この節では、DB2 UDB DRDA AS の使用時に最も生じやすい問題のシナリオをリストします。
DB2 UDB の終端で以下のものが正しく設定されていることを確認してください。
必要であれば、TP 名を構成されていることを確認してください。
同様に、DRDA AR から機密保護 SAME を使用する場合、それが DRDA AR LU で使用可能になっていることを確認してください。
警告が出されずに db2start が完了したことを確認してください。
SNA Server for AIX が使用中である場合、 ~/sqllib/adm/db2sysc 実行可能ファイルのグループ名が、 SNA 構成の「SNA システムのデフォルト (SNA System Defaults)」プロファイルの「トラステッド・グループ名 (Trusted group names)」フィールドに含まれていることを確認してください。
DRDA AR が DB2 (OS/390 版) である場合は、 APAR PQ05771/PTF UQ06843 と APAR PQ07537/PTF UQ09146 が適用されていることを確かめてください。
ターゲット DB2 UDB データベースのデータベース別名を使用して DRDA AR が構成されていることを確認してください。
DRDA AR からの接続が APPC/SNA LU 6.2 経由である場合、 DB2 UDB データベース・マネージャー構成内の AUTHENTICATION 設定について特別な考慮事項があります。機密保護エラーが生じる場合、データベース・マネージャー構成の AUTHENTICATION 設定が次のように正しく設定されていることを確認してください。
この設定では、機密保護 SAME と PROGRAM 接続の両方が動作します。
この設定では、SNA サーバーを使用した AIX 上の DB2 UDB DRDA AS、および CS/2 V4 (SPM 構成済み) を使用した OS/2 上の DB2 UDB DRDA AS への機密保護 PROGRAM 接続だけが動作します。
DB2 UDB バージョン 7 DRDA AS では、AUTHENTICATION DCS が使用できるようになっています。この設定では、DRDA クライアントからの APPC 接続に機密保護 SAME (パスワード不要) を使用し、他のすべてのクライアント要求に SERVER 認証 (パスワードが必要) を強制することができます。
この設定では、次のものが動作します。
Security SAME
Security SAME or PROGRAM
通信サブシステムによっては、 DB2 UDB への着信パスワードを公開していないため、このような違いがでてきます。
DRDA AS によって指定されたバインド・オプションがサポートされていない場合、 SQLCODE -4930 が示された SQLCA が戻されることがあります。「SQLERRMC」フィールドには、エラーを引き起こしたバインド・オプションについての情報が含まれています。