メッセージ解説書

SQL0200 - SQL0299

SQL0203N参照する列 "<name>" が確定できません。

説明: 列 "<name>" がステートメントで使用されており、その列が 参照可能な列が複数ありました。これは、以下のいずれかによる可能性があります。

列名には、どの表の列なのかを明確にするために、より詳細な 情報が必要です。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 列名に修飾子を追加してください。修飾子は表名または相関名です。選択リストの列の名前の変更が 必要になる場合があります。

sqlcode: -203

sqlstate: 42702

SQL0204N"<name>" は未定義の名前です。

説明: このエラーは、以下のいずれかが原因です。

この戻りコードは、すべてのタイプのデータベース・オブジェクトに 対して生成されます。

連合システム・ユーザー: "<name>" によって示されているオブジェクトが、データベースに定義されていません。 あるいは、"<name>" は DROP NICKNAME ステートメント内のニックネームではありません。

一部のデータ・ソースは、"<name>" に適切な値を提供しません 。 この場合、メッセージ・トークンは "OBJECT:<data source> TABLE/VIEW" の形式になります。 これは、指定されたデータ・ソースの実際の値が不明であることを示します。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: オブジェクト名 (必須の修飾子を含む) が、SQL ステートメントに正しく指定されており、 それが存在することを確認してください。SOURCE 文節にデータ・タイプまたは関数が抜けている 場合は、オブジェクトが存在しない可能性があるか、または オブジェクトはどこかに存在しているが、スキーマが 関数パスに存在しない可能性があります。

連合システム・ユーザー: ステートメントが DROP NICKNAME の場合、 オブジェクトが実際にニックネームであるかどうか確認してください。オブジェクトは連合データベースまたはデータ・ソースに存在しない可能性があります。 連合データベース・オブジェクトとデータ・ソースオブジェクト (存在する場合) の存在を確認してください。

sqlcode: -204

sqlstate: 42704

SQL0205N列または属性 "<name>" が、"<object-name>" で定義されていません。

説明: "<object-name>" が表または視点である場合は、"<name>" は、"<object-name>" で定義されていない列です。 "<object-name>" が構造化タイプである場合は、"<name>" は、"<object-name>" で定義されていない属性です。

連合システム・ユーザー: "<object-name>" はニックネームを指すこともあります。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: "<object-name>" が表または視点である場合は、列および表または視点名 (必須の修飾子を含む) が、 SQL ステートメントに正しく指定されていることを確認してください。 "<object-name>" が構造型の場合は、 属性およびタイプ名 (必須の修飾子を含む)が SQL ステートメントに正しく指定されていることを確認してください。

また、REORG または IMPORT 時にこのエラーを受け取った場合は、索引の列名が、管理の手引き で定義されているデータベース・マネージャー命名規則に違反している可能性があります。

sqlcode: -205

sqlstate: 42703

SQL0206N使用されているコンテキストで、"<name>" は無効です。

説明: このエラーは、以下の場合に起きる可能性があります。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 名前が SQL ステートメントに正しく指定されていることを確認してください。 SELECT ステートメントの場合は、すべての必須の表が FROM 文節に指定されていることを確認してください。 ORDER BY 文節の副選択については相関列参照がないので、注意してください。 表に対して相関名を使用している場合は、後続の参照が、表名ではなく、相関名を使用していることを確認してください。

CREATE TRIGGER ステートメントの場合は、新しい変換変数のみが SET 変換変数ステートメントの 割り当ての左側に指定されており、対象となる表の列に 対する参照に、相関名が指定されていることを 確認してください。

sqlcode: -206

sqlstate: 42703

SQL0207Nセット演算子を使用する SELECT ステートメントの ORDER BY 文節 では、列名を使用できません。

説明: セット演算子を持つ SELECT ステートメントに、列名を指定する ORDER BY 文節が含まれています。 この場合、ORDER BY 文節の列のリストは、整数しか持つことができません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: ORDER BY 文節の列リストの中には、整数のみを指定してください。

注: このエラーは、バージョン 2 以前の DB2 とDB2 コネクトを介してアクセスされるホストにのみ適用されます。

sqlcode: -207

sqlstate: 42706

SQL0208N列 "<name>" は結果表に含まれないので、ORDER BY 文節は 無効です。

説明: ORDER BY リスト中に指定されている列 "<name>" が、SELECT リスト中に指定されておらず、結果表にも無いため、ステートメントは有効ではありません。 SELECT ステートメントの全選択が副選択でない場合、結果表の列のみが、その結果の順序付けに使用できます。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 示された列を結果表へ追加するか、または ORDER BY 文節から 削除して、ステートメントの構文を訂正してください。

sqlcode: -208

sqlstate: 42707

SQL0212N"<name>" は、重複した表指定であるか、あるいは トリガー定義の REFERENCING 文節に重複指定されて います。

説明: "<name>" によって指定されている表、視点、別名、または 相関名が、同一の FROM 文節中にある表、視点、別名、または相関名と同じです。

ステートメントが CREATE TRIGGER の場合は、REFERENCING 文節が、対象となる表と同じ名前を指定する場合が、あるいは OLD または NEW 相関名、あるいは NEW_TABLE または OLD_TABLE 識別子の複数に対して、同じ名前を 持つ場合があります。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: SELECT ステートメントの FROM 文節を訂正してください。 相関名を表名、視点名、別名に関連させて、表名、視点名、別名、または 相関名が FROM 文節内の他の表名、視点名、別名、または相関名と 同じにならないようにしてください。

CREATE TRIGGER ステートメントの場合は、REFERENCING 文節内の名前を、重複しないように変更してください。

sqlcode: -212

sqlstate: 42712

SQL0214N"<clause-type>" 文節の "<expression-start>" で始まる 式が無効です。理由コード = "<reason-code>"

説明: "<clause-type>" 文節の式 "<expression-start>" の 最初の部分で定義した式が無効です。以下のように "<reason-code>" が理由を指定しています。

