IBM DB2 Universal Database リリース・ノート バージョン 8.2 フィックスパック 4 (バージョン 8.1 フィックスパック 11 に相当) およびそれ以降のフィックスパック +---- ご注意! --------------------------------------------------------+ 本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、『特記事項』に記載され ている情報をお読みください。 +----------------------------------------------------------------------+ 本マニュアルに関するご意見やご感想は、次の URL からお送りください。今後 の参考にさせていただきます。 http://www.ibm.com/jp/manuals/main/mail.html なお、日本 IBM 発行のマニュアルはインターネット経由でもご購入いただけま す。詳しくは http://www.ibm.com/jp/manuals/ の「ご注文について」をご覧ください。 (URL は、変更になる場合があります) お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示された り、バックスラッシュが円記号と表示されたりする場合があります。 +------------- ------------------------------------------------------- |  原 典: IBM DB2 Universal Database Release Notes Version | | 8.2 FixPak 4 | + + |  発 行: 日本アイ・ビー・エム株式会社 | + + |  担 当: ナショナル・ランゲージ・サポート | + +-------------+-------------------------------------------------------+ 第1刷 2005.12 この文書では、平成明朝体(TM)W3、平成明朝体(TM)W7、平成明朝体(TM)W9、平 成角ゴシック体(TM)W3、平成角ゴシック体(TM)W5、および平成角ゴシック体(TM) W7を使用しています。この(書体*)は、(財)日本規格協会と使用契約を締結し 使用しているものです。フォントとして無断複製することは禁止されています。   注* 平成明朝体(TM)W3、平成明朝体(TM)W7、平成明朝体(TM)W9、 平成角ゴシック体(TM)W3、平成角ゴシック体(TM)W5、平成角ゴシック体(TM)W7 Copyright International Business Machines Corporation 2002, 2005. All rights reserved. (C) Copyright IBM Japan 2005 目次 リリース・ノートについて 本リリースの概要 本リリースの新機能 製品の修正履歴 互換性の問題 下位互換性 製品の互換性 インストール、移行、アップグレード、構成に関する情報 ハードウェアおよびソフトウェア要件 インストール情報 DB2 セットアップ・ウィザードの新規オプション (Windows) DB2 セットアップ・ウィザードの変更 (Windows) 拡張セキュリティーのインストール制約事項 (Windows) ディレクトリー・パスではブランクを使用不可 (Linux および UNIX) Red Hat Enterprise Linux 4 の要件 DB2 UDB の JDK レベル (Linux on IA64 および Linux on POWER) インストール・イメージの解凍 (Linux および UNIX) DB2 UDB では英語以外のインストール・パスを使用不可 (Windows) 複数の製品用のフィックスパックのダウンロードと解凍 (Windows) インストール・イメージからの DB2 UDB のインストール (Linux および UNIX) インストール・イメージからの DB2 UDB のインストール (Windows) DB2 UDB 応答ファイル・インストールに必要なディスク・スペース db2setup コマンドを使った製品の追加に対する制約事項 (Linux および UNIX) DB2 Web ツール フィックスパックの適用後の Query Patroller パッケージのバインディン グ フィックスパック 3 レベル以上の Query Patroller のインストール Query Patroller サーバーのインストール Query Patroller での新規データベース・パーティション・グループの定 義 Query Patroller クライアント・ツールのインストール ベータ版のデータベースの再作成 各国語バージョンの DB2 UDB 用の MDAC ファイルのインストール DB2 Universal Database Workgroup Server Edition 用の DB2 ライセン ス・ポリシー 他のアジア言語のフォントのインストール (Linux) Java Development Kit を使用するようにデベロップメント・センターを構 成 (Linux) United Linux 1.0 および SuSE Linux ディストリビューションでのグルー プ ID とユーザー ID の作成 db2_install コマンドを使用してインストールした後にヘルプ・システ ム・デーモンが開始しない (UNIX および Linux) Tivoli の使用可能性 (UNIX) インストール・イメージ縮小ツール - db2iprune(Windows) DB2 Universal Database バージョン 8 ドキュメンテーション・インスト ールの制約事項 (Windows) 以前のインストール内容の最新レベルへの更新 (Windows) DB2 .NET Data Provider のシステム要件 (Windows) DB2 バージョン 8 クライアントおよび DB2 Connect PE の非管理者として のインストール (Windows) 移行に関する注意事項 db2updv8 技術情報 db2updv8 実行後、V 8.1 に戻ることはサポートされていない EXPLAIN 表の移行 旧バージョンからの XML Extender の移行 DataJoiner またはレプリケーション使用時の DB2 Universal Database の 移行 DB2 Universal Database の移行 (Windows) DB2 バージョン 8 の Windows 32 ビットのデータベースから Windows 64 ビットへの移行 MSCS 環境での DB2 UDB バージョン 7 からバージョン 8.2.2 への移行 データベースの移行 (HP-UX on IA64) アンインストールに関する情報 DB2 UDB のサイレント・アンインストール (Windows) サイレント・アンインストールを使用して DB2 インフォメーション・セン ターを除去する場合の製品コード (Windows) 既知の制限事項、問題、および解決策 制限事項 db2look - 自動ストレージ表スペースの制限 SNAP_GET_DB 表関数は不完全な結果を戻す IMPORT REPLACE は Not Logged Initially 節を不許可 長いフィールドおよび LOB データはインプレースの表再編成では再編成さ れない ブロック・カーソルでのロッキングの動作は、クライアント・アプリケー ションでは矛盾するように見える ODBC によるファイル・ウェアハウス・プログラムへのデータ・エクスポー ト デベロップメント・センターの統合 SQL デバッガーでサポートされないデ ータ・タイプ デベロップメント・センターでの構造化タイプ 64 ビット・オペレーティング・システムでのデベロップメント・センター の制約事項 デベロップメント・センター (Linux) 二重引用符を使ったストアード・プロシージャーのデバッグ デベロップメント・センターで Java ルーチンをコンパイルするのに必要 なパスの設定 Java ストアード・プロシージャーを同時に実行してデバッグする場合のデ ベロップメント・センターの制限事項 DB2SystemMonitor.getServerTimeMicros メソッドはサポートされていない IBM XL C/C++ コンパイラー・ランタイムをインストールする必要がある (iSeries および pSeries システム上の Linux、64 ビット) Universal JDBC ドライバー・タイプ 2 は DB2 UDB バージョン 8.2.2 (Linux AMD64) ではサポートされていない PHP アプリケーションでのカーソル ConnectNode CLI/ODBC 構成キーワード制限 SQLColumns 関数 (CLI) 制限 CLI パッケージに関する BIND オプションの制限 CLI LOAD ユーティリティーの制約事項 ツール・カタログ・データベース作成の非サポート (Linux for AMD64) ツール・カタログ・データベース作成の非サポート (AIX、Solaris オペレ ーティング環境、および HP-UX) DB2 UDB Express および DB2 Workgroup Server Edition V8.2 のメモリー 制限 インターバルを設定して実行するウェアハウス・プロセスのスケジューリ ング バージョン 8 における SNA サポートの制限 DB2 UDB クライアントのセキュリティー・プラグインの問題 (Windows) 接続中のログイン成功レポート時の障害 (AIX) 2 パーツ・ユーザー ID はサポートされない (Windows ME) 列のロードおよびインポート・ページで IXF ファイル内の DBCS 文字はサ ポートされない AMD64 上の Linux オペレーティング・システム の GUI ツール GUI ツールの最小表示設定 ウィンドウのタイトル・バー内の不適切な GB18030 文字表示 インフォメーション・カタログ・センター表の非パーティション化 DYN_QUERY_MGMT の無効時の Query Patroller の制約事項 今後の Query Patroller 結果表での DB2QPRT スキーマの使用 ヘルス・インディケーターの制約事項 既知の問題と解決策 - および + 文字を含む列の索引を持つ IXF ファイルへのエクスポート db2ReadLog API 呼び出し時の CLI0116E または SQL0428N エラー "db2gcf -k" コマンドが DB2 UDB Workgroup Server Edition で失敗する DRDA ラッパーからの SQL1224 エラー (AIX) Microsoft Visual Studio .NET Framework 1.1 でホット・キーが作動しな い 中国語 (簡体字) ロケール (AIX) 中国語 (簡体字) ロケール (Red Hat Linux) Merant Driver Manager の非互換性 (UNIX) NFS APAR IY32512 - 使用不可スレッド (AIX) SQLFLAG(STD) プリコンパイラー・オプション・エラー DB2 Connect での Sysplex 使用時に接続プールが使用可能になっていなけ ればならない DB2 Connect Custom Advisor ツール・カタログ・データベース作成の失敗 (HP-UX) DB2 GUI ツールでのインド語文字の表示 zSeries サーバーで GUI ツールはサポートされない (Linux) DB2 インフォメーション・センターの検索語に数字が含まれる場合は、検 索語を引用符で囲む タグ言語ファイルのインポート時のインフォメーション・カタログ・セン ター・ログ・ファイルの非生成 Query Patroller パッケージのバインディング Query Patroller でポートが使用不可の場合 (Windows) 機密保護機能のある環境 (Windows) XML Extender のサンプル・プログラムの名前変更 非固有の属性名およびエレメント名の入った XML Extender 内の文書の分 解 DB2 Connect 使用時の SNA と TCP/IP の相違 ドキュメンテーションの更新 管理: インプリメンテーション 自動クライアント転送構成 (DB2_MAX_CLIENT_CONNRETRIES および DB2_CONNRETRIES_INTERVAL) DB2TIMEOUT レジストリー変数の説明 表スペース・コンテナー作成中に作成されるディレクトリー 自動ストレージ 現存の表での生成列の定義 集約レジストリー変数 リモート・クライアントの認証に関する考慮事項 直接 I/O (DIO) および並行 I/O (CIO) サポート ディストリビューター・テクノロジーとクライアントの自動転送 DB2 Connect サーバー上でのカタログのための自動クライアント転送に関 する考慮事項 ローカル・システム・アカウント・サポート (Windows) 2 パーツ・ユーザー ID のサポート Kerberos 認証の詳細 Kerberos サポートに関する追加情報 管理: パフォーマンス 32 ビットおよび 64 ビット環境における DB2_FORCE_FCM_BP レジストリー 変数の比較 表作成後に推奨される RUNSTATS SQL1169N の新しい理由コード MDC 表の最適化計画 NEWLOGPATH、MIRRORPATH、および OVERFLOWLOGPATH 構成パラメーターの記 述説明 DB2_COLLECT_TS_REC_INFO のデフォルト値 ガバナー・ユーティリティー 表を再編成する方式の選択 FCM メモリーに対するラージ・ページのサポート (AIX 5L 64 ビット) DB2_RESOURCE_POLICY レジストリー変数は新規のエレメントを受け入れる 新規システム環境変数 (Linux) 新規通信レジストリー変数 新規パフォーマンス変数 SQL コンパイラー変数 構成パラメーターの更新 SQLDBCONF データベース構成パラメーター・ファイル DB2_HASH_JOIN デフォルト値への変更 DB2NTNOCACHE レジストリー変数は推奨されない Explain 表および Explain 情報の編成 Explain 情報のキャプチャーのガイドライン db2CfgGet API、collate_info パラメーターからの追加の戻りコード デフォルトのプリフェッチ・サイズの自動設定とデフォルトの更新 管理: プランニング 範囲クラスター表 カタログ表スペースの設計 サポートされているテリトリー・コードおよびコード・ページ DB2 Universal Database がサポートする XA 機能 xa_open ストリング形式の更新済み TPM および tp_mon_name 値 コード・ページ 923 および 924 の変換表の活動化 ユーロ対応コード・ページ変換表ファイル API リファレンス ログ・レコード構造の説明 db2Backup API oBackupsize パラメーター SYNCPOINT オプションのサポート SQLEDBDESC 構造体の新規フィールド SQLB-TBSPQRY-DATA 構造体の新規フィールドの修正 アプリケーション開発: アプリケーションの構築および実行 動的再構成のサンプル (AIX) Linux でサポートされる開発ソフトウェア SQL プロシージャー用のプリコンパイルおよび BIND オプションのカスタ マイズ 必須指定の C/C++ コンパイル・オプション (Linux on POWER 64 ビット) Micro Focus COBOL ストアード・プロシージャー用のコンパイルおよびリ ンク・コマンド (HP-UX) Micro Focus COBOL の最小サポート・バージョン (HP-UX) Micro Focus COBOL ストアード・プロシージャー用の環境変数の設定 (Windows) アプリケーション開発: コール・レベル・インターフェース (CLI) Trusted_Connection CLI/ODBC 構成キーワード SQLDescribeParam 関数 (CLI) の診断表の更新 コール・レベル・インターフェースの非同期実行 SQL_ATTR_PING_DB 接続属性 SQLBindParameter 関数 (CLI) SQLMoreResults 関数 (CLI) 追加の環境属性 動的両方向スクロール・カーソルの要件 RetCatalogAsCurrServer CLI/ODBC 構成キーワード ReceiveTimeout CLI/ODBC 構成キーワード SQL_ATTR_RECEIVE_TIMEOUT 接続属性 Reopt CLI/ODBC 構成キーワード SQL_ATTR_REOPT ステートメントおよび接続属性 CurrentPackageSet CLI/ODBC 構成キーワード SQL_ATTR_CURRENT_PACKAGE_SET 接続属性 MapBigintCDefault CLI/ODBC 構成キーワード DescribeOutputLevel CLI/ODBC 構成キーワード アプリケーション開発: クライアント・アプリケーションのプログラミング DB2 Universal JDBC ドライバーでは DB2 for VM/VSE に対するタイプ 4 の接続はサポートされない DB2 Universal JDBC ドライバー接続コンセントレーターおよび Sysplex ワークロード・バランシング OleDbReportIsLongForLongTypes CLI/ODBC 構成キーワード OleDbSQLColumnsSortByOrdinal CLI/ODBC 構成キーワード IBM DB2 OLE DB Provider 用の DB2 Data Source プロパティー・グループ DB2Binder 構文図内の誤った URL 構文 DB2 Universal JDBC ドライバー・クライアントの転送 DB2 Universal JDBC ドライバー構成プロパティーのカスタマイズ db2secFreeToken 関数が除去された カスタム・セキュリティー・プラグインのデプロイメントには注意が必要 セキュリティー・プラグイン セキュリティー・プラグイン API セキュリティー・プラグインの命名規則 (Linux および UNIX) セキュリティー・プラグイン・ライブラリーに関する制約事項 DB2 Universal JDBC ドライバー用の GSS-API プラグインのサポート GSS-API セキュリティー・プラグインはマルチフロー認証をサポートしな い GSS-API セキュリティー・プラグインはメッセージ暗号化と署名をサポー トしない スタンドアロン・アプリケーションのトランザクションの暗黙的な終了 分散トランザクション・サポート アプリケーション開発: サーバー・アプリケーションのプログラミング 共通言語ランタイム (CLR) プロシージャーによる複数の結果セット 共通言語ランタイム (CLR) ルーチン実行制御モード (EXECUTION CONTROL 節) 共通言語ランタイム (CLR) ルーチンにおける最大の 10 進数精度および位 取り コマンドの解説 db2licm - ライセンス管理ツール・コマンドのパラメーターの説明 RESTORE DATABASE コマンド TSM の例 db2demigdbd の使用例 db2ckbkp コマンド使用上の注意の訂正 データベース・オブジェクトおよび ID の命名規則 REORGCHK コマンド REORG INDEXES/TABLE コマンド BACKUP DATABASE コマンド データベースの移行 db2inidb - ミラーリングされたデータベース・コマンドの初期化 db2iupdt コマンドの使用上の注意 db2sqljcustomize コマンドの新規パラメーター sqlj コマンドの新規パラメーター モニターおよびトラブルシューティング・コマンド (db2pd) の更新 SET CLIENT コマンドの更新 PRECOMPILE コマンドの更新 UPDATE HISTORY FILE コマンドの更新 EXPORT および IMPORT コマンドの更新 LOAD コマンドの更新 ロード・ユーティリティーのファイル・タイプ修飾子 インポート・ユーティリティーのファイル・タイプ修飾子 ATTACH コマンド RECOVER DATABASE コマンド UPDATE HISTORY FILE コマンド db2updv8 - バージョン 8 の現行レベルへのデータベースの更新コマンド トラップ・ファイルのフォーマット (Windows) データの移動 エクスポート、インポート、およびロード・ユーティリティーによって使 用されるバインド・ファイル バッファー挿入を介したインポートの使用 インポート・ユーティリティーが使用されると、索引情報が失われる データ・リカバリーと高可用性 バックアップの概要 バックアップの使用 高可用性災害時リカバリーの概要 クロスプラットフォームでのバックアップおよび復元のサポート テープへのバックアップ (Linux) Tivoli Storage Manager HADR ローカル・ホスト・パラメーターおよびローカル・サービス・パラメ ーターの値の制約事項 高可用性災害時リカバリーの追加システム要件 高可用性災害時リカバリー用の複製されない操作 HADR でのロー・ログの非サポート 障害モニターとヘルス・モニターの比較 障害モニターをオフにする データウェアハウス・センター AIX および Solaris オペレーティング・システム上でウェアハウス・クラ イアント環境をセットアップする ウェアハウス・トランスフォーマーをインストールする前のデータベー ス・マネージャー構成の更新 データウェアハウス・センターへの VW_NETRC 環境変数の追加 (UNIX) DB2 データウェアハウス・センターは Unicode 形式データベースが必要 DB2 ウェアハウス・ソースとウェアハウス・ターゲットの定義 ビジネス・インテリジェンス・チュートリアルの更新 ウェアハウス・ログ・ファイルのパージ限度の設定 CURSOR ロードに対するデータウェアハウス・センターのサポート Unicode ウェアハウス・コントロール・データベースの移行および制限 「変更日時」列の日付形式の変更 データウェアハウス・センターでの統計トランスフォーマーの定義 ウェアハウス・エージェントのインストールの準備 iSeries ウェアハウス・エージェントの前提条件 DB2 .NET Data Provider 並行アクティブ・データ・リーダー・サポート DB2Connection.ConnectionString プロパティー DB2 Connect ゲートウェイを介した認証タイプの折衝に対する変更 新しいセキュリティー・シナリオ 図の修正 デベロップメント・センター DB2 デベロップメント・センター バージョン 8.2 は分散デバッガー レベ ル 9.2.9 を必要とする DB2 デベロップメント・センター「変数範囲の変更 (Change Variable Ran ge)」ウィンドウの長さ制限 DB2 Universal タイプ 2 ドライバーおよびタイプ 4 ドライバーの制約事 項 GUI ツール ステートメント終了文字の変更 コントロール・センターのデータベース詳細ペインのデータベース利用不 可状況 デフォルトの「表出力への書き込み (write to table output)」の生成 (「イベント・モニターの作成」) インフォメーション・カタログ・センター 構成サンプル・スクリプト Web サーバーの構成 インストールおよび構成 補足 DB2 ノード構成ファイル - db2nodes.cfg DB2NOLIOAIO レジストリー変数が DB2LINUXAIO に置き換わる (Linux) DB2 UDB 用のアプリケーション・サーバー DB2 組み込みアプリケーション・サーバーの使用可能化 DB2 Web ツールのデプロイ ブロック・デバイスでの直接 I/O (Linux) DB2 インフォメーション・センター・デーモン (Linux および UNIX) 応答ファイルのキーワードとサンプル・ファイル 応答ファイル・インストール・エラー・コード DB2 サーバーのインストールに必要なユーザー・アカウント (Windows) 非同期入出力サポート (Linux) DB2 UDB 64 ビット・ライブラリー・リンクを作成するために db2ln コマ ンドを変更 ( Linux および UNIX) Query Patroller 照会クラスの振る舞いの更新 管理対象の照会状態定義の更新 Query Patroller のヒストリカル・データ生成プログラムの実行以前の Explain 表の作成 履歴分析のための Query Patroller ログ・ファイルの検査 ヒストリカル・データ生成プログラムの異常シャットダウン 動的照会クラスの更新 ネストされた照会の動作 SQL ステートメント・タイプ別の制限事項 Terminal Services Client を使用する場合の解像度の制限 照会サブミット用の新しいグループのサポート Query Patroller のスケジュールの制限 RUN IN BACKGROUND QUERY コマンドを使用するために必要な許可 結果表の別名の作成 fenced ユーザー ID に qpdiag.log ファイルおよびパスへの書き込みアク セス権限が必要 概説およびインストール ご使用のコンピューターまたはイントラネット・サーバーにインストール されている DB2 Information Center の更新 メモリー要件 DB2 UDB クライアント・サポートの説明 カーネル・パラメーターの変更 (Linux) カーネル・パラメーターの変更 (Solaris オペレーティング環境) ダウンロード可能な DB2 Universal Database Express Edition バージョ ン 8.2 Basics マニュアル データベースの移行の準備ができていることの検証 DB2 UDB の共通基準認証 Spatial Extender Spatial Extender のインストールの検証 SQL 管理ルーチン SNAP_GET_DYN_SQL 表関数の結果セットの列名が正しくない スナップショット・モニターの表関数にバージョン固有のビューがある GET_DB_CONFIG プロシージャーはユーザー TEMPORARY 表スペースに対して 最小 8K のページ・サイズを必要とする SQL の解説 CREATE PROCEDURE (SQL) ステートメント許可 EXPLAIN_DIAGNOSTIC: 新規 Explain 表 EXPLAIN_DIAGNOSTIC_DATA: 新規 Explain 表 Explain 機能で使用されるスキーマ 日時値のストリング表記 システム・モニター ヘルス・インディケーターの要約 接続コンセントレーターを使用可能にしない状態での分離アプリケーショ ン・リスト ランタイム・ロールバック・プロセスの進捗モニター XML Extender dxxGenXML、 dxxGenXMLClob、 dxxRetrieveXML、 および dxxRetrieveXMLClob ストアード・プロシージャーに対するパラメーターの 変更 XML 文書を DB2 UDB データに分解する 1MB を超える文書の分解 XML Extender による MQ XML UDF の構成 XML Extender の環境変数 DB2DXX_MIN_TMPFILE_SIZE DB2XML.XMLVarchar UDT の再定義 付録A. DB2 UDB フィックスパック CD のディレクトリー構造 付録B. IBM と連絡をとる B.1 製品情報 付録C. 特記事項 C.1 商標 リリース・ノートについて 内容 リリース・ノートには、以下の DB2(R) バージョン 8 の製品についての最新情 報が記載されています。 DB2(R) Universal Database Personal Edition DB2(R) Universal Database(TM) Workgroup Server Edition DB2(R) Universal Database(TM) Workgroup Server Unlimited Edition DB2 Universal Database(TM) Enterprise Server Edition DB2 Personal Developer's Edition DB2 Universal Developer's Edition DB2 Warehouse Manager DB2 Warehouse Manager Sourcing Agent for z/OS(R) DB2 Data Links Manager DB2 Net Search Extender DB2 Spatial Extender DB2 Intelligent Miner(TM) Scoring DB2 Intelligent Miner(TM) Modeling DB2 Intelligent Miner(TM) Visualization DB2 Connect(TM) Application Server Edition DB2 Connect(TM) Enterprise Edition DB2 Connect(TM) Personal Edition DB2 Connect Unlimited Edition DB2 Query Patroller(TM) DB2 インフォメーション・センター ( http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2help/) は定期的に更新されて いますが、必ずしもすべてのリリースに関して更新されているとは限りませ ん。リリース・ノートは重要な情報が伝わるようにリリースごとに出されま す。ただし、重要情報は以下の場合にリリース・ノートに含められます。 * DB2 インフォメーション・センターのトピックが対応するリリースに関して 更新されていない場合 * 重要情報が、DB2 インフォメーション・センターの更新後、開発サイクルに 遅れて発見された場合 情報の主要な入手先は、DB2 インフォメーション・センターです。リリース・ ノートは、ご使用の DB2 製品の特定のリリースに適用する可能性のある最新情 報を確認するために使用してください。ご使用のDB2 製品のインストールに関 係する特定の考慮事項に関しては、フィックスパックの readme も確認する必 要があります。DB2 インフォメーション・センターに関する詳細については、 このセクションの見出しその他の情報源』を参照してください。 バージョン情報 最新のドキュメンテーションは、ブラウザーでアクセス可能な DB2 インフォメ ーション・センターの最新バージョンから入手できます。最新のドキュメンテ ーションをダウンロードするための URL は、このセクションの後の『その他の 情報源』のセクションに記載されています。 DB2 UDB リリース・ノートに含まれる改訂マークは、追加または変更されたテ キストを示しています。縦線 (|) は、現行リリースで追加または変更された情 報を示しています。 ディレクトリー・パス Windows(R) システムでは、ディレクトリー・パス内のディレクトリーをそれぞ れ区切るのに円記号 (\) が使用されます。 Linux(TM) および UNIX(R) システ ムでは、区切り文字としてスラッシュ (/) が使用されます。プラットフォーム を区別した情報の場合、「リリース・ノート」では上記の規則に従っていま す。ただし、プラットフォームを限定しない情報の場合、ここに示されている ものとは異なるディレクトリー・パスの入力が必要な場合があります。例え ば、Windows システムの場合は、「リリース・ノート」でスラッシュ (/) が使 用されていても、円記号 (\) を使ってディレクトリー・パスを入力する必要が あります。逆に、Linux または UNIX システムの場合は、「リリース・ノー ト」で円記号 (\) が使用されていても、スラッシュ (/) を使ってディレクト リー・パスを入力する必要があります。 DB2 Information Integrator フェデレーテッド・システム、SQL レプリケーション、Q レプリケーション、 イベント・パブリッシング、Web サービス、およびメタデータ管理など、DB2 Information Integrator とその関連テクノロジーに関して現在確認されている 未解決の問題については、「DB2 Information Integrator リリース・ノート」 を参照してください。「DB2 Information Integrator リリース・ノート」は、 DB2 Information Integrator サポート Web ページ ( http://www.ibm.com/software/data/integration/db2ii/support.html) でご覧 になれます。 その他の情報源 DB2 ドキュメンテーションの最新バージョンは、常に http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2help/ にホストのある DB2 Information Center のバージョン、およびこれらのリリース情報に含まれる最 新の変更です。また、DB2 製品に付属する DB2HTML ドキュメンテーション CD を使用して、ご使用のコンピューターまたはイントラネット・サーバーに DB2 Information Center をインストールすることもできます。DB2 Information Center をインストールした後は、DB2 サポートのサイト http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support/downloadv8_docfix.html にある最新のドキュメンテーション・フィックスパックを自分で適用する必要 があります。ただし、DB2 ドキュメンテーション・フィックスパックのリリー スは頻繁ではなく、DB2 資料の最新レベルを反映していない場合があります。 DB2 製品の PDF 形式のマニュアルの更新も頻繁ではなく、入手可能な最新レベ ルを反映していないことがあります。 DB2 UDB サポート Web サイトには、資料に加えられた変更を説明する技術情報 やサービス・フラッシュ、およびこの文書の作成後に見つかった既知の制限や 解決策が掲載されています。 DB2 UDB サポート Web サイトのアドレスは、 http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support.html です。 DB2 製品のマイグレーションに関する情報は、 http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=71&uid=swg21200005 (DB2 マ イグレーション・ポータル・サイト) にあります。 DB2 デベロップメント・センターと DB2 for z/OS(R) の詳細については、 http://www.ibm.com/software/data/db2/os390/spb/ に記載されています。 フィックスパック 1 の時点で、 PDF 形式の「Data Links Manager 管理ガイド およびリファレンス」(SC88-9169-01) が更新されましたが、これは、 http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support.html の DB2 サポート・ サイトからダウンロードできます。 DB2 Life Science Data Connect 製品の資料は、IBM(R) ソフトウェア・サイト http://www.ibm.com/software/data/db2/lifesciencesdataconnect/ からダウ ンロードできます。 DB2 ファミリー製品の最新情報については、購読無料の DB2 Magazine を参照 してください。このマガジンのオンライン版は、http://www.db2mag.com から 入手することができます。このサイトに、購読方法に関する説明もあります。 本リリースの概要 本リリースの新機能 このセクションは、バージョン 8.2 フィックスパック 3 (バージョン 8.1 フ ィックスパック 10 に相当) から更新されていません。修正の詳細について は、「リリース・ノート」の『製品修正の履歴』を参照してください。また、 フィックスパックの Readme にもこのリリースの新規項目に関する説明が含ま れる場合があります。 製品の修正履歴 本フィックスパックで扱われているプログラム診断依頼書 (APAR) のリストに ついては、以下の Web ページを参照してください。 http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support/apars.html 互換性の問題 改訂マークは、追加または変更されたテキストを示しています。縦線 ( | ) は、バージョン 8.2 フィックスパック 4 (バージョン 8.1 フィックスパック 11 に相当) で追加または変更された情報を示しています。 下位互換性 フィックスパックのレベルと新製品のインストール 現在コンピューターにインストールされている DB2(R) 製品のバージョンとは レベルの異なる別の DB2(R) 製品をインストールする必要が生じる場合があり ます。DB2 製品は、同じレベルであることが必要です。 インストールする製品が、同じコンピューター上にインストールされている他の DB2 製品のバージョンよりも新しいレベルである場合、既存の DB2 製品をその 新レベルに更新することが必要です。たとえば、インストールする DB2 Connect(TM) for iSeries(TM) のレベルがフィックスパック 10 で、インスト ール済みの他の DB2 製品がフィックスパック 9 のレベルである場合、フィッ クスパック 10 のレベルである DB2 Connect(TM) for iSeries(TM) のインスト ール前に、現在インストールされている DB2 製品にフィックスパック 10 を適 用する必要があります。 逆に、製品をインストールしようとしているコンピューターに、製品より新し いバージョンの DB2 製品がインストールされている場合は、以下のガイドライ ンに従ってください。 Windows(R) オペレーティング・システムの場合 フィックスパックを使用して、システム上に直接同レベルの製品をイ ンストールできます。ライセンスは、以下のコマンドを使用してイン ストールの完了後に追加できます。 db2licm -a filename ここで、filename はライセンス・ファイルの名前です。このファイ ルは、オリジナル・メディアの db2\license ディレクトリーにあり ます。また、このライセンスをフィックスパックの db2\license デ ィレクトリーに追加すると、フィックスパックのインストールと同時 にライセンスがインストールされます。 UNIX(R) および Linux(R) オペレーティング・システムの場合 前提条件 追加の製品またはコンポーネントのインストール前に、次のものを停 止する必要があります。 * 既存の DB2 インスタンス * DB2 Administration Server (DAS) 停止する必要のあるインスタンスおよび DAS は、追加の DB2 製品ま たはコンポーネントのインストール先になる DB2 に属するものです。 詳細は、フィックスパックの README を参照してください。 手順 1. 現在システム上にインストールされている DB2 製品よりも低いレ ベルの追加の DB2 製品またはコンポーネントをインストールする には、3 つの方法があります。以下の方法のいずれかを選択しま す。 db2setup プログラムの実行 GUI を使用して対話的に db2setup を実行するか、応答 ファイルを使用してサイレント方式で db2setup を実行 します。db2setup を使った追加の製品またはコンポー ネントのインストール中は、インスタンス作成などの構 成を実行しないでください。 現行システムに DB2 DAS が存在せず、追加の製品また はコンポーネントが DB2 DAS を必要とするか、または サポートしている場合、db2setup はインストール中に DB2 DAS をセットアップします。プラットフォームによ っては、db2setup を使った DB2 DAS 作成中にエラーが 発生することがあります。これらのエラーは想定済みの ものであり、無視してかまいません。 db2setup プログラムは、DB2 製品 CD か、インストー ルする追加の製品またはコンポーネントのイメージにあ ります。 db2setup の使用に関する詳細は、「コマンド・リファ レンス」ガイドおよび「インストールおよび構成 補足 」を参照してください。 db2_install スクリプトの実行 db2_install スクリプトは、現在 DB2 インストールで インストールされていないコンポーネントをすべてイン ストールします。ただし、英語以外の言語およびメッセ ージ・コンポーネントを除きます。db2_install は既存 の DB2 コンポーネントを更新しないため、新規の製品 またはコンポーネントのインストールに使用してくださ い。 db2_install スクリプトは、DB2 製品 CD か、インスト ールする追加の製品またはコンポーネントのイメージに あります。 db2_install スクリプトの使用に関する詳細は、「イン ストールおよび構成 補足」を参照してください。 システム・インストーラーの使用 システム・インストーラーは、新規の製品またはコンポ ーネントのインストールに使用します。 システム・インストーラーの使用に関する詳細は、「イ ンストールおよび構成 補足」を参照してください。 2. 追加の製品またはコンポーネントのインストール後、次のタスク を実行する必要があります。 a. 既存のすべての製品に正規のフィックスパックを再適用し、新 しい製品と既存の製品が同じレベルになるようにします。 このシナリオでは、以下の条件を前提とします。 * DB2 Universal Database(TM) Enterprise Server Edition が、現在フィックスパック 10 のレベルでインストールさ れています。 * 次に、上述のステップの指示に従って、DB2 Query Patroller(TM) をフィックスパック 7 でインストールしま す。 インストール後のステップとして、正規のフィックスパック 10 を再適用することが必要です。 注: フィックスパックのインストール中に、以下のようなエラ ー・メッセージが出されることがあります。 The package db2cliv81 is already installed on the system. Patch nnnnnnn-nnn installation terminated abnormally. To reinstall this patch, deinstall it first before attempting to reinstall it. このエラーは、システム中の db2cliv81 が、インスト ール中のフィックスパック・レベルとすでに同じレベル であるために発生します。この種のエラーは無視しても かまいません。システム・インストーラーを使用して、 DB2 コンポーネントまたはパッケージがインストール中 のフィックスパック・レベルと実際に同じであることを 確認してください。 b. db2iupdt コマンドを実行して、現行の DB2 インストール済み 製品に属する既存の DB2 インスタンスを更新します。 c. dasupdt コマンドを実行して、現行の DB2 インストール済み 製品に関連する DB2 DAS を更新します。 d. 必要なら、db2isetup コマンドを実行して、新しい DB2 UDB インスタンスを作成するか、または既存のインスタンスを構成 します。 フィックスパック・インストール、インスタンスと DB2 DAS の更 新、および他のインストール後のステップに関する詳細は、フィ ックスパックの README を参照してください。 DB2 UDB バージョン 8.2 データベースの下位互換性 DB2 Universal Database(TM) バージョン 8.2 でデータベースを作成すると、 そのデータベースはバージョン 8.1 レベルでは使用できません。そのデータベ ースは、8.2 以降のレベルでのみ使用できます。 DB2 UDB バージョン 8.2 レベルで作成されたデータベースには、前のバージョ ンでは使用できない追加機能がある場合があります。この違いにより、新規デ ータベースを前のリリース DB2 UDB に移動しようとすると、予期しない、不適 切な動作となる場合があります。 注: バージョン 8.2 からバージョン 8.1 にデータベースを移動できるのは、 データベースが元々バージョン 8.1 で作成されていた場合のみです。こ の場合でも、下位マイグレーションは db2demigdb ツールの実行後のみ 行うことができます。ただし、バージョン 8.2 で変更された組み込み機 能を使用すると、問題が発生する場合があります。 DB2 UDB クライアント・サポートの説明 「DB2 Universal Database クライアント機能 概説およびインストール」の 『DB2 クライアントの概要』に以下のことが説明されています。 DB2 クライアントは、クライアント・リリース・レベルより 2 リリース 後または 1 リリース前の DB2 サーバーと、同じリリース・レベルのサ ーバーに接続できます。 この記述は、次のように改訂します。 バージョン N クライアントからバージョン N + 2 サーバーへの接続は 一部の環境では可能ですが、DB2 サポート・チームがこの構成にサポー トを提供するのは、バージョン N がサービス中の期間に限ります。バー ジョン N のサービスが撤回されると、DB2 サポート・チームはこの構成 をサポートしなくなります。DB2 バージョン 8 サーバーに接続する DB2 バージョン 7 クライアントは、バージョン 7 のサービスが撤回された ため、DB2 サポート・チームによりサポートされなくなりました。 DB2 UDB バージョン 8.2 から DB2 UDB バージョン 8.1 に下位マイグレーショ ンする場合のヘルス・レジストリーの変更 DB2 UDB バージョン 8.2 レベルで行われたすべてのレジストリーの変更は、DB2 UDB バージョン 8.1 に下位マイグレーションすると失われます。レジストリー はバージョン 8.1 HealthRules.reg ファイルに戻ります。このファイルには、 DB2 UDB バージョン 8.2 にアップグレードして HealthRules2.reg ファイル中 の設定を使用開始する前に存在していた設定が含まれています。 代替フィックスパック (Linux および UNIX) DB2 Universal Database (UDB) バージョン 8 以前では、フィックスパックに は、1 つの固定ロケーションにインストールされた DB2 UDB パッケージまたは ファイル・セットを更新する機能しかありませんでした。つまり、フィックス パックのインストールによって、既存ファイルがフィックスパックの更新済み ファイルに置き換えられていました。単一のシステム内に複数の DB2 フィック スパック・レベルは存在できません。今後は、Linux(TM) ベースおよび UNIX(R) ベースのオペレーティング・システムの場合、同じシステムで複数のフィック スパック・レベルの DB2 UDB Enterprise Server Edition (ESE) の存在が可能 になります。バージョン 8.1.2 より実稼働環境でサポートされるようになった この機能は、次の 2 種類のフィックスパックの使用によって実現します。 通常のフィックスパック * ESE だけでなく、関連プラットフォーム用にサポートされるすべ ての DB2 バージョン 8 製品で使用することができます。 * AIX(R) では /usr/opt/db2_08_01 ディレクトリーに、他のプラッ トフォームでは /opt/IBM/db2/V8.1 ディレクトリーに、既存のイ ンストール内容の上に直接インストールすることができます。 * インストール済みの代替フィックスパックの上には適用できませ ん。 代替フィックスパック * DB2 UDB ESE の完全新規のコピーとしてインストールすることが できます。 * 通常の DB2 UDB インストールに使用するロケーション以外の事前 定義したロケーションにインストールします。 * 代替フィックスパックには GUI インストール手順がありません。 注: 1. 複数フィックスパックのインストールが不要な環境では、そのようなインス トールを行う必要はありません。同一システムに、異なるフィックスパッ ク・レベルの DB2 UDB バージョン 8 ESE インスタンスが必要な場合、複数 のフィックスパックのインストールを考慮することが必要です。たとえば、 複数のフィックスパックをテスト環境で使用することによって、フィックス パックに含まれる変更を、実動システムに影響を与えずに検証することがで きます。 2. IBM DB2 UDB Enterprise Server Edition (ESE) for Linux および UNIX バ ージョン 8.1.2 以降、フィックスパックを複数フィックスパックとしてイ ンストールすることが実稼働環境でサポートされるようになりました。 3. Linux では、以下のプラットフォーム上でのみ代替フィックスパックを使用 できます。 * x86 (32 ビット) * S/390(R) (31 ビット) 4. 同じシステム上の異なるフィックスパック・レベルで実行している複数の DB2 インスタンスは、フェデレーテッド照会のように、DB2 内部プロシージ ャー呼び出し (IPC) を行う操作をサポートしません。同じシステム上でそ のような操作に関与するすべてのインスタンスは、同じ DB2 フィックスパ ック・レベルである必要があります。 5. DB2 UDB バージョン 8 代替フィックスパックは、サポートされる Linux お よび Unix プラットフォーム上の DB2 ESE だけをサポートします。 複数フィックスパック・インスタンスを別のフィックスパック・レベルに更新 するには、次のいずれかの操作を実行します。 * 適切な通常フィックスパックを一般出荷版 (GA) インストールに上書きイン ストールしてから、既存の GA パスから db2iupdt を実行してインスタンス を更新する。 * 適切な代替フィックスパックを独自の固有パスにインストールし、そのパス から db2iupdt を実行してインスタンスを更新する。 代替フィックスパックに関する詳細については、以下を参照してください。 * 最新のフィックスパックの README * IBM サポート・サイト ( http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support.html) Query Patroller バージョン 8.2.2 と以前のフィックスパックとの、照会デー タの互換性 バージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 9 に相当) 以降、32 ビ ット環境でキャプチャーされた TRACK_QUERY_INFO Query Patroller コントロ ール表の内容を 64 ビット環境で使用できます。この機能により、64 ビット環 境への移行作業が容易になります。バージョン 8.2.2 の TRACK_QUERY_INFO Query Patroller コントロール表でキャプチャーされた情報を使用して、その 照会のヒストリカル・データを生成したり、以前のフィックスパック・レベル で保持された照会を実行することはできません。 データウェアハウス・センターの旧サーバー・サポートの制限 DB2 Universal Database (UDB) Enterprise Server Edition バージョン 8 デ ータウェアハウス・センターでの以前のサーバー・サポートには、以下の制限 があります。 ラージ・オブジェクト (LOB) サポート * DB2 UDB Enterprise Server Edition バージョン 8 以前のサーバ ーでウェアハウス・コントロール・データベースを使用している 場合、LOB を処理することはできません。ウェアハウス・コント ロール・データベースを正しいレベルにアップグレードする必要 がありますが、 DB2 UDB Enterprise Server Edition バージョン 8 ウェアハウス・サーバーがインストールされているシステムに コントロール・データベースを移動すれば、そのシステムからウ ェアハウス・コントロール・データベースをローカル側で使用す ることもできます。 * LOB をデータウェアハウス・センターと DB2 UDB 間で移動するに は、DB2 UDB Enterprise Server Edition バージョン 8 にアップ グレードする必要があります。 システム・ネットワーク体系 (SNA) のサポート SNA を使用してウェアハウス・ソースおよびターゲットに接続する場 合は、構成を SNA を経由する TCP/IP に変更するか、または Windows NT(R) ウェアハウス・エージェントを使用する必要があります。 EXPORT および LOAD ユーティリティーのサポート データウェアハウス・センター・バージョン 8 の LOAD ユーティリ ティーは、バージョン 7 のターゲット・データベースをサポートし ていません。ターゲットをバージョン 7 データベースとして保持す る場合は、LOAD ステップを SQL Select および Insert ステップに 変更しなければなりません。 SQL Select および Insert ステップ は、後ろに SELECT および INSERT ステートメントが続く DELETE* ステートメントを使用します。 SQL Select および Insert ステップ では、すべてのトランザクションをデータベースでログ記録する必要 があります。そのため、SQL Select および Insert ステップのパフ ォーマンスは、 EXPORT および LOAD ユーティリティーの場合ほど効 率はよくありません。 DB2 UDB for OS/390 バージョン 6 および DB2 UDB for z/OS バージョン 7 で の SQLJ および SQL Assist のサポートに必要なデベロップメント・センター APAR Windows または UNIX オペレーティング・システム上の DB2 Universal Database (UDB) バージョン 8 用の Application Development Client でデベ ロップメント・センターを使用するときは、SQLJ および SQL Assist のサポー トを使用可能にするために以下の APAR をインストールする必要があります。 DB2 UDB for z/OS バージョン 7 * PQ65125 - Java(TM) SQLJ ストアード・プロシージャーを構築す るための SQLJ サポートを提供します。 * PQ76858 - SQL Assist のサポートを提供します。 DB2 UDB for OS/390(R) バージョン 6 * PQ76858 - SQL Assist のサポートを提供します。 DB2 UDB から起動される 2 つのバージョンの SQL Assist バージョン 7 とバージョン 8 のいずれの SQL Assist でも、DB2 Universal Database バージョン 8 から呼び出すことができます。バージョン 7 は、DB2 データウェアハウス・センターから開始することができます。その他のすべて のセンターは、最新のバージョン 8 を開始します。製品のオンライン・ヘルプ には、バージョン 7 の SQL Assist についての追加情報があります。 Unicode サーバー動作の変更 バージョン 7 では Unicode サーバーは、接続時にアプリケーションから送信 された GRAPHIC コード・ページを無視し、 UCS2 Unicode (コード・ページ 1200) が使用されました。バージョン 8 Unicode サーバーでは、クライアント が送信したコード・ページを使用します。 移行中のデータベース構成パラメーターの変更 DB2 UDB バージョン 8.2 は、SQLDBCONF という名前の新規 16K データベース 構成パラメーターを使用します。これは、SQLDBCON という名前の DB2 UDB バ ージョン 8.1 4K データベース構成パラメーター・ファイルとは別個のファイ ルです。 DB2 UDB バージョン 8.2 に移行した後、製品はバージョン 8.1 4K ファイルの 内容を移行し、データベース構成パラメーター変更のロギングに 16K ファイル を使用します。バージョン 8.1 4K ファイルは保存されますが、使用されませ ん。 DB2 UDB バージョン 8.1 に下位マイグレーションすると、DB2 UDB バージョン 8.1 製品はデータベース構成パラメーター変更のロギングに元の 8.1 4K ファ イルを使用します。バージョン 8.2 16K ファイルは保存されますが、DB2 UDB バージョン 8.1 からは認識されません。バージョン 8.2 への移行とバージョン 8.1 への下位マイグレーションの間に 16K データベース構成パラメーター・フ ァイルに行われた変更は、変更内容が元の 4K ファイルに移行されないため、 実際には、前の DB2 UDB レベルからは認識されません。 また、DB2 UDB バージョン 8.2 に再度移行すると、DB2 UDB バージョン 8.2 製品は 16K データベース構成ファイルがすでに存在することを認識し、データ ベース構成パラメーター変更のロギングに 8.2 16K ファイルを使用します。バ ージョン 8.1 4K ファイルは保存されますが、DB2 UDB バージョン 8.2 製品か らは認識されません。バージョン 8.1 への下位マイグレーションとバージョン 8.2 への再移行の間に 4K データベース構成パラメーター・ファイルに行われ た変更は、変更内容が既存の 16K ファイルに移行されないため、実際には、新 しい DB2 UDB レベルからは認識されません。 db2diag.log フォーマット・メッセージの拡張 バージョン 8.2 では、db2diag.log ファイル・フォーマットが多くの点で改良 されました。現在、このログ・ファイルの手動の読み取りとソフトウェア内で の構文解析はこれまで以上に簡単になっています。改善点には、以下のものが あります。 * 各項目に一連の完全なヘッダー情報が備えられています。 * ロギング・レコードのメッセージとデータの部分に明確なマーク付けが行わ れるため、ロギング・レコードがより使いやすく、理解が容易になっていま す。 * 各レコードにタイム・スタンプおよび時間帯が添付されます。 * 各フィールドに大文字の分かりやすいフィールド名が付きます。 * ヘッダーとメッセージのフィールド行の長さが 80 文字に限定されます。 * 複数の新しいフィールドが追加されました。特筆すべきは、最も重要な項目 を見つけやすくするための重大度レベル・フィールドです。 例えば、database フィールド名の DB への変更など、他の変更も行われまし た。 イベント・レコードが診断メッセージとして db2diag.log ファイルに追加され ました。この種のイベントの例としては、次のようなものがあります。 * プロファイル・レジストリーに対する更新 * 構成パラメーターに対する更新 イベント・レコードは LEVEL フィールドに「Event」と指定されます。イベン トはエラーではありませんが、重要性に応じて 4 (通知) または 3 (警告) 以 外の診断レベルでログに記録されることがあります。 db2set プロファイル・レジストリー変数と DB または DBM 構成パラメーターの ログ記録 バージョン 8.2 から、以下の更新が db2diag.log ファイルに記録されます。 * db2set プロファイル・レジストリーの更新 * データベースおよびデータベース・マネージャーの構成パラメーターの更新 これらの更新のメッセージは重要性が高いため、高い診断レベルでログに記録 されます。 以下のタイプの db2set プロファイル・レジストリー更新がログに記録されま す。 変更 db2set variableName=value コマンドを実行すると、以下のよう な db2diag.log 項目が記録されます。 2004-04-22-19.19.14.156959-240 I79582C286 LEVEL: Event PID : 2437242 TID : 1 PROC : db2set INSTANCE: db2user NODE : 000 FUNCTION: DB2 UDB, oper system services, db2set_main, probe:40 CHANGE : CFG DB2SET: DB2DBDFT: From: "OLDDB" To: "SAMPLE" 削除 db2set -r コマンドを実行すると、以下のような db2diag.log 項目 が記録されます。 CHANGE : CFG DB2SET: DB2DBDFT: From: "SAMPLE" To: "" 注: 上記の例では、ヘッダー情報が省略されています。 リセット db2set variableName=value コマンドを実行すると、以下のような db2diag.log 項目が記録されます。 CHANGE : CFG DB2SET: Profile registry was reset 注: 上記の例では、ヘッダー情報が省略されています。 DB および DBM 構成パラメーター更新の例を以下に示します。 CHANGE : CFG DB SAMPLE: "Maxlocks" From: "10" To: "20" CHANGE : CFG DBM: "Diaglevel" From: "3" To: "1" CHANGE : CFG DBM: Reset to the system defaults 注: 上記の例では、ヘッダー情報が省略されています。 これらの構成更新メッセージを検索するには、db2diag ツールを使用してくだ さい。たとえば次のようにします。 * すべてのイベントを選択する場合: db2diag -level event * 変更イベントを選択する場合: db2diag -g "changeevent=" 製品の互換性 DB2 Universal Database for Linux, UNIX, and Windows によってサポートされ る JDK 1.4.2 DB2 Universal Database(TM) (UDB) for Linux, UNIX, and Windows(R)、バー ジョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 9 に相当) は、 DB2 UDB で サポートされるすべての 32 ビットおよび 64 ビットのワークステーション・ オペレーティング・システム環境で JDK 1.4.2 をサポートします。このサポー トには、Java(TM) クライアント・アプリケーションの作成と実行、コマンド行 からの Java(TM) ルーチンの作成と実行、 DB2 デベロップメント・センターか らの Java(TM) ルーチンの作成と実行 (サポートされる場合)、他の DB2 ツー ルの実行、およびその他が含まれます。 DB2 UDB バージョン 8.2 をインストールすると、 DB2 UDB インストールが以 前の DB2 UDB バージョン 8 インストールの更新である場合以外は、 Java Developer Kit がまだインストールされていなければ、サポートされているそ の最新バージョンもインストールされます。 DB2 UDB バージョン 8 の以前の インストールを更新する場合、 Java Developer Kit を CD からインストール する必要があります。 以下の表は、DB2 によってサポートされる 32 ビットおよび 64 ビットのワー クステーション・オペレーティング・システム環境、およびそれぞれに対する サポートされる最新の JDK レベルを示しています。以前の JDK サポートにつ いては、Java Application Development の Web ページを http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/ad/v8/java/ で参照してくださ い。 表 1. DB2 によってサポートされる環境、およびそれに対するサポートされる JDK レベル +----------------------------------+----------------------------------+ | DB2 によってサポートされる環境 | 最新のサポートされる JDK レベル | +----------------------------------+----------------------------------+ | Windows IA/AMD 32 ビット | JDK 1.4.2 | +----------------------------------+----------------------------------+ | Windows IA 64 ビット | JDK 1.4.2 | +----------------------------------+----------------------------------+ | Windows AMD/EM64T 64 ビット | JDK 1.4.2 | +----------------------------------+----------------------------------+ | AIX(R) 4.3.3 32 ビット | JDK 1.3.1 SR6 [2] | +----------------------------------+----------------------------------+ | AIX(R) 5 (ハイブリッド [1]) | JDK 1.4.2 | +----------------------------------+----------------------------------+ | Solaris (ハイブリッド [1]) | JDK 1.4.2 | +----------------------------------+----------------------------------+ | HPUX RISC & Itanium (ハイブリッ | JDK 1.4.2.01 | | ド [1]) | | +----------------------------------+----------------------------------+ | Linux AMD/EM64T 32 ビット、64 ビ | JDK 1.4.2 [3] | | ット (ハイブリッド [1]) | | +----------------------------------+----------------------------------+ | Linux IA 32 ビット | JDK 1.4.2 | +----------------------------------+----------------------------------+ | Linux IA 64 ビット | JDK 1.4.2 | +----------------------------------+----------------------------------+ | Linux 390 31 ビット | JDK 1.4.2 | +----------------------------------+----------------------------------+ | Linux 390 64 ビット | JDK 1.4.2 | +----------------------------------+----------------------------------+ | Linux PPC (ハイブリッド [1]) | JDK 1.4.2 | +----------------------------------+----------------------------------+ 注: 1. ハイブリッドとは、32 ビットおよび 64 ビットのサポートを含むインスト ール・イメージのことです。 2. JDK 1.3.1 サービス・リリース 6 は、AIX(R) 4.3.3 でサポートされる唯一 の JDK バージョンです。 3. JDK 1.4.2 を使用する Linux AMD/EM64T (32 ビットおよび 64 ビット) で は、 DB2 グラフィカル・ユーザー・インターフェース・ツールはサポート されません。 Linux Java 環境をセットアップするための更新された手順については、次に示 します。 Linux Java 環境のセットアップ 前提条件 * 以下の指示を実施する前に、「アプリケーション開発ガイド: アプリケーシ ョンの構築および実行」のトピック『UNIX(R) Java 環境のセットアップ』 に概要の示されたセットアップを実行します。 * 以下の指示に含まれるコマンドでは、root 権限が必要です。 手順 Linux 上で DB2 JDBC サポートを利用して Java アプリケーションを構築する 方法は、以下のとおりです。 1. 「アプリケーション開発ガイド: アプリケーションの構築および実行」のト ピック『Linux でサポートされる開発ソフトウェア』にリストされたサポー トされている開発者キットの 1 つをインストールおよび構成します。 Java ストアード・プロシージャーまたはユーザー定義関数を実行するには、 Linux ランタイム・リンカーが特定の Java 共用ライブラリーにアクセスで きる必要があり、しかも DB2 UDB がそのライブラリーと Java 仮想計算機 の両方をロードできる必要があります。ストアード・プロシージャーおよび ユーザー定義関数を実行するプロセスは、 /etc/ld.so.conf ファイルで定 義されているとおり、セキュアな場所にあるライブラリーだけをロードしま す。それらのセキュアな場所の 1 つは、/usr/lib です。残りの指示は、ど のライブラリーが /usr/lib 内にシンボリック・リンクを必要とするかを示 しています。 2. Java 共用ライブラリーを指し示すシンボリック・リンクを /usr/lib に作 成します。以下のように、使用する JDK のバージョンに応じて、異なる共 用ライブラリーにリンクしなければならないことがあります。 IBM(R) Developer Kit 1.3 の場合 libjava.so、libjvm.so、および libhpi.so へのシンボリック・ リンクを作成します。シンボリック・リンクを作成するには、root として次のようなコマンドを実行します。 cd /usr/lib ln -fs JAVAHOME/jre/bin/libjava.so . ln -fs JAVAHOME/jre/bin/classic/libjvm.so . ln -fs JAVAHOME/jre/bin/libhpi.so . ただし JAVAHOME は、IBM(R) Developer Kit のベース・ディレク トリーです。 DB2 UDB によってこのライブラリーが見つけられな い場合に Java ルーチンを実行しようとすると、 -4301 エラーが 発生し、ライブラリーが見つからないことを知らせるメッセージ が管理通知ログ内に置かれます。 IBM(R) Developer Kit 1.4.1 の場合 libjava.so、libjvm.so、libhpi.so、および libjsig.so へのシ ンボリック・リンクを作成します。シンボリック・リンクを作成 するには、root として次のようなコマンドを実行します。 cd /usr/lib ln -fs JAVAHOME/jre/bin/libjava.so ln -fs JAVAHOME/jre/bin/classic/libjvm.so ln -fs JAVAHOME/jre/bin/libhpi.so ln -fs JAVAHOME/jre/bin/libjsig.so ここで JAVAHOME は、IBM Developer Kit のベース・ディレクト リーです。 DB2 UDB によってこのライブラリーが見つけられない 場合に Java ルーチンを実行しようとすると、 -4301 エラーが発 生し、ライブラリーが見つからないことを知らせるメッセージが 管理通知ログ内に置かれます。 AMD64/EM64T 以外の Linux プラットフォーム上での IBM Developer Kit 1.4.2 の場合 libjava.so、libjvm.so、libhpi.so、libjsig.so、libjitc.so、 libxhpi.so、および libdbgmalloc.so へのシンボリック・リンク を作成します。シンボリック・リンクを作成するには、root とし て次のようなコマンドを実行します。 cd /usr/lib ln -fs JAVAHOME/jre/bin/libjava.so ln -fs JAVAHOME/jre/bin/classic/libjvm.so ln -fs JAVAHOME/jre/bin/libhpi.so ln -fs JAVAHOME/jre/bin/libjsig.so ln -fs JAVAHOME/jre/bin/libjitc.so ln -fs JAVAHOME/jre/bin/libxhpi.so ln -fs JAVAHOME/jre/bin/libdbgmalloc.so ここで JAVAHOME は、IBM Developer Kit のベース・ディレクト リーです。 DB2 UDB によってこのライブラリーが見つけられない 場合に Java ルーチンを実行しようとすると、 -4301 エラーが発 生し、ライブラリーが見つからないことを知らせるメッセージが 管理通知ログ内に置かれます。 Linux AMD64/EM64T 上での IBM Developer Kit 1.4.2 の場合 この開発キットは、他の Linux プラットフォーム上のキットとは 異なります。続くセクション『代替手順』で概略されている指示 に従い、以下の行を /etc/ld.so.conf に入れます。 JAVAHOME/jre/bin ここで JAVAHOME は、IBM Developer Kit のベース・ディレク トリーです。 DB2 UDB がこのライブラリーを見つけられない場合 に Java ルーチンを実行すると、 -4301 または -1042 エラーが 発生します。 代替手順 /usr/lib ディレクトリー内の共用ライブラリーへのリンクを明示的に作成する 代わりに、 Java 共用ライブラリーを保管するディレクトリーの名前を /etc/ld.so.conf ファイルに追加できます。このファイルではルート許可が必 要です。/etc/ld.so.conf の更新後、ldconfig コマンドをルートとして実行し て、変更をアクティブにする必要があります。この代替手順で問題が生じた場 合、前に説明した方法で /usr/lib ディレクトリーにリンクを作成してくださ い。 64 ビット・オペレーティング・システムでは Microsoft XP のフィックスが必 要 DB2 ファミリー製品で NETBIOS プロトコルを使用するように構成されている Microsoft(R) XP 64 ビット・オペレーティング・システム (2600) を使用して いる場合、Microsoft からホット・フィックスを入手する必要があります。 Microsoft サポート技術情報の文書番号 317437 について、Microsoft に問い 合わせてください。 Windows XP オペレーティング・システム Windows XP Home Edition オペレーティング・システムは、DB2 Universal Database (UDB) Personal Edition 製品でのみサポートされています。 以下の DB2 製品は、Windows XP Professional オペレーティング・システムを サポートしています。 * DB2 UDB Express Edition * DB2 UDB Personal Edition * DB2 UDB Workgroup Server Edition * DB2 Connect(TM) Personal Edition 以下の DB2 製品は、 Windows XP 上では開発およびテスト目的でのみサポート されます (実稼働環境では、 Windows 2000 または Windows Server 2003 が必 要です)。 * DB2 UDB Enterprise Server Edition * DB2 Connect Enterprise Edition DB2 UDB HADR には、別個の有償オプションが選択可能 DB2 Universal Database(TM) (UDB) バージョン 8.2 では、DB2 UDB Workgroup Server Edition および DB2 UDB Express Edition のカスタマー (ユーザー単 位の価格設定モデルでライセンス交付を受けた場合) は、別個の有償オプショ ンで DB2 UDB High Availability Disaster Recovery (HADR) をインストール できませんでした。この問題は、DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 1 (バージョン 8.1 フィックスパック 8) で修正されました。 DB2 Warehouse Manager (バージョン 8.2) および IBM DB2 OLAP Server FP3 以 降 DB2 Warehouse Manager Standard Edition バージョン 8.2 の OLAP ユーティ リティーは IBM DB2 OLAP Server(TM) FP3 (Essbase API レベル 6.5.4) 以降 と互換性がありません。この問題が解決されるまで、DB2 OLAP Server FP2 (Essbase 6.5.3) 以前の使用をお勧めします。 ロー I/O のログの使用可能化 (2.6 カーネルを使用する Linux) DB2 Universal Database (UDB) バージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィック スパック 9 に相当) より前のロー I/O 装置でログを使用するには、 raw ユー ティリティーを使用して、物理装置を Linux ロー・キャラクター型デバイス・ ドライバーにバインドする必要がありました。 DB2 UDB バージョン 8.2.2 (バ ージョン 8.1 フィックスパック 9 に相当) から、 2.6 Linux カーネル上で、 ログのロー I/O は直接指定できるようになりました。たとえば、装置パーティ ション /dev/sdb1 を SAMPLE データベースのロー・ログで使用するには、以下 のコマンドを発行します。 db2 update db cfg for sample using newlogpath /dev/sdb1 DB2 UDB は引き続きロー I/O に対するロー・ユーティリティーの使用方式をサ ポートしますが、最近のディストリビューションではこの機能は推奨されてお らず、今後除去される可能性があります。優先されるのは、装置を直接指定す る新しい方式の使用です。 データウェアハウス・センターでの Red Hat Linux サポート DB2 Universal Database バージョン 8.2 は Red Hat Enterprise Linux AS バ ージョン 3 および 2.1 をサポートします。ただし、データウェアハウス・セ ンターは Red Hat Enterprise Linux AS バージョン 2.1 のみサポートしま す。データウェアハウス・センターは、Red Hat Enterprise Linux AS バージ ョン 3.1 をサポートしない DataDirect ODBC ドライバーを使用します。した がって、データウェアハウス・センターは、Red Hat Enterprise Linux AS バ ージョン 3.1 エージェント・サイトから ODBC ウェアハウス・ソースとウェア ハウス・ターゲットをサポートしません。 WebSphere MQ トランザクション・マネージャーおよび DB2 for OS/390 で必要 な接続コンセントレーター IBM(R) WebSphere(R) MQ (以前は IBM MQSeries(R)) 環境でアプリケーション を実行する場合、WebSphere(R) MQ は XA に準拠するトランザクション・マネ ージャーとして動作し、分散される 2 フェーズ・コミットのトランザクション を調整することができます。WebSphere(R) MQ がこのような方法でトランザク ション・マネージャーとして動作し、データ・ソースが DB2 ファミリー製品で ある場合、いくつかの構成要件があります。これらの要件のほとんどはすでに 文書化されています。たとえば、DB2 構成パラメーター TP_MON_NAME を、DB2 ランタイム・クライアントで「MQ」に設定する必要があります。 しかし、文書化されていない構成要件もあります。データ・ソースである DB2 for OS/390(R) サーバーに接続する場合、要件は DB2 Connect に固有のもので す。WebSphere MQ を使用して DB2 for z/OS(R) および DB2 for iSeries サー バーが関係する分散トランザクションを調整する場合、DB2 Connect 接続コン セントレーター機能をゲートウェイで使用可能にする必要があります。接続コ ンセントレーターは、MAX_CONNECTIONS 構成パラメーターの値が MAX_COORDAGENTS の値より大きい場合に使用可能になります。接続コンセント レーターを使用可能にしないと、トランザクションの振る舞いが予期しないも のになります。 コード化文字セット ID (CCSID) 5039 用の代替 Unicode 変換表 Microsoft Windows の日本語シフト JIS コード・ページは、IBM コード化文字 セット ID (CCSID) 943 として登録されています。ただし、HP-UX プラットフ ォーム上ではシフト JIS コード・ページは CCSID 5039 として登録されていま す。 CCSID 5039 の中には、日本工業規格 (JIS) の文字のみが入っていて、ベ ンダー定義の文字はありません。 CCSID 5039 の DB2 Universal Database (UDB) データベースを HP-UX 上で使用してシフト JIS 文字を保管することは できますが、 CCSID 5039 と CCSID 943 の間でコード・ページの変換が行われ ます。 Microsoft ODBC アプリケーションの使用時に、CCSID 5039 のデータを Unicode に変換すると、IBM のコード・ページの変換表と Microsoft のコー ド・ページの変換表の相違により問題が発生する場合があります。 以下の文字のリストは、CCSID 5039 から Unicode に変換したときに、いずれ の変換表 (IBM または Microsoft) を使用するかにより異なるコード・ポイン トになります。このような文字の場合、IBM の変換表は日本工業規格 JISX0208 および JISX0221 に準拠しています。 表 2. CCSID 5039 から Unicode コード・ポイントへの変換 +-----------------------+----------------------+----------------------+ | シフト JIS コード・ポ | IBM 基本コード・ポイ | Microsoft 基本コー | | イント (文字名) | ント (Unicode 名) | ド・ポイント | | | | (Unicode 名) | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | X'815C' (ダッシュ (全 | U+2014 (ダッシュ (全 | U+2015 (水平バー) | | 角)) | 角)) | | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | X'8160' (波形ダッシ | U+301C (波形ダッシ | U+FF5E (ティルド (全 | | ュ) | ュ) | 角)) | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | X'8161' (双柱) | U+2016 (双柱) | U+2225 (並列記号) | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | X'817C' (負符号) | U+2212 (負符号) | U+FF0D (ハイフン (全 | | | | 角)) | +-----------------------+----------------------+----------------------+ 例えば、X'815C' の CCSID 5039 コード・ポイントである文字ダッシュ (全角) は、 IBM 変換表を使用すると Unicode コード・ポイント U+2014 に変換され ますが、Microsoft 変換表を使用すると U+2015 に変換されます。 Microsoft ODBC アプリケーションは、U+2014 を無効コード・ポイントとして扱うため、 問題を生じる可能性があります。このような問題を回避するために、DB2 UDB には、デフォルトの IBM 変換表に加えて、CCSID 5039 から Unicode への代わ りの Microsoft 変換表が用意されています。デフォルトの IBM 変換表を、代 わりの Microsoft 変換表に置き換える必要があります。 Unicode から CCSID 5039 へのデフォルトの IBM 変換表は、Microsoft バージョンのものと一致し ます。 コード化文字セット (CCSID) 5039 の Unicode 変換表を Microsoft 変換表に置 換 CCSID 5039 から Unicode への変換では、DB2 Universal Database (UDB) のデ フォルトのコード・ページ変換表が使用されます。 Microsoft バージョンな ど、異なるバージョンの変換表を使用する場合は、デフォルトの変換表 (.cnv) ファイルを手動で置換する必要があります。 前提条件 sqllib/conv ディレクトリー内の既存のコード・ページ変換表ファイルを置換 する前に、それを変更前の状態に戻す場合に備えて、ファイルをバックアップ する必要があります。 UNIX および Linux では、sqllib/conv ディレクトリー は DB2 UDB のインストール・パスにリンクされています。 制約事項 変換表の置換を有効にするには、同じデータベースに接続するすべての DB2 UDB クライアントで変換表を変更する必要があります。変更しないと、クライアン トごとにそれぞれ異なるコード・ポイントを使用して、同じ文字を保管する可 能性があります。 手順 CCSID 5039 から Unicode への変換用のデフォルトの DB2 UDB 変換表を置き換 えるには、次の手順で行います。 