概説およびインストール パーソナル・エディション

コマンド行プロセッサーを使用したコマンドの入力

コマンド行プロセッサーを使用して、DB2 コマンド、SQL ステートメント、およびオペレーティング・システム・コマンドを入力できます。以下のモードで作動できます。

「DB2 コマンド (DB2 Command)」ウィンドウ
DB2 コマンド行プロセッサーは、オペレーティング・システムのコマンド・ウィンドウのように動作します。オペレーティング・システム・コマンド、DB2 コマンド、または SQL ステートメントを入力して、その出力を表示できます。

対話式入力モード
DB2 コマンドに (「DB2 コマンド (DB2 Command)」ウィンドウ) 使用する db2 接頭部は、前もって入力されています。オペレーティング・システム・コマンド、DB2 コマンド、または SQL ステートメントを入力して、その出力を表示できます。

ファイル入力モード
ファイルに保管されているコマンドを処理します。ファイル入力モードの詳細については、コマンド解説書 を参照してください。

「DB2 コマンド (DB2 Command)」ウィンドウ

「DB2 コマンド (DB2 Command)」ウィンドウを呼び出す方法は次のとおりです。

OS/2
「OS/2 コマンド (OS/2 Command)」ウィンドウをオープンします。

Windows 32 ビットのオペレーティング・システム
「スタート」をクリックし、 「プログラム」-->「IBM DB2」 -->「コマンド・ウィンドウ (Command Window)」を選択します。

また、オペレーティング・システムのプロンプトで db2cmd コマンドを入力することによっても、「DB2 コマンド (DB2 command)」ウィンドウを起動できます。

コマンド・ウィンドウを介してコマンドを入力している場合、 db2 接頭部を含める必要があります。たとえば、次のようにします。

   db2 list database directory


ヒント

使用しているオペレーティング・システムで特別の意味を持つ文字が DB2 コマンドに含まれている場合、正確に実行するためにはコマンドを引用符で囲む必要があります。

たとえば、オペレーティング・システムで * という文字が特別な意味を持っていても、次のコマンドは employee という表からすべての情報を取り出します。

   db2 "select * from employee"

1 行に収まらない長いコマンドを入力する必要がある場合、行継続文字 "\" を使用します。行の終わりに達した後、「Enter」キーを押して次の行へのコマンドの入力を続行してください。たとえば、次のようにします。

   db2 select empno, function, firstname, lastname, birthdate, from \
   db2 (cont.) => employee where function='service' and \
   db2 (cont.) => firstname='Lily' order by empno desc

対話式入力モード

対話式入力モードでコマンド行プロセッサーを起動するには、以下のようにします。

OS/2
「OS/2 Warp」をクリックし、 「IBM DB2」-->「コマンド行プロセッサー (Command Line Processor)」を選択するか、または db2 コマンドを入力します。

Windows 32 ビットのオペレーティング・システム
「スタート」をクリックし、 「プログラム」-->「IBM DB2」-->「コマンド行プロセッサー (Command Line Processor)」を選択します。

また、オペレーティング・システムのプロンプトで、 db2cmd コマンド、続いて db2 コマンドを入力することによっても、コマンド行プロセッサーを起動できます。

対話式入力モードに入ったなら、プロンプトは次のようになります。

   db2 =>

対話式入力モードでは、db2 接頭部を付けて DB2 コマンドを入力する必要はありません。 DB2 コマンドを入力するだけです。たとえば、次のようにします。

   db2 => list database directory

対話モードでオペレーティング・システム・コマンドを入力するには、オペレーティング・システム・コマンドの前に感嘆符 (!) を付けます。たとえば、次のようにします。

   db2 => !dir

1 行に収まらない長いコマンドを入力する必要がある場合、行継続文字 "\" を使用します。行の終わりに達した後、「Enter」キーを押して次の行へのコマンドの入力を続行してください。たとえば、次のようにします。

   db2 select empno, function, firstname, lastname, birthdate, from \
   db2 (cont.) => employee where function='service' and \
   db2 (cont.) => firstname='Lily' order by empno desc

対話式入力モードを終了するには、quit コマンドを入力します。

CLP の使用に関する詳細は、コマンド解説書 を参照してください。


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