1
SELECT ステートメントの全選択は、副選択ではありません。 このタイプの SELECT ステートメントについては、ORDER BY 文節に式は許可されません。 "<clause-type>" が ORDER BY である場合のみ、この理由コードが起きます。

2
SELECT 文節に DISTINCT が指定され、SELECT リストの式にちょうど一致する式ではありません。 "<clause-type>" が ORDER BY である場合のみ、この理由コードが起きます。

3
ORDER BY 文節に列関数があるため、グループ化が起きています。 "<clause-type>" が ORDER BY である場合のみ、この理由コードが起きます。

4
GROUP BY 文節の式をスカラー全選択にすることはできません。"<clause-type>" が GROUP BY である場合のみ、この理由コードが起きます。

5
GROUP BY 文節では、参照解除演算子の左方は 可変関数にできません。"<clause-type>" が GROUP BY である場合のみ、この理由コードが起きます。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 次のように "<reason-code>" が指定する理由に基づき、SELECT ステートメントを修正してください。

1
ORDER BY 文節から式を除去してください。 結果の列を参照する場合は、ソート・キーを 単一整数または単一列名の形式に変更してください。

2
SELECT 節から DISTINCT を除去するか、または ソート・キーを単一整数または単一列名の形式に 変更してください。

3
GROUP BY 文節を追加するか、または ORDER BY 文節から列関数を除去 してください。

4
GROUP BY 文節から、あらゆるスカラー全選択を除去してください。スカラー全選択に基づいた結果の列をグループ化させる場合は、ネストした表の式または共通の表の式を使用し、結果の列としての式で結果の表をまず提供してください。

5
GROUP BY 文節で、参照解除演算子 の左方から任意の可変関数を除去してください。

sqlcode: -214

sqlstate: 42822

SQL0216N述部演算子の両側にある要素の数が一致しません。述部演算子は "<predicate-operator>" です。

説明: 述部は、述部演算子の右または左側 (または両側) に、要素のリストを 含んでいます。要素数は両側で同じものでなくてはなりません。これらの要素は括弧で囲まれた式のリスト内に、または全選択にリストを選択する 要素として表示される可能性があります。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 述部演算子で、要素数が一致していない述部を訂正してください。

sqlcode: -216

sqlstate: 428C4

SQL0217W情報の解釈要求しか実行されていないので、ステートメントは 実行されませんでした。

説明: いずれかの解釈特殊レジスターの現在の値が、EXPLAIN に設定されています。この値により、動的 SQL ステートメントの準備と解釈を 行うことができますが、動的ステートメントを実行する ことはできません。

ユーザーの処置: この状態になったインターフェースまたは アプリケーションから、適切な SET ステートメントを 発行して、EXPLAIN 以外を設定するように、該当する 解釈特殊レジスターの値を変更してください。

sqlcode: +217

sqlstate: 01604

SQL0219N必須の解釈表 "<name>" がありません。

説明: 解釈機能が呼び出されましたが、必須の解釈表 "<name>" を 見つけることができませんでした。解釈機能を呼び出す前に、解釈表を作成する必要があります。

ユーザーの処置: 必須の解釈表を作成してください。sqllib の下の misc ディレクトリーの EXPLAIN.DDL と いうファイルで使用可能な解釈表を作成するには、SQL データ定義言語ステートメントが必要です。

sqlcode: -219

sqlstate: 42704

SQL0220N解釈表 "<name>"、列 "<name2>" は定義が正しくないか、または欠落しています。

説明: 解釈機能が呼び出されましたが、解釈表 "<name>" の定義が 予期されたものではありませんでした。 以下の原因のため、定義が正しくありません。

ユーザーの処置: 示された解釈表の定義を訂正してください。sqllib の下の misc ディレクトリーの EXPLAIN.DDL と いうファイルで使用可能な解釈表を作成するには、SQL データ定義言語ステートメントが必要です。

sqlcode: -220

sqlstate: 55002

SQL0236WSQLDA が "<integer1>" SQLVAR 項目しか指定していません。 "<integer2>" SQLVAR 項目が "<integer3>" 列に必要です。SQLVAR 項目が設定されていません。

説明: SQLDA の「SQLN」フィールドの値は、少なくとも 結果セットの列数と同じ大きさでなければなりません。

データベース・マネージャーは SQLVAR 項目を設定 しません (さらに、SQLDOUBLED フラグは "オフ" (すなわち、スペース 文字) に設定されます)。

ユーザーの処置: SQLDA の「SQLN」フィールドの値を、メッセージに示されている 値まで増やして (SQLDA がその容量をサポートするための十分な大きさに なるように)、ステートメントの再実行依頼を行ってください。

sqlcode: +236

sqlstate: 01005

SQL0237WSQLDA が "<integer1>" SQLVAR 項目しか指定していません。 記述している列の少なくとも 1 つは異なるタイプであるため、"<integer2>" SQLVAR 項目を指定する必要があります。2 次 SQLVAR 項目が設定されていません。

説明: 結果セットの列の少なくとも 1 つが異なるタイプなので、結果セットの 列数と同じ数の SQLVAR 項目について、スペースを 2 回指定する必要があります。 データベース・マネージャーは基本 SQLVAR 項目のみを 設定します (さらに、SQLDOUBLED フラグはオフ (すなわち、スペース 文字) に設定されます)。

ユーザーの処置: 結果セットの異なるタイプに関する追加情報が 必要でない場合は、処置を行う必要はありません。異なるタイプの情報が必要な場合は、SQLDA の「SQLN」フィールドの 値を、メッセージに示されている値まで増やして (その容量を サポートするのに十分な大きさの SQLDA があることを確認した後で)、ステートメントの再実行依頼を行う必要があります。

sqlcode: +237

sqlstate: 01594

SQL0238WSQLDA が "<integer1>" SQLVAR 項目しか指定していません。 記述している列の 少なくとも 1 つが LOB または構造化タイプであるため、"<integer3>" 列に "<integer2>" SQLVAR 項目が必要です。 SQLVAR 項目が設定されていません。

