SQL0000W | ステートメントは正常に処理されました。 |
説明: 警告状態が起きていなければ、SQL ステートメントは正常に処理されました。
ユーザーの処置: SQLWARN0 をチェックして、ブランクであることを確認してください。 ブランクの場合は、ステートメントが正常に実行されています。 ブランクでない場合は、警告が発生しています。他の警告標識をチェックして、特定の警告状態を判別してください。たとえば、SQLWARN1 がブランクでない場合は、ストリングが切り捨てられています。
アプリケーション開発の手引き を参照してください。
sqlcode: 0
sqlstate: 00000、 01003、 01004、 01503、 01504、 01506、 1509、 01517
SQL0001N | バインド、または事前コンパイルが失敗しました。 |
説明: 前のメッセージ中に示された理由のために、バインドまたは 事前コンパイル要求が失敗しました。
パッケージは作成されません。
ユーザーの処置: メッセージ・ファイル内のメッセージを参照してください。 コマンドを再発行してください。
サンプル・データベースをインストールしている場合は、それをドロップして サンプル・データベースを再インストールしてください。
SQL0002N | バインド・ファイル名が無効です。 |
説明: 前のメッセージ中に示された理由のために、指定された バインド・ファイル名が使用できません。
パッケージは作成されません。
ユーザーの処置: メッセージ・ファイル内のメッセージを参照してください。 コマンドを再発行してください。
サンプル・データベースをインストールしている場合は、それをドロップして サンプル・データベースを再インストールしてください。
SQL0003N | データベース名が無効です。 |
説明: 前のメッセージ中に示された理由のために、指定された データベース名が使用できません。
パッケージは作成されません。
ユーザーの処置: メッセージ・ファイル内のメッセージを参照してください。 コマンドを再発行してください。
SQL0004N | パスワードが無効です。 |
説明: パスワードに無効な文字が含まれているか、またはパスワードが 長すぎます。
パッケージは作成されません。
ユーザーの処置: 有効なパスワードを指定して、コマンドを再発行してください。
SQL0005N | メッセージ・ファイル名が無効です。 |
説明: 前のメッセージ中に示された理由のために、指定された メッセージ・ファイル名が使用できません。
パッケージは作成されません。
ユーザーの処置: メッセージ・ファイル内のメッセージを参照してください。 メッセージ・ファイルの名前をチェックしてください。メッセージ・ファイルがある場合にはその属性をチェックしてください。コマンドを再発行してください。
SQL0006N | datetime format パラメーターが無効です。 |
説明: datetime format パラメーターの値が 0 から 3 の有効な範囲内に ありません。
パッケージは作成されません。
ユーザーの処置: 有効な format パラメーターを指定して、コマンドを再発行してください。
SQL0007N | "<text>" の後の文字 "<character>" が無効です。 |
説明: 示された "<character>" は、SQL ステートメントの 有効な文字ではありません。「"<text>"」フィールドは、無効な文字の前にある 20 文字の SQL ステートメントを示します。
連合システム・ユーザー: データ・ソースは、"<character>" および "<text>" メッセージ・トークンに対して該当する値を提供しないこともあります。 この場合、"<character>" および "<text>" は、"<data source>:UNKNOWN" という形式になります。 これは、指定されたデータ・ソースの実際の値が不明であることを示します。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: 無効な文字を取り除くか、または有効な文字で置き換えてください。
sqlcode: -7
sqlstate: 42601
SQL0008N | ホスト変数宣言のトークン "<token>" が無効です。 |
説明: ホスト変数宣言に構文の誤りがあります。事前コンパイラーがホスト変数を識別できません。
ステートメントは処理されません。 ステートメント (セミコロンまで) に宣言されたどのホスト変数も受け付けられません。
ユーザーの処置: ホスト変数宣言の構文を確認してください。
SQL0009W | 事前コンパイラー・オプションを上書きしようとしましたが、無視されました。 |
説明: 事前コンパイラー・オプションの上書きが試みられました。
オプションは無視されます。
ユーザーの処置: すべての事前コンパイラー・オプションが正しく指定されていることを 確認してください。
SQL0010N | "<string>" で始まるストリング定数に、終わりの区切り文字が ありません。 |
説明: ステートメントに、"<string>" で始まるストリング定数が 含まれていますが、正しく終了していません。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: ステートメントを調べて、示されているストリング定数に アポストロフィが抜けていないことを確認してください。
