メッセージ解説書

SQL0100 - SQL0199

SQL0100WFETCH、UPDATE または DELETE の対象となる行がないか、または照会の結果が空の表です。

説明: 以下に示す条件の 1 つが成立しています。

データの検索、更新、または削除は実行されませんでした。

ユーザーの処置: 処置は必要ありません。 処理は続行されます。

sqlcode: +100

sqlstate: 02000

SQL0101Nステートメントが長すぎるか、または複雑すぎます。

説明: ステートメントの長さまたは複雑さがシステムの制限を 超えているか、または組み込まれた制約またはトリガーが 多すぎるために、ステートメントが処理できませんでした。

ステートメントが、パックされた記述の作成または変更を行う ステートメントの場合は、新しくパックされた記述が、システム・ カタログの対応する列に対して長すぎる可能性があります。

連合システム・ユーザーはステートメントが次のいずれかの状態であることもチェックしてください。

ステートメントは処理されません。
注:異なったコード・ページのもとで実行されるアプリケーションおよびデータベ ースに対して文字データ変換が実行された場合には、変換の結果の長さが限 界を超えます。

ユーザーの処置: 次のいずれかを行ってください。

sqlcode: -101

sqlstate: 54001

SQL0102N"<string>" で始まるストリング定数が長すぎます。

説明: 以下のいずれかが起こりました。

これは、データ変換が行われて、その結果のストリングが長過ぎる状態に なる可能性があります。アプリケーションと、異なったコード・ページのもとで実行されるデータベース との結合では、ストリング定数はアプリケーション・コード・ページからデータ ベース・コード・ページに変換されます。特定の状況 (データベースが EUC コード・ページで作成された時など) では、グラフィック・ストリング定数は、データベース・コード・ページから UCS-2 (UNICODE) エンコードにさらに変換される場合があります。これは、入力ストリングより長い結果のストリングをもつ可能性があることを 意味します。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 表の注釈または列の注釈の場合は、注釈のサイズを 短くしてください。SQL CONNECT ステートメントの場合は、アプリケーション・サーバー名の 長さを減らしてください。ストリング定数の場合は、要求された機能は対話形式では使用できません。 アプリケーション・プログラムに組み込まれている CONNECT SQL ステートメント以外で エラーが起きた場合は、ホスト変数に長ストリングを割り当てて、SQL ステートメントのストリング・リテラルとその変数を置き換えてください。

連合システム・ユーザー: パススルー・セッションの場合、どのデータ・ソースがエラーの原因であるかを判別してください (障害の起きたデータ・ソースについては、問題判別の手引きを参照してください)。 データ・ソースでどの特定限度を超えたのか判別するために SQL ダイアレクトを調 べ、失敗したステートメントを必要に応じて調整してください。

sqlcode: -102

sqlstate: 54002

SQL0103N数値リテラル "<literal>" が無効です。

説明: 示された "<literal>" は数字で始まっていますが、有効な整数、10 進数、または浮動小数リテラルではありません。

連合システム・ユーザー: データ・ソース特定リテラルの表示エラーがパススルー・セッションで起こりました。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 無効な数値リテラルを訂正してください。連合システム・ユーザーは、エラーがパススルー・セッションで発生した場合、どのデータ・ソースがエラーの原因であるかを判別してください (障害の起きたデータ・ソースについては、問題判別の手引きを参照してください)。データ・ソースでどのリテラル表示規則が違反しているのか判別するために SQL ダイアレクトを調べ、失敗したステートメントを必要に応じて調整してください。

sqlcode: -103

sqlstate: 42604

SQL0104N"<text>" に続いて予期しないトークン "<token>" が見つかりました。使用可能なトークンは "<token-list>" です。

説明: SQL ステートメントの構文エラーが、テキスト "<text>" の 後の示されたトークンに見つかりました。 「"<text>"」フィールドは、無効なトークンの前にある 20 文字の SQL ステートメントを示しています。

解決の手掛かりして、"<token-list>." として、SQLCA の「SQLERRM」フィールドに有効なトークンの一部のリストが 提供されます。 このリストは、その時点までのステートメントが正しいと想定しています。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 示されたトークンの領域内のステートメントを調べて、修正してください。

sqlcode: -104

sqlstate: 42601

SQL0105N"<string>" で始まるストリング定数が無効です。

説明: ステートメントに、"<string>" で始まる 無効なストリング定数が含まれています。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 正しい形式のストリング定数を指定してください。 グラフィック・ストリング、対の区切り文字、およびストリング内の文字が 偶数バイトであることをチェックしてください。

連合システム・ユーザー、問題判別の手引きを参照して、どのデータ・ソースがエラーの原因であるかを判別してください。

sqlcode: -105

sqlstate: 42604

SQL0106NSQL ステートメントは正しく開始されていますが、不完全です。

説明: SQL ステートメントは、入力が検出されなくなる点までは正しいものでした。これは、リテラルが正しく終わっていないことが原因である可能性があります。ストリング・リテラルには終わりの引用符が必要です。

