SQL5001N | "<authorization-ID>" には、データベース・マネージャー 構成ファイルを変更する権限がありません。 |
説明: データベース・マネージャー構成ファイルを SYSADM 権限を 取得せずに、更新またはリセットしようとしました。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: 適切な権限を取得せずに、データベース・マネージャー構成ファイルを 変更しないようにしてください。 変更が必要な場合には、SYSADM 権限を持つユーザーに 連絡してください。
SQL5005C | システム・エラー |
説明: オペレーティング・システム・エラー、(入出力エラー) が 構成ファイルのアクセス中に起きました。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: コマンドを再発行してください。
エラーが解消されない場合、詳細については db2diag.log ファイルをチェックし、構成ファイルがアクセス可能であることを確認してください。それでも問題が解決しない 場合には、IBM サービス技術員に連絡してください。
SQL5010N | データベース・マネージャー構成ファイルの パス名が無効です。 |
説明: データベース・マネージャー構成ファイルへのパスを 判別しているときに、エラーが起きました。データベース・マネージャー・ディレクトリー構造が、更新されている 可能性があります。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: コマンドを再発行してください。 それでも、エラーが続く場合は、データベース・マネージャーを 再インストールしてください。
SQL5012N | データベース・マネージャー構成ファイル内の、DB2 カーネルが使用できる最大セグメント数の値が 有効範囲を超えています。 |
説明: DB2 カーネルに対して許されるセグメントの最大数の値は、8 から 8192 の間でなければなりません。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: DB2 セグメントの許容最大数に対して有効な値を指定して、コマンドを再発行してください。
SQL5018N | データベース・マネージャー構成ファイル内の、ワークステーションへのリモート接続の数 (numrc) の最大値が 有効範囲を超えています。 |
説明: ワークステーションへのリモート接続の最大値は、1 から 255 まで の間でなければなりません。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: ワークステーションへのリモート接続に有効な値を指定して、コマンドを再発行してください。
SQL5020N | データベース・マネージャー構成ファイル内の ワークステーションのノード名 (nname) が無効です。 |
説明: configuration コマンドに指定されたノード名が無効です。 ノード名は 1 から 8 文字でなければなりません。 すべての文字は、データベース・マネージャー基本文字セットから選択する必要があります。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: 有効なノード名を使用して、コマンドを再発行してください。
SQL5021N | データベース・マネージャー構成ファイル内の索引の 再作成時間 (indexrec) が無効です。 有効な値は、1 (索引アクセス中) と 2 (データベースの再始動中) です。 |
説明: 構成サービスに対して、データベース・マネージャー構成ファイル内の 索引の再作成時間フラグ (indexrec) の無効な値が渡されました。無効な値は、コマンド行プロセッサーまたはプログラム API 呼び出しを 使用して入力された可能性があります。 API 呼び出しに有効な値は、1 (索引アクセス中)、および 2 (データベースの 再始動中) のみです。コマンド行プロセッサーに有効な値は、ACCESS と RESTART です。
データベース・マネージャー構成ファイルに対する更新は拒否されました。
ユーザーの処置: 指定可能ないずれかの値を入力して、更新要求を再実行してください。
SQL5022N | データベース構成ファイル内の索引の 再作成時間 (indexrec) が無効です。 指定可能な値は、0 (システム設定の使用)、1 (索引アクセス中)、および 2 (データベースの再始動中) です。 |
説明: 構成サービスに対して、データベース構成ファイル内の 索引の再作成時間フラグ (indexrec) の無効な値が渡されました。無効な値は、コマンド行プロセッサーまたはプログラム API 呼び出しを 使用して入力された可能性があります。 API 呼び出しに有効な値は、0 (システム設定の使用)、1 (索引アクセス中)、および 2 (データベースの再始動中) のみです。
コマンド行プロセッサーに有効な値は SYSTEM、ACCESS、RESTART です。
データベース構成ファイルに対する更新は拒否されました。
ユーザーの処置: 指定可能ないずれかの値を入力して、更新要求を再実行してください。
SQL5025C | データベース・マネージャー構成ファイルが現行のものではありません。 |
説明: データベースに接続した後で、データベース・マネージャー構成 ファイルが更新されました。 データベース・マネージャー構成ファイルが、接続されたデータベースの 構成と互換性がありません。
データベース・マネージャー構成ファイルへのアクセスは許可されません。
ユーザーの処置: すべてのアプリケーションが、そのデータベースから 切断されるまで待ってください。 stop database manager コマンドを発行した後で、start database manager コマンドを発行してください。
サンプル・データベースをインストールしている場合は、それをドロップして サンプル・データベースを再インストールしてください。
SQL5028N | sysadm_group の値は、インスタンス所有者の 1 次グループでなければなりません。 |
説明: データベース・マネージャー構成ファイルの sysadm_group を 更新しようとしました。 Unix ベース・システム上の DB2 のバージョン 2 の場合、インスタンス所有者の 1 次グループである値のみが使用できます。
ユーザーの処置: インスタンス所有者の 1 次グループを使用して、Unix ベース・プラットフォームのデータベース・マネージャー構成ファイルの このフィールドを更新してください。
