インストールおよび構成 補足

Oracle データ・ソースへの接続の確認

このセクションでは、 Oracle データ・ソースにアクセスできるように連合システムを正しく構成したことを確認する方法について説明します。 このセクションに進むには、 事前に 連合システムへの Oracle データ・ソースの追加のステップをすべて完了している必要があります。

ステップ 1.

SYSADM または SYSCTRL 権限を所持しているユーザー ID を使用してシステムにログオンします。

ステップ 2.

次のコマンドを発行して、DB2 連合サーバー上にサンプル・データベースを作成します。

DB2SAMPL

ステップ 3.

次のようにして、DB2 連合サーバー上のサンプル・データベースに接続します。

CONNECT TO SAMPLE

ステップ 4.

次のような SQL ステートメントを出します。

SELECT * FROM SYSCAT.SYSTABLES

これで、SYSCAT.TABLES システム・カタログ表のすべての内容を受け取るはずです。

ステップ 5.

Oracle システム・カタログ表 ALL_TABLES を連合環境に追加します。

  • CREATE USER MAPPING ステートメントを出すときは、 データ・ソースのユーザー ID が、少なくともサンプル表での SELECT 許可を受けていることを確かめます。
  • ALL_TABLES システム・カタログ表のニックネームを作成します。

ステップ 6.

Oracle システム・カタログ表のニックネームを使って、 Oracle データ・ソースの表用の SELECT ステートメントを出します。 以下に例を示します。

SELECT * FROM nickname

nickname は、 Oracle サンプル・データベースのシステム・カタログ表のニックネームです。

受け取る結果セットには、ALL_TABLES 内のすべての列と行が入っているはずです。

連合データベースと Oracle データ・ソースの両方のデータを正常に選択し終わったら、 2 つのデータ・ソースのデータを結合して、確認手順を完了することができます。


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