以下のエレメントは、データベース、アプリケーション、 トランザクション、ステートメントのそれぞれのレベルでの DB2 接続情報を提供します。
スナップショット・レベル DCS データベース DCS アプリケーション |
論理データ・グループ dcs_dbase dcs_appl_info |
モニター・スイッチ 基本 基本 |
再設定可能 |
不可 |
|
要素名 要素タイプ |
dcs_db_name 情報 | |
関連情報 |
|
説明: DCS ディレクトリー内にカタログされた DCS データベースの名前。
使用法: この要素は、DCS アプリケーションにおける問題判別に使用します。
スナップショット・レベル DCS データベース DCS アプリケーション |
論理データ・グループ dcs_dbase dcs_appl_info |
モニター・スイッチ 基本 基本 |
再設定可能 |
不可 |
|
要素名 要素タイプ |
host_db_name 情報 | |
関連情報 |
|
説明: 情報が収集中であったり、アプリケーションが接続されたりするホスト・データベースの実名。 これは、データベースにその作成時に付けられた名前です。
使用法: この要素は、DCS アプリケーションにおける問題判別に使用します。
スナップショット・レベル DCS アプリケーション |
論理データ・グループ dcs_appl_info |
モニター・スイッチ 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
gw_db_alias 情報 | |
関連情報 |
|
説明: DB2 コネクト・ゲートウェイでホスト・データベースに接続するために使われる別名。
使用法: この要素は、DCS アプリケーションにおける問題判別に使用します。
スナップショット・レベル DCS データベース DCS アプリケーション |
論理データ・グループ dcs_dbase dcs_appl |
モニター・スイッチ 基本 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
gw_con_time タイム・スタンプ | |
関連情報 |
|
説明: ホスト・データベースへの最初の接続を DB2 コネクト・ゲートウェイから開始したときの日時。
使用法: この要素は、DCS アプリケーションにおける問題判別に使用します。
スナップショット・レベル DCS データベース |
論理データ・グループ dcs_dbase |
モニター・スイッチ 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
gw_connections_top ウォーターマーク | |
関連情報 |
|
説明: 最初のデータベース接続以来、DB2 コネクト・ゲートウェイが処理したホスト・データベースへの同時接続の最大数。
使用法: この要素は、 DB2 コネクト・ゲートウェイとそれに関連したシステム・リソースの使用における活動レベルを知るのに役立ちます。
スナップショット・レベル データベース・マネージャー DCS データベース |
論理データ・グループ db2 dcs_dbase |
モニター・スイッチ 基本 基本 |
再設定可能 |
可 |
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要素名 要素タイプ |
gw_total_cons ウォーターマーク | |
関連情報 |
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説明: 最後の db2start コマンドや最後のリセット以来、 DB2 コネクト・ゲートウェイから試行した接続の合計数。
使用法: この要素は、 DB2 コネクト・ゲートウェイとそれに関連したシステム・リソースの使用における活動レベルを知るのに役立ちます。
スナップショット・レベル データベース・マネージャー DCS データベース |
論理データ・グループ db2 dcs_dbase |
モニター・スイッチ 基本 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
gw_cur_cons ゲージ | |
関連情報 |
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説明: DB2 コネクト・ゲートウェイが処理しているホスト・データベースへの現在の接続数。
使用法: この要素は、 DB2 コネクト・ゲートウェイとそれに関連したシステム・リソースの使用における活動レベルを知るのに役立ちます。
スナップショット・レベル データベース・マネージャー DCS データベース |
論理データ・グループ db2 dcs_dbase |
モニター・スイッチ 基本 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
gw_cons_wait_host ゲージ | |
関連情報 |
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説明: ホストからの応答を待機している DB2 コネクト・ゲートウェイが処理しているホスト・データベースへの現在の接続数。
使用法: この値は頻繁に変わることがあります。 ゲートウェイ使用の現実的なビューを取得するには、 この値を一定の期間、定期的にサンプリングしなければなりません。
スナップショット・レベル データベース・マネージャー DCS データベース |
論理データ・グループ db2 dcs_dbase |
モニター・スイッチ 基本 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
gw_cons_wait_client ゲージ | |
関連情報 |
|
説明: クライアントが要求を送信するのを待機している DB2 コネクト・ゲートウェイが処理しているホスト・データベースへの現在の接続数。
