メッセージ解説書

SQL0300 - SQL0399

SQL0301NEXECUTE または OPEN ステートメント内のホスト変数の 値は、データ・タイプが適切でないため使用できません。

説明: ステートメント中に指定されたホスト変数は、そのデータ・タイプと その使用法との間に互換性がありませんので使用できませんでした。

このエラーは、EXECUTE または OPEN ステートメント上の SQLDA 内に 正しくないホスト変数または SQLTYPE 値を指定した場合に起きます。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: ステートメント中のすべてのホスト変数のデータ・タイプが その使用法との間に互換性があることを確認してください。

sqlcode: -301

sqlstate: 07006

SQL0302NEXECUTE または OPEN ステートメント内のホスト変数の値が 大きすぎます。

説明: 入力ホスト変数値が、 SELECT、 VALUES、 または準備されたステートメントに 定義された使用法に対して大きすぎます。以下のいずれかが起きました。

このエラーは、EXECUTE または OPEN ステートメント上の SQLDA に 正しくないホスト変数、または正しくない SQLLEN 値を 指定したときに起きます。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 入力ホスト変数値のタイプと長さが正しいことを 確認してください。入力ホスト変数でパラメーター・マーカーに値を与えている場合は、その値がパラメーター・マーカーの暗黙的なデータ・タイプと長さに合うようにしてください。

連合システム・ユーザー: パススルー・セッションの場合、 エラーの原因であるデータ・ソースを判別してください (障害の起きたデータ・ソースを識別する手順については、 問題判別の手引きを参照してください)。どの特定制約事項が違反されたのか判別するデータ・ソースでどの特定制約事項を 違反したのか判別するために SQL ダイアレクトを調 べ、失敗したステートメントを必要に応じて調整してください。

sqlcode: -302

sqlstate: 22001、22003

SQL0303Nデータ・タイプに互換性がないため、SELECT、VALUES、または FETCH ステートメントの ホスト変数に、値を割り当てられません。

説明: 組み込まれた SELECT または VALUES ステートメントが、ホスト 変数に値を割り当てようとしましたが、変数の データ・タイプと、対応する SELECT-list または VALUES-list 要素の データ・タイプに互換性がありません。 両方ともに数値、文字、または漢字でなければなりません。たとえば、列のデータ・タイプが日付または時刻の 場合は、変数のデータ・タイプは適切な最小長を 持つ文字でなければなりません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 表定義が現在のものであり、ホスト変数が適切なデータ・タイプ であることを確認してください。

sqlcode: -303

sqlstate: 42806

SQL0304N値がホスト変数のデータ・タイプの範囲外なので、その値を ホスト変数に割り当てることができません。

説明: ホスト変数リストへの FETCH、 VALUES、 または SELECT は、ホスト変数が検索された値を保留するのに十分な大きさでないため、失敗しました。

ステートメントは処理されません。 データは取り出されません。

ユーザーの処置: 表定義が現在のものであり、ホスト変数が適切なデータ・タイプ であることを確認してください。SQL データ・タイプの許容範囲については、 SQL 解説書 を参照してください。

連合システム・ユーザー: データ・ソースから返されたデータ・タイプの範囲については、 そのデータ・ソースの資料を参照してください。

sqlcode: -304

sqlstate: 22001、22003

SQL0305N標識変数が指定されていないので、SELECT または FETCH ステートメント内の ホスト変数に NULL 値を割り当てられません。

説明: FETCH または組み込まれた SELECT または VALUES 処理が、標識変数が指定されていないホスト変数に挿入される NULL 値を取り出しました。 列が NULL 値を返す可能性がある場合は、標識変数を指定する必要があります。

