DB2 コネクト・ワークステーションで通信ができるよう構成したら、リモート・データベースへの接続をテストする必要があります。
DB2 コネクト・ワークステーションで次のコマンドを入力しますが、 4. データベースをデータベース接続サービス (DCS) としてカタログ化するで定義した database_alias 値に忘れずに置き換えます。
connect to database_alias user userid using password
たとえば、次のコマンドを入力します。
connect to nyc3 user userid using password
規定の userid と password 値は、ホストまたは AS/400 システムで定義した値です。これらは、DB2 管理者から提供されていなければなりません。詳しくは、DB2 コネクト 使用者の手引き を参照してください。
接続が正常に完了したら、接続先のデータベースの名前を示したメッセージが表示されます。これで、そのデータベースからデータを取り出すことができます。たとえば、システム・カタログ表にリストされているすべての表名のリストを取り出すには、次のコマンドを入力します。
"select tabname from syscat.tables"
データベース接続の使用が終わったら、connect reset コマンドを入力してデータベース接続を終了します。
接続が失敗した場合、 DB2 コネクト・ワークステーションで次のような項目を検査します。
__ 1. | ノードが、正確な記号宛先名 (sym_dest_name) でカタログ化されたこと。 |
__ 2. | データベース・ディレクトリー内に指定されているノード名 (node_name) が、ノード・ディレクトリー内の正しい項目を指していること。 |
__ 3. | ホストまたは AS/400 サーバー上のデータベースについて、正しい real_host_dbname を使用し、データベースが適切にカタログ化されたこと。
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これらの項目を確認した後でまだ接続が失敗する場合は、 問題判別の手引き を参照してください。