SQL30000N | 後続のコマンドまたは SQL ステートメントの正常な実行に影響を与えない分散プロトコル・エラーのために実行が失敗しました。 理由コード "<reason-code(subcode)>" |
説明: 現在の環境コマンドまたは SQL ステートメントの 正常な実行を妨げるシステム・エラーが起きました。このメッセージ (SQLCODE) は、ステートメントのコンパイル時、または実行時に出されます。
コマンドまたはステートメントは処理されません。 現在のトランザクションはロールバックされず、アプリケーションは リモート・データベースに接続されたままです。
ユーザーの処置: メッセージ番号と理由コードを記録してください。可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 アプリケーションを再実行してください。
十分なメモリー・リソースがあってもこの問題が続く場合は、 オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、 独立トレース機能を呼び出してください。 この機能の使用法については、 問題判別の手引き の独立トレース機能を参照してください。
必要な情報は以下のとおりです。
sqlcode: -30000
sqlstate: 58008
SQL30002N | 一連のステートメントでの前の条件により、SQL ステータスを実行できません。 |
説明: SQL ステートメントは PREPARE に連結されていましたが、 PREPARE ステートメントが、プログラムまたはエンド・ユーザーが連鎖ステートメントを 再発行する必要のある、 または異なる SQL 要求を発行する必要のある警告 SQLCODE を受け取りました。 このエラーは、クライアント / サーバー環境でのみ発生します。
ステートメントは連鎖して実行されません。
ユーザーの処置: ステートメントを別の要求としてもう一度送信する必要があります。
sqlcode: -30002
sqlstate: 57057
SQL30020N | 後続のコマンドおよび SQL ステートメントの正常な実行に影響を与える分散プロトコル・エラーのために実行が失敗しました。 理由コード "<reason-code>" |
説明: 後続のコマンドまたは SQL ステートメントと同様に、 現在の環境コマンドまたは SQL ステートメントの正常な 実行を妨げるシステム・エラーが起きました。
コマンドまたはステートメントは処理されません。 現在のトランザクションはロールバックされ、アプリケーションは リモート・データベースから切断されます。
ユーザーの処置: メッセージ番号 (SQLCODE) および理由コードを記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 リモート・データベースに接続して、アプリケーションを再実行してください。
十分なメモリー・リソースがあってもこの問題が続く場合は、 オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、 独立トレース機能を呼び出してください。 この機能の使用法については、 問題判別の手引き の独立トレース機能を参照してください。
必要な情報は以下のとおりです。
いくつかの考えられる理由コードは以下のとおりです。
下位レベル・クライアントを持つゲートウェイ・サーバー環境で DB2 コネクト製品を使用している場合、 アプリケーションのホスト変数および照会した表の列の記述が一致しないときに、 このエラーが発生する可能性があります。
sqlcode: -30020
sqlstate: 58009
SQL30021N | 後続のコマンドおよび SQL ステートメントの正常な実行に影響を与える分散プロトコル・エラーのために実行が失敗しました。 レベル "<level>" のマネージャー "<manager>" はサポートされていません。 |
説明: アプリケーションのリモート・データベースへの 正常な接続を妨げるシステム・エラーが起きました。 このメッセージ (SQLCODE) は、SQL CONNECT ステートメントに 対して発生します。"<manager>" と "<level>" は、クライアントとサーバー間の 非互換性を識別するための数値です。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: メッセージ番号、 "<manager>"、 "<level>" の 値を記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 もう一度、リモート・データベースへの接続を試みてください。
問題が続く場合は、オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、独立トレース機能を呼び出してください。 この機能の使用法については、 問題判別の手引き の独立トレース機能を参照してください。 その後で、サービス技術員に以下の情報を 渡してください。
sqlcode: -30021
sqlstate: 58010
SQL30040N | 後続のコマンドおよび SQL ステートメントの正常な実行に影響を与えない使用不能なリソースのために実行が失敗しました。 理由 "<reason>"、 リソースのタイプ "<resource-type>"、リソース名 "<resource-name>"、製品 ID "<product-ID>" |
説明: 示されたリソースが足りないため、アプリケーションがコマンド または SQL ステートメントを実行できません。現在のトランザクションはロールバックされず、アプリケーションは リモート・データベースに接続されたままです。
コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: 示されたリソースのサイズを増やして、コマンドを 再発行してください。
sqlcode: -30040
sqlstate: 57012