sqlcode: -10
sqlstate: 42603
SQL0011N | 注釈が終了していません。 |
説明: 注釈が正しく終了していません。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: ステートメントを調べて、示されている注釈に区切り文字が抜けて いないこと、または余分な区切り文字がないかことを確認してください。
SQL0012W | 列 "<column>" で修飾のない相関が発生しました。 |
説明: 示された列は SELECT ステートメント中にありますが、明示的に 修飾されておらず、外部の SELECT ステートメントの FROM 文節に 指定されている表にあります。したがって、SELECT ステートメントの列に対する参照は 外部参照とみなされ、相関が発生します。
ステートメントは、相関が指定されたものとして処理されました。
ユーザーの処置: 相関が必要であることを確認してください。外部参照を用いるときには、必ず明示的に修飾してください。
sqlcode: +12
sqlstate: 01545
SQL0013N | 空の区切り識別子は無効です。 |
説明: 事前コンパイル時に、空のストリングとして 指定された、カーソル名、ステートメント名、データベース名、または 許可 ID が見つかりました。これは有効ではありません。 ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: 有効なカーソル名、ステートメント名、データベース名、または 許可 ID を指定してください。
SQL0014N | ソース・ファイル名が無効です。 |
説明: 事前コンパイラーの呼び出しに指定したソース・ファイル名に 無効な文字が含まれているか、またはソース・ファイル名へのポインターが 無効です。
パッケージは作成されませんでした。
ユーザーの処置: 正しいソース・ファイル名を使用してください。
SQL0015N | ホスト変数データ・タイプ "<token_1>" が無効です。"<token_2>" を使用してください。 |
説明: WCHARTYPE CONVERT 事前コンパイル・オプションが有効な場合には、漢字ホスト変数はデータ・タイプ 'sqldbchar'ではなく、'wchar_t'で宣言され ていなければなりません。
WCHARTYPE NOCONVERT 事前コンパイル・オプションが有効で (デフォルト) 、'wchar_t' がこのプラットフォームに 4 バイト整数として定 義されている場合には、漢字ホスト変数はデータ・タイプ 'wchar_t'ではなく 、'sqldbchar'で宣言されていなければなりません。
ユーザーの処置: ホスト変数の現行のデータ・タイプを、メッセージに指定されたデータ・タイ プと置き換えてください。
SQL0020W | バインドまたは事前コンパイル・オプション "<option-name(s)/option-number(s)>" は、ターゲット・データベースでサポートされていないため、無視されます。 |
説明: この警告は次の状況の場合に返されます。
サポートされていないオプション / 値は無視されます。 もっとも可能性が高い原因としては、DRDA アプリケーション・サーバーへの接続時にのみ サポートされるオプションまたはオプション値が、非 DRDA サーバーへの接続時に指定されたことです。
DRDA アプリケーション・サーバーでのみサポートされるオプションの リストについては、"db2 ? bind" または "db2? prep" と入力してください。
オプション番号と対応するオプション名には、以下が含まれます。
ユーザーの処置: この DBMS への接続時に、バインドまたは事前コンパイルの 指定 "<option-name(s)/option-number(s)>" が 必要なことを確認してください。
SQL0021W | 無効な事前コンパイラー・オプション "<option>" が無視されました。 |
説明: メッセージに示されたオプションは、有効な事前コンパイラー・オプシ ョンではありません。
オプションは無視されます。
ユーザーの処置: すべての事前コンパイラー・オプションが正しく指定されていることを 確認してください。
SQL0022W | 重複する事前コンパイラー・オプション "<option>" が 無視されました。 |
説明: 事前コンパイラー・オプション "<option>" が 重複しています。
オプションは無視されます。
ユーザーの処置: すべての事前コンパイラー・オプションが 1 回だけ指定されていることを 確認してください。
SQL0023N | データベース名が無効です。 |
説明: 指定されたデータベース名は、有効な名前ではありません。
事前コンパイルは終了します。
ユーザーの処置: データベース名のつづりが正しく、短識別子の規則にしたがっていることを 確認してください。
SQL0024N | データベース名が指定されませんでした。 |
説明: 事前コンパイル時にデータベース名が指定されていませんでした。
事前コンパイルは終了します。
ユーザーの処置: データベース名を指定してください。
SQL0025W | バインドまたは事前コンパイルが、警告付きで完了しました。 |
説明: バインドまたは事前コンパイルは成功しましたが、警告が出されました。 パッケージとバインド・ファイルのいずれか、または両方が、コマンドで要求された通りに作成されました。
