情報カタログ・マネージャー 管理の手引き


メタデータの公表および同期化

このセクションでは、情報カタログへのメタデータの公表プロセスと、メタデータがデータウェアハウスセンター、DB2 OLAP Server、または Hyperion Essbase Server 内で変更されるときの、情報カタログ・メタデータの更新プロセスを説明します。データウェアハウスセンター ユーザー・インターフェースを使用して、データウェアハウスセンター、DB2 OLAP Server、または Hyperion Essbase Server メタデータを公表します。データウェアハウスセンター ユーザー・インターフェースを使用したメタデータの公表方法に関する段階的な情報については、「メタデータの公表 (Publish Metadata)」ウィンドウのオンライン・ヘルプを参照してください。コマンド・インターフェースを使用して、DB2 OLAP Integration Server のメタデータを公表します。詳細については、OLAP サーバーのメタデータを公表する準備を参照してください。

情報カタログ内のメタデータを公表し、同期化するには、この章で後述されている以下のタスクを完了しなければなりません。

  1. 情報カタログにメタデータを公表したいオブジェクトを識別する。
  2. メタデータを公表する。
  3. 定期的に公表を実行するためのスケジュールを作成する。

メタデータが同期化される方法

メタデータが情報カタログに公表された後、メタデータの更新を自動化することができます。このプロセスは、メタデータの同期化 と呼ばれます。最初にデータウェアハウスセンター ユーザー・インターフェースを使用してメタデータを公表するときに、公表オブジェクトが作成されます。

コマンド・インターフェースを使用して、DB2 OLAP Integration Server メタデータを公表します。ただし、メタデータへの更新を同期化することはできません。情報カタログ内でメタデータを変更したい場合に再びメタデータを公表するには、コマンド・インターフェースを使用しなければなりません。

メタデータを同期化する際、情報カタログ内に登録されているオブジェクト用のメタデータは、公表を実行するとき、または公表のために作成するスケジュールに基づいて更新されます。次の状況の場合、メタデータは、情報カタログ内では更新されません。

メタデータを同期化する場合には、データウェアハウスセンターのウェアハウス・コントロール・データベースを情報カタログ・データベースとして使用しなければなりません。

開始の前に: メタデータの公表用の環境の確立

メタデータを公表および同期化するためのステップを開始する前に、適切な環境を確立したかどうかを確認する必要があります。

  1. 正しいワークステーションで、必要なウェアハウスの構成要素をインストールし、構成してあるかどうかを確認します。

    情報カタログ・マネージャーにデータウェアハウスセンター メタデータを公表するには:

    情報カタログ・マネージャーに OLAP サーバー・メタデータを公表するには:

  2. 情報カタログ・マネージャーとデータウェアハウスセンター管理者のユーザー ID の両方に Windows NT 管理者特権があることを確認してください。

OLAP サーバーのメタデータを公表する準備

データウェアハウスセンター ユーザー・インターフェースまたはコマンド・インターフェースのいずれかを使用して、 DB2 OLAP Server または Hyperion Essbase Server のメタデータを公表することができます。データウェアハウスセンターを使用するには、「OLAP サーバーのメタデータの公表 (Publish OLAP Server Metadata)」ノートブックのオンライン・ヘルプを参照してください。

DB2 OLAP Integration Server では、コマンド・インターフェースを使用して、メタデータを公表します。メタデータへの更新を同期化することはできません。情報カタログ内でメタデータを変更するには、再びメタデータを公表しなければなりません。

公表する OLAP オブジェクトの識別

メタデータを公表するには、まず公表するメタデータを識別し、その後同期化した更新の設定を行います。このセクションにあるプロシージャーを使用してメタデータ・オブジェクトを識別し、それらを同期化するように登録してください。