使用法: この値は頻繁に変わることがあります。 ゲートウェイ使用の現実的なビューを取得するには、 この値を一定の期間、定期的にサンプリングしなければなりません。
スナップショット・レベル DCS アプリケーション DCS ステートメント |
論理データ・グループ dcs_appl dcs_stmt |
モニター・スイッチ ステートメント ステートメント |
再設定可能 |
可 (アプリケーション・レベル) 不可 (その他のレベル) |
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要素名 要素タイプ |
gw_exec_time 時刻 | |
関連情報 |
|
説明: アプリケーション要求 (接続を確立してからの) を処理する、 あるいは単一のステートメントを処理する DB2 コネクト・ゲートウェイでの時間 (秒単位またはマイクロ秒単位)。
使用法: この要素は、 全体の処理時間のうちどの部分が DB2 コネクト・ゲートウェイの処理によるものかを判別します。
スナップショット・レベル DCS データベース DCS アプリケーション |
論理データ・グループ dcs_dbase dcs_appl |
モニター・スイッチ 基本 基本 |
再設定可能 |
可 |
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要素名 要素タイプ |
sql_stmts カウンター | |
関連情報 |
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説明: アプリケーションの始動、データベースの活動化、 または最後のリセットのいずれかの時点より後に試行した SQL ステートメントの数。
使用法: この要素は、 データベースまたはアプリケーションのレベルでデータベース活動を計測するのに使用します。 一定の期間における SQL ステートメントのスループットを計算するには、 この要素を 2 つのスナップショットの間の経過時間で除算します。
スナップショット・レベル DCS アプリケーション |
論理データ・グループ dcs_appl |
モニター・スイッチ 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
open_cursors ゲージ | |
関連情報 |
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説明: アプリケーションで現在オープンしているカーソルの数。
使用法: この要素は、割り当てられているメモリーの量を評価するのに使用します。 ターゲット・データベース上にある DB2 クライアント、DB2 コネクト、 またはデータベース・エージェントが割り当てるメモリーの量は、 現在オープンしているカーソルの数と関連しています。 この情報を知っていると、 キャパシティー・プランニングで役立てることができます。 たとえば、 ブロック化を実行している各オープン・カーソルのバッファー・サイズは RQRIOBLK となります。 deferred_prepare が有効になっていれば 2 つのバッファーが割り当てられます。
スナップショット・レベル DCS アプリケーション |
論理データ・グループ dcs_appl_info |
モニター・スイッチ 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
dcs_appl_status 情報 | |
関連情報 |
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説明: DB2 コネクト・ゲートウェイでの DCS アプリケーションの状況。
使用法: この要素は、DCS アプリケーションにおける問題判別に使用します。 値は以下のとおりです。
アプリケーションは DB2 コネクト・ゲートウェイからデータベース接続を開始しましたが、 要求はまだ完了していません。
ホスト・データベースがアプリケーションの要求に応答するのを DB2 コネクト・ゲートウェイが待機しています。
DB2 コネクト・ゲートウェイからホスト・データベースへの接続がすでに確立され、 そのゲートウェイがアプリケーションからの SQL 要求を待機しています。 あるいは、 DB2 コネクト・ゲートウェイはアプリケーション内の作業単位のために待機しています。 通常、これはアプリケーションのコードが実行中であることを意味します。
スナップショット・レベル DCS アプリケーション |
論理データ・グループ dcs_appl_info |
モニター・スイッチ 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
agent_status 情報 | |
関連情報 |
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説明: 接続集線装置環境では、この値は、 現在関連したエージェントを持っているのがどのアプリケーションかということを示します。
使用法: 値は次の 2 つです。
このアプリケーションのために作動しているエージェントは、 このアプリケーションに関連付けられています。
このアプリケーションのために作動していたエージェントは、 このアプリケーションとの関連がなくなり、 別のアプリケーションによって使用されています。 関連付けられたエージェントがないまま、 次にこのアプリケーションについての作業が行われると、 エージェントが再び関連付けられます。
スナップショット・レベル DCS アプリケーション |
論理データ・グループ dcs_appl_info |
モニター・スイッチ 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
host_ccsid 情報 | |
関連情報 |
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説明: これはホスト・データベースのコード化文字セット識別子 (CCSID) です。
