IBM DB2 Universal Database バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 (バージョン 8.1 フィックスパック 11 以降に相当) README 目次 1.0 IBM DB2 Universal Database バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 (Windows 用) のインストール 1.1 インストール・デリバリー 1.2 インストール前 1.2.1 前提条件 1.2.2 製品の修正履歴 1.2.3 DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 インストール前の準 備 1.3 DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 のインストール 1.3.1 単一の DB2 UDB 製品のインストール 1.3.2 複数の DB2 UDB 製品のインストール 1.3.3 応答ファイルを使用した DB2 UDBのインストール 1.3.4 MSCS 環境での DB2 UDB のインストール 1.4 インストール後 1.4.1 システム・カタログの更新 1.4.2 DB2 Remote Command Service セキュリティー機能の使用可能化 1.4.3 バインド・ファイルのバインド 2.0 バージョン 8.2 からバージョン 8.1 へのデータベース・ディレクトリー・ ファイルの下位マイグレーション 3.0 既知の問題と解決策 3.1 既知の問題と解決策 (バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降) 3.2 既知の問題と解決策 (バージョン 8.2 フィックスパック 4 より前) 3.2.1 フィックスパック・レベルと新製品のインストール 3.2.2 DB2 UDB Workgroup Server Edition および DB2 UDB Express Edition からのホスト・システムへの接続は禁止 4.0 ヘルプの表示方法 4.1 フィックスパック・インストール・イメージのダウンロード先 5.0 参照情報 5.1 製品の省略名 5.2 FTP サイトから入手可能な DB2 クライアント用のサポート言語 5.3 オペレーティング・システム別のサポート製品およびコンポーネント 5.4 DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 コマンド行パラメー ター 5.4.1 setup コマンドのオプション 5.4.2 言語 ID 6.0 特記事項 1.0 IBM DB2 Universal Database バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 (Windows 用) のインストール DB2 Universal Database(TM) (UDB) バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールする前に、本 README の中で実行するインストールに適用され るセクションをご確認ください。 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 はバージョン 8.1 フィックスパック 11 と同等です。 フィックスパックはすべて累積パッケージです。たとえば、現行のフィックス パックは、バージョン 8.2 フィックスパック 1 に適用することができ、それ までのフィックスパックを事前に適用する必要はありません。 DB2(R) UDB バージョン 8.1 から DB2 UDB バージョン 8.2 にマイグレーショ ンし、その後再び DB2 UDB バージョン 8.1 に戻す必要が生じる場合には、知 っておくべき重要な考慮事項があります。DB2 UDB バージョン 8.1 に戻す方法 については、『バージョン 8.2 からバージョン 8.1 へのデータベース・ディ レクトリー・ファイルの下位マイグレーション』を参照してください。 1.1 インストール・デリバリー Windows(R)用 DB2 UDB バージョン 8 フィックスパック 3 以降では、1 つの汎 用フィックスパックではなく、製品固有のフィックスパックが提供されていま す。この変更は、 Windows プラットフォームの DB2 バージョン 8 製品にのみ 適用されます。 このような新しい配信メカニズムは、次の点で優れています。 * オペレーティング・システムのドライブで、必要なディスク・スペースが少 なくなりました。 * インストールに必要な全体のディスク・スペース量が削減されました。 * バージョン 8 一般出荷版 (GA) レベル以降のフィックスパック、またはモ ディフィケーション・レベルで、ロールアウト・シナリオのインストールが 簡単になりました。 Windows用 DB2 バージョン 8 製品が、 1 つのみインストール済みの場合、対 応した製品固有のフィックスパックのみをダウンロードする必要があります。 同一システムに複数の DB2 バージョン 8 製品をインストール済みの場合、フ ィックスパックのインストールを開始する前に、対応する製品固有のフィック スパックをすべてダウンロードして圧縮解除する必要があります。 例えば、DB2 UDB Enterprise Server Edition と DB2 Warehouse Manager の両 方をインストール済みの場合、DB2 UDB Enterprise Server Edition (ESE) お よび DB2 Warehouse Manager (WM) フィックスパックをダウンロードして圧縮 解除する必要があります。これらの DB2 製品を圧縮解除する場合、任意のディ レクトリー・パスを選択できますが、DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパッ ク 4 以降 のインストール方法を考慮する必要があります。 * DB2 セットアップ・ウィザード GUI を使用して DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールする場合、インストール済みの他 の DB2 製品が setup コマンドによって検出されます。同じ親ディレクトリ ーの下にあるサブディレクトリーにすべての製品イメージを圧縮解除した場 合、setup コマンドは、プロンプトを出さずにすべての DB2 製品のインス トールを自動的に開始します。製品イメージを別々のディレクトリーに圧縮 解除した場合、 setup コマンドはインストール済みの他の DB2 製品を検出 して、それぞれのディレクトリー・パスごとにプロンプトを出します。 * サイレント・モードで DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールする場合、同じ親ディレクトリーの下にあるサブディレクト リーにすべての製品イメージを圧縮解除する必要があります。 詳しくは、『DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 のインストー ル』セクションをご覧ください。 DB2 UDB for Windows バージョン 8 製品をまだインストールしていない場合、 インストール処理は続行しますが、製品は使用期限付きの限定コピーである 「試してから購入」モードになります。 この配信メカニズムは、すべてのインストール方法に対応しています。 注: DB2 Information Integrator Relational Wrapper 製品または DB2 Information Integrator Nonrelational Wrapper 製品いずれかのリフ レッシュ・イメージをインストールする前に、製品ライセンスをインス トールしておく必要があります。ライセンスがインストールされていな い場合は、エラー・メッセージが表示されます。いずれの製品もまだイ ンストールしていない場合、インストールを実行しても「試してから購 入」モードになりません。 1.2 インストール前 このセクションでは、必要な前提条件情報 (ソフトウェア、ハードウェア、お よびオペレーティング・システム前提条件を含む) について詳しく説明し、製 品の修正履歴が置かれる場所を示し、DB2 UDB をインストールする前に実行し ておく必要のある作業をリストします。 1.2.1 前提条件 ソフトウェア、ハードウェア、オペレーティング・システム、および製品に関 する最新の修正情報を、以下の Web サイトで確認してください。 1. オペレーティング・システム要件については、次のサイトを参照してくださ い。 * http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/sysreqs.html 2. すべての修正されたバグ (APAR と呼ばれます) およびサポート・ニュース のリストについては、次のサイトを参照してください。 * http://www.ibm.com/software/data/db2/support/db2_9/ IBM(R) サポートから特別修正を受け取った場合は、DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールする前に、IBM サポートに連絡し、 特別修正のアップデート版が必要かどうかを確認する必要があります。これに より、システムの整合性が確保され、特別な修正の損失を回避できます。 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 のインストール前に、DB2 UDB バー ジョン 8.2 フィックスパック 4 以降 より前の VRMF レベル (バージョン、 リリース、モディフィケーション/保守レベル、およびフィックス) の DB2 製 品バージョン 8 がインストールされている必要があります。 すでにインストール済みの DB2 バージョン 8 製品は、DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 より前のサービス・レベルである必要があります。 現在インストールされている DB2 製品のバージョンおよびレベルを判別する方 法は、いくつかあります。次のような方法があります。 * コマンド・プロンプトから db2level コマンドを入力する。このコマンドは 情報トークンを表示します。例えば "DB2 v8.1.5.xxx" はフィックスパック 5 がインストールされていることを示します。 * 「コントロール パネル」を開いて、「プログラムの追加と削除」を選択す る。DB2 で始まる項目を検索します。それらが、ご使用のコンピューターに インストールされている DB2 製品です。 サポート情報のリンクをクリック すると、インストールされているバージョンが表示されます。例えば、バー ジョン 8.1.3 はフィックスパック 3 がインストールされていることを示し ます。 * コマンド・プロンプトから regedit コマンドを入力し、以下のレジストリ ー・キーの値を調べる。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\IBM\DB2\\CurrentVersion\Version HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\IBM\DB2\\CurrentVersion\Release HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\IBM\DB2\\CurrentVersion\Modification 次の値が表示されます。 * Version 「8」 * Release 「1」 * Modification 「x」。ただし x は DB2 UDB バージョン 8.2 フィックス パック 4 以降 のレベルより低い必要があります。 Version、Release、および Modification の値は、VRMF 番号の最初の 3 つの 数字に対応します。