OLAP のセットアップおよび使用者の手引き
この章では、OLAP アプリケーションと多次元データベースを開始する方法について説明します。
使用するツールは、インストールした製品が DB2 OLAP Server の全製品か、DB2 OLAP Integration Server アドオンを含む全製品か、あるいは DB2 OLAP スターター・キットかによって異なります。
- DB2 OLAP スターター・キットをご利用のお客様は、
「 OLAP Integration Server Administration Guide」で始まる DB2 OLAP Integration Server 資料の説明に従って、DB2 OLAP Integration Server デスクトップ・インターフェースを使用することができます。
- DB2 OLAP Server ユーザーは DB2 OLAP Integration Server、アプリケーション・マネージャー、または ESSCMD コマンド行インターフェースを使用して、OLAP アプリケーションを作成できます。
アプリケーション・マネージャーを使用する場合は、
「データベース管理者ガイド」の指示に従ってください。
DB2 OLAP スターター・キットをインストールした場合、この章でアプリケーション・マネージャーに言及している部分は無視してください。
次に、OLAP アプリケーションを作成するための基本的なステップを示します。
- OLAP アプリケーションを作成する。
- 多次元データベースを作成する。
- データベース・アウトラインを作成する。
- 次元とメンバーを定義する。
- 高密度次元と疎密度次元を指定する。
- アンカー次元を指定する(DB2 OLAP Server で必須)。
- 別名、世代名、レベル名、および属性を割り当てる。
- アウトラインを保管する。
OLAP データベースを作成すると、DB2 OLAP Server はリレーショナル・データベース内にリレーショナル・キューブも作成します。
リレーショナル・キューブの内容の詳細については、多次元ストレージとリレーショナル・ストレージの違いを参照してください。
OLAP アプリケーションを作成した後で、
「データベース管理者ガイド」および "データベースへのデータのロード"で説明されている方法および技法を使用して、関連したデータベースにあるデータをロードし、計算することができます。
この章では、以下の内容が説明されています。
- DB2 OLAP Server と DB2 OLAP スターター・キットを使用したアプリケーションとデータベースの作成に固有の情報。
- 多次元データ・ストレージとリレーショナル・データ・ストレージとの違い。
- リレーショナル属性の説明とその使用法。
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