クライアント・アプリケーションからリモート・データベースにアクセスできるようにするには、 ホスト・システム・ノードと、そのサーバーに接続される任意の DB2 コネクト・ワークステーション・ノードで、 そのデータベースをカタログ化しなければなりません。 データベースを作成すると、そのデータベースは、 データベース名 (database_name) と同じデータベース別名 (database_alias) を使ってホスト上で自動的にカタログ化されます。 データベース・ディレクトリー内の情報に加え、 ノード・ディレクトリー内の情報が DB2 コネクト・ワークステーションで使用されて、 リモート・データベースへの接続が設定されます。
データベースを DB2 コネクト・ワークステーションでカタログ化するには、 次に示すステップを実行します。
ステップ 1. | システム管理 (SYSADM) 権限またはシステム・コントローラー (SYSCTRL) 権限のあるユーザーとしてシステムにログオンします。 | ||||||||||||||||
ステップ 2. | 次に示すワークシートの「使用値 (Your Value)」に記入します。
表 28. ワークシート: データベースをカタログ化するためのパラメーター値
| ||||||||||||||||
ステップ 3. | UNIX プラットフォームで DB2 コネクトを使用する場合、 インスタンス環境をセットアップしてから、DB2 コマンド行プロセッサーを起動します。 開始スクリプトを次のように実行します。
. INSTHOME/sqllib/db2profile (Bourne または Korn シェルの場合) source INSTHOME/sqllib/db2cshrc (C シェルの場合) ここで、INSTHOME は、インスタンスのホーム・ディレクトリーです。 | ||||||||||||||||
ステップ 4. | コマンド行プロセッサーに次のようなコマンドを入力して、 データベースをカタログ化します。
catalog database database_name as database_alias at node node_name authentication auth_value たとえば、ノード db2node 上で、ny という DCS データベースをカタログ化し、 ローカル・データベース別名 localny を付ける場合、以下のコマンドを入力します。
catalog database ny as localny at node db2node authentication dcs
|