情報カタログ・マネージャー プログラミングの手引きおよび解説書

FLGTerm

情報カタログ・マネージャー API DLL 環境を終了させ、データベース・マネージャーから切断し、 関連するすべてのシステム資源を解放するために使用します。

許可

管理者またはユーザー

構文



APIRET APIENTRY FLGTerm (PFLGEXTCODE   pExtCode )

パラメーター

pExtCode (PFLGEXTCODE) − 出力
理由コードに関連する拡張コードを指します。 戻された理由コードに関連した意味のある拡張コードがあるかどうかについて は、付録 D, 情報カタログ・マネージャーの理由コードを参照してください。

理由コード (APIRET)
この API 呼び出しの実行結果を表します。

戻された理由コードの説明については、付録 D, 情報カタログ・マネージャーの理由コードを参照してくだ さい。

使用方法

ユーザーのプログラムが FLGTerm を呼び出すと、情報カタログ・マネージャーは、 情報カタログ・データベースに対して行われたコミットされてい ない変更を自動的にコミットします。 変更事項をロールバックする必要がある場合には、FLGTerm を呼び出して 情報カタログ・マネージャーを終了する前に、プログラムで FLGRollback を呼び出してください。

情報カタログ・マネージャーがデータベースをロール・バックしようとしたときに重大なエラーが 発生した場合、FLGTerm が情報カタログ・マネージャーを遮断して資源を解放しようとするとエラー が発生します。 FLGTerm 呼び出しが失敗したときに、ユーザーのプログラムを使用している人 が管理者としてログオンしている場合、その人は、管理者ユーザー ID をログオフ するために情報カタログ・マネージャー CLEARKA ユーティリティーを使用する必要があります。

図 152 は、FLGTerm API 呼び出しを出すために必要な C 言語コード を示しています。 このサンプル・コードは、情報カタログ・マネージャー API DLL を停止させます。

図 152. C 言語による FLGTerm の呼び出しのサンプル

.
 APIRET         rc;               // Reason code
 FLGEXTCODE     ExtCode = 0;                   // Extended code
 .
 .  // FLGInit()
 .  // calls to the FLG API
 rc = FLGTerm ( &ExtCode );
 


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