SPM0400 | DBALIAS="<dbalias>" による未確定トランザクションの解決で ヒューリスティックな損傷が示されている - データベースが UOW および コミットされた LUNAME="<luname>" の調整プログラムをロールバック しました。トランザクションは LUWID="<luwid>" によって識別されます。 |
説明: DB2 は、"<luwid>" によって識別されるトランザクションの DRDA2 AS でした。DB2 データベースの解決によって、ヒューリスティックな損傷が示されています。 "<dbalias>" で識別されるデータベースは、未確定のトランザクションを 手操作で解決しました。"<luname>" の DB2 データベースはトランザクションをロールバックしました。 これは、"<luname>" の DRDA2 調整プログラムのコミットの決定に反しています。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
参加者による未確定の解決は完了します。
ユーザーの処置: データベース管理者に連絡してください。
データベース管理者の処置: COORDINATOR "<luname>" および DATABASE "<dbalias>" の両方のデータベース 管理者に、"<luwid>" のトランザクションにヒューリスティックな損傷が 起こったことを知らせてください。DB2 はこのトランザクションの DRDA2 AS でした。COORDINATOR "<luname>" の DRDA2 AR は、"<luwid>" が行ったデータベース の更新を COMMIT する決定を行いました。"<dbalias>" PARTICIPANT は、"<luwid>" が行った更新を ROLL BACK する ヒューリスティックな決定を行いました。
SPM0401 | DBALIAS="<dbalias>" による未確定トランザクションの解決で ヒューリスティックな損傷が示されている - データベースがコミットされ、LUNAME="<luname>" の調整プログラムをロールバックしました。トランザクションは LUWID="<luwid>" によって識別されます。 |
説明: DB2 は、"<luwid>" によって識別されるトランザクションの DRDA2 AS でした。DB2 DATABASE の解決によって、ヒューリスティックな損傷が起こっている のが示されています。"<dbalias>" で識別されるデータベースは、未確定のトランザクションを 手操作で解決しました。"<dbalias>" がトランザクションをコミットしました。これは "<luname>" の DRDA2 COORDINATOR のロールバックの決定に反してい ます。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
参加者による未確定の解決は完了します。
ユーザーの処置: データベース管理者に連絡してください。
データベース管理者の処置: COORDINATOR "<luname>" および DATABASE "<dbalias>" の両方のデータベース 管理者に、"<luwid>" のトランザクションにヒューリスティックな損傷が 起こったことを知らせてください。DB2 はこのトランザクションの DRDA2 AS でした。COORDINATOR "<luname>" の DRDA2 AR は、"<luwid>" が行ったデータベース の更新をロールバックする決定を行いました。PARTICIPANT "<dbalias>" で、"<luwid>" が行った更新を COMMIT する ヒューリスティックな決定が行われました。
SPM0402 | LUNAME="<luname>" および DBALIAS="<dbalias>" の参加者による 未解決のトランザクションの解決でヒューリスティックな損傷が示されている - 参加者はコミットされ、DB2 はロールバックしました。トランザクションは LUWID="<luwid>" によって識別されます。 |
説明: DB2 は、"<luwid>" によって識別されるトランザクションを担当する 調整プログラムを持っています。参加者による解決で、ヒューリスティックな損傷が起こっているのが 示されています。"<luname>" と "<dbalias>" によって識別される参加者は、手操作で 未確定のトランザクションを解決しました。行われた処置は、このトランザクションをコミットするものでした。 これは調整プログラムのロールバックの決定に反しています。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
参加者による未確定の解決は完了します。
ユーザーの処置: データベース管理者に連絡してください。
データベース管理者の処置: ローカル・データベース管理者と "<luname>" のデータベース管理者に、"<luwid>" でトランザクションにヒューリスティックな損傷 が起こったことを知らせてください。DB2 はトランザクションの調整プログラム側で、"<luwid>" が行った データベースの更新をロールバックする決定を行いました。"<luname>" で、"<luwid>" が行った更新を COMMIT するヒューリスティック な決定が行われました。
SPM0403 | LUNAME="<luname>" および DBALIAS="<dbalias>" の参加者による 未解決のトランザクションの解決でヒューリスティックな損傷が示されている - 参加者はロールバックし DB2 はコミットされました。トランザクションは LUWID="<luwid>" によって識別されます。 |
説明: DB2 は、"<luwid>" によって識別されるトランザクションを担当する 調整プログラムを持っています。参加者による解決で、ヒューリスティックな損傷が起こっているのが 示されています。"<luname>" と "<dbalias>" によって識別される参加者は、手操作で 未確定のトランザクションを解決しました。行われた処置は、UOW をロールバックするものでした。 これは調整プログラムのコミットの決定に反しています。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
参加者による未確定の解決は完了します。
ユーザーの処置: データベース管理者に連絡してください。
データベース管理者の処置: ローカル・データベース管理者と "<luname>" のデータベース管理者に、"<luwid>" でトランザクションにヒューリスティックな損傷 が起こったことを知らせてください。DB2 はトランザクションの調整プログラム側で、"<luwid>" が行った データベースの更新を COMMIT する決定を行いました。"<luname>" で、"<luwid>" が行った更新を ROLL BACK する ヒューリスティックな決定が行われました。