表 12 では、オブジェクトが情報カタログに公表されるときの OLAP サーバーと情報カタログ・オブジェクトとの間のマッピングを提供します。オブジェクト・タイプとオブジェクト・タイプ・プロパティーのマッピングの詳細については、 付録 C, メタデータのマッピングを参照してください。 DB2 OLAP Integration Server のメタデータを公表するとき、情報カタログ内の「多次元データベース内の次元」オブジェクト・タイプと DB2 OLAP Integration Server 内の表オブジェクトとの間でリンク関係が作成されます。

表 12. オブジェクト・タイプ間でのマッピング
OLAP サーバー・オブジェクト・タイプ 情報カタログ・オブジェクト・タイプ
アウトライン 多次元データベース
アウトライン内の次元 多次元データベース内の次元
次元内のメンバー 多次元データベース内のメンバー

情報カタログ・マネージャー管理者機能がインストールされているワークステーションから、以下のステップを完了してください。

  1. 情報カタログにメタデータを公表したい OLAP オブジェクトを識別するために、 X:\Program Files\SQLLIB\EXCHANGE\DG2OLAP.CTL 内の制御ファイルを編集する (X は DB2 ユニバーサル・データベースがインストールされているドライブ)。次のようにしてそれぞれのオブジェクトを別々に識別します。

    servername.applicationname.databasename.outlinename
    

    servername
    OLAP サーバーの名前。

    applicationname
    databasename によって識別されるデータベースを含む OLAP サーバー・アプリケーションの名前。

    databasename
    outlinename によって識別されるアウトラインを含む OLAP サーバー・データベースの名前。

    outlinename
    メタデータを公表したい OLAP サーバー・アウトラインの名前。
    例:

    stl11w71.sample.basic.basic
    stl11w71.sample.interntl.interntl
    stl11w71.demo.basic.basic
    
  2. MS-DOS コマンド・プロンプトから、flgnxoln プログラムを実行します。 DB2 OLAP Integration Server パラメーターは、DB2 OLAP Integration Server から情報カタログ・マネージャーにメタデータを公表するために必要です。 DB2 OLAP Integration Server に公表したい場合、すべての DB2 OLAP Integration Server パラメーターを指定しなければなりません。必須パラメーターを同じ行に、スペースで区切って入力してください。

    flgnxoln ouserid opassword oc_filename ic_userid ic_password ic_name
    generate_names
    delete max_levels max_dim -ff
    fb_filename -hi OIS_name -hu OIS_userid -hp 
    OIS_password-hm OIS_model
    

    ouserid
    DB2 OLAP Server/Essbase スーパーバイザーのユーザー ID。

    opassword
    DB2 OLAP Server/Essbase スーパーバイザーのユーザー ID のパスワード。

    filename
    DB2 OLAP サーバー/Essbase メタデータを交換することを識別した制御ファイルの全パスとファイル名。

    ic_userid
    メタデータの公表に使用される情報カタログの情報カタログ・マネージャー・ユーザー ID。ユーザー ID は、情報カタログ管理者の ID またはある特定の管理特権を持つ情報カタログ・ユーザーの ID。

    ic_password
    情報カタログ・ユーザー ID のパスワード。

    ic_name
    メタデータの交換に使用される情報カタログの名前。

    generate_names
    次のように入力します。

    Y
    オブジェクトが更新されるときに、情報カタログ内の OLAP アウトラインからオブジェクト名と記述を生成したいことを示します。「名前 (Name)」プロパティーおよび「簡単な記述 (Short Description)」プロパティーが、情報カタログ内のオブジェクトに対して更新されます。

    N
    存在する場合は、メタデータが更新されるときに、情報カタログにオブジェクト名と記述を保存したいことを示します。

    情報カタログにオブジェクトを追加し、追加の業務情報を指定しましたが、更新値によって情報を上書きしたくない場合に N を指定することができます。

    delete
    値:

    Y
    オブジェクトが情報カタログ内にすでに存在する場合は、それらは削除され、その後オブジェクトが更新されるときに追加されます。情報カタログ・マネージャーは、関連したデータベースおよび表オブジェクトなど、削除されたオブジェクトに関連のあるすべてのオブジェクトを削除します。ツリー・ビューは、その他のオブジェクトに関連のないオブジェクトがないように更新されます。

