DCE ディレクトリー・サービスを設定し、使用するためには、 以下の作業を実行する必要があります。 次の各項では、各作業を詳細に説明します。
DCE 管理担当者は、DCE ディレクトリーを更新して、 新規のデータベース資源情報を追加できるようにする必要があります。
データベース管理者は、DCE ディレクトリーを更新し、 DB2 のインストールと構成の情報を提供しなければなりません
データベース・ユーザーは、DCE にログインし、 ターゲット・データベース名を知っている必要があります。
加えて、ネットワーク管理者は各ユーザー・ノードのネットワーク・アクセスを設定します。 詳細は、ネットワークの資料を参照してください。
DCE 管理者は、ディレクトリー・オブジェクトを作成または読み取る前に、 以下の作業を行わなければなりません。
CDS 属性表 (UNIX プラットフォームでは /etc/dce/cds_attributes、 OS/2 では X:\opt\dcelocal\etc\cds_attr、 ただし "X" は該当するドライブ) を編集し、以下を追加する。
1.3.18.0.2.4.30 DB_Comment char 1.3.18.0.2.4.31 DB_Communication_Protocol char 1.3.18.0.2.4.32 DB_Database_Protocol char 1.3.18.0.2.4.33 DB_Database_Locator_Name char 1.3.18.0.2.4.34 DB_Native_Database_Name char 1.3.18.0.2.4.35 DB_Object_Type char 1.3.18.0.2.4.36 DB_Product_Name char 1.3.18.0.2.4.37 DB_Product_Release char 1.3.18.0.2.4.38 DB_Target_Database_Info char 1.3.18.0.2.4.39 DB_Authentication char 1.3.18.0.2.4.63 DB_Principal char
詳細は、ご使用のプラットフォームの DCE 資料を参照してください。
構成パラメーターの中には、クライアントで設定された登録値によって、 一時的に指定変更できるものがあります。 詳細は、構成パラメーターとレジストリー変数を参照してください。
オブジェクトには 3 つのタイプがあります。
オブジェクトの詳細は、ディレクトリー・オブジェクトの作成を参照してください。
データベース・ユーザーは、次の作業を行う必要があります。
db2set DB2CLIENTCOMM=tcpip db2set DB2CLIENTCOMM=appc db2set DB2CLIENTCOMM=tcpip,appc db2set DB2CLIENTCOMM=appc,tcpip
以下に OS/2 のいくつかの例を示します。
db2set DB2CLIENTCOMM=ipxspx db2set DB2CLIENTCOMM=netbios db2set DB2CLIENTCOMM=tcpip,ipxspx,netbios db2set DB2CLIENTCOMM=netbios,tcpip,ipxspx,appc
以下に Windows NT と Windows 95 のいくつかの例を示します。
db2set DB2CLIENTCOMM=npipe db2set DB2CLIENTCOMM=netbios db2set DB2CLIENTCOMM=tcpip,ipxspx,netbios db2set DB2CLIENTCOMM=netbios,tcpip,ipxspx,appc,npipe
複数の通信プロトコルがある場合は、最初に指定されているプロトコルが使用されます。