この SQL ステートメントの処理が終了しました。

ユーザーの処置: 関数を完成するために必要なパーツのすべてをステートメントが持っているか、またすべての文節が完了しているかを調べてください。

PL/I の場合: SQL ステートメントがセミコロンの前で終わっているかを確認してください。アセンブラーの場合: 継続規則に正しく従っているかを確認してください。(ブランク以外の文字が 72 桁目になければならず、継続行は 16 桁目以降から開始されていなければなりません。)

COBOL の場合: SQL ステートメントが END-EXEC の前で終わっているかを確認してください。

sqlcode: -106

sqlstate: 42601、42603

SQL0107N名前 "<name>" が長すぎます。最大長は "<length>" です。

説明: "<name>" として戻された名前が長すぎます。このタイプの名前に許される最大の長さは、"<length>" で 示されています。

索引および制約の名前の最大長は 18 バイトです。 列の名前の最大長は 30 バイトです。保管点、表、視点、および別名の最大長は 128 バイトです。 (ここにはエスケープ文字は含まれません。)

ユーザー定義タイプの場合は最大 8 バイトですが、スキーマ名 (オブジェクト修飾子) の 長さとして最大 30 バイトが許可されています。

ホスト変数名の長さは、30 バイトを超えてはなりません。

SQL CONNECT ステートメントの場合、事前コンパイル時には最大 18 文字の アプリケーション・サーバー名が受け入れられます。 ただし、実行時には、8 文字を超える長さのアプリケーション・サーバー名は エラーになります。

また、SQL CONNECT ステートメントでは、18 文字以内のパスワード、および 8 文字以内の許可 ID が受け入れられます。

連合システム・ユーザー: パススルー・セッション内の場合、データ・ソース特定限度を超えている可能性があります。

ステートメントは処理されません。
注:異なったコード・ページのもとで実行されるアプリケーションおよびデータベ ースに対して文字データ変換が実行された場合には、変換の結果の長さが限 界を超えます。

ユーザーの処置: より短い名前を使用するか、またはオブジェクト名のつづりを 訂正してください。

連合システム・ユーザー: パススルー・セッションの場合、どのデータ・ソースがエラーの原因であるかを判別してください (障害の起きたデータ・ソースについては、問題判別の手引きを参照してください)。 データ・ソースでどの特定限度を超えたのか判別するために SQL ダイアレクトを調 べ、失敗したステートメントを必要に応じて調整してください。

sqlcode: -107

sqlstate: 42622

SQL0108N名前 "<name>" の修飾子の数が正しくありません。

説明: 名前 "<name>" の修飾が正しくありません。

名前 "<name>" を提供するオブジェクトは、修飾子を 1 つしか持てません。

修飾子付きか修飾子なしの表名、または 相関名で、列名は修飾されます。 場合によっては、列名には表名修飾子が必要になります。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: オブジェクトの名前が正しく修飾されていることを確認してください。

sqlcode: -108

sqlstate: 42601

SQL0109N"<clause>" 文節は使用できません。

説明: 示された文節は、SQL ステートメント内では使用できません。

副照会、INSERT ステートメント、または CREATE VIEW ステートメントには、 INTO、 ORDER BY、 または FOR UPDATE 文節を指定できません。 組み込み SELECT ステートメントには、ORDER BY または FOR UPDATE 文節を指定できません。 組み込み SELECT ステートメントには、副照会内を除いて、セット演算子を使用できません。 カーソル宣言で使用される SELECT または VALUES ステートメントには、INTO 文節を指定できません。 RAISE_ERROR 関数は、CAST 指定でいくつかのデータ・タイプに キャストされている場合にのみ、選択リストとして使用できます。

連合システム・ユーザー: パススルー・セッションの場合、データ・ソース特有の制約事項に違反している可能性があります。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 文節を取り除いて、SQL ステートメントを修正してください。

連合システム・ユーザー: パススルー・セッションの場合、どのデータ・ソースがエラーの原因であるかを判別してください (障害の起きたデータ・ソースについては、問題判別の手引きを参照してください)。 どの特定制約事項が違反されたのか判別するデータ・ソースでどの特定制約事項を 違反したのか判別するために SQL ダイアレクトを調 べ、失敗したステートメントを必要に応じて調整してください。

sqlcode: -109

sqlstate: 42601

SQL0110N"<string>" は無効な 16 進定数です。

説明: 16 進定数 "<string>" が無効です。原因は以下のいずれかです。

ユーザーの処置: 定数を訂正して、もう一度ステートメントの実行依頼を行ってください。

sqlcode: -110

sqlstate: 42606

SQL0111N列関数 "<name>" に、列名が指定されていません。

説明: 列関数 "<name>" (AVG、 MIN、 MAX、 SUM、 または COUNT(DISTINCT)) が指定されましたが、オペランドに列名が含まれていないため無効です。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 列名を、列関数に対するオペランドである 式に指定してください。