SQL30041N | 後続のコマンドおよび SQL ステートメントの正常な実行に影響を与える 使用不能なリソースのために実行が失敗しました。 理由 "<reason>"、 リソースのタイプ "<resource-type>"、リソース名 "<resource-name>"、製品 ID "<product-ID>" |
説明: リモート・データベースでリソースが使用できないために、 アプリケーションがコマンドまたは SQL ステートメントを処理できません。 SQLCODE はステートメントのコンパイルまたは実行時に出されます。
連合システム・ユーザー: この状態は、データ・ソースによっても検出されることもあります。
"<resource name>" が "暗号化" または "暗号解 読" の場合には、 パスワードの暗号化または暗号解読のユーザー出口が使用できないか、 またはエラーを含んでいます。
コマンドまたはステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: リモート・データベースのシステム環境を調べてください。
連合システム・ユーザー:
ユーザーが提供したユーザー出口を使用している場合には、ユーザー出口の ソース・コードを調べて "<reason>" の返された原因を判別して ください。 ユーザー出口のソース・コードでエラーが見つかった場合、 そのエラーを修正して連合サーバーでオブジェクト・コードをリンク・エディットし、 失敗したコマンドまたはステートメントを再発行してください。
sqlcode: -30041
sqlstate: 57013
SQL30050N | バインドの進行中の "<number>" コマンドまたは SQL ステートメントは 無効です。 |
説明: アプリケーションが、進行中の事前コンパイル / バインド時には 無効なコマンドまたは SQL ステートメントを発行しようとしています。<number> は、エラーのあるコマンドまたは SQL ステートメントを識別する数値です。
コマンドまたはステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: アプリケーションがデータベース・マネージャーの 事前コンパイラー / バインド・プログラムでない場合は、 コマンドおよび SQL ステートメントを出す前に、バインドが 活動状態でないことを確認してください。
アプリケーションがデータベース・マネージャーのプリコンパイラー / バインダーの場合、 メッセージ番号 (SQLCODE) と <number> の値を記録しておいてください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 もう一度バインド操作を行ってください。
十分なメモリー・リソースがあってもこの問題が続く場合は、 オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、 独立トレース機能を呼び出してください。 この機能の使用法については、 問題判別の手引き の独立トレース機能を参照してください。
以下の情報を用意して、サービス技術員に提供してください。
必要な情報は以下のとおりです。
sqlcode: -30050
sqlstate: 58011
SQL30051N | 指定したパッケージ名と整合性トークンを持つバインド・プロセスが活動状態ではありません。 |
説明: 事前コンパイル / バインドが活動状態でない場合に、事前コンパイル / バインド操作を実行しようとしたか、または 活動状態の事前コンパイル / バインド操作中に、無効な パッケージ名と整合性トークンのいずれか、またはその両方の 使用が試みられました。
コマンドまたはステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: アプリケーションがデータベース・マネージャーの 事前コンパイラー / バインダーでない場合、事前コンパイル / バインドが バインド操作の前に活動状態になっており、正しい情報がバインド操作に 渡されていることを確認してください。
アプリケーションがデータベース・マネージャーの プリコンパイラー / バインド・プログラムの場合は、 メッセージ番号 (SQLCODE) と、 可能であれば、SQLCA からのすべてのエラー情報を記録してください。 もう一度やり直してください。
十分なメモリー・リソースがあってもこの問題が続く場合は、 オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、 独立トレース機能を呼び出してください。 この機能の使用法については、 問題判別の手引き の独立トレース機能を参照してください。
以下の情報を用意して、サービス技術員に提供してください。
必要な情報は以下のとおりです。
sqlcode: -30051
sqlstate: 58012
SQL30052N | プログラム準備の前提事項に誤りがあります。 |
説明: コンパイルされている SQL ステートメントが、事前コンパイラーによって 認識されないために、データベースによって処理されません。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: ステートメントが正しいことを確認して、もう一度やり直してください。 問題が続く場合は、プログラムからそのステートメントを取り除いてください。
sqlcode: -30052
sqlstate: 42932
SQL30053N | OWNER の値が、リモート・データベースでの許可検査に 合格しませんでした。 |
説明: 事前コンパイル / バインドの OWNER オプションに指定した値が、 リモート・データベースでの許可検査で拒否されました。 この SQLCODE は事前コンパイル / バインド中に出されます。 これは、データベース・マネージャーの 事前コンパイラー / バインダーからは出されません。
事前コンパイル / バインド操作は処理されません。
