2 つのオブジェクト・インスタンス間での以下の関係を作成または 削除するために使用します。
許可
管理者または許可ユーザー (すべての関係); ユーザー (アタッチメント関係のみ)
構文
APIRET APIENTRY FLGRelation( PSZ pszSrcFLGID,
PSZ pszTrgFLGID,
FLGRELTYPE RelType,
FLGRELOPTION RelOpt,
PFLGEXTCODE pExtCode );
パラメーター
この ID の 1 文字目から 6 文字目までは、このインスタンスの オブジェクト・タイプを識別します。
この ID の 7 文字目から 16 文字目までは、システム生成された固有のインスタンス ID です。
指定する FLGID は、作成または削除したい関係のタイプにより、異なります。
戻された理由コードの説明については、付録 D, 情報カタログ・マネージャーの理由コードを参照してくだ さい。
使用方法
前提条件
オブジェクト・インスタンスを削除する前に、そのオブジェクト・インスタンスが 別のオブジェクト・インスタンスを包含する関係をすべて削除しなければなりません。
情報カタログ更新の制御
プログラムを可能な限り、情報カタログと同期化させるために、FLGRelation が正常に 完了したあとで、呼び出しを FLGCommit (FLGCommit参照) に組み込む必要があります。 FLGRelation が正常に完了しない場合は、呼び出し を FLGRollback (FLGRollback参照) に組み込む必要があります。
図 136 は、あるオブジェクト・インスタンスによって 別のオブジェクトが包含されることを定義する関係を作成するための、 FLGRelation API 呼び出しを出すために必要な C 言語コードを示しています。 このサンプル・コードで、MYBUSGP は ビジネス・グループ・オブジェクト・タイプ (Grouping オブジェクト) の インスタンスであり、IMAGE-A はイメージ・オブジェクト・タイプ (Elemental オブジェクト) の インスタンスです。
図 136. C 言語による FLGRelation の呼び出しのサンプル
APIRET rc; // Declare reason code
UCHAR pszSrcFLGID[FLG_ID_LEN + 1];
UCHAR pszTrgFLGID[FLG_ID_LEN + 1];
FLGRELTYPE RelType=FLG_CONTAINER_RELATION;
FLGRELOPTION RelOpt=FLG_CREATE_RELATION;
FLGEXTCODE ExtCode=0; // Declare extended code
.
. /* set values for pszSrcFLGID and pszTrgFLGID */
.
rc = FLGRelation (pszSrcFLGID,
pszTrgFLGID,
RelType,
RelOpt,
&ExtCode);