アプリケーション構築の手引き

オブジェクト REXX

オブジェクト REXX は、オブジェクト指向バージョンの REXX 言語です。 オブジェクト指向拡張子が従来の REXX に追加されていますが、 既存の関数および命令には変更はありません。 オブジェクト REXX 解釈プログラムは、以下のサポートが加えられ、 前のバージョンの拡張バージョンとなっています。

オブジェクト REXX は、 従来の REXX と完全な互換性があります。 この節で REXX と述べる場合は、 オブジェクト REXX を含むすべての REXX のバージョンのことを言います。

REXX プログラムはプリコンパイルまたはバインドしません。

Windows NT 上では、REXX プログラムはコメントで開始する必要はありません。 しかし、移行上の理由から、 第 1 行の第 1 列から始まるコメントで各 REXX プログラムを開始することをお勧めします。 これによってプログラムを、 他のプラットフォームのバッチ・コマンドと区別することができます。

/* Any comment will do. */

REXX サンプル・プログラムは、 ディレクトリー %DB2PATH%\samples\rexx にあります。 サンプル REXX プログラム updat を実行するには、 以下のようにしてください。

  1. サーバー上でデータベース・マネージャーをまだ開始していなければ、 次のように入力して開始します。
       db2start
    
  2. 次のように入力します。
       rexx updat.cmd
    

REXX および DB2 について詳しくは、 アプリケーション開発の手引き の『REXX でのプログラミング』の章を参照してください。


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