ユーザーの処置: OWNER オプションに指定した ID を使用する権限を持っていることを 確認するか、または OWNER オプションを使用しないでください。
sqlcode: -30053
sqlstate: 42506
SQL30060N | "<authorization-ID>" は、操作 "<operation>" を 実行する特権を持っていません。 |
説明: 許可 ID <authorization-ID> が適切な許可を持たずに、 示されている <operation> を実行しようとしました。 SQLCODE はステートメントのコンパイルまたは実行時に出されます。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: <authorization-ID> が、必須の処理の実行に 必要な許可を持っていることを確認してください。
sqlcode: -30060
sqlstate: 08004
SQL30061N | データベース別名またはデータベース名 "<name>" が、 リモート・ノードで見つかりません。 |
説明: データベース名は、リモート・データベース・ノードで の既存のデータベースではありません。
ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: 正しいデータベース名または別名でコマンドを再発行してください。
連合システム・ユーザー: SYSCAT.SERVERS の項目が、 データ・ソースのデータベース名を正しく指定しているかどうか検査してください。
sqlcode: -30061
sqlstate: 08004
SQL30070N | "<command-identifier>" コマンドはサポートされていません。 |
説明: リモート・データベースが、認識できないコマンドを受け取りました。 現在の環境コマンドまたは SQL ステートメントは正常に 処理されず、後続のコマンドまたは SQL ステートメントも 正常に処理されません。
現在のトランザクションはロールバックされ、アプリケーションは リモート・データベースから切断されます。 ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: メッセージ番号 (SQLCODE) およびコマンド識別子を記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 リモート・データベースに接続して、アプリケーションを再実行してください。
十分なメモリー・リソースがあってもこの問題が続く場合は、 オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、 独立トレース機能を呼び出してください。 この機能の使用法については、 問題判別の手引き の独立トレース機能を参照してください。
以下の情報を用意して、サービス技術員に提供してください。
必要な情報は以下のとおりです。
sqlcode: -30070
sqlstate: 58014
SQL30071N | "<object-identifier>" オブジェクトは サポートされていません。 |
説明: リモート・データベースが、認識できないデータを受け取りました。現在の環境コマンドまたは SQL ステートメントは正常に 処理されず、後続のコマンドまたは SQL ステートメントも 正常に処理されません。
現在のトランザクションはロールバックされ、アプリケーションは リモート・データベースから切断されます。 コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: メッセージ番号 (SQLCODE) およびオブジェクト識別子を記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 リモート・データベースに接続して、アプリケーションを再実行してください。
メモリー・リソースが十分にあってもこの問題が発生する場合には、以下の情報が必要になります。
トレースが活動状態の場合は、オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトから、 独立トレース機能を呼び出してください。 この機能の使用法については、 問題判別の手引き の独立トレース機能を参照してください。
以下の情報を用意して、サービス技術員に提供してください。
必要な情報は以下のとおりです。
sqlcode: -30071
sqlstate: 58015
SQL30072N | "<parameter-identifier>" パラメーターは サポートされていません。 |
説明: リモート・データベースが、認識できないデータを受け取りました。現在の環境コマンドまたは SQL ステートメントは正常に 処理されず、後続のコマンドまたは SQL ステートメントも 正常に処理されません。
コマンドは処理されません。 現在のトランザクションはロールバックされ、アプリケーションは リモート・データベースから切断されます。
ユーザーの処置: メッセージ番号 (SQLCODE) およびパラメーター識別子を記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 リモート・データベースに接続して、アプリケーションを再実行してください。
十分なメモリー・リソースがあってもこの問題が続く場合は、 オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、 独立トレース機能を呼び出してください。 この機能の使用法については、 問題判別の手引き の独立トレース機能を参照してください。
以下の情報を用意して、サービス技術員に提供してください。
必要な情報は以下のとおりです。
sqlcode: -30072
sqlstate: 58016
SQL30073N | "<parameter-identifier>" パラメーターの 値 "<value>" はサポートされていません。 |
