「"保存およびリトリーブ条件"」セクションで、 以下の段落はもはや事実ではないため、一覧から除くべきものです:
リモート・クライアントが DB2 サーバーとの接続を失うと、ユーザー出口が 割り込まれる場合があります。つまり、ユーザー出口に伴うログの保存ハンドリングを する一方で、他の SNA 接続クライアントのいずれかとの接続が切れたり、 サーバーに送られる信号 (SIGUSR1) が原因で電源が切れる場合があります。 サーバーは障害が原因のユーザー出口に対して信号を送ります。 ユーザー出口プログラムは、割り込みの検査のために変更し、その後 継続することもできます。
エラー処理セクションには、注 3 に以下の情報を加えた内容で 置き換えるべき注の一覧があります。
プロセッシング要求での 5 分間のサスペンションの後、次の要求が処理されます。 この要求の処理でエラーが発生しなければ、新規の ユーザー出口プログラム要求の処理が続き、DB2 は、すでに保存に失敗したり、 中断していたログ・ファイルに保存要求を再発行します。 再試行中に 8 より大きい戻りコードが生成された場合、 要求はさらに 5 分間中断されます。 この 5 分間のサスペンションは、問題が訂正されるかデータベースが停止し、 再始動するまで継続します。
1 度すべてのアプリケーションがデータベースから切断され、データベースが再オープンすると、 DB2 は、直前にデータベースを使用した際、正常に保存されなかったあらゆるログ・ファイルの保存要求を 発行します。
ユーザー出口プログラムがログ・ファイルの保存に失敗すると、お使いのディスクがログ・ファイルでいっぱいになり、 これらのログ・ファイルをフォーマットするという余分な作業のために、パフォーマンスが落ちてしまう場合があります。 1 度ディスクがいっぱいになると、そのデータベース・マネージャーは、 それ以後、データベース変更のアプリケーション要求を受信しません。
ユーザー出口プログラムがログ・ファイルを検索するために呼ばれると、ロールフォワード回復は ROLLFORWARD DATABASE ユーティリティーの中で停止が指定されていない限り、停止はせずに、中断します。 停止が指定されていない場合は、問題を訂正し、回復を再開することができます。