データウェアハウスセンター アプリケーション統合の手引き


付録 C. データウェアハウスセンターで使用するプログラムを独自に作成する

実行可能、バッチ・プログラム、またはダイナミック・リンク・ライブラリーのプログラム・タイプのいずれかをサポートする任意の言語で、データウェアハウスセンター プログラムを作成することができます。

プログラムのプログラム・タイプが実行可能、コマンド・ファイル、またはダイナミック・リンク・ライブラリーである場合、それはエージェント・サイトに存在しなければなりません。データウェアハウスセンター エージェントはスケジュールされた時刻にプログラムを開始します。 Windows NT および Windows 2000 では、デフォルトではエージェントがシステム・プロセスとして実行します。プログラムはユーザー ID を必要とするリソースまたはプログラムにアクセスできません。さらに、プログラムがアクセスする必要のある環境変数はシステム変数でなければなりません。

データウェアハウスセンター サーバー、ロガー、およびエージェント・デーモン・プロセスをユーザー・プロセスとして実行するように変更するためには、以下のように行います。

  1. 「コントロール パネル」フォルダーの「サービス (Services)」アイコンをダブルクリックします。
  2. 「エージェント・サービス (Agent service)」を停止します。
  3. 「エージェント・サービス (Agent service)」を選択して、「起動 (startup)」をクリックします。
  4. 「このアカウント (This Account)」をクリックします。
  5. 「このアカウント (This Account)」フィールドの後の押しボタンをクリックして、ユーザー ID を選択します。

    ユーザーID には Windows NT または Windows 2000 での管理者権限、および必要なネットワーク・ドライブへの権限が必要です。

  6. ユーザー ID に対するパスワードを 2 回タイプします。
  7. 「OK」をクリックします。
  8. ワークステーションを再始動します。

Object REXX を使用するプログラムを作成する場合、以下の手順を完了してそれらのプログラムが Windows NT または Windows 2000 上で実行するようにします。

  1. データウェアハウスセンター エージェントまたはサーバー・サービスを、 Windows NT または Windows 2000 デスクトップと対話できるシステム・プロセスとして定義します。
    1. 「サービス (Service)」リストから、エージェントまたはサーバー・サービスを選択します。
    2. 「起動 (startup)」をクリックします。
    3. 「システム・アカウント (System Account)」をクリックします。
    4. 「サービスがデスクトップと対話するようにする (Allow Service to Interact with Desktop)」チェック・ボックスを選択します。
  2. エージェントまたはサーバーがプログラムを開始する前に、Object REXX 環境を初期化します。コマンド行から任意の Object REXX プログラムを実行することにより、環境を初期化できます。
  3. Object REXX プログラムが DB2 CONNECT ステートメントを発行する場合、以下の例に示すように、ステートメントにユーザー ID およびパスワードが含まれることを確認してください。
    DB2 CONNECT TO testdb USER vwadmin USING vwpass
    


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