DB2 ユニバーサル・データベース資料を中央のサーバー上にセットアップするには、 以下のステップを実行する必要があります。
注: | DB2 サービス・リリースには、 更新されたバージョンの「DB2 インフォメーション (DB2 Information)」ページが含まれます。 そのため、何からの変更を行った場合は、必ずそのバックアップ・コピーを取っておいてください。 |
同じマシン上でファイルをコピーするには、 ディレクトリー構造を保持するコマンド (xcopy や cp -r など) を使用できます。 ブック・ファイルはブックのリストに戻るために相対リンクを使用し、 ブックのリストは各ブックへの相対リンクを使用するため、 元のディレクトリー構造を保持しておくことが重要になります。
ファイルを他のマシンにコピーするには、 アーカイブ用のツール (pkzip や tar) を使用することができます。 この場合にも、ディレクトリー構造を新しい位置に保持するオプションを使用してください。
いくつかのブックだけを転送したい場合は、ftp を使用して、 index.htm ファイルと、 一部のブック・サブディレクトリーに含まれるすべてのファイルを転送することもできます。 ファイルはバイナリーで転送してください。 そうすれば、*.gif ファイルと、 すべての国別文字 (アクセント付き文字など) が保持されます。
DB2 インフォメーション・センターは一連のマッピング・ファイルを使用して、 表示されるオンライン情報を見つけます。 デフォルトでは、 DB2 がインストールされているディレクトリーの doc\html サブディレクトリー・ツリーで、 オンライン HTML 情報を探します。 HTML ファイルを Web サーバーやネットワーク・ドライブなどに移動させる場合、 *.ndx ファイルが更新された場合に限り、 インフォメーション・センターはそれらの HTML ファイルを検索することができます。 DB2 の sqllib\help ディレクトリーで、 *.ndx 拡張子の付いたファイルを探します。 それぞれは「インフォメーション・センター」ノートブックにあるページを表します。
x: ドライブにあるオンライン情報を検索するようにインフォメーション・センターを更新するには、 それぞれの *.ndx ファイルを順番に編集します。 必ず Unicode を処理するエディターを使用してください。 file:///%DB2PATH%/doc/html ストリングが出てきたら、 HTML ファイルの新しい位置を反映するように、すべてのストリングを変更してください。 たとえば、Web サーバーの場合、ストリングを http://servername/path/to/db2/docs に変更します。 ネットワーク・ドライブの場合、 file:///x:/path/to/db2/docs に変更します。 その際に、ファイルが置かれているディレクトリー構造を保持しておくことが重要になります。 なぜなら、インフォメーション・センターはたとえば SQL 解説書 のファイルが、 db2s0 といった名前のディレクトリーにあると想定しているからです。