データベース回復ログ は、 新しい表の追加または既存の表に対する更新を含む、 データベースに対して行われたすべての変更の記録を保持します。 このログはいくつかのログ・エクステント からなり、 それぞれのログ・エクステントは、 ログ・ファイル と呼ばれる別個のファイルに入っています。
データベース回復ログを使用して、 障害 (たとえば、システム電源異常またはアプリケーション・エラー) によって、 データベースが矛盾した状態のままにならないようにすることができます。 障害が発生した場合、すでに入力はされたがコミットされていない変更事項はロールバックされ、 コミット済みのすべてのトランザクション (ディスクに物理的に書き込まれてはいないかもしれない) は再実行されます。 こうしたアクションによって、データベースの保全性が保たれます。
詳しくは、第 19 章, データベースの回復を参照してください。