現在インストールされている製品のレジストリー内の Modification の値は、 DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 の VRMF 番号の 3 番目の数「11」より小さくなければなりません。 1.2.2 製品の修正履歴 すべての製品修正 (APAR) およびサポート・ニュースのリストについては、次の Web サイトを参照してください。 * http://www.ibm.com/software/data/db2/support/db2_9/ 1.2.3 DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 インストール前の準備 DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールする前に、 『既知の問題と解決策』のセクションをご確認ください。 インストールを開始する前に、以下も行う必要があります。 * フィックスパックまたはモディフィケーション・レベルをインストールする ための十分なスペースがあることを確認します。自己解凍型 zip ファイル を圧縮解除するための十分なスペースが必要です。 * オペレーティング・システムのパッチ適用状況を含め、ご使用のシステムが インストールの前提条件をすべて満たしていることを確認してください。事 前に確認することにより、DB2 製品のインストールおよび構成後に発生する 可能性のある技術的な問題を回避できます。 * DB2UDBバージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールする前に、 圧縮解除されたフィックスパック・インストール・イメージの db2\license ディレクトリーにある使用許諾契約条件を確認し、その条件を承諾する必要 があります。応答ファイルを使用して DB2 製品をインストールする場合 は、キーワードを LIC_AGREEMENT から ACCEPT に変更し、ライセンス契約 に同意したことを示す必要があります。 * DB2 バージョン 8 製品をすでにインストール済みの場合は、すべての DB2 インスタンス、すべての DB2 サービス、およびすべてのアプリケーション が停止していることを確認してください。 すべてのインスタンスおよび DB2 サービスを停止するには、サービス・コ ントロール・パネルのアプレットを使用してください (「コントロール パ ネル」 ->「管理ツール」 -> 「サービス」)。データベース・クライアント がアクティブな場合、インスタンスの停止中にこれらのクライアントの強制 終了が必要な場合があります。クライアントの強制終了には、次のコマンド を実行します。 db2stop force インスタンスの停止について詳しくは、http://publib.boulder.ibm.com/ infocenter/db2help/index.jsp?topic=/com.ibm.db2.udb.doc/admin/ t0008751.htm を参照してください。 次の表は、DB2 サービスを示しています。 表 1. DB2 サービス +-----------------------+----------------------+----------------------+ | サービス | サービス名 | 説明 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | DB2 - <インスタンス | <インスタンス名> | アプリケーションがリ | | 名> | | レーショナル・データ | | | | ベースを作成、更新、 | | | | 制御、および管理でき | | | | るようにします。この | | | | サービスはサーバー上 | | | | のインスタンスごとに | | | | 作成されます。 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | DB2 データ・リンク・ | DlfmService | 登録済みの DB2 デー | | ファイル・マネージャ | | タベースと連携した | | ー | | Data Links | | | | Filesystem Filter | | | | (DLFF) の制御下で、 | | | | リンクされたファイル | | | | を管理します。 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | DB2 Governor | DB2GOVERNOR | DB2 データベースに接 | | | | 続されているアプリケ | | | | ーションに関する統計 | | | | を収集します。Govern | | | | or ユーティリティー | | | | に関する技術情報につ | | | | いては、インフォメー | | | | ション・センターを検 | | | | 索してください。 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | DB2 インフォメーショ | DB2ICSERVER | Linux(R)、UNIX(R)、 | | ン・センター・サーバ | | および Windows オペ | | ー | | レーティング・システ | | | | ム版の DB2 情報管理 | | | | ファミリー製品、およ | | | | び諸機能に関する資料 | | | | を提供します。 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | JDBC Applet Server | DB2JDS | DB2 アプリケーション | | | | の JDBC サーバー・サ | | | | ポートを提供します。 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | DB2 ライセンス・サー | DB2LICD | DB2 ライセンスの承諾 | | バー | | をモニターします。 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | DB2 Query Patroller | DB2QP | DB2 Query Patroller | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | DB2 Registry | DB2NTREGREFLECTOR | DB2 64 ビット版サー | | Reflector | | バーが DB2 32 ビット | | | | 版ローカル・アプリケ | | | | ーションをサポートで | | | | きるようにします。 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | DB2 Remote Command | DB2REMOTECMD | リモートでの DB2 コ | | Server | | マンドの実行をサポー | | | | トします。 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | DB2 セキュリティー・ | DB2NTSECSERVER | クライアント・コンピ | | サーバー | | ューターで認証が実行 | | | | されるときに DB2 デ | | | | ータベース・ユーザー | | | | を認証します。 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | DB2 Warehouse Agent | DB2DWAgent | DB2 ウェアハウス・エ | | | | ージェントの開始およ | | | | び停止を制御します。 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | DB2 Warehouse Logger | DB2DWLogger | DB2 Warehouse | | | | Manager のメッセージ | | | | を記録します。 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | DB2 Warehouse Server | DB2DWServer | DB2 ウェアハウス・コ | | | | ンポーネントのやり取 | | | | りを制御し、ウェアハ | | | | ウス・エージェントを | | | | 制御およびモニター | | | | し、スケジューリング | | | | 機能を提供します。 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | DB2DAS - DB2DASXX | DB2DASXX (XX は 00 | ローカルおよびリモー | | | から 99) | ト・データベース管理 | | | | 要求をサポートしま | | | | す。 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ 1.3 DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 のインストール DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 は、以下の方法でインスト ールできます。 * 単一の DB2 UDB 製品のインストール * 複数の DB2 UDB 製品のインストール * 応答ファイルの使用 (単一の製品または複数の製品) * MSCS 環境でのインストール 適切な方法を選択してください。 1.3.1 単一の DB2 UDB 製品のインストール DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 イメージは DB2 技術サポ ート Web サイトからダウンロードするか、IBM 匿名 FTP サーバーから直接、 またはフィックスパック CD から入手できます。 手順 DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 を、 単一の DB2 製品がイ ンストールされているシステムにインストールするには、以下の手順を実行し ます。 1. すべての DB2 プロセス、サービス、およびアプリケーションが停止してい ることを確認する。 2. フィックスパック・インストール・イメージを DB2 技術サポート Web サイ ト (http://www.ibm.com/software/data/db2/support/db2_9/) から直接ダ ウンロードする。 3. 自己解凍型イメージを圧縮解除するには、自己解凍 .exe ファイルをダブル クリックする。例えば、Windows 32 ビット上で実行する DB2 UDB Enterprise Server Edition 製品の場合は、FP11_WR21365_ESE.exe をダブ ルクリックします。 WinZip Self Extractor ウィンドウが開きます。 unzip 互換ユーティリティーを使用して、フィックスパック・インストー ル・イメージを圧縮解除することも可能です。例えば、選択したディレクト リーに DB2 UDB Enterprise Server Edition 製品を圧縮解除するには、 winzip32 FP11_WR21365_ESE.exe -e と入力します。 4. ファイルを unzip するフォルダーを選択する。 5. 「Unzip」をクリックする。すべてのファイルが unzip されて、指定したフ ォルダーに入ります。 6. unzip したファイルのあるフォルダーに移動する。そのフォルダー下には、 製品の省略名の付いた setup コマンドがあります。例えば、DB2 Enterprise Server Edition は ESE の下となります。 7. DB2 セットアップ・ウィザードを起動するために、setup.exe ファイルをダ ブルクリックする。DB2 セットアップ・ウィザードの GUI ランチパッドが 開きます。 セットアップ・ウィザード GUI については、オンライン・ヘルプで説明されて います。