セクション「"表スペースの変更"」の下に、以下の新しいセクションを追加します。
現行でコンテナーを所有していない区分 (もしくはノード) の SMS 表スペースに コンテナーを追加することができます。
表スペースの内容は、すべてのコンテナーを通して再調整されます。 表スペースへの接続は、再調整の間、制限を受けません。 複数のコンテナーを追加する場合は、すべてを同じに追加する必要があります。
コマンド行を使用して、SMS 表スペースにコンテナーを追加するには、以下のように入力します:
ALTER TABLESPACE <name> ADD ('<path>') ON NODE (<partition_number>)
番号で指定された区分、および区分の範囲内のすべての区分 (もしくはノード) は、 表スペースが定義されているノード・グループに存在していなくてはなりません。 partition_number は、ステートメントのただ 1 つの on-nodes-clause で、 明示的にのみ、または範囲で表される場合もあります。
以下の例では、UNIX ベースのオペレーティング・システム上で、表スペース "plans"が使用している ノード・グループの 3 番区分にどのように新規のコンテナーを追加するかを 示しています:
ALTER TABLESPACE plans ADD ('/dev/rhdisk0') ON NODE (3)
「"表属性の変更"」セクションの後に、以下のセクションを追加します。
ALTER TABLE ステートメントで、既存の識別列の属性を変更します。 このステートメントの詳細 (構文など) については、SQL 解説書 を参照してください。
シーケンスの特性を持つように識別列を変更するためには、いくつかの方法があります。
ALTER TABLE および識別列には、以下のような固有のタスクがあります。
ALTER SEQUENCE ステートメントで、既存のシーケンスの属性を変更します。 このステートメントの詳細 (構文など) については、SQL 解説書 を参照してください。
変更可能なシーケンスの属性:
シーケンス作成の一部ではないタスクが 2 つあります。 そのステートメントは以下の通りです。
シーケンスを再始動、または CYCLE に変更した後、重複するシーケンス番号が 生成される可能性があります。 今後のシーケンス番号だけが ALTER SEQUENCE ステートメントによって影響を受けます。
シーケンスのデータ・タイプは変更できません。 その代わり、現行シーケンスをドロップして、新しいデータ・タイプを指定した 新しいシーケンスを作成する必要があります。
シーケンスが変更されると、DB2 で使用されていないキャッシュ済みの値はすべて失われます。
シーケンスを削除するには、DROP ステートメントを使用します。 このステートメントの詳細 (構文など) については、SQL 解説書 を参照してください。
以下を実行すると、特定のシーケンスをドロップすることができます。
DROP SEQUENCE sequence_name
sequence_name はドロップするシーケンス名で、ここには、 既存のシーケンスを正しく識別するための暗黙的または明示的なスキーマ名が入ります。
IDENTITY 列のためにシステム作成されたシーケンスは、DROP SEQUENCE ステートメントを使用して ドロップすることはできません。
シーケンスをドロップすると、そのシーケンスの特権もすべてドロップされます。
コンテナーがアクセス可能になった表スペースに関連付けられていた場合、 ALTER TABLESPACE ステートメントの SWITCH ONLINE 文節は、オフライン状態から オンライン状態まで表スペースを移動させることができます。 その表スペースは、データベースがまだ起動し、作動している間に、オンライン状態に 移行させます。
この文節を使用する代わりに、データベースからすべてのアプリケーションを切断し、 再びアプリケーションをデータベースに接続しなおすこともできます。 これは表スペースをオフライン状態からオンライン状態に移行させます。
コマンド行を使用して表スペースをオンライン状態に切り換えるには、以下のように入力します。
ALTER TABLESPACE <name> SWITCH ONLINE
DMS 表スペースは並行して作成およびサイズ変更されるようになり、パフォーマンスが向上しました。 並列性の度合いは、プリフェッチャーの数に 1 を足した数と等しくなります。