再配分操作の実行が開始されると、 ファイルが sqllib ディレクトリーの redist サブディレクトリーに書き込まれます。 この状況ファイルには、データベース区画上で行われた操作すべて、 再配分された表の名前 (複数の場合もある)、および操作の完了状況がリストされます。 ある表が再配分できなかった場合には、その表の名前と該当する SQLCODE がファイルにリストされます。 入力パラメーターが正しくないために再配分操作が開始できない場合には、 ファイルは作成されず、SQLCODE が戻されます。
このファイルの命名規則は、次に示すとおりです。
databasename.nodegroupname.timestamp (for UNIX platforms) databasename\nodegroupname\date\time (for non-UNIX platforms)
注: | 非 UNIX プラットフォームの場合には、 nodegroupname の最初の 8 バイトのみが使用されます。 |
データの再配分操作が失敗した場合には、一部の表は再配分されたが、 一部の表は再配分されなかったということが起こる可能性があります。 これは、データの再配分は一度に 1 つの表に対してのみ行われるために起こります。 回復するには、次に示す 2 つの方法を取ることができます。
いずれのオプションを使用する場合であっても、使用する前に、 SYSNODEGROUPS カタログ表の REBALANCE_PMID 列が非 NULL 値に設定されていることをチェックして、 直前に行ったデータ再配分操作が確かに失敗していることを確認する必要があります。
このファイルを誤って削除してしまった場合であっても、 CONTINUE 操作を試行することができます。