DB2 コネクト (OS/2 および Windows** 版) 概説およびインストール

2. DB2 コネクト・ワークステーションでの APPC プロファイルの更新

リモート・ホストまたは AS/400 データベース・サーバーへアクセスできるように、 DB2 コネクトの APPC 通信を構成する場合、 表 8 にある完成されたワークシートを使用します。

高速経路

それぞれのネットワークにおけるプラットフォームに応じ、 APPC 通信を構成する方法を説明したセクションに進んでください。

IBM eNetwork Communications Server for Windows NT SNA API Client の構成

IBM eNetwork Communications Server for Windows NT SNA API Client バージョン 5.0 以降を Windows NT ワークステーションにインストールしており、 IBM eNetwork Communications Server for Windows NT サーバーに接続したい場合は、このセクションをお読みください。

Communications Server for Windows NT サーバーとその SNA API クライアントは、分割クライアントとして稼働します。この構成を行うには、APPC を使用できるアプリケーション (DB2 コネクトなど) を SNA API クライアント・ワークステーションで実行している必要があります。



ヒント

このセクションの指示では、Windows NT クライアントを使用します。サポートされている他のオペレーティング・システムに関する指示も同様です。詳しくは、ご使用の Communications Server for Windows NT の資料を参照してください。

Windows NT SNA API クライアントを APPC 通信向けに構成するには、以下のステップを完了させます。

ステップ 1.

Communications Server for Windows NT サーバー上で、 SNA API クライアント用のユーザー・アカウントを作成します。

  1. 「スタート」をクリックしてから、 「プログラム」 --> 「管理ツール (共通)」 --> 「ユーザー マネージャ」を選択します。「ユーザー マネージャ」ウィンドウがオープンします。
  2. メニュー・バーから「ユーザー」 --> 「新しいユーザー」を選択します。「新しいユーザー」ウィンドウがオープンします。
  3. 新しい SNA クライアントのユーザー・アカウントに関して、フィールドに記入します。詳しくは、Windows NT のオンライン・ヘルプを参照してください。
  4. このユーザー・アカウントが管理者 IBMCSADMIN のメンバーであり、 IBMCSAPI グループのメンバーであることを確認します。
    1. 「グループ」をクリックします。
    2. 「所属しないグループ」ボックスからグループを選択し、 「<- 追加」押しボタンをクリックします。ユーザー・アカウントが属するグループごとに、このステップを繰り返してください。
  5. 「OK」をクリックします。
  6. 「追加」をクリックします。

ステップ 2.

IBM eNetwork CS/NT SNA API Client のために、構成 GUI を開始します。 「スタート」をクリックし、 「プログラム」-->「IBM Communications Server SNA Client」--> 「構成」 を選択します。「CS/NT SNA クライアント構成 (CS/NT SNA Client Configuration)」ウィンドウがオープンします。


「構成オプション (Configuration Options)」画面

ステップ 3.

グローバル・データを構成します。

  1. 構成オプション (Configuration options)」ボックスで、「グローバル・データの構成 (Configure Global Data)」を選択してから、「新規 (New)」押しボタンをクリックします。「グローバル・データの定義 (Define Global Data)」ウィンドウがオープンします。
  2. ユーザー名 (User name)」フィールドに、 SNA API クライアントのユーザー名を入力します。これはステップ 1 で定義したユーザー名です。
  3. パスワード (Password)」および「確認用パスワード (Confirm Password)」フィールドに、ユーザー・アカウントのパスワードを入力します。
  4. OK」をクリックします。

ステップ 4.

APPC サーバー・リストを構成します。

  1. 構成オプション (Configuration options)」ボックスで、「APPC サーバー・リストの構成 (Configure APPC Server List)」を選択します。「新規 (New)」押しボタンをクリックします。 「APPC サーバー・リストの定義 (Define APPC Server list)」ウィンドウがオープンします。
  2. サーバーの IP アドレスを入力します (たとえば、123.123.123.123)。
  3. OK」をクリックします。

ステップ 5.

