1MB を超える文書を分解するのに、ストアード・プロシージャー dxxShredXML を除去して再作成する必要はありません。1MB を超える文書を分解するには、100MB までの文書を断片化できるストアード・プロシージャー dxxShredXML100MB を呼び出します。dxxShredXML100MB は大規模な文書を処理できますが、ストアード・プロシージャーが正常に完了できるように、他のリソースを増やす必要があります。サンプル・プログラム dxxshrd を使用してストアード・プロシージャーを呼び出すには、新規の「-large」フラグを使用します。例えば、次のようにします。
8dxxshrd -large mydb xxx.xml8
使用する DB2 Universal Database(TM) のバージョンがバージョン 8 フィックスパック 6 以前の場合は、新規のストアード・プロシージャーを実行するために、dxxMigv を実行して XML Extender を現行レベルに移行する必要があります。
7 7 7MQ XML ユーザー定義関数 (UDF) は、構成し、使用可能にしてからでなければ使用できません。
7インフォメーション・センターまたは「IBM(R) DB2(R) Information Integrator アプリケーション開発者向けガイド」の『DB2 WebSphere(R) MQ 機能のインストール』のトピックの手順に従って UDF をインストールします。
XML Extender によって MQ XML UDF を構成し、使用可能にするには、以下のようにします。
7db2 connect to <database>
db2 bind @dbxxbind.lst
db2 bind mqxml.bnd
db2 bind @db2cli.lst
DB2 XML Extender は、大きい文書を一時ファイルに入れて、処理中に大量のメモリーを使用しないようにすることができます。大容量の物理メモリーを備えたシステムでは、文書を一時ファイルに移動しなくても済むため、入出力アクティビティー量が減ります。環境変数 DB2DXX_MIN_TMPFILE_SIZE は、指定の値よりも小さい文書の処理では、一時ファイルではなくメモリー・バッファーを使用するように XML Extender に指示します。この変数は、サーバーでのみ使用できます。パーティション化された環境に複数の物理ノードが関与している場合、各コンピューターにインストールされているメモリー容量を正確に反映するように、この変数をノードごとに別々に設定することができます。 7この環境変数を設定しないと、128KB よりも大きい文書は処理中に自動的に一時ファイルに入れられます。128KB よりも小さい文書はメモリー内で処理されます。
7 7 7ユーザー定義タイプ (UDT) DB2XML.XMLVarchar は、32KB まで再定義できます。XMLVarchar UDT のサイズを変更するには、データベースを XML Extender に対して使用可能にする前に、UDT を作成してください。
7詳しくは、「DB2 XML Extender 管理およびプログラミングのガイド」を参照してください。
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