VWPEXUNX プログラムは、リモート側でコマンドを発行またはプログラムを実行します。 VWPEXUNX は、Windows NT、Windows 2000、および UNIX 上で実行します。
VWPEXUNX プログラムを Windows NT または Windows 2000 上で実行している場合、 REXECD プログラムもワークステーション上で実行していなければなりません。
表 121 は、VWPEXUNX プログラムのパラメーター・リストを示しています。このリストには、パラメーターのための事前定義トークン (存在する場合) も含まれています。
順序 | 説明 |
---|---|
1 | リモート・ホスト名。 |
2 | リモート・ユーザー ID。 |
3 | 実行するリモート・プログラム。 |
4 | リモート・エラー・ファイル。 |
5 | リモート警告ファイル。警告ファイルが存在しない場合、 - (該当しないことを示す記号) を指定します。 |
6 | リモート・ログ (要約) ファイル。ログ・ファイルが存在しない場合、 - (該当しないことを示す記号) を指定します。 |
7 | リモート・オペレーティング・システムのタイプ。 UNIX、WINNT、または WIN2000 のいずれかを指定します。 |
8 | パスワードのタイプ。 PasswordNotRequired、 EnterPassword、または GetPassword のいずれかを指定します。 |
9 | パスワード・タイプが EnterPassword である場合のパスワード値。
パスワード・タイプが PasswordNot Required である場合は、- (該当しないことを示す記号)。
パスワード・タイプが GetPassword である場合は、パスワード・プログラム。パスワード・プログラムはステップのために選択されたエージェント・サイトに存在しなければなりません。そのプログラムは、使用するパスワードをファイルの最初の行に含むファイルを記述しなければなりません。正常に実行した場合には 0 を戻さなければなりません。 |
10 | パスワード・タイプが GetPassword である場合は、パスワード・プログラム・パラメーター。 |
以下の例は、VWPEXUNX プログラムをコマンド行から開始する方法を示しています。コマンドはすべて同一行にタイプしなければなりません。この例における改行には意味はありません。
vwpexunx tomari labriejj db2cmd \usr\labriejj\db2cmd.err - - UNIX EnterPassword mypass
VWPEXUNX プログラムはリモート・エラー・ファイルを使用して、リモート・コマンドまたはプログラムが成功したかエラーとなったかを、以下のように判別します。
VWPEXUNX プログラムは、リモート・エラー・ファイルの内容は調べません。
表 122 は、VWPEXUNX プログラムの戻りコードをリストしています。
戻りコード | 説明 |
---|---|
0 | プログラムは正常に実行しました。 |
4 | プログラムの実行時に警告が出されました。
プログラムはパスワード・プログラムの実行後にパスワード・ファイルを削除できませんでした。 |
8 | パラメーター・エラー。
プログラムに供給されたパラメーターの数が多過ぎるか少な過ぎます。または無効値がパラメーターとして指定されました。 |
16 | 内部エラー。
プログラムは、一時ファイルのオープン、作成、書き込み不可などの内部エラーを検出しました。 |
48 | 環境変数エラー。
VWS_LOGGING 環境変数が設定されていません。 |
52 | パスワード・プログラム・エラーの取得。
プログラムは、プログラムの欠落、名前の無効、パラメーター数の不適切などのパスワード・プログラム・エラーを検出しました。 |
56 | リモート実行エラー。
プログラムは、以下のエラーのようなリモート実行エラーを検出しました。
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VWPEXUNX プログラムは、トレース・ファイルを VWS_LOGGING 環境変数が指定するディレクトリーに書き込みます。