CLI の手引きおよび解説書
DB2 ユニバーサル・データベースのバージョン 5 には、
DB2 CLI アプリケーションの作成方法に影響を及ぼす新機能が入っています。
SQL 解説書 には、変更の要約が完全な形で載せられています。
DB2 CLI 関数の要約、およびどのバージョンでその関数が追加されたかについては、
DB2 CLI 関数の要約を参照してください。
DB2 CLI のバージョン 5 では数多くの変更点があります。そのうちの目立ったものとして、以下のようなものがあります。
- DB2 CLI 関数のうち使用すべきでない関数となったものが多くあります。詳しくはバージョン 5 で使用すべきでない DB2 CLI 関数を参照してください。
- 名前変更された関数があります。
(たとえば、SQLColAttributes() は
SQLColAttribute() になっています。)
- ハンドルを割り当てるための 3 つの関数 (SQLAllocConnect()、
SQLAllocEnv()、および SQLAllocStmt()) は、
1 つの多目的関数 (SQLAllocHandle()) に統廃合されました。
- DB2 CLI および ODBC で現在使用可能な新機能をサポートするため、新しい DB2 CLI 機能が追加されました (記述子、スクロール可能カーソルなど)。
また、DB2 CLI には引き続き、
ODBC アプリケーションによってアクセスできない DB2 機能にアクセスするための次の拡張が含まれています。たとえば、
- ラージ・オブジェクト (LOB)、
LOB ロケーターとファイル参照バッファーへのランダム・アクセスのサポート (順次アクセスも可能)
- 詳細な DB2 特定診断情報に関する SQLCA アクセス
- 出力ストリングの NULL 終了の制御
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