説明: 結果セットの列の少なくとも 1 つが LOB または構造化タイプなので、結果セットの 列数と同じ数の SQLVAR 項目について、スペースを 2 回指定する必要があります。 結果セットの 1 つ以上の列が異なるタイプである可能性にも 注意してください。

データベース・マネージャーは SQLVAR 項目を設定 しません (さらに、SQLDOUBLED フラグはオフ (すなわち、スペース 文字) に設定されます)。

ユーザーの処置: SQLDA の「SQLN」フィールドの値を、メッセージに示されている 値まで増やして (その容量をサポートするのに十分な大きさの SQLDA が あることを確認した後で)、ステートメントの再実行依頼を行ってください。

sqlcode: +238

sqlstate: 01005

SQL0239WSQLDA が "<integer1>" SQLVAR 項目しか指定していません。 記述している列の少なくとも 1 つが特殊タイプまたは参照タイプであるため、"<integer3>" 列に "<integer2>" SQLVAR 項目が必要です。 SQLVAR 項目が設定されていません。

説明: 結果セットの列が特殊タイプまたは参照タイプの場合、結果セットの列数と同じ数の SQLVAR 項目について、スペースを 2 回指定する必要があります。

データベース・マネージャーは SQLVAR 項目を設定 しません (さらに、SQLDOUBLED フラグはオフ (すなわち、スペース 文字) に設定されます)。

ユーザーの処置: 特殊タイプまたは参照タイプの情報が必要な場合は、SQLDA の「SQLN」フィールドの 値を、メッセージに示されている値まで増やして (その容量を サポートするのに十分な大きさの SQLDA があることを確認した後で)、ステートメントの再実行依頼を行う必要があります。 結果セットの特殊タイプまたは参照タイプに関する追加情報が必要でない場合は、結果セットの列数に 適合するのに十分な SQLVAR 項目のみを指定して、ステートメントの再実行依頼を行うことができます。

sqlcode: +239

sqlstate: 01005

SQL0242Nタイプ "<object-type>" の "<object-name>" というオブジェクトが、オブジェクトのリストで複数回指定されました。

説明: タイプ "<object-type>" のオブジェクト名のリストで、"<object-name>" というオブジェクトが複数回指定されました。ステートメントの操作をオブジェクトで複数回実行することはできません。

ユーザーの処置: リスト内の重複したオブジェクトを訂正し、重複するオカレンスを取り除いてください。

sqlcode: -242

sqlstate: 42713

SQL0257Nロー・デバイス・コンテナーは、現在このプラットフォームでは サポートされていません。

説明: 「DEVICE」コンテナーの使用が試みられました。これは、現在このプラットフォームではサポートされていません。

ユーザーの処置: 代わりに、「FILE」コンテナーまたはシステム管理表スペースを使用してください。

sqlcode: -257

sqlstate: 42994

SQL0258N表スペースの再平衡が保留または進行中は、コンテナーを追加することはできません。

説明: 以下に示す条件の 1 つが成立しています。

  1. 同じ表スペース (同一ノードの) にコンテナーを追加する ALTER TABLESPACE は、あらかじめ同じ作業単位に発行されています。表スペースのコンテナーは、作業単位の 1 つの ALTER TABLESPACE ステートメント内の 1 つのノードにのみ追加することができます。
  2. コンテナーを追加する表スペースは、現在再平衡中です。詳細が、システム・エラー・ログとデータベース・マネージャーの エラー・ログ、またはそのいずれかに記録されている場合があります。

ユーザーの処置:

  1. 可能ならば、その作業単位をロールバックし、すべてのコンテナーに追加する 単一の ALTER TABLESPACE を発行してください。可能でない場合は、再平衡が完了するまで待った後で、もう一度 やり直してください。
  2. 再平衡が完了するまで待った後で、もう一度 やり直してください。

sqlcode: -258

sqlstate: 55041

SQL0259N表スペースのコンテナー・マップが複雑過ぎます。

説明: マップ構造は、表スペースのアドレス空間がさまざまなコンテナーに マップされる方法に関するレコードを保持しています。これが複雑になりすぎると、表スペース・ファイルに適合しなく なります。

詳細が、システム・エラー・ログとデータベース・マネージャーの エラー・ログ、またはそのいずれかに記録されている場合があります。

ユーザーの処置: コンテナー間でデータをもっと均等に分散するために、表スペースの再平衡が必要になる場合があります。これにより、マッピングが簡潔になる可能性があります。

これがうまくいかない場合は、可能な限り同じサイズの コンテナーを作成してください。 表スペースをバックアップした後で、データベース管理ユーティリティーを 使用して、コンテナーを変更することにより、既存のコンテナー・サイズを 変更することができます。 その後で、表スペースを新しいコンテナーに復元してください。

sqlcode: -259

sqlstate: 54037

SQL0260NLONG 列、DATALINK 列、または構造化タイプ列であるため、列 "<column-name>" は区分化キーに 属することができません。

説明: 区分化キーは LONG タイプ列、DATALINK 列、または構造化タイプ列を持つことができません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 区分化キーに LONG 列、DATALINK 列、または構造化タイプ列を使用しないでください。

表に LONG 列、DATALINK 列、または構造化タイプ列しかない場合、区分化キーに使用できる列をその表に追加するか、または区分化キーなしで単一ノードのノード・グループに表を定義してください。

sqlcode: -260

sqlstate: 42962

SQL0262N表 "<table-name>" は LONG タイプの列のみが含まれるため 複数ノードのノード・グループ "<nodegroup-name>" で 作成できません。区分化キーを作成できません。

説明: LONG タイプ列のみから成る表 "<table-name>" を複数ノードの ノード・グループ内に作成できません。この表には、区分化キー内で使用するために少なくとも 1 つは非 LONG タイプ列を 含むようにしてください。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 1 つまたは複数の非 LONG タイプ列で表を作成するか、単一ノードの ノード・グループで表を作成するかのいずれかの方法をとってください。

sqlcode: -262

sqlstate: 428A2

SQL0263N"<node-number-1>" から "<node-number-2>" までのノード範囲は無効です。2 次ノード番号は最初のノード番号より大きいか、または同等にしてください。