ユーザーの処置: メッセージ・ファイル内のメッセージを参照してください。 必要に応じて、問題を訂正してコマンドを再発行してください。
SQL0026N | パスワードが無効です。 |
説明: 指定されたパスワードは、有効なパスワードではありません。
事前コンパイルは終了します。
ユーザーの処置: 指定したパスワードが、パスワードの規則にしたがっていることを 確認してください。
SQL0028C | バインド・ファイルのリリース番号が無効です。 |
説明: バインド・ファイルのリリース番号が、インストールされているバージョンの データベース・マネージャーのリリース番号と互換ではありません。
このバインド・ファイルは、現行バージョンのデータベース・マネージャーでは 使用できません。コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: 可能であれば、現在のデータベース・マネージャーを使用して、事前コンパイル・プロセスを繰り返してください。 または、互換リリース・レベルのデータベース・マネージャーで 作成されたバインド・ファイルのみを使用してください。
SQL0029N | INTO 文節が必要です。 |
説明: アプリケーション・プログラムに組み込まれている 非カーソル SELECT または VALUES ステートメントには、ステートメントの 結果を入れる場所を指示するための INTO 文節が必要です。 動的 SELECT ステートメントには、INTO 文節を使用できません。
ユーザーの処置: INTO 文節を SELECT または VALUES ステートメントに 追加して、もう一度アプリケーション・プログラムを事前コンパイルしてください。
sqlcode: -29
sqlstate: 42601
SQL0030N | ソース・ファイル名が指定されませんでした。 |
説明: 事前コンパイル時にソース・ファイル名が指定されていませんでした。
事前コンパイルは終了します。
ユーザーの処置: ソース・ファイル名を指定してください。
SQL0031C | ファイル "<name>" がオープンできませんでした。 |
説明: ファイル "<name>" が指定されていますが、オープンできませんでした。
事前コンパイルは終了します。
ユーザーの処置: 示されたファイル名が正しく、ファイル・システム内に存在し、ファイル許可が 正しいことを確認してください。
サンプル・データベースをインストールしている場合は、それをドロップして サンプル・データベースを再インストールしてください。 エラーが続く場合は、データベース・マネージャーを再インストールした後に、サンプル・データベースをインストールしてください。
SQL0032C | ファイル "<name>" が使用できません。 |
説明: ファイル "<name>" の読み取りまたは書き込み中に、エラーが起きました。
事前コンパイルは終了します。
ユーザーの処置: もう一度事前コンパイルしてください。
SQL0033N | "<name>" は、有効なバインド・ファイルではありません。 |
説明: 示されたバインド・ファイル "<name>" が、有効なバインド・ファイルではありません。
バインドは終了します。
ユーザーの処置: 正しいファイル名が指定されていることを確認してください。
SQL0034N | バインド・ファイル名が指定されませんでした。 |
説明: バインド時にバインド・ファイル名が指定されていませんでした。
バインドは終了します。
ユーザーの処置: バインド・ファイル名を指定してください。
SQL0035N | ファイル "<name>" がオープンできません。 |
説明: メッセージ・ファイル "<name>" がオープンできませんでした。
バインドまたは事前コンパイルは終了しました。
ユーザーの処置: システムがそのファイルにアクセスできることを確認してください。
SQL0036N | ファイル名 "<name>" の構文が無効です。 |
説明: ファイルが事前コンパイラーへの入力の場合は、使用する言語に対する 正しい拡張子を持っている必要があります。 ファイルがバインド・プログラムへの入力の場合は、拡張子 .bnd を 持っている必要があります。 また、プラットフォームの最大長を超える完全に解決されたファイル名も、このエラーの原因となります。
事前コンパイルまたはバインドは終了します。
ユーザーの処置: 示されたファイル名が正しいことを確認してください。
SQL0037W | メッセージ・ファイル "<name>" の構文が無効です。 |
説明: メッセージ・ファイル名 "<name>" は、この機能に対して 構文的に正しくありません。
システムは出力を標準出力装置に切り替えます。
ユーザーの処置: 示されたファイル名が正しいことを確認してください。
SQL0038W | バインド・オプション SQLERROR CONTINUE は、この DB2 提供リスト・ファイルを DB2/MVS、SQL/DS、または OS/400 とバインドする時に必要となるために、活動化されています。 |
説明: 次の DB2 提供リスト・ファイルをバインドする時には、SQLERROR CONTINUE バインド・オプションが必要です。
