情報カタログ・マネージャー 管理の手引き

情報カタログ・マネージャー・ユーザーへのオブジェクト管理の許可

組織内の特定の情報カタログ・マネージャー・ユーザーに情報カタログのオブジェクトを管理し、更新する権限を与えることができます。許可された情報カタログ・マネージャー・ユーザーは、オブジェクトの作成、更新、またはエクスポートのような作業ができます。

情報カタログ・マネージャー・ユーザーの許可手順:

  1. 「情報カタログ (Information Catalog)」ウィンドウのメニュー・バーから、 「カタログ (Catalog) --> ユーザーの管理 (Manage users)」を選択する。

    「情報カタログ・ユーザーの管理 (Manage Information Catalog Users)」ウィンドウがオープンされます。

  2. 「新規ユーザー ID (New user ID)」フィールドに、オブジェクトの管理を許可する情報カタログ・マネージャー・ユーザーのユーザー ID を入力する。
  3. 「追加 (Add)」をクリックする。新規ユーザー ID が、「ユーザー (Users)」リストに追加されます。
  4. 「OK」をクリックして、許可を完了し、情報カタログへの変更をコミットする。

許可されたユーザー ID のリストから情報カタログ・マネージャーのユーザー ID を除去する手順:

  1. 「ユーザー (Users)」リストからユーザー ID を選択する。
  2. 「除去 (Remove)」をクリックする。
  3. 「OK」をクリックして、許可を完了し、情報カタログへの変更をコミットする。

情報カタログ管理者の設定と変更: 「情報カタログ・ユーザーの管理 (Manage Information Catalog Users)」ウィンドウを使用して、ユーザーの情報カタログ管理者のユーザー ID を変更することができます。主管理者および副管理者のユーザー ID を 「主管理者のユーザー ID (Primary user ID)」フィールドと 「副管理者のユーザー ID (Backup user ID)」フィールドにそれぞれ入力できます。

情報カタログが DB2 UDB (Windows NT 版)、DB2 UDB (AIX 版)、DB2 UDB (Solaris 実行環境版)、DB2 UDB EEE、DB2 UDB (OS/390 版)、または DB2 UDB (OS/2 版) データベース内に保管されている場合、主管理者を変更する前に、新規の主管理者が SYSADM 権限を持っていることを確認してください。ユーザーの情報カタログが DB2 UDB (AS/400 版) データベースに保管されている場合は、新規の主管理者に ALLOBJ 権限があることを確認してください。

主管理者と副管理者のユーザー ID を両方とも間違って入力してしまい、情報カタログにアクセスできない場合、情報カタログ・マネージャーの ALTERKA コマンドを使って、正しいユーザー ID を設定することができます。情報カタログの管理者を変更するには、MS-DOS コマンド・プロンプトで次のコマンドを入力します。

X:Program Files\SQLLIB\BIN\ALTERKA

ここで、X は、DB2 ユニバーサル・データベースがインストールされているドライブです。

プロンプトが表示されたら、情報カタログ名、ユーザー ID、およびパスワードをブランクで区切って入力します。

ICMSAMP longods secret

再びプロンプト表示されたら、(ブランクで区切って) 変更したい管理者のユーザー ID、そのユーザー ID についての処置 (追加 A、削除 D、または更新 U)、およびユーザー ID タイプ (主 P または副 B) を入力します。

valdezma D B

この例では、管理者のユーザー ID valdezma を削除します。


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