リリース情報


6.9 付録 E. ナショナル・ランゲージ・サポート

6.9.1 DB2 バージョン 7 の各国語版

DB2 バージョン 7 の各国語版には、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、 ブラジル・ポルトガル語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)、中国語 (繁体字)、 デンマーク語、フィンランド語、ノルウェー語、スウェーデン語、チェコ語、オランダ語、 ハンガリー語、ポーランド語、トルコ語、ロシア語、ブルガリア語、スロベニア語があります。

UNIX ベースのプラットフォームでは、DB2 製品メッセージとライブラリーは 異なる言語のインストールが可能です。DB2 インストール・ユーティリティーは、 メッセージ・カタログ・ファイル・セットを、次の表で示すプラットフォームの 最もよく使用されるローカル・ディレクトリーに用意しています。 表 4 は AIX、HP-UX、および Solaris の情報を提供します。 表 5 は Linux、Linux/390、SGI、および Dynix の情報を提供します。


表 4. AIX、HP-UX、Solaris
オペレーティング・システム AIX HP-UX Solaris
言語 ロケール コード・ページ ロケール コード・ページ ロケール コード・ページ
フランス語 fr_FR

Fr_FR

850

fr_FR.iso88591

fr_FR.roman8

1051

fr
ドイツ語 de_DE

De_DE

850

de_DE.iso88591

de_DE.roman8

1051

de
イタリア語 it_IT

It_IT

850

it_IT.iso88591

it_IT.roman8

1051

it
スペイン語 es_ES

Es_ES

850

es_ES.iso88591

es_ES.roman8

1051



Brazilian Portu- guese pt_BR


pt_BR
日本語 ja_JP

Ja_JP

954

932

ja_JP.eucJP 954 ja 954
韓国語 ko_KR 970 ko_KR.eucKR 970 ko 970
中国語 (簡体字) zh_CN

Zh_ CN.GBK

1383

1386

zh_CN.hp15CN 1383 zh 1383
中国語 (繁体字) zh_TW

Zh_TW

964

950

zh_TW.eucTW

zh_TW.big5

964

950

zh_TW

zh_TW.BIG5

964

950

デンマーク語 da_DK

Da_DK

850

da_DK.iso88591

da_DK.roman8

1051

da
フィンランド語 fi_FI

Fi_FI

850

fi_FI.iso88591

fi_FI.roman8

1051

fi
ノルウェー語 no_NO

No_NO

850

no_NO.iso88591

no_NO.roman8

1051

no
スウェーデン語 sv_SE

Sv_SE

850

sv_SE.iso88591

sv_SE.roman8

1051

sv
チェコ語 cs_CZ 912



ハンガリー語 hu_HU 912



ポーランド語 pl_PL 912



オランダ語 nl_NL

Nl_NL

850





トルコ語 tr_TR 920



ロシア語 ru_RU 915



ブルガリア語 bg_BG 915 bg_BG.iso88595 915

スロベニア語 sl_SI 912 sl_SI.iso88592 912 sl_SI 912

表 5. Linux、Linux/390、SGI、Dynix
オペレーティング・システム Linux Linux/390 SGI Dynix
言語 ロケール コード・ページ ロケール コード・ページ ロケール コード・ページ ロケール コード・ページ
フランス語 fr
fr


fr
ドイツ語 de
de


de
イタリア語







スペイン語







ブラジル・ポルトガル語







日本語 ja_JP.ujis 954 ja_JP.ujis 954

ja_JP.EUC 954
韓国語 ko 970 ko 970 ko_KO.euc 970

中国語 (簡体字) zh zh_CN.GBK 1386 zh zh_CN.GBK 1386



中国語 (繁体字) zh_TW.Big5 950 zh_TW.Big5 950



デンマーク語







フィンランド語







ノルウェー語







スウェーデン語







チェコ語







ハンガリー語







ポーランド語







オランダ語





nl
トルコ語







ロシア語







ブルガリア語







スロベニア語







ご使用のシステムで、上記と同じコード・ページで異なったロケール名を使用している場合でも、 適切なメッセージ・ディレクトリーにリンクをはれば、翻訳されたメッセージを 見ることができます。