SPM0404 | LUNAME="<luname1>" の調整プログラムによる未確定トランザクション の解決中にプロトコル・エラー - LUNAME="<luname2>" の DB2 データベースには、LUWID="<luwid>" で識別される未確定トランザクションがあります。 |
説明: DB2 は、"<luwid>" によって識別されるトランザクションの DRDA2 AS でした。LUNAME="<luname2>" のデータベースと関連づけられた DB2 トランザクション は未確定です。"<luname1>" によって識別される調整プログラムによる 未確定の解決中にプロトコル・エラーが起こりました。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
未確定のトランザクションは未確定のまま残されます。再同期プロトコル違反追跡レコードが書き出されます。
ユーザーの処置: データベース管理者に連絡してください。
データベース管理者の処置: DB2 は未確定のトランザクションを自動的には解決しません。トランザクション を手操作で解決する必要があります。調整プログラム側で行われるコミットまたは打ち切りの決定は、この参加 者の DB2 で同じ決定を行うことができるように決定されなければ なりません。
"<luname>" と "<dbalias>" の調整プログラム側のデータベース管理者 に連絡して、トランザクションがコミットされたか打ち切られたかを調べて ください。
未確定トランザクションを解決するためには、この (参加者) dbalias で LIST INDOUBT TRANSACTIONS コマンドを使用してください。
SPM0405 | LUNAME="<luname1>" の DB2 データベースの LUWID="<luwid>" トランザクションは、LUNAME="<luname2>" の調整プログラムとの通信障害のために、未確定です。 |
説明: "<luname2>" で調整プログラムとの 2 フェーズ・コミット・プロトコルの 実行中に、通信障害が起こりました。プロトコルのフェーズ 1 は完了して、"<luname1>" のデータベースで トランザクションが未確定です。
このトランザクションは未確定状態に置かれて、LIST DRDA INDOUBTS TRANSACTIONS レポートに表示されます。 自動的に解決するために調整プログラムとの通信を再確立する 定期的な試みが行われます。
未確定の作業単位と関連した XID がこのメッセージにしたがって 印刷されます。
未確定のトランザクションを自動的に解決する定期的な試みが行われます。
ユーザーの処置: 通信障害の原因を調べて、問題を訂正してください。 DB2 は、自動的に解決するために通信の確立を試みます。 妥当な時間内に自動的な解決が行われない 場合には、データベース管理者に連絡してください。 ロックされたリソースを 解除するために、未確定のトランザクションを手操作で解決しなければならな い場合があります。
データベース管理者の処置: 手操作による解決が必要な場合には、次のようにしてください。
SPM0406 | LUNAME="<luname>" および DBALIAS="<dbalias>" の 参加者の LUWID="<luwid>" のトランザクションは、通信障害のために 未確定となる可能性があります。DB2 はコミットしました。 |
説明: "<luname>" で参加者との 2 フェーズ・コミット・プロトコルの実行中に、通信障害が起こりました。プロトコルのフェーズ 1 は完了して、コミットまたはアボートのためにトランザクション が準備されています。トランザクションをコミットする決定が行われましたが、この時点では参加者と通信することができません。参加者は未確定です。
DB2 は、参加者による未確定の解決を担当することになります。 この担当は LIST DRDA INDOUBTS TRANSACTION レポートに表示されます。自動的に解決するために、参加者との通信を再確立する定期的な試みが行われます。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
参加者の未確定のトランザクションを自動的に解決する定期的な試みが行 われます。
ユーザーの処置: 通信障害の原因を調べて、問題を訂正してください。 DB2 は、自動的に解決するために通信の再確立を試みます。 妥当な時間内に自動的な解決が行われない 場合には、データベース管理者に連絡してください。 ロックされたリソースを 解除するために、参加者側でトランザクションを手操作で解決しなければなら ない場合があります。
データベース管理者の処置: 手操作による解決が必要な場合には、参加者のデータベース管理者に、決定 がコミットされることを知らせてください。
SPM0407 | LUNAME="<luname>" の参加者による LUWID="<luwid>" トランザクションの 自動的な解決によってコミットが行われました。DB2 汎用データベースは "<dbname>" です。 |
説明: "<dbname>" で識別されるデータベースの未確定のトランザクションは、"<luname>" で識別される調整プログラムとの通信によって自動的に 解決されました。トランザクションはコミットされました。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
処理は正常に続行されます。
SPM0408 | LUNAME="<luname>" の参加者による自動的な解決中に通信障害が起きました。使用している通信プロトコル="<protocol>"。使用している通信 API="<api>"。エラーを検出した通信機能="<function>"。プロトコル特定エラー・コードは "<rc1>"、"<rc2>"、"<rc3>" です。 |
説明: "<luname>" の 1 つまたは複数の未確定のトランザクションが存在します。DB2 が未確定のトランザクションを自動的に解決しようとしましたが、通信エラー が起こりました。
ユーザーの処置: 通信障害の原因を調べて、問題を訂正してください。 DB2 は、自動的に解決するために通信の再確立を試みます。 妥当な時間内に自動的な解決が行われない 場合には、データベース管理者に連絡してください。 ロックされたリソースを 解除するために、参加者側でトランザクションを手操作で解決しなければなら ない場合があります。
データベース管理者の処置: 手操作による解決が必要な場合には、参加者のデータベース管理者に、決定 がコミットされることを知らせてください。
