検索割り当て時に数値変換のオーバーフローがある場合、 IBM リレーショナル・データベース製品によってその処理は異なります。たとえば、DB2 ユニバーサル・データベース (OS/390 版) および DB2 ユニバーサル・データベースから、浮動列を整数のホスト変数として取り出すとします。浮動値を整数値に変換するときに、変換のオーバーフローが生じることがあります。省略時には、DB2 ユニバーサル・データベース (OS/390 版) は警告の SQLCODE とヌル値をアプリケーションに戻します。対照的に、DB2 ユニバーサル・データベースは変換オーバーフロー・エラーを戻します。適切なサイズのホスト変数にして取り出すことにより、アプリケーション側で検索割り当て時の数値変換のオーバーフローを避けるようにお勧めします。