アプリケーション開発の手引き


ストアード・プロシージャー・ビルダーの説明

ストアード・プロシージャー・ビルダーは、 DB2 ストアード・プロシージャーの迅速な開発をサポートするグラフィカル・アプリケーションです。ストアード・プロシージャー・ビルダーを使用すると以下のような作業を行えます。

ストアード・プロシージャー付きのアプリケーションを作成するために、ストアード・プロシージャー・ビルダーは DB2 ユニバーサル・データベース・ファミリー全体 (OS/2、 OS/390、AS/400、AIX、HP-UX、Linux、 Solaris 操作環境および Windows の 32 ビットのオペレーティング・システムを含む) をサポートする単一の開発環境を提供します。

ストアード・プロシージャー・ビルダーでサポートされているプラットフォーム

ストアード・プロシージャー・ビルダーは、アプリケーション開発クライアント (AIX 版、Solaris (Solaris** Operating Environment**) 版、 Windows 32 ビットのオペレーティング・システム版) のオプション・コンポーネントです。

クライアント上のストアード・プロシージャー・ビルダーを使用すると、以下のプラットフォームで DB2 ユニバーサル・データベース・サーバーの Java ストアード・プロシージャーおよび SQL プロシージャーを構築および活用できます。

ストアード・プロシージャー言語
サポートされている DB2 UDB プラットフォーム

Java
OS/2、OS/390、AIX、HP-UX、Linux、Solaris、および Windows 32 ビットのオペレーティング・システム

SQL
OS/2、OS/390、AS/400、AIX、HP-UX、Linux、 Solaris、および Windows 32 ビットのオペレーティング・システム

SQL ストアード・プロシージャーをエクスポートして、既存の Java クラス・ファイルから Java ストアード・プロシージャーを作成できます。快適な開発環境を提供するために、ストアード・プロシージャー・ビルダーのコード・エディターでは、デフォルトのキーの結び付け以外に vi または emacs を使用することができます。

ストアード・プロシージャー・ビルダーの立ち上げ

Windows 32 ビットのオペレーティング・システムでは、コマンド行で db2spb コマンドを発行することにより、 DB2 ユニバーサル・データベース・プログラム・グループから、または以下のいずれかの開発アプリケーションからストアード・プロシージャー・ビルダーを立ち上げることができます。

AIX および Solaris のクライアントでは、コマンド行で db2spb コマンドを発行してストアード・プロシージャー・ビルダーを立ち上げることができます。

ストアード・プロシージャー・ビルダーを Java とともにインプリメントすると、データベースへの接続はすべて Java データベース・コネクティビティー (JDBC) で管理されます。 JDBC ドライバーを使用すると、ローカル DB2 の別名すべてに接続できます。あるいは、ホスト、ポート、およびデータベース名を指定できるその他のデータベースにも接続できます。
注:ストアード・プロシージャー・ビルダーを使用するには、開発用の DB2 データベースに接続する必要があります。ストアード・プロシージャー・ビルダーの使用方法の詳細については、 IBM DB2 ストアード・プロシージャー・ビルダーのオンライン・ヘルプを参照してください。


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