SQL5100N | データベース・マネージャー構成ファイル内の、並行して使用できる データベースの数が大きすぎます。 |
説明: 要求した変更は、(1) 並行して使用可能なデータベースの許容数が 大きくなりすぎるか、または (2) DB2 に許されているセグメント数が 少なくなりすぎる原因になります。
並行して使用可能なデータベースの許容数は、DB2 に 許される最大セグメント数により制限されます。次の条件は常に真でなければなりません。
セグメント数 >= ((データベース数 * 5) + 1)
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: 以下のいずれかを実行してください。
SQL5101N | データベース構成ファイル内の項目が、有効範囲を超えたログ・ ファイル・パラメーター (logprimary と logsecond) を定義しています。 |
説明: 要求した変更では、ログ・ファイルの合計数が範囲外になります。 次の条件は常に真でなければなりません。
logprimary + logsecond <= 128
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: 以下の 1 つあるいは両方を行ってください。
SQL5103N | データベース構成ファイル内の、バッファー・プールの サイズ (buffpage) が、活動アプリケーションの 最大数 (maxappls) には小さすぎます。 |
説明: 要求した変更では、活動アプリケーションの最大数が バッファー・プールのサイズを超えてしまいます。次の条件は常に真でなければなりません。
bufferpool_size > (number of active_processes * 2)
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: 以下の 1 つあるいは両方を行ってください。
SQL5112N | 構成パラメーター "<parameter>" の値は、0 または 1 のどちらかです。 |
説明: この要求は、"<parameter>" に与えられた値が無効のため、完了 していません。
ユーザーの処置: "<parameter>" に指定された値が 0 または 1 であることを 確認して、要求を再実行してください。
SQL5120N | 新旧ログ・パラメーターは両方同時には変更できません。 |
説明: 前のログ・パラメーターと新しいパラメーターの両方を 変更しようとしています。 アプリケーションは、現行リリースのパラメーターのみを サポートするべきです。
要求は拒否されます。
ユーザーの処置: 現行リリースのパラメーターのみを修正して、コマンドを 再試行してください。
SQL5121N | データベース構成ファイルの構成オプションが無効です。 |
説明: データベース・オプション (SQLF_DETS) に設定された値が無効です。 有効な設定は 0 から 15 までです。 要求された変更は実行されません。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: 有効なデータベース・オプションの値を指定して、コマンドを 再発行してください。
SQL5122N | マシン依存のチェックにより、データベースへのアクセスは無効です。 |
説明: データベースおよびデータベース構成ファイルが、コピー・ プロテクトのためにアクセスできません。
ユーザーの要求は拒否されます。
ユーザーの処置: オリジナル・データベースに戻って、構成ファイルを 変更し、コピー・プロテクトをオフにした後で、データベースの 復元に使用する可能性がある新しいバックアップを作成してください。 これは、個別の SYSADM 権限により実行する必要があります。 オリジナル・データベースが使用できない場合は、サービス技術員に 連絡してください。
SQL5123N | ログ制御ファイルのアクセス中に入出力エラーが発生したために、データベース "<name>" を構成できません。 |
説明: 示されたデータベースの SQLOGCTL.LFH をアクセス中に、エラーが起きました。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: データベースをバックアップ・コピーから復元するか、または データベースを再作成してください。
SQL5126N | "<node-type-code>" のノード・タイプに無効なデータベース・ マネージャー構成パラメーター "<parm>" を変更しようとしました。 |
説明: 示されたノード・タイプに無効なデータベース・マネージャー 構成パラメーターの変更が試みられました。 "<node-type-code"> は、以下のように定義されます。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: 示されたノード・タイプに有効なパラメーターを指定して、要求の再実行依頼を行ってください。
SQL5130N | 構成パラメーター "<parameter>" に指定された値が "<start-of-range>" から "<end-of-range>" の有効な範囲内にありません。 |
説明: "<parameter>" の値が有効な範囲内にないために、この要求は行われていま せん。
ユーザーの処置: "<parameter>" の指定された値が有効範囲内にあるかを確認し、要求を再試行してください。
