データウェアハウスセンター アプリケーション統合の手引き

Table.tag

このテンプレートを使用して、ソースとターゲット表の両方、およびデータウェアハウスセンターがアクセスするソース・ファイルとセグメントを定義します。このテンプレートを使用して、ソースとターゲット表、ファイル、およびセグメントを定義します。

このテンプレートは、ODBC データ・ソース内の表および DB2 ターゲット表をデータウェアハウスセンターが定義するために必要なすべてのメタデータを定義します。テンプレートはさらに、表とこの表を含むデータベースとの間の関係も定義します。

トークン

表 42 は、このテンプレート内の各トークンに関する情報を示しています。

表 42. Table.tag のトークン
トークン 説明 許可される値
エンティティー・パラメーター
*TableFullName リレーショナル表またはファイルの完全修飾名。

表の場合、この名前は *TableOwner および *TablePhysicalName トークンの値を連結して、ピリオドで区切ったものです。

ファイルの場合、*TableOwner はブランクのままで、 *TableFullName および *TablePhysicalName の値は同じにします。

その名前は、ウェアハウス・コントロール・データベース内で固有でなければなりません。

このトークンは必須です。

最長 80 バイトのテキスト・ストリング。
*TableDescription 表についての短い説明。

このトークンは任意指定です。

最長 254 バイトのテキスト・ストリング。
*TableNotes 表についての長い説明。

このトークンは任意指定です。

最長 32700 バイトのテキスト・ストリング。
*TableOwner 表の所有者、高レベル修飾子、集合、またはスキーマ。

このトークンは必須です。

最長 15 バイトのテキスト・ストリング。
*TablePhysicalName データベース・マネージャーまたはファイル・システムに定義された、物理表名。

このトークンは必須です。

最長 80 バイトのテキスト・ストリング。
*TableBinaryIfFile 表がファイルを表す場合にファイルがバイナリー・データだけを含むかどうかを示すフラグ。

このトークンは任意指定です。

以下の値の 1 つ:

ISV_DR_FILE_IS_BINARY
ファイルはバイナリーです。

ISV_DR_FILE_IS_NOT_BINARY
ファイルは ASCII、または混合形式です。
*TableFirstRowNamesIfFile 表がファイルを表す場合に、ファイルの最初の行に列名が含まれるかどうかを示すフラグ。

このトークンは任意指定です。

以下の値の 1 つ:

ISV_DR_ROW_CONTAINS_NAMES
ファイルの最初の行には、列名が含まれます。
ISV_DR_ROW_DOES_NOT_CONTAIN_NAMES

ファイルの最初の行には、データが含まれます。

*TableTypeIfFile 表がファイルを表す場合に、ファイルのタイプ。

このトークンは任意指定です。

以下の値の 1 つ:

ISV_DR_REL_TABLE
表はリレーショナル表です。

ISV_DR_COMMA_DELIMITED
ファイル内の列はコンマで区切られます。

ISV_DR_FIXED_FORMAT
ファイル内の列は混合形式です。

ISV_DR_TAB_DELIMITED
ファイル内の列はタブで区切られます。

ISV_DR_CHAR_DELIMITED
ファイル内の列は、*TableDelimiterIfFile の値で区切られます。
*TableDelimiterIfFile ファイル・タイプが ISV_DR_CHAR_DELIMITED の場合に、複数のフィールドを分ける区切り文字の値。

このトークンは任意指定です。

長さ 1 バイトのテキスト・ストリング。
*TableIsAView
表がビューかどうかを示すトークン。 以下の値の 1 つ:

ISV_TableIsAView
表はビューです。

ISV_TableIsNotAView
表はビューではありません。
*TableIsADimensionTable
表がスタースキーマの一部で、次元データを含むかどうかを示すトークン。 以下の値の 1 つ:

ISV_TableIsADimensionalTable
表は次元表です。

ISV_TableIsNotADimensionalTable
表は次元表ではありません。
*TableIsAnAlias
表が実際には他の表の別名であるかどうかを示すトークン。 以下の値の 1 つ:

ISV_TableIsAnAlias
この表は他の表の別名です。

ISV_TableIsNotAnAlias
この表は他の表の別名ではありません。
*TableCreatedByDWC
データウェアハウスセンターがこの表を作成して管理するかどうかを示すトークン。 以下の値の 1 つ:

ISV_TableIsToBeCreatedByDWC
表はデータウェアハウスセンターによって作成されます。

ISV_TableIsNotToBeCreatedByDWC
表はデータウェアハウスセンターによって作成されません。
*TableGrantedToPublic
表の作成時にデータウェアハウスセンターがこの表にパブリックのアクセスを許可するかどうかを示すトークン。これが有効なのは、データウェアハウスセンターが表を作成するときだけです。 以下の値の 1 つ:

ISV_GrantTableAccessToPublic
データウェアハウスセンターはこの表に PUBLIC アクセスを許可します。

ISV_DoNotGrantTableAccessToPublic
データウェアハウスセンターはこの表に PUBLIC アクセスを許可しません。
*TableIsPersistent
表内のデータが、この表を使用する複数のステップの実行と実行の間に保持されるかどうかを示すトークン。表が持続しない場合、表内のデータは各使用の後に削除されます。 以下の値の 1 つ:

ISV_TableIsPersistent
表は持続的なものとみなされます。

ISV_TableIsTransient
表は一時的なものとみなされます。
*TableMaximumEditions
表がエディションをサポートする場合、表が持つことのできるエディションの最大数。 数値。
*TableGenerateCreateStatement
データウェアハウスセンターが表作成ステートメントを生成するかどうかを示すトークン。 以下の値の 1 つ:

ISV_GenerateCreateTableStmt
データウェアハウスセンターは、CREATE TABLE ステートメントを生成することになります。

ISV_DoNotGenerateCreateTableStmt
データウェアハウスセンターは、CREATE TABLE ステートメントを生成しないことになります。
*TableIsAFactTable
表がスタースキーマの一部で、表にファクト情報が含まれるかどうかを示すトークン。 以下の値の 1 つ:

ISV_TableIsAFactTable
表はファクト表です。

ISV_TableIsNotAFactTable
表はファクト表ではありません。
*TableCreateStatement
表を作成するための DDL。

ISV_DoNotGenerateCreateTableStmt が指定されている場合、このトークンだけを使用してください。

テキスト・ストリング。
関係パラメーター
*DatabaseName 表を含むデータベースの名前。

その名前は、ウェアハウス・コントロール・データベース内で固有でなければなりません。

このトークンは必須です。

最長 80 バイトのテキスト・ストリング。
*DatabasePhysicalName 表を含むデータベースの物理データベース名。

このトークンは必須です。

最長 40 バイトのテキスト・ストリング。
*CurrentCheckPointID++ 0 から始まり、トークンに置換されるたびに増加する索引。

このトークンは必須です。

数値。

値の例

表 43 は、各トークンに指定するメタデータの種類を例示するために、各トークンの値の例を示しています。

表 43. Table.tag トークンの値の例
トークン 値の例
*TableFullName DB2ADMIN.GEOGRAPHY
*TableDescription Contains geography information
*TableNotes This table contains all the information about geographies serviced by our company
*TableOwner DB2ADMIN
*TablePhysicalName GEOGRAPHY
*TableBinaryIfFile ISV_DEFAULTVALUE
*TableFirstRowNamesIfFile ISV_DEFAULTVALUE
*TableTypeIfFile ISV_DEFAULTVALUE
*TableDelimiterIfFile ISV_DEFAULTVALUE
*TableIsAView
ISV_TableIsAView
*TableIsADimensionTable
ISV_TableIsNotADimensionTable
*TableIsAnAlias
ISV_TableIsAnAlias
*TableCreatedByDWC
ISV_TableIsToBeCreatedByDWC
*TableGrantedToPublic
ISV_GrantTableAccessToPublic
*TableIsPersistent
ISV_TableIsTransient
*TableMaximumEditions
12
*TableGenerateCreateStatement
ISV_GenerateCreateTableStmt
*TableIsAFactTable
ISV_TableIsAFactTable
*TableCreateStatement
Create table xyz
*DatabaseName Finance warehouse
*DatabasePhysicalName FINANCE
*CurrentCheckPointID++ 7


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]