このオプションは、バインド・ファイルに SQL ステートメントがある場合 にも、これを無効とみなすために、DRDA サーバーにパッケージの作成を指示します。すべての DRDA サーバーが DB2 提供リスト・ファイルに入っているすべての SQL ステートメントをサポートしていないので、 リスト・ファイルのすべての バインド・ファイルに対してパッケージが作成されるように保証するためには 、SQLERROR CONTINUE バインド・オプションを使用しなければなりません。
ユーザーの処置: 応答は必要ありません。 必要なバインド・オプション SQLERROR CONTINUE が指定されています。今後、この警告の受信を回避するためには、SQLERROR CONTINUE バインド・オプションを指定してください。
SQL0039N | バインド・ファイルが無効なため、バインド・プログラムが処理を 完了できませんでした。 |
説明: バインド・プログラムがバインド・ファイルを処理できませんでした。バインド・ファイルの内容が誤って更新されたため、そのバインド・ファイルは 無効となっている可能性があります。
バインド・ファイルは処理されません。
ユーザーの処置: 可能であれば、新しいバインド・ファイルを作成するために、事前コンパイル・プロセスを繰り返してください。 または、バインド・ファイルの新しいコピーを取得してください。
SQL0040N | リスト "<name>" のバインド・ファイルでエラーが発生しました。"<list>" のファイルはバインドされませんでした。 |
説明: メッセージ・ファイル内の前のメッセージに示された理由のため、1 つ以上のバインド・ファイルがバインドされませんでした。 バインドされなかったファイルのリストは 1 から始まる数字で構成されており、その数字はリスト・ファイル内のバインドされなかったファイルの相対位置を示します。 "<name>" には、リスト・ファイルのパス情報が 含まれていません。
メッセージには、エラーがあった最初の 20 個のバインド・ファイルしか リストされません。 20 個以上のバインド・ファイルにエラーがあった場合は、 リストの最後のバインド・ファイル名の後に、省略記号 (...) が挿入されます。
パッケージは作成されませんでした。
ユーザーの処置: メッセージ・ファイル内のメッセージを参照してください。 リスト・ファイルをチェックして、有効な名前が含まれていることを 確認してください。コマンドを再発行してください。
SQL0041N | 致命的エラーが発生して処理が終了されたために、リスト "<name>" 内のファイル番号 "<number>" に続くファイルを バインドする試みは実行されませんでした。 |
説明: バインド処理中の一部のエラーは致命的なエラー (すなわち、システム ・エラーまたはメモリー・エラー) と考えられます。リスト・ファイルのファイルの処理中にこれらのエラーの 1 つが起こった場合に は、処理は終了されます。リスト・ファイルの残りのファイルをバインドする試みは行われません。
リスト内で指定されたバインド・ファイルをバインド中に、このようなエラ ーが起こりました。バインド・ファイルの識別に使用される数字が、リスト・ファイルのファイル の相対位置を示していることに注意してください。
ユーザーの処置: 起こったエラーを解決するためには、これに伴って出されたその他のメッセー ジを参照してください。コマンドを再発行してください。
SQL0051N | プログラム中の SQL ステートメントの数が、最大値を超えています。 |
説明: プログラム内で使用する SQL ステートメントが多すぎて、データベース 内の 1 つのパッケージでは処理しきれません。
事前コンパイルは終了します。
ユーザーの処置: プログラムを単純にするか、個別の小さいプログラムに 分割するか、またはその両方を行ってください。
SQL0053W | プログラムに SQL ステートメントがありません。 |
説明: 指定されたソース・ファイルには、SQL ステートメントが含まれていません。
バインドの場合には、空のパッケージが作成されます。
ユーザーの処置: 事前コンパイルまたはバインド中のプログラムが正しいことを 確認してください。
SQL0055N | ソース入力ファイルが空です。 |
説明: プログラム・ソース入力ファイルに、データが入っていません。
事前コンパイルは終了します。
ユーザーの処置: 正しい入力ファイルが指定されていることを確認してください。
SQL0056N | ネストされた複合ステートメントに SQLSTATE または SQLCODE 変数宣言があります。 |
説明: SQLSTATE または SQLCODE 変数宣言が、SQL ルーチンで最外部の複合ステートメントではなく、ネストされた複合ステートメントにあります。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: SQLSTATE および SQLCODE 変数は、SQL ステートメントで最外部の複合ステートメントでのみ宣言してください。
sqlcode: -56
sqlstate: 42630
SQL0057N | SQL 関数またはメソッド内の RETURN ステートメントには、戻り値が含まれていなければなりません。 |
説明: 返す値の指定なしで、RETURN ステートメントが SQL 関数またはメソッドに指定されています。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: RETURN ステートメントに値を指定してください。
sqlcode: -57
sqlstate: 42631
