リリース情報


26.1 情報カタログ・マネージャー初期設定ユーティリティー

26.1.1

情報カタログ・マネージャー (ICM) の初期化ユーティリティーでは、 以下のコマンドを使用して、CREATE TABLE ステートメントの終わりに SQL ステートメントを付加できるようになりました。

CREATEIC \DBTYPE dbtype \DGNAME dgname \USERID userid \PASSWORD password 
\KA1 userid \TABOPT "directory:\tabopt.file" 

DB2 がインストールされているディレクトリーからは、 CREATEIC ユーティリティーで TABOPT キーワードを指定できます。 TABOPT キーワードの次の値は、全パスを含むファイル名 tabopt.file です。 ディレクトリー名にブランクが含まれている場合は、その名前を引用符で囲んでください。 tabopt.file ファイルの内容には、 CREATE TABLE ステートメントに付加する情報が含まれていなければなりません。 この tabopt.file ファイルへの書き込むを行うには、 下記の SQL ステートメントを使用してください。 ICM ユーティリティーはこのファイルを読み込み、 次にそれを CREATE TABLE ステートメントに付加します。

表 20. SQL ステートメント
IN MYTABLESPACE MYTABLESPACE のデータを持つを表を作成します
DATA CAPTURE CHANGES 表を作成して、SQL の変更を拡張形式でログに記録します
IN ACCOUNTING INDEX IN ACCOUNT_IDX ACCOUNTING 内のデータおよび ACCOUNT_IDX 内の索引を持つ表を作成します

コンテンツ・ファイルの最大サイズは 1 バイト文字にして 1000 文字です。

この新しい機能は Windows および UNIX システムでのみ使用可能です。

26.1.2 ライセンス交付の問題

以下のメッセージを受け取った場合:

FLG0083E: IBM 情報カタログ・マネージャーに対して有効なライセンスを持っていません。
初期設定ユーティリティー。ソフトウェア販売店あるいは IBM に連絡してください。
営業担当員。

DB2 ウェアハウス・マネージャーあるいは IBM DB2 OLAP Server を 購入して、情報カタログ・マネージャー構成要素をインストールする必要があります。 それは情報カタログ・マネージャー初期設定ユーティリティーを含んでいます。

26.1.3 インストールの問題

DB2 ウェアハウス・マネージャーあるいは IBM DB2 OLAP Server をインストールする場合、 また同じワークステーションに別の情報カタログ・マネージャー管理者構成要素 (DB2 ユニバーサル・データベース CD-ROM を使用) をインストールする場合は、情報カタログ初期設定 ユーティリティーを上書きする必要があります。 この場合、 \sqllib\bin ディレクトリーから、ファイル createic.bak および flgnmwcr.bak を検出し、createic.exe および flgnmwcr.exe をおのおのリネームします。

DB2 ユニバーサル・データベースから追加情報カタログ・マネージャー構成要素をインストール する場合、その構成要素はデータウェアハウス・マネージャーをインストールしたワークステーションとは別のワークステーション である必要があります。詳しくは、「DB2 ウェアハウス・マネージャー・インストールの手引き」の 第 3 章、情報カタログ・マネージャー・コンポーネントのインストールを参照してください。


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