注: このエラーは、バージョン 2 以前の DB2 のリリースにのみ 適用されます。

sqlcode: -111

sqlstate: 42901

SQL0112N列関数"< name>" のオペランドに、列関数、スカラー全選択、または副照会が含まれています。

説明: 列関数のオペランドは、以下を含むことはできません。

SELECT リストでは、算術演算子のオペランドは DISTINCT キーワードを 含む列関数で使用できません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 列関数の使用を訂正して無効な式を取り除き、もう一度やり直してください。

sqlcode: -112

sqlstate: 42607

SQL0113N"<identifier>" が許可されていない文字を含んでいるか、または文字を含んでいません。

説明: SQL 変数名、パラメーター名、または条件名 "<identifier>" に無効な文字が含まれています。 許可されているのは、SQL 通常識別子として有効な文字だけです。 識別子が区切られているため、大文字への変換が行われず、大文字と小文字がお互いに異なるものとして 扱われることに注意してください。

ユーザーの処置: 識別子を訂正して、ステートメントを再実行依頼してください。

sqlcode: -113

sqlstate: 42601

SQL0117N割り当てられた値の数が、指定された列の数、または暗黙に 指定されている列の数と同じではありません。

説明:

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: ステートメントを修正して、指定した列または暗黙に 指定される列ごとに 1 つの値を指定してください。

sqlcode: -117

sqlstate: 42802

SQL0118NINSERT、DELETE または UPDATE ステートメントのターゲットとなる表または視点が、FROM 文節でも指定されています。

説明: INSERT、DELETE または UPDATE ステートメントのターゲットとして 指定された表または視点が、ステートメント内の副照会の FROM 文節中にも 指定されています。

INSERT、UPDATE または DELETE のターゲットとなる表または視点を 使って、挿入される値を渡したり、または挿入、更新、削除される行を 修飾することはできません。

ステートメントは処理されません。

このメッセージは、バージョン 1.2 以前のサーバーと、DB2 コネクトを介してアクセスされるホストにのみ適用されます。

ユーザーの処置: 暗黙機能はサポートされていません。希望する結果を得るには、対象とする表または視点の一時的なコピーを 作成し、そのコピーへの副選択を指定してください。

sqlcode: -118

sqlstate: 42902

SQL0119NSELECT 文節、HAVING 文節、または ORDER BY 文節に指定された "<expression-start>" で始まる式が、GROUP BY 文節に指定されていないか、あるいは GROUP BY 文節の 指定されていない列関数のある SELECT 文節、HAVING 文節、または ORDER BY 文節に入っています。

説明: SELECT ステートメントは以下に示すエラーのいずれかになります。

識別可能な式は、"<expression-start>" で始まる式です。 式は単一列名にするのがよいでしょう。

NODENUMBER または PARTITION 関数を HAVING 文節で指定した場合、 表のすべての区分化キー列が HAVING 文節にあるとみなされます。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: SELECT 文節、HAVING 文節、または ORDER BY 文節の GROUP BY 文節に 列を含めるか、あるいは列関数を SELECT 文節から削除して、ステートメントを 訂正してください。

sqlcode: -119

sqlstate: 42803

SQL0120NWHERE 文節、GROUP BY 文節、SET 文節、または SET 変換変数ステート メントに、列関数が含まれています。

説明: WHERE 文節は、その文節が HAVING 文節の副照会で 使用され、かつ列関数の引き数がグループに対する相関参照で ある場合にのみ、列関数を含むことができます。 GROUP BY 文節については、列関数の引き数が、GROUP BY 文節を含む副選択とは 異なる副選択の列に対する相関参照である場合にのみ、列関数を含むことが できます。UPDATE ステートメントの SET 文節または SET 変換変数ステートメントは、割り当ての右側の全選択内にのみ列関数を組み込むことができます。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 列関数が使用されないように、または列関数がサポートされる場所でのみ 使用されるように、ステートメントを変更してください。

sqlcode: -120

sqlstate: 42903

SQL0121N列 "<name>" が INSERT、 UPDATE、 または SET 変換変数ステートメントで、2 回以上指定されています。

説明: 同じ列 "<name>" が、INSERT ステートメントの 列リスト、UPDATE ステートメントの SET 文節の割り当ての左側、または SET 変換変数ステートメントの割り当ての左側に 2 回以上指定されています。視点の 2 つ以上の列が基礎表の同じ列にもとづいている視点の 更新または挿入を行うときに、このエラーが起きる可能性が あることに注意してください。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: ステートメントの構文を修正し、各列名を 1 度だけ指定するようにして ください。

sqlcode: -121

sqlstate: 42701

SQL0122NGROUP BY 文節のない SELECT ステートメントの SELECT 文節に、列名と 列関数が含まれているか、または SELECT 文節に含まれている列名が、GROUP BY 文節に 含まれていません。

