DB2 コネクトは、パラメーターなしの CONNECT だけでなく、 CONNECT TO および CONNECT RESET もサポートしています。アプリケーションが明示的な CONNECT TO ステートメントを実行せずに SQL ステートメントを呼び出すと、省略時のアプリケーション・ サーバー (定義されている場合) への暗黙の 接続が実行されます。
データベースに接続すると、 SQLCA の SQLERRP フィールドにリレーショナル・データベース管理システムを識別する情報が戻されます。アプリケーション・サーバーが IBM のリレーショナル・データベースである場合、 SQLERRP の先頭の 3 文字には次のいずれかが含まれます。
DB2 コネクトの使用中に CONNECT TO ステートメントまたは NULL の CONNECT ステートメントを発行する場合、 SQLCA の SQLERRMC フィールドに戻る国別コードまたは領域トークンはブランクになります。アプリケーション・サーバーの CCSID は、コード・ページまたはコード・セット・トークンとして戻されます。
CONNECT RESET ステートメント (タイプ 1 の接続の場合)、 RELEASE および COMMIT ステートメント (タイプ 2 の接続の場合)、または DISCONNECT ステートメント (いずれのタイプの接続にも使用できるが、 TP モニター環境では使用できない) を使用して、明示的に切断を行えます。
接続が明示的に切断されていないのに、アプリケーションを通常のように終了すると、 DB2 コネクトは結果データを暗黙にコミットします。
注: | アプリケーションがエラーを示す SQLCODE を受け取っても、正常に終了することができます。この場合、DB2 コネクトはデータをコミットします。データをコミットしたくない場合は、ROLLBACK コマンドを使用してください。 |
FORCE コマンドを使用すると、選択したユーザーまたはすべてのユーザーをデータベースから切断することができます。これは、AS/400 サーバー・データベースでサポートされています。ユーザーは、DB2 コネクト・ワークステーションから強制的に切断されます。