このセクションでは、各 DB2 CLI 関数をアルファベット順に説明します。さらに、DB2 CLI 関数の要約にはカテゴリー別の関数表があります。それぞれの説明には、以下の項目があります。
次に、それぞれの項について説明します。
各関数には、次の表のような、その関数がどの仕様または標準に準拠するかを示す表もあります。最初の列は、DB2 CLI のどのレベルから関数が準拠しているかを示し、 2 番目の列は、ODBC のどのバージョン (1.0、2.0、または 3.0) から準拠しているかを示します。最後の列は、関数が ISO CLI 規格に含まれているかどうかを示します。
注: | この表は関数のサポートを示しています。関数の中にはすべての仕様または規格が適用されない一連のオプションを使用するものがあります。制限の項には、重要な相違点が示されています。 |
仕様: | DB2 CLI 1.1 | ODBC 1.0 | ISO CLI |
注: | ポインターであるすべての関数実引き数は、マクロ FAR を使用して定義されますが、このマクロは Windows を除くすべてのプラットフォームで除外定義 (ブランクに設定) されています。 Windows では、ポインター引き数を far ポインターとして定義する際に FAR が用いられます。 |
SQLGetInfo() と SQLBindParameter() だけが、入力および出力の両方のパラメーターを持っています。
関数の中には、据え置き またはバインド済み 引き数という入力引き数または出力引き数が含まれているものがあります。
これらの引き数はアプリケーションによって割り当てられたバッファーを指すポインターであり、 SQL ステートメント内のパラメーターか、結果セット内の列に関連付けられ (またはバインドされ) ます。関数で指定したデータ域は、後で DB2 CLI にアクセスされます。 DB2 CLI にアクセスされる時点で、これらの据え置きデータ域がまだ有効であることが重要です。
戻りコードの詳細については、診断を参照してください。
診断の詳細については、診断を参照してください。
DB2 CLI 環境のセットアップとサンプル・アプリケーションのアクセスに関する詳細は、 第 4 章, CLI の構成およびサンプル・アプリケーションの実行を参照してください。