管理の手引き
データ再配分操作は、
データベースの中の指定されたノード・グループ内の表のセットに対して行われます。
(アプリケーションは、操作の実行前に、
カタログ・データベース区画でデータベースに接続する必要があります。)
ユーティリティーはソース区分化マップとターゲット区分化マップの両方を使用して、
どのハッシュ区画が新しい場所 (すなわち、
新しいデータベース区画番号) に割り当てられているのかを識別します。
新しい場所に割り当てられた区画に対応する行はすべて、
ソース区分化マップに指定されたデータベース区画からターゲット区分化マップに指定されたデータベース区画に移動されます。
データ再配分ユーティリティーは、以下のことを行います。
- ターゲット区分化マップの新しい区分化マップ ID を取得し、
その ID を SYSCAT.PARTITIONMAP カタログ表に挿入する。
- ノード・グループの SYSCAT.NODEGROUPS カタログ表内の REBALANCE_PMAP_ID 列を、
新しい区分化マップ ID で更新する。
- 任意の新しいデータベース区画を SYSCAT.NODEGROUPDEF カタログ表に追加する。
- 除去したいデータベース区画があればその区画すべてについて、
SYSCAT.NODEGROUPDEF カタログ表内の IN_USE 列を D に設定する。
- カタログの更新を COMMIT する。
- 新しいデータベース区画すべてに対して、データベース・ファイルを作成する。
- ノード・グループ中のすべての表に対してそれぞれの表を基本とするデータを再配分する。
これについては、表のデータを再配分する方法で説明されています。
- データベース・ファイルを削除し、
SYSCAT.NODEGROUPDEF カタログ表の中から前に除去するものとしてマークを付けたデータベース区画の項目を削除する。
- SYSCAT.NODEGROUPS カタログ表内のノード・グループ・レコードを更新して、
PMAP_ID を値 REBALANCE_PMAP_ID に、REBALANCE_PMAP_ID を NULL に設定する。
- SYSCAT.PARTITIONMAPS カタログ・ビューから古い区分化マップを削除する。
- すべての変更を COMMIT する。
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