザー "<username>" によってすでに静止状態に なっているため、インスタンスまたはデータベース "<name1>" の 静止に失敗しました。 静止タイプ: "<type>"。 |
説明: データベースが別のユーザーによって、すでに静止されている にもかかわらず、インスタンスを静止するというような、静止の オーバーラップになるインスタンスまたはデータベースの静止が 試みられました。
静止タイプ "<type>" は、すでに静止しているインスタンスまたは データベースを示しており、'1' がインスタンスで、'2' がデータベースです。
ユーザーの処置: 現在インスタンスまたはデータベースを静止しているユーザーに 連絡して、DB2 が静止から解放される時期を尋ね、解放されたときに 要求を再試行してください。
SQL1371N | インスタンスまたはデータベース "<name>" は、すでに ユーザー "<username>" によって静止状態にされています。 静止タイプ: "<type>"。 |
説明: すでに静止状態にあるインスタンスまたはデータベースを 静止しようとしました。
静止タイプ "<type>" は、すでに静止しているインスタンスまたは データベースを示しており、'1' がインスタンスで、'2' がデータベースです。
ユーザーの処置: 現在インスタンスまたはデータベースを静止しているユーザーに 連絡して、DB2 が静止から解放される時期を尋ね、解放されたときに 要求を再試行してください。
SQL1372N | トランザクションの実行中は、静止を実行できません。 |
説明: 静止を発行するユーザーが、未完の作業単位を持っている にもかかわらず、データベースまたはインスタンスを静止しようとしました。この状態の間は、静止を発行できません。
ユーザーの処置: 作業単位を完了 (COMMIT または ROLLBACK) させて、もう一度やり直してください。
SQL1373N | インスタンスまたはデータベース "<name>" は、静止状態に されていないために QUIESCE RESET を行うことができません。 |
説明: インスタンスまたはデータベースが静止状態ではないため、QUIESCE RESET が失敗しました。
ユーザーの処置: quiesce reset が正しいインスタンスまたはデータベースに対して 発行されていることを確認して、もう一度やり直してください。
SQL1374N | インスタンスまたはデータベース "<name>" は、他の ユーザー "<username>" によって静止状態にされているために、QUIESCE RESET を行うことができません。 |
説明: インスタンスまたはデータベースが静止されましたが、それは他のユーザーによって行われました。
ユーザーの処置: quiesce reset が正しいインスタンスまたはデータベースに対して 発行されていることを確認してください。
SQL1375N | 無効なパラメーターが api に渡されました。 パラメーター "<parm-code>" がエラーです。 |
説明: "<parm-code>" が、以下のエラーがあるパラメーターを示しています。
値が範囲外または無効である可能性があります。
ユーザーの処置: api の構文をチェックしてパラメーターを訂正し、もう一度やり直してください。
SQL1380N | 予期しないケルベロス・セキュリティー・エラーが起こりました。 詳細については db2diag.log を参照してください。 |
説明: 認証中に、予期しないケルベロス・セキュリティー・エラーが起こりました。
ユーザーの処置: 詳細については db2diag.log ファイルを調べてください。
SQL1381N | Security Support Provider Interface が使用可能ではありません。 |
説明: Security Support Provider Interface (SSPI) が使用可能ではなかったため、認証に失敗しました。
ユーザーの処置: Windows オペレーティング・システムを稼働している場合、ファイル security.dll が システム・ディレクトリーに存在することを確認してください。 また、使用されているオペレーティング・システムで SSPI がサポートされていることを確認してください。
SQL1382N | ケルベロス・サポートが使用可能ではありません。 |
説明: ケルベロス・サポートがインストールされていないため、認証に失敗しました。
ユーザーの処置: ケルベロス・サポートがインストールされ、操作可能であることを確認してから、接続を再び試みてください。
SQL1383N | ターゲット・プリンシパル名が無効です。 |
説明: CATALOG DATABASE コマンドに指定されたターゲット・プリンシパル名が無効です。
ユーザーの処置: UNCATALOG DATABASE コマンドを使用して、無効なターゲット・プリンシパル名を含んでいる データベース項目を除去してください。 CATALOG DATABASE コマンドを使用して、有効なターゲット・プリンシパル名でデータベース項目を 再カタログしてから、接続を再び試みてください。
Windows 32 ビット オペレーティング・システム環境を稼働している場合、ターゲット・プリンシパル名は、形式 <domain name>\<user ID> の DB2 サービスの ログオン・アカウント名です。