SQL5131N | 構成パラメーター "<parameter>" に指定した値が有効な範囲内にありま せん。 有効な範囲は "-1"、または "<start-of-range>" から "<end-of-range>" までです。 |
説明: "<parameter>" の値が有効な範囲内にないために、この要求は行われていま せん。
ユーザーの処置: "<parameter>" の指定された値が有効範囲内にあるかを確認し、要求を再試行してください。
SQL5132N | 構成パラメーターがヌルか、あるいは長すぎます。 最大長は <maximum length> です。 |
説明: 構成パラメーターが設定されていないか、または長すぎます。
ユーザーの処置: 構成パラメーターの値を、示された最大長内に変更してください。
SQL5133N | 構成パラメーター "<parm>" の値 "<value>" が無効です。有効な値のセットは "<value_list>" です。 |
説明: "<value>" は、構成パラメーター "<parm>" に指定されている値です。この値は、"<value_list>" に示されている有効な値の 1 つではありません。
これらの値の意味については、「アプリケーション開発の手引き」(SQLFUPD 項目) および「管理の手引き」を調べてください。
ユーザーの処置: 構成パラメーターの値を、有効なリストに示されている値のいずれかに変更してください。
SQL5134N | 構成パラメーター tpname に、無効な文字が含まれています。 |
説明: tpname の 1 つ以上の文字が、有効範囲にありません。tpname の文字は、以下のいずれかでなければなりません。
ユーザーの処置: tpname を変更して、コマンドまたは関数呼び出しを再実行してください。
SQL5135N | 構成パラメーターの maxlocks と maxappls の設定は、ロック・リスト・ スペースのすべてを使用するわけではありません。 |
説明: 活動プロセス数 (maxappls) に、アプリケーションごとの ロック・リスト・スペースのパーセントの最大値 (maxlocks) を掛けた値は、100 以上でなければなりません。 つまり、以下のようになります。
maxappls * maxlocks >= 100
これで、割り振られたすべてのロック・リスト・スペースを使用できます。
ユーザーの処置: maxappls、maxlocks、またはその両方の設定を増やしてください。
SQL5136N | データベース・マネージャー構成ファイル内の、デフォルトのデータベース・パス (dftdbpath) が無効です。 |
説明: dftdbpath によって無効な値が指定されました。 UNIX ベース・システムのデフォルト・データベース・パスの規則は以下のとおりです。
他のプラットフォーム (OS/2、 Windows NT、 Windows 95 など) の規則は次の通りです。
ユーザーの処置: dftdbpath を変更して、コマンドまたは関数呼び出しを 再実行してください。
SQL5137N | データベース・マネージャー構成ファイル内の、診断ディレクトリー・パス (diagpath) が無効です。 |
説明: diagpath によって無効な値が指定されました。 診断ディレクトリー・パスの規則は、以下のとおりです。
ユーザーの処置: diagpath を変更して、コマンドまたは 関数呼び出しを再実行してください。
SQL5140N | データベース・マネージャー構成パラメーター "authentication" の項目は、SERVER、 CLIENT、 DCS、 DCE、 KERBEROS、 SERVER_ENCRYPT、 DCS_ENCRYPT、 DCE_SERVER_ENCRYPT、 または KRB_SERVER_ENCRYPT のいずれかでなければなりません。 |
説明: 構成パラメーター "authentication" として許可されている値は以下のとおりです。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: "authentication" に有効な値を使用して、コマンドを再実行してください。
SQL5141N | 構成パラメーター avg_appls が範囲を超えています。 有効な範囲は 1 から maxappls の値までです。 |
説明: avg_appls の許容範囲は、 1 から maxappls の 値までです。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: 以下の 1 つ以上を行ってください。
SQL5142N | 構成パラメーター agentpri が有効範囲にありません。 |
説明: agentpri の有効な値は -1 か、または 3 桁の 数字で、最初の桁が 2 から 4 までの範囲の優先順位クラス、最後の 2 桁がクラス内の 00 から 31 までの範囲の優先順位レベルです。 優先順位クラスは、以下のように定義されています。
たとえば、番号 304 は、優先順位レベル 4 を持つ 優先順位クラス 3 (TIMECRITICAL) に対応します。
ユーザーの処置: 構成パラメーターの値を、有効範囲内の値に 変更してください。
SQL5150N | 構成パラメーター "<parameter>" に指定された値は、 "<minimum value>" の最小許可可能値以下です。 |
