管理の手引き


DB2 パフォーマンス情報にリモートでアクセスできるようにする

使用している DB2 (Windows NT 版) ワークステーションが、 別の Windows NT マシンにネットワークで接続されている場合、 この節で説明されているこの機能を使うことができます。

別の DB2 (Windows NT 版) マシンから Windows NT パフォーマンス・オブジェクトを見るには、 DB2 に管理者のユーザー名とパスワードを登録しなければなりません。 (省略時の Windows NT パフォーマンス・モニターのユーザー名である SYSTEM は、 DB2 予約語なので使えません。) 名前を登録するには、次のように入力します。

   db2perfr -r username password
注:使用する username は、命名規則に適合していなければなりません。

ユーザー名とパスワードのデータは、レジストリー内のキーに置かれます。 このときの機密保護は、管理者および SYSTEM アカウントだけがアクセスできるというものです。 管理者のパスワードがレジストリーに格納されるなどの機密保護上の問題を防ぐため、 データはエンコードされます。

注:

  1. いったんユーザー名とパスワードの組み合わせを DB2 に登録してしまえば、 パフォーマンス・モニターのローカル・インスタンスであっても、 そのユーザー名とパスワードを使って明示的にログオンできます。 つまり、DB2 に登録されたユーザー名情報が一致しなければ、 パフォーマンス・モニターのローカル・セッションには、 DB2 のパフォーマンス情報が示されないことになります。

  2. ユーザー名とパスワードの組み合わせは、常に、 Windows NT の機密保護データベースに格納されているユーザー名とパスワードと一致している必要があります。 Windows NT 機密保護データベース内のユーザー名かパスワードを変更した場合、 リモートでのパフォーマンス・モニターに使うユーザー名とパスワードの組み合わせを再設定しなければなりません。

  3. 登録するには、次のように入力します。

       db2perfr -u
    


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