DB2 (Linux 版) のインストールには、 db2setup ユーティリティーを使用することをお勧めします。このユーティリティーによって、 DB2 のインストールに必要なすべてのタスクを実行できます。 db2setup ユーティリティーを使用しない場合、 手動による DB2 (Linux 版) のインストールを参照してください。
db2setup ユーティリティーを実行すると、ディスプレイ上の問題が生じることがあります。任意の時点で現在の画面を最新表示するには、「Ctrl+L」を押してください。 (グラフィカル・インターフェース外のターミナル・ウィンドウである) 仮想コンソール・セッションを通して DB2 をインストールすると、ディスプレイの問題のほとんどを回避できます。このセッションは、ほとんどの Linux 配布版のインストールに含まれます。仮想コンソール・セッションに移動するには、 Ctrl+Alt+F1 を押してください。グラフィック・インターフェースに戻るには、 Ctrl+Alt+F7 を押してください。 Linux 配布版によっては、これとは異なる場合もあります。詳しくは、Linux の資料を参照してください。
db2setup ユーティリティーを使って本製品をインストールするには、以下のようにします。
それぞれの DB2 製品をインストールするよう選択した場合、その製品の「カスタマイズ (Customize)」オプションを選択すると、インストールする任意選択の構成要素を表示および変更できます。
インストールが完了すると、DB2 ソフトウェアは、 /usr/IBMdb2/V7.1 ディレクトリーにインストールされます。
インストールを検査するには、 SAMPLE データベースを作成してこれに接続します。詳細については、インストールの検査を参照してください。
任意の時点で db2setup ユーティリティーを使用して、既存のインスタンスのセットアップ、新しいインスタンスの作成、管理サーバーの作成、または追加の DB2 (または DB2 コネクト) 製品や構成要素のインストールをいつでも行なうことができます。 root 権限を持つユーザーとしてログインし、 DB2 製品の CD-ROM から ./db2setup コマンドを実行してください。
DB2 の以前のバージョンから移行する場合、 DB2 インストール後の移行作業を参照してください。
DB2 の以前のバージョンから移行するのではなく、 DB2 クライアントのインストールを開始する場合、 DB2 クライアントのインストールに進んでください。
DB2 ファイルへのリンクを作成するには、 DB2 ファイル用のリンクの作成を参照してください。