リリース情報
ブックでは、データ・リンク・マネージャーを停止し、ファイル・システムの
オフライン・バックアップを行うよう記載されています。
データ・リンク・マネージャーを停止する要件を除去する以下の方法は、
より高可用性を要求されるユーザー向けです。
- CLI ソース・ファイル quiesce.c および
シェル・スクリプト online.sh にアクセスする。
これらのファイルは /samples/dlfm ディレクトリーにあります。
- quiesce.c のコンパイル:
xlC -o quiesce -L$HOME/sqllib/lib -I$HOME/sqllib/include -c quiesce.c
- ルートから、DLFS ファイル・システムを持つノードでスクリプトを実行する。
シェル・スクリプト online.sh には、データ・リンク・マネージャーで登録されている
各データベースのデータ・リンク・ノード上のカタログ項目があることを前提としています。
また、/etc/filesystems には DLFS ファイル・システムの完全な項目があることを
前提としています。シェル・スクリプトは以下を行います。
- データベース・マネージャーで登録されているデータベース内のすべての表を静止する。
これによって新規の活動が停止します。
- ファイル・システムを読み取り専用ファイル・システムとしてアンマウントおよび再マウントする。
- ファイル・システムのバックアップを取る。
- ファイル・システムを読み取り / 書き込み用ファイル・システムとしてアンマウントおよび再マウントする。
- DB2 表をリセットする。つまり、静止状態でないようにします。
スクリプトは、以下のように環境に適した変更を行う必要があります。
- バックアップ・コマンドを選択し、スクリプトの do_backup 関数に組み込む。
- スクリプト内で、以下の環境変数を設定する。
- DLFM_INST: これを DLFM インスタンス名に設定する。
- PATH_OF_EXEC: これを "quiesce" 実行可能プログラムが常駐するパスに設定する。
以下のようにしてスクリプトを呼び出します。
online.sh <filesystem_name>
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