説明: SELECT ステートメントは以下に示すエラーのいずれかになります。

列がスカラー関数の中に含まれている可能性があります。

NODENUMBER または PARTITION 関数を SELECT 文節で指定した場合、表のすべての区分化キー列が SELECT 文節にあるとみなされます。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: SELECT 文節内の GROUP BY 文節に列を含めるか、または SELECT 文節 から列を削除して、ステートメントを訂正してください。

sqlcode: -122

sqlstate: 42803

SQL0123N関数 "<name>" 内の位置 "<n>" にあるパラメーターは、定数 またはキーワードでなければなりません。

説明: 関数 "<name>" 内の位置 "<n>" にあるパラメーターが、定数で なければならない場合に定数でなく、キーワードでなければならない 場合にキーワードではありませんでした。

ユーザーの処置: 関数の各引き数を、対応するパラメーターの定義に 一致させてください。

sqlcode: -123

sqlstate: 42601

SQL0125NORDER BY 文節の列番号が、1 より小さいか、結果表の列数より大きくなっています。

説明: ステートメント内の ORDER BY 文節に含まれる列の番号が、1 以下かまたは結果表の列数 (SELECT 文節内の項目数) より大きくなっています。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: ORDER BY 文節の構文を修正して、各列の識別子が結果表の列を正しく 識別するようにしてください。

sqlcode: -125

sqlstate: 42805

SQL0127NDISTINCT が 2 回以上指定されています。

説明: DISTINCT 識別子は、以下のように使用することはできません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: このエラーは、バージョン 2 以前の DB2 のリリースと、DB2 コネクトを介してアクセスされるホストのみに適用されます。

sqlcode: -127

sqlstate: 42905

SQL0129Nステートメントに含まれている表名が多すぎます (最大値は 15 です)。

説明: SQL ステートメントに含まれる表名が多すぎます。1 個の SQL ステートメントが参照できる最大の表数は 15 です。参照される任意のビューの各表がこの限度内に含められます。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: SQL ステートメントを複数の単純ステートメントに分割して、各ステートメントが 15 またはそれ以下の表参照となるようにしてください。

このメッセージは、バージョン 1.2 以前のサーバーと、DB2 コネクトを介してアクセスされるホストにのみ適用されます。

sqlcode: -129

sqlstate: 54004

SQL0130NESCAPE 文節が単一文字でないか、またはパターン・ストリングに、エスケープ文字の無効なオカレンスが含まれています。

説明: エスケープ文字は、2 バイト以下の長さの単一文字でなければなりません。 これがパターン・ストリングに現れるのは、エスケープ文字自身、パーセント記号、または下線が後に続く場合だけです。LIKE 述部の ESCAPE 文節に関する詳細については、 SQL 解説書 を参照してください。

ユーザーの処置: パターン・ストリングまたはエスケープ文字を訂正してください。

sqlcode: -130

sqlstate: 22019、22025

SQL0131NLIKE 述部のオペランドに適合しないデータ・タイプが含まれています。

説明: LIKE または NOT LIKE の左側が文字タイプの 場合は、右側も文字タイプでなければなりません。

左側が漢字タイプの場合は、右側も漢字タイプでなければなりません。

式の左側のタイプが BLOB の場合は、右側も BLOB タイプで なければなりません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: LIKE 述部をチェックし、同じデータ・タイプに 修正してください。

sqlcode: -131

sqlstate: 42818

SQL0132N最初のオペランドがストリング式でないか、または 2 番目のオペランドがストリングではないため、LIKE 述部、または POSSTR スカラー関数が無効です。

説明: 最初のオペランドがストリング式でないか、または 2 番目のオペランドがストリングではないため、ステートメントの LIKE 述部または POSSTR スカラー関数が無効です。

LIKE または NOT LIKE 述部の左側のオペランド、または POSSTR の 最初のオペランドは、ストリング表現でなければなりません。述部の右側または POSSTR のオペランドにある値は、以下のいずれでもかまいません。

以下の制約があります。

LIKE 述部または POSSTR スカラー関数は、DATE、TIME、TIMESTAMP では 使用できません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: LIKE および POSSTR の構文をチェックし、訂正してください。

sqlcode: -132

sqlstate: 42824

SQL0134Nストリング列、ホスト変数、定数、または関数 "<name>" の使用が不適切です。

説明: ストリング "<name>" の使用は許されていません。

以下では、結果が最大 255 バイトを超えるストリング・データ・タイプになる式は許可されていません。

以下に示す処理においては、結果が LONG VARCHAR または LONG VARGRAPHIC データ・タイプとなる式の使用は許されません。

連合システム・ユーザー: パススルー セッションで、データ・ソース特定制約事項はこのエラーの原因である可能性があります。 障害のあるデータ・ソースについては、SQL 解説書の資料を参照してください。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: ストリングで要求された処理はサポートされていません。
注:255 バイトの限界を超えているかどうかが不明な場合には、文字ストリング式を評価するために、コード・ページ変換の操作が必要となるかを考慮してください。 ソースとターゲットのコード・ページによっては、ターゲットがソースより長い属性をもつ場合もあります。詳細に関しては、ストリングの制限およびストリングの変換について、SQL 解説書を参照してください。
sqlcode: -134

sqlstate: 42907

SQL0135NINSERT ステートメントまたは UPDATE ステートメントの長ストリング列の入力は、ホスト変数からのものか、またはキーワード NULL でなければなりません。

