管理の手引き
ここでは、次のことを実行する方法を示します。
- リモート・システムの追加
- そのシステムに関して処理したいインスタンスの追加
- そのインスタンスの下で処理したいデータベースの追加
DB2 はまず、
ノード・ディレクトリー (データベース・クライアントが接続できるすべてのサーバーのエントリー、
および接続で使用される通信プロトコルを含む) を検査し、
リモート・システムがすでに認識されているかどうかを確認します。
リモート・システムがリモート・システム上のシステム、インスタンス、
またはデータベースに認識されていない場合、
クライアントとしてリモート・システムに自分自身を設定する必要があります。
DB2 のインストール後、クライアント構成アシスタントを使って、
システム、インスタンス、およびデータベースを検索し、
それらに通信を構成することができます。
次に、カタログ化することによってリモート・システムを追加します。
これによって、ノード・ディレクトリーにシステムのエントリーが作成され、
インスタンスとデータベースを認識させることができます。
次に、インスタンスとデータベースをカタログ化することによって、システムにそれらを追加し、
それぞれノード・ディレクトリーとデータベース・ディレクトリーにエントリーを作成する必要があります。
これによって、
それぞれノード・ディレクトリーおよびデータベース・ディレクトリーにエントリーが作成されます。
構成が完了すると、リモート・システムがコントロール・センターに表示され、
それらを対象に作業することができます。
リモート・システムを追加する方法は次のとおりです。
- コントロール・センターから、
「システム (Systems)」オブジェクトで右マウス・ボタンをクリックし、
「追加 (Add)」をクリックします。
「システムの追加 (Add System)」ウィンドウがオープンします。
- 「システム名 (System name)」フィールドに、システム名を入力します。
インスタンスの Discover 構成パラメーターが、
search に設定されており、
discover comm 構成パラメーターがブランクでない場合、
「最新表示 (Refresh)」を選択して、
リモート・システムのリストを入手できます。
次に、「システム名 (System name)」フィールドの下のリストから、
システムのうち 1 つを選択することができます。
- 「リモート・インスタンス名 (Remote instance name)」フィールドに、
リモート・インスタンス名を入力します。
- 「オペレーティング・システム (Operating system)」リストから、
リモート・システムに合ったオペレーティング・システムのタイプを選択します。
- リモート・ロケーションでの通信に使用される、必要なプロトコルを選択します。
ローカル・システムについては、
「ローカル (Local)」が唯一の有効なプロトコルなので、
自動的に選択されます。
リモート・システムの場合の可能なプロトコルは次のとおりです。
- APPC
- IPX/SPX
- NetBIOS
- TCP/IP
- 名前付きパイプ (Windows NT および Windows 9x オペレーティング・システム専用)
コンピューターが現在セットアップされているプロトコルだけが、
リスト・ボックスに表示されます。
- 適切なプロトコル・パラメーターを入力します。
- システムに関連したコメントを入力します。
- 「適用 (Apply)」をクリックして、
ノード・ディレクトリーにシステムを追加します。
次に、そのシステムに関して処理したいインスタンスを追加します。
- コントロール・センターから、
今追加したシステムに所属する「インスタンス (Instances)」オブジェクトで右マウス・ボタンをクリックします。
- 「追加 (Add)」を選択します。
「インスタンス追加 (Add Instance)」ウィンドウがオープンします。
- フィールドに必要な値を入力します。
- 「最新表示 (Refresh)」押しボタンをクリックし、
既存のインスタンスのリストを表示します。
- 処理したいインスタンスを選択します。
- 「適用 (Apply)」押しボタンをクリックしてから、
「クローズ (Close)」押しボタンをクリックします。
最後に、そのインスタンスの下で処理したいデータベースを追加します。
- コントロール・センターから、
「データベース (Databases)」オブジェクト上で右マウス・ボタンをクリックします。
- 「追加 (Add)」をクリックします。
「データベースの追加 (Add Database)」ウィンドウがオープンします。
- データベース名、通信プロトコルのタイプ、および任意選択で、別名をタイプします。
この場合の別名は、データベースを識別するのに使用される代替名です。
- 「最新表示 (Refresh)」押しボタンをクリックし、
そのインスタンスでの既存のデータベースのリストを表示します。
- データベースを選択します。
- 「適用 (Apply)」押しボタンをクリックしてから、
「クローズ (Close)」押しボタンをクリックします。
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