OLAP のセットアップおよび使用者の手引き
DB2 OLAP Server 構成要素は、DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 7.1 の一部としてインストールすることができます。
DB2 OLAP スターター・キットをインストールするには、DB2 基本構成要素をインストールする必要があります。
スターター・キットでは、同時ユーザーを 3 人だけサポートします。
OLAP スターター・キットから DB2 OLAP Server への移行は簡単に行えます。
DB2 OLAP スターター・キットは HP-UX では使用できません。
DB2 OLAP スターター・キットには、Application Manager、ESSCMD コマンド行インターフェース、または calc スクリプトは含まれません。
OLAPスターター・キットには、以下の構成要素が含まれています。
- DB2 OLAP Server。以下を含みます。
- 多次元ストレージ・マネージャー
- リレーショナル・ストレージ・マネージャー
- DB2 OLAP Integration Server。OLAP Metaoutline Desktop および Administration Manager を含む。
- Sample 多次元アプリケーション
- Sample データベース
DB2 OLAP スターター・キットは、DB2 ユニバーサル・データベースの構成要素としてインストールされます。
DB2 OLAP スターター・キットをインストールするには、ルート特権を持つユーザーとしてログオンしなければなりません。
DB2 OLAP スターター・キットをインストールするには、以下のようにします。
- サーバー・ワークステーション上で、CD-ROM ドライブに DB2 ユニバーサル・データベース CD-ROM を挿入します。
CD-ROM のルート・ディレクトリーで、./db2setup と入力します。
- インストール・ウィンドウの指示に従って、必要な情報を入力します。
- DB2 ユニバーサル・データベースが正常にインストールされたら、スターター・キット CD-ROM を挿入します。
CD-ROM のルート・ディレクトリーで、./db2setup と入力します。
- インストール・ウィンドウの指示に従って、必要な情報を入力します。
- 任意選択:チュートリアルを使って、DB2 OLAP スターター・キットで作業する方法を学習することができます。
チュートリアルを使用するには、まず DB2 ユニバーサル・データベースの「最初のステップ (First Steps)」ウィンドウを使って、OLAP サンプルをロードする必要があります。
- 「スタート (Start)」-->「DB2 (AIX 版)、Solaris 実行環境版 (DB2 for AIX, Solaris Operating Environment)」-->「最初のステップ (First Steps)」の順にクリックして、「最初のステップ (First Steps)」ウィンドウを立ち上げます。
コマンド行で db2fs.cmd と入力しても構いません。
- 「DB2 最初のステップ (DB2 First Steps)」ランチパッドで、「サンプル・データベースの作成 (Create Sample Databases)」を選択します。
- 「サンプル・データベースの作成 (Create Sample Databases)」ウィンドウで、「OLAP サンプル (OLAP Sample)」を選択します。
「OK」をクリックします。
- OLAP サンプルが作成されたら、チュートリアルを使用することができます。
また、OLAP Integration Server を使用して、OLAP サンプルで作業するためのアプリケーションを作成することもできます。
DB2 OLAP Integration Server を使ってデータをロードするを参照してください。
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