OLAP のセットアップおよび使用者の手引き


ハードウェアの構成

サーバー・ハードウェアを選択する際には、サーバーが DB2 と DB2 OLAP Server の両方を実行することを忘れないでください。 ハードウェアは、利用可能な最速のプロセッサーとバス構成を搭載し、入出力特性が DB2 用に最適化されたものを選択してください。

DB2 OLAP Server 用にハードウェアを構成する場合、以下の点についても考慮してください。

DB2 OLAP Server の計算プロセスは一部分がマルチスレッドです。 ということは、計算中には共用マルチプロセッサー (SMP) の能力を十分には使っていないことになります。 オプションの区分化オプション・アドオン機能を使用して、SMP 並行処理を利用することもできます。 1 つの大きなキューブをいくつかに分割して、並列にロードや計算を実行することも可能です。

DB2 OLAP Server での照会処理は完全なマルチスレッドです。 キューブの計算が終了すると、複数のユーザーが実行する並列照会処理のパフォーマンスは、計算中よりも向上します。


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