DB2 コネクト 概説およびインストール (UNIX** 版)
リモート・ホストまたは AS/400 データベース・サーバーへアクセスできるように、
DB2 コネクトの APPC 通信を構成する場合、
表 16 にある完成されたワークシートを使用します。

| それぞれのネットワークにおけるプラットフォームに応じ、
APPC 通信を構成する方法を説明したセクションに進んでください。
|
このセクションでは、
APPC を使用してホストまたは AS/400 データベース・サーバーへ接続するために、それぞれの DB2 コネクト・ワークステーション上で
IBM eNetwork Communication Server V5.0.3 for AIX を構成する方法を説明します。
IBM eNetwork Communication Server for AIX は、
RS/6000 マシン上で稼働する DB2 コネクトでサポートされている唯一の SNA 製品です。
開始する前に、ご使用のワークステーションに IBM eNetwork Communication Server V5.0.3
for AIX (CS/AIX) をインストールしてあることを確認してください。
SNA 環境を構成するのにさらに情報が必要な場合は、
CS/AIX に付属のオンライン・ヘルプを参照してください。
以下の前提事項があります。
- IBM eNetwork Communication Server V5 for AIX
パッケージに応じた基本インストールがすでに完了していて PTF 5.0.3 が適用されていること。
- DB2 コネクトがインストールされていること。
DB2 コネクトで使用できるよう CS/AIX を構成する場合、
root 権限を持つユーザーとしてシステムにログオンし、
/usr/bin/snaadmin プログラムまたは
/usr/bin/X11/xsnaadmin プログラムのいずれかを使用します。 この 2 つのプログラムの解説は、システムの資料に載っています。 以下のステップでは、xsnaadmin プログラムを使用して、
CS/AIX を構成する方法について説明します。
ステップ 1.
| コマンド xsnaadmin を入力します。 該当するサーバーの「ノード (Node)」ウィンドウがオープンします。
|
ステップ 2.
| ノードを定義する。
- 「サービス (Services)」-->「構成ノード・パラメーター (Configure Node Parameters)」を選びます。「ノード・パラメーター (Node Parameters)」ウィンドウがオープンします。

- 「APPN サポート (APPN support)」ドロップダウン・メニューから
「エンド・ノード (End node)」を選びます。
- ネットワーク ID ((9)) とローカル PU 名 ((10)) を
「制御点名 (Control point name)」フィールドに入力します。
- ローカル PU 名 ((10)) を「制御点の別名 (Control point alias)」フィールドに入力します。
- ノード ID ((13) および (14)) を
「ノード ID (Node ID)」フィールドに入力します。
- 「OK」をクリックします。
|
ステップ 3.
| ポートを定義します。
- 「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」ウィンドウを選択します。
- 「追加 (Add)」押しボタンをクリックします。 「ノードに追加 (Add to Node)」ウィンドウがオープンします。
- 「ポートの使用 (Port using)」ラジオ・ボタンを選択します。
- 「ポートの使用 (Port using)」ドロップダウン・ボックスをクリックし、適切なポート・タイプを選択します。この例では、「トークンリング・カード
(Token ring card)」オプションを選択します。

- 「OK」をクリックします。選択したポート・タイプの「ポート (Port)」ウィンドウがオープンします。
- 「SNA ポート名 (SNA port name)」フィールドに、ポートの名前を入力します。
- 「最初は活動状態
(Initially active)」チェックボックスをチェックします。
- 「接続ネットワーク (Connection network)」ボックスの、
「接続ネットワークの定義
(Define on connection network)」チェックボックスをチェックします。
- 「CN 名 (CN name)」フィールドの最初の部分に、
SNA ネットワーク名 ((9)) を入力します。
- 「CN 名 (CN name)」フィールドの次の部分に、ご使用の AIX コンピューターと関連したローカル PU 名 ((10)) を入力します。
- 「OK」をクリックします。「ポート (Port)」ウィンドウがクローズし、「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」ウィンドウで、新しいポートがオープンします。
|
ステップ 4.
| リンク・ステーションを定義する。
- 前のステップで定義したポートを、「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」ウィンドウで選びます。
- 「追加 (Add)」押しボタンをクリックします。 「ノードに追加 (Add to Node)」ウィンドウがオープンします。
- 「リンク・ステーションをポートに追加する
(Add a link station to port)」ラジオ・ボタンを選びます。
- 「OK」をクリックします。 「トークンリング・リンク・ステーション (Token ring link station)」ウィンドウがオープンします。

- リンクの名前を「名前 (Name)」フィールドに入力します。
- 「活動化 (Activation)」ドロップダウン・ボックスをクリックし、
「オンデマンド (On demand)」オプションを選びます。
- 「LU 通信 (LU traffic)」ボックスで
「独立型のみ (Independent only)」オプションを選びます。
- 「独立 LU 通信 (Independent LU traffic)」ボックスで、次のようにします。
- ネットワーク ID ((3)) とパートナー LU 名 ((2)) を
「リモート・ノード (Remote node)」フィールドに入力します。
- 「リモート・ノードのタイプ
(Remote node type)」ドロップダウン・ボックスをクリックし、ネットワークに適用させるノードのタイプを選びます。
- ホストまたは AS/400 システム用に割り当てられている SNA 宛先アドレス ((8)) を、
「接続情報 (Contact information)」ボックスの
「Mac アドレス (Mac address)」フィールドに入力します。
- 「OK」をクリックします。 「リンク・ステーション (Link Station)」ウィンドウがクローズし、新しいリンク・ステーションが「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」ウィンドウに表示されます。
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ステップ 5.
| ローカル LU を定義する。
- 「独立型ローカル LU
(Independent local LUs)」ウィンドウを選びます。
- 「追加 (Add)」押しボタンをクリックします。 「ローカル LU (Local LU)」ウィンドウがオープンします。

