リリース情報


10.23 PING (新規コマンド)

PING

DB2 コネクトが接続を確立するために使用されるクライアントとデータベース・サーバーの間の基礎接続のネットワーク応答時間 をテストします。

権限

なし

必須な接続

データベース

コマンド構文

                           .-time-.
                      .-1--+------+---------------------.
>>-PING---db_alias----+-+-----------------------------+-+------><
                        '-number_of_times--+-------+--'
                                           +-times-+
                                           '-time--'
 

コマンド・パラメーター

db_alias
ping が設定されている DRDA サーバーのデータベース用別名を 指定します。
注:
このパラメーターは必須ですが 現在使用されていません。将来の利用のために予約してあります。 有効なデータベース別名を指定します。

number of times
このテストの反復数を指定します。値は、 1 から 32767 までにしてください。デフォルトは 1 です。1 個のタイミングが、反復ごとに 戻ります。

ホスト・データベース・サーバー hostdb への 1 回の接続に対するネットワーク応答時間を テストするには、次のように行います。

      db2 ping hostdb 1
または:
   db2 ping hostdb

コマンドは、次の例と類似した出力を表示します。

   Elapsed time: 7221 microseconds

ホスト・データベース・サーバー hostdb への 5 回の接続に対するネットワーク応答時間を テストするには、次のように行います。

      db2 ping hostdb 5
または:
   db2 ping hostdb 5 times

コマンドは、次の例と類似した出力を表示します。

      Elapsed time: 8412 microseconds
   Elapsed time: 11876 microseconds
   Elapsed time: 7789 microseconds
   Elapsed time: 10124 microseconds
   Elapsed time: 10988 microseconds

使用上の注意

データベース接続は、このコマンドを呼び出す前に存在している必要があります。存在して いない場合、エラーが起きます。

戻される経過時間は、DB2 コネクトを経由するクライアントと DRDA サーバー・データベースの間の接続に対するものです。


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]