説明: UPDATE または INSERT は、NULL またはホスト変数を使用している定数、列名、または副照会を使用しています。

長ストリング列は LONG VARCHAR、LONG VARGRAPHIC、VARCHAR(n) のいずれか (n は 254 より大きく 32767 以下)、または VARGRAPHIC(n) (n は 127 より大きく 16383 未満) です。

ユーザーの処置: 長ストリングの使用に関しては、DB2 for VM Application Programming manual を参照してください。ステートメントを訂正してください。 もう一度やり直してください。

sqlcode: -135

sqlstate: 56033

SQL0137N"<operation>" から導かれる長さが "<maximum value>" を超えています。

説明: 指定されたオペランドの連結結果が、結果タイプによって サポートされている長さを超えました。

いずれかのオペランドが CLOB で、その制限が 2 ギガバイトでない限り、文字ストリングの結果は 32,700 バイトに制限されます。

いずれかのオペランドが DBCLOB で、その制限が 1,073,741,823 (1 ギガバイトより 1 少ない値) 2 バイト文字でなり限り、漢字ストリングの結果は 16,350 文字に制限されます。

2 進数ストリングの結果 (オペランドは BLOB) は 2 ギガバイトに制限されます。

ユーザーの処置: オペランドの長さの合計が、サポートされている値を 超えないようにして、もう一度やり直してください。

sqlcode: -137

sqlstate: 54006

SQL0138NSUBSTR 関数の 2 番目または 3 番目の引き数の値が、有効な値の範囲外に なっています。

説明: 下記のいずれかの状態が発生しました。

固定長の場合、M は最初の引き数の長さであり、可変長の場合、M は最初の引き数 の最大長です。N は 2 番目の引き数の値です。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: SUBSTR 関数の 2 番目と 3 番目の引き数の値が、上記の規則に従っている ことを確認してください。

sqlcode: -138

sqlstate: 22011

SQL0139W列 "<column>" の指定に重複した文節があります。

説明: 列指定内の文節が重複しています。

ステートメントは正常に処理されましたが、重複した文節は 無視されました。

ユーザーの処置: 列指定を訂正してください。

sqlcode: +139

sqlstate: 01589

SQL0142Nこの SQL ステートメントはサポートされていません。

説明: 他の IBM リレーショナル・データベース製品では、有効な 組み込み SQL ステートメントかもしれませんが、データベース・マネージャー ではサポートされていません。

連合システム・ユーザー: SQL ステートメントが SQL ステートメントをサポートしないデータ・ソースに送信されていないか確認してください。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: SQL ステートメントの構文を変更するか、そのステートメントを プログラムから取り除いてください。

連合システム・ユーザー: 理由が不明な場合は、要求を失敗させたデータ・ソースに対して問題を分離し (障害の起きたデータ・ソースを識別するための手順については、問題判別の手引きを参照してください)、そのデータ・ソースの SQL ダイアレクトを調べてください。

SQL0143Wこの SQL ステートメントはサポートされておらず、無効な構文は 無視されます。

説明: 他の IBM リレーショナル・データベース製品では、有効な組み込み SQL ステートメントかもしれませんが、データベース・マネージャーではサポートされていません。

このステートメントは一貫性のない、または望ましくない結果を 招く可能性があります。

ユーザーの処置: SQL ステートメントの構文を変更するか、そのステートメントを プログラムから取り除いてください。

SQL0150NINSERT、DELETE、あるいは UPDATE ステートメント内の視点、タイプ付き表、または要約表は、要求された操作が許可されていない視点、タイプ付き表、または要約表です。

説明: INSERT、DELETE、あるいは UPDATE ステートメント内で指定されている視点、タイプ付き表、または 要約表は、要求された挿入、更新、または削除操作が実行できないように定義されています。

視点は、SELECT ステートメントに次のいずれかがある場合にのみ、読み取り専用となります。

上記の条件は SELECT ステートメントの副照会には 適用されませんので、注意してください。

一時的ではない構造化タイプに定義されているタイプ付き表に直接、行を挿入することはできません。 この表の副表では挿入が許可されています。

要約表には、挿入、更新、あるいは削除操作を行うことはできません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 要求されている機能は 視点あるいは要約表では実行できません。

連合システム・ユーザー: 理由が不明な場合は、要求を失敗させたデータ・ソースに対して問題を分離し (障害の起きたデータ・ソースを識別するための手順については、問題判別の手引きを参照してください)、そのデータ・ソースのオブジェクト定義と更新制約を調べてください。

sqlcode: -150

sqlstate: 42807

SQL0151N列 "<name>" は更新できません。

説明: 以下のいずれかの状態のため、示された列は 更新できません。

連合システム・ユーザーは、他のデータ・ソース特有の制限が列の更新を妨げていないかを調べてください。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 要求された機能はサポートされません。更新可能カタログ (および更新可能列) のリストについては、 SQL 解説書 を参照してください。