オンライン・ヘルプを呼び出すには、ヘルプ」をクリックするか、F1 を押します。 1.3.2 複数の DB2 UDB 製品のインストール DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 イメージは DB2 技術サポ ート Web サイトからダウンロードするか、IBM 匿名 FTP サーバーから直接、 またはフィックスパック CD から入手できます。 手順 DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 を、 複数の DB2 製品がイ ンストールされているシステムにインストールするには、以下の手順を実行し ます。 1. すべての DB2 プロセス、サービス、およびアプリケーションが停止してい ることを確認する。 2. フィックスパック・インストール・イメージを DB2 技術サポート Web サイ ト (http://www.ibm.com/software/data/db2/support/db2_9/) から直接ダ ウンロードする。 3. インストール済みのすべてのDB2 製品用の自己解凍イメージを圧縮解除す る。 * 自己解凍型イメージを圧縮解除するには、自己解凍 .exe ファイルをダ ブルクリックする。例えば、Windows 32 ビット上で実行する DB2 UDB Enterprise Server Edition 製品の場合は、FP11_WR21365_ESE.exe をダ ブルクリックします。 WinZip Self Extractor ウィンドウが開きます。 unzip 互換ユーティリティーを使用して、フィックスパック・インスト ール・イメージを圧縮解除することも可能です。例えば、選択したディ レクトリーに DB2 UDB Enterprise Server Edition 製品を圧縮解除する には、winzip32 FP11_WR21365_ESE.exe -e と入力します。 * ファイルを unzip するフォルダーを選択する。 * 「Unzip」をクリックする。すべてのファイルが unzip されて、指定し たフォルダーに入ります。 すべてのイメージを圧縮解除する必要があります。 4. unzip したファイルのあるフォルダーに移動する。そのフォルダー下には、 製品の省略名の付いた setup コマンドがあります。例えば、DB2 UDB Enterprise Server Edition は ESE の下となります。 5. DB2 セットアップ・ウィザードを起動するために、setup.exe ファイルをダ ブルクリックする。DB2 セットアップ・ウィザードの GUI ランチパッドが 開きます。 セットアップ・ウィザード GUI は、その他のインストール済みDB2 製品を 検出します。 * 同じ親ディレクトリーの下にあるサブディレクトリーにすべての製品イ メージを圧縮解除した場合、DB2 セットアップ・ウィザード GUI は、プ ロンプトを出さずにすべての DB2 製品のインストールを自動的に開始し ます。 * 製品イメージを別々のディレクトリーに圧縮解除した場合、セットアッ プ・ウィザード GUI はインストール済みのほかのDB2 製品を検出して、 ディレクトリー・パスごとに確認のプロンプトを出します。 1.3.3 応答ファイルを使用した DB2 UDBのインストール DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 イメージは DB2 技術サポ ート Web サイトからダウンロードするか、IBM 匿名 FTP サーバーから直接、 またはフィックスパック CD から入手できます。 手順 応答ファイルを使用して DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をイ ンストールするには、以下の手順を実行してください。 1. すべての DB2 プロセス、サービス、およびアプリケーションが停止してい ることを確認する。 2. フィックスパック・インストール・イメージを DB2 技術サポート Web サイ ト (http://www.ibm.com/software/data/db2/support/db2_9/) から直接ダ ウンロードする。 インストール済みのすべての製品用のイメージをダウンロードします。 3. インストール済みのすべてのDB2 製品用の自己解凍イメージを圧縮解除す る。 * 自己解凍型イメージを圧縮解除するには、自己解凍 .exe ファイルをダ ブルクリックする。例えば、Windows 32 ビット上で実行する DB2 UDB Enterprise Server Edition 製品の場合は、FP11_WR21365_ESE.exe をダ ブルクリックします。 WinZip Self Extractor ウィンドウが開きます。 unzip 互換ユーティリティーを使用して、フィックスパック・インスト ール・イメージを圧縮解除することも可能です。例えば、選択したディ レクトリーに DB2 UDB Enterprise Server Edition 製品を圧縮解除する には、winzip32 FP11_WR21365_ESE.exe -e と入力します。 * ファイルを unzip するフォルダーを選択する。 * 「Unzip」をクリックする。すべてのファイルが unzip されて、指定し たディレクトリーに入ります。 すべてのイメージを圧縮解除して、同じ親ディレクトリーの下のサブディレ クトリーに入るようにします。 4. unzip したファイルのあるフォルダーに移動する。そのフォルダー下には、 製品の省略名の付いた setup コマンドがあります。例えば、DB2 UDB Enterprise Server Edition は ESE の下となります。 5. DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をサイレント・モード でインストールするには、応答ファイルを使用してインストールを実行する 必要があります。例えば、次のように入力します。 setup -u e:\db2fixpk.rsp -t c:\db2fixpk.trc -l c:\db2fixpk.log 注: パラメーター -t および -l はトレース・ファイルおよびログ・ファイ ルを指定するオプションです。 複数の DB2 バージョン8 製品がインストール済みの場合、セットアップ・ ウィザード GUI はインストール済みの他のDB2 製品を検出します。圧縮解 除されたすべての製品イメージが同じ親ディレクトリーの下のサブディレク トリーにない場合は、 インストールが失敗します。 setup コマンドの詳細については、『DB2 UDB バージョン 8.2 フィックス パック 4 以降 コマンド行パラメーター』セクションを参照してください。 サンプル応答ファイルは、product-abbreviation\db2\Windows\samples デ ィレクトリーにあります。 (例えば、ESE\db2\windows\samples。) 1.3.4 MSCS 環境での DB2 UDB のインストール このトピックでは、Microsoft(R) Cluster Server (MSCS) 環境で既存のバージ ョン 8 インストールの上に DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールする方法を説明します。 前提事項: MSCS 環境での DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 のインストール方法を例示するために、単純な構成例を理解する必要がありま す。この例の初期構成は、2 つのパーティションからなる 1 つのDB2 インスタ ンスです。 それに加えて、次の 2 つのクラスター・グループがあります。 * DB2 グループ 0: マシン A でアクティブになるパーティション 0 が含まれ ます。管理サーバー (DAS) もここに置かれます。 * DB2 グループ 1: マシン B でアクティブになるパーティション 1 が含まれ ます。 これが初期構成です。 手順 MSCS 環境で既存のバージョン 8 インストール上に DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールするには、以下の手順を実行します。 1. 自動フェイルバックをオフに設定する。 インストール・プロセスの間に、マシンの再始動が必要な場合があります。 その際、クラスター・サービスが自動的に再始動します。したがって、どの グループも自動的にフェイルバックしないよう、自動フェイルバックをオフ にしておく必要があります。 a. DB2 グループ 0 で自動フェイルバックを使用不可にするには、以下のよ うにします。 1) 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」ウィンドウで「DB2 グ ループ 0 (DB2 Group 0)」を右クリックする。 2) 「プロパティー」を選択する。「DB2 グループ 0 プロパティー (DB2 Group 0 Properties)」ウィンドウが表示されます。 3) 「フェイルバック (Failback)」タブで、 「フェイルバックを防止 (Prevent failback)」ラジオ・ボタンを選択する。 4) 「OK」をクリックする。 b. DB2 グループ 1 で自動フェイルバックを使用不可にするには、以下のよ うにします。 1) 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」ウィンドウで「DB2 グ ループ 1 (DB2 Group 1)」を右クリックする。 2) 「プロパティー」を選択する。「DB2 グループ 1 プロパティー (DB2 Group 1 Properties)」ウィンドウが表示されます。 3) 「フェイルバック (Failback)」タブで、 「フェイルバックを防止 (Prevent failback)」ラジオ・ボタンを選択する。 4) 「OK」をクリックする。 2. DB2 グループ 1 をマシン A に移動する。 a. 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」GUI で「DB2 グループ 1 (DB2 Group 1)」をクリックする。 b. 右クリックして、「グループを移動 (Move Group)」を選択する。「所有 者 (Owner)」列が「マシン A (Machine A)」に変わります。 3. マシン B のクラスター・サービスを停止する。 a. 「コンポーネント・サービス (Component Services)」ウィンドウで 「クラスター・サービス (Cluster Service)」を右クリックする。 b. 「停止」をクリックする。 4. DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をマシン B にダウンロ ードしてインストールする。 注: * DB2 は依然としてマシン A で実行中であり、使用可能です。 * インストール・プロセスの一部として、コンピューターの再起動 が必要な場合があります。 * DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストー ルするために、サイレント・モードのインストール・プロセスを 使用することもできます。 5. マシン A の DB2 リソース をオフラインにする。 a. パーティション 0、パーティション 1、および DAS はマシン A 上にあ ります。これらは一度に 1 つずつオフラインにする必要があります。マ シン A のリソースをオフラインにするには、以下のようにします。 1) 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」ウィンドウの左側のウ ィンドウ・パネルから、 「グループ (Groups)」を選択する。 2) 「DB2 グループ 0 (DB2 Group 0)」を選択する。グループのリソース が右側のウィンドウ・パネルに表示されます。 * DB2 グループ 0 の DB2リソースには、パーティション 0 と DAS が含まれます。 