データの移動

エクスポート、インポート、およびロード・ユーティリティーによって使用されるバインド・ファイル

db2uImpInsUpdate.bnd という名前の新規バインド・ファイルがインポート・ユーティリティーに追加されました。このデフォルトの分離レベルは読み取り固定 (RS) です。 このバインド・ファイルはインポート・ユーティリティーによって INSERT_UPDATE の実行時にのみ使用されます。 インポート・ユーティリティーの INSERT、REPLACE、および CREATE オプションは引き続き db2uimpm.bnd ファイルも使用します。

db2uImpInsUpdate.bnd バインド・ファイルを INSERT BUF オプションとバインドすることはできません。 db2uImpInsUpdate.bnd が INSERT BUF とバインドされているときに IMPORT INSERT_UPDATE を実行しようとすると、インポート・ユーティリティーが失敗し、次のエラーが発生します。

SQL3525: "INSERT_UPDATE" オプションと "INSERT BUF BIND ON DB2UIMPINSUPDATE.BND" オプションの間には互換性がありません。

バッファー挿入を介したインポートの使用

バージョン 8.2 の「データ移動ユーティリティー ガイドおよびリファレンス 」には、次の説明があります。

バッファー挿入は、INSERT_UPDATE パラメーターを指定したインポート操作と連携して使用することはできません。 この制約事項の実施のために、新しいバインド・ファイル (db2uimpm2.bnd) が導入されています。

新規バインド・ファイルの導入により、この記述は以下のようになります。

バッファー挿入は、INSERT_UPDATE パラメーターを指定したインポート操作と連携して使用することはできません。 この制約事項の実施のために、新しいバインド・ファイル (db2uImpInsUpdate.bnd) が導入されています。

インポート・ユーティリティーが使用されると、索引情報が失われる

インポート・ユーティリティーを使用すると、エクスポート・ユーティリティーで保管された表を再作成できます。

データ移動」内のトピック『インポートを使用した、エクスポートされる表の再作成』に、元の表の属性は保存されないと説明されています。資料に記載されている属性に加え、以下の属性も保存されません

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