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12.11 第 10 章 キャプチャー・プログラムおよびアプライ・プログラム (OS/390 版)

第 10 章で、以下の段落を更新します。

12.11.1 DB2 DataPropagator (OS/390 版) の前提条件

DB2 DataPropagator (OS/390 版) バージョン 7 (V7) を実行するには、 DB2 (OS/390 版) バージョン 5、DB2 (OS/390 版) バージョン 6、または DB2 (OS/390 版) バージョン 7 が必要です。

12.11.2 OS/390 での UNICODE および ASCII エンコード・スキーム

DB2 DataPropagator (OS/390 版) V7 は、UNICODE および ASCII エンコード・スキームを サポートしています。 この新しいエンコード・スキームを活用するには、DB2 (OS/390 版) V7 が必要で、 下のセクションで説明されているように DB2 DataPropagator ソース表、ターゲット表、 および制御表を手操作で作成または変換しなければなりません。 ただし、エンコード・スキームを変更しなくても、 既存のレプリケーション環境は DB2 DataPropagator (OS/390 版) V7 では動作しません。

12.11.2.1 エンコード・スキームの選択

ソース、CD、およびターゲット表が同じエンコード・スキームを使用している場合、 レプリケーション環境でデータを変換する必要性を最小にすることができます。 表のエンコード・スキームを選択するとき、表スペースの文字データは ASCII、UNICODE、 または EBCDIC でエンコードできるという、単一 CCSID 規則にしたがってください。 表スペース内のテーブルはすべて、同じエンコード・スキームを使用しなければなりません。 SQL ステートメントの表すべてのエンコード・スキームは同じでなければなりません。 また、視点および結合に使用される表もすべて、同じエンコード・スキームを使用する必要があります。

単一 CCSID 規則にしたがっていないと、DB2 はバインド時または実行時に違反を検出し、SQLCODE -873 を返します。 どの表が ASCII になり、どの表が UNICODE になるかは、 使用しているクライアント/サーバー構成によって異なります。 特に、表のエンコード・スキームを選択するときには以下の規則にしたがってください。

12.11.2.2 エンコード・スキームの設定

表に適切なエンコード・スキームを指定するには、表の生成に使用されている SQL を変更します。


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