1. sqllib/conv/ms/5039ucs2.cnv を sqllib/conv/5039ucs2.cnv にコピーしま す。 2. DB2 UDB を再始動します。 コード化文字セット ID (CCSID) 954 用の代替 Unicode 変換表 日本語 EUC コード・ページ用の IBM コード化文字セット ID (CCSID) は、 CCSID 954 として登録されています。 CCSID 954 は、日本語の UNIX および Linux プラットフォームの共通のエンコード方式です。Microsoft ODBC アプリ ケーションを使用して CCSID 954 の DB2 Universal Database (UDB) データベ ースに接続すると、CCSID 954 から Unicode へのデータの変換時に問題が生じ ることがあります。問題が生じる可能性は、 IBM のコード・ページの変換表と Microsoft のコード・ページの変換表の相違に起因します。 IBM の変換表は日 本工業規格 (JIS) JISX0208、JISX0212、および JISX0221 に指定されている文 字名に準拠しています。 以下の文字は、CCSID 954 から Unicode に変換したときに、IBM または Microsoft のいずれの変換表を使用するかにより異なるコード・ポイントにな ります。 表 3. CCSID 954 から Unicode コード・ポイントへの変換 +-----------------------+----------------------+----------------------+ | EUC-JP コード・ポイン | IBM 基本コード・ポイ | Microsoft 基本コー | | ト (文字名) | ント (Unicode 名) | ド・ポイント | | | | (Unicode 名) | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | X'A1BD' (ダッシュ (全 | U+2014 (ダッシュ (全 | U+2015 (水平バー) | | 角)) | 角)) | | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | X'A1C1' (波形ダッシ | U+301C (波形ダッシ | U+FF5E (ティルド (全 | | ュ) | ュ) | 角)) | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | X'A1C2' (双柱) | U+2016 (双柱) | U+2225 (並列記号) | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | X'A1DD' (負符号) | U+2212 (負符号) | U+FF0D (ハイフン (全 | | | | 角)) | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | X'8FA2C3' (破断線) | U+00A6 (破断線) | U+FFE4 (破断線 (全 | | | | 角)) | +-----------------------+----------------------+----------------------+ 例えば、X'A1BD' の CCSID 954 コード・ポイントである文字ダッシュ (全角) は、 IBM 変換表を使用すると Unicode コード・ポイント U+2014 に変換され ますが、Microsoft 変換表を使用すると U+2015 に変換されます。変換マッピ ングのこの相違のため、DB2 UDB Unicode データベース、または DB2 UDB 954 データベースの GRAPHIC 列に、同一文字に対して 2 つの別々のコード・ポイ ントが充当されることがあります。 Microsoft ODBC アプリケーションは、U+ 2014 を無効コード・ポイントとして扱うため、問題を生じる可能性がありま す。このような問題を回避するために、DB2 UDB には、デフォルトの IBM 変換 表に加えて、CCSID 954 から Unicode への代わりの Microsoft 変換表が用意 されています。デフォルトの IBM 変換表を、代わりの Microsoft 変換表に置 き換える必要があります。 Unicode から CCSID 954 へのデフォルトの IBM 変 換表は、Microsoft バージョンのものと一致します。 コード化文字セット (CCSID) 954 の Unicode 変換表を Microsoft 変換表に置 換 CCSID 954 から Unicode への変換では、DB2 Universal Database (UDB) のデ フォルトのコード・ページ変換表が使用されます。 Microsoft バージョンな ど、異なるバージョンの変換表を使用する場合は、デフォルトの変換表 (.cnv) ファイルを手動で置換する必要があります。 前提条件 sqllib/conv ディレクトリー内の既存のコード・ページ変換表ファイルを置換 する前に、それを変更前の状態に戻す場合に備えて、ファイルをバックアップ する必要があります。 UNIX および Linux では、sqllib/conv ディレクトリー は DB2 UDB のインストール・パスにリンクされています。 制約事項 これを有効にするには、同じ CCSID 954 データベースに接続するすべての DB2 クライアントで変換表を変更する必要があります。クライアントが日本語 Windows の場合に、その ANSI コード・ページがシフト JIS (CCSID 943) であ れば、 CCSID 943 と Unicode の間の DB2 のデフォルトの変換表を Microsoft バージョンに変更する必要もあります。変更しないと、クライアントごとにそ れぞれ異なるコード・ポイントを使用して、同じ文字を保管する可能性があり ます。 手順 CCSID 954 から Unicode への変換用のデフォルトの DB2 UDB 変換表を置き換 えるには、次の手順で行います。 1. sqllib/conv/ms/0954ucs2.cnv を sqllib/conv/0954ucs2.cnv にコピーしま す。 2. DB2 UDB を再始動します。 CCSID 943 と Unicode の間の変換用のデフォルトの DB2 UDB 変換表を置換す るには、次の手順で行います。 1. sqllib/conv/ms/0943ucs2.cnv を sqllib/conv/0943ucs2.cnv にコピーしま す。 2. sqllib/conv/ms/ucs20943.cnv を sqllib/conv/ucs20943.cnv にコピーしま す。 3. DB2 UDB を再始動します。 コード化文字セット ID (CCSID) 943 用の代替 Unicode 変換表 IBM コード化文字セット ID (CCSID) 943 として登録されている Microsoft Windows の日本語シフト JIS コード・ページを使用している場合は、CCSID 943 と Unicode との間で文字を変換する際に以下の 2 つの問題が発生する場合が あります。問題が発生する可能性があるのは、IBM と Microsoft のコード・ペ ージの変換表が異なるためです。このような問題を回避するために、DB2 Universal Database (UDB) には、デフォルトの IBM 変換表以外に、CCSID 943 と Unicode との間の代替 Microsoft 変換表が用意されています。 問題 1 従来より、CCSID 943 コード・ページ中の文字のうち 300 以上が、それぞれ 2 つまたは 3 つのコード・ポイントによって表されます。入力方式エディター (IME) とコード・ページ変換表を使用すると、これらの同等のコード・ポイン トのうち 1 つのみが入力されます。例えば、ローマ数字 1 の小文字「i」に は、X'EEEF' と X'FA40' の 2 つの同等のコード・ポイントがあります。 Microsoft Windows の IME は、'i' が入力されると常に X'FA40' を生成しま す。通常、IBM と Microsoft は同じ基本コード・ポイントを使用して文字を表 しますが、以下の 13 文字は例外です。 表 4. CCSID 943 シフト JIS コード・ポイント変換 +-----------------------+----------------------+----------------------+ | 文字名 (Unicode コー | IBM 基本シフトJIS コ | Microsoft 基本シフト | | ド・ポイント) | ード・ポイント | JIS コード・ポイント | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | ローマ数字 1 (U+2160) | X'FA4A' | X'8754' | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | ローマ数字 2 (U+2161) | X'FA4B' | X'8755' | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | ローマ数字 3 (U+2162) | X'FA4C' | X'8756' | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | ローマ数字 4 (U+2163) | X'FA4D' | X'8757' | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | ローマ数字 5 (U+2164) | X'FA4E' | X'8758' | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | ローマ数字 6 (U+2165) | X'FA4F' | X'8759' | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | ローマ数字 7 (U+2166) | X'FA50' | X'875A' | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | ローマ数字 8 (U+2167) | X'FA51' | X'875B' | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | ローマ数字 9 (U+2168) | X'FA52' | X'875C' | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | ローマ数字 10 | X'FA53' | X'875D' | | (U+2169) | | | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | 括弧付きの漢字の株 | X'FA58' | X'FA58' | | (U+3231) | | | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | ナンバー記号 (U+2116) | X'FA59' | X'8782' | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | 電話記号 (U+2121) | X'FA5A' | X'8754' | +-----------------------+----------------------+----------------------+ DB2 UDB などの IBM 製品は基本的には X'FA4A' などの IBM コード・ポイン トを使用して大文字のローマ数字 1 の「I」を表しますが、Microsoft 製品は X'8754' を使用してこの同じ文字を表します。 Microsoft ODBC アプリケーシ ョンは「I」文字を X'8754' として CCSID 943 の DB2 UDB データベースに挿 入でき、DB2 UDB コントロール・センターはこの同じ文字を X'FA4A' として同 じ CCSID 943 データベースに挿入できます。ただし、ODBC アプリケーション は「I」が X'8754' としてエンコードされた行のみ検出でき、DB2 UDB コント ロール・センターは「I」が X'FA4A' としてエンコードされた行のみ検出でき ます。 DB2 UDB コントロール・センターが「I」を X'8754' として選択できる ようにするには、CCSID 943 と Unicode との間のデフォルトの IBM 変換表 を、代替 Microsoft 変換表に置換する必要があります。 問題 2 以下の文字のリストは、CCSID 943 から Unicode に変換したときに、IBM 変換 表または Microsoft 変換表のいずれを使用するかにより異なるコード・ポイン トになります。このような文字の場合、IBM の変換表は日本工業規格 JISX0208、JISX0212、および JISX0221 に準拠しています。 表 5. CCSID 943 から Unicode コード・ポイントへの変換 +-----------------------+----------------------+----------------------+ | シフト JIS コード・ポ | IBM 基本コード・ポイ | Microsoft 基本コー | | イント (文字名) | ント (Unicode 名) | ド・ポイント | | | | (Unicode 名) | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | X'815C' (ダッシュ (全 | U+2014 (ダッシュ (全 | U+2015 (水平バー) | | 角)) | 角)) | | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | X'8160' (波形ダッシ | U+301C (波形ダッシ | U+FF5E (ティルド (全 | | ュ) | ュ) | 角)) | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | X'8161' (双柱) | U+2016 (双柱) | U+2225 (並列記号) | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | X'817C' (負符号) | U+2212 (負符号) | U+FF0D (ハイフン (全 | | | | 角)) | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | X'FA55' (破断線) | U+00A6 (破断線) | U+FFE4 (破断線 (全 | | | | 角)) | +-----------------------+----------------------+----------------------+ 例えば、X'815C' の CCSID 943 コード・ポイントである文字ダッシュ (全角) は、IBM 変換表を使用すると Unicode コード・ポイント U+2014 に変換されま す。ただし、Microsoft 変換表を使用すると U+2015 に変換されます。変換マ ッピングのこの相違により、DB2 UDB Unicode データベースにおいては、同一 文字に対して 2 つの別々のコード・ポイントが充当されることがあります。 Microsoft ODBC アプリケーションは、U+2014 を無効コード・ポイントとして 扱うため、問題を生じる可能性があります。この問題を回避するために、CCSID 943 と Unicode との間のデフォルトの IBM 変換表を、代替 Microsoft 変換表 に置換する必要があります。 CCSID 943 と Unicode との間の代替 Microsoft 変換表を使用するには、すべ ての DB2 UDB クライアントと DB2 UDB データベースが CCSID 943 のコード・ ページを持ち、同じ代替 Microsoft 変換表を使用する、閉じた環境に限定する 必要があります。IBM デフォルトの変換表を使用する DB2 UDB クライアント と、代替 Microsoft の変換表を使用する別の DB2 UDB クライアントが混在 し、両方のクライアントが CCSID 943 の同じ DB2 UDB データベースにデータ を挿入する場合、同じ文字が異なるコード・ポイントとしてデータベースに保 管される可能性があります。 コード化文字セット (CCSID) 943 の Unicode 変換表を Microsoft 変換表に置 換 CCSID 943 と Unicode との間で変換する場合、DB2 Universal Database (UDB) のデフォルトのコード・ページ変換表が使用されます。 Microsoft バージョン の変換表などの、異なるバージョンの変換表を使用する場合、デフォルトの変 換表 (.cnv) ファイルを手動で置換する必要があります。 前提条件 sqllib/conv ディレクトリー内の既存のコード・ページ変換表ファイルを置換 する前に、それらを変更前の状態に戻す場合に備えて、ファイルをバックアッ プする必要があります。 UNIX および Linuxでは、sqllib/conv ディレクトリ ーは DB2 UDB のインストール・パスにリンクされています。 制約事項 変換表の置換を有効にするには、同じデータベースに接続するすべての DB2 UDB クライアントで変換表を変更する必要があります。変更しないと、クライアン トごとにそれぞれ異なるコード・ポイントを使用して、同じ文字を保管する可 能性があります。 手順 CCSID 943 と Unicode との間で文字を変換するためのデフォルトの DB2 UDB 変換表を置換するには、次の手順で行います。 1. sqllib/conv/ms/0943ucs2.cnv を sqllib/conv/0943ucs2.cnv にコピーしま す。 2. sqllib/conv/ms/ucs20943.cnv を sqllib/conv/ucs20943.cnv にコピーしま す。 3. DB2 UDB を再始動します。 MVS オペレーティング・システムの非サポート ドキュメンテーションには記述されていますが、MVS(TM) オペレーティング・ システムは DB2 Universal Database ではサポートされなくなりました。 MVS は z/OS に変更されました。 バックアップおよび復元操作 (Linux 390) Linux 390 オペレーティング・システムの使用時には、複数の磁気テープ装置 が関わるバックアップおよび復元操作が機能しない場合があります。 Hummingbird Exceed を使用したデベロップメント・センターへのアクセス時の ビュー連結の使用可能化 Hummingbird(R) Exceed を使用して UNIX 上のデベロップメント・センターに アクセスする場合に、デベロップメント・センター内のタイトル・バーのドラ ッグによってビューの移動と連結を行えるようにするには、先に XTEST 拡張機 能バージョン 2.2 を使用可能にしておく必要があります。 XTEST 拡張機能を使用可能にするには、次のようにします。 1. 「スタート」メニューで「プログラム」->「Hummingbird Connectivity 7.0」->「Exceed」->「XConfig」を選択します。「XConfig」ウィンドウが 開きます。 2. オプション: パスワードの必要な構成の場合、XConfig パスワードを入力し ます。 3. 「プロトコル」アイコンをダブルクリックします。「プロトコル」ウィンド ウが開きます。 4. 「X 規格合致試験の互換性 (X Conformance Test Compatibility)」チェッ ク・ボックスを選択します。 5. 「プロトコル」ウィンドウ内の「拡張機能... (Extensions...)」ボタンを クリックします。「プロトコル拡張機能 (Protocol Extensions)」ウィンド ウが開きます。 6. 「拡張機能の使用可能化 (Enable Extensions)」リストで、「XTEST (X11R6)」チェック・ボックスを選択します。 7. 「OK」をクリックします。 インストール、移行、アップグレード、構成に関する情報 改訂マークは、追加または変更されたテキストを示しています。縦線 ( | ) は、バージョン 8.2 フィックスパック 4 (バージョン 8.1 フィックスパック 11 に相当) で追加または変更された情報を示しています。 ハードウェアおよびソフトウェア要件 ハードウェアとソフトウェアの要件は、以下の Web サイトで参照できます。 http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/sysreqs.html インストール情報 UNIX および Linux プラットフォームでは、これらのインストール情報は新し い製品のインストールにのみ適用されます。フィックスパックを適用するに は、そのフィックスパックの README を参照してください。 Windows プラットフォームでは、これらのインストール情報は新しい製品のイ ンストールとフィックスパックの両方に適用されます。フィックスパックを適 用する場合は、そのフィックスパックの README とともにこれらのインストー ル情報も確認する必要があります。 DB2 Universal Database をインストールする前に、このセクション全体をお読 みください。 DB2 セットアップ・ウィザードの新規オプション (Windows) コマンド行でのインストール・パスの指定 DB2(R) セットアップ・ウィザードを使用すると、以下の新規オプションを使用 してコマンド行でインストール・パスを指定できます。 -p Installation Directory このオプションは、応答ファイルで指定されている値をオーバーライドします。 新規 -p [INSTALLDIR] オプションを使用すると、応答ファイルを変更せずに製 品のインストール・パスを変更できます。 インストールでの新規 NO_CONFIG オプション NO_CONFIG キーワードを応答ファイルに追加すると、稼働中の操作が使用不可 になります。その後もインストールでは環境変数が設定され、インスタンスを 作成したり、インストール完了後に DB2(R) Administration Server を手動で 作成したりするのに必要な他の基本的なセットアップが実行されます。基本的 ではない構成は実行されません。 このオプションを応答ファイルで指定すると、稼働中のセットアップで使用さ れる任意のキーワードは検証されますが、こうしたキーワードに関連付けられ た構成は実行されません。 進捗表示 無人インストール実行時に、DB2(R) セットアップ・ウィザードの進捗ウィンド ウのみを表示する新しいオプションが備えられました。 この新規 -m オプションは、-u [response file] パラメーターと一緒に用いる 必要があります。応答ファイルのオプションなしに -m オプションを指定する と、引数が誤っていることを示すメッセージがインストールで戻されます。 -m オプションを指定すると、ユーザーが入力する必要のないウィンドウに限って 表示されます。 たとえば setup.exe コマンドを実行すると、インストールでウィンドウが表示 されますが、入力を求めるプロンプトは出ません。インストールが終了する と、ウィンドウは閉じ、setup.exe プロセスが完了します。 DB2 セットアップ・ウィザードの変更 (Windows) DB2 セットアップ・ウィザードのオプション (setup.exe) DB2 インストールを開始する setup.exe ファイルは、インストールが終了する までコードを戻さずに待機します。この設定がデフォルトの動作です。現在でも -w オプションがありますが、このパラメーターは DB2 セットアップ・ウィザ ードの動作をもはや変更しません。 インストール開始直後に、DB2 セットアップ・ウィザードを終了させるには、 新しい-c オプションを使用できます。このオプションを選択すると、インスト ールの戻りコードは setup.exe ファイルの終了コードをモニターしても使用で きません。 -w と -c オプションを一緒に指定すると、エラーが戻ります。 拡張セキュリティーのインストール制約事項 (Windows) DB2 Universal Database(TM) (UDB) バージョン 8.2 は、NTFS ファイル・シス テムのセキュリティー機能および Windows(R) オペレーティング・システムの セキュリティー機能を活用して、DB2 リソースにセキュアにアクセスする新し い機能を導入しました。セキュア・アクセスは、主に DB2 ファイルのアクセス 制御リスト (ACL)、レジストリー項目、およびランタイム・メモリー・オブジ ェクトを変更して実行できます。 デフォルトでは、DB2 インストール・ウィザードによってこの新規セキュリテ ィー機能が使用可能になります。 Windows(R) 拡張セキュリティーは、カスタ ム・インストールを実行して、「DB2 オブジェクトのためにオペレーティン グ・システム・セキュリティーを使用可能にする」ウィンドウの「Windows 拡 張セキュリティー (Enhanced Windows(R) security)」チェック・ボックスのチ ェックをはずすと使用不可にできます。 この新しいセキュリティー機能を使用不可にする最もお勧めの方法は、 db2secv82 コマンドを実行することです。しかし、db2secv82 コマンドはイン ストール直後に実行する必要があります。 db2secv82 コマンドの詳細情報は、 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2help/ の DB2 インフォメーシ ョン・センターにあります。 ユーザー ID を使用して DB2 UDB をインストールできますが、そのユーザー ID が DB2ADMNS、DB2USERS、または Local Administrators グループのいずれかに 属していない場合は、そのユーザー ID は DB2 コマンドを実行できません。 DB2 UDB が実行されているローカル・コンピューター上の DB2 システム・ファ イル、レジストリー・キー、ネットワーク共有、および DB2 サービスにアクセ スできるのは、DB2ADMNS、DB2USERS、または Local Administrators の各グル ープに属するユーザーだけです。 一般に、DB2ADMNS グループに属するユーザー、および Local Administrators グループに属するユーザーは、DB2 リソースに対する完全な制御を有していま す。 DB2USERS グループに属するユーザーには、書き込みおよび実行のアクセ ス権があります。 DB2 UDB バージョン 8.2 のインストール後、読み取りアクセス権 (たとえば、 照会を実行する場合) が必要なユーザーは DB2USERS グループに追加される必 要があります。データベース管理者などの完全な制御アクセス権が必要なユー ザーは、DB2ADMNS グループに追加してください。 ご使用の環境におけるセキュリティー・ポリシーに従って、ユーザー管理を実 施する必要があります。 標準インストールにおける新規セキュリティー方法の影響 Windows での DB2 UDB の標準インストール時に、デフォルトで拡張セキュリテ ィーが使用可能です。デフォルトでは、DB2 UDB は DB2ADMNS および DB2USERS グループを作成します。既存のグループ名と競合する場合は、グループ名を変 更するようプロンプトで指示されます。必要な場合は、独自の値を指定できま す。 既存のセキュリティー・グループを使用する場合、そのグループのセキュリテ ィー・ポリシーは DB2 UDB の要件を満たすように変更されます。既存のセキュ リティー・グループを選択すると、ユーザーがそのグループ内に既に存在して いる場合にはユーザー特権が強化される可能性があります。 カスタム・インストールまたはフィックスパック・インストールにおける新規セ キュリティー方法の影響 Windows で DB2 UDB のカスタムまたはフィックスパック・インストールを実行 すると、「DB2 オブジェクトのためにオペレーティング・システム・セキュリ ティーを使用可能にする」パネルが開きます。 Windows 拡張セキュリティーを 使用可能にする場合には、「次へ」をクリックしてデフォルトを受け入れるこ とができます。 Windows 拡張セキュリティーを使用不可にするには、「DB2 オブジェクトのた めにオペレーティング・システム・セキュリティーを使用可能にする」ウィン ドウの 「オペレーティング・システム・セキュリティーを使用可能にする」チ ェック・ボックスのチェックをはずします。 ユーザー ID の DB2 UDB アクセス権のインストール後の追加 標準またはカスタム・インストール後に、ユーザー ID を適切な DB2ADMNS お よび DB2USERS ユーザー・グループに追加して、DB2 UDB へのアクセス権を付 与する必要があります。ユーザーを適切なグループに追加するには、以下の手 順に従います。 1. 「ユーザーおよびパスワード管理 (Users and Passwords Manager)」ツール を開始します。 2. 追加するユーザー名をリストから選択します。 3. 「プロパティー (Properties)」をクリックします。「プロパティー (Properties)」ウィンドウで、「グループ・メンバーシップ (Group Membership)」タブをクリックします。 4. 「その他 (Other)」ラジオ・ボタンを選択します。 5. ドロップダウン・リストから適切なグループを選択します。 インストール後の Windows 拡張セキュリティーの使用可能化 DB2 UDB をインストールして新しいセキュリティー機能を有効にしない設定を 選択した場合でも、インストール後に db2secv82.exe コマンドを実行して有効 にできます。 db2secv82.exe コマンドを使用してこのセキュリティー機能を有効にした後、 この設定を元に戻すには以下の 2 つの方法があります。 オプション 1 システムに変更を加えないうちに、db2secv82.exe -r コマンドをす ぐに再実行します。システムに何かの変更を加えた場合は、2 番目の 方法を使用してください。 オプション 2 Everyone グループを DB2ADMNS および DB2USERS グループに追加し ます。 Everyone グループをこうしたセキュリティー・グループに追 加すると、DB2 UDB を使用するすべての特権が全ユーザーに付与され ます。 しかし、セキュリティーを使用不可にすると望ましくない機密漏れが生じる可 能性があるため、お勧めできません。セキュリティーを使用不可にすると、一 部のユーザーは DB2 UDB を使用できなくなる場合があります。ランタイム時に DB2 UDB が作成した ACL が、ファイル・システムに適用された ACL と一致し ないためです。 ディレクトリー・パスではブランクを使用不可 (Linux および UNIX) 空白の入ったパスのディレクトリーから db2setup プログラムを実行すると、 セットアップは失敗して、次のエラーが表示されます。 : not found パスにスペースが入っていないディレクトリーにインストール可能なイメージ を入れてください。 Red Hat Enterprise Linux 4 の要件 compat-libstdc++-33 パッケージは、DB2 Universal Database for Linux(TM) を Red Hat Enterprise Linux(R) 4 にインストールする前にインストールして ください。 DB2 UDB の JDK レベル (Linux on IA64 および Linux on POWER) バージョン 8.2 の DB2 Universal Database (UDB) を Linux にインストール すると、RPM ベースのインストールでは、IBM Java RPM (IBMJava2-SDK-ppc-1.4.1-2.0.ppc.rpm) のインストールが試行されます。 上位レベルの RPM (IBMJava2-SDK-ppc-1.5.0-2.0.ppc.rpm など) がすでに存在 すると、バックレベルの RPM はインストールされません。 そのような場合でも、Java 1.4 パスの /opt/IBMJava2-14/ を指す JDK_PATH データベース構成パラメーターはそのままになります。これにより、DB2 ツー ル・カタログのインストールなどの、Java に依存する機能はいずれも作動しな くなります。 前提条件 インスタンス所有者として次のようなコマンドを実行しなければなりません。 手順 1. DB2 UDB が正しい IBM(R) Developer Kit を指すようにするには、次のコマ ンドを実行します。 db2 update dbm cfg using JDK_PATH path path は 1.5 インストール・パスです (/opt/IBMJava2-15 など)。 インストール・イメージの解凍 (Linux および UNIX) インストール・イメージの中には、製品 CD 上で圧縮形式や gzip 形式で配布 されるものがあります。これらの形式の DB2 Universal Database (UDB) をイ ンストールする前に、インストール・イメージを一時ディレクトリーにコピー し、解凍するか gunzip する必要があります。 CD 上の圧縮または gzip されたインストール・イメージのファイル名は PRODUCT.tar.Z または PRODUCT.tar.gz です (PRODUCT はインストールする DB2 製品)。例えば、DB2 UDB Enterprise Server Edition をインストールする場 合、関係のある CD 上の圧縮イメージは ese.tar.Z または ese.tar.gz という 名前になります。 ソフトウェア・ディスク要件に加えて、tar.Z または tar.gz ファイルと解凍 されたインストール・イメージを入れるために、フリー・スペースが 2 ギガバ イトあるファイル・システムが必要です。 手順 インストール・イメージを解凍するには、以下のステップを実行します。 1. 圧縮または gzip されたインストール・イメージを、フリー・スペースが 2 ギガバイト以上ある一時ファイル・システムにコピーします。 2. cd /TMP (/TMP は圧縮イメージをコピーしたディレクトリーを表す) と入力 して、インストール・イメージをコピーしたディレクトリーに変更します。 3. 製品に *.tar.Z 拡張子がある場合は、以下のコマンドを入力して、インス トール・イメージを解凍します。 zcat PRODUCT.tar.Z | tar -xvf - PRODUCT はインストールする DB2 製品です。 4. 製品に *.tar.gz 拡張子がある場合は、以下のコマンドを入力して、インス トール・イメージを解凍します。 gunzip -c PRODUCT.tar.gz | tar -xvf - PRODUCT はインストールする DB2 製品です。 注: a. gunzip は AIX 5L(TM) のデフォルト・インストール・セットアップの一 部です。gunzip がない場合は、rpm.rte ファイル・セットを AIX 5L イ ンストール・メディアからインストールしてください。 rpm.rte ファイ ル・セットには gunzip が含まれています。 b. gunzip を含む AIX 5L gzip を、 http://www.ibm.com/servers/aix/products/aixos/linux/rpmgroups.html からダウンロードすることもできます。 5. DB2 セットアップ・ウィザードを使用してインストールを実行するには、『 インストール・イメージからの DB2 UDB のインストール (Linux および UNIX)』を参照してください。 DB2 UDB では英語以外のインストール・パスを使用不可 (Windows) DB2 Universal Database (UDB) を Windows 上にインストールするときに、DB2 UDB 用のディレクトリー・パスを入力できます。ただし、入力するディレクト リー・パス名には英文字しか使用できません。 複数の製品用のフィックスパックのダウンロードと解凍 (Windows) DB2 バージョン 8 for Windows フィックスパック 3 以降では、IBM は 1 つの 汎用フィックスパックではなく、製品固有のフィックスパックを提供していま す。この変更は、 Windows プラットフォームの DB2 バージョン 8 製品にのみ 適用されます。 複数の DB2 製品をインストールする場合、インストール前に各 DB2 製品のイ メージをダウンロードして解凍することが必要です。 例えば、DB2 UDB Enterprise Server Edition バージョン 8 と DB2 Spatial Extender バージョン 8 を同じ Windows システムにインストールする場合、DB2 UDB Enterprise Server Edition フィックスパック・イメージと Spatial Extender フィックスパック・イメージをダウンロードする必要があります。そ の後、同じディレクトリーにこうしたフィックスパック・イメージをそれぞれ 解凍してください。 GUI インストールまたはサイレント・インストールを引き 続き行うには、イメージをすべて解凍する必要があります。 フィックスパックのインストールの詳細は、DB2 UDB フィックスパックの README を参照してください。 インストール・イメージからの DB2 UDB のインストール (Linux および UNIX) 前提条件 次のようにして、DB2 セットアップ・ウィザードを開始します。 * ご使用のシステムがインストール、メモリー、およびディスクの要件を満た していることを確認します。『ハードウェアおよびソフトウェア要件』を参 照してください。 注: DB2 UDB バージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 9 に相 当) では、Red Hat Enterprise Linux 4 および SuSE Linux Enterprise Server 9 などの、2.6 カーネルに基づく x86 (32 ビット Intel(R) および AMD) および x86-64 (64 ビット Intel(R) EM64T および AMD64) アーキテクチャーの Linux(R) ディストリビューショ ンのインストール・イメージの新規セットを導入しています。 * 『インストール前提条件』を読んだことを確認します。ファイル install.txt または install.htm は、CD の /cdrom/doc/language/ にあり ます。 * cdrom はマウント・ポイントを表します。 * language は、5 文字のコードで構成される言語ディレクトリーを表しま す。 * インストールを実行するには、ルート権限が必要です。 * DB2 製品 CD をご使用のシステムにマウントしなければなりません。 手順 製品 CD にインストール・イメージが圧縮形式か gzip 形式で含まれている場 合は、DB2 UDB をインストールする前にインストール・イメージを解凍するか gunzip しなければなりません。詳細については、『インストール・イメージの 解凍 (Linux および UNIX)』を参照してください。 DB2 セットアップ・ウィザードを使用してインストールを実行するには、以下 のコマンドを入力してください。 ./PRODUCT/db2setup PRODUCT はインストールする DB2 製品です。例えば、DB2 UDB Enterprise Server Edition をインストールする場合は、./ese/db2setup と入力してください。 インストール・ランチパッドが開きます。インストール・パネルに従って最後 まで進みます。 インストール・イメージからの DB2 UDB のインストール (Windows) 前提条件 次のようにして、DB2 セットアップ・ウィザードを開始します。 * ご使用のシステムがインストール、メモリー、およびディスクの要件を満た していることを確認します。『ハードウェアおよびソフトウェア要件』を参 照してください。 * 『インストール前提条件』を読んだことを確認します。ファイル install.txt または install.htm は、CD の x:\doc\language\ にありま す。 * x は CD ドライブを表します。 * language は、5 文字のコードで構成される言語ディレクトリーを表しま す。 * インストールを実行するには、ローカル管理者ユーザー・アカウントと推奨 されているユーザー権限がなければなりません。 DB2 セットアップ・ウィザードを使用してインストールを実行するには、CD を ドライブに挿入してください。自動実行機能が有効になっていれば、IBM DB2 セットアップ・ランチパッドが自動的に開始されます。 手順 自動実行機能が有効でない場合は、以下のようにして DB2 セットアップ・ウィ ザードを手動で開始できます。 1. 「スタート」をクリックし、 「ファイル名を指定して実行」オプションを 選択します。 2. 「名前」フィールドで、次のコマンドを入力します。 x:\setup /i language ここで、 * x: は CD ドライブを表します。 * language はご使用の言語のテリトリー ID (例えば、英語の場合は EN) です。 /i language パラメーターはオプションです。指定しないと、DB2 セット アップ・ウィザードはご使用のオペレーティング・システムと同じ言語で実 行します。 3. 「OK」をクリックします。 DB2 セットアップ・ランチパッドが開きます。 インストール・パネルに従って最後まで進みます。 注: DB2 Run-Time Client Lite 製品は、他のコマンド行パラメーターを使用し ます。詳細については、 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2help/ の DB2 インフォ メーション・センターにアクセスしてください。 DB2 UDB 応答ファイル・インストールに必要なディスク・スペース 応答ファイルを使用して DB2 Universal Database 製品をインストールする場 合は、etc ディレクトリーに 1MB のフリー・ディスク・スペースが必要です。 応答ファイル・インストール中にエラー・メッセージ DBI1191I を受け取った 場合、このメッセージはルート・ディレクトリー中のフリー・ディスク・スペ ースが不足していることを示します。このメッセージは誤りである可能性があ ります。etc ディレクトリー中のフリー・ディスク・スペースの量を検査して ください。インストールを再実行するには、1MB 以上のフリー・ディスク・ス ペースが必要です。 db2setup コマンドを使った製品の追加に対する制約事項 (Linux および UNIX) DB2 製品のインストールが完了したら、さらに別の DB2 製品を追加することが できます。 db2setup コマンドを使って製品を追加する場合、次のような推奨 事項と制約事項が適用されます。 推奨事項 インストール済みの製品と追加する製品は同じコード・レベルになければなり ません。例えば、DB2 Universal Database (UDB) Enterprise Server バージョ ン 8 フィックスパック 5 がすでにインストールされている場合に、DB2 Information Integrator 製品を追加する必要があるとします。この場合、DB2 Information Integrator も、バージョン 8 フィックスパック 5 レベルでなけ ればなりません。 制約事項 * 追加される製品のフィックスパック・レベルよりも DB2 フィックスパッ ク・レベルの方が高い場合、そのような組み合わせは許容されます。ただ し、追加される製品のフィックスパック・レベルが DB2 フィックスパッ ク・レベルよりも低いため、製品を追加インストールした後に DB2 フィッ クスパック・レベルを再適用する必要があります。フィックスパックを再適 用する方法については、該当するフィックスパックの README を参照してく ださい。 * DB2 のフィックスパック・レベルが、追加される製品のフィックスパック・ レベルよりも低い場合、エラーが生じます。追加される製品が、DB2 UDB よ りも高いフィックスパック・レベルであってはなりません。この場合、まず DB2 UDB を適当なレベルにしてから、追加製品をインストールしなければな りません。詳細は、該当するフィックスパックの README を参照してくださ い。 次の表は、db2setup の組み合わせを要約したものです。 表 6. db2setup の組み合わせ +----------+--------------+-------------------------------------------+ | DB2 フィ | 追加製品のフ | 組み合わせの可否 | | ックスパ | ィックスパッ | | | ック・レ | ク・レベル | | | ベル | | | +----------+--------------+-------------------------------------------+ | バージョ | バージョン 8 | 可能。推奨されている組み合わせです。 | | ン 8 フ | フィックスパ | | | ィックス | ック 3 | | | パック 3 | | | +----------+--------------+-------------------------------------------+ | バージョ | バージョン 8 | 可能。ただし、バージョン 8 フィックスパッ | | ン 8 フ | GA | ク 3 を再適用する必要があります。フィック | | ィックス | | スパックの再適用に関する説明は、DB2 サポ | | パック 3 | | ート Web サイトにアクセスして、該当するフ | | | | ィックスパックの README を参照してくださ | | | | い。 | +----------+--------------+-------------------------------------------+ | バージョ | バージョン 8 | 不可能。追加製品をインストールする前に、 | | ン 8 フ | フィックスパ | まず DB2 フィックスパック・レベルを高くす | | ィックス | ック 5 | る必要があります (この例では、バージョン | | パック 3 | | 8 フィックスパック 5 にします)。 必須のバ | | | | ージョン 8 のフィックスパックのインストー | | | | ルに関する説明は、DB2 サポート Web サイト | | | | にアクセスして、 該当するフィックスパック | | | | の README を参照してください。 | +----------+--------------+-------------------------------------------+ DB2 サポート Web サイトのアドレスは http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support.html です。 DB2 Web ツール 以下の言語では、DB2 Web ツールでサポートされるアプリケーション・サーバ ーは、サーブレット 2.3 仕様に準拠している必要があります。 * 日本語 * 韓国語 * 中国語 (簡体字) * 中国語 (繁体字) * ロシア語 * ポーランド語 フィックスパックの適用後の Query Patroller パッケージのバインディング フィックスパックを適用してからフィックスパック・インストール後のタスク をすべて実行した後、 Query Patroller のインストールも完了したら、以下の ステップを行います。 1. DBADM 権限を持つユーザーとしてログインします。 2. 次のような正しいディレクトリーに変更します。 * INSTPATH/bnd (Linux および UNIX) * INSTPATH\bnd (Windows) INSTPATH は DB2 UDB のインスタンス・パス。 3. 以下のコマンドを実行します。 db2 connect to dbname db2 bind @qpserver.lst blocking all grant public フィックスパック 3 レベル以上の Query Patroller のインストール Query Patroller は、DB2 UDB データベースに対する照会の流れの制御に使用 される照会管理システムです。 DB2 UDB バージョン 8.1.2 より、DB2 Query Patroller はスタンドアロン製品になりました。これは DB2 Warehouse Manager のコンポーネントではありません。 DB2 UDB バージョン 8 フィックスパック 3 以上をインストール済みであっ て、基本バージョンまたは GA バージョンの DB2 Query Patroller をインスト ールする場合、DB2 UDB フィックスパック 3 以上を再適用する必要がありま す。再適用しないと、Query Patroller の変更内容は、現在の DB2 UDB フィッ クスパック・レベルには適用されません。 Query Patroller サーバーをインストールする場合、DB2 UDB フィックスパッ ク・レベルを再適用した後、DB2 UDB インスタンスも更新する必要があります。 インスタンスは、更新後に再始動しなければなりません。 Query Patroller サーバーのインストール Query Patroller サーバーをインストールするときには、以下の事項にご注意 ください。 * DB2 セットアップ・ウィザードの「インストール・タイプの選択」ウィンド ウで「コンピューターの使用法 (Computer usage based)」を選択し、さらに 「このコンピューターの使用法の選択 (Select how this computer will be used)」ウィンドウで「サーバー」を選択すると、クエリー・パトローラ ー・センターはインストールされません。クエリー・パトローラー・センタ ーをインストールする場合は、「インストール・タイプの選択」ウィンドウ で、「完全」または「カスタム」のいずれかのインストール・タイプを選択 します。 * 「DB2 Query Patroller(TM) ガイド」は「コンピューターの使用法 (Computer usage based)」インストール・タイプのインストール・パネルを 使用して、DB2 セットアップ・ウィザードを使用した Query Patroller サ ーバーのインストール方法を示します。ただし、Query Patroller サーバー をインストールするのに、「コンピューターの使用法 (Computer usage based)」インストール・タイプを使用する必要はありません。「完全」また は「カスタム」のいずれかのインストール・タイプを使用して、Query Patroller サーバーをインストールできます。 * Query Patroller クライアント・ツールがインストールされている DB2 ク ライアントは、Query Patroller サーバーがインストールされているパーテ ィションに接続していなければなりません。標準的なパーティション・デー タベース環境では、Query Patroller サーバーはすべてのパーティションに インストールされるため、どのパーティションでもコーディネーター・パー ティションになるよう選択でき、引き続き Query Patroller クライアン ト・ツールを使用できます。 Query Patroller での新規データベース・パーティション・グループの定義 パーティション環境での Query Patroller のインストール中に新しい表スペー スを定義する際、既存のデータベース・パーティション・グループを選択でき ます。あるいは、新しい表スペース用に新しいデータベース・パーティショ ン・グループをセットアップすることもできます。新しいデータベース・パー ティション・グループのセットアップを選択した場合は、インストール・パネ ル上のリスト・ボックスから、その新しいデータベース・パーティション・グ ループ用にデータベース・パーティションを 1 つのみ選択できます。新しいデ ータベース・パーティション・グループに追加のパーティションを加える場合 は、インストールの完了後に手動で追加しなければなりません。 Query Patroller クライアント・ツールのインストール DB2 クライアントでは、Query Patroller サーバーに照会をサブミットするた めに Query Patroller クライアント・ツールをインストールする必要はありま せん。 ベータ版のデータベースの再作成 ベータ版の DB2 UDB バージョン 8.2 にデータベースを作成した場合は、正式 なバージョンのバージョン 8.2 にも再作成しなければなりません。 これには、DB2 Geodetic Extender バージョン 8.2 の空間データベースの再作 成を含みます。 各国語バージョンの DB2 UDB 用の MDAC ファイルのインストール 各国語バージョンの DB2 Universal Database (UDB) バージョン 8.2 をインス トールする前に、各国語バージョンの Microsoft Data Access コンポーネント (MDAC) 2.7 をインストールしないと、DB2 UDB は英語の MDAC ファイルをデフ ォルトでインストールします。このインストールによって、オペレーティン グ・システムが英語版でない場合、「Windows ODBC Data Source Administrator」パネルは未翻訳のまま表示されることになります。この問題を 解決するには、"MDAC 2.7 RTM - Refresh" バンドルを、Microsoft の Web サ イト http://msdn.microsoft.com/data/downloads/updates/default.aspx か らインストールします。 インストールする言語を選択して、必要な実行可能ファイルをダウンロードし て実行します。この手順で、翻訳版の ODBC データ ソース アドミニストレー タのファイルがインストールされます。 DB2 Universal Database Workgroup Server Edition 用の DB2 ライセンス・ポ リシー インターネット・ライセンス・ポリシーは DB2 Universal Database Workgroup Server Edition では使用できません。インターネット・ユーザー用のライセン スが必要な場合は、 DB2 Universal Database Workgroup Server Unlimited Edition を購入する必要があります。 他のアジア言語のフォントのインストール (Linux) アジア言語文字用に追加された 2 バイト文字セット (DBCS) サポートを組み込 んだ Linux 用の追加フォント・パッケージが IBM から提供されています。そ のようなフォント・パッケージが必要になるのは、各国特有または地域特有の 文字を表示するのに必要なフォントのみをインストールする一部のバージョン の Linux においてです。 db2setup コマンドを実行したときに、DB2 セットアップ・ウィザード・インタ ーフェースに文字の欠落を見つけた場合は、すべての必要なフォントがご利用 の Linux システムにインストールされていない可能性があります。インストー ル CD に埋め込まれているフォントを正しく参照するように db2setup コマン ドを使用可能にするには、以下のタスクを実行します。 1. 次のコマンドを入力します。 export JAVA_FONTS=//db2//java/jre/lib/fonts はインストール・イメージの場所、 は Linux で 始まるディレクトリー名を示します。 2. db2setup コマンドを再実行します。 インストール後、DB2 GUI ツールの使用中に文字の欠落に気付いた場合は、DB2 製品に付属している必要フォントをインストールしてください。これらのフォ ントは、以下のすべての CD の fonts ディレクトリーにあります。 * IBM (R)Developer Kit、Java(TM) Technology Edition (64-bit) for AIX 5L * ご使用のオペレーティング・システム用の DB2 組み込みアプリケーショ ン・サーバーおよびアプリケーション (XML レジストリー、Web 管理ツー ル、および Java(TM) 分散デバッガー) fonts ディレクトリーでは、Times New Roman WorldType および Monotype Sans Duospace WorldType の 2 種類の書体を選択できます。各書体には、各国特有 または地域特有のフォントがあります。次の表に、fonts ディレクトリーに圧 縮フォーマットで収められている 8 種類のフォントをリストします。 表 7. 追加のアジア言語のフォントのファイル名 +-------------------------+---------------------+---------------------+ | フォント書体 | フォント・ファイル | 国または地域 | | | 名 | | +-------------------------+---------------------+---------------------+ | Times New Roman WT J | tnrwt_j.zip | 日本およびその他の | | | | 国または地域 | +-------------------------+---------------------+---------------------+ | Times New Roman WT K | tnrwt_k.zip | 韓国 | +-------------------------+---------------------+---------------------+ | Times New Roman WT SC | tnrwt_s.zip | 中国 (簡体字) | +-------------------------+---------------------+---------------------+ | Times New Roman WT TC | tnrwt_t.zip | 台湾 (繁体字) | +-------------------------+---------------------+---------------------+ | Monotype Sans Duospace | mtsansdj.zip | 日本およびその他の | | WT J | | 国または地域 | +-------------------------+---------------------+---------------------+ | Monotype Sans Duospace | mtsansdk.zip | 韓国 | | WT K | | | +-------------------------+---------------------+---------------------+ | Monotype Sans Duospace | mtsansds.zip | 中国 (簡体字) | | WT SC | | | +-------------------------+---------------------+---------------------+ | Monotype Sans Duospace | mtsansdt.zip | 台湾 (繁体字) | | WT TC | | | +-------------------------+---------------------+---------------------+ 注: これらのフォントは、システム・フォントを置き換えません。これらのフ ォントは、DB2 Universal Database とともに、または DB2 Universal Database を使用するために使用されます。これらのフォントの一般また は無制限の販売、あるいは配布を行うことはできません。 手順 追加のアジア言語のフォントをインストールするには、以下のようにします。 1. フォント・パッケージを unzip します。 2. フォント・パッケージを /opt/IBMJava2-141/jre/lib/fonts ディレクトリ ーにコピーします。このディレクトリーがない場合は、作成してください。 3. 次のコマンドを入力します。 export JAVA_FONTS=/opt/IBMJava2-141/jre/lib/fonts 国または地域用のフォントを書体ごとに少なくとも 1 つインストールする必要 があります。中国、韓国、または台湾にお住まいの場合は、各国特有または地 域特有のバージョンを使用してください。それ以外の方は、日本語バージョン のフォントを使用してください。システムにスペースがある場合は、8 種類の フォントをすべてインストールしてください。 Java Development Kit を使用するようにデベロップメント・センターを構成 (Linux) DB2 Universal Database がクライアントのオペレーティング・システムに Java Development Kit をインストールしない場合があります。デベロップメント・ センターを使用してこれらのクライアント上で Java ストアード・プロシージ ャーを開発するには、デベロップメント・センターがインストール済みの Java Development Kit のロケーションを指すようにする必要があります。 Java Development Kit のロケーションを識別するには、以下のステップに従い ます。 1. デベロップメント・センターで、「プロジェクト」->「環境設定」メニュー 項目を選択します。 2. 「環境設定」ノートブックで、「プロセス」ノードを選択します。 3. 「プロセス」ページの「Java ホーム (Java Home)」セクションで、Java ス トアード・プロシージャーの構築と実行の際に使用する「JDK レベル」を選 択します。 4. 「ディレクトリー」フィールドで、既存のディレクトリー・パスか、選択し た JDK がインストールされているクライアントにアクセスできるディレク トリー・パスを指定します。 5. クライアント・コンピューターを使用して複数の DB2 サーバーに Java ス トアード・プロシージャーを開発する場合は、これらのサーバーで使用され ている JDK レベルに応じて追加の JDK レベルを選択し、それらのインスト ール・ロケーションを指定する必要があります。 DB2 サーバーでは、Java Development Kit をインストールしたときに、一部の Java ライブラリーがシステムの /usr/lib サブディレクトリーにリンクされて いない場合があります。これらのリンクは、Java ストアード・プロシージャー を構築して実行するのに必要です。 「リリース・ノート」の『互換性の問題』セクションの『Linux Java 環境のセ ットアップ』というタイトルのセクションには、Linux クライアント上に Java Development Kit へのリンクを作成する方法が示されています。 United Linux 1.0 および SuSE Linux ディストリビューションでのグループ ID とユーザー ID の作成 United Linux 1.0 および SuSE Linux ディストリビューションで DB2 UDB バ ージョン 8.2 インストール用のグループ ID を作成するには groupadd コマン ドを使用し、ユーザー ID を作成するには useradd コマンドを使用してくださ い。バージョン 8.2 の「インストールおよび構成 補足」には、グループ ID の作成には mkgroup コマンドを使用し、ユーザー ID の作成には mkuser コマ ンドを使用する、と誤って記述されています。 db2_install コマンドを使用してインストールした後にヘルプ・システム・デー モンが開始しない (UNIX および Linux) db2_install コマンドを使用して UNIX および Linux プラットフォームに DB2 インフォメーション・センターをインストールする場合、インストール後にヘ ルプ・システム・デーモン (db2icd) は開始しません。ドキュメンテーション にアクセスするには、ヘルプ・システム・デーモンを手動で開始するか、コン ピューターを再始動する必要があります。 「リリース・ノート」の、『ドキュメンテーションの更新 | インストールおよ び構成 補足』の、『DB2 インフォメーション・センター・デーモン』という表 題のトピックを参照してください。 Tivoli の使用可能性 (UNIX) 「Ready for Tivoli(R)」ロゴの付いた IBM ソフトウェア製品を購入すると、 IBM ソフトウェア製品をさまざまな Tivoli オファリングを使用して管理する ことができます。 Tivoli 製品により、1 つ以上の Ready for Tivoli アプリ ケーションを自動的に発見、モニター、および在庫管理できます。 「Ready for Tivoli」の IBM ソフトウェア製品は、IBM Tivoli Configuration Manager などの製品を使用して管理できます。IBM Tivoli Monitoring for Databases 製品は、DB2 Universal Database (UDB)、Oracle、および Informix(R) などのすべての主要なデータベースをサポートしています。 追加情報については、ご使用のブラウザーで http://www.ibm.com/software/tivoli/ の IBM Web サイトを参照してくださ い。 Ready for Tivoli Instrumentation および DB2 UDB バージョン 8 インスツルメンテーションをインストールおよび構成するには、以下の事項を 実行するよう Tivoli 管理者に依頼してください。 1. この DB2 製品用の Tivoli Ready シグニチャー・ファイルは xxx.sys とい う名前です。フィックスパック 4 では、これらのシグニチャー・ファイル は、バージョン・リリースごとではなくフィックスパックごとに更新されま す。シグニチャー・ファイルが以下のディレクトリーにインストールされて いることを確認してください。 %install DB2DIR%/tivready 2. Tivoli GEM 2.2 Tivoli Ready Enablement を、モニターの対象となるすべ てのコンピューター上にインストールして構成します。 Tivoli Ready Enablement と、その詳細なインストールおよび使用法の手順をダウンロー ドするには、ブラウザーで http://www.ibm.com/software/sysmgmt/products/support/ にアクセスしま す。 3. 高度なデータベース管理は IBM Tivoli Monitoring for Databases により 可能になります。ITM for Databases 製品では、新たに高度な Distributed Monitoring 製品 (IBM Tivoli Monitoring または ITM と呼ばれる) を使用 しており、この新規モニター・エンジンを使用することでモニター能力が大 幅に拡張されています。 ITM for Databases は、Proactive Analysis Component (PAC) を使用して DB2 UDB をサポートします。この PAC は DB2 UDB と緊密に統合され、インストールしてすぐに利用可能なモニターのセッ トが用意されているため、迅速なデプロイメントと活動化が可能になりま す。カスタム・モニター、しきい値、およびタスクは、DBA が定義すること もできます。 詳細については、 http://www.ibm.com/software/tivoli/ を参照してくだ さい。 他の Tivoli 製品の情報については、http://www.ibm.com/software/tivoli/ を参照してください。 インストール・イメージ縮小ツール - db2iprune(Windows) db2iprune コマンド行ユーティリティーは、DB2 Universal Database (UDB) Windows 製品のインストール・イメージのサイズを縮小できます。このツール は、DB2 UDB の大規模なデプロイメントの場合に特に有用です。このツール は、DB2 UDB をアプリケーション内に組み込む場合にも有用です。 db2iprune ツールは入力ファイルと実行可能ファイルで構成されます。入力フ ァイル (.prn) には、除去可能なコンポーネントの完全なリストが含まれてお り、インストール・イメージから除去する機能や言語を指示するのに使用され ます。指示した後に、db2iprune 実行可能ファイル (db2iprune.exe) が、これ らの機能や言語に関連したキャビネット・ファイルを除去します。結果として 新しい小規模の DB2UDB イメージが作成され、これを正規のインストール方式 を使用してインストールできます。フィックスパックも正規の方式を使用して 適用できます。フィックスパックをインストールすると、db2iprune を使用し てインストールされたコンポーネントのみが検出されて更新されます。 db2iprune ツールは、DB2 UDB 製品のインストール CD の、 \db2\windows\utilities\db2iprune ディレクトリーにあります。このディレク トリーには README ファイルも含まれています。db2iprune の使用法に関する 詳細な指示については、db2iprune の README を参照してください。 DB2 Universal Database バージョン 8 ドキュメンテーション・インストールの 制約事項 (Windows) Windows では、DB2 UDB バージョン 7 (またはそれ以前のバージョン) がイン ストール済みのワークステーションまたはサーバーに、DB2 Universal Database (UDB) バージョン 8 のインフォメーション・センター (HTML ドキュメンテー ション) をインストールしないでください。インストーラーが以前のバージョ ンを検出し、以前の製品を除去します。 以前のインストール内容の最新レベルへの更新 (Windows) バージョン 8 の旧レベルの DB2 製品をインストールしてある場合は、インス トール・イメージがその製品を検出し、最新のレベルに更新します。 DB2 .NET Data Provider のシステム要件 (Windows) DB2 Universal Database (UDB) インストール・プログラムを使用して DB2 .NET Data Provider をインストールする前に、.NET Framework がご使用のコンピュ ーターにインストール済みであるか確認してください。 .NET Framework が未 インストールの場合、DB2 UDB インストール・プログラムは DB2 .NET Data Provider を登録しません。 DB2 UDB がインストール済みで .NET Framework が未インストールの場合、DB2 .NET Data Provider は登録されません。後日 .NET Framework をインストール した際、db2nmpreg プログラムを実行してプロバイダーを登録できます。この プログラムは sqllib\bin ディレクトリーにあります。パラメーターはありま せん。 DB2 .NET Data Provider を登録するには、コマンド・ウィンドウで db2nmpreg と入力してください。 DB2 バージョン 8 クライアントおよび DB2 Connect PE の非管理者としてのイ ンストール (Windows) DB2 Administration Client、DB2 Application Development Client、または DB2 Connect Personal Edition をインストールする際に、次の条件に該当する 場合、Windows の TCP/IP サービス・ファイルを更新する必要があります。 * データウェアハウジング機能がインストール・セットアップで選択されてい る * インストールを実行するユーザー ID が、ターゲット・コンピューターの管 理者グループのメンバーでない * 以下のオペレーティング・システムのいずれかに製品をインストールする: Windows NT、Windows 2000、Windows XP、または Windows Server 2003 この条件のすべてに該当する場合は、Windows TCP/IP サービス・ファイルに次 の項目を追加する必要があります。 表 8. Windows TCP/IP サービス・ファイルに必要な項目 +----------------------------------+----------------------------------+ | ポート名 | ポート番号 | +----------------------------------+----------------------------------+ | vwkernel | 11000/tcp | +----------------------------------+----------------------------------+ | vwd | 11001/tcp | +----------------------------------+----------------------------------+ | vwlogger | 11002/tcp | +----------------------------------+----------------------------------+ これらの項目がないと、データウェアハウス・センターは正しく機能しません。 移行に関する注意事項 ここで説明されているトピックに加え、DB2 製品のマイグレーションに関する 最新情報が、DB2 マイグレーション・ポータル・サイト ( http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=71&uid=swg21200005) にあり ます。 db2updv8 技術情報 重要な使用法に関する詳細および共通問題の予備手段を含め、db2updv8 の最新 情報については、 http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=71&uid=swg21178848 にある技 術情報 1178848 を参照してください。 db2updv8 実行後、V 8.1 に戻ることはサポートされていない db2updv8 コマンドを実行してシステム・カタログを現行のバージョン 8 レベ ルに更新してしまうと、V 8.1 にレベルを下げることはサポートされていませ ん。 EXPLAIN 表の移行 EXPLAIN 表を作成するには、DB2 Universal Database(TM) (UDB) バージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 9 に相当) 以降を DB2 UDB バージ ョン 8.2 フィックスパック 1 (バージョン 8.1 フィックスパック 8 に相当) 以前に適用する際に、db2updv8 コマンドを実行する必要があります。 db2updv8 コマンドを実行すると、EXPLAIN.DDL を再実行できるようにする EXPLAIN_GET_MSG 関数が作成されます。 db2updv8 コマンドを実行しないで、EXPLAIN.DDL を使用して Explain 表を作 成しようとすると、以下のエラー・メッセージを受け取ります。 DB21034E The command was processed as an SQL statement because it was not a valid Command Line Processor command. During SQL processing it returned: SQL0440N No authorized routine named "EXPLAIN_GET_MSG" of type "FUNCTION" having compatible arguments was found. LINE NUMBER=26. SQLSTATE=42884 旧バージョンからの XML Extender の移行 旧バージョンの DB2 XML Extender を使用している場合に、更新後の XML Extender リリースを備えた既存の XML 対応のデータベースを使用するには、 XML Extender に対応する各データベースを事前に移行しておく必要がありま す。新規のどのフィックスパックにも、これまでのフィックスパックの更新内 容が入っています。 移行プログラムを実行する前に、データベースのバックアップを作成してくだ さい。 XML 対応のデータベースと XML 対応の列を移行するには、次のようなステップ を行います。 1. DB2 コマンド行から、次のように入力します。 db2 connect to database_name db2 bind dxxinstall/bnd/@dxxMigv.lst db2 bind dxxinstall/bnd/@dxxbind.lst dxxinstall は、DB2 Universal Database のインストール先のディレクト リー・パスです。 2. DB2 コマンド行から、次のように入力します。 dxxMigv database_name DataJoiner またはレプリケーション使用時の DB2 Universal Database の移行 DB2 UDB レプリケーション用のキャプチャーまたはアプライ・プログラムを実 行している DataJoiner(R) または DB2 Universal Database (UDB) for Linux、 UNIX、および Windows のインスタンスを移行する場合は、 DB2 UDB または DataJoiner インスタンスを移行する前に、レプリケーション環境の移行の準備 を行う必要があります。必要な準備を行うための詳細な説明は、DB2 DataPropagator(TM) バージョン 8 の移行に関するドキュメンテーションに記 載されています。DB2 DataPropagatorバージョン 8 の移行に関するドキュメン テーションは、http://www.ibm.com/software/data/dpropr/ に掲載されていま す。 DB2 Universal Database の移行 (Windows) 以下のステップは、Windows での DB2 Universal Database (UDB) の移行の前 提条件を正しい順序で示しています。 前提条件 移行前: 1. 移行の推奨事項、制約事項、およびスペースの推奨量を検討します。 2. DB2 UDB の移行の前に構成設定を記録しておきます。 3. 診断エラーのレベルを変更します。 4. データベースが DB2 UDB の移行の準備ができていることを確認します。 5. データベースをバックアップします。 6. レプリケーションを使用する場合は、すべての DB2 UDB ログ・ファイルを アーカイブしなければなりません。 7. SYSADM 権限が必要です。 8. DB2 UDB 移行用の DB2 サーバーをオフラインにします。 注: バージョン 8.1 では、DB2_HASH_JOIN レジストリー変数はデフォルトで ON になっています。詳細については、『ドキュメンテーション更新』の 『管理: パフォーマンス』を参照してください。 DB2 バージョン 8 の Windows 32 ビットのデータベースから Windows 64 ビッ トへの移行 このトピックでは、 32 ビット・コンピューター上の 32 ビット DB2 バージョ ン 8 データベースを、64 ビットの Windows オペレーティング・システム上の 64 ビットのデータベースに移行するステップを示します。 前提条件 * ご使用の 64 ビット・コンピューターに、DB2 バージョン 8 の 64 ビッ ト・バージョンがインストールされている必要があります。 * ご使用の 32 ビット Windows システムで DB2 バージョン 8 が実行されて いることを確認してください。 手順 Windows 64 ビット DB2 バージョン 8 に移行するには、次の手順で行います。 1. ご使用の 32 ビット Windows システムで DB2 バージョン 8 データベース のバックアップを作成します。 2. DB2 バージョン 8 バックアップ (上記のステップ 1 で作成したもの) を 64 ビット Windows システムに復元します。 注: 32 ビット・システムから 64 ビット・システムへの DB2 UDB の移行に加 えて、次のような移行を行うこともできます。 * Windows の複数のバージョン間での移行 * DB2 UDB の複数のバージョン間での移行 * すべての一斉移行 * 32 ビットへの下位マイグレーション 詳細な情報が次の IBM Redbook「Scaling DB2 UDB on Windows Server 2003」に記載されています。このレッドブックには、次の URL からアク セスできます。 http://publib-b.boulder.ibm.com/Redbooks.nsf/RedbookAbstracts/sg247019.html MSCS 環境での DB2 UDB バージョン 7 からバージョン 8.2.2 への移行 このトピックでは、Microsoft Cluster Server (MSCS) 環境で、DB2 Universal Database(TM) (UDB) バージョン 7 から DB2 UDB バージョン 8.2.2 (バージョ ン 8.1 フィックスパック 9 に相当) に移行する方法を説明します。 前提事項: MSCS 環境で DB2 UDB バージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィック スパック 9 に相当) に移行する方法を示すためにサンプル構成を使用します。 このサンプル構成には、DB2 UDB Enterprise Server Edition バージョン 7 を 使用する 2 つの Windows Server 2000 コンピューターが存在します。初期構 成は、2 つのパーティションからなる 1 つの DB2 インスタンスです。それに 加えて、次の 2 つのクラスター・グループがあります。 * DB2 グループ 0: コンピューター A でアクティブになるパーティション 0 が含まれます。管理サーバー (DAS) もここに置かれます。 * DB2 グループ 1: コンピューター B でアクティブになるパーティション 1 が含まれます。 前提条件 移行を開始する前に、データベースをバックアップしてください。 手順 MSCS 環境で DB2 UDB バージョン 7 からバージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 9 に相当) に移行するには、以下のようにします。 1. 自動フェイルバックをオフに設定します。 インストール・プロセスの間に、コンピューターの再始動が必要な場合があ ります。その際、クラスター・サービスが自動的に再始動します。したがっ て、どのグループも自動的にフェイルバックしないように、自動フェイルバ ックをオフにしておく必要があります。 a. DB2 グループ 0 で自動フェイルバックを使用不可にするには、以下のよ うにします。 1) 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」ウィンドウで、「DB2 グループ 0 (DB2 Group 0)」を右クリックします。 2) 「プロパティー」を選択します。「DB2 グループ 0 プロパティー (DB2 Group 0 Properties)」ウィンドウがオープンします。 3) 「フェイルバック (Failback)」タブで、「フェイルバックを防止 (Prevent failback)」ラジオ・ボタンを選択します。 4) 「OK」をクリックします。 b. DB2 グループ 1 で自動フェイルバックを使用不可にするには、以下のよ うにします。 1) 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」ウィンドウで、「DB2 グループ 1 (DB2 Group 1)」を右クリックします。 2) 「プロパティー」を選択します。「DB2 グループ 1 プロパティー (DB2 Group 1 Properties)」ウィンドウがオープンします。 3) 「フェイルバック (Failback)」タブで、「フェイルバックを防止 (Prevent failback)」ラジオ・ボタンを選択します。 4) 「OK」をクリックします。 2. DB2 グループ 1 をコンピューター A に移動します。 a. 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」GUI で、「DB2 グループ 1 (DB2 Group 1)」をクリックします。 b. 右クリックして、「グループを移動 (Move Group)」を選択します。「所 有者 (Owner)」列がコンピューター A に変わります。 3. コンピューター B のクラスター・サービスを停止します。 a. 「コンポーネント・サービス (Component Services)」ウィンドウで「ク ラスター・サービス (Cluster Service)」を右クリックします。 b. 「停止」をクリックします。 4. コンピューター B に、DB2 UDB バージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィッ クスパック 9 に相当) をダウンロードしてインストールします。 注: * DB2 UDB は依然としてコンピューター A で実行中であり、使用可 能です。 * インストール・プロセスの一部として、DB2 インスタンスをこの コンピューターに移行するため、db2imigr コマンドを実行するた めのプロンプトが出ます。 db2imigr を実行する間、コンピュー ターの再始動が必要な場合もあります。 5. コンピューター A の DB2 リソースをオフラインにします。 a. パーティション 0、パーティション 1、および DAS はすべてコンピュー ター A 上のリソースです。これらを一度に 1 つずつオフラインにしな ければなりません。コンピューター A のリソースをオフラインにするに は、以下のようにします。 1) 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」ウィンドウの左側のウ ィンドウ・パネルから、「グループ (Groups)」を選択します。 2) 「DB2 グループ 0 (DB2 Group 0)」を選択します。