説明: 指定されたノード範囲が有効ではありません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: このステートメント内のノード範囲を訂正し、要求を再試行してください。

sqlcode: -263

sqlstate: 428A9

SQL0264N表が複数ノードのノード・グループ "<name>" で定義された 表スペースに表が常駐しているため、区分化キーの追加またはドロップはできません。

説明: 単一ノードのノード・グループの区分化キーのみを追加または消去できます。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 次の 1 つを実行し、要求を再試行してください:

sqlcode: -264

sqlstate: 55037

SQL0265Nノード "<node-number>" は重複ノードです。

説明: CREATE NODEGROUP ステートメントに対し、ON NODES 文節内で 1 度のみ ノード表示が可能です。

CREATE TABLESPACE および ALTER TABLESPACE ステートメントに対し、ノードは 1 度のみ、1 つの ON NODES 文節でのみ表示可能です。

ALTER NODEGROUP ステートメントまたは REDISTRIBUTE NODEGROUP コマンドに対し、次の 1 つが発生しました。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: ON NODES、ADD NODES、または DROP NODES 文節内のノード名またはノード番号 が固有であるかを確認してください。 CREATE TABLESPACE および ALTER TABLESPACE ステートメントに対し、ノードが複数の ON NODES 文節で表示されていないかを確認してください。

さらに、ALTER NODEGROUP ステートメントまたは REDISTRIBUTE NODEGROUP コマンドでは、次のようにしてください。

sqlcode: -265

sqlstate: 42728

SQL0266Nノード "<node-number>" は定義されていません。

説明: このノード "<node-number>" は次のいずれかの理由のため有効ではありません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 次の条件に従います。

sqlcode: -266

sqlstate: 42729

SQL0268Nノード・グループを再配布している間は "<operation>" を 実行できません。

説明: 次のいずれかが起きていると思われます。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 再配布が完了するまで待ち、要求を再試行してください。

sqlcode: -268

sqlstate: 55038

SQL0269Nデータベースに区分化マップの最大数が含まれています。

説明: データベースに区分化マップの最大数 (32,768) が含まれているため、新規ノード・グループの作成、ノードグループの更新、または既存のノード・グループ の再配布ができません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: データベースの 1 つまたは複数のノード・グループを消去してください。

注: ノード・グループの消去は、ノード・グループに常駐する表スペース、表および 視点などのようなデータベース・オブジェクトをすべて消去します。

sqlcode: -269

sqlstate: 54033

SQL0270N関数をサポートしていません。(理由コード = "<reason-code>")。

説明: 以下の理由コードによって示されている制限のため、ステートメントを処理できません。

1
1 次キー、各固有制約、および各固有索引には 表の区分列 (列はほかの順序で表示している可能性があります) がすべて 入っているようにしている。

2
区分化キー列の値の更新はサポートされていない。

3
外部キーが ON DELETE SET NULL で定義されているとき、ヌル可能な区分化キー列 を含むことはできません。このような制約を定義した結果、区分化キー列を更新することになるため、これは理由コード 2 の特殊事例です。

4
カタログ区分以外の複数区分ノード・グループあるいは単一区分ノード・グループを使用している定義済み表は DATA CAPTURE CHANGES をサポートしません。

5
WITH CHECK OPTION 文節で作成された視点は、次の場合関数 (または関数を使用する参照視点) を使用できません。

これらの関数は、新しい視点が CASCADED チェック・オプションで作成された場合に 参照視点内にあってはなりません。

6
ユーザー定義の特殊タイプに対してトランスフォームは定義できません。

7
長いフィールドは、4K のページ・サイズの表スペースを使用するときのみに、定義できます。LONG TABLESPACE は、4K のページ・サイズを使用する場合のみに作成できます。

8
構造化タイプは、DB2 バージョン 7.1 以前の表または構造化タイプ属性データ・タイプの列として サポートされていません。

9
トリガーはタイプ付き表ではサポートされません。

10
単一のデフォルト表スペースは、4K ページ・サイズを指定した 表スペースに位置する必要のある LOB 列が表にあるため、および 表の行サイズあるいは列数に、8K ページ・サイズを指定した 表スペースが必要であるため、選択することができません。

11
タイプ付き表あるいは視点は、属性を持たない 構造化タイプを使用して作成することができません。

12
ソース・キー・パラメーターのタイプは、ユーザー定義の構造化タイプか、または LOB、DATALINK、LONG VARCHAR、あるいは LONG VARGRAPHIC から生成された特殊タイプである必要があります。

13
検査制約はタイプ付き表で定義することができないか、または WITH CHECK OPTION 文節がタイプ付き視点で指定することができません。

14
参照制約はタイプ付き表に定義することができないか、またはタイプ付き表である親表に定義することができません。

15
デフォルト値は参照タイプ列で定義されません。

16
参照データ・タイプあるいは構造化データ・タイプを、DB2 バージョン 7.1 以前の パラメーター・データ・タイプまたはユーザー定義関数の戻りデータ・タイプとして使用することはできません。 また、効力範囲内にある参照データ・タイプを、ルーチンのパラメーター・データ・タイプまたは 戻りタイプとして使用することはできません。 構造化タイプを表または行関数の戻り列として使用することはできません。

