ユーザーが DB2 クエリー・パトローラーに照会を実行依頼し、ジョブのコストが、 ユーザー・プロファイルに定義されているユーザー限界よりも大きくなると DB2 クエリー・パトローラーで見積もられた場合、 このジョブは保留状況になります。 保留状況のジョブが実行できるようにするには、システム管理者またはオペレーターは、 QueryMonitor またはコマンド行インターフェースを使用してこのジョブを保留解除しなければなりません。 ジョブが DB2 クエリー・パトローラー・システムにある場合には、システム管理者、オペレーター、 またはジョブの所有者のいずれかが、このジョブを取り消すことができます。 保留状況のジョブおよびその他の状況にあるジョブのリストは、 QueryMonitor またはコマンド行インターフェースを介して取得できます。 QueryMonitor ツールを使用してジョブの状況を表示する方法の詳細は、 DB2 クエリー・パトローラー 使用者の手引き を参照してください。 コマンド行インターフェースの使用方法の詳細については、 DB2 クエリー・パトローラーを管理するためのコマンド行インターフェースの使用 を参照してください。
ユーザーのジョブがたびたび保留にされる場合、 より重要なジョブを実行依頼する権限を授与することもできます。 ユーザーまたはグループにこの権限を授与するには、 ユーザーまたはグループ・プロファイルにある 「ユーザーしきい値 (User Threshold)」パラメーターを調整します。 このタスクを行うには、QueryAdministrator ツールを使用できます。 詳細については、ユーザーの管理を参照してください。