アプリケーション開発の手引き
表関数のエラー処理
表関数呼び出しのエラー処理モデルは、以下のとおりです。
FIRST 呼び出しが失敗すると、それ以降の呼び出しは行われません。
FIRST 呼び出しが成功すると、ネストした OPEN、FETCH、および CLOSE 呼び出しが行われ、必ず FINAL 呼び出しが行われます。
OPEN 呼び出しが失敗すると、FETCH 呼び出しも CLOSE 呼び出しも行われません。
OPEN 呼び出しが成功すると、FETCH 呼び出しと CLOSE 呼び出しが行われます。
FETCH 呼び出しが失敗すると、それ以降 FETCH 呼び出しが行われることはありませんが、CLOSE 呼び出しが行われます。
注:
このモデルは、スカラー UDF の通常のエラー処理を説明しています。システム障害や通信問題が発生した場合、エラー処理モデルによって指示された呼び出しが行われないことがあります。たとえば、FENCED UDF の場合、
db2udf
分離処理が何らかの原因で早く終了してしまうと、 DB2 は指示された呼び出しを行うことができません。
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