SQL0058N | SQL プロシージャーにある RETURN ステートメントのデータ・タイプは INTEGER でなければなりません。 |
説明: INTEGER データ・タイプではない値または式で、RETURN ステートメントが SQL プロシージャーに指定されています。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: データ・タイプ INTEGER の値を RETURN ステートメントに指定してください。
sqlcode: -58
sqlstate: 428F2
SQL0060W | "<name>" 事前コンパイラーが 処理中です。 |
説明: このメッセージは、事前コンパイラーの処理開始時に、標準出力装置に 書き込まれます。 トークン "<name>" は、呼び出された特定言語の事前コンパイラーを示します。
処理は続行されます。
ユーザーの処置: 処置は必要ありません。
SQL0061W | バインド・プログラムが処理中です。 |
説明: このメッセージは、バインド・プログラムの処理開始時に、標準出力装置に書き込まれます。
処理は続行されます。
ユーザーの処置: 処置は必要ありません。
SQL0062W | ファイル "<name>" の INCLUDE 開始中です。 |
説明: INCLUDE ステートメントが指定されています。 現在、事前コンパイラーは INCLUDE ファイルを処理しています。
ユーザーの処置: 処置は必要ありません。
SQL0063W | ファイル "<name>" の INCLUDE が完了しました。 |
説明: 事前コンパイラーが INCLUDE ファイルの処理を完了しました。INCLUDE ステートメントを含んでいるファイルの処理が再開されます。
ユーザーの処置: 処置は必要ありません。
SQL0064N | ファイル "<name>" が直接または間接的に、自己 INCLUDE しています。 |
説明: 循環 INCLUDE が指定されています。 事前コンパイラー入力ファイルはそのファイル自体を INCLUDE することはできず、そのファイルを INCLUDE するファイルに INCLUDE されることもできません。
示されたファイルは INCLUDE されません。
ユーザーの処置: INCLUDE ファイルのネストをチェックして、循環を取り除いてください。
SQL0065N | ホスト変数宣言内で、予期しない行の終わりに達しました。 |
説明: ホスト変数宣言に構文の誤りがあります。宣言が完了する前に、行の終わりが見つかりました。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: ホスト変数宣言の構文を確認してください。
SQL0078N | ルーチン "<routine-name>" にパラメーターを指定しなければなりません。 |
説明: ルーチン "<routine-name>" では、すべてのパラメーターについてパラメーター名が指定されていません。 ルーチンが LANGUAGE SQL または SQLMACRO で定義されている場合、定義済みパラメーターごとにパラメーター名が必要です。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: 定義済みパラメーターすべてがパラメーター名を持っていることを確認してください。
sqlcode: -78
sqlstate: 42629
SQL0079N | DECLARE GLOBAL TEMPORARY TABLE "<name>" の スキーマ名は、"<schema-name>" ではなく SESSION でなければなりません。 |
説明: 宣言された一時表のスキーマ名は SESSION でなければなりません。 DECLARE GLOBAL TEMPORARY TABLE ステートメントは、宣言された新しい一時表 "<name>" を 明示スキーマ名 "<schema-name>" で定義しています。 これは許されていません。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: 以下のいずれかの方法でステートメントを変更してください。
sqlcode: -79
sqlstate: 428EK
SQL0081N | 事前コンパイル / バインド中に、SQLCODE "<sqlcode>" が 返されました。 |
説明: プログラムの事前コンパイル中またはバインド中に、予期 しない SQLCODE "<sqlcode>" がデータベース・マネージャーから 返されました。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: SQLCODE を調べて問題を判別し、適切な処置を 取ってください。
SQL0082C | エラーが発生したため、処理は終了しました。 |
説明: 前に起きた非 SQL エラーのために、処理が終了しました。
事前コンパイル / バインド / 再バインドは終了します。パッケージは作成されませんでした。
ユーザーの処置: 前のエラーの原因を訂正して、もう一度 やり直してください。
SQL0083C | メモリーの割り振りエラーが発生しました。 |
説明: 処理を実行するために必要なメモリーが足りなくなりました。
ユーザーの処置: 解決策は以下の通りです。
SQL0084N | EXECUTE IMMEDIATE ステートメントに、SELECT または VALUES ステートメントが含まれています。 |
