管理の手引き
パフォーマンス目標を設定する時間や、
包括的にモニターとチューニングを行う時間が十分にない場合は、
ユーザーの意見を聞いてパフォーマンスの問題と取り組むことができます。
ユーザーがパフォーマンスに関連した問題に直面していないかどうかを調べてください。
2、3 の簡単な質問をすることによって、
問題を突き止めたり、問題を最初に探す場所を決定することができます。
たとえば、ユーザーに次のような質問をしてみることができます。
- 「応答が遅い」とは、どのような意味でしょうか? 期待している速さより 10 パーセント遅いのでしょうか、それとも何十倍も遅いのでしょうか?
- 問題に気付いたのはいつですか? 最近ですか、それともこれまでずっとですか?
- 同じ問題を訴えている他のユーザーはいますか?
問題を訴えているのは 1 人か 2 人ですか、それともグループ全体ですか?
- (ユーザーのグループ全体が問題に直面している場合は、
そのグループのユーザーは同じ端末制御機構に接続していますか? )
- 直面している問題は、
特定のトランザクションまたはアプリケーション・プログラムに関連したものですか?
- 問題は、たとえば昼休みなどの決まった期間に生じますか、
それとも連続的に生じますか?
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