管理の手引き
本書には、以下の主な項目に関する情報が記載されています。
DB2 ユニバーサル・データベースの世界
- 『第 1 章, "DB2 ユニバーサル・データベースの管理"』では、
DB2 ユニバーサル・データベースを紹介し、概要を説明します。
データベースの概念
- 『第 2 章, "リレーショナル・データベースの基本的な概念"』では、
回復オブジェクト、記憶域オブジェクト、およびシステム・オブジェクトを含むデータベース・オブジェクトの概要を説明します。
- 『第 3 章, "連合システム"』では、
連合システム (federated database system: 複数のデータベースから構成されるが、
単一のデータベース・イメージを提供するデータベース・システムを意味します) について説明します。
連合システムはデータベース管理システム (DBMS) の一種で、
アプリケーションやユーザーが 1 つのステートメント内で 2 つ以上の DBMS またはデータベースを参照する SQL ステートメントを実行依頼できます。
- 『第 4 章, "並列データベース・システム"』では、
DB2 で実現される並行性のタイプを紹介します。
- 『第 5 章, "データウェアハウジングについて"』では、
データウェアハウジングおよびウェアハウジング・タスクについて概説します。
- 『第 6 章, "Spatial Extenderについて"』では、
地理情報エクステンダーを紹介し、この目的とこれが処理するデータについて説明します。
データベースの設計
- 『第 7 章, "論理データベースの設計"』では、
論理データベースの設計に関する概念と指針について説明します。
- 『第 8 章, "物理データベースの設計"』では、
物理データベースの設計 (データ記憶域に関する考慮事項を含む) の指針について説明します。
- 『第 9 章, "分散データベースの設計"』では、
単一トランザクションで複数のデータベースをアクセスする方法を説明します。
- 『第 10 章, "トランザクション・マネージャーの設計"』では、
CICS などの分散トランザクション処理環境でデータベースを使用する方法について説明します。
- 『第 11 章, "高可用性の設計"』では、
DB2 が提供する高可用性フェールオーバー・サポートの概要を説明します。
コントロール・センターによる管理
- 第 12 章, "GUI ツールを使用した DB2 の管理"では、
データベースを管理するのに使用されるグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) ツールを紹介します。
設計の実装
- 『第 13 章, "データベースを作成する前に"』では、
データベースの作成およびデータベース内のオブジェクトの作成の前に必要な前提条件
について説明します。
- 『第 14 章, "データベースの作成"』では、
データベースの作成およびデータベース内のオブジェクトの作成に関連する作業について説明します。
- 『第 15 章, "データベースの変更"』では、
データベースの作成およびデータベース内のオブジェクトの代替または除去
に関連する前提条件と作業について説明します。
データベースの機密保護
- 第 16 章, "データベース・アクセスの制御"では、
データベース・リソースへのアクセスを制御する方法について説明します。
- 第 17 章, "DB2 アクティビティーの監査"では、
データに対する不要なアクセスまたは予期せぬアクセスを検出してモニターする方法について説明します。
データの移動
- 第 18 章, "データの移動に使用するユーティリティー"では、
ロード、オートローダー、インポートおよびエクスポート・ユーティリティーについて説明します。
回復
- 第 19 章, "データベースの回復" では、
データベースおよび表スペースの回復方式 (データベースおよび表スペースのバックアップおよび回復、
およびロールフォワード回復方式の使用を含む) を選択する場合の考慮事項について説明します。
パフォーマンスの紹介
- 第 20 章, "パフォーマンスの要素"では、
DB2 UDB パフォーマンスを管理と改善に関する概念と考慮事項について紹介します。
- 第 21 章, "アーキテクチャーとプロセスの概要"では、
基礎となる DB2 ユニバーサル・データベースの構造およびプロセスを紹介します。
アプリケーション・パフォーマンスのチューニング
- 第 22 章, "アプリケーションについての考慮事項"では、アプリケーションの設計時点で、
データベースのパフォーマンスを向上させる手法をいくつか説明します。
- 第 23 章, "環境についての考慮事項"では、データベース環境の設定時点で、
データベースのパフォーマンスを向上させる手法をいくつか説明します。
- 第 24 章, "システム・カタログ統計"では、最適なパフォーマンスを達成するために、
データについての統計を収集し使用する方法について説明します。
- 第 25 章, "SQL コンパイラーに関する解説"では、
SQL コンパイラーを使用してコンパイルしたときに、
SQL ステートメントがどうなるかについて説明します。
- 第 26 章, "SQL Explain 機能"では、Explain 機能について説明します。
この機能により、データにアクセスするために SQL コンパイラーが行った選択を調べることができます。
システムのチューニングと構成
- 第 27 章, "操作上のパフォーマンス"では、
データベース・マネージャーがメモリーを使用する方法の概要、