CPI-C サイド情報の構成

  1. 構成オプション (Configuration options)」ボックスで、「CPI-C サイド情報の構成 (Configure CPI-C side information)」を選択してから、「新規 (New)」押しボタンをクリックします。「CPI-C サイド情報の定義 (Define CPI-C side information)」ウィンドウがオープンします。
  2. 記号宛先名 (Symbolic destination name)」フィールドに、記号宛先名 ((16)) を入力します。
  3. ローカル LU 別名 (Local LU alias)」フィールドに、使用するローカル LU 別名 ((12)) を入力します。
  4. モード名 (Mode name)」フィールドに、使用するモード名 ((15)) を入力します。
  5. TP 名 (TP name)」フィールドに、トランザクション・プログラム名 ((17)) を入力します。
  6. このトランザクション・プログラムについて、「SNA API Client を使用する場合 (For SNA API Client use)」チェックボックスをチェックします。
  7. パートナー LU 名 (Partner LU name)」フィールドに、ネットワーク ID ((3)) とパートナー LU 名 ((2)) を入力します。
  8. OK」をクリックします。

ステップ 6.

構成を保管します。

  1. メニュー・バーから「ファイル (File) --> 別名保管 (Save As)」を選択します。「別名保管 (Save As)」ウィンドウがオープンします。
  2. ファイル名を入力してから、「保管 (Save)」をクリックします。



簡略操作

ここでは、DB2 ディレクトリーを更新し、ユーティリティーとアプリケーションをサーバーにバインドするとともに、接続をテストする必要があります。

このことを行うための最も簡単な方法は、クライアント構成アシスタント (CCA) を使用することです。 CCA の使用に関する詳細については、CCA の使用によるホストまたは AS/400 通信のための DB2 コネクトの構成を参照してください。 3. APPC または APPN ノードのカタログ化や、それに続く節で説明されているように、これらのステップを手動で実行することもできます。

Microsoft SNA Server for Windows の構成

このセクションでは、 APPC を使用してホストまたは AS/400 データベース・サーバーへ接続するために、それぞれの DB2 コネクト・ワークステーション上で Microsoft SNA Server Version 4.0 for Windows NT を構成する方法を説明します。 Microsoft SNA Server は Windows NT 4.0 ワークステーションでも動きますが、 Windows NT 4.0 サーバーを使用するようお勧めします。

この製品で DB2 の複数サイト更新機能を使用したい場合には、最低限の要件として Microsoft SNA Server Version 4 Service Pack 3 が必要です。詳細については、複数サイト更新 (2 フェーズ・コミット) の使用可能化を参照してください。

高速経路

Microsoft SNA Client for Windows の構成方法の詳細は、 Microsoft SNA Client の構成へお進みください。

Microsoft SNA Server Manager (Server Manager) で、 SNA 接続のプロパティーを定義することができます。 Server Manager は、Windows NT エクスプローラと似たインターフェースを使用します。次の図にインターフェースを示します。 Server Manager のメイン・ウィンドウには、2 つの画面区画があります。使用するすべての構成オプションは、ウィンドウの左側の画面区画にあるオブジェクト上で右クリックしてアクセスすることができます。すべてのオブジェクトには、コンテキスト・メニュー があり、オブジェクトを右クリックしてアクセスすることができます。

Microsoft SNA Server Manager を使用して、 DB2 コネクトで使う APPC 通信を構成するには、以下のステップを実行します。

ステップ 1.

Server Manager を開始するには、 「スタート」をクリックしてから、 「プログラム」-->「Microsoft SNA Server」--> 「Manager」を選択します。「Microsoft SNA Server Manager」ウィンドウがオープンします。



「Microsoft SNA Server Manager」ウィンドウ

ステップ 2.

制御点名を定義します。

  1. 「サーバー (Servers)」フォルダーの隣の [+] 符号をクリックします。
  2. 「SNA サービス (SNA Service)」フォルダーを右クリックし、 「プロパティ (Properties)」オプションを選択します。「プロパティ (Properties)」ウィンドウがオープンします。
  3. 対応するフィールドに、正しい NETID ((9)) および 制御点名 ((10)) を入力します。
  4. 「OK」をクリックします。

ステップ 3.

リンク・サービス (802.2) を定義します。

  1. SNA サービス (SNA Service)」アイコンを右クリックし、「挿入 (Insert) --> リンク・サービス (Link Service)」オプションを選択します。「リンク・サービスの挿入 (Insert Link Service)」ウィンドウがオープンします。



    リンク・サービスの挿入のウィンドウ

  2. 「DLC 802.2 リンク・サービス (DLC 802.2 Link Service)」を選択します。
  3. 「追加 (Add)」をクリックします。
  4. 「終了 (Finish)」をクリックします。

ステップ 4.

