このセクションでは、データベースの設計に含まれる次のような手順について説明します。
データベース設計の目標となるのは、自分の環境を、 理解しやすくしかも将来の拡張の基礎となるよう表現したものを作ることです。 また、データの一貫性や整合性を保ちやすいデータベース設計が望ましいと言えます。 そのためには、設計の段階で冗長性を少なくし、 データベースの更新時に生じ得る異常をなくす必要があります。
この手順は、論理 データベースの設計に関するものです。 データベースの設計は、一度で終了するものではありません。 多くの場合、何度かやり直すことが必要になります。
データベース設計の物理的な 実装については、 第 8 章, 物理データベースの設計、および 第 13 章, データベースを作成する前に に説明があります。