17
SET CONSTRAINTS ステートメントはタイプ付き表に対して使用することができません。

18
列レベル UPDATE と REFERENCES 特権は、タイプ付き表または視点では授与されません。

19
特定のデフォルト値は、タイプ付き表の 列に対するデフォルト定義の時に指定する必要があります。

20
ALTER TABLE は要約表でサポートされていません。

21
列の長さは要約表の基礎表である表では 更新されません。

22
要約表は CREATE SCHEMA ステートメントで定義されません。

23
REPLICATED は REFRESH DEFERRED で定義された要約表にのみ指定されます。

24
BEFORE トリガーで起動されたアクションが、REFRESH IMMEDIATE で定義された要約表を参照できません。

25
SET CONSTRAINTS ステートメントに指定できるのは、1 つの要約表だけです。

26
再配布されているノード・グループには、複写された要約表が 最低 1 つは含まれています。

27
複写された要約表は、この表を作成している列に存在している 固有索引がない表には、定義されません。

28
タイプ付き表あるいは要約表は名前変更ができません。

29
FOR EXCEPTION 文節は、SET CONSTRAINTS ステートメントの要約表では指定できません。

30
タイプ付き表およびタイプ付き視点は CREATE SCHEMA ステートメントで定義できません。

31
区分化キーは 500 を超える列では定義できません。

32
カタログ区分以外の複数区分ノード・グループまたは単一区分ノード・グループを使用して定義された表は、FILE LINK CONTROL で定義された DATALINK 列をサポートしません。

33
REFRESH IMMEDIATE で定義された要約表の基礎表を、カスケード効果によって (つまり、オプション ON DELETE CASCADE または ON DELETE SET NULL によって) 参照制約の子にすることはできません。

34
基礎オブジェクトの関連機能は、現在のリリースではサポートされていません。

35
識別列を複数ノード・データベース環境で作成することはできません。

36
識別列が存在する場合、複数ノード・データベースのデータベース活動化は許可されていません。

38
索引拡張子を使用する索引は、複数区分ノード・グループではサポートされていません。

39
ニックネームまたは OLE DB 表関数は、SQL 関数または SQL メソッドの本体で直接的に、または間接的に 参照できません。

ユーザーの処置: 理由コードに対応する処置は、次のとおりです。

1
CREATE TABLE、ALTER TABLE または CREATE UNIQUE INDEX ステートメントを訂正する。

2
複数区分の表の区分化キー列を更新しない、または、区分列の新規値を使用して行を削除した後に挿入しようとしない。

3
区分化キー列をヌル使用不能にするか、別の ON DELETE アクションを指定するか、または表の区分化キーを変更して、 外部キーが区分化キーの列を含まないようにしてください。

4
DATA CAPTURE NONE を指定するかあるいは表が カタログ区分を指定する単一区分ノード・グループの表スペースに あるかどうか確認してください。

5
WITH CHECK OPTION 文節を使用したり、視点定義から関数または視点を除去しないでください。

6
トランスフォームはユーザー定義の特殊タイプに対して自動的に行われます。 CREATE TRANSFORM ステートメントはユーザー定義の構造化タイプのみに 使用してください。

7
長いフィールドを含む任意の表に対して、4K ページ・サイズの 表スペースを使用してください。 DMS 表スペースを使用する場合は、長いフィールドを、4K ページ・サイズの表スペース、または別のページ・サイズの表、表スペースか索引データで位置づけられます。 LONG TABLESPACE を定義する時は、PAGESIZE 4K を使用してください。

8
DB2 バージョン 7.1 以前のサーバーであれば、CREATE TABLE ステートメント または ALTER TYPE ADD COLUMN ステートメントに構造化タイプの列データ・タイプがないことを確認してください。 CREATE TYPE ステートメントまたは ALTER TYPE ADD ATTRIBUTE ステートメントでのどの 属性データ・タイプも構造化タイプでないことを確認してください。

9
タイプ付き表ではトリガーを定義しないでください。

10
表の行サイズあるいは行数を減らすか、または ロング・データが 4K ページ・サイズを指定した表スペースにあり、基本データが 8K ページ・サイズを指定した表スペースにあるような 2 つの表スペースを指定してください。

11
タイプ付き表あるいは視点を作成する場合は、最低でも 1 つの属性を 定義している構造化タイプを指定します。

12
ソース・キー・パラメーターのタイプである場合、ユーザー定義の構造化タイプか、または LOB、DATALINK、LONG VARCHAR、あるいは LONG VARGRAPHIC から生成された特殊タイプだけを使用してください。

13
タイプ付き表の CREATE TABLE または ALTER TABLE ステートメントでは、検査制約を指定しないようにします。 タイプ付き視点の CREATE VIEW ステートメントでは、WITH CHECK OPTION 文節を指定しないでください。

14
CREATE TABLE または ALTER TABLE ステートメントでは、タイプ付き表を検査制約を指定しないようにします。

15
CREATE TABLE または ALTER TABLE ステートメントで 参照データ・タイプを指定した列に対して、DEFAULT 文節を指定しないようにします。

16
DB2 バージョン 7.1 以前のサーバーであれば、ユーザー定義関数の作成時に構造化タイプ・パラメーター または戻りタイプを指定しないでください。 また、効力範囲内の参照タイプをパラメーターまたは戻りタイプとして指定しないでください。 構造化タイプを表または行関数の戻り列として指定しないでください。

17
SET CONSTRAINTS ステートメントにあるタイプ付き表を指定しないようにします。

18
タイプ付き表または視点で、REFERENCES あるいは UPDATE 特権を授与する時に、特定の列名を含まないようにします。

19
タイプ付き表の列で DEFAULT 文節を指定する時に、特定の値を含むようにします。

20
要約表をドロップして、希望の属性を 指定して再作成します。

21
要約表をドロップして、基礎表の列の長さを更新して 要約表を再作成します。

22
CREATE SCHEMA ステートメントの外側で CREATE SUMMARY TABLE ステートメントを 発行してください。

23
REPLICATED 指定を除去するか、または REFRESH DEFERRED が要約表定義に指定されていることを確認します。

24
BEFORE トリガーのトリガー済みアクションにある要約表への参照を除去します。

25
要約表ごとに、SET CONSTRAINTS IMMEDIATE CHECKED ステートメントを 別々に発行します。

26
ノード・グループにある複写された要約表のすべてをドロップし、REDISTRIBUTE NODEGROUP コマンドを再発行します。複写された 要約表を再作成します。