ステートメントは処理されません。 データは取り出されません。

ユーザーの処置: FETCH または SELECT オブジェクト表の定義、または VALUES リストの要素を調べてください。 それらの列の NULL 値を取り出すことができる すべてのホスト変数に対して、標識変数を 指定するように、プログラムを修正してください。

sqlcode: -305

sqlstate: 22002

SQL0306Nホスト変数 "<name>" が定義されていません。

説明: ホスト変数 "<name>" が DECLARE SECTION で 宣言されていません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: ホスト変数が宣言されていること、またその名前のつづりが正しいことを 確認してください。

SQL0307Nホスト変数 "<name>" はすでに定義されています。

説明: ホスト変数 "<name>" は、すでに DECLARE SECTION で 定義されています。

定義は無視されます。代りに、前回の定義が使用されます。

ユーザーの処置: ホスト変数のつづりが正しく、名前は 1 つのプログラムにつき 1 回だけ定義されていることを確認してください。

SQL0308Nホスト変数の数の制限に達しました。

説明: ホスト変数の数の制限は、SYSPLAN の HOST_VARS 列に 指定された値によって異なります。この制限に達しました。

残りの変数宣言は無視されます。

ユーザーの処置: プログラムを単純にするか、個別の小さいプログラムに 分割してください。

SQL0309NOPEN ステートメントのホスト変数の値が NULL ですが、対応する 他のステートメントでは NULL 値は使用できません。

説明: 入力ホスト変数の値が NULL でしたが、SELECT、VALUES、または準備されたステートメントでの対応する 使用法に、標識変数が指定されていませんでした。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: USING 文節を使用する必要があることを確認してください。別の方法としては、必要な場合にのみ標識変数が指定されていることを 確認してください。

sqlcode: -309

sqlstate: 07002

SQL0310NSQL ステートメントに含まれるホスト変数が多すぎます。

説明: ステートメント中のホスト変数が最大数を超えています。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: ステートメントのホスト変数を減らすか、または ステートメントが複雑すぎないことを確認してください。

SQL0311Nホスト変数番号 "<var-number>" の長さが、負であるか、または最大を超えています。

説明: 評価時に、SQLDA の項目が <var-number> (1 に基づく) で示されるストリング・ホスト変数の長さ指定が負であるか、またはそのホスト変数に定義された最大長より長くなっています。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: プログラムを訂正して、すべてのストリング・ホスト変数の長さが 負の値ではないか、あるいは最大長より短くする ようにしてください。

sqlcode: -311

sqlstate: 22501

SQL0312Nホスト変数 "<host-name>" が 動的 SQL ステートメント、視点定義、または トリガー定義で使用されています。

説明: ホスト変数 "<host-name>" が SQL ステートメントで 使用されていますが、ホスト変数は動的 SQL ステートメント、視点定義の SELECT ステートメント、またはトリガー定義の トリガー・アクションで使用することができません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 動的 SQL ステートメントについては、 ホスト変数の代わりに、パラメーター・マーカー (?) を使用してください。 ホスト変数およびパラメーター・マーカーを、視点定義または トリガー定義で使用しないでください。

sqlcode: -312

sqlstate: 42618

SQL0313NEXECUTE または OPEN ステートメント内のホスト変数の 数が、必須の入力値の数と等しくありません。

説明: EXECUTE または OPEN ステートメントに指定されているホスト変数の数が、 SQL ステートメントに指定されているホスト変数または パラメーター・マーカー (?) の数と同じではありません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: EXECUTE または OPEN ステートメントに指定されている ホスト変数の数と、SQL ステートメント内に現れるホスト変数 またはパラメーター・マーカーの数が同じになるように、アプリケーション・ プログラムを修正してください。

