ユーザー定義特殊タイプ と呼ばれる、作成済みのデータ・タイプは、ご使用の DB2 アプリケーションで使用することができます。特殊タイプは以下のような利点があります。
新規のタイプを定義することにより、ユーザーのアプリケーションをサポートするために DB2 が提供するタイプのセットを増やすことができます。
ユーザー定義関数 (UDF) を使用して新規のタイプに意味や振る舞いを指定し、システムで使用できるさまざまなタイプを増やすことができます。 UDF の詳細については、ユーザー定義関数 (UDF) およびメソッドを参照してください。
強力タイピングにより、ご使用の特殊タイプが適切に振る舞うことが保証されます。また、ご使用の特殊タイプで定義された関数のみを特殊タイプのインスタンスに適用できることを保証します。
特殊タイプに適用することができる一連の関数および演算子は、その特殊タイプの振る舞いを定義します。稼働中のアプリケーションはタイプに指定した内部表現に依存しないので、さまざまなことを自在に実行できます。
特殊タイプがデータベース・マネージャーに高度に統合されています。特殊タイプは、組み込みデータ・タイプと同じ方法で内部に表されるので、組み込みデータ・タイプが組み込み関数、比較演算子、索引などをインプリメントするのに使用するのと同じ効果的なコードを共用します。