DB2 コネクトを使用すると、複数サイト更新 (2 フェーズ・コミットとしても知られる) を実行できます。複数サイト更新とは、 1 つの分散作業単位 (DUOW) 内で複数のデータベースを更新することです。この機能を使用できるかどうかには、以下のいくつかの要素が関係しています。
以上はネイティブの DB2 UDB アプリケーション、および外部のトランザクション処理 (TP) 監視プログラム (IBM TXSeries、 CICS for Open Systems、BEA Tuxedo、Encina Monitor、および Microsoft Transaction Server など) によって調整されているアプリケーションに当てはまります。
注: | BEA Tuxedo について詳しくは、 DB2 コネクト 使用者の手引き を参照してください。 |
DB2 アプリケーションと TP 監視アプリケーションの両方が、共通の DB2 コネクト エンタープライズ・エディション サーバーを使って TCP/IP 接続を介してホスト・データにアクセスする場合は、同期点管理機能を使用しなければなりません。
単一の DB2 コネクト エンタープライズ・エディション サーバーを使って、 SNA および TCP/IP の両方のネットワーク・プロトコルを使用してホスト・データにアクセスする場合は、同期点管理機能を使用しなければなりません。これは、DB2 アプリケーションと TP 監視アプリケーションの両方に当てはまります。