データウェアハウスセンター アプリケーション統合の手引き

BusinessView.tag

このテンプレートを使用して、ビジネス・ビューを定義します。パートナー・アプリケーションがデータ・ソースとターゲットとの間の関係を生成する場合、または Visual Warehouse が実行するプログラムを含む場合に、このテンプレートを使用しなければなりません。

このテンプレートにはさらに、セキュリティー・グループ、サブジェクト・エリア、および 1 つ以上のエージェント・サイトへの関係が含まれます。

トークン

表 130 は、このテンプレート内の各トークンに関する情報を示しています。

表 130. BusinessView.tag のトークン
トークン 説明 許可される値 ウィンドウまたはノートブック: フィールド
エンティティー・パラメーター
*BVName ビジネス・ビューの名前。

その名前は、Visual Warehouse コントロール・データベース内で固有でなければなりません。

このトークンは必須です。

最長 80 バイトのテキスト・ストリング。 ビジネス・ビュー: ビジネス名
*BVDescription ビジネス・ビューについての短い説明。

このトークンは任意指定です。

最長 200 バイトのテキスト・ストリング。 ビジネス・ビュー: 説明
*BVNotes ビジネス・ビューについての長い説明。

このトークンは任意指定です。

最長 32700 バイトのテキスト・ストリング。 ビジネス・ビュー: 注記
*BVDataNotPresent ビジネス・ビューのために抽出するデータがないことをエージェントが知ったとき、警告を扱う方法についての設定。

このトークンは必須です。

以下の値の 1 つ:

ISV_BVDataNotPresent_OK
抽出するデータがないことをエージェントが知ったとき、ビジネス・ビューは正常に処理を行います。

ISV_BVDataNotPresent_Warning
抽出するデータがないことをエージェントが知ったとき、ビジネス・ビューは失敗します。

ISV_BVDataNotPresent_Error
抽出するデータがないことをエージェントが知ったとき、ビジネス・ビューは警告を出して処理を続けます。
ビジネス・ビュー: 行が戻されない処理オプション
*BVSelectStatementGenerated
Visual Warehouse が SQL を生成するのか、または *BVSelectStatement トークンの値として SQL が備えられるのかを示すフラグ。

このトークンは必須です。

以下の値の 1 つ:

ISV_BVSELECTSTATEMENTYES
Visual Warehouse は SQL を生成します。

ISV_BVSELECTSTATEMENTNO
SQL は *BVSelectStatement トークンの値として備えられます。
なし
*BVSelectStatement 実行される SQL ステートメント。

*BVSelectStatementGenerated が N に設定されている場合、このトークンは必須です。

最長 32700 バイトの SQL ステートメント。 ビジネス・ビュー SQL の変更: SQL ステートメント
*BVContact このビジネス・ビューに関する質問についての連絡先となる個人またはグループの名前。

このトークンは任意指定です。

最長 64 バイトのテキスト・ストリング。 ビジネス・ビュー: 管理上の連絡
*BVExternalPopulation 外部アプリケーションが表にデータを入れられるかどうかを示すフラグ。

このトークンは必須です。

以下の値の 1 つ:

ISV_BVEXTERNALYES
外部アプリケーションは表にデータを入れられます。

ISV_BVEXTERNALNO
Visual Warehouse だけが表にデータを入れられます。
ビジネス・ビュー: 外部的に取り込む
*BVCreateTargetTable ビジネス・ビューが状況をテストするように要求されたとき、 Visual Warehouse がターゲット表を作成するかどうかを示すフラグ。

このトークンは必須です。

以下の値の 1 つ:

ISV_BVCREATETABLEYES
Visual Warehouse はターゲット表を作成します。

ISV_BVCREATETABLENO
Visual Warehouse はターゲット表を作成しません。
ビジネス・ビュー: Visual Warehouse の作成した表
*BVType ビジネス・ビューのタイプ。

このトークンは必須です。

以下の値の 1 つ:

ISV_BVType_EditionedAppend
ビジネス・ビューを実行するたびに、データの新しい版をターゲット表に追加します。

ISV_BVType_Full_Replace
ビジネス・ビューを実行するたびに、ターゲット表のすべてのデータを置換します。

ISV_BVType_Uneditioned_Append
ビジネス・ビューを実行するたびに、既存のデータに新規のデータを追加します。

ISV_BVType_VWP_Population
Visual Warehouse プログラムを使用してデータを管理します。
なし
*BVSQLWarning SQL 警告コードが発行された場合にビジネス・ビューの処理を続けるかどうかを示す設定。

このトークンは必須です。

以下の値の 1 つ:

ISV_BVSQLWarning_OK
SQL 警告コードが発行された場合に、ビジネス・ビューは正常に処理を続けます。

ISV_BVSQLWarning_Warning
SQL 警告コードが発行された場合に、ビジネス・ビューは警告を出して処理を続けます。

ISV_BVSQLWarning_Error
SQL 警告コードが発行された場合に、ビジネス・ビューは失敗します。
ビジネス・ビュー: SQL 警告処理オプション
関係パラメーター
*SecurityGroup インポート中のすべてのオブジェクトを作成するセキュリティー・グループ。

このトークンは必須であり、デフォルトのセキュリティー・グループを指定しなければなりません。

デフォルトのセキュリティー・グループとして ISV_DEFAULTSECURITYGROUP

ビジネス・ビュー: セキュリティー・グループの更新
*SubjectArea ビジネス・ビューのグループの名前。

このトークンは必須です。

最長 80 バイトのテキスト・ストリング。 サブジェクト: 名前
*AgentSite ビジネス・ビューに使用するエージェント・サイト: 新規のエージェント・サイト、またはデフォルトのエージェント・サイトのいずれか。

このトークンは必須ですが、デフォルトのエージェント・サイトを指定することもできます。

最長 80 バイトのテキスト・ストリング。

デフォルトのエージェント・サイトは、ISV_DEFAULTAGENTSITE を指定します。

ビジネス・ビュー: エージェント・サイト
*CurrentCheckPointID++ 0 から始まり、トークンに置換されるたびに増加する索引。

このトークンは必須です。

数値。 なし

値の例

表 131 は、各トークンに指定するメタデータの種類を例示するために、各トークンの値の例を示しています。

表 131. BusinessView.tag トークンの値の例
トークン 値の例
*BVName Revenue_by_Geography_7
*BVDescription This business view will extract Geography 7 data and write it to an UDB table
*BVNotes The Revenue for Geography 7 data comes from four source Oracle tables.
*BVDataNotPresent ISV_BVDataNotPresent_Warning1
*BVSelectStatementGenerated ISV_BVSELECTSTATEMENTNO
*BVSelectStatement "SELECT * FROM IWH.REVENUE_BY_GEOGRAPHY7"
*BVContact Greg Holland
*BVExternalPopulation ISV_BVEXTERNALNO
*BVCreateTargetTable ISV_CREATETABLEYES
*BVType ISV_BVType_VWP_Population
*BVSQLWarning ISV_BVSQLWarning_Error
*SecurityGroup ISV_DEFAULTSECURITYGROUP
*Subject Area Group of business views generated for the partner tool
*AgentSite My agent site
*CurrentCheckPointID++ 10


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