データウェアハウス・センター

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AIX および Solaris オペレーティング・システム上でウェアハウス・クライアント環境をセットアップする

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AIX および Solaris オペレーティング・システムでは、ウェアハウス・クライアントの実行前に、ロケールを正しく設定することが必要です。

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ロケールを設定するには、コマンド行から以下のコマンドを入力します。export LC_ALL=<locale>

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以下の例に注目してください。export LC_ALL=Ja_JP (Ja_JP はローカル・ロケール)

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環境変数が設定されないと、GUI アプリケーションが正しく実行しない可能性があり、その結果 Java エラーが出されることがあります。

ウェアハウス・トランスフォーマーをインストールする前のデータベース・マネージャー構成の更新

DB2 Warehouse Manager Standard Edition インストール・ガイド」バージョン 8.2 の『ウェアハウス・トランスフォーマーをインストールする前のデータベース・マネージャー構成の更新』の項では、SDK パス・パラメーターを更新するよう誤った指示が記載されていました。 JDK パス・パラメーターを更新する必要があります。

ウェアハウス・トランスフォーマーをインストールする前に、DB2 コマンド行プロセッサーを使用して、 ターゲット DB2 インスタンス用のデータベース・マネージャー構成を更新します。

手順

ウェアハウス・トランスフォーマーをインストールする前に、データベース・マネージャー構成を更新するには、 次のようにします。

  1. JDK パス・パラメーター (JDK_PATH) を、JDK がインストールされているサブディレクトリーに設定します。
    UPDATE DATABASE MANAGER CONFIGURATION USING JDK_PATH path
    
    ここで、path は、JDK がインストールされているサブディレクトリーです。
    注:
    JDK_path 内に bin ディレクトリーを入れないでください。 トランスフォーマーをインストール済みの DB2 Universal Database バージョン 7.2 (またはこれ以前) ターゲットを使用する場合は、JDK_PATH ではなく、JDK11_PATH を更新する必要があります。
  2. Java 仮想マシン・ヒープ・サイズ・パラメーター (JAVA_HEAP_SZ) を 4096 に設定します。
    UPDATE DATABASE MANAGER CONFIGURATION USING JAVA_HEAP_SZ 4096
    

データウェアハウス・センターへの VW_NETRC 環境変数の追加 (UNIX)

データウェアハウス・センターのバージョン 8.2 フィックスパック 10 (バージョン 8.1 フィックスパック 3 に相当) 以降、Linux 上の場合を除き、UNIX オペレーティング・システム上で VW_NETRC 環境変数を設定できるようになりました。 VW_NETRC 環境変数をオフに設定すると、.netrc ファイルを手動で保守することができます。 .netrc ファイルの正しい形式に関する詳細は、オペレーティング・システムの資料を参照してください。

複数の FTP ユーザー定義プログラムを並行して実行すると、.netrc ファイルが壊れることがあります。 FTP ユーザー定義プログラムのステップを並行して実行したい場合には、VW_NETRC 環境変数をオフ (VW_NETRC=OFF) に設定することができます。 この環境変数を、リモート・エージェント用のエージェント・デーモン・プロファイルと、デフォルト・エージェントまたはローカル・エージェント用の IWH.environment ファイルに追加します。

DB2 データウェアハウス・センターは Unicode 形式データベースが必要

DB2 Universal Database(TM) バージョン 8.1 フィックスパック 7 以降をインストールした後、 ウェアハウス・コントロール・データベース管理ツールを実行し、Unicode 形式の新しいウェアハウス・コントロール・データベースを作成する必要があります。

前提条件

既存のウェアハウス・コントロール・データベースのコピーを作成して保管するには、このコピーを保管するためのディスク・スペースに加え、このウェアハウス・コントロール・データベースが一時ファイルを 保管するために必要なスペースの 2 倍のスペースがワークステーションに必要です。例えば、既存のウェアハウス・コントロール・データベースが 10 MB の場合、合計 30 MB のディスク・スペースが既存のウェアハウス・コントロール・データベースと同じインスタンスになければなりません。

手順

Unicode 形式で新規ウェアハウス制御データベースを作成するには、次のステップに従います。

  1. ウェアハウス・コントロール・データベース管理ツールを実行します。
    • Windows の場合: 「開始」をクリックし、「プログラム」-> 「IBM(R) DB2(R)」->「セットアップ・ツール (Set up Tools)」->「ウェアハウス・コントロール・データベース管理 (Warehouse Control Database Management)」を選択します。
    • AIX の場合: db2wcdbm スクリプトを実行します。
  2. 既存のウェアハウス・コントロール・データベース名を入力します。 次に、新しいウェアハウス・コントロール・データベース名を 入力するプロンプトが出されます。 これにより、新しい Unicode 形式のウェアハウス・コントロール・データベースが作成されます。

DB2 ウェアハウス・ソースとウェアハウス・ターゲットの定義

以下の更新が、データウェアハウス・センターの 2 つのトピックに影響します。

デフォルトでは、ウェアハウス・ソースまたはウェアハウス・ターゲットを定義する場合、戻される表の数は 250 です。ただし、新規の環境変数 VWS_MAX_TABLELIST を使用して、戻される表の数を設定できます。 戻すことのできる表の最大数は 40 000 です。この数は、リスト内の表名のサイズによっては、少ないことがあります。40 000 よりもかなり少ない数を指定することをお勧めします。