sqlcode: -313

sqlstate: 07001, 07004

SQL0314Nホスト変数 "<name>" の宣言が正しくありません。

説明: ホスト変数 "<name>" の宣言が、以下のいずれかの理由により正しくありません。

変数は定義されません。

ユーザーの処置: データベース・マネージャーがサポートする 宣言のみを、正しく指定していることを確認してください。

SQL0315Nホスト変数の宣言が正しくありません。

説明: ホスト変数の宣言が、以下のいずれかの理由により正しくありません。

変数は定義されません。

ユーザーの処置: データベース・マネージャーがサポートする 宣言のみを、正しく指定していることを確認してください。

SQL0317NBEGIN DECLARE SECTION の後に END DECLARE SECTION がありません。

説明: DECLARE SECTION の処理中に、入力の終わりに 達しました。

事前コンパイルは終了します。

ユーザーの処置: DECLARE SECTION を終了させるための END DECLARE SECTION ステートメントを 追加してください。

SQL0318N先行する BEGIN DECLARE SECTION がない END DECLARE SECTION が 見つかりました。

説明: END DECLARE SECTION ステートメントが見つかりましたが、先行 する BEGIN DECLARE SECTION がありません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: END DECLARE SECTION の前に BEGIN DECLARE SECTION を入力してください。

SQL0324N"<usage>" 変数 "<name>" は間違ったタイプです。

説明: INDICATOR 変数 "<name>" が小整数でないか、または STATEMENT 変数 "<name>" が文字データ・タイプではありません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 変数が正しいタイプで、正しく指定されていることを 確認してください。

SQL0332Nソース・コード・ページ "<code page>" を ターゲット・コード・ページ "<code page>" への 変換が使用できません。理由コードは "<reason-code>" です。

説明: ソース・コード・ページからターゲット・コード・ページへの データの変換はサポートされていません。このエラーは、以下の状態で起きる可能性があります。

理由コードは以下のとおりです。

1
ソースとターゲット・コード・ページの組み合わせを、データベース・ マネージャーがサポートしていません。

2
ソースとターゲット・コード・ページの組み合わせを、データベース・ マネージャーまたはクライアント・ノードのオペレーティング・システム文字変 換ユーティリティーのいずれかがサポートしていません。

3
ソースとターゲット・コード・ページの組み合わせを、データベース・ マネージャーまたはサーバー・ノードのオペレーティング・システム文字変 換ユーティリティーのいずれかがサポートしていません。

ユーザーの処置: 解決策は以下の通りです。

AS/400 ユーザーは、AS/400 CCSID 65535 がサポートされていないことに留意してください。CCSID 65535 を使用してコード化された AS/400 データは、DB2 コネクトを使用してアクセスするためには、サポートされている CCSID に変換される必要があります。

連合システム・ユーザー: データ・ソースコード・ページのサポートについては、DB2 インストールおよび構成 補足 を参照してください。

sqlcode: -332

sqlstate: 57017

SQL0334Nコード・ページ "<source>" からコード・ページ "<target>" への変換中にオーバーフローが発生しました。ターゲット・エリアの最大サイズは "<max-len>" です。 ソース・ストリング長は "<source-len>" およびそれの 16 進数表示は "<string>" でした。

説明: SQL ステートメントの実行中に、コード・ページ変換処理の 結果が、ターゲット・オブジェクトの最大サイズより大きな ストリングになりました。

ユーザーの処置: 以下を行うことにより、状況に応じて、オーバーフロー条件を 避けるようにデータを修正してください。

注:文字変換の一部として、文字または漢字ストリングのデータ・タイプの自 動プロモーションは行われません。結果のストリングの長さがソース・ストリングのデータ・タイプの最大長を 超えた場合には、オーバーフローが起こります。 この状況を訂正するには、ソース・ストリングのデータ・タイプを 変更するか、変換してストリング長を長くするために データ・タイプをキャストします。
sqlcode: -334

sqlstate: 22524

SQL0338NJOIN 演算子に関連した ON 文節が有効ではありません。

説明: JOIN 演算子に関連した ON 文節が次の理由の 1 つのため、有効ではありません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: ON 文節を訂正して、該当する列を参照するか、または他の副照会あるいはスカラー全選択を削除してください。非参照操作、SQL 関数、または SQL メソッドを ON 文節から 除去してください。

