使用者の手引き

リモート・クライアント接続のモニター

DB2 コネクト エンタープライズ・エディションと共にデータベース・システム・モニターを使用すると、 リモート・クライアントの接続をモニターすることができます。 DB2 コネクト・サーバーにとってローカルであり、 そのサーバー自体の上で稼働しているクライアントをモニターするには、 次の環境変数を設定する必要があります。

   db2set DB2CONNECT_IN_APP_PROCESS=NO

たとえば、ホストまたは AS/400 システムでエラーが発生したとき、 システム管理者は、問題が DB2 コネクト・ワークステーションで起きたものかどうかを判別することができます。 データベース・システム・モニターは、以下のものを相互に関連付けます。

この情報は、どの DB2 コネクト接続が問題を起こしたかを示し、それによってシステム管理者は、 DB2 コネクト接続を使用するその他のクライアントに影響を与えずに個別のクライアント・アプリケーションをそのシステムから強制切断することができます。

DB2 コネクト用のモニター・スイッチをオンにする

システム・モニターは常時活動しています。 しかし、GET SNAPSHOT 出力で詳細を得たい場合は、対応するモニター・スイッチをオンにする必要があります。 DB2 コネクトに関係したモニター・スイッチは、 STATEMENT (ステートメント・レベルの情報) と UOW (トランザクション・レベルの情報) です。

モニター・スイッチを変更するには、db2 update monitor switches コマンドを使用します。 このコマンドの構文については、コマンド解説書 を参照してください。 以下に例を示します。これは、作業単位 (UOW) について DB2 システム・モニター統計を作成します。

   db2 update monitor switches using uow on

モニター・スイッチ状況のリスト

モニター・スイッチの状況をリストするには、 db2 get monitor switches コマンドを発行してください。


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