メッセージ解説書

使用可能なオンライン情報

以下の DB2 メッセージは、オペレーティング・システムのコマンド行からアクセスできます。

接頭語
説明

ASN
DB2 レプリケーションで生成されるメッセージ

CCA
クライアント構成アシスタントで生成されるメッセージ

CLI
コール・レベル・インターフェースで生成されるメッセージ

DBA
コントロール・センターおよびデータベース管理ユーティリティーで生成されるメッセージ

DBI
インストールおよび構成で生成されるメッセージ

DB2
コマンド行プロセッサーで生成されるメッセージ

DWC
データウェアハウスセンターで生成されるメッセージ

FLG
情報カタログ・マネージャーで生成されるメッセージと理由コード

GSE
DB2 地理情報エクステンダーで生成されるメッセージ

SAT
DB2 サテライト・エディションで生成されるメッセージ

SPM
同期点マネージャーで生成されるメッセージ

SQJ
Java Embedded SQL (SQLJ) で生成されるメッセージ

SQL
警告やエラー状態が検出されたときにデータベース・マネージャーで生成されるメッセージ

さらに、SQLSTATE 値に関連したメッセージ・テキストもオンラインで参照できます。

メッセージ ID は、3 文字のメッセージ接頭語 (上のリストを参照) と、 それに続く 4 桁または 5 桁のメッセージ番号から成り立っています。 エラー・メッセージの重大度を示す末尾の 1 文字は任意選択です。

上記のエラー・メッセージにアクセスするには、 オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで次のように入力します。

db2 "? XXXnnnnn"
 
XXX はメッセージ接頭語、
nnnnn はメッセージ番号を表します。
注:db2 コマンドのパラメーターとして受け入れられるメッセージ ID は、大文字小文字の区別がありません。 また、終了の文字も不要です。

そのため、以下のコマンドの結果は同じになります。

ご使用の画面に対しメッセージ・テキストが長すぎる場合は、 次のコマンドを使用します (UNIX ベース・システムおよび「more」をサポートしている他のシステムの場合)。

db2 "? XXXnnnnn" | more

ヘルプは、対話式入力モードでも起動できます。 対話式入力モードに入るには、 オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで次のように入力します。

db2

対話式入力モードになると、次のコマンド・プロンプトにコマンドを入力できます。

db2 =>

このモードで DB2 メッセージを見るには、 コマンド・プロンプトで次のように入力します。

? XXXnnnnn
注:メッセージ・テキストが画面に収まらない場合、 非グラフィック・ワークステーションで作業しているユーザーは、 出力を「more」プログラム (UNIX ベース・システムの場合) に送るか、 または表示可能なファイルに出力を転送します。

SQLSTATE 値に関連したメッセージ・テキストは、次のコマンドを発行して検索できます。

db2 "? nnnnn"
 
または
 
db2 "? nn"

ここで、nnnnn は 5 桁の SQLSTATE (英数字) のことで、 nn は 2 桁の SQLSTATE クラス・コード (SQLSTATE 値の最初の 2 桁) です。

その他の DB2 メッセージ

本書またはオンラインで解説されていないメッセージを戻す DB2 構成要素もいくつかあります。 メッセージ接頭語の中には、以下が含まれていることがあります。

AUD
DB2 監査機能で生成されるメッセージ。

DIA
多くの DB2 構成要素で生成される診断メッセージ。 これらのメッセージは、db2diag.log という診断ログ・ファイルに書き込まれ、ユーザーや DB2 サービス担当者がエラーを調査する際に、追加情報を提供することが目的です。

GOV
DB2 管理プログラム・ユーティリティーで生成されるメッセージ。

ほとんどの場合、これらのメッセージから警告やエラーの原因を判別するのに十分な情報が得られます。 メッセージを生成したコマンドやユーティリティーに関する詳細な情報は、該当するコマンドやユーティリティーに関して文書化されている適切な資料を参照してください。

その他のメッセージ・ソース

システムで他のプログラムを実行している場合は、 本書で解説されていない接頭語が付いたメッセージを受け取ることがあります。

それらのメッセージについては、該当するプログラム製品の資料を参照してください。


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