リリース情報
ディスク・コピーおよび XBSA に加えて、Tivoli Storage Manager (TSM) を
使用して、データ・リンク・サーバーに常駐するファイルのバックアップを取ることもできます。
Tivoli Storage Manager をアーカイブ・サーバーとして使用するには:
- Tivoli Storage Manager をデータ・リンク・サーバー上にインストールする。詳細については、
Tivoli Storage Manager 製品のドキュメンテーションを参照してください。
- データ・リンク・サーバー・クライアント・アプリケーションを Tivoli Storage
Manager サーバーと一緒に登録する。詳細については、
Tivoli Storage Manager 製品のドキュメンテーションを参照してください。
- 以下の環境変数を、データ・リンク・マネージャー管理者の db2profile または db2cshrc
スクリプト・ファイルに追加する。
(Bash、Bourne、または Korn シェルの場合)
export DSMI_DIR=/usr/tivoli/tsm/client/api/bin
export DSMI_CONFIG=$HOME/tsm/dsm.opt
export DSMI_LOG=$HOME/dldump
export PATH=$PATH:$DSMI_DIR
(C シェルの場合)
setenv DSMI_DIR /usr/tivoli/tsm/client/api/bin
setenv DSMI_CONFIG ${HOME}/tsm/dsm.opt
setenv DSMI_LOG ${HOME}/dldump
setenv PATH=${PATH}:$DSMI_DIR
- dsm.sys TSM システム・オプション・ファイルが
$DSMI_DIR ディレクトリーにあることを確認する。
- dsm.opt TSM ユーザー・オプション・ファイルが
INSTHOME/tsm ディレクトリーにあることを確認する。
ここで、INSTHOME はデータ・リンク・マネージャー管理者のホーム・ディレクトリーです。
- /usr/tivoli/tsm/client/api/bin/dsm.sys Tivoli Storage Manager システム・オプション・ファイルで
PASSWORDACCESS オプションを generate に設定する。
- 最初にデータ・リンク・ファイル・マネージャーが開始する前に、
TSM パスワードを generate オプションと一緒に登録する。
これにより、データ・リンク・ファイル・マネージャーが
TSM サーバーへの接続を開始するときに、パスワードを提供する必要がなくなります。
詳細については、TSM 製品のドキュメンテーションを参照してください。
- DLFM_BACKUP_TARGET レジストリー変数を TSM に設定する。
DLFM_BACKUP_DIR_NAME レジストリー変数はこの場合無視されます。
これにより、Tivoli Storage Manager バックアップ・オプションが活動状態になります。
注:
- 実行時に TSM とディスク間で DLFM_BACKUP_TARGET レジストリー変数の設定を変更する場合、
保存されるファイルは、新しく指定された保存場所に移動しないことに注意してください。
たとえば、DLFM_BACKUP_TARGET レジストリー値を TSM に設定して
データ・リンク・マネージャーを開始し、レジストリー値をディスク位置に変更した場合、
新しく保存されるファイルはすべて、ディスクの新規の場所に保管されます。以前 TSM に保存されたファイルは、新規のディスク位置には移動しません。
- デフォルトの TSM 管理クラスをオーバーライドするための、新規のレジストリー変数
DLFM_TSM_MGMTCLASS があります。このレジストリー変数が設定されないと、
デフォルト管理クラスが使用されます。
- dlfm stop コマンドを入力して、データ・リンク・ファイル・マネージャーを停止する。
- dlfm start コマンドを入力して、データ・リンク・ファイル・マネージャーを開始する。
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