    N
    オブジェクトが情報カタログ内にすでに存在する場合は、それらは情報カタログ内に保持され、更新されます。

    max_levels
    ツリー・ビュー内に公表され表示される Essbase オブジェクトのレベルの最大数を指定する値。この値を指定しないと、識別するすべてのオブジェクトおよび基礎オブジェクトが公表されます。レベルの数を制限する場合、ツリー・ビュー内に表示されるツリー構造は、より簡略化されます。

    DB2 OLAP Server メタデータを公表している場合、このパラメーターは任意選択です。 DB2 OLAP Integration Server メタデータを公表している場合には、このパラメーターは必須です。

    max_dimen
    ツリー・ビュー内に公表され表示されるそれぞれのレベルごとの次元およびメンバーの最大数を指定する値。値を指定しない場合、ツリー・ビューのそれぞれのレベルごとに、次元を表すすべてのオブジェクトと、 Essbase アウトライン内のそれらの次元内のメンバーを表すすべてのオブジェクトが公表されます。次元およびメンバーの数を制限する場合、ツリー・ビュー内に表示される構造は、より簡略化されます。

    DB2 OLAP Server メタデータを公表している場合、このパラメーターは任意選択です。 DB2 OLAP Integration Server メタデータを公表している場合には、このパラメーターは必須です。

    feedback file name
    フィードバック・ファイルの名前。このパラメーターは無視されますが、 DB2 OLAP Integration Server パラメーターを指定する場合には指定しなければなりません。

    OIS_name
    公表したいメタデータを含む DB2 OLAP Integration Server カタログの名前。

    OIS_userid
    DB2 OLAP Integration Server スーパーバイザーのユーザー ID。

    OIS_password
    DB2 OLAP Integration Server スーパーバイザーのユーザー ID のパスワード。

    OIS_model
    メタデータを公表したい OLAP モデルの名前。

    たとえば、次のようになります (この例の行の切れ目に意味はありません)。

    flgnxoln olapadm olappass x:\Program Files\sqllib\logging\dg2olap.ctl
    icadmin icpass ICMSAMP Y Y 20 20 -ff x:\Program Files\sqllib\logging\db2olap.ff
    oiscat -hu oisadm -hp oispass -hm oismod
    

    flgnxoln プログラムが正しく実行されたかどうかを確認するために、ログ・ファイルを表示してください。ログ・ファイルは、VWS_LOGGING 環境変数によって指定されているディレクトリー内にあります。 Windows NT 用の VWS_LOGGING 変数のデフォルト値は \sqllib\logging です。ファイル \SQLLIB\LOGGING\ICMOLAP.LOG (DB2 ユニバーサル・データベースをインストールしたドライブにある) を表示して、結果を調べてください。

図 17 は、OLAP サーバー・メタデータが情報カタログ・マネージャー・ツリー・ビューに表示される様子を示しています。

図 17. 情報カタログ・マネージャー・ツリー・ビュー内の OLAP メタデータ


ICM 内の Olap メタデータ

DB2 OLAP Server または Hyperion Essbase Server メタデータの定期的な更新の設定とスケジューリング

DB2 OLAP Server または Hyperion Essbase Server メタデータと、前もって情報カタログに公表したメタデータを同期化するには、データウェアハウスセンター ユーザー・インターフェース (スケジュール機能を含む) を使用してください。定期的に実行するために公表のスケジュールを作成することができます。ユーザー・インターフェースの使用法に関する段階的な情報については、「メタデータの公表 (Publish Metadata)」ウィンドウのオンライン・ヘルプのタスク『Updating published metadata』を参照してください。

公表が更新されると、登録されたメタデータは、最後にメタデータが情報カタログに公表されたとき以降の更新の有無について調べられます。

公表の実行後、公表する OLAP オブジェクトの識別に従って識別したオブジェクトは、最後にメタデータが情報カタログと交換されたとき以降の更新の有無について調べられます。更新されていたら、更新されたメタデータは情報カタログにコピーされます。

