この節では、使用しているワークステーションに DB2 クライアントをインストールする方法について説明します。分散インストールを使用して DB2 クライアントを配置する方法についての詳細は、 インストールおよび構成 補足 を参照してください。
DB2 ランタイム・クライアントによってワークステーションは、さまざまなプラットフォームから DB2 データベースにアクセスすることができます。
DB2 ランタイム・クライアントおよび DB2 アプリケーション開発クライアントは、次のプラットフォームで使用可能です。 AIX、HP-UX、Linux、 OS/2、 NUMA-Q、Silicon Graphics IRIX、 Solaris 稼働環境、Windows 9x、 Windows NT、および Windows 2000。
DB2 アドミニストレーション・クライアントによってワークステーションは、さまざまなプラットフォームから DB2 データベースにアクセスおよび管理することができます。これらのワークステーションは、DB2 アドミニストレーション・クライアントと呼ばれます。 DB2 アドミニストレーション・クライアントには、 DB2 ランタイム・クライアントのすべての機能があり、さらにすべての DB2 管理 ツール、ドキュメント、およびシン・クライアントのサポートが含まれます。
DB2 アドミニストレーション・クライアントは、次のプラットフォームで使用可能です。 AIX、HP-UX、Linux、OS/2、Solaris、Windows 9x、Windows NT、および Windows 2000。
DB2 アプリケーション開発クライアント は、旧バージョンの DB2 では、 DB2 ソフトウェア開発者キット (DB2 SDK) クライアントという製品でした。 DB2 アプリケーション開発クライアントには、分散リレーショナル・データベース体系 (DRDA) を実装した DB2 サーバーおよびアプリケーション・サーバーへアクセスするアプリケーションを開発するのに必要な、ツールと環境が備えられています。 DB2 アプリケーション開発クライアントをインストールすることにより、DB2 アプリケーションを作成し実行することができます。 DB2 アドミニストレーション・クライアントや DB2 ランタイム・クライアントでも、 DB2 アプリケーションを実行することが可能です。
該当するDB2 アプリケーション開発クライアントは、サーバー製品の CD-ROM 上にあります。一連の DB2 アプリケーション開発クライアント CD-ROM に、すべてのプラットフォーム用の DB2 アプリケーション開発クライアントが含まれています。
DB2 クライアント上でデータベースを作成することはできません。 DB2 サーバー上にあるデータベースへ接続できるだけです。
注: | DB2 クライアントは、同じリリース・レベルの DB2 サーバーだけでなく、クライアントのリリース・レベルよりも 2 リリース後まで、または 1 リリース前までの DB2 サーバーに接続できます。たとえば、DB2 バージョン 5.2 クライアントは、DB2 バージョン 5.0、 5.2、6.1、および 7.1 サーバーへ接続できますが、DB2 バージョン 7.1 クライアントは、 DB2 バージョン 6.1 および 7.1 サーバーに接続できます。 |
任意の数のワークステーションに DB2 クライアントをインストールすることができます。ライセンスについての詳細は、 ライセンス情報 の冊子を参照してください。
インストールしたい DB2 クライアントのインストール指示があるセクションに進んでください。
バージョン 7 より前のすべてのクライアントを含む、すべてのサポートされる DB2 クライアントのインストール・パッケージをダウンロードするには、 http://www.ibm.com/software/data/db2/db2tech/clientpak.html の IBM DB2 クライアント・アプリケーション・イネーブラー Web サイトに接続してください。