管理の手引き
このセクションでは、移行作業の概要を説明します。
DB2 UDB バージョン 6 のデータベースは、
バージョン 7 に移行する必要がないということに注意してください。
DB2 UDB バージョン 5.x のデータベースの移行に関する詳細は、
ご使用のオペレーティング・システムに応じた概説およびインストール に説明されています。
データベースの移行時には、
次のようになります。
- 次のデータベース・エンティティーが移行されます。
- データベース構成ファイル
- データベース・システム・カタログ表
- データベース・ディレクトリー
- データベース・ログ・ファイル・ヘッダー
- システム・カタログ表が次のように変更されます。
- 新規の列が追加される。
- 新規の表が作成される。
- カタログ視点セットが移行され、
新規のカタログ視点が SYSCAT スキーマに作成される。
- 更新可能なカタログ視点セットが SYSSTAT スキーマに作成される。
- 汎用スカラー関数セットは SYSFUN スキーマに保持されたまま、
新しい汎用スカラー関数のセットがそこに作成される。
SYSFUN.DIFFERENCE スカラー関数だけは除去され、
データベース移行時に再作成されます。
- データベース活動記録ファイルとそのシャドーは、
データベース・ディレクトリーに作成されます。
このファイルには、データベースが復元される必要のある場合に使用できる、
バックアップ情報の要約が含まれます。
これは、データベースに対して特定の操作が実行されるときには、必ず更新されます。
表スペースのバックアップおよび復元の操作のために、
バックアップ情報の要約も保持されます。
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