SPM0409 | LUWID="<luwid>" のトランザクションが LUNAME="<luname>" のコールド・スタートのために 解決できません。DB2 トランザクション状況="<status>"。DB2 応答可能性="<responsibility>"。 |
説明: "<luname>" のパートナーに未確定のトランザクションが存在します。パートナーが 前にコールド・スタートされていて、未確定トランザクションについてのすべての 情報を失っているので、DB2 は未確定トランザクションを解決することができません。
ユーザーの処置: 調整プログラムおよび参加者に矛盾するデータがあると考えられます。データベース管理者にトランザクションの状況を知らせてください。
データベース管理者の処置: 手操作による解決が必要です。ヒューリスティックな決定 (すなわち、トランザクションをコミットまたはロールバックするか) は、他の参加者 あるいは調整プログラムと調整する必要があります。他の参加者の存在を判別するのは容易ではありません。この情報は、調整プログラムがコールド・スタートしていても、調整プログラムの回復ログに入っていることがあります。
LIST INDOUBT TRANSACTIONS コマンドを使用して行われたコミットまたは 打ち切りの決定は、ダウンストリームのすべての参加者 (存在すれば) に伝搬 されます。
SPM0410 | LUNAME="<luname>" のパートナーによるウォーム・スタート接続が拒否されました。 パートナーが、 当方側ログ名 "<oldourname>" "<(newourname)>"、 相手側ログ名 "<oldtheirname>" "<(newtheirname)>"、 同期点プロトコル "<oldpa(newpa)>"、 送られたフラグ・バイト "<oldfb(newfb)>"、 送られた cclluname "<oldccls(newccls)>" の少なくとも 1 つを変更し、 確定トランザクションに解決が必要です。 |
説明: パートナーが通信の失われた時点で使用していたものとは違う同期点セットを 指定しているので、パートナーとのウォーム・スタート接続を行おうとする 試みが拒否されました。DB2 は、パートナーに関係した (調整プログラムまたは参加者としての) 未確定のトランザクションについての情報を保存しています。このエラーは、パートナーが元の同期点パラメーターを指定して再始動できれ ば、回復可能となります。それができない場合には、パートナーは DB2 とのコールド・スタート接続を 実行しなければなりません。
パートナーとの接続は拒否されます。DB2 は未確定の情報を保存します。
ユーザーの処置: データベース管理者に連絡してください。
データベース管理者の処置: パートナー "<luname>" 側のデータベース管理者に連絡して、パートナーが 同じ同期点パラメーター ('oldourname'、 'oldtheirname'、 'oldpa'、 'oldfb'、 'oldccls') を指定してウォーム・スタートを実行することが可能かどうかを確認してください。 これが可能であれば、次回の接続は正常に行われます。
可能でない場合に考えられる解決法は次の 2 つです。
SPM0411 | LUNAME="<luname>" の調整プログラムによるコールド・スタート接続が 受け入れられました。未確定のトランザクションは手操作で解決する必要があります。 |
説明: DB2 は DRDA2 AS で、未確定トランザクションを担当する参加者を持っています。調整プログラムは、コールド・スタート操作を実行していて、未確定トランザクション についてのすべての情報を失ったことを DB2 に伝えています。この DB2 の未確定トランザクションは、LIST INDOUBT TRANSACTIONS コマンドを使用して 手操作で解決されなければなりません。
パートナーとの接続は受け入れられます。追跡レコードが書き出されます。
ユーザーの処置: データベース管理者に連絡してください。
データベース管理者の処置: DB2 は参加者で、調整プログラムが "<luname>" の 1 つまたは複数の 未確定のトランザクションを持っています。"<luname>" の DBMS がコールド・スタートを実行しました。DB2 参加者は、調整プログラムの回復ログが失われたかまたは損傷があって、未確定のトランザクションを解決できないとみなしています。調整プログラム側に矛盾するデータがあると考えられます。
ヒューリスティックな決定 (すなわち、トランザクションをコミット またはロールバックするか) は、他の参加者と調整する必要があります。他の参加者の存在を判別するのは容易ではありません。この情報は、調整プログラムがコールド・スタートしていても、調整プログラムの回復ログに入っていることがあります。
LIST INDOUBT TRANSACTIONS コマンドを使用して行われたコミットまたは 打ち切りの決定は、ダウンストリームのすべての参加者 (存在すれば) に伝搬 されます。
SPM0412 | LUNAME="<luname1>" の調整プログラムの同期点通信でプロトコル・ エラーが検出されました。 LUNAME="<luname2>" の DB2 データベースの LUWID="<luwid>" トランザクションが未確定になる可能性があります。 |
説明: DB2 はこのトランザクションの参加者です。"<luname>" によって識別される調整プログラムとの SNA 同期点の交換中に プロトコル・エラーが起こりました。このプロトコル・エラーは次のカテゴリーの 1 つに該当します。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
コミットの決定の前にプロトコル・エラーが検出されている場合には、LU name="<luname2>" のデータベースでトランザクションが未確定の場合が あります。プロトコル・エラーのために、DB2 はこのような未確定のトランザクションを 自動的には解決しません。
コミットの決定後にプロトコル・エラーが検出された場合には、その トランザクションはコミットまたは打ち切り処理を完了しています。
同期点プロトコル違反の追跡が書き出されます。
ユーザーの処置: データベース管理者は、手操作で未確定のトランザクションを解決する必要が あります。
データベース管理者の処置: トランザクションが未確定かどうかを調べてください。未確定の場合には、LIST INDOUBT TRANSACTIONS コマンドを使用して手操作で 解決しなければなりません。調整プログラム側で行われるコミットまたは打ち切りの決定は、DB2 で同じ 決定を行うことができるように決定されなければなりません。
調整プログラム dbalias のデータベース管理者に連絡して、LUWID="<luwid>" のトランザクションがコミットされたかアボートされたかを 調べてください。
