情報カタログ・マネージャー 管理の手引き

ACTION.OBJINST

ACTION タグに続くタグで記述されているオブジェクトに対して実行されるアクションを識別します。

コンテキスト

ACTION.OBJINST は、情報カタログ・マネージャー・オブジェクトの作成、削除、または保守に使用されます。

ACTION.OBJINST の後には、アクションの対象となるオブジェクトを定義する 1 つまたは複数の OBJECT および INSTANCE タグが続きます。

構文



:ACTION.OBJINST(option)

オプション

ACTION.OBJINST では、以下のオプションが有効です。

ADD
DELETE
DELETE_TREE_ALL
DELETE_TREE_REL
MERGE
UPDATE

ACTION.OBJINST(ADD)

オブジェクトを追加します。

コンテキスト

図 28. オブジェクトの追加時の ACTION.OBJINST タグの使用

:ACTION.OBJINST(ADD)
:OBJECT.TYPE()
:INSTANCE.short_name()
:INSTANCE.short_name()
	
:OBJECT.TYPE()
:INSTANCE.short_name()
:INSTANCE.short_name()

規則

ACTION.OBJINST(DELETE)

オブジェクトを削除します。

コンテキスト

図 29. オブジェクトの削除時の ACTION.OBJINST タグの使用

:ACTION.OBJINST(DELETE)
:OBJECT.TYPE()
:INSTANCE.SOURCEKEY(UUI_short_name()...)
	
:OBJECT.TYPE()
:INSTANCE.SOURCEKEY(UUI_short_name()...)

規則

ACTION.OBJINST(DELETE_TREE_ALL)

Grouping 区分のオブジェクト、それに付加されているすべてのコメント・オブジェクト、およびそれが参加しているすべての ATTACHMENT、 CONTACT、および LINK 関係を削除します。さらに、Grouping 区分のオブジェクトに含まれるすべてのオブジェクト、それらに付加されているすべてのコメント・オブジェクト、およびそれらが参加しているすべての ATTACHMENT、CONTACT、および LINK 関係を削除します。

コンテキスト

図 30. Grouping 区分のオブジェクトと、それに含まれるオブジェクトの削除時の ACTION.OBJINST タグの使用

:ACTION.OBJINST(DELETE_TREE_ALL)
:OBJECT.TYPE()
:INSTANCE.SOURCEKEY(UUI_short_name()...)
	
:OBJECT.TYPE()
:INSTANCE.SOURCEKEY(UUI_short_name()...)

規則

ACTION.OBJINST(DELETE_TREE_REL)

Grouping 区分のオブジェクト、それに付加されているすべてのコメント・オブジェクト、およびそれが参加しているすべての ATTACHMENT、 CONTACT、 CONTAIN、および LINK 関係を削除します。

コンテキスト

図 31. Grouping 区分のオブジェクトと関係の削除時の ACTION.OBJINST タグの使用

:ACTION.OBJINST(DELETE_TREE_REL)
:OBJECT.TYPE()
:INSTANCE.SOURCEKEY(UUI_short_name()...)
	
:OBJECT.TYPE()
:INSTANCE.SOURCEKEY(UUI_short_name()...)

規則

ACTION.OBJINST(MERGE)

入力オブジェクトが存在するかどうかを調べるために、情報カタログ内で入力オブジェクトの UUI を検索します。

オブジェクトが存在する場合、情報カタログ・マネージャーは情報カタログ内のオブジェクトのプロパティー値を更新します。オブジェクトが存在しない場合、情報カタログ・マネージャーは新規のオブジェクトを作成します。

コンテキスト

図 32. オブジェクトの組み合わせ時の ACTION.OBJINST タグの使用

:ACTION.OBJTYPE(MERGE)
:OBJECT.TYPE() CATEGORY() EXTNAME() PHYNAME() ICOFILE() ICWFILE()
:PROPERTY.EXTNAME() DT() DL() SHRTNAME() NULLS() UUISEQ()
	
:ACTION.OBJINST(MERGE)
:OBJECT.TYPE()
:INSTANCE.short_name()

規則

ACTION.OBJINST(UPDATE)

オブジェクトの値を更新します。

コンテキスト

図 33. オブジェクトの更新時の ACTION.OBJINST タグの使用

:ACTION.OBJINST(UPDATE)
:OBJECT.TYPE()
:INSTANCE.SOURCEKEY(UUI_short_name()...) short_name()

規則


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]