SQL2000N | ユーティリティー・コマンドに指定されたドライブは、有効な ディスケット・ドライブまたはハード・ディスクではありません。 |
説明: ユーティリティー・コマンドに指定された入出力ドライブが 存在しません。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 正しいドライブ名を使用して、ユーティリティー・コマンドを再発行してください。
SQL2001N | ユーティリティーへの割り込みが起きました。 出力データが不完全の可能性があります。 |
説明: 割り込みキー・シーケンスが押されたか、または 呼び出し側終了アクションでユーティリティーが呼び出されています。
このメッセージは、 データベース・カタログ・ノードがダウンしている時の、 データベースでのバックアップまたは復元処理中に DB2 エンタープライズ拡張エディションからも返されます。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 必要に応じて、アプリケーションを再始動するか、または コマンドを再発行してください。割り込まれたコマンドからの出力データは不完全な可能性があるので、使用するべきではありません。
SQL2002N | 指定されたデータベース・ユーティリティー・ コマンドはリモート・データベースに対して無効です。 コマンドで指定された データベースはローカル・ワークステーションになければなりません。 |
説明: データベース・ユーティリティー・コマンドはローカル・データベースに のみ有効です。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: ユーティリティーをローカルで実行してください。
SQL2003C | システム・エラーが発生しました。 |
説明: オペレーティング・システム・エラーが起きました。戻りコードは SQLCA の「SQLERRD[0]」フィールドに あります。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: SQLCA 内 の「SQLERRD[0]」フィールドに あるエラー戻りコードを調べてください。 可能であれば、エラーを修正して、コマンドを再発行してください。
SQL2004N | 処理中に、SQL エラー "<sqlcode>" が起きました。 |
説明: エラーが起きたときに、ユーティリティーが SQL ステートメントを 使用していました。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 詳細な情報については、メッセージの SQLCODE (message number) を 参照してください。 変更を行って、コマンドを再発行してください。
SQL2005C | 読み取り処理中に、入出力エラーが起きました。データが不完全な可能性があります。 |
説明: 入出力操作中に、不完全なデータが読み取られました。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 修正可能な入出力エラーかどうか判別して、コマンドを再発行してください。
SQL2006C | 書き込み処理中に入出力エラーが起きました。データが不完全な可能性があります。 |
説明: 入出力操作中に、不完全なデータが書き込まれました。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 修正可能な入出力エラーかどうか判別して、コマンドを再発行してください。
SQL2007N | 指定されたバッファー・サイズ "<buffersize>" 4K バッファーは、"<pagesize>" ページ・サイズのオブジェクトには小さすぎます。 |
説明: "<pagesize>" ページ・サイズのオブジェクトのバックアップを行うには、ページ・サイズよりも大きいバッファーが必要です。データベースをバックアップすると、データはまず内部バッファーにコピーされます。バッファーがいっぱいになると、データがこのバッファーから バックアップ媒体に書き込まれます。 指定されたバッファー・サイズ "<buffersize>" 4K バッファーは不適当です。
ユーザーの処置: より大きいバッファー・サイズを使用してください。
SQL2008N | callerac パラメーターが有効な範囲内ではないか、または 要求されたアクションの順序が正しくありません。 |
説明: callerac パラメーターの値が受け入れ可能な値では ないか、または要求されたアクションの順序が正しくありません。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: 各ユーティリティーは、有効な callerac の値の 固有なリストを持っています。 使用中のユーティリティーの callerac の有効な値については、 アプリケーション開発の手引き をチェックしてください。 有効な callerac パラメーターを使用して、コマンドを再発行してください。
SQL2009C | ユーティリティーの実行に使用できる十分なメモリーが ありません。 |
説明: 指定されたユーティリティーを実行するには、メモリーが十分では ありません。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: 解決策は以下の通りです。
SQL2010N | ユーティリティーがデータベースに接続するときに、エラー "<error>" が 起きました。 |
説明: ユーティリティーはデータベースに接続できませんでした。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 詳細については、メッセージのエラー番号を 調べてください。変更を行って、コマンドを再発行してください。
