管理の手引き


マシンのリストの指定

省略時解釈により、マシンのリストは、 ノード構成ファイル db2nodes.cfg からとられます。 以下のようにして指定変更することができます。

注:Windows NT の場合、ノード構成ファイル内で不整合が生じないように、 このファイルを編集しないでください。 インスタンスにあるマシンのリストを取得するには、 db2nlist コマンドを使用してください。 詳細は、DB2 エンタープライズ拡張エディション 概説およびインストール の資料を参照してください。

マシン・リストからの重複エントリーの除去

1 つのマシンで複数の論理ノード (データベース区画サーバー) を用いて、 DB2 エンタープライズ拡張エディションを実行している場合は、 ユーザーの db2nodes.cfg にはそのマシンに対する複数エントリーが含まれることになります。 この状態では、rah コマンドは、ユーザーが、 各マシンで 1 回だけ、あるいは、 db2nodes.cfg ファイルの中にリストされている各論理ノードについて 1 回、 コマンドを実行したいかどうかを知る必要があります。 rah コマンドを用いて、マシンを指定します。 db2_all コマンドを使用して、論理ノードを指定します。
注:UNIX ベースのプラットフォームの場合、ユーザーがマシンを指定すると、 rah は通常、重複をマシン・リストから除去しますが、 以下のものは例外です。論理ノードを指定している場合は、 db2_all は、ユーザーのコマンドに、 以下の指定を前に付加します。

  export DB2NODE=nnn  (Korn シェルの場合)
ここで、nnn は、 目的のデータベース区画サーバーにコマンドが経路指定されるように、 db2nodes.cfg ファイルの中の対応する行からとられたノード番号です。

論理ノードを指定するときは、 <<-nnn< および <<+nnn< 接頭部シーケンスを用いて、 1 つを除くすべての論理ノードが含まれるようにリストを限定するか、または、 1 つのデータベース区画サーバーだけを指定することができます。 まずカタログ・ノードで最初にコマンドを実行して、それが完了したときに、 他のすべてのデータベース区画サーバーで並列に同じコマンドを実行したいという場合に、 上記のようにする必要があります。 これは、通常、db2 restart database コマンドを実行するときに、 必要になります。 このために、カタログ・ノードのノード番号を知っている必要があります。 接頭部シーケンスに関する情報は、接頭部シーケンスを参照してください。

rah コマンドを使用して db2 restart database を実行するときは、 重複エントリーはマシンのリストから除去されます。 しかし、" 接頭部を指定している場合は、" 接頭部を使用することが、 各マシンではなく各データベース区画サーバーに送ることを意味しているため、 重複は除去されません。


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