接続プロパティーを定義します。

  1. SNA サービス (SNA Service)」を右クリックし、「挿入 (Insert) --> 接続 (Connection) --> 802.2」オプションを選択します。 「接続のプロパティー (Connection Properties)」ウィンドウがオープンします。



    「接続プロパティー (Connection Properties)」ウィンドウ

  2. 名前 (Name)」フィールドに、接続名 ((7)) を入力します。
  3. リンク・サービス (Link Service)」ドロップダウン・ボックスをクリックし、「SnaDlc1」オプションを選択します。
  4. ホスト・システム (Host System)」ボックスから、「リモート・エンド (Remote End)」ラジオ・ボタンを選択します。
  5. 可能な方向 (Allowed Directions)」ボックスから、「両方向 (Both Directions)」ラジオ・ボタンを選択します。
  6. 活動化 (Activation)」ボックスから、「サーバー始動時 (On Server Startup)」ラジオ・ボタンを選択します。
  7. アドレス (Address)」タブを選択します。



    接続プロパティー - アドレス

  8. リモート・ネットワーク・アドレス (Remote Network Address)」フィールドを記入します ((8))。ほかのフィールドでは、デフォルトの数字を受け入れます。
  9. システム識別 (System Identification)」タブを選択します。
  10. 以下の情報を入力します。
    1. ローカル・ノード名 (Local Node Name)」に、 ネットワーク ID (Network ID) ((9))、 ローカル PU 名 (Local PU Name) ((10))、および ローカル・ノード ID (Local Node ID) ((1)(14)) を追加します。「XID タイプ (XID Type)」ではデフォルトを受け入れます。
    2. リモート・ノード名 (Remote Node Name)」に、「NETID」((1)) および「制御点名 (Control Point Name)」 ((4)) を追加します。
  11. ほかのフィールドではデフォルトを受け入れて、「OK」をクリックします。

ステップ 5.

ローカル LU を定義します。

  1. SNA サービス (SNA Service)」アイコンを右クリックし、「挿入 (Insert) --> APPC --> ローカル LU (Local LU)」オプションを選択します。 「ローカル APPC LU のプロパティー (Local APPC LU Properties)」ウィンドウがオープンします。



    ローカル APPC LU のプロパティー・ウィンドウ

  2. 以下の情報を入力します。
    • LU 別名 (LU Alias)」((12))。
    • NETID」((9))。
    • LU 名 (LU Name)」((11))。
  3. 詳細設定 (Advanced)」タブをクリックします。 DB2 の複数サイト更新サポートを使用する場合、以下のことを行っていることを確認してください。
    1. Microsoft SNA Server V4 Service Pack 3 のインストール
    2. デフォルトの発信ローカル APPC LU プールのメンバー (Member of Default Outgoing Local APPC LU Pool)」オプションの選択解除。 DB2 は、複数サイトの更新をするために LU を排他使用する必要があります。
    3. 「SyncPoint サポート (SyncPoint Support)」フィールドでは、以下のことを行う必要があります。
      • 「使用可能 (Enable)」を選択します。
      • クライアント (Client)」フィールドで SNA サーバー名を入力します。

      このサーバーでは、 Syncpoint サポートが使用可能である必要があります。この機能は SNA クライアントではサポートされていません。ですから、「クライアント (Client)」フィールドには、ローカル SNA サーバーの名前が含まれている必要があります。 Microsoft Transaction Server、IBM TxSeries、または BEA Tuxedo などのトランザクション処理 (TP) モニターを使用する際には、通常、複数サイト更新が必要です。

      Syncpoint サポートを使用不能にした追加の LU を定義しなければならない場合もあります。また複数サイト更新が必要でない場合もあります。この LU では、 「デフォルトの発信ローカル APPC LU プールのメンバー (Member of Default Outgoing Local APPC LU Pool)」オプションを選択する必要があります。

  4. ほかのフィールドではデフォルトを受け入れて、「OK」をクリックします。

ステップ 6.