SQL2011N | ユーティリティーがデータベースから切断するときに、エラー "<error>" が 起きました。 |
説明: ユーティリティーはデータベースから切断できませんでした。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 詳細については、メッセージのエラー番号を 調べてください。変更を行って、コマンドを再発行してください。
SQL2012N | 割り込み処理が使用できませんでした。 |
説明: ユーティリティーが割り込み処理を使用できませんでした。実際の戻りコードは、SQLCA の「SQLERRD[0]」フィールドに あります。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: SQLCA 内 の「SQLERRD[0]」フィールドに あるエラー戻りコードを調べてください。 可能であれば、エラーを修正して、コマンドを再発行してください。
SQL2013N | ユーティリティーが、データベース・ディレクトリーを アクセスできませんでした。エラー "<error>" が返されました。 |
説明: ユーティリティーがデータベース・ディレクトリーをアクセスしている ときに、エラーが起きました。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: database パラメーターのパスが データベース・ディレクトリーのパスでない場合は、正しい パスを使用して、コマンドを再発行してください。そうでない場合は、詳細について、メッセージのエラー番号を 調べてください。変更を行って、コマンドを再発行してください。
SQL2014N | データベース環境エラーが起きました。 |
説明: ユーティリティーが、database environment コマンドから エラーを受け取りました。データベース・マネージャー構成ファイルと当該データベース構成ファイルに、互換性のない値が含まれている可能性があります。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: データベース・マネージャー構成ファイルとデータベース構成ファイル の矛盾している値をチェックしてください。コマンドを再発行してください。
SQL2015N | database パラメーターが無効です。データベース名が長すぎるか、指定されていないか、または名前のアドレスが 無効です。 |
説明: データベース名は必須です。データベース名は 1 から 8 までのデータベース・マネージャー基本文字 セットから選択しなければなりません。表名は、有効なアプリケーション・アドレスに位置している必要があります。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 有効なデータベース名を使用して、コマンドを再発行してください。
SQL2016C | "<program-name>" のパスが、PATH コマンドに 含まれていません。 |
説明: ユーティリティーがオペレーティング・システムの Select Path を 使用して、要求されたプログラムを見つけることができませんでした。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: PATH コマンドを更新して、示されたプログラム名へのパスを 組み込んでください。
SQL2017N | すでに開始しているセッションが多すぎるか、 または OS/2 Start Session が正常に終了していません。 |
説明: 以下に示す理由のために、BACKUP または RESTORE ユーティリティーが新しいセッションを始動できませんでした。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: いくつかの現行セッションが処理を停止するまで待って、コマンドを再発行してください。または、詳細について、SQLCA の「SQLERRD[0]」フィールドを 参照して、コマンドを再発行してください。
SQL2018N | ユーティリティーが、ユーザーの許可 ID またはデータベース許可を 検査しようとしたときに、エラー "<error>" が起きました。 |
説明: ユーティリティーを実行しようとしましたが、以下のいずれかのエラーが起きました。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 詳細については、メッセージのエラー番号を 調べてください。変更を行って、コマンドを再発行してください。
SQL2019N | ユーティリティーのデータベースへのバインド中に、エラーが 起きました。 |
説明: 実行されている現在のレベルのユーティリティーは、データベースにバインドされていないため、システムが、すべてのユーティリティーをデータベースにバインド しようとしましたが、このバインド・プロセスが失敗しました。エラーの原因には、以下が含まれます。
RESTORE ユーティリティーの場合、データベースは 復元されますが、少なくとも 1 つのユーティリティーが データベースにバインドされません。他のユーティリティーは処理を停止します。
ユーザーの処置: システム・リソースを競合している可能性があるすべての活動を 完了させて、ユーティリティー・コマンドを再発行してください。エラーが続く場合は、以下のいずれかの処置を実行してください。
SQL2020N | ユーティリティーが、データベースに正しくバインドされていません。 |
