DB2 クエリー・パトローラー インストールの手引き

DB2 クエリー・パトローラー・サーバーを UNIX にインストールする



高速経路

ここでは、DB2 クエリー・パトローラー・サーバーを UNIX ベースのサーバーにインストールする方法を説明します。 DB2 クエリー・パトローラー・サーバーを Windows NT または Windows 2000 ベースのサーバーにインストールする場合は、DB2 クエリー・パトローラー・サーバーを Windows NT または Windows 2000 にインストールするを参照してください。

ここでは、db2setup ユーティリティーを使って、 DB2 クエリー・パトローラー・サーバーを AIX、HP-UX、NUMA-Q/(DYNIX/ptx)、 Solaris 稼働環境にインストールする方法を説明します。 db2setup ユーティリティーは、 CbashBourneKorn の各シェルで使用できます。オペレーティング・システム・ネイティブのインストール・ツールを使用する場合は、 Installation Notes を参照してください。

DB2 エンタープライズ拡張エディションを実行しているサーバーに DB2 クエリー・パトローラーをインストールする場合は、まず DB2 クエリー・パトローラー・サーバーを 1 つのデータベース区画サーバーにインストールしてから、必要に応じて、そのインスタンスに組み込まれているその他のデータベース区画サーバーに DB2 クエリー・パトローラー・エージェントをインストールするようにします。こうして、すべての区分間でデータベースの作業負荷のバランスを保つことができます。

DB2 クエリー・パトローラーを DB2 エンタープライズ・エディションの環境にインストールする場合は、 DB2 クエリー・パトローラー・サーバーのインストールだけを実行します。 DB2 クエリー・パトローラー・サーバーと一緒に DB2 クエリー・パトローラー・エージェントがインストールされます。

UNIX ベースのサーバーに DB2 製品をインストールする場合は、 db2setup ユーティリティーを使用することをお勧めします。このユーティリティーは、シンプルなテキスト・ベースのインターフェースによって、インストールから構成までをサポートしており、オンライン・ヘルプも付いています。インストール時に必要なすべてのパラメーターについてはデフォルト値が生成されますが、もちろん独自の値を入力することもできます。

db2setup ユーティリティーには以下のような機能があります。

オペレーティング・システム・ネイティブのインストールツールを使って DB2 をインストールする場合は、時間がかかる上記の作業のかなりの部分を手動で実行する必要があります。

DB2 クエリー・パトローラーの以前のインストール・システムから移行する場合は、 DB2 クエリー・パトローラーをインストールする前にいくつかの注意事項について検討しなければなりません。まずすべての DB2 製品をインストールしてから、それぞれの DB2 製品について移行作業を行うことをお勧めします。

どんな順番で作業を進めるにせよ、 DB2 製品のインストールと移行が終了した時点で、さらに実行しなければならない追加の作業があります。詳細については、移行のためのインストール後作業を参照してください。

たとえば、新しいバージョンの DB2 サーバーと DB2 クエリー・パトローラーをインストールしたなら、 概説およびインストール で説明されている移行後の作業を実行し、最後に DB2 クエリー・パトローラーのインストール後の作業を実行することになるでしょう。 DB2 サーバーの移行は、必ず DB2 クエリー・パトローラーのインストールの前に実行しなければなりません。


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]