データウェアハウスセンター アプリケーション統合の手引き

Process.tag

このテンプレートは、ステップをグループ化するために使用します。各ステップは、1 つのプロセスだけに含まれていなければなりません。プロセスはサブジェクト・エリアに関連付けられて、各パートナー・アプリケーションにはプロセスが常駐する少なくとも 1 つのサブジェクト・エリアがなければなりません。このテンプレートは、サブジェクト・エリアとパートナー・アプリケーションのセキュリティー・グループとの間、およびプロセスとサブジェクト・エリアとの間の関係を定義します。

パートナー・アプリケーションがデータウェアハウスセンターへのステップを定義しているとき、このテンプレートは必須です。

新規のプロセス・オブジェクトを作成する場合、*ProcessName トークンに指定する値は、ウェアハウス・コントロール・データベース内に定義されたすべてのプロセスに対して固有でなければなりません。

トークン

表 20 は、このテンプレート内の各トークンに関する情報を示しています。

表 20. Process.tag のトークン
このテンプレートには、関係パラメーターだけが含まれます。
トークン 説明 許可される値
エンティティー・パラメーター
*ProcessName プロセスの固有名。 最長 80 バイトのテキスト・ストリング。
*ProcessDescription プロセスに関連した説明。 最長 254 バイトのテキスト・ストリング。
*ProcessNotes プロセスに関連した長い説明。 最長 32,700 バイトのテキスト・ストリング。
*ProcessContact このステップに関する質問または考慮事項についての連絡先となる個人またはグループの名前。 テキスト・ストリング。
*ProcessType ソース・データが存在しない場合の処理オプション。 以下の値の 1 つ:

ISV_ProcessType_Normal
プロセスは通常のユーザー・プロセスです。
関係パラメーター
*SubjectArea 作成中またはこのプロセスに追加中のプロセスおよびステップを含むことになるサブジェクト・エリアの名前。 最長 80 バイトのテキスト・ストリング。
*SecurityGroup インポート中のすべてのオブジェクトを含むことになるセキュリティー・グループ。

このトークンは必須であり、デフォルトのセキュリティー・グループを指定しなければなりません。

デフォルトのセキュリティー・グループとして ISV_DEFAULTSECURITYGROUP
*CurrentCheckPointID 0 から始まり、トークンに置換されるたびに増加する索引。

このトークンは必須です。

数値。

値の例

表 21 は、各トークンに指定するメタデータの種類を例示するために、各トークンの値の例を示しています。

表 21. Process.tag トークンの値の例
トークン 値の例
*ProcessName Marketing process
*ProcessDescription A collection of steps that is used by the marketing organization
*ProcessNotes Steps that create the star schema that is used by the marketing organization
*ProcessContact Marketing
*ProcessType ISV_ProcessType_2
*SubjectArea Group of processes generated for this partner application
*SecurityGroup ISV_DEFAULTSECURITYGROUP
*CurrentCheckPointID 9


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]