アプリケーション開発の手引き

参照制約との対話

上で説明したように、トリガー事象は参照制約が原因で変更されることがあります。たとえば、DEPT と EMP という 2 つの表があるとすれば、 DEPT を削除および更新すると参照保全制約により EMP も伝搬して削除および更新され、 EMP で定義された削除および更新トリガーは、DEPT で定義された参照制約の結果として活動化されます。 EMP でのトリガーはその活動化時間にしたがって、 EMP 内の行の削除 (ON DELETE CASCADE の場合) または更新 (ON DELETE SET NULL の場合) の前 (BEFORE) か後 (AFTER) に実行されます。


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