全外部結合を使用する場合には、ON 文節のすべての関数が決定的なもので外部アクションが必要のないことを確認してください。

sqlcode: -338

sqlstate: 42972

SQL0340N共通表式 "<name>" が、同じステートメント内の 共通表式定義の他のオカレンスと同じ識別子を持っています。

説明: 共通表式名 "<name>" が、ステートメントの複数の 共通表式の定義で使用されています。共通表式の記述に使用される名前は、同じステートメント内で 固有でなければなりません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 共通表式のいずれかの名前を変更してください。

sqlcode: -340

sqlstate: 42726

SQL0341N共通表式 "<name1>" と "<name2>" の 間に、循環参照が存在しています。

説明: 共通表式 "<name1>" が全選択内の FROM 文節 の "<name2>" を参照し、"<name2>" が 全選択内の FROM 文節の "<name1>" を参照しています。上記の形態の循環参照は許されていません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: いずれかの共通表式から循環参照を 取り除いてください。

sqlcode: -341

sqlstate: 42835

SQL0342N共通表式 "<name>" が再帰的なため、SELECT DISTINCT は使用できず、UNION ALL を使用する必要があります。

説明: 上記 2 つの説明は以下の通りです。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: キーワード DISTINCT を共通表式から取り除いて、UNION の 後にキーワード ALL を追加するか、または共通表式内の再帰参照を 取り除いてください。

sqlcode: -342

sqlstate: 42925

SQL0343N再帰共通表式 "<name>" には、列名が必要です。

説明: 再帰共通表式 "<name>" は、共通表式の識別子の 後に列名を指定する必要があります。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 共通表式の識別子の後に、列名を 追加してください。

sqlcode: -343

sqlstate: 42908

SQL0344N再帰共通表式 "<name>" には、列 "<column-name>" に 適合しないデータ・タイプ、長さ、コード・ページがあります。

説明: 再帰共通表式 "<name>" が、共通表式の 繰り返し全選択で参照される列 "<column-name>" を 持っています。データ・タイプ、長さ、およびコード・ページは、この列の 初期化全選択にもとづいて設定されます。繰り返し全選択の列 "<column-name>" に対する 式の結果が、その列に値を割り当てない可能性がある 異なるデータ・タイプ、長さ、またはコード・ページに なりました。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 再帰共通表式の全選択で使用している列を、初期化列が 繰り返し列と一致するように修正してください。

sqlcode: -344

sqlstate: 42825

SQL0345N再帰共通表式 "<name>" の全選択は、2 つ以上の全選択の UNION でなければならず、列関数、GROUP BY 文節、HAVING 文節、または ON 文節を含む明示的な結合を組み込むことはできません。

説明: 共通表式 "<name>" に、それ自体に対する参照が 含まれているため、以下のようになります。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 以下の方法により、共通表式を変更してください。

sqlcode: -345

sqlstate: 42836

SQL0346N同じ FROM 文節、または副照会の FROM 文節に 2 回目の オカレンスがあるため、共通表式 "<name>" に対する 無効な参照が最初の全選択で起きました。

説明: 共通表式 "<name>" に、以下のいずれかによって 記述されている、それ自体に対する無効な参照が含まれています。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 以下のいずれかを行ってください。

sqlcode: -346

sqlstate: 42836

SQL0347W再帰共通表式 "<name>" に、無限ループが 含まれている可能性があります。

説明: "<name>" という名前の再帰共通表式が、完了しない 可能性があります。この警告は、再帰共通表式の繰り返し部分の一部として、特定の構文が 見つけられないことにもとづいています。予期されている構文は、以下の通りです。

再帰共通表式にこの構文がないため、結果として無限ループになる 可能性があります。再帰共通表式のデータまたは他の特性により、ステートメントが 正常に完了する場合があります。

ユーザーの処置: 無限ループを避けるには、上記の構文を 組み込んでください。

sqlcode: +347

sqlstate: 01605

SQL0350NLOB、DATALINK、または構造化タイプ列 "<column-name>" は索引、キー、固有制約、生成された列、または宣言された一時表では使用できません。