説明: ユーティリティーがデータベースにバインドされなかったか、または データベースにバインドされたユーティリティーのパッケージが インストールされたバージョンのデータベース・マネージャーと互換で ないために、すべてのユーティリティーがデータベースに再バインド されましたが、依然としてインストールされたバージョンのデータベース・ マネージャーとパッケージの間には、ユーティリティーとバインド・ ファイルが互換でないというタイム・スタンプの矛盾があります。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: データベース・マネージャーを再インストールするか、または 最新の更新処理を再適用するか、あるいはその両方を行ってください。 ユーティリティー・コマンドを再発行してください。
SQL2021N | ドライブに正しいディスケットが入っていません。 |
説明: Backup Database または Restore Database に使用する ディスケットが、ドライブに入っていないか、または無効です。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: 正しいディスケットがドライブに挿入されていることを確認するか、または 新しいディスケットを挿入してください。
SQL2023N | ログ制御ファイルをアクセス中に、ユーティリティーで 入出力エラー "<code>" が起きました。 |
説明: ログ制御ファイルに対する読み取りまたは書き込み操作が失敗しました。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: エラー戻りコードの値を記録してください。入出力エラーが修復可能かどうかを判別してください。
SQL2024N | ユーティリティーが .BRG ファイルのアクセス中に、入出力エラー "<code>" が起きました。 |
説明: 指定されたファイルをアクセス中に、入出力エラーが起きました。
復元処理が異常終了したかどうかを判別するために、.BRG ファイルは 使用されます。 問題のデータベースのローカル・データベース・ ディレクトリーに、.BRG ファイルは存在し、その名前は、データベース・トークンと同じ ファイル名とファイル・タイプ .BRG で構成されています。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: エラー戻りコードを記録してください。入出力エラーが修復可能かどうかを判別してください。
SQL2025N | 入出力エラー "<code>" が、媒体 "<dir/devices>" で 起きました。 |
説明: 示された媒体上のファイルのアクセス中に、入出力エラーが起きました。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: エラー戻りコードを記録してください。入出力エラーが修復可能かどうかを判別してください。
SQL2026N | データベースからの内部的切断中に、エラー "<sqlcode>" が 起きました。 |
説明: internal disconnect コマンドが失敗しました。 SQLCODE がメッセージに返されています。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 詳細な情報については、メッセージの SQLCODE (message number) を 参照してください。 変更を行って、コマンドを再発行してください。
SQL2027N | データベースへの内部接続中に、エラー "<sqlcode>" が起きました。 |
説明: 内部接続が失敗しました。 SQLCODE がメッセージに返されています。 データベース・マネージャー構成ファイルと当該データベース構成ファイルに、互換性のない値が含まれている可能性があります。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 詳細な情報については、メッセージの SQLCODE (message number) を 参照してください。 変更を行って、コマンドを再発行してください。データベース・マネージャー構成ファイルの値と、バックアップ・ イメージのデータベース・マネージャー構成ファイルの値が 互換であることをチェックしてください。
SQL2028N | 割り込みハンドラーのインストール中に、エラー "<sqlcode>" が 起きました。 |
説明: ユーティリティーが、割り込みハンドラーを使用できませんでした。 SQLCODE がメッセージに返されています。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 詳細な情報については、メッセージの SQLCODE (message number) を 参照してください。 変更を行って、コマンドを再発行してください。
SQL2029N | "<command-file-name>" の処理中に、エラー "<error>" が 起きました。 |
説明: 指定されたコマンド・ファイル、またはオペレーティング・システムから エラーが返されました。
ユーザーの処置: ROLLFORWARD 回復で使用可能なデータベースの "変更部分 のみのバックアップ"、またはユーザー出口の使用を要求中に、"変更部分のみのバックアップ" を要求してください。
SQL2030N | "<name>" ドライブがいっぱいです。 このドライブには、少なくとも "<number>" バイトの 空きスペースが必要です。 |
説明: 指定されたドライブに、内部で使用するサブディレクトリーと情報 ファイルを作成するための十分なスペースがありません。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 指定したドライブに示されたスペースを確保して、コマンドを再発行してください。
