QueryMonitor と QueryAdministrator は Java アプリケーションの一種で、JDBC を使用して DB2 にアクセスします。 以下の 4 つのソースから診断情報を入手できます。
IBM サポート担当員は、以下のトレース機構を個別にあるいは一緒に利用して、 問題の識別に役立てる場合があります。
普通は、コンソール (JREW.EXE) のない Java 仮想マシン (JVM) を使用してこれらのトレース・ツールを立ち上げます。 コンソール (JRE.EXE) のある JVM でこれらのトレース・ツールを実行できる場合もあります。 この場合、DB2 クエリー・パトローラーでは情報がコンソールにプリントされます。 この情報を使用して、問題の原因を識別するのに役立てることができます。
QueryAdministrator および QueryMonitor は、コマンド行から立ち上げることができます。 -t スイッチを使用すると、Java トレース用にコンソールが表示され、 --tf filename スイッチを使用すると、トレース情報がファイルに出力されます。 現行ディレクトリーは、 DQP_RUNTIME\qp ディレクトリー (Windows の場合)、 または DQP_RUNTIME/qp パス (UNIX の場合) に設定しなければならないことに注意してください。 QueryAdministrator の Java トレースを開始し、トレース情報をファイルに出力する場合、 DQP_RUNTIME\qp ディレクトリー (Windows の場合)、 または DQP_RUNTIME/qp パス (UNIX の場合) から、 以下のコマンドを実行します。
QueryAdmin -tf filename
ここで、filename は、 診断情報を入れる Java トレース用の完全修飾パスおよびファイル名を表しています。
QueryMonitor の Java トレースを開始し、トレース情報をファイルに出力する場合、 DQP_RUNTIME\qp ディレクトリーから以下のコマンドを実行します。
QueryMonitor -tf filename
ここで、filename は、 診断情報を入れる Java トレース用の完全修飾パスおよびファイル名を表しています。