27
要約表に定義された列のサブセットが、基礎表の固有索引を作成する列の セットであることを確認します。

28
タイプ付き表あるいは要約表名は、表のドロップおよび新規名での 再作成によってのみ、変更することが可能です。表をドロップすると、表に依存する別のオブジェクトにも影響が出る可能性があり、表での特権が失われます。

29
SET CONSTRAINTS ステートメントから FOR EXCEPTION 文節を除去します。

30
CREATE SCHEMA ステートメントの外部で、タイプ付き視点またはタイプ付き表の CREATE ステートメントを発行します。

31
区分化キー内の列の数を減らします。

32
DATALINK 列に NO LINK CONTROL を指定するか、またはカタログ区分を指定する単一区分ノード・グループの表スペースに表が置かれていることを確認します。複数区分ノード・グループに再分配する場合は、再分配を継続するために表をドロップする必要があります。

33

34
エラーはサポートされていないオブジェクトの関連機能の使用を除去することによって訂正することができます。

35
属性 "GENERATED [ALWAYS | BY DEFAULT] AS IDENTITY ..." を列から除去してください。

36
新規ノードをドロップして、単一ノード構成に戻してください。 ノードがさらに必要であれば、新規ノードを追加する前に、識別列のある表をドロップしなければなりません。

38
索引拡張子を使用する索引を、複数区分ノード・グループの表に作成することはできません。 索引拡張子を使用する索引がノード・グループ内の表に存在している間、そのノード・グループを 複数区分ノード・グループにすることはできません。 このような索引をドロップして区分をノード・グループに追加する (この場合、索引を再作成できません) か、またはノード・グループを未変更のままにしてください。

39
ニックネームまたは OLE DB 表関数への参照を除去するか、または間接的にこれらのいずれかを 参照しているオブジェクトへの参照を除去してください。

sqlcode: -270

sqlstate: 42997

SQL0271Nfid "<fid>" を伴う表の索引ファイルがないか、無効です。

説明: fid "<fid>" を伴う表の索引ファイルは処理中に要求されます。このファイルは無くなっているか、有効でないかのいずれかです。

このステートメントを処理することができず、アプリケーションは、まだデータベースに接続されています。この条件は、この表の索引を 使用しないほかのステートメントには影響を及ぼしません。

ユーザーの処置: すべてのユーザーが、そのデータベースから切断されていることを 確認し、すべてのノードに RESTART DATABASE コマンドを発行してください。そのあと要求を再試行してください。

この索引 (または索引群) は、データベースが再始動されるときに再作成 されます。

sqlcode: -271

sqlstate: 58004

SQL0276N復元保留状態にあるため、データベース "<name>" に接続すること はできません。

説明: このデータベースを、接続が完了する前に復元してください。

接続は行われていません。

ユーザーの処置: データベースを復元し、再度 CONNECT ステートメントを発行してください。

sqlcode: -276

sqlstate: 08004

SQL0279Nデータベース接続が COMMIT 処理中に終了しました。トランザクションが確定していない可能性があります。 理由コード = "<reason-code>"

説明: コミット処理がエラーを検出しました。このトランザクションは、コミット状態に入っていますが、コミット処理は完了していない可能性があります。このアプリケーションのデータベース接続は、終了しています。

エラーの原因は、"<reason-code>" に示されています。

1
トランザクションで呼び出されたノードが失敗しています。

2
ノードの一つに対してコミットが拒否されました。詳細については db2diag.log ファイルを調べてください。

ユーザーの処置: エラーの原因を判別してください。もっとも一般的なエラーの原因は ノード障害または接続障害なので、システム管理者に連絡して援助を求める 必要があります。RESTART DATABASE コマンドはこのトランザクションのコミット処理を 完了します。

sqlcode: -279

sqlstate: 08007

SQL0280W視点、トリガー、または要約表 "<name>" が、既存の作動不能の視点、トリガーまたは要約表を置換しました。

説明: 既存の作動不能の視点、トリガー、 または要約表 "<name>" が以下のように置き換えられました。

ユーザーの処置: 必要ありません。

sqlcode: +280

sqlstate: 01595

SQL0281N表スペース "<tablespace-name>" はシステム管理表スペースであるため、追加コンテナーでは更新できません。

説明: 追加コンテナーはシステム管理表スペースに追加できません。この場合に対する例外は、ノード・グループが表スペースなしで ノードを追加するように修正され、次にコンテナーが ALTER TABLESPACE コマンドを使用して新規ノード上に一度追加された場合です。一般的に、追加のコンテナーを加えるには、表スペースが データベースに管理されている必要があります。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: システム管理表スペースにさらにコンテナーを増やすには、表スペースを削除してから コンテナーを増やして表スペース再度作成し、それぞれのコンテナーがコンテナー・サイズの限度と同じサイズであるか、あるいはそれより小さいサイズであるか、を確認するか、また DMS 表スペースに変更してください。

sqlcode: -281

sqlstate: 42921

SQL0282N表スペース内の少なくとも 1 つの表 "<table-name>" が、他の表スペースに 1 つ以上の部分を持っているため、表スペース "<tablespace-name>" が ドロップできません。

説明: 示された表スペースの表が、その表スペースにその表のすべての部分を含んでいません。 複数の表スペースが指定された場合は、指定された表スペースのいずれかにある表がリスト内にその表のすべての部分を含んでいません。基礎表、索引、または長いデータが他の表スペースに存在する可能性があるため、表スペースのドロップによって表が完全にドロップされません。これにより、表が不整合状態に置かれ、そのために表スペースをドロップできません。

ユーザーの処置: 表スペースのドロップを試行する前に表スペース "<tablespace-name>" に含まれているすべてのオブジェクトがこの表スペースのすべての部分を含んでいることを確認するか、またはリスト内の部分を含むこれらの表スペースをドロップに組み込みます。

