IBM DB2 クエリー・パトローラー 管理の手引き

トラッカーのトラブルシューティング

トラッカーは JAVA アプリケーションの一種で、 JDBC を使用して DB2 内の DB2 クエリー・パトローラー・スキーマにアクセスし、 DB2 クエリー・パトローラーで管理されている照会に関するデータベース使用状況の履歴を、 レポートとして作成して表示します。

以下の 4 つのソースからトラッカーの診断情報を入手できます。

トラッカー・ツールは、コマンド行から立ち上げることができます。 -t スイッチを使用すると、Java トレース用にコンソールが表示され、 −tf filename スイッチを使用すると、トレース情報がファイルに出力されます。 現行ディレクトリーは、DQP_RUNTIME\qp ディレクトリー (Windows の場合)、 または DQP_RUNTIME/qp パス (UNIX の場合) に設定しなければならないことに注意してください。 ここで、DQP_RUNTIME は DB2 クエリー・パトローラーのインストール・パスを表しています。 トラッカーの Java トレースを開始し、トレース情報をファイルに出力する場合、 DQP_RUNTIME\qp ディレクトリー (Windows の場合)、 または DQP_RUNTIME/qp パス (UNIX の場合) から、以下のコマンドを実行します。

  db2track -tf filename

ここで、filename は、 診断情報を入れる Java トレース用の完全修飾パスおよびファイル名を表しています。

トラッカーの一般的な問題

  1. トラッカーから DB2 にアクセスできない場合
  2. トラッカーにデータが何も表示されない場合
  3. トラッカーに表示されたデータが最新のものではなかった場合


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