メタデータの同期化の結果を示す処理中のログ・ファイルは、 VWS_LOGGING 環境変数によって指定されるディレクトリー内にあります。 Windows NT 用の VWS_LOGGING 変数のデフォルト値は、\SQLLIB\LOGGING です。ファイル \SQLLIB\LOGGING\ICMOLAP.OUT (DB2 ユニバーサル・データベースをインストールしたドライブにある) を表示して、結果を調べてください。新規の処理状況がある場合、その処理状況は既存のログ・ファイルに追加されます。

データウェアハウスセンターでメタデータを公表する準備

データウェアハウスセンターでメタデータを公表するには、まず公表するメタデータを識別し、その後同期化した交換の設定を行います。

交換するデータウェアハウスセンター メタデータの識別

表 13 に、データウェアハウスセンターと情報カタログ間のマッピングを示します。情報カタログにメタデータをエクスポートするときに、データウェアハウスセンターがこのマッピングを使用します。オブジェクト・タイプとオブジェクト・タイプ・プロパティーのマッピングの詳細については、 付録 C, メタデータのマッピングを参照してください。

表 13. データウェアハウスセンターと情報カタログ間のオブジェクト・タイプのマッピング
データウェアハウスセンター オブジェクト・タイプ 情報カタログ・オブジェクト・タイプ
ステップ トランスフォーメーション (表または列レベルで)
列またはフィールド 列またはフィールド
ウェアハウス・ソースまたはウェアハウス・ターゲット データベース、ファイル、IMS(TM) データベース定義
主題 業務対象域
表、ファイル、またはセグメント IMS セグメント、リレーショナル表と視点
ウェアハウス・スキーマ スタースキーマ

メタデータの情報カタログへの公表についての詳細は、「データウェアハウスセンター メタデータの公表 (Publish Data Warehouse Center Metadata)」ノートブックのデータウェアハウスセンター・オンライン・ヘルプを参照してください。

データウェアハウスセンター メタデータが情報カタログ内に表示される方法

メタデータの系統は、ターゲット・データからソース・データへのパスを記述します。データウェアハウスセンターでは、ユーザーは、データ・ソースから処理を開始します。次に、ユーザーはデータを変換するためにステップを作成 (たとえば、 SQL 論理を使用して) することができます。結果のデータは、ウェアハウス・ターゲット表またはファイルになります。エンド・ユーザーは、変換された状態でデータを処理するので、情報カタログ・マネージャーは、データウェアハウスセンターでトランスフォーメーションの最終結果 (たとえば、表またはファイル) で始まるメタデータを表示します。トランスフォーメーションに入力されたすべてのデータ・ソースを判別するために、メタデータのツリー・ビューを展開することができます。ツリー・ビューを展開する場合、ターゲットからトランスフォーメーションへ、それからデータ・ソースへというパスに従うことができます。いくつかのデータ・ソースは、トランスフォーメーションを含むこともできます。たとえば、図 18 では、情報カタログに公表されるときに、データウェアハウスセンター内のメタデータがその構造と比較される方法についての概念視点を示しています。

図 18. データウェアハウスセンターと情報カタログ・マネージャー内でのソース・データからターゲット・データへのパス


データウェアハウスセンターと情報カタログ・マネージャー内のソースとターゲットの概念視点

データウェアハウスセンターでは、「プロセス・モデル (Process Model)」ウィンドウを使用して、ウェアハウス・ソースからウェアハウス・ターゲットにマップし、トランスフォーメーション (プロセスまたはステップ) を定義します。 図 19 は、プロセス、ソース、およびターゲットが、データウェアハウスセンターおよび情報カタログ・マネージャーのツリー・ビュー内に表示されている一例です。

図 19. 情報カタログ・マネージャーのツリー・ビューと「データウェアハウスセンター プロセス・モデル (Data Warehouse Center Process Model)」ウィンドウ


「データウェアハウスセンター (Data Warehouse Center)」および 「情報カタログ・マネージャー (Information Catalog Manager)」内のソース表とターゲット表の比較を示す画面取り

