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10.4 db2gncol (新規コマンド)

db2gncol - 生成した列の値を更新します

チェック・ペンディング・モード、およびログ・スペースに制限のある表で、生成した表を 更新します。 このツールは、式により生成された列を持つ表で、 SET INTEGRITY ステートメントを作成するために使用します。

権限

以下のいずれか

コマンド構文

>>-db2gncol----d--database----s--schema_name----t--table_name--->
 
>-----c--commit_count----+---------------------------+---------->
                         '--u--userid---p--password--'
 
>-----+-----+--------------------------------------------------><
      '--h--'
 

コマンド・パラメーター

-d database
表を配置しているデータベースの別名を指定します。

-s schema_name
表名のスキーマを指定します。 スキーマは大文字小文字を区別します。

-t table_name
計算した式で生成された新しい列の値のある表を 指定します。 表名は大文字小文字を区別します。

-c commit_count
コミットの間に更新された行数を指定します。 このパラメーターは 列の値を生成するのに必須なログ・スペースのサイズに 影響します。

-u userid
システム管理者、またはデータベース管理者権限を持つ ユーザー ID を指定します。 このオプションが省略できるのは、現ユーザーを前提としています。

-p password
ユーザー ID を指定したパスワードを指定します。

-h
ヘルプ情報を表示します。 このオプションを指定すると、他のすべての オプションは無視され、ヘルプ情報のみが表示されます。

使用上の注意

表が大きく、以下の条件があてはまる場合、SET INTEGRITY ステートメントで、 FORCE GENERATED オプションの代わりにこのツールを使用する必要がある場合も あります:

このツールは式を基にして作成されたすべての列値を 再生成します。 表の更新中に、ログ・スペースが不足しないよう、 断続的コミットを行います。 db2gncol が 一度実行されると、SET INTEGRITY ステートメントを使用するチェック・ペンディング・モードを 抜けます。


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