DB2 Universal Database(TM) (UDB) バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールする前に、本 README の中で実行するインストールに適用されるセクションをご確認ください。 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 はバージョン 8.1 フィックスパック 11 と同等です。
フィックスパックはすべて累積パッケージです。たとえば、現行のフィックスパックは、バージョン 8.2 フィックスパック 1 に適用することができ、それまでのフィックスパックを事前に適用する必要はありません。
DB2 UDB バージョン 8.1 から DB2 UDB バージョン 8.2 にマイグレーションし、その後再び DB2 UDB バージョン 8.1 に戻す必要が生じる場合には、知っておくべき重要な考慮事項があります。DB2 UDB バージョン 8.1 に戻す方法については、『バージョン 8.2 からバージョン 8.1 へのデータベース・ディレクトリー・ファイルの下位マイグレーション』を参照してください。
Windows(R)用 DB2(R) UDB バージョン 8 フィックスパック 3 以降では、1 つの汎用フィックスパックではなく、製品固有のフィックスパックが提供されています。この変更は、 Windows プラットフォームの DB2 バージョン 8 製品にのみ適用されます。
このような新しい配信メカニズムは、次の点で優れています。
Windows用 DB2 バージョン 8 製品が、 1 つのみインストール済みの場合、対応した製品固有のフィックスパックのみをダウンロードする必要があります。
同一システムに複数の DB2 バージョン 8 製品をインストール済みの場合、フィックスパックのインストールを開始する前に、対応する製品固有のフィックスパックをすべてダウンロードして圧縮解除する必要があります。
例えば、DB2 Enterprise Server Edition と DB2 Warehouse Manager の両方をインストール済みの場合、DB2 Enterprise Server Edition (ESE) および DB2 Warehouse Manager (WM) フィックスパックをダウンロードして圧縮解除する必要があります。これらの DB2 製品を圧縮解除する場合、任意のディレクトリー・パスを選択できますが、 DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 のインストール方法を考慮する必要があります。
詳しくは、『DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 のインストール』セクションをご覧ください。
Windows用 DB2 バージョン 8 製品をまだインストールしていない場合、インストール処理は続行しますが、製品は使用期限付きの限定コピーである「試してから購入」モードになります。
この配信メカニズムは、すべてのインストール方法に対応しています。
このセクションでは、必要な前提条件情報 (ソフトウェア、ハードウェア、およびオペレーティング・システム前提条件を含む) について詳しく説明し、製品の修正履歴が置かれる場所を示し、DB2 UDB をインストールする前に実行しておく必要のある作業をリストします。
ソフトウェア、ハードウェア、オペレーティング・システム、および製品に関する最新の修正情報を、以下の Web サイトで確認してください。
IBM(R) サポートから特別修正を受け取った場合は、DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールする前に、IBM サポートに連絡し、特別修正のアップデート版が必要かどうかを確認する必要があります。これにより、システムの整合性が確保され、特別な修正の損失を回避できます。
バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 のインストール前に、DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 より前の VRMF レベル (バージョン、リリース、モディフィケーション/保守レベル、およびフィックス) の DB2 製品バージョン 8 がインストールされている必要があります。
すでにインストール済みの DB2 バージョン 8 製品は、DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 より前のサービス・レベルである必要があります。現在インストールされている DB2 製品のバージョンおよびレベルを判別する方法は、いくつかあります。次のような方法があります。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥IBM¥DB2¥<product name>¥CurrentVersion¥Version HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥IBM¥DB2¥<product name>¥CurrentVersion¥Release HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥IBM¥DB2¥<product name>¥CurrentVersion¥Modification次の値が表示されます。
Version、Release、および Modification の値は、VRMF 番号の最初の 3 つの数字に対応します。現在インストールされている製品のレジストリー内の Modification の値は、 DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 の VRMF 番号の 3 番目の数「11」より小さくなければなりません。
すべての製品修正 (APAR) およびサポート・ニュースのリストについては、次の Web サイトを参照してください。
DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールする前に、『既知の問題と解決策』のセクションをご確認ください。
インストールを開始する前に、以下も行う必要があります。
すべてのインスタンスおよび DB2 サービスを停止するには、サービス・コントロール・パネルのアプレットを使用してください (「コントロール パネル」 ->「管理ツール」 -> 「サービス」)。データベース・クライアントがアクティブな場合、インスタンスの停止中にこれらのクライアントの強制終了が必要な場合があります。クライアントの強制終了には、次のコマンドを実行します。
db2stop force
インスタンスの停止について詳しくは、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2help/index.jsp?topic=/com.ibm.db2.udb.doc/admin/t0008751.htm を参照してください。
次の表は、DB2 サービスを示しています。
サービス | サービス名 | 説明 |
---|---|---|
DB2 - <インスタンス名> | <インスタンス名> | アプリケーションがリレーショナル・データベースを作成、更新、制御、および管理できるようにします。このサービスはサーバー上のインスタンスごとに作成されます。 |
DB2 Data Links File Manager | DlfmService | 登録済みの DB2 データベースと連携した Data Links Filesystem Filter (DLFF) の制御下で、リンクされたファイルを管理します。 |
DB2 Governor | DB2GOVERNOR | DB2 データベースに接続されているアプリケーションに関する統計を収集します。Governor ユーティリティーに関する技術情報については、インフォメーション・センターを検索してください。 |
DB2 インフォメーション・センター・サーバー | DB2ICSERVER | Linux、UNIX、および Windows オペレーティング・システム版の DB2 情報管理ファミリー製品、および諸機能に関する資料を提供します。 |