3) 右側のウィンドウ・パネルでリソースの 1 つを右クリックし、 「オ フラインにする (Take Offline)」を選択する。 * DB2 グループ 0 の各 DB2 リソースについて、上記のステップを 繰り返します。 4) 「DB2 グループ 1 (DB2 Group 1)」を選択する。グループのリソース が右側のウィンドウ・パネルに表示されます。 * DB2 グループ 1 の DB2 リソースには、パーティション 1 が含ま れます。 5) 右側のウィンドウ・パネルでリソース (パーティション 1) を右クリ ックし、 「オフラインにする (Take Offline)」を選択する。 6. マシン B でクラスター・サービスを開始する (インストールの際にコンピ ューターの再起動が必要であり、クラスター・サービスの「再起動タイプ (Restart Type)」が自動に設定されている場合は、クラスター・サービスが 開始済みであるため、このステップを省略してください)。クラスター・サ ービスを開始するには、以下のようにします。 a. 「コンポーネント・サービス (Component Services)」ウィンドウで 「クラスター・サービス (Cluster Service)」を右クリックする。 b. 「開始」をクリックする。 7. DB2 グループ 0 と DB2 グループ 1 を マシン B に移動する。 a. 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」ウィンドウで「DB2 グル ープ 0 (DB2 Group 0)」をクリックする。 b. 右クリックして、「グループを移動 (Move Group)」を選択する。「所有 者 (Owner)」列が「マシン B (Machine B)」に変わります。 c. 「DB2 グループ 1 (DB2 Group 1)」をクリックする。 d. 右クリックして、「グループを移動 (Move Group)」を選択する。「所有 者 (Owner)」列が「マシン B (Machine B)」に変わります。 8. マシン B の DB2 リソースをオンラインにする。 a. パーティション 0、パーティション 1、および DAS はマシン B 上にあ ります。これらは一度に 1 つずつオンラインに戻す必要があります。 これらのリソースをオンラインにするには、以下のようにします。 1) 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」ウィンドウの左側のウ ィンドウ・パネルから、 「グループ (Groups)」を選択する。 2) 「DB2 グループ 0 (DB2 Group 0)」を選択する。グループのリソース が右側のウィンドウ・パネルに表示されます。 * DB2 グループ 0 の DB2リソースには、パーティション 0 と DAS が含まれます。 3) 右側のウィンドウ・パネルでリソースの 1 つを右クリックし、 「オ ンラインにする (Bring Online)」を選択する。 * DB2 グループ 0 の各 DB2 リソースについて、上記のステップを 繰り返します。 4) 「DB2 グループ 1 (DB2 Group 1)」を選択する。グループのリソース が右側のウィンドウ・パネルに表示されます。 * DB2 グループ 1 の DB2 リソースには、パーティション 1 が含ま れます。 5) 右側のウィンドウ・パネルでリソース (パーティション 1) を右クリ ックし、 「オンラインにする (Bring Online)」を選択する。 9. マシン A のクラスター・サービスを停止する。 a. 「コンポーネント・サービス (Component Services)」ウィンドウで 「クラスター・サービス (Cluster Service)」を右クリックする。 b. 「停止」をクリックする。 10. DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をマシン A にダウン ロードしてインストールする。 注: * DB2 は依然としてマシン B で実行中であり、使用可能です。 * インストール・プロセスの一部として、コンピューターの再起動 が必要な場合があります。 * DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールす るために、サイレント・モードのインストール・プロセスを使用 することもできます。 11. マシン A でクラスター・サービスを開始します (インストールの際にコン ピューターの再起動が必要であり、「再起動タイプ (Restart Type)」が自 動に設定されている場合は、クラスター・サービスが開始済みであるため、 このステップを省略してください)。クラスター・サービスを開始するに は、以下のようにします。 a. 「コンポーネント・サービス (Component Services)」ウィンドウで 「クラスター・サービス (Cluster Service)」を右クリックする。 b. 「開始」をクリックする。 12. DB2 グループ 0 をマシン A に移動する。 a. 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」ウィンドウで「DB2 グル ープ 0 (DB2 Group 0)」をクリックする。 b. 右クリックして、「グループを移動 (Move Group)」を選択する。「所有 者 (Owner)」列が「マシン A (Machine A)」に変わります。 これで MSCS 環境が初期構成に戻ります。 13. ステップ 1 で自動フェイルバックをオフにした場合、これをオンにする必 要があります。 a. DB2 グループ 0 で自動フェイルバックを使用可能にするには、以下の ようにします。 1) 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」GUI で「DB2 グループ 0 (DB2 Group 0)」を右クリックする。 2) 「プロパティー」を選択する。「DB2 グループ 0 プロパティー (DB2 Group 0 Properties)」ウィンドウが表示されます。 3) 「フェイルバック (Failback)」タブで、 「フェイルバックを許可 (Allow failback)」ラジオ・ボタンを選択する。 4) 「OK」をクリックする。 b. DB2 グループ 1 で自動フェイルバックを使用可能にするには、以下の ようにします。 1) 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」ウィンドウで「DB2 グ ループ 1 (DB2 Group 1)」を右クリックする。 2) 「プロパティー」を選択する。「DB2 グループ 1 プロパティー (DB2 Group 1 Properties)」ウィンドウが表示されます。 3) 「フェイルバック (Failback)」タブで、 「フェイルバックを許可 (Allow failback)」ラジオ・ボタンを選択する。 4) 「OK」をクリックする。 1.4 インストール後 DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールした後、以 下のようにしてください。 * システム・カタログを更新します。 * DB2 Remote Command Service セキュリティー機能を使用可能にします。 * バインド・ファイルをバインドします。 フィックスパックの適用後に、アプリケーションの再コンパイルは必ずしも必 要ではありません。しかし、アプリケーション内でリンクしているファイルに 対する変更を活かすため、アプリケーションの再コンパイルをお勧めします。 1.4.1 システム・カタログの更新 最新のフィックスパックに特有の機能を使用したい場合、この作業は強く推奨 されています。最新のフィックスパックに特有の機能を使用する予定がなく、 以前のフィックスパックに戻ることにする可能性が高い場合は、db2updv8 を使 用しないでください。 DB2 Universal Database (UDB) バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 を インストールしてから、 db2updv8 コマンドを実行し、幾つかの組み込みルー チンを使用可能にして現行レベルをサポートするようシステム・カタログを更 新します。db2updv8 コマンドの実行は必須ではありませんが、このコマンドを 実行しないと、DB2 UDB バージョン 8.2 の一部の機能が動作しません。 db2updv8 コマンドを実行してシステム・カタログを現行のバージョン 8 レベ ルに更新した後、バージョン 8.1 に戻すことはできません。 db2updv8 コマンドについて詳しくは、 -h オプションを指定してこのコマンド を実行してください。技術情報に関しては、インフォメーション・センターで『 バージョン 8 の現行レベルへのデータベースの更新 コマンド』を検索してく ださい。 1.4.2 DB2 Remote Command Service セキュリティー機能の使用可能化 パーティション化されたDB2 サーバーをWindows 2000、Windows Server 2003、 または Windows XP にインストールした場合、データおよびリソースを保護す るために、DB2 Remote Command Service セキュリティー機能を使用可能にする 必要があります。より安全を期すためには、LocalSystem アカウントのコンテ キストでサービスを実行している場合はコンピューターを、ユーザーのログオ ン・コンテキストでサービスを実行している場合はユーザーの代行を、使用可 能にする必要があります。 DB2 Remote Command Service セキュリティー機能を使用可能にするには、次の ようにします。 1. ドメイン・コントローラーで「アクティブ・ディレクトリー・ユーザーおよ びコンピューター (Active Directory Users and Computers) 」ウィンドウ を開き、 「スタート」をクリックして、「プログラム」 -->「管理ツール (Administrative tools)」-->「アクティブ・ディレクトリー・ユーザーお よびコンピューター (Active Directory Users and Computers)」を選択す る。 2. 右側のウィンドウ・パネルで使用可能なコンピューターまたはユーザーを右 クリックし、「プロパティー (Properties)」を選択する。 3. 「一般 (General)」タブをクリックし、 「コンピューターの代行を許可 (Trust computer for delegation)」チェック・ボックスを選択する。ユー ザー設定の場合は、「アカウント (Account)」タブをクリックし、「アカウ ント・オプション (Account option)」グループの 「アカウントの代行を許 可 (Account is trusted for delegation)」チェック・ボックスをチェック します。「重要アカウントのため代行不可 (Account is sensitive and cannot be delegated)」ボックスがチェックされていないことを確認してく ださい。 4. 「OK」をクリックし、コンピューターまたは代行のユーザーを使用可能にす る。 使用可能にする必要があるコンピューターまたはユーザーに、この手順を繰り 返します。セキュリティーの変更を有効にするには、コンピューターを再起動 する必要があります。 1.4.2.1 DB2 Remote Command Service セキュリティー機能の使用不可化 DB2RCMD_LEGACY_MODE レジストリー変数を使用して、 DB2 Remote Command Service セキュリティー機能を使用不可にし、環境を以前に状態に戻すことが できます。 DB2 Remote Command Service セキュリティー機能を使用不可にするには、次の コマンドを入力します。 db2set DB2RCMD_LEGACY_MODE=ON 注: このレジストリー変数は、引き数としてブール値を指定する必要がありま す。