ウェアハウス・マネージャー インストールの手引き

OS/2 ウェアハウス・エージェントのインストール

OS/2 ウェアハウス・エージェントをインストールする前に、そのワークステーションに存在する Visual Warehouse バージョン 5.2 (またはそれ以前のバージョン) の OS/2 エージェントを除去しなければなりません。

Visual Warehouse OS/2 エージェントの除去

ワークステーションから Visual Warehouse OS/2 エージェント・コンポーネントを除去するには、以下の手順に従ってください。

OS/2 ウェアハウス・エージェントのインストール

OS/2 でのウェアハウス・エージェントのインストールは、ウェアハウス・エージェント・コードのインストールと、エージェントによって ODBC データ・ソースとしてアクセスされるデータベースのカタログ作成から構成されます。これは、ODBC Administrator を使用して行うことができます。インストールされたデータウェアハウスセンター ODBC ドライバーを使用して非 DB2 データベースにアクセスするには、それらのデータベース・タイプに合ったライセンス・クライアントをインストールしなければなりません。また、それらのクライアントは、ウェアハウス・エージェントが稼働するノード上で、ウェアハウス・エージェントによってアクセス可能でなければなりません。

OS/2 ウェアハウス・エージェントをインストールする前に、以下のことを行ってください。

  1. DB2 ODBC ドライバーとドライバー・マネージャー (DB2 ユニバーサル・データベース CD-ROM から入手可能) がブート・ドライブの \OS2 ディレクトリーにインストールされていることを確認します。
  2. インストールされたデータウェアハウスセンター ODBC ドライバーを使用してデータベースにアクセスするには、使用する予定のデータ・ソースに合った正しいクライアント・ソフトウェアがインストールされていることを確認します。サポートされるデータ・ソースについては、データウェアハウスセンター 管理の手引き を参照してください。

ウェアハウス・エージェントと、サンプル・プログラムの実行可能バージョンをインストールするには、以下の手順に従ってください。

  1. ウェアハウス・マネージャー CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入します。
  2. f:\install.exe を実行します。ここで、f は CD-ROM ドライブです。
  3. Visual Warehouse からアップグレードしている場合は、\SQLLIB\BIN ディレクトリーでファイル ODBC.DLL を見つけ、それを ODBC.BAK に名前変更します。これにより、ブート・ドライブ上の \OS2 ディレクトリーにある ODBC ドライバー・マネージャーが使用されるように保証されます。
  4. ワークステーションを再始動します。

DB2 ノードおよびデータベースのカタログを作成し、さらに、ウェアハウス・エージェントとともに使用するそれぞれのソースおよびウェアハウス・データベースをシステム DSN として登録しなければなりません。詳細については、インストールおよび構成 補足 を参照してください。

ウェアハウス・エージェントをインストールすると、ウェアハウス・エージェント・デーモンが OS/2 の「始動」フォルダーに追加されます。 OS/2 の「始動」フォルダーからウェアハウス・エージェント・デーモンを開始すると、デーモンはフォアグラウンド・セッションのウィンドウで実行されます。デーモンの実行中、このウィンドウにはデーモンの状況情報が表示されます。このセッションは、ウィンドウをクローズすることによって終了させることができます。

ウェアハウス・エージェントは、VWS_LOGGING 環境変数によって指定されたディレクトリーでログ・ファイルを作成します。この変数のデフォルト値は C:\SQLLIB\LOGGING です。


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