- 独立型ローカル LU 名 ((11)) を
「LU 名 (LU name)」フィールドに入力します。
- 同じ名前を「LU の別名
(LU alias)」フィールドにも入力します ((12))。
- 「OK」をクリックします。 新しい LU が 「独立型ローカル LU (Independent Local LUs)」ウィンドウに表示されます。
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ステップ 6.
| リンク・ステーションを介してパートナー LU を定義します。
- メニュー・バーから、「サービス --> APPC --> 新規 PLU
(New PLUs) --> リンク・ステーション経由 (Over Link Station)」を選択します。 「リンク・ステーションでのパートナー LU
(Partner LU on link station)」ウィンドウがオープンします。

- 「LU 名 (LU name)」フィールドに、以前に定義したローカル LU ((11)) の名前を入力します。
- 「LS 名 (LS name)」フィールドに、以前に定義したリンク・ステーションの名前を入力します。
- 「パートナー LU 名 (Partner LU name)」フィールドに、接続するパートナー LU の名前 ((2)) を入力します。
- 「OK」をクリックします。このパートナー LU は、前のステップで作成したローカル LU
の「独立ローカル LU (Independent Local LUs)」ウィンドウに表示されます。
|
ステップ 7.
| パートナー LU の別名を定義します。
- 「リモート・システム (Remote Systems)」ウィンドウを選びます。
- 「追加 (Add)」押しボタンをクリックします。 「ノードに追加 (Add to Node)」ウィンドウがオープンします。
- 「パートナー LU 別名の定義
(Define partner LU alias)」ラジオ・ボタンを選択します。
- 「OK」をクリックします。 「パートナー LU (Partner LU)」ウィンドウがオープンします。
- 「別名 (Alias)」フィールドに、パートナー LU の別名を入力します。
- 同じ値を、「非解釈名 (Uninterpreted name)」フィールドに入力します。
- 「OK」をクリックします。
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ステップ 8.
| モードを定義する。
- メニュー・バーから、「サービス (Services)」-->「APPC」
-->「モード (Modes)」を選びます。「モード (Modes)」ウィンドウがオープンします。
- 「新規 (New)」押しボタンをクリックします。 「モード (Mode)」ウィンドウがオープンします。

- モード名 ((15)) を
「名前 (Name)」フィールドに入力します。
- 各フィールドの推奨構成値を以下に示します。
- 「初期セッション限度 (Initial session limits)」: 20
- 「最大セッション限度 (Maximum session limits)」: 32767
- Min con. winner sessions: 10
- Min con. loser sessions: 10
- 「自動活動化セッション (Auto-activated sessions)」: 4
- 「初期受信歩調合わせの間隔 (Initial receive pacing window)」: 8
上記の値を使用するのが一般に最も効果的であることが確認されていますが、アプリケーション環境の必要に応じて上記の値を多少調整してください。
- 「OK」をクリックします。 新しいモードが「モード (Modes)」ウィンドウに表示されます。
- 「終了 (Done)」をクリックします。
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ステップ 9.
| CPI-C 宛先名を定義する。
- メニュー・バーから「サービス (Services)」-->「APPC」-->
「CPI-C」を選びます。「CPI-C 宛先名 (CPI-C destination names)」ウィンドウがオープンします。
- 「新規 (New)」押しボタンをクリックします。 「CPI-C 宛先名 (CPI-C destination)」ウィンドウがオープンします。

- 「名前 (Name)」フィールドに、ホストまたは AS/400 サーバー・データベースに関連付ける記号宛先名 ((16)) を入力します。この例では、db2cpic を使用します。
- 「パートナー TP (Partner TP)」ボックスで、次のようにします。
- DB2 (MVS/ESA 版)、DB2 (OS/390 版)、および DB2 (OS/400 版) の場合、
「サービス TP (16 進値) (Service TP (hex))」ラジオ・ボタンを選び、
16 進の TP 番号 ((17)) を入力します。 (DB2 ユニバーサル・データベース (OS/390 版) または DB2/MVS の場合は、デフォルトのアプリケーション TP DB2DRDA を使用することもできます。
DB2 (OS/400 版) の場合は、デフォルトのアプリケーション TP QCNTEDDM を使用することもできます。)
- DB2 (VM 版) または DB2 (VSE 版) の場合、
「アプリケーション TP (Application TP)」ラジオ・ボタンを選びます。
DB2 (VM 版) の場合は、DB2 (VM 版) データベース名を入力します。
DB2 (VSE 版) の場合は、アプリケーション TP として AXE ((17)) を入力します。
- 「パートナー LU およびモード (Partner LU and mode)」ボックスで、次のようにします。
- 「PLU 別名の使用 (Use PLU Alias)」ラジオ・ボタンを選び、前のステップで作成したパートナー LU の別名 ((2)) を入力します。
- 「モード (Mode)」フィールドに、前のステップで作成したモードを表すモード名 ((15)) を入力します。
- 「セキュリティー (Security)」ボックスから、ネットワークで実行したいセキュリティー・レベルのタイプに対応するラジオ・ボタンを選びます。
- 「OK」をクリックします。新しい宛先名が「宛先名 (Destination Names)」ウィンドウに表示されます。
- 「終了 (Done)」をクリックします。
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ステップ 10.
| APPC 接続をテストします。
- /usr/bin/snastart コマンドを入力し、
SNA サブシステムを始動します。必要であれば、/usr/bin/snastop コマンドを入力して、最初に SNA サブシステムを停止させることができます。
- SNA 管理プログラムを起動します。
/usr/bin/snaadmin コマンド、または
/usr/bin/X11/xsnaadmin コマンドのいずれかを入力できます。
- サブシステム・ノードを始動します。 ボタン・バーで適切なノード・アイコンを選択し、
「始動 (Start)」押しボタンをクリックします。
- リンク・ステーションを始動します。「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」ウィンドウで以前に定義したリンク・ステーションを選択し、
「始動 (Start)」押しボタンをクリックします。
- セッションを開始します。「独立ローカル LU (Independent Local LUs)」ウィンドウで以前に定義した LU を選択し、
「開始 (Start)」押しボタンをクリックします。「セッション活動化 (session activation)」ウィンドウがオープンします。
- 必要なパートナー LU およびモードを選択するか入力します。
- 「OK」をクリックします。
|

