OLAP のセットアップおよび使用者の手引き

第 7 章 OLAP アプリケーションおよびデータベースの作成

この章では、OLAP アプリケーションと多次元データベースを開始する方法について説明します。 使用するツールは、インストールした製品が DB2 OLAP Server の全製品か、DB2 OLAP Integration Server アドオンを含む全製品か、あるいは DB2 OLAP スターター・キットかによって異なります。

DB2 OLAP スターター・キットをインストールした場合、この章でアプリケーション・マネージャーに言及している部分は無視してください。

次に、OLAP アプリケーションを作成するための基本的なステップを示します。

  1. OLAP アプリケーションを作成する。
  2. 多次元データベースを作成する。
    1. データベース・アウトラインを作成する。
    2. 次元とメンバーを定義する。
    3. 高密度次元と疎密度次元を指定する。
    4. アンカー次元を指定する(DB2 OLAP Server で必須)。
    5. 別名、世代名、レベル名、および属性を割り当てる。
    6. アウトラインを保管する。

OLAP データベースを作成すると、DB2 OLAP Server はリレーショナル・データベース内にリレーショナル・キューブも作成します。 リレーショナル・キューブの内容の詳細については、多次元ストレージとリレーショナル・ストレージの違いを参照してください。

OLAP アプリケーションを作成した後で、 「データベース管理者ガイド」および "データベースへのデータのロード"で説明されている方法および技法を使用して、関連したデータベースにあるデータをロードし、計算することができます。

この章では、以下の内容が説明されています。


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