情報カタログ・マネージャー 管理の手引き

オブジェクト・タイプの更新

既存のオブジェクト・タイプに対しては、次の変更のみ可能です。

情報カタログ・マネージャー・ウィンドウまたはタグ言語を使って、オブジェクト・タイプを更新できます。

情報カタログ・マネージャー・ウィンドウを使用したオブジェクト・タイプの更新

「情報カタログ (Information Catalog)」ウィンドウから開始します。

  1. 「オブジェクト・タイプ (Object types)」アイコンで、右マウス・ボタンをクリックする。
  2. 「オープン形式 (Open as) --> アイコン・リスト (Icon list)」をクリックする。
  3. 変更したいオブジェクト・タイプのアイコンで右マウス・ボタンをクリックする。
  4. 「オープン (Open)」をクリックする。

    「オブジェクト・タイプの更新 (Update Object Type)」ウィンドウがオープンされます。

  5. 外部名を変更するには、「オブジェクト・タイプ名 (Object type name)」フィールドに新しい名前を入力する。オブジェクト・タイプ名の規則は次のとおりです。
  6. 選択済み区分用のデフォルトの Windows アイコンは 「Windows アイコン (Windows icon)」フィールドに表示される。オブジェクト・タイプを示す特定のアイコンを識別する方法は次のとおりです。
  7. オブジェクト・タイプに特性を追加するには (タイプがコメントでなければ拡張できない)、 「追加 (Add)」をクリックする。

    「特性の追加 (Add Property)」ウィンドウがオープンされます。

    1. 「特性名 (Property name)」フィールドで、特性の名前を入力する。特性名の規則は次のとおりです。
      • 最大 80 文字。
      • ヌル文字を含んではならない。
      • すべてをブランク文字にすることはできない。
    2. 「短縮名 (Short name)」フィールドで、固有のプロパティー短縮名を入力する。短縮名の規則は次のとおりです。
      • 最大 8 文字 (SBCS)。
      • 最初の文字は大文字または小文字の英字、 @ (アットマーク)、# (番号記号)、または $ (ドル記号) でなければならない。
      • 続く文字は大文字または小文字の英数字、 @ (アットマーク)、# (番号記号)、$ (ドル記号)、または _ (下線) でなければならない。
      • SQL 予約語は使用できない。
      • 固有でなければならない。入力した名前がこのオブジェクト・タイプにすでにあると、情報カタログ・マネージャーは別の名前を要求します。
    3. リストからデータ・タイプをクリックする。
    4. 「サイズ (Size)」フィールドにサイズを入力する。
    5. 「OK」をクリックして、特性を追加する。

      特性を追加しないで、ウィンドウをクローズするには、 「キャンセル (Cancel)」をクリックします。

    このステップは AS/400 情報カタログでは使用できません。

  8. この変更アクションの際に追加した特性を変更するには、 「特性 (Properties)」リストの該当特性を選択した後、状況に合わせて、「修正 (Modify)」または 「除去 (Remove)」をクリックする。

    このステップは AS/400 情報カタログでは使用できません。

  9. 「更新 (Update)」をクリックして、データベースに変更内容を保管する。

    変更した内容は、「オブジェクト・タイプ (Object Types)」ウィンドウには表示されますが、他のウィンドウには、一度クローズして、再びオープンするまで表示されません。

    オブジェクト・タイプを更新しないで、ウィンドウをクローズするには、 「キャンセル (Cancel)」をクリックします。

情報カタログ・マネージャー・タグ言語を使用してオブジェクト・タイプを更新する

  1. ユーザーのタグ言語ファイルに次の行を入力する。

    :ACTION.OBJTYPE(UPDATE)
    :OBJECT.TYPE(short_name_of_object_type)
    
  2. 外部名を変更するには、次の行を追加する。

         EXTNAME(new_external_name_of_object_type)
    
  3. オブジェクト・タイプのアイコンを変更するには、次の行を追加する。

         ICOFILE(new_OS/2_icon_filename)
         ICWFILE(new_Windows_icon_filename)
    

    各キーワードの後の括弧内に適切な値を入力します。

    キーワード

    TYPE
    更新するオブジェクト・タイプの短縮名。

    EXTNAME
    オブジェクト・タイプの新規外部名。外部名の規則は、次のとおりです。
    • 最大 80 文字。
    • ヌル文字を含んではならない。
    • すべてをブランク文字にすることはできない。

    ICOFILE
    OS/2 の新しいアイコン・ファイルの名前。拡張子も含みます。タグ言語ファイルをインポートするとき、IMPORT コマンドの一部として、アイコン・ファイルがある場所をドライブとパスに指定します。

    ICWFILE
    Windows の新しいアイコン・ファイルの名前。拡張子も含みます。タグ言語ファイルをインポートするとき、IMPORT コマンドの一部として、アイコン・ファイルがある場所をドライブとパスに指定します。
  4. 任意指定特性を追加するには、ユーザーのタグ言語ファイルに次の行を入力する。

    :ACTION.OBJTYPE(APPEND)
    :OBJECT.TYPE(short_name_of_object_type)
    :PROPERTY.SHRTNAME(short_name_of_new_property) DT(data_type) DL(size)
         UUISEQ(0) NULLS(y) EXTNAME(external_name_of_new_property)
    

    各キーワードの後の括弧内に適切な値を入力します。

    オブジェクト・タイプを作成したあとで追加するすべての特性は、任意指定特性でなければならないので、UUISEQ は 0 で NULLS は Y でなければなりません。

    キーワード

    TYPE
    更新するオブジェクト・タイプの短縮名。

    SHRTNAME
    プロパティー短縮名。特性短縮名の規則は次のとおりです。
    • 最大 8 文字 (SBCS)。
    • 最初の文字は大文字または小文字の英字、 @ (アットマーク)、# (番号記号)、または $ (ドル記号) でなければならない。
    • 続く文字は大文字または小文字の英数字、 @ (アットマーク)、# (番号記号)、$ (ドル記号)、または _ (下線) でなければならない。
    • SQL 予約語は使用できない。
    • 固有でなければならない。入力した名前がこのオブジェクト・タイプにすでにあると、情報カタログ・マネージャーは別の名前を要求します。

    DT
    データ・タイプ CVL、または T

    C (CHAR)
    最大 254 文字

    V (VARCHAR)
    最大 4 000 文字

    L (LONG VARCHAR)
    最大 32 700 文字

    T (TIMESTAMP)
    次の形式で、正確に 26 文字 (行の切れ目に意味はありません)
    yyyy-mm-dd-hh.mm.
    ss.nnnnnn

    DL
    特性のサイズ

    EXTNAME
    特性の外部名。特性名の規則は次のとおりです。
    • 最大 80 文字。
    • ヌル文字を含んではならない。
    • すべてをブランク文字にすることはできない。


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]