CLI の手引きおよび解説書

変換関数

変換関数は DB2 CLI によってサポートされており、ベンダー・エスケープ文節を使用して ODBC によって定義されています。

各ドライバーおよびデータ・ソースは、可能なデータ・タイプの間で、有効な変換を判別します。ドライバーは ODBC 構文をネイティブの構文に変換するので、 ODBC 構文が有効であるとしても、データ・ソースによってサポートされていない変換は拒否されます。

関数 SQLGetInfo() を適切な変換関数マスクと共に使用して、データ・ソースによってサポートされている変換を判別します。


表 193. 変換関数

CONVERT( expr_value, data_type )
  • data_type は、 expr_value の変換後のデータ・タイプを示し、 SQL_CHAR または SQL_DOUBLE のいずれかになります。
  • expr_value は、変換する値です。これは、ドライバーおよびデータ・ソースによりサポートされる変換の種類によって、さまざまなタイプになります。関数 SQLGetInfo() を適切な変換関数マスクと共に使用して、データ・ソースによってサポートされている変換を判別します。

(v2.1.0 から v2.1.1 データベースへ移行するときには、 移行ユーティリティーを実行して、この関数へアクセスしなければなりません。)


DB2 (共通サーバー版 2.1)



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