以下のストアード・プロシージャーに関する override パラメーターの説明が変更されました。
更新された内容は次のとおりです。
パラメーター | 説明 | IN/OUTパラメーター |
---|---|---|
override | DAD ファイル内の条件をオーバーライドします。
入力値は overrideType に応じて次のとおりです。
|
IN |
分解では RDB_node マッピングを使って、 エレメントと属性値を抽出し、表の行へ格納することによって XML 文書を DB2 UDB 表に分解する方法を指定します。 各 XML 文書の値は、1 つ以上の DB2 UDB 表に保管されます。 どの表にも、各文書から分解した最大 10240 行までを入れることができます。
たとえば、XML 文書を 5 つの表に分解する場合、 その 5 つの表のおのおのに、該当する文書中の 10240 行までを入れることができます。 複数の文書用の行をもつ表でも、各文書につき 10240 行までを入れることができます。
複数回出現エレメント (XML 構造内で複数回出現する可能性のある ロケーション・パスをもつエレメント) を使うと、行数が影響を受けます。 たとえば、20 回出現するエレメント <Part> の入った文書は、表内で 20 行に分解されることがあります。 複数回出現するエレメントを使用するときは、1 つの文書から 1 つの表への分解は、 最大 10240 行であることを考慮してください。
1MB を超える文書を分解するのに、ストアード・プロシージャー dxxShredXML を除去して再作成する必要はありません。1MB を超える文書を分解するには、100MB までの文書を断片化できるストアード・プロシージャー dxxShredXML100MB を呼び出します。dxxShredXML100MB は大規模な文書を処理できますが、ストアード・プロシージャーが正常に完了できるように、他のリソースを増やす必要があります。サンプル・プログラム dxxshrd を使用してストアード・プロシージャーを呼び出すには、新規の "-large" フラグを使用します。例えば、次のようにします。
dxxshrd -large mydb xxx.xml
使用する DB2 Universal Database(TM) のバージョンがバージョン 8 フィックスパック 6 以前の場合は、新規のストアード・プロシージャーを実行するために、dxxMigv を実行して XML Extender を現行レベルに移行する必要があります。
MQ XML ユーザー定義関数 (UDF) は、構成し、使用可能にしてからでなければ使用できません。
インフォメーション・センターまたは「IBM(R) DB2(R) Information Integrator アプリケーション開発者向けガイド」の『DB2 WebSphere(R) MQ 機能のインストール』のトピックの手順に従って UDF をインストールします。
XML Extender によって MQ XML UDF を構成し、使用可能にするには、以下のようにします。
db2 connect to <database>
db2 bind @dbxxbind.lst
db2 bind mqxml.bnd
db2 bind @db2cli.lst
DB2 XML Extender は、大きい文書を一時ファイルに入れて、処理中に大量のメモリーを使用しないようにすることができます。大容量の物理メモリーを備えたシステムでは、文書を一時ファイルに移動しなくても済むため、入出力アクティビティー量が減ります。環境変数 DB2DXX_MIN_TMPFILE_SIZE は、指定の値よりも小さい文書の処理では、一時ファイルではなくメモリー・バッファーを使用するように XML Extender に指示します。この変数は、サーバーでのみ使用できます。パーティション化された環境に複数の物理ノードが関与している場合、各コンピューターにインストールされているメモリー容量を正確に反映するように、この変数をノードごとに別々に設定することができます。 この環境変数を設定しないと、128KB よりも大きい文書は処理中に自動的に一時ファイルに入れられます。128KB よりも小さい文書はメモリー内で処理されます。
ユーザー定義タイプ (UDT) DB2XML.XMLVarchar は、32KB まで再定義できます。XMLVarchar UDT のサイズを変更するには、データベースを XML Extender に対して使用可能にする前に、UDT を作成してください。
詳しくは、「DB2 XML Extender 管理およびプログラミングのガイド」を参照してください。
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