管理の手引き


管理ツール

DB2 を管理するツールは、各 DB2 ユニバーサル・データベース製品で選択可能な構成要素である、 アドミニストレーション・クライアントの一部です。 また、アドミニストレーション・クライアントは、 DB2 が使用可能なすべてのオペレーティング・システム用のアドミニストレーション・クライアントを含む、 CD-ROM のセットでも使用可能です。 これによって、どんなワークステーションでもアドミニストレーション・クライアントをインストールし、 使用することができます。データベースがローカルかリモートか、 またデータベース・サーバーが実行しているオペレーティング・システムには関係ありません。 ツールを使用すると、コマンド行プロセッサーから実行できるのと同じ機能を、 グラフィカル・ユーザー・インターフェースから実行することができます。 これらの機能には、DB2 コマンド、SQL ステートメント、 またはシステム・コマンドの入力があります。 しかし、ツールを使うとき、複雑なステートメントやコマンドを記憶する必要はありません。 付加的な援助があります。
注:アドミニストレーション・クライアントはインストール・オプションの 1 つです。

以下のツールをコントロール・センターのツールバーから使用できます。

GUI ツールで実行できるいくつかの機能については、ウィザードの使用のオプションがあります。 ウィザードは、コントロール・センターのポップアップ・メニューで起動します。 実行中のタスクに必要な情報を入力する方法や、計算方法、 提供した情報に基づいた推奨事項について、段階的にプロンプトを出すので、非常に役に立ちます。 データベース管理者としてまだ日が浅い方、 またはデータベースを頻繁に管理するわけではない方にお勧めします。

DB2 ユニバーサル・データベースには、以下のウィザードがあります。

注:DB2 (OS/390 版) サブシステムにはウィザードは存在しません。

コントロール・センター・ツールバーから起動できる図形処理ツールの他に、 コントロール・センター・ツールバーから直接起動しない、付加的な GUI ツールがあります。

これらのツールに加えて、 コントロール・センターの一部ではないデータベース管理用の役立つツールがあります。 それは、クライアント構成アシスタントです。 クライアント構成アシスタントには、 リモート・サーバーと通信するクライアントをセットアップするのに役立つウィザードが含まれています。

これらのツールは、すべて後で詳しく説明します。 次の節では、ツールの機能を概説します。


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