調整プログラムのシステムが別の DB2 である場合には、DB2 の 調整プログラム側で次のステップに従ってコミットまたは打ち切りの決定 を調べることができます。
SPM0413 | LUNAME="<luname>" および DBALIAS="<dbalias>" の参加者の同期点 通信でプロトコル・エラーが検出されました。 LUWID="<luwid>" のトランザクションが参加者で未確定になる可能性があります。 DB2 はコミットしました。 |
説明: DB2 はトランザクションの調整プログラムです。"<luname>" および "<dbalias>" によって識別されるパートナーとの SNA 同期 点の交換中にプロトコル・エラーが起こりました。このプロトコル・エラーは次のカテゴリーの 1 つに該当します。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
アプリケーションにトランザクションのコミットが伝えられた場合。
参加者側に未確定のトランザクションがある場合があり、その場合には 未確定のトランザクションを手操作で解決しなければなりません。プロトコル・エラーのために、DB2 は未確定のトランザクションを自動的には 解決しません。
同期点プロトコル違反の追跡レコードが書き出されます。
ユーザーの処置: データベース管理者に連絡してください。 参加者は未確定トランザクションを手操作で解決する必要があります。
SPM0414 | LUNAME="<luname>" および DBALIAS="<dbalias>" の参加者による未確定 トランザクションの解決でプロトコル・エラーが検出されました。LUWID="<luwid>" のトランザクションが参加者で未確定になる可能性があります。 DB2 はロールバックしました。 |
説明: DB2 は、ロールバックされたトランザクションを担当する調整プログラムを 持っています。"<luname>" および "<dbalias>" によって識別される参加者による未確定の解 決中にプロトコル・エラーが起こりました。
参加者側のトランザクションは未確定のまま残されます。プロトコル違反のために、DB2 は未確定のトランザクションを自動的には解決しません。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
再同期プロトコル違反追跡レコードが書き出されます。
ユーザーの処置: データベース管理者に連絡してください。 参加者は未確定トランザクションを手操作で解決する必要があります。
データベース管理者の処置: 参加者側でトランザクションが未確定の場合には、手操作で (ヒューリスティックに) 解決しなければなりません。
SPM0415 | LUNAME="<luname>" の調整プログラムによる LUWID="<luwid>" トランザクションの 自動的な解決によってロールバックが行われました。DB2 汎用データベースは "<dbname>" です。 |
説明: "<dbname>" で識別されるデータベースの未確定のトランザクションは、"<luname>" で識別される調整プログラムとの通信によって自動的に 解決されました。トランザクションはロールバックされました。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
処理は正常に続行されます。
SPM0416 | LUNAME "<luname>" のパートナーによるコールド・スタート接続が拒否 されました。 |
説明: DB2 は、パートナー dbalias とのコールド・スタート接続を試みました。パートナーがこの接続の試みを拒否しました。
接続は行われませんでした。
ユーザーの処置: データベース管理者に連絡してください。
データベース管理者の処置: DB2 は、パートナー "<luname>" が DB2 とコールド・スタート接続できるまで パートナー "<luname>" に接続することはできません。パートナー "<luname>" のデータベース管理者に連絡してください。
さらに援助が必要な場合には、IBM サポート担当者に連絡してください。
SPM0417 | LUNAME="<luname>" および DBALIAS="<dbalias>" の参加者の同期点 通信でプロトコル・エラーが検出されました。 LUWID="<luwid>" のトランザクションが参加者で未確定になる可能性があります。 DB2 はロールバックしました。 |
説明: DB2 はトランザクションの調整プログラムです。"<luname>" および "<dbalias>" によって識別されるパートナーとの SNA 同期 点の交換中にプロトコル・エラーが起こりました。このプロトコル・エラーは次のカテゴリーの 1 つに該当します。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
アプリケーションにトランザクションのロールバックが伝えられた場合。
参加者側に未確定のトランザクションがある場合があり、その場合には 未確定のトランザクションを手操作で解決しなければなりません。プロトコル・エラーのために、DB2 は未確定のトランザクションを自動的には 解決しません。
同期点プロトコル違反の追跡レコードが書き出されます。
ユーザーの処置: データベース管理者に連絡してください。 参加者は未確定トランザクションを手操作で解決する必要があります。
SPM0420 | LUNAME="<luname>" の参加者によるコールド・スタート接続が 受け入れられました。損傷の可能性があります。 |
説明: DB2 は、参加者側の未確定のトランザクションを担当する調整プログラムを持って いて、前にコールド・スタートしたために、未確定トランザクションについてのすべて の情報を失った参加者と接続したところです。参加者側に損傷のあることが考えられます。
パートナーとの接続は受け入れられます。
ユーザーの処置: データベース管理者に連絡してください。
データベース管理者の処置: DB2 は調整プログラムで、"<luname>" の 1 つまたは複数の未確定の作業 単位に対する未確定のトランザクションの解決を担当します。"<luname>" の DBMS がコールド・スタートを実行しました。DB2 は、参加者の回復ログが失われたかまたは損傷していて、未確定のトランザクション の解決を行うことができないとみなしています。参加者側に矛盾するデータがあると考えられます。 少なくとも、参加者は 障害が起こった時点で未確定であったトランザクションの最終結果を完全には反映 していません。
SPM0421 | LUNAME="<luname>" のパートナーによる SNA XLN プロトコル違反。 |
説明: DB2 が、指定された "<luname>" のパートナーとの SNA 交換ログ名 (XLN) の交換中にプロトコル違反を検出しました。