SQL2031W | 警告 ! 装置 "<device>" に、ターゲットまたはソースの 媒体を取り付けてください。 |
説明: データベース・ユーティリティー・プロセスは、指定された装置上の 媒体との間で、データの書き込みまたは読み取りのいずれかを行います。 ユーティリティーは、操作に適した媒体を取り付けられる ように、制御を戻します。
ユーティリティーは、続行の応答を待ちます。
ユーザーの処置: 媒体を取り付けて、処理を続行するか終了するかを示す callerac パラメーターを指定して、ユーティリティーに 戻ってください。
SQL2032N | "<parameter>" パラメーターが無効です。 |
説明: パラメーターの指定が正しくありません。 値が範囲外か、または 正しくありません。
ユーザーの処置: パラメーターに正しい値を指定して、コマンドを再実行してください。
SQL2033N | TSM エラー "<error>" が起こりました。 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理中に TSM が呼び出され、エラーが起こりました。
ユーザーの処置: エラーの説明について TSM の資料を調べ、回復処置を取った後でコマンドを出し直してください。
SQL2034N | "<parm>" パラメーターのアドレスが無効です。 |
説明: アプリケーション・プログラムが、このパラメーターに 無効なアドレスを使用しました。 そのアドレスが割り振られていないバッファーを指しているか、または そのバッファー内の文字ストリングにヌル終止符がありません。
ユーザーの処置: 有効なアドレスがアプリケーション・プログラムで使用され、入力ストリングがヌルで終了していることを確認してください。
SQL2035N | ユーティリティーが非割り込みモードで実行中に、警告状況 "<warn>" が発生しました。 |
説明: 呼び出し中のアプリケーションが、非割り込み モードで ユーティリティーを呼び出しました。 その操作中に、警告状況が発生しました。
ユーザーの処置: 非割り込み 条件を callerac パラメーター に指定せずに操作をやり直すか、警告を回避する処置を取って操作を やり直してください。
SQL2036N | ファイルまたは装置 "<path/device>" のパスが無効です。 |
説明: ユーティリティーを呼び出しているアプリケーションが、無効な ソースまたはターゲット・パスを指定しました。 指定されたパスまたは装置が存在しないか、または正しく 指定されていません。
ユーザーの処置: 正しいパスまたは装置を表すパスを使用して、ユーティリティー・コマンドを再発行してください。
SQL2037N | TSM をロードできませんでした。 |
説明: データベース・ユーティリティーへの呼び出しが、バックアップのターゲットまたはソースとして TSM を指定していました。 TSM クライアントのロードが試みられました。 TSM クライアントがシステムで使用できないか、またはロード・プロシージャーでエラーが起こりました。
ユーザーの処置: TSM がシステムで使用できることを確認してください。 TSM が使用可能になった後でコマンドを再実行依頼するか、または TSM を使用せずにコマンドを再実行依頼してください。
SQL2038N | 処理中に、データベース・システム・エラー "<errcode>" が起きました。 |
説明: いずれかのユーティリティーを処理中に、データベース・ システム・エラーが起きました。
ユーザーの処置: 詳細については、 メッセージのエラー・コードを調べてください。 回復処置を取った後で、コマンドを再発行してください。
SQL2039N | ユーティリティーを呼び出しているアプリケーションが終了しました。 |
説明: ユーティリティーを呼び出しているアプリケーションが終了しました。 ユーティリティーのアプリケーション側が、呼び出し中のアプリケーションと 同じプロセスにあるので、アプリケーションとともに終了しました。 その結果、ユーティリティーのエージェント側も終了しました。
ユーザーの処置: アプリケーションが終了した理由を判別した後で、コマンドを再発行してください。
SQL2040N | データベース別名パラメーター "<dbalias>" が無効か、または 指定されていません。 |
説明: バックアップまたは復元ユーティリティーを呼び出している アプリケーションが、無効なデータベース別名パラメーターを指定しました。 別名は 1 から 8 バイトで、文字はデータベース・マネージャー 基本文字セットから選択する必要があります。
ユーザーの処置: 有効なデータベース別名を使用して、Backup または Restore コマンドを 再発行してください。
SQL2041N | 指定されたバッファー・サイズ・パラメーターが無効です。 バッファー・サイズは、0 または 8 から 16384 (0 と 16384 を含む) の間で指定する必要があります。 |
説明: ユーティリティーを呼び出しているアプリケーションが、 無効な buffer size パラメーターを指定しました。 バッファー・サイズは、内部バッファー・サイズの決定に使用されます。 値は、このバッファー用に獲得される 4K ページの数です。 値は、0 または 16 から 16384 (16 と 16384 を含む) 間で 指定する必要があります。
バックアップまたは復元ユーティリティーの実行では、0 を 指定すると、データベース・マネージャー構成に定義されている デフォルト・バッファー・サイズが使用されます。
ターゲットの媒体がディスケットの場合、buffer size はディスケットの サイズより小さくなるようにしてください。
