情報カタログは、次のデータベース管理システムのいずれかに作ることができます。
ユーザーの情報カタログは情報カタログ・マネージャー・ユーザー・インターフェースを使用して、または MS-DOS(TM) コマンド・プロンプトから定義することができます。ユーザー・インターフェースから情報カタログを定義する場合には、この章の情報を参照してください。 MS-DOS コマンド・プロンプトから情報カタログを定義する場合には、 コマンド行から情報カタログを作成するを参照してください。
表 3 では、DB2 UDB (OS/2 版) に情報カタログ・マネージャーを定義する前に、管理者が完了している必要のある作業を説明します。
表 3. DB2 ユニバーサル・データベース (OS/2 版) での情報カタログの定義の準備
作業 | 担当者 | |
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リモート・データベース管理者 | 読者 | |
情報カタログを保管するデータベースを作成する。 | ○ |
|
新規情報カタログを定義するための SYSADM 権限があることを確認する。 | ○ |
|
情報カタログを定義するための手順:
「情報カタログの初期化 (Initialize Information Catalog)」ウィンドウがオープンされます。
「DB2 UDB (OS/2 版) でのカタログ定義 (Define Catalog on for OS/2)」ウィンドウがオープンします。
「情報カタログへの接続 (Connect to Information Catalog)」ウィンドウがオープンします。
ユーザーの新規カタログが定義され、2 つの情報カタログ・マネージャー・プログラム・アイコンが 「スタート」メニューの情報カタログ・マネージャー項目に作成されます。 1 つのアイコンは管理者機能を示し、情報カタログ管理者の構成要素をユーザーのワークステーションにインストールした場合にのみ使用できます。他方のアイコンは、ユーザー機能を示します。
情報カタログ・マネージャーが共通オブジェクト・タイプをインポートできないことを示すエラー・メッセージを受け取った場合は、ユーザーの情報カタログを、事前定義されたオブジェクト・タイプを使用して初期化する必要があります (事前定義されたオブジェクト・タイプでユーザーの情報カタログを初期化するを参照)。その後、ユーザーの新規情報カタログにオブジェクト・タイプを追加することができます。
表 4 では、DB2 (OS/390 版) に情報カタログを定義する前に、管理者またはリモート・データベース管理者が完了している必要のある作業を説明します。
表 4. DB2 (OS/390 版) での情報カタログの定義の準備
作業 | 担当者 | |
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リモート・データベース管理者 | 読者 | |
情報カタログを保管するデータベースを作成する。
情報カタログ・マネージャーにより、サンプル JCL ファイルが提供されます。データベース管理者はこのファイルを修正して、データベース、記憶グループ、および表スペースを作成することができます。サンプル・ファイルは、DGCRTDB.JCL と呼ばれ、 DB2 ユニバーサル・データベースがインストールされたパスの \SQLLIB\BIN ディレクトリーにあります。 | ○ |
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新規情報カタログを定義するための SYSADM 権限があることを確認する。 | ○ |
|
次の名前をデータベース管理者に問い合わせる。
| ○ | ○ |
情報カタログを定義するための手順:
「情報カタログの初期化 (Initialize Information Catalog)」ウィンドウがオープンされます。
「DB2 UDB (OS/390 版) でのカタログ定義 (Define Catalog on for OS/390)」ウィンドウがオープンします。
「情報カタログへの接続 (Connect to Information Catalog)」ウィンドウがオープンします。
ユーザーの新規カタログが定義され、2 つの情報カタログ・マネージャー・プログラム・アイコンが 「スタート」メニューの情報カタログ・マネージャー項目に作成されます。 1 つのアイコンは管理者機能を示し、情報カタログ管理者機能をユーザーのワークステーションにインストールした場合にのみ使用できます。他方のアイコンは、ユーザー機能を示します。
情報カタログ・マネージャーが共通オブジェクト・タイプをインポートできないことを示すエラー・メッセージを受け取った場合は、ユーザーの情報カタログを、事前定義されたオブジェクト・タイプを使用して初期化する必要があります (事前定義されたオブジェクト・タイプでユーザーの情報カタログを初期化するを参照)。その後、ユーザーの新規情報カタログにオブジェクト・タイプを追加することができます。
表 5 では、DB2 UDB (AS/400 版) に情報カタログを定義する前に、管理者またはリモート・データベース管理者が完了している必要のある作業を説明します。