連合システム・ユーザー: 理由が不明な場合は、要求を失敗させたデータ・ソースに対して問題を分離し (問題判別の手引きを参照してください)、そのデータ・ソースのオブジェクト定義と更新制約を調べてください。

sqlcode: -151

sqlstate: 42808

SQL0153NCREATE VIEW ステートメントまたは共通表式に、列リストが ありません。

説明: 以下の場合には、CREATE VIEW ステートメントまたは共通表式に列リストを指定する必要があります。

ステートメントは処理されません。 CREATE VIEW ステートメントの場合、視点は作成されません。

ユーザーの処置: CREATE VIEW ステートメントまたは共通表式に列名リストを 指定するか、または AS 文節を使用して、全選択の SELECT リストの 列の名前を指定してください。

sqlcode: -153

sqlstate: 42908

SQL0155Nトリガー変換表は変更できません。

説明: トリガーに、OLD_TABLE または NEW_TABLE が 識別された REFERENCING 文節が含まれています。 DELETE、INSERT または UPDATE トリガー SQL ステートメントが、変更する表として指定されている OLD_TABLE または NEW_TABLE と 同じ名前を使用しました。

ユーザーの処置: DELETE、INSERT または UPDATE トリガー SQL ステートメントを、トリガー・アクションから取り除くか、または変換表の名前を変更して、変更する表と矛盾しないようにしてください。

sqlcode: -155

sqlstate: 42807

SQL0156Nこの処理に使用されている名前が、表名ではありません。

説明: SQL ステートメント ALTER TABLE、DROP TABLE、SET CONSTRAINTS、CREATE TRIGGER、CREATE INDEX、LOCK TABLE、および RENAME TABLE は表にのみ適用され、視点には適用できません。 RUNSTATS および LOAD ユーティリティーも、表にのみ適用可能で、視点には適用できません。

連合システム・ユーザー: いくつかのユーティリティーおよびステートメントは、連合環境ではサポートされていません。 詳細については「管理の手引き」を参照してください。

ステートメントまたはユーティリティーは処理されません。

ユーザーの処置: 正しい表名がステートメントに指定されていることを確認してください。別名を指定する場合は、別名が表名に変換されることを確認してください。

連合システム・ユーザー: オブジェクトがニックネームではないことを確認してください。

sqlcode: -156

sqlstate: 42809

SQL0157N基礎表を識別していないため、"<name>" は FOREIGN KEY 文節では許可されていません。

説明: オブジェクト "<name>" が、CREATE または ALTER TABLE ステートメントの FOREIGN KEY 文節に指定されました。 FOREIGN KEY 文節は基礎表を識別していなければなりません。

ステートメントは処理されません。 指定した表は作成または更新されません。

ユーザーの処置: ステートメントを修正して、FOREIGN KEY 文節内に基礎表名を指定してください。

別名を指定する場合は、別名が基礎表名に変換されることを確認してください。

sqlcode: -157

sqlstate: 42810

SQL0158N"<name>" 用に選択した列数が、関連する全選択の結果表にある列数 と同じではありません。

説明: 識別子 "<name>" は、次の中から識別できます。

指定された列名の数は、関連した全選択の結果表内の列数 と同じでなくてはなりません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: "<name>" に定義されている列名のリストが 関連した全選択内で結果表の各列に対して名前を指定するよう、構文を訂正してください。

sqlcode: -158

sqlstate: 42811

SQL0159Nステートメントは、"<expected-object-type>" よりむしろ "<object-type>" を識別する "<object>" を 参照します。

説明: ステートメントまたはコマンドの一部として 指定されているオブジェクト "<object>" は、予想されるタイプ "<expected-object-type>" ではなく、"<object-type>" のオブジェクト・タイプを 参照します。

ステートメントまたはコマンドで指定するオブジェクトの タイプは、"<expected-object-type>" で識別されるタイプと 同じでなければなりません。 たとえば、ステートメントが DROP ALIAS PBIRD.T1 の場合、PBIRD.T1 は別名でなければなりません。

ユーザーの処置: "<expected-object-type>" で識別されるオブジェクトの タイプと、正しく一致するようステートメントまたはコマンドを 変更します。

sqlcode: -159

sqlstate: 42809

SQL0160NWITH CHECK オプションは指定された視点には無効です。

説明: 以下の場合は、WITH CHECK OPTION 文節を視点定義で使用することはできません。

連合システム・ユーザー: WITH CHECK オプションは、更新可能なニックネームを参照する視点ではサポートされていません。

ステートメントは処理されません。 指定した視点は作成されません。

ユーザーの処置: 上記の規則に従うように、WITH CHECK OPTION 文節を除去するか、または視点定義を変更してください。

sqlcode: -160

sqlstate: 42813

SQL0161NINSERT または UPDATE の結果の行が、視点定義に合いません。

説明: WITH CHECK OPTION 文節が、INSERT または UPDATE ステートメントのオブジェクトである 視点定義で指定されました。 その結果、処理結果が視点定義に一致するように、その視点内の行に対する 挿入または更新処理のすべてがチェックされます。

