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3.3 特別レジスターで定義した視点による移行の実行

USER もしくは CURRENT SCHEMA などの特別レジスターが列の視点を定義する場合、 視点はデータベースの移行後使用できなくなります。 例:

   create view v1 (c1) as values user

バージョン 5 では、USER および CURRENT SCHEMA は CHAR(8) のデータ・タイプでしたが、 バージョン 6 以降からは、VARCHAR(128) で定義されています。 この例では、その視点がバージョン 5 で作成されている場合、c1 列のデータ・タイプは CHAR で データベース移行後にもこの CHAR タイプは残ります。 移行後も視点が使用される場合は、実行時にコンパイルしても データ・タイプがマッチしないため失敗します。

これを解決するには視点を削除し、それから再作成します。 視点をドロップする前に、SYSCAT.VIEWS カタログ視点を照会して、視点を作成するために 使用される構文を取り込んでください。例:

select text from syscat.views where viewname='<>'


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