インストール作業を始める前に、以下の項目や情報がそろっていることを確認してください。
__ 1. | システムで DB2 エンタープライズ拡張エディションまたは DB2 エンタープライズ・エディションのバージョン 7 を実行していて、作業中のインスタンスが存在していること。このいずれかの DB2 サーバーのインストール、移行、構成の詳細については、該当する概説およびインストール を参照してください。 |
__ 2. | /etc/services ファイル内で使用可能なポートがあること。このポートは DB2 クエリー・パトローラーの通信用に予約されることになります。 db2setup ユーティリティーの場合、デフォルトでは、サービス名 DQP1 と、 55000 以降の最初の使用可能ポート番号が通信用に予約されます。これとは別のサービス名とポート番号を予約する場合は、インストール時にこれらの値を変更できます。 |
__ 3. | DB2 サーバーで実行していたインスタンスが停止していること。インスタンスを停止するには、システム管理 (SYSADM) 権限を持ったユーザーとしてシステムにログオンし、 db2stop コマンドを入力します。 SYSADM 権限と、この権限を与えられたユーザーの詳細については、 管理の手引き を参照してください。 |
__ 4. | DB2 クエリー・パトローラー・サーバーによって管理する照会の対象となるデータベースが存在していること。 db2setup ユーティリティーの場合、データベースがなければ、インストール時にデータベースを作成するためのオプションを選択できます。 |
__ 5. | ワークステーションに vmstat ユーティリティーがインストールされていること。 |
__ 6. | 一部の言語ロケールの場合、 AIX 4.3.1 を実行しているサーバーに DB2 クエリー・パトローラーをインストールするときに、 PTF のインストールが必要になります。 PTF を必要とするロケールの詳細については、 付録 A, 言語要件を参照してください。 |
__ 7. | iwm というユーザー名のユーザーが存在すること。このユーザーは、DB2 クエリー・パトローラーのインスタンスに関連付けられることになります。このユーザーには、照会を取り込むことになるデータベースを含んだインスタンスに対する、 SYSADM 権限が与えられます。
db2setup ユーティリティーの場合、このユーザーがなければ、インストール時にこのユーザーを作成するためのオプションを選択できます。このユーザーが存在していない場合は、 db2setup ユーティリティーによってそのユーザーを作成することをお勧めします。このユーザーがすでに存在していれば、表示されるフィールドにこのユーザーに関する正しい値をすべて自分で入力しなければなりません。
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