それぞれのレコードには、 アプリケーション・ハンドルとアプリケーション ID が含まれています。 これらにより、各レコードを、 レコードが生成されたアプリケーションに関連付けることができます。
アプリケーション・ハンドル (agent_id) は、 アプリケーションの使用期間中はシステム間で固有です。 ただし、このハンドルは再利用されます (16 ビットのカウンターを使ってこの識別子を生成します)。 ほとんどの場合、この再利用は問題になりません。 トレースからレコードを読み取るアプリケーションが、 終了した接続を検出できるからです。 たとえば、 (トレースで) 既知の agent_ID を持つ接続ヘッダーを見つけたということは、 この agent_ID を使っていた前の接続が終了したということです。
アプリケーション ID はタイム・スタンプを含んでいる識別子で、 データベース・マネージャーを停止して再始動した後であっても必ず固有のままになります。