概説およびインストール (UNIX 版)

インストールの検査

DB2 コントロールセンターをインストールしなかったものの、サンプル・データベース・ソースはインストールしてある場合 (db2setup ユーティリティーを使用してサンプル・データベース構成要素を選択した場合、あるいは DB2 を手動でインストールして適当なサンプル・データベース・ファイル・セットを選択した場合のいずれか)、 DB2 UDB SAMPLE データベースを作成し、それにコマンド行プロセッサーを使用して接続することにより、インストールを検査できます。以下のようにします。

  1. システム管理 (SYSADM) 権限をもったユーザーとしてシステムにログオンします。
  2. db2sampl コマンドを入力して、 DB2 UDB SAMPLE データベースを作成します。

    DB2 UDB SAMPLE データベースが作成されると、自動的にデータベース別名 SAMPLE としてカタログ化されます。

  3. db2start コマンドを入力して、データベース・マネージャーを開始します。
  4. DB2 コマンド・ウィンドウで次のコマンドを入力して SAMPLE データベースに接続し、部門 20 で働いているすべての従業員のリストを検索してから、データベース接続をリセットします。
       db2 connect to sample
       db2 "select * from staff where dept = 20"
       db2 connect reset
    

    DB2 コマンドの入力についての情報は、 コマンド・センターを使用したコマンドの入力またはコマンド行プロセッサーを使用したコマンドの入力を参照してください。

インストールを検査し終わったら、 SAMPLE データベースを除去してディスク容量を空けることができます。 SAMPLE データベースを除去するには、 db2 drop database sample コマンドを入力します。また、サンプル・データベース・ソース構成要素をアンインストールして、ディスク容量を空けることもできます。


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