管理の手引き


パフォーマンス改善のプロセス

システムのパフォーマンスを改善するには、次のプロセスを実行します。

  1. パフォーマンスの指標を設定する。
  2. パフォーマンスの目標を定義する。
  3. パフォーマンスのモニター計画を立てる。
  4. 計画を実行する。
  5. 測定値を分析し、目標を達成できたかどうかを判断する。 パフォーマンス・モニターそれ自体がシステム・リソースを使用するので、 目標を達成できていれば、測定値の数を減らすことを考慮してください。 目標を達成できていない場合は、次のステップに進んでください。
  6. システムでの主要な制約を判別する。
  7. トレードオフを行える場所と、余分の負荷を担えるリソースを決定する。 (ほとんどすべてのチューニングには、 システム・リソースとパフォーマンスのさまざまな要素との間のトレードオフが関係しています。)
  8. システムの構成を調整する。 複数のチューニング・オプションを変更できると考える場合は、 1 つずつ変更してください。 どのレベルにおいてもオプションが残っていない場合は、 リソースの限界に達したことになり、ハードウェアをアップグレードする必要があります。
  9. 上記のステップ 4 に戻り、システムのモニターを継続する。

定期的に、あるいはシステムまたは作業負荷に対して著しい変更を行った後は、 次の事柄を実行してください。


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