概説およびインストール (UNIX 版)

db2setup ユーティリティーを使用した DB2 (Solaris 版) のインストール

Solaris カーネル構成パラメーターを更新したら、 DB2 のインストールを開始できます。 DB2 (Solaris 版) をインストールする際には、 db2setup ユーティリティーを使用するようにお勧めします。このユーティリティーでは、 DB2 をインストールする際に必要なすべてのタスクを実行できます。 db2setup ユーティリティーを使用しない場合、 手動での DB2 (Solaris 版) のインストールを参照してください。

db2setup ユーティリティーを使用して DB2 (Solaris 版) をインストールする場合、以下を行います。

  1. root 権限を持つユーザーとしてログインします。
  2. DB2 製品の CD-ROM を挿入し、マウントします。 CD-ROM のマウント方法については、 UNIX オペレーティング・システム上での CD-ROM のマウントを参照してください。
  3. cd /cdrom コマンドを入力して、 CD-ROM がマウントされているディレクトリーに移動します。ここで、 cdrom は製品の CD-ROM のマウント・ポイントです。
  4. ./db2setup コマンドを入力します。「DB2 セットアップ・ユーティリティー (DB2 Setup Utility)」ウィンドウがオープンします。
  5. 「インストール (Install)」を選択し、 Enter を押します。「DB2 V7 のインストール (Install DB2 V7)」ウィンドウがオープンします。
  6. ライセンスを持っている製品でインストールするものを選択します。使用可能なオプションおよびフィールドの間を移動するには、 Tab を押します。オプションの選択および選択解除を行うには、 Enter を押します。選択したオプションにはアスタリスクで印が付けられます。

    DB2 製品をインストールするように選択する場合、その製品の「カスタマイズ (Customize)」オプションを選択すると、インストールされる構成要素が表示され、変更が行えるようになります。

    インストール・プロセスを続行する場合は「OK」を、直前のウィンドウに戻る場合は「キャンセル (Cancel)」を選択します。いずれかの DB2 製品のインストールの際に詳細情報や援助が必要な場合は、 「ヘルプ (Help)」を選択してください。

インストールが完了すると、 DB2 ソフトウェアが /opt/IBMdb2/V7.1/ ディレクトリーにインストールされます。

DB2 ツールをインストールしなかった場合は、 SAMPLE データベースを作成し、それに接続することにより、インストールを検査できます。詳細については、インストールの検査を参照してください。

db2setup ユーティリティーは、別のインスタンスの作成、管理サーバーの作成、または追加の DB2 製品や構成要素のインストールに、いつでも使用できます。 root 権限を持つユーザーとしてログインし、 DB2 製品の CD-ROM から ./db2setup コマンドを実行してください。

次のステップ

DB2 の以前のバージョンから移行する場合、 DB2 インストール後の移行作業を参照してください。

DB2 の以前のバージョンから移行するのではなく、 DB2 クライアントのインストールを開始する場合、 DB2 クライアントのインストールに進んでください。

DB2 ファイル用のリンクをセットアップする場合、 DB2 ファイル用のリンクの作成に進んでください。


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