コミット・ポイントを識別します。情報カタログ・マネージャーに、データベースに対する現行の変更をコミットするよう要求します。
情報カタログ・マネージャーは、タグ言語ファイルのインポート中にエラーを検出すると、変更が最後にコミットされた時点から情報カタログに対して行われたすべての変更をロールバックします。
情報カタログ・マネージャーのタグ言語ファイルをより効率的にインポートするために、 COMMIT を一定の間隔で組み込んでください。
オブジェクト・タイプ、オブジェクトのセット、および関係のセットを定義または削除する前後に COMMIT チェックポイントを組み込むと、記述的データの保全性を維持するのに役立ちます。
定期的な COMMIT チェックポイントにより、情報カタログ・マネージャーが情報カタログをロールバックする際に取り消される変更の数が制限されます。
頻繁に COMMIT チェックポイントを組み込むと、タグ言語ファイルにエラーがある場合に、エコー・ファイルがより読みやすくなります。 COMMIT タグが正常に処理されると、情報カタログ・マネージャーは、COMMIT タグの前に処理されたタグのエコー・ファイルをクリアします。そのため、エコー・ファイルには、コミットされていない変更を記述するタグのみが含まれます。
このタグは、1 つまた複数の完結したアクション指定 (ACTION、 OBJECT、 RELTYPE、および INSTANCE タグのセット) の後に置いてください。
:COMMIT.CHKPID(checkpt_id) |
:COMMIT.CHKPID(Added_relationships) |
COMMIT タグが正常に処理された後でタグ言語ファイルのインポートが失敗した場合は、最後のチェックポイントからタグ言語ファイルの残りの部分をインポートしなければなりません。このオプションは、インポート・ファンクションで使用することができます。情報カタログ・マネージャーは、保管された checkpt_id を使用して、適切な COMMIT タグを見付けます。
checkpt_id の値は、それぞれのタグ言語ファイルの中で固有でなければなりません。そうでなければ、再開処理の結果は予測不能です。
checkpt_id の最大長は 26 文字です。
checkpt_id は、大文字小文字が区別されません。
COMMIT タグは、データに整合性があるときに指定してください。
ターゲット情報カタログのトランザクション・ログが満杯になるのを防ぐために、タグ言語ファイル内で COMMIT タグを一定の間隔で指定してください。
同じタグ言語ファイル内の追加のデータを処理する必要がある場合は、 COMMIT タグの後に ACTION タグを続けなければなりません。