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42.26 バックアップ・サービス API (XBSA)

バックアップ・サービス API (XBSA) は、英国の Open Group によって、 バックアップまたはアーカイブの目的で、データ記憶管理を必要とする アプリケーションまたは機能間のオープン・アプリケーション・プログラミング・インターフェース として定義されています。 これは、"Open Group Technical Standard System Management: Backup Services API (XBSA)"、文書番号 C425 (ISBN: 1-85912-056-3) に記述があります。

このサポートでは 2 つの新しい DB2 レジストリー変数が作成され、 これらの変数は現在、AIX、HP、Solaris、および Windows NT でサポートされています。

DB2_VENDOR_INI
すべてのベンダー特定の環境設定を含むファイルを示します。 データベース・マネージャーが開始した時に、値が取り込まれます。

DB2_XBSA_LIBRARY
ベンダーの提供する XBSA ライブラリーを示します。 AIX で、共有オブジェクトが shr.o という名前でない場合は、 設定にそのオブジェクトを組み込む必要があります。 HP、Solaris、Windows NT では、共有オブジェクト名は必要ありません。 たとえば、Legato's NetWorker Business Suite Module for DB2 を使用するには、 レジストリー変数を次のように設定してください。
      db2set DB2_XBSA_LIBRARY="/usr/lib/libxdb2.a(bsashr10.o)"

XBSA インターフェースは、BACKUP DATABASE または RESTORE DATABASE コマンドから呼び出すことができます。 たとえば:

   db2 backup db sample use XBSA
   db2 restore db sample use XBSA


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