情報カタログ・マネージャー 管理の手引き

連絡先とオブジェクトを関連させる

組織の中で、情報カタログのユーザーが、オブジェクトにより記述された実際のデータに関係している担当者を見つけるのをサポートできます。情報カタログ・マネージャー・ウィンドウまたはタグ言語を使って、オブジェクトの連絡先を識別できます。

情報カタログ・マネージャー・ウィンドウを使用してオブジェクトと連絡先を関連させる

  1. Contact 区分オブジェクトを作成する。
  2. Grouping または Elemental 区分オブジェクトを作成するか (詳細はオブジェクトの作成を参照)、または次のウィンドウの 1 つの既存Grouping または Elemental オブジェクトを位置指定する。

    探索結果 (Search Results)
    集合 (Collection)
    被検索値 (Found In)
    主題 (Subjects)
    ツリー・ビュー (Tree View)
    リンク (Linked With)
  3. Grouping または Elemental オブジェクトで右マウス・ボタンをクリックする。
  4. 「連絡先 (Contacts) --> 関連づけ (Associate)」を選択する。

    「連絡先の関連づけ (Associate Contacts)」ウィンドウがオープンされます。

  5. オブジェクトに連絡先を追加する手順:

    1. 「探索 (Search)」をクリックする。

      「探索の定義 - 連絡先 (Define Search - Contacts)」ウィンドウがオープンされます。このウィンドウを使って、取り込みたい連絡先オブジェクトを探索してください。探索基準に合致するオブジェクトが、 「使用可能な連絡先 (Available contacts)」リスト・ボックスの「連絡先の関連づけ (Associate Contacts)」ウィンドウに返されます。

    2. 「使用可能な連絡先 (Available contacts)」リストで 1 つまたは複数のオブジェクトを選択する。
    3. 「>」をクリックして、選択したオブジェクトを 「連絡先 (Contacts)」リストに移動する。
  6. 連絡先をオブジェクトから削除する手順:

    1. 「連絡先 (Contacts)」リストで 1 つまたは複数のオブジェクトを選択する。
    2. 「<」をクリックして、選択したオブジェクトを 「連絡先 (Contacts)」リストから移動する。
  7. 「関連づけ (Associate)」をクリックする。更新結果を表示するには、ウィンドウをクローズして再びオープンしなければなりません。

    連絡先を追加または削除しないでウィンドウをクローズするには、 「キャンセル (Cancel)」をクリックします。

タグ言語を使用してオブジェクトと連絡先を関連させる

タグ言語を使って別の情報カタログ・マネージャー・オブジェクトに連絡先オブジェクトを追加するには、それらの間に Contact 関係を指定します。

  1. 連絡先を追加するには、タグ言語ファイルに次の行を入力する。
    :ACTION.RELATION(ADD)
    
  2. 連絡先を削除するには、タグ言語ファイルに次の行を入力する。
    :ACTION.RELATION(DELETE)
    
  3. 次の行を入力する。このとき、SOURCETYPE の連絡先に対応するオブジェクトのタイプを入力します。
    :RELTYPE.TYPE(CONTACT) SOURCETYPE(short_name_of_object_type)
         TARGETYPE(short_name_of_contact_object)
    
  4. 次の行を入力する。このとき、連絡先に対応するオブジェクトの UUI 特性と特性値を入力します。
    :INSTANCE.SOURCEKEY(UUI_short_name(value_for_property)
         UUI_short_name(value_for_property)
         UUI_short_name(value_for_property))
    
  5. 次の行を入力する。このとき、Contact オブジェクトの UUI 特性と特性値を入力します。
         TARGETKEY(UUI_short_name(value_for_property)
         UUI_short_name(value_for_property)
         UUI_short_name(value_for_property))
    

各キーワードの後の括弧内に適切な値を入力します。

キーワード

SOURCETYPE
ソース・オブジェクト・タイプの短縮名。

UUI_short_name
オブジェクト・タイプの UUI 特性の短縮名。

SOURCEKEY と TARGETKEY キーワードの後にあるすべての特性と値は、括弧で全体を囲みます。

図 9 は、タグ言語を使ってデータベース・オブジェクトに連絡先を追加する例です。この例では、ソースとターゲットのオブジェクトがすでに作成されているものとします。

図 9. タグ言語を使って表オブジェクトに連絡先を追加する

ACTION.RELATION(ADD)
RELTYPE.TYPE(CONTACT) SOURCETYPE(DATABASE) TARGETYPE(CONTACT)
INSTANCE.SOURCEKEY(SERVER(STL11W71) DBNAME(DGWDATA) 
     DBTYPE(RELATIONAL))
     TARGETKEY(NAME(Robin Noble-Thomas) RESPONSE(EUI team lead))

この例では、NAME(Robin Noble-Thomas) RESPONSE(EUI team lead) で識別される Contact オブジェクトを SERVER(STL11W71) DBNAME(DGWDATA) DBTYPE(RELATIONAL) で識別されるオブジェクトに追加します。


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