DB2 コネクトは、e-business 用の IBM メインフレームや、 各種の UNIX および非 UNIX 系オペレーティング・システムで動作するその他のアプリケーションに対する、 非常に高速かつ堅固な接続を提供します。
DB2 コネクトには、接続に関する複数のソリューションがあります。 DB2 コネクト パーソナル・エディションはホスト・データベースや AS/400 データベースへの直接接続を提供しますが、 DB2 コネクト エンタープライズ・エディションは間接接続を提供し、 クライアントが DB2 コネクト・サーバー経由でホスト・データベースや AS/400 データベースにアクセスできます。 DB2 コネクト アンリミテド・エディション は、 製品の選択とライセンス入手が簡単に行える、 ユニークなパッケージ・ソリューションを提供します。
DB2 コネクト エンタープライズ・エディションを利用すれば、ローカルおよびリモートのクライアント・アプリケーションで、 SQL (構造化照会言語)、DB2 API (アプリケーション・プログラミング・インターフェース)、 ODBC (Open Database Connectivity)、JDBC (Java Database Connectivity)、 SQLJ (Embedded SQLJ for Java)、DB2 CLI (コール・レベル・インターフェース) を使い、 DB2 データベースやホスト・システムの作成、更新、制御、管理を行うことが可能になります。 さらに、DB2 コネクトは、 Microsoft Windows のデータ・インターフェース (ActiveX Data Object (ADO)、Remote Data Object (RDO)、 OLE DB など) もサポートしています。
DB2 コネクト エンタープライズ・エディションは現時点で、AIX、 HP-UX、Linux、OS/2、DYNI/ptx、 Solaris、および Windows 32 ビット オペレーティング・システム用が使用可能です。 これらのサーバーは、 OS/2、UNIX (AIX、HP-UX、Linux、DYNI/ptx、Solaris、Silicon Graphics IRIX)、 および Windows 32 ビット・ワークステーション上で動作するアプリケーションをサポートします。
DB2 コネクト パーソナル・エディションは単一のワークステーションからの、 サーバー (MVS/ESA、OS/390、OS/400、VM および VSE など) 上に置かれている DB2 データベースへの、 または OS/2、UNIX、および Windows 32 ビット オペレーティング・システム上にある DB2 ユニバーサル・データベース・サーバーへのアクセスを提供します。 DB2 コネクト パーソナル・エディションには DB2 コネクト エンタープライズ・エディションと同じ豊富な API セットが用意されており、 すべての Windows プラットフォーム上での統合化された SNA サポートを特色としています。
この製品は現時点で、OS/2、Linux、Windows 32 ビット オペレーティング・システム用が使用可能です。
DB2 コネクト アンリミテド・エディション は、 DB2 コネクトを柔軟に配置することができ、 製品の選択やライセンス入手も簡単に行える、ユニークなパッケージ製品です。 この製品には DB2 コネクト パーソナル・エディションと DB2 コネクト エンタープライズ・エディションの両方が含まれており、 ライセンス条件では、任意の DB2 コネクト製品を無制限に配置できるようになっています。 ライセンス料金は、DB2 コネクトのユーザーが使用する System/390 の規模に応じて決まります。
この新しいパッケージ製品は、OS/390 システム用だけが使用可能です。 また、ライセンス供与は DB2 (OS/390 版) のデータ・ソースに対してのみ有効です。