このセクションでは、ポストインストール構成情報、 トラブルシューティングに関する追加のヒント、 および Windows 32 ビット・オペレーティング・システムでの NetQuestion に関連して明らかになっている問題点の回避方法について説明します。 このセクションでは、NetQuestion をシステムから除去する方法についても説明します。
NetQuestion のインストール中にエラー・メッセージを受け取った場合は、 次のステップを実行して、問題を診断し修正してください。
1 - This indicates that the current PATH is too long and adding the search server into the PATH will cause the entire PATH to be erased. Note: The limit on Windows NT 4.0 is 512; on Windows 95 it is 255. It is recommended that you perform the following steps: a) Rename the PATH variable in the AUTOEXEC.BAT file (PATHGOOD), save changes and reboot. b) Remove the IMNNQ.ERR file from <temp>\imnnq\install. c) Run the product install again to install the search system properly. d) Merge the PATHGOOD variable with the PATH variable that was created by the latest installation. 2 - Miscellaneous error, please contact IBM service. 3 - Out of disk space error. Please ensure that there is at least 4.5MB of disk space for the search system plus enough space for AUTOEXEC.BAT to be changed for Windows 95.
NetQuestion をインストールし、それを使って作業するには、 以下の前提条件が必要です。
Windows 95 および Windows 98 の場合は、次のようにして TCP/IP を使用可能にします。
注: | 構成オプションは、ダイヤルアップ・アダプターだけについて変更したとしても、 すべての TCP/IP アダプターに適用されます。 再構成しなければ、LAN とダイヤルアップの両方を使用することはできません。 |
注: | DNS を使用可能にしたり、 ダイヤルアップ・アダプターの TCP/IP プロパティーで IP アドレスを設定したりしないでください。 そうすると、ISP 用の DUN 構成に悪影響を与えます。 |
Windows NT 4.0 の場合、 上記のどちらの TCP/IP 構成 (DUN かダイヤルアップ・アダプター) でも有効です。 ネットワークに接続されていないスタンドアロン・システムを稼働している場合、 他の 2 つのアダプターがなくても MS ループバック・アダプターを使用可能にすることもできます。
検索サーバーはポート 49213 (TCP/IP に割り当てられる共通ポートより上の番号) に割り当てられます。 このポートを他の製品が使用している場合、 次のステップを実行して、検索サーバー用のポートを変更してください。
ステップ 1. | NetQuestion ディレクトリーにある httpd.cnf ファイルを編集し、 ポート番号を使用可能な番号 (おそらく 49000 より上の番号) に変更します。 |
ステップ 2. | db2set db2path コマンドを入力して、 db2path の位置を判別します。 |
ステップ 3. | db2path/doc/html ディレクトリーに進み、 テキスト・エディターを使用して index.htm ファイルを編集します。 <form> タグの付いた行で、 localhost:49213 の値が、 1 で選択したポート番号を反映するように変更します。 |
ステップ 4. | 検索サーバーを停止してから、再始動します。 検索サーバーを停止するには、 「スタート」 --->「プログラム」 ->「IBM DB2」 ->「HTML 検索サーバーの停止 (Stop HTML Search Server)」の順にクリックします。 検索サーバーを開始するには、 「スタート」 ->「プログラム」 ->「DB2 (Windows 版) (DB2 for Windows)」 ->「HTML 検索サーバーの開始 (Start HTML Search Server)」の順にクリックします。
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DB2 を Windows 9x 上の LAN 接続ドライブにインストールしたが、 autoexec.bat が実行する前にそのドライブを再接続していない場合、 NetQuestion 環境変数は設定されません。 NetQuestion は NetQuestion ディレクトリーにあるバッチ・ファイル (SBCS の場合は imnenv.bat、 DBCS の場合は imqenv.bat) から環境変数を設定します。 この問題を回避するには、 imnenv.bat または imqenv.bat を、 NetQuestion ディレクトリーから、 autoexec.bat を実行する前に接続されていた別のドライブ / ディレクトリーにコピーします。 次に、始動時にこのバッチ・ファイルを呼び出すように autoexec.bat を変更します。 たとえば、imnenv.bat を C:\WINDOWS\IMNNQ にコピーする場合、 autoexec.bat に次の行を追加できます。
IF EXIST C:\WINDOWS\IMNNQ\IMNENV.BAT CALL IMNENV.BAT
NetQuestion は他の製品によって使用されることがあるため、 独自のディレクトリーに格納されます。 たとえば、DB2 ユニバーサル・データベースおよび NetQuestion を G:\ にインストールし、 IBM VisualAge for Java を H:\ にインストールすると、 最初にインストールされた 1 つの検索システムしかインストールされません。
このセクションの指示に従って、NetQuestion ディレクトリーの位置を指定してください。 このディレクトリーの位置を指定するには、 次のコマンドのどちらかを入力してください。