および実行時のパフォーマンスに影響を与えるその他の考慮事項について説明します。
- 第 28 章, "管理プログラムの使用法"では、
データベース管理のある局面を制御するための管理プログラムの使用について紹介します。
- 第 29 章, "プロセッサーの追加による構成のスケーリング"では、
データベース・システムのサイズの増加に関連する考慮事項と作業について説明します。
- 第 30 章, "データベース区画間でのデータの再配分"では、区画間でデータを再配分するために、
区分データベース環境において必要な作業について説明します。
- 第 31 章, "ベンチマーク・テスト"では、
ベンチマーク・テストの概要とベンチマーク・テストの実行方法について説明します。
- 第 32 章, "DB2 の構成"では、
データベース・マネージャー、データベース構成ファイルおよび構成パラメーターの値について説明します。
高可用性システム
- 『第 33 章, "AIX 用高可用性クラスター・マルチプロセッシング、拡張スケーラビリティー (HACMP ES)"』では、
DB2 による AIX での高可用性フェールオーバー・サポートについて説明します。
- 『第 34 章, "Windows NT 環境での高可用性"』では、
DB2 による Windows NT での高可用性フェールオーバー・サポートについて説明します。
- 『第 35 章, "DB2 と、Sun Cluster 2.2 での高可用性"』では、
DB2 による Sun Solaris オペレーティング・システムでの高可用性フェールオーバー・サポートについて説明します。
付録
- 『付録 A, "命名規則"』では、
データベースおよびオブジェクトを命名する際に従わなければならない規則を示します。
- 『付録 B, "データベース移行の計画"』では、
第 7 版へのデータベースの移行について説明します。
- 『付録 C, "リリース間の非互換性"』では、第 7 版までに導入された、
互換性のない機能について説明します。
- 『付録 D, "DB2 登録変数と環境変数"』では、
プロファイル・レジストリーの値と環境変数を示します。
- 『付録 E, "分散コンピューティング環境 (DCE) ディレクトリー・サービスの使用"』では、
DCE ディレクトリー・サービスを使用する方法について説明します。
- 『付録 F, "データベース回復用のユーザー出口"』では、
ユーザー出口プログラムでデータベース・ログ・ファイルを使用する方法について説明し、
いくつかのサンプル・ユーザー出口プログラムを示します。
- 『付録 G, "Explain 表と定義"』では、
DB2 Explain 機能が使用する表についての情報を示し、
それらの表の作成方法について説明します。
- 『付録 H, "SQL EXPLAIN ツール"』では、
DB2 EXPLAIN ツールである db2expln および dynexpln の使用法について説明します。
- 『付録 I, "db2exfmt - Explain 表フォーマット・ツール"』では、
DB2 Explain 表の内容をフォーマットします。
- 『付録 J, "各国語サポート (NLS)"』では、
国、言語、およびコード・ページの情報を含む、DB2 各国語サポートについて紹介します。
- 『付録 K, "複数のデータベース区画サーバーに対するコマンドの発行"』では、
コマンドを区分データベース環境内のすべての区画に送るための db2_all および rah シェル・スクリプトの使用法について説明します。
- 『付録 L, "DB2 (Windows NT 版) が Windows NT 機密保護を処理する方法"』では、
DB2 が Windows NT 機密保護を処理する方法について説明します。
- 『付録 M, "Windows NT パフォーマンス・モニターの使用"』では、
DB2 (Windows NT 版) ユーザーが使用できる 2 つのパフォーマンス・モニター (DB2 パフォーマンス・モニターおよび Windows NT パフォーマンス・モニタ) について説明します。
- 『付録 N, "Windows NT または Windows 2000 データベース区画サーバーを使った作業"』では、
Windows NT と Windows 2000 で区分データベース・サーバーを処理するために使用されるユーティリティーについて説明します。
- 『付録 O, "複数の論理ノードの構成"』では、
区分データベース環境で複数論理ノードを構成する方法について説明します。
- 『付録 P, "高速ノード間通信"』では、
Windows NT 環境で、仮想インターフェース・アーキテクチャーを DB2 エンタープライズ拡張エディションで使用できるようにする方法について説明します。
- 『付録 Q, "Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ディレクトリー・サービス"』では、
LDAP ディレクトリー・サービスを使用する方法について説明します。
- 『付録 R, "コントロール・センターの拡張"』では、
新しいアクションを割り当てた新しいツールバー・ボタンの追加、
新しいオブジェクト定義の追加、および新しいアクション定義の追加により、
コントロール・センターを拡張する方法について説明します。
- 『付録 S, "DB2 ライブラリーの使用法"』では、ウィザード、オンライン・ヘルプ、メッセージ、
およびマニュアルを含む DB2 ライブラリーの構造について説明します。
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