情報カタログ・マネージャー 管理の手引き
既存のオブジェクト・タイプに対しては、次の変更のみ可能です。
情報カタログ・マネージャー・ウィンドウまたはタグ言語を使って、オブジェクト・タイプを更新できます。
「情報カタログ (Information Catalog)」ウィンドウから開始します。
- 「オブジェクト・タイプ (Object types)」アイコンで、右マウス・ボタンをクリックする。
- 「オープン形式 (Open as) -->
アイコン・リスト (Icon list)」をクリックする。
- 変更したいオブジェクト・タイプのアイコンで右マウス・ボタンをクリックする。
- 「オープン (Open)」をクリックする。
「オブジェクト・タイプの更新 (Update Object Type)」ウィンドウがオープンされます。
- 外部名を変更するには、「オブジェクト・タイプ名 (Object type name)」フィールドに新しい名前を入力する。オブジェクト・タイプ名の規則は次のとおりです。
- 最大 80 文字。
- ヌル文字を含んではならない。
- すべてをブランク文字にすることはできない。
- 選択済み区分用のデフォルトの Windows アイコンは
「Windows アイコン (Windows icon)」フィールドに表示される。オブジェクト・タイプを示す特定のアイコンを識別する方法は次のとおりです。
- 「検索 (Find)」をクリックして、
Windows の別のアイコンを探し出し、そのウィンドウに表示する。
- オブジェクト・タイプに特性を追加するには (タイプがコメントでなければ拡張できない)、
「追加 (Add)」をクリックする。
「特性の追加 (Add Property)」ウィンドウがオープンされます。
- 「特性名 (Property name)」フィールドで、特性の名前を入力する。特性名の規則は次のとおりです。
- 最大 80 文字。
- ヌル文字を含んではならない。
- すべてをブランク文字にすることはできない。
- 「短縮名 (Short name)」フィールドで、固有のプロパティー短縮名を入力する。短縮名の規則は次のとおりです。
- 最大 8 文字 (SBCS)。
- 最初の文字は大文字または小文字の英字、
@ (アットマーク)、# (番号記号)、または $ (ドル記号) でなければならない。
- 続く文字は大文字または小文字の英数字、
@ (アットマーク)、# (番号記号)、$ (ドル記号)、または _ (下線) でなければならない。
- SQL 予約語は使用できない。
- 固有でなければならない。入力した名前がこのオブジェクト・タイプにすでにあると、情報カタログ・マネージャーは別の名前を要求します。
- リストからデータ・タイプをクリックする。
- 「サイズ (Size)」フィールドにサイズを入力する。
- 「OK」をクリックして、特性を追加する。
特性を追加しないで、ウィンドウをクローズするには、
「キャンセル (Cancel)」をクリックします。
このステップは AS/400 情報カタログでは使用できません。
- この変更アクションの際に追加した特性を変更するには、
「特性 (Properties)」リストの該当特性を選択した後、状況に合わせて、「修正 (Modify)」または
「除去 (Remove)」をクリックする。
このステップは AS/400 情報カタログでは使用できません。
- 「更新 (Update)」をクリックして、データベースに変更内容を保管する。
変更した内容は、「オブジェクト・タイプ (Object Types)」ウィンドウには表示されますが、他のウィンドウには、一度クローズして、再びオープンするまで表示されません。
オブジェクト・タイプを更新しないで、ウィンドウをクローズするには、
「キャンセル (Cancel)」をクリックします。
- ユーザーのタグ言語ファイルに次の行を入力する。
:ACTION.OBJTYPE(UPDATE)
:OBJECT.TYPE(short_name_of_object_type)
- 外部名を変更するには、次の行を追加する。
EXTNAME(new_external_name_of_object_type)
- オブジェクト・タイプのアイコンを変更するには、次の行を追加する。
ICOFILE(new_OS/2_icon_filename)
ICWFILE(new_Windows_icon_filename)
各キーワードの後の括弧内に適切な値を入力します。
- キーワード
- 値
- TYPE
- 更新するオブジェクト・タイプの短縮名。
- EXTNAME
- オブジェクト・タイプの新規外部名。外部名の規則は、次のとおりです。
- 最大 80 文字。
- ヌル文字を含んではならない。
- すべてをブランク文字にすることはできない。
- ICOFILE
- OS/2 の新しいアイコン・ファイルの名前。拡張子も含みます。タグ言語ファイルをインポートするとき、IMPORT コマンドの一部として、アイコン・ファイルがある場所をドライブとパスに指定します。
- ICWFILE
- Windows の新しいアイコン・ファイルの名前。拡張子も含みます。タグ言語ファイルをインポートするとき、IMPORT コマンドの一部として、アイコン・ファイルがある場所をドライブとパスに指定します。
- 任意指定特性を追加するには、ユーザーのタグ言語ファイルに次の行を入力する。
:ACTION.OBJTYPE(APPEND)
:OBJECT.TYPE(short_name_of_object_type)
:PROPERTY.SHRTNAME(short_name_of_new_property) DT(data_type) DL(size)
UUISEQ(0) NULLS(y) EXTNAME(external_name_of_new_property)
各キーワードの後の括弧内に適切な値を入力します。
オブジェクト・タイプを作成したあとで追加するすべての特性は、任意指定特性でなければならないので、UUISEQ は 0 で NULLS は Y でなければなりません。
- キーワード
- 値
- TYPE
- 更新するオブジェクト・タイプの短縮名。
- SHRTNAME
- プロパティー短縮名。特性短縮名の規則は次のとおりです。
- 最大 8 文字 (SBCS)。
- 最初の文字は大文字または小文字の英字、
@ (アットマーク)、# (番号記号)、または $ (ドル記号) でなければならない。
- 続く文字は大文字または小文字の英数字、
@ (アットマーク)、# (番号記号)、$ (ドル記号)、または _ (下線) でなければならない。
- SQL 予約語は使用できない。
- 固有でなければならない。入力した名前がこのオブジェクト・タイプにすでにあると、情報カタログ・マネージャーは別の名前を要求します。
- DT
- データ・タイプ C、V、
L、または T
- C (CHAR)
- 最大 254 文字
- V (VARCHAR)
- 最大 4 000 文字
- L (LONG VARCHAR)
- 最大 32 700 文字
- T (TIMESTAMP)
- 次の形式で、正確に 26 文字 (行の切れ目に意味はありません)
yyyy-mm-dd-hh.mm.
ss.nnnnnn
- DL
- 特性のサイズ
- EXTNAME
- 特性の外部名。特性名の規則は次のとおりです。
- 最大 80 文字。
- ヌル文字を含んではならない。
- すべてをブランク文字にすることはできない。
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