DB2 クエリー・パトローラー バージョン 7 をお買い上げいただきまして、まことにありがとうございます。この製品の購入は、ユーザー照会に関連したリソース・コストを一層厳密に把握するための第一歩となるはずです。このバージョンの DB2 クエリー・パトローラーは、 HP-UX、NUMA-Q/(DYNIX/ptx)、 Windows 2000 を新たにサポートするようになりました。もちろん、 AIX、Solaris 稼働環境、Windows NT も引き続きサポートしています。
DB2 クエリー・パトローラーによって、意思決定支援システム (DSS) における照会とリソースの管理を実施できます。
DB2 クエリー・パトローラーのツール群は、きわめてスケーラブルなデータウェアハウスやデータ・マートをはじめ、データ・マイニングに特化した様々なデータベース構造をサポートしています。しかも、これらのツールは Java で作成されているため、プラットフォームを選びません。
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DB2 クエリー・パトローラーは、 DB2 クライアントからの照会をトラップし、分析してから、処理の優先順位付けとスケジュール設定を動的に行います。さらに、DB2 エンタープライズ拡張エディションを使用している場合は、 DB2 クエリー・パトローラー・エージェントを使用している各種データベース区画サーバー間で、作業負荷を分散させることができます。 DB2 クエリー・パトローラーに用意されているツール群を使用すれば、システムの使用効率やデータベースの使用状況に関する詳細なレポートを生成することも可能です。
このマニュアルでは、 AIX、HP-UX、NUMA-Q/(DYNIX/ptx)、Solaris 稼働環境、Windows NT、Windows 2000 のいずれかを実行しているサーバーを対象に、 DB2 クエリー・パトローラー・サーバーの計画、インストール、移行、設定の方法について説明します。
DB2 クエリー・パトローラー・サーバーは、クエリー・パトローラー・クライアントをインストールした DB2 クライアントからの照会を取り込みます。 Windows NT と Windows 2000 の場合、 DB2 クエリー・パトローラー・クライアントは、 DB2 アドミニストレーション・クライアントのコンポーネントとしてインストールできます。
UNIX の場合、DB2 クエリー・パトローラー・クライアントは、 DB2 クエリー・パトローラーの CD-ROM から製品としてインストールできます。このクライアントは、すでに DB2 クライアントをインストールしてあるワークステーションにインストールする必要があります。
DB2 クライアントをインストールする方法の詳細については、
インストールおよび構成 補足 を参照してください。
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