| また、データベースまたはネットワークの管理者に連絡して、ホストまたは AS/400 サーバー・データベースにアクセスできるよう、該当するテーブルに自分のローカル LU 名を追加してもらう必要もあるかもしれません。
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| ここでは、DB2 ディレクトリーを更新し、ユーティリティーとアプリケーションをサーバーにバインドするとともに、接続をテストする必要があります。
3. APPC ノードのカタログ化に進みます。
|
このセクションでは、
APPC を使用してホストまたは AS/400 データベース・サーバーへ接続するために、それぞれの DB2 コネクト・ワークステーション上で
Bull DPX/20 SNA/20 サーバーを構成する方法を説明します。
Bull DPX/20 SNA/20 サーバーをインストールしてから DB2 コネクトをインストールすると、
DB2 コネクトで Bull SNA が使用されます。それ以外の場合は、IBM eNetwork Communications Server
V5.0.3 for AIX を処理するように DB2 コネクトを構成する必要があります。詳しくは、IBM eNetwork Communication Server for AIX の構成を参照してください。
Bull SNA が AIX 4.2 以降のシステムにインストールされているかどうかを判別するには、次のコマンドを入力してください。
lslpp -l express.exsrv+dsk
Bull SNA がインストールされている場合は、次のような出力が表示されます。
Fileset Level State Description
----------------------------------------------------------------------
Path: /usr/lib/objrepos
express.exsrv+dsk 2.1.3.0 COMMITTED EXPRESS SNA Server and
Integrated Desktop
DB2 コネクトをインストールした後で Bull SNA をインストールした場合に、
DB2 コネクトで IBM eNetwork Communications Server for AIX の代わりに
Bull SNA が使用されるようにしたい場合は、
root 権限を持つユーザーとしてシステムにログオンし、以下のコマンドを入力してください。
/usr/lpp/db2_06_01/cfg/db2cfgos
Bull DPX/20 SNA/20 サーバーをインストールしたい場合には、以下のソフトウェアが必要です。
__ 1.
| AIX V4.1.4
|
__ 2.
| Express SNA Server V2.1.3
|
SNA 環境の設定についての詳細は、『Bull DPX/20 SNA/20 Server Configuration Guide』を参照してください。
DB2 コネクトで Bull SNA サーバーを使用している場合は、リモート・クライアントからインバウンド APPC 接続を行うことはできません。 ホストに対するアウトバウンド APPC 接続しか行えません。
DB2 コネクトで Bull SNA を使用するように構成する場合、
express コマンドを入力して、以下の SNA パラメーターを構成します。
Config Express Default configuration for EXPRESS
Node NYX1 SPIFNET.NYX1 (HOSTNAME=NYX1)
Indep. LUs 6.2 LUs Using All Stations
LU NYX1 Control Point LU
Link tok0.00001 Link (tok0)
Station MVS To MVS from NYX1
LU NYX1GW01 To MVS from NYX1
LU Pair NYM2DB2 To MVS from NYX1
Mode IBMRDB IBMRDB
リストされていないフィールドでは、デフォルト値を使用してください。
次の例は構成例です。
Defining hardware:
System (hostname) = NYX1
Adapter and Port = NYX1.tok0
MAC Address = 400011529778
Defining SNA node:
Name = NYX1
Description = SPIFNET.NYX1 (HOSTNAME=NYX1)
Network ID = SPIFNET
Control Point = NYX1
XID Block = 05D
XID ID = 29778
Defining token ring link:
Name = tok0.00001
Description = Link (tok0)
Connection Network name
Network ID = SPIFNET
Control Point = NYX
Defining token ring station:
Name = MVS
Description = To MVS from NYX1
Remote MAC address = 400009451902
Remote Node name
Network ID = SPIFNET
Control Point = NYX
Defining Local LU 6.2:
Name = NYX1GW01
Description = To MVS from NYX1
Network ID = SPIFNET
LU name = NYX1GW01
Defining Remote LU 6.2:
Name = NYM2DB2
Description = To MVS from NYX1
Network ID = SPIFNET
LU name = NYM2DB2
Remote Network ID = SPIFNET
Remote Control Point = NYX
Uninterpreted Name = NYM2DB2
Defining Mode:
Name = IBMRDB
Description = IBMRDB
Class of service = #CONNECT
Defining Symbolic Destination Info:
Name = DB2CPIC
Description = To MVS from NYX1
Partner LU = SPIFNET.NYM2DB2
Mode = IBMRDB
Local LU = NYX1GW01
Partner TP = DB2DRDA
上記の SNA パラメーターを構成した後は、SNA サーバーを停止して始動しなければなりません。そのためには、以下のステップを実行します。
ステップ 1.
| root 権限を持つユーザーとしてシステムにログオンします。
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ステップ 2.
| PATH に $express/bin (/usr/lpp/express/bin)
項目が含まれていることを確認します。
|
ステップ 3.
| サーバーを停止させる前に、次のコマンドを入力して、活動ユーザーを検査します。
express_adm shutdown
|
ステップ 4.
| 次のコマンドを入力して、すべての EXPRESS 活動を停止します。
express_adm stop
|
ステップ 5.
| 次のコマンドを入力して、EXPRESS を開始します。
express_adm start
|

