DB2 バージョン 7 ウェアハウス・エージェント (DB2 バージョン 7 インストール・プロセスによって 構成) は DB2 バージョン 6 および DB2 バージョン 7 データへのアクセスをサポートします。 DB2 バージョン 5 データにアクセスする必要がある場合、 以下の 2 つのうちいずれかのアプローチを行なってください。
DB2 バージョン 7 ウェアハウス・エージェントは DB2 バージョン 2、 あるいは他の前バージョンからのデータへのアクセスはサポートしません。
DB2 バージョン 5 サーバーの移行に関する詳細は、各オペレーティング・システム版の「DB2 ユニバーサル・データベース 概説およびインストール 」を参照してください。
以下の情報は、それぞれのオペレーティング・システムで、エージェント構成を変更する 方法を説明しています。DB2 サーバーを DB2 バージョン 6、またはそれ以降のバージョンに 移行する場合、構成に行なった変更を除去します。
UNIX ウェアハウス・エージェントを、CLI または ODBC アクセスを持つ DB2 バージョン 5 からのデータにアクセスできるようセットアップするには:
http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support
Microsoft NT、Windows 2000 または OS/2 ウェアハウス・エージェントを DB2 バージョン 5 からのデータにアクセスできるようセットアップするには:
DB2 コネクト エンタープライズ・エディションは、DB2 ユニバーサル・データベース・エンタープライズ・エディション および DB2 ユニバーサル・データベース・エンタープライズ - 拡張エディションの一部として組み込まれています。 これらの DB2 製品のいずれかのバージョン 6 がインストールされていれば、 別に DB2 コネクトをインストールする必要はありません。
データベースのカタログに関する詳細は、「DB2 ユニバーサル・データベース インストールおよび構成補足 」を参照してください。
以下の DB2 コマンドは v5database、仮想の DB2 バージョン 5 データベースの例を示します。 DB2 コマンド行プロセッサーを使用して、以下のコマンドを実行します。 db2cli.lst および db2ajgrt は \sqllib\bnd ディレクトリーにあります。
db2 connect to v5database user userid using password db2 bind db2ajgrt.bnd db2 bind @db2cli.lst blocking all grant public
ここで、userid は v5 データベースのユーザー ID で、password はそのユーザー ID のパスワードです。
db2cli.list が DB2 バージョン 5 データベースにバインドされた時、エラーが起こります。このエラーは、ラージ・オブジェクト (LOB) がこの構成ではサポートされていないために起こります。このエラーは、DB2 バージョン 5 データベースへのウェアハウス・エージェントのアクセスには影響しません。
DB2 ユニバーサル・ データベース バージョン 5 のフィックスパック 14 (2000 年 6 月、使用可能) は、 DB2 コネクトを介して DB2 バージョン 5 データにアクセスする場合には必要です。 そのフィックスパックの APAR 番号 JR14507 を参照してください。