OLAP のセットアップおよび使用者の手引き


データベースの計算

この節のステップを実行する前に、計算に対して計算機能キャッシュの効果があるかどうかを判断するために、 データベース管理者ガイド を参照してください。 基本計算機能キャッシュは、データベース全体の計算中に最も効力を発揮します。 データベースに大きなフラット次元がある場合は、計算機能ハッシュ・テーブルが非常に有効です。

データベースを計算する前に、DB2 RUNSTATS ユーティリティーを実行して、照会を最適化するために役立つ DB2 統計を更新します。 また、DB2 データベース・システム・モニター・スイッチを使用可能にしてシステムのスナップショットを取れるようにし、カウンターをリセットします。

その後、以下のステップを行ってください。

上記のステップの最中に何らかの調整を実行した場合は、DB2 データベース・システム・モニターのカウンターをリセットし、計算を繰り返してください。 調整しては結果を確認して、調整が完了するまで、この処理を何回か繰り返すことが必要になります。 計算のためのシステム調整が済んだなら、データ・ロードを繰り返し、データのロードにも新しい設定値が有効になっていることを確認します。


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