たとえば、お使いの AIX マシンで、デフォルト・ロケールが ja_JP.IBM-eucJPja_JP.IBM-eucJP のコード・ページが 954 の場合、以下のコマンドを 実行すると /usr/lpp/db2_07_01/msg/ja_JP.IBM-eucJP から /usr/lpp/db2_07_01/msg/ja_JP へリンクをはる ことができます。

ln -s /usr/lpp/db2_07_01/msg/ja_JP /usr/lpp/db2_07_01/msg/ja_JP.IBM-eucJP

このコマンドを実行後、DB2 の全メッセージは日本語で表示されるようになります。

6.9.1.1 コントロール・センターと資料のファイル・セット

コントロール・センター、コントロール・センター・ヘルプ、および資料のファイル・セットは ターゲット・ワークステーション上の以下のディレクトリーに置かれています。

コントロール・センターのファイル・セットは、ユニコード・コード・ページの中にあります。 資料とコントロール・センター・ヘルプのファイル・セットはブラウザーが認識するコード・セットの中にあります。 お使いのシステムが 提供されているものとは異なるロケール名を使用している場合は、適切な言語ディレクトリーに リンクをはることで、翻訳されたバージョンのコントロール・センターを実行し、 翻訳されたバージョンのヘルプをみることができます。

たとえば、お使いの AIX マシンのデフォルト・ロケールが ja_JP.IBM-eucJP の場合、以下のコマンドを実行すると /usr/lpp/db2_07_01/cc/ja_JP.IBM-eucJP から /usr/lpp/db2_07_01/cc/ja_JP へ、また /usr/lpp/db2_07_01/doc/ja_JP.IBM-eucJP から /usr/lpp/db2_07_01/doc/ja_JP へのリンクを作成することができます。

これらのコマンドの実行後、コントロール・センターおよびヘルプ・テキストは 日本語で表示されるようになります。

注:
Web コントロール・センターは、Linux/390 または NUMA-Q での ネイティブ実行をサポートしていません。 これらのプラットフォームでのデータベースを管理するため、クライアント・ワークステーションから 実行できます。

6.9.2 DB2 管理サーバーのロケール設定

DB2 管理サーバーのインスタンスのロケールが、DB2 インスタンスのロケールに対して 互換性があるか確認してください。 そうでなければ、DB2 インスタンスは DB2 管理サーバーと通信することができません。

DB2 管理サーバーのユーザー・プロファイルで、LANG 環境変数が設定されていないと DB2 管理サーバーはデフォルトのシステム・ロケールで始動します。 デフォルトのシステム・ロケールが定義されていないと、DB2 管理サーバーはコード・ページ 819 で 始動します。 DB2 インスタンスが DBCS ロケールの 1 つを使用し、DB2 管理サーバーがコード・ページ 819 で始動された場合、 そのインスタンスは DB2 管理サーバーと通信することができません。 DB2 管理サーバーのロケールと DB2 インスタンスのロケールは 互換性がある必要があります。 たとえば、中国語 (簡体字) システムで 「LANG=zh_CN」 は、DB2 管理サーバーの ユーザー・プロファイルで設定されている必要があります。

6.9.3 DB2 UDB は Baltic Rim コード・ページ (MS-1257) を Windows プラットフォームでサポートします

DB2 UDB は、Baltic Rim コード・ページ MS-1257 を Windows 32 ビット・オペレーティング・システムで サポートします。このコード・ページは、ラトビア語、リトアニア語、エストニア語に使用されます。

6.9.4 コード・ページ値の取得

「"コード・ページ値の取得"」セクションの最初の段落 (下の文) を変更してください。

ただし、DB2 が適切なコード・ページをオペレーティング・システムから判別するため、 DB2CODEPAGE レジストリー変数を設定する必要はありません。

修正後: 通常、DB2 がオペレーティング・システムからコード・ページ情報を 自動的に取得するため、DB2CODEPAGE レジストリー変数を設定する必要はありません。

6.9.5 国別コードおよびコード・ページのサポート

「"国別コードおよびコード・ページのサポート"」セクションで、次の情報を表に追加します。

  コード・                               国別
 ページ  グループ  コード・セット  Tr.  コード  ロケール   OS   国名
 ----   -----  --------  --   ---  -----           ----      ---------------
 943     D-1       IBM-943         JP    81     ja_JP.PCK  Sun  Japan

6.9.6 文字セット

「"文字セット"」セクションの「"ID の文字セット"」サブセクションで、 最初の段落の最後の 2 つの文を以下の文に置き換えます。

特殊文字 #、@、および $ は NLS ホスト (EBCDIC) 不変文字セットに 組み込まれていないため、これらを NLS 環境で使用する場合は注意してください。 使用されているコード・ページに応じて、拡張文字セットの文字も使用できます。 複数コード・ページ環境でデータベースを使用している場合、使用する拡張文字セットの どのエレメントもすべてのコード・ページによってサポートされていることを確認する必要があります。


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]