OLAP のセットアップおよび使用者の手引き
「データベース管理者ガイド」 にある調整および構成情報の大部分は、DB2 OLAP Server にも適用されます。
以下のガイドラインは、特に DB2 OLAP Server に対して重要なものです。
- Commit block パラメーターを使用して、できるだけ高いコミット・ブロック数を設定します。ただし、使用可能な DB2 ログ・スペースを超えないようにします。
コミット・ブロック数の設定については、Commit Block パラメーターの設定を参照してください。
- DB2 OLAP Server には、管理可能な 2 つのキャッシュがあります。
データ・キャッシュはファクト表内のデータをバッファーに入れ、索引キャッシュはキー表内のデータをバッファーに入れます。
データをロードする前に各キャッシュが必要とするメモリーの量を見積もることもできますし、データをロードした後にキャッシュ設定値を調整することもできます。
メモリーはオーバーコミットしないでください。
どちらの場合も、設定値を調整することが必要です。
- 重要事項 : rsm.cfg ファイルの TRACELEVEL パラメーターを 0 に設定して、トレースをオフにします (TRACELEVEL=0)。
トレースをオフにしないと、DB2 OLAP Server のパフォーマンスが著しく遅くなる可能性があり、トレース・ファイルがかなりのディスク・スペースを消費します。
詳細については、TRACELEVELを参照してください。
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