このセクションでは、AIX、HP-UX、 および Solaris オペレーティング・システムで NetQuestion を処理する方法について説明します。 現在 NetQuestion は、他の UNIX ベースのオペレーティング・システムではサポートされていません。 このセクションでは、 NetQuestion を UNIX プラットフォームにインストールしたときに生じる可能性のある問題の解決策についても説明します。
db2setup ユーティリティーを使用して DB2 製品をインストールした場合で、 製品資料またはコントロールセンターの構成要素をインストールした場合は、 NetQuestion も自動的にインストールおよび構成されています。
DB2 を手操作でインストールした場合は、 特定のポストインストール構成タスクを実行して、 オンライン検索システムをセットアップする必要があります。 詳細については、DB2 ユニバーサル・データベース (UNIX 版) 概説およびインストール の中で、 各プラットフォームのサーバーをインストールすることについて扱っている章を参照してください。
環境によっては、NetQuestion を以前にインストールしたりアンインストールしたことがあると、 NetQuestion を再度インストールできない場合があります。 つまり、NetQuestion を正しくインストールするには、 特殊なユーザー ID とグループ ID が必要になります。 場合によっては (通常は NetQuestion を誤って削除してしまった場合)、 ユーザー ID とグループ ID の一方または両方が存在しないことがあります。 あるいは、 インストール時にグループ ID とユーザー ID を正しく作成するために必要なアクセス権を、 ユーザーが持っていないこともあります。 どちらの場合であっても、NetQuestion は正しくインストールされません。
NetQuestion をマシン上に初めてインストールする際の問題
NetQuestion の前のバージョンをまだインストールしておらず、 新規インストールで問題が発生した場合、 NetQuestion を完全に削除してから、再インストールしてください。 再インストールの前に imnadm ユーザー ID とグループ ID を削除することも忘れないでください。
別の NetQuestion 構成要素をすでにインストールしたか、 以前にインストールしたことがある場合に、NetQuestion のインストールで生じる問題
NetQuestion の別のバージョンをすでにインストールしてある (または、 過去にインストールしたことがある) ときに、NetQuestion のインストールで問題が発生した場合、 すでにインストールしてある NetQuestion は削除しないでください。 その代わりに、imnadm というグループ ID があるかどうか調べてください。 それがあれば、次のどちらかを行うことができます。
AFS/DCE または NIS/NIS+ 環境で NetQuestion をインストールする際に生じる問題
ユーザー ID とグループ ID が集中管理されている環境、 つまり、認可された管理ユーザーがサーバー上で ID を作成し、 ID 情報をクライアント・マシンに配布するという環境では、 ユーザーが NetQuestion をインストールする前に、 imnadm ユーザー ID とグループ ID を作成する必要があります。 これらのユーザー ID とグループ ID は NetQuestion を使用するすべての製品の間で共有されるため、 NetQuestion を使用する最初の製品をインストールする前に、このステップを一度だけ実行する必要があります。 NetQuestion を使用する最後の製品をアンインストールしたら、 ユーザー ID とグループ ID は削除してください。