グループのリソー スが右側のウィンドウ・パネルに表示されます。 * DB2 Group 0 の場合、DB2 リソースにはパーティション 0 と DAS が含まれます。 3) 右側のウィンドウ・パネルでリソースの 1 つを右クリックし、 「オ フラインにする (Take Offline)」を選択する。 * DB2 グループ 0 の各 DB2 リソースについて、上記のステップを 繰り返します。 4) 「DB2 グループ 1 (DB2 Group 1)」を選択します。グループのリソー スが右側のウィンドウ・パネルに表示されます。 * DB2 グループ 1 の場合、DB2 リソースにはパーティション 1 が 含まれます。 5) 右側のウィンドウ・パネルでリソース (パーティション 1) を右クリ ックし、「オフラインにする (Take Offline)」を選択します。 6. コンピューター B でクラスター・サービスを開始します。 インストールの際にコンピューターの再起動が必要であり、クラスター・サ ービスの「再起動タイプ (Restart Type)」が自動に設定されている場合は、 クラスター・サービスが開始済みであるため、このステップを省略してくだ さい。 クラスター・サービスを開始するには、以下のようにします。 a. 「コンポーネント・サービス (Component Services)」ウィンドウで「ク ラスター・サービス (Cluster Service)」を右クリックします。 b. 「開始」をクリックします。 7. DB2 グループ 0 と DB2 グループ 1 をコンピューター B に移動します。 a. 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」ウィンドウで、「DB2 グ ループ 0 (DB2 Group 0)」をクリックします。 b. 右クリックして、「グループを移動 (Move Group)」を選択します。「所 有者 (Owner)」列がコンピューター B に変わります。 c. 「DB2 グループ 1 (DB2 Group 1)」をクリックします。 d. 右クリックして、「グループを移動 (Move Group)」を選択します。「所 有者 (Owner)」列がコンピューター B に変わります。 8. コンピューター B の DB2 リソースをオンラインにします。 a. パーティション 0、パーティション 1、および DAS は、現在はコンピュ ーター B 上のリソースです。これらを一度に 1 つずつオンラインにし なければなりません。これらのリソースをオンラインにするには、以下 のようにします。 1) 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」ウィンドウの左側のウ ィンドウ・パネルから、「グループ (Groups)」を選択します。 2) 「DB2 グループ 0 (DB2 Group 0)」を選択します。グループのリソー スが右側のウィンドウ・パネルに表示されます。 * DB2 Group 0 の場合、DB2 リソースにはパーティション 0 と DAS が含まれます。 3) 右側のウィンドウ・パネルでリソースの 1 つを右クリックし、 「オ ンラインにする (Bring Online)」を選択する。 * DB2 グループ 0 の各 DB2 リソースについて、上記のステップを 繰り返します。 4) 「DB2 グループ 1 (DB2 Group 1)」を選択します。グループのリソー スが右側のウィンドウ・パネルに表示されます。 * DB2 グループ 1 の場合、DB2 リソースにはパーティション 1 が 含まれます。 5) 右側のウィンドウ・パネルでリソース (パーティション 1) を右クリ ックし、「オンラインにする (Bring Online)」を選択します。 b. すべての DB2 インスタンスおよび DB2 データベースを移行します。 1) db2imigr コマンドを使用して、すべての DB2 インスタンスを移行し ます。 a) すべての DB2 インスタンスを検索するには、db2ilist コマンド を実行します。 b) 各 DB2 インスタンスを移行するには、db2imigr コマンドを実行 します。このコマンドは、sqllib\bin ディレクトリーの下にあ り、それぞれの DB2 インスタンスに対して実行する必要がありま す。 2) migrate database コマンドを使用して、すべての DB2 データベース を移行します。 9. コンピューター A のクラスター・サービスを停止します。 a. 「コンポーネント・サービス (Component Services)」ウィンドウで「ク ラスター・サービス (Cluster Service)」を右クリックします。 b. 「停止」をクリックします。 10. コンピューター A に、DB2 UDB バージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィ ックスパック 9 に相当) をダウンロードしてインストールします。 注: * DB2 は依然としてコンピューター A で実行中であり、使用可能で す。 * インストール・プロセスの一部として、コンピューターの再起動 が必要な場合があります。 * db2imigr およびmigrate database コマンドは既にコンピューター B で実行したため、コンピューター A で実行する必要はありませ ん。 11. コンピューター A でクラスター・サービスを開始します。 インストールの際にコンピューターの再起動が必要であり、「再起動タイプ (Restart Type)」が自動に設定されている場合は、クラスター・サービスが 開始済みであるため、このステップを省略してください。 クラスター・サービスを開始するには、以下のようにします。 a. 「コンポーネント・サービス (Component Services)」ウィンドウで「ク ラスター・サービス (Cluster Service)」を右クリックします。 b. 「開始」をクリックします。 12. DB2 グループ 0 をコンピューター A に移動します。 a. 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」ウィンドウで、「DB2 グ ループ 0 (DB2 Group 0)」をクリックします。 b. 右クリックして、「グループを移動 (Move Group)」を選択します。「所 有者 (Owner)」列がコンピューター A に変わります。 このアクションで MSCS 環境が初期構成に戻ります。 13. ステップ 1 で自動フェイルバックをオフにした場合、これをオンにする必 要があります。 a. DB2 グループ 0 で自動フェイルバックを使用可能にするには、以下の ようにします。 1) 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」GUI で、「DB2 グルー プ 0 (DB2 Group 0)」を右クリックします。 2) 「プロパティー」を選択します。「DB2 グループ 0 プロパティー (DB2 Group 0 Properties)」ウィンドウがオープンします。 3) 「フェイルバック (Failback)」タブで、「フェイルバックを許可 (Allow failback)」ラジオ・ボタンを選択します。 4) 「OK」をクリックします。 b. DB2 グループ 1 で自動フェイルバックを使用可能にするには、以下の ようにします。 1) 「クラスター管理 (Cluster Administrator)」ウィンドウで、「DB2 グループ 1 (DB2 Group 1)」を右クリックします。 2) 「プロパティー」を選択します。「DB2 グループ 1 プロパティー (DB2 Group 1 Properties)」ウィンドウがオープンします。 3) 「フェイルバック (Failback)」タブで、「フェイルバックを許可 (Allow failback)」ラジオ・ボタンを選択します。 4) 「OK」をクリックします。 データベースの移行 (HP-UX on IA64) DB2 Universal Database (UDB) for HP-UX on IA64 のデータベース移行は、ど のバージョン 8.x リリースでもサポートされません。 DB2 UDB for HP-UX on IA64 では、バージョン 7 DB2 バックアップ・イメージ からバージョン 8 インスタンスへの復元はサポートされていません。 アンインストールに関する情報 DB2 UDB のサイレント・アンインストール (Windows) msiexec コマンドを使用して DB2 製品をサイレント除去するには、以下のよう にします。 msiexec /x /qn は除去する製品のコードを表します。 次に示すのは、DB2 製品コードのリストです。 DB2 Universal Database Enterprise Server Edition (ESE) {D8F53726-C7AD-11D4-9155-00203586D551} DB2 Universal Database Workgroup Server Edition (WSE) {7A28F948-4945-4BD1-ACC2-ADC081C24830} DB2 Universal Database Express Edition (EXP) {58169F10-CA30-4F40-8C6D-C6DA8CE47E16} DB2 Universal Database Personal Edition (PE) {C0AA883A-72AE-495F-9601-49F2EB154E93} DB2 Warehouse Manager (WM) {84AF5B86-19F9-4396-8D99-11CD91E81724} DB2 Data Links Manager (DLM) {1D16CA65-F7D9-47E5-BB26-C623A44832A3} Relational Connect (RCON) {273F8AB8-C84B-4EE6-85E7-D7C5270A6D08} DB2 Connect Enterprise Edition (CEE) {9C8DFB63-66DE-4299-AC6B-37D799A728A2} DB2 Connect Personal Edition (CPE) {F1912044-6E08-431E-9B6D-90ED10C0B739} DB2 Administration Client (ADMCL) {ABD23811-AA8F-416B-9EF6-E54D62F21A49} DB2 Application Development Client (ADCL) {68A40485-7F7F-4A91-9AB6-D67836E15CF2} DB2 Run-Time Client (RTCL) {63F6DCD6-0D5C-4A07-B27C-3AE3E809D6E0} DB2 7 (RTLITE) {07C9CEE7-4529-4E60-95D3-6B6EF6AC0E81} DB2 Eclipse Documentation (DOCE) {FE2D4758-041C-4E4E-95B3-529E4E1EAF3E} DB2 Query Patroller (QP) {7A8BE511-8DF3-4F22-B61A-AF0B8755E354} Life Sciences Data Connect (LSDC) {DD30AEB3-4323-40D7-AB39-735A0523DEF3} DB2 Cube Views(TM) (CUBE) {C8FEDF8F-84E8-442F-A084-0A0F6A772B52} DB2 Spatial Extender (SE) {F6846BF9-F4B5-4BB2-946D-3926795D5749} 例 DB2 UDB Enterprise Edition を除去する場合は、以下のコマンドを入力してく ださい。 msiexec /x {D8F53726-C7AD-11D4-9155-00203586D551} /qn 以下の DB2 製品コードは、DB2 UDB バージョン 8.2 ではサポートされなくな りました。 * WMC {5FEA5040-22E2-4760-A88C-73DE82BE4B6E} * DOC {73D99978-A255-4150-B4FD-194ECF4B3D7C} サイレント・アンインストールを使用して DB2 インフォメーション・センター を除去する場合の製品コード (Windows) Windows でサイレント・アンインストールを使用して DB2 インフォメーショ ン・センターを除去する際には、以下の製品コードを使用してください。 {FE2D4758-041C-4E4E-95B3-529E4E1EAF3E} 既知の制限事項、問題、および解決策 以下は、このリリースにのみ適用される、既知の制限事項、問題、および解決 策についての情報です。制限事項および制約は、この製品の他のリリースに は、適用できる場合もあればできない場合もあります。 DB2 サポート Web サ イトには、資料に加えられた変更を説明する技術情報やサービス・フラッシ ュ、およびこの資料の作成後に見つかった既知の制限や解決策も掲載されてい ます。 DB2 サポート Web サイトのアドレスは http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support.html です。 改訂マークは、追加または変更されたテキストを示しています。縦線 ( | ) は、バージョン 8.2 フィックスパック 4 (バージョン 8.1 フィックスパック 11 に相当) で追加または変更された情報を示しています。 制限事項 db2look - 自動ストレージ表スペースの制限 自動ストレージ表スペースを使用するデータベースでは、db2look コマンドは 正常に完了します。しかし、自動ストレージ表スペースに固有の表スペース情 報を表示することはありません。 SNAP_GET_DB 表関数は不完全な結果を戻す データベース・パーティション・フィーチャー (DPF) 環境で -2 (グローバ ル・スナップショット) を入力として提供して呼び出すと、SNAP_GET_DB 表関 数は以下の 4 つの列で不完全な結果を戻します。 * FIRST_ACTIVE_LOG * LAST_ACTIVE_LOG * CURRENT_ACTIVE_LOG * CURRENT_ARCHIVE_LOG こうしたエレメントは、グローバル・スナップショットに集約できません。こ うしたスナップショット・エレメントの完全な値のセットを取得するには、SNAP _GET_DB 表関数を各パーティションごとに別々に呼び出してください。 IMPORT REPLACE は Not Logged Initially 節を不許可 IMPORT コマンドの REPLACE オプションは、CREATE TABLE ステートメントの NOT LOGGED INITIALLY (NLI) 節や ALTER TABLE ステートメントの ACTIVATE NOT LOGGED INITIALLY 節を受け付けません。 REPLACE アクションを伴うインポートを、NLI 節を起動する CREATE TABLE ま たは ALTER TABLE ステートメントと同じトランザクションで実行すると、イン ポートは NLI 節を受け付けません。挿入はすべてログ記録されます。 予備手段 1 DELETE ステートメントを使用して表の内容を削除してから、INSERT ステートメントを指定してインポートを呼び出します。 予備手段 2 表をドロップして再作成してから、INSERT ステートメントを指定し てインポートを呼び出します。 この制限事項は、DB2 UDB バージョン 7 および DB2 UDB バージョン 8 に適用 されます。 長いフィールドおよび LOB データはインプレースの表再編成では再編成されな い インプレース、またはオンラインでの表の再編成中に、長いフィールドおよび LOB データを再編成することはできません。長いフィールドおよび LOB データ は、REORG TABLE コマンドに LONGLOBDATA パラメーターを指定することによっ て、従来方式またはオフラインの表の再編成を使用して再編成できます。ただ し、長いフィールドおよび LOB データの再編成によりフリー・スペースの再利 用が許可されている間は、クラスタリングは改善されず、再編成を完了するの にかかる時間が非常に長くなるということに注意する必要があります。 ブロック・カーソルでのロッキングの動作は、クライアント・アプリケーション では矛盾するように見える カーソル固定 (CS) 分離では、データベース・サーバー上の現行カーソル位置 と関連する行は常にロックされます。ブロックされたフェッチの間、単一バッ ファーで複数の行が戻される可能性があります。ほとんどの場合、サーバー・ サイドで最後に処理される行は完全に収まらず、2 つのバッファーに分割され ます。アプリケーションは、2 番目のバッファーを受け取るまで、この分割さ れた行を認識しません。したがって、アプリケーションに戻される行はどれも ロックされません。 まれに、サーバー・サイドで最後に処理される行が完全に収まり、カーソル位 置はバッファー内の最後の行に残り、アプリケーションに戻される最後の行は ロックされる場合があります。 ODBC によるファイル・ウェアハウス・プログラムへのデータ・エクスポート ODBC によるファイル・ウェアハウス・プログラムへのデータ・エクスポート は、以下の Sybase データ・タイプをサポートしていません。 * BIT * BINARY * VARBINARY デベロップメント・センターの統合 SQL デバッガーでサポートされないデー タ・タイプ 以下のデータ・タイプは、デベロップメント・センターに統合された SQL デバ ッガーでサポートされません。 * Linux、UNIX、Windows 版 DB2 Universal Database (UDB) の場合、CHAR FOR BIT DATA、VARCHAR FOR BIT DATA、および GRAPHIC データ・タイプはサポ ートされません。 * DB2 UDB for z/OS の場合、GRAPHIC データ・タイプはサポートされず、また BLOB および CLOB データ・タイプは、パラメーターとして使用されるとサ ポートされません。 BLOB および CLOB は、ローカル変数としてサポートさ れます。 デベロップメント・センターでの構造化タイプ デベロップメント・センターは、構造化タイプの作成をサポートしなくなりま した。 64 ビット・オペレーティング・システムでのデベロップメント・センターの制 約事項 64 ビット・サーバーに対する Java ストアード・プロシージャーのデバッグ は、デベロップメント・センターではサポートされていません。 SQL ストアー ド・プロシージャーのデバッグは、64 ビットの Windows オペレーティング・ システムでサポートされています。 64 ビット・サーバーでは、 OLE DB または XML ユーザー定義関数の開発はサポートされません。 デベロップメント・センター (Linux) いずれかの Linux ディストリビューション (32 ビット、64 ビット、Intel (TM)、zSeries(R)、または iSeries(TM)) で実行される Java ストアード・プ ロシージャーをデバッグするのにデベロップメント・センターを使用すること はできません。 二重引用符を使ったストアード・プロシージャーのデバッグ デベロップメント・センターでは、ストアード・プロシージャー名、スキー マ、または特定の名前の中で二重引用符 (") を使ったストアード・プロシージ ャーのデバッグをサポートしていません。 デベロップメント・センターで Java ルーチンをコンパイルするのに必要なパス の設定 デベロップメント・センターは、デベロッパー・キットのバージョンのインス トール先のロケーションを指示しない限り、Java ルーチンをコンパイルできま せん。デベロッパー・キット・バージョンのデフォルト・ディレクトリーは、 デベロップメント・センターが最初に開始されたときに、 $HOME/.ibm/db2/dc/DB2DC.settings ファイルに書き込まれます。そのディレク トリーを $USER.settings ファイルにコピーして、Unicode エディターで変更 するか、あるいはデフォルト・ロケーションにあるデベロッパー・キットのデ ィレクトリーへのシンボリック・リンクを作成することができます。 Java ストアード・プロシージャーを同時に実行してデバッグする場合のデベロ ップメント・センターの制限事項 デベロップメント・センターは、Java ストアード・プロシージャーの実行とデ バッグの同時処理をサポートしません。デベロップメント・センターでは、複 数の Java ストアード・プロシージャーを一度に実行したり、 1 つの Java ス トアード・プロシージャーをデバッグしたりできますが、Java ストアード・プ ロシージャーを実行中に別の Java ストアード・プロシージャーをデバッグす ることはできません。デフォルトでは、SQL ストアード・プロシージャーのデ バッグに対して必要であるように、 KEEPFENCED データベース・マネージャー 構成キーワードは KEEPFENCED=YES と設定されています。キーワード KEEPFENCED のデフォルト値が YES であると、ルーチン・プロセスはアクティ ブのままになるため、JVM ポートの競合が発生します。デフォルトの KEEPFENCED=YES データベース・マネージャー構成設定が使用される以下のいず れの状況下でも、Java ストアード・プロシージャーは、JVM 例外の原因になっ て、失敗することになります。 * デベロップメント・センター内で Java ストアード・プロシージャーを作成 してからデバッグした場合 * 一方のユーザーが Java ストアード・プロシージャーを実行しているとき に、もう一方のユーザーが、前の Java ストアード・プロシージャーがまだ 実行中のときに Java ストアード・プロシージャーをデバッグした場合 * 一方のユーザーが Java ストアード・プロシージャーをデバッグしていると きに、もう一方のユーザーが、前の Java ストアード・プロシージャーがま だデバッグ中のときに Java ストアード・プロシージャーを実行した場合 この制限事項に対処するには、以下のコマンドを実行して、KEEPFENCED データ ベース・マネージャー構成キーワードを必ず KEEPFENCED=NO に設定します。 db2 update dbm cfg using KEEPFENCED NO db2stop db2start KEEPFENCED が NO に設定されている場合、Java ストアード・プロシージャー の呼び出しが終了すると db2fmp プロセスがシャットダウンしてから、 DB2 Universal Database が新規の db2fmp プロセスを開始して次のルーチン呼び出 しを処理します。これによって、Java ストアード・プロシージャーのデバッグ を開始したときに、デバッグ・モードの JVM が存在することは確実に回避でき ます。 KEEPFENCED=YES の設定が必要なのは、デバッグ用の SQL ストアード・プロシ ージャーを作成するためと、 SQL ストアード・プロシージャーをデバッグする ためです。 KEEPFENCED=NO でも、SQL ストアード・プロシージャーを作成して 実行することはできますが、デバッグすることはできません。 DB2SystemMonitor.getServerTimeMicros メソッドはサポートされていない DB2(R) Universal JDBC ドライバー・メソッド DB2SystemMonitor.getServerTimeMicros() は、現在 DB2(R) Universal Database(TM) for Linux(TM)、UNIX(R)、Windows(R) サーバーではサポートさ れていません。 DB2SystemMonitor.getServerTimeMicros() メソッドは、 DB2(R) Universal Database(TM) for Linux、 UNIX、Windows(R) サーバーに接 続すると 0 を戻します。 IBM XL C/C++ コンパイラー・ランタイムをインストールする必要がある (iSeries および pSeries システム上の Linux、64 ビット) iSeries(TM) および pSeries(R) システム上で 64 ビットの DB2 for Linux を インストールする前に、以下の要件を満たしている必要があります。 * Linux ディストリビューションでサポートされる iSeries(TM) または pSeries(R) ハードウェアで実行する必要があります。 * 次の 2 つのディストリビューションのいずれかを実行している必要があり ます。 * SUSE LINUX Enterprise Server (SLES) 9 * Red Hat Enterprise Linux 3 Update 3 (Taroon) * IBM(R) XL C/C++ Advanced Edition V7.0 for Linux Run-Time Environment Component をダウンロードしてインストールする必要があります。詳細につ いては、 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24007906 を参照するか、以下のステップに従ってください。 1. http://www.ibm.com/software/awdtools/xlcpp/support/ にある XL C/C++ サポート・ページにアクセスする。 2. 「Self Help: Download」ヘッダーの下にある「Latest Updates (PTFs)」 を選択する。 3. 「Linux」ヘッダーの下にある「XL C/C++ Advanced Edition V7.0 for Linux Run-Time Environment」を選択する。 4. 「XL C/C++ Advanced Edition V7.0 for Linux Run-Time Environment」 ページの指示に従う。 Universal JDBC ドライバー・タイプ 2 は DB2 UDB バージョン 8.2.2 (Linux AMD64) ではサポートされていない Linux AMD64 上の DB2 Universal Database(TM) (UDB) バージョン 8.2.2 (バ ージョン 8.1 フィックスパック 9 に相当) は、 Universal JDBC ドライバ ー・タイプ 2 をサポートしていません。今後のフィックスパックでサポートさ れる予定です。バージョン 8.2.2 の JDBC サポートは、Universal JDBC ドラ イバー・タイプ 4 および Legacy JDBC タイプ 2 ドライバー (COM.ibm.db2.jdbc.app.DB2Driver) を使用すると有効になります。 PHP アプリケーションでのカーソル PHP インタープリターがアプリケーションのためにカーソルを作成する場合、 デフォルトではスクロール可能キー・セット主導カーソルとして作成されま す。場合によっては、この処理のために予期しない結果が戻されることがあり ます。この状態を回避するには、データの更新に使用するすべての SELECT ス テートメントに「FOR READ ONLY」節を明示的に指定してください。代替手段と しては、CLI 構成パラメーター「Patch2=6」、「Patch2=42」、または 「DisableKeysetCursor=1」を設定することもできます。ただし、結果はこれら のパラメーターごとに異なります。これらの構成キーワードに関する詳細につ いては、コール・レベル・インターフェース ガイドおよびリファレンス」を参 照してください。 ConnectNode CLI/ODBC 構成キーワード制限 ConnectNode キーワードは、コントロール・センターには影響しません。コン トロール・センターは、常に SQL_CONN_CATALOG_NODE 設定が参照するカタロ グ・ノードに接続します。 SQLColumns 関数 (CLI) 制限 SQLColumns() 関数は、別名の別名から戻るデータをサポートしません。 SQLColumns() 関数が別名の別名に対して呼び出されると、空の結果セットを戻 します。 CLI パッケージに関する BIND オプションの制限 CLI パッケージをリスト・ファイル db2cli.lst、ddcsmvs.lst、ddcs400.lst、 ddcsvm.lst、または ddcsvse.lst のいずれかとバインドする場合、一部の BIND オプションは有効になりません。CLI パッケージは CLI、ODBC、JDBC、OLE DB、.NET、および ADO アプリケーションで使用されるため、CLI パッケージに 対して加えられる変更内容はこれらのタイプのアプリケーションすべてに影響 します。したがって、デフォルトで CLI パッケージのバインド時にサポートさ れるのは、BIND オプションのサブセットのみです。サポートされているオプシ ョンは、ACTION、COLLECTION、CLIPKG、OWNER、および REPLVER です。その他の CLI パッケージに影響を与える BIND オプションはすべて無視されます。 デフォルトでサポートされていない BIND オプションを指定して CLI パッケー ジを作成するには、デフォルトのコレクション ID である NULLID 以外のコレ クション ID を使用して BIND オプション COLLECTION を指定してください。 こうすると、指定した BIND オプションがすべて受け入れられるようになりま す。例えば、デフォルトでサポートされていない BIND オプション KEEPDYNAMIC YES を指定して CLI パッケージを作成するには、以下のコマンドを発行してく ださい。 db2 bind @db2cli.lst collection newcolid keepdynamic yes CLI/ODBC アプリケーションが、新しいコレクションの中に作成された CLI パ ッケージにアクセスするには、db2cli.ini 初期設定ファイル中の CurrentPackageSet CLI/ODBC キーワードを新しいコレクション ID に設定して ください。 特定のコレクション ID の下の既存の CLI パッケージを上書きするには、以下 のいずれかのアクションを実行してください。 * 既存の CLI パッケージをドロップしてから、このコレクション ID のバイ ンド・コマンドを発行します。 * バインド・コマンドを発行する際に BIND オプション ACTION REPLACE を指 定します。 CLI LOAD ユーティリティーの制約事項 CLI LOAD ユーティリティーは、データ挿入用に準備された SQL ステートメン トに SELECT 文節が含まれている場合、パラメーター・マーカーをサポートし ません。 バージョン 8.2 フィックスパック 3 (V8.1 フィックスパック 10 に相当) よ り前は、INSERT ステートメントに VALUES 文節が含まれる場合、CLI LOAD ユ ーティリティーはターゲット列の指定を許可しませんでした。 しかし、バージョン 8.2 フィックスパック 3 (V8.1 フィックスパック 10 に 相当) 以降は、CLI LOAD ユーティリティーは VALUES 文節を含む INSERT ステ ートメントでのターゲット列の指定を許可します。例えば、CLI LOAD では以下 のステートメントがサポートされています。 INSERT into tableA (col1, col2, col3) VALUES (?, ?, ?) ツール・カタログ・データベース作成の非サポート (Linux for AMD64) Linux (AMD64) での 64 ビットの DB2 Universal Database (UDB) インスタン スのもとのツール・カタログ・データベースの作成はサポートされません。以 下の方法のいずれかを使って、 64 ビット・インスタンスのもとでツール・カ タログを作成しないでください。 * DB2 UDB をインストールする。 * db2isetup コマンドを使って 64 ビット・インスタンスを更新する。 * インストールの完了後に CREATE TOOLS CATALOG CLP コマンドを発行する。 バージョン 8.1.4 では、 Linux (AMD64) での 32 ビット・インスタンスのも とのツール・カタログ・データベースの作成はサポートされていました。 ツール・カタログ・データベース作成の非サポート (AIX、Solaris オペレーテ ィング環境、および HP-UX) ハイブリッド 64 ビット・プラットフォーム上の 64 ビットのインスタンスに 対して、 DB2 Universal Database (UDB) のインストール中のツール・カタロ グ作成はサポートされません。ハイブリッド・プラットフォームには、以下の ものがあります。 * AIX * Solaris オペレーティング環境 * HP-UX * 32 ビット・インスタンスと 64 ビット・インスタンスの両方をサポートす るその他のプラットフォーム 64 ビット・インスタンスに対してツール・カタログを作成する場合、DB2 UDB のインストール後に、コマンド行プロセッサーで CREATE TOOLS CATALOG CLP コマンドを使用するか、またはコントロール・センターを使用して作成するこ とができます。また、この操作には、64 ビットの IBM Developer Kit for Java をインストールする必要があります。詳細については「DB2 管理ガイド」の 『DB2 管理サーバー』セクションを参照してください。 DB2 UDB Express および DB2 Workgroup Server Edition V8.2 のメモリー制限 以下の製品にはメモリー制限があります。 * IBM DB2 Universal Database (UDB) Express Edition (指定されたユーザ ー・オプション)。サーバーごとの最大メモリーは 4GB です。 * IBM DB2 UDB Express Edition (CPU オプション)。サーバーごとの最大メモ リーは 4GB です。 * IBM DB2 UDB Workgroup Server Edition。サーバーごとの最大メモリーは 16GB です。 * IBM DB2 UDB Workgroup Server Unlimited Edition。サーバーごとの最大メ モリーは 16GB です。 インターバルを設定して実行するウェアハウス・プロセスのスケジューリング インターバルを設定してウェアハウス・プロセスを実行するようスケジュール する場合は、プロセスのすべての実動ステップの実行に要する最長時間を判別 して、それに応じたインターバルをスケジュールする必要があります。スケジ ュールされた時間間隔をプロセスが超過した場合は、後続のスケジュール済み のプロセスはすべて実行されず、またスケジュール変更されることもありませ ん。 バージョン 8 における SNA サポートの制限 以下のサポートは、 DB2 Universal Database (UDB) Enterprise Server Edition (ESE) Version for Windows および UNIX オペレーティング・システ ムからと、DB2 Connect Enterprise Edition (CEE) Version 8 for Windows お よび UNIX オペレーティング・システムからは削除されました。 * SNA を使用したマルチサイト更新 (2 フェーズ・コミット) 機能は使用でき ません。マルチサイト更新 (2 フェーズ・コミット) が必要なアプリケーシ ョンは、TCP/IP 接続を使用する必要があります。ホストまたは iSeries デ ータベース・サーバーへの TCP/IP 接続を使用したマルチサイト更新 (2 フ ェーズ・コミット) は、一部のリリースでは使用できます。マルチサイト更 新 (2 フェーズ・コミット) が必要なホストまたは iSeries アプリケーシ ョンでは、 DB2 UDB ESE バージョン 8 内の TCP/IP マルチサイト更新 (2 フェーズ・コミット) の新機能を使用できます。 * DB2 UDB ESE または DB2 CEE サーバーは、 SNA を使用したクライアント接 続をサポートしなくなりました。バージョン 8 フィックスパック 1 の DB2 UDB では、32 ビット・バージョンの AIX、Solaris オペレーティング環 境、HP-UX、および Windows のアプリケーションは、SNA を使用してホスト または iSeries のデータベース・サーバーにアクセスすることができます。 アプリケーションはこのサポートを利用すれば、 SNA を使用してホストま たは iSeries データベースにアクセスできますが、その際 1 フェーズ・コ ミットのみを使用することになります。 * DB2 UDB for z/OS でのシスプレックスのサポートは、TCP/IP を使用する場 合のみ利用可能です。シスプレックスは、SNA を使用した接続ではサポート されません。 * ホスト・データベース・サーバーへの SNA 接続を使用した場合のパスワー ド変更サポートは利用できなくなりました。 * SNA はすべて、次のバージョンの DB2 UDB および DB2 Connect ではサポー トされなくなります。 DB2 UDB クライアントのセキュリティー・プラグインの問題 (Windows) Windows オペレーティング・システム上の DB2 クライアントにデプロイされる セキュリティー・プラグインを開発する場合は、プラグイン端子機能に補助ラ イブラリーをアンロードしないでください。この制約事項は、グループ、ユー ザー ID およびパスワード、Kerberos、および GSS-API プラグインを含むすべ てのタイプのクライアント・セキュリティー・プラグインに適用されます。 この制約事項は、Windows オペレーティング・システム上の DB2 クライアント にセキュリティー・プラグインをアンロードする DB2 Universal Database の 問題に起因します。 接続中のログイン成功レポート時の障害 (AIX) AIX で OS 認証を使用すると、DB2 Universal Database (UDB) は、接続の試 行中に成功した認証に基づいて AIX にログイン成功の報告を試みます。バージ ョン 8 フィックスパック 5 以前のバージョンでは、DB2 UDB がログイン成功 をレポートできなかった場合、ユーザーが認証済みであっても接続に失敗しま す。バージョン 8 フィックスパック 5 以降では、接続が引き続き許可され て、障害は db2diag.log に記録されます。 2 パーツ・ユーザー ID はサポートされない (Windows ME) domainname\username などの、CONNECT ステートメントや ATTACH コマンドの 2 パーツ・ユーザー ID は、Windows ME ではサポートされていません。 列のロードおよびインポート・ページで IXF ファイル内の DBCS 文字はサポー トされない ロード・ウィザードまたはインポート・ノートブックを使用して、 DBCS 文字 の入った IXF 入力ファイルからのロードまたはインポートを設定すると、列ペ ージは、ファイル内の列名を正しく表示しません。 AMD64 上の Linux オペレーティング・システム の GUI ツール DB2 Universal Database (UDB) に付属する GUI ツールは、Java ベースのグラ フィカル・ユーティリティーです。DB2 UDB GUI ツールの例を以下に示します。 * コントロール・センター * インフォメーション・センター * 構成アシスタント * Development Center AMD64 上の Linux オペレーティング・システムには、現在 64 ビットの Java(TM) SDK またはランタイム環境がないので、これらのツールを実行するに は 32 ビットの DB2 UDB インスタンスから実行する必要があります。 本バージョンでもこれらのツールを使って、ローカルおよびリモートの 64 ビ ットのインスタンスのデータベースを管理することができます。例えば、コン トロール・センターを使用するには、まず 32 ビットのインスタンスを作成す る必要があります。32 ビットのインスタンスの作成後、管理するローカルの 64 ビット・インスタンスを手動でカタログする必要があります。 AMD64 上の DB2 for Linux の詳細については、次の URL からアクセスできま す。 ftp://ftp.software.ibm.com/software/data/pubs/papers/linuxamd64.pdf GUI ツールの最小表示設定 コントロール・センターなどの GUI ツールが正常に動作するには、少なくとも 800 × 600 の画面解像度、および 32 色の表示パレットを使用する必要があり ます。 ウィンドウのタイトル・バー内の不適切な GB18030 文字表示 ウィンドウのタイトル・バーに GB18030 中国語文字エンコード規格の文字があ る場合、疑問符か正方形として表示されることがあります。 インフォメーション・カタログ・センター表の非パーティション化 インフォメーション・カタログ・マネージャーが使用する表は、 1 つのデータ ベース・パーティション内に存在する必要があります。1 つのパーティション 内に表を配置する方法は多数あります。以下の手順は、そのような目的のため のアプローチの 1 つです。 1. DB2 コマンド行プロセッサーを開いて、以下のコマンドを発行します。 a. CREATE DATABASE PARTITION GROUP partition_group_name ON DBPARTITIONNUM partition_number b. CREATE REGULAR TABLESPACE tablespace_name IN DATABASE PARTITION GROUP partition_group_name MANAGED BY SYSTEM USING ('cname') partition_group_name は、いずれのコマンドでも同じです。 2. 「スタート」->「プログラム」->「IBM DB2」->「ツールのセットアップ (Set-up tools)」->「インフォメーション・カタログ管理ウィザード (Manage Information Catalog wizard)」をクリックします。 3. 「オプション (Options)」ページで、表スペース名を「表スペース (Table space)」に指定します。 DYN_QUERY_MGMT の無効時の Query Patroller の制約事項 データベース構成パラメーター DYN_QUERY_MGMT が無効な場合、Query Patroller は以下のアクションを実行できません。 * 保留状態の照会を保留解除する * フォアグラウンド内の実行中またはキューに入れられた照会を、バックグラ ウンド内で実行する 照会の保留状態を解除する場合、あるいはフォアグラウンド照会をバックグラ ウンド照会に変更する場合、DYN_QUERY_MGMT が DISABLE に設定されている と、エラー・メッセージが表示され、照会の状態は変更されません。保留状態 の照会が実行予定になっており、その実行開始時に DYN_QUERY_MGMT が無効に なっていた場合は、エラー・メッセージが qpdiag.log ファイルに書き込ま れ、照会は保留状態のままになります。 今後の Query Patroller 結果表での DB2QPRT スキーマの使用 フィックスパック 5 より、新規結果表はすべて、サブミッターのスキーマでは なくスキーマ DB2QPRT で作成されます。 フィックスパック 5 のインストール前に作成されたプロファイルを持ち、以下 のいずれかを所有するオペレーターに対しては、DB2QPRT スキーマに対する DROPIN 特権が付与されます。 * 編集権限のある MONITORING 特権 * 編集権限のある HISTORICAL ANALYSIS 特権 DB2QPRT スキーマに対する DROPIN 特権は、Query Patroller がこのスキーマ に最初に結果表を作成する際に付与されます。 フィックスパック 5 のインストール後に、編集権限のある MONITORING 特権ま たは HISTORICAL ANALYSIS 特権を付与されたオペレーターには、プロファイル の作成または更新時に DB2QPRT スキーマに対する DROPIN 特権も付与されま す。 ヘルス・インディケーターの制約事項 db2.db2_op_status ヘルス・インディケーターが停止状態に入ると、ヘルス・ モニターはこのインディケーターに対するアクションを実行できません。この 状態の原因として可能性があるのは、例えば、明示的な停止要求または異常終 了に起因して、インディケーターがモニターしているインスタンスが非アクテ ィブになった場合です。異常終了の後は常にインスタンスが自動的に再始動す るように設定するには、インスタンスが高可用に保たれるように障害モニター を構成する必要があります。 既知の問題と解決策 - および + 文字を含む列の索引を持つ IXF ファイルへのエクスポート IXF ファイル・フォーマットおよび SELECT * 文節を使って export コマンド が発行されると、適切な場合、索引情報が収集されます。 問題 索引に指定された列名に - または + 文字が含まれる場合、索引情報は収集さ れず、SQL コード SQL27984W が出されます。エクスポートは完了し、エクスポ ートされるデータは影響を受けません。しかし、索引情報は IXF ファイルに保 管されません。 予備手段 CREATE パラメーターを指定した import コマンドを使用して表を再作成する場 合、索引は再作成されません。索引を別個に作成するには、db2look ユーティ リティーを使用します。 db2ReadLog API 呼び出し時の CLI0116E または SQL0428N エラー 問題 アプリケーションがデータベースから切断されるときに、その切断前にコミッ トまたはロールバックが実行されていない場合、アプリケーションから db2ReadLog API を呼び出すと、以下に示すエラーが出される場合があります。 * db2ReadLog API が CLI アプリケーションから呼び出される場合、CLI0116E エラーが生成されることがあります。 * db2ReadLog API が C で作成された組み込み SQL アプリケーションから呼 び出される場合、SQL0428Nエラーが生成されることがあります。 予備手段 1 非組み込み SQL アプリケーションの場合、db2ReadLog API の呼び出し前に自 動コミット・モードをオンに設定します。 予備手段 2 db2ReadLog API の呼び出し後、かつデータベースからの切断前に、COMMIT ま たは ROLLBACK ステートメントを発行します。 "db2gcf -k" コマンドが DB2 UDB Workgroup Server Edition で失敗する 問題 db2gcf コマンドは、通常は HA (高可用性) クラスターなどにある自動化スク リプトから、DB2 Universal Database (UDB) インスタンスを開始、停止、また はモニターします。 DB2 UDB Workgroup Server 上で -k パラメーターを指定して db2gcf システ ム・コマンドを使用すると、障害が発生します。 予備手段 "db2gcf -k" コマンドは、DB2 UDB Enterprise Server Edition でのみ有効で、 DB2 UDB Workgroup Server Edition では無効です。 DRDA ラッパーからの SQL1224 エラー (AIX) 32 ビット DB2 Universal Database (UDB) サーバーが AIX システム上で実行 されている場合に、その同じシステム上で実行されているアプリケーションに DRDA(R) ラッパーを介するローカル・データベース接続が複数あると、そのア プリケーションは以下のエラーを受け取ることがあります。 SQL1822N Unexpected error code "-1224" received from data source "W3_SERVER2". Associated text and tokens are func="DriverConnect" msg="SQL1224N A database agent could not be started to service a request, or was terminated as a result of a database system shutdown or a force command. " SQLSTATE=560BD このエラーを回避するには、フェデレーテッド構成ファイル ( instance_directory/cfg/db2dj.ini) に以下の項目を記述してください。 EXTSHM=ON 注: フェデレーテッド構成ファイルに項目を追加する場合、変更内容を有効に するには、DB2 UDB を停止してから再始動しなければなりません。 代わりに、ローカル DB2 UDB データベースを TCP/IP ノード上にあるものとし てカタログすることもできます。たとえば次のようにします。 CATALOG TCPIP NODE my_node REMOTE my_host SERVER 123; CATALOG DB mydb AT NODE my_node; CREATE WRAPPER drda; CREATE SERVER my_server TYPE DB2/UDB VERSION 8 WRAPPER drda AUTHORIZATION "my_id" PASSWORD "my_pw" OPTIONS(ADD DBNAME 'MYDB'); Microsoft Visual Studio .NET Framework 1.1 でホット・キーが作動しない Microsoft Visual Studio .NET Framework 1.1 でホット・キーが作動しない場 合は、Microsoft 社の Web サイトからホット・フィックスをダウンロードでき ます。ホット・フィックスは Microsoft サポート技術情報の文書 Q836745 中 にあります。 中国語 (簡体字) ロケール (AIX) AIX では、以下の環境で中国語 (簡体字) ロケール Zh_CN にバインドされたコ ード・セットが変更されています。 * AIX バージョン 5.1.0000.0011 以上 * AIX バージョン 5.1.0 (保守レベル 2 以上を適用) コード・セットは、GBK (コード・ページ 1386) から GB18030 (コード・ページ 5488 または 1392) に変更されました。 DB2 Universal Database (UDB) for AIX はもともと GBK コード・セットをサポートしており、Unicode を介して GB18030 コード・セットをサポートしているため DB2 UDB での Zh_CN ロケー ルのデフォルトのコード・セットは ISO 8859-1 (コード・ページ 819) になり ます。操作によっては、このロケールのデフォルトの地域はアメリカ合衆国 (US) にもなります。 この制約事項に対する予備手段として、以下の 2 通りのオプションがありま す。 * ロケールのコード・セットを GB18030 から GBK にオーバーライドし、地域 を US から China (これのテリトリー ID は CN、テリトリー・コードは 86) にオーバーライドすることができます。 * 別の中国語 (簡体字) ロケールを使用することができます。 最初のオプションを使用する場合、以下のコマンドを発行します。 db2set DB2CODEPAGE=1386 db2set DB2TERRITORY=86 db2 terminate db2stop db2start 2 番目のオプションを使用する場合、ロケールを Zh_CN から ZH_CN または zh_CN に変更します。 ZH_CN ロケールのコード・セットは Unicode (UTF-8) であるのに対して、 zh_CN ロケールのコード・セットは eucCN (コード・ペー ジ 1383) です。 中国語 (簡体字) ロケール (Red Hat Linux) Red Hat Enterprise Linux [RHEL] バージョン 2.1 および 3 を含む、Red Hat バージョン 8 以降では、中国語 (簡体字) 用のデフォルトのコード・セット が、GBK (コード・ページ 1386) から GB18030 (コード・ページ 5488 または 1392) に変更されました。 DB2 Universal Database (UDB) for Linux はもともと GBK コード・セットを サポートしており、Unicode を介して GB18030 コード・セットをサポートして いるため DB2 UDB でのデフォルトのコード・セットは ISO 8859-1 (コード・ ページ 819) になります。操作によっては、このデフォルトの地域はアメリカ 合衆国 (US) にもなります。 この制約事項に対する予備手段として、以下の 2 通りのオプションがありま す。 * Red Hat のロケールのコード・セットを GB18030 から GBK にオーバーライ ドし、地域を US から China (テリトリー ID は CN、テリトリー・コードは 86) にオーバーライドすることができます。 * 別の中国語 (簡体字) ロケールを使用することができます。 最初のオプションを使用する場合、以下のコマンドを発行します。 db2set DB2CODEPAGE=1386 db2set DB2TERRITORY=86 db2 terminate db2stop db2start 2 番目のオプションを使用する場合、以下のコマンドのいずれかを発行しま す。 export LANG=zh_CN.gbk export LANG=zh_CN export LANG=zh_CN.utf8 zh_CN に関連付けられたコード・セットは eucCN またはコード・ページ 1383、zh_CN.utf8 に関連付けられるのはコード・ページ 1208 です。 Merant Driver Manager の非互換性 (UNIX) Merant Driver Manager が、UNIX で DB2 ODBC ドライバーにアクセスする場 合、Unicode サポートとの非互換が発生します。これらの非互換性が原因で、 アプリケーションが Unicode の使用を要求しなかった場合でも、Merant Driver Manager で Unicode が使用されるようになります。この状態に起因して、デー タウェアハウス・センター、インフォメーション・カタログ・マネージャー、 および MQSI のような、 IBM 以外のデータ・ソースのサポートのために Merant Driver Manager を必要とするコンポーネントで問題が発生することがありま す。永続的なソリューションが利用可能になるまで、Unicode サポートを使用 せずに、代替の DB2 ODBC ドライバー・ライブラリーを使用することができま す。 Unicode サポートを使用しない代替の DB2 ODBC ドライバー・ライブラリー は、AIX、HP-UX、Solaris オペレーティング環境版の DB2 Universal Database (UDB) バージョン 8.1 に組み込まれています。この代替ライブラリーを使用す るには、そのコピーを作成し、コピーに元の DB2 ODBC ドライバー・ライブラ リー名を付ける必要があります。 注: 代替の (_36) ライブラリーには、DB2 JDBC ドライバーで必要な Unicode 機能が組み入れられています。 WebSphere(R) Application Server を含 む JDBC アプリケーションは、このライブラリーを使用して、DB2 UDB と連動して正常に作業を行うことができます。 AIX、HP-UX、または Solaris オペレーティング環境で、非 Unicode ODBC ライ ブラリーに切り替えるには、以下の説明に従ってください。これは手動による プロセスであるため、連続したフィックスパックやモディフィケーション・レ ベルを適用した後も含め、製品のアップデートのたびに実行する必要がありま す。 手順 AIX 次のようにして、AIX に代替ライブラリーを作成します。 1. インスタンス所有者として db2stop force コマンドを使用し、す べてのデータベース・インスタンスをシャットダウンします。 2. DB2 管理サーバー (DAS) インスタンス ID を使用し、db2admin stop force コマンドで DAS インスタンスをシャットダウンしま す。 3. /usr/lpp/db2_81/lib ディレクトリーの元の db2.o ファイルをバ ックアップします。 4. root 権限を使用し、slibclean コマンドを発行します。 5. ファイル db2_36.o をバックアップ・ファイル db2.o にコピー し、所有権および権限が整合したままであることを確認します。 以下のコマンドを使用します。 cp db2_36.o db2.o -r--r--r-- bin:bin for db2.o 元のオブジェクトにスイッチバックするには、db2_36.o ファイルの 代わりにバックアップ・ファイルを使用して、同じ手順に従ってくだ さい。 Solaris オペレーティング環境 次のようにして、Solaris オペレーティング環境上に代替ライブラリ ーを作成します。 1. インスタンス所有者として db2stop force コマンドを使用し、す べてのデータベース・インスタンスをシャットダウンします。 2. DB2 管理サーバー (DAS) インスタンス ID を使用し、db2admin stop force コマンドで DAS インスタンスをシャットダウンしま す。 3. /opt/IBMdb2/V8.1/lib ディレクトリーの元の libdb2.so.1 ファ イルをバックアップします。 4. ファイル libdb2_36.so.1 をバックアップ・ファイル libdb2.so.1 にコピーし、所有権および権限が整合したままであることを確認 します。以下のコマンドを使用します。 cp libdb2_36.so.1 libdb2.so.1 -r-xr-xr-x bin:bin libdb2.so.1 5. データベース・インスタンスごとに、db2iupdt コマ ンドを発行し、DAS インスタンスに dasupdt コ マンドを発行します。 元のオブジェクトにスイッチバックするには、libdb2_36.so.1 ファ イルの代わりにバックアップ・ファイルを使用して、同じ手順に従っ てください。 HP-UX PA-RISC 次のようにして、HP-UX PA-RISC に代替ライブラリーをインストール します。 1. db2stop force コマンドを使用して、すべてのデータベース・イ ンスタンスをシャットダウンします。 2. db2admin stop force コマンドを使用して、DB2 管理サーバー (DAS) インスタンスをシャットダウンします。 3. /opt/IBMdb2/V8.1/lib ディレクトリーの元の libdb2.sl ファイ ルをバックアップします。 4. ファイル libdb2_36.sl をバックアップ・ファイル libdb2.sl に コピーして、所有権と許可が整合したままであることを確認しま す。次のコマンドを使用して整合性を確認します。 cp libdb2_36.sl libdb2.sl -r-xr-xr-x bin:bin for libdb2.sl 5. データベース・インスタンスごとに、db2iupdt コマ ンドを発行し、DAS インスタンスに dasupdt コ マンドを発行します。 元のオブジェクトにスイッチバックするには、libdb2_36.sl ファイ ルの代わりにバックアップ・ファイルを使用して、同じ手順に従って ください。 HP-UX on IA64 次のようにして、HP-UX on IA64 に代替ライブラリーをインストール します。 1. db2stop force コマンドを使用して、すべてのデータベース・イ ンスタンスをシャットダウンします。 2. db2admin stop force コマンドを使用して、DB2 管理サーバー (DAS) インスタンスをシャットダウンします。 3. /opt/IBMdb2/V8.1/lib ディレクトリーの元の libdb2.so ファイ ルをバックアップします。 4. ファイル libdb2_36.so をバックアップ・ファイル libdb2.so に コピーして、所有権と許可が整合したままであることを確認しま す。次のコマンドを使用して整合性を確認します。 cp libdb2_36.so libdb2.so -r-xr-xr-x bin:bin for libdb2.so 5. データベース・インスタンスごとに、db2iupdt コマ ンドを発行し、DAS インスタンスに dasupdt コ マンドを発行します。 元のオブジェクトにスイッチバックするには、libdb2_36.so ファイ ルの代わりにバックアップ・ファイルを使用して、同じ手順に従って ください。 その他の UNIX オペレーティング・システム 他の UNIX オペレーティング・システム上の DB2 UDB および Merant Driver Manager に関して疑問点がある場合は、IBM サポートにお問 い合わせください。 NFS APAR IY32512 - 使用不可スレッド (AIX) AIX 5 NFS APAR IY32512 では、システムに多数のパーティションがある場合に db2stop コマンドが失敗することがあります。 すでにロックされているファイルに対するブロック・ロック要求をサーバーが 大量に受け取っている場合、そのサーバー上ではロック・デーモンが応答しな くなることがあります。この状態が生じるのは、使用可能なロックされたスレ ッドのすべてが、ロックが有効になるのを待機しているスレッドに割り振られ たため、アンロック要求が出されたときに処理を実行できるスレッドがなくな ってしまうことが原因です。 この状態が生じた場合は、停止ノードを再始動しなければなりません。この状 態に対する DB2 Universal Database の予備手段としては、db2stop コマンドの NODENUM オプションを使用して一度に 1 つずつノードを停止させます。 SQLFLAG(STD) プリコンパイラー・オプション・エラー SQLFLAG(STD) プリコンパイル・オプションを使用可能にしておくと、「Abend C6 occurred while running Precompile program DSNHPC」というエラーが生じ ます。 デベロップメント・センターを使用して DB2 Universal Database for z/OS バ ージョン 8 で実行する SQL ストアード・プロシージャーを作成するときには、 SQLFLAG (STD) プリコンパイル・オプションを除去してください。 DB2 Connect での Sysplex 使用時に接続プールが使用可能になっていなければ ならない 問題 DB2 Connect(TM) は、OS390 上のデータ共用グループ内の分散データ機能 (DDF) の接続メンバーがシャットダウンされている場合、DDF の別のメンバーへの接 続を経路指定しません。Sysplex が使用可能になっている場合、DB2 Connect(TM) はサーバー・リストに従って、DDF 中の別のメンバーへの接続を 経路指定します。 DB2 Connect バージョン 8 Sysplex は、エージェント・プールを念頭に置いて 設計されました。エージェントおよびデータベースへの接続がない場合、 Sysplex サーバー・リストは解放されます。したがって、Sysplex サーバー・ リストを維持するため、最低 1 つのエージェントを保持する必要があります。 予備手段 次のコマンドを実行して、接続プールを使用可能にします。 db2 update dbm cfg using num_poolagents number db2stop db2start ここで、number は DB2 インスタンス上でプール可能なエージェントの最大数 です。接続プールは、number が 0 より大きい場合に使用可能になります。 推奨 num_poolagents を -1 に設定してください。こうすると、maxagents 構成パラ メーターに割り当てられている値の半分に設定されます。 DB2 Connect Custom Advisor 「DB2 Connect Connect ユーザーズ・ガイド」では DB2 Connect Custom Advisor について説明されていますが、この製品はバージョン 8.2 ではサポー トされなくなりました。 ツール・カタログ・データベース作成の失敗 (HP-UX) 問題 DB2 Universal Database (UDB) バージョン 8.2 を HP-UX にイ ンストールする場合、32 ビット・インスタンスで CREATE TOOLS CATALOG コマンドを実行し、DB2 Administration Server jdk_path 構成パラメーターが HP-UX SDK 1.4 を指している場合、このコマン ドは SQLCODE -22209 で失敗します。この障害は、DB2 UDB バージョ ン 8.2 はデフォルトで HP-UX SDK 1.4 をインストールしますが、バ ージョン 8.2 32 ビット・インスタンスは CREATE TOOLS CATALOG コマンドを正常に実行するために HP-UX SDK 1.3 が必要であるた め、この障害が発生します。 この障害は、DB2 UDB バージョン 8.1 フィックスパック 7 をインス トールする際、DB2 Administration Server jdk_path 構成パラメー ターを HP-UX SDK 1.4 を指すように手動で更新したか、または DB2 Administration Server (DAS) を除去して再作成した場合にも発生し ます。このいずれの場合でも、jdk_path 構成パラメーターが HP-UX SDK 1.4 を指すように変更されたことが障害の原因です。 DB2 UDB バージョン 8.2 32 ビット・インスタンスを正常に実行する には HP-UX SDK 1.3 が必要です。 予備手段 1 64 ビット・インスタンスでツール・カタログを作成します。 予備手段 2 以下の手順で、32 ビット・インスタンスでツール・カタログを作成 します。 1. 次の HP-UX Web サイトから HP-UX SDK 1.3 をダウンロードしま す。http://www.hp.com/products1/unix/java/ 2. HP-UX SDK 1.3 をインストールします。 3. DB2 Administration Server jdk_path 構成パラメーターを更新し て、HP-UX SDK 1.3 を指すようにします。たとえば次のようにし ます。 db2 update admin config using JDK_PATH /opt/java1.3 4. DB2 Administration Server を再始動します。 db2admin stop db2admin start 5. 32 ビット・インスタンスで CREATE TOOLS CATALOG コマンドを再 実行します。 DB2 GUI ツールでのインド語文字の表示 DB2 GUI ツールの使用中に、インド語文字の表示で問題がある場合は、必要な フォントがシステムにインストールされていない可能性があります。 DB2 Universal Database (UDB) には、以下の IBM TrueType および OpenType プロポーショナル・インド語言語フォントがパッケージされています。これら のフォントは、以下のすべての CD の font ディレクトリーにあります。 * IBM Developer Kit、Java Technology Edition (64-bit) for AIX 5L * ご使用のオペレーティング・システム用の DB2 組み込みアプリケーショ ン・サーバーおよびアプリケーション (XML レジストリー、Web 管理ツー ル、および Java 分散デバッガー) これらのフォントは、DB2 UDB でのみ使用してください。これらのフォントの 一般または無制限の販売、あるいは配布を行うことはできません。 表 9. DB2 UDB にパッケージされたインド語のフォント +-----------------------+----------------------+----------------------+ | 書体 | 太さ | フォント・ファイル名 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | Devanagari MT for IBM | Medium | devamt.ttf | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | Devanagari MT for IBM | Bold | devamtb.ttf | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | Tamil | Medium | TamilMT.ttf | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | Tamil | Bold | TamilMTB.ttf | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | Telugu | Medium | TeluguMT.ttf | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | Telugu | Bold | TeleguMTB.ttf | +-----------------------+----------------------+----------------------+ フォントのインストールおよび font.properties ファイルの変更方法について の詳細は、IBM Development Kit for Java のドキュメンテーションの国際化対 応の項を参照してください。 さらに、以下の Microsoft 製品には、DB2 GUI ツールで使用できるインド語フ ォントが付属しています。 * Microsoft Windows 2000 オペレーティング・システム * Microsoft Windows XP オペレーティング・システム * Microsoft Publisher * Microsoft Office zSeries サーバーで GUI ツールはサポートされない (Linux) DB2 セットアップ・ウィザードを除き、Linux オペレーティング・システムが 稼動中の zSeries サーバーでは、GUI ツールは使用できません。クイック・ツ アーなどの、インストール・ランチパッドから通常起動されるすべての項目が この制限の対象になります。 このようなシステムで GUI ツールを使用する場合は、別のシステム構成をもっ たクライアント・システムに管理ツールをインストールし、このクライアント を使用して zSeries サーバーに接続してください。 DB2 インフォメーション・センターの検索語に数字が含まれる場合は、検索語を 引用符で囲む DB2 インフォメーション・センターでは、数字を含む検索語を引用符で囲まな いと正確な検索結果が得られません。 例えば、次の語を検索すると、何も結果が得られません。 1.4.1 ただし、この語を引用符で囲むと、正しい結果が得られます。 "1.4.1" 次の語を検索すると、余分な項目も戻されます。 DB20000I ただし、次の語を検索すると正しく動作します。 "DB20000I" タグ言語ファイルのインポート時のインフォメーション・カタログ・センター・ ログ・ファイルの非生成 タグ言語ファイルをインフォメーション・カタログ・センターへインポートし たのに、インフォメーション・カタログ・センターのログ・ファイルが生成さ れない場合は、以下のトラブルシューティング・ステップを実行します。 コマンド行から db2icmimport を実行している場合: * 出力ファイル (.xml、.out、.err、.log) が生成されなかった場 合、コマンド行にエラーが存在する可能性があります。最初の 5 つの引数である UserId、Password、Database、Catalog、および Tagfile が正確であることを確認します。 db2icmimport と入力 して構文を表示します。これで問題が解決しない場合、-g オプシ ョンを使用することによって db2javit コマンドの出力をキャプ チャーするように db2icmimport を変更し、出力をファイルに保 管します。たとえば次のようにします。 db2javit -j:com.ibm.db2.common.icm.tag.IcmImport -w: -i: -o:"-Xmx128m -Xms32m" -g:"d:\temp\myimport.trc" ... * ログ・ファイルが生成されなかった場合、通常は構文解析エラー があります。 .xml ファイルと .out ファイルを調べてください。 可能であれば、タグ言語ファイルの先頭に「:COMMIT.CHKPID (DEBUG)」コマンドを挿入します。このコマンドは、デバッグ・レ ポート・メッセージを生成し、 .xml および .out ファイルに構 文解析エラーがないかどうかを調べます。 * 構文解析後、エラーが .log ファイルに示されているはずです。 デバッグ・レポートが生成されたら、.log ファイルと .out ファ イルで詳細を調べてください。 * 常に .err ファイルを調べて、ランタイム・エラーがないかどう かを確認します。 インフォメーション・カタログ・センターの GUI を使用してタグ言語ファイル をインポートする場合: * GUI インターフェースを使用してタグ言語ファイルをインポート する場合、.out ファイルも .err ファイルも生成されません。 * .log ファイルまたは .xml ファイルが生成されたら、それらのフ ァイルを使用してデバッグしてみてください。 * .log ファイルも .xml ファイルも生成されないかまたは役に立た ない場合、コマンド行からインポート・プロセスを実行して、詳 細を表示します。 Query Patroller パッケージのバインディング フィックスパックの適用後に Query Patroller パッケージがバインドされてい ないと、DBADM 権限のないユーザーや正しい Query Patroller 特権をもたない ユーザーは、クエリー・パトローラー・センターまたは Query Patroller コマ ンド行を使用しようとしたときに、以下のエラーを受け取ることがあります。 SQL0001N - Binding or precompilation did not complete successfully. クエリー・パトローラー・センターを使用した場合、SQL0001N エラーが qpdiag.log ファイルに記録されます。 Query Patroller のコマンド行を使用 した場合、SQL0001N がコンソールに戻されます。 自動バインディングを開始するための自動バインド・コードがあります。ただ し、 Query Patroller パッケージ内のすべてのステートメントを実行するのに 必要な特権を接続ユーザーがもっていないと、自動バインディングは失敗しま す。この問題の症状は、クエリー・パトローラー・センターでのフォルダーの 欠如として示されます。 この問題を回避するには、フィックスパックの適用後に、 DBADM 権限または必 要な特権をもったユーザーが手動で qpserver.lst パッケージをバインドする 必要があります。 Query Patroller でポートが使用不可の場合 (Windows) 問題 Windows XP または Windows 2003 で使用可能なポートがない場合に Query Patroller で照会をサブミットすると、SQL コード -29007 を受け取ることが あります。Query Patroller にアクセスしているクライアントが増えると、こ のエラーの生じる可能性が増します。 予備手段 以下の Windows レジストリー変数を設定します。 MaxUserPort=65534 TcpTimedWaitDelay=30 次に、変更を有効にするため、システムを再始動します。 Windows レジストリー変数の設定に関する詳細については、Microsoft(R) のヘ ルプおよびサポート Web サイト (http://support.microsoft.com/) にアクセ スしてください。 機密保護機能のある環境 (Windows) Windows システムでの管理者ではないユーザーが Windows 上で DB2 Universal Database (UDB) を使用すると、ファイル許可の問題が起こる場合があります。 SQL1035N、SQL1652N、または SQL5005C のエラー・メッセージが表示された場 合の考えられる原因と対策を以下に示します。 ユーザーが sqllib ディレクトリーに対する十分な権限を持っていない 問題 DB2 CLP またはコマンド・ウィンドウを開こうとすると、 SQL1035N または SQL1652N エラーになる。 DB2 UDB コード (コア・ ファイル) は書き込み特権が限定されるディレクトリー構造にインス トールされますが、いくつかの DB2 UDB ツールでは、DB2INSTPROF ディレクトリーでファイルの書き込みと作成を行う必要があります。 予備手段 ユーザーに少なくとも MODIFY アクセス権を付与できる新規ディレク トリーを作成し、db2set -g db2tempdir を使用して新規ディレクト リーを指すようにするか、または Windows システム環境の db2tempdir 変数を設定します。 ユーザーが SYSADM_GROUP に属していても sqllib\ ディレクト リーへ書き込むための十分な権限がない 問題 データベース・マネージャー構成ファイルを更新しようとすると (update dbm cfg)、SQL5005C システム・エラーになる。ユーザーを SYSADM_GROUP に追加しても、そのユーザーには sqllib\instance_dir ディレクトリーに書き込むために必要な NTFS アクセス権はありませ ん。 最初の対策 ファイル・システム・レベルで少なくとも instance_dir ディレクト リーの MODIFY アクセス権をユーザーに付与します。 2 番目の対策 ユーザーに少なくとも MODIFY アクセス権を付与できる新規ディレク トリーを作成します。 db2set db2instprof コマンドを使用して、新 しいディレクトリーを指定します。 db2instprof で指定した新規イ ンスタンス・ディレクトリーの下に情報が保管されるようにインスタ ンスを再作成するか、または古いインスタンス・ディレクトリーを新 規ディレクトリーに移動する必要があります。 XML Extender のサンプル・プログラムの名前変更 一部の XML Extender サンプル・プログラムには、他のインストール済みプロ グラムと同じ名前が付いている可能性があります。XML Extender サンプル・プ ログラムと同名の別のプログラミングを不用意に呼び出すと、XML ファイルが 損傷を受けることがあります。古い XML Extender サンプル・プログラム名と、 それに代わる競合の可能性の低い新規のプログラム名を以下に一覧で示してあ ります。必ず旧称の代わりに新しいサンプル・プログラム名を使って、XML フ ァイルに損傷を与えないようにしてください。 表 10. XML Extender の置換用サンプル・プログラム (Windows) +----------------------------------+----------------------------------+ | 旧プログラム (使用しないでくださ | 新プログラム (これを使用してくだ | | い) | さい) | +----------------------------------+----------------------------------+ | insertx.exe | dxxisrt.exe | +----------------------------------+----------------------------------+ | retrieve.exe | dxxretr.exe | +----------------------------------+----------------------------------+ | retrieve2.exe | dxxretr2.exe | +----------------------------------+----------------------------------+ | retrievec.exe | dxxretrc.exe | +----------------------------------+----------------------------------+ | shred.exe | dxxshrd.exe | +----------------------------------+----------------------------------+ | tests2x.exe | dxxgenx.exe | +----------------------------------+----------------------------------+ | tests2xb.exe | dxxgenxb.exe | +----------------------------------+----------------------------------+ | tests2xc.exe | dxxgenxc.exe | +----------------------------------+----------------------------------+ 表 11. XML Extender 用置換サンプル・プログラム (Linux および UNIX) +----------------------------------+----------------------------------+ | 旧プログラム (使用しないでくださ | 新プログラム (これを使用してくだ | | い) | さい) | +----------------------------------+----------------------------------+ | insertx | dxxisrt | +----------------------------------+----------------------------------+ | retrieve | dxxretr | +----------------------------------+----------------------------------+ | retrieve2 | dxxretr2 | +----------------------------------+----------------------------------+ | retrievec | dxxretrc | +----------------------------------+----------------------------------+ | shred | dxxshrd | +----------------------------------+----------------------------------+ | tests2x | dxxgenx | +----------------------------------+----------------------------------+ | tests2xb | dxxgenxb | +----------------------------------+----------------------------------+ | tests2xc | dxxgenxc | +----------------------------------+----------------------------------+ サンプル sqx ファイルと連携した新規サンプル・プログラムの使用 上記の実行可能ファイルのソース・コード (.sqx ファイル) は、ご使用のシス テムの samples\db2xml\c ディレクトリーにあります。ソース・ファイルに は、古い名前が付いたままになっています。ソース・コードに変更を加える場 合、新しくコンパイルした実行可能ファイル (古い名前で) を、 sqllib\bin ディレクトリーにコピーします。 Windows プラットフォームでは、別のコピーを作成し、上記の新しい名前に変 更してから、 bin ディレクトリーにコピーする必要があります。両方のコピー で、bin ディレクトリーの既存のファイルを置き換えます。例えば、新しいバ ージョンの shred.exe をコンパイルしたら、2 つのコピーを作成し、 bin デ ィレクトリーのファイルを置き換えます。 1 つは shred.exe という名前です が、もう 1 つは dxxshrd.exe に名前変更します。 Linux および UNIX プラットフォームでは、古い名前のファイルを、新しくコ ンパイルしたバージョンに置き換えるだけで済みます。これらのサンプルから 新しい実行可能ファイルを作成する場合は、 \SQLLIB\samples\db2xml\c\ ディ レクトリーから \SQLLIB\bin\ ディレクトリーに新しいファイルをコピーし、 余分のコピーを作成して、それを上の表に合わせて名前変更します。 非固有の属性名およびエレメント名の入った XML Extender 内の文書の分解 今後は、DXXQ045E エラーを生じないで、同じ表または別の表の別の列にマッピ ングされている非固有属性または非固有エレメント名 (またはその両方) の入 った文書を分解できるようになりました。以下に示すのは、非固有属性および 非固有エレメント名を備えた XML 文書の一例です。 ディストリビューター・テクノロジー --> (DB2 Connect Server 1 または DB2 Connect Server 2) --> DB2 z/OS ここで、 * ディストリビューター・テクノロジー・コンポーネントの TCP/IP ホスト名 は DThostname です。 * DB2 Connect Server 1 の TCP/IP ホスト名は GWYhostname1 です。 * DB2 Connect Server 2 の TCP/IP ホスト名は GWYhostname2 です。 * DB2 z/OS サーバーの TCP/IP ホスト名は zOShostname です。 ディストリビューター・テクノロジーを使用していずれかの DB2 Connect Servers にアクセスするために、クライアントは DThostname を使用してカタ ログされます。