メッセージ解説書

SQL1800 - SQL1899

SQL1800N構造体 sqle_request_info の無効なポインターがカタログ管理 コマンド/API に渡されました。

説明: 構造体 sqle_request_info へ渡されたポインターはカタログ管理コマンド/API として無効です。 クライアント構成援助要求のためには、 このポインターはヌルであってはなりません。

ユーザーの処置: 有効なポインターを sqle_request_info に指定し、コマンドを再実行依頼してください。

SQL1801N無効な要求タイプです。

説明: 指定された要求タイプはこのコマンドでサポートされていません。

ユーザーの処置: この要求タイプが、次のサポートされている要求タイプの 1 つであることを確認 してください。

  1. SQLE_CCA_REQUEST - CCA カタログ・ノードはカタログに対して要求し、走査コマンドをオープンします
  2. SQLE_DAS_REQUEST - DAS カタログ・ノードはカタログに対して要求し、走査コマンドをオープンします
  3. SQLE_CND_REQUEST - CCA および DAS カタログ項目の走査コマンドをオープンします

SQL1802Nこの要求タイプに属する項目がありません。

説明: 提供された要求タイプによりカタログ化されたノード・ディレクトリーの 項目がありません。

ユーザーの処置: 同じ要求タイプを使用して項目をカタログ化し、コマンドを 再実行依頼してください。

SQL1803N要求された操作は、"パッケージ・ロックなし" モードでは実行されません。影響を受けるパッケージは "<package-name>" です。

説明: データベース・マネージャーは、現在 "パッケージ・ロックなし" モードで作動しています。このモードは、DB2_NO_PKG_LOCK レジストリー環境変数を "ON" に設定して活動状態となっています。

このモードでは、次のクラスの操作は、パッケージでの影響により 実行できなくなります。

要求された操作により、この 3 つの方法のいずれかで パッケージ "<package-name>" に影響があったために、操作は認められません。

ユーザーの処置: "パッケージ・ロックなし" モードで許可されない操作を実行しないでください。 要求された操作を実行するには、"パッケージ・ロックなし" モードを 終了する必要があります。 これは、DB2_NO_PKG_LOCK 環境レジストリー変数の 設定を解除することで実行されます。 変数の変更を有効にするには、データベース・マネージャーを一度停止して、再始動してください。

sqlcode: -1803

sqlstate: 57056

SQL1816Nラッパー "<wrapper-name>" は、連合データベースに定義を試みているデータ・ ソース ("<server-type>" "<server-version>") の "<type-or-version>" に アクセスするために使用できません。

説明: 指定したラッパーは、定義したいデータ・ソースのタイプまたはバージョンをサポートしていません。

ユーザーの処置: 資料を調べて、そのデータ・ソースのタイプおよびバージョンをサポートするラッパーを見つけてください。 CREATE WRAPPER ステートメントによって、ラッパーは連合データベースに登録されていなければなりません。 そのラッパーが指定されるよう CREATE SERVER ステートメントを再コーディングし、もう一度 CREATE SERVER ステートメントを 実行してください。

sqlcode: -1816

sqlstate: 560AC

SQL1817NCREATE SERVER ステートメントは、連合データベースに定義したい データ・ソースの "<type-or-version>" を識別していません。

説明: 指定したラッパーを CREATE SERVER ステートメントが参照している場合、そのステートメントは、連合データベースに定義されるデータ・ソースの "<type-or-version>" を識別していなければ なりません。

ユーザーの処置: CREATE SERVER ステートメントで、定義されるデータ・ソースの "<type-or-version>" が指定されるよう、"<type-or-version>" オプションをコーディングしてください。 その後、もう一度 CREATE SERVER ステートメントを実行してください。

sqlcode: -1817

sqlstate: 428EU

SQL1818N実行依頼した ALTER SERVER ステートメントを処理できませんでした。

説明: ALTER SERVER ステートメントが参照しているデータ・ソース (またはデータ・ソースのカテゴリー) 内の 表または視点のニックネームを参照する SELECT ステートメントによる作業単位で、その ALTER SERVER ステートメントは処理されます。

ユーザーの処置: 作業単位を終了させた後、ALTER SERVER ステートメントを再実行依頼してください。

sqlcode: -1818

sqlstate: 55007

SQL1819N実行依頼した DROP SERVER ステートメントを処理できませんでした。

説明: DROP SERVER ステートメントが参照しているデータ・ソース (またはデータ・ソースのカテゴリー) 内の 表または視点のニックネームを参照する SELECT ステートメントによる作業単位で、その DROP SERVER ステートメントは処理されます。

ユーザーの処置: 作業単位を終了させた後、DROP SERVER ステートメントを再実行依頼してください。

sqlcode: -1819

sqlstate: 55006

SQL1820NLOB 値に対するアクションが失敗しました。理由コード = "<reason-code>"

