DB2 バージョン 7 の各国語版には、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、 ブラジル・ポルトガル語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)、中国語 (繁体字)、 デンマーク語、フィンランド語、ノルウェー語、スウェーデン語、チェコ語、オランダ語、 ハンガリー語、ポーランド語、トルコ語、ロシア語、ブルガリア語、スロベニア語があります。
UNIX ベースのプラットフォームでは、DB2 製品メッセージとライブラリーは 異なる言語のインストールが可能です。DB2 インストール・ユーティリティーは、 メッセージ・カタログ・ファイル・セットを、次の表で示すプラットフォームの 最もよく使用されるローカル・ディレクトリーに用意しています。 表 4 は AIX、HP-UX、および Solaris の情報を提供します。 表 5 は Linux、Linux/390、SGI、および Dynix の情報を提供します。
オペレーティング・システム | AIX | HP-UX | Solaris | |||
言語 | ロケール | コード・ページ | ロケール | コード・ページ | ロケール | コード・ページ |
フランス語 | fr_FR
Fr_FR |
850
| fr_FR.iso88591
fr_FR.roman8 |
1051
| fr |
|
ドイツ語 | de_DE
De_DE |
850
| de_DE.iso88591
de_DE.roman8 |
1051
| de |
|
イタリア語 | it_IT
It_IT |
850
| it_IT.iso88591
it_IT.roman8 |
1051
| it |
|
スペイン語 | es_ES
Es_ES |
850
| es_ES.iso88591
es_ES.roman8 |
1051
|
|
|
Brazilian Portu- guese | pt_BR |
|
|
| pt_BR |
|
日本語 | ja_JP
Ja_JP | 954
932 | ja_JP.eucJP | 954 | ja | 954 |
韓国語 | ko_KR | 970 | ko_KR.eucKR | 970 | ko | 970 |
中国語 (簡体字) | zh_CN
Zh_ CN.GBK | 1383
1386 | zh_CN.hp15CN | 1383 | zh | 1383 |
中国語 (繁体字) | zh_TW
Zh_TW | 964
950 | zh_TW.eucTW
zh_TW.big5 | 964
950 | zh_TW
zh_TW.BIG5 | 964
950 |
デンマーク語 | da_DK
Da_DK |
850
| da_DK.iso88591
da_DK.roman8 |
1051
| da |
|
フィンランド語 | fi_FI
Fi_FI |
850
| fi_FI.iso88591
fi_FI.roman8 |
1051
| fi |
|
ノルウェー語 | no_NO
No_NO |
850
| no_NO.iso88591
no_NO.roman8 |
1051
| no |
|
スウェーデン語 | sv_SE
Sv_SE |
850
| sv_SE.iso88591
sv_SE.roman8 |
1051
| sv |
|
チェコ語 | cs_CZ | 912 |
|
|
|
|
ハンガリー語 | hu_HU | 912 |
|
|
|
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ポーランド語 | pl_PL | 912 |
|
|
|
|
オランダ語 | nl_NL
Nl_NL |
850
|
|
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|
トルコ語 | tr_TR | 920 |
|
|
|
|
ロシア語 | ru_RU | 915 |
|
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ブルガリア語 | bg_BG | 915 | bg_BG.iso88595 | 915 |
|
|
スロベニア語 | sl_SI | 912 | sl_SI.iso88592 | 912 | sl_SI | 912 |
表 5. Linux、Linux/390、SGI、Dynix
オペレーティング・システム | Linux | Linux/390 | SGI | Dynix | ||||
言語 | ロケール | コード・ページ | ロケール | コード・ページ | ロケール | コード・ページ | ロケール | コード・ページ |
フランス語 | fr |
| fr |
|
|
| fr |
|
ドイツ語 | de |
| de |
|
|
| de |
|
イタリア語 |
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|
|
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スペイン語 |
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ブラジル・ポルトガル語 |
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日本語 | ja_JP.ujis | 954 | ja_JP.ujis | 954 |
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| ja_JP.EUC | 954 |
韓国語 | ko | 970 | ko | 970 | ko_KO.euc | 970 |
|
|
中国語 (簡体字) | zh zh_CN.GBK | 1386 | zh zh_CN.GBK | 1386 |
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中国語 (繁体字) | zh_TW.Big5 | 950 | zh_TW.Big5 | 950 |
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デンマーク語 |
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フィンランド語 |
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ノルウェー語 |