リモート側との接続の試みが正常に実行されていません。XLN プロトコル違反の追跡レコードが書き出されます。
ユーザーの処置: リモート側のシステム・プログラマーに連絡してください。正しくない XLN メッセージは追跡レコードに記録されています。リモート側で正しくない XLN メッセージの原因となったシステムの論理エラー を訂正する必要があります。
SPM0422 | パートナーが当方側のログ名を間違って覚えていたために、LUNAME="<luname>" のパートナーによるウォーム・スタート接続が拒否されました。当方側ログ名は、"<name1>" ですが、パートナーはこれを "<name2>" として 覚えていました。 |
説明: パートナーがログ名を name2 として指定したので、パートナーとのウォーム・スタート接続の試みが拒否されました。 このログ名は name1 で、これは ローカル DB2 の luname です。このエラーは、パートナーがログ名を name1 と指定して再始動できれば、回復可能となります。それができない場合には、パートナーは DB2 とのコールド・スタート接続を 実行しなければなりません。
パートナーとの接続は拒否されます。
ユーザーの処置: データベース管理者に連絡してください。
データベース管理者の処置: パートナー "<luname>" のデータベース管理者に連絡して、パートナーが この DB2 の luname として指定されたログ名でウォーム・スタートを実行する ことが可能かどうかを調べてください。これが可能であれば、次回の接続は正常に行われます。あるいは、パートナー "<luname>" に、DB2 とのコールド・スタート接続を 行わせてください。
SPM0423 | LUNAME="<luname>" および DBALIAS="<dbalias>" のパートナーによる LUWID="<luwid>" トランザクションの自動的な解決によってコミットが 行われました。 |
説明: 未確定の作業単位は、参加者との通信によって自動的に解決されました。 参加者にはコミットの決定が通知されました。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
処理は正常に続行されます。
SPM0424 | LUNAME="<luname>" および DBALIAS="<dbalias>" の参加者による LUWID="<luwid>" トランザクションの自動的な解決によってロールバックが 行われました。 |
説明: 未確定の作業単位は、参加者との通信によって自動的に解決されました。 参加者にはロールバックの決定が通知されました。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
処理は正常に続行されます。
SPM0425 | LUNAME="<luname>" および DBALIAS="<dbalias>" の 参加者の LUWID="<luwid>" のトランザクションは、通信障害のために 未確定となる可能性があります。DB2 はロールバックしました。 |
説明: "<luname>" で参加者との 2 フェーズ・コミット・プロトコルの実行中に、通信障害が起こりました。プロトコルのフェーズ 1 は完了して、コミットまたはアボートのためにトランザクション が準備されています。トランザクションをロールバックする決定が行われました が、この時点では参加者に通信することができません。参加者は未確定です。
DB2 は、参加者による未確定の解決を担当することになります。 この担当は LIST DRDA INDOUBTS TRANSACTION レポートに表示されます。自動的に解決するために、参加者との通信を再確立する定期的な試みが行われます。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
参加者の未確定のトランザクションを自動的に解決する定期的な試みが行 われます。
ユーザーの処置: 通信障害の原因を調べて、問題を訂正してください。 DB2 は、自動的に解決するために通信の再確立を試みます。 妥当な時間内に自動的な解決が行われない 場合には、データベース管理者に連絡してください。 ロックされたリソースを 解除するために、参加者側でトランザクションを手操作で解決しなければなら ない場合があります。
データベース管理者の処置: 手操作による解決が必要な場合には、参加者のデータベース管理者に、決定 がロールバックされることを知らせてください。
SPM0426 | LUNAME="<luname>" および DBALIAS="<dbalias>" の参加者による未確定 トランザクションの解決でプロトコル・エラーが検出されました。LUWID="<luwid>" のトランザクションが参加者で未確定になる可能性があります。 DB2 はコミットしました。 |
説明: DB2 は、コミットされたトランザクションを担当する調整プログラムを 持っています。"<luname>" および "<dbalias>" によって識別される参加者による未確定の解 決中にプロトコル・エラーが起こりました。
参加者側のトランザクションは未確定のまま残されます。プロトコル違反のために、DB2 は未確定のトランザクションを自動的には解決しません。
作業単位と関連した XID はこのメッセージにしたがって印刷されます。
再同期プロトコル違反追跡レコードが書き出されます。
ユーザーの処置: データベース管理者に連絡してください。 参加者は未確定トランザクションを手操作で解決する必要があります。
データベース管理者の処置: 参加者側でトランザクションが未確定の場合には、手操作で (ヒューリスティックに) 解決しなければなりません。
SPM0434 | 同期点マネージャーを使用することができない - 通信レベルが正しくない。 |
説明: ローカル通信のリリース・レベルが最小のリリース・レベルより古いか、あるいはコミュニケーション・マネージャーが APPC SYNCLEVEL(SYNC) 対話 をサポートするように正しく構成されていません。
保護対話を作成する試みは正常に実行されていません。
ユーザーの処置: SYNCLEVEL(SYNC) 対話をサポートするために必要な、正しい通信レベルを インストールして構成してください。
SPM0438 | 同期点マネージャー回復ログが正しくありません。 |
説明: 同期点マネージャーの回復ログに矛盾があり、DB2 の始動処理中に回復の実行に使用することができません。
ユーザーの処置: DRDA2 アプリケーション・サーバーに未確定のトランザクションが存在する 場合があります。これらの未確定のトランザクションは手操作で回復する必要 があります。
データベース管理者に連絡してください。