ディストリビューター・テクノロジーの介入により、 GWYhostname1 または GWYhostname2 を使用する決定が行われます。決定される と、クライアントはこれらの 2 つの DB2 Connect ゲートウェイのいずれかに 直接ソケット接続します。選択した DB2 Connect サーバーにソケット接続が確 立されると、一般的なクライアントから DB2 Connect サーバーから DB2 z/OS の接続が成立します。 例えば、ディストリビューターが GWYhostname2 を選択すると想定します。こ れにより、次の環境が生成されます。 クライアント --> DB2 Connect Server 2 --> DB2 z/OS ディストリビューターは、何らかの通信障害があると、接続を再試行しませ ん。このような環境でデータベースの自動クライアント転送機能を使用可能に する場合は、DB2 Connect Server (DB2 Connect Server 1 または DB2 Connect Server 2) の関連データベースの代替サーバーをディストリビューター (DThostname) としてセットアップしておく必要があります。こうすると、DB2 Connect Server 1 が何らかの理由でロックされた場合に、自動クライアント転 送機能がトリガーされて、クライアント接続が 1 次および代替サーバーの両方 としてディストリビューターで再試行されます。このオプションにより、DB2 自動クライアント転送機能とディストリビューター機能を結合し、維持できま す。また、ディストリビューター・ホスト名以外のホストに代替サーバーを設 定すると、クライアントに自動クライアント転送機能が提供されます。ただ し、クライアントは定義済み代替サーバーへの直接接続を確立して、ディスト リビューター・テクノロジーをバイパスします。これによりディストリビュー ターとその価値が無効になります。 自動クライアント転送は、以下の sqlcode をインターセプトします。 * sqlcode -20157 * sqlcode -1768 (理由コード = 7) DB2 Connect サーバー上でのカタログのための自動クライアント転送に関する考 慮事項 DB2 Connect サーバーとの代替サーバー接続に関係する、以下の 2 つの項目を 考慮してください。 * 最初の考慮事項は、リモートおよびローカルの両方のクライアントにホスト または iSeries のデータベースへのアクセスを提供するために、DB2 Connect サーバーを使用することに関連します。そのような状況では、シス テム・データベース・ディレクトリー項目内の代替サーバー接続情報に関し て、混乱が生じる可能性があります。この混乱を最小限にするために、シス テム・データベース・ディレクトリー内に、同じホストまたは iSeries の データベースを表す 2 つの項目をカタログすることを検討してください。 リモート・クライアント用に 1 つの項目、ローカル・クライアント用にもう 1 つの項目をカタログします。 * 2 番目の考慮事項は、ターゲット・サーバーから戻される代替サーバー情報 をキャッシュのみに保持することです。 DB2 プロセスが終了するとキャッ シュ情報が失われます。つまり代替サーバー情報も失われます。 ローカル・システム・アカウント・サポート (Windows) ローカル・システム・アカウント (LSA) のコンテキストで実行するアプリケー ションは、Windows ME 以外のすべての Windows プラットフォームでサポート されます。 2 パーツ・ユーザー ID のサポート CONNECT 文および ATTACH コマンドは 2 パーツ・ユーザー ID をサポートしま す。 SAM 互換のユーザー ID の修飾子は、最大 15 文字の NetBIOS スタイル 名です。この機能は、Windows ME ではサポートされていません。 Kerberos 認証の詳細 Kerberos およびクライアントのプリンシパル UNIX(R) および Linux(TM) オペレーティング・システム上の DB2(R) Universal Database (UDB) によって使用される Kerberos サーバー・プリンシパル名をオ ーバーライドすることができます。DB2_KRB5_PRINCIPAL 環境変数を希望の完全 修飾サーバー・プリンシパル名に設定します。サーバー・プリンシパル名は db2start の実行後にのみ DB2 UDB によって認識されるため、インスタンスを 再始動する必要があります。 Kerberos サポートに関する追加情報 Linux 前提条件 資料では、Linux Kerberos サポートの前提条件に関する報告が不正確です。提 供された DB2 Kerberos セキュリティー・プラグインは、Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 3 と IBM Network Authentication Service (NAS) 1.4 クライアントでサポートされます。 zSeries および iSeries 互換性 zSeries および iSeries への接続の場合、データベースは AUTHENTICATION KERBEROS パラメーターを指定してカタログしなければならず、また TARGET PRINCIPAL パラメーター名を明示的に指定する必要があります。 zSeries も iSeries も相互認証をサポートしません。 Windows の問題 * Windows のエラー検出方法とその報告方法が原因で、以下の条件は予期しな いクライアント・セキュリティー・プラグイン・エラーになります (SQL30082N, rc=36)。 * 期限切れのアカウント * 無効パスワード * 期限切れのパスワード * 管理者によって強制されたパスワード変更 * 使用不可アカウント さらに、すべてのケースにおいて、DB2 管理ログまたは db2diag.log が 「Logon failed」(ログオン失敗) または「Logon denied」(ログオン拒否) を示します。 * ドメイン・アカウント名がローカルでも定義されている場合、ドメイン・ネ ームおよびパスワードを明示的に指定して接続すると、次のエラーを出して 失敗します。 The Local Security Authority cannot be contacted このエラーは、Windows が最初にローカル・ユーザーを検出するために生じ ます。解決策は、接続ストリングでユーザーを完全に修飾することです。例 えば、次のようにします。 name@DOMAIN.IBM.COM * Windows アカウントの名前には @ 文字を組み込みことはできません。この 文字は DB2 Kerberos プラグインがドメイン区切り文字と想定するからで す。 * Windows 以外のプラットフォームと相互運用する場合は、必ずすべての Windows ドメイン・サーバー・アカウントおよびすべての Windows クライ アント・アカウントが DES 暗号化を使用するように構成してください。 DB2 サービスを開始するために使用するアカウントが、DES 暗号化を使用するよ う構成されていない場合、DB2 サーバーは Kerberos コンテキストを受け入 れることに失敗します。特に、予期しないサーバー・プラグイン・エラーに よって DB2 Universal Database に障害が起き、AcceptSecurityContext API が SEC_I_CONTINUE_NEEDED (0x00090312L) を戻したとログに記録され ます。 Windows アカウントが DES 暗号化を使用するように構成されているかどう かを判別するには、「アクティブ・ディレクトリー (Active Directory)」の 「アカウント・プロパティー (Account properties)」をご覧ください。ア カウント・プロパティーが変更された場合は、再始動が必要となることがあ ります。 * クライアントおよびサーバーが両方とも Windows 上にある場合は、DB2 サ ービスをローカル・システム・アカウント下で開始することができます。た だし、クライアントおよびサーバーが別のドメインにある場合は、無効なタ ーゲット・プリンシパル名エラーによって接続が失敗することがあります。 次善策は、クライアント上のターゲット・プリンシパル名を次の形式で、完 全修飾サーバー・ホスト名および完全修飾ドメイン名を使用して、明示的に カタログすることです。 host/@ 例えば、次のようにします。 host/myhost.domain.ibm.com@DOMAIN.IBM.COM そうしない場合は、DB2 サービスを有効なドメイン・アカウント下で開始し なければなりません。 管理: パフォーマンス 32 ビットおよび 64 ビット環境における DB2_FORCE_FCM_BP レジストリー変数 の比較 DB2_FORCE_FCM_BP レジストリー変数を使用可能にする場合、他の使用、特にデ ータベース・バッファー・プールに使用可能な共用メモリー・セグメントは、1 つ少なくなります。DB2_FORCE_FCM_BP レジストリー変数を使用可能にすると、 こうしてデータベース・バッファー・プールの最大サイズが削減されます。64 ビット環境で使用可能な共用メモリー・セグメントの数は非常に多いため、共 用メモリー・セグメント数の削減は、32 ビット環境でのみ問題となることに注 意してください。 表作成後に推奨される RUNSTATS 表が最初に作成されると、システム・カタログ統計は -1 に設定され、表に統 計がないことを示します。統計が収集されるまで、DB2 UDB は SQL ステートメ ントのコンパイルおよび最適化にデフォルト値を使用します。新しい値がデフ ォルト値と矛盾すると、表または索引の統計の更新が失敗することがありま す。したがって、手動で表または索引の統計を更新する前に、どちらについても runstats コマンドを実行してください。 SQL1169N の新しい理由コード SQL エラー・メッセージ SQL1169N に、Explain 表の列が小さすぎることを示 す新規の理由コード 5 があります。 * 理由コード 5 の説明: Explain 表の列が小さすぎます。 db2diag.log に は、スキーマ名、表名、および列名に加え、Explain 機能が生成するデータ を入れるのに必要な列サイズを識別するメッセージが入っています。 * ユーザー応答: 必要な列サイズが、ご使用の表およびデータベースに収ま るかどうかを判断します。収まる場合、ALTER TABLE ステートメントを使用 して列サイズを大きくします。 MDC 表の最適化計画 以下の文章は、「管理ガイド: パフォーマンス」の第 6 章『SQL コンパイラー について』に加えられた更新です。 DELETE ステートメントに WHERE 文節が存在するかどうかに関係なく、RID 索 引が最適化計画の一部であっても、MDC ロールアウトが使用されることがあり ます。その結果、ロールアウトを許可し、行を削除するためのより効率的な方 法の使用を許可するために満たされるべき条件のリスト時に、「DELETE ステー トメントに WHERE 文節がない場合を除き、削除される行を検索するためにオプ ティマイザーが RID 索引を選択しなかった」という条件を除去する必要があり ます。 さらに、db2expln 出力が "Cell Delete" という句を示しているため、MDC ロ ールアウトが有効かどうかを通知することができます。db2exfmt はこの情報を 表示しないことに注意してください。 以下の文章は、 付録 A『DB2 レジストリー変数と環境変数』に加えられた更新 です。 「DELETE ステートメントに WHERE 文節がない場合を除き、削除される行を検 索するためにオプティマイザーが RID 索引を選択しなかった」という条件がリ ストから除去されるように、DB2_MDC_ROLLOUT の記述を変更する必要がありま す。 NEWLOGPATH、MIRRORPATH、および OVERFLOWLOGPATH 構成パラメーターの記述説 明 DB2 UDB Enterprise Server Edition 環境で newlogpath、mirrorpath、または overflowlogpath 構成パラメーター値を更新する場合、システム上のノードの 数に関係なく、パス名にノード番号が追加されます。これは、DB2 UDB Enterprise Server Edition 環境の単一パーティションおよび複数パーティシ ョン両方のシステムに適用されます。 DB2_COLLECT_TS_REC_INFO のデフォルト値 DB2_COLLECT_TS_REC_INFO のデフォルト値は ON です。DB2 UDB V 8.1 フィッ クスパック 7 では、DB2_COLLECT_TS_REC_INFO レジストリー変数のデフォルト 値が ON に変更されました。現行の資料では、この変数のデフォルトを OFF と していますが、これは誤りです。 ガバナー・ユーティリティー ガバナー・インスタンスは、フロントエンド・ユーティリティーおよび 1 つ以 上のデーモンで構成されています。開始するガバナーの各インスタンスは、デ ータベース・マネージャーのインスタンスに特定のものです。デフォルトで は、ガバナーを開始すると、パーティション・データベースの各パーティショ ンでガバナー・デーモンが開始します。ただし、モニターしたい単一のパーテ ィションでデーモンが開始するように指定することもできます。 注: 1. ガバナーがアクティブになると、そのスナップショット要求によって、デー タベース・マネージャーのパフォーマンスに影響が出る可能性があります。 パフォーマンスを向上させるには、ガバナー・ウェイクアップ・インターバ ルを大きくすることにより CPU の使用を削減してください。 2. ガバナー・デーモンは、実行中にローカル・インスタンスに対して LOCAL スナップショットを発行します。したがって、setlimit 文節を含む規則 は、GLOBAL スナップショットからの集約された結果ではなく、LOCAL スナ ップショット出力からの出力に対して適用されます。 それぞれのガバナー・デーモンは、データベースに対して実行しているアプリ ケーションについての情報を収集します。そしてガバナー・デーモンはその情 報を、このデータベースについてガバナー構成ファイルで指定した規則と比較 して検査します。 表を再編成する方式の選択 インプレース表再編成 (従来の表の再編成ではなく) を検討するときは、イン プレース表再編成のほうが、必要なログ・スペースが増えることに注意してく ださい。 予期しない障害が起きた場合のリカバリーを可能にするために、インプレース 表再編成はアクティビティーをログに記録します。このため、従来の再編成よ りも大きなログ・スペースを必要とします。 インプレース再編成が、再編成後の表の何倍にも及ぶログ・スペースを必要と することもあります。必要なスペースは、移動される行数、および表の索引の 数やサイズに応じて異なります。 推奨: 最小保守ウィンドウで 24x7 操作を行う場合、インプレース表再編成を 使用してください。 DMS 表のオンライン表再編成では、再編成を実行しながら、表が置かれている 表スペースのオンライン・バックアップ操作を行うことができます。切り捨て 段階で、再編成操作のロック待機が生じることがあります。 これらの表再編成方式の実行方法について、詳しくは REORG TABLE 構文の説明 を参照してください。 FCM メモリーに対するラージ・ページのサポート (AIX 5L 64 ビット) AIX(R) 5L 64 ビットで、DB2_LARGE_PAGE_MEM レジストリー変数はキーワード FCM をサポートするようになりました。 デフォルトでは、AIX(R) 5L(TM) 64 ビット上の FCM メモリーは DBMS メモリ ー・セット内にあります。ただし、レジストリー変数 DB2_FORCE_FCM_BP を有 効にすると、FCM メモリーは自身のメモリー・セット内に入ります。 AIX 5L(TM) 64 ビットでは、DB2_LARGE_PAGE_MEM は、DBMS メモリー・セットの指 定をサポートします。 FCM メモリーが DBMS メモリー・セット内にあって、そ のメモリー・セットに対してラージ・ページのサポートが有効であると、FCM メモリーはラージ・ページに入ります。 FCM メモリーが自身のメモリー・セッ ト内にある場合、DB2_LARGE_PAGE_MEM レジストリー変数の値に FCM キーワー ドを追加して、FCM メモリー用のラージ・ページを有効にする必要があります。 DB2_RESOURCE_POLICY レジストリー変数は新規のエレメントを受け入れる DB2 Universal Database(TM) (UDB) バージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィ ックスパック 9 と同等) 以降では、DB2_RESOURCE_POLICY レジストリー変数で 指定された構成ファイルは、SCHEDULING_POLICY エレメントを受け入れます。 SCHEDULING_POLICY エレメントは、幾つかのプラットフォームにおいて、以下 を選択するために使用できます。 * DB2 UDB サーバーによって使用されるオペレーティング・システム・スケジ ューリング・ポリシー 注: オペレーティング・システム・スケジューリング・ポリシーの設定機能 は、DB2 for AIX(R) に拡張されます。これは、これまで DB2NTPRICLASS レジストリー変数を使用した DB2 UDB for Windows(R) でのみ使用可能でした。 * 個々の DB2 サーバー・エージェントによって使用されるオペレーティン グ・システムの優先順位 レジストリー変数 DB2PRIORITIES および DB2NTPRICLASS は、オペレーティン グ・システム・スケジューリング・ポリシーのコントロールと DB2 エージェン ト優先順位の設定のために別々に使用することができます。 ただし、リソース・ポリシー構成ファイルで SCHEDULING_POLICY エレメントを 指定すると、スケジューリング・ポリシーと関連したエージェント優先順位の 両方を指定する単一の場所が提供されます。 例 1 AIX SCHED_FIFO2 スケジューリング・ポリシーを、DB2 ログ書き込みおよび読 み取りプロセスの優先順位格上げと共に選択。 SCHED_FIFO2 60 db2loggr 56 db2loggw 56 例 2 Windows での DB2NTPRICLASS=H の置き換え。 HIGH_PRIORITY_CLASS 新規システム環境変数 (Linux) DB2_MAPPED_BASE および DB2DBMSADDR システム環境変数がフィックスパック 8 で追加されました。 これらのレジストリー変数の使用は、上級ユーザーにのみお勧めします。 DB2_MAPPED_BASE 変数名 DB2_MAPPED_BASE 値 0、31 ビットおよび 32 ビット・アドレス範囲の仮想アドレス (16 進)、または NULL (設定なし) オペレーティング・システム Linux on x86 および Linux on zSeries (31 ビット) 説明 DB2_MAPPED_BASE レジストリー変数を使用すると、特定プロセスの共 用ライブラリーの添付アドレスを再配置して、DB2 Universal Database (UDB) プロセスで使用できる連続する仮想アドレス・スペ ース量を増やすことができます。連続する仮想アドレス・スペース は、DB2 UDB で使用できるデータベース共用メモリー量を最大化する ために重要です。この変数は、PROC ファイル・システムのプロセス 識別ディレクトリーに mapped_base ファイルが含まれるディストリ ビューションでのみ有効です。 DB2 UDB は、この変数が設定されていない場合、共用ライブラリーを 仮想アドレス 0x10000000 に再配置しようとします。 レジストリー変数は、31 および 32 ビットのアドレス・スペースの 範囲内で任意の仮想アドレスに (16 進で) 設定することもできます。 注: アドレスを間違うと、DB2 UDB で重大な問題 (DB2 UDB を始動で きない、データベースに接続できない、など) が発生する可能 性があります。アドレスを誤ると、すでに使用中かまたは他で 使用するために予定されていたメモリー内の領域と競合する場 合があります。この問題を解決するには、以下のコマンドを使 用して DB2_MAPPED_BASE 変数を NULL にリセットします。 db2set DB2_MAPPED_BASE= この変更は論理ノードごとに 1 回必要であるため、以下のメッセー ジが db2diag.log ファイルに複数回出力されることがあります。 ADM0506I DB2 has automatically updated the "mapped_base" kernel parameter from "0x40000000(hex) 1073741824(dec)" to the recommended value "0x10000000(hex) 268435456(dec)". このメッセージは、レジストリー変数が正常に設定された場合にのみ 出力され、共用ライブラリーが再配置される先のアドレスが含まれま す。 DB2DBMSADDR 変数名 DB2DBMSADDR 値 範囲 0x09000000 から 0xB0000000、増分 0x10000 の仮想アドレス オペレーティング・システム Linux on x86 および Linux on zSeries (31 ビット) 説明 デフォルトのデータベース共用メモリーのアドレスを 16 進形式で指 定します。 注: アドレスを間違うと、DB2 UDB で重大な問題 (DB2 UDB を始動で きない、データベースに接続できない、など) が発生する可能 性があります。誤ったアドレスは、すでに使用中かまたは他で 使用するために予定されていたメモリー内の領域と競合する場 合があります。この問題を解決するには、以下のコマンドを使 用して DB2DBMSADDR 変数を NULL にリセットします。 db2set DB2DBMSADDR= この変数は、DB2_MAPPED_BASE とともに設定するかまたは単独で設定 して、DB2 UDB プロセスのアドレス・スペース・レイアウトを調整す ることができます。この変数により、インスタンスの共用メモリーの ロケーションが仮想アドレス 0x20000000 の現在のロケーションから 指定された新規の値に変更されます。 新規通信レジストリー変数 バージョン 8.2 で DB2TCP_CLIENT_RCVTIMEOUT レジストリー変数が追加されま した。 表 12. 通信変数 +--------------------------+------------------+-----------------------+ | 変数名 | オペレーティン | 値 | | | グ・システム | | +---------------------------------------------------------------------+ | 説明 | +--------------------------+------------------+-----------------------+ | DB2TCP_CLIENT_RCVTIMEOUT | すべて | デフォルト= 0 (設定し | | | | ない) | | | | 値: 0 から 32767 秒 | +---------------------------------------------------------------------+ | クライアントが TCP/IP 上のデータを受信するのを待つ秒数を指定しま | | す。 | | レジストリー変数が設定されていないか、または 0 に設定されている場合 | | は、タイムアウトはありません。タイムアウト値が満了する前に TCP/IP | | 受信がデータを伴って戻る場合は、アプリケーションが通常どおり進行し | | ます。 データが戻される前にタイムアウト値が満了する場合は、接続が閉 | | じます。 | | | | 注: このレジストリー変数は、DB2 クライアントおよび DB2 ゲートウェイ | | のクライアント・サイドにのみ適用されます。 DB2 サーバーには適用され | | ません。 | +---------------------------------------------------------------------+ 新規パフォーマンス変数 バージョン 8.2 で DB2_LARGE_PAGE_MEM パフォーマンス変数が追加されまし た。 表 13. パフォーマンス変数 +---------------------------+-------------+---------------------------+ | 変数名 | オペレーテ | 値 | | | ィング・シ | | | | ステム | | +---------------------------------------------------------------------+ | 説明 | +---------------------------+-------------+---------------------------+ | DB2_LARGE_PAGE_MEM | AIX 5.x 64 | デフォルト = NULL | | | ビットのみ | 該当するすべてのメモリー | | | | 領域がラージ・ページ・メ | | | Linux | モリーを使用すべき場合は | | | | * を使用します。それ以外 | | | | の場合は、ラージ・ペー | | | | ジ・メモリーを使用すべき | | | | 特定のメモリー領域をコン | | | | マで区切られたリストで指 | | | | 定します。 使用可能な領域 | | | | はオペレーティング・シス | | | | テムによって異なります。 | | | | AIX 5.x 64 ビット上では、 | | | | DB、DBMS、または PRIVATE | | | | の領域を指定できます。 | | | | Linux 上では、DB の領域を | | | | 指定できます。 | +---------------------------------------------------------------------+ | ラージ・ページ・メモリーは、DB2 Universal Database (UDB) for AIX | | 5L 64 ビット版、および DB2 UDB for Linux でのみサポートされます。 | | DB2_LARGE_PAGE_MEM レジストリー変数は、AIX 5.x または適切なカーネ | | ル・サポートを備えた Linux アーキテクチャー上で実行する場合に、ラー | | ジ・ページ・サポートを使用可能にするために使用します。 このレジスト | | リー変数により、DB2_LGPAGE_BP レジストリー変数は推奨されないものと | | なります。DB2_LGPAGE_BP レジストリー変数は、データベース共用メモリ | | ー領域のラージ・ページ・メモリーを使用可能にするためにしか使用でき | | ません。 これは DB2_LARGE_PAGE_MEM=DB と設定することによって使用可 | | 能になります。 DB2_LGPAGE_BP レジストリー変数を使ってラージ・ページ | | を使用可能にするという記述がいずれかの資料にあった場合、それは | | DB2_LARGE_PAGE_MEM=DB を設定することと同じ意味に受け取ることができ | | ます。 | | ラージ・ページの使用は主に、高性能コンピューティング・アプリケーシ | | ョンのパフォーマンスの向上を意図したものです。 集中的なメモリー・ア | | クセスを必要とし、大量の仮想メモリーを使用するアプリケーションで | | は、このラージ・ページの使用によってパフォーマンスを向上できる場合 | | があります。 DB2 UDB でラージ・ページを使用できるようにするには、ま | | ずオペレーティング・システムがラージ・ページを使用できるように構成 | | する必要があります。 | | ラージ専用ページを使用可能にすると、DB2 UDB のメモリー使用量がかな | | り増加します。各 DB2 UDB エージェントが最低 1 つの物理メモリー・ラ | | ージ・ページ (16MB) を消費するためです。 64 ビット DB2 UDB for AIX | | 上でエージェント専用メモリー用にラージ・ページを使用可能にするには | | (DB2_LARGE_PAGE_MEM=PRIVATE 設定)、オペレーティング・システム上でラ | | ージ・ページを構成することに加えて、以下の条件を満たさなければなり | | ません。 | | * インスタンス所有者が CAP_BYPASS_RAC_VMM および CAP_PROPOGATE 機 | | 能を所有していなければならない。 | | * カーネルが、実行時にプロセスがページ・サイズを変更できるようにす | | るインターフェースをサポートしていなければならない。 . | | 64 ビット DB2 UDB for AIX では、この変数を使用可能にすると、データ | | ベース・メモリーをバッキングする共用メモリー・セグメントのサイズが | | 必要最小量に減少します。 デフォルトでは 64GB セグメントが作成されま | | す。詳細については、データベース共用メモリー・サイズ | | (database_memory) データベース構成パラメーターを参照してください。 | | こうして、使用される可能性のある量以上の共用メモリーが RAM 内に滞留 | | するのを防ぐことができます。 | | この変数セットを使用することによって、 全体的なデータベース共用メモ | | リー構成を動的に増やす機能 (例えばバッファー・プールのサイズを増や | | す機能) が制限されます。 | | Linux では、libcap.so ライブラリーの可用性に関する追加の要件があり | | ます。 このオプションを有効にするためには、このライブラリーがインス | | トールされていなければなりません。 このオプションがオンになってい | | て、このライブラリーがシステム上にない場合、DB2 UDB は大容量のカー | | ネル・ページを使用不可にして、以前と同様に機能し続けます。 | | Linux では、大容量カーネル・ページが使用可能かどうかを検査するため | | に、次のコマンドを発行します。 | | cat /proc/meminfo | | | | 使用可能である場合は、次の 3 行が表示されます (マシン上に構成されて | | いるメモリーの量によって数値は異なります)。 | | HugePages_Total: 200 | | HugePages_Free: 200 | | Hugepagesize: 16384 KB | | | | これらの行が表示されない場合、または HugePages_Total が 0 である場 | | 合は、オペレーティング・システムまたはカーネルの構成が必要です。 | +---------------------------------------------------------------------+ SQL コンパイラー変数 以下の更新が「管理ガイド: パフォーマンス」の付録 A "DB2 レジストリー変 数と環境変数"の"SQL コンパイラー変数"のトピックに適用されます。 DB2 コンパイラー変数 DB2_MINIMIZE_LISTPREFETCH および DB2_INLIST_TO_NLJN の両方またはいずれかが ON に設定されると、REOPT(ONCE) が指定されていて も、アクティブ状態のままになります。 構成パラメーターの更新 以下に構成パラメーター・ドキュメンテーションの更新情報を示します。 authentication - 認証タイプ 認証タイプ (authentication) データベース・マネージャー構成パラメーター は、以下の値も受け入れます。 * DATA_ENCRYPT サーバーは、暗号化された SERVER 認証スキーマおよびユーザー・データの 暗号化を受け入れます。認証は SERVER_ENCRYPT の場合とまったく同じよう に機能します。 この認証タイプを使用するとき、以下のユーザー・データが暗号化されま す。 * SQL ステートメント * SQL プログラム変数データ * SQL ステートメントを処理するサーバーの出力データ (データについて の説明を含む) * 照会から生じる応答セット・データの一部またはすべて * ラージ・オブジェクト (LOB) データ・ストリーム * SQLDA 記述子 * DATA_ENCRYPT_CMP サーバーは、暗号化された SERVER 認証スキーマおよびユーザー・データの 暗号化を受け入れます。さらに、この認証タイプでは DATA_ENCRYPT 認証タ イプをサポートしない前の製品との互換性があります。これらの製品は、 SERVER_ENCRYPT 認証タイプを使って、暗号化ユーザー・データがない状態 での接続を許可されます。新しい認証タイプをサポートしている製品は、こ れを使用する必要があります。この認証タイプは、サーバーのデータベー ス・マネージャー構成ファイル内のみで有効であり、CATALOG DATABASE コ マンドで使用するときには無効です。 util_impact_lim - インスタンス影響ポリシー DB2 Universal Database バージョン 8.2 から、インスタンス影響ポリシー ( util_impact_lim) データベース・マネージャー構成パラメーターのデフォルト 値が 100 から 10 に変更されました。 sysadm_group、sysmaint_group、sysctrl_group, sysmon_group 以下のデータベース・マネージャー構成パラメーターはすべて、すべてのプラ ットフォームで 30 バイト以下のグループ名を受け入れることができます。 * システム管理権限グループ名 (sysadm_group) * システム保守権限グループ名 (sysmaint_group) * システム制御グループ権限名 (sysctrl_group) * システム・モニター権限グループ名 (sysmon_group) 『データベース・マネージャー構成パラメーター・サマリー』トピックの表に は、これらのデータベース・マネージャー構成パラメーターについて誤ったデ ータ・タイプが記載されています。すべての場合において、正しい値は char(30) です。 estore_seg_sz - 拡張ストレージ・メモリー・セグメント・サイズ Windows ベース・プラットフォームの拡張ストレージ・メモリー・セグメン ト・サイズ・データベース (estore_seg_size) 構成パラメーターの最大サイズ は、16 777 216 です。 hadr_timeout - HADR タイムアウト値 HADR タイムアウト値 (hadr_timeout) データベース構成パラメーターの正しい 上限は、4 294 967 295 です。 locklist - ロック・リスト用最大ストレージ ロック・リストの最大ストレージ (locklist) データベース構成パラメーター のドキュメンテーションには、ローカル・クライアントのみをサービスする Windows 64 ビットおよび 32 ビット・サーバーの最大値は 60 000 と記載され ています。この値は誤りで、524 288 とする必要があります。 num_db_backups - データベース・バックアップ数 データベース・バックアップ数 (num_db_backups) データベース構成パラメー ターの値の範囲は誤りです。正しい範囲は、0 から 32 767 です。 SQLDBCONF データベース構成パラメーター・ファイル DB2 Universal Database (UDB) をバージョン 8.1 からバージョン 8.2 に移行 すると、DB2 UDB は SQLDBCONF という新規の 16KB データベース構成パラメー ター・ファイルを使用します (バージョン 8.1 では、データベース構成パラメ ーター・ファイルは 4KB のみで、名前は SQLDBCON です)。 DB2_HASH_JOIN デフォルト値への変更 バージョン 8.1 では、レジストリー変数 DB2_HASH_JOIN はデフォルトで ON になっています。 ハッシュ結合変数は使用すべきですが、最高のパフォーマンスを得るには調整 する必要があります。 ハッシュ・ループとディスクへのオーバーフローを避けることができれば、ハ ッシュ結合のパフォーマンスが最高になります。ハッシュ結合のパフォーマン スを調整するには、sheapthres パラメーターに使用可能なメモリーの最大量を 見積もってから、sortheap パラメーターを調整します。可能な限りハッシュ・ ループとディスク・オーバーフローを避けられるところまで値を大きくしま す。ただし sheapthres パラメーターで指定した制限に達しないようにします。 詳しくは、マニュアル「管理ガイド: パフォーマンス」の結合メソッドに関す るトピックを参照してください。 DB2NTNOCACHE レジストリー変数は推奨されない 以前に DB2NTNOCACHE によって実行されていた機能は、CREATE TABLESPACE ま たは ALTER TABLESPACE 文に NO FILE SYSTEM CACHING 節を指定することによ って、表スペース・レベルで実行できます。使用法の詳細については、「SQL リファレンス」を参照してください。 DB2NTNOCACHE レジストリー変数は、将 来のリリースで除去されます。 Explain 表および Explain 情報の編成 Explain 表は、複数のユーザーに共通にすることができます。ただし、Explain 表は、1 人のユーザーに対して定義して、それぞれの追加ユーザーに対して は、その定義済みの表を指すために同じ名前を使用して、別名を定義すること ができます。またはその代わりに、Explain 表を SYSTOOLS スキーマ下で定義 することもできます。ユーザーのセッション ID (動的 SQL の場合)、またはス テートメント許可 ID (静的 SQL の場合) の下に他の Explain 表または別名が ない場合、Explain 機能のデフォルトは SYSTOOLS スキーマになります。共通の Explain 表を共用する各ユーザーには、それらの表に対する挿入権限が必要で す。共通 Explain 表の読み取り許可も、通常は Explain 情報を分析するユー ザーに限定するべきです。 Explain 情報のキャプチャーのガイドライン Explain データがキャプチャーされるのは、SQL ステートメントがコンパイル されるときに Explain データを要求する場合です。 Explain データを要求す るときに、キャプチャーした情報を使用する方法を考慮してください。 Explain 表内の情報のキャプチャー * 動的 SQL ステートメント: 次のいずれかの場合、Explain 表情報がキャプチャーされます。 * CURRENT EXPLAIN MODE 特殊レジスターが以下のように設定されている。 * YES: SQL コンパイラーは、Explain データをキャプチャーし、SQL ステートメントを実行します。 * EXPLAIN: SQL コンパイラーは Explain データをキャプチャーします が、SQL ステートメントは実行しません。 * RECOMMEND INDEXES: SQL コンパイラーは Explain データをキャプチ ャーし、推奨索引が ADVISE_INDEX 表に入れられますが、SQL ステー トメントは実行されません。 * EVALUATE INDEXES: SQL コンパイラーは、評価のためにユーザーによ って ADVISE_INDEX 表に置かれた索引を使用します。 EVALUATE INDEXES モードで実行するすべての動的ステートメントについては、 それらの仮想索引が使用可能であったかのように Explain が実行さ れます。仮想索引によってステートメントのパフォーマンスが改善さ れる場合、SQL コンパイラーは次に、その仮想索引を使用することを 選択します。パフォーマンスが改善されないのであれば、その索引は 無視されます。提示された索引が役立つかどうかを調べるには、 EXPLAIN 結果を検討してください。 * REOPT: SQL コンパイラーは、実行時のステートメント再最適化の際 にホスト変数、特殊レジスター、またはパラメーター・マーカーの実 際の値が使用可能になると、静的または動的 SQL ステートメントの ために Explain データをキャプチャーします。 * EXPLAIN ALL オプションが BIND または PREP コマンドで設定されてい る。CURRENT EXPLAIN MODE 特殊レジスターが NO に設定されていても、 SQL コンパイラーは実行時に Explain データを動的 SQL 用にキャプチ ャーします。SQL ステートメントも実行され、照会の結果を戻します。 db2CfgGet API、collate_info パラメーターからの追加の戻りコード 照合情報パラメーターを表示できるのは、db2CfgGet API を使用した場合のみ です。コマンド行プロセッサーやコントロール・センターでは表示できません。 構成タイプ データベース パラメーター・タイプ 通知 このパラメーターは、260 バイトのデータベース照合情報を提供します。最初の 256 バイトでデータベース照合シーケンスを指定するのに対して、バイト「n」 には、データベースのコード・ページで基本 10 進表記が「n」になっている、 コード・ポイントのソートに対する重みづけが入ります。 最後の 4 バイトには、照合シーケンスのタイプについての内部情報が入りま す。 collate_info の最後の 4 バイトは整数です。整数は、プラットフォーム のエンディアン順序に依存しています。使用できる値は次のとおりです。 * 0 - シーケンスに非固有の重みが含まれる * 1 - シーケンスに固有の重みすべてが含まれる * 2 - シーケンスは ID シーケンスで、ストリングがバイトごとに比較される * 3 - シーケンスは NLSCHAR (TIS620-1 (コード・ページ 874) タイ語データ ベースの文字のソートに使用される) * 4 - シーケンスは IDENTITY_16BIT で、「CESU-8 Compatibility Encoding Scheme for UTF-16: 8-Bit (UTF-16 互換の 8 ビット・エンコード・スキー ム)」のアルゴリズムをインプリメントします。これは Unicode Technical Consortium Web サイト (http://www.unicode.org) で入手可能な Unicode Technical Report #26 で指定されているものです。 * X'8001' - シーケンスは UCA400_NO であり、これは Unicode 規格バージョ ン 4.00 に基づく UCA (Unicode 照合アルゴリズム) で、正規化が暗黙的に ON に設定されたものをインプリメントします。 * X'8002' - シーケンスは UCA400_LTH であり、これは Unicode 規格バージ ョン 4.00 に基づいて UCA (Unicode 照合アルゴリズム) をインプリメント し、すべてのタイ語文字を Royal Thai Dictionary の順序でソートします。 * X'8003' - シーケンスは UCA400_LSK であり、これは Unicode 規格バージ ョン 4.00 に基づく UCA (Unicode 照合アルゴリズム) をインプリメント し、すべてのスロバキア語文字を適正にソートします。 この内部タイプ情報を使用する場合は、別のプラットフォームにあるデータベ ースに関する情報を検索するときに、バイト反転を考慮する必要があります。 照合シーケンスは、データベース作成時に指定できます。 デフォルトのプリフェッチ・サイズの自動設定とデフォルトの更新 DB2 Universal Database (UDB) バージョン 8.2 から、表スペースに AUTOMATIC プリフェッチ・サイズを使用できます。DB2 UDB は、表スペースのコンテナー 数が変更されると、プリフェッチ・サイズを自動的に更新します。 DB2_PARALLEL_IO レジストリー変数の構文は、さまざまな入出力並列処理特性 を持つコンテナーを認識するために拡張されています。拡張構文により、異な る表スペースのコンテナーは異なる入出力並列処理特性を持つことができま す。各表スペースの入出力並列処理特性は、表スペースに AUTOMATIC のプリフ ェッチ・サイズが指定されている場合に使用されます。 DB2_PARALLEL_IO レジ ストリー変数が使用可能であるが、表スペースの特定の入出力並列処理特性を 識別する拡張構文が使用されない場合は、デフォルトの並列処理レベルが想定 されます。デフォルトのレベルは RAID 5 (6+1) です。 オプティマイザーで使用されるプリフェッチ・サイズ情報は、表スペースのプ リフェッチ・サイズを変更するか、またはコンテナー数を変更する ALTER TABLESPACE ステートメント (ADD/DROP/BEGIN NEW STRIPE SET/ADD TO NEW STRIPE SET を使用) が発行されたときのみリフレッシュされます。コンテナ ー・レジストリー設定ごとの物理ディスク数が変更される場合は、ALTER TABLESPACE PREFETCHSIZE AUTOMATIC ステートメントを発 行して、オプティマイザー情報をリフレッシュする必要があります (オプティ マイザー情報をリフレッシュする ALTER TABLESPACE ステートメントがまだ発 行されていない場合)。 別の数のコンテナーを使用するよう表スペースをリダイレクトまたは復元する 場合は、ALTER TABLESPACE
PREFETCHSIZE AUTOMATIC ステ ートメントを発行してオプティマイザー情報をリフレッシュします。表スペー ス内に複数のストライプ・セットがある場合、ストライプ・セット間の最大コ ンテナー数がプリフェッチ・サイズの計算に使用されます。計算されたプリフ ェッチ・サイズが最大サイズ (32 767 ページ) を超えると、最大値未満のコン テナー数の一番大きい倍数がプリフェッチ・サイズとして使用されます。 DB2 UDB Enterprise Server Edition 環境では、表スペースが AUTOMATIC プリ フェッチ・サイズを使用する場合、プリフェッチ・サイズはデータベース・パ ーティションにより異なる場合があります。この状況は、データベース・パー ティションが異なるとプリフェッチ・サイズの計算に使用するコンテナー数が 異なる場合があるため発生します。照会アクセス・プランを生成する場合、オ プティマイザーは、データベース・パーティション・グループの最初のパーテ ィションのプリフェッチ・サイズを使用します。 管理: プランニング 範囲クラスター表 範囲クラスター表は、複数のパーティションのあるデータベースでは作成でき ません。 カタログ表スペースの設計 データベースの作成時には、システム・カタログ表の SYSCATSPACE 表スペース を含む 3 つの表スペースが定義されます。すべての表スペースのデフォルトと なるページ・サイズはデータベース作成時に設定されます。 4096 または 4 K より大きいページ・サイズが選択された場合、カタログ表のページ・サイズ は、カタログ表スペースが 4K のページ・サイズである場合の行サイズに制限 されます。デフォルトのデータベース・ページ・サイズは、pagesize という通 知データベース構成パラメーターとして保管されています。 サポートされているテリトリー・コードおよびコード・ページ 「管理ガイド: プランニング」の付録 B"各国語サポート (NLS)"の"サポートさ れているテリトリー・コードおよびコード・ページ"というトピックに、各テリ トリーの表があります。2 つの表を更新する必要があります。 中国 (PRC)、テリトリー ID: CN 表"中国 (PRC)、テリトリー ID: CN"の Linux GBK 行のコード・ページは、1383 から 1386 に変更する必要があります。 つまり、行は以下のようになります。 1386 D-4 GBK 86 zh_CN.GBK Linux(R) 日本、テリトリー ID: JP 表"日本、テリトリー ID: JP"は改訂されています。 次のロケール名を除去する必要があります。 954 D-1 eucJP 81 japanese Solaris 改訂された表を、以下に示します。 表 14. 日本、テリトリー ID: JP +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | コード・ | グループ | コード・ | テリトリ | ロケール | オペレ | | ページ | | セット | ー・コー | | ーティ | | | | | ド | | ング・ | | | | | | | システ | | | | | | | ム | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 932 | D-1 | IBM-932 | 81 | Ja_JP | AIX | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 943 | D-1 | IBM-943 | 81 | Ja_JP | AIX | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 954 | D-1 | IBM-euc | 81 | ja_JP | AIX | | | | JP | | | | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 1208 | N-1 | UTF-8 | 81 | JA_JP | AIX | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 930 | D-1 | IBM-930 | 81 | - | ホスト | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 939 | D-1 | IBM-939 | 81 | - | ホスト | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 5026 | D-1 | IBM-502 | 81 | - | ホスト | | | | 6 | | | | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 5035 | D-1 | IBM-503 | 81 | - | ホスト | | | | 5 | | | | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 1390 | D-1 | | 81 | - | ホスト | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 1399 | D-1 | | 81 | - | ホスト | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 954 | D-1 | eucJP | 81 | ja_JP.eucJP | HP-UX | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 5039 | D-1 | SJIS | 81 | ja_JP.SJIS | HP-UX | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 954 | D-1 | EUC-JP | 81 | ja_JP | Linux | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 932 | D-1 | IBM-932 | 81 | - | OS/2(R) | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 942 | D-1 | IBM-942 | 81 | - | OS/2 | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 943 | D-1 | IBM-943 | 81 | - | OS/2 | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 954 | D-1 | eucJP | 81 | ja | SCO | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 954 | D-1 | eucJP | 81 | ja_JP | SCO | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 954 | D-1 | eucJP | 81 | ja_JP.EUC | SCO | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 954 | D-1 | eucJP | 81 | ja_JP.eucJP | SCO | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 943 | D-1 | IBM-943 | 81 | ja_JP.PCK | Solaris | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 954 | D-1 | eucJP | 81 | ja | Solaris | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 1208 | N-1 | UTF-8 | 81 | ja_JP.UTF-8 | Solaris | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 943 | D-1 | IBM-943 | 81 | - | Windows | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ | 1394 | D-1 | | 81 | - | | +----------+----------+----------+----------+---------------+---------+ DB2 Universal Database がサポートする XA 機能 DB2 Universal Database (UDB) は、「X/Open CAE Specification Distributed Transaction Processing: The XA Specification」で定義されている XA91 仕 様をサポートしますが、以下は例外です。 * 非同期サービス XA 仕様では、インターフェースで非同期サービスを使用することができま す。このサービスを使用すると、要求の結果を後で調べることができます。 データベース・マネージャーでは、要求を同期モードで呼び出す必要があり ます。 * 登録 XA インターフェースでは、静的登録と動的登録という 2 つの RM 登録方法 が可能です。 DB2 UDB は動的登録と静的登録の両方をサポートします。 DB2 UDB は 2 つのスイッチを提供します。 * db2xa_switch (動的登録用) * db2xa_switch_static (静的登録用) * 関連の移行 DB2 UDB は、制御スレッド間のトランザクション移行をサポートしていませ ん。 XA スイッチの使用法と位置 XA インターフェースによって必要とされるものとして、db2xa_switch および db2xa_switch_static 外部 C 変数が用意されています。これは、データベー ス・マネージャーに、 XA スイッチ構造体を TM に戻すために使用する xa_switch_t 型の外部 C 変数です。さまざまな XA 関数のアドレス以外に、以 下のフィールドが返されます。 フィールド 値 name データベース・マネージャーの製品名。例えば、DB2 UDB for AIX。 flags db2xa_switch の場合は TMREGISTER | TMNOMIGRATE が設定 されます。 DB2 UDB が動的登録を使用し、TM は関連の移行を使用して はならないことを明示的に示します。非同期操作がサポー トされないことを暗黙的に示します。 db2xa_switch_static の場合は TMNOMIGRATE が設定されま す。 DB2 UDB が動的登録を使用し、TM は関連の移行を使用して はならないことを明示的に示します。非同期操作がサポー トされないことを暗黙的に示します。 version 常に 0。 DB2 Universal Database XA スイッチの使用 XA アーキテクチャーでは、XA トランザクション・マネージャー (TM) がリソ ース・マネージャー (RM) の xa_ ルーチンにアクセスできるようにするスイッ チを、RM が提供しなければなりません。 RM スイッチは xa_switch_t という 構造を使用します。スイッチには、RM の名前、RM の XA 入り口点への非 NULL ポインター、フラグ、およびバージョン番号が含まれます。 Linux および UNIX ベース・システム DB2 Universal Database (UDB) のスイッチは、以下の 2 つの方法のいずれか によって得られます。 * 間接的なレベルを追加して使用する。 C プログラムでは、これは次のマク ロを定義することによって行うことができます。 #define db2xa_switch (*db2xa_switch) #define db2xa_switch_static (*db2xa_switch) ただし、これは db2xa_switch または db2xa_switch_static を使用する前 に行います。 * db2xacic または db2xacicst を呼び出す。 DB2 UDB には、db2xa_switch または db2xa_switch_static 構造のアドレス を戻すこれらの API が用意されています。この関数のプロトタイプは次の とおりです。 struct xa_switch_t * SQL_API_FN db2xacic( ) struct xa_switch_t * SQL_API_FN db2xacicst( ) いずれの方式の場合も、libdb2 とアプリケーションをリンクする必要がありま す。 Windows NT xa_switch 構造体 db2xa_switch または db2xa_switch_static を示すポインタ ーは、DLL データとしてエクスポートされます。したがって、この構造体を使 用する Windows NT アプリケーションは、次の 3 つのいずれかの方法でこれを 参照する必要があります。 * 間接的なレベルを追加して使用する。 C プログラムでは、これは次のマク ロを定義することによって行うことができます。 #define db2xa_switch (*db2xa_switch) #define db2xa_switch_static (*db2xa_switch) ただし、これは db2xa_switch または db2xa_switch_static を使用する前 に行います。 * Microsoft Visual C++ コンパイラーを使用する場合は、db2xa_switch また は db2xa_switch_static は次のように定義することができる。 extern __declspec(dllimport) struct xa_switch_t db2xa_switch extern __declspec(dllimport) struct xa_switch_t db2xa_switch_static * db2xacic または db2xacicst を呼び出す。 DB2 UDB は、db2xa_switch または db2xa_switch_static 構造体のアドレス を戻すこの API を提供します。この関数のプロトタイプは次のとおりです。 struct xa_switch_t * SQL_API_FN db2xacic( ) struct xa_switch_t * SQL_API_FN db2xacicst( ) いずれの方式でも、db2api.lib とアプリケーションをリンクする必要がありま す。 C コードの例 以下のコードは、任意の DB2 UDB プラットフォーム上の C プログラムを使用 して db2xa_switch または db2xa_switch_static にアクセスするいくつかの方 法を示しています。必ずアプリケーションを適切なライブラリーとリンクして ください。 #include #include struct xa_switch_t * SQL_API_FN db2xacic( ); #ifdef DECLSPEC_DEFN extern __declspec(dllimport) struct xa_switch_t db2xa_switch; #else #define db2xa_switch (*db2xa_switch) extern struct xa_switch_t db2xa_switch; #endif main( ) { struct xa_switch_t *foo; printf ( "%s \n", db2xa_switch.name ); foo = db2xacic(); printf ( "%s \n", foo->name ); return ; } xa_open ストリング形式の更新済み TPM および tp_mon_name 値 以下の表の「内部設定値」列は、制御スレッド (TOC) の設定値を反映するため に更新されました。 TOC は、すべての DB2 UDB XA 接続の結合先となるエンティティーです。 * 値 T を設定すると、特定の OS スレッドの下で構成される DB2 UDB XA 接 続は、すべてそのスレッドに対して固有になります。複数のスレッドによる DB2 UDB 接続の共用はできません。各 OS スレッドは、それぞれ DB2 UDB XA 接続の独自のセットを構成する必要があります。 * 値 P を設定すると、その OS プロセスに対してすべての DB2 UDB XA 接続 が固有になり、すべての XA 接続を OS スレッド間で共用できます。 表 15. TPM および tp_mon_name の有効値 +------------+----------------+---------------------------------------+ | TPM 値 | TP モニター製 | 内部設定値 | | | 品 | | +------------+----------------+---------------------------------------+ | CICS(R) | IBM TxSeries | AXLIB=libEncServer (Windows の場合) | | | CICS | =/usr/lpp/encina/lib/libEncServer | | | | (Linux および UNIX システムの場合) | | | | HOLD_CURSOR=T | | | | CHAIN_END=T | | | | SUSPEND_CURSOR=F | | | | TOC=T | +------------+----------------+---------------------------------------+ | ENCINA | IBM TxSeries | AXLIB=libEncServer (Windows の場合) | | | Encina(R) | =/usr/lpp/encina/lib/libEncServer | | | monitor | (Linux および UNIX システムの場合) | | | | HOLD_CURSOR=F | | | | CHAIN_END=T | | | | SUSPEND_CURSOR=F | | | | TOC=T | +------------+----------------+---------------------------------------+ | MQ | IBM | AXLIB=mqmax | | | MQSeries(R) | (Windows の場合) | | | | =/usr/mqm/lib/libmqmax_r.a | | | | (AIX スレッド化アプリケーションの場 | | | | 合) | | | | =/usr/mqm/lib/libmqmax.a | | | | (AIX 非スレッド化アプリケーションの場 | | | | 合) | | | | =/opt/mqm/lib/libmqmax.so | | | | (Solaris の場合) | | | | =/opt/mqm/lib/libmqmax_r.sl | | | | (HP スレッド化アプリケーションの場合) | | | | =/opt/mqm/lib/libmqmax.sl | | | | (HP 非スレッド化アプリケーションの場 | | | | 合) | | | | =/opt/mqm/lib/libmqmax_r.so | | | | (LINUX スレッド化アプリケーションの場 | | | | 合) | | | | =/opt/mqm/lib/libmqmax.so | | | | (LINUX 非スレッド化アプリケーションの | | | | 場合) | | | | HOLD_CURSOR=F | | | | CHAIN_END=F | | | | SUSPEND_CURSOR=F | | | | TOC=P | +------------+----------------+---------------------------------------+ | CB | IBM Component | AXLIB=somtrx1i (Windows の場合) | | | Broker | =libsomtrx1 | | | | (Linux および UNIX システムの場合) | | | | HOLD_CURSOR=F | | | | CHAIN_END=T | | | | SUSPEND_CURSOR=F | | | | TOC=T | +------------+----------------+---------------------------------------+ | SF | IBM San | AXLIB=ibmsfDB2 | | | Francisco | HOLD_CURSOR=F | | | | CHAIN_END=T | | | | SUSPEND_CURSOR=F | | | | TOC=T | +------------+----------------+---------------------------------------+ | TUXEDO | BEA Tuxedo | AXLIB=libtux | | | | HOLD_CURSOR=F | | | | CHAIN_END=F | | | | SUSPEND_CURSOR=F | | | | TOC=T | +------------+----------------+---------------------------------------+ | MTS | Microsoft | MTS 用に DB2 UDB を構成する必要はあり | | | Transaction | ません。 MTS は DB2 UDB の ODBC ドラ | | | Server | イバーによって自動的に検出されます。 | +------------+----------------+---------------------------------------+ | JTA | Java | IBM WebSphere などの Enterprise Java | | | Transaction | Server (EJS) 用に DB2 UDB を構成する | | | API | 必要はありません。 DB2 UDB の JDBC ド | | | | ライバーは、この環境を自動的に検出し | | | | ます。 したがって、この TPM 値は無視 | | | | されます。 | +------------+----------------+---------------------------------------+ コード・ページ 923 および 924 の変換表の活動化 以下の表は、コード・ページ 923 および 924 と関連のあるすべてのコード・ ページ変換表ファイルのリストです。それぞれのファイルは、XXXXYYYY.cnv ま たは ibmZZZZZ.ucs の形式になっています。ここで、XXXXX はソース・コー ド・ページ番号であり、YYYY はターゲット・コード・ページ番号です。ファイ ル ibmZZZZZ.ucs は、コード・ページ ZZZZZ と Unicode 間の変換をサポート します。 手順 特定のコード・ページ変換表を活動化するには、2 番目の列に示されているよ うに、その変換表ファイルをその新規名に名前変更するか、またはコピーして ください。 例えば、8859-1/15 (Latin 1/9) クライアントを Windows 1252 データベース に接続するときに、ユーロ記号をサポートするには、sqllib/conv/ ディレクト リー内の以下のコード・ページ変換表ファイルを名前変更するか、またはコピ ーする必要があります。 * 09231252.cnv から 08191252.cnv に * 12520923.cnv から 12520819.cnv に * ibm00923.ucs から ibm00819.ucs に 表 16. コード・ページ 923 および 924 の変換表ファイル +----------------------------------+----------------------------------+ | sqllib/conv/ ディレクトリー内の | 新規名 | | 923 および 924 変換表ファイル | | +----------------------------------+----------------------------------+ | 04370923.cnv | 04370819.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 08500923.cnv | 08500819.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 08600923.cnv | 08600819.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 08630923.cnv | 08630819.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 09230437.cnv | 08190437.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 09230850.cnv | 08190850.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 09230860.cnv | 08190860.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 09231043.cnv | 08191043.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 09231051.cnv | 08191051.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 09231114.cnv | 08191114.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 09231252.cnv | 08191252.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 09231275.cnv | 08191275.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 09241252.cnv | 10471252.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 10430923.cnv | 10430819.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 10510923.cnv | 10510819.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 11140923.cnv | 11140819.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 12520923.cnv | 12520819.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | 12750923.cnv | 12750819.cnv | +----------------------------------+----------------------------------+ | ibm00923.ucs | ibm00819.ucs | +----------------------------------+----------------------------------+ ユーロ対応コード・ページ変換表ファイル 以下の表は、ユーロ通貨記号をサポートするように拡張された変換表をリスト しています。ユーロ記号サポートを使用不可にする場合、「変換表ファイル」 欄に示された変換表ファイルをダウンロードしてください。 アラビア語 +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 864、17248 | 1046、9238 | 08641046.cnv、10460864.c | | | | nv、 IBM00864.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 864、17248 | 1256、5352 | 08641256.cnv、12560864.c | | | | nv、IBM00864.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 864、17248 | 1200、 1208、 1348 | IBM00864.ucs | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1046、9238 | 864、17248 | 10460864.cnv、08641046.c | | | | nv、IBM01046.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1046、9238 | 1089 | 10461089.cnv、10891046.c | | | | nv、IBM01046.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1046、9238 | 1256、5352 | 10461256.cnv、12561046.c | | | | nv、IBM01046.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1046、9238 | 1200、 1208、 1348 | IBM01046.ucs | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1089 | 1046、9238 | 10891046.cnv、10461089.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1256、5352 | 864、17248 | 12560864.cnv、08641256.c | | | | nv、IBM01256.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1256、5352 | 1046、9238 | 12561046.cnv、10461256.c | | | | nv、IBM01256.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1256、5352 | 1200、 1208、 1348 | IBM01256.ucs | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ バルト語 +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 921、901 | 1257 | 09211257.cnv、12570921.c | | | | nv、IBM00921.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 921、901 | 1200、 1208、 1348 | IBM00921.ucs | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1257、5353 | 921、901 | 12570921.cnv、09211257.c | | | | nv、IBM01257.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1257、5353 | 922、902 | 12570922.cnv、09221257.c | | | | nv、IBM01257.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1257、5353 | 1200、 1208、 1348 | IBM01257.ucs | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ ベラルーシ +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1131、849 | 1251、5347 | 11311251.cnv、12511131.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1131、849 | 1283 | 11311283.cnv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ キリル文字 +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 855、872 | 866、808 | 08550866.cnv、08660855.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 855、872 | 1251、5347 | 08551251.cnv、12510855.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 866、808 | 855、872 | 08660855.cnv、08550866.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 866、808 | 1251、5347 | 08661251.cnv、12510866.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1251、5347 | 855、872 | 12510855.cnv、08551251.c | | | | nv、IBM01251.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1251、5347 | 866、808 | 12510866.cnv、08661251.c | | | | nv、IBM01251.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1251、5347 | 1124 | 12511124.cnv、11241251.c | | | | nv、IBM01251.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1251、5347 | 1125、848 | 12511125.cnv、11251251.c | | | | nv、IBM01251.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1251、5347 | 1131、849 | 12511131.cnv、11311251.c | | | | nv、IBM01251.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1251、5347 | 1200、 1208、 1348 | IBM01251.ucs | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ エストニア語 +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 922、902 | 1257 | 09221257.cnv、12570922.c | | | | nv、IBM00922.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 922、902 | 1200、 1208、 1348 | IBM00922.ucs | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ ギリシャ語 +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 813、4909 | 869、9061 | 08130869.cnv、08690813.c | | | | nv、IBM00813.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 813、4909 | 1253、5349 | 08131253.cnv、12530813.c | | | | nv、IBM00813.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 813、4909 | 1200、 1208、 1348 | IBM00813.ucs | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 869、9061 | 813、4909 | 08690813.cnv、08130869.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 869、9061 | 1253、5349 | 08691253.cnv、12530869.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1253、5349 | 813、4909 | 12530813.cnv、08131253.c | | | | nv、IBM01253.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1253、5349 | 869、9061 | 12530869.cnv、08691253.c | | | | nv、IBM01253.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1253、5349 | 1200、 1208、 1348 | IBM01253.ucs | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ ヘブライ語 +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 856、9048 | 862、867 | 08560862.cnv、08620856.c | | | | nv、IBM0856.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 856、9048 | 916 | 08560916.cnv、09160856.c | | | | nv、IBM0856.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 856、9048 | 1255、5351 | 08561255.cnv、12550856.c | | | | nv、IBM0856.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 856、9048 | 1200、 1208、 1348 | IBM0856.ucs | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 862、867 | 856、9048 | 08620856.cnv、08560862.c | | | | nv、IBM00862.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 862、867 | 916 | 08620916.cnv、09160862.c | | | | nv、IBM00862.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 862、867 | 1255、5351 | 08621255.cnv、12550862.c | | | | nv、IBM00862.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 862、867 | 1200、 1208、 1348 | IBM00862.ucs | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 916 | 856、9048 | 09160856.cnv、08560916.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 916 | 862、867 | 09160862.cnv、08620916.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1255、5351 | 856、9048 | 12550856.cnv、08561255.c | | | | nv、IBM01255.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1255、5351 | 862、867 | 12550862.cnv、08621255.c | | | | nv、IBM01255.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1255、5351 | 1200、 1208、 1348 | IBM01255.ucs | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ Latin-1 +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 437 | 850、858 | 04370850.cnv、08500437.