SQL10002N | 指定されたパスワードが長すぎます。 |
説明: パスワードの長さは 18 文字以下です。 ただし、パスワードが APPC 対話で検査される場合は、8 文字以下でなければなりません。
ユーザーの処置: パスワードが許容限界より長くないことを確認してください。
sqlcode: -10002
sqlstate: 28000
SQL10003C | 要求を処理するための十分なシステム・リソースがありません。 要求は処理できません。 |
説明: データベース・マネージャーが、システム・リソースが不十分なために、要求を処理できませんでした。 この問題の原因となる資源には、以下が含まれます。
ユーザーの処置: アプリケーションを停止してください。 解決策は以下の通りです。
注: これは、バージョン 2 以前の DB2 のリリースにのみ 適用されます。
sqlcode: -10003
sqlstate: 57011
SQL10004C | データベース・ディレクトリーにアクセス中に入出力エラーが発生しました。 |
説明: システム・データベース・ディレクトリーまたはローカル・ データベース・ディレクトリーにアクセスできません。このエラーは、システムがデータベースをカタログまたはアンカタログしている ときのみでなく、ディレクトリーにカタログされているデータベースを アクセスしているときにも起きる可能性があります。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: 解決策は以下の通りです。
サンプル・データベースをインストールしている場合は、それをドロップして サンプル・データベースを再インストールしてください。
sqlcode: -10004
sqlstate: 58031
SQL10005N | CONNECT TO ステートメントのモード・パラメーター "<parameter>" が無効です。 これは、共用アクセスの場合の SHARE、排他使用の場合の EXCLUSIVE、または単一ノードで排他使用の場合の EXCLUSIVE MODE ON SINGLE NODE で なければなりません。 DB2 コネクトの場合には、SHARE モードのみサポートされます。 EXCLUSIVE MODE ON SINGLE NODE は、MPP 構成でのみサポートされています。 |
説明: CONNECT TO ステートメントの mode パラメーターは、 共用の場合は SHARE、排他使用の場合は EXCLUSIVE、 単一ノードでの排他使用の場合には EXCLUSIVE MODE ON SINGLE NODE にしてください。 DB2 コネクトを使用してデータベースに接続している場合には、 共用アクセスのみが許可されています。 EXCLUSIVE MODE ON SINGLE NODE は、MPP 構成でのみサポートされています。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: 有効な mode パラメーターを指定して、コマンドを再実行してください。
SQL10007N | メッセージ "<msgno>" が検索できませんでした。 理由コード: "<code>" |
説明: 要求されたメッセージ <msgno> が、メッセージ・ファイルから検索できませんでした。 理由コード <code> は以下のいずれかです。
ユーザーの処置: 以下を確認した後で、コマンドを出し直してください。
上記のすべてが正しくても、エラーが続く場合は、DB2 を再インストールしてください。
SQL10009N | 指定されたコード・セット "<codeset>" または領域 "<territory>" 、 あるいはその両方が無効です。 |
説明: このバージョンのデータベース・マネージャーは、 Create Database コマンドで指定された活動コード・セットまたは領域、 またはその両方をサポートしていません。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: データベース・マネージャーにサポートされている有効なコード・セットと領域の詳細については、 管理の手引き の Create Database コマンドを参照してください。
SQL10010N | 指定されたライブラリー "<name>" はロードされましたが、 関数 "<function>" は実行できませんでした。 |
説明: ライブラリー内に関数ルーチンが見つかりません。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置:
sqlcode: -10010
sqlstate: 42724
SQL10011N | 指定された DARI ライブラリー "<name>" のロード中に、割り込みを受けました。 |
説明: DARI ライブラリーのロード中に、コマンドが割り込みを受けたので、 割り込みキー (通常 Ctrl+Break または Ctrl+C) が押された可能性があります。
処理は停止します。
ユーザーの処置: コマンドを再発行してください。
sqlcode: -10011
sqlstate: 42724
SQL10012N | 指定されたライブラリー "<name>" のロード中に予期しないオペレーティング・システム・エラーを受け取りました。 |
説明: 「プログラム名」フィールドに指定されたライブラリー・モジュールをロードしようとして、 予期しないエラーが起きました。