データウェアハウスセンターのソース表およびターゲット表用のメタデータを公表するとき、表レベルまたは列レベルのいずれかでトランスフォーメーションを示すことができます。 図 19 では、表レベルでマップされるトランスフォーメーションを示しています。実際の SQL トランスフォーメーションは、トランスフォーメーション・オブジェクト用の記述ビューにも示されます。

図 20. 表レベルでマップされるトランスフォーメーションおよび記述ビュー


情報カタログ・マネージャー内の表のトランスフォーメーションを示す画面取り

データウェアハウスセンター内での公表されたオブジェクトの保守

データウェアハウスセンターでオブジェクトを削除すると、その削除したオブジェクトの情報はウェアハウス・コントロール・データベースに保管されます。メタデータが同期プロセス中に更新されると、データウェアハウスセンターは他の変更が情報カタログにインポートされる前に、これらの削除を情報カタログに伝搬します。メタデータ同期が正常に完了すると、データウェアハウスセンターはウェアハウス・コントロール・データベースのエントリーを消去します。データウェアハウスセンターはエントリーを消去するので、データウェアハウスセンターが削除を伝搬できる情報カタログは 1 つだけです。 2 番目の情報カタログを削除する必要がある場合は、これらのアイテムを手動で削除しなければなりません。

以前に情報カタログに公表したウェアハウスのオブジェクト名を変更している場合は、もう一度そのオブジェクトを公表して情報カタログを更新する必要があります。古い名前を持つオブジェクトが上書きされないので、メタデータの同期後、両方のオブジェクトが情報カタログ内に存在します。

データウェアハウスセンター メタデータへの定期的な更新の設定とスケジューリング

データウェアハウスセンター メタデータを、前もって情報カタログに公表されたメタデータと同期化するには、データウェアハウスセンター管理インターフェースを使用して、公表を実行するためのスケジュールを作成しなければなりません。段階的な情報については、「メタデータの公表 (Publish Metadata)」ウィンドウのオンライン・ヘルプのタスク『Updating published metadata』を参照してください。

公表が更新されると、登録されたメタデータは、最後にメタデータが情報カタログに公表されたとき以降の更新の有無について調べられます。

はじめてデータウェアハウスセンター メタデータを情報カタログに公表する場合、2 つの公表オブジェクトが作成されます。 1 つの公表オブジェクトにはコントロール・メタデータが含まれており、もう 1 つの公表オブジェクトには定義メタデータが含まれています。 コントロール・メタデータ は、ウェアハウス内のオブジェクトへの変更を記述するメタデータです。コントロール・メタデータの例は、表がステップのプロセスによって更新される日時です。 定義メタデータ は、ウェアハウス内のオブジェクトの形式、データのソース、およびデータに適用されるトランスフォーメーションについて説明するメタデータです。定義メタデータの例は、列名、表名、およびデータベース名です。はじめてメタデータを公表する場合、コントロール・メタデータと定義メタデータの両方が情報カタログ内に登録されます。メタデータを同期化するとき、コントロール・メタデータ、定義メタデータ、または両方のタイプを更新することを選択することができます。

表 14 に、公表の実行後、公表のタイプの処理状況をどこで調べることができるかを示します。ファイルは、VWS_LOGGING 環境変数によって指定されるディレクトリー内にあります。 Windows NT 用の VWS_LOGGING 変数のデフォルト値は、 \SQLLIB\LOGGING です (DB2 ユニバーサル・データベースをインストールしたドライブにある)。


表 14. メタデータ同期状況ファイル
公表のタイプ 処理状況ファイル 新規の処理状況がある場合
情報カタログ内のウェアハウス定義メタデータを更新する \SQLLIB\LOGGING\ICMXCHG.OUT OUT ファイルが置き換えられる
情報カタログ内のウェアハウス・コントロール・メタデータを更新する \SQLLIB\LOGGING\ICMDWCD.OUT 既存の OUT ファイルに追加される。


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