すでに説明したとおり、 システムのパフォーマンスには、 システムを構成するハードウェアが影響を与える場合があります。 ハードウェアがパフォーマンスに与える影響の例として、 ディスク装置について考慮しましょう。
ディスク装置を管理する方法は、次の 4 通りの方法でパフォーマンスに影響を与えます。
限られた量の記憶域を、索引とデータ間で、表スペース間で、 およびバッファー・プール間で分割する方法によって、 さまざまな状況でそれぞれの記憶域がどのように機能するかが大部分決まります。
記憶域のむだは、それ自体が、 その記憶域を使用しているシステムのパフォーマンスに影響を与えることはありませんが、 他の場所でパフォーマンスを改善するのに使用できるリソースを示していることがあります。
複数のディスク記憶装置と制御装置にディスク入出力要求をバランスよく配分するかどうかは、 データベース・マネージャーがディスクから情報を取り出す速度に影響を与えます。
使用可能な記憶域の限界に達すると、全体のパフォーマンスが低下する可能性があります。