ユーザーの処置: 現在のコマンドを再発行してください。 エラーが続く場合は、データベース・マネージャーを停止して、再始動してください。 それでも、エラーが続く場合は、データベース・マネージャーを 再インストールしてください。
インストールがエラーを修正しない場合は、メッセージ番号 (SQLCODE) と、可能であれば、 SQLCA 内のすべての情報を記録してください。
トレースが活動状態の場合は、オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトから、 独立トレース機能を呼び出してください。 この機能の使用法については、 問題判別の手引き を参照してください。 その後で、このガイドに記述されているように IBM に連絡してください。
sqlcode: -10012
sqlstate: 42724
SQL10013N | 指定されたライブラリー "<name>" がロードできませんでした。 |
説明: ライブラリー・モジュールが見つかりませんでした。
ユーザーの処置: DARI ユーザーの場合は、指定したライブラリーが使用可能であることを確認してください。
連合システム・ユーザー: 連合システムで db2start を発行した結果、エラー・メッセージが出され、 その "<name>" が "DB2_DJ_COMM" からのものであれば、 DB2_DJ_COMM 環境変数で識別されたラッパー・モジュールの 1 つを ロードしているときに連合サーバーが問題を見つけています。 DB2_DJ_COMM 環境変数を更新して、有効なラッパー・モジュールだけが組み込まれるようにしてください。
連合システムで db2start を発行した結果、エラー・メッセージが出され、 その "<name>" が "DB2_DJ_COMM" からのものであれば、 ユーザーは連合インスタンスを再インストールしなければなりません。
ライブラリーがラッパー・モジュールを識別している場合、 モジュールをインストールし、 (必要に応じて) リンク・エディットして、 正しいディレクトリーで使用できるようにする必要があります。 ラッパー・モジュールの構成の詳細については、 インストールおよび構成 補足 を参照してください。
sqlcode: -10013
sqlstate: 42724
SQL10014N | 指定された DARI プログラム名 "<name>" の呼び出しが無効です。 |
説明: DARI ライブラリー・モジュールまたは DARI プログラム名の構文が間違っています。
ユーザーの処置: DARI ライブラリーまたはプログラム名が正しく指定されていることを確認してください。
sqlcode: -10014
sqlstate: 42724
SQL10015N | 指定されたライブラリー "<name>" のロードに十分なシステム・リソースがありません。 |
説明: ライブラリー・モジュールのロードに十分なメモリーがありません。
ユーザーの処置: アプリケーションを停止してください。 解決策は以下のとおりです。
sqlcode: -10015
sqlstate: 42724
SQL10017N | データベース・アプリケーション・リモート・インターフェース (DARI) プロシージャー内では、 SQL CONNECT RESET ステートメントは使用できません。 |
説明: リモート・プロシージャーに、SQL CONNECT RESET ステートメントが含まれています。
ユーザーの処置: SQL CONNECT RESET ステートメントを取り除いて、リモート・プロシージャーを再実行してください。
sqlcode: -10017
sqlstate: 38003
SQL10018N | ディスクがいっぱいです。 処理は終了しました。 |
説明: ディスクがいっぱいです。 PC/IXF ファイルへのエクスポート中に、 PC/IXF データ・ファイルがハード・ディスクに存在するか、 PC/IXF データ・ファイルとデータベースが同じドライブに存在するか、 または PC/IXF データ・ファイルとメッセージ・ファイルが同じドライブに存在しています。
EXPORT ユーティリティーは処理を停止します。エクスポートされたデータは完全ではありません。
ユーザーの処置: ディスクにもっと多くのスペースを確保するか、 データベースまたはメッセージ・ファイルとは 別のファイル・システムにデータ・ファイルが置かれるように指定して、 コマンドを再発行してください。
SQL10019N | 指定されたパスでは、データベースをアクセスできません。 |
説明: データベースは、以下のいずれかの理由からアクセスできません。
ユーザーの処置: パスが有効なデータベースを示していること、および許可が正しいことを確認してください。
sqlcode: -10019
sqlstate: 58031
SQL10021N | データベースへの書き込みアクセスが、ファイル許可によって許されません。 |
説明: 書き込みアクセスが認められていないファイル・システムに常駐するデータベースに対して、 書き込み操作が行われました。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: データベースが常駐するファイル・システムに対するファイル許可が、 書き込みアクセスを許可していることを確認してください。