YES、1、TRUE、および ON はすべて同等であり、NO、0、FALSE、お よび OFF も同等です。適切で同等の値はすべて指定できます。 1.4.3 バインド・ファイルのバインド インストール後は、すべてのデータベースに対して DB2 ユーティリティーをバ インドする必要があります。このステップは、修正を有効にするのに必要で す。バインドの手順は、データベースごとに一度だけ実行する必要がありま す。 1.4.3.1 DB2 UDB データベースへのバインド 修正の適用後、次のいずれかの一連のコマンドを実行する必要があります。 db2 terminate db2 CONNECT TO db2 BIND \BND\@db2ubind.lst BLOCKING ALL GRANT PUBLIC ACTION ADD db2 terminate あるいは、DB2 コマンド行で次のように入力します。 TERMINATE CONNECT TO BIND \BND\@db2ubind.lst BLOCKING ALL GRANT PUBLIC ACTION ADD TERMINATE はユーティリティーのバインド先のデータベースの名前、 は DB2 のインストール先のディレクトリーを示します。 db2ubind.lst と db2cli.lst には、DB2 UDB バージョン 8 で使用される必須のバインド・ファ イルのリストが含まれます。既にバインドされているパッケージは SQL0719 エ ラーを戻します。この事態は予期されています。 1.4.3.2 db2schema.bnd の既存のデータベースへのバインド サーバーへのインストールでは、既存のデータベースに対して別のバインド・ ファイルを追加バインドする必要があります。この要件は、クライアントには 適用されません。 手順 サーバーで db2schema.bnd をバインドするには、次のいずれかのコマンド・シ ーケンスを実行します。 コマンド・プロンプトで次のように入力します。 db2 terminate db2 CONNECT TO db2 BIND \BND\db2schema.bnd BLOCKING ALL GRANT PUBLIC sqlerror continue db2 terminate あるいは、DB2 コマンド行で次のように入力します。 TERMINATE CONNECT TO BIND \BND\db2schema.bnd BLOCKING ALL GRANT PUBLIC sqlerror continue TERMINATE はユーティリティーのバインド先のデータベースの名前を、 db2 bind \BND\db2dsproc.bnd blocking all grant public db2 bind \BND\db2stats.bnd blocking all grant public db2 terminate はフェデレーテッド・データベースの名前を、 は DB2 を インストールしたディレクトリーを示します。 BIND コマンドの構文およびオプションについては、「DB2 コマンド・リファレ ンス」を参照してください。 1.4.3.4 空間情報対応データベースのバインド 空間情報対応のデータベースがすでに存在する場合、DB2 フィックスパックま たはパッチをインストールした後、リスト・ファイル db2gse.lst をバインド する必要があります。 db2gse.lst ファイルには、DB2 Spatial Extender が提 供するストアード・プロシージャー用のバインド・ファイルの名前が含まれて います。 前提条件 db2gse.lst ファイルをバインドするには、以下のいずれかの権限が必要です。 * SYSADM または DBADM 権限 * スキーマに対する ALTERIN 特権 * パッケージに対する BIND 特権 手順 db2gse.lst ファイルをバインドするには、以下のようにします。 1. バインド・ファイルが格納されているインスタンス・ディレクトリーに移動 する。DB2 コマンド・ウィンドウをオープンして、次のコマンドを入力しま す。 cd %DB2PATH%\bnd 2. データベースに接続して、BIND コマンドを実行する。例えば、次のように 入力します。 db2 connect to db2 bind @db2gse.lst db2 terminate はデータベースの名前を示します。 BIND コマンドの構文およびオプションについては、「DB2 コマンド・リファレ ンス」を参照してください。 1.4.3.5 ホスト・データベースのバインド ホスト・データベースに接続する場合、新しいバインド・ファイルをホストに バインドする必要があります。 DB2 コマンド行プロセッサーを使用してホス ト・データベースに接続し、次のようにユーティリティーをバインドしてくだ さい。 HOST COMMAND ===== =================================================================== MVS BIND \BND\@ddcsmvs.lst BLOCKING ALL SQLERROR CONTINUE GRANT PUBLIC ACTION ADD VM BIND \BND\@ddcsvm.lst BLOCKING ALL SQLERROR CONTINUE GRANT PUBLIC ACTION ADD VSE BIND \BND\@ddcsvse.lst BLOCKING ALL SQLERROR CONTINUE GRANT PUBLIC ACTION ADD OS400 BIND \BND\@ddcs400.lst BLOCKING ALL SQLERROR CONTINUE GRANT PUBLIC ACTION ADD は DB2 をインストールしたディレクトリーを示します。 1.4.3.6 特定のバインド・ファイルのバインド 特定の .bnd ファイルのみをデータベースにバインドする場合、データベース ごとに次のコマンドを発行します。 db2 terminate db2 CONNECT TO db2 BIND \BND\ BLOCKING ALL GRANT PUBLIC sqlerror continue db2 terminate はバインド・ファイルの名前、 はデータベースの名前、 は DB2 をインストールしたディレクトリーを示します。 2.0 バージョン 8.2 からバージョン 8.1 へのデータベース・ディレクトリー・ ファイルの下位マイグレーション DB2 UDB バージョン 8.2 では、データベースのディレクトリー・ファイル構造 が変更され、データベース項目構造に 2 つの新しいフィールドが追加されまし た。バージョン 8.1 上にバージョン 8.2 をインストールした後、最初にデー タベース・ディレクトリー・ファイルが使用されるときに、それらは自動的に 移行されます。データベース・ディレクトリー・ファイルをバージョン 8.2 か らバージョン 8.1 に移行解除するには、移行されたすべてのデータベース・デ ィレクトリー・ファイルをバージョン 8.1 形式に変換する db2demigdbd が用 意されています。 db2demigdbd ツールに関する資料は、http://publib.boulder.ibm.com/ infocenter/db2help/topic/com.ibm.db2.udb.doc/core/r0011770.htm にありま す。 db2demigdbd ツールの詳細およびダウンロード方法については、 http://www.ibm.com/software/data/db2/support/db2_9/ の技術情報データベ ースで、「db2demigdbd tool」というキーワードを使用して検索してください。 3.0 既知の問題と解決策 以下のセクションでは、DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 を インストールする前に知っておくべき問題とその解決策について詳しく説明し ます。 3.1 既知の問題と解決策 (バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降) DB2 データベース製品の制限および既知の問題については、DB2 for Linux, UNIX and Windows 製品サポート Web サイト (http://www.ibm.com/software/data/db2/support/db2_9/) の技術情報および APAR に文書化されています。 問題が発見され、解決されると、それらのリソースは更新されます。知識ベー スを検索することにより、問題の回避策または解決方法を素早く見つけること ができます。以下のリンクにより、技術情報および APAR のカスタマイズされ た照会が立ち上がります。 * DB2 UDB バージョン 8 のすべての技術情報を表示する: http://www.ibm.com/support/search.wss?rs=71+56&dc=DB520+D600&dtm&atrn1=SWVersion&atrv1=8&tc=SSEPGG+SSEPDU * DB2 UDB バージョン 8 のすべての APAR を表示する: http://www.ibm.com/support/search.wss?rs=71+56&apar=only&tc=SSEPGG&atrn=SWVersion&atrv=8*&atrn1=&atrv1=&atrwcs=on&lang=all&dr=all&r=10&cc=us 独自の照会を作成する場合は、IBM ソフトウェア・サポート Web サイト (http://www.ibm.com/support/advsrch.wss) の拡張検索ページにアクセスして ください。 3.2 既知の問題と解決策 (バージョン 8.2 フィックスパック 4 より前) 3.2.1 フィックスパック・レベルと新製品のインストール 同じコンピューターに複数の DB2 製品をインストールしている場合、既存のす べての DB2 製品を同じフィックスパック・レベルに更新する必要があります。 詳細については、バージョン 8.2 フィックスパック 3 (バージョン 8.1 フィ ックスパック 10 と同等) リリース情報の『互換性の問題』を参照してくださ い。 3.2.2 DB2 UDB Workgroup Server Edition および DB2 UDB Express Edition か らのホスト・システムへの接続は禁止 以前は、DB2 Universal Database Workgroup Server Edition および DB2 Universal Database Express Edition からホスト・システムへ接続することが できましたが、バージョン 8.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 7) 以降で は、この接続は許可されません。 バージョン 8.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 7) より前のバージョンで は、DB2 Workgroup Server Edition または DB2 Express Edition がインスト ールされている場合、JCC Universal Driver ファイル、 db2jcc_license_cisuz.jar が \sqllib\java に含まれていました。JCC Universal Driver は、ホスト接続を開始する前にユーザー・ライセンスの確認 を行いませんでした。 バージョン 8.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 7) 以降は、ホスト接続を 開始する機能は使用できません。この変更は、以下のバージョン 8.2 製品に適 用されます。 * DB2 UDB Express Edition * DB2 UDB Express Edition CPU オプション * DB2 UDB Workgroup Server Edition * DB2 UDB Workgroup Server Unlimited Edition 4.0 ヘルプの表示方法 DB2 お客様サービスへの電話でのお問い合わせ番号は次のとおりです。 * カナダまたはアメリカ合衆国の場合、1-800-IBM-SERV (426-7378) * その他の地域の場合、各国または地域の IBM オフィスに関する情報につい ては、http://www.ibm.com/planetwide の「Directory of worldwide contacts」(英語) を参照してください。 DB2 製品関連の質問を扱うメインの Usenet ニュースグループは comp.databases.ibm-db2 です。 製品の変更に関する追加情報については、以下の製品リリース・ノートを確認 してください。 DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストー ルしなくても、 DB2 サポート Web サイトで最新のリリース・ノートを参照で きます。 * http://www.ibm.com/software/data/db2/support/db2_9/ DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 CD の /doc/%L /db2ir/index.htm からリリース・ノートを直接参照できます (%L はロケール 名)。 Websphere Federation Server リリース・ノートは http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=3170&context=SS2K5T&uid=swg27007246 にあります。 4.1 フィックスパック・インストール・イメージのダウンロード先 DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 を、DB2 製品サポート Web サイト (http://www.ibm.com/software/data/db2/support/db2_9/) からダウン ロードすることができます。 特に、Web サイトのダウンロード・セクションの "Fixes by version" (バージ ョン別の修正) 文書を参照してください。必ずご使用のオペレーティング・シス テムに該当するフィックスパックを選択してください。ほとんどの場合、FTP フ ォルダーに直接アクセスすることを選択するか、または Download Director と いう Java(TM) アプレットを使用してファイルをダウンロードすることができま す。 5.0 参照情報 次の参照情報が利用可能です。 * DB2 クライアントでサポートされる言語 * オペレーティング・システム別のサポート製品およびコンポーネント * 言語 ID * DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 コマンド行パラメーター 5.1 製品の省略名 以下の製品の省略名を使って、ディレクトリーの検索または圧縮解除するファ イルを識別します。 ADMCL DB2 Administration Client ADCL DB2 Application Development Client CONEE DB2 Connect(TM) Enterprise Edition、DB2 Connect Unlimited Edition、または DB2 Connect Application Server Edition CONPE DB2 Connect Personal Edition CUBE DB2 Cube Views(TM) DLM DB2 Data Links Manager ESE DB2 UDB Enterprise Server Edition EXP DB2 UDB Express Edition、または DB2 UDB Express Edition プロセ ッサー・オプション IINW DB2 Information Integrator Nonrelational Wrappers IIRW DB2 Information Integrator Relational Wrappers PE DB2 UDB Personal Edition QP DB2 Query Patroller RTCL DB2 Run-Time Client GSE DB2 Spatial Extender WM DB2 Warehouse Manager WSE DB2 UDB Workgroup Server Edition または DB2 UDB Workgroup Server Unlimited Edition 5.2 FTP サイトから入手可能な DB2 クライアント用のサポート言語 次の表は、FTP サイトから入手可能な、 DB2 クライアント用にサポートされる 言語を示しています。 +--------------+-------------------+---------------------+------------+ | オペレーティ | DB2 | DB2 Application | DB2 | | ング・システ | Administration | Development Client | Run-Time | | ム | Client | | Client | +--------------+-------------------+---------------------+------------+ | AIX(R) 4.3.3 | * SBCS1 (英語、 | * SBCS1 (英語、フ | サポートさ | | (32 ビット) | フランス語、ドイ | ランス語、ドイツ | れる言語は | | | ツ語、およびイタ | 語、およびイタリア | すべて 1 | | | リア語) | 語) | つの tar | | | * SBCS2 (英語、 | * SBCS2 (英語、ブ | ファイルに | | | ブラジル・ポルト | ラジル・ポルトガル | 収められて | | | ガル語、およびス | 語、およびスペイン | います | | | ペイン語) | 語) | | | | * NORDIC (英語、 | * NORDIC (英語、デ | | | | デンマーク語、フ | ンマーク語、フィン | | | | ィンランド語、ノ | ランド語、ノルウェ | | | | ルウェー語、およ | ー語、およびスウェ | | | | びスウェーデン語) | ーデン語) | | | | * DBCS (英語、日 | * DBCS (英語、日本 | | | | 本語、韓国語、中 | 語、韓国語、中国語 | | | | 国語 (簡体字)、お | (簡体字)、および中 | | | | よび中国語 (繁体 | 国語 (繁体字)) | | | | 字)) | | | +--------------+-------------------+---------------------+------------+ | AIX 5L(TM) | * SBCS (英語、ブ | * SBCS (英語、ブラ | サポートさ | | (32 ビットお | ラジル・ポルトガ | ジル・ポルトガル | れる言語は | | よび 64 ビッ | ル語、デンマーク | 語、デンマーク語、 | すべて 1 | | ト) | 語、フィンランド | フィンランド語、フ | つの tar | | | 語、フランス語、 | ランス語、ドイツ | ファイルに | | | ドイツ語、イタリ | 語、イタリア語、ノ | 収められて | | | ア語、ノルウェー | ルウェー語、スペイ | います | | | 語、スペイン語、 | ン語、 およびスウェ | | | | およびスウェーデ | ーデン語) | | | | ン語) | * DBCS (英語、日本 | | | | * DBCS (英語、日 | 語、韓国語、中国語 | | | | 本語、韓国語、中 | (簡体字)、および中 | | | | 国語 (簡体字)、お | 国語 (繁体字)) | | | | よび中国語 (繁体 | | | | | 字)) | | | +--------------+-------------------+---------------------+------------+ | HP-UX 11i | サポートされる言 | サポートされる言語 | サポートさ | | (PA-RISC) お | 語はすべて 1 つの | はすべて 1 つの tar | れる言語は | | よび HP-UX | tar ファイルに収 | ファイルに収められ | すべて 1 | | 11i v2 | められています | ています | つの tar | | (IA64) (32 | | | ファイルに | | ビットおよび | | | 収められて | | 64 ビット) | | | います | +--------------+-------------------+---------------------+------------+ | Linux | サポートされる言 | サポートされる言語 | サポートさ | | | 語はすべて 1 つの | はすべて 1 つの tar | れる言語は | | | tar ファイルに収 | ファイルに収められ | すべて 1 | | | められています | ています | つの tar | | | | | ファイルに | | | | | 収められて | | | | | います | +--------------+-------------------+---------------------+------------+ | Solaris オペ | サポートされる言 | サポートされる言語 | サポートさ | | レーティング | 語はすべて 1 つの | はすべて 1 つの tar | れる言語は | | 環境 | tar ファイルに収 | ファイルに収められ | すべて 1 | | | められています | ています | つの tar | | | | | ファイルに | | | | | 収められて | | | | | います | +--------------+-------------------+---------------------+------------+ | Windows | サポートされる言 | サポートされる言語 | サポートさ | | | 語はすべて 1 つの | はすべて 1 つの自己 | れる言語は | | | 自己解凍型 zip フ | 解凍型 zip ファイル | すべて 1 | | | ァイルに収められ | に収められています | つの自己解 | | | ています | | 凍型 zip | | | | | ファイルに | | | | | 収められて | | | | | います | +--------------+-------------------+---------------------+------------+ 5.3 オペレーティング・システム別のサポート製品およびコンポーネント Windows 98、Windows ME および Windows NT(R) での DB2 製品のサポートは、 DB2 UDB バージョン 8.1 のサービスが休止されるまで続きます。 DB2 製品の 既存インストールおよび新規インストールの場合は、最新のバージョンの Windows オペレーティング・システム (Windows 2003 など) にアップグレード することをお勧めします。 以下に、各 Windows オペレーティング・システムがサポートする製品およびコ ンポーネントをリストします。 