ビジネス・インテリジェンス・チュートリアルの更新

DWCTBC データベースと TBC_MD データベースが ODBC に登録されていることの確認

バージョン 8 では、チュートリアルで使用される TBC_MD である制御データベースは、 システム ODBC データ・ソースである必要はありません。 ただし、ターゲット・データベースまたはデータベース・ソース DWCTBC は、 システム ODBC データ・ソースでなければなりません。

「ウェアハウス・ソースの定義」ノートブックのオープン

「チュートリアル・リレーショナル・ソース (Tutorial Relational Source)」の「ウェアハウス・ソースの定義」ノートブックをオープンする手順が変更されました。

手順

「チュートリアル・リレーショナル・ソース (Tutorial Relational Source)」の「ウェアハウス・ソースの定義」ノートブックをオープンするには、 次のようにします。

  1. 「データウェアハウス・センター」ウィンドウから、「ウェアハウス・ソース」フォルダーを右マウス・ボタンでクリックします。
  2. 「定義」-->「ODBC」--> 「DB2」--> 「DB2 ファミリー」をクリックします。

「ウェアハウス・ソースの定義」ノートブックがオープンします。

「ウェアハウス・ターゲットの定義」ノートブックのオープン

「ウェアハウス・ターゲットの定義」ノートブックをオープンする手順が変更されました。

手順

「ウェアハウス・ターゲットの定義」ノートブックを開くには、以下のようにします。

  1. 「データウェアハウス・センター」ウィンドウから、「ウェアハウス・ターゲット」フォルダーを右マウス・ボタンでクリックします。
  2. 「定義」-->「ODBC」--> 「DB2」--> 「DB2 ファミリー」をクリックします。

「ウェアハウス・ターゲットの定義」ノートブックがオープンします。

ウェアハウス・ログ・ファイルのパージ限度の設定

ログ・ファイルには、指定のカウント限度に達するまでレコードが記録されます。 デフォルトのカウント限度は 1000 個のレコードです。 通常、ジョブの実行ごとに 12 から 15 個のログ・レコードが作成されます。 各自のニーズにあった数を限度として設定するには、 「ウェアハウス・プロパティー」ページの「サーバー」タブ上の「合計レコード数が等しくなったときにログを除去する」フィールドを更新します。

CURSOR ロードに対するデータウェアハウス・センターのサポート

DB2 Universal Database ロード・ステップでは、ビューまたは表をステップへのソースとして使用できるようになりました。 その結果が LOAD FROM CURSOR です。

CURSOR ロード用のウィザードで列をマップするために、 「入力ファイルで検出された列位置を基に列をマップ」ラジオ・ボタンを選択しておく必要があります。

Unicode ウェアハウス・コントロール・データベースの移行および制限

バージョン 8.2 のデータウェアハウス・センター以降、ウェアハウス・コントロール・データベースは Unicode データベースでなければならなくなりました。Unicode ウェアハウス・コントロール・データベースが、バージョン 8.2 以前のデータウェアハウス・センターである場合にも、「ウェアハウス・コントロール・データベース管理」ツールを使用して、新しい Unicode コントロール・データベースを作成する必要があります。

バージョン 8.2 以前のバージョンのデータウェアハウス・センターのウェアハウス・コントロール・データベースを移行する場合は、「ウェアハウス・コントロール・データベース管理」ツールは db2move コマンドを実行して、データを新しい Unicode コントロール・データベースに移動します。このプロセス中は、db2move コマンド進行を示すウィンドウが表示されます。この移行は、一度のみ行われます。

データウェアハウス・センターは、Sybase サーバー上で Unicode をサポートしません。

「変更日時」列の日付形式の変更

「データウェアハウス・センター」メインウィンドウの詳細ビューで、「変更日時」列の日付形式が更新されました。 「変更日付」列の日付は実際のロケールに対応する形式で表示され、時刻も含まれます。 この日付形式の変更により、「変更日付」列でのオブジェクトのソートが正しく機能するようになります。 この更新は、「Navigator」および「詳細」ビューに表示されるデータウェアハウス・センター・オブジェクトのほとんどのリストに適用されます。例えば、以下のようなリストがあります。

データウェアハウス・センターでの統計トランスフォーマーの定義

データの統計トランスフォーメーションを実行するには、使用する統計トランスフォーマーを定義します。

手順

統計トランスフォーマーを定義するには、次のようにします。

  1. 「プロセス・モデル」ウィンドウを開きます。
  2. トランスフォーマー・アイコンをクリックして、選択可能なトランスフォーマーのリストからトランスフォーマーを選択します。
  3. 選択したトランスフォーマーを、そのトランスフォーマーの規則に従ってウェアハウス・ソースおよびウェアハウス・ターゲットにリンクします。

各トランスフォーマーには、ウェアハウス・ソースおよびウェアハウス・ターゲットにリンクする方法についての特定の規則があります。詳しくは、各トランスフォーマーの資料を参照してください。

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ウェアハウス・エージェントのインストールの準備

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DB2 Warehouse Manager のインストール時、ウェアハウス・サーバー、ウェアハウス・クライアント、およびすべてのウェアハウス・エージェントは同じバージョンおよびフィックスパック・レベルでなければなりません。

iSeries ウェアハウス・エージェントの前提条件

iSeries(TM) ウェアハウス・エージェントを V5R2 および V5R3 システム上の DB2 Warehouse Manager で使用するには、以下の PTF が必要です。

PTF SI13558

このデータベース PTF により、iSeries 上の CLI が Unicode データを処理できるようになります。

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