IBM DB2 クエリー・パトローラー 管理の手引き


dqpnodes.cfg ファイルの更新

DB2 クエリー・パトローラーが、 DB2 エンタープライズ拡張エディションを実行しているシステムにインストールされている場合、 DB2 クエリー・パトローラーを開始する前に、 エージェント・ノードごとに dqpnodes.cfg を更新しなければなりません。 dqpnodes.cfg ファイルは、インストール時に次の位置に作成されます。

UNIX:

instance_path/dqpnodes.cfg

instance_path は、ターゲット・データ・ソースを含む DB2 インスタンスへのパスです。

Windows:

instance_directory\dqpnodes.cfg

instance_directory は、 ターゲット・データ・ソースを含む DB2 インスタンスのディレクトリーです。

dqpnodes.cfg ファイルには、 DB2 クエリー・パトローラーまたはエージェントがインストールされているノードごとに エントリーがなければなりません。 dqpnodes.cfg ファイルのエントリーの形式は次のとおりです。

   node_number host_name {server | agent | none}

node_number は DB2 クエリー・パトローラー・ノードに与えられた番号であり、 host_name は UNIX ではホスト名または IP アドレス、Windows ではコンピューター名です。

提供するノード番号の値は 0 〜 999 でなければなりません。 DB2 クエリー・パトローラーのために選択した番号は、 DB2 クエリー・パトローラー・エージェントまたはサーバーがインストールされている DB2 ノードに使用される番号と 同じにすることができます。

dqpnodes.cfg ファイルの各エントリーは、 serveragent、 または none に定義されていなければなりません。 各行のエントリーは 1 つだけでなければならず、 DB2 クエリー・パトローラー・サーバーがインストールされているノードでのみ server オプションを指定しなければなりません。 DB2 クエリー・パトローラー・エージェントがインストールされているノードのエントリーは、 agent オプションを指定しなければなりません。 何かの理由で DB2 クエリー・パトローラー・ノードのエントリーを延期するには、 none オプションを使用します。

Windows の dqpnodes.cfg ファイルには、 たとえば次のようなエントリーが含まれます。

   0    MY1STNODE    server
   1    MY2NDNODE    agent
   3    MY3RDNODE    agent

混乱を避けるために、DB2 クエリー・パトローラー・ノードと、 DB2 クエリー・パトローラー・サーバーまたはエージェントがインストールされている DB2 ノードのノード番号とを、 同じ番号に指定することが推奨されています。 たとえば、DB2 クエリー・パトローラー・サーバーを、db2nodes.cfg ファイルの指定ノード番号が 0 になっている DB2 ノードにインストールしている場合、 DB2 クエリー・パトローラー・サーバーの dqpnodes.cfg ファイルのノード番号を 0 に指定します。 この場合、次のコマンドを指定して、 DB2 ノードと DB2 クエリー・パトローラー・サーバー・ノードの両方を開始できます。

   db2start nodenum 0
   dqpstart nodenum 0


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