システム・モニター

ヘルス・インディケーターの要約

DB2 インフォメーション・センターのバージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 9 と同等) の『ヘルス・インディケーターの要約』のトピックにあるデータベース自動ストレージ使用率ヘルス・インディケーターの ID が間違って db.db_auto_storage_util と記載されています。

データベース自動ストレージ使用率ヘルス・インディケーターの正しい ID は、db.auto_storage_util です。

接続コンセントレーターを使用可能にしない状態での分離アプリケーション・リスト

接続コンセントレーターを使用可能にしなくても、list applications コマンドの発行時に分離アプリケーションを表示できます。

ランタイム・ロールバック・プロセスの進捗モニター

ランタイム・ロールバックの進捗をモニターすることによって、アプリケーション・スナップショットを使用するロールバック・イベントの進捗情報を得られます。ロールバック・イベントには、以下の 2 つのタイプがあります。

作業単位ロールバック
トランザクション全体の明示的 (ユーザーが呼び出す) および暗黙的 (強制) ロールバックが含まれます。
セーブポイント・ロールバック
ステートメント・レベルおよびアプリケーション・レベルのセーブポイントが含まれます。ネストされたセーブポイントは 1 つの単位と見なされ、最外部のセーブポイントが使用されます。

提供される情報は、ロールバック・イベントの開始時刻、合計作業および完了作業です。作業の測定基準はバイトです。

合計作業単位とは、トランザクションまたはセーブポイント用にロールバックする必要があるログ・ストリーム内の範囲のことです。

完了作業単位は、ロールバックされたログ・ストリーム内の相対位置を示します。

完了作業は、ログ・レコードが処理されるごとに更新されます。ログ・レコードはサイズがそれぞれに異なるため、均等に更新が行われるわけではありません。

GET SNAPSHOT FOR ALL APPLICATIONS コマンドの出力例

            Application Snapshot

Application handle         = 6
Application status         = Rollback Active
      Start Time           = 02/20/2004 12:49:27.713720
      Completed Work       = 1024000 bytes
      Total Work           = 4084000 bytes

            Application Snapshot

Application handle         = 10
Application status         = Rollback to Savepoint
      Start Time           = 02/20/2004 12:49:32.832410
      Completed Work       = 102400 bytes
      Total Work           = 2048000 bytes

注:
スナップショット中にロールバックがアクティブでない場合は、ロールバック・エレメントは表示されません。
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