ステートメントは処理されません。 挿入または更新処理は実行されず、視点および基礎表の内容は変更されませんでした。

ユーザーの処置: 視点定義を調べて、要求した INSERT または UPDATE が 拒否された理由を判別してください。 これは、データ固有の条件の場合があることに注意してください。

要求した INSERT または UPDATE が、ターゲットの列の範囲外の値を設定しようとした可能性があります。 システム・カタログ更新に関しては、SQL 解説書 で、カタログの様々な更新可能な列に対する値の有効な範囲を参照してください。

連合システム・ユーザーは、理由が不明な場合は、要求を失敗させたデータ・ソースに対して問題を分離し (問題判別の手引きを参照してください)、そのデータ・ソースのオブジェクト定義と視点定義を調べてください。

sqlcode: -161

sqlstate: 44000

SQL0170N関数 "<name>" の引き数の数が間違っています。

説明: 示されたスカラー関数 "<name>" 内の引き数の 数が、少なすぎるかまたは多すぎます。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: そのスカラー関数に指定した引き数の数が正しいことを 確認してください。

sqlcode: -170

sqlstate: 42605

SQL0171Nルーチン "<name>" の引き数 "<n>" の長さまたは値が誤っています。

説明: ルーチン "<name>" の引き数 "<n>" の長さまたは値が誤っています。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: ルーチンの引き数が、ルーチンの規則にしたがっていることを確認してください。

sqlcode: -171

sqlstate: 42815

SQL0172N"<name>" は、有効な関数名ではありません。

説明: SQL ステートメントに、認識できないスカラー関数が含まれています。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 示された関数名のつづりが正しいことを確認してください。

sqlcode: -172

sqlstate: 42601

SQL0176NTRANSLATE スカラー関数の 2 番目、3 番目、または 4 番目の引き数が 間違っています。

説明: ステートメントが以下の 1 つ以上の理由により正しくありません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: TRANSLATE スカラー関数の 2 番目、3 番目、4 番目の引き数が正しい値を 持っていることを確認してください。

sqlcode: -176

sqlstate: 42815

SQL0180N日時値のストリング表記の構文が、間違っています。

説明: 日付、時刻、またはタイム・スタンプの値のストリング表記が、指定されたデータ・タイプまたは暗黙的なデータ・タイプの構文に 合っていません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 日付、時刻、またはタイム・スタンプの値の構文が、そのデータ・タイプの 構文にしたがっていることを確認してください。 そのストリングを日付、時刻、またはタイム・スタンプの値として 使用していない場合は、使用時に、そのデータ・タイプにならないことを確認してください。

連合システム・ユーザー: 問題は データ・ソース の日時表示の問題が原因である可能性があります。 理由が不明な場合は、要求を失敗させたデータ・ソースに対して問題を分離し (問題判別の手引きを参照してください)、そのデータ・ソースの日時表示の制約事項を調べてください。

sqlcode: -180

sqlstate: 22007

SQL0181N日時値のストリング表記が許容範囲を超えています。

説明: 日付、時刻、またはタイム・スタンプの値のストリング表記に、許容範囲を超える値が含まれています。

このエラーは、アプリケーションが日付時刻を作成するのに使用したものと異る 日付時刻形式の国コードを使用するアプリケーションから、日付時刻値 にアクセスすることで起こります。たとえば、dd/mm/yyyy の形式で保管されたストリングの日付時刻値は、mm/dd/yyyy 形式を採用するアプリケーションを使用するときには無効になります。

日付、時刻、またはタイム・スタンプの値の有効な範囲は、次のとおりです。

連合システム・ユーザー: 問題はデータ・ソースの日時表示の問題が原因である可能性があります。 データ・ソースでの日付と時刻の値の範囲については、データ・ソースの資料を参照してください。理由が不明な場合は、要求を失敗させたデータ・ソースに対して問題を分離し (問題判別の手引きを参照してください)、そのデータ・ソースの日時表示の制約事項を調べてください。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 指定した値が有効な範囲内にあることを確認してください。また、アプリケーションの日付時刻形式がそのストリング値と同じであることも 確認してください。

sqlcode: -181

sqlstate: 22007

SQL0182N日時値またはラベル付き期間の表現が無効です。

説明: 指定された表現に、正しくない日付の値、時刻の値、タイム・スタンプの値、または ラベル付き期間が使用されています。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: SQL ステートメントを調べて問題の原因を判別し、ステートメントを 訂正してください。

sqlcode: -182

sqlstate: 42816

SQL0183N日時算術演算または日時スカラー関数の結果が、有効な 日付の範囲を超えています。

説明: 演算処理の値が日付またはタイム・スタンプで、0001-01-01 から 9999-12-31 までの範囲を超えています。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: SQL ステートメントを調べて、問題の原因を判別してください。 問題がデータによるものであれば、エラーが起きたときに処理されていたデータを調べてください。