リモート LU を定義します。

  1. SNA サービス (SNA Service)」アイコンを右クリックし、「挿入 (Insert) --> APPC --> リモート LU (Remote LU)」オプションを選択します。「リモート APPC LU のプロパティー (Remote APPC Lu Properties)」ウィンドウがオープンします。
  2. 接続 (Connection)」ドロップダウン・ボックスをクリックし、適切な接続名を選択します ((7))。
  3. LU 別名 (LU Alias)」フィールドに、パートナー LU 名 ((2)) を入力します。
  4. ネットワーク名 (Network Name)」フィールドに、ネットワーク ID ((1)) を入力します。



    ヒント

    ほかのフィールドは、プログラムによって入力されます。 LU 別名が LU 名と異なる場合は、必ず LU 名を適切なフィールドに指定してください。 プログラムは自動的に LU 名を入力しますが、別名と名前が異なると、間違った名前が入力されます。

  5. OK」をクリックします。

ステップ 7.

モードを定義する

  1. APPC モード (APPC Modes)」フォルダーを右クリックし、「挿入 (Insert) --> APPC --> モード定義 (Mode Definition)」オプションを選択します。 「APPC モードのプロパティー (APPC Mode Properties)」ウィンドウがオープンします。



    「APPC モードのプロパティー (APPC Mode Properties)」ウィンドウ

  2. モード名 (Mode Name)」フィールドに、モード名 (6) を入力します。
  3. 制限 (Limits)」タブを選択します。



    「APPC モードのプロパティー (APPC Mode Properties)」− 制限

  4. 並列セッション制限 (Parallel Session Limit)」、および「最小競合勝者の制限 (Minimum Contention Winner Limit)」フィールドに、適切な数値を入力します。ここに入力する制限が分からない場合は、ホスト側または LAN 管理者に指定してもらう必要があります。
  5. ほかのフィールドではデフォルトを受け入れて、「OK」をクリックします。

ステップ 8.

CPIC 名のプロパティーを定義します。

  1. CPIC 記号名 (CPIC Symbolic Name)」フォルダー・アイコンを右クリックし、「挿入 (Insert)--> APPC --> CPIC 記号名 (CPIC Symbolic Name)」オプションを選択します。「CPIC 名のプロパティー (CPIC Name Properties)」ウィンドウがオープンします。



    CPIC 名のプロパティー - 一般

  2. 名前 (Name)」フィールドに、記号宛先名 ((16)) を入力します。
  3. モード名 (Mode Name)」ドロップダウン・ボックスをクリックし、 IBMRDB などのモード名を選択します。
  4. パートナー情報 (Partner Information)」タブを選択します。



    CPIC 名のプロパティー - パートナー情報

  5. パートナー TP 名 (Partner TP Name)」ボックスで、「SNAサービス TP (16 進数) (SNA Service TP (in hex))」ラジオ・ボタンを選択し、サービス TP 名 ((17)) を入力します。または、「アプリケーション TP (Application TP)」ラジオ・ボタンを選択し、アプリケーション TP 名 ((17)) を入力します。
  6. パートナー LU 名 (Partner LU Name)」ボックスで、「完全修飾 (Fully Qualified)」ラジオ・ボタンを選択します。
  7. 完全修飾パートナー LU 名 ((1) および (2)) または別名を入力します。
  8. OK」をクリックします。
  9. 構成を保管します。
    1. 「Server Manager」ウィンドウのメニュー・バーから、「ファイル (File) --> 保管 (Save)」を選択します。「ファイルの保管 (Save File)」ウィンドウがオープンします。
    2. 構成に使用する固有の名前を「ファイル名 (File Name)」フィールドに入力します。
    3. 「保管 (Save)」をクリックします。



簡略操作

ここでは、DB2 ディレクトリーを更新し、ユーティリティーとアプリケーションをサーバーにバインドするとともに、接続をテストする必要があります。

このことを行うための最も簡単な方法は、クライアント構成アシスタント (CCA) を使用することです。 CCA の使用に関する詳細については、CCA の使用によるホストまたは AS/400 通信のための DB2 コネクトの構成を参照してください。 3. APPC または APPN ノードのカタログ化や、それに続く節で説明されているように、これらのステップを手動で実行することもできます。