SQL2042W | 警告 ! 装置 "<device>" のアクセスで入出力エラー "<error>" が 起きました。追加情報 (使用可能な場合) は "<additional_information>" です。媒体が正しくマウントされ、位置指定されていることを確認してください。 |
説明: ユーティリティーを呼び出しているアプリケーションが、テープ装置に対する読み取りまたは書き込みを行っている ときに、入出力エラーが起きました。 ユーティリティーは、テープを正しい位置に取り付けられる ように、制御を戻します。
このメッセージには問題の診断をする手助けとなる追加情報が含まれています。
ユーティリティーは、続行の応答を待ちます。
ユーザーの処置: テープを正しい位置に取り付けた後、処理の続行または終了を 示しているユーティリティーに戻ってください。
エラー、装置および追加情報 (ある場合) は、問題を診断し訂正するのに使用することができます。
SQL2043N | 子プロセス、またはスレッドが開始できません。 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理中に要求された子プロセスまたはスレッドを開始できません。 新しいプロセスまたはスレッドを作成するためのメモリーが不十分だと思われます。 AIX ベースのシステムでは、chdev コマンドによって設定された maxuproc 値が小さすぎると思われます。 OS/2 ベースのシステムでは、CONFIG.SYS に設定されている THREADS 値が小さすぎると思われます。 ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: プロセスまたはスレッドの数のシステム制限に達していないことを 確認してください (制限を増やすか、あるいはすでに実行されている プロセスまたはスレッドの数を減らしてください)。新しいプロセスまたはスレッドに対する十分なメモリーが存在することを 確認してください。 ユーティリティー・コマンドを再発行してください。
SQL2044N | メッセージ待ち行列のアクセス中に、エラーが起きました。 理由コード: "<reason-code>"。 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理中に、いずれかのメッセージ 待ち行列に関して、予期しないエラーまたは間違ったメッセージを受け取りました。以下が理由コードのリストです。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: メッセージ待ち行列の許容数に達していないことを確認してください。必要に応じて、使用中のメッセージ許容数を減らして、ユーティリティー・コマンドを再発行してください。
SQL2045W | 警告 ! 媒体 "<media>" に書き込み中に、"<error>" が起こりました。 |
説明: データベース・ユーティリティー・プロセスが媒体 "<media>" に書き込み 中に、"<error>" を検出しました。ユーティリティーは、ユーザーが問題の解決またはその操作の取り消しを試みる ことができるように、制御を戻します。
ユーティリティーは、続行の応答を待ちます。
ユーザーの処置: オペレーティング・システムに対する障害追及の資料を調べて、"<error>" 条件を訂正してください。処理を続行または終了するべきであることを示す、正しい caller action パラメーターを指定して、ユーティリティーに 戻ってください。
SQL2048N | オブジェクト "<object>" のアクセス中に、エラーが起きました。理由コード : "<reason-code>"、 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理でのオブジェクトの アクセス時に、エラーが起きました。以下が理由コードのリストです。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: オブジェクトのロック処理が失敗した場合は、データベース構成の ロック・タイムアウト限界が適切であることを確認して、ユーティリティー・ コマンドを再発行してください。 アクセスを確実にするために、データベースを静止状態に するために、QUIESCE コマンドを使用することも考慮してください。
バックアップ中にエラーが起きた場合は、データベースを回復する処置を取って、ユーティリティー・ コマンドを再発行してください。
復元またはロード回復中にエラーが起きた場合は、バックアップまたはコピー・イメージが正しいことを 確認して、ユーティリティー・コマンドを再発行してください。
オブジェクトが表スペースで、復元中にエラーが起きた場合は、ユーティリティー・コマンドを再発行する前に、set table space container api を使用して、表スペースを変更することが必要になる 場合があります。
SQL2054N | バックアップまたはコピー・イメージが壊れています。 |
説明: 使用中のバックアップまたはコピー・イメージが壊れています。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 有効なイメージではないイメージを廃棄してください。 有効なイメージを使用して、ユーティリティー・コマンドを 再発行してください。
SQL2055N | メモリー・セット "<memory-heap>" のメモリーにアクセスできません。 |
説明: 処理中に、データベース・ユーティリティーが メモリーをアクセスできませんでした。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: データベース・マネージャーを停止して再始動し、ユーティリティー・コマンドを再発行してください。
