すべてのバージョン 1 およびバージョン 2 アプリケーションは、バイナリー互換性があるため、何ら変更を加えることなく DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 5 製品で実行できるはずです。場合によっては、アプリケーションを実行するのに、 DB2 CLI 初期設定ファイル (db2cli.ini) のカスタマイズを行うことが必要になることもあります。このファイルおよび各種キーワードの詳細は、db2cli.ini の構成を参照してください。
アプリケーションを再コンパイルした場合、いくらかのマイナー・チェンジ (小規模な変更) が必要になることがありますが、 DB2CLI_VER 定義を設定することによってこれらの変更を最小限にすることができます (詳細については、 DB2CLI_VER 定義の設定を参照してください)。また、環境属性 SQL_ATTR_ODBC_VERSION を使用して、必要な変更を最小限にすることもできます。詳しくは、SQLSetEnvAttr - 環境属性を設定するにある属性の説明を参照してください。
以下の関数は、64 ビット環境ではサポートされず、使用すべきではありません。
上記の関数は 64 ビット環境ではサポートされません。これらの関数には、ポインターにキャストできる 32 ビット整数パラメーター (64 ビット・システムでは不可能) を指定するからです。
SQLSetConnectAttr() および SQLSetStmtAttr() を 64 ビット環境で使用するには、アプリケーションを事前に変更しておく必要があります。