| ここでは、DB2 ディレクトリーを更新し、ユーティリティーとアプリケーションをサーバーにバインドするとともに、接続をテストする必要があります。
3. APPC ノードのカタログ化に進みます。
|
このセクションでは、
APPC を使用してホストまたは AS/400 データベース・サーバーへ接続するために、それぞれの DB2 コネクト・ワークステーション上で
SNAplus2 for HP-UX を構成する方法を説明します。
SNAplus2 for HP-UX は、HP-UX V10 および V11 マシン上で稼働する
DB2 コネクトでサポートされている唯一の SNA 製品です。
開始する前に、ご使用のワークステーションに
HP-UX SNAplus2 をインストールしてあることを確認してください。
SNA 環境を構成するのにさらに情報が必要な場合は、
SNAplus2 に付属のオンライン・ヘルプを参照してください。
以下の前提事項があります。
- SNAplus2 for HP-UX パッケージの基本インストールがすでに完了していること。
- DB2 コネクトがインストールされていること。
DB2 コネクトで使用できるよう SNAplus2 を構成する場合、
root 権限を持つユーザーとしてシステムにログオンし、
/opt/sna/bin/snapadmin プログラムか、
/opt/sna/bin/X11/xsnapadmin プログラムのいずれかを使用します。 この 2 つのプログラムの解説は、システムの資料に載っています。以下のステップでは、xsnapadmin プログラムを使用して、
SNAplus2 を構成する方法について説明します。
ステップ 1.
| コマンド xsnapadmin を入力します。 該当するサーバーの「ノード (Node)」ウィンドウがオープンします。
|
ステップ 2.
| ノードを定義する。
- 「サービス (Services)」-->「構成ノード・パラメーター (Configure Node Parameters)」を選びます。「ノード・パラメーター (Node Parameters)」ウィンドウがオープンします。

- 「APPN サポート (APPN support)」ドロップダウン・メニューから
「エンド・ノード (End node)」を選びます。
- ネットワーク ID ((9)) とローカル PU 名 ((10)) を
「制御点名 (Control point name)」フィールドに入力します。
- ローカル PU 名 ((10)) を「制御点の別名 (Control point alias)」フィールドに入力します。
- ノード ID ((13) および (14)) を
「ノード ID (Node ID)」フィールドに入力します。
- 「OK」をクリックします。
|
ステップ 3.
| ポートを定義します。
- 「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」ウィンドウを選択します。
- 「追加 (Add)」押しボタンをクリックします。 「ノードに追加 (Add to Node)」ウィンドウがオープンします。
- 「ポートの使用 (Port using)」ラジオ・ボタンを選択します。
- 「ポートの使用 (Port using)」ドロップダウン・ボックスをクリックし、適切なポートを選択します。この例では、「トークンリング・カード
(Token ring card)」オプションを選択します。
- 「OK」をクリックします。 選択したポート・タイプの「ポート (Port)」ウィンドウがオープンします。

- 「SNA ポート名 (SNA port name)」フィールドに、ポートの名前を入力します。
- 「最初は活動状態
(Initially active)」チェックボックスをチェックします。
- 「接続ネットワークの定義
(Define on a connection network)」チェックボックスをチェックします。
- 「CN 名 (CN name)」フィールドの最初の部分に、ネットワーク ID ((9)) を入力します。
- 「CN 名 (CN name)」フィールドの次の部分に、使用するローカルな制御点名 ((10)) を入力します。
- 「OK」をクリックします。「ポート (Port)」ウィンドウがクローズし、「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」で、新しいポートが示されます。
|
ステップ 4.
| リンク・ステーションを定義する。
- 前のステップで定義したポートを、「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」ウィンドウで選びます。
- 「追加 (Add)」押しボタンをクリックします。 「ノードに追加 (Add to Node)」ウィンドウがオープンします。
- 「リンク・ステーションをポートに追加する
(Add a link station to port)」ラジオ・ボタンを選びます。
- 「OK」をクリックします。 「トークンリング・リンク・ステーション (Token ring link station)」ウィンドウがオープンします。

- リンクの名前を「名前 (Name)」フィールドに入力します。
- 「活動化 (Activation)」ドロップダウン・ボックスをクリックし、
「オンデマンド (On demand)」オプションを選びます。
- 「LU 通信 (LU traffic)」ボックスで
「独立型のみ (Independent only)」オプションを選びます。
- 「独立 LU 通信 (Independent LU traffic)」ボックスで、次のようにします。
- ネットワーク ID ((3)) とパートナー LU 名 ((2)) を
「リモート・ノード (Remote node)」フィールドに入力します。
- 「リモート・ノードのタイプ
(Remote node type)」ドロップダウン・ボックスをクリックし、ネットワークに適用させるノードのタイプを選びます。
- ホストまたは AS/400 システム用に割り当てられている SNA 宛先アドレス ((8)) を、
「接続情報 (Contact information)」ボックスの
「Mac アドレス (Mac address)」フィールドに入力します。
- 「OK」をクリックします。 「リンク・ステーション (Link Station)」ウィンドウがクローズし、新しいリンク・ステーションが「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」ウィンドウに表示されます。
|
ステップ 5.
| ローカル LU を定義する。
- 「独立型ローカル LU
(Independent local LUs)」ウィンドウを選びます。
- 「追加 (Add)」押しボタンをクリックします。 「ローカル LU (Local LU)」ウィンドウがオープンします。

- 独立型ローカル LU 名 ((11)) を
「LU 名 (LU name)」フィールドに入力します。
- 同じ名前を「LU の別名
(LU alias)」フィールドにも入力します ((12))。
- 「OK」をクリックします。 新しい LU が 「独立型ローカル LU (Independent Local LUs)」ウィンドウに表示されます。
|
ステップ 6.
| リモート・ノードを定義する。
- 「リモート・システム
(Remote Systems)」ウィンドウを選びます。
- 「追加 (Add)」押しボタンをクリックします。 「ノードに追加 (Add to Node)」ウィンドウがオープンします。
- 「リモート・ノードの定義
(Define remote node)」を選びます。
- 「OK」をクリックします。 「リモート・ノード構成 (Remote Node configuration)」ウィンドウがオープンします。

- ネットワーク ID ((3)) とパートナー LU 名 ((2)) を
「ノードの SNA ネットワーク名
(Node's SNA network name)」フィールドに入力します。
- 「OK」をクリックします。 リモート・ノードが「リモート・システム (Remote Systems)」ウィンドウに表示され、デフォルトのパートナー LU がそのノード用に定義されます。
|
ステップ 7.
| パートナー LU を定義する。
- 「リモート・システム (Remote Systems)」ウィンドウで、前のステップでリモート・ノードを定義したときに作成されたデフォルトのパートナー LU をダブルクリックします。「パートナー LU (Partner LU)」ウィンドウがオープンします。

