アプリケーションを設計およびコード化するにつれて、データベース・マネージャー機能とユーティリティーを利用して、 SQL コード部分をプロトタイプ化したりパフォーマンスを向上することができます。たとえば、次の事柄が行えます。
これにより、データベースの表、索引、または視点に保管された情報を定義および操作できます。情報を追加、削除、更新するだけでなく、表の内容から報告書を作成できます。組み込み SQL プログラム内のホスト変数を使用するために、最低限いくつかの SQL ステートメントの構文を変更しなければなりません。ホスト変数は、画面に出力されるデータを保管するために使用されます。さらに、組み込み SQL ステートメントの中には、環境に関連していないため、コマンド・センターまたは CLP によってサポートされないもの (BEGIN DECLARE SECTION など) もあります。 CLP によりサポートされていない SQL ステートメントを調べるには、 表 37 を参照してください。
さらに、コマンド行プロセッサー要求の入出力をリダイレクトできます。たとえば、コマンド行プロセッサー要求に入力を行う際に必要となる SQL ステートメントを含んだファイルを 1 または複数作成できます。そうすれば、ステートメントを再入力する必要がなくなります。
コマンド行プロセッサーの詳細については、コマンド解説書 を参照してください。コマンド・センターの詳細については、管理の手引き を参照してください。
SQL 最適化プログラムが使用する統計情報を含むシステム・カタログ視点の中には、更新が可能なものもあります。これらの視点の列の中には、最適化プログラムに作用するか、または仮定データベースのパフォーマンスを調査できるように変更が可能なものもあります。この方法は、ユーザーの開発システムまたはテスト・システム上の実動システムのシミュレート、および照会方法の分析に使用できます。
各システム・カタログ視点のすべての説明については、 SQL 解説書 内の付録を参照してください。システム・カタログ統計およびその中のユーザーが変更できるものについては、 管理の手引き: インプリメンテーション を参照してください。