db2setup ユーティリティーを使用して DB2 コネクト (NUMA-Q 版) 製品をインストールする前に、システムのカーネル構成パラメーターを更新しなければならない場合があります。 表 7 の値は、推奨される DYNIX/ptx カーネル構成パラメーターです。
注: | カーネル構成パラメーターを 1 つでも更新したら、必ずマシンをリブートしてください。 |
表 7. DYNIX/ptx カーネル構成パラメーター (推奨値)
カーネル・パラメーター | 物理メモリー |
---|---|
512MB+ | |
msgmap msgmax(1) msgmnb(1) msgmni msgssz msgtql msgseg(2) semmni semmap semmnu semmns semume shmmax(3) shmseg shmmni shm_lock_ok shm_lock_uid |
514 65535 65535 512 64 1024 32767 1024 514 2048 2048 80 2147483647 16 300 1 -1 |
注:
DYNIX/ptx カーネル構成パラメーターを変更するには、次のようなステップを実行します。
ステップ 1. | root 権限のあるユーザーとしてログオンします。 |
ステップ 2. | menu コマンドを入力します。 |
ステップ 3. | A を押して、「システム管理 (System Administration)」オプションを選択します。 |
ステップ 4. | C を押して、「カーネル構成 (Kernel Configuration)」オプションを選択します。 |
ステップ 5. | 「カーネル構成ディスクの変更 (Change Kernel Configuration Disk)」で、Ctrl+F を押します。ルート・ディスク以外のディスクに新しいカーネルを作成しようとする場合には、そのディスクを入力してから、 Ctrl+F を押します。 |
ステップ 6. | 「カーネルのコンパイル、構成、または削除 (Compile, Configure, or Remove a Kernel)」ウィンドウで、現行のカーネルの作成に使用されているカーネル構成タイプを選択し、 K を押します。 |
ステップ 7. | 「サイト固有のパラメーターを使用したカーネルの構成 (Configure a kernel with site specific parameters)」書式で、1 ページ進み (Ctrl+D を押す)、 「パラメーター変更の表示レベル (Visibility level for parameter changes)」で「すべて (All)」の A を押してから、 Ctrl+F を押します。 |
ステップ 8. | 「調整可能パラメーターを使用したファイルの構成 (Configure Files With Adjustable Parameters)」ウィンドウでは、 ALL を選択 (Ctrl+T を押す) してから、Ctrl+F を押します。 |
「調整可能パラメーター (Tunable Parameters)」ウィンドウでは、矢印キーを使用してナビゲートします。 Ctrl+T を押して変更するパラメーターを選択してから、 Ctrl+F を押します。 | |
ステップ 10. | 「パラメーター式の詳細 (Detail of Parameter Expression(s))」ウィンドウでは、 s を押して新しい値を設定します。 |
「サイト固有の 'set' パラメーターの追加 (Add site specific 'set' parameter)」書式では、新しい値を入力してから Ctrl+F を押します。 | |
ステップ 12. | |
ステップ 13. | すべてのパラメーターの変更が終わったら、「調整可能パラメーター (Tunable Parameters)」ウィンドウで Ctrl+E を押します。 |
ステップ 14. | カーネルをコンパイルします。 |
ステップ 15. | Ctrl+X を押して、メニューを編集します。 |
ステップ 16. | 変更内容を有効にするため、システムをリブートします。
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