情報カタログ・マネージャー 管理の手引き
この章では、情報カタログを設定するのに必要なすべての作業の概要を提供します。この章で説明されているいくつかの作業には、以下の情報が含まれています。
- LAN 環境内での、またはスタンドアロン・プロダクトとしての情報カタログの設定。
- 情報カタログへのユーザーの許可。
- いろいろな DB2 ユニバーサル・データベース プラットフォーム上での情報カタログの定義。
- リモート・サーバーに常駐している情報カタログを登録して、ユーザーがアクセスできるようにすること。
- 情報カタログ・オブジェクトからプログラムを立ち上げられるようにすること。
LAN 環境で情報カタログ・マネージャーを使用する場合: 情報カタログ・マネージャー (DB2 ウェアハウス・マネージャー インストールの手引き を参照) のインストール後に、
7 つのメインタスクを実行します。
- 管理者自身とユーザーに情報カタログを使う許可を与える。
- DB2 ウェアハウス・マネージャーまたは DB2 OLAP Server(TM) のいずれかをインストールする際、
DB2 ユニバーサル・データベース (Windows NT 版) にデフォルトの情報カタログを作成する。デフォルトの情報カタログを使用しない場合は、ユーザーの構成に従って情報カタログを作成し、識別することができます。 これについては表 1 で説明しています。データウェアハウスセンターのメタデータを情報カタログに公表し、同期化する場合には、ウェアハウス・コントロール・データベースを情報カタログ・データベースとして使用しなければなりません。メタデータの公表および同期化に関する詳細については、第 6 章, 他の製品とメタデータを交換するを参照してください。
- 情報カタログ・マネージャーを管理者としてオープンする。
- ユーザーがアプリケーションを開始し、情報カタログに記述されている情報にアクセスできるようにする。
- 必要であれば、特定のユーザーにオブジェクト管理作業を実行する許可を与える。
- ユーザーが情報カタログにコメントを作成する際に、状況の選択項目を使用できるように設定する。
- まだ作成していない場合は、サンプル情報カタログを作成して、ユーザーが情報カタログ・マネージャーの使い方を学べるようにする。
(この作業は DB2 ウェアハウス・マネージャー インストールの手引き および情報カタログ・マネージャー・サンプル・データのアクセスでインストール処理の一部として説明されています。)
表 1. 構成ごとの情報カタログの作成と識別
DB2 UDB (Windows NT 版) サーバーの情報カタログ・マネージャー
| クライアントの情報カタログ・マネージャー1
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- サーバー上に情報カタログを作成する。
- クライアント・ワークステーション上にサーバー・ノードとリモート情報カタログを登録する。
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- サーバー・ノードとリモート情報カタログを登録する。
- 情報カタログを作成する (新規または既存の情報カタログを初期化する)。
- サーバー・ノードとリモート情報カタログ・データベースを登録する。
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注: |
- リモート情報カタログは、
DB2 ユニバーサル・データベース (AIX 版)、DB2 ユニバーサル・データベース (Solaris 実行環境版)、DB2 ユニバーサル・データベース エンタープライズ拡張エディション、DB2 ユニバーサル・データベース (OS/2 版)、DB2 ユニバーサル・データベース (OS/390 版)、または DB2 ユニバーサル・データベース (Windows NT 版) 上に存在することができます。
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スタンドアロン・プロダクトとして情報カタログ・マネージャーを使用する場合: 情報カタログ・マネージャーをインストール後 (DB2 ウェアハウス・マネージャー インストールの手引き を参照) に、以下の作業を行います。
- 情報カタログで使用するデータベースを作成する。
- 情報カタログを作成する (他のワークステーション上のユーザーはこの情報カタログにアクセスできません)。
- 前述の作業リストのステップの 3、6、7 を完了する。
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