メッセージ解説書

SQL2100 - SQL2199

SQL2150Wバックアップ・イメージに含まれている表スペースが復元されました。 呼び出し側の要求に応じて、これらの表スペースのいくつかがスキップされていることがあります。

説明: RESTORE DATABASE コマンドが出されました。 バックアップ・イメージ内の表スペースの一部のみを復元するよう、ユーザーが指示しました。

ユーザーの処置: 処置は必要ありません。

SQL2154NRESTORE が正常に終了しませんでした。 表スペースの復元に使用されたバックアップが、データベースの現在のログ順序に関連していません。

説明: 表スペースの復元の場合は、バックアップが、データベースの 現在のログ順序中に取られている必要があります。 ログ・ファイルの順序は、前に復元されたデータベース、または 処理されたログ・ファイルによって決定されます。 さらに、ロールフォワード回復に対してデータベースが 最後に可能になった後に、バックアップを取る必要があります。

表スペース復元は停止しました。

ユーザーの処置: 正しいバックアップ・イメージを使用して、コマンドを再発行してください。

SQL2155Wopen scan が発行されたために、回復履歴ファイルが 変更されました。

説明: ファイルが捜査のためにオープンされたので、回復履歴ファイルが 変更されました。 読み取ったデータに不整合がある可能性があります。

ユーザーの処置: 捜査から整合性のあるデータを得ることが必要な場合は、回復履歴ファイルをクローズして、コマンドを再発行してください。

SQL2157Nすでに 8 つの回復履歴ファイル操作がオープンしています。

説明: このプロセスでは、8 つの回復履歴ファイルがすでにオープンされています。8 つ以上の走査のオープンは許されていません。

コマンドは処理されません。

ユーザーの処置: 1 つ以上の CLOSE RECOVERY HISTORY FILE SCAN コマンドを 発行して、コマンドを再発行してください。

SQL2160W損傷を受けた回復履歴ファイルは置換されました。 処理は続行されます。

説明: 回復履歴ファイルへのアクセス中に、エラーが起きました。 ユーティリティーは、代替コピーからファイルを回復できます。ユーティリティーは処理を続けます。

ユーザーの処置: ユーティリティーは正常に処理を続けます。 回復履歴ファイルが再び損傷を受けないように、適切な 予防策をこうじる必要があります。

SQL2161N損傷を受けた回復履歴ファイルが修復できませんでした。 指定されたアクションが失敗しました。

説明: 回復履歴ファイルへのアクセス中に、エラーが起きました。 ユーティリティーがファイルを回復できません。 ユーティリティーの処理を終了します。

ユーザーの処置: 処理を続けるには、回復履歴ファイルを除去して、コマンドを再発行してください。 ユーティリティーが新しいファイルを再生成します。壊れたファイルのデータは失われます。 使用可能な情報が存在するかどうかをチェックするには、壊れたファイルを調べてください。回復履歴ファイルが再び損傷を受けないように、適切な 予防策をこうじる必要があります。

SQL2165WSQLUHINFO 構造が、十分な TABLESPACE 項目を 提供しませんでした。

説明: SQLUHINFO 構造が、戻される項目 (すべての TABLESPACES を含む) を 保持するのに十分な大きさを持っていませんでした。SQLUHINFO 構造の「SQLN」フィールドは、少なくとも 戻される「SQLD」フィールドと同じ大きさでなければなりません。

コマンドは処理されません。

ユーザーの処置: SQLUHINFO 構造の「SQLN」フィールドの値を、「SQLD」フィールドに よって示されている値まで増やして (SQLUHINFO 構造が、その容量を十分に サポートする大きさになるように)、コマンドを再発行してください。

SQL2170Nユーティリティーが回復履歴ファイルで、同じ識別子を持つ項目を 検出しました。 書き込みできません。

説明: ユーティリティーが回復履歴ファイルで、書き込み中に同じ識別子 (秒単位のタイム・スタンプ) を持つ項目を 検出しました。回復履歴ファイルへの書き込みが終了します。データベース・マネージャーが回復履歴ファイルの識別子の固有性を 確認し、1 秒単位で複数の要求に対して準備をします。 ただし、数秒の間に要求が多数ある場合には 失敗する可能性があります。

ユーザーの処置: 追加情報については、First Failure Service Log (db2diag.log) を 調べてください。アプリケーションが履歴ファイルに多数の項目を生成する ユーティリティー (backup、 quiesce、 load) を実行している場合 この問題を防ぐためにユーティリティーの要求を調整してください。

SQL2171N指定されたオブジェクト・パーツがファイルに存在しなかったために、回復履歴ファイルの更新が失敗しました。

説明: 回復履歴ファイルの更新が指定された項目が、ファイルに 存在しません。 ユーティリティーの処理を終了します。

ユーザーの処置: 有効な項目を使用して、コマンドを再発行してください。

SQL2172Wこのユーティリティーは完了していますが、エラー "<error>" のため、回復履歴ファイルでイベントをログできません。

説明: このユーティリティーは回復履歴ファイルを書き込み中、エラーを検出しています。 この警告は処理に影響を与えません。

ユーザーの処置: 追加情報については、First Failure Service Log (db2diag.log) を 調べてください。エラー条件を訂正し、この警告がこれから起きないようにしてください。

SQL2180Nフィルター指定に不正な構文または不正なパスワード・キーが使用されました。

説明: 与えられたフィルター指定が、不正な構文または不正なパスワード・キーのいずれか、あるいは両方を使用しています。 システム・エラー・ログまたはデータベース・マネージャーのエラー・ログのいずれか、あるいは両方に詳細があります。

ユーザーの処置: 診断情報を保管しておき、IBM サービスに連絡してください。

SQL2181Nフィルター付き回復を行っているときに内部エラーが起こりました。

説明: フィルター付き回復を行っているときに内部エラーが起こりました。 回復は終了します。システム・エラー・ログまたはデータベース・マネージャーのエラー・ログのいずれか、あるいは両方に詳細があります。

ユーザーの処置: 表の状態を変更するよう試みているときにエラーが起こった場合、表スペース全体にフィルターを掛けてください。 診断情報を保管しておき、IBM サービスに連絡してください。


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