- 同じパートナー LU 名 ((2)) を「別名 (Alias)」フィールドと
「非解釈名 (Uninterpreted name)」フィールドにも入力します。
- 「並列セッションのサポート
(Supports parallel sessions)」を選びます。
- 「OK」をクリックします。
|
ステップ 8.
| モードを定義する。
- メニュー・バーから、「サービス (Services)」-->「APPC」
-->「モード (Modes)」を選びます。「モード (Modes)」ウィンドウがオープンします。
- 「新規 (New)」押しボタンをクリックします。 「モード (Mode)」ウィンドウがオープンします。

- モード名 ((15)) を
「名前 (Name)」フィールドに入力します。
- 各フィールドの推奨構成値を以下に示します。
- 「初期セッション限度 (Initial session limits)」: 20
- 「最大セッション限度 (Maximum session limits)」: 32767
- Min con. winner sessions: 10
- Min con. loser sessions: 10
- 「自動活動化セッション (Auto-activated sessions)」: 4
- 「初期受信歩調合わせの間隔 (Initial receive pacing window)」: 8
上記の値を使用するのが一般に最も効果的であることが確認されていますが、アプリケーション環境の必要に応じて上記の値を多少調整してください。
- 「OK」をクリックします。 新しいモードが「モード (Modes)」ウィンドウに表示されます。
- 「終了 (Done)」をクリックします。
|
ステップ 9.
| CPI-C 宛先名を定義する。
- メニュー・バーから「サービス (Services)」-->「APPC」-->
「CPI-C」を選びます。「CPI-C 宛先名 (CPI-C destination names)」ウィンドウがオープンします。
- 「新規 (New)」押しボタンをクリックします。 「CPI-C 宛先名 (CPI-C destination)」ウィンドウがオープンします。

- 「名前 (Name)」フィールドに、ホストまたは AS/400 サーバー・データベースに関連付ける記号宛先名 ((16)) を入力します。この例では、db2cpic を使用します。
- 「パートナー TP (Partner TP)」ボックスで、次のようにします。
- DB2 (MVS/ESA 版)、DB2 (OS/390 版)、および DB2 (OS/400 版) の場合、
「サービス TP (16 進値) (Service TP (hex))」ラジオ・ボタンを選び、
16 進の TP 番号 ((17)) を入力します。 (DB2 ユニバーサル・データベース (OS/390 版) または DB2/MVS の場合は、デフォルトのアプリケーション TP DB2DRDA を使用することもできます。
DB2 (OS/400 版) の場合は、デフォルトのアプリケーション TP QCNTEDDM を使用することもできます。)
- DB2 (VM 版) または DB2 (VSE 版) の場合、
「アプリケーション TP (Application TP)」ラジオ・ボタンを選びます。
DB2 (VM 版) の場合は、DB2 (VM 版) データベース名を入力します。
DB2 (VSE 版) の場合は、アプリケーション TP として AXE ((17)) を入力します。
- 「パートナー LU およびモード (Partner LU and mode)」ボックスで、次のようにします。
- 「PLU 別名の使用 (Use PLU Alias)」ラジオ・ボタンを選び、前のステップで作成したパートナー LU の別名 ((2)) を入力します。
- 「モード (Mode)」フィールドに、前のステップで作成したモードを表すモード名 ((15)) を入力します。
- 「セキュリティー (Security)」ボックスから、ネットワークで実行したいセキュリティー・レベルのタイプに対応するラジオ・ボタンを選びます。
- 「OK」をクリックします。新しい宛先名が「宛先名 (Destination Names)」ウィンドウに表示されます。
- 「終了 (Done)」をクリックします。
|
ステップ 10.
| APPC 接続をテストします。
- /opt/sna/bin/snastart コマンドを入力して、
SNA サブシステムを始動します。
/opt/sna/bin/snastop コマンドを入力して、まず SNA サブシステムを停止させる必要があるかもしれません。
- SNA 管理プログラムを起動します。
/opt/sna/bin/snaadmin コマンド、または /opt/sna/bin/X11/xsnaadmin
コマンドのいずれかを使用できます。
- サブシステム・ノードを始動します。ボタン・バーで適切なノード・アイコンを選択し、
「始動 (Start)」押しボタンをクリックします。
- リンク・ステーションを始動します。「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」ウィンドウで以前に定義したリンク・ステーションを選択し、
「始動 (Start)」押しボタンをクリックします。
- セッションを開始します。「独立ローカル LU (Independent Local LUs)」ペインで以前に定義した LU を選択し、
「開始 (Start)」ボタンをクリックします。「セッション活動化 (session activation)」ウィンドウがオープンします。必要なパートナー LU およびモードを選択するか入力します。
- 「OK」をクリックします。

| また、データベースまたはネットワークの管理者に連絡して、ホストまたは AS/400 サーバー・データベースにアクセスできるよう、該当するテーブルに自分のローカル LU 名を追加してもらう必要もあるかもしれません。
|
|