Windows XP 32 ビット * DB2 Administration Client バージョン 8 * DB2 Application Development Client バージョン 8 * DB2 Connect Personal Edition バージョン 8 * DB2 Cube Views バージョン 8 * DB2 インフォメーション・センター バージョン 8 * DB2 PDF ドキュメンテーション バージョン 8 * DB2 Query Patroller バージョン 8 * DB2 Run-Time Client バージョン 8 * DB2 Run-Time Client Lite バージョン 8 * DB2 Spatial Extender バージョン 8 * DB2 UDB Express バージョン 8 * DB2 UDB Personal Edition バージョン 8 * DB2 UDB Workgroup Server Edition バージョン 8 * DB2 UDB Workgroup Server Unlimited Edition バージョン 8 * DB2 Warehouse Manager バージョン 8 Windows XP 64 ビット * DB2 Administration Client バージョン 8 * DB2 Application Development Client バージョン 8 * DB2 Connect Personal Edition バージョン 8 * DB2 インフォメーション・センター バージョン 8 * DB2 PDF ドキュメンテーション バージョン 8 * DB2 Query Patroller バージョン 8 * DB2 Run-Time Client バージョン 8 * DB2 Spatial Extender バージョン 8 * DB2 UDB Express Edition バージョン 8 * DB2 UDB Personal Edition バージョン 8 * DB2 UDB Workgroup Server Edition バージョン 8 * DB2 UDB Workgroup Server Unlimited Edition バージョン 8 Windows 2000 * DB2 Administration Client バージョン 8 * DB2 Application Development Client バージョン 8 * DB2 Connect Application Server Edition バージョン 8 * DB2 Connect Enterprise Edition バージョン 8 * DB2 Connect Personal Edition バージョン 8 * DB2 Connect Unlimited Edition バージョン 8 * DB2 Connect for iSeries(TM) バージョン 8 * DB2 Cube Views バージョン 8 * DB2 Data Links Manager バージョン 8 * DB2 インフォメーション・センター バージョン 8 * DB2 PDF ドキュメンテーション バージョン 8 * DB2 Query Patroller バージョン 8 * DB2 Run-Time Client バージョン 8 * DB2 Run-Time Client Lite バージョン 8 * DB2 Spatial Extender バージョン 8 * DB2 UDB Enterprise Server Edition バージョン 8 * DB2 UDB Express バージョン 8 * DB2 UDB Personal Edition バージョン 8 * DB2 UDB Workgroup Server Edition バージョン 8 * DB2 UDB Workgroup Server Unlimited Edition バージョン 8 * DB2 Warehouse Manager バージョン 8 Windows Server 2003 32 ビット * DB2 Administration Client バージョン 8 * DB2 Application Development Client バージョン 8 * DB2 Connect Application Server Edition バージョン 8 * DB2 Connect Enterprise Edition バージョン 8 * DB2 Connect Personal Edition バージョン 8 * DB2 Connect Unlimited Edition バージョン 8 * DB2 Connect for iSeries バージョン 8 * DB2 Cube Views バージョン 8 * DB2 インフォメーション・センター バージョン 8 * DB2 PDF ドキュメンテーション バージョン 8 * DB2 Query Patroller バージョン 8 * DB2 Run-Time Client バージョン 8 * DB2 Run-Time Client Lite バージョン 8 * DB2 Spatial Extender バージョン 8 * DB2 UDB Enterprise Server Edition バージョン 8 * DB2 UDB Express バージョン 8 * DB2 UDB Personal Edition バージョン 8 * DB2 UDB Workgroup Server Edition バージョン 8 * DB2 UDB Workgroup Server Unlimited Edition バージョン 8 * DB2 Warehouse Manager バージョン 8 Windows Server 2003 64 ビット * DB2 Administration Client バージョン 8 * DB2 Application Development Client バージョン 8 * DB2 Connect Application Server Edition バージョン 8 * DB2 Connect Enterprise Edition バージョン 8 * DB2 Connect Personal Edition バージョン 8 * DB2 Connect Unlimited Edition バージョン 8 * DB2 Connect for iSeries バージョン 8 * DB2 インフォメーション・センター バージョン 8 * DB2 Query Patroller バージョン 8 * DB2 PDF ドキュメンテーション バージョン 8 * DB2 Run-Time Client バージョン 8 * DB2 Spatial Extender バージョン 8 * DB2 UDB Enterprise Server Edition バージョン 8 * DB2 UDB Express Edition バージョン 8 * DB2 UDB Personal Edition バージョン 8 * DB2 UDB Workgroup Server Edition バージョン 8 * DB2 UDB Workgroup Server Unlimited Edition バージョン 8 5.4 DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 コマンド行パラメータ ー 5.4.1 setup コマンドのオプション setup コマンドは、フィックスパック・インストール・イメージを圧縮解除し た後に実行します。オプションは次のとおりです。 -c このパラメーターは、インストール開始後に setup.exe を即時に 終了します。このオプションを選択すると、setup.exe の終了コード をモニターするときに、インストールの戻りコードが使用不可になり ます。 -f このパラメーターは、インストール開始前にすべての DB2 プロセス を強制的に停止します。 -i インストールを実行する際の言語を示す 2 文字の言語コードを示し ます。言語のリストについては、『言語 ID』セクションを参照して ください。 -l このパラメーターは、インストールのログ・ファイルを示します。デ フォルトは My Documents\DB2LOG\db2wi.log です。 -m このパラメーターは -u オプションと共に使用して、インストール時 の進行ダイアログを表示します。入力のためのプロンプトは示されま せん。 -p このパラメーターは、製品のインストール・パスを変更します。この オプションを指定すると、応答ファイルに指定されているインストー ル・パスがオーバーライドされます。 -t 詳細な診断情報のキャプチャー時に使用するトレース・ファイルの場 所を示します。 -u 使用する応答ファイルのパスとファイル名です。 -?, -h このパラメーターは、使用状況についての情報を生成します。 5.4.2 言語 ID ご使用のコンピューターで、デフォルト言語以外の言語で DB2 コマンドを実行 する場合は、言語 ID を指定します。 インストールを実行するプラットフォー ム上で、その言語が使用可能になっている必要があります。 表 2. 言語 ID +-----------------------------------+---------------------------------+ | 言語 | 言語 ID | +-----------------------------------+---------------------------------+ | アラビア語 | ar | +-----------------------------------+---------------------------------+ | ブラジル・ポルトガル語 | br | +-----------------------------------+---------------------------------+ | ブルガリア語 | bg | +-----------------------------------+---------------------------------+ | 中国語 (簡体字) | cn | +-----------------------------------+---------------------------------+ | 中国語 (繁体字) | tw | +-----------------------------------+---------------------------------+ | クロアチア語 | hr | +-----------------------------------+---------------------------------+ | チェコ語 | cz | +-----------------------------------+---------------------------------+ | デンマーク語 | dk | +-----------------------------------+---------------------------------+ | オランダ語 | nl | +-----------------------------------+---------------------------------+ | 英語 | en | +-----------------------------------+---------------------------------+ | フィンランド語 | fi | +-----------------------------------+---------------------------------+ | フランス語 | fr | +-----------------------------------+---------------------------------+ | ドイツ語 | de | +-----------------------------------+---------------------------------+ | ギリシャ語 | el | +-----------------------------------+---------------------------------+ | ヘブライ語 | iw | +-----------------------------------+---------------------------------+ | ハンガリー語 | hu | +-----------------------------------+---------------------------------+ | イタリア語 | it | +-----------------------------------+---------------------------------+ | 日本語 | jp | +-----------------------------------+---------------------------------+ | 韓国語 | kr | +-----------------------------------+---------------------------------+ | ノルウェー語 | no | +-----------------------------------+---------------------------------+ | ポーランド語 | pl | +-----------------------------------+---------------------------------+ | ポルトガル語 | pt | +-----------------------------------+---------------------------------+ | ルーマニア語 | ro | +-----------------------------------+---------------------------------+ | ロシア語 | ru | +-----------------------------------+---------------------------------+ | スロバキア語 | sk | +-----------------------------------+---------------------------------+ | スロベニア語 | sl | +-----------------------------------+---------------------------------+ | スペイン語 | es | +-----------------------------------+---------------------------------+ | スウェーデン語 | se | +-----------------------------------+---------------------------------+ | トルコ語 | tr | +-----------------------------------+---------------------------------+ 6.0 特記事項 本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない 場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、 日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、ま たはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービス のみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、 IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、 またはサービスを使用することができます。ただし、IBM 以外の製品とプログ ラムの操作またはサービスの評価および検証は、お客様の責任で行っていただ きます。 IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権につ いて実施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についての お問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。 〒106-8711 東京都港区六本木 3-2-12 日本アイ・ビー・エム株式会社 法務・知的財産 知的財産権ライセンス渉外 以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状 態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責 任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国ま たは地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場 合、強行規定の制限を受けるものとします。 この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定 期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なし に、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良ま たは変更を行うことがあります。 本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜 のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではあ りません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部では ありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。 IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負う ことのない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるも のとします。 本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他 のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、および (ii) 交換 された情報の相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する 情報を必要とする方は、下記に連絡してください。 IBM Canada Limited Office of the Lab Director 8200 Warden Avenue Markham, Ontario L6G 1C7 CANADA 本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することがで きますが、有償の場合もあります。 本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料 は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、ま たはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。 この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定さ れたものです。そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があ ります。一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、 その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありませ ん。さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。実際の結果 は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータ を確かめる必要があります。 IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他 の公に利用可能なソースから入手したものです。 IBM は、それらの製品のテス トは行っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、また はその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質 問は、それらの製品の供給者にお願いします。 IBM の将来の方向または意向に関する記述については、予告なしに変更または 撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。 本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。 より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるい は製品などの名前が含まれている場合があります。これらの名称はすべて架空 のものであり、名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶 然にすぎません。 著作権使用許諾: 本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手 法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載さ れています。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティン グ・プラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェー スに準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的 として、いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製 し、改変し、配布することができます。このサンプル・プログラムは、あらゆ る条件下における完全なテストを経ていません。従って IBM は、これらのサン プル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性があることをほのめ かしたり、保証することはできません。 それぞれの複製物、サンプル・プログラムのいかなる部分、またはすべての派 生した創作物には、次のように、著作権表示を入れていただく必要があります。 (C) (お客様の会社名) (西暦年). このコードの一部は、IBM Corp. のサンプル ・プログラムから取られています。 (C) Copyright IBM Corp. _年を入れる_. All rights reserved. IBM、DB2、Universal Database、S/390 は、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における商標です。 Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標で す。 UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。 他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。 ------------------------------------------------------------------------------- * を付けたものは、IBM Corporation の商標です。 ** を付けたものは、それぞれ各社の商標です。 ------------------------------------------------------------------------------- ******************************************************************************* ** ** (c) COPYRIGHT INTERNATIONAL BUSINESS MACHINES CORPORATION 1999, 2007. ** ALL RIGHTS RESERVED. ** *******************************************************************************