説明: 索引、キー、または固有制約の最大サイズに違反していない場合でも、LOB 列、DATALINK 列、または構造化タイプ列は索引、キー、または固有制約では使用できません。 これらのデータ・タイプはまた、生成された列または宣言された一時表の列タイプとしてもサポートされません。 この制限には、LOB または DATALINK に基づく特殊タイプ列の使用が含まれています。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: LOB、DATALINK、または構造化タイプ列を索引、キー、固有索引、生成された列、または 宣言された一時表から除去してください。 構造化タイプ列で指定された索引は、索引拡張子を使用して定義された可能性があります。

sqlcode: -350

sqlstate: 42962

SQL0351Nサポートされていない SQLTYPE が出力 SQLDA (選択リスト) の位置 "<position-number>" で検出されました。

説明: 位置 "<position-number>" の SQLDA の要素は、アプリケーション・リクエスターまたはアプリケーション・サーバーがサポートしないデータ・タイプのためのものです。アプリケーションが SQLDA ディレクトリーを使用していない場合は、"<position-number>" は選択リストまたは CALL ステートメントのパラメーターの要素の位置を表します。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: ステートメントを変更して、サポートされていないデータ・タイプを除去してください。選択ステートメントについては、サポートされていないデータ・タイプを持つ選択リスト内の列の名前を除去するか、照会でキャストを使用して、サポートされているデータ・タイプに列をキャストしてください。

sqlcode: -351

sqlstate: 56084

SQL0352Nサポートされていない SQLTYPE が入力リスト (SQLDA) の位置 "<position-number>" で検出されました。

説明: 位置 "<position-number>" の SQLDA の要素は、アプリケーション・リクエスターまたはアプリケーション・サーバーがサポートしないデータ・タイプのためのものです。アプリケーションが SQLDA ディレクトリーを使用していない場合は、"<position-number>" は入力ホスト変数、パラメーター・マーカー、または CALL ステートメントのパラメーターの位置を表します。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: ステートメントを変更して、サポートされていないデータ・タイプを除去してください。

sqlcode: -352

sqlstate: 56084

SQL0355N定義されている列 "<column-name>" が、ログに記録するには大きすぎます。

説明: ラージ・オブジェクト・データ・タイプ (BLOB、CLOB、DBCLOB) は、2 ギガバイト (2,147,483,647 バイト) までのサイズで作成される 可能性があります。データ値のロギングは、サイズが 1 ギガバイト (1,073,741,823 バイト) 以下の オブジェクトに対してのみ許されています。したがって、サイズが 1 ギガバイトを超える巨大なオブジェクトは、ログに 記録することができません。

ユーザーの処置: 列の作成中に NOT LOGGED 句を使用して、明示的に データのロギングが必要ないことを示すか、または列の 最大サイズを 1 ギガバイトまたはそれ以下まで減らしてください。

sqlcode: -355

sqlstate: 42993

SQL0357NDB2 データ・リンク・マネージャー "<name>" が現在使用できません。理由コード = "<reason-code>"

説明:

ステートメントには、DB2 データ・リンク・マネージャー "<name>" での処理が必要です。理由コードで示されたように、DB2 データ・リンク・マネージャーは現在使用できません。

01
DB2 データ・リンク・マネージャーを使用できません。

02
操作が試行されたデータ・サーバー、インスタンス、またはデータベースが、該当する DB2 データ・リンク・マネージャーに登録されていません。

03
DB2 データ・リンク・マネージャーへのアクセスが禁止されています。

04
DB2 データ・リンク・マネージャーがデータベースに登録されていますが、不明なサーバーです。

05
DB2 データ・リンク・マネージャーとの通信中にエラーが発生しました。

06
DB2 データ・リンク・マネージャーのインストール・タイプに、データベースに登録されているタイプとの互換性がありません。
ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 理由コードに応じた処置は以下の通りです。

