アプリケーション開発の手引き

ネットワークを通じた大量データの処理

ストアード・プロシージャーで説明しているストアード・プロシージャーの技法と、 管理の手引き: インプリメンテーション で説明している行のブロック化を組み合わせることにより、ネットワークを通じて大量のデータを受け渡す必要のあるアプリケーションのパフォーマンスを大幅に向上させることができます。

ネットワークを通じて、配列、大量のデータ、データのパッケージを受け渡すアプリケーションは、 SQLDA データ構造または転送メカニズムとしてのホスト変数を使用して、データをブロック化して受け渡すことができます。この技法は、構造をサポートするホスト言語ではかなりの効果があります。

クライアントのアプリケーションまたはサーバー・プロシージャーのいずれもネットワークを通じてデータを受け渡すことができます。次のデータ・タイプのいずれかを使用してデータを受け渡すことができます。

次の図形タイプを使用してもまた受け渡すことができます。

このトピックの詳細については、データ・タイプを参照してください。
注:この技法を使用するさいは、文字変換の機能を考慮してください。 VARCHAR、LONG VARCHAR、または CLOB などの文字ストリング・データ、または VARGRAPHIC、LONG VARGRAPHIC、または DBCLOB などのグラフィック・データ・タイプのいずれかのデータを受け渡し、アプリケーションのコード・ページがデータベースのコード・ページと異なる場合、文字データ以外のデータも文字データであるかのように変換されます。文字変換を避けるには、BLOB のデータ・タイプの変数でデータを受け渡してください。

データ変換がいつどのように発生するかの詳細については、 異なるコード・ページ間での変換を参照してください。


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