IBM DB2 クエリー・パトローラー 管理の手引き

見積もりおよびモニター

データベースにアクセスする照会のセット、エンド・ユーザーの振る舞いのパターン、 およびハードウェア資源のプロファイルを作成したら、 適切と思われる見積値をパラメーター構成に適用します。 この初期段階で、ピーク時間帯にデ−タウェアハウスをモニターすることにより、 データウェアハウスが良好な利用状態にあるか、 あるいは管理できる限度を超える数の照会を処理しようとしているためにパフォーマンスが悪いかを調べます。 DB2 クエリー・パトローラーの構成が厳格すぎると、 資源が使用できる場合でさえ、データウェアハウスへの照会が実行依頼されなくなります。 一方、DB2 クエリー・パトローラーの構成が自由すぎる場合には、データウェアハウスに対して実行する照会が多すぎて、 ページングやスラッシングでシステムの貴重な資源が浪費されることになります。


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