| ここでは、DB2 ディレクトリーを更新し、ユーティリティーとアプリケーションをサーバーにバインドするとともに、接続をテストする必要があります。
3. APPC ノードのカタログ化に進みます。
|
このセクションでは、
APPC を使用してホストまたは AS/400 データベース・サーバーへ接続するために、それぞれの DB2 コネクト・ワークステーション上で DCL SNAP-IX V6.0.6 for SPARC Solaris を構成する方法を説明します。
構成を開始する前に、ご使用のワークステーションに
DCL SNAP-IX V6.1.0 for SPARC Solaris がインストールされていることを確認してください。
SNA 環境の構成についての詳細は、
DCL SNAP-IX V6.1.0 for SPARC Solaris に付属のオンライン・ヘルプを参照してください。
以下の点を前提とします。
- DCL SNAP-IX V6.1.0 for SPARC Solaris パッケージの基本インストールを行った。
- DB2 コネクトをインストールした。
DB2 コネクトで使用できるよう DCL SNAP-IX V6.1.0 for SPARC Solaris を構成する場合、
root 権限を持つユーザーとしてシステムにログオンし、
/opt/sna/bin/snaadmin または /opt/sna/bin/X11/xsnaadmin プログラムのいずれかを使用します。これらのプログラムの詳細については、システム資料を参照してください。
xsnaadmin プログラムを使用して DCL SNAP-IX V6.1.0 for SPARC Solaris を構成するには、以下のステップを実行します。
ステップ 1.
| xsnaadmin コマンドを入力します。該当するサーバーの「ノード (Node)」ウィンドウがオープンします。
|
ステップ 2.
| ノードを定義する。
- 「サービス (Services)」-->「構成ノード・パラメーター (Configure Node Parameters)」を選びます。「ノード・パラメーター (Node Parameters)」ウィンドウがオープンします。

- 「APPN サポート (APPN support)」ドロップダウン・メニューから
「エンド・ノード (End node)」を選びます。
- ネットワーク ID ((9)) とローカル PU 名 ((10)) を
「制御点名 (Control point name)」フィールドに入力します。
- ローカル PU 名 ((10)) を「制御点の別名 (Control point alias)」フィールドに入力します。
- ノード ID ((13) および (14)) を
「ノード ID (Node ID)」フィールドに入力します。
- 「OK」をクリックします。
|
ステップ 3.
| ポートを定義します。
- 「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」ウィンドウを選択します。
- 「追加 (Add)」をクリックします。「ノードに追加 (Add to Node)」ウィンドウがオープンします。
- 「ポートの使用 (Port using)」ラジオ・ボタンを選択します。
- 「ポートの使用 (Port using)」ドロップダウン・ボックスをクリックし、適切なポートを選択します。 この例では、「SunTRI/P アダプター (SunTRI/P Adapter)」オプションを選択します。
- 「OK」をクリックします。選択したポート・タイプの「ポート (Port)」ウィンドウがオープンします。
- 「SNA ポート名 (SNA port name)」フィールドに、ポートの名前を入力します。
- 「最初は活動状態
(Initially active)」チェックボックスをチェックします。
- 「OK」をクリックします。「ポート (Port)」ウィンドウがクローズし、「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」で、新しいポートが示されます。
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ステップ 4.
| リンク・ステーションを定義する。
- 前のステップで定義したポートを、「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」ウィンドウで選びます。
- 「追加 (Add)」をクリックします。「ノードに追加 (Add to Node)」ウィンドウがオープンします。
- 「リンク・ステーションをポートに追加する
(Add a Link Station to Port)」ラジオ・ボタンを選びます。
- 「OK」をクリックします。「トークンリング・リンク・ステーション (Token Ring Link station)」ウィンドウがオープンします。
- リンクの名前を「名前 (Name)」フィールドに入力します。
- 「LU 通信 (LU traffic)」ボックスで
「独立型のみ (Independent Only)」オプションを選びます。
- 「独立 LU 通信 (Independent LU traffic)」ボックスで、次のようにします。
- ネットワーク ID ((3)) とパートナー PU 名 ((2)) を「リモート・ノード (Remote Node)」フィールドに入力します。
- 「リモート・ノードのタイプ
(Remote node type)」ドロップダウン・ボックスをクリックし、ネットワークに適用させるノードのタイプを選びます。
- ホストまたは AS/400 システム用に割り当てられている SNA 宛先アドレス ((8)) を、「接続情報 (Contact information)」ボックスの「Mac アドレス (Mac address)」フィールドに入力します。
- 「OK」をクリックします。「リンク・ステーション (Link Station)」ウィンドウがクローズし、新しいリンク・ステーションが「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」ペインに表示されます。
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ステップ 5.
| ローカル LU を定義する。
- 「独立型ローカル LU
(Independent local LUs)」ウィンドウを選びます。
- 「追加 (Add)」押しボタンをクリックします。 「ローカル LU (Local LU)」ウィンドウがオープンします。

- 独立型ローカル LU 名 ((11)) を
「LU 名 (LU name)」フィールドに入力します。
- 同じ名前を「LU の別名
(LU alias)」フィールドにも入力します ((12))。
- 「OK」をクリックします。 新しい LU が 「独立型ローカル LU (Independent Local LUs)」ウィンドウに表示されます。
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ステップ 6.
| リモート・ノードを定義する。
- 「リモート・システム
(Remote Systems)」ウィンドウを選びます。
- 「追加 (Add)」押しボタンをクリックします。 「ノードに追加 (Add to Node)」ウィンドウがオープンします。
- 「リモート・ノードの定義
(Define remote node)」を選びます。
- 「OK」をクリックします。 「リモート・ノード構成 (Remote Node configuration)」ウィンドウがオープンします。

- ネットワーク ID ((3)) とパートナー LU 名 ((2)) を
「ノードの SNA ネットワーク名
(Node's SNA network name)」フィールドに入力します。
- 「OK」をクリックします。 リモート・ノードが「リモート・システム (Remote Systems)」ウィンドウに表示され、デフォルトのパートナー LU がそのノード用に定義されます。
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ステップ 7.
| パートナー LU を定義する。
- メニュー・バーから
「サービス (Services) --> APPC --> 新規パートナー LU (New partner LUs) --> リモート・ノードのパートナー LU (Partner LU on Remote Node)」を選択します。「パートナー LU (Partner LU)」ウィンドウがオープンします。
- 「パートナー LU 名 (Partner LU Name)」フィールドに、パートナー LU の名前を入力します。
- 同じパートナー LU 名 ((2)) を
「別名および非解釈名 (Alias and Uninterpreted Name)」フィールドにも入力します。
- 「並列セッションのサポート
(Supports Parallel Sessions)」を選択します。
- 「ロケーション (Location)」フィールドにパートナー PU 名を入力します。
- 「OK」をクリックします。
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ステップ 8.
| モードを定義する。
- メニュー・バーから、「サービス (Services)」-->「APPC」
-->「モード (Modes)」を選びます。「モード (Modes)」ウィンドウがオープンします。
- 「新規 (New)」押しボタンをクリックします。 「モード (Mode)」ウィンドウがオープンします。

