リリース情報


34.3 第 4 章 Java アプレットの構築と アプリケーション

34.3.1 環境設定

SQLJ プログラムの作成をサポートしているプラットフォームで、IBM JDK 1.1.8 をお使いの場合、 JDK 作成日が 1999/11/24 (または、それ以降) のものが必要です。そうしないと、コンパイル中に JNI パニック・エラーが出る場合があります。

SQLJ プログラムの作成をサポートしているプラットフォームで、IBM JDK 1.2.2 をお使いの場合、 JDK 作成日が 2000/4/17 (または、それ以降) のものが必要です。そうしないと、コンパイル中に 無効な Java タイプ・エラーが出る場合があります。

AIXHP-UXLinux、 および Solaris のサブセクションについては、 JDBC 2.0 の情報を以下の情報に置き換えます。

Java アプリケーション で JDBC 2.0 ドライバーを使用する

JDBC 1.22 ドライバーは、いまだ、すべてのオペレーティング・システムのデフォルト・ドライバーです。 JDBC 2.0 の新機能を利用するには、JDK 1.2 サポートをインストールする必要があります。 JDBC 2.0 の新機能を利用するアプリケーションを実行する前に、 sqllib/java12 ディレクトリーから usejdbc2 コマンドを実行し、 お使いの環境を設定する必要があります。ご使用のアプリケーションで常に JDBC 2.0 ドライバーを 使用したい場合は、お使いの .profile などのプロファイルや .bashrc、.cshrc、 または .kshrc などのシェル初期化スクリプトに以下の行を追加するよう、ご検討ください:

      . sqllib/java12/usejdbc2

usejdbc2 を db2profile の後で実行するのと同様に、db2profile を実行するために、このコマンドが そのコマンドの後に位置していることを確認してください。

JDBC 1.22 ドライバーへスイッチバックするには、sqllib/java12 ディレクトリーから以下のコマンドを実行します:

   . usejdbc1

Java ストアード・プロシージャーおよび UDFs とともに JDBC 2.0 ドライバーを使用します

Java ストアード・プロシージャーおよび UDFs とともに JDBC 2.0 ドライバーを使用するには インスタンスのユーザー ID を分離するため環境設定を行う必要があります。 デフォルトの 分離したユーザー ID は、db2fenc1 です。分離したユーザー ID の環境設定を行うには、 以下のステップを実行します:

  1. .profile などの分離したユーザー ID プロファイルや、または、.bashrc、.cshrc、または .kshrc などのような分離したユーザー ID シェル初期化スクリプトに、以下の行を追加 する:
          . sqllib/java12/usejdbc2
    
  2. CLP から以下のコマンドを実行する:
          db2set DB2_USE_JDK12=1
    

Java UDF およびストアード・プロシージャー・サポートの JDBC 1.22 ドライバーにスイッチバック するには、以下のステップを実行します:

  1. .profile などの分離したユーザー ID プロファイルや、 .bashrc、.cshrc、または .kshrc などのような分離した ユーザー ID シェル初期化スクリプトから、以下の行を除去する:
          . sqllib/java12/usejdbc2
    
  2. CLP から以下のコマンドを実行する:
          db2set DB2_USE_JDK12=
    

ご使用のアプリケーションで常に JDBC 2.0 ドライバーを使用したい場合は、 お使いの .profile などのプロファイルや .bashrc、.cshrc、または .kshrc などの シェル初期化スクリプトに以下の行を追加することができます。

      . sqllib/java12/usejdbc2

usejdbc2 を db2profile の後で実行するのと同様に、db2profile を実行するために、このコマンドが そのコマンドの後に位置していることを確認してください。

HP-UX

Java ストアード・プロシージャーおよびユーザー定義関数は、 DB2 for HP-UX with JDK 1.1 ではサポートされていません。

Silicon Graphics IRIX

-o32 オブジェクト・タイプで、SQLJ アプリケーションを構築する際、 JDK 1.2.2 の Java JIT コンパイラーを使用して、SQLJ 変換プログラムがセグメント化障害で失敗した場合、 このコマンドで JIT コンパイラーを停止させてください:

   export JAVA_COMPILER=NONE

Silicon Graphics IRIX で、JAVA SQLJ プログラムを作成するには、JDK 1.2.2 が必要です。

Windows 32-bit オペレーティング・システム

Java ストアード・プロシージャーおよび UDFs とともに JDBC 2.0 ドライバーを使用します

Java ストアード・プロシージャーおよび UDFs とともに JDBC 2.0 ドライバーを使用するには 以下のステップを実行して環境を設定する必要があります:

  1. sqllib\java12 ディレクトリーで以下のコマンドを実行する:
          usejdbc2
    
  2. CLP から以下のコマンドを実行する:
          db2set DB2_USE_JDK12=1
    

Java UDF およびストアード・プロシージャー・サポートの JDBC 1.22 ドライバーにスイッチバック するには、以下のステップを実行します:

  1. sqllib\java12 ディレクトリーで以下のコマンドを実行する:
          usejdbc2
    
  2. CLP から以下のコマンドを実行する:
          db2set DB2_USE_JDK12=
    

34.3.1.1 OS/2 上での JDK レベル

99 年 9 月以前にリリースされた JDK のバージョン 1.1.8 が稼働している OS/2 上ではいくつかのメッセージが表示されません。 お持ちの JDK 1.1.8 が最新版かどうか確認します。

34.3.1.2 HP-UX 上の Java2

Java2 ストアード・プロシージャーを実行するには、共用ライブラリー・パスを 以下のように変更する必要があります。

export SHLIB_PATH=$JAVADIR/jre/lib/PA_RISC:$JAVADIR/
jre/lib/PA_RISC/classic:$HOME/sqllib/lib:/usr/lib:$SHLIB_PATH 

$JAVADIR は Java2 SDK のロケーションです。


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