CLI の手引きおよび解説書

SQLSetConnectOption - 接続オプションを設定する

DB2 CLI バージョン 5 以降におけるこの関数の状況
注:

ODBC バージョン 3 では、SQLSetConnectOption() は使用すべきでない関数であり、 SQLSetConnectAttr() に置き換えられました。詳細については、SQLSetConnectAttr - 接続属性を設定するを参照してください。

このバージョンの DB2 CLI では引き続き SQLSetConnectOption() をサポートしていますが、 DB2 CLI プログラムでは SQLSetConnectAttr() を使い始め、最新の規格に従うようお勧めします。

上記の関数と、その他の使用すべきでない関数の詳細については、 バージョン 5 で使用すべきでない DB2 CLI 関数を参照してください。

注:この使用すべきでない関数は、64 ビット環境では使用できません。詳細については、64 ビット環境でサポートされない、使用すべきでない関数を参照してください。

新しい関数への移行

たとえば、次の旧ステートメント

   SQLSetConnectOption(
              *hdbc,
              SQL_AUTOCOMMIT,
              SQL_AUTOCOMMIT_OFF);

は、新しい関数を使用して、以下のように書き換えます。

   SQLSetConnectAttr(
              *hdbc,
              SQL_ATTR_AUTOCOMMIT,
              SQL_AUTOCOMMIT_OFF,
              0);

DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 5 以前の DB2 バージョンでは、 SQLSetConnectOption() を使用して、特定のステートメント属性と接続属性を設定できました。この動作は除去されたので、 SQLSetConnectAttr() を使ってステートメント属性を設定することはできなくなりました。この機能を利用していたバージョン 2 アプリケーションを移行する場合の詳細については、 SQLSetConnectAttr() を使用してステートメント属性のサブセットを設定するを参照してください。


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