リリース情報


22.16 Microsoft OLE DB および Data Transaction Services サポート

データウェアハウスセンターを使用すると、DB2 データベース視点として OLE DB プロバイダーから データにアクセスできます。 データウェアハウスセンターで用意されている OLE DB Assist ウィザードを使用して、 DB2 OLE DB 表関数、およびデータへのアクセスを可能にする DB2 視点を作成できます。

Microsoft Data Transformation Service (DTS) を使用すると、OLE DB ソースおよびターゲットの間で データのインポート、エクスポート、およびトランスフォームが可能になり、データウェアハウスおよび データマートを作成することができます。 DTS は Microsoft SQL Server とともにインストールされます。 DTS タスクはすべて、Microsoft OLE DB Provider for DTS Packages を使用して実行および アクセス可能な DTS パッケージに保管されています。 OLE DB ソースとして DTS からパッケージにアクセスできるため、OLE DB データ・ソースの 場合と同様、DTS パッケージの OLE DB Assist ウィザードで視点を作成することもできます。 実行時に視点にアクセスすると、DTS パッケージが実行され、 DTS パッケージ内のタスクのターゲット表が作成済みの視点になります。

データウェアハウスセンターで視点を作成すると、それを別の視点のように使用できます。 たとえば、SQL ステップで DB2 表と OLE DB ソースを結合することができます。 SQL ステップで作成済み視点を使用すると、DTS プロバイダーが呼び出され、 DTS パッケージが実行されます。

ソフトウェア要件:

22.16.1 OLE DB 表関数の視点の作成

OLE DB 表関数の視点を作成するには:

  1. 「データウェアハウスセンター」ウィンドウから ウェアハウス・ソース・ツリーを展開します。
  2. 視点を含むことになるウェアハウス・ソースを展開します。
  3. 視点」フォルダーを右クリックして、 「OLE DB 表関数用に作成」をクリックします。

    OLE DB Assist ウィザードがオープンします。 このウィザードは、ウェアハウス・ソース・データベースに新しい視点を作成するタスクについて指示します。

22.16.2 DTS パッケージの視点の作成

DTS パッケージの視点を作成するには:

  1. 「データウェアハウスセンター」ウィンドウから ウェアハウス・ソース・ツリーを展開します。
  2. 視点を含むことになるウェアハウス・ソースを展開します。
  3. 視点」フォルダーを右クリックし、 「DTS パッケージの Microsoft OLE DB プロバイダー」をクリックします。

    OLE DB Assist ウィザードがオープンします。 このウィザードは、ウェアハウス・ソース・データベースに新しい視点を作成するタスクについて指示します。

DTS の詳細については、Microsoft Platform SDK 2000 の資料を参照してください。 この資料では、ウィザードで DTS プロバイダーに接続するために必要な プロバイダー・ストリングの作成方法について詳しく説明されています。


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]