管理の手引き


ユーザー出口プログラムの例

多数のサンプル・プログラムが、 様々な装置またはソフトウェア・インターフェース用のユーザー出口機能の使用法を示すために備えられています。 プログラム・リストは、使用される装置サポート・ソフトウェアのバージョンを識別します。

これらのプログラムは、ユーザーの望むとおりに修正したり、使用したりすることができます。 これらのサンプル・プログラム内の注釈には、 独自のユーザー出口プログラムを作成するための技術情報があります。

以下の項目には、 ご使用のオペレーティング・システムに関連するサンプル・プログラムの情報が入っています。

OS/2 用のユーザー出口プログラムの例

DB2 (OS/2 版) のユーザー出口サンプル・プログラムは、 \sqllib\samples\rexx ディレクトリーのインスタンス・サブディレクトリーにあります。 ただし、最後のユーザー出口サンプル・プログラム (dbuexit.CAD) は例外で、 これは、\sqllib\samples\c ディレクトリーに入っています。 実行したいサンプルの名前は、 db2uexit という実行可能ファイルの名前に変更し、 .cmd.exe のどちらかの拡張子を付ける必要があります。 名前変更したファイルは、ユーザー出口プログラムとして使用するように、 \sqllib\bin ディレクトリーに入れられます。

用意されているサンプルはほとんどが REXX コマンド・ファイルですが、 ユーザー出口プログラムはそれとは異なるプログラミング言語で作成することができます。 実行可能ファイル名は、 .cmd または .exe のいずれかの拡張子が付いた db2uexit とする必要があります。

5 つの OS/2 サンプル・プログラムが用意されています。

UNIX ベースのオペレーティング・システム用のユーザー出口プログラムの例

userexit 構成パラメーターの指定によって、 データベース・マネージャーはログを保存および検索するユーザー出口プログラムを呼ぶことができます。 UNIX プラットフォームのユーザー出口には、 IBM 提供の 4 つのサンプル・プログラムがあります。 それぞれディスク用、テープ用、TSM 用、および Legato NetWorker 用です。 これらのプログラムの使用は強制ではありません。 独自のユーザー出口プログラムを作成することもできます。 サンプル・プログラムでは、 ユーザー出口プログラムの作成時に使用できるモデルおよび指示を提供します。 各サンプル・プログラムのヘッダー情報には役に立つ情報が載せられています。

備えられているサンプルは C 言語でコーディングされていますが、 ユーザーのユーザー出口プログラムはさまざまなプログラミング言語で作成することができます。 ユーザー出口プログラムは、実行可能ファイルで、 その名前は db2uext2 でなければなりません。

次の 4 つの UNIX ベースのオペレーティング・システムのサンプル・プログラムが備えられています。


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