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 850、858 | 437 | 08500437.cnv、04370850.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 850、858 | 860 | 08500860.cnv、08600850.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 850、858 | 1114、5210 | 08501114.cnv、11140850.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 850、858 | 1275 | 08501275.cnv、12750850.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 860 | 850、858 | 08600850.cnv、08500860.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1275 | 850、858 | 12750850.cnv、08501275.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ Latin-2 +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 852、9044 | 1250、5346 | 08521250.cnv、12500852.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1250、5346 | 852、9044 | 12500852.cnv、08521250.c | | | | nv、 IBM01250.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1250、5346 | 1200、 1208、 1348 | IBM01250.ucs | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ 中国語 (簡体字) +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 837、935、1388 | 1200、 1208、 1348 | 1388ucs2.cnv | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1386 | 1200、 1208、 1348 | 1386ucs2.cnv、ucs21386.c | | | 8、 17584 | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ 中国語 (繁体字) +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 937、835、1371 | 950、1370 | 09370950.cnv、0937ucs2.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 937、835、1371 | 1200、 1208、 1348 | 0937ucs2.cnv | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1114、5210 | 850、858 | 11140850.cnv、08501114.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ タイ +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 874、1161 | 1200、 1208、 1348 | IBM00874.ucs | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ トルコ語 +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 857、9049 | 1254、5350 | 08571254.cnv、12540857.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1254、5350 | 857、9049 | 12540857.cnv、08571254.c | | | | nv、 IBM01254.ucs | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1254、5350 | 1200、 1208、 1348 | IBM01254.ucs | | | 8、 17584 | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ ウクライナ +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1124 | 1251、5347 | 11241251.cnv、12511124.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1125、848 | 1251、5347 | 11251251.cnv、12511125.c | | | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ Unicode +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1200、 1208、 134 | 813、4909 | IBM00813.ucs | | 88、 17584 | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1200、 1208、 134 | 862、867 | IBM00862.ucs | | 88、 17584 | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1200、 1208、 134 | 864、17248 | IBM00864.ucs | | 88、 17584 | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1200、 1208、 134 | 874、1161 | IBM00874.ucs | | 88、 17584 | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1200、 1208、 134 | 921、901 | IBM00921.ucs | | 88、 17584 | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1200、 1208、 134 | 922、902 | IBM00922.ucs | | 88、 17584 | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1200、 1208、 134 | 1046、9238 | IBM01046.ucs | | 88、 17584 | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1200、 1208、 134 | 1250、5346 | IBM01250.ucs | | 88、 17584 | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1200、 1208、 134 | 1251、5347 | IBM01251.ucs | | 88、 17584 | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1200、 1208、 134 | 1253、5349 | IBM01253.ucs | | 88、 17584 | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1200、 1208、 134 | 1254、5350 | IBM01254.ucs | | 88、 17584 | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1200、 1208、 134 | 1255、5351 | IBM01255.ucs | | 88、 17584 | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1200、 1208、 134 | 1256、5352 | IBM01256.ucs | | 88、 17584 | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1200、 1208、 134 | 1386 | ucs21386.cnv、1386ucs2.c | | 88、 17584 | | nv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ ベトナム語 +-------------------+----------------------+--------------------------+ | データベース・サ | データベース・クライ | 変換表ファイル | | ーバー | アント CCSID/CPGID | | | CCSID/CPGID | | | +-------------------+----------------------+--------------------------+ | 1258、5354 | 1129、1163 | 12581129.cnv | +-------------------+----------------------+--------------------------+ API リファレンス ログ・レコード構造の説明 このドキュメンテーション更新は、『DB2 UDB ログ・レコード』というトピッ クの長フィールド・マネージャーのログ・レコード』の節にある『表 103. 長 フィールド・レコードの追加/削除/非更新のログ・レコード構造』の注 3 に適 用されます。注 3 のテキストは、正しくは次のとおりです。 3. 512 バイト・セクターでの長いフィールド・データ長 (実際のデータ長は、 LF 記述子の最初の 4 バイトとして記録されます。LF 記述子は、後続の挿入/ 削除/更新ログ・レコードに、フォーマット済みユーザー・データ・レコードの 一部として記録されます)。このフィールドの値は常に正です。長いフィール ド・マネージャーが、挿入、削除、または更新されているゼロ長の長いフィー ルド・データのログ・レコードを書き込むことはありません。 db2Backup API oBackupsize パラメーター DB2 DB2 V8 では、db2Backup API からの oBackupsize パラメーターはデルタ または増分バックアップではなく、全バックアップを計上します。oBackupsize パラメーターは、バックアップ・イメージのサイズを表します (MB 単位)。 SYNCPOINT オプションのサポート sqlesetc、sqleqryc、および sqlaprep API の SYNCPOINT オプションは、バー ジョン 8 では無視されます。これが使用できるのは後方互換性のためのみで す。 SQLEDBDESC 構造体の新規フィールド sqlecrea API において、直接 I/O をサポートする新規フィールドが追加され ました。 フィールド名 Unsigned char sqlfscaching 説明 ファイル・システム・キャッシュ。 値 0 ファイル・システム・キャッシュは現行表スペースでは ON です。 1 ファイル・システム・キャッシュは現行表スペースでは OFF です。 その他 ファイル・システム・キャッシュは現行表スペースでは ON です。 SQLB-TBSPQRY-DATA 構造体の新規フィールドの修正 新規フィールド unsigned char fsCaching が SQLB-TBSPQRY-DATA 構造体に追 加されました。この新規フィールドは直接 I/O をサポートします。予約済みビ ットのサイズが 32 ビットと記述されていますが、正しくは 31 ビットです。 アプリケーション開発: アプリケーションの構築および実行 動的再構成のサンプル (AIX) 新規のサンプル・ファイル ibm_db2_sln_upart_smt が、DB2 Universal Database(TM) (UDB) バージョン 8.2 フィックスパック 3 (V8.1 フィックスパ ック 10 と同等) に用意されています。以下の表は、このサンプル・ファイル の名前と説明を示しています。 表 17. 動的再構成のサンプル・スクリプト +-----------------+---------------------------------------------------+ | サンプル・スク | ファイルの説明 | | リプトの名前 | | +-----------------+---------------------------------------------------+ | ibm_db2_sln_upa | この AIX 用の Korn シェル動的再構成スクリプト (DR | | rt_smt | スクリプト) を使うと、p5 570 や p5 590 などの、PO | | | WER5 ベースの pSeries(R) システムで実行する AIX | | | バージョン 5.3 に装備されている動的ロジカル・パー | | | ティション (DLPAR) 機能を簡単に使用することができ | | | ます。 このスクリプトは、ibm_db2_sln DR スクリプ | | | トに似ていますが、マイクロパーティショニングや | | | SMT などの、POWER5(TM) および AIX V5.3 の各種フィ | | | ーチャーをサポートするように最適化されています。 | | | 詳細は、DR スクリプトそのものの中に記述されていま | | | す。 | +-----------------+---------------------------------------------------+ ibm_db2_sln_upart_smt サンプル・スクリプトは、DB2 UDB for AIX の sqllib/samples/DLPAR ディレクトリー内にあります。 Linux でサポートされる開発ソフトウェア インストールの詳細については、「DB2 UDB Version 8.2.2 リリース・ノート 」(『本リリースの新機能』の項) の「 Linux 2.6 カーネルのインストール・ イメージ」を参照してください。 以下の表では、フィックスパック 9 のリリース時点でサポートされている DB2 Linux アーキテクチャーについて説明しています。このサポートの更新につい ては、その前の妥当性検査 Web サイトを確認してください。 http://www.ibm.com/db2/linux/validate 表 18. Intel(R) x86 (32 ビット) 版 Linux +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | ディストリビューション | カーネル | ライブラ | コメント | | | | リー | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Conectiva Linux | 2.4.19 | glibc | Powered by | | Enterprise Edition (CLEE) | | 2.2.5 | United Linux 1.0 | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | LINX Rocky Secure Server | 2.4.21 | glibc | | | 2.1 | | 2.2.5 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Flag Advanced Server | 2.4.21-a | glibc | | | 4.0 | s.2 | 2.2.93-5 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Flag Function Server | 2.4.20-8 | glibc | | | 4.0 | smp | 2.2.93-5 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Hat Enterprise Linux | 2.4.9-e1 | glibc | | | 2.1 AS/ES/WS | 6 | 2.2.4 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Hat Enterprise Linux | 2.4.21-7 | glibc-2.3 | | | (RHEL) 3 AS/ES/WS | .EL | .2-95.3 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Hat Enterprise Linux | 2.6.9 | glibc-2.3 | compat-libstdc++ | | (RHEL) 4 | | .3 | -33 パッケージも | | | | | 必要 | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SCO Linux 4.0 | 2.4.19 | glibc | Powered by | | | | 2.2.5 | United Linux 1.0 | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SuSE Pro 8.0 | 2.4.18 | glibc | | | | | 2.2.5 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SuSE Pro 8.1 | 2.4.19 | glibc | | | | | 2.2.5 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SuSE Linux Enterprise | 2.4.7 | glibc | | | Server (SLES) 7 | | 2.2.2 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SuSE Linux Enterprise | 2.4.19 | glibc | SuSE Service | | Server (SLES) 8 | | 2.2.5 | Pack 2 レベルま | | | | | で確認済み | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SuSE Linux Enterprise | 2.6.5 | glibc-2.3 | | | Server (SLES) 9 | | .3 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Turbolinux 7 Server | 2.4.9 | glibc | | | | | 2.2.4 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Turbolinux 8 Server | 2.4.18-5 | glibc | | | | | 2.2.5 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Turbolinux Enterprise | 2.4.19 | glibc | | | Server 8 | | 2.2.5 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | United Linux 1.0 | 2.4.19 | glibc | | | | | 2.2.5 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ 表 19. Intel(R) x86 (32 ビット) 版 Linux、非エンタープライズ・ディストリ ビューション (ベンダーのサポートはもうありません) +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | ディストリビューション | カーネル | ライブラ | コメント | | | | リー | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Hat 7.2 | 2.4.9-34 | glibc | | | | | 2.2.4 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Hat 7.3 | 2.4.18 | glibc | | | | | 2.2.5 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Hat 8.0 | 2.4.18-1 | glibc | | | | 4 | 2.2.93-5 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SuSE 7.3 | 2.4.10 | glibc | | | | | 2.2.4 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ 表 20. s/390 および zSeries(R) 版 Linux (s/390 では 31 ビット・カーネ ル・バージョンが、 また zSeries では 64 ビット・カーネル・バージョンがそれぞれサポートされ ます) +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | ディストリビューション | カーネル | ライブラ | コメント | | | | リー | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Hat 7.2 | 2.4.9-38 | glibc | | | | | 2.2.4 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Hat Enterprise Linux | 2.6.9 | glibc-2.3 | compat-libstdc++ | | (RHEL) 4 | | .3 | -33 パッケージも | | | | | 必要 | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SuSE Linux Enterprise | 2.4.7-58 | glibc | compat.rpm には | | Server (SLES) 7 | | 2.2.4 | libstdc++ 6.1 が | | | | | 含まれます。 | | | | | Java(TM) 用 JDK | | | | | 1.3.1 SR 1 を使 | | | | | 用します。 | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SuSE Linux Enterprise | 2.4.19 | glibc | Powered by | | Server (SLES) 8 | | 2.2.5 | United Linux 1.0 | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SuSE Linux Enterprise | 2.6.5 | glibc-2.3 | | | Server (SLES) 9 | | .3 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Turbo Linux Enterprise | 2.4.19 | glibc | Powered by | | Server (TLES) 8 | | 2.2.5 | United Linux 1.0 | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | United Linux 1.0 | 2.4.19 | glibc | | | | | 2.2.5 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ 表 21. x86-64 版 Linux +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | ディストリビューション | カーネル | ライブラ | コメント | | | | リー | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Hat Enterprise Linux | 2.4.21-7 | glibc-2.3 | | | (RHEL) 3 AS/ES/WS | .EL | .2-95.3 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Hat Enterprise Linux | 2.6.9 | glibc-2.3 | compat-libstdc++ | | (RHEL) 4 | | .3 | -33 パッケージも | | | | | 必要 | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SuSE Linux Enterprise | 2.4.19-S | glibc | | | Server (SLES) 8.0 | MP | 2.2.5-16 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SuSE Linux Enterprise | 2.6.5 | glibc-2.3 | | | Server (SLES) 9 | | .3 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ 表 22. Linux on POWER(TM) (iSeries および pSeries(R)) +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | ディストリビューション | カーネル | ライブラ | コメント | | | | リー | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Hat Enterprise Linux | 2.4.21-7 | glibc-2.3 | | | (RHEL) 3 AS | .EL | .2-95.3 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Hat Enterprise Linux | 2.6.9 | glibc-2.3 | compat-libstdc++ | | (RHEL) 4 | | .3 | -33 パッケージも | | | | | 必要 | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SuSE Enterprise Server | 2.4.19-1 | glibc | Powered by | | (SLES) 8 | 6 | 2.2.5 | United Linux 1.0 | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SuSE Linux Enterprise | 2.6.5 | glibc-2.3 | | | Server (SLES) 9 | | .3 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Turbolinux Enterprise | 2.4.19-1 | glibc | Powered by | | Server 8 | 6 | 2.2.5 | United Linux 1.0 | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | United Linux 1.0 | 2.4.19 | glibc | | | | | 2.2.5 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ 表 23. IA64 版 Linux +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | ディストリビューション | カーネル | ライブラ | コメント | | | | リー | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Hat Enterprise Linux | 2.4.18-e | glibc | | | 2.1 AS/ES/WS | .12smp | | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Hat Enterprise Linux | 2.4.21-7 | glibc-2.3 | | | (RHEL) 3 AS/ES/WS | .EL | .2-95.3 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | Red Hat Enterprise Linux | 2.6.9 | glibc-2.3 | compat-libstdc++ | | (RHEL) 4 | | .3 | -33 パッケージも | | | | | 必要 | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SuSE Linux Enterprise | 2.4.19-S | glibc | Powered by | | Server (SLES) 8 | MP | 2.2.5 | United Linux 1.0 | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | SuSE Linux Enterprise | 2.6.5 | glibc-2.3 | | | Server (SLES) 9 | | .3 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ | United Linux 1.0 | 2.4.19 | glibc | | | | | 2.2.5 | | +---------------------------+----------+-----------+------------------+ DB2 UDB for Linux 2.6 カーネル・ベース Linux ディストリビューション (Intel(R) x86 版) は、以下のプログラム言語とコンパイラーをサポートしま す。 C GNU/Linux gcc バージョン 3.3 C++ GNU/Linux g++ バージョン 3.3 COBOL Micro Focus COBOL Server Express バージョン 2.2 (Service Pack 1 を適用) Java(TM) IBM(R) Developer Kit and Runtime Environment for Linux、Java (TM) 2 Technology Edition、バージョン 1.3.1 および 1.4.1、 Service Release 1、32 ビット・バージョン 注: DB2 UDB インストールが以前の DB2 UDB バージョン 8 インスト ールの更新である場合以外は、開発者キットがまだインストー ルされていないと、 DB2 UDB はサポートされている最新バー ジョンをインストールします。以前の DB2 UDB バージョン 8 インストールを更新している場合には、サポートされている開 発者キットを CD-ROM から手動でインストールする必要があり ます。 Perl Perl 5.004_04 以上、DBI 0.93 以上 PHP PHP 4.3.4 以上 REXX Object REXX Interpreter for Linux バージョン 2.1 DB2 UDB for 2.6 カーネル・ベース Linux ディストリビューション (x86-64 版) 上の 32 ビット・インスタンスは、以下のプログラム言語およびコンパイ ラーをサポートします。 C GNU/Linux gcc バージョン 3.3 注: 「-m32」コンパイラー・オプションを使用して、 32 ビットのア プリケーションまたはルーチン (ストアード・プロシージャー およびユーザー定義関数) を生成する必要があります。 C++ GNU/Linux g++ バージョン 3.3 注: 1. このバージョンの GNU/Linux g++ コンパイラーは、一部の fstream 関数の整数パラメーターを受け入れません。詳しくは、 コンパイラーの資料を参照してください。 2. 「-m32」コンパイラー・オプションを使用して、 32 ビットのア プリケーションまたはルーチン (ストアード・プロシージャーお よびユーザー定義関数) を生成する必要があります。 Java IBM(R) Developer Kit and Runtime Environment for Linux x86、 Java 2 Technology Edition、バージョン 1.3.1 Service Release 4、 32 ビット・バージョン、およびバージョン 1.4.1 Service Release 1、32 ビット・バージョン。 注: DB2 UDB インストールが以前の DB2 UDB バージョン 8 インスト ールの更新である場合以外は、開発者キットがまだインストー ルされていないと、 DB2 UDB はサポートされている最新バー ジョンをインストールします。以前の DB2 UDB バージョン 8 インストールを更新している場合には、サポートされている開 発者キットを CD-ROM から手動でインストールする必要があり ます。 Perl Perl 5.8 PHP PHP 4.3.4 以上 DB2 UDB for 2.6 カーネル・ベース Linux ディストリビューション (x86-64 版) 上の 64 ビット・インスタンスは、以下のプログラム言語およびコンパイ ラーをサポートします。 C GNU/Linux gcc バージョン 3.3 C++ GNU/Linux g++ バージョン 3.3 注: このバージョンの GNU/Linux g++ コンパイラーは、一部の fstream 関数の整数パラメーターを受け入れません。詳しく は、コンパイラーの資料を参照してください。 Java DB2 UDB は現在、64 ビットの Java Developer Kit for Linux (x86-64 版) をサポートしません。 Perl Perl 5.8 PHP PHP 4.3.4 以上 SQL プロシージャー用のプリコンパイルおよび BIND オプションのカスタマイズ SQL プロシージャー用のプリコンパイルおよび BIND オプションは、そのイン スタンス内で有効な DB2 レジストリー変数 DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS を次の コマンドで設定してカスタマイズできます。 db2set DB2_SQLROUTINE_PREPOPTS= バージョン 8.2 で文書化されたオプションに加え、REOPT オプションを使用で きます。 BLOCKING {UNAMBIG | ALL | NO} DATETIME {DEF | USA | EUR | ISO | JIS | LOC} DEGREE {1 | degree-of-parallelism | ANY} DYNAMICRULES {BIND | RUN} EXPLAIN {NO | YES | ALL} EXPLSNAP {NO | YES | ALL} FEDERATED {NO | YES} INSERT {DEF | BUF} ISOLATION {CS | RR | UR | RS | NC} QUERYOPT optimization-level REOPT {ALWAYS | NONE | ONCE} VALIDATE {RUN | BIND} 必須指定の C/C++ コンパイル・オプション (Linux on POWER 64 ビット) DB2 Universal Database for Linux on POWER の 64 ビット・インスタンスの 場合、gcc/g++ を使用して C/C++ アプリケーションおよびルーチンを作成する ためにコンパイラー・オプション「-m64」が必要です。 DB2 Universal Database for Linux on POWER の 64 ビット・インスタンスの 場合、xlc/xlC を使用して C/C++ アプリケーションおよびルーチンを作成する ためにコンパイラー・オプション「-q64」が必要です。 Micro Focus COBOL ストアード・プロシージャー用のコンパイルおよびリンク・ コマンド (HP-UX) HP-UX 上で Micro Focus COBOL を使用してストアード・プロシージャーを作成 するためのコンパイルおよびリンク・コマンドに関する DB2 Universal Database バージョン 8.2 資料の説明は不正確です。正確なのは、実際のスク リプト sqllib/samples/cobol_mf/bldrtn に含まれているコンパイル・コマン ドです。コンパイルおよびリンク・コマンドは現在、1 つの単一コマンドに結 合されています。必要な出力が共用ライブラリーであることを指定するには -y オプションを使用します。 Micro Focus COBOL の最小サポート・バージョン (HP-UX) HP-UX 上での Micro Focus COBOL コンパイラーおよびランタイムの最小サポー ト・バージョンは、Micro Focus Server Express 2.2 - Service Pack 1 にフ ィックスパック Fixpack22.02_14 for HP-UX PA-RISC 11.x (32/64bit) を適用 したものです。このフィックスパックは、Micro Focus Support Line Web サイ ト (http://supportline.microfocus.com) で入手可能です。 Micro Focus COBOL ストアード・プロシージャー用の環境変数の設定 (Windows) Windows 上で Micro Focus COBOL 外部ルーチンを実行するためには、Micro Focus COBOL 環境変数をシステム変数として永続的に設定する必要があります。 手順 環境変数をシステム変数に設定するには、以下のようにします。 1. 「コントロール パネル」を開きます。 2. 「システム」を選択します。 3. 「詳細」タブを選択します。 4. 「環境変数」をクリックします。 5. その変数を「システム環境変数」リストに追加します。 「ユーザー環境変数」リストにある環境変数を、コマンド・プロンプトまたは スクリプト内で設定するだけでは不十分です。 アプリケーション開発: コール・レベル・インターフェース (CLI) Trusted_Connection CLI/ODBC 構成キーワード キーワードの説明: 現行の認証ユーザーとの接続を許可します。 構文: Trusted_Connection=Yes 注: このキーワードは、db2cli.ini ファイルで設定されると効果が ありません。そうではなく、SQLDriverConnect() への接続ス トリングで提供されるべきです。 デフォルト設定: DB2 CLI は、現行の認証ユーザーではなく、SQLDriverConnect() へ の接続ストリングで提供されるユーザーID とパスワード情報を使用 します。 使用上の注意: データベースに接続する DB2 CLI アプリケーションは通常、関数 SQLDriverConnect() を使用して接続します。この関数の入力引数の 1 つに DriverCompletion 値があります。これはウィンドウがいつ開く かを決定します。以下は DriverCompletion の値です。 * SQL_DRIVER_PROMPT: ダイアログは常に開始されます。 * SQL_DRIVER_COMPLETE: ダイアログは、接続ストリングの情報が 不十分な場合のみ開始されます。 * SQL_DRIVER_COMPLETE_REQUIRED: ダイアログは、接続ストリング の情報が不十分な場合のみ開始されます。必須情報のみが要求さ れます。ユーザーに、必要な情報のみを入力するようにプロンプ トが出されます。 * SQL_DRIVER_NOPROMPT: ユーザーに情報を入力するようにという プロンプトは出されません。接続ストリングに入っている情報を 使って接続が試みられます。情報が十分でない場合、SQL_ERROR が戻されます。 注: DriverCompletion に関する詳細は、SQLDriverConnect() の資料 にあります。 例えば Kerberos 環境のアプリケーションなど、アプリケーションに よってはユーザー ID またはパスワードを提供しなくてもユーザーが DB2 UDB サーバーに接続できることが必要な場合があります。アプリ ケーションが SQLDriverConnect() 呼び出し上で SQL_DRIVER_NO_PROMPT オプションを使用する場合、ユーザー認証な しで接続が試みられます。その場合、このキーワードは不要です。 サード・パーティー・アプリケーションが関係しており、アプリケー ションが使用するプロンプト・レベルが SQL_DRIVER_NO_PROMPT 以外 のものである場合、DB2 CLI はウィンドウを開いて欠落している情報 を要求します。 Trusted_Connection を SQLDriverConnect() への入 力接続ストリングに提供することによって Yes に設定 ("Trusted_Connection=Yes") すると、DB2 CLI は接続ストリングか らのユーザー ID またはパスワード・ストリングをすべて (空のスト リングを含む) 無視し、接続関数のプロンプト・レベルも無視しま す。DB2 CLI は、現行の認証ユーザーを使用してデータベースへの接 続を試みます。接続の試行が失敗すると、ユーザーにユーザー ID お よびパスワードを入力するようにというプロンプトが出されます。 このキーワードは、SQLDriverConnect() に対する接続ストリングで のみ使用されます。db2cli.ini ファイルで設定しても効果はありま せん。 SQLDescribeParam 関数 (CLI) の診断表の更新 SQLDescribeParam() 関数は、準備済み SQL ステートメントに関連したパラメ ーター・マーカーの記述を返します。 診断表は、SQLSTATE HYC00 を使って更新されました。 診断 表 24. SQLDescribeParam SQLSTATE +--------+-------------------+----------------------------------------+ | SQLSTA | 記述 | 説明 | | TE | | | +--------+-------------------+----------------------------------------+ | HYC00 | ドライバー使用不 | サーバー上のスキーマ関数ストアード・プ | | | 可能 | ロシージャーにアクセスできません。 ス | | | | キーマ関数ストアード・プロシージャーを | | | | サーバーにインストールし、それにアクセ | | | | スできることを確認してください。 | +--------+-------------------+----------------------------------------+ コール・レベル・インターフェースの非同期実行 DB2 コール・レベル・インターフェース (DB2 CLI) は、関数のサブセットを非 同期で実行することができます。 DB2 CLI ドライバーは、関数を呼び出してか らその関数の実行が完了するまでの間に、アプリケーションに制御を返しま す。この関数は、実行が完了しないかぎり呼び出されるたびに SQL_STILL_EXECUTING を戻します。実行が完了すると、別の値 (たとえば SQL_SUCCESS) を戻します。 非同期実行に利点があるのは、シングルスレッドのオペレーティング・システ ムにおいてのみです。マルチスレッドのオペレーティング・システム上で実行 されるアプリケーションの場合、関数は別々のスレッドで実行されます。非同 期実行が可能なのは、通常は要求をサーバーに送ってから応答を待機する関数 の場合です。非同期で実行される関数は、待機することなくアプリケーション に制御を戻します。すると、アプリケーションは他のタスクを実行するか、ま たはオペレーティング・システムに制御を戻すことができ、さらに割り込みを 使って、SQL_STILL_EXECUTING 以外の戻りコードが戻されるまで繰り返し関数 をポーリングすることができます。 CLI の非同期実行のサポートは、DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 1 (バージョン 8.1 フィックスパック 8 に相当) 以降の DB2 Universal Database (UDB) に組み込まれています。このフィーチャーの資料は、 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2v7luw/index.jsp の DB2 UDB バージョン 7 インフォメーション・センターをご覧ください。バージョン 7 の資料の情報はすべて、バージョン 8.2 フィックスパック 1 (バージョン 8.1 フィックスパック 8 に相当) にも当てはまります。 DB2 バージョン 8 のイン フォメーション・センターには、このフィーチャーについての資料はありませ ん。 SQL_ATTR_PING_DB 接続属性 SQL_ATTR_PING_DB (DB2 CLI v8.2) SQL_ATTR_PING_DB は、32 ビットの整数であり、DB2 UDB クライアントと DB2 UDB サーバーの間の既存の接続のネットワーク応答時間を取得するために SQLGetConnectAttr() 関数とともに使用されます。応答時間は、マイクロ秒単 位で報告されます。 以前に確立されていた接続がデータベースによってドロップされた場合、0 の 値が報告されます。接続がアプリケーションによってクローズされた場合、 08003 の SQLSTATE が報告されます。この接続属性は、SQLGetConnectAttr() で戻すことができますが、SQLSetConnectAttr() で設定することはできません。 この属性を設定しようとすると、 SQLSTATE は HYC00 (ドライバーが機能しな い) になります。 SQLBindParameter 関数 (CLI) 資料中の SQLBindParameter 関数の入力パラメーターの項の説明は正しくあり ません。正しい説明は、次のとおりです。 入力パラメーター ColumnSize 0 は、 列またはストアード・プロシージャー・パラメー ターのサイズとして提供された SQL タイプの最大長を DB2 CLI が使 用することを意味します。 DB2 CLI はそのサイズを使用して必要な 変換をすべて実行します。 SQLMoreResults 関数 (CLI) 資料中の SQLMoreResults 関数の SQL_ATTR_ROW_ARRAY_SIZE ステートメント属 性の記述は不正確です。正しいステートメント属性は SQL_ATTR_PARAMSET_SIZE です。「使用法」の項は、次のような記載内容でなければなりません。 この関数は、以下の実行時に複数の結果セットを順次に戻すために使用されま す。 * SQL_ATTR_PARAMSET_SIZE ステートメント属性および SQLBindParameter() で指定された入力パラメーター値の配列が指定されているパラメーター化照 会 追加の環境属性 CLI 接続属性であることに加えて、以下の属性は CLI 環境属性としてもサポー トされています。 * SQL_ATTR_INFO_ACCTSTR * SQL_ATTR_INFO_APPLNAME * SQL_ATTR_INFO_USERID * SQL_ATTR_INFO_WRKSTNNAME これらの属性に関する情報は、DB2 インフォメーション・センターまたは「CLI ガイドおよび参照 第 2 巻 (CLI Guide and Reference Volume 2)」にある、CLI 接続属性文書を参照してください。 動的両方向スクロール・カーソルの要件 動的両方向スクロール・カーソルの結果セット中の行に更新および削除を行う には、UPDATE または DELETE ステートメントに基本表中の少なくとも 1 つの ユニーク・キーのすべての列が含まれていなければなりません。これは、主キ ーまたは他の任意のユニーク・キーです。 RetCatalogAsCurrServer CLI/ODBC 構成キーワード キーワードの説明: カタログ関数は、カタログ列に関して NULL 値ではなく CURRENT SERVER 値を戻します。 db2cli.ini キーワードの構文: RetCatalogAsCurrServer= 0 | 1 デフォルト設定: ターゲットの DBMS がカタログ列に関して NULL を戻しても、CURRENT SERVER 値が置き換えられることはありません。 使用上の注意: ターゲットの DBMS のカタログ関数がカタログ列に関して NULL 値を 戻す場合は、RetCatalogAsCurrServer を 1 に設定すると、DBMS は CURRENT SERVER 値を戻すようになります。 * 0 = カタログ関数は、カタログ列に関して NULL 値を戻します (デフォルト)。 * 1 = カタログ関数は、カタログ列に関して NULL 値ではなく CURRENT SERVER 値を戻します。 たとえば、カタログ関数 SQLTables() は結果セットを戻すと想定し ます。ただし、TABLE_CAT 列内の値は NULL 値であるとします。 RetCatalogAsCurrServer を 1 に設定すると、DBMS は TABLE_CAT 列 に CURRENT SERVER 値を戻します。 注: このキーワードは、DB2 UDB for Linux、UNIX(R)、および Windows(R) バージョン 8.2 フィックスパック 3 (バージョン 8.1 フィックスパック 10 に相当) 以降でサポートされます。 ReceiveTimeout CLI/ODBC 構成キーワード キーワードの説明: 接続の試行を終了して通信タイムアウト・エラーを生成する前に確立 された接続でサーバーからの応答を待つ時間を秒で指定します。 db2cli.ini キーワードの構文: ReceiveTimeout = 0 | 1 | 2 | ... | 32767 デフォルト設定: クライアントは確立された接続上でサーバーからの応答を無限に待ち ます。 同等の接続属性: SQL_ATTR_RECEIVE_TIMEOUT 使用上の注意: デフォルト値 0 はクライアントが応答を無限に待つことを示しま す。接続確立中に受信タイムアウトの影響はありません。受信タイム アウトは TCP/IP でのみサポートされ、他のプロトコルでは無視され ます。 SQL_ATTR_RECEIVE_TIMEOUT 接続属性 SQL_ATTR_RECEIVE_TIMEOUT (DB2 CLI v8) 接続の試行を終了して通信タイムアウト・エラーを生成する前に、ク ライアントが確立された接続でサーバーからの応答を待つ秒数であ る、32 ビットの整数値。デフォルト値 0 はクライアントが応答を無 限に待つことを示します。接続確立中に受信タイムアウトの影響はあ りません。受信タイムアウトは TCP/IP でのみサポートされ、他のプ ロトコルでは無視されます。サポートされている値は、0 から 32767 の整数です。 Reopt CLI/ODBC 構成キーワード キーワードの説明: 照会の最適化、または特殊レジスターまたはパラメーター・マーカー のある SQL ステートメントの再最適化を使用可能にします。 db2cli.ini キーワードの構文: Reopt = 2 | 3 | 4 デフォルト設定: 照会の実行時には照会最適化は生じません。コンパイラーによって選 択されるデフォルト推定値が特殊レジスターまたはパラメーター・マ ーカーとして使用されます。 同等のステートメントおよび接続属性: SQL_ATTR_REOPT 使用上の注意: 最適化は、コンパイラー選択のデフォルト推定値ではなく、照会実行 時に使用可能な値を特殊レジスターまたはパラメーター・マーカーに 使用することにより、生じます。キーワードの有効値は次のとおりで す。 * 2 = SQL_REOPT_NONE。これがデフォルトです。照会の実行時には 照会最適化は生じません。コンパイラーによって選択されるデフ ォルト推定値が特殊レジスターまたはパラメーター・マーカーに 使用されます。デフォルトの「NULLID」パッケージ・セットは動的 SQL ステートメントの実行に使用されます。 * 3 = SQL_REOPT_ONCE。照会最適化は照会が初めて行われるとき、 照会実行時に一度起こります。REOPT ONCE バインド・オプション に結合している「NULLIDR1」パッケージ・セットが使用されま す。 * 4 = SQL_REOPT_ALWAYS。照会最適化または再最適化は、照会実行 の度に照会実行時に生じます。REOPT ALWAYS バインド・オプショ ンに結合している「NULLIDRA」パッケージ・セットが使用されま す。 「NULLIDR1」および「NULLIDRA」は予約済みパッケージ・セット名 で、これらが使用されるときにはそれぞれ、REOPT ONCE および REOPT ALWAYS を暗示します。これらのパッケージ・セットは以下のコマン ドで明示的に作成する必要があります。 db2 bind db2clipk.bnd collection NULLIDR1 db2 bind db2clipk.bnd collection NULLIDRA Reopt および CurrentPackageSet キーワードの両方が指定された場 合、CurrentPackageSet が優先されます。 SQL_ATTR_REOPT ステートメントおよび接続属性 SQL_ATTR_REOPT (DB2 CLI v8) 特殊レジスターまたはパラメーター・マーカーを含む SQL ステート メントの照会最適化を使用可能にする 32 ビットの整数値。最適化 は、コンパイラー選択のデフォルト推定値ではなく、照会実行時に使 用可能な値を特殊レジスターまたはパラメーター・マーカーに使用す ることにより、生じます。属性の有効値は次のとおりです。 * 2 = SQL_REOPT_NONE。これがデフォルトです。照会の実行時には 照会最適化は生じません。コンパイラーによって選択されるデフ ォルト推定値が特殊レジスターまたはパラメーター・マーカーに 使用されます。デフォルトの「NULLID」パッケージ・セットは動的 SQL ステートメントの実行に使用されます。 * 3 = SQL_REOPT_ONCE。照会最適化は照会が初めて行われるとき、 照会実行時に一度起こります。REOPT ONCE バインド・オプション に結合している「NULLIDR1」パッケージ・セットが使用されま す。 * 4 = SQL_REOPT_ALWAYS。照会最適化または再最適化は、照会実行 の度に照会実行時に生じます。REOPT ALWAYS バインド・オプショ ンに結合している「NULLIDRA」パッケージ・セットが使用されま す。 「NULLIDR1」および「NULLIDRA」は予約済みパッケージ・セット名 で、これらが使用されるときにはそれぞれ、REOPT ONCE および REOPT ALWAYS を暗示します。これらのパッケージ・セットは次のコマンド で明示的に作成する必要があります。 db2 bind db2clipk.bnd collection NULLIDR1 db2 bind db2clipk.bnd collection NULLIDRA SQL_ATTR_REOPT と SQL_ATTR_CURRENT_PACKAGE_SET は互いに排他的 であるため、一方が設定されると他方は許可されません。 CurrentPackageSet CLI/ODBC 構成キーワード キーワードの説明: すべての接続の後に SET CURRENT PACKAGESET ステートメントを発行 します。 db2cli.ini キーワードの構文: CurrentPackageSet = スキーマ名 デフォルト設定: 文節は付加されません。 同等の接続属性: SQL_ATTR_CURRENT_PACKAGE_SET 使用上の注意: このオプションでは、毎回のデータベースへの接続後 SET CURRENT PACKAGESET SQL ステートメントが CurrentPackageSet 値と共に発行 されます。デフォルトでは、この文節は付加されません。 SET CURRENT PACKAGESET SQL ステートメントは、後続の SQL ステー トメントのために使用するパッケージの選択に使用されるスキーマ名 (コレクション ID) を設定します。 CLI/ODBC アプリケーションは、動的 SQL ステートメントを発行しま す。このオプションを使用すると、これらのステートメントの実行に 使用される特権を制御することができます。 * CLI/ODBC アプリケーションから SQL ステートメントを実行する ときに使用するスキーマを選択します。 * スキーマ内のオブジェクトに必要な特権があることを確認してか ら、それに従って再バインドします。 * CurrentPackageSet オプションをこのスキーマに設定します。 CLI/ODBC アプリケーションからの SQL ステートメントは、指定され たスキーマの下で実行され、そこで定義された特権を使用します。 以下のパッケージ・セット名は予約済みです。「NULLID」、 「NULLIDR1」、「NULLIDRA」。 Reopt および CurrentPackageSet キーワードの両方が指定された場 合、CurrentPackageSet が優先されます。 SQL_ATTR_CURRENT_PACKAGE_SET 接続属性 SQL_ATTR_CURRENT_PACKAGE_SET (DB2 CLI v5) 後続の SQL ステートメント用のパッケージの選択に使用されるスキ ーマ名 (コレクション ID) を示すヌル終了文字ストリング。この属 性を設定すると、 SET CURRENT PACKAGESET SQL ステートメントが発 行されます。この属性が接続以前に設定された場合、接続時に SET CURRENT PACKAGESET SQL ステートメントが発行されます。 CLI/ODBC アプリケーションは、動的 SQL ステートメントを発行しま す。この接続属性を使用すると、これらのステートメントの実行に使 用される特権をコントロールできます。 * CLI/ODBC アプリケーションから SQL ステートメントを実行する ときに使用するスキーマを選択します。 * スキーマ内のオブジェクトに必要な特権があることを確認してか ら、それに従って再バインドします。これは特に、COLLECTION オプションを使用して、CLI パッケージ (sqllib/bnd/db2cli.lst) をバインドすることを意味します。詳 細については、BIND コマンドを参照してください。 * CURRENTPACKAGESET オプションをこのスキーマに設定します。 CLI/ODBC アプリケーションからの SQL ステートメントは、指定され たスキーマの下で実行され、そこで定義された特権を使用します。 CLI/ODBC 構成キーワード CURRENTPACKAGESET の設定は、スキーマ名 の指定に代わる、代替の方法です。 以下のパッケージ・セット名は予約済みです。「NULLID」、 「NULLIDR1」、「NULLIDRA」。 SQL_ATTR_REOPT と SQL_ATTR_CURRENT_PACKAGE_SET は互いに排他的 であるため、一方が設定されると他方は許可されません。 MapBigintCDefault CLI/ODBC 構成キーワード キーワードの説明: BIGINT 列およびパラメーター・マーカーのデフォルト C タイプを指 定します。 db2cli.ini キーワードの構文: MapBigintCDefault = 0 | 1 | 2 デフォルト設定: BIGINT データのデフォルト C タイプ表記は SQL_C_BIGINT です。 使用上の注意: MapBigintCDefault は、BIGINT 列およびパラメーター・マーカーに SQL_C_DEFAULT が指定された場合に使用される C タイプを制御します。このキ ーワードは主に、8 バイト整数を処理できない、Microsoft Access などの Microsoft アプリケーションで使用する必要があります。以下のように MapBigintCDefault を設定します。 * 0 - デフォルト SQL_C_BIGINT C タイプ表記の場合 * 1 - SQL_C_CHAR C タイプ表記の場合 * 2 - SQL_C_WCHAR C タイプ表記の場合 このキーワードは、SQLBindParameter()、SQLBindCol()、および SQLGetData() など、SQL_C_DEFAULT が C タイプとして指定されている可能性のある CLI 関 数の動作に影響を与えます。 DescribeOutputLevel CLI/ODBC 構成キーワード キーワードの説明: 準備要求または記述要求中に CLI ドライバーによって要求される出 力列記述情報のレベルを設定します。 db2cli.ini キーワードの構文: DescribeOutputLevel = 0 | 1 | 2 | 3 デフォルト設定: 表 25 のレベル 2 にリストされた記述情報を要求します。 使用上の注意: このキーワードは、準備または記述要求で CLI ドライバーが要求する情報量を 制御します。デフォルトでは、サーバーが記述要求を受け取ると、結果セット の列に 表 25 のレベル 2 に含まれている情報を戻します。ただし、アプリケ ーションはこの情報のすべてを必ずしも必要としないかもしれず、また逆に追 加の情報を必要とするかもしれません。 DescribeOutputLevel キーワードを、クライアント・アプリケーションの要件 に合うレベルに設定すると、パフォーマンスが向上する場合があります。クラ イアントおよびサーバー間で転送される記述データは、アプリケーションが必 要とする最小量に限定されるためです。 DescribeOutputLevel 設定が低すぎる 場合は、アプリケーションの機能に影響することがあります (アプリケーショ ンの要件によって異なります)。記述情報を検索する CLI 関数はこの場合は失 敗しないかもしれませんが、戻される情報が不完全であるかもしれません。 DescribeOutputLevel にサポートされる設定は、以下のとおりです。 * 0 - 記述情報はクライアント・アプリケーションに戻されない * 1 - レベル 1 (表 25 参照) に分類される記述情報がクライアント・アプリ ケーションに戻される * 2 - (デフォルト) レベル 2 (表 25 参照) に分類される記述情報がクライ アント・アプリケーションに戻される * 3 - レベル 3 (表 25 参照) に分類される記述情報がクライアント・アプリ ケーションに戻される 次の表は、サーバーが準備要求または記述要求を受け取った場合に戻す記述情 報を形成するフィールドをリストしています。これらのフィールドは各レベル にグループ化されています。CLI ドライバーが要求する記述情報のレベルを、 DescribeOutputLevel CLI/ODBC 構成キーワードが制御します。 注: 必ずしもすべてのレベルの記述情報が、すべての DB2 サーバーによってサ ポートされるとは限りません。すべてのレベルの記述情報は、DB2 Universal Database (UDB) for Linux、UNIX、Windows バージョン 8 以 降、DB2 UDB for z/OS バージョン 8 以降、および DB2 UDB for iSeries バージョン 5 リリース 3 以降の DB2 サーバーでサポートされ ます。他のすべての DB2 サーバーは、DescribeOutputLevel について 2 または 0 の設定値しかサポートしていません。 表 25. 記述情報のレベル +-----------------------+----------------------+----------------------+ | レベル 1 | レベル 2 | レベル 3 | +-----------------------+----------------------+----------------------+ | SQL_DESC_COUNT | レベル 1 のすべての | all fields of levels | | SQL_COLUMN_COUNT | フィールド、および | 1 | | SQL_DESC_TYPE | 以下のもの | and 2 and: | | SQL_DESC_CONCISE_TYPE | SQL_DESC_NAME | SQL_DESC_BASE_COLUMN | | SQL_COLUMN_LENGTH | SQL_DESC_LABEL | _NAME | | SQL_DESC_OCTET_LENGTH | SQL_COLUMN_NAME | SQL_DESC_UPDATABLE | | SQL_DESC_LENGTH | SQL_DESC_UNNAMED | SQL_DESC_AUTO_UNIQUE | | SQL_DESC_PRECISION | SQL_DESC_TYPE_NAME | _VALUE | | SQL_COLUMN_PRECISION | SQL_DESC_DISTINCT_TY | SQL_DESC_SCHEMA_NAME | | SQL_DESC_SCALE | PE | SQL_DESC_CATALOG_NAM | | SQL_COLUMN_SCALE | SQL_DESC_REFERENCE_T | E | | SQL_DESC_DISPLAY_SIZE | YPE | SQL_DESC_TABLE_NAME | | SQL_DESC_NULLABLE | SQL_DESC_STRUCTURED_ | SQL_DESC_BASE_TABLE_ | | SQL_COLUMN_NULLABLE | TYPE | NAME | | SQL_DESC_UNSIGNED | SQL_DESC_USER_TYPE | | | SQL_DESC_SEARCHABLE | SQL_DESC_LOCAL_TYPE_ | | | SQL_DESC_LITERAL_SUFF | NAME | | | IX | SQL_DESC_USER_DEFINE | | | SQL_DESC_LITERAL_PREF | D_ | | | IX | TYPE_CODE | | | SQL_DESC_CASE_SENSITI | | | | VE | | | | SQL_DESC_FIXED_PREC_S | | | | CALE | | | +-----------------------+----------------------+----------------------+ アプリケーション開発: クライアント・アプリケーションのプログラミング DB2 Universal JDBC ドライバーでは DB2 for VM/VSE に対するタイプ 4 の接続 はサポートされない DB2 Universal JDBC ドライバーは、DB2 for VM/VSE データベースに対するタ イプ 4 の接続をサポートしていません。「アプリケーション開発ガイド: クラ イアント・アプリケーションのプログラミング」のトピック『Windows Java 環 境のセットアップ』と『DB2 Universal JDBC ドライバーのインストール』、お よび DB2 UDB Information Center では、DB2 Universal JDBC ドライバーが DB2 for VM/VSE データベースへのタイプ 4 の接続をサポートしていると述べ ていますが、これは誤りです。 DB2 Universal JDBC ドライバー接続コンセントレーターおよび Sysplex ワーク ロード・バランシング DB2 UDB for z/OS(R) サーバーへのアクセスに DB2 Universal JDBC Driver type 4 connectivity を使用する Java アプリケーションは、接続コンセント レーターと Sysplex ワークロード・バランシング機能の利点を活用することが できます。 それらの機能は、DB2 Connect の接続コンセントレーターと Sysplex ワークロ ード・バランシング機能に似ています。 DB2 Universal JDBC ドライバーの接続コンセントレーターは、DB2 UDB for z/OS(R) データベース・サーバーが多数のクライアント・アプリケーションを サポートするのに必要なリソース数を減らすことができます。つまり、1 つの 物理接続が多数の接続オブジェクトによって使用されるようにすることで、デ ータベース・サーバーへの物理接続の総数が減らされます。 DB2 Universal JDBC ドライバーの Sysplex ワークロード・バランシング機能 は、データ共用グループの可用性を高めることができます。このドライバー は、データ共用グループのメンバーの状況情報を頻繁に取得するからです。こ のドライバーはその情報を使って、次のトランザクションのルーティング先の データ共用メンバーを判別します。 Sysplex ワークロード・バランシングによ り、DB2 UDB for z/OS サーバーとWorkload Manager for z/OS (WLM) が、作業 をデータ共用グループのメンバーに効率よく分散させ、しかも、データ共用グ ループの中のあるメンバーに障害が起きた場合は別のメンバーにその作業を転 送させます。 DB2 Universal JDBC ドライバーは、トランスポート・オブジェクトとグローバ ル・トランスポート・オブジェクト・プールを使って、接続コンセントレータ ーと Sysplex ワークロード・バランシングをサポートします。データベース・ サーバーへの各物理接続ごとに、トランスポート・オブジェクトが 1 つありま す。接続コンセントレーターと Sysplex ワークロード・バランシングを使用可 能にする場合、最大数のトランスポート・オブジェクトを設定することによっ て、どの時点でもデータベース・サーバーへの最大数の物理接続が用意される ように設定します。 ドライバー・レベルでは、DB2 Universal JDBC ドライバーの構成プロパティー を使って、トランスポート・オブジェクトの数に対する限度を設定します。 接続レベルで、DB2 Universal JDBC ドライバーの接続コンセントレーターと Sysplex ワークロード・バランシングを使用可能および使用不可にし、そして DataSource プロパティーを使って、トランスポート・オブジェクトの数に対す る限度を設定します。 以下のいずれかの方法で、グローバル・トランスポート・オブジェクト・プー ルをモニターすることができます。 * DB2 Universal JDBC ドライバーの構成プロパティーによって開始されるト レースを使用する。 * アプリケーション・プログラミング・インターフェースを使用する。 接続コンセントレーターおよび Sysplex ワークロード・バランシング用の DB2 Universal JDBC ドライバー構成プロパティー 接続コンセントレーターおよび Sysplex ワークロード・バランシングに対し て、以下の構成プロパティーがそれぞれ使用されます。 db2.jcc.dumpPool 作成されるサマリー統計に加えて、作成されるグローバル・トランスポー ト・プール・イベントの統計のタイプを指定します。グローバル・トランス ポート・プールは、接続コンセントレーターと Sysplex ワークロード・バ ランシングに対して使用されます。 db2.jcc.dumpPool のデータ・タイプは整数 (int) です。他のどの統計が作 成されるよりも前に、db2.jcc.dumpPoolStatisticsOnSchedule と db2.jcc.dumpPoolStatisticsOnScheduleFile 構成プロパティーも統計の作 成用に設定する必要があります。 db2.jcc.dumpPool プロパティーには、以下のタイプの統計を 1 つ以上指定 することができます。 * DUMP_REMOVE_OBJECT (16 進形式: X'01'、10 進形式: 1) * DUMP_GET_OBJECT (16 進形式: X'02'、10 進形式: 2) * DUMP_WAIT_OBJECT (16 進形式: X'04'、10 進形式: 4) * DUMP_SET_AVAILABLE_OBJECT (16 進形式: X'08'、10 進形式: 8) * DUMP_CREATE_OBJECT (16 進形式: X'10'、10 進形式: 16) * DUMP_SYSPLEX_MSG (16 進形式: X'20'、10 進形式: 32) * DUMP_POOL_ERROR (16 進形式: X'80'、10 進形式: 128) 複数のイベント・タイプをトレースするには、トレースしたいイベント・タ イプの値を加算します。たとえば、DUMP_GET_OBJECT イベントと DUMP_CREATE_OBJECT イベントをトレースしたいと仮定します。これらの値 に相当する数値は 2 と 16 なので、db2.jcc.dumpPool 値には 18 を指定し ます。 デフォルトは 0 です。これは、グローバル・トランスポート・プールのサ マリー統計だけが作成されることを意味します。 db2.jcc.dumpPoolStatisticsOnSchedule グローバル・トランスポート・プールの統計が、 db2.jcc.dumpPoolStatisticsOnScheduleFile 構成プロパティーに指定され たファイルに書き込まれる頻度を秒単位で指定します。グローバル・トラン スポート・プールは、接続コンセントレーターと Sysplex ワークロード・ バランシングに対して使用されます。 デフォルトは -1 です。これは、グローバル・トランスポート・プールの統 計は作成されないことを意味します。 db2.jcc.dumpPoolStatisticsOnScheduleFile グローバル・トランスポート・プールの統計を作成するファイルの名前を指 定します。グローバル・トランスポート・プールは、接続コンセントレータ ーと Sysplex ワークロード・バランシングに対して使用されます。 db2.jcc.dumpPoolStatisticsOnScheduleFile 構成プロパティーを指定しな いと、グローバル・トランスポート・プールの統計は作成されません。 db2.jcc.maxTransportObjectIdleTime 未使用のトランスポート・オブジェクトが、グローバル・トランスポート・ オブジェクト・プール内に置かれてからこのプールから削除されるまでの期 間を秒数で指定します。トランスポート・オブジェクトは、接続コンセント レーターと Sysplex ワークロード・バランシングに対して使用されます。 db2.jcc.maxTransportObjectIdleTime 構成プロパティーのデフォルト値は 60 です。 db2.jcc.maxTransportObjectIdleTime を 0 より小さい値に設定 すると、未使用のトランスポート・オブジェクトは即時にプールから削除さ れます。このアクションは、重大な性能低下の原因になる可能性があるの で、お勧めしません。 db2.jcc.maxTransportObjectWaitTime db2.jcc.maxTransportObjects 値に達した場合に、アプリケーションがトラ ンスポート・オブジェクトを待機する最長期間を秒数で指定します。トラン スポート・オブジェクトは、接続コンセントレーターと Sysplex ワークロ ード・バランシングに対して使用されます。アプリケーションが、 db2.jcc.maxTransportObjectWaitTime 値よりも長い期間待機していると、 グローバル・トランスポート・オブジェクト・プールは SQLException をス ローします。 db2.jcc.maxTransportObjectWaitTime 構成プロパティーのデフォルト値は -1 です。負の値は、アプリケーションはいつまでも待機することを意味し ます。 db2.jcc.maxTransportObjects 接続コンセントレーターと Sysplex ワークロード・バランシング用のグロ ーバル・トランスポート・オブジェクト・プール内のトランスポート・オブ ジェクト数の上限を指定します。プール内のトランスポート・オブジェクト の数が db2.jcc.maxTransportObjects 値に達すると、 db2.jcc.maxTransportObjectIdleTime 値を超えた期間未使用のままである トランスポート・オブジェクトは、プールから削除されます。 db2.jcc.maxTransportObjects 構成プロパティーのデフォルト値は -1 で す。これは、グローバル・トランスポート・オブジェクト・プール内のトラ ンスポート・オブジェクト数には制限がないことを意味します。 db2.jcc.minTransportObjects 接続コンセントレーターと Sysplex ワークロード・バランシング用のグロ ーバル・トランスポート・オブジェクト・プール内のトランスポート・オブ ジェクト数の下限を指定します。 JVM の作成時には、プール内にはトラン スポート・オブジェクトはありません。トランスポート・オブジェクトは、 必要に応じてプールに追加されます。 db2.jcc.minTransportObjects 値に 達した後は、JVM が存続するかぎり、グローバル・トランスポート・オブジ ェクト・プール内のトランスポート・オブジェクトの数が db2.jcc.minTransportObjects 値より小さくなることはありません。 db2.jcc.minTransportObjects 構成プロパティーのデフォルト値は 0 で す。0 以下のすべての値は、グローバル・トランスポート・オブジェクト・ プールは空になってもかまわないことを意味します。 接続コンセントレーターおよび Sysplex ワークロード・バランシング用の DB2 Universal JDBC ドライバー DataSource プロパティー 以下の各 DB2 Universal JDBC ドライバー DataSource プロパティーが、接続 コンセントレーターおよび Sysplex ワークロード・バランシングで使用されま す。 enableConnectionConcentrator DB2 Universal JDBC ドライバーの接続コンセントレーター機能を使用可能 にするかどうかを指示します。接続コンセントレーター機能は、DB2 UDB for z/OS サーバーへの接続に対してのみ使用することができます。 enableConnectionConcentrator プロパティーのデータ・タイプはブールで す。デフォルトは false です。ただし、enableSysplexWLB を true に設定 した場合、デフォルトは true になります。 enableSysplexWLB DB2 Universal JDBC ドライバーの Sysplex ワークロード・バランシング機 能を使用可能にするかどうかを指示します。 Sysplex ワークロード・バラ ンシング機能は、DB2 UDB for z/OS サーバーへの接続に対してのみ使用す ることができます。 enableSysplexWLB プロパティーのデータ・タイプはブールです。デフォル トは false です。ただし、enableSysplexWLB を true に設定した場合、 enableConnectionConcentrator はデフォルトで true に設定されます。 maxTransportObjects 関連した DataSource オブジェクトとのすべての接続で使用できるトランス ポート・オブジェクトの最大数を指定します。トランスポート・オブジェク トは、接続コンセントレーターと Sysplex ワークロード・バランシングに 対して使用されます。接続コンセントレーターまたは Sysplex ワークロー ド・バランシングの使用を有効にするように enableConnectionConcentrator または enableSysplexWLB プロパティーが設定されていない場合、 maxTransportObjects 値は無視されます。 このプロパティーのデータ・タイプは整数 (int) です。 maxTransportObjects 値に達していない場合に、グローバル・トランスポー ト・オブジェクト・プール内に使用可能なトランスポート・オブジェクトが ないと、そのプールで新規のトランスポート・オブジェクトが作成されま す。 maxTransportObjects 値に達している場合は、アプリケーションは、 db2.jcc.maxTransportObjectWaitTime 構成プロパティーで指定された期間 待機します。その期間が経過した後、プール内に使用可能なトランスポー ト・オブジェクトがまだない場合、プールは SQLException をスローしま す。 maxTransportObjects プロパティーが、db2.jcc.maxTransportObjects 構成 プロパティーをオーバーライドすることはありません。 maxTransportObjects プロパティーには、他の DataSource オブジェクトか らの接続に対する効力はありません。 maxTransportObjects 値のほうが db2.jcc.maxTransportObjects 値より大きくても、maxTransportObjects に よって db2.jcc.maxTransportObjects 値が増やされることはありません。 maxTransportObjects プロパティーのデフォルト値は -1 です。これは、 DataSource 用のトランスポート・オブジェクトの数は、ドライバーの db2.jcc.maxTransportObjects 値によってのみ制限を受けることを意味しま す。 WebSphere Application Server で DB2 Universal JDBC ドライバーの接続コン セントレーターと Sysplex ワークロード・バランシング機能を使用可能にする 例 以下に示す手順は、WebSphere(R) Application Server で DB2 Universal JDBC ドライバーの接続コンセントレーターと Sysplex ワークロード・バランシング の機能を使用可能にする例を示しています。 前提条件 サーバーの要件は次のとおりです。 * WLM for z/OS * DB2 UDB for OS/390(R) and z/OS バージョン 7 以上 クライアントの要件は次のとおりです。 * DB2 Universal JDBC ドライバー (フィックスパック 10 レベルのもの) * WebSphere(R) Application Server バージョン 5.1 以上 手順 WebSphere Application Server で DB2 Universal JDBC ドライバーの接続コン セントレーターと Sysplex ワークロード・バランシングの機能を使用可能にす るには、次のようにします。 1. 以下のコマンドを、z/OS 上ではコマンド行プロセッサーで、UNIX(R) では システム・サービスで発行して、DB2 Universal JDBC ドライバーが接続コ ンセントレーターと Sysplex ワークロード・バランシングの機能をサポー トする正しいレベルであることを確認します。 java com.ibm.db2.jcc.DB2Jcc -version 出力で次のような行を見つけます。 [ibm][db2][jcc] Driver: IBM DB2 JDBC Universal Driver Architecture n n n は、2.7 以上でなければなりません。 2. ドライバーのもとで作成されるすべての DataSource インスタンスに対して 接続コンセントレーターまたは Sysplex ワークロード・バランシングが使 用可能になるように DB2 Universal JDBC ドライバーの構成プロパティーを 設定します。 構成プロパティーを、DB2JccConfiguration.properties ファイルに設定し ます。 a. DB2JccConfiguration.properties ファイルを作成するか、または既存の DB2JccConfiguration.properties ファイルを編集します。 b. 以下の構成プロパティーを設定します。 * db2.jcc.minTransportObjects * db2.jcc.maxTransportObjects * db2.jcc.maxTransportObjectWaitTime * db2.jcc.dumpPool * db2.jcc.dumpPoolStatisticsOnScheduleFile 次のような設定から開始します。 db2.jcc.minTransportObjects=0 db2.jcc.maxTransportObjects=1500 db2.jcc.maxTransportObjectWaitTime=-1 db2.jcc.dumpPool=0 db2.jcc.dumpPoolStatisticsOnScheduleFile= /home/WAS/logs/srv1/poolstats c. DB2JccConfiguration.properties のディレクトリー・パスを、WebSphere Application Server の DB2 Universal JDBC ドライバー・クラスパスに 追加します。 3. 接続コンセントレーターまたは Sysplex ワークロード・バランシングの機 能が使用可能になるように、DB2 Universal JDBC ドライバーのデータ・ソ ース・プロパティーを設定します。 WebSphere Application Server の管理コンソールで、アプリケーションが データベース・サーバーに接続するのに使用するデータ・ソースに対して次 のようなプロパティーを設定します。 * enableSysplexWLB * enableConnectionConcentrator * maxTransportObjects Sysplex ワークロード・バランシング機能に加えて、接続コンセントレー ター機能も必要であると想定します。次のような設定から開始します。 