インストールおよび構成 補足

コード・サーバー・ハード・ディスクまたは CD-ROM からの DB2 のインストール

ハード・ディスクまたは CD-ROM から DB2 製品をローカルまたはリモート・ワークステーションにインストールするには、 以下のステップを実行します。

ステップ 1.

DB2 ファイルをインストール時に使用可能にする

ステップ 2.

分散インストール用の応答ファイルの作成

ステップ 3.

リモート・ワークステーションからの CMD ファイルの実行

始める前に

インストールする前に、このセクションに示されている各ステップを読んで、 必要な項目および情報がそろっていることを確認してから実行してください。

DB2 ファイルをインストール時に使用可能にする

DB2 インストール・ファイルを、 DB2 がインストールされるマシンからアクセス可能にするには、次のようにします。

リモート・インストールを行う場合、 ネットワーク・クライアントが DB2 インストール・ファイルにアクセスできるようにしなければなりません。

作成したディレクトリーに (CD-ROM から直接インストールする場合は、 CD-ROM ドライブに) 対して共用アクセス 権限を付与します。

分散インストール用の応答ファイルの作成

分散インストールでは、インストールの実行前に、 作成する応答ファイルにセットアップ・データと構成データを記入します。 DB2 のインストール・パッケージには、 デフォルトの入力が行われていてすぐに使用できるサンプルの応答ファイルが入っています。

簡略操作

提供されたサンプルの応答ファイルを変更を加えずに使用する場合、 このステップを飛ばして、リモート・ワークステーションからの CMD ファイルの実行へ進んでください。

次のように、サンプルの応答ファイルを編集します。

  1. インストールしたい製品用のサンプル応答ファイルを見つけます。 DB2 製品別の使用可能な応答ファイルについては、 使用可能なサンプル応答ファイルを参照してください。 ローカル・ディレクトリーにファイルをコピーします。
  2. 応答ファイルで項目を活動化するには、キーワード/環境変数の左にあるアスタリスク (*) を除去し、 値の右の現行の設定を消して新しい設定値を入力します。 設定できる値は、現行の設定の右側にリストされています。

    応答ファイルの例を以下に示します。


    .
    .
    .
    FILE = c:\sqllib COMP = DB2 Run-Time Client
    .
    .
    .
    *DB2ACCOUNT = BLANK or char(199) *DB2BQTIME = BLANK or 1 - MAX
    .
    .
    .

    インストールに固有なキーワードは、 分散インストール時に応答ファイルに指定するだけです。 インストール・キーワードの詳細については、重要な応答ファイル・キーワードを参照してください。

  3. ファイルを終了します。 変更を加えた場合は、新規ファイル名でファイルを保管し、 元のサンプル応答ファイルを保存します。

    CD-ROM から直接インストールしている場合、 名前を変更した応答ファイルをローカル・ドライブに格納しなければなりません。

リモート・ワークステーションからの CMD ファイルの実行

コマンド (CMD) ファイルには、 インストール・プログラムを開始するコマンドが入っています。 インストールを実行する前に、このファイルを編集しなければなりません。

  1. 正しい CMD ファイルを見つけてオープンします。

    CD-ROM から直接インストールする場合、 以下に示すディレクトリー名の x:\os2 を e:\clients\os2\ に置き換えます。

  2. ファイル内のコマンドを編集して、インストールに必要な情報を入力します。
  3. CMD ファイルを保管して終了します。

    CD-ROM から直接インストールしている場合、CMD ファイルの名前を変更して、 それをローカル・ドライブに保管し、次のステップでそのファイル名を使用します。

  4. コマンド行に CMD ファイル名を入力して、インストールを開始します。 これで、DB2 クライアントは、 ターゲット・ワークステーションにインストールできるようになりました。
  5. インストールが完了したら、エラー・ログおよび活動記録ログをチェックして、 エラーや問題がないかどうかを検査してください。


簡略操作

リモート・サーバーにアクセスするよう、 クライアントを構成するには、 "クライアント構成アシスタントを使用したクライアント / サーバー間通信の構成" に進んでください。


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