データベース管理者の処置: 同期点マネージャーを始動するために、spmlog ディレクトリーを消去して DB2 を始動してください。これで、DB2 が新しい同期点ログ・ファイルを作成 して、すべての DRDA2 アプリケーション・サーバーとのコールド・スタート 接続を確立することができます。
SPM0439 | 同期点マネージャー・回復ログに書き込もうとしているときに、同期点 マネージャーに回復不能なエラーが起きました。 |
説明: 同期点マネージャーのログに矛盾があり、使用することができません。 DB2 の処理中に SPM ログに書き出そうとしているときに、回復不能な エラーが検出されました。
ユーザーの処置: 同期点マネージャーは、新しい同期レベル (2 フェーズ) 接続を行うことができません。 LIST DRDA INDOUBT TRANSACTIONS コマンドを出して、未確定のトランザクションの状況を調べてください。
データベース管理者に連絡してください。
データベース管理者の処置: 同期点マネージャーを始動するために、spmlog ディレクトリーを消去して DB2 を始動してください。これで、DB2 が新しい同期点ログ・ファイルを作成 して、すべての DRDA2 アプリケーション・サーバーとのコールド・スタート 接続を確立することができます。
SPM0440E | "<protocol>" プロトコル・サポートを開始しようとしたときにエラーが起きました。"<function>" からの戻りコードは "<rc>" です。このエラーの原因としてもっとも 考えられるものは SNA が開始されていないことです。DB2 を停止して SNA を開始し、DB2 を再始動してください。 |
SPM0441 | 同期点マネージャーは、同期点マネージャー LU に使用可能ではありません。 同期点マネージャー LU は "<lu-name>" で、LU プロファイルは "<lu-profile>" です。 |
説明: 同期点サポートは DB2 では使用できません。原因としてもっとも考えられるものは 以下のとおりです。
ユーザーの処置: 記述されている可能性に基づいて、原因を判別してください。訂正して再試行してください。
SPM0442 | 同期点マネージャーを使用できません。この失敗の原因としてもっとも考えられるのは、"<name>" の名前では CPIC サイド情報プロファイルが存在しないことです。 |
説明: 同期点マネージャーは、名前 "<name>" の CPIC サイド情報プロファイルを必要としています。 このプロファイルが見つからないか、あるいは 誤った情報が含まれています。
ユーザーの処置: このプロファイルを訂正、SNA プロファイルを検証、および DB2 と SNA の 両方を停止して再始動してください。同期点マネージャー・サポートを構成する方法については、「DB2 コネクト 概説およびインストール」を参照してください。
SPM0443 | 同期点マネージャーを使用できません。この失敗の原因としてもっとも考えられるのは、同期点マネージャーを開始しているインスタンスが AIX SNA のトラステッド・グループ名のいずれにも 属していないことです。 |
説明: 同期点マネージャー自体の初期化を行うためには、DB2 を開始している インスタンスが、SNA サポートで対話するための特定の権限を必要とします。 AIX SNA では、これらのコマンドを出すユーザー ID がトラステッド・グループ名に含まれていなければなりません。
ユーザーの処置: 「SNA システム・デフォルト」ダイアログで、トラステッド・グループ名として定義されているグループの いずれかに、同期点マネージャーを開始するインスタンスを追加してください。 AIX SNA を停止し、再始動してください。 AIX Term からログオフし、インスタンス ID にログオンし直し、さらに DB2 を再始動してください。
それでも同期点マネージャーを開始できない場合、AIX SNA 用の最新 PTF を適用し、上の手順を繰り返してください。
SPM0444 | 同期点マネージャーを使用できません。この失敗の原因としてもっとも考えられるのは、"<name>" の名前ではトランザクション・プログラム・プロファイルが存在しないことです。 |
説明: 同期点マネージャーは、名前 "<name>" のトランザクション・プログラム・プロファイルを必要としています。 このプロファイルが見つからないか、あるいは 誤った情報が含まれています。
ユーザーの処置: このプロファイルを訂正、SNA プロファイルを検証、および DB2 と SNA の 両方を停止して再始動してください。同期点マネージャー・サポートを構成する方法については、「DB2 コネクト 概説およびインストール」を参照してください。
SPM0445 | トランザクション・プログラム "<tp-name>" が DB2 で聴取されません。これは重大エラーではありませんが、 このトランザクション・プロファイルが必要な場合には、 AIX SNA 構成のトランザクション・プロファイルで定義されていないことを確認してください。 |
説明: 同期点マネージャー自体を初期化すると、同期点マネージャーが聴取する トランザクション・プログラムを登録します。同期点マネージャーが示されている TP の聴取を行うためには、同期点マネージャーと AIX SNA の間に不整合がある TP を他で定義するトランザクション・プログラム・ プロファイルがないことが必要です。このような不整合が存在する場合、AIX SNA が聴取し、同期点マネージャーは聴取しません。
ユーザーの処置: 示されている TP の聴取を行うために同期点マネージャーが必要な場合、このトランザクション・プログラムを参照している TP プロファイルが他にないことを確認してください。 同期点マネージャーはこのエラーに関係なく正常に開始します。
SPM0446E | トランザクション・プログラム "<tp-name>" が DB2 で聴取されません。 これは重大エラーです。同期点マネージャーを開始できませんでした。 原因としてもっとも考えられるのは、データベース・マネージャー構成で同じ SPM_NAME を使用している同期点マネージャーを別のインスタンスが 開始しているか、あるいは Encina ピアツーピア・ゲートウェイが同一マシンに存在し、指定のトランザクション・プログラムが AIX SNA トランザクション・プロファイルに定義されていることです。 |
説明: 同期点マネージャーがこの TP を登録しようと試みましたが、できませんでした。
ユーザーの処置: TP プロファイルを AIX SNA から除去してください。DB2 と AIX SNA の両方を停止して再始動します。