表 26. DB2 Universal JDBC ドライバーの接続コンセントレーターと Sysplex ワークロード・バランシング機能用のデータ・ソース・プロパティーの設定 例 +-------------------------+-------------------------------------------+ | プロパティー 設定 | +-------------------------+-------------------------------------------+ | enableSysplexWLB true1 | +-------------------------+-------------------------------------------+ | maxTransportObjects 100 | +---------------------------------------------------------------------+ | 注: | | 1. enableSysplexWLB プロパティーが true に設定されるので、enableCo | | nnectionConcentrator プロパティーは、デフォルトで true に設定されま | | す。 | +---------------------------------------------------------------------+ 4. WebSphere Application Server を再始動します。 DB2 Universal JDBC ドライバーの接続コンセントレーターと Sysplex ワークロ ード・バランシング機能のモニター方法 DB2 Universal JDBC ドライバーの接続コンセントレーターと Sysplex ワーク ロード・バランシングの機能をモニターするには、グローバル・トランスポー ト・オブジェクト・プールをモニターする必要があります。以下のいずれかの 方法で、グローバル・トランスポート・オブジェクト・プールをモニターする ことができます。 * DB2 Universal JDBC ドライバーの構成プロパティーを設定して開始される トレースを使用する。 * アプリケーション・プログラミング・インターフェースを使用する。 グローバル・トランスポート・オブジェクト・プールのモニターのための構成プ ロパティー db2.jcc.dumpPool、db2.jcc.dumpPoolStatisticsOnSchedule、および db2.jcc.dumpPoolStatisticsOnScheduleFile 構成プロパティーによって、グロ ーバル・トランスポート・オブジェクト・プールのトレースを制御します。 たとえば、以下の一連の構成プロパティーの設定では、Sysplex エラー・メッ セージとダンプ・プール・エラー・メッセージが 60 秒ごとに /home/WAS/logs/srv1/poolstats というファイルに書き込まれることになりま す。 db2.jcc.dumpPool=DUMP_SYSPLEX_MSG|DUMP_POOL_ERROR db2.jcc.dumpPoolStatisticsOnSchedule=60 db2.jcc.dumpPoolStatisticsOnScheduleFile=/home/WAS/logs/srv1/poolstats プール統計ファイル内の項目は次のようになります。 time Scheduled PoolStatistics npr:2575 nsr:2575 lwroc:439 hwroc:1764 coc:372 aooc:362 rmoc:362 nbr:2872 tbt:857520 tpo:10 各フィールドの意味は次のとおりです。 npr プールの作成以降にプールに対して DB2 Universal JDBC ドライバー から出された要求の総数。 nsr プールの作成以降にプールに対して DB2 Universal JDBC ドライバー から出されて正常に完了した要求の数。正常に完了した要求とは、プー ルからオブジェクトが戻されたことを意味します。 lwroc 再利用されたがプール内になかったオブジェクトの数。これは、接続オ ブジェクトがトランザクション境界でトランスポート・オブジェクトを 解放した場合に生じることがあります。後で、その接続オブジェクトが トランスポート・オブジェクトを必要としたときに、元のトランスポー ト・オブジェクトが他のどの接続オブジェクトによってもまだ使用され ていなければ、その接続オブジェクトは、そのトランスポート・オブジ ェクトを使用することができます。 hwroc プールから再利用されたオブジェクトの数。 coc プールの作成以降に DB2 Universal JDBC ドライバーが作成したオブ ジェクトの数。 aooc db2.jcc.maxTransportObjectIdleTime 構成プロパティーで指定され ていたアイドル時間を超過し、プールから削除されたオブジェクトの 数。 rmoc プールの作成以降にプールから削除されたオブジェクトの数。 nbr プールが最大容量に達したために、プールに対して DB2 Universal JDBC ドライバーから出されたがプールによってブロックされた要求の 数。ブロックされた要求が正常に完了するのは、 db2.jcc.maxTransportObjectWaitTime 構成値を超えて例外がスローされ る前にオブジェクトがプールに戻された場合です。 tbt プールでブロックされた要求のミリ秒単位の合計時間。アプリケーシ ョンが複数のスレッドを使用する場合、この時間は、アプリケーション の実行経過時間よりはるかに長くなる可能性があります。 tpo 現在プール内にあるオブジェクトの数。 グローバル・トランスポート・オブジェクト・プールのモニターのためのアプリ ケーション・プログラミング・インターフェース グローバル・トランスポート・オブジェクト・プールに関する統計を収集する アプリケーションを作成することができます。そのようなアプリケーションは、 DB2PoolMonitor クラスにオブジェクトを作成し、プールに関する情報を取得す るためにメソッドを呼び出します。 たとえば、以下のコードは、グローバル・トランスポート・オブジェクト・プ ールをモニターするためのオブジェクトを作成します。 import com.ibm.db2.jcc.DB2PoolMonitor; DB2PoolMonitor transportObjectPoolMonitor = DB2PoolMonitor.getPoolMonitor (DB2PoolMonitor.TRANSPORT_OBJECT); DB2PoolMonitor オブジェクトの作成後、以下のメソッドを使ってグローバル・ トランスポート・オブジェクト・プールをモニターすることができます。 getMonitorVersion 形式: public int getMonitorVersion() DB2 Universal JDBC ドライバーに付属している DB2PoolMonitor クラスの バージョンを取得します。 totalRequestsToPool 形式: public int totalRequestsToPool() プールの作成以降にプールに対して DB2 Universal JDBC ドライバーから出 された要求の総数を取得します。 successfullRequestsFromPool 形式: public int successfullRequestsFromPool() プールの作成以降にプールに対して DB2 Universal JDBC ドライバーから出 されて正常に完了した要求の数を取得します。正常に完了した要求とは、プ ールからオブジェクトが戻されたことを意味します。 numberOfRequestsBlocked 形式: public int numberOfRequestsBlocked() DB2 Universal JDBC ドライバーがプールに出した要求のうち、プールが最 大容量に達したためにプールによりブロックされた要求の数を取得します。 ブロックされた要求が正常に完了するのは、 db2.jcc.maxTransportObjectWaitTime 構成値を超えて例外がスローされる 前にオブジェクトがプールに戻された場合です。 totalTimeBlocked 形式: public long totalTimeBlocked() プールでブロックされた要求のミリ秒単位の合計時間を取得します。アプリ ケーションが複数のスレッドを使用する場合、この時間は、アプリケーショ ンの実行経過時間よりはるかに長くなる可能性があります。 lightWeightReusedObjectCount 形式: public int lightWeightReusedObjectCount() 再利用されたがプール内になかったオブジェクトの数を取得します。これ は、接続オブジェクトがトランザクション境界でトランスポート・オブジェ クトを解放した場合に生じることがあります。後で、その接続オブジェクト がトランスポート・オブジェクトを必要としたときに、元のトランスポー ト・オブジェクトが他のどの接続オブジェクトによってもまだ使用されてい なければ、その接続オブジェクトは、そのトランスポート・オブジェクトを 使用することができます。 heavyWeightReusedObjectCount 形式: public int heavyWeightReusedObjectCount() プールから再利用されたオブジェクトの数を取得します。 createdObjectCount 形式: public int createdObjectCount() プールの作成以降に DB2 Universal JDBC ドライバーが作成したオブジェク トの数を取得します。 agedOutObjectCount 形式: public int agedOutObjectCount() db2.jcc.maxTransportObjectIdleTime 構成プロパティーで指定されていた アイドル時間を超過し、プールから削除されたオブジェクトの数を取得しま す。 removedObjectCount 形式: public int removedObjectCount() プールの作成以降にプールから削除されたオブジェクトの数を取得します。 totalPoolObjects 形式: public int totalPoolObjects() 現在プール内にあるオブジェクトの数。 OleDbReportIsLongForLongTypes CLI/ODBC 構成キーワード OleDbReportIsLongForLongTypes キーワードは、以下のデータベース・サーバ ーでサポートされます。 * DB2 UDB for z/OS バージョン 6 (PTF UQ93891 を適用済み) * DB2 UDB for z/OS バージョン 7 (PTF UQ93889 を適用済み) * DB2 UDB for z/OS バージョン 8 (PTF UQ93890 を適用済み) * DB2 UDB for Linux、UNIX、および Windows バージョン 8.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 7 に相当) 以上 キーワードの説明: OLE DB フラグを DBCOLUMNFLAGS_ISLONG で LONG データ・タイプに します。 db2cli.ini キーワードの構文: OleDbReportIsLongForLongTypes = 0 | 1 同等のステートメント属性: SQL_ATTR_REPORT_ISLONG_FOR_LONGTYPES_OLEDB デフォルト設定: LONG タイプ (LONG VARCHAR、LONG VARCHAR FOR BIT DATA、LONG VARGRAPHIC、および LONG VARGRAPHIC FOR BIT DATA) には DBCOLUMNFLAGS_ISLONG フラグが設定されていません。これにより列が WHERE 節で使用されることがあります。 使用上の注意: OLE DB のクライアント・カーソル・エンジンと OLE DB .NET Data Provider の CommandBuilder は、IBM DB2 OLE DB Provider により提供される列情報に基づ いて更新および削除ステートメントを生成します。生成されたステートメント の WHERE 節に LONG タイプが使用されていると、LONG タイプは等価演算子で の検索に使用できないため、ステートメントは失敗します。キーワード OleDbReportIsLongForLongTypes を 1 に設定すると、IBM DB2 OLE DB Provider は、DBCOLUMNFLAGS_ISLONG フラグを設定して、LONG タイプ (LONG VARCHAR、 LONG VARCHAR FOR BIT DATA、LONG VARGRAPHIC、および LONG VARGRAPHIC FOR BIT DATA) を報告するようにします。これにより WHERE 節に長い列が使用され ないようになります。 OleDbSQLColumnsSortByOrdinal CLI/ODBC 構成キーワード OleDbSQLColumnsSortByOrdinal キーワードは、以下のデータベース・サーバー でサポートされます。 * DB2 UDB for z/OS バージョン 6 (PTF UQ93891 を適用済み) * DB2 UDB for z/OS バージョン 7 (PTF UQ93889 を適用済み) * DB2 UDB for z/OS バージョン 8 (PTF UQ93890 を適用済み) * DB2 UDB for Linux、UNIX、および Windows バージョン 8.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 7 に相当) 以上 キーワードの説明: OLE DB の IDBSchemaRowset::GetRowset(DBSCHEMA_COLUMNS) が、 ORDINAL_POSITION 列でソートされた行セットを戻します。 db2cli.ini キーワードの構文: OleDbSQLColumnsSortByOrdinal = 0 | 1 同等のステートメント属性: SQL_ATTR_SQLCOLUMNS_SORT_BY_ORDINAL_OLEDB デフォルト設定: IDBSchemaRowset::GetRowset(DBSCHEMA_COLUMNS) は、TABLE_ CATALOG、TABLE_SCHEMA、TABLE_NAME、COLUMN_NAME 列でソートされ た行セットを戻します。 使用上の注意: Microsoft OLE DB 仕様では、IDBSchemaRowset::GetRowset(DBSCHEMA_COLUMNS) が、TABLE_CATALOG、TABLE_SCHEMA、TABLE_NAME、COLUMN_NAME 列でソートされ た行セットを戻すことが必要です。 IBM DB2 OLE DB Provider は、この仕様に 準拠しています。ただし、Microsoft ODBC Bridge provider (MSDASQL) を使 用するアプリケーションは通常、ORDINAL_POSITION でソートされた行セットを 取得するようコード化されています。 OleDbSQLColumnsSortByOrdinal キーワ ードを 1 に設定すると、プロバイダーは ORDINAL_POSITION でソートされた行 セットを戻します。 IBM DB2 OLE DB Provider 用の DB2 Data Source プロパティー・グループ IBM DB2 OLE DB Provider には新規のプロパティー・グループ、DB2 Data Source が追加されました。 DB2 Data Source のプロパティー・セットは DBPROPSET_DB2DATASOURCE です。 プロパティー・セットの GUID は、 {0x8a80412a,0x7d94,0x4fec,{0x87,0x3e,0x6c,0xd1,0xcd,0x42,0x0d,0xcd}} で す。 DBPROPSET_DB2DATASOURCE には、次の 3 つのプロパティーがあります。 * DB2PROP_REPORTISLONGFORLONGTYPES * DB2PROP_RETURNCHARASWCHAR * DB2PROP_SORTBYORDINAL DB2PROP_REPORTISLONGFORLONGTYPES #define DB2PROP_REPORTISLONGFORLONGTYPES 4 Property group: DB2 Data Source Property set: DB2PROPSET_DATASOURCE Type: VT_BOOL Typical R/W: R/W Description: Report IsLong for Long Types OLE DB のクライアント・カーソル・エンジンと OLE DB .NET Data Provider の CommandBuilder は、IBM DB2 OLE DB Provider により提供される列情報に基づ いて更新および削除ステートメントを生成します。生成されたステートメント の WHERE 節に LONG タイプが使用されていると、LONG タイプは等価演算子で の検索に使用できないため、ステートメントは失敗します。 表 27. DB2PROP_REPORTISLONGFORLONGTYPES 値 +----------------+----------------------------------------------------+ | 値 | 意味 | +----------------+----------------------------------------------------+ | VARIANT_TRUE | IBM DB2 OLE DB Provider が、DBCOLUMNFLAGS_ISLONG | | | フラグを設定して、LONG タイプ (LONG VARCHAR、LONG | | | VARCHAR FOR BIT DATA、LONG VARGRAPHIC、および LONG | | | VARGRAPHIC FOR BIT DATA) を報告するようにします。 | | | これにより WHERE 節に長い列が使用されないようにな | | | ります。 | +----------------+----------------------------------------------------+ | VARIANT_FALSE | DBCOLUMNFLAGS_ISLONG は、LONG VARCHAR、LONG | | | VARCHAR FOR BIT DATA、LONG VARGRAPHIC、および LONG | | | VARGRAPHIC FOR BIT DATA には設定されません。これが | | | デフォルトです。 | +----------------+----------------------------------------------------+ DB2PROP_RETURNCHARASWCHAR #define DB2PROP_RETURNCHARASWCHAR 2 Property group: DB2 Data Source Property set: DB2PROPSET_DATASOURCE Type: VT_BOOL Typical R/W: R/W Description: Return Char as WChar 表 28. DB2PROP_RETURNCHARASWCHAR 値 +----------------+----------------------------------------------------+ | 値 | 意味 | +----------------+----------------------------------------------------+ | VARIANT_TRUE | OLE DB は、タイプ CHAR、VARCHAR、LONG VARCHAR、ま | | | たは CLOB の列を DBTYPE_WSTR として記述します。ISe | | | quentialStream で想定されるデータのコード・ページ | | | は、UCS-2 です。これがデフォルトです。 | +----------------+----------------------------------------------------+ | VARIANT_FALSE | OLE DB は、タイプ CHAR、VARCHAR、LONG VARCHAR、ま | | | たは CLOB の列を DBTYPE_STR として記述します。ISeq | | | uentialStream で想定されるデータのコード・ページ | | | は、クライアントのローカル・コード・ページです。 | +----------------+----------------------------------------------------+ DB2PROP_SORTBYORDINAL #define DB2PROP_SORTBYORDINAL 3 Property group: DB2 Data Source Property set: DB2PROPSET_DATASOURCE Type: VT_BOOL Typical R/W: R/W Description: Sort By Ordinal Microsoft OLE DB 仕様では、IDBSchemaRowset::GetRowset(DBSCHEMA_COLUMNS) が、TABLE_CATALOG、TABLE_SCHEMA、TABLE_NAME、COLUMN_NAME 列でソートされ た行セットを戻すことが必要です。 IBM DB2 OLE DB Provider は、この仕様に 準拠しています。ただし、Microsoft ODBC Bridge provider (MSDASQL) を使 用するアプリケーションは通常、ORDINAL_POSITION でソートされた行セットを 取得するようコード化されています。 表 29. DB2PROP_SORTBYORDINAL 値 +----------------+----------------------------------------------------+ | 値 | 意味 | +----------------+----------------------------------------------------+ | VARIANT_TRUE | プロバイダーは ORDINAL_POSITION でソートされた行セ | | | ットを戻します。 | +----------------+----------------------------------------------------+ | VARIANT_FALSE | プロバイダーは TABLE_CATALOG、TABLE_SCHEMA、 TABLE | | | _NAME、COLUMN_NAME でソートされた行セットを戻しま | | | す。これがデフォルトです。 | +----------------+----------------------------------------------------+ DB2Binder 構文図内の誤った URL 構文 トピック『DB2 Universal JDBC ドライバーのインストール』の DB2Binder 構 文図では、DB2 Universal JDBC ドライバーの URL 構文が誤って定義されてい ます。DB2Binder の URL 構文の正しい表現を次の図に示します。 DB2Binder の構文 +----------------------------------------------------------------------+ | >>-java--com.ibm.db2.jcc.DB2Binder------------------------------> | | | | >---url jdbc:db2://server-+---------+-/database-----------------> | | '-:--port-' | | | | >---user user-ID---password password--+---------------+---------> | | '--size integer-' | | | | >--+-----------------------------+------------------------------> | | '--collection collection-name-' | | | | >--+-------------------------------+--+-------+---------------->< | | | .-,------------. | '--help-' | | | V | | | | '--tracelevel ---trace-option-+-' | +----------------------------------------------------------------------+ DB2 Universal JDBC ドライバー・クライアントの転送 クライアント・アプリケーションは、Linux、UNIX、および Windows 版 DB2 Universal Database (UDB) の自動クライアント転送機能を使用すると、サーバ ーとの通信の消失からリカバリーできるため、最小限の中断で作業を継続する ことができます。 サーバーがロックすると、そのサーバーに接続している各クライアントは通信 エラーを受け取り、接続が終了して、アプリケーション・エラーになります。 可用性が重要である場合は、重複セットアップまたはフェイルオーバー・サポ ートが必要です。フェイルオーバーは、別のサーバーが失敗したときに、操作 を引き継ぐサーバーの機能です。いずれの場合にも、DB2 Universal JDBC ドラ イバー・クライアントは、新規サーバーまたは元のサーバーへの接続を再確立 しようとします。接続先はフェイルオーバー・ノード上で実行している可能性 があります。接続が再確立された場合、アプリケーションはトランザクション 障害を通知する SQLException を受け取りますが、アプリケーションは次のト ランザクションを続行できます。 制約事項 * DB2 Universal JDBC ドライバーのクライアント転送サポートを使用できる のは、javax.sql.DataSource インターフェースを使用する接続の場合のみ です。 * クライアント・アプリケーションが通信の消失からリカバリーするには、事 前にサーバーに代替サーバーのロケーションが指定されている必要がありま す。データベース管理者が、代替サーバーを UPDATE ALTERNATE SERVER FOR DATABASE コマンドで指定します。 手順 データベース管理者がサーバー・インスタンスの特定のデータベースで代替サ ーバーのロケーションを指定した後、1 次および代替サーバーのロケーション が接続時にクライアントに戻されます。 DB2 Universal JDBC ドライバーは、 Referenceable オブジェクト DB2ClientRerouteServerList を作成して、その インスタンスを一時メモリーに格納します。通信が失われた場合、DB2 Universal JDBC ドライバーは、サーバーから戻されたサーバー情報を使用し て、接続の再確立を試行します。 clientRerouteServerListJNDIName DataSource プロパティーは、追加のクライ アント転送サポートをクライアントで提供します。 clientRerouteServerListJNDIName には次の 2 つの機能があります。 * 代替サーバー情報を JVM 全体で持続できます。 * データベース・サーバーへの最初の接続が失敗した場合に備えて、代替サー バーのロケーションを提供します。 clientRerouteServerListJNDIName は、代替サーバー情報の JNDI リポジトリ ー内で DB2ClientRerouteServerList インスタンスへの JNDI 参照を識別しま す。1 次サーバーへの接続が成功すると、そのサーバーからの情報により、 clientRerouteServerListJNDIName によって提供される代替サーバー情報が上 書きされます。 DB2 Universal JDBC ドライバーは、 clientRerouteServerListJNDIName プロパティーが定義されていると、フェイ ルオーバー後に、更新された情報を JNDI ストアに伝搬しようとします。 clientRerouteServerListJNDIName が指定されると、 DB2ClientRerouteServerList に指定された 1 次サーバー情報が接続に使用さ れます。1 次サーバーが指定されない場合は、データ・ソースに指定された serverName 情報が使用されます。 DB2ClientRerouteServerList は、次の 4 つのプロパティーを持つシリアライ ズ可能な Java Bean です。 * alternateServerName * alternatePortNumber * primaryServerName * primaryPortNumber これらのプロパティーにアクセスする getter および setter メソッドが用意 されています。DB2ClientRerouteServerList クラスの定義は、次のとおりで す。 package com.ibm.db2.jcc; public class DB2ClientRerouteServerList implements java.io.Serializable, javax.naming.Referenceable { public String[] alternateServerName; public synchronized void setAlternateServerName(String[] alternateServer); public String[] getAlternateServerName(); public int[] alternatePortNumber; public synchronized void setAlternatePortNumber(int[] alternatePortNumberList); public int[] getAlternatePortNumber(); public synchronized void setPrimaryServerName (String primaryServerName); public String getPrimaryServerName (); public synchronized void setPrimaryPortNumber (int primaryPortNumber) public int getPrimaryPortNumber (); } 新しく確立されたフェイルオーバー接続は、サーバー名とポート番号は除き、 元のデータ・ソース・プロパティーで構成されます。さらに、元の接続中に変 更されたすべての DB2 UDB 特殊レジスターは、DB2 Universal Driver JDBC ド ライバーにより、フェイルオーバー接続で再確立されます。 通信障害が発生すると、DB2 Universal JDBC ドライバーは、まず 1 次サーバ ーに対するリカバリーを試行します。これに失敗すると、ドライバーは代替ロ ケーションに接続しようとします (フェイルオーバー)。接続が再確立された 後、ドライバーは、SQLCODE -4498 とともに java.sql.SQLException をアプリ ケーションにスローし、代替サーバーへの接続が自動的に再接続されたことを アプリケーションに通知します。その後、アプリケーションはトランザクショ ンを再試行できます。 DB2ClientRerouteServerList を永続にするための手順 ストレージをセットアップして DB2ClientRerouteServerList を永続にするに は、以下の手順を実行します。 1. DB2ClientRerouteServerList のインスタンスを作成して、そのインスタン スを JNDI レジストリーにバインドします。例えば、次のようにします。 // Create a starting context for naming operations InitialContext registry = new InitialContext(); // Create a DB2ClientRerouteServerList object DB2ClientRerouteServerList address=new DB2ClientRerouteServerList(); // Set the port number and server name for the primary server address.setPrimaryPortNumber(50000); address.setPrimaryServerName("mvs1.sj.ibm.com"); // Set the port number and server name for the alternate server int[] port = {50002}; String[] server = {"mvs3.sj.ibm.com"}; address.setAlternatePortNumber(port); address.setAlternateServerName(server); registry.rebind("serverList", address); 2. DB2ClientRerouteServerList オブジェクトの JNDI 名を DataSource プロ パティー clientRerouteServerListJNDIName に割り当てます。例えば、次 のようにします。 datasource.setClientRerouteServerListJNDIName("serverList"); DB2 Universal JDBC ドライバー構成プロパティーのカスタマイズ DB2 Universal JDBC ドライバーの構成プロパティーによって、そのドライバー 全体にわたる有効範囲を持つプロパティー値を設定できます。それらの設定値 は、アプリケーションおよび DataSource インスタンス全体に適用されます。 アプリケーションのソース・コードや DataSource の特性を変更せずに、設定 値を変更できます。 それぞれの DB2 Universal JDBC ドライバー構成プロパティー設定の形式は、 次のとおりです。 property=value 構成プロパティーが db2.jcc.override で始まる場合は、構成プロパティーは すべての接続に適用でき、同じプロパティー名を持つ Connection または DataSource プロパティーをオーバーライドします。構成プロパティーが db2.jcc または db2.jcc.default で始まる場合は、構成プロパティー値がデフ ォルトになります。その値は Connection または DataSource プロパティー設 定値でオーバーライドされます。 手順 構成プロパティーを設定するには、以下のようにします。 * 構成プロパティーを Java システム・プロパティーとして設定します。それ らの設定値は、他のすべての設定値をオーバーライドします。 スタンドアロン Java アプリケーションの場合、java コマンドの実行時に それぞれの構成プロパティーに対して -Dproperty=value を指定することに より、構成プロパティーを Java システム・プロパティーとして設定できま す。 * db2.jcc.propertiesFile Java システム・プロパティー内で名前を指定した リソース内で、構成プロパティーを設定します。例えば、 db2.jcc.propertiesFile 値に対して、絶対パス名を指定できます。 スタンドアロン Java アプリケーションの場合、java コマンドの実行時に -Ddb2.jcc.propertiesFile=path オプションを指定することによって構成プ ロパティーを設定できます。 * DB2JccConfiguration.properties という名のリソース内で構成プロパティ ーを設定します。標準 Java リソース検索を使用して、 DB2JccConfiguration.properties を検出します。 DB2 Universal JDBC ド ライバーがこのリソースを検索するのは、db2.jcc.propertiesFile Java シ ステム・プロパティーを設定していなかった場合のみです。 DB2JccConfiguration.properties は、スタンドアロン・ファイルである場 合と、JAR ファイルに組み込まれている場合があります。 DB2JccConfiguration.properties がスタンドアロン・ファイルの場合は、 DB2JccConfiguration.properties のパスが CLASSPATH 連結内にある必要が あります。 DB2JccConfiguration.properties が JAR ファイル内にある場合は、JAR フ ァイルが CLASSPATH 連結内にある必要があります。 以下の DB2 Universal JDBC ドライバー構成プロパティーを設定できます。す べてのプロパティーはオプションです。 db2.jcc.override.traceFile DB2 Universal JDBC ドライバーの Java ドライバー・コードのトレ ースを使用可能に設定し、トレース・ファイル名の基になる名前を指 定します。 db2.jcc.override.traceFile プロパティー値の完全修飾ファイル名 を指定します。 db2.jcc.override.traceFile プロパティーは、Connection または DataSource オブジェクトの traceFile プロパティーをオーバーライ ドします。 例えば、以下の設定を db2.jcc.override.traceFile に対して指定す ると、DB2 Universal JDBC ドライバー Java コードの、 /SYSTEM/tmp/jdbctrace という名前のファイルへのトレースが使用可 能に設定されます。 db2.jcc.override.traceFile=/SYSTEM/tmp/jdbctrace トレース・プロパティーは、IBM ソフトウェア・サポートの指示を受 けて設定してください。 db2.jcc.sqljUncustomizedWarningOrException カスタマイズされていない SQLJ アプリケーションの実行時に DB2 Universal JDBC ドライバーが実行するアクションを指定します。 db2.jcc.sqljUncustomizedWarningOrException には、以下の値を指 定できます。 0 DB2 Universal JDBC ドライバーは、カスタマイズされて いない SQLJ アプリケーションの実行時に、警告または例 外を生成しません。これがデフォルトです。 1 DB2 Universal JDBC ドライバーは、カスタマイズされてい ない SQLJ アプリケーションの実行時に、警告を生成しま す。 2 DB2 Universal JDBC ドライバーは、カスタマイズされてい ない SQLJ アプリケーションの実行時に、例外を生成しま す。 db2secFreeToken 関数が除去された db2secFreeToken 関数 (トークンによって保持される空きメモリー) が、 db2secGssapiServerAuthFunctions_1 ユーザー認証プラグイン API の一部では なくなりました。 カスタム・セキュリティー・プラグインのデプロイメントには注意が必要 セキュリティー・プラグインのデプロイメントが適切にコード化、検討、およ びテストされていないと、DB2 Universal Database (UDB) インストールの整合 性が損なわれることがあります。DB2 UDB では一般的な種類の多くの障害に対 して予防措置を講じていますが、ユーザー作成のセキュリティー・プラグイン がデプロイされた場合、完全な整合性を保証できません。 セキュリティー・プラグイン 独自のカスタマイズ済みセキュリティー・プラグインを使用する場合、CLP ま たは動的 SQL ステートメントによって発行される接続ステートメントで、最大 255 文字のユーザー ID を使用できます。 セキュリティー・プラグイン API db2secGetGroupsForUser、db2secValidatePassword、および db2secGetAuthIDs API の場合、入力パラメーター dbname はヌルでも問題ありません。その場 合、それに対応する長さ入力パラメーター dbnamelen は 0 に設定されます。 セキュリティー・プラグインの命名規則 (Linux および UNIX) .so は、すべての Linux および UNIX プラットフォームで、ユーザー作成のセ キュリティー・プラグイン・ライブラリーのファイル名拡張子として受け入れ られるようになりました。 AIX では、セキュリティー・プラグイン・ライブラリーの拡張子は .a または .so とすることができます。両方のバージョンのプラグイン・ライブラリーが 存在する場合は、.a バージョンが使用されます。 PA-RISC 上の HP-UX では、セキュリティー・プラグイン・ライブラリーの拡張 子は .sl または .so とすることができます。両方のバージョンのプラグイ ン・ライブラリーが存在する場合は、.sl バージョンが使用されます。 他のすべての Linux および UNIX プラットフォームでは、.so が、セキュリテ ィー・プラグイン・ライブラリーに対してサポートされる唯一のファイル名拡 張子です。 セキュリティー・プラグイン・ライブラリーに関する制約事項 AIX では、セキュリティー・プラグイン・ライブラリーのファイル名拡張子は .a または .so とすることができます。プラグイン・ライブラリーをロードす るために使用されるメカニズムは、使用される拡張子によって異なります。 ファイル名拡張子が .a のプラグイン・ライブラリー ファイル名拡張子が .a のプラグイン・ライブラリーは、共用オブジ ェクト・メンバーを含むアーカイブであると見なされます。これらの メンバーは、shr.o (32 ビット) または shr64.o (64 ビット) と命 名しなければなりません。単一のアーカイブに 32 ビットと 64 ビッ トの両方のメンバーを含めて、これを両方のタイプのプラットフォー ムに配置することができます。 例えば、32 ビットのアーカイブ・スタイル・プラグイン・ライブラ リーを作成するには、次のようにします。 xlc_r -qmkshrobj -o shr.o MyPlugin.c -bE:MyPlugin.exp ar rv MyPlugin.a shr.o ファイル名拡張子が .so のプラグイン・ライブラリー ファイル名拡張子が .so のプラグイン・ライブラリーは、動的にロ ード可能な共用オブジェクトであると見なされます。そのようなオブ ジェクトは、作成されたときに使用されたコンパイラーおよびリンカ ー・オプションによって、32 ビットまたは 64 ビットのいずれかに なります。例えば、32 ビットのプラグイン・ライブラリーを作成す るには、次のようにします。 xlc_r -qmkshrobj -o MyPlugin.so MyPlugin.c -bE:MyPlugin.exp AIX 以外の他のすべてのプラットフォームの場合、セキュリティー・プラグイ ン・ライブラリーは常に動的ロード可能共用オブジェクトであると見なされま す。 DB2 Universal JDBC ドライバー用の GSS-API プラグインのサポート DB2 UDB バージョン 8.2 for Linux、UNIX、Windows のリリースによって、プ ラグイン (ロード可能なライブラリー) の形式で独自の認証メカニズムを作成 することができます。DB2 UDB エンジンは、これらのプラグインをロードし、 アクセスしてユーザー認証を実行します。Java で書かれたカスタマー・アプリ ケーションをサポートするため、DB2 Universal JDBC ドライバーは、DB2 UDB V8.2 フィックスパック 4 でセキュリティー・プラグイン・サポートを提供し ます。 プラグイン認証の実行に DB2 Universal JDBC ドライバーを使用する Java ア プリケーションの場合、ユーザーは抽象クラス com.ibm.db2.jcc.DB2JCCPlugin を拡張し、以下のプロパティーを設定することにより、独自のプラグインをイ ンプリメントする必要があります。 * ユーザー ID およびパスワード: 認証に使用されるユーザー信用証明情報 * プラグイン名: サーバー・サイドでプラグイン・モジュールの名前を指定す る * セキュリティー・メカニズム: 必ずプラグイン・セキュリティーに設定する * プラグイン: クライアント・アプリケーション・サイドでプラグイン・モジ ュールを指定する 次の例に注目してください。 java.util.Properties properties = new java.util.Properties(); properties.put("user", "db2admin"); properties.put("password", "admindb2"); properties.put("pluginName", "gssapi_simple"); properties.put("securityMechanism", new String(""+com.ibm.db2.jcc.DB2BaseDataSource.PLUGIN_SECURITY+"")); properties.put("plugin", new JCCSimpleGSSPlugin()); Connection con = java.sql.DriverManager.getConnection(url, properties); GSS-API セキュリティー・プラグインはマルチフロー認証をサポートしない GSS-API 認証は、クライアントからサーバーへの 1 つのトークンのフロー、お よびサーバーからのクライアントへの 1 つのトークンのフローに制限されてい ます。これらのトークンは、クライアントの場合 gss_init_sec_context()、サ ーバーの場合 gss_accept_sec_context() で取得できます。GSS-API プラグイ ンが追加フローを試みると、セキュリティー・プラグインの予期しないエラー が発生し、接続が失敗します。 GSS-API セキュリティー・プラグインはメッセージ暗号化と署名をサポートしな い メッセージ暗号化と署名は、GSS-API セキュリティー・プラグインでは使用で きません。 スタンドアロン・アプリケーションのトランザクションの暗黙的な終了 オペレーティング・システムに関係なく、アプリケーションの終了 (正常また は異常) が生じると必ず、未解決の作業単位が暗黙的にロールバックします。 分散トランザクション・サポート DB2 Universal Database (UDB) バージョン 8.2 の「新機能」の『DB2 Universal JDBC ドライバーの改善』セクションにおいて分散トランザクショ ン・サポートの情報が誤っています。このセクションの最後の文は不正確で す。正しい情報は、以下のとおりです。 バージョン 8.2 では、DB2 UDB は、XA 仕様に準拠する分散トランザクション 処理をサポートします。このサポートで、Java 2 プラットフォーム Enterprise Edition (J2EE) Java トランザクション・サービス (JTS) および Java Transaction API (JTA) 仕様を実装します。 アプリケーション開発: サーバー・アプリケーションのプログラミング 共通言語ランタイム (CLR) プロシージャーによる複数の結果セット 共通言語ランタイム (CLR) プロシージャーによって戻される結果セットの最大 数は限定されています。この限度は、DB2 .NET データ・プロバイダーが接続内 で同時に開いてサポートできる DB2DataReader オブジェクトの最大数によって 決定されます。並行アクティブ・データ・リーダー・サポートにより、接続内 で複数の DB2DataReader オブジェクトを開くことができます。こうして、CLR プロシージャーから複数の結果セットが戻されます。 共通言語ランタイム (CLR) ルーチン実行制御モード (EXECUTION CONTROL 節) データベース管理者またはアプリケーション開発者は、実行時のルーチンのア クションを制限することにより、DB2 Universal Database (UDB) 外部ルーチン に関連したアセンブリーを、望まない改ざんから保護する必要があります。 DB2 .NET CLR ルーチンは、実行時にルーチンがどのタイプのアクションの実行を許 可されるかを識別する、実行制御モードの指定をサポートします。実行時に DB2 UDB は、ルーチンがその指定された実行制御モードの有効範囲を越えてアクシ ョンを実行しようとしたかを検出することができます。これは、アセンブリー が危害を受けていないかどうかを判断する際に役立ちます。 CLR ルーチンの実行制御モードを設定するには、ルーチンの CREATE ステート メント内のオプションの EXECUTION CONTROL 節を指定します。有効なモードは 以下のとおりです。 * SAFE * FILEREAD * FILEWRITE * NETWORK * UNSAFE 既存の CLR ルーチンの実行制御モードを変更するには、ALTER PROCEDURE また は ALTER FUNCTION ステートメントを実行します。 CLR ルーチンに EXECUTION CONTROL 節が指定されていない場合は、デフォルト で、CLR ルーチンは最も制限の厳しい実行制御モードである SAFE を使用して 実行されます。この実行制御モードを指定して作成されたルーチンは、データ ベース・マネージャーによって制御されるリソースにのみアクセスできます。 制限がより緩やかな実行制御モードでは、ルーチンはローカル・ファイル・シ ステム上 (FILEREAD または FILEWRITE) またはネットワーク上のファイルにア クセスすることができます。実行制御モード UNSAFE は、ルーチンの動作に制 限を設けないことを指定します。UNSAFE 実行制御モードを定義されたルーチン は、バイナリー・コードを実行できます。 これらの制御モードは、許容されるアクションの階層を表しており、高い水準 のモードには、それより下の階層において許可されるアクションが含まれま す。例えば、実行制御モード NETWORK では、ルーチンはネットワーク上のファ イル、ローカル・ファイル・システム上のファイル、およびデータベース・マ ネージャーによって制御されるリソースにアクセスできます。可能な限り最も 制限が厳しい実行制御モードを使用するようにし、UNSAFE モードの使用は避け てください。 DB2 UDB が実行時に、CLR ルーチンがその実行制御モードの有効範囲外でアク ションを試行していることを検出した場合、DB2 UDB はエラー (SQLSTATE 38501) を戻します。 EXECUTION CONTROL 節は、LANGUAGE CLR ルーチンに対してのみ指定できます。 EXECUTION CONTROL 節の適用度の有効範囲は、.NET CLR ルーチン自体に限定さ れ、それが呼び出す他のルーチンには拡張されません。 共通言語ランタイム (CLR) ルーチンにおける最大の 10 進数精度および位取り DB2 Universal Database (UDB) における DECIMAL データ・タイプは、31 桁の 精度と 28 桁の位取りで表記されます。 .NET CLR System.Decimal データ・タ イプは、29 桁の精度と 28 桁の位取りに限定されます。したがって、DB2 UDB 外部 CLR ルーチンは System.Decimal データ・タイプ変数に、(2^96)-1 (29 桁の精度と 28 桁の位取りを使用して表記できる最高値) より大きい値を割り 当ててはなりません。そのような値を割り当てると、DB2 UDB はランタイム・ エラーを発します (SQLSTATE 22003、SQLCODE -413)。 ルーチン CREATE ステートメントの実行時に、DECIMAL データ・タイプ・パラ メーターが 28 より大きい位取りで定義されている場合、DB2 UDB はエラーを 発します (SQLSTATE 42611、SQLCODE -604)。 コマンドの解説 db2licm - ライセンス管理ツール・コマンドのパラメーターの説明 このドキュメンテーション更新は、db2licm コマンドの -p パラメーターに適 用されます。キーワード MEASURED は有効ではなくなりました。DB2 はこれを 無視します。 RESTORE DATABASE コマンド TSM の例 TSM の例 (例 6) で、TSM オプションを囲む単一引用符が欠落しています。正 しい記述は次のとおりです。 * 引用符で区切られているストリングの指定 db2 restore db sample use TSM options "'-fromnode bar -fromowner dmcinnis'" db2demigdbd の使用例 以下の db2demigdbd の使用例は、オペレーティング・システムにより編成され たものです。 UNIX および Linux 上でシステム・データベース・ディレクトリー・ファイル の移行を解除する方法は次のとおりです。 db2demigdbd $HOME/sqllib 1 UNIX および Linux 上でローカル・システム・データベース・ディレクトリ ー・ファイルの移行を解除する方法は次のとおりです。 db2demigdbd ~/user/NODE0000 1 UNIX および Linux 上でシステムと、インスタンス中のすべてのローカル・デ ータベース・ディレクトリー・ファイルの移行を解除する方法は次のとおりで す。 db2demigdbd $HOME/sqllib 2 Windows 上でシステム・データベース・ディレクトリー・ファイルの移行を解 除する方法は次のとおりです。 db2demigdbd d:\sqllib\db2 1 ここで、db2 は現行のインスタンスです。 Windows 上でローカル・システム・データベース・ディレクトリー・ファイル の移行を解除する方法は次のとおりです。 db2demigdbd d:\db2\NODE0000 1 Windows 上でシステムと、インスタンス中のすべてのローカル・データベー ス・ディレクトリー・ファイルの移行を解除する方法は次のとおりです。 db2demigdbd d:\sqllib\db2 2 使用上の注意: db2updv8 コマンドを実行してシステム・カタログを現行のバージョン 8 レベ ルに更新してしまうと、V 8.1 にレベルを下げることはサポートされていませ ん。 追加情報: データベース・パーティション・フィーチャー (DPF) 環境でコマンドを実行す る方法の例については、 http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=71&uid=swg21217949 にある技術 情報を参照してください。 db2ckbkp コマンド使用上の注意の訂正 '-p' オプションは各オブジェクト・タイプのページ数を表示します。ただし、 'p' オプションを指定した db2ckbkp コマンドの出力は、バックアップが DMS 表スペース・データに対して実行された場合、すべての異なるオブジェクト・ タイプのページ数を表示することはありません。この場合、すべてのページの 合計を SQLUDMSTABLESPACEDATA として表示するだけです。 DMS 表スペースの SQLUDMSLOBDATA および SQLUDMSLONGDATA にはゼロの値が表示されます。 バックアップが DMS 表スペース・データに対して実行された db2ckbkp -p の 出力例の一部を以下に示します。 SQLUDMSTABLESPACEDATA (0c): 87 SQLUDMSLOBDATA (0e): 0 SQLUDMSLONGDATA (0f): 0 データベース・オブジェクトおよび ID の命名規則 データベースや表などのデータベース・マネージャー・オブジェクトの命名 時、以下の規則が適用されます。 * データベース・マネージャー・オブジェクトの名前を表す文字ストリングに は、文字 a-z、A-Z、0-9、@、#、および $ を含めることができます。 * 注記されていない限り、名前は小文字で入力できます。ただし、データベー ス・マネージャーはそれらの名前を大文字として処理します。 この規則の例外は、Systems Network Architecture (SNA) の下の名前を表 す文字ストリングです。論理装置名 (partner_lu および local_lu) など、 多くの値で大/小文字を区別します。これらの用語に対応する SNA 定義に表 示されているとおりに名前を入力することが必要です。 * データベース名またはデータベース別名は、1 - 8 文字の英字、数字、また は前述の情報で説明されたセットからのキーボード文字から成る、固有の文 字ストリングです。 データベースは、システムおよびローカル・データベース・ディレクトリー において、別名ごとに 1 つのフィールドに、またオリジナル名ごとに別の フィールドにカタログされます。ほとんどの関数について、データベース・ マネージャーはデータベース・ディレクトリーの別名フィールドに入力され た名前を使用します。例外は CHANGE DATABASE COMMENT および CREATE DATABASE で、ディレクトリー・パスの指定が必要です。 * 表またはビューの名前または別名は、長さが 1 - 128 文字の固有の文字ス トリングである SQL ID です。列名の長さは 1 - 30 文字です。 完全修飾の表名は、schema.tablename で構成されます。スキーマは、その もとで表が作成された固有のユーザー ID です。宣言済み一時表のスキーマ 名は SESSION でなければなりません。 * ノード・ディレクトリーでカタログされるリモート・ノードのローカル別名 の長さは、8 文字を超えることはできません。 * ストリングの先頭文字は、英字、@、#、または $ でなければなりません。 数字や、SYS、DBM、または IBM という文字シーケンスであってはなりませ ん。 以下の規則は、ユーザー ID および認証 ID の命名時に適用されます。 * データベース・マネージャー・オブジェクトの名前を表す文字ストリングに は、a-z、A-Z、0-9、@、#、および $ を含めることができます。 * セキュリティー・プラグインによってサポートされている場合は、ユーザー ID およびグループに追加の文字 _、!、%、(、)、{、}、-、.、^ を含める こともできます。 * !、%、(、)、{、}、-、.、^ のいずれかを含むユーザー ID およびグループ は、コマンド行プロセッサーを使用して入力される場合、引用符で区切るこ とが必要です。 * ストリングの先頭文字は、英字、@、#、または $ でなければなりません。 数字や、SYS、DBM、または IBM という文字シーケンスであってはなりませ ん。 * 認証 ID は、Windows 32 ビット・オペレーティング・システム では 30 文 字、他のすべてのオペレーティング・システムでは 8 文字を超えることは できません。 * グループ ID の長さは、30 文字を超えることはできません。 REORGCHK コマンド REORGCHK コマンド内で使用される索引統計公式が改訂されました。新しい公式 とその説明は次のとおりです。 * 公式 F5: 100 * (KEYS * (ISIZE + LEAF_REC_OVERHEAD) + (CARD - KEYS) * DUPKEYSIZE ) / ((NLEAF - NUM EMPTY LEAFS - 1) * (INDEXPAGESIZE - 96) > MIN(50, (100 - PCTFREE)) ここで、LEAF_REC_OVERHEAD = 9、DUPKEYSIZE = 5 です。 索引内に 50% を超えるフリー・スペースがある場合や、PCTFREE が 50 よ り大きいときに索引内に PCTFREE% を超えるフリー・スペースがある場合、 再編成をお勧めします。この公式が検査されるのは、NLEAF - NUM EMPTY LEAFS - 1 の値が 0 より大きい場合のみです (割り振られた最後のリー フ・ページには通常は記入されないので、NLEAF の値から 1 が減算されま す)。 * 公式 F6: (100 - PCTFREE) * [ Floor((100 - min(10, PCTFREE)) / 100 * (INDEXPAGESIZE - 96) / (ISIZE + NONLEAF_REC_OVERHEAD)) ** (NLEVELS - 2)] * (INDEXPAGESIZE - 96) / (KEYS * (ISIZE + LEAF_REC_OVERHEAD) + (CARD - KEYS) * DUPKEYSIZE) < 100 ここで、NONLEAF_REC_OVERHEAD = 12 です。 索引の再作成を決定することは、ツリーのレベル数を減少させるかもしれま せん。この公式は現行のツリーよりも 1 つ低いレベルの索引ツリー内にあ るスペースの量と必要なスペースの量との比率を検査します。 1 つ低いレ ベルのツリーを作成しても PCTFREE が使用可能であれば、再編成をお勧め します。索引項目の実際の数は、NLEVELS - 1 索引ツリーが処理できる項目 数の 90% を超えている (または 100 - PCTFREE である) 必要があります (NLEVELS > 1 の場合のみ検査されます)。 注: すべての公式は、統計をベースとします。統計と、そのような公式の結果 は、概算でしかありません。この情報を念頭に置いて、REORGCHK の結果 を検討する必要があります。 REORG INDEXES/TABLE コマンド 索引または表を再編成します。 REORG INDEXES ALL FOR TABLE table-name オプションは、索引データをフラグ メント化されていない物理的に連続したページに再作成することによって、表 に定義されたすべての索引を再編成します。索引オプションの CLEANUP ONLY オプションを指定すると、索引を再作成しないでクリーンアップが実行されま す。宣言済み一時表にある索引に対してこのコマンドを使用すると、SQLSTATE 42995 エラーが戻されます。 REORG TABLE table-name オプションは、フラグメント化されたデータを消去す るために行を再作成、および情報を縮小化することによって、表を再編成しま す。表の再編成は、以下の 2 つの方法のいずれかで行います。 従来の方式 再編成の第 1 段階において、データへの限定付き読み取り専用アク セスのみが可能です。 インプレース方式 再編成中ずっとデータにアクセスできますが、データの完全な順序付 けは確保されません。表のインプレース再編成が可能なのは、タイプ 2 の索引があって拡張索引がない表の場合だけです。 いずれかのタイプの再編成を選ぶと、表の再編成後にその表の索引が再作成さ れます。ただし、インプレース方式の場合、索引の再編成は完全ではないの で、索引のフラグメント化を削減したり、索引オブジェクト・スペースを再利 用するために、後で索引を再編成する必要が生じることがあります。 例 DB2 Universal Database(TM) (UDB) バージョン 7 におけるデフォルトのよう な従来方式 (オフライン) の REORG TABLE の場合、以下のコマンドを入力しま す。 db2 reorg table employee index empid allow no access indexscan longlobdata 注: デフォルトは、DB2 UDB バージョン 8 では異なります。 使用上の注意 DB2 UDB では、従来の方式とインプレース方式の 2 つの方法で表を再編成でき ます。通常は従来の表再編成の方が高速ですが、再編成中にアプリケーション に表への書き込みアクセス権限がない場合にのみ、この方式を使用すべきです。 この制約事項を適用できない環境では、インプレース再編成の方が遅くても、 通常のデータ・アクセスが続行される間にバックグラウンドで実行されるとい う利点があります。 従来方式による表再編成は最も高速です (とくに、LOB データや LONG データ を再編成する必要のない場合)。しかも、表の再編成後に、索引は完全な順序で 再作成されます。読み取り専用アプリケーションは、再編成の最終段階を除い て元の表にアクセスすることができます。再編成の最終段階では、永続表が表 のシャドー・コピーに置き換わり、索引が再作成されます。 インプレース方式の表再編成のほうが遅く、データの完全な順序付けも確保さ れませんが、再編成中にアプリケーションから表にアクセスすることができま す。さらに、適切な権限を持ってさえいれば誰でも、スキーマおよび表名を使 用してインプレース表再編成を一時停止して後で再開することができます。 更新された制約事項 REORG ユーティリティーでは、ニックネームの使用はサポートされません。 * REORG TABLE コマンドは、宣言一時表に対してはサポートされていません。 * REORG TABLE コマンドは、ビューに対しては使用できません。 * 表の再編成は、範囲クラスター化表との互換性がありません。表の範囲領域 は常に、クラスター化されているからです。 * オフラインの表再編成では、再編成を実行しながら、表が置かれている表ス ペースのオンライン・バックアップ操作を行うことはできません。 * SMS 表のオンラインの表再編成では、再編成を実行しながら、表が置かれて いる表スペースのオンライン・バックアップ操作を行うことはできません。 * DMS 表のオンラインの表再編成では、再編成を実行しながら、表が置かれて いる表スペースのオンライン・バックアップ操作を行うことができます。切 り捨て段階で、再編成操作のロック待機が生じることがあります。 * REORG TABLE は、索引拡張子に基づく索引を使用できません。 BACKUP DATABASE コマンド 使用上の注意 以下の制限事項に注意してください。 * DMS 表スペースのオンライン・バックアップ操作を開始できるのは、同一表 スペース内の表をオンラインで再編成している場合です。切り捨て段階で、 再編成操作のロック待機が生じることがあります。 * SMS 表スペースのオンライン・バックアップ操作は、同一表スペース内の表 をオンラインで再編成している場合には開始できません。どちらの操作の場 合も、排他ロックが必要です。 データベースの移行 制約事項 バージョン 8 の資料では、データベースが DB2 UDB バージョン 8 フィックス パック・レベルに移行されている場合には、データベースを移行する必要はな いということをあいまいに述べていますが、具体的に言うと、データベースの レベルがバージョン 8 (バージョン 8.1 以降のフィックス・レベル) であれ ば、フィックスパックの間でデータベースを移行する必要はないということで す。バージョン 8.2 ではデータベース・ディレクトリーのファイル構造が変更 されており、バージョン 7 またはバージョン 8.1 からバージョン 8.2 への移 行時にマイグレーションが自動的に実行されます。ただし、バージョン 8.2 か らバージョン 8.1 へダウングレードする場合には、db2demigdbd を実行してデ ータベース・ディレクトリーのファイル構造をリストアしなければなりませ ん。これを行わないと、データベースへのアクセス試行時にエラー SQL10004 が発生します。 db2inidb - ミラーリングされたデータベース・コマンドの初期化 db2inidb database を mirror コマンドとして発行する前に、db2 connect to database コマンドを発行しないでください。 初期化する前に分割ミラー・データベースに接続すると、ロールフォワード・ リカバリーで必要になるログ・ファイルが消去されてしまいます。 その接続によって、データベースは、中断された時点にあった状態に戻ります。 中断の時点でデータベースに整合のマークが付けられていると、DB2 Universal Database はクラッシュ・リカバリーの必要はないと判断して、将来の利用のた めにログを空にします。このような事態に陥った場合にロールフォワードを試 みると、SQL4970 エラーの原因になります。 db2iupdt コマンドの使用上の注意 バージョン 8.2 以降では、DB2 Universal Database インスタンスを db2iupdt コマンドで更新する際に、まず最初に、そのインスタンスに対して実行してい る DB2 プロセスをすべて停止させなければなりません。 db2sqljcustomize コマンドの新規パラメーター db2sqljcustomize コマンドには、新規パラメーターがあります。 db2sqljcustomize - DB2 SQLJ プロファイル・カスタマイザー・コマンド -storebindoptions 値 -bindoptions および -staticpositioned を直列化プロファイル に保管します。 dbsqljbind ツールの呼び出し時にこれらの値が指定 されない場合は、直列化プロファイルに保管された値が使用されま す。カスタマイザーが .grp ファイルで呼び出されると、値がそれぞ れの .ser ファイルに保管されます。保管された値は db2sqljprint ツールを使用して表示できます。 sqlj コマンドの新規パラメーター sqlj コマンドには新規パラメーターがあります。 sqlj - DB2 SQLJ 変換プログラム・コマンド -db2optimize SQLJ 変換プログラムが、DB2 Universal Database 用に最適化された 接続コンテキスト・クラス用コードを生成することを指定します。こ のオプションは、デフォルト・コンテキスト用のコードではなくユー ザー定義コンテキスト用のコードを最適化します。このオプションを 指定して SQLJ 変換プログラムを実行する場合は、生成する Java ア プリケーションをコンパイルするために、DB2 Universal JDBC ドラ イバー・ファイル db2jcc.jar を CLASSPATH に入れておく必要があ ります。 モニターおよびトラブルシューティング・コマンド (db2pd) の更新 モニターおよびトラブルシューティング DB2 コマンド (db2pd) は、DB2 UDB メモリー・セットから情報を取得します。 db2pd システム・コマンドは次のよ うに拡張されてきました。 新規パラメーター -hadr バージョン 8.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 7 と同等) から導入された -hadr パラメーターは、高可用性災害時リカバリー情報を報告します。報告さ れる各エレメントの説明が、システム・モニター・ガイドおよびリファレンス 」の高可用性災害時リカバリーのセクションにあります。 新規パラメーター -utilities バージョン 8.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 7 と同等) から導入された -utilities パラメーターはユーティリティーの情報を報告します。報告される 各エレメントの説明が、システム・モニター・ガイドおよびリファレンス」の ユーティリティーのセクションにあります。 -activestatements 新規パラメーター バージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 9 と同等) から導入さ れた -activestatements パラメーターは、アクティブ・ステートメントに関す る情報を戻します。以下の情報が戻されます。 AppHandl アクティブ・ステートメントを使用するアプリケーション・ ハンドル (ノードと索引を含む)。 UOW-ID AppHandl に関連したアプリケーション用の、ステートメントがアク ティブになった作業単位 ID。 StmtID 作業単位内のステートメント ID。 AnchID パッケージ・キャッシュ動的 SQL ハッシュ・アンカーの ID。 StmtUID ハッシュ・アンカー内で固有のパッケージ・キャッシュ動的 SQL ス テートメントの ID。 EffISO ステートメントの有効な分離レベル。 EffLockTOut ステートメントの有効なロック・タイムアウト値。 EffDegree ステートメントの有効な並列処理の度合い。 StartTime ステートメントの開始時刻。 LastRefTime アプリケーションによるステートメントの最終参照時刻。 -locks パラメーターの新しい待機オプション バージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 9 と同等) 以降、-locks パラメーターとともに wait オプションを指定することにより、待ち状態にあ るロックと待機されているロックのみを戻すことができます。 -applications パラメーターによって戻される新しいフィールド バージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 9 と同等) 以降、 -applications パラメーターは以下の 4 つの新しいフィールドを戻します。 C-AnchID この新規フィールドは、現行のステートメントのパッケー ジ・キャッシュ動的 SQL ハッシュ・アンカーの ID です。現行のス テートメントが存在しない場合、このフィールドの値は 0 になりま す。現行のハッシュ・アンカー ID は、アプリケーションがステート メントに関連した要求 (たとえば FETCH 要求) を実行している場合 にのみ取り込まれます。いったん要求の処理が完了すると、値は 0 に設定されます。静的 SQL ステートメントの場合も値は 0 に設定さ れます。 C-StmtUID この新規フィールドは、現行のステートメントのハッシュ・アンカー 内のパッケージ・キャッシュ動的 SQL ステートメントの固有 ID で す。現行のステートメントが存在しない場合、このフィールドの値は 0 になります。現行のステートメントの固有 ID は、アプリケーショ ンがステートメントに関連した要求を実行している場合にのみ取り込 まれます。いったん要求の実行が完了すると、値は 0 に設定されま す。静的 SQL ステートメントの場合も値は 0 に設定されます。 L-AnchID この新規フィールドは、アプリケーションの最終実行ステートメント のパッケージ・キャッシュ動的 SQL ハッシュ・アンカーの ID です。 動的 SQL ステートメントが実行される前など、最終実行ステートメ ントが存在しない場合、このフィールドの値は 0 になります。静的 SQL ステートメントの場合も値は 0 に設定されます。最終アンカ ー・ハッシュ ID はそれぞれの要求の実行が完了した後に取り込ま れ、次の関連要求が完了するまで存続します。 L-StmtUID この新規フィールドは、アプリケーションの最終実行ステートメント のハッシュ・アンカー内のパッケージ・キャッシュ動的 SQL ステー トメントの固有 ID です。最終実行ステートメントが存在しないか、 またはそれが静的 SQL だった場合、このフィールドの値は 0 になり ます。最終ステートメントの ID は現行の要求が完了した後取り込ま れ、次の要求が完了するまで存続します。 SET CLIENT コマンドの更新 SET(TM) CLIENT コマンドでは、バック・エンド・プロセスの接続設定を指定し ます。 このコマンドのコマンド・パラメーター SYNCPOINT は、バージョン 8 では無 視されます。SYNCPOINT は、後方互換性のために引き続き組み込まれています。 PRECOMPILE コマンドの更新 PRECOMPILE コマンドで、組み込み SQL ステートメントが含まれるアプリケー ション・プログラム・ソース・ファイルを処理します。 SQL のホスト言語呼び 出しを含む変更後のソース・ファイルが作成されます。また、デフォルトとし て、データベース内にパッケージが作成されます。 このコマンドのコマンド・パラメーター SYNCPOINT は、バージョン 8 では無 視されます。SYNCPOINT は、後方互換性のために引き続き組み込まれています。 UPDATE HISTORY FILE コマンドの更新 ヒストリー・ファイル項目にあるロケーション、装置タイプ、またはコメント を更新します。 コマンド・パラメーター STATUS は、項目の新しい状況を指定します。 以前の資料では、STATUS コマンド・パラメーターには、項目を非アクティブと してマーク付けするために値"I"を指定できると、誤って説明されています。有 効な値は次のとおりです。 A 項目をアクティブとしてマークします。 E 項目を期限切れとしてマークします。 EXPORT および IMPORT コマンドの更新 EXPORT および IMPORT コマンドの正確な"必要な接続"サブセクションは、以下 のとおりです。 必要な接続 データベース。暗黙的な接続が可能である場合は、デフォルトのデータベース への接続が確立されます。 Linux、UNIX、または Windows クライアントからの Linux、UNIX、または Windows データベース・サーバーへのユーティリティ ー・アクセスは、DB2 Connect ゲートウェイまたはループバックを経由してで はなく、エンジンを使用したエンジン直接接続でなければなりません。 LOAD コマンドの更新 INDEXING MODE パラメーターの AUTOSELECT 値の正確な情報は、次のとおりで す。 INDEXING MODE AUTOSELECT REBUILD モードと INCREMENTAL モードのいずれにするかを、ロー ド・ユーティリティーが自動的に決定します。決定は、ロードされる データ量と索引ツリーの深さに基づいて行われます。索引ツリーの深 さに関連する情報は索引オブジェクトに保管されています。この情報 を設定するために、RUNSTATS は不要です。 AUTOSELECT がデフォル トの索引付けモードです。 ロード・ユーティリティーのファイル・タイプ修飾子 "generatedoverride"修飾子の説明において SET INTEGRITY コマンドが更新さ れました。 "usedefaults"修飾子の説明も更新されました。 更新内容は、以下のとおりです。 表 30. ロードで有効なファイル・タイプ修飾子: すべてのファイル・フォーマ ット +-------------------+-------------------------------------------------+ | 修飾子 | 説明 | +-------------------+-------------------------------------------------+ | generatedoverride | この修飾子は、(こうした列のタイプの通常の規則に | | | 反して) 表内のすべての生成列で、 ユーザーのデー | | | タを受け入れるようにロード・ユーティリティーに | | | 指示します。 これが役立つのは、別のデータベー | | | ス・システムからデータを移行する場合や、ROLLFOR | | | WARD DATABASE コマンドで RECOVER DROPPED TABLE | | | オプションを使用してリカバリーしたデータから表 | | | をロードする場合です。 この修飾子を使用した場 | | | 合、 NULL 不可の生成列でデータまたは NULL デー | | | タの入っていない行はリジェクトされます (SQL3116 | | | W)。 | | | 注: この修飾子が使用される場合、表は CHECK | | | PENDING 状態になります。 ユーザー提供の値をチェ | | | ックせずに表を CHECK PENDING 状態から解放するに | | | は、 ロード操作後に以下のコマンドを発行します。 | | | SET INTEGRITY FOR < table-name > GENERATED | | | COLUMN | | | IMMEDIATE UNCHECKED | | | 表の CHECK PENDING 状態を解除し、 ユーザー定義 | | | の値の検査を強制するには、 ロード操作の後以下の | | | コマンドを発行してください。 | | | SET INTEGRITY FOR < table-name > IMMEDIATE | | | CHECKED. | | | | | | この修飾子は、generatedmissing または | | | generatedignore 修飾子とともに使用することはで | | | きません。 | +-------------------+-------------------------------------------------+ | usedefaults | ターゲット表の列のソース列が指定されているが、 | | | 1 つまたは複数の行インスタンスのデータが入って | | | いない場合は、 デフォルト値がロードされます。 | | | 欠落データの例は、以下のとおりです。 | | | * DEL ファイルの場合: 2 つの連続する列区切り文 | | | 字 (",,") または、任意の数のスペースで分離され | | | た 2 つの連続する列区切り文字 (", ,") が、列の | | | 値に指定されている。 | | | * DEL/ASC/WSF ファイルの場合: 列が不足している | | | 行、または元の指定には十分な長さでない行。 | | | 注: ASC ファイルの場合: NULL 列値は明示的に欠落 | | | していると見なされず、NULL 列値にはデフォルトが | | | 置換されません。NULL 列値は、数値、日付、および | | | タイム・スタンプ列の場合は全桁スペース文字か、 | | | または任意のタイプの列の場合は NULL INDICATOR | | | を使用して表現され、列が NULL であることを示し | | | ます。 | | | このオプションが指定されていない場合、行インス | | | タンスのソース列にデータがないと、以下のいずれ | | | かの処理が行われます。 | | | * DEL/ASC/WSF ファイルの場合: 列が NULL 可能な | | | 場合、NULL がロードされます。列が NULL 可能でな | | | い場合、ユーティリティーはその行をリジェクトし | | | ます。 | +-------------------+-------------------------------------------------+ インポート・ユーティリティーのファイル・タイプ修飾子 "usedefaults"および"codepage=x"修飾子の説明は、以下のように更新されまし た。 表 31. インポートで有効なファイル・タイプ修飾子: すべてのファイル・フォ ーマット +-------------------+-------------------------------------------------+ | 修飾子 | 説明 | +-------------------+-------------------------------------------------+ | usedefaults | ターゲット表の列のソース列が指定されているが、 | | | 1 つまたは複数の行インスタンスのデータが入って | | | いない場合は、 デフォルト値がロードされます。 | | | 欠落データの例は、以下のとおりです。 | | | * DEL ファイルの場合: 2 つの連続する列区切り文 | | | 字 (",,") または、任意の数のスペースで分離され | | | た 2 つの連続する列区切り文字 (", ,") が、列の | | | 値に指定されている。 | | | * DEL/ASC/WSF ファイルの場合: 列が不足している | | | 行、または元の指定には十分な長さでない行。 | | | 注: ASC ファイルの場合: NULL 列値は明示的に欠落 | | | していると見なされず、NULL 列値にはデフォルトが | | | 置換されません。NULL 列値は、数値、日付、および | | | タイム・スタンプ列の場合は全桁スペース文字か、 | | | または任意のタイプの列の場合は NULL INDICATOR | | | を使用して表現され、列が NULL であることを示し | | | ます。 | | | このオプションが指定されていない場合、行インス | | | タンスのソース列にデータがないと、以下のいずれ | | | かの処理が行われます。 | | | * DEL/ASC/WSF ファイルの場合: 列が NULL 可能な | | | 場合、NULL がロードされます。列が NULL 可能でな | | | い場合、ユーティリティーはその行をリジェクトし | | | ます。 | +-------------------+-------------------------------------------------+ 表 32. インポートで有効なファイル・タイプ修飾子: ASCII ファイル・フォー マット (ASC/DEL) +-------------------+-------------------------------------------------+ | 修飾子 | 説明 | +-------------------+-------------------------------------------------+ | codepage=x | x は ASCII 文字ストリングです。 この値は、出力 | | | データ・セット内のデータのコード・ページと解釈 | | | されます。 インポート操作中に、文字データをこの | | | コード・ページからアプリケーション・コード・ペ | | | ージに変換します。 | | | 以下の規則が適用されます。 | | | * 純 DBCS (GRAPHIC)、混合 DBCS、および EUC で | | | は、区切り文字は x00 から x3F の範囲に制限され | | | ます。 | | | * nullindchar には、 標準の ASCII セットに組み | | | 込む (コード・ポイント x20 から x7F の範囲の) | | | 記号を指定する必要があります。 これは、ASCII 記 | | | 号およびコード・ポイントを示します。 | | | | | | 注: | | | 1. codepage 修飾子を lobsinfile 修飾子とともに | | | 使用することはできません。 | | | 2. コード・ページがアプリケーションのコード・ | | | ページからデータベースのコード・ページに変換さ | | | れているときにデータの拡張が発生する場合は、 デ | | | ータは切り捨てられ、データの消失が発生する可能 | | | 性があります。 | +-------------------+-------------------------------------------------+ ATTACH コマンド ATTACH コマンドの USER パラメーターは、認証 ID を指定します。 Windows オペレーティング・システム上の DB2 Universal Database インスタンスにア タッチする場合は、Microsoft Windows NT Security Account Manager (SAM) と互換性のあるフォーマットでユーザー名を指定できます。