表 5. DB2 ユニバーサル・データベース (AS/400 版) での情報カタログの定義の準備
作業 | 担当者 | |
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リモート・データベース管理者 | 読者 | |
情報カタログを保管するデータベースを作成する。 | ○ |
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新規情報カタログを定義するための ALLOBJ 権限があることを確認する。 | ○ |
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情報カタログを定義するための手順:
「情報カタログの初期化 (Initialize Information Catalog)」ウィンドウがオープンされます。
「DB2 UDB (AS/400 版) でのカタログ定義 (Define Catalog on DB2 UDB for AS/400)」ウィンドウがオープンします。
このユーザー ID には、DB2 UDB (AS/400 版) の ALLOBJ 権限が必要です。
「情報カタログへの接続 (Connect to Information Catalog)」ウィンドウがオープンします。
ユーザーの新規カタログが定義され、2 つの情報カタログ・マネージャー・プログラム・アイコンが 「スタート」メニューの情報カタログ・マネージャー項目に作成されます。 1 つのアイコンは管理者機能を示し、情報カタログ管理者機能をユーザーのワークステーションにインストールした場合にのみ使用できます。他方のアイコンは、ユーザー機能を示します。
情報カタログ・マネージャーが共通オブジェクト・タイプをインポートできないことを示すエラー・メッセージを受け取った場合は、ユーザーの情報カタログを、事前定義されたオブジェクト・タイプを使用して初期化する必要があります (事前定義されたオブジェクト・タイプでユーザーの情報カタログを初期化するを参照)。その後、ユーザーの新規情報カタログにオブジェクト・タイプを追加することができます。
表 6 では、DB2 UDB (AIX 版) および DB2 UDB (Solaris 実行環境版) に情報カタログを定義する前に、管理者またはリモート・データベース管理者が完了している必要のある作業を説明します。これらのステップは、DB2 UDB EEE (AIX 版) および DB2 UDB EEE (Solaris 実行環境版) にも適用されます。
作業 | 担当者 | |
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リモート・データベース管理者 | 読者 | |
情報カタログを保管するデータベースを作成または識別する。データベースをリモート・ホストに作成する場合、データベース管理者は、データベースのセキュリティーのため、認証レベルを指定したい場合があるかもしれません。 | ○ |
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新規情報カタログを定義するための SYSADM 権限があることを確認する。 | ○ |
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データベースの名前をデータベース管理者に問い合わせる。 | ○ | ○ |
DB2 UDB EEE 情報カタログを定義する場合は、次の SQL コマンドを DB2 コマンド行プロセッサーから入力する。
CREATE NODEGROUP FLG32K ON NODE number CREATE REGULAR TABLESPACE FLG32K IN NODEGROUP FLG32K MANAGED BY SYSTEM USING ('FLG32K')ここで、number はノードの識別番号です。 | ○ |
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情報カタログを定義するための手順:
「情報カタログの初期化 (Initialize Information Catalog)」ウィンドウがオープンされます。
「DB2 ファミリー・データベースでのカタログ定義 (Define Catalog on DB2 Family Database)」ウィンドウがオープンします。
このユーザー ID には、SYSADM 権限が必要です。
「情報カタログへの接続 (Connect to Information Catalog)」ウィンドウがオープンします。
UNIX オペレーティング・システムのパスワードは大文字小文字の区別があります。このため、指定されたとおりに正確に入力する必要があります。
ユーザーの新規カタログが定義され、2 つの情報カタログ・マネージャー・プログラム・アイコンが 「スタート」メニューの情報カタログ・マネージャー項目に作成されます。 1 つのアイコンは管理者機能を示し、情報カタログ管理者機能をユーザーのワークステーションにインストールした場合にのみ使用できます。他方のアイコンは、ユーザー機能を示します。