- モード名 ((15)) を
「名前 (Name)」フィールドに入力します。
- 各フィールドの推奨構成値を以下に示します。
- 「初期セッション限度 (Initial session limits)」: 20
- 「最大セッション限度 (Maximum session limits)」: 32767
- Min con. winner sessions: 10
- Min con. loser sessions: 10
- 「自動活動化セッション (Auto-activated sessions)」: 4
- 「初期受信歩調合わせの間隔 (Initial receive pacing window)」: 8
上記の値を使用するのが一般に最も効果的であることが確認されていますが、アプリケーション環境の必要に応じて上記の値を多少調整してください。
- 「OK」をクリックします。 新しいモードが「モード (Modes)」ウィンドウに表示されます。
- 「終了 (Done)」をクリックします。
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ステップ 9.
| CPI-C 宛先名を定義する。
- メニュー・バーから「サービス (Services) --> APPC
-->CPI-C」を選択します。「CPI-C 宛先名 (CPI-C Destination Names)」ウィンドウがオープンします。

- 「新規 (New)」をクリックします。「CPI-C 宛先 (CPI-C Destination)」ウィンドウがオープンします。

- ホストまたは AS/400 サーバー・データベースに関連付ける記号宛先名
((16)) を「名前 (Name)」フィールドに入力します。 ここの例では、DB2CPIC を使っています。
- 「ローカル LU (Local LU)」ボックスで次のようにします。
- 特定のローカル LU 別名ラジオ・ボタンを選択してから、以前に作成したローカル LU 別名を入力します。
- 「パートナー LU およびモード (Partner LU and mode)」ボックスで、次のようにします。
- 「PLU 別名の使用
(Use PLU Alias)」ラジオ・ボタンを選び、前のステップで作成したパートナー LU の別名 ((2)) を入力します。
- 前のステップで作成したモードを表すモード名 ((15)) を
「モード (Mode)」フィールドに入力します。
- 「パートナー TP (Partner TP)」ボックスで次のようにします。
- DB2 (MVS/ESA 版)、DB2 (OS/390 版)、および DB2 (AS/400 版) の場合、
「サービス TP (16 進値) (Service TP (hex))」
ラジオ・ボタンを選択します。
- 16 進数で TP 番号 ((17)) を入力します。
(DB2 ユニバーサル・データベース (OS/390 版または DB2/MVS 版) の場合は、デフォルト・アプリケーション TP DB2DRDA を使用することもできます。
DB2 (AS/400 版) の場合は、デフォルト・アプリケーションの TP QCNTEDDM を使用することもできます。)
- DB2 (VM 版) または DB2 (VSE 版) の場合、
「アプリケーション TP
(Application TP)」ラジオ・ボタンを選びます。
DB2 (VM 版) の場合は、DB2 (VM 版) データベース名を入力します。
DB2 (VSE 版) の場合は、アプリケーション TP として AXE を入力します。
((17))
- 「セキュリティー (Security)」ボックスから、ネットワークで実行したいセキュリティー・レベルのタイプに対応するラジオ・ボタンを選びます。
- 「OK」をクリックします。新しい宛先名が「宛先名 (Destination Names)」ウィンドウに表示されます。
- 「完了 (Done)」をクリックします。
- APPC 接続をテストします。
- /opt/sna/bin/snastart コマンドを入力して、
SNA サブシステムを始動します。必要であれば、/opt/sna/bin/snastop コマンドを入力して、最初に SNA サブシステムを停止させることができます。
- SNA 管理プログラムを起動します。
/opt/sna/bin/snaadmin、または /opt/sna/bin/X11/xsnaadmin
コマンドのいずれかを使用できます。
- サブシステム・ノードを始動します。ボタン・バーでノード・アイコンを選択し、
「始動 (Start)」押しボタンをクリックします。
- リンク・ステーションを始動します。「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」ウィンドウで以前に定義したリンク・ステーションを選択します。
「始動 (Start)」をクリックします。
- セッションを開始します。「独立ローカル LU (Independent Local LUs)」ウィンドウで以前に定義した LU を選択し、
「開始 (Start)」をクリックします。「セッション活動化 (session activation)」ウィンドウがオープンします。必要なパートナー LU およびモードを選択するか入力します。
- 「OK」をクリックします。

| ここでは、DB2 ディレクトリーを更新し、ユーティリティーとアプリケーションをサーバーにバインドするとともに、接続をテストする必要があります。
3. APPC ノードのカタログ化に進みます。
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ステップ 10.
| APPC 接続をテストします。
- /opt/sna/bin/snastart コマンドを入力して、
SNA サブシステムを始動します。必要であれば、/opt/sna/bin/snastop コマンドを入力して、最初に SNA サブシステムを停止させることができます。
- SNA 管理プログラムを起動します。
/opt/sna/bin/snaadmin、または /opt/sna/bin/X11/xsnaadmin
コマンドのいずれかを使用できます。
- サブシステム・ノードを始動します。ボタン・バーでノード・アイコンを選択し、
「始動 (Start)」押しボタンをクリックします。
- リンク・ステーションを始動します。「接続および従属 LU (Connectivity and Dependent LUs)」ウィンドウで以前に定義したリンク・ステーションを選択します。
「始動 (Start)」をクリックします。
- セッションを開始します。「独立ローカル LU (Independent Local LUs)」ウィンドウで以前に定義した LU を選択し、
「開始 (Start)」をクリックします。「セッション活動化 (session activation)」ウィンドウがオープンします。必要なパートナー LU およびモードを選択するか入力します。
- 「OK」をクリックします。

