情報カタログ・マネージャー 管理の手引き

付録 D. タグ言語

情報カタログ・マネージャーのタグ言語を使用すると、記述データを情報カタログにインポートできるように、フォーマットを設定することができます。タグ言語は、情報カタログ・マネージャーに、それがインポートする記述データに対して行うべきことを指示します。また、情報カタログ・マネージャーは、ユーザーが情報カタログをバックアップしたり、ある情報カタログから別の情報カタログにデータを転送したりすることができるように、記述データをタグ言語ファイルにエクスポートします。

タグ言語を使用して記述データのフォーマットを設定することによって、ある情報カタログから別の情報カタログに記述データを移動したり、情報カタログ・マネージャー・オブジェクト・タイプおよびオブジェクトを定義したりすることができます。また、独自の抽出プログラムを作成して、他のソース (リレーショナル・データベース・カタログなど) から記述データを抽出し、情報カタログにインポートすることもできます。 表 29 では、タグ言語のタグと、これらのタグによって実行されるアクションを示します。

表 29. 情報カタログ・マネージャー・タグ
作業 タグ名 参照先
ディスケットのシーケンスを記録する DISKCNTL
DISKCNTL

入力データに対して行われるアクションを識別する ACTION.OBJINST ACTION.OBJTYPE ACTION.RELATION
ACTION.OBJINST
ACTION.OBJTYPE
ACTION.RELATION

情報カタログにデータを記述する
OBJECT
PROPERTY
INSTANCE
RELTYPE

OBJECT
PROPERTY
INSTANCE
RELTYPE

変更がコミットされた時点と、チェックポイントが発生した場所を識別する COMMIT
COMMIT

ユーザーのコメントを識別する COMMENT
COMMENT

データのフォーマットを設定する
NL
TAB

NL
TAB


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