情報カタログから特定のオブジェクト・タイプ登録を削除するために使用し ます。
Program および Attachment 区分以外のどの区分のタイプの登録でも削除するこ とができます。情報カタログ・マネージャーは、情報カタログを作成中にこれらの区分を供給するからです。
許可
管理者
構文
APIRET APIENTRY FLGDeleteReg( PSZ pszObjTypeID,
PFLGEXTCODE pExtCode );
パラメーター
戻された理由コードの説明については、付録 D, 情報カタログ・マネージャーの理由コードを参照してくだ さい。
使用方法
このアクションは、オブジェクト・タイプ自体を削除するものではありません。 オブジェクト・タイプの登録を削除するものです。
制約事項
入力パラメーター pszObjTypeID の値は、情報カタログ内のオブジェクト登録 に関して存在している値でなければなりません。
オブジェクト・タイプの登録を削除するためには、オブジェクト・タイプ自体が存在していてはなりません。 オブジェクト・タイプが存在している場合には、FLGDeleteType を使用してオブジェクト・タイプを削除しなければ なりません。
情報カタログ更新の制御
プログラムを可能な限り、情報カタログと同期化させるために、 FLGDeleteReg が正常に完了したあとで、呼び出しを FLGCommit (FLGCommit参照) に 組み込む必要があります。 FLGDeleteReg が正常に完了しない場合は、呼び出し を FLGRollback (FLGRollback参照) に組み込む必要があります。
図 57 は、FLGDeleteReg API 呼び出しを出すために必要な C 言語コード を示しています。 このサンプル・コードは、あるオブジェクト・タイプに関する登録情報を 情報カタログから削除します。
図 57. C 言語による FLGDeleteReg の呼び出しのサンプル
APIRET rc; // Declare reason code
UCHAR pszObjTypeID[FLG_OBJTYPID_LEN + 1];
FLGEXTCODE ExtCode = 0; // Declare extended code
.
. /* Get object type ID using FLGConvertID. */
.
strcpy (pszObjTypeID,"000044");
rc = FLGDeleteReg (pszObjTypeID, // object type ID
&ExtCode);
図 57 に示される例は、(FLGCreateReg を使用して) オブジェクト登録を 作成したときにオブジェクト・タイプ ID として 000044 が戻されていることを前提 としています。