これには、表スペースをドロップする前に、表 "<table-name>" のドロップが必要になる場合があります。

sqlcode: -282

sqlstate: 55024

SQL0283Nシステム一時表スペース "<tablespace-name>" だけが、データベース内で "<page-size>" ページ・サイズを 持つシステム一時表スペースであるため、ドロップすることはできません。

説明: データベースには、カタログ表スペースのページ・サイズと同じページ・サイズの システム一時表スペースが少なくとも 1 つ含まれている必要があります。 表スペース "<tablespace-name>" をドロップすると、"<page-size>" ページ・サイズを 持つ最後のシステム一時表スペースがデータベースからドロップされます。

ユーザーの処置: この表スペースのドロップを試行する前に、データベースに他の "<page-size>" ページ・サイズのシステム一時表スペースがあることを確認してください。

sqlcode: -283

sqlstate: 55026

SQL0284N文節 "<clause>" の後に続く 表スペース "<tablespace-name>" が "<tablespace-type>" 表スペースであるため、表は作成されませんでした。

説明: CREATE TABLE または DECLARE GLOBAL TEMPORARY TABLE ステートメントが、文節 "<clause>" の後に、この文節に有効な表スペースのタイプではない表スペース "<tablespace-name>" を指定しました。

これは以下の状況で起きます。

ユーザーの処置: CREATE TABLE ステートメントを訂正して、"<clause>" 文節に適切なタイプで 表スペースを指定してください。

sqlcode: -284

sqlstate: 42838

SQL0285N1 次表スペース "<tablespace-name>" がシステム管理表スペースであるため、表 "<table-name>" の索引と長い列のいずれか、または両方を、独立表スペースに割り当てることができません。

説明: 1 次表スペースがシステム管理表スペースの場合は、表のすべての部分がその表スペースに含まれている必要があります。 1 次表スペース、索引表スペース、長い表スペースがデータベース管理表スペースの場合にのみ、表の部分を独立表スペースに持つことができます。

ユーザーの処置: 1 次表スペースにデータベース管理表スペースを指定するか、または表の部分を他の表スペースに割り当てないでください。

sqlcode: -285

sqlstate: 42839

SQL0286N許可 ID "<user-name>" が使用を許可されている少なくとも "<pagesize>" のページ・サイズを持つデフォルトの表スペースが検出されませんでした。

説明: CREATE TABLE または DECLARE GLOBAL TEMPORARY TABLE ステートメントで 表スペースが指定されませんでした。また、 許可 ID "<user-name>" が USE 特権を持っている 正しいタイプ (宣言済み一時表では USER TEMPORARY) の表スペースで 十分なページ・サイズ ("<pagesize>" 以上) のものが 見つかりませんでした。

表に、十分なページ・サイズがあるかどうかは、行のバイト・カウントあるいは 列の数で判別されます。

ユーザーの処置: "<pagesize>" 以上のページ・サイズがある 正しいタイプ (REGULAR または USER TEMPORARY) の表スペース が存在すること、また、その表スペースに対して 許可 ID "<user-name>" が USE 特権を持っていることを 確認してください。

sqlcode: -286

sqlstate: 42727

SQL0287NSYSCATSPACE はユーザー・オブジェクトには使用できません。

説明: CREATE TABLE または GRANT USE OF TABLESPACE ステートメントが、カタログ表のために予約されている 表スペース SYSCATSPACE を指定しました。

ユーザーの処置: 別の表スペース名を指定してください。

sqlcode: -287

sqlstate: 42838

SQL0288N長い表スペースは MANAGED BY SYSTEM を使用して定義できません。

説明: 定義される表スペースは、大きなオブジェクトと長ストリングで使用されます。 これらは、データベース管理スペースに定義された表スペースにのみ 格納することができます。 したがって、システム管理スペースを使用する長い表スペースは 定義できません。

ユーザーの処置: CREATE TABLESPACE スペースのキーワード LONG を取り除くか、または MANAGED BY DATABASE に変更してください。

sqlcode: -288

sqlstate: 42613

SQL0289N表スペース "<tablespace-name>" の新規ページを割り振れません。

説明: 以下に示す条件の 1 つが成立しています。

  1. この SMS 表スペースに割り当てられたコンテナーのいずれかが、最大サイズに達しました。これが、エラーの原因である可能性があります。
  2. この DMS 表スペースに割り当てられているすべてのコンテナーがいっぱいです。これが、エラーの原因である可能性があります。
  3. この DMS 表スペースの表スペース・オブジェクト表がいっぱいです。
  4. 再平衡が進行中ですが、新しく追加されるスペースを使用可能にするのに 十分なものにまでは進んでいません。
  5. リダイレクト復元が、小さすぎるコンテナーに対して実行されています。
  6. ロールフォワードは、次のリダイレクト復元に実行され、この表スペースに 割り当てられたすべてのコンテナーがいっぱいになっています。
  7. コンテナー追加をスキップするロールフォワードが実行され、この表スペースに 割り当てられたすべてのコンテナーがいっぱいになっています。

詳細が、システム・エラー・ログとデータベース・マネージャーの エラー・ログ、またはそのいずれかに記録されている場合があります。

ユーザーの処置: エラーの原因に対応する処置を実行してください。

  1. DMS TABLESPACE に切り替えるか、あるいは (ディレクトリー数) >= (最大表サイズ / 最大ファイル・サイズ) のようなディレクトリー (パス) を使用して、SMS TABLESPACE を再作成してください。最大ファイル・サイズはオペレーティング・システムによって変わることに注意してください。
  2. 再平衡プログラムが新しいページを使用可能にした後 で、新しいコンテナーを DMS 表スペースに追加して、操作をやり直してくだ さい。
  3. この DMS 表スペースから不要な表をドロップしてください。
  4. 再平衡プログラムが進行するのを待ってください。
  5. リダイレクト復元を大きなコンテナーで再度実行してください。
  6. リダイレクト復元を大きなコンテナーで再度実行してください。
  7. コンテナーの追加を許可しているロールフォワードを再度実行するか、リダイレクト復元を大きなコンテナーに実行してください。

sqlcode: -289

sqlstate: 57011

SQL0290N表スペースのアクセスが許されていません。

説明: 意図されたアクセスに対して無効な状態にある 表スペースをアクセスしようとするプロセスは、許されていません。

詳細が、システム・エラー・ログとデータベース・マネージャーの エラー・ログ、またはそのいずれかに記録されている場合があります。

ユーザーの処置: 解決策は以下の通りです。

表スペースの状態に関する詳細については「管理の手引き」を参照してください。

sqlcode: -290

sqlstate: 55039

SQL0291N状態変換は、表スペースでは使用できません。

説明: 表スペースの状態の変更が試みられました。 新しい状態が表スペースの現在の状態との整合性を持っていないか、または特定状態をオフにしようと試みたが、表スペースがその状態ではありません。

