情報カタログ・マネージャー プログラミングの手引きおよび解説書

FLGXferTagBuf

削除活動のログである、削除履歴をタグ・ファイルに転送し、 配布環境における "シャドウ" 情報カタログのように、 ほかの情報カタログ内の削除を重複するために、使用します。

許可

管理者

構文



APIRET  APIENTRY   FLGXferTagBuf( PSZ          pszTagFileID,
                                  FLGOPTIONS   Options,
                                  PFLGEXTCODE  pExtCode );

パラメーター

pszTagFileID (PSZ) − 入力
出力タグ言語ファイルの名前を指します。 このパラメーターは必須パラメーターです。

OS/2 の場合、このパラメーターにはドライブ、ディレクトリー・パス、 およびファイル名が含まれており、ファイル割り振りテーブル (FAT) ま たは HPFS ファイルとして有効な値でなければなりません。 (ドライブおよびディレクトリーを除く) ファイル名とエクステンションは、 240 文字を超えてはなりません。

このファイルのターゲット・ドライブは、固定ディスクであっても、 取り外し可能ディスクであっても差し支えありません。

Options (FLGOPTIONS) − 入力
削除履歴を転送したいファイルについて、以下のいずれかの オプションを選択します。

FLG_TAGOPT_NEW
新規ファイルを作成します。
FLG_TAGOPT_REPLACE
既存のファイルを置き換えます。

pExtCode (PFLGEXTCODE) − 出力
理由コードに関連する拡張コードを指します。 戻された理由コードに関連した意味のある拡張コードがあるかどうかについて は、付録 D, 情報カタログ・マネージャーの理由コードを参照してください。

理由コード (APIRET)
この API 呼び出しの実行結果を表します。

戻された理由コードの説明については、付録 D, 情報カタログ・マネージャーの理由コードを参照してくだ さい。

使用方法

ターゲット・ディスクが満杯の場合、ディスクが取り外し可能であっても、 FLGXferTagBuf は異常終了します。

特に Grouping オブジェクト・インスタンスやオブジェクト・タイプを削除 している場合は、他の情報カタログで、誤って削除をしないために、 削除履歴タグ・ファイルを、他の情報カタログにエクスポートするまえに内容を 点検してください。

図 163 は、FLGXferTagBuf 呼び出しを出すために必要な C 言語コード を示しています。 このサンプル・コードは、ファイル c:\sampdel.tag を作成してから、そこに 削除履歴を転送します。

図 163. C 言語による FLGXferTagBuf の呼び出しのサンプル

 APIRET           rc;               // reason code from API
 PSZ              pszTagFile = "c:\\sampdel.tag";
 FLGEXTCODE       xc=0;             // extended code
 FLGOPTIONS       Options=0;
   .
   .  /*                                                 */
   .
 Options=Options | FLG_TAGOPT_NEW;
 rc = FLGXferTagBuf (pszTagFile,
                     Options,
                     &xc);
 


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