外部表関数は、参照元の SQL に表を送達する UDF です。表関数参照は、SELECT の FROM 文節内でのみ有効です。表関数を使用する際は、次のことに注意してください。
表関数の CARDINALITY として指定された値と関係なく、カーディナリティーが無限の関数、つまり、 FETCH 呼び出しの際に常に行を戻す関数を定義しないよう注意してください。 DB2 では、照会処理内の触媒として end-of-table 条件を想定する状況が多くあります。 GROUP BY や ORDER BY を使用している場合などがそうです。 DB2 は、end-of-table に到達するまで、集合用のグループを作成せず、またすべてのデータがそろうまで、分類を行うことはできません。そのため、end-of-table 条件 (SQL 状態値 '02000') を決して戻さない表関数では、それを GROUP BY や ORDER BY 文節で使用すると、無限処理ループが生じることがあります。