詳細が、システム・エラー・ログとデータベース・マネージャーの エラー・ログ、またはそのいずれかに記録されている場合があります。

ユーザーの処置: 表スペースの現在の状態に応じて、バックアップの完了、ロードの完了、ロールフォワードの完了などが起きると、表スペースの状態が変わります。表スペース状態に関する詳細については、「systems administration guide」を参照してください。

sqlcode: -291

sqlstate: 55039

SQL0292N内部データベース・ファイルが作成できませんでした。

説明: 内部データベース・ファイルが作成できませんでした。 詳細が、システム・エラー・ログとデータベース・マネージャーの エラー・ログ、またはそのいずれかに記録されている場合があります。

ユーザーの処置: そのファイルを含むディレクトリーが、アクセス可能 (たとえば、取り付けられている) であること、および データベース・インスタンス所有者によって書き込み可能であることをチェックしてください。

sqlcode: -292

sqlstate: 57047

SQL0293N表スペース・コンテナーのアクセス・エラーです。

説明: このエラーは、以下のいずれかの条件によって発生した可能性があります。

このエラーはデータベースの始動時および ALTER TABLESPACE SQL ステートメントの処理時に返されます。

詳細が、システム・エラー・ログとデータベース・マネージャーの エラー・ログ、またはそのいずれかに記録されている場合があります。

ユーザーの処置: 次の処置を試行してください。

  1. ディレクトリー、ファイル、または装置が存在し、ファイル・システムがマウントされている (それが独立したファイル・システム上にある場合) ことを確かめてください。 コンテナーは、データベース・インスタンス所有者によって、読み書き可能でなければなりません。
  2. 最新のバックアップがある場合は、表スペースまたはデータベースの 復元を試みてください。正しくないコンテナーのために復元が失敗し、コンテナーが DEVICE タイプで ない場合は、最初に、手操作でそのコンテナーを取り除いてください。

エラーが SWITCH ONLINE オプション付きの ALTER TABLESPACE SQL ステートメントの処理から返された場合は、上記で説明された問題を訂正した後にステートメントを再発行してください。

エラーが残る場合、IBM サービス担当者に連絡してください。

sqlcode: -293

sqlstate: 57048

SQL0294Nコンテナーはすでに使用中です。

説明: 表スペース・コンテナーが共用できないことがあります。 このエラーの原因として可能性のあるものは次の通りです。

詳細が、システム・エラー・ログとデータベース・マネージャーの エラー・ログ、またはそのいずれかに記録されている場合があります。

ユーザーの処置: コンテナーが固有であるかを確認してください。

sqlcode: -294

sqlstate: 42730

SQL0295N表スペースのすべてのコンテナー名を結合した長さが、長すぎます。

説明: コンテナーのリストを格納するために必要な合計スペースが、表スペース・ファイルのこの表スペースに割り当てられたスペースを超えました。

詳細が、システム・エラー・ログとデータベース・マネージャーの エラー・ログ、またはそのいずれかに記録されている場合があります。

ユーザーの処置: 以下の 1 つ以上を試みてください。

sqlcode: -295

sqlstate: 54034

SQL0296N表スペースの限界を超えています。

説明: このデータベースには、最大数の表スペースが含まれています。 もう作成することはできません。

詳細が、システム・エラー・ログとデータベース・マネージャーの エラー・ログ、またはそのいずれかに記録されている場合があります。

ユーザーの処置: もう使用されていない表スペースを削除してください。 表スペースのすべてのデータを 1 つの表スペースに移動し、他の表スペースを削除することにより、小さな表スペースを結合してください。

sqlcode: -296

sqlstate: 54035

SQL0297Nコンテナーのパス名が長すぎます。

説明: コンテナー名を指定する全パスが、最大許容長を超えています。 データベース・ディレクトリーに関連するパスとして、コンテナーが 指定されている場合は、それら 2 つの値の連結が最大長を超えてはなりません。

詳細が、システム・エラー・ログとデータベース・マネージャーの エラー・ログ、またはそのいずれかに記録されている場合があります。

ユーザーの処置: パスの長さを短くしてください。

sqlcode: -297

sqlstate: 54036

SQL0298Nコンテナー・パスが正しくありません。

説明: コンテナー・パスが、以下のいずれかの要件に違反しています。

このメッセージは、コンテナーへのアクセスを DB2 に禁止する、その他の予期しないエラーが 発生した場合にも返されます。

詳細が、システム・エラー・ログとデータベース・マネージャーの エラー・ログ、またはそのいずれかに記録されている場合があります。

ユーザーの処置: 別のコンテナー・ロケーションを指定するか、またはコンテナーを 変更して DB2 に受け入れ可能にし (ファイル許可の変更など)、もう一度 やり直してください。

sqlcode: -298

sqlstate: 428B2

SQL0299Nコンテナーは、すでに表スペースに割り当てられています。

説明: 追加しようとしたコンテナーが、すでに表スペースに 割り当てられていました。

詳細が、システム・エラー・ログとデータベース・マネージャーの エラー・ログ、またはそのいずれかに記録されている場合があります。

ユーザーの処置: 別のコンテナーを選択して、もう一度やり直してください。

sqlcode: -299

sqlstate: 42731


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]