管理の手引き


DB2 ユニバーサル・データベースの計画済みの非互換性

このセクションでは、将来の非互換性について説明します。 DB2 ユニバーサル・データベースのユーザーは、 新しいアプリケーションを作成する時、 または既存のアプリケーションを変更する時に、 これを念頭に置く必要があります。 これにより、DB2 UDB の将来のバージョンに容易に移行することができます。 

将来の DB2 ユニバーサル・データベースのバージョンでの読み取り専用視点


WIN UNIX OS/2

変更点

システム・カタログ視点は、読み取り専用視点になります。 SYSSTAT 視点は、更新可能のままです。

症状

SYSCAT 視点の列で実行していた UPDATE ステートメントが失敗します。

説明

SYSCAT 視点での定義にしたがって列を更新することにより、 カタログ内の値を変更するようにツールまたはアプリケーションがコード化されています。

解決方法

SYSSTAT 視点での定義にしたがって列を更新して、 カタログを変更するようにツールまたはアプリケーションを変更します。

将来の DB2 ユニバーサル・データベースのバージョンでの PK_COLNAMES および FK_COLNAMES


WIN UNIX OS/2

変更点

SYSCAT.REFERENCES の列 PK_COLNAMES および FK_COLNAMES は、使用できなくなります。

症状

列が存在せず、エラーが戻されます。

説明

ツールまたはアプリケーションが、 使われなくなった PK_COLNAMES および FK_COLNAMES 列を使用するようにコード化されています。

解決方法

代わりに SYSCAT.KEYCOLUSE 視点を使用するように、 ツールまたはアプリケーションを変更します。

将来の DB2 ユニバーサル・データベースのバージョンで COLNAMES が使用できない


WIN UNIX OS/2

変更点

SYSCAT.INDEXES の列 COLNAMES は使用できなくなります。

症状

列が存在せず、エラーが戻されます。

説明

ツールまたはアプリケーションが、 使われなくなった COLNAMES 列を使用するようにコード化されています。

解決方法

代わりに SYSCAT.INDEXCOLUSE 視点を使用するように、 ツールまたはアプリケーションを変更します。


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