SQL2056N | 媒体 "<media>" で無効な媒体タイプが見つかりました。 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理中に、無効な媒体タイプが 見つかりました。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 使用している媒体が、ユーティリティーによってサポートされている タイプの媒体であることを確認してください。有効な媒体リストを使用して、コマンドを再発行してください。
SQL2057N | 媒体 "<media>" は、すでに他のプロセスによって オープンされています。 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理中に指定された ソースまたはターゲットの媒体は、すでに他のプロセスによって オープンされています。ユーティリティーは、処理のための共用アクセスを許しません。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 使用している媒体が現在使用されていないことを確認してください。有効な媒体リストを使用して、コマンドを再発行してください。
SQL2058W | 媒体 "<media>" で媒体終了の警告が出されました。 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理中に、媒体終了の警告が出されました。このエラーは、無効な磁気テープ装置ブロック・サイズが指定された場合にも発生します。
ユーティリティーは、続行の応答を待っています。
ユーザーの処置: 媒体終了状況を訂正して、処理を続行または終了するべきである ことを示す、正しい caller action パラメーターを指定して、ユーティリティーに 戻ってください。
復元時刻で使用される磁気テープ装置ブロック・サイズ (あるいはブロック化因数) は、バックアップ中に使用されるものと同一である必要があります。 変数ブロック・サイズが 使用されている場合、使用バッファー・サイズの方が小さいか、あるいは 磁気テープ装置の最大ブロック・サイズと同じである必要があります。
SQL2059W | 媒体 "<device>" で、装置がいっぱいであるという 警告が出されました。 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理中に、装置が いっぱいであるという警告が出されました。
ユーティリティーは、続行の応答を待っています。
ユーザーの処置: 装置がいっぱいである状況を訂正して、処理を続行または 終了するべきであることを示す、正しい caller action パラメーターを 指定して、ユーティリティーに戻ってください。
SQL2060W | 装置 "<device>" が空です。 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理中に、空の装置が 見つかりました。ユーティリティーは、続行の応答を待っています。
ユーザーの処置: 媒体を取り付けて、処理を続行または終了するべきであることを 示す、caller action パラメーターを指定して、ユーティリティーに戻ってください。
SQL2061N | 媒体 "<media>" へのアクセスが拒否されました。 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理中に、装置、ファイル、TSM、またはベンダー共用ライブラリーへの アクセスが拒否されました。 ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: ユーティリティーが使用している装置、ファイル、TSM、またはベンダー共用ライブラリーによって、要求されたアクセスが許可されていることを確認し、ユーティリティー・コマンドを再実行依頼してください。
SQL2062N | 媒体 "<media>" のアクセス中に、エラーが起きました。理由コード: "<reason-code>"。 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理中に、ファイル、TSM、またはベンダー共用ライブラリーに アクセスしているとき、予期しないエラーが起こりました。 以下が理由コードのリストです。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: ユーティリティーが使用している装置、ファイル、TSM、またはベンダー共用ライブラリーが使用可能なことを 確認し、ユーティリティー・コマンドを再実行依頼してください。 コマンドがまだ失敗する場合は、技術サービス担当者に 連絡してください。
SQL2065W | 指定された媒体 "<media>" がユーティリティーに 接続された唯一の媒体である場合、指定された呼び出し側アクション "<caller-action>" は許されません。 |
説明: データベース・ユーティリティーに接続されている媒体が 1 つだけなので、 指定された呼び出し側アクションは許されません。
ユーザーの処置: 処理を続行または終了するべきであることを示す、正しい caller action パラメーターを指定して、ユーティリティーに 戻ってください。
SQL2066N | 指定された表スペース名 "<name>" がデータベースに存在しないか、または バックアップ・ユーティリティーに使用できません。 |
説明: 指定された表スペース名は構文的に正しくても、データベースに存在しないか、またはユーティリティー処理で 使用できません。 使用中のユーティリティーがバックアップ操作であれば、表スペースがシステムまたはユーザー 一時表スペースであるか、あるいは不整合状態であるため、その表スペースが許可されていないと思われます。