SQL5030C | リリース番号が無効です。 |
説明: データベース・マネージャー構成ファイルまたはデータベース構成 ファイルのリリース番号が無効です。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: 使用中のデータベースと DB2 のリリース・レベルが 一致していることを確認してください。
サンプル・データベースをインストールしている場合は、それをドロップして サンプル・データベースを再インストールしてください。
sqlcode: -5030
sqlstate: 58031
SQL5035N | データベースを現在のリリースに移行する必要があります。 |
説明: データベースが、低いレベルのシステム・リリースで作成されました。 Migrate Database コマンドを使用して、データベースを 現在のリリース・レベルに変換する必要があります。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: 現在のシステム・リリースでデータベースを使用する前に、Migrate Database コマンドを実行してください。
復元中にこのメッセージを受け取った場合は、処理を続ける前に、既存のデータベースをドロップしてください。
sqlcode: -5035
sqlstate: 55001
SQL5040N | TCP/IP サーバー・サポートで必要なソケット・アドレスの いずれかが、別の処理で使用されています。 |
説明: サーバーで必要なソケット・アドレスのいずれかは、別のプログラムで使用されているか、あるいはデータベース・マネージャーが停止してから、TCP/IP サブシステムで 完全に終了していません。
ユーザーの処置: db2stop を発行したばかりの場合には、TCP/IP サブシステムがリソースを解除するのに数分お待ちください。そうでない場合には、ワークステーションで、/etc/services ファイルにあるサービス名で予約されているポート番号を 使用しているプログラムがワークステーションにないか確認してください。 ポート番号はソケット・アドレスの構成要素です。
SQL5042N | 通信サーバー・サーバー・サポート処理のいずれかが 開始できません。 |
説明: システム呼び出しができないため、あるいは通信サブシステムの呼び出しが できないため、通信プロトコル・サーバー・サポート処理 が正常に開始しません。
ユーザーの処置: 次のいずれかの方法で問題を調べることができます。
SQL5043N | 1 つまたは複数の通信プロトコルに対するサポートが 正常に開始できませんでした。ただし、コアのデータベース・マネージャーの機能は 正常に開始されました。 |
説明: 通信プロトコル・サポートが、1 つ以上のプロトコルについて 正常に開始されませんでした。理由として、以下が考えられます。
正常に開始された通信プロトコルを使用すれば、サーバーに 接続することができます。ローカル・クライアントも、サーバーに接続することができます。
ユーザーの処置: データベース・マネージャーが、DB2COMM 環境変数で指定された すべての通信プロトコルを開始しようとしました。
このエラーの詳細については、診断ログ (db2diag.log) をチェックしてください。ログには、エラーの原因に関するより詳細な情報と、正常に開始されなかった 通信プロトコルも含まれています。
このエラーは、DB2COMM 環境変数によって指定された 通信プロトコルにのみ影響を与えます。
SQL5047C | この関数を実行するためのメモリーが不足しています。 |
説明: この関数の実行に使用できる十分なメモリーが ありません。
関数は完了しません。
ユーザーの処置: アプリケーションを停止してください。 解決策は以下の通りです。
SQL5048N | データベース・クライアントのリリース・レベルが、データベース・サーバーの リリース・レベルでサポートされていません。 |
説明: データベース・クライアントは、クライアントより 1 つ低いレベルから 2 つ高いレベルまでの範囲のリリース・レベルをもつデータベース・サーバー しかアクセスできません。
ユーザーの処置: 以下の 1 つ以上を行ってください。
SQL5050C | データベース・マネージャー構成ファイルの内容が 無効です。 |
説明: データベース・マネージャー構成ファイルが無効です。ファイルが、テキスト・エディターまたはデータベース・マネージャー以外の プログラムで更新されている可能性があります。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: データベース・マネージャーを再インストールしてください。
SQL5051N | "<qualifier>" によって修飾されたオブジェクトは、スキーマ "<schema-name>" で作成されません。 |
説明: CREATE SCHEMA ステートメントで作成されたオブジェクトは、スキーマ名とは異る "<qualifier>" により修飾されています。CREATE SCHEMA ステートメントで作成されたすべてのオブジェクトは、スキーマ名 "<schema-name>" により修飾されたものか、修飾されていないものかのいずれかです。修飾されていないオブジェクトは暗黙的にスキーマ名によって修飾されます。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: 明示的にスキーマのオブジェクトを "<schema-name>" で修飾 するか、オブジェクト名から "<qualifier>" を除去してください。
sqlcode: -5051
sqlstate: 42875
SQL5055C | データベース構成ファイルの内容が無効です。 |
説明: データベースのデータベース構成ファイルが無効です。 ファイルが、テキスト・エディターまたはデータベース・マネージャー以外の プログラムで更新されている可能性があります。
ユーザーの処置: データベースを再作成するか、またはバックアップ・バージョンから 復元してください。
sqlcode: -5055
sqlstate: 58031
SQL5060N | 指定された構成パラメーター・トークンが無効です。 |
説明: 構成サービス API に渡された sqlfupd 構造に指定された トークン番号が無効です。 それは、サポートされているどの構成パラメーターでもありません。また、UPDATE が試みられた場合には、指定されたトークンは、更新できない構成 パラメーターのものであることがあります。
