データウェアハウスセンター アプリケーション統合の手引き

PROPERTY

オブジェクト・タイプに属するプロパティーを定義します。

このタグは、次の ACTION タグの後に続けることが必要です。

:ACTION.OBJTYPE(ADD)
:ACTION.OBJTYPE(MERGE)
:ACTION.OBJTYPE(APPEND)

構文



:PROPERTY.EXTNAME(ext_name) DT(data_type) DL(data_length)
            SHRTNAME(short_name) NULLS(Y | N) UUISEQ(UUI_number)

コンテキスト

図 69. オブジェクト・タイプの追加時の PROPERTY タグの使用

:ACTION.OBJTYPE(ADD)
:OBJECT.TYPE() CATEGORY() EXTNAME() PHYNAME() ICOFILE() ICWFILE()
:PROPERTY.EXTNAME() DT() DL() SHRTNAME() NULLS() UUISEQ()

図 70. オブジェクト・タイプの組み合わせ時の PROPERTY タグの使用

:ACTION.OBJTYPE(MERGE)
:OBJECT.TYPE() CATEGORY() EXTNAME() PHYNAME() ICOFILE() ICWFILE()
:PROPERTY.EXTNAME() DT() DL() SHRTNAME() NULLS() UUISEQ()

図 71. オブジェクト・タイプへのプロパティーの追加時の PROPERTY タグの使用

:ACTION.OBJTYPE(APPEND)
:OBJECT.TYPE()
:PROPERTY.EXTNAME() DT() DL() SHRTNAME() NULLS() UUISEQ()

キーワード

EXTNAME
プロパティーの記述名を指定します。

必須キーワード。

ext_name
長い記述名を指定します。

ext_name の最大長は 80 文字です。 ext_name は、オブジェクト・タイプの中で固有でなければなりません。 ext_name は大文字小文字混合で保管されます。

DT
プロパティーのデータ・タイプを指定します。

必須キーワード。

data_type
プロパティーのデータ・タイプ。この値は、大文字または小文字で指定することができます。有効な値は、以下のとおりです。

C
CHAR

V
VARCHAR

L
LONG VARCHAR

T
TIMESTAMP

DL
プロパティーのデータ長または最大データ長を指定します。

必須キーワード。

data_length
プロパティーのデータ長または最大データ長。 data_length の有効な値は、このプロパティーについて定義される data_type によって異なります。

data_type
data_length の最大値

C (CHAR)
最大長は 254

V (VARCHAR)
最大長は 4000

L (LONG VARCHAR)
最大長は 32700

T (TIMESTAMP)
常に 26 文字

SHRTNAME
プロパティー短縮名を指定します。

必須キーワード。

short_name
プロパティーの短縮名。 short_name の値は、8 文字までの長さにすることができます。この値には、SBCS 文字だけを含めることができます。

この値は、大文字として保管され、小文字は大文字に変換されます。

この値は、文字 A 〜 Z、@、#、または $ で始まり、これらの文字と、0 〜 9 および _ を含むことができます。先行ブランクまたは組み込みブランクは許可されません。

この値は、情報カタログに関して使用されるデータベースを表す SQL 予約語にすることはできません。それぞれの情報カタログ・マネージャー・オブジェクト・タイプについて、次の必須プロパティーの短縮名は指定しないでください: OBJTYPID、INSTIDNT、UPDATIME、または UPDATEBY。

NULLS
それぞれのオブジェクトについてプロパティーの値が必須であるかどうかを指定します。この値は、大文字または小文字で指定することができます。

必須キーワード。

Y は、この値がヌル可能であることを示します。 ACTION.OBJTYPE(APPEND) タグを使用して新規のプロパティーを追加する際には、 NULLS(Y) を指定しなければなりません。これは、追加するプロパティーがオプションでなければならないためです。

N は、このプロパティーの値が必須であることを示します。情報カタログへのオブジェクトの追加時に、必須プロパティーにデータが存在しない場合、データ・タイプが CHAR、VARCHAR、および LONG VARCHAR の必須値については、該当しないシンボルが入力されます。必須値のデータ・タイプが TIMESTAMP の場合は、次の値が入力されます: 9999-12-31-24.00.00.000000

UUISEQ
UUI で使用されるプロパティーを識別します。

オプション・キーワード。デフォルト値は 0 です。 UUISEQ キーワードは、UUI の一部ではないプロパティーについてはオプションです。 UUI は、それぞれのオブジェクトを固有に識別するキーとして、管理者によって定義されるプロパティーのセットです。

UUI_number
UUI シーケンスにおけるプロパティーの位置を指定します。有効な値は 0、1、2、3、4、および 5 です。値 0 は、プロパティーが UUI の一部ではないことを意味します。 UUI_number の非ゼロ値は、プロパティーが UUI の一部であることを示します。

タグ言語ファイルで定義されるすべてのオブジェクト・タイプは、 UUI の一部であるプロパティーを少なくとも 1 つ持たなければなりません。 UUI は、最大 5 つのプロパティーから構成することができます。

少なくとも 1 つのプロパティーを UUI の一部として定義しなければなりません。

複数のプロパティーに UUI_number 値を割り当てる際には、 UUI プロパティーの番号は、1 から UUI プロパティーの数までの範囲でなければなりません。たとえば、3 つのプロパティーが UUI の一部として定義される場合、 UUI_number 値は 1、2、および 3 でなければなりません。シーケンス内の番号をスキップすることはできません。 UUI_number 値は、プロパティーを指定するのと同じ順序にする必要はありません。

規則


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]