以下の DB2 メッセージは、オペレーティング・システムのコマンド行からアクセスできます。
さらに、SQLSTATE 値に関連したメッセージ・テキストもオンラインで参照できます。
メッセージ ID は、3 文字のメッセージ接頭語 (上のリストを参照) と、 それに続く 4 桁または 5 桁のメッセージ番号から成り立っています。 エラー・メッセージの重大度を示す末尾の 1 文字は任意選択です。
上記のエラー・メッセージにアクセスするには、 オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで次のように入力します。
db2 "? XXXnnnnn" XXX はメッセージ接頭語、 nnnnn はメッセージ番号を表します。
注: | db2 コマンドのパラメーターとして受け入れられるメッセージ ID は、大文字小文字の区別がありません。 また、終了の文字も不要です。 |
そのため、以下のコマンドの結果は同じになります。
ご使用の画面に対しメッセージ・テキストが長すぎる場合は、 次のコマンドを使用します (UNIX ベース・システムおよび「more」をサポートしている他のシステムの場合)。
db2 "? XXXnnnnn" | more
ヘルプは、対話式入力モードでも起動できます。 対話式入力モードに入るには、 オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで次のように入力します。
db2
対話式入力モードになると、次のコマンド・プロンプトにコマンドを入力できます。
db2 =>
このモードで DB2 メッセージを見るには、 コマンド・プロンプトで次のように入力します。
? XXXnnnnn
注: | メッセージ・テキストが画面に収まらない場合、 非グラフィック・ワークステーションで作業しているユーザーは、 出力を「more」プログラム (UNIX ベース・システムの場合) に送るか、 または表示可能なファイルに出力を転送します。 |
SQLSTATE 値に関連したメッセージ・テキストは、次のコマンドを発行して検索できます。
db2 "? nnnnn" または db2 "? nn"
ここで、nnnnn は 5 桁の SQLSTATE (英数字) のことで、 nn は 2 桁の SQLSTATE クラス・コード (SQLSTATE 値の最初の 2 桁) です。
本書またはオンラインで解説されていないメッセージを戻す DB2 構成要素もいくつかあります。 メッセージ接頭語の中には、以下が含まれていることがあります。
ほとんどの場合、これらのメッセージから警告やエラーの原因を判別するのに十分な情報が得られます。 メッセージを生成したコマンドやユーティリティーに関する詳細な情報は、該当するコマンドやユーティリティーに関して文書化されている適切な資料を参照してください。
システムで他のプログラムを実行している場合は、 本書で解説されていない接頭語が付いたメッセージを受け取ることがあります。
それらのメッセージについては、該当するプログラム製品の資料を参照してください。