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スウェーデン語 |
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チェコ語 |
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ハンガリー語 |
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ポーランド語 |
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オランダ語 |
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| nl |
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トルコ語 |
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ロシア語 |
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ブルガリア語 |
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スロベニア語 |
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ご使用のシステムで、上記と同じコード・ページで異なったロケール名を使用している場合でも、 適切なメッセージ・ディレクトリーにリンクをはれば、翻訳されたメッセージを 見ることができます。
たとえば、お使いの AIX マシンで、デフォルト・ロケールが ja_JP.IBM-eucJP で ja_JP.IBM-eucJP のコード・ページが 954 の場合、以下のコマンドを 実行すると /usr/lpp/db2_07_01/msg/ja_JP.IBM-eucJP から /usr/lpp/db2_07_01/msg/ja_JP へリンクをはる ことができます。
ln -s /usr/lpp/db2_07_01/msg/ja_JP /usr/lpp/db2_07_01/msg/ja_JP.IBM-eucJP
このコマンドを実行後、DB2 の全メッセージは日本語で表示されるようになります。
コントロール・センター、コントロール・センター・ヘルプ、および資料のファイル・セットは ターゲット・ワークステーション上の以下のディレクトリーに置かれています。
コントロール・センターのファイル・セットは、ユニコード・コード・ページの中にあります。 資料とコントロール・センター・ヘルプのファイル・セットはブラウザーが認識するコード・セットの中にあります。 お使いのシステムが 提供されているものとは異なるロケール名を使用している場合は、適切な言語ディレクトリーに リンクをはることで、翻訳されたバージョンのコントロール・センターを実行し、 翻訳されたバージョンのヘルプをみることができます。
たとえば、お使いの AIX マシンのデフォルト・ロケールが ja_JP.IBM-eucJP の場合、以下のコマンドを実行すると /usr/lpp/db2_07_01/cc/ja_JP.IBM-eucJP から /usr/lpp/db2_07_01/cc/ja_JP へ、また /usr/lpp/db2_07_01/doc/ja_JP.IBM-eucJP から /usr/lpp/db2_07_01/doc/ja_JP へのリンクを作成することができます。
これらのコマンドの実行後、コントロール・センターおよびヘルプ・テキストは 日本語で表示されるようになります。
DB2 管理サーバーのインスタンスのロケールが、DB2 インスタンスのロケールに対して 互換性があるか確認してください。 そうでなければ、DB2 インスタンスは DB2 管理サーバーと通信することができません。
DB2 管理サーバーのユーザー・プロファイルで、LANG 環境変数が設定されていないと DB2 管理サーバーはデフォルトのシステム・ロケールで始動します。 デフォルトのシステム・ロケールが定義されていないと、DB2 管理サーバーはコード・ページ 819 で 始動します。 DB2 インスタンスが DBCS ロケールの 1 つを使用し、DB2 管理サーバーがコード・ページ 819 で始動された場合、 そのインスタンスは DB2 管理サーバーと通信することができません。 DB2 管理サーバーのロケールと DB2 インスタンスのロケールは 互換性がある必要があります。 たとえば、中国語 (簡体字) システムで 「LANG=zh_CN」 は、DB2 管理サーバーの ユーザー・プロファイルで設定されている必要があります。
DB2 UDB は、Baltic Rim コード・ページ MS-1257 を Windows 32 ビット・オペレーティング・システムで サポートします。このコード・ページは、ラトビア語、リトアニア語、エストニア語に使用されます。
「"コード・ページ値の取得"」セクションの最初の段落 (下の文) を変更してください。
ただし、DB2 が適切なコード・ページをオペレーティング・システムから判別するため、 DB2CODEPAGE レジストリー変数を設定する必要はありません。
修正後: 通常、DB2 がオペレーティング・システムからコード・ページ情報を 自動的に取得するため、DB2CODEPAGE レジストリー変数を設定する必要はありません。
「"国別コードおよびコード・ページのサポート"」セクションで、次の情報を表に追加します。
コード・ 国別 ページ グループ コード・セット Tr. コード ロケール OS 国名 ---- ----- -------- -- --- ----- ---- --------------- 943 D-1 IBM-943 JP 81 ja_JP.PCK Sun Japan
「"文字セット"」セクションの「"ID の文字セット"」サブセクションで、 最初の段落の最後の 2 つの文を以下の文に置き換えます。
特殊文字 #、@、および $ は NLS ホスト (EBCDIC) 不変文字セットに 組み込まれていないため、これらを NLS 環境で使用する場合は注意してください。 使用されているコード・ページに応じて、拡張文字セットの文字も使用できます。 複数コード・ページ環境でデータベースを使用している場合、使用する拡張文字セットの どのエレメントもすべてのコード・ページによってサポートされていることを確認する必要があります。