情報カタログ・マネージャー プログラミングの手引きおよび解説書

FLGOpen

情報カタログ・マネージャーから外部プログラムを開始するために使用します。

許可

管理者またはユーザー

構文



APIRET  APIENTRY   FLGOpen( PSZ              pszPgmFLGID,
                            PSZ              pszObjFLGID,
                                  PFLGEXTCODE  pExtCode );

パラメーター

pszPgmFLGID (PSZ) − 入力
実行情報を含む Programs オブジェクト・インスタンスの 16 文字の FLGID を指します。 この FLGID は、6 文字のオブジェクト・タイプ ID と、 それに続く Programs オブジェクトの 10 文字のインスタンス ID からなります。

pszObjFLGID (PSZ) − 入力
パラメーター・リストに値を提供した非 Program 区分の オブジェクト・インスタンスの 16 文字の FLGID を指します。 この FLGID は、6 文字のオブジェクト・タイプ ID とそれに 続く 10 文字のインスタンス ID からなります。

pExtCode (PFLGEXTCODE) − 出力
理由コードに関連する拡張コードを指します。 戻された理由コードに関連した意味のある拡張コードがあるかどうかについて は、付録 D, 情報カタログ・マネージャーの理由コードを参照してください。

理由コード (APIRET)
この API 呼び出しの実行結果を表します。

戻された理由コードの説明については、付録 D, 情報カタログ・マネージャーの理由コードを参照してくだ さい。

使用方法

あるプログラムに関する FLGOpen 呼び出しを出す場合には、 プログラムを開始するための Programs オブジェクトの設定の説明に従ってそのプログラム・オブジェクトを 設定しておく必要があります。

Programs オブジェクトで記述されたプログラムが開始されると、 識別されたオブジェクト・インスタンスによって提供された 呼び出しパラメーターが使用されます。 情報カタログ・マネージャーは、呼び出しパラメーターとともに入力された 形式制御文字はどれも取り外します。

図 135 は、FLGOpen API 呼び出しを出すために必要な C 言語コード を示しています。 このサンプル・コードは、REPORT1 というオブジェクト・インスタンス により提供された呼び出しパラメーターを使用して、 PRINTRPT というプログラムを開始します。

図 135. C 言語による FLGOpen の呼び出しのサンプル

.
 APIRET     rc;               // reason code from FLGOpen
 UCHAR      pszPgmFLGID[FLG_ID_LEN + 1];
 UCHAR      pszObjFLGID[FLG_ID_LEN + 1];
 FLGEXTCODE     ExtCode = 0;                   // Extended code
   .
   .  /* set pszPgmFLGID information Catalog Manager-id of 'PRINTRPT'               */
   .  /* set pszObjFLGID to information Catalog Manager-id of 'REPORT1'             */
   .
 rc = FLGOpen    (pszPgmFLGID,
                  pszObjFLGID,
                  &ExtCode);


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