DB2 コネクト (OS/2 および Windows** 版) 概説およびインストール

始める前に

インストールを開始する前に、次に示す項目と情報がそろっていることを確認してください。

  1. ご使用のシステムが、DB2 製品をインストールするのに必要なメモリー、ハードウェア、およびソフトウェア要件を満たしているか確認してください。詳細については、インストールの計画を参照してください。
  2. ホスト接続に使用するプロトコル

    __ 1.

    統合 SNA サポートまたは第三者の SNA 製品を使用した SNA による直接接続

    __ 2.

    TCP/IP による直接接続

    __ 3.

    MPTN

  3. インストールを実行するのに使用するユーザー・アカウント。ログインするアカウントは以下の条件を満たしていなければなりません。

    高度なユーザー権利を与える方法の詳細については、 Windows 上での高度なユーザー権利の付与を参照してください。

  4. インストール中に、 DB2 管理サーバーがシステムにログオンし、サービスを開始するために使用するユーザー・アカウントを指定します。指定するアカウントは、ローカルで定義されなければならず、ローカル管理者のグループに属していなければなりません。

    デフォルトでは、セットアップ・プログラムがユーザー名 db2admin と指定するパスワードを使ってユーザー・アカウントを作成します。このデフォルト・ユーザー・アカウントを受け入れることもできますし、デフォルト値を変更したり、ユーザー自身で値を提供して独自のユーザー・アカウントを作成することもできます。独自のユーザー・アカウントを作成または準備する場合は、 DB2 の命名規則に違反しないよう注意してください。詳しくは、付録 D, 命名規則を参照してください。

  5. DB2 が正常にインストールされたかどうかを検査するためには、 DB2 システム管理 (SYSADM) グループに属するユーザー・アカウントが必要です。このアカウント名は、 ユーザー名、ユーザー ID、グループ名、インスタンスの命名規則に示されているように DB2 の命名規則に従っていなければなりません。

    デフォルトでは、ローカル管理者 グループに属するユーザー (アカウントが定義されたローカル・マシンにいるユーザー) には、そのインスタンスに対する SYSADM 権限があります。詳細については、 システム管理グループの処理を参照してください。 有効な DB2 ユーザー名の詳細については、付録 D, 命名規則を参照してください。

  6. インストール時に、インストールする製品およびサービスのユーザー名およびパスワードを入力するようにプロンプトが出されます。
  7. Windows 2000 で LDAP を使用する場合には、ディレクトリー・スキーマを拡張して、 DB2 オブジェクト・クラスおよび属性定義を組み込まなければなりません。これは、DB2 製品をインストールする前に必ず実行しなければなりません。

    ディレクトリー・スキーマを拡張するには、スキーマ管理権限を使用してインストール CD から db2schex.exe プログラムを実行します。このプログラムは、スキーマ管理権限を使用して、もう一度ログオフおよびログオンをすることなく実行できます。

      runas /user:MyDomain\Administrator x:\db2\common\db2schex.exe
    

    ここで、x: は CD-ROM の文字です。

    db2schex.exe が完了したら、インストールを継続することができます。


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