管理の手引き
データウェアハウスの作成には、次のタスクが関係しています。
- ウェアハウスで使用するプロセスを識別してグループ分けするサブジェクト・エリアを定義する。
- ソース・データ (または操作可能データ) を調査し、ウェアハウス・ソースを定義する。
- ウェアハウスとして使用するデータベースを作成し、ウェアハウス・ターゲットを定義する。
- プロセスを定義することにより、ソース・データを移動してウェアハウス・データベースの形式に変換する方法を指定する。
- 定義したステップをテストし、それらが自動的に実行されるようにスケジュールする。
- 機密保護を定義し、データベース使用をモニターすることにより、ウェアハウスを管理する。
- DB2 ウェアハウス・マネージャー・パッケージがある場合は、
ウェアハウス内のデータの情報カタログを作成する。
情報カタログは、業務メタデータを含むデータベースです。
このメタデータは、ユーザーが組織内で利用可能なデータと情報を識別し、見付けるのに役立ちます。
ウェアハウスのエンド・ユーザーは、
カタログを検索して、照会する表を決定することができます。
- ウェアハウス内のデータのスタースキーマ・モデルを定義する。
スタースキーマとは、
複数の次元表 (業務の各性質を説明する) および 1 つの
ファクト表 (業務に関するファクトを含む) によって構成される特殊な設計です。
たとえば、ソフト・ドリンクを製造している場合、
いくつかの次元表は、製品、マーケット、および時間を表します。
ファクト表には
季節ごとにそれぞれの地域で発注された製品の取り引き情報が含まれます。
- ファクト表と次元表を結合して、
次元表からの詳細を発注情報と組み合わせる。
たとえば、
製品次元をファクト表と結合して、
発注に対してそれぞれの製品がどのようにパッケージされたかに関する情報を追加できます。
これらのタスクおよび他の詳細については、
ビジネス・インテリジェンス・チュートリアル を使用するか、
DB2 ユニバーサル・データベース クイックツアー を表示するか、
データウェアハウスセンター 管理の手引き を参照してください。
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