情報カタログ・マネージャーが共通オブジェクト・タイプをインポートできないことを示すエラー・メッセージを受け取った場合は、ユーザーの情報カタログを、事前定義されたオブジェクト・タイプを使用して初期化する必要があります (事前定義されたオブジェクト・タイプでユーザーの情報カタログを初期化するを参照)。その後、ユーザーの新規情報カタログにオブジェクト・タイプを追加することができます。
表 7 では、DB2 UDB (Windows NT 版) または DB2 UDB (Windows 2000 版) に情報カタログを定義する前に、管理者またはリモート・データベース管理者が完了している必要のある作業を説明します。これらのステップは、DB2 UDB EEE (Windows NT 版) にも適用されます。
表 7. DB2 ユニバーサル・データベース (Windows NT 版) または DB2 ユニバーサル・データベース (Windows 2000 版) での情報カタログの定義の準備
作業 | 担当者 | |
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リモート・データベース管理者 | 読者 | |
DB2 UDB EEE 情報カタログを定義する場合は、次の SQL コマンドを DB2 コマンド行プロセッサーから入力する。
CREATE NODEGROUP FLG32K ON NODE number CREATE REGULAR TABLESPACE FLG32K IN NODEGROUP FLG32K MANAGED BY SYSTEM USING ('FLG32K')ここで、number はノードの識別番号です。 | ○ |
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情報カタログを保管するデータベースを作成または識別する。データベースをリモート・ホストに作成する場合、データベース管理者は、データベースのセキュリティーのため、認証レベルを指定したい場合があるかもしれません。 | ○ |
|
新規情報カタログを定義するための管理者権限があることを確認する。 | ○ |
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データベースの名前をデータベース管理者に問い合わせる。 | ○ | ○ |
情報カタログを定義するための手順:
「情報カタログの初期化 (Initialize Information Catalog)」ウィンドウがオープンされます。
「DB2 UDB (Windows NT 版) でのカタログ定義 (Define Catalog on DB2 UDB for Windows NT)」ウィンドウがオープンします。
このユーザー ID には、SYSADM 権限が必要です。
「情報カタログへの接続 (Connect to Information Catalog)」ウィンドウがオープンします。
Windows システムのパスワードは、大文字小文字の区別があります。このため、指定されたとおりに正確に入力する必要があります。
ユーザーの新規カタログが定義され、2 つの情報カタログ・マネージャー・プログラム・アイコンが 「スタート」メニューの情報カタログ・マネージャー項目に作成されます。 1 つのアイコンは管理者機能を示し、情報カタログ管理者機能をユーザーのワークステーションにインストールした場合にのみ使用できます。他方のアイコンは、ユーザー機能を示します。
情報カタログ・マネージャーが共通オブジェクト・タイプをインポートできないことを示すエラー・メッセージを受け取った場合は、ユーザーの情報カタログを、事前定義されたオブジェクト・タイプを使用して初期化する必要があります (事前定義されたオブジェクト・タイプでユーザーの情報カタログを初期化するを参照)。その後、ユーザーの新規情報カタログにオブジェクト・タイプを追加することができます。
情報カタログが以下のデータベース・システム上に常駐する場合、 DataGuide(R) 5.2 情報カタログを DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 7.1 情報カタログへ移行することができます。
DB2 UDB (Windows 95 版) または DB2 UDB (Windows 98 版) 上にある情報カタログを移行することはできません。ただし、それらの情報カタログにリモートに接続することができます。
情報カタログ・マネージャーの構成要素を持つ DB2 ウェアハウス・マネージャーまたは DB2 OLAP Server のいずれかをインストールした後、「情報カタログの初期化 (Initialize Information Catalog)」ウィンドウを使って、情報カタログを定義してください。情報カタログを定義するためのステップは、 DB2 ユニバーサル・データベース (OS/2 版) での情報カタログの定義から始まります。ユーザーの情報カタログ・データベースが常駐するデータベース・システムに適当な作業を選択してください。