データウェアハウスセンター アプリケーション統合の手引き

Column.tag

このテンプレートを使用して、表内の列、またはセグメントかファイル内のフィールドを定義します。このテンプレートを使用して、ソースおよびターゲットの両方の列またはフィールドを定義できます。

このテンプレートは、列またはフィールドと、その列またはフィールドを含む表、セグメント、またはファイルとの間の関係を定義します。 Table.tag テンプレートを使用してソースまたはターゲットを定義した場合、このテンプレートを含めなければなりません (Table.tag を参照)。

トークン

表 16 は、このテンプレート内の各トークンに関する情報を示しています。

表 16. Column.tag トークン
トークン 説明 許可される値
エンティティー・パラメーター
*ColumnName 列またはフィールドの名前。

その名前は、表またはフィールド内で固有でなければなりません。

このトークンは必須です。

最長 80 バイトのテキスト・ストリング。
*ColumnDescription 列またはフィールドについての短い説明。

このトークンは任意指定です。

最長 254 バイトのテキスト・ストリング。
*ColumnNotes 列またはフィールドについての長い説明。

このトークンは任意指定です。

最長 32700 バイトのテキスト・ストリング。
*ColumnOffsetFromZero
ファイルの先頭からこのフィールドのデータが開始する位置までのバイト数で表したオフセット。 数値または 0。
*ColumnOrdinalNumber
列の位置順序。通常は *ColumnPositionNumber と同じです。 数値または 0。
*ColumnUserActions この列またはフィールド上でユーザーが実行できるアクション。

このトークンは任意指定です。

最長 254 バイトのテキスト・ストリング。
*ColumnLength 作成されている列またはフィールドの長さ。

このトークンは必須です。

数値。
*ColumnPrecision 10 進データ・タイプによる列またはフィールドの、列またはフィールド精度。

このトークンは必須です。

数値または 0。
*ColumnKeyPosition この列がキーの一部である場合、キー内の列の位置。

このトークンは必須です。

数値。精度の値がない場合、0 を指定します。
*ColumnPositionNumber 行内での列の順位を示す、0 から始まる数値。

このトークンは必須です。

数値。
*ColumnAllowsNulls 列またはフィールドにヌル・データを入れられるかどうかを示すフラグ。

このトークンは必須です。

以下の値の 1 つ:

ISV_NULLSYES
カラムにはヌル・データを入れることができます。

ISV_NULLSNO
カラムにはヌル・データを入れることができません。
*ColumnDataIsText 列またはフィールドが文字タイプの場合、入れられるのがテキスト・データだけかどうかを示すフラグ。

このトークンは必須です。

以下の値の 1 つ:

ISV_ISTEXTYES
カラムにはテキスト・データだけが含まれます。

ISV_ISTEXTNO
カラムにはテキスト以外のデータも含まれます。
*ColumnEditionType 列にデータウェアハウスセンターのエディション情報が含まれるかどうかを示します。 以下の値の 1 つ:

ISV_ColumnIsEditionColumn
カラムはエディション・カラムです。

ISV_ColumnIsNormal
カラムは通常のカラムです。
*ColumnNativeDataType データベース・マネージャーまたはファイル・システムに定義された、列またはフィールドのデータ・タイプ。

このトークンは必須です。

以下の値の 1 つ:

ISV_NATIVE_CHAR

ISV_NATIVE_VARCHAR

ISV_NATIVE_LONGVARCHAR

ISV_NATIVE_VARCHAR2

ISV_NATIVE_GRAPHIC

ISV_NATIVE_VARGRAPHIC

ISV_NATIVE_LONGVARGRAPHIC

ISV_NATIVE_CLOB

ISV_NATIVE_INT

ISV_NATIVE_TINYINT

ISV_NATIVE_BLOB

ISV_NATIVE_SMALLINT

ISV_NATIVE_INTEGER

ISV_NATIVE_FLOAT

ISV_NATIVE_SMALLFLOAT

ISV_NATIVE_DOUBLE

ISV_NATIVE_REAL

ISV_NATIVE_DECIMAL

ISV_NATIVE_SMALLMONEY

ISV_NATIVE_MONEY

ISV_NATIVE_NUMBER


*ColumnNativeDataType (続き) データベース・マネージャーまたはファイル・システムに定義された、列またはフィールドのデータ・タイプ。

このトークンは必須です。

以下の値の 1 つ:

ISV_NATIVE_NUMERIC

ISV_NATIVE_DATE

ISV_NATIVE_TIME

ISV_NATIVE_TIMESTAMP

ISV_NATIVE_LONG

ISV_NATIVE_RAW

ISV_NATIVE_LONGRAW

ISV_NATIVE_DATETIME

ISV_NATIVE_SMALLDATETIME

ISV_NATIVE_SYSNAME

ISV_NATIVE_TEXT

ISV_NATIVE_BINARY

ISV_NATIVE_VARBINARY

ISV_NATIVE_LONGVARBINARY

ISV_NATIVE_BIT

ISV_NATIVE_IMAGE

ISV_NATIVE_SERIAL

ISV_NATIVE_DBCLOB

ISV_NATIVE_BIGINT


ISV_NATIVE_DATETIMEYEARTOFRACTION
関係パラメーター
*CurrentCheckPointID++ 0 から始まり、トークンに置換されるたびに増加する索引。

このトークンは必須です。

数値。
*DatabaseName ウェアハウス・ソースまたはウェアハウス・ターゲットのビジネス上の名前。

このトークンは必須です。

最長 40 バイトのテキスト・ストリング。
*TablePhysicalName データベース・マネージャーまたはファイル・システムに定義された、列を含む表またはファイルの物理名。

このトークンは必須です。

最長 80 バイトのテキスト・ストリング。
*TableOwner 列を含む表の所有者、高レベル修飾子、集合、またはスキーマ。

このトークンは必須です。

最長 15 バイトのテキスト・ストリング。
*CurrentCheckPointID++ 0 から始まり、トークンに置換されるたびに増加する索引。

このトークンは必須です。

数値。

値の例

表 17 は、各トークンに指定するメタデータの種類を例示するために、各トークンの値の例を示しています。

表 17. Column.tag トークンの値の例
トークン 値の例
*ColumnName Country_code
*ColumnDescription This column contains the country code
*ColumnNotes The valid values for this column can be found in the Geography reference manual
*ColumnOffsetFromZero
0
*ColumnOrdinalNumber
0
*ColumnUserActions User cannot directly view a single column
*ColumnLength 10
*ColumnPrecision 0
*ColumnKeyPosition 0
*ColumnAllowsNulls ISV_NULLSNO
*ColumnDataIsText ISV_ISTEXTYES
*ColumnNativeDataType ISV_NATIVE_CHAR
*DatabasePhysicalName FINANCE
*TableOwner DB2ADMIN
*TablePhysicalName GEOGRAPHY
*CurrentCheckPointID++ 8


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