管理の手引き
アプリケーション・コード・ページ は、
データベースの接続が行われるときに、活動中の環境から入手されます。
DB2CODEPAGE レジストリー変数が設定されている場合は、この値は、
アプリケーション・コード・ページとしてとられます。
しかし、DB2CODEPAGE レジストリー変数を設定する必要はありません。
DB2 は、オペレーティング・システムから適切なコード・ページ値を判別します。
DB2CODEPAGE レジストリー変数に誤った値を設定すると、予期できない結果になります。
データベース・コード・ページ は、
データベースが作成される時点で指定された (明示または省略時解釈により) 値から得られます。
たとえば、各種の操作環境で活動状態の環境 がどのように判別されるかを、
以下で定義します。
- UNIX
- UNIX ベースのオペレーティング・システムでは、活動状態の環境は、
ロケール設定から判別されます。この変数には、言語、
テリトリーおよびコード・セットに関する情報が入っています。
- OS/2
- OS/2 では、1 次および 2 次コード・ページは、
CONFIG.SYS ファイルで指定されます。
chcp コマンドを使用して、
指定のセッションの中でコード・ページを表示して、動的に変更することができます。
- Macintosh
- Macintosh のオペレーティング・システムでは、
DB2CODEPAGE レジストリー変数が設定されていない場合、
Macintosh コード・ページは、導入されたスクリプトの Regional バージョン・コードから得られます。
- Windows
- Windows の場合は、DB2CODEPAGE レジストリー変数が設定されていないと、
Windows のコード・ページは、国別 ID から得られます。
これは、Windows WIN.INI ファイルの [intl] セクション
にある iCountry 値で指定されているものです。
- Windows 32 ビット・オペレーティング・システム
- すべての Windows 32 ビット・オペレーティング・システムでは、
DB2CODEPAGE レジストリー変数が設定されていないと、
コード・ページはレジストリーにある ANSI コード・ページ設定から得られます。
コード・ページ値の環境マッピングの完全なリストについては、
表 91 を参照してください。
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