アプリケーション構築の手引き

DB2 コール・レベル・インターフェース (CLI) アプリケーション

DB2 AD クライアントには、DB2 コール・レベル・インターフェース (DB2 CLI) 関数呼び出しを使用するサンプル・プログラムが付属しています。 サンプルを研究して、アプリケーションでこれらの関数を使用して DB2 データベースにアクセスする方法を学ぶことができます。

ODBC に準拠する DB2 CLI アプリケーションは、 ODBC SDK (DB2 には含まれない) を使用するアプリケーションを再コンパイルする場合、 およびアプリケーション・プラットフォームで ODBC ドライバー・マネージャーが使用できるなら、 ODBC 下で作動するように移植することができます。

サンプル・プログラム、ビルド・ファイル、および makefile は、 UNIX の場合にはディレクトリー sqllib/samples/cli、 OS/2 や Windows 32 ビット・オペレーティング・システムの場合には %DB2PATH%\samples\cli の中にそれぞれあります。 ビルド・ファイルおよび makefile にあるコンパイラー・オプションは、 ご使用の環境に合わせて修正する必要があるかもしれません。

以下に示すサンプル・プログラムは、 DB2 CLI アプリケーションの構築と実行のためのステップを具体的に示すために本書で使われているものです (実際のステップは、 ご使用の環境によって異なります)。

tbinfo
表レベルの情報の入手および設定方法を示しています。

dbusemx
組み込み SQL とともに単一データベースを使用する方法を示しています。

dbmconn
複数のデータベースに接続したり、 複数のデータベースから切断したりする方法を示しています。

spclient
これは、クライアント / サーバー例のクライアント・プログラムです。 サーバー・プログラムは spserver です。

spserver
これは、クライアント / サーバー例のサーバー・プログラムです。 クライアント・プログラムは spclient です。

udfcli
これは、ユーザー定義関数プログラムが作成した関数、 udfsrv を使用します。

DB2 CLI のすべてのサンプル・プログラムに関するさらに詳細な説明が必要な場合は、表 7 を参照してください。 コール・レベル・インターフェースの手引きおよび解説書 では、DB2 CLI を使用しているサンプルがどのように動作するかを説明しています。

以下に示すリストは、サポートされるプラットフォームの C コンパイラーごとに、 DB2 CLI アプリケーションおよびストアード・プロシージャーの構築情報がどこにあるかを示したものです。

AIX IBM C
"DB2 CLI アプリケーション" および "DB2 CLI ストアード・プロシージャー"

AIX IBM VisualAge C++
"DB2 CLI アプリケーション" および "DB2 CLI ストアード・プロシージャー"

HP-UX C
"DB2 CLI アプリケーション" および "DB2 CLI ストアード・プロシージャー"

GNU/Linux gcc
"DB2 CLI アプリケーション" および "DB2 CLI ストアード・プロシージャー"

OS/2 IBM VisualAge Version 3 for C++
"DB2 CLI アプリケーション" および "DB2 CLI ストアード・プロシージャー"

OS/2 IBM VisualAge Version 4 for C++
"DB2 CLI アプリケーション" および "DB2 CLI ストアード・プロシージャー"

Silicon Graphics IRIX MIPSpro C
"DB2 CLI アプリケーション"

Solaris SPARCompiler C および IBM C
"DB2 CLI アプリケーション" および "DB2 CLI ストアード・プロシージャー"

Windows 32 ビット・オペレーティング・システムの Microsoft Visual C++
"DB2 CLI アプリケーション" および "DB2 CLI ストアード・プロシージャー"

Windows 32 ビット・オペレーティング・システムの IBM VisualAge for C++ バージョン 3.5
"DB2 CLI アプリケーション" および "DB2 CLI ストアード・プロシージャー"

Windows 32 ビット・オペレーティング・システムの IBM VisualAge for C++ バージョン 4.0
"DB2 CLI アプリケーション" および "DB2 CLI ストアード・プロシージャー"


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