説明: 理由コードには、以下のものがあります。

  1. LOB 値を格納するのに十分なバッファー・スペースがありませんでした。
  2. このリモート・データ・ソースは LOB データ・タイプの現行アクションをサポートしていません。
  3. 内部プログラム制限を超えているものがあります。

ユーザーの処置: LOB のサイズを削減し、LOB データ・タイプで適用されている関数を置換してください。最後に、ステートメントから LOB データ・タイプを除去してください。

sqlcode: -1820

sqlstate: 560A0

SQL1821W検索された LOB 値は変更している可能性があります。

説明: LOB 値は、据え置き検索基盤で評価されます。LOB 値は最初にアクセスされたときと、実際に検索されたときの間が変更している可能性があります。

ユーザーの処置: "deferred_lob_retrieval" を "N" in SYSSERVEROPTIONS にセットし、照会を再実行依頼するか、警告を無視してください。

sqlcode: +1821

sqlstate: 01621

SQL1822Nデータ・ソース "<data source name>" から予期しないエラー・コード "<error code>" を受け取りました。関連するテキストおよびトークンは "<tokens>" です。

説明: データ・ソースを参照中に、連合サーバーは DB2 と同等のものにマップしないデータ・ソースから予期しないエラー・コードを受け取りました。

考えられるエラー・コードには以下が含まれます。

ユーザーの処置: このデータ・ソースで指定された適切なメッセージの位置およびエラーの 訂正可能な処置により、問題の根本の原因を確認し、訂正してください。

SQL1823Nサーバー "<server name>" からデータ・タイプ "<data type name>" に存在する データ・タイプ・マッピングがありません。

説明: 試行は、オブジェクトのニックネームを作成させました。オブジェクトの 1 つ以上の列のタイプが現在連合サーバーにとって不明です。不明タイプの名前はこのメッセージにリストされています。

ユーザーの処置: CREATE TYPE MAPPING ステートメントを使用して指定されたサーバーのタイプ名 を指定したマップを作成してください。

sqlcode: -1823

sqlstate: 428C5

SQL1824Wこの UNION ALL のオペランドにある基礎表のいくつかは同じ表である可能性が あります。

説明: ニックネームはリモート基礎表、リモート視点、リモート別名またはリモート・ニックネーム を参照することができます。 UNION ALL 視点の 2 つのオペランドが異るニックネームを参照する場合、これらのオペランドは同じ表を指している可能性があります (両方がリモート基礎表 として知られている場合)。このメッセージはユーザーに、1 つのリモート・データ表が 2 つのオペランドを介して更新または削除により 2 回更新または削除をしている 可能性があることを警告するのに発行されます。

ユーザーの処置: すべてのオペランドが異るリモート表を示していることを確認してください。2 つのオペランドが同じリモート基礎表を指している場合、更新または削除操作 を反転するロールバックを発行しているとみなします。

sqlcode: +1824

sqlstate: 01620

SQL1825Nこの SQL ステートメントを連合環境で取り扱うことはできません。

説明: いくつかの制限のため、現行 SQL ステートメントを連合環境で取り扱うことができません。制限として推定されるものは以下のとおりです。

ユーザーの処置: それぞれの原因について、次のように対処してください。

sqlcode: -1825

sqlstate: 429A9

SQL1826Nシステム・カタログ・オブジェクト "<object-name>" で、"<column-name>" 列に対して無効な "<value>" 値が列に対して指定されました。

説明: システム・カタログ・オブジェクト "<object-name>" で、"<column-name>" 列に対して無効な "<value>" 値が列に対して指定されました。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 指定されたシステム・カタログ・オブジェクトの指定された列の有効な値については、 SQL 解説書 を参照してください。 ステートメントを訂正して、もう一度やり直してください。

sqlcode: -1826

sqlstate: 23521

SQL1827Nサーバー "<server-name>" に対するローカル許可 ID "<auth-ID>" で定義される ユーザー・マッピングはありません。

説明: 定義されていないユーザー・マッピングを削除あるいは更新 しようとしました。

ユーザーの処置: ALTER USER MAPPING ステートメントの場合、まず、CREATE USER MAPPING ステートメントを使用しているユーザー・マッピングを作成してください。それから、ユーザー・マッピングを更新します。 DROP USER MAPPING ステートメントの場合、ユーザー・マッピングがないため、これ以上の処置は必要ありません。

sqlcode: -1827

sqlstate: 42704

SQL1828Nリモート・サーバー "<server-name>" あるいは、サーバー・タイプ "<server-type>"、バージョン "<server-version>"、およびプロトコル "<server-protocol>" の、リモート・サーバーのグループに対して定義されているサーバー・オプション "<option-name>" はありません。

