通信用 DB2 コネクト・ワークステーションの構成が終了したら、 以下のステップを実行してリモート・データベースでの接続をテストしてください。 接続をテストするには、リモート・データベースに接続する必要があります。
ステップ 1. | データベース・マネージャーを始動するには、 ホスト・データベース・サーバーで db2start コマンドを入力します (まだ始動していない場合)。 |
ステップ 2. | クライアントのコマンド・センターまたはコマンド行プロセッサーに次のようなコマンドを入力し、 リモート・データベースに接続します。 connect to database_alias user userid using password
|
userid および password の値は、 この 2 つが認証されるシステムで有効なものでなければなりません。 デフォルトでは、認証はホストまたは AS/400 データベース・サーバーで行われます。
接続が正常に完了したら、接続先のデータベースの名前を示したメッセージが表示されます。 これで、そのデータベースからデータを取り出すことができます。 たとえば、システム・カタログ表にリストされているすべての表名のリストを取り出したい場合、 次のような SQL コマンドを入力します。
db2 "select tabname from syscat.tables"
データベース接続の使用が終わったら、db2 connect reset コマンドを入力してデータベース接続を終了します。
![]() |
これで、DB2 を使用する準備が整いました。
より高度な内容のトピックについては、管理の手引き を参照してください。
|
接続が失敗した場合、次のような項目を検査します。
ホストで:
__ 1. | db2comm レジストリー値に、値 tcpip が含まれています。 |
__ 2. | services ファイルが正常に更新されました。 |
__ 3. | データベース・マネージャー構成ファイルで、 サービス名 (svcename) パラメーターが正しく更新されました。 |
__ 4. | データベースが正しく作成され、カタログ化されました。 |
__ 5. | データベース・マネージャーが停止されてから開始されました (サーバーで db2stop および db2start コマンドを入力)。 |
__ 6. | 指定されたポート番号は、他のどのプロセスからも使用されていません。
|
プロトコルの接続マネージャーに関連して問題が発生すると、警告メッセージが表示され、 エラー・メッセージが db2diag.log ファイルに記録されます。
db2diag.log ファイルの詳細については、 問題判別の手引き を参照してください。
DB2 コネクト・ワークステーションで:
これらの項目を確認した後でまだ接続が失敗する場合は、 問題判別の手引き を参照してください。