使用法: この要素は、DCS アプリケーションにおける問題判別に使用します。
スナップショット・レベル DCS アプリケーション |
論理データ・グループ dcs_appl_info |
モニター・スイッチ 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
outbound_comm_protocol 情報 | |
関連情報 |
|
説明: DB2 コネクト・ゲートウェイとホストの間で使われる通信プロトコル。
使用法: この要素は、DCS アプリケーションにおける問題判別に使用します。 有効値は以下のとおりです。
スナップショット・レベル アプリケーション DCS アプリケーション |
論理データ・グループ appl_info dcs_appl_info |
モニター・スイッチ 基本 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
outbound_comm_address 情報 | |
関連情報 |
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説明: これはターゲット・データベースの通信アドレスです。 たとえば、SNA ネット ID と LU パートナー名、 あるいは IP アドレスと TCP/IP 用ポート・アドレスなどです。
使用法: この要素は、DCS アプリケーションにおける問題判別に使用します。
スナップショット・レベル アプリケーション DCS アプリケーション |
論理データ・グループ appl_info dcs_appl_info |
モニター・スイッチ 基本 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
inbound_comm_address 情報 | |
関連情報 |
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説明: これはクライアントの通信アドレスです。 たとえば、SNA ネット ID と LU パートナー名、 あるいは IP アドレスと TCP/IP 用ポート・アドレスなどです。
使用法: この要素は、DCS アプリケーションにおける問題判別に使用します。
スナップショット・レベル DCS アプリケーション DCS ステートメント |
論理データ・グループ dcs_appl dcs_stmt |
モニター・スイッチ 基本 ステートメント |
再設定可能 |
可 (アプリケーション・レベル) 不可 (その他のレベル) | |
要素名 要素タイプ |
inbound_bytes_received カウンター | |
関連情報 |
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説明: DB2 コネクト・ゲートウェイがクライアントから受け取るバイト数。 通信プロトコルのオーバーヘッド (TCP/IP や SNA のヘッダーなど) は含まれません。
使用法: この要素は、 クライアントから DB2 コネクト・ゲートウェイへのスループットを計測するのに使用します。
スナップショット・レベル DCS データベース DCS アプリケーション DCS ステートメント |
論理データ・グループ dcs_dbase dcs_appl dcs_stmt |
モニター・スイッチ 基本 基本 ステートメント |
再設定可能 |
不可 (ステートメント・レベル) 可 (その他のレベル) | |
要素名 要素タイプ |
outbound_bytes_sent カウンター | |
関連情報 |
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説明: DB2 コネクト・ゲートウェイがホストに送信したバイト数。 通信プロトコルのオーバーヘッド (TCP/IP や SNA のヘッダーなど) は含まれません。
使用法: この要素は、DB2 コネクト・ゲートウェイからホスト・データベースへのスループットを計測するのに使用します。
スナップショット・レベル DCS データベース DCS アプリケーション DCS ステートメント |
論理データ・グループ dcs_dbase dcs_appl dcs_stmt |
モニター・スイッチ 基本 基本 ステートメント |
再設定可能 |
不可 (ステートメント・レベル) 可 (その他のレベル) | |
要素名 要素タイプ |
outbound_bytes_received カウンター | |
関連情報 |
|
説明: DB2 コネクト・ゲートウェイがホストから受け取るバイト数。 通信プロトコルのオーバーヘッド (TCP/IP や SNA のヘッダーなど) は含まれません。
使用法: この要素は、ホスト・データベースから DB2 コネクト・ゲートウェイへのスループットを計測するのに使用します。
スナップショット・レベル DCS アプリケーション DCS ステートメント |
論理データ・グループ dcs_appl dcs_stmt |
モニター・スイッチ 基本 ステートメント |
再設定可能 |
可 (アプリケーション・レベル) 不可 (その他のレベル) | |
要素名 要素タイプ |
inbound_bytes_sent カウンター | |
関連情報 |
|
説明: DB2 コネクト・ゲートウェイがクライアントに送信したバイト数。 通信プロトコルのオーバーヘッド (TCP/IP や SNA のヘッダーなど) は含まれません。
使用法: この要素は、DB2 コネクト・ゲートウェイからクライアントへのスループットを計測するのに使用します。
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|
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再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
xid 情報 | |
関連情報 |
