管理の手引き


EXPLAIN_OBJECT 表

EXPLAIN_OBJECT 表は、 SQL ステートメントを満たすために生成されるアクセス・プランが必要とするデータ・オブジェクトを指定します。

表 80. EXPLAIN_OBJECT 表
列名 データ・ タイプ ヌル可能? キー? 説明
EXPLAIN_REQUESTER VARCHAR(128) × FK この Explain 要求を開始した許可 ID。
EXPLAIN_TIME TIMESTAMP × FK Explain 要求の開始時刻。
SOURCE_NAME VARCHAR(128) × FK 動的ステートメントに Explain 要求を出したときに実行していたパッケージの名前、 または静的 SQL に Explain 要求を出したときのソース・ファイルの名前。
SOURCE_SCHEMA VARCHAR(128) × FK Explain 要求のソースのスキーマ、または修飾子。
EXPLAIN_LEVEL CHAR(1) × FK この行に関連する Explain 情報のレベル。
STMTNO INTEGER × FK パッケージ内のステートメントのうち、 この Explain 情報に関連するもののステートメント番号。
SECTNO INTEGER × FK この Explain 情報に関連するパッケージのセクション番号。
OBJECT_SCHEMA VARCHAR(128) × × このオブジェクトが属しているスキーマ。
OBJECT_NAME VARCHAR(128) × × オブジェクトの名前。
OBJECT_TYPE CHAR(2) × × オブジェクトのタイプに関する記述ラベル。
CREATE_TIME TIMESTAMP × オブジェクトの作成時刻。表関数の場合はヌル。
STATISTICS_TIME TIMESTAMP × このオブジェクトに関する統計の最後の更新時刻。 このオブジェクトに関する統計が存在しない場合は、ヌルです。
COLUMN_COUNT SMALLINT × × このオブジェクトの列数。
ROW_COUNT INTEGER × × このオブジェクト内の見積行数。
WIDTH INTEGER × × オブジェクトの平均幅 (バイト単位)。 索引の場合は -1 に設定します。
PAGES INTEGER × × オブジェクトがバッファー・プールで占有するページ数の見積もり。 表関数の場合は -1 に設定します。
DISTINCT CHAR(1) × × オブジェクト内の行が固有 (つまり、重複なし) かどうかを示します。

可能な値は以下のとおりです。

Y

N
×
TABLESPACE_NAME VARCHAR(128) × このオブジェクトが保管される表スペースの名前。 表スペースが関係しない場合は、ヌルです。
OVERHEAD DOUBLE × × 指定された表スペースにランダム入出力を 1 回行うためのオーバーヘッドの見積合計 (ミリ秒単位)。 制御装置オーバーヘッド、ディスク・シーク、および待ち時間が含まれます。 表スペースが関係しない場合は -1 に設定します。
TRANSFER_RATE DOUBLE × × 指定の表スペースからデータ・ページを読み取るための時間の見積もり (ミリ秒単位)。 表スペースが関係しない場合は -1 に設定します。
PREFETCHSIZE INTEGER × × 事前取り出しの実行時に読み取るデータ・ページの数。 表関数の場合は -1 に設定します。
EXTENTSIZE INTEGER × × データ・ページを単位とするエクステント・サイズ。 この数のページが、 次のコンテナーにスイッチする前に、表スペース内の 1 つのコンテナーに書き込まれます。 表関数の場合は -1 に設定します。
CLUSTER DOUBLE × × 索引とのデータ・クラスター化の程度。 >= 1 の場合は CLUSTERRATIO。 0 以上かつ 1 より小さい場合、これは CLUSTERFACTOR。 表、表関数、またはこの統計が利用不能の場合は -1 に設定します。
NLEAF INTEGER × × この索引オブジェクトの値が占める葉ページの数。 表、表関数、またはこの統計が利用不能の場合は -1 に設定します。
NLEVELS INTEGER × × この索引オブジェクトのツリーでの索引レベルの番号。 表、表関数、またはこの統計が利用不能の場合は -1 に設定します。
FULLKEYCARD BIGINT × × この索引オブジェクトに含まれる個別フル・キー値の数。 表、表関数、またはこの統計が利用不能の場合は -1 に設定します。
OVERFLOW INTEGER × × 表の中にあるオーバーフロー・レコードの合計数。 索引、表関数、または統計が利用不能の場合は -1 に設定します。
FIRSTKEYCARD BIGINT × × 第 1 キーの値の数。 表、表関数、またはこの統計が利用不能の場合は -1 に設定します。
FIRST2KEYCARD BIGINT × × 索引の最初の {2,3,4} 列を使用する第 1 キーの値の数。 表、表関数、またはこの統計が利用不能の場合は -1 に設定します。
FIRST3KEYCARD BIGINT × ×
FIRST4KEYCARD BIGINT × ×
SEQUENTIAL_PAGES INTEGER × × 索引キー順にディスク上には位置されており、 間に大きなギャップが少ない、またはない葉ページの数。 表、表関数、またはこの統計が利用不能の場合は -1 に設定します。
DENSITY INTEGER × × 索引によって占有されるページの範囲内のページ数に対する、 SEQUENTIAL_PAGES の比率。 パーセントで表されます (0 〜 100 の整数)。 表、表関数、またはこの統計が利用不能の場合は -1 に設定します。

表 81. 可能な OBJECT_TYPE 値
説明
IX 索引
TA
TF 表関数


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