SQL1384N | 相互認証を完了できません。 |
説明: クライアントまたはサーバーが相互認証を完了できなかったため、接続に失敗しました。
ユーザーの処置: ターゲット・プリンシパル名が CATALOG DATABASE コマンドに指定された場合、クライアントが接続を試みているサーバーに対し、ターゲット・プリンシパル名が有効であることを 確認してください。
Windows 32 ビット オペレーティング・システム環境を稼働している場合、ターゲット・プリンシパル名は、形式 <domain name>\<user ID> の DB2 サービスの ログオン・アカウント名です。
ターゲット・プリンシパル名が有効だと思われる場合、IBM サービスに連絡してください。
SQL1390C | 環境変数 DB2INSTANCE が定義されていないか、または無効です。 |
説明: 環境変数 DB2INSTANCE が定義されていないか、または 有効なインスタンス所有者に設定されていません。
ユーザーの処置: DB2INSTANCE 環境変数を、使用するインスタンスの名前に 設定してください。使用するインスタンスの名前、 または DB2INSTANCE 環境変数のインスタンス名への設定方法が分からない場合は、 管理の手引き を参照してください。
連合システム・ユーザー: DB2INSTANCE の詳細については、 インストールおよび構成 補足 を参照してください。
PATH 環境変数に、使用するインスタンスの ホーム・ディレクトリーの sqllib/adm パスが 含まれていることを確認してください (たとえば、/u/instance/sqllib/adm で、/u/instance は、UNIX システムのインスタンス 所有者のホーム・ディレクトリーです)。
SQL1391N | データベースは、すでに他のインスタンスで使用中です。 |
説明: データベースが、データベース・マネージャーの他の インスタンスによって使用中 (データベースは、1 つの インスタンスにしか使用できない可能性があります) の ために、要求が失敗しました。 これは、他のマシンにある他のインスタンスにもアクセス可能な、取り付け済みファイル・システム上のデータベースにアクセス しようとして起こる可能性があります。
また、データベースに対してオープン接続 (SNA を介して) をもっていて、データベース・マネージャーが異常終了した場合にも、これが起こることがあります 。
ユーザーの処置:
sqlcode: -1391
sqlstate: 51023
SQL1392N | "<prep、bind、import、export>" を使用するアプリケーションの 複数インスタンスはサポートされていません。 |
説明: WINDOWS 内では、一時点で実行できるインスタンスは prep、bind、import、export のいずれか 1 つだけです。
ユーザーの処置: WINDOWS 内では、prep、bind、import、export を使用する アプリケーションを複数始動しないでください。
SQL1393C | 環境変数 DB2PATH が定義されていないか、または無効です。 |
説明: 環境変数 DB2PATH が定義されていないか、または有効なディレクトリー・パスに 設定されていません。
ユーザーの処置: DB2PATH 環境変数を、データベース・マネージャーがインストールされている ディレクトリーに設定してください。
SQL1394N | インスタンスが定義されていません。 |
説明: インスタンスが未定義のため、新規インスタンスが アプリケーションに設定できません。
ユーザーの処置: 指定されたインスタンス名が存在することを確認してください。 db2ilist コマンドを使用して、インスタンスのリストを表示します。
db2ilist
SQL1395N | アプリケーションが複数のコンテキストを使用しているため、別のインスタンスに切り替えできません。 |
説明: アプリケーションが複数のコンテキストを使用しているため、別のインスタンスに切り替える要求が失敗しました。
ユーザーの処置: 別のインスタンスに切り替える前に、アプリケーションが 複数のコンテキストを使用していないか、確認してください。
SQL1396N | アプリケーションがデータベースに接続あるいはインスタンスに接続 しているため、別のインスタンスに切り替えできません。 |
説明: アプリケーションがデータベースに接続あるいはインスタンスに接続 しているため、別のインスタンスに切り替える要求が失敗しました。
ユーザーの処置: 別のインスタンスに切り替える前に、アプリケーションが データベースあるいはインスタンスに接続されていないか、確認してください。
SQL1397N | DB2 サービスがログオンに失敗しました。 |
説明: DB2 サービスがログオンの失敗のため、開始できません。
ユーザーの処置: DB2 管理サーバーを開始している場合、DB2ADMIN SETID コマンドで新規のログオン・アカウントを設定します。 Windows NT で DB2 サーバーを開始している場合、「コントロール パネル」の「サービス」 ダイアログ・ボックスを使用して、DB2 サービスに対するログオン・アカウントを 設定することができます。