指定されたオブジェクト・インスタンスまたはオブジェクト・タイプの関連 するインスタンスのリストを検索します。 関連とは、以下のことを指します。
許可
管理者またはユーザー
構文
APIRET APIENTRY FLGListAssociates( PSZ pszInBuffer,
FLGOPTIONS Options,
PFLGHEADERAREA * ppListStruct,
PFLGEXTCODE pExtCode );
パラメーター
各インスタンスの出力構造には、以下の情報が示されます。
FLGID (16 文字)
名前 (80 文字)
さらに、FLG_LIST_CONTAIN では、各インスタンスの出力構造が、それ自体 が包含側であるかどうかを示すフラグ (CHILDIND) も示します。 FLG_LIST_COMMENTS では、各インスタンスの出力構造は、以下の事項も含みます。
最終変更日付および時刻
作成者
すべてのインスタンスは、使用するデータベース管理システムの照合順序に 従って、オブジェクト・タイプ名、オブジェクト・インスタンス名の昇順で分類されます。
FLGListAssociates によって戻すことのできるオブジェクト・インスタンスの最大数は、5000 です。
戻された理由コードの説明については、付録 D, 情報カタログ・マネージャーの理由コードを参照してくだ さい。
使用方法
出力構造に割り振られたメモリーの解放
FLGListAssociates が出力構造にあるデータを戻した場合、出力構造に戻されたデータ を保管してから、FLGFreeMem を呼び出さなくてはなりません (FLGFreeMem参照)。 メモリーを解放するのに、たとえば C 言語指示のような他の方式は使用しないで ください。
このサンプル・コードは、Grouping オブジェクト・タイプ、MYREGION に関連 した Programs オブジェクト・インスタンスのリストを検索します。 図 89 は、FLGListAssociates 呼び出しを出すために必要な C 言語コード を示しています。
図 89. C 言語による FLGListAssociates の呼び出しのサンプル
APIRET rc; // reason code
UCHAR pszObjTypeID[FLG_OBJTYPID_LEN + 1];
PFLGHEADERAREA * ppReturnObjList; // ptr to output structure ptr
FLGOPTIONS Option=0;
FLGEXTCODE xc=0; // extended code
.
.
.
Option=Option | FLG_LIST_PROGRAM;
rc = FLGListAssociates (pszObjTypeID,
Option,
ppReturnObjList,
&xc);
図 90 は、図 89 にあ る FLGListAssociates 呼び出しのための出力構造を示しています。
図 90. FLGListAssociates のための出力構造のサンプル
このサンプル・コードは、Grouping オブジェクト、MYBGROUP に含まれる オブジェクト・インスタンスを検索します。 図 91 は、FLGListAssociates 呼び出しを出すために必要な C 言語コード を示しています。
図 91. C 言語による FLGListAssociates の呼び出しのサンプル
APIRET rc; // reason code
UCHAR objid[FLG_ID_LEN + 1];
PFLGHEADERAREA * ppReturnObjList; // ptr to output structure ptr
FLGOPTIONS Option=0;
FLGEXTCODE xc=0; // extended code
.
.
.
Option=Option | FLG_LIST_CONTAIN;
rc = FLGListAssociates (objid,
Option,
ppReturnObjList,
&xc);
図 92 は、図 91 にあ る FLGListAssociates 呼び出しのための出力構造を示しています。
図 92. FLGListAssociates のための出力構造のサンプル
このサンプル・コードは、Grouping オブジェクト、 MYBGROUP の Contact オブジェクト・インスタンスを検索します。 図 93 は、FLGListAssociates 呼び出しを出すために必要な C 言語コード を示しています。
図 93. C 言語による FLGListAssociates の呼び出しのサンプル
APIRET rc; // reason code
UCHAR objid[FLG_ID_LEN + 1];
PFLGHEADERAREA * ppReturnObjList; // ptr to output structure ptr
FLGOPTIONS Option=0;
FLGEXTCODE xc=0; // extended code
.
.
.
Option=Option | FLG_LIST_CONTACT;
rc = FLGListAssociates (objid,
Option,
ppReturnObjList,
&xc);
図 94 は、図 93 にあ る FLGListAssociates 呼び出しのための出力構造を示しています。
図 94. FLGListAssociates のための出力構造のサンプル
このサンプル・コードは、Grouping オブジェクト、 MYBGROUP の Attachment 区分のオブジェクト・インスタンスを検索します。 図 95 は、FLGListAssociates 呼び出しを出すために必要な C 言語コード を示しています。
図 95. C 言語による FLGListAssociates の呼び出しのサンプル
APIRET rc; // reason code
UCHAR objid[FLG_ID_LEN + 1];
PFLGHEADERAREA * ppReturnObjList; // ptr to output structure ptr
FLGOPTIONS Option=0;
FLGEXTCODE xc=0; // extended code
.
.
.
Option=Option | FLG_LIST_ATTACHMENT;
rc = FLGListAssociates (objid,
Option,
ppReturnObjList,
&xc);
図 96 は、図 95 にあ る FLGListAssociates 呼び出しのための出力構造を示しています。
図 96. FLGListAssociates のための出力構造のサンプル
このサンプル・コードは、Elemental オブジェクト、MYREPORT に 付加された Comments オブジェクト・インスタンスを検索します。 図 97 は、FLGListAssociates 呼び出しを出すために必要な C 言語コード を示しています。
図 97. C 言語による FLGListAssociates の呼び出しのサンプル
APIRET rc; // reason code
UCHAR objid[FLG_ID_LEN + 1];
PFLGHEADERAREA * ppReturnObjList; // ptr to output structure ptr
FLGOPTIONS Option=0;
FLGEXTCODE xc=0; // extended code
.
.
.
Option=Option | FLG_LIST_COMMENTS;
rc = FLGListAssociates (objid,
Option,
ppReturnObjList,
&xc);
図 98 は、図 97 にあ る FLGListAssociates 呼び出しのための出力構造を示しています。
図 98. FLGListAssociates のための出力構造のサンプル
このサンプル・コードは、Grouping オブジェクト、MYBGROUP がリンクしてい るオブジェクト・インスタンスを検索します。 図 99 は、FLGListAssociates 呼び出しを出すために必要な C 言語コード を示しています。
図 99. C 言語による FLGListAssociates の呼び出しのサンプル
APIRET rc; // reason code
UCHAR objid[FLG_ID_LEN + 1];
PFLGHEADERAREA * ppReturnObjList; // ptr to output structure ptr
FLGOPTIONS Option=0;
FLGEXTCODE xc=0; // extended code
.
.
.
Option=Option | FLG_LIST_LINK;
rc = FLGListAssociates (objid,
Option,
ppReturnObjList,
&xc);
図 100 は、図 99 にあ る FLGListAssociates 呼び出しのための出力構造を示しています。
図 100. FLGListAssociates のための出力構造のサンプル