ユーザーの処置: アプリケーション開発の手引き の構成サービス API 記述に指定されているトークン番号から有効なものを選択してください。 API に対する呼び出しを修正して、プログラムを再実行してください。
SQL5061N | 構造 sqlfupd への無効なポインターが、構成サービスに渡されました。 |
説明: ポインターとして、いずれかの構成サービス API に渡された 構造 sqlfupd へのポインターが無効です。 それがヌルか、または count パラメーターで示されたサイズの 割り振られたメモリーのブロックを指していません。 詳細については、 アプリケーション開発の手引き を参照してください。
ユーザーの処置: 構成サービス API を呼び出すコードを修正して、API 呼び出しを 再実行してください。
SQL5062N | sqlfupd 構造内の無効なポインターが、構成サービスに 渡されました。 |
説明: パラメーターとして、いずれかの構成サービス API に渡された 構造 sqlfupd に、無効なポインターが含まれていました。ポインターがヌルか、 または割り振られたメモリーのブロックを指していません。構造内の渡される各トークンは、API との間で受け渡されるフィールドに 対応するポインターを持っている必要があります。詳細については、 アプリケーション開発の手引き を参照してください。
ユーザーの処置: 構成サービスを呼び出すコードを修正して、プログラムを再実行してください。
SQL5065C | データベース・マネージャー構成ファイルの nodetype 値が 無効です。 |
説明: データベース・マネージャー構成ファイルの nodetype パラメーターが 無効です。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: データベース・マネージャーを再インストールしてください。
SQL5066W | トークン "<token-name>" のデータベース構成パラメーター値が切り捨てられています。 |
説明: データベース構成パラメーター値が、示されているトークンが含むことができる大きさを超えています。
新しいトークンがこのデータベース構成パラメーター値を表し、古いトークンに含むことができる 大きさを値が超えている場合にのみ使用されます。
ユーザーの処置: このデータベース構成パラメーターとして新しいトークンを使用してください。
SQL5070N | 構成コマンドの count パラメーターが無効です。 これは、0 より大きくなければなりません。 |
説明: パラメーターとして、構成サービス API に渡される count の値は、0 より大きくなければなりません。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: 構成サービスを呼び出すコードを修正して、プログラムを再実行してください。
SQL5075N | 構成ユーティリティーが中断されました。 |
説明: 構成ユーティリティーが割り込みを受けました。ユーザーが割り込みキー・シーケンスを押した可能性があります。
コマンドは処理されませんでした。要求した変更は行われません。
ユーザーの処置: コマンドを再発行してください。
SQL5081N | データベース構成ファイル内の、バッファー・プールの サイズ (buffpage) が有効範囲を超えています。 |
説明: バッファー・プール・サイズの最小値は、活動 プログラムの最大数 (maxappls) の 2 倍です。バッファー・プール・サイズの最大値は、524288 (4KB ページの数) で、オペレーティング・ システムによって異なります。AIX での最大値は 51000 (DB2 エンタープライズ拡張エディションは 204000 です) (4KB ページ) です。 HP-UX では、値が 16 から 150000 (4KB ページ) の間でなければなりません。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: バッファー・プールのサイズに有効な値を指定して、コマンドを 再発行してください。
SQL5083N | データベース構成ファイル内の、初期ログ・ファイル・ サイズ (logfile) が有効範囲を超えています。 |
説明: 初期ログ・ファイル・サイズの値は、 12 と (2**32 - 1) の間でなければなりません。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: 初期ログ・ファイル・サイズに有効な値を指定して、コマンドを再発行してください。
SQL5091N | データベース構成ファイル内の、1 つのログ・ファイル拡張の サイズ (logext) が有効範囲を超えています。 |
説明: 1 つのログ・ファイル拡張のサイズの値は、4 から 256 の間で なければなりません。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: 1 つのログ・ファイル拡張のサイズに有効な値を指定して、コマンドを再発行してください。
SQL5092N | データベース構成ファイル内の、ログ・ファイル拡張の 最大許容数 (logmaxext) が有効範囲を超えています。 |
説明: ログ・ファイル拡張の最大許容数の値は、0 から (2 * 10**6) の 間でなければなりません。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: ログ・ファイル拡張の最大許容数に有効な値を指定して、コマンドを再発行してください。
SQL5093N | データベース構成パラメーター内の、エージェント・ヒープの サイズ数が有効範囲を超えています。 |
説明: エージェント・ヒープのサイズの値は、2 から 85 の間で なければなりません。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: エージェント・ヒープのサイズに有効な値を指定して、コマンドを再発行してください。
SQL5099N | データベース構成ファイルにある、ログへの新しいパス (newlogpath) が無効です。 |
説明: ログ・ファイルへのパスが、以下のいずれかの理由により無効です。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: ログへの新しいパスに有効な値を指定して、コマンドを 再発行してください。
sqlcode: -5099
sqlstate: 08004