sqlcode: -183

sqlstate: 22008

SQL0187N現在の日付 / 時刻特殊レジスターに対する参照が無効です。

説明: 日付 / 時刻情報の検索時に、オペレーティング・システムがエラーを見つけました。

ユーザーの処置: システム TOD クロックと時間帯の設定が正しいことを確認してください。

sqlcode: -187

sqlstate: 22506

SQL0190NALTER TABLE "<table-name>" が、既存の列と互換性のない 列 "<column-name>" の属性を指定しました。

説明: ALTER TABLE ステートメントにある表 "<table-name>" の列 "<column-name>" で ALTER COLUMN 文節に指定されている属性に、既存の列の属性との互換性がありません。 以下のいずれかの理由で、エラーが返されました。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 指定された属性に既存の列との互換性を与え、属性指定を除去するか、または異なる列名を指定してください。

sqlcode: -190

sqlstate: 42837

SQL0191N断片化された MBCS 文字のためにエラーが発生しました。

説明: 考えられる理由は、以下の通りです。

  1. ユーザー・データに正しくない形式のマルチバイト文字が含まれていた。 たとえば、DBCS 文字の最初のバイトは見つかったが、2 番目のバイトが 見つからないというような場合です。
  2. SUBSTR または POSSTR などのスカラー関数がマルチバイト・ストリングを不正に切り捨てた。これらの関数については、データベース・コード・ページのコンテキスト内で、開始および長さの値がバイト単位で正しくなければなりません。Unicode データベースについては、これと共通の原因として、UTF-8 ストリングの開始および長さが正しくない可能性があります。
  3. TRANSLATE などのスカラー関数がマルチバイト・ストリングを変更した。

連合システム・ユーザー: この状態はデータ・ソースによっても検出できます。

ユーザーの処置:

  1. 入力データを訂正して、もう一度やり直してください。
  2. 文字がデータベース・コード・ページに変換されるときに開始および長さの値を変更して、マルチバイト文字が不正に切り捨てられないようにしてください。
  3. エラーのある TRANSLATE を訂正してください。

連合システム・ユーザー: データが正しい場合は、要求を失敗させたデータ・ソースに対して問題を分離し (問題判別の手引きを参照してください)、そのデータ・ソースの DBCS の制約事項を調べてください。 データが正確であるようならば、IBM サービスに連絡してください。

sqlcode: -191

sqlstate: 22504

SQL0193NALTER TABLE ステートメントでは、列 "<column-name>" が NOT NULL として指定されており、DEFAULT 文節が指定されていないか、DEFAULT NULL として指定されています。

説明: すでに存在する表に新しい列を追加する場合は、すべての既存の行の 新しい列に対して、値を割り当てる必要があります。 デフォルトでは、null 値が割り当てられます。 ただし、列が NOT NULL として定義されているので、NULL 以外のデフォルト値を 定義する必要があります。

ユーザーの処置: 列の NOT NULL 制約を取り除くか、または 列に対して NULL 以外のデフォルト値を指定してください。

sqlcode: -193

sqlstate: 42601

SQL0197N修飾された列名は、ORDER BY 文節では許されていません。

説明: セット演算子 (UNION、 EXCEPT、 INTERSECT) を含む全選択の ORDER BY 文節は、修飾された列名を持つことができません。

ユーザーの処置: ORDER BY 文節のすべての列名が無修飾であることを 確認してください。

sqlcode: -197

sqlstate: 42877

SQL0198NPREPARE または EXECUTE IMMEDIATE ステートメントの ステートメント・ストリングが、ブランクまたは空です。

説明: PREPARE または EXECUTE IMMEDIATE ステートメントの 対象であるホスト変数がすべてブランクであるか、または 空のストリングです。

PREPARE または EXECUTE IMMEDIATE ステートメントは完了されません。

ユーザーの処置: プログラムのロジックを修正して、ステートメントが実行される前に、PREPARE または EXECUTE IMMEDIATE ステートメントのオペランドに有効な SQL ステートメントを指定してください。

sqlcode: -198

sqlstate: 42617

SQL0199N"<text>" に続く予約語 "<keyword>" の使用が無効です。使用可能なトークンは "<token-list>" です。

説明: 予約語 "<keyword>" が "<text>" の 後に現れときに、ステートメントのその部分で、SQL ステートメントの 構文エラーが見つかりました。 「"<text>"」フィールドは、予約語の前にある 20 文字の SQL ステートメントを示しています。 ステートメント内の文節が間違った順になっている可能性があります。

解決の手掛かりとして、"<token-list>." として、SQLCA の「SQLERRM」フィールドに有効なトークンの一部のリストが提供されます。 このリストは、その時点までのステートメントが正しいと想定しています。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: キーワード域のステートメントを調べてください。 コロンまたは SQL 区切り文字が抜けている場合は、追加してください。 文節が正しい順序で指定されていることを確認してください。メッセージに示されている予約語が予約語として リストされている場合は、その語を区切り識別子に してください。

注: このエラーは、バージョン 2 以前の DB2 のリリースにのみ 適用されます。

sqlcode: -199

sqlstate: 42601


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]