アプリケーション開発の手引き

DB2 API なしの組み込み SQL サンプル


表 42. DB2 API なしの組み込み SQL サンプル・プログラム
サンプル・プログラム名 プログラムの説明
adhoc 動的 SQL および SQLDA 構造を使用して SQL コマンドを対話式に処理する方法を示します。 SQL コマンドはユーザーによって入力され、SQL コマンドに応じた出力が返されます。詳細については、例: ADHOC プログラムを参照してください。

C: adhoc.sqc

advsql CASE、CAST、およびスカラー全選択などの拡張 SQL 式の使用例を示します。

C: advsql.sqc ; COBOL: advsql.sqb

blobfile 2 進ラージ・オブジェクト (BLOB) の操作例を、 BLOB 値をサンプル・データベースから読み取ってそれをファイル内に置くことにより示します。この内容は、外部ビューアーを使用して表示できます。

C: blobfile.sqc

columns 動的 SQL を使用して処理されるカーソルの使用例を示します。このプログラムは、指定のスキーマ名の下にある SYSCAT.COLUMNS から結果セットをリストします。

C: columns.sqc

cursor 静的 SQL を使用するカーソルの使用例を示します。詳細については、例: カーソル・プログラムを参照してください。

C: cursor.sqc ; C++: cursor.sqC ; COBOL: cursor.sqb

delet データベースから項目を削除する静的 SQL の使用例を示します。

C: delet.sqc ; COBOL: delet.sqb

dynamic 動的 SQL を使用するカーソルの使用例を示します。

C: dynamic.sqc

joinsql 拡張 SQL 結合式の使用例を示します。

C: joinsql.sqc ; COBOL: joinsql.sqb

largevol 区分化された環境で並列照会処理を行う例、および結果セットの組み合わせを自動化するための NFS ファイル・システムの使用例を示します。 AIX でのみ使用可能です。詳細については、例: 大量データの抽出 (largevol.c)を参照してください。

C: largevol.sqc

lobeval LOB ロケーターの使用例を示し、実際の LOB データの評価を遅らせます。詳細については、LOBEVAL プログラム例の作動方法を参照してください。

C: lobeval.sqc ; COBOL: lobeval.sqb

lobfile LOB ファイル・ハンドルの使用例を示します。詳細については、LOBFILE プログラム例の作動方法を参照してください。

C: lobfile.sqc ; COBOL: lobfile.sqb

lobloc LOB ロケーターの使用例を示します。詳細については、LOBLOC プログラム例の作動方法を参照してください。

C: lobloc.sqc ; COBOL: lobloc.sqb

lobval LOB の使用例を示します。

C: lobval.sqc

openftch 静的 SQL を使用した行の取り出し、更新、および削除について示します。詳細については、OPENFTCH プログラムの動作の仕組みを参照してください。

C: openftch.sqc ; COBOL: openftch.sqb

recursql 拡張 SQL 再帰的照会の使用例を示します。

C: recursql.sqc

sampudf 表エントリーを修正するための、ユーザー定義タイプ (UDT) およびユーザー定義関数 (UDF) の使用例を示します。このプログラムで宣言される UDF は、ソース UDF です。

C: sampudf.sqc

spclient spserver 共用ライブラリー内のストアード・プロシージャーを呼び出すクライアント・アプリケーション。

C: spclient.sqc ; C++: spclient.sqC

spcreate.db2 spserver プログラムによって作成されたストアード・プロシージャーを登録するための CREATE PROCEDURE ステートメントを含む CLP スクリプト。

C/C++: spcreate.db2

spdrop.db2 spserver プログラムによって作成されたストアード・プロシージャーの登録を解除するために必要な DROP PROCEDURE ステートメントを含む CLP スクリプト。

C/C++: spdrop.db2

spserver ストアード・プロシージャーのデモを示すサーバー・プログラム。クライアント・プログラムは spclient です。

C: spserver.sqc ; C++: spserver.sqC

static 情報を検索する静的 SQL を示します。詳細については、例: 静的 SQL プログラムを参照してください。

C: static.sqc ; C++: static.sqC ; COBOL: static.sqb

tabsql 拡張 SQL 表式の使用例を示します。

C: tabsql.sqc ; COBOL: tabsql.sqb

tbdefine 表の作成方法および除去方法を示します。

C: tbdefine.sqc

thdsrver スレッドの作成と管理用の POSIX スレッド API の使用例を示します。プログラムは、コンテキストのプールを保守します。 generate_work 関数がメインから実行され、作業スレッドが実行する動的 SQL ステートメントを作成します。コンテキストが使用可能になったとき、スレッドが作成され、指定された作業を行うためにディスパッチされます。生成された作業は、 sample データベースの STAFF 表または EMPLOYEE 表のどちらかからの項目を削除するステートメントで成っています。このプログラムは、UNIX プラットフォームでのみ使用可能です。

C: thdsrver.sqc ; C++: thdsrver.sqC

trigsql 拡張 SQL トリガーおよび制約の使用例を示します。

C: trigsql.sqc ; COBOL: trigsql.sqb

udfcli udfsrv プログラムによって作成されるユーザー定義関数 (UDF) の呼び出しを例示し、 sample データベースの表にアクセスするためにサーバー上に保管されます。

C: udfcli.sqc ; C++: udfcli.sqC

updat データベースを更新する静的 SQL の使用例を示します。詳細については、例: UPDAT プログラムを参照してください。

C: updat.sqc ; C++: updat.sqC ; COBOL: updat.sqb

varinp パラメーター・マーカーを使用した組み込み動的 SQL ステートメント呼び出しへの変数入力を示します。詳細については、VARINP プログラムの動作の仕組みを参照してください。

C: varinp.sqc ; COBOL: varinp.sqb


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