情報カタログ・マネージャー 管理の手引き
ACTION.OBJTYPE タグに続くタグで記述されているオブジェクトに対して実行されるアクションを識別します。
ACTION.OBJTYPE は、情報カタログ・マネージャー・オブジェクト・タイプの作成、削除、または保守に使用されます。
ACTION.OBJTYPE の後には、アクションの対象となるオブジェクト・タイプを定義する 1 つまたは複数の OBJECT および PROPERTY タグが続きます。
ACTION.OBJTYPE では、以下のオプションが有効です。
- ADD
- APPEND
- DELETE
- DELETE_EXT
- MERGE
- UPDATE
オブジェクト・タイプを作成します。
図 34. オブジェクト・タイプの追加時の ACTION.OBJTYPE タグの使用
:ACTION.OBJTYPE(ADD)
:OBJECT.TYPE() CATEGORY() EXTNAME() PHYNAME() ICOFILE() ICWFILE()
:PROPERTY.EXTNAME() DT() DL() SHRTNAME() NULLS() UUISEQ()
:PROPERTY.EXTNAME() DT() DL() SHRTNAME() NULLS() UUISEQ()
|
- オブジェクト・タイプが存在していてはなりません。
- ACTION.OBJTYPE(ADD) タグの直後には、
OBJECT タグとそれに関連する PROPERTY タグを続けなければなりません。
- OBJECT タグは、新規のオブジェクト・タイプの属性を定義します。
- PROPERTY タグは、新規のオブジェクト・タイプに属するプロパティーを定義します。情報カタログ・マネージャーは、それぞれのオブジェクト・タイプについて、次の必須プロパティーを自動的に定義します。
- OBJTYPID
- INSTIDNT
- NAME
- UPDATIME
- UPDATEBY
- Program または Attachment 区分に属するオブジェクト・タイプを追加することはできません。
既存のオブジェクト・タイプにプロパティーを追加します。
図 35. オブジェクト・タイプへのプロパティーの追加時の ACTION.OBJTYPE タグの使用
:ACTION.OBJTYPE(APPEND)
:OBJECT.TYPE()
:PROPERTY.EXTNAME() DT() DL() SHRTNAME() NULLS() UUISEQ()
|
- オブジェクト・タイプは存在していなければなりません。
- 追加するプロパティーが存在していてはなりません。
- プロパティーに 0 (デフォルト) 以外の UUISEQ 値を割り当てないでください。追加するプロパティーは、NULLS(Y) のオプションでなければならず、
UUI の一部にすることはできません。
- ACTION.OBJTYPE(APPEND) タグの直後には、
OBJECT タグとそれに関連する PROPERTY タグを続けなければなりません。
- OBJECT タグは、追加先のオブジェクト・タイプを識別します。
- それぞれの PROPERTY タグは、追加されるプロパティーを定義します。
- Attachment 区分に属するオブジェクト・タイプへの追加を行うことはできません。
オブジェクト・タイプを削除します。
図 36. オブジェクト・タイプの削除時の ACTION.OBJTYPE タグの使用
:ACTION.OBJTYPE(DELETE)
:OBJECT.TYPE()
|
- オブジェクト・タイプは存在していなければなりません。そのオブジェクト・タイプのオブジェクトが存在していてはなりません。
- ACTION.OBJTYPE(DELETE) タグの後には、1 つまたは複数の OBJECT タグを続けなければなりません。それぞれの OBJECT タグは、削除されるオブジェクト・タイプを識別します。
- Program または Attachment 区分に属するオブジェクト・タイプを削除することはできません。
オブジェクト・タイプと、そのオブジェクト・タイプのオブジェクトを削除します。
図 37. オブジェクト・タイプと、そのタイプのすべてのオブジェクトの削除時の ACTION.OBJTYPE タグの使用
:ACTION.OBJTYPE(DELETE_EXT)
:OBJECT.TYPE()
|
- オブジェクト・タイプは存在していなければなりません。
- オブジェクトに、異なるオブジェクト・タイプのオブジェクトを含めることはできません。
- ACTION.OBJTYPE(DELETE) タグの後には、1 つまたは複数の OBJECT タグを続けなければなりません。それぞれの OBJECT タグは、削除されるオブジェクト・タイプを識別します。
- Program または Attachment 区分に属するオブジェクト・タイプを削除することはできません。
入力オブジェクト・タイプ名が存在するかどうかを調べるために、情報カタログをチェックします。
オブジェクト・タイプが存在する場合、情報カタログ・マネージャーは、入力オブジェクト・タイプのプロパティーを保管済みのオブジェクト・タイプのプロパティーと比較します。プロパティーが一致した場合、オブジェクト・タイプは同一として扱われ、一致しない場合、入力オブジェクト・タイプは無効です。
オブジェクト・タイプが存在しない場合、情報カタログ・マネージャーは新規のオブジェクト・タイプを作成します。
図 38. オブジェクト・タイプの組み合わせ時の ACTION.OBJTYPE タグの使用
:ACTION.OBJTYPE(MERGE)
:OBJECT.TYPE() CATEGORY() EXTNAME() PHYNAME() ICOFILE() ICWFILE()
:PROPERTY.EXTNAME() DT() DL() SHRTNAME() NULLS() UUISEQ()
:ACTION.OBJINST(MERGE)
:OBJECT.TYPE()
:INSTANCE.short_name()
|
- ACTION.OBJTYPE(MERGE) タグの直後には、
OBJECT タグとそれに関連する PROPERTY タグを続けなければなりません。
- OBJECT タグは、組み合わせられるオブジェクト・タイプを識別します。
- それぞれの PROPERTY タグは、そのオブジェクト・タイプに属するプロパティーを定義します。
- オブジェクトを組み合わせるには、事前にオブジェクト・タイプを組み合わせることによって、ターゲット情報カタログに有効なオブジェクト・タイプが存在するように保証しなければなりません。したがって、タグ言語ファイルの中で、
ACTION.OBJTYPE(MERGE) タグは ACTION.OBJINST(MERGE) タグの前に指定しなければなりません。
- Program または Attachment 区分に属するオブジェクト・タイプを組み合わせることはできません。
オブジェクト・タイプの外部名および ICON ファイル情報を変更します。
図 39. オブジェクト・タイプの更新時の ACTION.OBJTYPE タグの使用
:ACTION.OBJTYPE(UPDATE)
:OBJECT.TYPE() EXTNAME() ICOFILE() ICWFILE()
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- オブジェクト・タイプはすでに存在していなければなりません。
- ACTION タグの後には、1 つまたは複数の OBJECT タグを続けなければなりません。
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