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説明: トランザクション・マネージャーが 2 フェーズ・コミットのトランザクションで生成した、 (すべてのデータベースにおいて) 固有のトランザクション識別子。
使用法: この識別子は、トランザクション・マネージャーが生成したトランザクションを、 複数のデータベースに対して実行したトランザクションと相関させるのに使用できます。 これを使用すれば、 2 フェーズ・コミットのプロトコルが関係したデータベース・トランザクションをトランザクション・マネージャーによるトランザクションと結び付けることにより、 トランザクション・マネージャーに問題がないか診断するのに役立ちます。
スナップショット・レベル DCS データベース DCS アプリケーション DCS ステートメント |
論理データ・グループ dcs_dbase dcs_appl dcs_stmt |
モニター・スイッチ ステートメント ステートメント ステートメント |
再設定可能 |
不可 (ステートメント・レベル) 可 (その他のレベル) | |
要素名 要素タイプ |
host_response_time 時刻 | |
関連情報 |
|
説明: DCS ステートメント・レベルでは、 この要素は処理を行うホストへ DB2 コネクト・ゲートウェイからステートメントが送られた時刻と、 ホストから結果を受け取った時刻との間の経過時間となります。 それ以外のレベルでは、 特定のアプリケーションやデータベースに対して実行されたすべてのステートメントの経過時間の合計となります。
使用法: この要素を送信したアウトバウンドのバイト数と受信したアウトバウンドのバイト数とともに使用することで、 アウトバウンドの応答時間 (転送レート) を以下のようにして計算できます。
(送信したアウトバウンドのバイト数 + 受信したアウトバウンドのバイト数) / ホスト応答時間
スナップショット・レベル DCS データベース |
論理データ・グループ dcs_dbase |
モニター・スイッチ 基本 |
再設定可能 |
不可 | |
要素名 要素タイプ |
con_response_time 時刻 | |
関連情報 |
|
説明: このデータベースに最後に接続した DCS アプリケーションの場合、 接続処理の開始点と、接続の実際の確立時点との間の経過時間。
使用法: この要素は、 アプリケーションが特定のホスト・データベースに接続するのに現在かかっている時間を示す標識として使用します。
スナップショット・レベル DCS データベース |
論理データ・グループ dcs_dbase |
モニター・スイッチ 基本 |
再設定可能 |
不可 | |
要素名 要素タイプ |
con_elapsed_time 時刻 | |
関連情報 |
|
説明: このホスト・データベースから最後に切断した DCS アプリケーションを接続してからの経過時間。
使用法: この要素は、 アプリケーションがホスト・データベースへの接続を維持している時間の長さを示す標識として使用します。
スナップショット・レベル DCS データベース |
論理データ・グループ dcs_dbase |
モニター・スイッチ 基本 |
再設定可能 |
可 | |
要素名 要素タイプ |
gw_comm_errors カウンター | |
関連情報 |
|
説明: DCS アプリケーションがホスト・データベースへの接続を試行中に、 またはある SQL ステートメントの処理中に、接続エラー (SQL30081) が発生した回数。
使用法: 時間をかけて接続エラーの数をモニターすることにより、 DB2 コネクト・ゲートウェイで特定のホスト・データベースについて接続性の問題があるかどうかを評価できます。 通常のエラーしきい値と考えられる数値を設定することにより、 エラーの数がこのしきい値を超えた時点で、 通信エラーの調査を行うようにできます。
この要素は db2diag.log に記録された通信エラーと関連して、 問題判別に使用できます。
スナップショット・レベル DCS データベース |
論理データ・グループ dcs_dbase |
モニター・スイッチ 基本 |
再設定可能 |
不可 | |
要素名 要素タイプ |
gw_comm_error_time タイム・スタンプ | |
関連情報 |
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説明: DCS アプリケーションがホスト・データベースへの接続を試行中に、 またはある SQL ステートメントの処理中に、 接続エラー (SQL30081) が発生した日時。
使用法: この要素は通信エラーと、 db2diag.log に記録された通信エラーと関連して、 問題判別に使用できます。
スナップショット・レベル ステートメント DCS ステートメント |
論理データ・グループ stmt dcs_stmt |
モニター・スイッチ ステートメント ステートメント |
再設定可能 |
不可 |
|
イベント・タイプ ステートメント |
論理データ・グループ stmt_event |
|
要素名 要素タイプ |
blocking_cursor 情報 | |
関連情報 |
|
説明: この要素は、実行中のステートメントがブロック化カーソルを使用しているかどうかを示します。
使用法: 照会のためのデータ転送にブロック化を使用すると、パフォーマンスが改善されます。 照会に使用される SQL によって、 ブロック化の使用が影響を受けることがあり、いくらかの変更が必要となることもあります。
スナップショット・レベル DCS ステートメント |
論理データ・グループ dcs_stmt |
モニター・スイッチ ステートメント |
再設定可能 |
不可 |
|
要素名 要素タイプ |
outbound_blocking_cursor 情報 | |
関連情報 |
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説明: この要素は、特定の照会について、 DRDA サーバーから DB2 コネクト・ゲートウェイへのデータ転送に、 ブロック化が使用されるかどうかを示します。