説明: 定義されていないサーバー・オプションを削除あるいは更新 しようとしました。

ユーザーの処置: ALTER SERVER ステートメントの場合は、まず、CREATE SERVER ステートメントを使用してサーバー・オプションを作成してください。それから、サーバー・オプションを更新します。 DROP SERVER ステートメントの場合は、サーバーのサーバー・オプションが存在しないため、これ以上の処置は必要ありません。

sqlcode: -1828

sqlstate: 42704

SQL1830NRETURNS 文節は EXPRESSION AS 文節を使用して、述部を指定する前に指定する必要があります。

説明: RETURNS 文節が、EXPRESSION AS 文節を含む PREDICATE 文節の前に指定されていません。 RETURNS 文節が述部指定の後に組み込まれているか、または欠落している可能性があります。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: PREDICATE 文節の前に RESULTS 文節を置いて CREATE FUNCTION ステートメントを指定してください。

sqlcode: -1830

sqlstate: 42627

SQL1831N副表 "<subtable-name>" の表統計は更新できません。

説明: ステートメントは、副表として定義されている表 "<subtable-name>" に対して NPAGES、 FPAGES、 または OVERFLOW の統計値を更新しようとしています。タイプ付き表の場合、これらの統計は表階層のルート表を使用して更新することしかできません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 副表の代わりに、表階層のルート表に対するカタログ統計を更新してください。

sqlcode: -1831

sqlstate: 428DY

SQL1832NSQL 関数として定義されているため、ルーチン "<routine-name>" をフィルターを定義するために 使用できません。

説明: ルーチン (関数またはメソッド) "<routine-name>" が、ユーザー定義の述部指定または索引拡張子定義として FILTER 文節に指定されています。 このルーチンを LANGUAGE SQL で定義することはできません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: LANGUAGE SQL で定義されていない関数を指定してください。

sqlcode: -1832

sqlstate: 429B4

SQL1881N"<option-name>" は、"<object-name>" に対して 有効な "<option-type>" ではありません。

説明: 指定されたオプションが存在しないか、あるいは操作している特定のデータ・ソース、データ・ソース・タイプ、またはデータベース・オブジェクトに対して有効ではないと思われます。

ユーザーの処置: SQL 解説書を参照して、必要なオプションを調べてください。 次に、実行したいステートメントを訂正して再実行依頼してください。

sqlcode: -1881

sqlstate: 428EE

SQL1882N"<option-type>" オプション "<option-name>" は、"<object-name>" に対して "<option-value>" に設定できません。

説明: 指定した値に正しい区切り文字が欠落しているか、または値が無効です。

ユーザーの処置: SQL 解説書を参照して、必要な値を調べてください。 次に、実行したいステートメントを訂正して再実行依頼してください。 値は必ず単一引用符で区切ってください。

sqlcode: -1882

sqlstate: 428EF

SQL1883N"<option-name>" は、"<object-name>" に対して必須 "<option-type>" オプションです。

説明: 実行依頼したステートメントを処理するために DB2 が必要とするオプションを指定しませんでした。

ユーザーの処置: 実行したいステートメントに必要なオプションを見つけるには、資料を参照してください。次に、このステートメントを訂正して再実行依頼してください。

sqlcode: -1883

sqlstate: 428EG

SQL1884N"<option-name>" ("<option-type>" オプション) が複数回指定されました。

説明: 同じオプションを複数回参照するステートメントが入力されました。

ユーザーの処置: ステートメントを再びコーディングして、必要なオプションの参照を 1 回のみにします。次に、ステートメントの再実行依頼を行ってください。

sqlcode: -1884

sqlstate: 42853

SQL1885N"<option-type>" オプション "<option-name>" はすでに定義されています。

説明: すでに値を持っているオプションの値を入力しました。

ユーザーの処置: 該当するカタログ視点に照会を行って、オプションが現在設定されている値を判別してください。この値が必要な値と違う場合は、ステートメントを再びコーディングして SET キーワードを OPTIONS キーワードの後にしてください。 このオプションの値を含むカタログ視点を見つけるには、SQL 解説書を参照してください。

sqlcode: -1885

sqlstate: 428EH

SQL1886N"<option-type>" オプション "<option-name>" が定義されていないため、"<operation-type>" 操作が無効です。

説明: 操作しているデータ・ソース、データ・ソース・タイプ、またはデータベース・オブジェクトに定義されている オプションの値を変更または削除しようと試みました。

ユーザーの処置: 実行したいステートメントに SET を指定した場合は、ステートメントを再びコーディングして、SET を省略するか、SET を ADD で置き換えます (ADD がデフォルトです)。 次に、ステートメントの再実行依頼を行ってください。 DROP を指定した場合は、何も行わないでください。

sqlcode: -1886

sqlstate: 428EJ

SQL1887NSPECIFICATION ONLY 文節が必要です。

説明: ニックネームに対する CREATE INDEX ステートメントには、SPECIFICATION ONLY 文節が必要です。

ユーザーの処置: SPECIFICATION ONLY 文節を追加して、ステートメントを再実行依頼してください。

sqlcode: -1887

sqlstate: 42601


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