情報カタログ・マネージャー プログラミングの手引きおよび解説書

FLGFreeMem

FLGListObjTypes や FLGNavigate などの情報カタログ・マネージャー API 呼び出しで作成された出力構造に 割り振られたメモリーを解放するために使用します。

許可

管理者またはユーザー

構文



APIRET  APIENTRY    FLGFreeMem( PFLGHEADERAREA   pFLGOutputStruct,
                                  PFLGEXTCODE  pExtCode );

パラメーター

pFLGOutputStruct (PFLGHEADERAREA) − 入力
割り振り解除する情報カタログ・マネージャー出力構造を指します。

出力構造を作成する API 呼び出しを出す場合には、情報カタログ・マネージャーによって生成され て PFLGHEADERAREA データ・タイプで示されるアドレスに保管される、出力構造 を指すポインターの値を保管する必要があります。割り振られたメモリーを解放す るために、このポインターをパラメーターとして FLGFreeMem に渡すことができるよ うにするためです。

FLGFreeMem は、情報カタログ・マネージャー API 呼び出しで作成された出力構造だけに作用します。

pExtCode (PFLGEXTCODE) − 出力
理由コードに関連する拡張コードを指します。 戻された理由コードに関連した意味のある拡張コードがあるかどうかについて は、付録 D, 情報カタログ・マネージャーの理由コードを参照してください。

理由コード (APIRET)
この API 呼び出しの実行結果を表します。

戻された理由コードの説明については、付録 D, 情報カタログ・マネージャーの理由コードを参照してくだ さい。

図 72 は、FLGFreeMem API 呼び出しを出すために必要な C 言語コード を示しています。 このサンプル・コードは、メモリー内の情報カタログ・マネージャー出力構造を解放します。

図 72. C 言語による FLGFreeMem の呼び出しのサンプル

 PFLGHEADERAREA pFLGOutputStruct; // pointer to the FLG output structure
 APIRET         rc;                       // reason code
 FLGEXTCODE     ExtCode = 0;                   // Extended code
 rc = FLGFreeMem ( pFLGOutputStruct, &ExtCode );
 


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