ウェアハウス・マネージャー インストールの手引き

環境の準備

ウェアハウス・トランスフォーマーを使用可能にする前に、以下のことを行わなければなりません。

JDK の入手

DB2 アプリケーション開発クライアントには、AIX、OS/2、および Windows NT 用の JDK が組み込まれています。

詳細については、インストールおよび構成 補足 を参照してください。

Solaris 実行環境版用の JDK を入手し、インストールするには、http://www.sun.com/java/products にアクセスし、そこで示されている説明に従ってください。

環境変数の更新

この節では、Windows NT、AIX、および Solaris 実行環境版で環境変数を更新するための手順が示されています。

Windows NT での環境変数の更新

Path および CLASSPATH 環境変数を更新するには、以下の手順に従ってください。

  1. Windows NT コントロール パネルをオープンします。
  2. 「システム」をダブルクリックします。
  3. 「環境」タブをクリックして、変数を表示します。
  4. Path システム変数をクリックし、パスの終わりに JDK bin サブディレクトリーのパスを追加します。デフォルト・パスは c:\sqllib\java\jdk です。
  5. 「設定」をクリックします。
  6. CLASSPATH システム変数をクリックします。トランスフォーマーがインストールされるパスと、DB2 Java サポート・クラスが含まれるディレクトリーのパスを追加します。パス名はセミコロンで区切ってください。 CLASSPATH 変数が存在しない場合は、それを定義しなければなりません。

    たとえば、CLASSPATH 変数に C:\SQLLIB\FUNCTION;C:\SQLLIB\JAVA\DB2JAVA.ZIP; を追加することができます。

  7. 「設定」をクリックします。
  8. 「OK」をクリックして、ウィンドウをクローズします。

AIX での環境変数の更新

次のコマンドを入力することによって、現行ディレクトリーが CLASSPATH 変数に入っていることを確認してください。

$ echo $CLASSPATH

たとえば、以下のようにします。

 .:/INSTHOME/sqllib/java/db2java.zip

ここで、/INSTHOME はインスタンス所有者のホーム・ディレクトリーです。

CLASSPATH 変数を変更するには、次のコマンドを入力します。

CLASSPATH=.:$CLASSPATH
export CLASSPATH

PATH 変数に /sqllib/bin が含まれることを確認してください。たとえば、以下のようにします。

/INSTHOME/sqllib/bin

ここで、/INSTHOME はインスタンス所有者のホーム・ディレクトリーです。

LIBPATH 変数に /sqllib/lib が含まれることを確認してください。たとえば、以下のようにします。

/INSTHOME/sqllib/lib

ここで、/INSTHOME はインスタンス所有者のホーム・ディレクトリーです。

Solaris 実行環境版での環境変数の更新

sqllib サブディレクトリー (たとえば、/home/db2inst1/sqllib) にある db2profile ファイルを更新して、 LD_LIBRARY_PATH 変数に jdk11_path/lib/sparc/native_threads を組み込みます。ここで、jdk11_path は、JDK がインストールされているサブディレクトリーです。

次のコマンドを入力することによって、現行ディレクトリーが CLASSPATH 変数に入っていることを確認してください。

$ echo $CLASSPATH

たとえば、以下のようにします。

 .:/INSTHOME/sqllib/java/db2java.zip

ここで、/INSTHOME はインスタンス所有者のホーム・ディレクトリーです。

CLASSPATH 変数を変更するには、次のコマンドを入力します。

CLASSPATH=.:$CLASSPATH
export CLASSPATH

PATH 変数に sqllib/bin が含まれることを確認してください。たとえば、以下のようにします。

/INSTHOME/sqllib/bin

ここで、/INSTHOME はインスタンス所有者のホーム・ディレクトリーです。

データベース・マネージャー構成の更新

データベース・マネージャー構成を更新するには、 DB2 コマンド行プロセッサーを使用して以下のデータベース設定を変更してください。

データベース構成の更新

ターゲット・データベースのデータベース構成を更新するには、DB2 コマンド行プロセッサーを使用して、このデータベースについてのデフォルトのアプリケーション・ヒープ・パラメーター (APPLHEAPSZ) を 1024 に設定してください。

UPDATE DATABASE CONFIGURATION FOR warehouse_database_name USING APPLHEAPSZ 1024


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