使用法: 照会のためのデータ転送にブロック化を使用すると、パフォーマンスが改善されます。 照会に使用される SQL によって、 ブロック化の使用が影響を受けることがあり、いくらかの変更が必要となることもあります。
スナップショット・レベル データベース アプリケーション DCS データベース DCS アプリケーション DCS ステートメント |
論理データ・グループ dbase appl dcs_dbase dcs_appl dcs_stmt |
モニター・スイッチ ステートメント ステートメント ステートメント ステートメント ステートメント |
再設定可能 |
不可 (ステートメント・レベル) 可 (その他のレベル) | |
イベント・タイプ データベース 接続 |
論理データ・グループ db_event conn_event |
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要素名 要素タイプ |
elapsed_exec_time 情報 | |
関連情報 |
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説明: DCS ステートメント・レベルでは、 これは、ホスト・データベース・サーバー上で SQL 要求を処理するのにかかる経過時間です。 それ以外のレベルでは、 特定のアプリケーションやデータベースに対して実行されたすべてのステートメントの経過時間の合計となります。
使用法: この要素は、データベース・サーバーによる SQL 要求の処理を評価して、 パフォーマンスの問題を突き止めるのに役立てるために、 他の経過時間要素とともに使用します。
DB2 コネクトの場合、 "ホスト応答時間"からこの要素を減算することによって、 ネットワーク経過時間を得ることができます。
このデータ要素は、DB2 コネクトを使用しているステートメントでのみ使用できます。 その他の SQL ステートメントの経過時間は、 ステートメント操作の開始タイム・スタンプ および ステートメント操作の停止タイム・スタンプを使用して得ることができます。
トランザクション・モニターやアプリケーション・サーバー (多重層) 環境では、 アプリケーション・ユーザーは SQL 要求を直接には出しません。 その代わりに、トランザクション・プロセッサー・モニター (たとえば、 UNIX、OS/2、または Windows NT サーバー上で動作する CICS、TUXEDO、 または ENCINA など) やアプリケーション・サーバーがビジネス・トランザクションを実行するよう要求します。 各ビジネス・トランザクションは、 SQL 要求をデータベース・サーバーに出すアプリケーション部分です。 SQL 要求は中間サーバーによって出されるため、 SQL 要求の実行を引き起こした元のクライアントについての情報はデータベース・サーバーにはありません。
トランザクション・プロセッサー・モニター (TP モニター) のトランザクションやアプリケーション・サーバーのコードの開発者は、 sqleseti - Set Client Information API を使えば元のクライアントについての情報をデータベース・サーバーに渡すことができます。 この情報は以下に示すデータ要素にあります。
スナップショット・レベル アプリケーション DCS アプリケーション |
論理データ・グループ applinfo dcs_appl |
モニター・スイッチ 基本 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
tpmon_client_userid 情報 | |
関連情報 |
|
説明: トランザクション・マネージャーが生成し、 サーバーに提供される (sqleseti API が使われている場合)、 クライアントのユーザー ID。
使用法: この要素をアプリケーション・サーバーまたは TP モニターの環境で使用すれば、 トランザクションの実行対象になっているエンド・ユーザーを識別できます。
スナップショット・レベル アプリケーション DCS アプリケーション |
論理データ・グループ applinfo dcs_appl |
モニター・スイッチ 基本 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
tpmon_client_wkstn 情報 | |
関連情報 |
|
説明: これに関連して sqleseti API を発行した場合は、 クライアントのシステムやワークステーション (CICS EITERMID など) を示します。
使用法: この要素は、ユーザーのマシンをノード ID、端末 ID、 または同様の識別子で識別するのに使用します。
スナップショット・レベル アプリケーション DCS アプリケーション |
論理データ・グループ applinfo dcs_appl |
モニター・スイッチ 基本 基本 |
再設定可能 |
不可 |
|
要素名 要素タイプ |
tpmon_client_app 情報 | |
関連情報 |
|
説明: これに関連して sqleseti API を発行した場合は、 トランザクションを実行しているサーバーのトランザクション・プログラムを示します。
使用法: この要素は、問題判別や会計などの目的で使用します。
スナップショット・レベル アプリケーション DCS アプリケーション |
論理データ・グループ applinfo dcs_appl |
モニター・スイッチ 基本 基本 |
再設定可能 |
不可 |
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要素名 要素タイプ |
tpmon_acc_str 情報 | |
関連情報 |
|
説明: これに関連して sqleseti API を発行した場合は、 ログ記録や問題診断などの目的でターゲット・データベースに渡されたデータ。
使用法: この要素は、問題判別や会計などの目的で使用します。