アプリケーション構築の手引き
データベース・マネージャーのインストール時に作成したデータベース・インスタンスにアクセスできるように、
環境変数を設定する必要があります。
DB2 ユニバーサル・データベース (UNIX 版) 概説およびインストール には、環境変数の設定に関する一般情報が記載されています。
この節では、データベース・インスタンスにアクセスするために環境変数を設定するための特定の指示を説明します。
それぞれのデータベース・マネージャー・インスタンスには 2 つのファイル、
db2profile および db2cshrc があります。
これらには、そのインスタンス用の環境変数を設定するためのスクリプトが含まれています。
使用するシェルによって、以下を入力してスクリプトを実行してください。
- bash または Korn シェルの場合
- . $HOME/sqllib/db2profile
- C シェルの場合
- source $HOME/sqllib/db2cshrc
ここで $HOME は、インスタンス所有者のホーム・ディレクトリーです。
このコマンドを .profile または .login ファイルに組み込めば、
ログオン時に自動的に実行されるので便利です。
使用している UNIX プラットフォームに応じて、
以下の環境変数が DB2 インスタンスの際に自動的に更新されます。
- AIX:
- PATH。sqllib/bin を含むいくつかの DB2 ディレクトリーが組み込まれます。
- LIBPATH。ディレクトリー sqllib/lib が組み込まれます。
- HP-UX:
- PATH。sqllib/bin を含むいくつかの DB2 ディレクトリーが組み込まれます。
- SHLIB_PATH。ディレクトリー sqllib/lib が組み込まれます。
- Linux、DYNIX/ptx、および Solaris:
- PATH。sqllib/bin を含むいくつかの DB2 ディレクトリーが組み込まれます。
- LD_LIBRARY_PATH。ディレクトリー sqllib/lib が組み込まれます。
- Silicon Graphics IRIX:
- PATH。sqllib/bin を含むいくつかの DB2 ディレクトリーが組み込まれます。
- LD_LIBRARY_PATH。ディレクトリー sqllib/lib が組み込まれます (o32 オブジェクト・タイプ・アプリケーションに必要)。
- LD_LIBRARYN32_PATH。ディレクトリー sqllib/lib32 が組み込まれます (n32 オブジェクト・タイプ・アプリケーションに必要)。
DB2 が更新する Java 環境変数については、"環境のセットアップ"を参照してください。
[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]