情報カタログ・マネージャー機能を使用するアプリケーションとして、次の 2 種類のアプリケーションを作成する ことができます。
情報カタログ・マネージャーを使用するアプリケーションは、2 つの方法で作成することができます。 これらのプログラムでは、次のことが行えます。
図 1 は、ユーザーが必要なオブジェクトを見つけ出して、 そのオブジェクトによって識別される情報源を使用するために、 DOS または Microsoft(R) Windows(R) で実行される、 使いなれた情報アプリケーションを開始するようすを示しています。 情報カタログ・マネージャーは必要なメタデータをこのアプリケーションに渡します。
図 1. 情報カタログ・マネージャーからのアプリケーションの開始
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ユーザーは、DOS か Microsoft Windows で実行する 使い慣れた情報アプリケーションを使用します。 これらのアプリケーションは情報カタログ・マネージャー機能を使用して、ユーザーが利用しようとしている 情報源を探し出します。 このアプリケーションは情報カタログ・マネージャーにより見つけ出された実データの検索と分析を行い、 図 2 に示すように、 独自のユーザー・インターフェースを使用してユーザーに結果を提示します。
図 2. 情報カタログ・マネージャーでデータを見つけるためのアプリケーションの使用
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管理者のために、次のことを行うツールを作成することができます。
管理者の主要な作業の 1 つとして、情報源自体が変更されたとき に情報カタログ内のメタデータを更新することがあげられます。 たとえば、あるファイルに関するメタデータには、最新の更新が行われた日付が 含まれていることがあります。このファイルが再び更新されたときに、管理者は メタデータ内の対応する日付を更新する必要があります。
この処理は、対応する情報源が変更されたときにメタデータを更新するプログラム を書くことにより、自動化することができます。
管理者が新規の情報カタログを作成したり既存の情報カタログに新規の情報源を追加したり したときには、新規のオブジェクト・タイプおよびオブジェクトを追加する必要があります。 管理者は、情報カタログ・マネージャー・タグ言語 を含むファイルを インポートすることにより、メタデータを追加することができます。 このタグ言語は、情報カタログにインポートされるメタデータの意味を定義します。
管理者が指定した情報にもとづいてタグ言語ファイルを自動的に生成するアプリケーションを 作成することができます。 そして、これらのファイルを 1 つまたは複数の情報カタログにインポートして、 メタデータを含む情報カタログを移植することができます。
また、既存のデータ・ソースからメタデータを抽出して、そのデータを タグ言語ファイルとして形式設定するアプリケーションを作成することもできます。 このようなアプリケーションは、抽出プログラム と呼ばれるもので、 情報カタログ・マネージャー 管理の手引き で説明されています。