SPM0447E | "<protocol>" プロトコル・サポートを開始しようとしたときにエラーが起きました。"<function>" からの戻りコードは "<rc>" です。このエラーの原因として もっとも考えられるものは LU "<lu-name>" が同期点管理ですでに使用中であることです。 Encina ピアツーピア・ゲートウェイまたは 別の同期点マネージャーがこの LU を使用していないことを確認してください。 |
説明: LU は 1 つのアプリケーションによる同期点をサポートするものとして AIX SNA で登録されます。 この場合、要求された同期点マネージャー LU はすでに登録済みです。 原因としてもっとも考えられるものは、ピア・ゲートウェイに対する Encina ピアがこの LU を 同期点マネージャーとして使用しているか、あるいは別の DB2 インスタンスがこれを 同期点マネージャーとして使用していることです。
ユーザーの処置: 固有の LU が使用されるようなデータベース・マネージャー構成で SPM_NAME を変更してください。 DB2 を停止して再始動します。
SPM0448E | 同期点マネージャー・プロトコル・サポートを開始しようとした時にエラーが起きました。 同期点マネージャーは、同期点サポート LUNAME "<luname>" の登録ができません。 これは、この LU が SNA API クライアント使用のために構成されているためです。 同期点マネージャーに対して別の LU を選択するか、あるいはこの LU に対するローカル LU 6.2 定義での SNA API クライアント使用を禁止してください。 |
説明: このエラーは、顧客が CS/NT 5.01 を使用して同期点マネージャーを開始しようとして、SNA API クライアント使用フラグが設定されているローカル LU 6.2 定義を 使用している時に発生します。
ユーザーの処置: 別のローカル LU 6.2 (SNA API クライアント使用構成なし) を選択するか、ローカル LU 6.2 定義に対する SNA API クライアント使用フラグを使用不能に してください。
SPM0449E | 接続に失敗しました。この失敗の原因として考えられるのは、CPIC サイド情報プロファイル "<profile1>" で指定された LU が CPIC サイド情報プロファイル "<profile2>" で 指定された同期点マネージャー LU と一致しないことです。 |
説明: ホスト・システムとの正しい通信を行うには、通信用に定義された CPIC サイド情報プロファイルが、構成済みの同期点マネージャーに対して定義されている LU と同じ名前を指定する必要があります。
ユーザーの処置: SNA CPIC サイド情報プロファイル "<profile1>" を正しい LU を指定して更新し、SNA プロファイルを検査して、SNA と DB2 の両方をいったん停止してから再始動して 接続をやり直してください。
SPM0450E | ライブラリーがロードできませんでした。アクセス許可が拒否されました。 |
説明: この問題の原因としてもっとも考えられるのは、Windows NT のバグです。
ユーザーの処置: システムのすべてのネットワーク・ドライブとローカル PATH ステートメントが PATH ステートメントの終わりにあることを確認してください。 「スタート / 設定 / コントロール パネル / システム / 環境 / システム / パス」を選択して、すべてのネットワーク・ドライブをパス・ステートメントの終わりに移動します。システムをシャットダウンして再始動してください。
SPM0451E | MS SNA サーバーが始動されていません。 |
説明: SNA サーバーが始動していません。
ユーザーの処置: SNA サーバーを始動して DB2 を再始動してください。
SPM0452I | データベース・マネージャー構成に指定されている SPM_NAME が、制御点名 "<name>" と同じではないことを確認してください。 SPM_NAME は一時的に "<temp-name>" で置き換えられています。 |
説明: SPM_NAME を制御点と同一名にすることはできません。SPM_NAME は一時的に代替名で置き換えられていますが、データベース・マネージャー構成ファイルは変更されていません。
ユーザーの処置: データベース・マネージャー構成ファイルの SPM_NAME を更新してください。 制御点名ではない名前を指定してください。
SPM0453C | Microsoft SNA サーバーが開始していないため、同期点マネージャーは開始されませんでした。 |
説明: この DB2 インスタンスは、同期点マネージャーを開始するよう構成されています。 しかし、基礎 SNA スタック Microsoft SNA サーバーは開始されていません。 そのため、同期点マネージャー・サポートを開始できません。
ユーザーの処置: Microsoft SNA サーバーを開始しなければなりません。 コマンド DB2STOP FORCE を使用して、DB2 を停止してください。 その後、以下のステップに従ってください。
Microsoft SNA サーバーが開始したら、コマンド DB2START を使用して DB2 を再始動してください。
SPM0454C | LU 別名 "<lualias>" によって表される論理装置 (LU) の排他的使用を必要としているため、同期点マネージャーは開始されませんでした。 |
説明: 同期点マネージャーは、論理装置 (LU) の排他的使用を必要としています。 同期点マネージャーによって使用されている LU は、デフォルト発信ローカル APPC LU プールの一部として 識別されています。そのため、この LU は、どのアプリケーションからも使用可能です。 また LU は、SPM_NAME データベース・マネージャー構成パラメーターによって、同期点マネージャーに 使用される LU としても識別されています。同期点マネージャーがこの LU の排他的使用を必要としているため、LU をデフォルト発信ローカル APPC LU プールのメンバーにすることはできません。
ユーザーの処置: LU がデフォルト発信ローカル APPC LU プールのメンバーになるよう LU 定義を変更するか、またはこの デフォルト・プールのメンバーではない LU に SPM_NAME 値を変更してください。 SNA サーバーを停止および再始動してください。さらに DB2 を停止して再始動します。
同期点マネージャーが使用できるよう Microsoft SNA サーバー内の LU を定義する方法については、「DB2 コネクト 概説およびインストール」または「DB2 ユニバーサル・データベース 概説およびインストール」を参照してください。
SPM0455C | 同期点マネージャーは開始されませんでした。LU 別名 "<lualias>" によって表される 論理装置 (LU) が、同期点マネージャーによって使用されるよう正しく構成されていません。 |