Microsoft SNA Client の構成

Windows NT ワークステーションに DB2 コネクトをインストールした場合に、このセクションをお読みください。このセクションでは、DB2 コネクト・ワークステーションと、 Microsoft SNA サーバー V4.0 以降をインストールしてある Windows NT ワークステーションとの間の通信をセットアップするための指示を段階的に説明します。

高速経路

Microsoft SNA Server Version 4.0 for Windows NT の構成方法の詳細は、 Microsoft SNA Server for Windows の構成へお進みください。

図 7 には、DB2 コネクト・サーバーのシナリオの例が図示されています。

図 7. SNA 通信ゲートウェイを経由した、ホストまたは AS/400 データベース・サーバーへの間接接続

MS SNA サーバーと MS SNA クライアントを使用した DB2 コネクト・サーバーのシナリオ

このセクションの残りの部分は以下のことを前提にしています。

  1. Microsoft SNA サーバーを、ホストとの APPC 接続用にすでに構成していて、 ODBC および DRDA を使用できるようにしていること。詳細情報については、Microsoft SNA サーバーの資料を参照してください。
  2. Microsoft SNA クライアント・バージョン 2.11 を DB2 コネクト・ワークステーションにまだインストールしていないこと。

Microsoft SNA クライアントを構成するには、以下のステップを実行します。

ステップ 1. 必要な情報の入手

Microsoft SNA クライアント・ソフトウェアの機能が適切なものであるためには、適切に構成されている Microsoft SNA サーバーに対するアクセス権がなければなりません。 SNA サーバーの管理者に、以下のことを要請してください。

  1. 自分のワークステーションで Microsoft SNA クライアントを使用できるように、適切なライセンスを入手します。
  2. SNA サーバー・ドメインでの自分のユーザー ID とパスワードを定義します。
  3. Microsoft SNA Server for Windows の構成で説明されているように、自分がアクセスする必要のある AS/400 データベースとホストとの間の接続を定義します。
  4. 前のステップで定義したデータベース接続ごとに使用する記号宛先名 ((16))、データベース名 ((5))、およびユーザー・アカウントを提供してもらいます。

    ホストのパスワードを変更する予定であれば、SNA 管理者から、各ホストでパスワード管理タスクを行うための記号宛先名も提供してもらう必要があります。

  5. SNA サーバーとの通信用に使用する Microsoft SNA Server ドメイン名、およびプロトコル (TCP/IP、NetBEUI、または IPX/SPX) を提供します。

ステップ 2. DB2 コネクト・ワークステーションでの Microsoft SNA Client のインストール

  1. Microsoft SNA Client ソフトウェアを入手し、その指示に従ってインストール・プログラムを開始します。
  2. 画面上の指示に従ってインストールを完了します。 SNA サーバーの管理者の指示に従って、 SNA サーバー・ドメイン名と通信プロトコルを選択します。
  3. 「任意選択の構成要素 (Optional Components)」ウィンドウが表示されたら、「ODBC/DRDA ドライバーのインストール (Install ODBC/DRDA driver)」の 選択を解除 して、インストールされないようにします。
  4. インストールを完了します。

ステップ 3. DB2 コネクト for Windows のインストール

  1. DB2 コネクトのインストール
  2. DB2 フォルダーをオープンし、 クライアント構成アシスタントをクリックして、構成ダイアログを開始します。
  3. 「スタート」をクリックし、 「プログラム」-->「DB2 (Windows NT 版)」-->「クライアント構成アシスタント (Client Configuration Assistant)」を選択します。
  4. 以下の情報が必要です。

    1. ターゲット・ホストまたは AS/400 データベース・サーバーのパートナー LU ((2)) のために、 Microsoft SNA Server で定義されている記号宛先名 ((16))。
    2. 実際のデータベース名 ((5))。


簡略操作

ここでは、DB2 ディレクトリーを更新し、ユーティリティーとアプリケーションをサーバーにバインドするとともに、接続をテストする必要があります。

このことを行うための最も簡単な方法は、クライアント構成アシスタント (CCA) を使用することです。 CCA の使用に関する詳細については、CCA の使用によるホストまたは AS/400 通信のための DB2 コネクトの構成を参照してください。 3. APPC または APPN ノードのカタログ化や、それに続く節で説明されているように、これらのステップを手動で実行することもできます。


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