説明: リモート・データベースが、認識できないデータを受け取りました。現在の環境コマンドまたは SQL ステートメントは正常に 処理されず、後続のコマンドまたは SQL ステートメントも 正常に処理されません。
現在のトランザクションはロールバックされ、アプリケーションは リモート・データベースから切断されます。 コマンドは処理されません。
ユーザーの処置: メッセージ番号 (SQLCODE) およびパラメーター識別子を記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 リモート・データベースに接続して、アプリケーションを再実行してください。
メモリー・リソースが十分にあってもこの問題が発生する場合には、以下の情報が必要になります。
トレースが活動状態の場合は、オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトから、 独立トレース機能を呼び出してください。 この機能の使用法については、 問題判別の手引き の独立トレース機能を参照してください。 以下の情報を用意して、サービス技術員に提供してください。
必要な情報は以下のとおりです。
パラメーター識別子の中には以下を含むものがあります。
sqlcode: -30073
sqlstate: 58017
SQL30074N | "<reply-identifier>" 応答はサポートされていません。 |
説明: クライアントが、認識できない応答を受け取りました。現在の環境コマンドまたは SQL ステートメントは正常に 処理されず、後続のコマンドまたは SQL ステートメントも 正常に処理されません。
現在のトランザクションはロールバックされ、アプリケーションは リモート・データベースから切断されます。 ステートメントは処理されません。
ユーザーの処置: メッセージ番号 (SQLCODE) および応答識別子を記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 リモート・データベースに接続して、アプリケーションを再実行してください。
十分なメモリー・リソースがあってもこの問題が続く場合は、 オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、 独立トレース機能を呼び出してください。 この機能の使用法については、 問題判別の手引き の独立トレース機能を参照してください。
以下の情報を用意して、サービス技術員に提供してください。
必要な情報は以下のとおりです。
sqlcode: -30074
sqlstate: 58018
SQL30080N | リモート・データベースとのデータの送受信で、通信エラー "<reason-code>" が発生しました。 |
説明: "<reason-code>" には、コミュニケーション・マネージャーによって 報告されたオリジナルのエラー・コードが含まれます。
APPC エラー・コードの場合、 形式は、pppp-ssssssss-dddddddd で、 pppp は 1 次戻りコード、 ssssssss は 2 次戻りコード、 dddddddd はセンス・データです。 これらのエラー・コードの値は、16 進数表記で行われます。1 次エラー・コードと 2 次エラー・コードには、データベース・ サーバーとの対話が割り振れなかったことを示す、0003-00000004 および 0003-00000005 が含まれます。センス・データは、APPC ALLOCATE エラーに対してのみ表示されます。
コマンドは処理されません。 データベースへの接続が失敗するか、またはデータベースに 接続されている現在のトランザクションがロールバックされ、 アプリケーションがデータベースから切り離されます。
APPC 1 次戻りコードと 2 次戻りコードの説明については、「IBM Communications Manager 1.0 APPC Programming Guide and Reference (SC31-6160) 」を 参照してください。 APPC センス・データの詳細については、 IBM Communications Manager 1.0 Problem Determination Guide (SC31-6156) を 参照してください。
ユーザーの処置: データベース・マネージャーとコミュニケーション・ マネージャーの両方が、データベース・サーバーで始動されている こと、およびすべてのコミュニケーション・マネージャー構成 パラメーターが正しいことを確認してください。さらに、詳細については、 コミュニケーション・マネージャー /2 拡張プログラム間通信 (APPC) プログラミングの手引きと解説書 を調べてください。
注: | メッセージに組み込まれている理由コードが 0003-084C0001 である場合、 サーバーではないワークステーションにリモート接続しようとしたことが、 このメッセージの原因の 1 つと考えられます。 リモート・ワークステーションがサーバーでありことを確認してください。 それがサーバーでない場合は、データベース・マネージャーを サーバーとしてインストールしてください。 |
sqlstate: 08001
SQL30081N | 通信エラーが検出されました。使用された通信プロトコル: <protocol>。 使用中の通信 API : <interface>。 エラーが検出された場所: <location>。 エラーを検出した通信機能: <function>。 プロトコル固有のエラー・コード: <rc1>、 <rc2>, <rc3>。 |
説明: 通信サブシステムによって、エラーが見つけられました。
接続がすでに確立されている場合、考えられる原因は以下のとおりです。
新しい接続の確立を試みていた場合、考えられる原因は以下のとおりです。
詳細については、トークンの値を参照してください。 使用しているプロトコルと呼び出した通信関数によっては、いくつかのトークンが適用されない場合があります。 以下は、トークンの値の説明です。