説明: SELECT または VALUES ステートメントが EXECUTE IMMEDIATE ステートメントで使用されています。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: 暗黙機能はサポートされていません。SELECT または VALUES ステートメントを準備してください。 その後に、 OPEN、 FETCH、 および CLOSE を使用してください。
sqlcode: -84
sqlstate: 42612
SQL0085N | ステートメント名 "<name>" は、すでに定義されています。 |
説明: 今回の DECLARE ステートメント内で指定された ステートメント名は、前回の DECLARE ステートメントですでに使用されています。
今回の DECLARE ステートメントは処理されません。 前回の DECLARE ステートメントの指定が、現在も有効です。
ユーザーの処置: 今回のステートメントには、別の名前を使用してください。
SQL0086C | メモリーの割り振りエラーが発生しました。 |
説明: 処理を実行するために必要なメモリーが足りなくなりました。
ユーザーの処置: 解決策は以下の通りです。
SQL0087N | ホスト変数 "<name>" が、構造参照が許されていない場所で 使用された構造です。 |
説明: 構造参照を SQL ステートメントで使用すると、その構成要素フィールドの コンマで区切られたリストが、その代わりに使用されたかのように扱われます。ホスト変数のリストは PREPARE などの SQL ステートメントで使用できないので、複数フィールドを持つ構造に対する参照にもなりません。
ユーザーの処置: アトミック・ホスト変数、または完全に修飾された構造フィールド名を 持つ構造参照を置き換えてください。
SQL0088N | ホスト変数 "<name>" が未確定です。 |
説明: ホスト変数 "<name>" を一意的に識別できません。同じ修飾を持つ複数のホスト変数が検出される可能性があります。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: ホスト変数の修飾を増やすか、またはすでに完全に修飾されたものが存在している場合は、名前変更してください。
SQL0089N | エラーが 100 個に達したので、処理が終了しました。 |
説明: エラーが 100 個に達したので、事前コンパイラーまたは バインド・プログラムが処理を終了します。
ユーザーの処置: メッセージ・ログに示されているエラーを修正して、コマンドを 再発行してください。
SQL0091W | 事前コンパイルまたはバインドが、"<number-1>" エラーと "<number-2>" 警告で終了しました。 |
説明: 事前コンパイルまたはバインドが、上記の番号の警告とエラーで 終了しました。
事前コンパイルまたはバインドは終了します。
ユーザーの処置: 警告またはエラーが起きた場合は、必要に応じてプログラムを修正し、事前コンパイルまたはバインドを再試行してください。
SQL0092N | 前のエラーにより、パッケージが作成されませんでした。 |
説明: 前のエラーのために、パッケージが作成されませんでした。
ユーザーの処置: エラーを修正して、事前コンパイルまたはバインドを再試行してください。
SQL0093N | EXEC SQL のステートメント終了記号が現れる前に、入力ファイルの 終わりに達しました。 |
説明: SQL ステートメントの処理中、そのステートメントが 終了する前にソースが終了しました。
事前コンパイルは終了します。
ユーザーの処置: SQL ステートメントが正しく終了していることを確認してください。
SQL0094N | ユーザーの割り込み要求により、バインドが終了しました。 |
説明: 割り込み要求 (ユーザーが割り込みキーを押した可能性があります) の ために、バインドが終了しました。
処理は終了しました。パッケージは作成されません。
ユーザーの処置: 必要な場合には、もう一度バインドの実行依頼を行ってください。
サンプル・データベースをインストールしている場合は、それをドロップして サンプル・データベースを再インストールしてください。
SQL0095N | 前のエラーにより、バインド・ファイルが作成されませんでした。 |
説明: 前のエラーのために、バインド・ファイルが作成されませ んでした。
バインド・ファイルは作成されません。
ユーザーの処置: エラーを訂正して、事前コンパイルを再試行してください。
SQL0097N | LONG VARCHAR または LONG VARGRAPHIC データ・タイプの変数またはパラメーターは、SQL ルーチンではサポートされていません。 |
説明: SQL ルーチン (プロシージャー、関数、またはメソッド) は、LONG VARCHAR または LONG VARGRAPHIC データ・タイプの変数または パラメーターをサポートしていません。
ユーザーの処置: LONG VARCHAR または LONG VARGRAPHIC データ・タイプの変数またはパラメーターを SQL ルーチンで使用しないでください。 LONG VARCHAR の場合、明示的な長さとともに VARCHAR を使用します。 LONG VARGRAPHIC の場合、明示的な長さとともに VARGRAPHIC を使用します。
sqlcode: -97
sqlstate: 42601