echo %IMNINSTSRV% //SBCS バージョンの場合 echo %IMQINSTSRV% //DBCS バージョンの場合
Netscape または Internet Explorer を使用する際に Proxy を手動で使用可能にしている場合、 Proxy 情報を変更すれば、検索速度を大幅に向上させることができます。
Netscape 4 では、次のステップを実行して、Proxy 情報を変更してください。
localhost:49213
その他の項目がある場合には、コンマで区切ってください。
Internet Explorer 4 では、次のステップを実行して、Proxy 情報を変更してください。
localhost:49213
Internet Explorer 5 では、次のステップを実行して、Proxy 情報を変更してください。
ローカル・エリア・ネットワーク (LAN) に接続している場合は、 「LAN の設定 (LAN Settings)」をクリックします。 ダイヤルアップ・ネットワークを使用している場合は、 「設定 (Settings)」を選択します。
localhost:49213
通常は、切断された開発プラットフォームとして LAN に接続されているラップトップを使用する場合、 DB2 製品資料を検索すると問題が生じる可能性があります。 検索を正常に実行するには、 TCP/IP 構成のネーム・サーバーの IP アドレスを使用禁止にする必要があります。 つまり、2 つの TCP/IP 構成が必要になります。 1 つは接続された操作用、もう 1 つは切断された操作用です。
Windows 9x だけが単一の TCP/IP 構成を許可します。 しかし、インターネット上で使用可能なシェアウェア・ユーティリティーがあります。 これらを使用すると、複数の設定を指定し、接続状況に応じて設定を変更することができます。 TCPSwitch はそのようなプログラムの 1 つです。
NetQuestion をアンインストールするには、 その前に必ず検索サーバーを停止させなければなりません。 検索サーバーの停止方法の詳細については、検索に関連した問題の解決を参照してください。
DB2 ユニバーサル・データベースをアンインストールすると、 通常 NetQuestion もアンインストールされます。 DB2 を正しくアンインストールして、システムをリブートしても NetQuestion がまだ存在する場合には、 NetQuestion のアンインストールに関する問題の診断に進み、問題を修正してください。
DB2 を正しくアンインストールして、システムをリブートしても NetQuestion がアンインストールされない場合、 DB2 (または他の IBM 製品) がまだ NetQuestion に登録されている可能性があります。 どの製品が NetQuestion に登録されているかを判別するには、 次のコマンドのどちらかを発行してください。
imndomap -a //SBCS の場合 imqdomap -a //DBCS の場合
このコマンドを発行しても索引がリストされない場合は、 Windows 32 ビットのオペレーティング・システム上にある NetQuestion を手動でアンインストールするに進んでください。
DB2 ユニバーサル・データベースに属していない 索引 (つまり、 DB2 以外の文字で始まる索引名) がリストされる場合は、 システム上の他の製品が NetQuestion を使用しています。 この場合、NetQuestion を削除することはできません。
リストに DB2 索引ファイル名 (DB2S71xx または DB2C71xx) が含まれている場合、 DB2 は索引の登録を解除できないため、NetQuestion のアンインストールが失敗する可能性があります。 これは、DB2 のアンインストール方法が間違っていると起こります。 その場合、次のステップを実行して、 一度に 1 つずつ手動で索引の登録を解除する必要があります。
imnss start server //SBCS の場合 imqss -start dbcshelp //DBCS の場合
imndomap -d index_name //SBCS の場合 imqdomap -d index_name //DBCS の場合
ここで、index_name は、 imndomap -a (または imqdomap -a) が戻す索引のいずれかの名前です。
imnixdel index_name //SBCS の場合 imqixdel index_name //DBCS の場合
ここで、index_name は、 imndomap -a (または imqdomap -a) が戻す索引のいずれかの名前です。
imnss stop server //SBCS の場合 imqss -stop dbcshelp //DBCS の場合
nqcounti netq_dir //SBCS の場合 tmcounti netq_dir //DBCS の場合
ここで、netq dir は、 NetQuestion がインストールされているパスの完全修飾名です。 NetQuestion がインストールされているディレクトリーがわからない場合は、 NetQuestion インストール・ディレクトリーの位置を決めるを参照してください。
nqcounti または tmcounti コマンドが、 1 つまたは複数の索引がまだアクティブであることを示すデータを戻す場合、 他の IBM 製品がまだ登録されているため、NetQuestion を削除することはできません。 IBM サービスに連絡して援助を求めてください。
nqcounti または tmcounti が、 アクティブになっている索引がないことを示すデータを戻す場合、 Windows 32 ビットのオペレーティング・システム上にある NetQuestion を手動でアンインストールするに進んでください。
nqcounti (または tmcounti) コマンドが、 アクティブになっている索引をリストしない場合、次のステップを実行して、 NetQuestion を手動で削除することができます。
NetQuestion をまだアンインストールできない場合は、 IBM サービスに連絡して援助を求めてください。
DB2 ユニバーサル・データベースをアンインストールしたら、 他の DB2 をインストールする前にリブートしなければなりません。 NetQuestion DLL の一部はオペレーティング・システムが保留にすることができるため、 次にリブートするまで削除されません。 リブートする前に NetQuestion をインストールすると、 新しくインストールされる NetQuestion DLL が次のリブート時に削除されてしまうため、 NetQuestion を使用できなくなります。