新しいカタログ視点が追加されました。
視点 SYSCAT.SEQUENCES が、フィックスパック 3 以降で作成されたデータベースについては自動的に生成されます。 フィックスパック 3 以前に作成されたデータベースについては、データベースに視点を追加するために、 db2updv7 コマンドを実行してください。 詳しくは、リリース情報のコマンド解説の更新を参照してください。
このカタログ視点は、SQL データ定義ステートメント、環境ルーチン、 および特定のユーティリティーに対する応答として、通常の運用中に更新されます。 カタログ視点内のデータは、通常の SQL 照会機能を通じて使用することができます。 列は、記述するオブジェクトのタイプに基づいて、一貫性のある名前を持ちます。
表 30. SYSCAT.SEQUENCES カタログ視点の列
列名 | データ・タイプ | NULL 可能 | 記述 |
---|---|---|---|
SEQSCHEMA | VARCHAR(128) |
| シーケンスのスキーマ |
SEQNAME | VARCHAR(128) |
| シーケンス名 (識別列について DB2 が生成)。 |
DEFINER | VARCHAR(128) |
| シーケンスの定義者。 |
OWNER | VARCHAR(128) |
| シーケンスの所有者。 |
SEQID | INTEGER |
| シーケンスの内部 ID。 |
SEQTYPE | CHAR(1) |
| シーケンス・タイプ
|
INCREMENT | DECIMAL(31,0) |
| 増分値 |
START | DECIMAL(31,0) |
| 開始値 |
MAXVALUE | DECIMAL(31,0) | Yes | 最大値 |
MINVALUE | DECIMAL(31,0) |
| 最小値 |
CYCLE | CHAR(1) |
| 境界に達したときにサイクリングを行うかどうか。
|
CACHE | INTEGER |
| アクセスを高速化するために、メモリーに事前割り当てするシーケンス値の数。 0 は値が事前割り当てされないことを示します。 |
ORDER | CHAR(1) |
| シーケンス番号を要求の順序で生成するかどうか。
|
DATATYPEID | INTEGER |
| 組み込みタイプの場合は、組み込みタイプの内部 ID。特殊タイプの場合は、特殊タイプの内部 ID。 |
SOURCETYPEID | INTEGER |
| 組み込みタイプの場合、この値は 0 になります。 特殊タイプの場合は、特殊タイプのソース・タイプである組み込みタイプの内部 ID です。 |
CREATE_TIME | TIMESTAMP |
| シーケンスが作成された時刻。 |
ALTER_TIME | TIMESTAMP |
| 最後の ALTER SEQUENCE ステートメントがこのシーケンスについて実行された時刻。 |
PRECISION | SMALLINT |
| 10 進数または数値タイプで、シーケンスに定義された精度。 SMALLINT では 5、INTEGER では 10、BIGINT では 19 になります。 |
ORIGIN | CHAR(1) |
| シーケンス原点
|
REMARKS | VARCHAR(254) | Yes | ユーザーが指定するコメント、またはヌル |