01
DB2 データ・リンク・マネージャーまたは通信リンクがダウンしている可能性があります。しばらく待機してから再試行するか、または DB2 データ・リンク・マネージャー管理者に問い合わせてください。問題が解決しない場合は、データベースからアプリケーションを切断し、もう一度接続した後で再試行してください。

02
データベース・サーバー、インスタンス、またはデータベースを DB2 データ・リンク・マネージャーに登録してください。

03
DB2 データ・リンク・マネージャーが一貫性のある状態であると DB2 が認識できるまで、そのマネージャーへの アクセスは禁止されています。 これを DB2 が非同期に行うまで待機してください。 別の理由コードによる条件のために、DB2 がこれを行うことができないと考えられます。 問題が解決しない場合、インスタンスの db2diag.log ファイルを検査し、条件を調べ、その条件を 訂正してください。 情報がさらに必要であれば、DB2 データ・リンク・マネージャーの破損回復について 「管理の手引き」を参照してください。

04
データベースに対して構成された DB2 データ・リンク・マネージャーがネットワーク上で使用可能であるかを確かめてください。

05
DB2 データ・リンク・マネージャーおよび通信リンクが立ち上がっているかを確かめてください。問題が解決しない場合は、データベースからアプリケーションを切断し、もう一度接続した後で再試行してください。

06
DB2 データ・リンク・マネージャーが DFS にインストールされている場合、CELL としてデータベースに追加する必要があります。 また、ネイティブ・ファイル・システムにインストールされている場合、NODE として追加する必要があります。 ADD DATALINKS MANAGER コマンドの詳細については、コマンド解説を参照してください。
sqlcode: -0357

sqlstate: 57050

SQL0358NDATALINK 値が参照したファイルにアクセスできません。理由コード = "<reason-code>"

説明: DATALINK 値を割り当てられません。理由コードは以下の通りです。

21
DATALINK 値データ・ロケーション形式は無効です。

22
DATALINK 値 DB2 データ・リンク・マネージャーがデータベースに登録されていません。

23
DATALINK リンク・タイプ値が無効です。

24
DB2 リンク・マネージャーが DATALINK 値参照ファイルを見つけられません。

25
DATALINK 値参照ファイルがすでにデータベースにリンクされています。

26
DATALINK 値参照ファイルはリンクのためにアクセスできません。 これは、設定ユーザー ID (SUID) または設定グループ ID (SGID) がオンになっている、ディレクトリー、記号リンク、許可ビットを持つファイルである可能性があります。

27
DATALINK 値データ・ロケーションまたは注釈が長すぎます。

28
DB2 データ・リンク・マネージャーの既存のレジストリーが、このファイルにリンクすることを許可していません (DLFM に一致する接頭部がありません)。

29
DB2 データ・リンク・マネージャーが、DB2 ユーザーがこのファイルにリンクすることを許可していません。

30
別のアプリケーションで、ファイルに対するリンクがすでに進行中です。

31
DB2 データ・リンク・マネージャーによるファイル・コピーが、リンク解除されるファイルについて完了していません。ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 処置は次のように理由コードに基づきます。

21
データ・ロケーション形式を訂正してください。 ホスト名が指定されていない場合、DB2 は、データベース・マネージャー構成パラメーター・データ・リンクが YES に設定されている場合にのみ、デフォルトとしてローカル・ホスト名を使用することができます。

22
正しい DB2 データ・リンク・マネージャーが指定されていることを確認して、正しい場合はデータベースに登録してください。 登録された DB2 データ・リンク・マネージャーは、データベース・マネージャー構成パラメーター・データ・リンクが YES に設定されていない場合は無視されます。

23
リンク・タイプ値を訂正してください。

24
正しいファイルが指定され、このファイルが存在しているか、チェックします。

25
ファイルの既存の参照をリンク解除するか、またはこのステートメントで ファイルを指定しないようにしてください。

26
ディレクトリーのリンクは許可されていません。記号リンクではなく、実際のファイル名を使用してください。SUID または SGID がオンの場合は、DATALINK タイプを使用してこのファイルをリンクできません。

