コントロール・センターを使って複数サイト更新を行えます。以下に示すように、その手順は簡単なものです。複数サイト更新の構成手順 (システムを手操作で構成する方法も含む) について詳しくは、オンラインのコネクティビティー 補足 を参照してください。
コントロール・センターで [+] 符号をクリックし、ツリー視点を展開します。構成するインスタンスを右マウス・ボタンで選択します。ポップアップ・メニューが開きます。 「複数サイト更新 (Multisite Update)」-->「構成 (Configure)」の順にメニュー項目を選択します。
このウィザードはノートブック形式のインターフェースになっています。ウィザードの各ページでは、構成対象に関する特定の情報を入力するよう要求されます。以下に、これらのページを表示される順に示します。
ステップ 1. | 「トランザクション処理プログラム (TP) モニターの指定 (Specify a Transaction Processor (TP) monitor)」。
このフィールドには、使用可能にした TP モニターの省略時値が表示されます。 TP モニターを使用しないときは、 「TP モニターを使用しない (Do Not Use a TP Monitor)」を選択します。 |
ステップ 2. | 「使用する通信プロトコルの指定 (Specify the communications protocols you will use)」。 |
ステップ 3. | 「トランザクション・マネージャー・データベースの指定 (Specify a Transaction Manager database)」。
このパネルでは、(1ST_CONN) に接続する最初のデータベースが省略時指定されています。この省略時値をそのままにしておくか、カタログ化されている別のデータベースを選択することができます。 |
ステップ 4. | 「更新に関係するデータベース・サーバーのタイプ、および TCP/IP を排他的に使用するかどうかの指定 (Specify the types of database servers involved in the update, and also whether or not TCP/IP is to be used exclusively)」。 |
ステップ 5. | 「同期点管理プログラムの設定値の指定 (Specify the Syncpoint Manager settings)」。
このページが表示されるのは、前のページの設定で、複数サイト更新のシナリオで DB2 の同期点管理プログラムを使う必要があることが示されている場合だけです。
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ステップ 1. | インスタンスを右マウス・ボタンで選択し、ポップアップ・メニューから「複数サイト更新 (Multisite Update)」-->「テスト (Test)」の順にメニュー・オプションを選択します。「複数サイト更新のテスト (Test Multisite Update)」ウィンドウが開きます。 |
ステップ 2. | 「使用可能データベース (Available databases)」リスト・ボックスにある使用可能データベースから、テストするデータベースを選択します。選択したデータベースを「選択済みデータベース (Selected databases)」リスト・ボックスに入れたり出したりするには、2 つのリスト・ボックスの間にある矢印ボタンを使います。また、選択したユーザー ID およびパスワードを変更したい場合は、 「選択済みデータベース (Selected databases)」リスト・ボックスで直接編集することが可能です。 |
ステップ 3. | 選択が済んだら、ウィンドウの最下部にある「了解 (OK)」をクリックします。「複数サイト更新のテスト結果 (Multisite Update Test Result)」ウィンドウがオープンします。 |
ステップ 4. | 「複数サイト更新のテスト結果 (Multisite Update Test Result)」ウィンドウには、選択したデータベースのうち、どれが更新のテストに成功し、また失敗したかが表示されます。このウィンドウには、失敗したデータベースの SQL コードとエラー・メッセージも表示されます。
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