情報カタログ・マネージャー プログラミングの手引きおよび解説書

FLGDeleteReg

情報カタログから特定のオブジェクト・タイプ登録を削除するために使用し ます。

Program および Attachment 区分以外のどの区分のタイプの登録でも削除するこ とができます。情報カタログ・マネージャーは、情報カタログを作成中にこれらの区分を供給するからです。

許可

管理者

構文



APIRET  APIENTRY  FLGDeleteReg( PSZ            pszObjTypeID,
                                  PFLGEXTCODE  pExtCode );

パラメーター

pszObjTypeID (PSZ) − 入力
登録を削除するオブジェクト・タイプを表す 6 文字の 固有のシステム生成識別子 (オブジェクト・タイプ ID) を指します。

pExtCode (PFLGEXTCODE) − 出力
理由コードに関連する拡張コードを指します。 戻された理由コードに関連した意味のある拡張コードがあるかどうかについて は、付録 D, 情報カタログ・マネージャーの理由コードを参照してください。

理由コード (APIRET)
この API 呼び出しの実行結果を表します。

戻された理由コードの説明については、付録 D, 情報カタログ・マネージャーの理由コードを参照してくだ さい。

使用方法

このアクションは、オブジェクト・タイプ自体を削除するものではありません。 オブジェクト・タイプの登録を削除するものです。

制約事項

入力パラメーター pszObjTypeID の値は、情報カタログ内のオブジェクト登録 に関して存在している値でなければなりません。

オブジェクト・タイプの登録を削除するためには、オブジェクト・タイプ自体が存在していてはなりません。 オブジェクト・タイプが存在している場合には、FLGDeleteType を使用してオブジェクト・タイプを削除しなければ なりません。

情報カタログ更新の制御

プログラムを可能な限り、情報カタログと同期化させるために、 FLGDeleteReg が正常に完了したあとで、呼び出しを FLGCommit (FLGCommit参照) に 組み込む必要があります。 FLGDeleteReg が正常に完了しない場合は、呼び出し を FLGRollback (FLGRollback参照) に組み込む必要があります。

図 57 は、FLGDeleteReg API 呼び出しを出すために必要な C 言語コード を示しています。 このサンプル・コードは、あるオブジェクト・タイプに関する登録情報を 情報カタログから削除します。

図 57. C 言語による FLGDeleteReg の呼び出しのサンプル

 APIRET         rc;                   // Declare reason code
 UCHAR           pszObjTypeID[FLG_OBJTYPID_LEN + 1];
 FLGEXTCODE     ExtCode = 0;                // Declare extended code
   .
   .  /* Get object type ID using FLGConvertID. */
   .
 strcpy (pszObjTypeID,"000044");
 rc = FLGDeleteReg (pszObjTypeID,    // object type ID
                       &ExtCode);
 

図 57 に示される例は、(FLGCreateReg を使用して) オブジェクト登録を 作成したときにオブジェクト・タイプ ID として 000044 が戻されていることを前提 としています。


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