アプリケーション構築の手引き
部分目次
本書は、DB2 アプリケーションを開発するための環境をセットアップするのに必要な情報、
また開発したアプリケーションをこの環境でコンパイル、リンク、
および実行するための手順を段階的に説明しています。
本書は、DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 7.1 用の DB2 アプリケーション開発 (DB2 AD) クライアントを使用して以下のプラットフォーム用のアプリケーションを作成する方法を説明しています。
- AIX
- HP-UX
- Linux
- OS/2
- DYNIX/ptx
- Silicon Graphics IRIX
- Solaris 実行環境版
- Windows 32 ビット・オペレーティング・システム
注:
- DB2 (NUMA-Q 版) は、DYNIX/ptx オペレーティング・システムをサポートします。
- Windows 32 ビット・オペレーティング・システムとは、
Windows NT、Windows 95、Windows 98、および Windows 2000 のことです。
本書で Windows 32 ビット・オペレーティング・システムに言及している場合は必ず、
システム・ネットワーク体系 (SNA) サポートおよび REXX サポートの場合を除き、
これら 4 つを暗黙に示しています。
これらは Windows NT および Windows 2000 上だけでサポートされます。
アプリケーションを開発するには、次のプログラミング・インターフェースを使用できます。
- DB2 アプリケーション・プログラミング・インターフェース (DB2 API)
- DB2 を管理するための管理機能を提供します。
- DB2 コール・レベル・インターフェース (DB2 CLI)
- これは、X/Open CLI 仕様に基づく呼び出し可能 SQL インターフェースであり、
Microsoft Corporation の ODBC インターフェースと互換性があります。
- 組み込み SQL
- 実行時関数呼び出しに変換するためにプリコンパイルする必要のあるプログラムで、
直接コーディングされる SQL ステートメントを使用します。
- 組み込み SQL for Java (SQLJ)
- 順番にデータベース・マネージャーにインターフェースを提供する実行時関数呼び出しに、
プリコンパイルおよびカスタマイズされる生成済みプロファイルで SQL ステートメントを使用します。
- Java データベース・コネクティビティー (JDBC)
- Java 用の動的 SQL API です。
JDBC API は、
サポートされるプラットフォームで入手可能な Java 開発者キットに入っています。
各プログラミング・インターフェースの詳細については、
次を参照してください。
- アプリケーション開発の手引き。
組み込み SQL、 および Java データベース・コネクティビティー (JDBC) を使用して、
DB2 ファミリー・サーバー機能にアクセスするアプリケーション・プログラムをコーディングおよび設計する方法について解説しています。
ユーザー定義関数 (UDF) についても説明しています。
- コール・レベル・インターフェースの手引きおよび解説書。
DB2 コール・レベル・インターフェースおよび ODBC を使用するアプリケーション・プログラムをコーディングおよび設計する方法について解説したものです。
- 管理 API 解説書。
DB2 アプリケーション・プログラミング・インターフェースを使用するアプリケーション・プログラムをコーディングおよび設計する方法について解説したものです。
次の資料には、製品のインストールおよびセットアップなどについての、
役立つ関連情報が記載してあります。
- DB2 ユニバーサル・データベース (OS/2 版) 概説およびインストール。
データベース・マネージャーおよび DB2 アプリケーション開発クライアントを、
OS/2 サーバーおよびクライアントのワークステーションにインストールする方法を説明します。
- DB2 ユニバーサル・データベース (UNIX 版) 概説およびインストール。
データベース・マネージャーおよび DB2 アプリケーション開発クライアントを、
UNIX サーバーおよびクライアントのワークステーションにインストールする方法を説明します。
- DB2 ユニバーサル・データベース (Windows 版) 概説およびインストール。
データベース・マネージャーおよび DB2 アプリケーション開発クライアントを、
Windows 32 ビット・オペレーティング・システム用のサーバーおよびクライアントのワークステーションにインストールする方法を説明します。
- コマンド解説書。DB2 コマンド行プロセッサー (CLP)、
およびすべての非 SQL DB2 コマンドの使用法を説明しています。
- 問題判別の手引き。DB2 クライアントおよびサーバーに関係したアプリケーション開発上の問題や、
データベース管理および接続性での関連タスクの問題を解決するのに役立ちます。
DB2 資料ライブラリーの完全なリストは、
付録 D, "DB2 ライブラリーの使用法"を参照してください。
注: | 本書に記載されている例は、保証はまったくありませんが、「そのまま」使用できます。
ユーザーおよび IBM 以外の方は、品質、パフォーマンス、
何らかの欠陥の訂正のすべてのリスクをご承知いただきます。
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注: | 本書に記載されるサンプル・プログラムの一部 (すべてではありません) のソース・コードへのリンクが提供されています。
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