このセクションでは、事前定義されたオブジェクト・タイプとそれらのタイプのオブジェクトの両方を含むサンプル情報カタログを作成する方法と、事前定義されたオブジェクト・タイプのみをインポートする方法を説明します。
サンプル DB2 UDB (Windows NT 版) 情報カタログを設定すると、ユーザーはそれを使用して、情報カタログ・マネージャーの使用方法を学ぶことができます。サンプル情報カタログは事前定義されたすべての情報カタログ・マネージャー・オブジェクト・タイプと、それらのタイプのオブジェクトを含んでいます。それらのオブジェクトは、業務環境に特に必要な情報を記述しています。 情報カタログ・マネージャー 使用者の手引き では、CelDial 業務シナリオを使用して、このサンプル情報カタログからの例を使用することにより、情報カタログ・マネージャーを紹介しています。
希望するプラットフォームに DB2 データベースを作成し、それから情報カタログの作成ユーティリティーを使用してサンプル情報カタログを作成します。サンプル情報カタログ・ユーティリティーは、新規に作成した情報カタログにサンプル・データを登録します。
サンプル情報カタログを作成する手順は次のとおりです。
X:\Program Files\SQLLIB\SAMPLES\SAMPDATA\DGWDEMO
ここで X は DB2 ユニバーサル・データベースをインストールしたドライブです。
このコマンドに指定できる追加パラメーターについての詳細を調べるには、 MS-DOS コマンド・プロンプトで DGWDEMO ? と入力してください。
最後に Enter を押した後、ユーティリティーはサンプル・データのロードに進みます。ユーティリティーはサンプル・データのロードがいつ終了したかを通知します。サンプル情報カタログは使用できる状態です。
情報カタログ・マネージャー (Web 版) ユーザーへの注意: \SQLLIB\SAMPLES\SAMPDATA ディレクトリーにあるサンプル・データを 情報カタログ・マネージャー (Web 版) サーバーにコピーする必要があります。このサンプル・データは、ルート・ディレクトリーの下の ICMSAMP というディレクトリーにコピーしてください。たとえば、
ユーザーの情報カタログを作成したときに共通のオブジェクト・タイプをインポートできず、サンプル・タグ言語ファイル全体をインポートしたくない場合は、 MS-DOS コマンド・プロンプトで次のコマンドを使用してオブジェクト・タイプをインポートすることができます。
X:Program Files\SQLLIB\SAMPLES\SAMPDATA\DGWDEMO /T userid password dgname
以下のオペレーティング・システム上のデータベースにアクセスするためのパスワードは大文字小文字の区別があります。このため、指定されたとおりに入力する必要があります。