説明: 同期点マネージャーを使用するには、同期点操作が可能になるよう LU を構成しなければなりません。
ユーザーの処置: 同期点操作が可能になるよう、また「クライアント」フィールドに SNA サーバーの名前が入るよう LU 定義を 変更してください。 SNA サーバーを再始動し、さらに DB2 を再始動してください。
同期点マネージャーが使用できるよう Microsoft SNA サーバー内の LU を定義する方法については、「DB2 コネクト 概説およびインストール」または「DB2 ユニバーサル・データベース 概説およびインストール」を参照してください。
SPM0456C | 同期点マネージャーは開始されませんでした。LU 別名 "<lualias>" によって表される 論理装置 (LU) の「クライアント」フィールドに、この SNA サーバーの名前が含まれている ことを確認してください。 |
説明: 同期点マネージャーを開始するには、LU で同期点操作が可能でなければなりません。 LU で同期点操作を可能にするには、「同期点サポートを可能にする」チェック・ボックスがチェックされ、この SNA サーバーの名前が「クライアント」フィールドに入っていることを確認してください。
この状況では、「同期点サポートを可能にする」チェック・ボックスはチェックされていますが、「クライアント」フィールドには何も入っていません。
ユーザーの処置: 同期点操作が可能になるよう、また「クライアント」フィールドに SNA サーバーの名前が入るよう LU 定義を 変更してください。 SNA サーバーを停止および再始動し、さらに DB2 を停止および再始動してください。
同期点マネージャーが使用できるよう Microsoft SNA サーバー内の LU を定義する方法については、「DB2 コネクト 概説およびインストール」または「DB2 ユニバーサル・データベース 概説およびインストール」を参照してください。
SPM0457W | すでに別の DB2 インスタンスが、トランザクション・プログラム DB2DRDA を聴取しています。 これは致命的エラーではありません。 ただし、このインスタンスはトランザクション・プログラム DB2DRDA を 聴取しません。 |
説明: 同期点マネージャーが使用可能になっていないかぎり、トランザクション・プログラム DB2DRDA を 聴取できる DB2 インスタンスは 1 つだけです。
ユーザーの処置: DB2 レジストリー値 DB2SERVICETPINSTANCE をグローバル・レベルで定義して、トランザクション・プログラム DB2DRDA を 聴取するインスタンスを定義してください。その後、影響を受けたインスタンスをすべて再始動してください。
DB2 レジストリー値 DB2SERVICETPINSTANCE をグローバル・レベルで定義するには、以下のコマンドを使用してください。
db2set -g DB2SERVICETPINSTANCE=<instance-name>
ここで <instance-name> はインスタンスの名前です。
SPM0458W | すでに別の DB2 インスタンスが、トランザクション・プログラム x'07'6DB (16 進 07F6C4C2) を聴取しています。 これは致命的エラーではありません。 ただし、このインスタンスはトランザクション・プログラム x'07'6DB を聴取しません。 |
説明: 同期点マネージャーが使用可能になっていないかぎり、トランザクション・プログラム x'07'6DB を 聴取できる DB2 インスタンスは 1 つだけです。
ユーザーの処置: DB2 レジストリー値 DB2SERVICETPINSTANCE をグローバル・レベルで定義して、トランザクション・プログラム x'07'6DB を 聴取するインスタンスを定義してください。その後、影響を受けたインスタンスをすべて再始動してください。
DB2 レジストリー値 DB2SERVICETPINSTANCE をグローバル・レベルで定義するには、以下のコマンドを使用してください。
db2set -g DB2SERVICETPINSTANCE=<instance-name>
ここで <instance-name> はインスタンスの名前です。
SPM0459W | インストールされている SNA のバージョンには、この DB2 のバージョンとの互換性がありません。 |
説明: DB2 コネクト (AIX 版) および DB2 ユニバーサル・データベース (AIX 版) V6.1 またはそれ以上には、 SNA 接続のために IBM eNetwork Communication Server for AIX V5.0.3 またはそれ以上が必要です。
IBM Communication Server の必須バージョンは、このマシンにはインストールされていません。
ユーザーの処置: IBM eNetwork Communications Server for AIX V5.0.3 にアップグレードしなければなりません。 PTF は、以下の URL でダウンロードすることができます。
http://service.software.ibm.com/cgi-bin/support/rs6000.support/downloads
「AIX General Software Fixes」、「AIX Fix Distribution Service」、「AIX Version 4」、さらに「Search By PTF Number」を選択してください。検索文字列として sna.rte を入力します。 「Find Fix」を選択してください。PTF がリストされるので、目的の PTF を選択して 「Get Fix Package」をクリックし、指示に従ってください。
SPM0460W | このマシンにインストールされている Microsoft SNA サーバーのバージョンは、同期点マネージャーをサポートしていません。 |
説明: このインスタンスは、Microsoft SNA サーバーで DB2 SNA 同期点マネージャーを使用するよう構成されています。 このマシンにインストールされている Microsoft SNA サーバーのバージョンは、同期点マネージャーをサポートしていません。
ユーザーの処置: 同期点マネージャーを使用するには、Microsoft SNA サーバー V4 サービス・パック 3 またはそれ以上が必要です。
DB2 ユニバーサル・データベース (OS/390 版)、(OS/400 版)、または (VM/VSE 版)で複数サイトの更新を行うには、Microsoft SNA サーバー V4 サービス・パック 3 またはそれ以上をインストールしなければなりません。 適切なバージョンの Microsoft SNA サーバーをインストールした後、DB2 コネクトまたは DB2 ユニバーサル・データベースを 停止して再始動してください。