アプリケーション開発の手引き


トリガーの概説

トリガーを作成したら、それを表と関連付けます。この表は、トリガーの対象表 と呼ばれます。 更新操作 という用語は、対象表の状態に対する何らかの変更を意味します。更新操作は、以下のいずれかによって開始されます。

各トリガーをこれら 3 つのタイプの更新操作の 1 つと関連付ける必要があります。この関連付けは、その特定のトリガーのトリガー事象 と呼ばれます。

さらに、トリガー事象が発生する際にトリガーによって実行されるトリガー・アクション というアクションを定義する必要もあります。トリガー・アクションは 1 つまたは複数の SQL ステートメントから構成され、データベース・マネージャーがトリガー事象を実行する前または後に実行されます。トリガー事象が発生すると、データベース・マネージャーは対象表の中から更新操作の影響を受ける一連の行を判別して、トリガーを実行します。

トリガーを作成する際には、以下のような属性および振る舞いを宣言します。

CREATE TRIGGER ステートメントの詳細については、 SQL 解説書 を参照してください。


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