CLI の手引きおよび解説書

グローバル動的ステートメント・キャッシュを利用する

DB2 ユニバーサル・データベースのバージョン 5 以降では、サーバーにグローバルな動的ステートメント・キャッシュ が保管されています。このキャッシュは、準備状態の SQL ステートメントに対する最も一般的なアクセス・プランを保管するのに使用します。

各ステートメントが準備される前に、サーバーは自動的にこのキャッシュを検索して、 (このアプリケーションか別のアプリケーション、またはクライアントによって) この SQL ステートメント用のアクセス・プランが作成済みであるかどうかを調べます。作成済みであれば、サーバーが新たにアクセス・プランを生成する必要はなく、代わりに、キャッシュの中にあるものを使用します。現在では、グローバル動的ステートメント・キャッシュのないサーバー (DB2 共通サーバー v2 など) への接続でなければ、アプリケーションがクライアントで接続をキャッシュする必要はありません。クライアントでのキャッシュ接続については、移行のセクションの クライアントでのステートメント・ハンドルのキャッシュを参照してください。


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