DB2 コネクト 概説およびインストール (UNIX** 版)

DB2 管理ツールを使用したインスタンスおよびデータベースの管理

DB2 管理ツールを使用すると、ローカルまたはリモート・サーバーを管理できます。コントロール・センターを使用して、 DB2 インスタンスおよびデータベースの構成、データのバックアップと回復、ジョブのスケジュール設定、およびメディアの管理などのサーバー管理タスクを、すべてグラフィカル・インターフェースから実行します。

コントロール・センターには、 DB2 UDB (OS/390 版) の付加的なサポートがあります。コントロール・センターから DB2 (OS/390 版) の機能にアクセスする方法は次のとおりです。

  1. 次の情報についてシステム管理者に問い合わせてください。
    1. DB2 (OS/390 版) (バージョン 5 以降) のライセンスがあること。
    2. 以下のうちの 1 つを使用していること。 DB2 エンタープライズ拡張エディション、DB2 エンタープライズ・エディション、 DB2 コネクト パーソナル・エディション、または DB2 コネクト エンタープライズ・エディション。
  2. 機能変更識別子 (FMID) を適用すること。 DB2 (OS/390 版) プログラム資料説明書を読んでください。プログラム資料説明書は、各テープまたはカートリッジごとの FMID の内容を識別し、説明します。
  3. プログラム資料説明書の説明どおり、DB2 への追加のサービスを適用すること。
  4. ストアード・プロシージャー・アドレス空間を使用可能にしたかどうか確認すること。

サーバーでの通信の管理

コントロール・センターを使うと、サーバーのプロトコル設定値を表示、更新、およびリセットできます。これらの機能にアクセスするには、インスタンスで右マウス・ボタンをクリックし、ポップアップ・メニューから「通信のセットアップ (Setup communications)」オプションを選択します。このツールは、データベース管理者が以下のことを行うのに使います。

サーバー通信を構成する方法については、 インストールおよび構成 補足 を参照してください。

DB2 パフォーマンス・モニターを使用したデータベースの監視

DB2 パフォーマンス・モニターを使って、以下のことを行えます。

データベース・アクティビティーの現行の状態を監視するか、特定のイベントが発生した場合の情報を収集するかを選択することができます。パフォーマンス・モニターを使うと、指定した間隔で時刻ごとの情報を得ることができます。イベント・アナライザーにより、デッドロックおよびトランザクション完了などの事象の発生についての情報を表示できます。

さらに情報が必要な場合には、 管理の手引き またはオンライン・ヘルプを参照してください。 Windows パフォーマンス・モニター (Windows NT および Windows 2000 上でサポートされている) を使って、データベースおよびシステムのパフォーマンスを監視することもできます。 DB2 リソースの登録および Windows パフォーマンス・モニターの使用については、 管理の手引き を参照してください。

Visual Explain を使用しての SQL アクセス・プランの表示

注:ホストまたは AS/400 データベース上でアクセス・プランを生成するのに Visual Explain を使うことはできません。

Visual Explain は、データベース管理者およびアプリケーション開発者が以下のことを行うのに役立ちます。

さらに情報が必要な場合には、 管理の手引き またはオンライン・ヘルプを参照してください。


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