27
データ・ロケーション値または注釈の長さを小さくしてください。

28
DB2 データ・リンク・マネージャー管理者に連絡して、このファイルへのリンクに必要な登録を追加してください。

29
DB2 データ・リンク・マネージャー管理者に連絡して、必要な許可を入手してください。

30
このファイルをリンクせず、あとでやり直してください。

31
ファイルのコピーが完了するように時間をとってあとでやり直してください。
sqlcode: -0358

sqlstate: 428D1

SQL0359N識別列で値の範囲がいっぱいになっています。

説明: DB2 は識別列に値を生成しようと試みましたが、識別列で許可されている値はすべて割り当てられています。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 識別列の値の範囲を大きくして、表を再定義してください。 これを行うには、まず既存の表をドロップします。現在の識別列のデータ・タイプよりも大きい 値の範囲を持つデータ・タイプを指定し、識別列が異なるデータ・タイプになるようにして表を再作成してください。

sqlcode: -359

sqlstate: 23522

SQL0360W表 "<table-name>" がデータ・リンク調整保留 (DRP) またはデータ・リンク (DRNP) 状態にあるため、DATALINK 値が無効である可能性があります。

説明: 表がデータ・リンク調整保留 (DRP) またはデータ・リンク調整不可 (DRNP) 状態にあるため、表 "<table-name>" の DATALINK 値が無効である可能性があります。これらのいずれかの状態にある間は、DB2 データ・リンク・マネージャーでのファイルの制御は保証されません。

ステートメント処理が続行しています。

ユーザーの処置: データ・リンク調整保留 (DRP) およびデータ・リンク調整不可 (DRNP) 状態で該当する処置を取るための情報については、「管理の手引き」を参照してください。

sqlcode: +360

sqlstate: 01627

SQL0368NDB2 データ・リンク・マネージャー "<name>" がデータベースに登録されていません。

説明: データベースに登録されていない DB2 データ・リンク・マネージャー "<name>" を参照する DATALINK 値がすでに存在します。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: データベース管理者に連絡して、DB2 データ・リンク・マネージャーが登録されていない原因を判別してください。

sqlcode: -0368

sqlstate: 55022

SQL0370N位置 "<n>" のパラメーターは、LANGUAGE SQL 関数 "<name>" の CREATE FUNCTION ステートメントで指定しなければなりません。

説明: LANGUAGE SQL で定義されたすべての関数パラメーターには、それぞれ parameter-name が必要です。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 関数のおのおののパラメーターにパラメーター名を指定してください。

sqlcode: -370

sqlstate: 42601

SQL0372N表で許可されている IDENTITY または ROWID 列は 1 つだけです。

説明: 以下のいずれかを試みました。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: CREATE TABLE ステートメントの場合、ROWID データ・タイプまたは IDENTITY 属性を持つ行を 1 つだけ選択してください。 ALTER TABLE ステートメントの場合、すでに ROWID 列または IDENTITY 列が表に存在しています。 データ・タイプ ROWID または IDENTITY 属性を持つ別の行を表に追加しないでください。

sqlcode: -372

sqlstate: 428C1

SQL0373NGENERATED 列 "<column-name>" に DEFAULT 文節を指定できません。

説明: GENERATED 列として識別されている列に、DEFAULT 文節を指定することはできません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: DEFAULT 文節を除去して、ステートメントを再実行依頼してください。

sqlcode: -373

sqlstate: 42623

SQL0374NLANGUAGE SQL 関数 "<function name>" の CREATE ステートメントが "<clause>" 文節で指定されていませんが、関数本体では この指定を要求しています。

説明: 次の状態がエラーの原因だと思われます:

次のいずれかの条件が関数本体に適用する場合は、NOT DETERMINISTIC を 指定しなければなりません。

LANGUAGE SQL を指定して定義された関数の本文に副選択が含まれている、または SQL データを読み取れる関数を呼び出す場合は、READ SQL DATA を指定しなければなりません。

