DB2 OLAP Server にアクセスするには、以下の要件を満たしていなければなりません。
DB2 OLAP Server は、フォアグラウンドでもバックグラウンドでも始動可能です。
DB2 OLAP Server をフォアグラウンドで始動するには、以下のようにします。
$ARBORPATH/bin/ESSBASE
ただし、パスに $ARBORPATH/bin がすでに組み込まれている場合は、次のように入力します。
ESSBASE
ヒント: 始動時にエラーが発生する場合は、パスおよび環境設定を調べてください。 設定を確認した後も問題が解決しない場合は、適切な通信プロトコルがインストールされて、サーバーで実行されているかどうか確かめてください。
確認が終わると情報は保管されます。 これ以降は、システム・パスワードだけがプロンプトで要求されます。
DB2 OLAP Server は、サーバーの始動時および作動可能状態になると、次のメッセージを表示します。
Waiting for Client Requests. . .
バックグラウンドで DB2 OLAP Server を開始するために、以下を入力します。
ESSBASE password -b &
Korn シェル (ksh) を使用しており、サーバー・プロセス (これによりログオフ後にもサーバーは稼働し続ける) を切り離したい場合は、ESSBASE コマンドの前に nohup コマンドを付けます。 詳しくは、オペレーティング・システムの資料を参照してください。
インストールがスムーズに実行するまでは、DB2 OLAP Server をフォアグラウンドで実行することをお勧めします。 そうすることにより、サーバーからのエラー・メッセージもすべて確認できるからです。
DB2 OLAP Server をフォアグラウンドで実行しているときにそれを停止するには、以下のどちらかを行います。
DB2 OLAP Server をバックグラウンドで実行しているときにそれを停止するには、ESSCMD の SHUTDOWN SERVER コマンドを使用します。
OLAP スターター・キットをフォアグラウンドで実行しているときにそれを停止するには、EXIT と入力します。
OLAP スターター・キットをバックグラウンドで実行しているときにそれを停止するには、別のプロセスから KILL コマンドを使用します。