Windows NT データ・リンク・ファイル・システムは、Norton ユーティリティーと 互換性がありませんん。ファイルが DLFS により制御されているドライブから削除されると、 次のカーネル例外が発生します: エラー 0x1E (カーネル・モード例外は扱えません)。 例外は 0xC00000005 (アクセス違反) になります。このアクセス違反は、Norton ユーティリティー・ ドライバーが DLFS フィルター・ドライバーのロード後にロードされるために起きます。
一時的な回避策としては、Norton ユーティリティー・ドライバーがロードされた後に DLFSD ドライバーを ロードする方法があります。この回避策は、DLFSD ドライバー設定を手操作で変更することで 行うことができます。「スタート」をクリックし、 「設定--> コントロール パネル--> 装置--> DLFSD」を 選択して、これを手操作で設定します。
始動フォルダーに追加可能なバッチ・ファイルを作成して、システム始動時に DLFSD ドライバー および DLFM サービスをロードすることができます。バッチ・ファイルの内容は次のようになります。
net start dlfsd net start "dlfm service"
このバッチ・ファイルを start_dlfs.bat という名前にし、これを C:\WINNT\Profiles\Administrator\Start Menu\Programs\Startup ディレクトリーにコピーします。
管理者のみが DLFS フィルター・ドライバーおよび DLFS サービスをロードする権限を持っています。
SET CONSTRAINTS ステートメントは SET INTEGRITY ステートメントに置き換えられました。 互換性については、どちらのステートメントも DB2 UDB V7 では受け入れられます。