ユーザーの処置: 表スペース名をチェックして、正しい表スペース名を使用し、ユーティリティー・コマンドを再実行依頼してください。
SQL2068N | 媒体 "<media>" で、無効なイメージが見つかりました。 媒体ヘッダーがありません。 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理中に、無効なイメージが見つかりました。 ユーティリティーが、有効な媒体ヘッダーを見つけることが できませんでした。ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 正しいバックアップまたはコピー・イメージを使用して、コマンドを再発行してください。
SQL2069N | 媒体 "<media>" で、無効なイメージが見つかりました。 イメージは、データベース別名 "<dbalias>" 用に作成されています。 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理中に、無効なイメージが見つかりました。 イメージは、異なるデータベース別名から作成されています。ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 正しいバックアップまたはコピー・イメージを使用して、コマンドを再発行してください。
SQL2070N | 媒体 "<media>" で、無効なイメージが見つかりました。 イメージにタイム・スタンプ "<timestamp>" が含まれています。 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理中に、無効なイメージが見つかりました。 イメージは、異なるタイム・スタンプを持つバックアップまたは コピーから作成されています。ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 正しいバックアップまたはコピー・イメージを使用して、コマンドを再発行してください。
SQL2071N | 共用ライブラリー "<shr-lib-name>" のアクセス中に、エラーが起きました。理由コード: "<reason-code>"。 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理でのベンダーの 共用ライブラリーのアクセス中に、予期しないエラーが起きました。以下が理由コードのリストです。
ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 提供されている共用ライブラリーが有効なことを確認して、ユーティリティー・コマンドを再発行するか、または別のサポート されている媒体を使用してください。
SQL2072N | 共用ライブラリー "<shr-lib-name>" をバインドできません。理由コード : "<reason-code>"、 |
説明: データベース・ユーティリティーの処理での共用ライブラリーの バインド中に、エラーが起きました。ユーティリティーの処理を終了します。
ユーザーの処置: 理由コードが、ベンダー・ユーティリティーからメッセージに 返されていることに注意して、可能であれば、回復処置を取ってください。有効な共用ライブラリーまたは別のサポートされている媒体を使用して、コマンドを再発行してください。
SQL2073N | DATALINK 処理が、データベース・サーバーまたは DB2 データ・リンク・マネージャーでの内部問題のため失敗しました。 |
説明: DATALINK 値を処理中に、予期しないエラーが起きました。
ユーザーの処置: コマンドを再発行してください。 問題がまだ続く場合は、DB2 および DB2 データ・リンク・マネージャーをシャットダウンして再始動した後に、コマンドを再発行してしてください。
復元ユーティリティーでは、WITHOUT DATALINK を指定することで DATALINK 処理 を避けることができます。
SQL2074N | DATALINK 処理は、データベース・サーバーの内部問題のため 失敗しました。 |
説明: DATALINK 値を処理中に、予期しないエラーが起きました。
ユーザーの処置: コマンドを再発行してください。 問題がまだ続く場合は、DB2 をシャットダウンおよび 再始動してからコマンドを再発行してください。
復元ユーティリティーでは、WITHOUT DATALINK を指定することで DATALINK 処理 を避けることができます。
SQL2075N | DATALINK 処理が DB2 データ・リンク・マネージャーでの内部問題のため失敗しました。 |
説明: DATALINK 値を処理中に、予期しないエラーが起きました。
ユーザーの処置: コマンドを再発行してください。 問題がまだ続く場合は、DB2 データ・リンク・マネージャーをシャットダウンして再始動した後に、コマンドを再発行してしてください。
復元ユーティリティーでは、WITHOUT DATALINK を指定することで DATALINK 処理 を避けることができます。
SQL2076W | DB2 データ・リンク・マネージャー "<server-name>" が データベースに登録されませんでした。 |
説明: DB2 データ・リンク・マネージャー "<server-name>" が ADD DATALINKS MANAGER コマンドで データベースに登録されませんでした。
ユーザーの処置: ADD DATALINKS MANAGER コマンドが失敗した理由の詳細については、 診断ログ・ファイル db2diag.log を調べてください。