修飾子は、最大長が 15 文字の NetBIOS スタイル名でなければなりません。例えば、 domainname\username などです。 RECOVER DATABASE コマンド バージョン 8.2 ドキュメンテーションの RECOVER DATABASE コマンドの例のセ クションで、タイム・スタンプの形式が間違って yyyy:mm:dd:hh:mm:ss となっ ています。 正しい形式は yyyy-mm-dd-hh.mm.ss です。 UPDATE HISTORY FILE コマンド UPDATE HISTORY FILE コマンドは、ヒストリー・ファイル項目にあるロケーシ ョン、装置タイプ、コメント、または状況を更新します。 更新されたコマンド構文 >>-UPDATE HISTORY--+-FOR--object-part-+--WITH-------------------> '-EID--eid---------' >--+-LOCATION--new-location--DEVICE TYPE--new-device-type-+---->< +-COMMENT--new-comment---------------------------------+ '-STATUS--new-status-----------------------------------' 更新されたコマンド・パラメーター FOR object-part 更新される履歴項目の ID を指定します。この ID は、タイム・スタ ンプと 001 から 999 までのオプションのシーケンス番号で構成され ます。 注: 項目の状況を更新するためには使用できません。項目の状況を更 新するには、代わりに EID を指定してください。 STATUS new-status 項目の新しい状況を指定します。バックアップ項目のみがその状況を 更新できます。有効な値は次のとおりです。 A アクティブ。ほとんどの項目はアクティブです。 I 非アクティブ。アクティブ・ログ・チェーン上にもはやな いバックアップ・イメージは、非アクティブになります。 E 期限切れ。バックアップ・イメージの数が NUM_DB_BACKUPS を超えたために不要になったバックアップ・イメージは、 期限切れのフラグが立てられます。 D リカバリーに使用可能でないバックアップ・イメージは、 削除済みとしてマークされることになります。 db2updv8 - バージョン 8 の現行レベルへのデータベースの更新コマンド このコマンドは、以下の方法で、現行レベルをサポートできるようにデータベ ース内のシステム・カタログを更新します。 * 現行データベース・マネージャーとともに配送された新規ルーチンを導入し ます。 * ODBC/CLI/JDBC スキーマ・プロシージャーをトラステッド・プロシージャー としてカタログし、パフォーマンスとスケーラビリティーを向上させます。 * SYSPROC.SNAPSHOT_QUIESCERS 表関数の戻りパラメーターの 2 つのタイプミ スを修正します。 * OUIESCER_TBS_ID は QUIESCER_TBS_ID に訂正されます。 * OUIESCER_STATE は QUIESCER_STATE に訂正されます。 * "logged" ビットがカタログ表と整合するように、LOB 列の列記述子を修正 します。 * SYSIBM.SYSREVTYPEMAPPINGS ビューを作成します。 * SYSSTAT.COLUMNS および SYSSTAT.TABLES のビュー定義を更新します。 * 更新可能な SYSCOLDIST.DISTCOUNT 列を更新します。 * SYSINDEXES.TBSPACEID 列を更新して、列フラグが設定されないようにしま す。 * 17 個の表関数のパラメーター長を修正します。関数の完全なリストについ ては、バージョン 8.2 リリース・ノート」の『ドキュメンテーションの更新 | SQL 管理ルーチン』セクションの『スナップショット UDF の列の拡張』 トピックを参照してください。 * 以下の組み込みルーチンを使用可能にします。 * HEALTH_DBM_INFO * HEALTH_DBM_HI * HEALTH_DBM_HI_HIS * HEALTH_DB_INFO * HEALTH_DB_HI * HEALTH_DB_HI_HIS * HEALTH_TBS_INFO * HEALTH_TBS_HI * HEALTH_TBS_HI_HIS * HEALTH_CONT_INFO * HEALTH_CONT_HI * HEALTH_CONT_HI_HIS * GET_WRAP_CFG_C * LIST_FILES_C * ODBC_DISCOVERY * HEALTH_HI_REC * EXEC_DB2_SCRIPT * HEALTH_HI_REC * EXEC_DB2_SCRIPT * ADMIN_LIST_HIST * GET_DBM_CONFIG * 以下の 33 個の SYSPROC スナップショット UDF を THREADSAFE に変更しま す。 * SNAPSHOT_DBM * SNAPSHOT_FCM * SNAPSHOT_FCMNODE * SNAPSHOT_SWITCHES * SNAPSHOT_APPL_INFO * SNAPSHOT_APPL * SNAPSHOT_STATEMENT * SNAPSHOT_LOCKWAIT * SNAPSHOT_AGENT * SNAPSHOT_SUBSECT * SNAPSHOT_DATABASE * SNAPSHOT_BP * SNAPSHOT_LOCK * SNAPSHOT_TABLE * SNAPSHOT_DYN_SQL * SNAPSHOT_TBS * SNAPSHOT_TBS_CFG * SNAPSHOT_QUIESCERS * SNAPSHOT_CONTAINER * SNAPSHOT_RANGES * SNAPSHOT_TBREORG * HEALTH_DBM_INFO * HEALTH_DBM_HI * HEALTH_DBM_HI_HIS * HEALTH_DB_INFO * HEALTH_DB_HI * HEALTH_DB_HI_HIS * HEALTH_TBS_INFO * HEALTH_TBS_HI * HEALTH_TBS_HI_HIS * HEALTH_CONT_INFO * HEALTH_CONT_HI * HEALTH_CONT_HI_HIS * 以下の関数のパラメーター長を変更します。 * SQLCACHE_SNAPSHOT * SNAPSHOT_APPL_INFO * SNAPSHOT_STATEMENT * SNAPSHOT_LOCKWAIT * SNAPSHOT_DATABASE * SNAPSHOT_BP * SNAPSHOT_LOCK * SNAPSHOT_TABLE * SNAPSHOT_TBREORG * SNAPSHOT_SUBSECT * SNAPSHOT_DYN_SQL * HEALTH_DBM_INFO * HEALTH_DBM_HI * HEALTH_DBM_HI_HIS * HEALTH_DB_INFO * HEALTH_DB_HI * HEALTH_DB_HI_HIS * DB_PARTITIONS * GROUPS_FOR_USER * DB_PARTITION * 廃止された db2schem の代わりにスキーマ db2schema を使用して SQL デー タを変更できるように、以下の関数を変更します。 * SQLTABLES * SQLTABLEPRIVILEGES * SQLSTATISTICS * SQLSPECIALCOLUMNS * SQLPROCEDURES * SQLPROCEDURECOLS * SQLPRIMARYKEYS * SQLFOREIGNKEYS * SQLCOLUMNS * SQLCOLPRIVILEGES * 廃止された db2schem の代わりにスキーマ db2schema を使用するように、 以下の関数を変更します。 * SQLUDTS * SQLGETTYPEINFO 許可 sysadm 必要な接続 データベース。このコマンドは、指定されたデータベースへの接続を自動的に 確立します。 コマンド構文 >>-db2updv8-- -d--database-name---------------------------------> >--+----------------------------+--+-----+--------------------->< '- -u--userid-- -p--password-' '- -h-' コマンド・パラメーター -d database-name 更新するデータベースの名前を指定します。 -u userid ユーザー ID を指定します。 -p password ユーザーのパスワードを指定します。 -h ヘルプ情報を表示します。このオプションを指定すると、他のすべて のオプションは無視され、ヘルプ情報のみが表示されます。 例 現行レベル (フィックスパックまたは新しいバージョン) をインストールした 後、以下のコマンドを実行して、サンプル・データベース内のシステム・カタ ログを更新します。 db2updv8 -d sample 使用上の注意 1. このコマンドは、DB2 Universal Database バージョン 8.1.2 以降を実行し ているデータベースでのみ使用できます。このコマンドを複数回発行した場 合、エラーは報告されず、カタログのそれぞれの更新内容が 1 回のみ適用 されます。 2. 新しい組み込み関数を使用可能にするには、すべてのアプリケーションをデ ータベースから切断し、データベースが活動状態になっていれば非活動状態 にする必要があります。 トラップ・ファイルのフォーマット (Windows) トラップ・ファイル (*.TRP) のフォーマットを行える新しいツール db2xprt.exe が使用可能です。このツールは、DB2 Universal Database のバイ ナリー・トラップ・ファイルを、人が読むことのできる ASCII ファイルにフォ ーマットします。トラップ・ファイルは、デフォルトならインスタンス・ディ レクトリー (DB2INSTPROF) に、 DIAGPATH データベース・マネージャー構成パ ラメーターが設定されている場合なら診断データ・ディレクトリーのパスにあ ります。 許可 DIAGPATH ディレクトリーへのアクセス権が必要です。 コマンド構文 >>-db2xprt--+----------+--+----+--+----+--infile--+---------+-->< +-/p--path-+ '-/m-' '-/n-' '-outfile-' '-/v-------' コマンド・パラメーター /p path バイナリー・ファイルと PDB ファイルが置かれている 1 箇 所または複数のロケーションを示す、セミコロン (;) で区切られた パス。 /v バージョン情報を表示します。 /m トラップ・ファイルの残りの部分とともにメモリー・ダンプをフォー マットします。 /n 行番号情報を無視してデータをフォーマットします。 infile 入力ファイルを指定します。 outfile 出力ファイルを指定します。 データの移動 エクスポート、インポート、およびロード・ユーティリティーによって使用され るバインド・ファイル db2uImpInsUpdate.bnd という名前の新規バインド・ファイルがインポート・ユ ーティリティーに追加されました。このデフォルトの分離レベルは読み取り固 定 (RS) です。このバインド・ファイルはインポート・ユーティリティーによ って INSERT_UPDATE の実行時にのみ使用されます。インポート・ユーティリテ ィーの INSERT、REPLACE、および CREATE オプションは引き続き db2uimpm.bnd ファイルも使用します。 db2uImpInsUpdate.bnd バインド・ファイルを INSERT BUF オプションとバイン ドすることはできません。 db2uImpInsUpdate.bnd が INSERT BUF とバインド されているときに IMPORT INSERT_UPDATE を実行しようとすると、インポー ト・ユーティリティーが失敗し、次のエラーが発生します。 SQL3525: "INSERT_UPDATE" オプションと "INSERT BUF BIND ON DB2UIMPINSUPDATE.BND" オプションの間には互換性がありません。 バッファー挿入を介したインポートの使用 バージョン 8.2 の「データ移動ユーティリティー ガイドおよびリファレンス 」には、次の説明があります。 バッファー挿入は、INSERT_UPDATE パラメーターを指定したインポート 操作と連携して使用することはできません。この制約事項の実施のため に、新しいバインド・ファイル (db2uimpm2.bnd) が導入されています。 新規バインド・ファイルの導入により、この記述は以下のようになります。 バッファー挿入は、INSERT_UPDATE パラメーターを指定したインポート 操作と連携して使用することはできません。この制約事項の実施のため に、新しいバインド・ファイル (db2uImpInsUpdate.bnd) が導入されて います。 インポート・ユーティリティーが使用されると、索引情報が失われる インポート・ユーティリティーを使用すると、エクスポート・ユーティリティ ーで保管された表を再作成できます。 「データ移動」内のトピック"インポートを使用した、エクスポートされる表の 再作成"に、元の表の属性は保存されないと説明されています。資料に記載され ている属性に加え、以下の属性も保存されません。 * 索引情報: * 組み込み列 (ある場合) * 索引名 (索引が主キー索引の場合) * 降順、索引が主キー索引の場合 (昇順がデフォルトです) データ・リカバリーと高可用性 バックアップの概要 以下の制限事項に注意してください。 * DMS 表スペースのオンライン・バックアップ操作を開始できるのは、同一表 スペース内の表をオンラインで再編成している場合です。切り捨て段階で、 再編成操作のロック待機が生じることがあります。 * SMS 表スペースのオンライン・バックアップ操作は、同一表スペース内の表 をオンラインで再編成している場合には開始できません。どちらの操作の場 合も、排他ロックが必要です。 バックアップの使用 バックアップ・ユーティリティーには、以下の制限が適用されます。 * 別々の表スペースが関係している場合でも、表スペースのバックアップ操作 と表スペースのリストア操作とを同時に実行することはできません。 * パーティション・データベース環境でロールフォワード・リカバリーを使用 できるようにしたい場合は、定期的にノード・リストについてデータベース のバックアップをとる必要があり、また、システム内の残りのノードのバッ クアップ・イメージも少なくとも 1 つは作成する必要があります (該当す るデータベースに関するユーザー・データを含んでいない場合でも)。デー タベースに関するユーザー・データを含んでいないデータベース・パーティ ション・サーバーで、データベース・パーティションのバックアップ・イメ ージが必要となるのは、次の 2 つの場合です。 * 最後のバックアップを作成した後にデータベース・システムにデータベ ース・パーティション・サーバーを追加し、このデータベース・パーテ ィション・サーバーについて順方向リカバリーを実行する必要がある場 合。 * 特定時点のリカバリーを使用する場合。この場合は、システム内のすべ てのデータベース・パーティションがロールフォワード・ペンディング 状態でなければなりません。 * DMS 表スペースのオンライン・バックアップ操作は、以下の操作との互 換はありません。 * ロード * 再編成 (オフラインのみ)。(バックアップされる表スペース内の表の オンライン再編成を使用できます。ただし、再編成操作の切り捨て段 階でロック待機が生じることがあります)。 * 表スペースのドロップ * 表の切り捨て * 索引の作成 * NOT LOGGED INITIALLY (CREATE TABLE および ALTER TABLE ステート メントと共に使用) 高可用性災害時リカバリーの概要 START HADR、STOP HADR、または TAKEOVER HADR コマンドを実行すると、対応 するエラー・コード (理由コード 98 の SQL01767N、SQL01769N、または SQL01770N) が生成されることがあります。理由コードは、コマンドが実行され たサーバー上に HADR のインストール済みライセンスが存在しないことを示し ます。問題を訂正するには、db2licm を使用して有効な HADR ライセンスをイ ンストールするか、またはディストリビューションの一部として有効な HADR ライセンスを含むサーバーのバージョンをインストールします。 クロスプラットフォームでのバックアップおよび復元のサポート DB2 Universal Database (UDB) は、クロスプラットフォームでのバックアップ および復元操作をサポートしています。 DB2 UDB バージョン 8、32 ビット Windows プラットフォーム版で作成された データベースを、DB2 UDB バージョン 8、64 ビット Windows プラットフォー ム版に復元したり、その逆に復元したりすることが可能です。 DB2 UDB バージョン 8、32 ビット Linux x86 プラットフォーム版で作成され たデータベースを、DB2 UDB バージョン 8、64 ビット Linux x86-64 または IA64 プラットフォーム版に復元したり、その逆に復元したりすることが可能で す。 DB2 UDB バージョン 8、AIX、HP-UX、または Linux PPC、Linux zSeries、 Solaris オペレーティング環境プラットフォーム版 (32 ビットまたは 64 ビッ ト) で作成されたデータベースを、DB2 UDB バージョン 8、AIX、HP-UX、Linux PPC、Linux zSeries、または Solaris オペレーティング環境プラットフォーム 版 (32 ビットまたは 64 ビット) に復元できます。 テープへのバックアップ (Linux) Linux 上の 3480 および 3490 磁気テープ装置の最大ブロック・サイズ限度は 61 440 バイトです。 表 33. Linux 上の 3480 および 3490 磁気テープ装置の最大ブロック・サイズ 限度 +-----------------+-----------------+----------------+----------------+ | 装置 | 接続 | ブロック・サイ | DB2 バッファ | | | | ズの限度 | ー・サイズの限 | | | | | 度(4KB ページ | | | | | 単位) | +-----------------+-----------------+----------------+----------------+ | 3480 | s370 | 61 440 | 15 | +-----------------+-----------------+----------------+----------------+ | 3490 | s370 | 61 440 | 15 | +-----------------+-----------------+----------------+----------------+ Tivoli Storage Manager BACKUP DATABASE コマンドまたは RESTORE DATABASE コマンドを呼び出す時 に、Tivoli Storage Manager (TSM) 製品を使用してデータベースまたは表スペ ースのバックアップの管理または復元操作の管理を行うことを指定できます。 以下のシステムを除き、TSM クライアント API の必要最小レベルは、バージョ ン 4.2.0 です。 * 64 ビット Solaris システムでは、TSM クライアント API バージョン 4.2.1 が必要です。 * 64 ビット Windows NT オペレーティング・システムでは、TSM クライアント API バージョン 5.1 が必要です。 * 32 ビット Linux for iSeries and pSeries(R) では、TSM クライアント API バージョン 5.1.5 以上が必要です。 * 64 ビット Linux for iSeries and pSeries では、TSM クライアント API バージョン 5.3 以上が必要です。 * 64 ビット Linux on AMD Opteron システムでは、TSM クライアント API バージョン 5.2.0 以上が必要です。 * 64 ビット Linux for zSeries では、TSM クライアント API バージョン 5.2.2 以上が必要です。 HADR ローカル・ホスト・パラメーターおよびローカル・サービス・パラメータ ーの値の制約事項 update database configuration コマンドの準備中に、高可用性災害時リカバ リー (HADR) ローカル・ホスト・パラメーターおよびローカル・サービス・パ ラメーター (HADR_LOCAL_SVC および HADR_REMOTE_SVC) の値を指定する場合 は、その値は他のサービスに使用されていないポートでなければなりません。 これらのパラメーターを Linux または UNIX コマンド行を使用して構成する場 合は、値を /etc/services ファイルにも設定する必要があります。 高可用性災害時リカバリーの追加システム要件 1 次データベースに表スペースを作成してある場合で、コンテナーを使用でき ないためにログ再生がスタンバイ・データベースで失敗しても、1 次データベ ースはログ再生が失敗したというエラー・メッセージを受け取りません。 ログ再生エラーがないかどうかを確認するには、新しい表スペースの作成時に スタンバイ・データベース上の db2diag.log および管理ログをモニターする必 要があります。 テークオーバー操作が行われる場合、新しい 1 次データベースでは作成した新 しい表スペースを使用できません。この状態から回復するには、表スペースを バックアップ・イメージから新しい 1 次データベースに復元します。 以下の例では、表スペース MY_TABLESPACE が、新しい 1 次データベースとし て使用される前にデータベース MY_DATABASE に復元されます。 1. db2 connect to my_database 2. db2 list tablespaces show detail 注: db2 list tablespaces show detail コマンドを実行して、すべての表 スペースの状況を表示し、ステップ 5 で必要となる表スペース ID 番号を取得します。 3. db2 stop hadr on database my_database 4. db2 "restore database my_database tablespace (my_tablespace) online redirect" 5. db2 "set tablespace containers for my_tablespace_ID_# ignore rollforward container operations using (path '/my_new_container_path/')" 6. db2 "restore database my_database continue" 7. db2 rollforward database my_database to end of logs and stop tablespace "(my_tablespace)" 8. db2 start hadr on database my_database as primary 高可用性災害時リカバリー用の複製されない操作 バージョン 8.2 の資料には、次の説明があります。 BLOB および CLOB は複製されません。ただし、それらのスペースは、スタンバ イ・データベースに割り振られます。 この記述は、正しくは次のとおりです。 ログに記録されていない BLOB および CLOB は複製されません。ただし、それ らのスペースは、スタンバイ・データベースに割り振られます。 HADR でのロー・ログの非サポート 高可用性災害時リカバリー (HADR) では、データベース・ログ・ファイルでの ロー I/O (直接ディスク・アクセス) の使用はサポートされていません。START HADR コマンドを使用して HADR が開始されている場合、または HADR が構成さ れた状態でデータベースが再始動されている場合で、ロー・ログが検出される と、関連するコマンドは SQL1768N 理由コード 9 で失敗します。 障害モニターとヘルス・モニターの比較 ヘルス・モニターおよび障害モニターは、単一のデータベース・インスタンス で作動するツールです。ヘルス・モニターはヘルス・インディケーター を使用 して、データベース・マネージャー・パフォーマンスまたはデータベース・パ フォーマンスの特定の局面の正常性を評価します。ヘルス・インディケーター は、表スペースなどのデータベース・オブジェクトの特定のクラスのいくつか の局面の正常性を測定します。ヘルス・インディケーターは、データベース・ オブジェクトのそのクラスの正常性を判断するため、特定の基準に対して評価 できます。さらに、ヘルス・インディケーターはアラートを生成して、インデ ィケーターがしきい値を超えたとき、またはデータベース・オブジェクトの状 態が異常であることを示すときに通知します。 比較すると障害モニターは、モニターしている稼働中のインスタンスを単に保 持する役割があるだけです。モニター中の DB2 UDB インスタンスが突然終了す ると、障害モニターはインスタンスを再開します。障害モニターは Windows で は使用できません。 障害モニターをオフにする データベース・インスタンス DB2INST1 について障害モニターをオフにするに は、DB2 UDB コマンド・ウィンドウから以下のコマンドを入力します。 db2fm -i db2inst1 -f no 注: 障害モニターのレジストリー・ファイルが存在しない場合、デフォルト値 が使用されます。 障害モニターがもう DB2INST1 について実行していないことを確認するには、 UNIX システム上では、以下のコマンドを入力します。 ps -ef|grep -i fm Linux システム上では、以下のコマンドを入力します。 ps auxw|grep -i fm db2fmd および DB2INST1 を示す項目は、障害モニターがまだそのインスタンス で実行中であることを示しています。障害モニターをオフにするには、インス タンス所有者として以下のコマンドを入力します。 db2fm -i db2inst1 -D データウェアハウス・センター AIX および Solaris オペレーティング・システム上でウェアハウス・クライア ント環境をセットアップする AIX および Solaris オペレーティング・システムでは、ウェアハウス・クライ アントの実行前に、ロケールを正しく設定することが必要です。 ロケールを設定するには、コマンド行から以下のコマンドを入力します。 export LC_ALL= 以下の例に注目してください。export LC_ALL=Ja_JP (Ja_JP はローカル・ロケ ール) 環境変数が設定されないと、GUI アプリケーションが正しく実行しない可能性 があり、その結果 Java エラーが出されることがあります。 ウェアハウス・トランスフォーマーをインストールする前のデータベース・マネ ージャー構成の更新 「DB2 Warehouse Manager Standard Edition インストール・ガイド」バージョ ン 8.2 の『ウェアハウス・トランスフォーマーをインストールする前のデータ ベース・マネージャー構成の更新』の項では、SDK パス・パラメーターを更新 するよう誤った指示が記載されていました。 JDK パス・パラメーターを更新す る必要があります。 ウェアハウス・トランスフォーマーをインストールする前に、DB2 コマンド行 プロセッサーを使用して、ターゲット DB2 インスタンス用のデータベース・マ ネージャー構成を更新します。 手順 ウェアハウス・トランスフォーマーをインストールする前に、データベース・ マネージャー構成を更新するには、次のようにします。 1. JDK パス・パラメーター (JDK_PATH) を、JDK がインストールされているサ ブディレクトリーに設定します。 UPDATE DATABASE MANAGER CONFIGURATION USING JDK_PATH path ここで、path は、JDK がインストールされているサブディレクトリーです。 注: JDK_path 内に bin ディレクトリーを入れないでください。トランスフ ォーマーをインストール済みの DB2 Universal Database バージョン 7.2 (またはこれ以前) ターゲットを使用する場合は、JDK_PATH では なく、JDK11_PATH を更新する必要があります。 2. Java 仮想マシン・ヒープ・サイズ・パラメーター (JAVA_HEAP_SZ) を 4096 に設定します。 UPDATE DATABASE MANAGER CONFIGURATION USING JAVA_HEAP_SZ 4096 データウェアハウス・センターへの VW_NETRC 環境変数の追加 (UNIX) データウェアハウス・センターのバージョン 8.2 フィックスパック 10 (バー ジョン 8.1 フィックスパック 3 に相当) 以降、Linux 上の場合を除き、UNIX オペレーティング・システム上で VW_NETRC 環境変数を設定できるようになり ました。 VW_NETRC 環境変数をオフに設定すると、.netrc ファイルを手動で保 守することができます。 .netrc ファイルの正しい形式に関する詳細は、オペ レーティング・システムの資料を参照してください。 複数の FTP ユーザー定義プログラムを並行して実行すると、.netrc ファイル が壊れることがあります。 FTP ユーザー定義プログラムのステップを並行して 実行したい場合には、VW_NETRC 環境変数をオフ (VW_NETRC=OFF) に設定するこ とができます。この環境変数を、リモート・エージェント用のエージェント・ デーモン・プロファイルと、デフォルト・エージェントまたはローカル・エー ジェント用の IWH.environment ファイルに追加します。 DB2 データウェアハウス・センターは Unicode 形式データベースが必要 DB2 Universal Database バージョン 8.1 フィックスパック 7 以降をインスト ールした後、ウェアハウス・コントロール・データベース管理ツールを実行 し、Unicode 形式の新しいウェアハウス・コントロール・データベースを作成 する必要があります。 前提条件 既存のウェアハウス・コントロール・データベースのコピーを作成して保管す るには、このコピーを保管するためのディスク・スペースに加え、このウェア ハウス・コントロール・データベースが一時ファイルを 保管するために必要な スペースの 2 倍のスペースがワークステーションに必要です。例えば、既存の ウェアハウス・コントロール・データベースが 10 MB の場合、合計 30 MB の ディスク・スペースが既存のウェアハウス・コントロール・データベースと同 じインスタンスになければなりません。 手順 Unicode 形式で新規ウェアハウス制御データベースを作成するには、次のステ ップに従います。 1. ウェアハウス・コントロール・データベース管理ツールを実行します。 * Windows の場合: 「開始」をクリックし、「プログラム」-> 「IBM DB2」->「セットアップ・ツール (Set up Tools)」->「ウェアハウス・ コントロール・データベース管理 (Warehouse Control Database Management)」を選択します。 * AIX の場合: db2wcdbm スクリプトを実行します。 2. 既存のウェアハウス・コントロール・データベース名を入力します。次に、 新しいウェアハウス・コントロール・データベース名を入力するプロンプト が出されます。これにより、新しい Unicode 形式のウェアハウス・コント ロール・データベースが作成されます。 DB2 ウェアハウス・ソースとウェアハウス・ターゲットの定義 以下の更新が、データウェアハウス・センターの 2 つのトピックに影響しま す。 * DB2 ウェアハウス・ソースの定義 * ウェアハウス・ターゲットの定義 デフォルトでは、ウェアハウス・ソースまたはウェアハウス・ターゲットを定 義する場合、戻される表の数は 250 です。ただし、新規の環境変数 VWS_MAX_TABLELIST を使用して、戻される表の数を設定できます。戻すことの できる表の最大数は 40 000 です。この数は、リスト内の表名のサイズによっ ては、少ないことがあります。40 000 よりもかなり少ない数を指定することを お勧めします。 ビジネス・インテリジェンス・チュートリアルの更新 DWCTBC データベースと TBC_MD データベースが ODBC に登録されていることの 確認 バージョン 8 では、チュートリアルで使用される TBC_MD である制御データベ ースは、システム ODBC データ・ソースである必要はありません。ただし、タ ーゲット・データベースまたはデータベース・ソース DWCTBC は、システム ODBC データ・ソースでなければなりません。 「ウェアハウス・ソースの定義」ノートブックのオープン 「チュートリアル・リレーショナル・ソース (Tutorial Relational Source)」 の「ウェアハウス・ソースの定義」ノートブックをオープンする手順が変更さ れました。 手順 「チュートリアル・リレーショナル・ソース (Tutorial Relational Source)」 の「ウェアハウス・ソースの定義」ノートブックをオープンするには、次のよ うにします。 1. 「データウェアハウス・センター」ウィンドウから、「ウェアハウス・ソー ス」フォルダーを右マウス・ボタンでクリックします。 2. 「定義」-->「ODBC」--> 「DB2」--> 「DB2 ファミリー」をクリックしま す。 「ウェアハウス・ソースの定義」ノートブックがオープンします。 「ウェアハウス・ターゲットの定義」ノートブックのオープン 「ウェアハウス・ターゲットの定義」ノートブックをオープンする手順が変更 されました。 手順 「ウェアハウス・ターゲットの定義」ノートブックを開くには、以下のように します。 1. 「データウェアハウス・センター」ウィンドウから、「ウェアハウス・ター ゲット」フォルダーを右マウス・ボタンでクリックします。 2. 「定義」-->「ODBC」--> 「DB2」--> 「DB2 ファミリー」をクリックしま す。 「ウェアハウス・ターゲットの定義」ノートブックがオープンします。 ウェアハウス・ログ・ファイルのパージ限度の設定 ログ・ファイルには、指定のカウント限度に達するまでレコードが記録されま す。デフォルトのカウント限度は 1000 個のレコードです。通常、ジョブの実 行ごとに 12 から 15 個のログ・レコードが作成されます。各自のニーズにあ った数を限度として設定するには、「ウェアハウス・プロパティー」ページの 「サーバー」タブ上の「合計レコード数が等しくなったときにログを除去する」 フィールドを更新します。 CURSOR ロードに対するデータウェアハウス・センターのサポート DB2 Universal Database ロード・ステップでは、ビューまたは表をステップへ のソースとして使用できるようになりました。その結果が LOAD FROM CURSOR です。 CURSOR ロード用のウィザードで列をマップするために、 「入力ファイルで検 出された列位置を基に列をマップ」ラジオ・ボタンを選択しておく必要があり ます。 Unicode ウェアハウス・コントロール・データベースの移行および制限 バージョン 8.2 のデータウェアハウス・センター以降、ウェアハウス・コント ロール・データベースは Unicode データベースでなければならなくなりまし た。Unicode ウェアハウス・コントロール・データベースが、バージョン 8.2 以前のデータウェアハウス・センターである場合にも、「ウェアハウス・コン トロール・データベース管理」ツールを使用して、新しい Unicode コントロー ル・データベースを作成する必要があります。 バージョン 8.2 以前のバージョンのデータウェアハウス・センターのウェアハ ウス・コントロール・データベースを移行する場合は、「ウェアハウス・コン トロール・データベース管理」ツールは db2move コマンドを実行して、データ を新しい Unicode コントロール・データベースに移動します。このプロセス中 は、db2move コマンド進行を示すウィンドウが表示されます。この移行は、一 度のみ行われます。 データウェアハウス・センターは、Sybase サーバー上で Unicode をサポート しません。 「変更日時」列の日付形式の変更 「データウェアハウス・センター」メインウィンドウの詳細ビューで、「変更 日時」列の日付形式が更新されました。 「変更日付」列の日付は実際のロケー ルに対応する形式で表示され、時刻も含まれます。この日付形式の変更により、 「変更日付」列でのオブジェクトのソートが正しく機能するようになります。 この更新は、「Navigator」および「詳細」ビューに表示されるデータウェアハ ウス・センター・オブジェクトのほとんどのリストに適用されます。例えば、 以下のようなリストがあります。 * サブジェクト * プロセス * ウェアハウス・スキーマ * ウェアハウス・エージェント・サイト (Warehouse agent sites) * プログラム * ステップ * データ・リソース (Data resources) * ユーザー * ユーザー・グループ データウェアハウス・センターでの統計トランスフォーマーの定義 データの統計トランスフォーメーションを実行するには、使用する統計トラン スフォーマーを定義します。 手順 統計トランスフォーマーを定義するには、次のようにします。 1. 「プロセス・モデル」ウィンドウを開きます。 2. トランスフォーマー・アイコンをクリックして、選択可能なトランスフォー マーのリストからトランスフォーマーを選択します。 3. 選択したトランスフォーマーを、そのトランスフォーマーの規則に従ってウ ェアハウス・ソースおよびウェアハウス・ターゲットにリンクします。 各トランスフォーマーには、ウェアハウス・ソースおよびウェアハウス・ター ゲットにリンクする方法についての特定の規則があります。詳しくは、各トラ ンスフォーマーの資料を参照してください。 ウェアハウス・エージェントのインストールの準備 DB2 Warehouse Manager のインストール時、ウェアハウス・サーバー、ウェア ハウス・クライアント、およびすべてのウェアハウス・エージェントは同じバ ージョンおよびフィックスパック・レベルでなければなりません。 iSeries ウェアハウス・エージェントの前提条件 iSeries ウェアハウス・エージェントを V5R2 および V5R3 システム上の DB2 Warehouse Manager で使用するには、以下の PTF が必要です。 PTF SI13558 このデータベース PTF により、iSeries 上の CLI が Unicode データを処理で きるようになります。 DB2 .NET Data Provider 並行アクティブ・データ・リーダー・サポート DB2 .NET Data Provider は現在、並行アクティブ・データ・リーダーの使用を サポートしています。これにより、同じ DB2Connection インスタンスを使用す る複数の DB2DataReader インスタンスから並行してデータにアクセスすること が可能になります。それぞれの DB2DataReader インスタンスをその独自の DB2Command インスタンスと関連付けなければなりません。別の目的で関連 DB2Command インスタンスを使用するには、DB2DataReader.Close メソッドを明 示的に呼び出す必要があります。 DB2Connection.ConnectionString プロパティー DB2Connection.ConnectionString プロパティーに、以下のキーワードが追加さ れました。 CurrentSchema 正常接続後に使用するスキーマ。接続が成功すると、SET CURRENT SCHEMA ステートメントが DB2 サーバーに送信されます。このため、 アプリケーションは、スキーマ名で修飾することなく SQL オブジェ クトに名前を付けることができます。 DB2 Connect ゲートウェイを介した認証タイプの折衝に対する変更 DB2 Connect(TM) バージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 9 と 同等) 以降、ゲートウェイは認証折衝中の受動的な参加者ではなく、能動的な 役割を果たすようになりました。ゲートウェイのデータベース・ディレクトリ ーの項目で指定される認証タイプは、クライアントでカタログされた認証タイ プをオーバーライドします。クライアント、ゲートウェイ、およびサーバーの すべてに互換性のあるタイプを指定しなければなりません。ゲートウェイでカ タログされた認証タイプがデータベース・ディレクトリーの項目で指定されて いないと、SERVER 認証はサーバーで要求されるデフォルトのタイプとなりま す。ただし、サーバーが SERVER 認証をサポートしない場合には引き続きクラ イアントとサーバーの間で折衝が行われます。認証タイプが指定されていない 場合、この振る舞いはデフォルトの SERVER_ENCRYPT になるクライアントと異 なります。 クライアントで DB2NODE または Set Client API の SQL_CONNECT_NODE オプシ ョンが設定されていない場合、ゲートウェイでカタログされた認証タイプは使 用されません。このような場合には、クライアントとサーバーの間で厳密な折 衝が行われます。 データベース・マネージャー構成の認証タイプとして SERVER_ENCRYPT が指定 されているサーバーは、SERVER 認証を要求するクライアントからの接続または 結合を受け付けません。 新しいセキュリティー・シナリオ APPC 接続用の新しいセキュリティー・シナリオが追加されました。 認証 GSSPLUGIN セキュリティー なし 妥当性検査 GSS API セキュリティー・プラグイン機構 図の修正 以下の DB2 Connect Enterprise Edition のトピックの図に誤りがあります。 * DB2 Connect Enterprise Edition を使用したホストまたは iSeries DB2 デ ータへのアクセス * Java を使用した Web から DB2 データへのアクセス 以下の表に、『DB2 Connect Enterprise Edition を使用したホストまたは iSeries DB2 データへのアクセス』のトピックの図に対する修正の概要を示し ます。 表 34. 『DB2 Connect Enterprise Edition を使用したホストまたは iSeries DB2 データへのアクセス』のトピックの図に対する修正 +-------------------+-------------------------------------------------+ | トピック内の場所 | 修正 | +-------------------+-------------------------------------------------+ | 4 つのすべての図 | * 「DB2 for OS/390 V5R1」は、正しくは「DB2 for | | の凡例 | OS/390 V6 以降」です。 | | | * 「DB2 for AS/400(R) V4R2」は、正しくは「DB2 | | | for iSeries V5R1 以降」です。 | +-------------------+-------------------------------------------------+ | 最初の図 (図 1: | 「APPC」および「SNA 通信サポート」への言及はす | | DB2 Connect | べて誤りです。SNA/APPC は、DB2 Linux、Unix、お | | Enterprise | よび Windows サーバー (DB2 Connect Enterprise | | Edition) | Edition を含む) では、DB2 Runtime Client のイン | | | バウンド・プロトコルとしてサポートされていませ | | | ん。 | +-------------------+-------------------------------------------------+ 以下の表に、『Java を使用した Web から DB2 データへのアクセス』のトピッ クの図に対する修正の概要を示します。 表 35. 『Java を使用した Web から DB2 データへのアクセス』のトピックの図 に対する修正 +-------------------+-------------------------------------------------+ | トピック内の場所 | 修正 | +-------------------+-------------------------------------------------+ | 凡例 | * 「DB2 for OS/390 V5R1」は、正しくは「DB2 for | | | OS/390 V6 以降」です。 | | | * 「DB2 for AS/400 V4R2」は、正しくは「DB2 for | | | iSeries V5R1 以降」です。 | +-------------------+-------------------------------------------------+ デベロップメント・センター DB2 デベロップメント・センター バージョン 8.2 は分散デバッガー レベル 9.2.9 を必要とする 現在、DB2 デベロップメント・センター バージョン 8.2 を使用するには、IBM 分散デバッガー バージョン 9.2.9 が必要です。分散デバッガー バージョン 9.2.9 がインストールされていないと、デベロップメント・センターを使って Java ストアード・プロシージャーをデバッグできません。 分散デバッガー バージョン 9.2.9 は現在 Solaris オペレーティング環境をサ ポートしていません。 分散デバッガーについて詳しくは、分散デバッガーの Web サイト http://www.ibm.com/software/awdtools/debugger を参照してください。 DB2 デベロップメント・センター「変数範囲の変更 (Change Variable Range)」 ウィンドウの長さ制限 DB2 デベロップメント・センターの「変数範囲の変更 (Change Variable Range)」を使用して変数の長さを変更する際の最大長は 1024 バイトです。こ の制限は現在英語版の資料にのみ記載されています。 DB2 Universal タイプ 2 ドライバーおよびタイプ 4 ドライバーの制約事項 バージョン 8.2 では、ユーザーが DB2 Universal タイプ 2 ドライバーおよび タイプ 4 ドライバーを使用して、デベロップメント・センター内から DB2 Universal Database (UDB) データベースに接続できるサポートが追加されまし た。ただし、いずれか一方のドライバーを使用して iSeries サーバーまたはバ ージョン 8.1 以前の DB2 UDB サーバーに接続しようとすると、以下のエラ ー・メッセージが表示されます。 Connection to failed. IBM DB2 Universal driver (JCC) not found. このエラーを回避するために参照できるドライバーの追加情報については、DB2 インフォメーション・センターの『JDBC ドライバー』というトピックを参照し てください。 GUI ツール ステートメント終了文字の変更 DB2 Universal Database (UDB) バージョン 8.2 フィックスパック 1 (バージ ョン 8.1 フィックスパック 8) 以降、コマンド行プロセッサー (CLP) または コマンド・エディターで実行しているスクリプト内のステートメント終了文字 を変更できます。この実行中の変更は、DB2 UDB for OS/390 で現在使用可能な 方法と類似しています。各ステートメント後の終了文字の変更方法を、以下の 例で示します。 connect to gilroy user newton using password; select * from newton.department; --#SET TERMINATOR : select * from newton.employee: --#SET TERMINATOR @ select * from newton.department@ --#SET TERMINATOR ; select * from newton.department; --#SET TERMINATOR & terminate& 終了文字を変更する機能は、スクリプトにコンパウンド・ステートメントが含 まれる場合に重要です。以下の例では、DB2 UDB は、コンパウンド CREATE TRIGGER ステートメントで検出した最初の ; は、CREATE TRIGGER ステートメ ント全体の終了文字と想定します。しかし、実際にはそうではありません。コ ンパウンド CREATE TRIGGER ステートメント内のステートメントの 1 つの終了 文字を意味するのみです。 CONNECT TO SAMPLE; DROP TRIGGER newton.NWTTRIGGER; CREATE TRIGGER newton.NWTTRIGGER AFTER DELETE ON newton.NWTTABLE FOR EACH ROW MODE DB2SQL BEGIN ATOMIC insert into newton.nwttable values(0,'0'); insert into newton.nwttable values( -1, '-1'); END; CONNECT RESET; TERMINATE; 以下に、必要な結果を得るためにスクリプト内でステートメント終了文字を変 更する方法の例を示します。 CONNECT TO SAMPLE; DROP TRIGGER newton.NWTTRIGGER; --#SET TERMINATOR @ CREATE TRIGGER newton.NWTTRIGGER AFTER DELETE ON newton.NWTTABLE FOR EACH ROW MODE DB2SQL BEGIN ATOMIC insert into newton.nwttable values(0,'0'); insert into newton.nwttable values( -1, '-1'); END@ --#SET TERMINATOR ; CONNECT RESET; スクリプトが DB2 for OS/390 のローカルで実行される必要がない場合、または DB2 UDB スクリプトが OS/390 に接続する必要がない場合、--#SET TERMINATOR を使用してステートメント終了文字を変更するのはお勧めできません。代わり に、既存の -tdX または ;-- オプションを使用してください。 -tdX オプションを使用すると、CLP コマンドを使用してスクリプトを呼び出す ときに、終了文字を指定できます。X は、ステートメント終了文字として使用 される文字を表します。例えば、次のコマンドの場合、 db2 -tvf test.txt -td& test.txt ファイル内のスクリプトが実行されるときに、& がステートメント終 了文字として使用されます。スクリプトにコンパウンド CREATE TRIGGER ステ ートメントが含まれていると、以下のように記述されます。 CONNECT TO SAMPLE& DROP TRIGGER newton.NWTTRIGGER& CREATE TRIGGER newton.NWTTRIGGER AFTER DELETE ON newton.NWTTABLE FOR EACH ROW MODE DB2SQL BEGIN ATOMIC insert into newton.nwttable values(0,'0'); insert into newton.nwttable values( -1, '-1'); END& CONNECT RESET& TERMINATE& 注: -tdX オプションはコマンド・エディターでは使用できません。 コンパウンド CREATE TRIGGER ステートメントを含むスクリプトは、;-- オプ ションを使用して、以下のようにも記述できます。 CONNECT TO SAMPLE; DROP TRIGGER newton.NWTTRIGGER; CREATE TRIGGER newton.NWTTRIGGER AFTER DELETE ON newton.NWTTABLE FOR EACH ROW MODE DB2SQL BEGIN ATOMIC insert into newton.nwttable values(0,'0');-- insert into newton.nwttable values( -1, '-1');-- END; CONNECT RESET; TERMINATE; コントロール・センターのデータベース詳細ペインのデータベース利用不可状況 コントロール・センターの詳細ペインを使用して、データベースについての情 報を表示できます。オブジェクト・ツリーまたは目次ペインでデータベースを 選択すると、データベース状態のサマリーが表示されます。特定の状態では、 データベース情報を利用できない場合があります。以下の表で、情報を利用で きない理由の一部について説明します。 表 36. データベース状況を利用できない理由 +--------------------+------------------------------------------------+ | データベース状況エ | 利用不可状況の考えられる理由 | | レメント | | +--------------------+------------------------------------------------+ | 最新のバックアップ | * このデータベースのバックアップを実行したこ | | | とがない。 | | | * この情報にアクセスするために必要な権限がユ | | | ーザーにない。 | +--------------------+------------------------------------------------+ | サイズ | * データベースのバージョンが 8.2 以前である。 | | | * この情報にアクセスするために必要な権限がユ | | | ーザーにない。 | +--------------------+------------------------------------------------+ | 容量 | * データベースのバージョンが 8.2 以前である。 | | | * データベースに複数のパーティションがある。 | | | * この情報にアクセスするために必要な権限がユ | | | ーザーにない。 | +--------------------+------------------------------------------------+ | ヘルス | * ヘルス・モニターがオンになっていない。 | | | * タイミングの遅延。データベースを活動化して | | | からデータベースのヘルス状況が使用可能になるま | | | でに、約 5 分の遅延があります。 | +--------------------+------------------------------------------------+ | 保守 | * データベースのバージョンが 8.2 以前である。 | +--------------------+------------------------------------------------+ デフォルトの「表出力への書き込み (write to table output)」の生成 (「イベ ント・モニターの作成」) 「イベント・モニターの作成」ウィンドウから起動される「出力オプション」 ダイアログに「生成」ボタンが追加されました。「生成」ボタンをクリックす ると、デフォルトの「表出力への書き込み (write to table output)」オプシ ョンが生成されます。この出力は、db2evtbl コマンドで生成される構文と同等 です。 生成オプションは、イベント・モニターの作成時に組み込まれる表およびデー タ・エレメントをユーザーに示します。ユーザーは、必要に合わせてコマンド を変更できます。 生成構文は、「イベント・モニターの作成」ウィンドウで指定するイベント・ モニター名およびイベント・タイプを基にしています。出力オプション構文を 生成する前に、イベント・モニター名およびイベント・タイプを指定してくだ さい。 出力オプションの生成後にイベント・モニター名またはイベント・タイプが変 更されると、イベント・モニターを作成する前に出力オプションを再生成する ことをユーザーに気付かせるメッセージが表示されます。出力オプションが再 生成されない場合は、以前に指定したイベント・モニター名を基にしてイベン ト表が生成されます。 インフォメーション・カタログ・センター 構成サンプル・スクリプト DB2 組み込みアプリケーション・サーバーを使用するインフォメーション・カ タログ・センター (Web 用) のために、ICCConfig.jacl および ICCConfig.properties サンプル・スクリプトが準備されています。これらのサ ンプル・スクリプトを使用して、WebSphere Application Server 5 を使用する インフォメーション・カタログ・センター (Web 用) を構成できます。これら のスクリプトは、sqllib\samples\icweb ディレクトリーにあります。 Web サーバーの構成 DB2 組み込みアプリケーション・サーバーを使用するインフォメーション・カ タログ・センター (Web 用) を構成するときには、サーバー上のファイルにア クセスする URL がメタデータに含まれているのであれば、Web サーバー構成の 別名を使用して URL を正しいロケーションにマップする必要があります。さら に、ヘルプおよび著作権のリンクをマップする必要もあります。DB2 組み込み アプリケーション・サーバーを使用する場合、これらのリンクが機能するため には、Web サーバーに接続する必要はありませんが、Web サーバーを正しく構 成して実行しておく必要があります。 インストールおよび構成 補足 DB2 ノード構成ファイル - db2nodes.cfg resourcesetname パラメーターは、AIX、HP-UX、Solaris オペレーティング環 境、および Linux上でのみサポートされます。 Linux オペレーティング・システムでは、resourcesetname 列は、システム上の Non-Uniform Memory Access (NUMA) ノードに対応する番号を定義します。 NUMA ポリシーをサポートする 2.6 カーネルに加えて、numactl システム・ユーティ リティーが使用可能でなければなりません。 Linux オペレーティング・システ ム上の NUMA サポートの詳細は、numact1 の man ページを参照してください。 Linux オペレーティング・システムでの resourcesetname の使用例 以下の例は、それぞれの論理ノードが NUMA ノードに関連付けられた 4 つのノ ードの NUMA コンピューターをセットアップする方法を示しています。 手順 1. ご使用のシステム上に NUMA 機能が装備されていることを確認します。 2. 次のコマンドを発行します。 $ numactl --hardware 次のような出力が表示されます。 available: 4 nodes (0-3) node 0 size: 1901 MB node 0 free: 1457 MB node 1 size: 1910 MB node 1 free: 1841 MB node 2 size: 1910 MB node 2 free: 1851 MB node 3 size: 1905 MB node 3 free: 1796 MB 3. この例では、システム上に 4 つの NUMA ノードがあります。次のように、 db2nodes.cfg ファイルを編集して、各 Multiple Logical Node (MLN) を、 システム上の NUMA ノードに関連付けます。 0 hostname 0 hostname 0 1 hostname 1 hostname 1 2 hostname 2 hostname 2 3 hostname 3 hostname 3 DB2NOLIOAIO レジストリー変数が DB2LINUXAIO に置き換わる (Linux) DB2 Universal Database (UDB) レジストリー変数 DB2NOLIOAIO は、バージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 9 に相当) 以降では推奨されないレ ジストリー変数です。 Linux ユーザーに関しては、DB2NOLIOAIO レジストリー 変数は DB2LINUXAIO に置き換わっています。 * Linux での非同期入出力 I/O (AIO) サポートを使用可能にするには、以下 のコマンドを実行します。 db2set DB2LINUXAIO=true その後、DB2 UDB を再始動します。 注: AIO を使用するには、ユーザーは libaio-0.3.98 以降をインストール し、AIO をサポートするカーネルを用意する必要があります。 * Linux 上で AIO サポートを使用不可にするには、以下のコマンドを実行し ます。 db2set DB2LINUXAIO=false その後、DB2 UDB を再始動します。 DB2 UDB 用のアプリケーション・サーバー DB2 Universal Database (UDB) 用のアプリケーション・サーバーは、リモート 管理またはストアード・プロシージャーをサポートしなくなりました。 更新されたトピックは、以下のとおりです。 DB2 UDB 用のアプリケーション・サーバーを使用可能にする 以下のようにして、データベースを使用可能にします。 * 指定したデータベースに接続します。 * メタデータ表を作成してデータを追加します。 * DBM CFG パラメーターの JDK_PATH と JAVA_HEAP_SZ を更新します。 * DB2 Web サービス・アプリケーションをインストールします。 前提条件 Linux の場合は、アプリケーション・サーバーをインストールして、アプリケ ーション・サーバーを使用可能にする前に、Linux Java 環境をセットアップす る必要があります。Linux Java 環境のセットアップの詳細については、「アプ リケーション開発ガイド: アプリケーションの構築および実行」マニュアルを 参照してください。 手順 DB2 UDB 用のアプリケーション・サーバーを使用可能にするには、以下を実行 します。 1. Linux または UNIX オペレーティング・システムでは root として、Windows オペレーティング・システムでは管理者特権を持つユーザーとして、DB2 サ ーバーにログオンします。 2. Linux および UNIX ベース・オペレーティング・システムの場合、次のコマ ンドを実行します。 . /db2instance_path/sqllib/db2profile ここで、db2instance_path は DB2 UDB インスタンスが作成された場所で す。 3. 以下のコマンドを実行します。 * Linux および UNIX オペレーティング・システムの場合: AppServer_install_path/bin/enable.sh -db db_alias -user db_user -password db_password -db2path path_to_sqllib -instance instance_name -easpath path_to_eas -fencedid fenced_userid * Windows オペレーティング・システムの場合: AppServer_install_path\bin\enable -db db_alias -user db_user -password db_password -db2path path_to_sqllib -instance instance_name -easpath path_to_eas ここで、 * db_alias は、使用可能にするデータベースの別名です。 * db_user は、データベースに接続するときに使用するユーザー ID です。 * db_password は、データベースへの接続の際にユーザー ID とともに使 用するパスワードです。 * path_to_sqllib は、DB2 UDB インスタンスの SQLLIB ディレクトリーへ のパスです。このパスは、必要な JAR ファイルと DB2EAS を更新するた めに使用します。 * instance_name は DB2 UDB インスタンスの名前です。 * path_to_eas は、組み込みアプリケーション・サーバーへのパスです。 * fenced_userid は、fenced ユーザー用のユーザー ID です。 DB2 UDB 用のアプリケーション・サーバーが使用可能にされると、アプリケー ション・サーバーは自動的に開始します。 DB2 UDB 用のアプリケーション・サーバーをローカルで開始する .NET 環境で Web サービスを作成するシステム、または XML メタデータ・レジ ストリー (XMR) のみを実行するシステムでは、fenced ユーザー ID を使用し てアプリケーション・サーバーを開始する必要があります。 DB2 UDB 用のアプリケーション・サーバーをリモート側で開始する このセクションは削除されました。DB2 UDB 用のアプリケーション・サーバー は、リモート管理をサポートしなくなりました。 DB2 UDB 用のアプリケーション・サーバーをローカルで停止する .NET 環境で Web サービスを作成するシステム、または XML メタデータ・レジ ストリー (XMR) のみを実行するシステムでは、fenced ユーザー ID を使用し てアプリケーション・サーバーを停止する必要があります。 DB2 UDB 用のアプリケーション・サーバーをリモート側で停止する このセクションは削除されました。DB2 UDB 用のアプリケーション・サーバー は、リモート管理をサポートしなくなりました。 DB2 UDB 用のアプリケーション・サーバーをアンインストールする このセクションは削除されました。DB2 UDB 用のアプリケーション・サーバー は、リモート管理をサポートしなくなりました。 DB2 組み込みアプリケーション・サーバーの使用可能化 DB2 組み込みアプリケーション・サーバーの使用可能データベースは、32 ビッ ト・インスタンスに置かれていなければなりません。DB2 組み込みアプリケー ション・サーバーからアクセスされるデータベースは、32 ビット・インスタン スと 64 ビット・インスタンスのいずれにあっても構いません。 DB2 Web ツールのデプロイ JDK 1.4 を使用するアプリケーション・サーバーでは、DB2 Web ツールのデプ ロイメント時に CLASSPATH 変数をカスタマイズする必要がなくなりました。す べての従属関係 (XML パーサーとトランスフォーマーの従属関係を含む) は Web モジュールとともにデプロイされるようになり、J2EE 仕様に基づいて WEB-INF\lib ディレクトリーからロードされることが期待されています。この 変更は、以下の 2 つのトピックに影響を与えます。 * WebLogic アプリケーション・サーバー上での DB2 Web ツールのデプロイ * その他のアプリケーション・サーバー上での DB2 Web ツールのデプロイ 更新されたトピックは、以下のとおりです。 WebLogic アプリケーション・サーバー上での DB2 Web ツールのデプロイ ここでは、 BEA WebLogic 7.0 で DB2 Web ツール (Web コマンド・センターお よび Web ヘルス・センター) をデプロイおよび構成する方法について説明しま す。これらのツールは、Web サーバー上の Web アプリケーションとして実行さ れ、Web ブラウザーを介して DB2 サーバーへのアクセスを提供します。 前提条件 WebSphere に DB2 Web ツールをインストールする場合、以下が必要です。 * BEA WebLogic 7.0 アプリケーション・サーバー。 * IBM DB2 Administration Client バージョン 8。 * HTML 4.0 に準拠した Web ブラウザー。 注: DB2 Web ツールは、Netscape 4.x、Netscape 6.x、Netscape 7.x、 Mozilla 1.x、Internet Explorer 5.x、Opera 6.x、Konqueror 3.x (Linux)、および EudoraWeb 2.x (Palm OS) を使ってテスト済みで す。テスト済みでない Web ブラウザーを使用する場合は、サーブレ ット構成に対して明示的に参照を追加する必要がある場合がありま す。 制約事項 DB2 Web ツールのデプロイメントには、以下の制約事項が適用されます。 * 中間層 (middle tier) と DB2 サーバー間の、複数言語およびコード・ペー ジの変換は、サポートされていません。サーバーの言語は表示されていると おりですが、いくつかの文字が正しく表示されない場合があります。 * データベース、表スペース、および Web ヘルス・センター内の表スペー ス・コンテナーのヘルス・アラートを表示するには、データベースが Web アプリケーション・サーバー上でカタログされている必要があります。 * Web ブラウザーのボタンの使用 (「中止」、「戻る」、「履歴」) は、DB2 Web ツールの使用中はサポートされません。 * Netscape Navigator 4 で DB2 Web ツールを使用している場合は、ブラウザ ー表示が正常に更新されない場合があります。この問題が起こった場合は、 ウィンドウを最小化してから最大化することで表示を最新表示できます。他 のウィンドウでブラウザー・ウィンドウを隠し、その後再び前面に戻して、 表示を最新表示することもできます。 * DB2 Universal Database (UDB) システム、インスタンス・ノード、または データベースに独自の別名を割り当てるには、DB2 構成アシスタントまたは DB2 コントロール・センターを使用して、アプリケーション・サーバーでそ れらを明示的にカタログする必要があります。 * DB2 Web ツールの最初の始動には、その後の始動に比べて初期化に非常に長 い時間が必要です。待ち時間のほとんどは、自動カタログ処理によるもので す。自動カタログ機能を使用しない場合は、サーブレット構成でカタログを オフにすることで、待ち時間を短くすることができます。 注: サーブレット構成パラメーターは、デプロイメント記述子ファイル web.xml にあります。パラメーター名およびデフォルト値は、リリー スによって変更される場合があります。アプリケーション・サーバー の中には、インターフェースを使用して、または直接 web.xml ファ イルを編集することで、これらのパラメーターの変更を許可するもの があります。 * デスクトップまたはラップトップ・ブラウザーの使用時の出力 (結果) バッ ファーは、1MB 以上の容量に構成されていたとしても、絶対最大サイズは 1MB になります。 PDA Web ブラウザーの場合、その限度は 1KB です。 * Linux、UNIX、、および Windows オペレーティング・システムでは、DB2 Web ツールはアプリケーション・サーバーと同じ TCP/IP ネット上のすべてのシ ステムを自動的に検出してカタログします。同じ TCP/IP ネット上のシステ ムの場合、それぞれの IP アドレスの最初の 3 桁は同じです。このツール は、元のリモート TCP/IP ホスト名を使って、DB2 UDB システム・ノードの カタログを試みます。名前が重複している場合、ツールによってランダムで 固有の名前が割り当てられます。他のすべての DB2 管理サーバーを、アク セス可能にする場合は、アプリケーション・サーバーに明示的にカタログす る必要があります。それには、アプリケーション・サーバーと同じ TCP/IP ネット上にない、TCP/IP を使用するすべてのサーバーと、TCP/IP を使用し ないすべてのサーバーが含まれます。 * Linux、UNIX、および Windows オペレーティング・システムでは、DB2 Web ツールは、カタログされた DB2 UDB システムに存在するすべての DB2 UDB インスタンス・ノードとデータベースを自動的に発見してカタログしようと します。複数の通信プロトコル用に 1 つのリモート・インスタンスを構成 することは可能であるため、カタログには、自動的にカタログされたインス タンスでサポートされているプロトコルごとに、別々のノード項目が含まれ ます。名前が重複している場合、ツールによってランダムで固有の名前が割 り当てられます。 手順 WebLogic アプリケーション・サーバーに DB2 Web ツールをインストールする には、以下を実行します。 1. 以下を完了させて、WebLogic 管理コンソールを介して DB2 Web ツールをデ プロイします。 a. WebLogic 管理コンソールを開始します。 b. ウィンドウの左側のペインで、「ドメイン (domain)」 -> 「デプロイメ ント (deployments)」 -> 「Web アプリケーション (Web Applications)」をクリックします。 c. 「新しい Web アプリケーションの構成 (Configure a new Web Application)」リンクをクリックして、DB2 Web ツールの Web アプリケ ーションをインストールします。 d. ファイル・システムのリストをブラウズして、 Sqllib\tools\web\db2wa.war を見つけます。 e. db2wa.war ファイル名の横にある 「選択 (select)」を選択します。 f. 選択可能なサーバーのリストから DB2 Web ツールを格納するサーバーを 選択し、矢印をクリックしてそのサーバーをターゲット・サーバーに移 動させます。 注: DB2 Web ツールでハードコーディングされているため、オリジナル の名前である db2wa は必ずそのまま使用しなければなりません。 g. 「構成およびデプロイ (Configure and Deploy)」をクリックします。 h. 選択したサーバー上の Web アプリケーションのデプロイメント状況を、 アプリケーション・サーバーがリフレッシュするまで待ちます。正常に 行われた場合、「Deployed=true」が表示されます。 2. 以下の場所にある DB2 Web ツールの Web アプリケーションを呼び出しま す。 http://server_name:app_server_port_number/db2wa 例えば、http://server_name:7001/db2wa などです。 その他のアプリケーション・サーバー上での DB2 Web ツールのデプロイ ここでは、Tomcat 4.0 や Macromedia JRun 4.0 などの他のアプリケーショ ン・サーバーで DB2 Web ツール (Web コマンド・センターおよび Web ヘル ス・センター) をデプロイおよび構成する方法について説明します。これらの ツールは、Web サーバー上の Web アプリケーションとして実行され、Web ブラ ウザーを介して DB2 サーバーへのアクセスを提供します。 前提条件 DB2 Web ツールをインストールする場合、以下が必要です。 * 以下のようなアプリケーション・サーバー。 * Tomcat 4.0 Servlet/JSP Container ( http://jakarta.apache.org/tomcat/) * Macromedia JRun 4.0 * IBM DB2 Administration Client バージョン 8。 * HTML 4.0 に準拠した Web ブラウザー。 制約事項 DB2 Web ツールのデプロイメントには、以下の制約事項が適用されます。 * 中間層 (middle tier) と DB2 サーバー間の、複数言語およびコード・ペー ジの変換は、サポートされていません。サーバーの言語は表示されていると おりですが、いくつかの文字が正しく表示されない場合があります。 * データベース、表スペース、および Web ヘルス・センター内の表スペー ス・コンテナーのヘルス・アラートを表示するには、データベースが Web アプリケーション・サーバー上でカタログされている必要があります。 * Web ブラウザーのボタンの使用 (「中止」、「戻る」、「履歴」) は、DB2 Web ツールの使用中はサポートされません。 * Netscape Navigator 4 で DB2 Web ツールを使用している場合は、ブラウザ ー表示が正常に更新されない場合があります。この問題が起こった場合は、 ウィンドウを最小化して、再び元に戻すことで表示を最新表示できます。他 のウィンドウでブラウザー・ウィンドウを隠し、その後再び前面に戻して、 表示を最新表示することもできます。 * DB2 UDB システム、インスタンス・ノード、またはデータベースに独自の別 名を割り当てるには、DB2 構成アシスタントまたは DB2 コントロール・セ ンターを使用して、アプリケーション・サーバーでそれらを明示的にカタロ グする必要があります。 * DB2 Web ツールの最初の始動には、その後の始動に比べて初期化に非常に長 い時間が必要です。待ち時間のほとんどは、自動カタログ処理によるもので す。自動カタログ機能を使用しない場合は、サーブレット構成でカタログを オフにすることで、待ち時間を短くすることができます。 注: サーブレット構成パラメーターは、デプロイメント記述子ファイル web.xml にあります。パラメーター名およびデフォルト値は、リリー スによって変更される場合があります。アプリケーション・サーバー の中には、インターフェースを使用して、または直接 web.xml ファ イルを編集することで、これらのパラメーターの変更を許可するもの があります。 * デスクトップまたはラップトップ・ブラウザーの使用時の出力 (結果) バッ ファーは、1MB 以上に構成されていたとしても、絶対最大サイズは 1MB に なります。PDA Web ブラウザーの場合、その限度は 1KB です。 * Linux、UNIX、、および Windows オペレーティング・システムでは、DB2 Web ツールはアプリケーション・サーバーと同じ TCP/IP ネット上のすべてのシ ステムを自動的に検出してカタログします。同じ TCP/IP ネット上のシステ ムの場合、それぞれの IP アドレスの最初の 3 桁は同じです。このツール は、元のリモート TCP/IP ホスト名を使って、DB2 UDB システム・ノードの カタログを試みます。名前が重複している場合、ツールによってランダムで 固有の名前が割り当てられます。他のすべての DB2 管理サーバーを、アク セス可能にする場合は、アプリケーション・サーバーに明示的にカタログす る必要があります。それには、アプリケーション・サーバーと同じ TCP/IP ネット上にない、TCP/IP を使用するすべてのサーバーと、TCP/IP を使用し ないすべてのサーバーが含まれます。 * Linux、UNIX、および Windows オペレーティング・システムでは、DB2 Web ツールは、カタログされた DB2 UDB システムに存在するすべての DB2 UDB インスタンス・ノードとデータベースを自動的に発見してカタログしようと します。複数の通信プロトコル用に 1 つのリモート・インスタンスを構成 することは可能であるため、カタログには、自動的にカタログされたインス タンスでサポートされているプロトコルごとに、別々のノード項目が含まれ ます。名前が重複している場合、ツールによってランダムで固有の名前が割 り当てられます。 手順 以下に、Tomcat 4.0 や Macromedia JRun 4.0 などのアプリケーション・サー バーを使用して、DB2 Web ツールをインストールする際の手順を示します。 Tomcat 4.0 1. 以下を完了して、Tomcat 4.0 構成ファイル (CLASSPATH) を準備 します。 a. 新しい環境/システム変数 CATALINA_HOME を作成して、Tomcat 4.0 へのパス (ルート・ディレクトリー) を格納します。例え ば、D:\jakarta-tomcat-4.0.3 などです。 b. 以下のように、Tomcat 4.0 Servlet/JSP Container が機能し ているか確認します。 1) Tomcat の bin ディレクトリーから startup.bat を実行し て、Tomcat を開始します。 2) Web ブラウザーを使用してメインの Web ページ http://localhost:8080/ にアクセスします。 2. DB2 Web ツールのインストール・パス (つまり、 Sqllib\tools\web\db2wa.war ) を見つけて、db2wa.war を Tomcat のデプロイメント・ディレクトリー (つまり、 Tomcat の webapps ディレクトリー) にコピーし、DB2 Web ツールを Tomcat Servlet/JSP Container にデプロイします。 3. 以下を完了して、Tomcat Servlet/JSP Container で DB2 Web ツ ールを呼び出します。 a. DB2 コマンド・ウィンドウを開いて、ディレクトリーを Tomcat の bin ディレクトリーに移動します。 b. startup.bat を使用して Tomcat を開始し、新しいディレクト リー (db2wa) が webapps ディレクトリーに追加されているか 確認します。 注: コマンド・プロンプト・ウィンドウからの startup.bat の実行では、DB2PATH は設定されません。DB2PATH を設 定できるようにするには、%DB2PATH% 環境変数ではなく DB2 UDB インストール・パスを明示的に参照するよう に、CLASSPATH 行を変更する必要があります。 c. DB2 Web ツールのエンタープライズ・アプリケーションは http://localhost:8080/db2wa に置かれ、HTML 4.0 対応の Web ブラウザーでアクセスできます。 JRun 1. 以下のタスクを完了して、DB2 Web ツールに新しいアプリケーシ ョン・サーバーを準備します。 推奨 新しいアプリケーション・サーバーを作成するようにお勧めしま すが、必須ではありません。テスト目的の場合、デフォルト・サ ーバーを使用でき、JVM クラスパスおよびデプロイメントの構成 のみが必須です。 a. JRun Management Console を開始して、アプリケーション・サ ーバーの管理者としてログインします。 b. メインページの右上にある「新しいサーバーの作成 (Create New Server)」を使用して、新しいアプリケーション・サーバ ーを作成します。ホスト名の選択は localhost から変更しな いでください。 c. 新しいサーバー名 (DB2WebToolsServer) を入力して、「JRun サーバー・ディレクトリー (JRun Server Directory)」をクリ ックします。値が自動的に入力されます。 d. 「サーバーの作成 (Create Server)」ボタンをクリックしま す。 e. 生成された値を記録するか、または以下に新しい値を入力しま す。 * 「JNDI プロバイダーの URL (JNDI Provider URL)」 * 「Web サーバーのポート番号 (Web Server Port Number)」 。DB2 Web ツールの URL に使用される値になります (つま り、http://localhost:web_server_port_numer/db2wa) * 「Web コネクターのプロキシー・ポート番号 (Web Connector Proxy Port Number)」 f. 必要に応じて「ポート番号の更新 (update port numbers)」を クリックし、ウィンドウを閉じます。 2. 以下のタスクを完了させて、JRun アプリケーション・サーバーに DB2 Web ツールをデプロイします。 a. DB2 Web ツールの Web アプリケーションをホスティングする ように選択したアプリケーション・サーバー (DB2WebToolsServer、デフォルトまたは admin 以外の他の任 意のもの) を開始します。 b. 「Web アプリケーション (Web Applications)」をクリックし てから、「追加 (Add)」をクリックします。 c. 「デプロイメント・ファイル (Deployment File)」セクション をブラウズして、DB2 UDB インストール・パスから Sqllib\tools\web\db2wa.war ファイルを選択します。 d. 「デプロイ (Deploy)」をクリックし、コンテキスト・パスが /db2wa であることを確認します。 e. アプリケーション・サーバーを選択し、「Web アプリケーショ ン (Web Applications)」セクションに DB2 Web ツール・アプ リケーションが表示されているか確認します。このページの 「適用 (Apply)」はクリックしないでください。 f. メインページの左上のパネルから「ホーム (Home)」リンクを 選択します。 g. DB2 Web ツール (DB2WebToolsServer) を含む、「ホーム (Home)」ビューからアプリケーション・サーバーを再始動しま す。 DB2 Web ツールのエンタープライズ・アプリケーションは http://localhost:your_web_server_port_numer/db2wa に置かれ、 HTML 4.0 対応の Web ブラウザーでアクセスできます。 ブロック・デバイスでの直接 I/O (Linux) 2.6 カーネルを使用する Linux ディストリビューション用のファイル・システ ムとブロック・デバイスの両方で、直接 I/O がサポートされるようになりまし た。ブロック・デバイス上の直接 I/O は、直接ディスク・アクセスまたはロー I/O 用の装置コンテナーを指定するための代替手段です。直接 I/O のパフォー マンスは、ロー・キャラクター型装置の方式と同等です。DB2 Universal Database (UDB) は、CREATE TABLESPACE ステートメントでコンテナー・パスの ブロック・デバイス名が指定されている場合、表スペースを開くときに直接 I/O を使用可能にします。以前は、ロー I/O 方式を使用して同じパフォーマンスを 実現していたため、raw ユーティリティーを使用してブロック・デバイスをキ ャラクター型装置に結合することが必要でした。 表 37. 