情報カタログ・マネージャー 管理の手引き

オブジェクトの作成

さまざまなタイプのオブジェクトを作成して、組織で利用できる実際の情報を表します。情報カタログ・マネージャー・ウィンドウまたはタグ言語を使って、オブジェクトを作成できます。

情報カタログ・マネージャー・ウィンドウを使用してオブジェクトを作成する

「情報カタログ (Information Catalog)」ウィンドウから開始します。

  1. 「情報カタログ・マネージャー・カタログ (Information Catalog Manager Catalog)」ウィンドウの 「オブジェクト・タイプ (Object types)」アイコンで右マウス・ボタンをクリックする。
  2. 「オープン形式 (Open as) --> アイコン・リスト (Icon list)」をクリックする。
  3. オブジェクトを作成したいオブジェクト・タイプのアイコンで右マウス・ボタンをクリックする。

    「プログラム (Programs)」アイコンまたは 「コメント (Comments)」アイコンを使ってオブジェクトを作成することはできません。プログラムと既存のオブジェクト・タイプを関連付ける際、プログラム・オブジェクトを作成します (オブジェクト・タイプとプログラムとの関連づけを参照)。ほかのオブジェクト・タイプの既存オブジェクトからコメント・オブジェクトを作成します (オブジェクトとコメントを関連づけるを参照)。

  4. 「オブジェクトの作成 (Create object)」をクリックする。

    「オブジェクトの作成 (Create object)」ウィンドウがオープンされます。




    「オブジェクトの作成 (Create object)」ウィンドウで、1995 年度税と呼ばれる新規の "所得税の戻り (Income Tax Return)" オブジェクトを作成します。

  5. 「特性 / 値 (Properties/Values)」リスト・ボックスから特性を選択する。
  6. 「選択済み特性の値を入力 (Enter value for selected property)」フィールドに特性の値を入力する。
  7. 「特性 / 値 (Properties/Values)」リスト・ボックスの 「値 (Values)」の列に値を移動させるには、 「入力 (Enter)」をクリックする。

    「選択済み特性の値を入力 (Enter value for selected property)」フィールドに入れたものを消したいときは、 「消去 (Clear)」を選択します。

  8. 値の入力が終わったら、「作成 (Create)」をクリックする。

    オブジェクトを作成しないでウィンドウをクローズするには、 「キャンセル (Cancel)」をクリックします。

情報カタログ・マネージャー・タグ言語を使用してオブジェクトを作成する

情報カタログ・マネージャーのタグ言語を使って、多くのオブジェクトを同時に作成することができます。オブジェクト・タイプを定義したあとで、そのオブジェクト・タイプを定義した同じタグ言語ファイルに、オブジェクトを作成するためのタグ言語を含めることができます。特性の順番は決まっていません。また、値がない場合にはその特性は省略できます。

すべてオブジェクト・タイプ特性を識別するために、必要な数の short_name(value_for_property) 行を使用して、ユーザーのタグ言語ファイルに次の行を入力します。

ACTION.OBJINST(ADD)
OBJECT.TYPE(short_name_of_object_type)
INSTANCE.short_name(value_for_property)
    short_name(value_for_property)
    short_name(value_for_property)

各キーワードの後の括弧内に適切な値を入力します。

キーワード

TYPE
オブジェクトを作成しているオブジェクト・タイプの短縮名。

short_name
オブジェクト・タイプ特性の短縮名。

オブジェクトごとに、オブジェクト・タイプ特性の短縮名を入力し、特性の値を括弧に入れて続けます。 図 4 は、タグ言語を使ってオブジェクトを作成する例です。この例は、図 3 の定義を使用して作成されたオブジェクト・タイプに基づいています。

図 4. タグ言語を使ったオブジェクトの作成

COMMENT.--------------------------------------------------------
COMMENT. Creating objects of object type 
COMMENT. "Relational tables and views"
COMMENT.---------------------------------------------------------
ACTION.OBJINST(ADD)
OBJECT.TYPE(TABLES)
INSTANCE.NAME(Customer)
     SHRTDESC(Customer information table)
     LONGDESC(Customer number, name, CelDial rep, customer contact information.)
     ACTIONS(Click on 'Start Program...' to invoke Visualizer TableViewer.)
     REMARKS(DB2 table) DBNAME(DGWDATA) OWNER(USERID) TABLE(CUSTOMER)
     URL(http://$$$@@@/info_cat/db2www/dg_tableviewer.mac/Table_Login?DATABASE=
DGWDATA&TABLE=CUSTOMER&OWNER=USERID)
     SOURCE(DB2 SYSTEM CATALOGS)


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