リリース情報
チェック・ペンディング・モード、およびログ・スペースに制限のある表で、生成した表を
更新します。 このツールは、式により生成された列を持つ表で、
SET INTEGRITY ステートメントを作成するために使用します。
権限
以下のいずれか
コマンド構文
>>-db2gncol----d--database----s--schema_name----t--table_name--->
>-----c--commit_count----+---------------------------+---------->
'--u--userid---p--password--'
>-----+-----+--------------------------------------------------><
'--h--'
コマンド・パラメーター
- -d database
- 表を配置しているデータベースの別名を指定します。
- -s schema_name
- 表名のスキーマを指定します。
スキーマは大文字小文字を区別します。
- -t table_name
- 計算した式で生成された新しい列の値のある表を
指定します。
表名は大文字小文字を区別します。
- -c commit_count
- コミットの間に更新された行数を指定します。 このパラメーターは
列の値を生成するのに必須なログ・スペースのサイズに
影響します。
- -u userid
- システム管理者、またはデータベース管理者権限を持つ
ユーザー ID を指定します。 このオプションが省略できるのは、現ユーザーを前提としています。
- -p password
- ユーザー ID を指定したパスワードを指定します。
- -h
- ヘルプ情報を表示します。 このオプションを指定すると、他のすべての
オプションは無視され、ヘルプ情報のみが表示されます。
使用上の注意
表が大きく、以下の条件があてはまる場合、SET INTEGRITY ステートメントで、
FORCE GENERATED オプションの代わりにこのツールを使用する必要がある場合も
あります:
- 列を生成した生成式の変更後、すべての列の値を再生成する
必要がある場合がある。
- 多くの列の値を変更するため、生成された列で使用した外部 UDF が
変更された。
- 生成された列が表に追加された。
- 大規模なロード、またはロード追加が行われたため、生成された列に
値を入れることができなかった。
- 並列トランザクションを長い間実行したため、または表のサイズのため、
ログ・スペースが小さすぎる。
このツールは式を基にして作成されたすべての列値を
再生成します。 表の更新中に、ログ・スペースが不足しないよう、
断続的コミットを行います。 db2gncol が
一度実行されると、SET INTEGRITY ステートメントを使用するチェック・ペンディング・モードを
抜けます。
[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]