アプリケーション構築の手引き
この節では、DB2 ユニバーサル・データベース・サーバーに接続する方法について説明します。
sample データベースのインストール、
カタログおよびバインドを開始する前に、サーバーが操作可能であり、
カタログされるプロトコルをサポートするように構成する必要があります。
サーバーで以下の手順を実行してください。
- db2comm 環境変数が設定されているようにします。
たとえば、TCP/IP が使用されている場合には、次のように入力してください。
db2set DB2COMM=tcpip
TCP/IP サポート用のプロトコルが構成されているようにします。
TCP/IP 設定をサービス・ファイルに追加する際の指示に関しては、
ご使用のプラットフォームの概説およびインストール を参照してください。
- 以下のように入力して、データベース・インスタンスを開始します。
db2start
サンプル・データベースにユーティリティーをバインドする作業は、
クライアントから行われなければなりません。
詳細については、バインドを参照してください。
DB2 (Windows NT 版) または DB2 (Windows 2000 版) の実行用システムでは、
データベース・インスタンスをサービスとして開始する必要があります。
このステップは以下のとおりです。
- 通信プロトコルを使用している場合、
db2comm 環境変数が Windows NT または Windows 2000 コントロール・パネルのシステム環境変数セクションで設定されているようにします。
- セキュリティー・サービスを開始します。
これは自動的に実行することもできますし (下記の注を参照)、
または、以下のコマンドを使用してこのサービスを手動で開始することもできます。
NET START DB2NTSECSERVER
- 以下のように入力して、インスタンスを開始します。
db2start
機密保護サービスの自動開始。
通常、機密保護サービスを自動的に開始したいのは、ワークステーションが、
クライアント認証用に構成されたサーバーと接続する DB2 クライアントとして動作している場合だけです。
機密保護サービスを自動的に開始させるためには、
以下のことを実行してください。
- Windows NT
- 「スタート」ボタンをクリックします。
- 「設定」をクリックします。
- 「コントロール パネル」をクリックします。
- 「コントロール パネル」で、「サービス」をクリックします。
- 「サービス」ウィンドウで、「DB2 セキュリティー・サーバー (DB2 Security Server)」を強調表示します。
- 設定値として「開始」と「自動」が表示されない場合は、
「スタートアップ」をクリックします。
- 「自動」をクリックします。
- 「OK」をクリックします。
- 設定値を有効にするために、マシンをリブートします。
- Windows 2000
- 「スタート」ボタンをクリックします。
- 「設定」をクリックします。
- 「コントロール パネル」をクリックします。
- 「管理ツール」をクリックします。
- 「サービス」をクリックします。
- 「サービス」ウィンドウで、「DB2 セキュリティー・サーバー (DB2 Security Server)」を強調表示します。
- 設定値として「開始」と「自動」が表示されない場合は、
トップ・メニューから「アクション (Action)」をクリックします。
- 「プロパティー (Properties)」をクリックします。
- 「一般 (General)」タブにいることを確認します。
- 「スタートアップの種類」ドロップダウン・メニューから「自動」を選択します。
- 「OK」をクリックします。
- 設定値を有効にするために、マシンをリブートします。
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