使用者の手引き

経路指定情報オブジェクトの作成

経路指定情報オブジェクト は、 DCE において定義する必要があり、DB2 クライアントにより検索されます。 DCE コマンド cdscp create object を使用して、 経路指定情報オブジェクトを作成します。 たとえば、次のようにします。

   cdscp create object object_global_name

DB_Object_Type 属性の R を追加します。

各データベース・オブジェクトごとに、 1 つの DB_Target_Database_Info 属性を追加してください。

DB_Target_Database_Info 属性は、 以下のパラメーターで構成されています。

データベース
データベース・オブジェクト名。全パスを含みます。 明白に指定されていない他のすべてのデータベースを示すには、 *OTHERDBS を指定します。

アウトバウンド・プロトコル
ホストまたは AS/400 データベース・サーバー用のデータベース・プロトコル (DRDA)

インバウンド・プロトコル
リモート・クライアント接続用のデータベース・プロトコル (DB2RA)

ゲートウェイでの認証
0 (No) または 1 (Yes)。(DCE ディレクトリー・サービスと機密保護の記述どお り)

ゲートウェイのパラメーター・ストリング
ゲートウェイ内で使用されるパラメーターを含むストリング。 その内容はゲートウェイ固有のものです。DB2 コネクト・ゲートウェイの特定ストリングについては、 DCS ディレクトリーを参照してください。

データベース・ロケーター
DB2 コネクト・ワークステーションを表すデータベース・ロケーター・オブジェクトの名前。

たとえば、ファイルに以下の行を組み込むことができます。

   create object /.../cdscell1/subsys/database/ROUTE1
   add    object /.../cdscell1/subsys/database/ROUTE1 DB_Object_Type=R
   add    object /.../cdscell1/subsys/database/ROUTE1 DB_Target_Database_Info=\
   /.../cdscell1/subsys/database/DBMVS01;DRDA;DB2RA;0;;\
   /.../cdscell1/subsys/database/DBAIX01
   add    object /.../cdscell1/subsys/database/ROUTE1 DB_Target_Database_Info=\
   *OTHERDBS;DRDA;DB2RA;0;;\
   /.../cdscell1/subsys/database/DBAIX02

その後、次のコマンドを入力します。

   cdcsp < filename


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