データベース・ユーティリティー (インポート、エクスポート、reorg、コマンド行プロセッサー、および DB2 CLI) を、データベースと共に使用する前に各データベースにバインドします。 ネットワーク環境では、異なるオペレーティング・システムで実行している複数のクライアントを使用しているか、または異なるバージョンの DB2 を使用している場合、各オペレーティング・システムと DB2 バージョンの組み合わせに対して、ユーティリティーを一度ずつバインドしなければなりません。
ユーティリティーのバインドにより、パッケージ が作成されます。これは単一のソース・ファイルから特定の SQL ステートメントを処理するのに必要な情報がすべて入っているオブジェクトです。
バインド・ファイルは、インストール・ディレクトリー(OS/2、および Windows 32 ビットのオペレーティング・システム では通常、 sqllib です) の bnd ディレクトリーの下に、別の .lst ファイルと一緒にグループ化されています。各ファイルは、サーバーに固有のものです。
ユーティリティーおよびアプリケーションを DRDA サーバーにバインドするには、 DRDA サーバーに接続してから、次のようなコマンドを使用します。
connect to dbalias user userid using password bind path/bnd/@ddcsmvs.lst blocking all sqlerror continue messages mvs.msg grant public connect reset
path は DB2PATH レジストリー値に対応します。 上記のコマンドについては、DB2 コネクト 使用者の手引きに詳しい説明があります。