情報カタログ・マネージャー プログラミングの手引きおよび解説書

FLGManageFlags

削除活動の記録を、照会、開始、または停止します。 削除履歴 とは、オンにしたり、オフにしたりできる削除活動 のログのことです。

許可

管理者; ユーザー (FLG_ACTION_GET のみ)

構文



APIRET  APIENTRY   FLGManageFlags( FLGOPTIONS   Action,
                                   FLGOPTIONS   FlagType,
                                   UCHAR        chValue,
                                   UCHAR      * pchValue,
                                  PFLGEXTCODE  pExtCode );

パラメーター

Action (FLGOPTIONS) − 入力
以下のいずれかのアクション・オプションを選択します。

FLG_ACTION_GET
削除履歴のロギングが現在、使用可能か使用不能かどうかを示します。
FLG_ACTION_UPDATE
削除履歴のロギングをオン、またはオフにします。

FlagType (FLGOPTIONS) − 入力
フラグ・タイプを示します。 この値は、FLG_HISTORY_TYPE_DELETE でなければなりません。

chValue (UCHAR) − 入力
FLG_ACTION_UPDATE に望まれるフラグ値を示します。 以下のいずれかのフラグを選択します。

FLG_YES
削除履歴のロギングを使用可能にします。
FLG_NO
削除履歴のロギングを使用不能にします。

pchValue (UCHAR) − 出力
FLG_ACTION_GET によって戻される、以下のいずれかの状況を指します。

FLG_YES
削除履歴のロギングが使用可能になりました。
FLG_NO
削除履歴のロギングが使用不能になりました。

pExtCode (PFLGEXTCODE) − 出力
理由コードに関連する拡張コードを指します。 戻された理由コードに関連した意味のある拡張コードがあるかどうかについて は、付録 D, 情報カタログ・マネージャーの理由コードを参照してください。

理由コード (APIRET)
この API 呼び出しの実行結果を表します。

戻された理由コードの説明については、付録 D, 情報カタログ・マネージャーの理由コードを参照してくだ さい。

使用方法

情報カタログ更新の制御

プログラムを可能な限り、情報カタログと同期化させるために、FLGManageFlags が正常にフラグ を更新したあとで、呼び出しを FLGCommit (FLGCommit参照) に組み込む必要があります。 FLGManageFlags が、正常にフラグを更新しない場合は、 呼び出しを FLGRollback に組み込む必要があります (FLGRollback参照)。

図 122 は、FLGManageFlags 呼び出しを出すために必要な C 言語コード を示しています。 このサンプル・コードは、削除履歴のロギングを可能にします。

図 122. C 言語による FLGManageFlags の呼び出しのサンプル

 APIRET           rc;               // reason code for API
 FLGOPTIONS       Action=0;
 FLGOPTIONS       Type=0;
 UCHAR            chValue=FLG_YES;
 FLGEXTCODE       xc=0;             // extended code
   .
   .
   .
 Action= Action | FLG_ACTION_UPDATE;
 Type = Type | FLG_HISTORY_TYPE_DELETE;
 rc = FLGManageFlags (Action,
                         Type,
                         chValue,
                      NULL,
                      &xc);
 


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