説明: この要求は、"<parameter>" に与えられた値が小さすぎるため、完了 していません。"<parameter>" は "<minimum value>" より小さくてはいけません。
ユーザーの処置: "<parameter>" の指定された値が有効範囲内にあるかを確認し、要求を再試行してください。
SQL5151N | 構成パラメーター "<parameter>" に指定された値は、 "<minimum value>" の最小許可可能値以下および -1 ではありません。 |
説明: この要求は、"<parameter>" に与えられた値が無効のため、完了 していません。 -1 の許可可能値以外で、"<parameter>" は "<minimum value>" 以下であってはいけません。
ユーザーの処置: "<parameter>" の指定された値が有効範囲内にあるかを確認し、要求を再試行してください。
SQL5152N | 構成パラメーター "<parameter>" に対して指定された値が "<maximum value>" の最大許可値より大きくなっています。 |
説明: この要求は、"<parameter>" に与えられた値が大きすぎるため、完了 していません。 "<parameter>" は "<maximum value>" 以上であってはいけません。
ユーザーの処置: "<parameter>" の指定された値が有効範囲内にあるかを確認し、 要求を再試行してください。
SQL5153N | 次の関係が違反している恐れがあるため更新を完了できません: "<condition>" |
説明: 有効な構成ファイルは次の関係を保守していなくてはなりません。
"<condition>"
更新要求は、構成の結果が関係に違反しているため、完了できませんでした。
ユーザーの処置: 要求を再実行依頼し、適切な関係であるかを確認してください。
SQL5154N | "認証" と "<parameter>" に対する要求された構成値の結合は、許可されていません。 |
説明: このデータベース・マネージャー構成パラメーター "authentication" は、 "<parameter>" の値が非デフォルトの場合、 値 "CLIENT" がなくてはなりません。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: 有効な構成パラメーターの値の組合わせを使用して、コマンドを 再度実行してください。
SQL5155W | 更新が正常に完了しました。 SORTHEAP の現行値が パフォーマンスに反対に影響を及ぼす可能性があります。 |
説明: SORTHEAP の値が、現在、データベース・マネージャー構成 パラメーター SHEAPTHRES の値の半分より、大きくなっています。 これは、パフォーマンスが最適状態より悪くなる原因となる可能性があります。
ユーザーの処置: データベース・マネージャー構成パラメーター SHEAPTHRES の値を増やすか、または SHEAPTHRES が少なくても SORTHEAP の 2 倍の大きさになるように SORTHEAP の値を減らす、 あるいはその両方を行ってください。
大きい方の比率が、たいていの場合、望ましい値です。 構成パラメーターの調整の推奨については、管理の手引き を参照してください。
SQL5156N | データベース・マネージャー構成パラメーター "trust_allclnts" の値は、 NO、YES、または DRDAONLY のいずれかでなければなりません。 |
説明: 構成パラメーター "trust_allclnts" として許可されている値は以下のとおりです。
要求された変更は実行されません。
ユーザーの処置: "trust_allclnts" に有効な値を使用して、コマンドを再実行してください。
SQL5180N | DB2 は、統合構成ファイル "<file-name>" を読み取ることができません。 |
説明: 統合構成ファイルが見つからなかったか、または読み取りのためにオープンできませんでした。
ユーザーの処置: DB2_DJ_INI レジストリー変数に統合構成ファイルを指定してください。 ファイルが存在し、読み取り可能であることを確認してください。
SQL5181N | 統合構成ファイル "<file-name>" で、行 "<line-number>" の形式が無効です。 |
説明: 示されている行は正しい形式ではありません。 形式は <variable-name> = <value> でなければなりません。
ユーザーの処置: ここで説明されている形式で指定してください。
SQL5182N | 必須環境変数 "<variable-name>" が設定されていません。 |
説明: 統合構成ファイルにおいて、環境変数 "<variable-name>" がリストされていないか、あるいは リストされていても値がありません。
ユーザーの処置: 管理の手引きを参照して、環境変数 "<variable-name>" に割り当てることができる値について 調べてください。 さらに db2set コマンドを使用し、この値を目的の値に設定してください。
SQL5185N | "<server-type>" データ・ソースへのパススルーはサポートされていません。 |
説明: パススルー機能は、"<server-type>" データ・ソースにアクセスするために使用できません。
ユーザーの処置: 必要ありません。
sqlcode: -5185
sqlstate: 428EV