メッセージ解説書

SQL2300 - SQL2399

SQL2300N表名の修飾子が長すぎるか、または表名の一部として 指定されていません。

説明: 表名は完全修飾を行う必要があります。形式は authid.tablename で、ここで authid は 1 から 30 文字、tablename は 1 から 128 文字 (MBCS 環境の場合はバイト) でなければ なりません。

ユーティリティーの処理を終了します。

ユーザーの処置: 正しい修飾子を含む完全修飾表名を指定して、コマンドを 再発行してください。

SQL2301Ntablename パラメーターが無効です。 パラメーターが長過ぎるか、許可 ID しか指定されていないか、または名前のアドレスが無効です。

説明: 完全修飾でなければならず、形式 authid.name で、ここで authid は 1 から 30 文字、name は 1 から 128 文字 (MBCS 環境ではバイト) でなければ なりません。また有効なアプリケーション・アドレスでなければなりません。

ユーティリティーの処理を終了します。

ユーザーの処置: 正しい表名を使用して、コマンドを再発行してください。

SQL2302N索引リストは無効です。リストのアドレスが無効か、リストの項目数が指定された索引の数より 少ないか、またはリスト内の索引のアドレスが無効です。

説明: リストのアドレスが無効か、リストの項目数が 指定された索引の数より少ないか、または リスト内の索引のアドレスが無効です。

ユーティリティーの処理を終了します。

ユーザーの処置: 有効な索引リストを指定して、コマンドを再発行してください。

SQL2303Nstatsopt パラメーターが無効です。

説明: Run Statistics コマンドの statsopt パラメーターは、以下のいずれかでなければなりません。

ユーティリティーの処理を終了します。

ユーザーの処置: 有効な statsopt パラメーターを使用して、コマンドを再発行してください。

SQL2304Nsharelev パラメーターが無効です。参照の場合は 'R'、変更の場合は 'C' でなければなりません。

説明: RUN STATISTICS コマンドの sharelev パラメーターは、参照の場合は R、変更の場合は C でなければなりません。

ユーティリティーの処理を終了します。

ユーザーの処置: 有効な sharelev パラメーターを使用して、コマンドを再発行してください。

SQL2305N指定された表は視点です。ユーティリティーを視点に対して実行することはできません。

説明: 指定された tname パラメーターが、表以外の視点です。

ユーティリティーの処理を終了します。

ユーザーの処置: 有効な tname パラメーターを使用して、コマンドを再発行してください。

SQL2306N表または索引 "<name>" が 存在しません。

説明: "<name>" で示された表または索引が データベースに存在しないか、または "<name>" で 示された索引が、指定された表に定義されていません。表またはいずれかの索引の修飾子が 正しくない可能性があります。

ユーティリティーの処理を終了します。

ユーザーの処置: 有効な表名および索引を使用して、コマンドを再発行してください。

SQL2307N指定された表はシステム表です。 Runstats ユーティリティーをシステム表に対して実行することはできません。

説明: Run Statistics ユーティリティー・コマンドは、システム表に対して実行されていない可能性があります。

ユーティリティーの処理を終了します。

ユーザーの処置: 有効な表名を使用して、コマンドを再発行してください。

SQL2308N索引名 "<name>" の修飾子が長すぎるか、または 索引名の一部として指定されていません。

説明: 索引名は完全修飾名でなければなりません。 形式は authid.name で、authid は 1 から 30 文字で、name は 1 から 18 文字 (MBCS 環境 ではバイト) でなければなりません。

ユーティリティーの処理を終了します。

ユーザーの処置: 正しい修飾子を含む完全修飾名を指定して、コマンドを 再発行してください。

SQL2309N索引名 "<name>" が無効です。名前が長すぎるか、または修飾子だけが指定されています。

説明: 索引名は完全修飾名でなければなりません。 形式は authid.name で、authid は 1 から 30 文字で、name は 1 から 18 文字 (MBCS 環境 ではバイト) でなければなりません。

ユーティリティーの処理を終了します。

ユーザーの処置: 有効な索引を指定して、コマンドを再発行してください。

SQL2310Nユーティリティーが統計を生成できませんでした。エラー "<sqlcode>" が返されました。

説明: ユーティリティーが統計の収集中に、エラーが起きました。

ユーティリティーの処理を終了します。

ユーザーの処置: 詳細については、メッセージ・エラー番号を調べてください。変更を行って、コマンドを再発行してください。

SQL2311NRun Statistics ユーティリティーを、表 "<name>" で 実行する権限がありません。

説明: 適切な権限 (SYSADM または DBADM 権限、あるいは その表での CONTROL 特権) を持たずに、指定された表の 統計を実行しようとしました。RUNSTATS で指定されている表が、階層のルート表である場合、メッセージで返される表名は、指定されたルート表の 副表である可能性があります。

ユーティリティーの処理を終了します。

ユーザーの処置: 適切な権限を取得しないうちは、Run Statistics ユーティリティー・ コマンドを呼び出さないようにしてください。

SQL2312N操作を実行するためには、統計ヒープ・サイズが小さすぎます。推奨されるヒープ・サイズは "<num>" ページです。

説明: データベース構成パラメーター stat_heap_sz の設定が、表で 非均等分散統計を収集するには十分な大きさではありません。

ユーザーの処置: データベース構成パラメーター stat_heap_sz を 推奨値に更新して、もう一度やり直してください。

SQL2313W統計ヒープ内で使用可能なメモリーのすべて 使用されています。統計は合計 "<n2>" 行のうち最初の "<n1>" 行について 収集されます。

説明: データベース構成パラメーター stat_heap_sz の設定が、表で 非均等分散統計を収集するには十分な大きさではありません。 <n2> 行の内、<n1> 行のみが処理できました。

ユーザーの処置: データベース構成パラメーター stat_heap_sz を 20 パーセントに更新して、もう一度やり直してください。

SQL2314Wいくつかの統計が不整合な状態になっています。最新の収集された "<object1>" 統計は、既存 "<object2>" 統計と矛盾しています。

説明: 表で RUNSTATS を発行すると、表レベルの統計が貴人の索引レベルと矛盾する 状態になる可能性があります。 たとえば、索引レベルの統計が特定の表で収集された場合、またこの表から重要な 行数が削除された場合は、表で RUNSTATS を発行すると、カーディナリティー表が不整合状態にある FIRSTKEYCARD よりも小さくなる結果となります。同様に、索引に RUNSTATS を発行すると、すでに存在している表レベルの統計を 不整合な状態にしてしまいます。たとえば、表レベルの統計が特定の表で収集された場合、またこの表から重要な 行数が削除された場合は、索引に対して表で RUNSTATS を発行すると、いくつかの列の COLCARD が表カーディナリティー よりも大きい結果となります。

ユーザーの処置: 索引のみに RUNSTATS を発行する場合は、表でも RUNSTATS を発行し、表レベルと索引レベルの統計が整合性を保つようにしてください。 同様に、表のみで RUNSTATS を発行した場合は、索引にも RUNSTATS を発行してください。


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