UDFsrv は、 Java ユーザー定義関数の具体的な使用例を示しています。 UDF プログラムには SQL ステートメントが含まれていないため、 Java UDF プログラムには SQLJ ステートメントを含めることができません。 UDFsrv ライブラリーをサーバー上に作成すると、 クライアント・アプリケーションはそれにアクセスすることができます。 DB2 には JDBC クライアント・アプリケーションである UDFcli と、 SQLJ クライアント・アプリケーションである UDFclie の両方が用意されています。 どちらを使っても UDFsrv ライブラリーにアクセスできます。
サーバー上で UDF プログラムを構築して実行するには、 コマンド行で次のようにコマンドを入力します。
javac UDFsrv.java
UDFcli と UDFclie には、 UDFsrv の中にある UDF をデータベースに登録するのに使用する CREATE FUNCTION SQL ステートメントが組み込まれています。 UDFcli と UDFclie にはさらに、 登録が済んだ UDF を利用するための SQL ステートメントも組み込まれています。