| また、データベースまたはネットワークの管理者に連絡して、ホストまたは AS/400 サーバー・データベースにアクセスできるよう、該当するテーブルに自分のローカル LU 名を追加してもらう必要もあるかもしれません。
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このセクションでは、APPC を使用してホストまたは AS/400 データベース・サーバーへ接続するために、それぞれの DB2 コネクト・ワークステーション上で
SunLink 9.1 (SunLink SNA) for Solaris を構成する方法を説明します。
SunLink SNA for Solaris は、
Solaris 上で稼働する DB2 コネクトでサポートされている唯一の SNA 製品です。
開始する前に、ご使用のワークステーションに
SunLink SNA 9.1 をインストールしてあることを確認してください。以下の点を前提とします。
- SunLink SNA PU 2.1 for Solaris パッケージの基本インストールがすでに完了していること。
- DB2 コネクトがインストールされていること。
DB2 コネクトで使用できるよう SunLink SNA Server を構成する場合、
root 権限を持つユーザーとしてシステムにログオンし、以下のステップを実行します。

| また、データベースまたはネットワークの管理者に連絡して、ホストまたは AS/400 サーバー・データベースにアクセスできるよう、該当するテーブルに自分のローカル LU 名を追加してもらう必要もあるかもしれません。
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Sunlink バージョン 9.1 構成ツールは、
X Window でアクセス可能なグラフィカル・ユーザー・インターフェースを使用します。構成を開始するには、次のことをします。
- root としてログオンする。
- デーモンを初期化するには、次のことをします。
- 以下のように入力して、
sunsetup プログラムを開始します。
/opt/SUNWgman/sunsetup
- オプション 4 を選択して、5 を選択する (GMAN/PU21 ソフトウェアを開始する)。
- Sunlink を構成するためのグラフィカル・インターフェースを開始するには、次のようにします。
- ディスプレイをエクスポートする (たとえば、DISPLAY=hostname:0 をエクスポートする)。
- 以下のように入力して、
sungmi プログラムを開始します
/opt/SUNWgmi/sungmi
SNA ネットワークでは、セッションを確立する前にリンク・ステーションを作動させる必要があります。
Sunlink 9.1 でリンク・ステーションを確立するには、次のステップを行ってください。
- 構成ウィンドウの左側ペインにある config1 フォルダーをダブルクリックします。リソースを表すアイコンの階層ツリーがオープンされます。ユーザーによって実行される構成アクションは、このウィンドウで適切なアイコンを右クリックすることによって立ち上げられます。
- 「システム (Systems)」を構成して開始します。
「システム (Systems)」アイコンを選択してから、右クリックします。
- 表示されるメニューで「新規 (New) -->
システム (System)」を選択します。
- HOST = Solaris3 と設定します。その他のすべての情報はデフォルトのままにします。
- 次に、
「PU2.1 サーバー (PU2.1 Servers)」を構成する必要があります。
「PU2.1 サーバー (PU2.1 Servers)」アイコンを選択してから、右クリックします。
- 表示されるメニューで「新規 PU2.1 サーバー (New PU2.1
Servers) > PU2.1 サーバー (PU2.1 Server)」を選択します。
- Solaris3 を使用している場合には、次のように入力します。
Name: OMXUF5
CP Name: CAIBMOML.OMXUF5
Command Options: -t -1
sunop service: brxadmin_pu2
lu6.2 service: brxlu62_serv
その他のすべてのオプションはデフォルト値のままにします。
- 次のステップでは、LAN 接続を構成します。
「LAN 接続 (LAN Connections)」アイコンを選択してから、右クリックします。
- 表示されるメニューで
「新規 'Lan 接続' LAN 接続 (New 'Lan
Connections' LAN Connection)」を選択します。
- Solaris3 を使用している場合には、次のように入力します。
Line Name: MAC
Local Mac: 08002082611F
- 「詳細設定 (Advanced)」をクリックします。次のものが設定されていることを確認します。
Lan Speed: 16Mbs
- 最後の項目は、DLC 設定です。
「MAC」アイコンを選択してから、右クリックします。
- 表示されるメニューで「新規 (New) -->
DLC (PU2)」を選択します。
- Solaris3 を使用している場合には、次のように入力します。
DLC Name: Jetsons
Remote Mac: 400011529798
Remote CP: CAIBMOML.OMXR88
SNA デーモンを停止してから、再度開始します。アクティブなリンク・ステーション接続が表示されるはずです。作業を続ける前にこのリンク・ステーションが正常に実行されていることを確認してください。
データベース通信の SNA セッションを構成するには、構成ウィンドウの左側ペインにある config1 フォルダーをダブルクリックします。リソースを表すアイコンの階層ツリーがオープンされます。ユーザーによって実行される構成アクションは、このウィンドウで適切なアイコンを右クリックすることによって立ち上げられます。
セッションを構成するには次のようにします。
- 独立 LU を構成して開始します。
「独立 LU (Independent LU)」アイコンを選択してから、右クリックします。
- 表示されるメニューで「新規 (New) --> 独立 LU (Independent
LU)」を選択します。
- Solaris3 を使用している場合には、次のように入力します。
Name: OMXUF50A
- 「詳細設定 (Advanced)」をクリックします。次のようにセッション限度を設定します。
Session Limit: 16
Sync level : No
注: | 現在のところ、2 フェーズ・コミットは SUNLINK による DB2 ではサポートされていません。
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- 次に、パートナー LU を設定します。
「パートナー LU (Partner
LU)」アイコンを選択してから、右クリックします。
- 表示されるメニューで「新規 (New) -->
パートナー LU (Partner LU)」を選択します。
- Solaris3 を使用している場合には、次のように入力します。
Name: OMXR880A
Local LU: OMXUF50A
- 最後に、モードを設定します。
「パートナー LU (Partner LU)」アイコンのもとにある「OMXR880A」を選択してから、右クリックします。
- 表示されるメニューで「新規 (New) --> モード (Mode)」を選択します。
- Solaris3 を使用している場合には、次のように入力します。
Mode Name: IBMRDB
DLC Name: Jetsons
セッションを活動化するには、
SNA デーモンを停止してから再始動する必要があります。
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