この章では、 データベース設計のインプリメンテーションを構成する、 さまざまなオブジェクトを個々に簡潔に説明しています。
前の章では、 データベースを作成する前に知っている必要がある情報を中心に説明しました。 また、いくつかのトピックや、 データベースの作成前に済ませておくべきタスクも記載されていました。
この部の最後の章では、 データベースを更新する前に考慮しなければならないトピックが示されています。 また、データベース・オブジェクトの更新方法や除去方法について説明されています。
データベースの作成時には、以下のタスクがそれぞれ実行されます。
システム・カタログ視点上の CREATETAB、BINDADD、CONNECT、 IMPLICIT_SCHEMA、および SELECT の各データベース特権は、 PUBLIC に付与されます。
コントロール・センターを使用してデータベースを作成するには、以下のようにします。
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以下のコマンド行プロセッサー・コマンドは、 省略時の位置に personl と呼ばれるデータベースを、 "Personnel DB for BSchiefer Co" という関連する注釈を付けて作成します。
create database personl with "Personnel DB for BSchiefer Co"
データベースをデータベース・マネージャーの別のインスタンス (おそらくは、リモート) に作成する場合は、 データベース・マネージャーの複数インスタンスを使用するを参照してください。 このトピックでは、さらに、 省略時インスタンス以外のインスタンス (リモート・インスタンスを含む) に対してインスタンス・レベルの管理を実行する場合に使用しなければならないコマンドについて紹介しています。
注: | 省略時のデータベース位置、 および CREATE DATABASE コマンドを使用して異なる位置を指定する方法については、 コマンド解説書 を参照してください。 |
データベース作成時に自分で、 あるいはデータベース・マネージャーが行うタスクについて、 次の部分で説明します。
データベースの物理的な実現に関する追加情報については、 第 8 章, 物理データベースの設計を参照してください。