LANGUAGE SQL を指定して定義された関数の本文が EXTERNAL ACTION プロパティーを含んだ 関数を呼び出す場合は、EXTERNAL ACTION を指定しなければなりません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 文節を指定するか、または関数の本体を変更してください。

sqlcode: -374

sqlstate: 428C2

SQL0385WSQL ルーチンで SQLSTATE または SQLCODE 変数への割り当てが上書きされたと思われるため、ハンドラーを活動化しません。

説明: 値を SQLSTATE または SQLCODE 特殊変数に割り当てているステートメントが少なくとも 1 つ、SQL ルーチンに含まれています。 これらの変数には、SQL ルーチンでの SQL ステートメントの処理によって値が割り当てられています。 そのため、SQL ステートメント処理の結果、割り当てられている値が上書きされたと考えられます。 さらに、SQLSTATE 特殊変数への値の割り当ては、どのハンドラーも活動化しません。

ルーチン定義は正常に処理されました。

ユーザーの処置: 必要ありません。 この警告が出されないようにするには、SQLSTATE または SQLCODE 特殊変数への割り当てを 除去してください。

sqlcode: +385

sqlstate: 01643

SQL0388N関数 "<function-name>" の CREATE CAST ステートメントでは、ソース "<source data type name>" およびターゲット "<target-data-type-name>" の両方が組み込まれたタイプかまたは 同じタイプです。

説明: データ・タイプのどちらかがユーザー定義のタイプでなければなりません。ソース・タイプおよびターゲット・タイプの両方が同じデータ・タイプであってはなりません。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: ソースまたはターゲットのデータ・タイプを変更してください。

sqlcode: -388

sqlstate: 428DF

SQL0389NCREATE CAST ステートメントで識別された特定の関数インスタンス "<specific name>" は、1 つ以上のパラメーターがあるか、ソース・データ・タイプと一致しないパラメーターがあるか、または ターゲットと一致しないデータ・タイプを戻します。

説明: キャスト関数には、

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 別の関数を選択するか、ソース・データ・タイプまたはターゲット・データ・タイプ を変更してください。

sqlcode: -389

sqlstate: 428DG

SQL0390N関数 "<function-name>" は使用されている文脈の中で無効な 特定の関数 "<specific-name>" に変わりました。

説明: 関数は、使用されている文脈の中で無効な特定の関数に 変わりました。"<specific-name>" が空ストリングの場合、関数は "<function-name>" で示される組み込み関数に変わります。推定される状態としては、以下のものがあります。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: 正しい関数名および引き数が指定されていることと、現行パスに正しい関数が定義されているスキーマが含まれていることを確認してください。関数名、現行パス、(SET CURRENT FUNCTION PATH または FUNCPATH バインド・オプション使用) を変更するか、あるいは関数が使用されている文脈を変更してください。

sqlcode: -390

sqlstate: 42887

SQL0391N関数 "<function_name>" に基づいた行の使用が無効です。

説明: ステートメントは、次の理由のいずれか 1 つから、使用できない行ベースの関数 "<function_name>" を使用しています。

ステートメントは処理されません。

ユーザーの処置: "<function-name>" が使用できない文脈から、これを除去してください。

sqlcode: -391

sqlstate: 42881

SQL0392Nカーソル "<cursor>" に提供される SQLDA が、以前のフェッチ以降に変更されています。

説明: アプリケーションが DB2 規則で実行されており、1 つの FETCH ステートメントの LOB として、また他の FETCH ステートメントのロケーターとして LOB データを返すことを要求しています。これは許されていません。

ユーザーの処置: ステートメントは処理されません。

DB2 規則を使用しないようにするか、または連続したフェッチ間で LOB から SQLDA のロケーターへの (またはその逆の) データ・タイプ・コードの変更を行わないように、アプリケーションを変更してください。

sqlcode: -392

sqlstate: 42855


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