ID の形式は、ドット表記によるインターネット・アドレスです。
ID の形式は、完全修飾 LU 名 (networkID.LUname) です。
ID の形式は、ワークステーション名 (nname) です。
ID の形式は、16 進数表記によるネットワーク・アドレスと ノード・アドレス (network.node) です。
エラー発生時に location 情報が使用可能でない場合、このトークンは 空のままです。
使用中のプロトコルに応じて、以下のようになります。
注: | Windows Sockets を使用している場合、<function> が WSAStartup で、 <rc1> が 0 のときは、<rc2> には、 DB2 が要求した Windows Sockets 仕様の バージョン・レベルが含まれ、<rc3> には、Windows Sockets DLL が サポートしている Windows Sockets 仕様のバージョン・レベルが 含まれています。 |
<rc1> は、CPI-C 関数からの戻りコードを含んでいます。 存在する場合、<rc2> は、CPI-C 関数呼び出しからの グローバル errno 値を含んでいます。<rc3> は適用されていません。
<rc1> は、NetBIOS に対する呼び出しからの戻りコードを含んでいます。<rc2> および <rc3> は適用されていません。
<rc1> は TLI サービスに対する呼び出しからのグローバル t_errno 値、 あるいは NetWare 接続またはバインダリー・サービスに対する呼び出しからの戻りコードを含んでいます。 <rc1> t_errno が TLOOK の場合は、<rc2> に、発生した TLI イベントが 含まれています。<rc2> イベントが T_DISCONNECT の場合には、切り離された理由コー ドが <rc3> に入っています。 AIX では、<rc1> t_errno が TSYSERR の場合には、システム errno ( sys/errno.h に定義される) が <rc3> に入っています。AIX NetWare 接続またはバインダリー・サービスに対する呼び出しからの エラー戻りコードが <rc1> に入っている場合には、エラー・ジェネレーターは <rc2> に入っています。
特定のコミュニケーション・エラー・コードに関する情報については、メッセージ解説書の付録の中のコミュニケーション・エラーを参照してください。
ユーザーの処置:
接続がすでに確立されている場合は、以下の項目について調べてください。
新しい接続を試みている場合は、以下の項目について調べてください。
問題が続く場合は、ネットワーク管理者または通信の専門家、 もしくは両者に連絡し、提供されたトークンのセットを使用して、 問題の原因を判別してください。
sqlcode: -30081
sqlstate: 08001
SQL30082N | 接続を確立する試みは、セキュリティーの理由 "<reason-code>" ("<reason-string>") で正常に実行されていません。 |
説明: リモート・データベース・サーバーの接続の試みは、セキュリティー情報が無効また は正しくないために、拒否されました。セキュリティー・エラーの原因は、<reason-code> および対応する <reason-string> 値によって記述されています。
理由コードのリストおよび対応する理由のストリングは次の通りです。
ユーザーの処置: 適切なユーザー ID またはパスワード (あるいはこの両方) が提供されたこと を確認してください。
ユーザー ID が使用できず、特定のワークステーションへのアクセスに制限があるか、あるいは 一定の時間処理に制限があります。
理由コード 17 の場合、サポートされている認証タイプでコマンドを再試行してください。
理由コード 20 により、サーバーに対する認証機構が開始済みかどうかを確認して もう一度試してください。
sqlcode: -30082
sqlstate: 08001
SQL30083N | ユーザー ID "<uid>" のパスワード変更が セキュリティー上の理由 "<reason-code>" ("<reason-string>") により、できません。 |
説明: パスワード変更は、無効あるいは誤ったセキュリティー情報により、拒否されました。セキュリティー・エラーの原因は、"<reason-code>" および対応する "<reason-string>" 値によって記述されています。
理由コードのリストおよび対応する理由のストリングは次の通りです。
ユーザーの処置: 正しいユーザー ID と、現行パスワードおよび新規パスワードが提供されているか、確認してください。理由コードが 14 の場合、発生した問題の詳細記述に関しては、インスタンス・サブディレクトリー (通常は "db2") の db2pem.log ファイルをチェックしてください。
ユーザー ID が使用できず、特定のワークステーションへのアクセスに制限があるか、あるいは 一定の時間処理に制限があります。
sqlcode: -30083
sqlstate: 08001
SQL30090N | 操作がアプリケーション実行環境で無効です。理由コード = "<reason-code>" |
説明: 操作がアプリケーション実行環境で無効です。たとえば、 ステートメントまたは API の特殊制約事項を持つアプリケーションでは操作が 無効な可能性があります。そのアプリケーションは、 XA 分散トランザクション処理環境で操作するものや、CICS や、 CONNECT タイプ 2 接続設定で操作するものや、あるいは連合システムの機能性を使用して 複数の異種データ・ソースを更新するものです。 処理は拒否されます。
理由コードには、以下のものがあります。
カーソル保留は次の環境ではサポートされません。
データ・ソースにアクセスしている更新 / 削除処理に対して、
ユーザーの処置:
以下のいずれかを行って、問題を解決してください。
sqlcode: -30090
sqlstate: 25000