仕様: | DB2 CLI 1.1 | ODBC 1.0 | ISO CLI |
SQLRowCount() は、表または表に基づいた視点に対して実行された UPDATE、 INSERT、または DELETE ステートメントの影響を受けた表中の行数を戻します。
この関数を呼び出す前に、 SQLExecute() または SQLExecDirect() を呼び出す必要があります。
構文
SQLRETURN SQLRowCount (SQLHSTMT StatementHandle, /* hstmt */ SQLINTEGER FAR *RowCountPtr); /* pcrow */
関数引き数
データ・タイプ | 引き数 | 使用法 | 説明 |
---|---|---|---|
SQLHSTMT | StatementHandle | 入力 | ステートメント・ハンドル |
SQLINTEGER * | RowCountPtr | 出力 | 影響を受けた行数が保管される場所を指すポインター。 |
使用法
入力ステートメント・ハンドルで参照されるステートメントのうち最後に実行されたものが UPDATE、 INSERT、または DELETE ステートメントでなかった場合、あるいは、そのステートメントを正常に実行できなかった場合、関数は RowCountPtr の内容を -1 に設定します。
そのステートメントによって影響を受けた可能性がある他表の行 (たとえば、連鎖削除) はすべて、このカウントから除外されます。
戻りコード
診断
SQLSTATE | 説明 | 解説 |
---|---|---|
40003 08S01 | 通信リンクに障害が起きました。 | アプリケーションとデータ・ソースとの間の通信リンクが、関数の完了する前に失敗しました。 |
58004 | 予期しないシステム障害です。 | 回復不能システム・エラー。 |
HY001 | メモリーの割り振り失敗です。 | DB2 CLI は、関数の実行または完了をサポートするのに必要なメモリーを割り振ることができません。 |
HY010 | 関数の順序エラーです。 | StatementHandle の SQLExecute() または SQLExecDirect() を呼び出す前に、この関数を呼び出しました。 |
HY013 | 予期しないメモリーのハンドル・エラーが起きました。 | DB2 CLI は、関数の実行または完了をサポートするのに必要なメモリーを使用することができませんでした。 |
許可
なし。
例
該当するサンプルの一覧については、 sqllib\samples\cli (または sqllib/samples/cli) サブディレクトリー内の README ファイルを参照してください。
参照