ACTION タグに続くタグで記述されているオブジェクトに対して実行されるアクションを識別します。
ACTION.OBJINST は、情報カタログ・マネージャー・オブジェクトの作成、削除、または保守に使用されます。
ACTION.OBJINST の後には、アクションの対象となるオブジェクトを定義する 1 つまたは複数の OBJECT および INSTANCE タグが続きます。
:ACTION.OBJINST(option) |
ACTION.OBJINST では、以下のオプションが有効です。
オブジェクトを追加します。
図 33. オブジェクトの追加時の ACTION.OBJINST タグの使用
:ACTION.OBJINST(ADD) :OBJECT.TYPE() :INSTANCE.short_name() :INSTANCE.short_name() :OBJECT.TYPE() :INSTANCE.short_name() :INSTANCE.short_name() |
オブジェクトを削除します。
図 34. オブジェクトの削除時の ACTION.OBJINST タグの使用
:ACTION.OBJINST(DELETE) :OBJECT.TYPE() :INSTANCE.SOURCEKEY(UUI_short_name()...) :OBJECT.TYPE() :INSTANCE.SOURCEKEY(UUI_short_name()...) |
グループ化区分のオブジェクト、それに付加されているすべてのコメント・オブジェクト、およびそれが参加しているすべての ATTACHMENT、 CONTACT、および LINK 関係を削除します。さらに、グループ化区分のオブジェクトに含まれるすべてのオブジェクト、それらに付加されているすべてのコメント・オブジェクト、およびそれらが参加しているすべての ATTACHMENT、 CONTACT、および LINK 関係を削除します。
図 35. グループ化区分のオブジェクトと、それに含まれるオブジェクトの削除時の ACTION.OBJINST タグの使用
:ACTION.OBJINST(DELETE_TREE_ALL) :OBJECT.TYPE() :INSTANCE.SOURCEKEY(UUI_short_name()...) :OBJECT.TYPE() :INSTANCE.SOURCEKEY(UUI_short_name()...) |
グループ化区分のオブジェクト、それに付加されているすべてのコメント・オブジェクト、およびそれが参加しているすべての ATTACHMENT、 CONTACT、CONTAIN、および LINK 関係を削除します。
図 36. グループ化区分のオブジェクトと関係の削除時の ACTION.OBJINST タグの使用
:ACTION.OBJINST(DELETE_TREE_REL) :OBJECT.TYPE() :INSTANCE.SOURCEKEY(UUI_short_name()...) :OBJECT.TYPE() :INSTANCE.SOURCEKEY(UUI_short_name()...) |
入力オブジェクトが存在するかどうかを調べるために、情報カタログ内で入力オブジェクトの UUI を検索します。
オブジェクトが存在する場合、情報カタログ・マネージャーは情報カタログ内のオブジェクトのプロパティー値を更新します。オブジェクトが存在しない場合、情報カタログ・マネージャーは新規のオブジェクトを作成します。
図 37. オブジェクトの組み合わせ時の ACTION.OBJINST タグの使用
:ACTION.OBJTYPE(MERGE) :OBJECT.TYPE() CATEGORY() EXTNAME() PHYNAME() ICOFILE() ICWFILE() :PROPERTY.EXTNAME() DT() DL() SHRTNAME() NULLS() UUISEQ() :ACTION.OBJINST(MERGE) :OBJECT.TYPE() :INSTANCE.short_name() |
新規のプログラムまたは接続オブジェクト・タイプを作成することはできないため、プログラムまたは接続区分に属するオブジェクト・タイプに対して ACTION.OBJTYPE(MERGE) を使用することはできません。ただし、ACTION.OBJTYPE(MERGE) を最初に指定せずに、プログラム・オブジェクトに対して ACTION.OBJINST(MERGE) を使用することはできます。
オブジェクトの値を更新します。
図 38. オブジェクトの更新時の ACTION.OBJINST タグの使用
:ACTION.OBJINST(UPDATE) :OBJECT.TYPE() :INSTANCE.SOURCEKEY(UUI_short_name()...) short_name() |