使用者の手引き

ODBC アクセスの最適化

DB2 ユニバーサル・データベースでは、ODBC を介した通信のパフォーマンスを改善するために設計された特別な最適化機能が準備されています。 これらの拡張機能は、Microsoft Access、Lotus Approach、または Visual Basic で使用することができます。 DB2 のクライアント構成アシスタント (CCA) を使用する際の ODBC スループットが高速になります。

最適化したODBC を活動化するには、以下の事柄を実行します。

新しい通信を定義する場合:

  1. DB2 CCA を開始します。
  2. 最適化するデータベース別名を選択します。
  3. 「プロパティー (Properties)」押しボタンをクリックします。
  4. 「このデータベースを ODBC 用に登録 (Register this Database for ODBC)」を選択します。
  5. このデータベースを登録する方法を説明したラジオ・ボタンを選択します。
  6. 「設定 (Settings)」押しボタンをクリックします。
  7. 「最適化 (Optimize)」押しボタンをクリックして、 ODBC 設定を最適化するアプリケーションを選択します。
  8. 「OK」をクリックして、 CCA を終了します。

既存の通信を更新する場合:

  1. DB2 CCA を開始します。
  2. 最適化するデータベース別名を選択します。
  3. 「プロパティー (Properties)」押しボタンをクリックします。
  4. 「設定 (Settings)」押しボタンをクリックします。
  5. 「CLI/ODBC 設定 (CLI/ODBC Settings)」ウィンドウで「最適化 (Optimize)」押しボタンをクリックし、最適化するアプリケーションを選択します。
  6. 「OK」をクリックして、 CCA を終了します。

CCA について詳しくは、 DB2 コネクト概説およびインストール を参照してください。 ブラウザーで以下の URL を表示すると、DB2 (OS/390 版) への ODBC アクセスの最適化に関する最新情報を見ることができます。 http://www.ibm.com/software/data/db2/os390/odbcatlg.html


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