FLG.PARMS 表には、メタデータは含まれません。情報カタログ・マネージャーの内部のグローバル・パラメーターが含まれます。この表は、情報カタログ・マネージャーの永続的なパラメーター (たとえば、バージョン、ログオン・メッセージ、およびコード・ページ) 用のグローバル・ストレージ域です。
FLG.PARMS には、システム・パラメーターが保管されます。この表の値は、情報カタログ・マネージャーのカタログ作成ユーティリティー (情報カタログ・マネージャー 管理の手引き を参照) を使用する際に設定されます。また、情報カタログ・マネージャー API (情報カタログ・マネージャー プログラミングの手引きおよび解説書 を参照) を使用して、値を変更することもできます。
表 69 では、FLG.PARMS 表の各列に関する情報を提供します。
列名 | データ・タイプ | 説明 | ヌル可能 | NLS |
---|---|---|---|---|
VERSION | CHAR(20) | 情報カタログのバージョン (たとえば、V1R0M0 または V1R1M0)。このデータは、インストールまたは移行時に取り込まれます。 | はい | SBCS |
LOGONMSG | VARCHAR(254) | 情報カタログ・マネージャーのログオン・メッセージ (たとえば、"情報カタログ・マネージャーへようこそ!")。 | はい | SBCS と DBCS の両方 |
CODEPAGE | CHAR(4) | 情報カタログのコード・ページ番号。 | はい | SBCS |
LANGUAGE | CHAR(4) | 言語コード (たとえば、米国英語を表す ENU)。このデータは、ストリング・ファイルからロードされます。 | はい | SBCS |
DTOKEN | CHAR(1) | 未指定データ・フィールドを表現するために使用される、情報カタログ・マネージャー環境のデフォルト・トークン。この適用不能記号は、インポートおよびエクスポート機能によって使用されます。
この値は、インストール時に設定されます。 | はい | SBCS |
ENVSIZE | SMALL INTEGER | データベース・サーバーの環境サイズ。
この値は、インストール時に設定され、情報カタログ・マネージャー表、列、および索引の適切な名前の長さを指定するために使用されます。
この値は、DB2 UDB (AS/400 版) の場合は 10、他の大部分の IBM リレーショナル・データベースの場合は 18、非 IBM データベースの場合は最大 30 バイトになります。 | はい | なし |
LASTYPID | INTEGER | あるオブジェクト・タイプについての最後のシステム生成 ID。この ID は、登録の作成 IPI によってアクセスされ、更新されます。 | はい | なし |
LISTMAX | INTEGER | リストまたは検索結果からの検索可能オブジェクトの最大数。 | はい | なし |
ISTGROUP | CHAR(8) | DB2 for OS/390(R) (DB2 (OS/390 版)) データベース用の索引ストレージ・グループの名前。 | はい | SBCS |
TSTGROUP | CHAR(8) | DB2 (OS/390 版) データベース用の表ストレージ・グループの名前。 | はい | SBCS |
MDBNAME | CHAR(8) | DB2 (OS/390 版) データベースの名前。 | はい | SBCS |
TBSPAC32 | CHAR(8) | DB2 (OS/390 版) データベース用の 32 KB 表スペースの名前。 | はい | SBCS |
TBSPAC04 | CHAR(8) | DB2 (OS/390 版) データベース用の 4 KB 表スペースの名前。 | はい | SBCS |
PARMFLAG | INTEGER | フラグ標識。
| はい | なし |
CMTSTAT | VARCHAR(800) | この列には、コメントの状況のリストが保管されます。それぞれの状況は 80 バイトです。 | はい | SBCS と DBCS の両方 |
注:
NLS: 各国語サポート
SBCS: 1 バイト文字セット
DBCS: 2 バイト文字セット |