直接 I/O とロー I/O の比較 +----------------------------------+----------------------------------+ | 直接 I/O によりブロック・デバイ | キャラクター型デバイス・ドライバ | | スを使用する ロー I/O (新しい方 | ーとロー・ユーティリティーを使用 | | 式) | するローI/O (古い方式) | +----------------------------------+----------------------------------+ | CREATE TABLESPACE dms1 | CREATE TABLESPACE dms1 | | MANAGED BY DATABASE | MANAGED BY DATABASE | | USING (DEVICE '/dev/sda5' | USING (DEVICE '/dev/raw/raw1' | | 11170736) | 11170736) | +----------------------------------+----------------------------------+ DB2 UDB はこれまでどおり、ロー I/O でロー・ユーティリティーを使用する方 式をサポートしますが、最近のディストリビューションではこれは使用すべき でないフィーチャーとされており、将来は除去される可能性があります。優先 されるのは、装置を直接指定する新しい方式の使用です。 推奨 直接ディスク・アクセスを活用する場合は、将来の移行の問題を回避するため に、直接 I/O を使用して DMS 装置コンテナーを作成してください。 注: 直接 I/O は Linux/390 用 DB2 UDB ではサポートされていません。 DB2 インフォメーション・センター・デーモン (Linux および UNIX) DB2 インフォメーション・センター・デーモンは、DB2 文書サーバーの制御を 担当します。このデーモン (DB2 インフォメーション・センターのインストー ルの一部) は、以下の 2 つのファイルで構成されています。 * db2icd - 初期化スクリプト * db2ic.conf - 構成ファイル これらのファイルは、以下の場所にインストールされています。 AIX /etc/db2icd /var/db2/v81/db2ic.conf HP /sbin/init.d/db2icd /var/opt/db2/v81/db2ic.conf Solaris オペレーティング環境 /etc/init.d/db2icd /var/db2/v81/db2ic.conf Linux /etc/init.d/db2icd /var/db2/v81/db2ic.conf インフォメーション・センター・デーモンの開始および停止 (AIX、Solaris オ ペレーティング環境、HP、Linux) デーモンを手動で開始または停止する必要があるのは、デーモンの構成変数を 変更する場合のみです。通常、デーモンは、DB2 インフォメーション・センタ ーのインストール中に作成される実行レベルに従ってシステム始動時に開始さ れます。 手順 インフォメーション・センター・デーモンを停止および開始するには、以下の ようにします。 1. デーモンが実行中の場合は、デーモンを停止します。コマンド行で、以下の ように入力します。 INIT_DIR/db2icd stop ここで、INIT_DIR は、上記の db2icd ファイルのインストール・ディレク トリーです。 2. db2ic.conf ファイルを編集して、デーモンの変数を変更します。現在のと ころ、ドキュメンテーションが使用可能な TCP ポート番号、およびデーモ ンの実行中にデーモンが使用する一時ワークスペースの場所を変更できま す。 3. デーモンを開始します。コマンド行で、以下のように入力します。 INIT_DIR/db2icd start ここで、INIT_DIR は、上記の db2icd ファイルのインストール・ディレク トリーです。 デーモンが開始すると、デーモンで新しい環境変数が使用されます。 デーモンを即時にシャットダウンおよび再開するオプションもあります。コマ ンド行で、以下のように入力します。 INIT_DIR/db2icd restart ここで、INIT_DIR は、上記の db2icd ファイルのインストール・ディレクトリ ーです。 デーモンの状況は、いつでも確認できます。コマンド行で、以下のように入力 します。 INIT_DIR/db2icd status ここで、INIT_DIR は、上記の db2icd ファイルのインストール・ディレクトリ ーです。デーモンは現在の状況を戻し、アクティブになっている場合はデーモ ン・プロセスの ID を表示します。 応答ファイルのキーワードとサンプル・ファイル 応答ファイルを使用して DB2 インフォメーション・センター、バージョン 8.2 をインストールするには、次の情報を使用します。 応答ファイル・キーワード (PROD) INFORMATION_CENTER 応答ファイル名 db2doce.rsp 応答ファイル・インストール・エラー・コード 以下のエラー・コードは Windows 専用で、Linux および UNIX オペレーティン グ・システムには適用されません。 3010 インストールは正常に実行されましたが、インストールを完了 するにはシステムを再始動する必要があります。 DB2 サーバーのインストールに必要なユーザー・アカウント (Windows) クォータの増加 「クォータの増加」ユーザー権限は、Windows XP および Windows Server 2003 オペレーティング・システムで「プロセス用のメモリ ー・クォータを調整する」に変更されました。 DB2 インストーラーによって付与されるユーザー権限 - プログラムのデバッグ DB2 インストール・プログラムは、「プログラムのデバッグ」ユーザ ー権限を付与しません。DB2 インストーラーは、以下のユーザー権限 を付与します。 * オペレーティング・システムの一部として機能 * トークン・オブジェクトの作成 * メモリー内のページのロック * サービスとしてログオン * クォータの増加 * プロセス・レベル・トークンの置き換え 非同期入出力サポート (Linux) 現在、ロー・デバイスおよび O_DIRECT ファイル・システムの非同期入出力 (AIO) サポートを Linux (2.6 および一部の 2.4 カーネル) で利用できるよう になりました。AIO は、ページ・クリーナーのパフォーマンスを向上させます。 db2set コマンドを実行すれば、Linux 上で AIO を使用可能または使用不可に することができます。 AIO を使用するには、ユーザーは libaio-0.3.98 以降をインストールし、AIO をサポートするカーネルを用意する必要があります。また、db2set DB2LINUXAIO=true コマンドを実行して、DB2 Universal Database を再開する 必要があります。 DB2 UDB 64 ビット・ライブラリー・リンクを作成するために db2ln コマンドを 変更 ( Linux および UNIX) 前のレベルの DB2 Universal Database (UDB) バージョン 8 では、db2ln コマ ンドは、特定の DB2 リンクを /usr/lib および /usr/include に作成していま した。32 ビットおよび 64 ビットの両方の DB2 UDB インスタンスがサポート されるプラットフォームでは、これらのリンクはデフォルトで DB2DIR/lib64 または DB2DIR/include64 下のライブラリー・ファイルまたは組み込みライブ ラリーをポイントします。ここで、DB2DIR は DB2 UDB バージョン 8 がインス トールされたディレクトリーです。デフォルトを使用しない場合は、-w フラグ を指定して db2ln コマンドを実行することにより、ビット幅を指定できます。 db2ln -w 32|64 これにより、DB2 UDB 32 ビット・インスタンスが同じプラットフォーム上で 64 ビット・インスタンスと共存できなくなります。 DB2 UDB バージョン 8.2 以降、db2ln コマンドでは DB2 64 ビット・ライブラ リー・リンクをこれらのプラットフォームの該当するディレクトリーに作成し ます。この場合、-w フラグは /usr/include を設定するためにのみ使用しま す。db2ln コマンドで DB2 UDB ライブラリー・ファイルのリンクを作成する場 合、32 ビットと 64 ビットの両方のリンクがサポートされるプラットフォーム に作成されます。これにより 32 ビットと 64 ビットの両インスタンスを共存 させ、同時に実行できます。 一部の Linux ディストリビューションでは、libc development rpm は /usr/lib/libdb2.so または /usr/lib64/libdb2.so ライブラリーに含まれてい ます。このライブラリーは Sleepycat Software の Berkeley DB インプリメン テーションに使用され、IBM の DB2 UDB とは関係ありません。ただし、このフ ァイルにより、db2ln コマンドと db2rmln コマンドが機能しなくなります。 db2ln コマンドはこのファイルを上書きせず、db2rmln コマンドはこのファイ ルを除去しません。この場合に、DB2 UDB を使用するアプリケーションをコン パイルするには、コンパイルおよびリンク処理で DB2 UDB のヘッダーとライブ ラリーへの絶対パスをそれぞれ指定する必要があります。これにより同じコン ピューター上の複数の DB2 UDB リリースに対してコンパイルおよびリンクでき るため、この方法をお勧めします。 db2ln コマンドの使用の制約事項の詳細については、DB2 UDB バージョン 8.2 のインストールおよび構成」マニュアルを参照してください。 Query Patroller 照会クラスの振る舞いの更新 クエリー・パトローラー・センターまたは Query Patroller コマンド行を介し て次のタスクのいずれかを実行すると、警告メッセージが戻されます。 * 照会クラスの追加 * 照会クラスの除去 * 照会クラスの最大照会コストの更新 以下の警告メッセージが出されます。 DQP1024W Creation, change, or removal of a query class will not take effect until the Query Patroller server is restarted. 同様に、「DB2 Query Patroller(TM) Guide: インストール、管理、使用法のガ イド」バージョン 8.2 にも、照会クラスを作成、変更または除去した後にその 変更を有効にするには Query Patroller サーバーを再始動しなければならな い、という説明があります。 そのガイドのメッセージとステートメントの説明に誤りがあります。前述の 3 つのクラス・タスクは、キューに入れられた照会や実行中の照会がなければ即 時に有効になります。新たにサブミットされた照会を含む、キューに入れられ た照会や実行中のキューがあると、照会クラスの変更はそれらの完了時に有効 になります。キューに入れられたキューや実行中のキューすべてが完了するの を待てない場合は、Query Patroller サーバーを再始動する必要があります。 注: 以前のバージョンの Query Patroller と同様、照会クラスの最大照会数の 更新は常に即時に有効になります。 管理対象の照会状態定義の更新 キャンセル済み および実行済み 照会状況の意味は、以下のように更新されま した。 キャンセル済み 照会は、クエリー・パトローラー・センターまたは Query Patroller コマンド行を使用して、プロファイルに編集権限とモニター特権を持 つ、管理者、サブミッター、またはオペレーターによりキャンセルさ れました。実行中、保留、リリース済み、およびキュー済み の照会 のみキャンセル できます。 実行済み 照会は正常に完了しました。 注: 照会自体はエラーなしで完了した場合でも、完了が DB2 force アプリケーションなどの外部イベントに起因する場合、アプリ ケーションがエラーを受け取る場合があります。 Query Patroller のヒストリカル・データ生成プログラムの実行以前の Explain 表の作成 Query Patroller 用のヒストリカル・データ生成プログラムの実行時に Explain 表が存在しない場合は、この生成プログラムが作成します。ただし、ヒストリ カル・データ生成プログラムの実行前に Explain 表を作成することを強くお勧 めします。 Explain 表を作成する場合は、いずれも同じパーティションに作成 してください。 Explain 表を同一パーティションに作成すれば、Explain 機能 のパフォーマンスが向上します。それによって、ヒストリカル・データ生成プ ログラムのパフォーマンスも向上します。 履歴分析のための Query Patroller ログ・ファイルの検査 一定期間の照会アクティビティー (履歴分析) レポートの照会に関して 「Explain Run」列に 「異常実行 (Ran unsuccessfully)」という状況が表示さ れている場合、その照会の履歴データは生成されていません。このため、その 照会は履歴分析レポートまたはグラフに表示されません。バージョン 8 の資料 に記載されているように、照会が正常に実行されなかった理由を判別するに は、qpuser.log ファイルを確認してください。 qpuser.log ファイルを調べる他に、qpdiag.log ファイルも確認してください。 ヒストリカル・データ生成プログラムの異常シャットダウン ヒストリカル・データ生成プログラムを実行し、通常とは異なる方法でシャッ トダウンした場合、次回ヒストリカル・データ生成プログラムを実行しようと したときにエラーを受け取ります。異常シャットダウンの例には次のものがあ ります。 * DB2 Universal Database の想定外の停止。 * db2stop force コマンドの発行。 * killdb2 コマンドの発行。 ヒストリカル・データ生成プログラムが異常シャットダウンしたときは、以下 のコマンドを発行してから、ヒストリカル・データ生成プログラムの再発行を 試みる必要があります。 qp -d database generate historical_data stop ここで database は、コマンドの実行対象のデータベースを表します。 動的照会クラスの更新 一部の照会クラス操作では、今後は Query Patroller をいったん停止してから 再始動して有効化する必要はなくなりました。 下表のアクティブな照会とは、実行中または待機中の状況にある照会を指しま す。 表 38. 照会クラスの変更の有効化の条件 +----------------------------------+----------------------------------+ | 更新内容 | 変更の有効化の条件 | +----------------------------------+----------------------------------+ | 照会クラスの追加、除去、または更 | アクティブな照会がない場合、変更 | | 新 | はただちに有効化されます。 | +----------------------------------+----------------------------------+ | 「照会の最大数」の変更のみをとも | アクティブな照会があっても、即時 | | なう照会クラスの更新。 | に有効化されます。 | +----------------------------------+----------------------------------+ | 「照会の最大コスト」の変更のみを | アクティブな照会がある場合に更新 | | ともなう照会クラスの更新。 | が有効化されるのは下記の時点で | | | す。 | | | * Query Patroller を停止してか | | | ら再始動したとき。 | | | * アクティブな照会がなくなった | | | とき。 | | | 注: 「照会の最大コスト」に対する | | | ペンディングの変更があると、 そ | | | の後に続くどのような種類の照会ク | | | ラスの更新も、上記の 2 つの条件 | | | のいずれかが満たされないと有効化 | | | されません。 | +----------------------------------+----------------------------------+ | 照会クラスの追加または除去。 | アクティブな照会がある場合に追加 | | | または除去が有効化されるのは下記 | | | の時点です。 | | | * Query Patroller を停止してか | | | ら再始動したとき。 | | | * アクティブな照会がなくなった | | | とき。 | +----------------------------------+----------------------------------+ ネストされた照会の動作 ネストされた照会をキューに入れることはできません。つまり、ネストされた 照会は、通常であればキューに入るはずのしきい値を超えた場合に、即時に実 行されます。 SQL ステートメント・タイプ別の制限事項 上記の説明とは逆に、以下のステートメントを使用した照会は、キューに入れ ることができます。 * 静的 SQL とホスト変数による照会 * ID 値関数 (IDENTITY_VAL_LOCAL) またはシーケンス値関数 (NEXT VALUE FOR や PREVIOUS VALUE FOR など) による照会 Terminal Services Client を使用する場合の解像度の制限 クエリー・パトローラー・センターを実行しているリモート・デスクトップに 接続するために Terminal Services Client を解像度 640x480 で使用する場合 は、「サブミット設定 (Submission Preferences)」ウィンドウがブランクで表 示される場合があります。「サブミット設定 (Submission Preferences)」ウィ ンドウを正常に表示させるには、640x480 より高い解像度を使用する必要があ ります。 照会サブミット用の新しいグループのサポート バージョン 8.2 以降、DB2 Universal Database (UDB) は、オペレーティン グ・システムのグループを超えたユーザー・グループをサポートするようにな りました。したがって、クエリー・パトローラー・センターの「照会サブミッ ト設定」ウィンドウの「使用するサブミッター・プロファイル」ドロップダウ ン・リストが多少変更されています。 ログインしても、Query Patroller のユーザー管理用の DBADM 権限または編集 特権を持っていない場合は、自分のためにのみサブミット設定を追加または更 新できます。この場合は、「使用するサブミッター・プロファイル」ドロップ ダウン・リストには、自分が属するオペレーティング・システムのグループだ けでなく、自分が属する DB2 UDB グループの既存のサブミッター・プロファイ ルが含まれます。 ログインして、Query Patroller のユーザー管理用の DBADM 権限または編集特 権を持っている場合は、他のユーザーのためにサブミット設定を追加または更 新できます。この場合は、「使用するサブミッター・プロファイル」ドロップ ダウン・リストには、すべての既存のグループ・サブミッター・プロファイル が含まれています。 Query Patroller のスケジュールの制限 クエリー・パトローラー・センターでスケジュールを処理している場合は、 「スケジュール」ウィンドウを使用してスケジュールをファイルに保管し、後 でそれをインポートできます。フィックスパック 6 以前を使用して保管したス ケジュールがある場合は、バージョン 8.2 以降を使用してスケジュールをイン ポートすることはできません。この制限は、DB2 UDB バージョン 8.2 で導入さ れた JDK レベル間でシリアライゼーションが異なることに起因しています。 RUN IN BACKGROUND QUERY コマンドを使用するために必要な許可 RUN IN BACKGROUND QUERY コマンドを実行できるのは、照会を最初にサブミッ トしたサブミッターのみです。 結果表の別名の作成 Query Patroller バージョン 8.1 FixPak 5 の時点から、Query Patroller は 照会のサブミッターの許可 ID と一致するスキーマで結果表を作成しなくなり ました。代わりに、Query Patroller は共通の DB2QPRT スキーマで結果表を作 成するようになりました。結果表をサブミッターのスキーマを使用して参照で きるようにするために、Query Patroller バージョン 8.2 には、Query Patroller が作成する新しい結果表ごとに別名を自動的に作成するオプション が導入されています。結果表は DB2QPRT スキーマに作成され、別名はサブミッ ターの許可 ID と一致するスキーマに作成されます。 このオプションをオン/オフにするには、CREATE_RESULT_TABLE_ALIASES オプシ ョンを指定して UPDATE QP_SYSTEM コマンドを発行します。 >>-UPDATE QP_SYSTEM USING---------------------------------------> >--+-DEFAULT------------------------------+-------------------->< '-CREATE_RESULT_TABLE_ALIASES--+-'Y'-+-' '-'N'-' 孤立した結果表の別名の除去 CREATE_RESULT_TABLE_ALIASES オプションを指定して作成された別名は、結果 表のドロップ時に自動的にドロップされます。ただし、結果表をドロップして も対応する別名がドロップされない 2 つの状況があります。 * qp コマンド行またはクエリー・パトローラー・センターを使用しないで、 結果表を手動でドロップする場合。 * 照会のサブミッターではなく、DBADM 権限を持っていないオペレーターの権 限で、qp コマンド行またはクエリー・パトローラー・センターを使用して 結果表をドロップする場合。 対応する結果表のない別名をクリーンアップするために、新しいコマンド REMOVE RESULT_TABLE_ALIASES が作成されました。このコマンドは、Query Patroller のスケジュールされた結果表パージ・プロセスの一部として結果表 がパージされると常に自動的に実行されます。REMOVE RESULT_TABLE_ALIASES コマンドは、以下の照会を使用してパージする別名のリストを取得します。 with a as (select tabschema, tabname from syscat.tables where type = 'A' and tabname like 'QUERY%_RESULTS'), t as (select tabname from syscat.tables where type = 'T' and tabname like 'QUERY%_RESULTS') select all tabschema, tabname from a where not exists (select * from t where t.tabname=a.tabname) 前提条件 DBADM 権限が必要です。 手順 1. REMOVE RESULT_TABLE_ALIASES コマンドを発行します。 このコマンドは、対応する結果表のドロップ後に存在するすべての別名を除去 します。別名は、最初は結果表のために Query Patroller によって作成された ものです。 コマンド構文 >>-REMOVE RESULT_TABLE_ALIASES--------------------------------->< 注: コマンド行インターフェースを使用して Query Patroller コマンドを入力 する方法、および Query Patroller コマンドの一般的な構文について は、Query Patroller コマンド行インターフェースを参照してください。 fenced ユーザー ID に qpdiag.log ファイルおよびパスへの書き込みアクセス 権限が必要 Query Patroller は、qpdiag.log ファイルにエントリーを記録する一部の fenced ストアード・プロシージャーを使用します。したがって、fenced ユー ザー ID に qpdiag.log ファイルと qpdiag.log ファイルが存在するパスへの 書き込みアクセス権限が必要です。 概説およびインストール ご使用のコンピューターまたはイントラネット・サーバーにインストールされて いる DB2 Information Center の更新 ローカルにインストールされている DB2 Information Center を更新するに は、最新の DB2 ドキュメンテーション・フィックスパックを http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support/downloadv8_docfix.html からダウンロードします。ただし、 DB2 ドキュメンテーション・フィックスパ ックのリリースは頻繁ではなく、DB2 資料の最新レベルを反映していない場合 があります。DB2 ドキュメンテーションの最新バージョンは、常に http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2help/ にホストのある DB2 Information Center のバージョンです。 メモリー要件 DB2 Universal Database (UDB) には、最低でも 256 MB の RAM が必要です。 DB2 UDB と DB2 GUI ツールだけを実行するシステムの場合、最低でも 512 MB の RAM メモリーが必要です。ただし、パフォーマンスを向上させるには、1 GB の RAM メモリーをお勧めします。この要件には、システムで稼動する他のソフ トウェアのメモリー要件は含まれていません。 メモリー要件を判別するときは、以下の点に注意してください。 * DB2 クライアントのサポートでは、上記のメモリー要件は 5 つの並行クラ イアント接続を基本としています。 5 つのクライアント接続ごとに、さらに 16 MB の RAM が必要になります。 * メモリー要件に影響を与えるものとして、データベース・システムのサイズ と複雑さのほかに、データベース・アクティビティーの程度とシステムにア クセスするクライアント数があります。 * Linux オペレーティング・システムでは、少なくとも RAM 容量の 2 倍の SWAP スペースが推奨されますが、必須ではありません。 DB2 UDB クライアント・サポートの説明 「DB2 Universal Database クライアント機能 概説およびインストール」(バー ジョン 8.1) の『DB2 クライアント』のトピックに以下のことが説明されてい ます。 DB2 クライアントは、クライアント・リリース・レベルより 2 リリース 後または 1 リリース前の DB2 サーバーと、同じリリース・レベルのサ ーバーに接続できます。 この記述は、次のように改訂します。 バージョン N クライアントからバージョン N + 2 サーバーへの接続は 一部の環境では可能ですが、DB2 サポート・チームがこの構成にサポー トを提供するのは、バージョン N がサービス中の期間に限ります。バー ジョン N のサービスが撤回されると、DB2 サポート・チームはこの構成 をサポートしなくなります。DB2 バージョン 8 サーバーに接続する DB2 バージョン 7 クライアントは、バージョン 7 のサービスが撤回された ため、DB2 サポート・チームによりサポートされなくなりました。 カーネル・パラメーターの変更 (Linux) DB2 UDB をインストールする前に、Linux カーネル・パラメーターの更新を検 討するべきです。 DB2 Universal Database (UDB) は必要であれば、自動的に IPC 限界を引き上げます。実際の必要に応じて、これらの限界をさらに引き上 げることもできます。 前提条件 カーネル・パラメーターを変更するには、root 権限が必要です。 手順 以下のようにして、カーネル・パラメーターを更新します。 Red Hat および SuSE 2.4.x シリーズのカーネルを使用しているシステムでは、メッセー ジ・キュー・パラメーターのデフォルト値 (msgmni) があります。こ れは、同時にわずかな数だけの DB2 UDB への接続が許可される値で す。 DB2 UDB を正常に実行するためには、セマフォー配列パラメー ターも変更する必要があります。 ipcs -l コマンドを発行して、共 用メモリー・セグメント、セマフォー配列、およびメッセージ・キュ ーの限界をチェックします。 ipcs -l コマンドの出力は次のようになります。 # ipcs -l ------ Shared Memory Limits -------- max number of segments = 4096 // SHMMNI max seg size (kbytes) = 262144 // SHMMAX max total shared memory (kbytes) = 8388608 // SHMALL min seg size (bytes) = 1 ------ Semaphore Limits -------- max number of arrays = 1024 // SEMMNI max semaphores per array = 250 max semaphores system wide = 256000 max ops per semop call = 32 semaphore max value = 32767 ------ Messages: Limits -------- max queues system wide = 1024 // MSGMNI max size of message (bytes) = 65535 // MSGMAX default max size of queue (bytes) = 16384 // MSGMNB 説明 max semaphores system wide = max number of arrays x max semaphores/array 32 ビットの Linux カーネルの場合、デフォルトのシステム制御構成 ファイル /etc/sysctl.conf に次の項目を追加することによって、カ ーネル・パラメーターを変更してください。 kernel.msgmni = 1024 kernel.sem = "250 256000 32 1024" kernel.shmmax=268435456 64 ビットの Linux カーネルの場合、デフォルトのシステム制御構成 ファイル /etc/sysctl.conf に次の項目を追加することによって、カ ーネル・パラメーターを変更してください。 kernel.msgmni = 1024 kernel.sem = "250 256000 32 1024" kernel.shmmax=1073741824 sysctl を -p パラメーターを指定して実行し、デフォルトのファイル /etc/sysctl.conf から sysctl 設定にロードします。 sysctl -p ネットワーク初期設定スクリプトでの始動中に、 sysctl.conf フ ァイルから項目が読み取られます。 配布によっては、システム初期設定ファイルの 1 つ (たとえば rc.local) に sysctl -p を追加して、再始動されるたびにカーネ ル・パラメーターが設定されるようにしなければならないことがあり ます。 カーネル・パラメーターの変更 (Solaris オペレーティング環境) 以下の情報は、「DB2 サーバー機能 概説およびインストール」の『カーネル・ パラメーターの変更 (Solaris オペレーティング環境)』への改訂内容です。 DB2 Universal Database (UDB) を適切に作動させるために、システムのカーネ ル構成パラメーターを更新することをお勧めします。推奨カーネル・パラメー ターを提示するには、db2osconf ユーティリティーを使用できます。 db2osconf コマンドを使用するにはまず、DB2 UDB をインストールしなければ なりません。 db2osconf ユーティリティーは $DB2DIR/bin からのみ実行でき ます。 カーネル・パラメーターに変更を加えた後、システムを再始動する必要があり ます。 ダウンロード可能な DB2 Universal Database Express Edition バージョン 8.2 Basics マニュアル IBM DB2 Universal Database Express (DB2 UDB Express) は、 DB2 Universal Database バージョン 8 製品ファミリーの最新メンバーです。この製品は、IBM 社の優秀製品である DB2 UDB リレーショナル・データベースの能力、機能、お よび信頼性と、最小限の投資コストでパッケージ化、インストール、および配 備を行える単純な機能とを組み合わせて、中小および中堅規模ビジネスのお客 様のデータ管理の必要を満たします。 DB2 UDB Express は、社内のデータベースに関するスキルが最小限しかなく、 インストールが簡単なデータベースをご使用のアプリケーション・ソフトウェ ア・ソリューションに組み込む必要のあるお客様向けに設計されています。こ の製品は、マルチユーザー・バージョンの DB2 UDB で、独立型環境およびロー カル・エリア・ネットワーク (LAN) 環境のローカル・アプリケーションとリモ ート・アプリケーションをサポートしています。 DB2 UDB Express について詳しくは、DB2 UDB 製品マニュアルの Web ページ http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support/manualsv8.html から「 Quick Beginnings for DB2 Express Edition」および「DB2 Universal Database Express Edition Version 8.2 Basics」をダウンロードしてください。 データベースの移行の準備ができていることの検証 データベースの移行の準備ができていることを検証する方法について説明して いる 8.2 バージョンのトピックに、以下の前提条件のセクションがあります。 前提条件 インスタンス所有者のホーム・ディレクトリー内の migration.log ファイルに、「実行中の DB2CKMIG のバージョン: VERSION 8。」というテキストがあることを確認してください。 この前提条件は、実際には手順の最後に実行される、移行後のステップです。 DB2 UDB の共通基準認証 共通基準を認証された DB2 UDB 構成の正式な情報は、 http://niap.nist.gov/cc-scheme にあります。 Spatial Extender Spatial Extender のインストールの検証 runGseDemo サンプル・プログラムを使用すると、DB2 Spatial Extender 用の アプリケーション・プログラミングについてよく理解することができます。サ ンプル・プログラムが地理情報対応データベースを作成し、そのデータベース 内のデータに対して空間解析を行うために実行するステップの説明について は、『DB2 Spatial Extender サンプル・プログラム』というトピックを参照し てください。このトピックは、インフォメーション・センターおよびSpatial Extender and Geodetic Extender ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス」に あります。 DB2 Spatial Extender には、別のサンプル・プログラム seBankDemoRunBankDemo が準備されています。このプログラムは、既存の情報 システムに空間機能を追加する方法をデモンストレーションします。 両方のサンプル・プログラムについて詳しくは、以下のディレクトリーにある README ファイルを参照してください。 Windows ~\sqllib\samples\spatial ~\sqllib\samples\spatial\bank Linux および UNIX ~/sqllib/spatial ~/sqllib/spatial/bank SQL 管理ルーチン SNAP_GET_DYN_SQL 表関数の結果セットの列名が正しくない DB2 インフォメーション・センター、バージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィ ックスパック 9 と同等) の『SNAP_GET_DYN_SQL table function 』のトピック に記載されている SNAP_GET_DYN_SQL 表関数の結果セットの説明が間違ってい ます。 列の 1 つが間違って STMT_TXT と記載されています。 出力列の正しい名前は STMT_TEXT です。 スナップショット・モニターの表関数にバージョン固有のビューがある バージョン固有のビューが、DB2 Universal Database バージョン 8.2.2 (バー ジョン 8.1 フィックスパック 9 と同等) で導入された次のスナップショッ ト・モニターの表関数に対して定義されています。 * SNAP_GET_CONTAINER * SNAP_GET_DB * SNAP_GET_DYN_SQL * SNAP_GET_STO_PATHS * SNAP_GET_TAB * SNAP_GET_TBSP * SNAP_GET_TBSP_PART バージョン固有のビューは次のとおりです。 * SYSCATV82.SNAPCONT * SYSCATV82.SNAPDB * SYSCATV82.SNAPDYNSQL * SYSCATV82.SNAPSTOPATHS * SYSCATV82.SNAPTAB * SYSCATV82.SNAPTBSPACE * SYSCATV82.SNAPTBSPACEPART リリースが変わるたびにスナップショット・モニターの表関数の結果表も変更 される可能性があるため、確実な結果表を得たい場合はバージョン固有のビュ ーを使用することをお勧めします。各ビューには、その関連スナップショッ ト・モニターの表関数の結果表からの列がすべて含まれています。 GET_DB_CONFIG プロシージャーはユーザー TEMPORARY 表スペースに対して最小 8K のページ・サイズを必要とする GET_DB_CONFIG プロシージャーは、少なくとも 8K のページ・サイズのユーザー TEMPORARY 表スペースが必要です。 記載の例は GET_DB_CONFIG プロシージャーの使い方を示していますが、これは 次の例に置き換える必要があります。 コマンド行プロセッサー (CLP) を使って、logretain と userexit のデータベ ース構成パラメーターの値を変更します。 GET_DB_CONFIG プロシージャーを呼 び出して、元の (ディスク上の) 値と更新された (メモリー中の) 値を取得し ます。 UPDATE DB CFG USING LOGRETAIN RECOVERY USEREXIT YES CALL SYSPROC.GET_DB_CONFIG() 以下の例は、このプロシージャー呼び出しからの出力の一部です。 Result set 1 -------------- DBCONFIG_TYPE ... LOGRETAIN ... USEREXIT... ------------- ----------- ----------- 0 1 1 1 0 0 2 record(s) selected. Return Status = 0 SQL の解説 CREATE PROCEDURE (SQL) ステートメント許可 ステートメントの許可 ID が、SYSADM 権限を持っているが DBADM 権限を持た ない場合、その ID には、プロシージャーを作成する目的で暗黙的な DBADM 権 限が付与されます。これは、CREATE PROCEDURE ステートメント (SQL) に適用 され、CREATE PROCEDURE ステートメント (External) には適用されません。 EXPLAIN_DIAGNOSTIC: 新規 Explain 表 EXPLAIN_DIAGNOSTIC 表には、EXPLAIN_STATEMENT で EXPLAIN されたステート メントの特定のインスタンスについて生成された各診断メッセージの項目が入 ります。 EXPLAIN_GET_MSGS 表関数は EXPLAIN_DIAGNOSTIC 表と EXPLAIN_DIAGNOSTIC_DATA Explain 表を照会し、特定のフォーマットを持つメ ッセージを戻します。 表 39. EXPLAIN_DIAGNOSTIC 表 列名 | データ・ | NULL | キ | 説明 | タイプ | 可能 | ー1 | --------------+----------+-------+-----+------------------------------ EXPLAIN_REQU | VARCHAR( | 不可 | P | この Explain 要求のイニシエ ESTER | 128) | | K、 | ーターの許可 ID。 | | | FK | --------------+----------+-------+-----+------------------------------ EXPLAIN_TIME | TIMESTAM | 不可 | P | Explain 要求の開始時刻。 | P | | K、 | | | | FK | --------------+----------+-------+-----+------------------------------ SOURCE_NAME | VARCHAR( | 不可 | P | 動的ステートメントが Explain | 128) | | K、 | されたときに実行されているパ | | | FK | ッケージの名前、または静的 | | | | SQL が Explain されたときの | | | | ソース・ファイルの名前。 --------------+----------+-------+-----+------------------------------ SOURCE_SCHEM | VARCHAR( | 不可 | P | Explain 要求のソースのスキー A | 128) | | K、 | マまたは修飾子。 | | | FK | --------------+----------+-------+-----+------------------------------ SOURCE_VERSI | VARCHAR( | 不可 | P | Explain 要求のソースのバージ ON | 64) | | K、 | ョン。 | | | FK | --------------+----------+-------+-----+------------------------------ EXPLAIN_LEVE | CHAR(1) | 不可 | P | この行が関連する Explain 情 L | | | K、 | 報のレベル。 | | | FK | 有効な値は次のとおりです。 | | | | * O: オリジナルのテキスト | | | | (ユーザーが入力したもの) | | | | * P: プラン選択 --------------+----------+-------+-----+------------------------------ STMTNO | INTEGER | 不可 | P | この Explain 情報が関連する | | | K、 | パッケージ内のステートメント | | | FK | 番号。 動的 Explain SQL ステ | | | | ートメントには 1 が設定され | | | | ます。 静的 SQL ステートメン | | | | トの場合、この値は | | | | SYSCAT.STATEMENTS カタログ・ | | | | ビューで使用される値と同じに | | | | なります。 --------------+----------+-------+-----+------------------------------ SECTNO | INTEGER | 不可 | P | この SQL ステートメントを含 | | | K、 | むパッケージ内のセクション番 | | | FK | 号。 動的 Explain SQL ステー | | | | トメントの場合、これは実行時 | | | | にこのステートメントのセクシ | | | | ョンを保持するために使用され | | | | るセクション番号です。 静的 | | | | SQL ステートメントの場合、こ | | | | の値は SYSCAT.STATEMENTS カ | | | | タログ・ビューで使用される値 | | | | と同じになります。 --------------+----------+-------+-----+------------------------------ DIAGNOSTIC_I | INTEGER | 不可 | PK | EXPLAIN_STATEMENT 表内のステ D | | | | ートメントの特定のインスタン | | | | スの診断 ID。 --------------+----------+-------+-----+------------------------------ CODE | INTEGER | 不可 | 不 | 各診断メッセージに割り当てら | | | 可 | れる固有の番号。 メッセージ | | | | API はこの番号を使用して、診 | | | | 断メッセージのフルテキストを | | | | 検索します。 1. PK は列が主キーの一部であること、FK は列が外部キーの一部であるこ とを意味します。 EXPLAIN_DIAGNOSTIC_DATA: 新規 Explain 表 EXPLAIN_DIAGNOSTIC_DATA 表には、EXPLAIN_DIAGNOSTIC 表に記録される特定の 診断メッセージのメッセージ・トークンが入ります。メッセージ・トークン は、メッセージを生成した SQL ステートメントの実行に固有の追加情報を提供 します。 EXPLAIN_GET_MSGS 表関数は EXPLAIN_DIAGNOSTIC 表と EXPLAIN_DIAGNOSTIC_DATA Explain 表を照会し、特定のフォーマットを持つメ ッセージを戻します。 表 40. EXPLAIN_DIAGNOSTIC_DATA 表 列名 | データ・ | NULL | キ | 説明 | タイプ | 可能 | ー1 | --------------+----------+-------+-----+------------------------------ EXPLAIN_REQU | VARCHAR( | 不可 | FK | この Explain 要求のイニシエ ESTER | 128) | | | ーターの許可 ID。 --------------+----------+-------+-----+------------------------------ EXPLAIN_TIME | TIMESTAM | 不可 | FK | Explain 要求の開始時刻。 | P | | | --------------+----------+-------+-----+------------------------------ SOURCE_NAME | VARCHAR( | 不可 | FK | 動的ステートメントが Explain | 128) | | | されたときに実行されているパ | | | | ッケージの名前、または静的 | | | | SQL が Explain されたときの | | | | ソース・ファイルの名前。 --------------+----------+-------+-----+------------------------------ SOURCE_SCHEM | VARCHAR( | 不可 | FK | Explain 要求のソースのスキー A | 128) | | | マまたは修飾子。 --------------+----------+-------+-----+------------------------------ SOURCE_VERSI | VARCHAR( | 不可 | FK | Explain 要求のソースのバージ ON | 64) | | | ョン。 --------------+----------+-------+-----+------------------------------ EXPLAIN_LEVE | CHAR(1) | 不可 | FK | この行が関連する Explain 情 L | | | | 報のレベル。 | | | | 有効な値は次のとおりです。 | | | | * O: オリジナルのテキスト | | | | (ユーザーが入力したもの) | | | | * P: プラン選択 --------------+----------+-------+-----+------------------------------ STMTNO | INTEGER | 不可 | FK | この Explain 情報が関連する | | | | パッケージ内のステートメント | | | | 番号。 動的 Explain SQL ステ | | | | ートメントには 1 が設定され | | | | ます。 静的 SQL ステートメン | | | | トの場合、この値は | | | | SYSCAT.STATEMENTS カタログ・ | | | | ビューで使用される値と同じに | | | | なります。 --------------+----------+-------+-----+------------------------------ SECTNO | INTEGER | 不可 | FK | この SQL ステートメントを含 | | | | むパッケージ内のセクション番 | | | | 号。 動的 Explain SQL ステー | | | | トメントの場合、これは実行時 | | | | にこのステートメントのセクシ | | | | ョンを保持するために使用され | | | | るセクション番号です。 静的 | | | | SQL ステートメントの場合、こ | | | | の値は SYSCAT.STATEMENTS カ | | | | タログ・ビューで使用される値 | | | | と同じになります。 --------------+----------+-------+-----+------------------------------ DIAGNOSTIC_I | INTEGER | 不可 | PK | EXPLAIN_STATEMENT 表内のステ D | | | | ートメントの特定のインスタン | | | | スの診断 ID。 --------------+----------+-------+-----+------------------------------ ORDINAL | INTEGER | 不可 | 不 | フル・メッセージ・テキスト内 | | | 可 | のトークンの位置。 --------------+----------+-------+-----+------------------------------ TOKEN | VARCHAR( | 可 | 不 | フル・メッセージ・テキストに | 1000) | | 可 | 挿入されるメッセージ・トーク | | | | ン。 切り捨てられる場合もあ | | | | ります。 --------------+----------+-------+-----+------------------------------ TOKEN_LONG | BLOB(3M) | 可 | 不 | 詳細情報 (使用可能な場合)。 | | | 可 | 1. PK は列が主キーの一部であること、FK は列が外部キーの一部であるこ とを意味します。 Explain 機能で使用されるスキーマ Explain 機能は、データを追加する Explain 表を修飾する際のスキーマとして 以下の ID を使用します。 * 動的 SQL の場合はセッション許可 ID * 静的 SQL の場合はステートメント許可 ID スキーマは、Explain 表のセット、または別のスキーマに属する Explain 表の セットを指す別名と関連付けることができます。 スキーマに属する Explain 表がない場合は、Explain 機能は SYSTOOLS スキー マに属する Explain 表がないかを確認し、それらの表を用いようとします。 日時値のストリング表記 タイム・ストリング 時刻のストリング表記は、数字で始まり、長さが 4 バイト以上のストリングで す。末尾のブランクを付けることができます。時刻の時部分の先行ゼロは省略 可能であり、秒は完全に省略することができます。秒が省略されている場合 は、0 秒が暗黙的に指定されたと見なされます。したがって、13:30 は 13:30:00 に等しくなります。 時刻を示す有効なストリング・フォーマットを、以下の表に示します。各フォ ーマットは、名前および関連する省略形によって識別されます。 表 41. 時刻のストリング表記フォーマット +---------------------------+-------------+-------------+-------------+ | フォーマット名 | 省略形 | 時刻フォー | 例 | | | | マット | | +---------------------------+-------------+-------------+-------------+ | 国際標準化機構 | ISO | hh.mm.ss | 13.30.05 | +---------------------------+-------------+-------------+-------------+ | IBM USA 標準規格 | | hh:mm AM ま | 1:30 PM | | | | たは PM | | +---------------------------+-------------+-------------+-------------+ | IBM 欧州標準規格 | EUR | hh.mm.ss | 13.30.05 | +---------------------------+-------------+-------------+-------------+ | 日本工業規格西暦 | JIS | hh:mm:ss | 13:30:05 | +---------------------------+-------------+-------------+-------------+ | 地域別定義 | LOC | アプリケー | - | | | | ションのテ | | | | | リトリー・ | | | | | コードに依 | | | | | 存します。 | | +---------------------------+-------------+-------------+-------------+ バージョン 8.2 から、「AM」および「PM」は小文字と大文字のいずれでも表記 できるようになりました。 システム・モニター ヘルス・インディケーターの要約 DB2 インフォメーション・センターのバージョン 8.2.2 (バージョン 8.1 フィ ックスパック 9 と同等) の『ヘルス・インディケーターの要約』のトピックに あるデータベース自動ストレージ使用率ヘルス・インディケーターの ID が間 違って db.db_auto_storage_util と記載されています。 データベース自動ストレージ使用率ヘルス・インディケーターの正しい ID は、 db.auto_storage_util です。 接続コンセントレーターを使用可能にしない状態での分離アプリケーション・リ スト 接続コンセントレーターを使用可能にしなくても、list applications コマン ドの発行時に分離アプリケーションを表示できます。 ランタイム・ロールバック・プロセスの進捗モニター ランタイム・ロールバックの進捗をモニターすることによって、アプリケーシ ョン・スナップショットを使用するロールバック・イベントの進捗情報を得ら れます。ロールバック・イベントには、以下の 2 つのタイプがあります。 作業単位ロールバック トランザクション全体の明示的 (ユーザーが呼び出す) および暗黙的 (強制) ロールバックが含まれます。 セーブポイント・ロールバック ステートメント・レベルおよびアプリケーション・レベルのセーブポ イントが含まれます。ネストされたセーブポイントは 1 つの単位と 見なされ、最外部のセーブポイントが使用されます。 提供される情報は、ロールバック・イベントの開始時刻、合計作業および完了 作業です。作業の測定基準はバイトです。 合計作業単位とは、トランザクションまたはセーブポイント用にロールバック する必要があるログ・ストリーム内の範囲のことです。 完了作業単位は、ロールバックされたログ・ストリーム内の相対位置を示しま す。 完了作業は、ログ・レコードが処理されるごとに更新されます。ログ・レコー ドはサイズがそれぞれに異なるため、均等に更新が行われるわけではありませ ん。 GET SNAPSHOT FOR ALL APPLICATIONS コマンドの出力例 Application Snapshot Application handle = 6 Application status = Rollback Active Start Time = 02/20/2004 12:49:27.713720 Completed Work = 1024000 bytes Total Work = 4084000 bytes Application Snapshot Application handle = 10 Application status = Rollback to Savepoint Start Time = 02/20/2004 12:49:32.832410 Completed Work = 102400 bytes Total Work = 2048000 bytes 注: スナップショット中にロールバックがアクティブでない場合は、ロールバ ック・エレメントは表示されません。 XML Extender dxxGenXML、 dxxGenXMLClob、 dxxRetrieveXML、 および dxxRetrieveXMLClob ストアード・プロシージャーに対するパラメーターの変更 以下のストアード・プロシージャーに関する override パラメーターの説明が 変更されました。 * dxxGenXML() * dxxGenXMLClob() * dxxRetrieveXML() * dxxRetrieveXMLClob() 更新された内容は次のとおりです。 パラメーター 表 42. dxxGenXML、dxxGenXMLClob、dxxRetrieveXML、および dxxRetrieveXMLClob ストアード・プロシージャーの override パラメーター +-----------+--------------------------------------------+------------+ | パラメー | 説明 | IN/OUTパラ | | ター | | メーター | +-----------+--------------------------------------------+------------+ | override | DAD ファイル内の条件をオーバーライドしま | IN | | | す。 入力値は overrideType に応じて次のと | | | | おりです。 | | | | * NO_OVERRIDE: NULL ストリング。 | | | | * SQL_OVERRIDE: 有効な SQL ステートメン | | | | ト。この overrideType を使用するには、 DAD | | | | ファイル内で SQL マッピングを使用する必要 | | | | があります。 入力 SQL ステートメントは DAD | | | | ファイルの SQL_stmt をオーバーライドしま | | | | す。 | | | | * XML_OVERRIDE: AND で区切られた 1 つ以上 | | | | の式を含むストリング。 この overrideType | | | | を使用するには、 DAD ファイル内で RDB_node | | | | マッピングを使用する必要があります。 | | +-----------+--------------------------------------------+------------+ XML 文書を DB2 UDB データに分解する 分解する表サイズの制限 分解では RDB_node マッピングを使って、エレメントと属性値を抽出し、表の 行へ格納することによって XML 文書を DB2 UDB 表に分解する方法を指定しま す。各 XML 文書の値は、1 つ以上の DB2 UDB 表に保管されます。どの表に も、各文書から分解した最大 10240 行までを入れることができます。 たとえば、XML 文書を 5 つの表に分解する場合、その 5 つの表のおのおの に、該当する文書中の 10240 行までを入れることができます。複数の文書用の 行をもつ表でも、各文書につき 10240 行までを入れることができます。 複数回出現エレメント (XML 構造内で複数回出現する可能性のあるロケーショ ン・パスをもつエレメント) を使うと、行数が影響を受けます。たとえば、20 回出現するエレメント の入った文書は、表内で 20 行に分解されるこ とがあります。複数回出現するエレメントを使用するときは、1 つの文書から 1 つの表への分解は、最大 10240 行であることを考慮してください。 1MB を超える文書の分解 1MB を超える文書を分解するのに、ストアード・プロシージャー dxxShredXML を除去して再作成する必要はありません。1MB を超える文書を分解するには、 100MB までの文書を断片化できるストアード・プロシージャー dxxShredXML100MB を呼び出します。dxxShredXML100MB は大規模な文書を処理 できますが、ストアード・プロシージャーが正常に完了できるように、他のリ ソースを増やす必要があります。サンプル・プログラム dxxshrd を使用してス トアード・プロシージャーを呼び出すには、新規の "-large" フラグを使用し ます。例えば、次のようにします。 dxxshrd -large mydb xxx.xml 使用する DB2 Universal Database のバージョンがバージョン 8 フィックスパ ック 6 以前の場合は、新規のストアード・プロシージャーを実行するために、 dxxMigv を実行して XML Extender を現行レベルに移行する必要があります。 XML Extender による MQ XML UDF の構成 MQ XML ユーザー定義関数 (UDF) は、構成し、使用可能にしてからでなければ 使用できません。 前提条件 インフォメーション・センターまたは「IBM DB2 Information Integrator アプ リケーション開発者向けガイド」の『DB2 WebSphere MQ 機能のインストール』 のトピックの手順に従って UDF をインストールします。 手順 XML Extender によって MQ XML UDF を構成し、使用可能にするには、以下のよ うにします。 1. DB2 コマンド・プロンプト・ウィンドウを開きます。 2. 以下のコマンドを入力して、MQ XML UDF を使用するデータベースに接続し ます。 db2 connect to 3. DB2 Universal Database をインストールした bnd ディレクトリーに変更し ます。例えば、以下のとおりです。 * SQLLIB/bnd (Linux および UNIX) * C:\Program Files\IBM\SQLLIB\bnd (Windows) 4. 以下のコマンドを使用して、データベースを XML Extender にバインドしま す。 db2 bind @dbxxbind.lst 5. 以下のコマンドを使用して、MQ XML UDF を使用する XML Extender 用のデ ータベースをバインドします。 db2 bind mqxml.bnd 6. 以下のコマンドを使用してデータベースを CLI にバインドします。 db2 bind @db2cli.lst XML Extender の環境変数 DB2DXX_MIN_TMPFILE_SIZE DB2 XML Extender は、大きい文書を一時ファイルに入れて、処理中に大量のメ モリーを使用しないようにすることができます。大容量の物理メモリーを備え たシステムでは、文書を一時ファイルに移動しなくても済むため、入出力アク ティビティー量が減ります。環境変数 DB2DXX_MIN_TMPFILE_SIZE は、指定の値 よりも小さい文書の処理では、一時ファイルではなくメモリー・バッファーを 使用するように XML Extender に指示します。この変数は、サーバーでのみ使 用できます。パーティション化された環境に複数の物理ノードが関与している 場合、各コンピューターにインストールされているメモリー容量を正確に反映 するように、この変数をノードごとに別々に設定することができます。この環 境変数を設定しないと、128KB よりも大きい文書は処理中に自動的に一時ファ イルに入れられます。128KB よりも小さい文書はメモリー内で処理されます。 DB2XML.XMLVarchar UDT の再定義 ユーザー定義タイプ (UDT) DB2XML.XMLVarchar は、32KB まで再定義できま す。XMLVarchar UDT のサイズを変更するには、データベースを XML Extender に対して使用可能にする前に、UDT を作成してください。 詳しくは、「DB2 XML Extender 管理およびプログラミングのガイド」を参照し てください。 付録A. DB2 UDB フィックスパック CD のディレクトリー構造 Windows オペレーティング・システム フィックスパック CD 内のファイルは以下の場所にあります。 表 43. Windows ファイル +---------------------+-----------------------------------------------+ | ファイル | ロケーション | +---------------------+-----------------------------------------------+ | DB2 製品ファイル | x:\db2 | +---------------------+-----------------------------------------------+ | インストール前提条 | x:\doc\\install.txt | | 件 | | +---------------------+-----------------------------------------------+ | インストール前提条 | x:\doc\\install.htm | | 件 (HTML) | | +---------------------+-----------------------------------------------+ | ライセンス・ファイ | x:\db2\license | | ル | | +---------------------+-----------------------------------------------+ | リリース・ノート | x:\doc\\release.txt | +---------------------+-----------------------------------------------+ | リリース・ノート | x:\doc\\db2ir\index.htm | | (HTML) | | +---------------------+-----------------------------------------------+ 詳細は次のとおりです。 * x: は、ご使用の CD ドライブを表します。 * は、言語ディレクトリーを表します。表 45 にある言 語の 1 つに対応する 5 文字のコードで構成されます。 UNIX オペレーティング・システム フィックスパック CD 内のファイルは以下の場所にあります。 表 44. UNIX ファイル +---------------------+-----------------------------------------------+ | ファイル | ロケーション | +---------------------+-----------------------------------------------+ | DB2 製品ファイル | /cdrom/db2 | +---------------------+-----------------------------------------------+ | インストール前提条 | /cdrom/doc//install.txt | | 件 | | +---------------------+-----------------------------------------------+ | インストール前提条 | /cdrom/doc//install.htm | | 件 (HTML) | | +---------------------+-----------------------------------------------+ | ライセンス・ファイ | /cdrom/db2/license | | ル | | +---------------------+-----------------------------------------------+ | リリース・ノート | /cdrom/doc//release.txt | +---------------------+-----------------------------------------------+ | リリース・ノート | /cdrom/doc//db2ir/index.htm | | (HTML) | | +---------------------+-----------------------------------------------+ 詳細は次のとおりです。 * /cdrom は、ご使用のマウント・ポイントを表します。 * は、言語ディレクトリーを表します。表 45 にある言 語の 1 つに対応する 5 文字のコードで構成されます。 次の表は、言語ディレクトリー名とそれに対応する言語の概要を示しています。 表 45. ディレクトリー名とそれに対応する言語 +----------------+----------------------------------------------------+ | ディレクトリー | 言語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | ar_AA | アラビア語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | bg_BG | ブルガリア語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | cs_CZ | チェコ語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | da_DK | デンマーク語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | de_DE | ドイツ語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | el_GR | ギリシャ語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | en_US | 英語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | es_ES | スペイン語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | fi_FI | フィンランド語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | fr_FR | フランス語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | hr_HR | クロアチア語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | hu_HU | ハンガリー語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | it_IT | イタリア語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | iw_IL | ヘブライ語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | ja_JP | 日本語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | ko_KR | 韓国語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | nl_NL | オランダ語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | no_NO | ノルウェー語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | pl_PL | ポーランド語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | pt_BR | ブラジル・ポルトガル語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | pt_PT | ポルトガル語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | ro_RO | ルーマニア語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | ru_RU | ロシア語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | sk_SK | スロバキア語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | sl_SI | スロベニア語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | sv_SE | スウェーデン語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | tr_TR | トルコ語 | +----------------+----------------------------------------------------+ | zh_CN | 中国語 (簡体字) | +----------------+----------------------------------------------------+ | zh_TW | 中国語 (繁体字) | +----------------+----------------------------------------------------+ 注: 1. ディレクトリー名は、オペレーティング・システムに応じて大文字または小 文字で表示されます。 2. すべての言語ディレクトリーがすべての CD 内に用意されているとは限らな いため、上記のリスト中のディレクトリーがすべてこの CD 上に表示される わけではありません。 3. バージョン 8.2 から、「インストール情報」は「リリース・ノート」のセ クションの 1 つになりました。 付録B. IBM と連絡をとる 技術上の問題がある場合は、お客様サポートにご連絡ください。 B.1 製品情報 DB2 Universal Database 製品に関する情報は、http://www.ibm.com/software/ data/db2/udb から入手できます。 このサイトには、技術ライブラリー、資料の注文方法、製品のダウンロード、 ニュースグループ、フィックスパック、ニュース、および Web リソースへのリ ンクに関する最新情報が掲載されています。 米国以外の国で IBM に連絡する方法については、IBM Worldwide ページ ( www.ibm.com/planetwide) にアクセスしてください。 付録C. 特記事項 本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない 場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、 日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、ま たはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービス のみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、 IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、 またはサービスを使用することができます。ただし、IBM 以外の製品とプログ ラムの操作またはサービスの評価および検証は、お客様の責任で行っていただ きます。 IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権につ いて実施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についての お問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。 〒106-0032 東京都港区六本木 3-2-31 IBM World Trade Asia Corporation Licensing 以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。 IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状 態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責 任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国ま たは地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場 合、強行規定の制限を受けるものとします。 この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定 期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なし に、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良ま たは変更を行うことがあります。 本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜 のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではあ りません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部で はありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。 IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負う ことのない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるも のとします。 本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他 のプログラム(本プログラムを含む)との間での情報交換、および (ii) 交換さ れた情報の相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情 報を必要とする方は、下記に連絡してください。 IBM Canada Limited Office of the Lab Director 8200 Warden Avenue Markham, Ontario L6G 1C7 CANADA 本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することがで きますが、有償の場合もあります。 本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料 は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、ま たはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。 この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定さ れたものです。そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があ ります。一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性があります が、その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はあり ません。さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。実際の結 果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデー タを確かめる必要があります。 IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他 の公に利用可能なソースから入手したものです。 IBM は、それらの製品のテス トは行っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、また はその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質 問は、それらの製品の供給者にお願いします。 IBM の将来の方向または意向に関する記述については、予告なしに変更または 撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。 本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。 より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるい は製品などの名前が含まれている場合があります。これらの名称はすべて架空 のものであり、名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶 然にすぎません。 著作権使用許諾: 本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手 法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載さ れています。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティン グ・プラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェー スに準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的 として、いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製 し、改変し、配布することができます。このサンプル・プログラムは、あらゆ る条件下における完全なテストを経ていません。従って IBM は、これらのサン プル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性があることをほのめ かしたり、保証することはできません。 それぞれの複製物、サンプル・プログラムのいかなる部分、またはすべての派 生した創作物には、次のように、著作権表示を入れていただく必要がありま す。 (C) (お客様の会社名) (西暦年). このコードの一部は、IBM Corp. のサンプ ル・プログラムから取られています。 (C) Copyright IBM Corp. _年を入れる_. All rights reserved. C.1 商標 以下は、IBM Corporation の商標です。 ACF/VTAM iSeries AISPO LAN Distance AIX MVS AIXwindows MVS/ESA AnyNet MVS/XA APPN Net.Data AS/400 NetView BookManager OS/390 C Set++ OS/400 C/370 PowerPC CICS pSeries Database 2 QBIC DataHub QMF DataJoiner RACF DataPropagator RISC System/6000 DataRefresher RS/6000 DB2 S/370 DB2 Connect SP DB2 Extenders SQL/400 DB2 OLAP Server SQL/DS DB2 Information Integrator System/370 DB2 Query Patroller System/390 DB2 Universal Database SystemView Distributed Relational Tivoli Database Architecture VisualAge DRDA VM/ESA eServer VSE/ESA Extended Services VTAM FFST WebExplorer First Failure Support Technology WebSphere IBM WIN-OS/2 IMS z/OS IMS/ESA zSeries 以下は、それぞれ各社の商標または登録商標です。 Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。 Pentium は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。 Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。 UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。 Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。 他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。