JDBC Applet Server | DB2JDS | DB2 アプリケーションの JDBC サーバー・サポートを提供します。 |
DB2 ライセンス・サーバー | DB2LICD | DB2 ライセンスの承諾をモニターします。 |
DB2 Query Patroller | DB2QP | DB2 Query Patroller |
DB2 Registry Reflector | DB2NTREGREFLECTOR | DB2 64 ビット版サーバーが DB2 32 ビット版ローカル・アプリケーションをサポートできるようにします。 |
DB2 Remote Command Server | DB2REMOTECMD | リモートでの DB2 コマンドの実行をサポートします。 |
DB2 セキュリティー・サーバー | DB2NTSECSERVER | クライアント・コンピューターで認証が実行されるときに DB2 データベース・ユーザーを認証します。 |
DB2 Warehouse Agent | DB2DWAgent | DB2 ウェアハウス・エージェントの開始および停止を制御します。 |
DB2 Warehouse Logger | DB2DWLogger | DB2 Warehouse Manager のメッセージを記録します。 |
DB2 Warehouse Server | DB2DWServer | DB2 ウェアハウス・コンポーネントのやり取りを制御し、ウェアハウス・エージェントを制御し、スケジューリング機能を提供します。 |
DB2DAS - DB2DASXX | DB2DASXX (XX は 00-99) | ローカルおよびリモート・データベース管理要求をサポートします。 |
DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 は、以下の方法でインストールできます。
適切な方法を選択してください。
DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 イメージは DB2 技術サポート Web サイトからダウンロードするか、IBM 匿名 FTP サーバーから直接、またはフィックスパック CD から入手できます。
DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 を、単一の DB2 製品がインストールされているシステムにインストールするには、以下の手順を実行します。
unzip 互換ユーティリティーを使用して、フィックスパック・インストール・イメージを圧縮解除することも可能です。例えば、選択したディレクトリーに DB2 Enterprise Server Edition 製品を圧縮解除するには、FP11_WR21365_ESE.exe -e と入力します。
セットアップ・ウィザード GUI については、オンライン・ヘルプで説明されています。オンライン・ヘルプを呼び出すには、「ヘルプ」をクリックするか、F1 を押します。
DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 イメージは DB2 技術サポート Web サイトからダウンロードするか、IBM 匿名 FTP サーバーから直接、またはフィックスパック CD から入手できます。
DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 を、複数の DB2 製品がインストールされているシステムにインストールするには、以下の手順を実行します。
unzip 互換ユーティリティーを使用して、フィックスパック・インストール・イメージを圧縮解除することも可能です。例えば、選択したディレクトリーに DB2 Enterprise Server Edition 製品を圧縮解除するには、FP11_WR21365_ESE.exe -e と入力します。
すべてのイメージを圧縮解除する必要があります。
セットアップ・ウィザード GUI は、その他のインストール済みDB2 製品を検出します。
DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 イメージは DB2 技術サポート Web サイトからダウンロードするか、IBM 匿名 FTP サーバーから直接、またはフィックスパック CD から入手できます。
応答ファイルを使用して DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールするには、以下の手順を実行してください。
インストール済みのすべての製品用のイメージをダウンロードします。
unzip 互換ユーティリティーを使用して、フィックスパック・インストール・イメージを圧縮解除することも可能です。例えば、選択したディレクトリーに DB2 Enterprise Server Edition 製品を圧縮解除するには、FP11_WR21365_ESE.exe -e と入力します。
すべてのイメージを圧縮解除して、同じ親ディレクトリーの下のサブディレクトリーに入るようにします。
setup -u e:¥db2fixpk.rsp -t c:¥db2fixpk.trc -l c:¥db2fixpk.log
複数の DB2 バージョン8 製品がインストール済みの場合、セットアップ・ウィザード GUI はインストール済みの他のDB2 製品を検出します。圧縮解除されたすべての製品イメージが同じ親ディレクトリーの下のサブディレクトリーにない場合は、 インストールが失敗します。
setup コマンドの詳細については、『DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 コマンド行パラメーター』セクションを参照してください。
サンプル応答ファイルは、<product-abbreviation>¥db2¥Windows¥samples ディレクトリーにあります。 (例えば、ESE¥db2¥windows¥samples。)
このトピックでは、Microsoft(R) Cluster Server (MSCS) 環境で既存のバージョン 8 インストールの上に DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールする方法を説明します。
前提事項: MSCS 環境での DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 のインストール方法を説明するために、単純な構成例を示します。 この例の初期構成は、2 つのパーティションからなる 1 つのDB2 インスタンスです。 それに加えて、次の 2 つのクラスター・グループがあります。
これが初期構成です。
MSCS 環境で既存のバージョン 8 インストール上に DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールするには、以下の手順を実行します。
インストール・プロセスの間に、マシンの再始動が必要な場合があります。その際、クラスター・サービスが自動的に再始動します。したがって、どのグループも自動的にフェイルバックしないよう、 自動フェイルバックをオフにしておく必要があります。
DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールした後、以下のようにしてください。
フィックスパックの適用後に、アプリケーションの再コンパイルは必ずしも必要ではありません。しかし、アプリケーション内でリンクしているファイルに対する変更を活かすため、アプリケーションの再コンパイルをお勧めします。
最新のフィックスパックに特有の機能を使用したい場合、この作業は強く推奨されています。最新のフィックスパックに特有の機能を使用する予定がなく、以前のフィックスパックに戻ることにする可能性が高い場合は、db2updv8 を使用しないでください。
DB2 Universal Database (UDB) バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールしてから、 db2updv8 コマンドを実行し、幾つかの組み込みルーチンを使用可能にして現行レベルをサポートするようシステム・カタログを更新します。db2updv8 コマンドの実行は必須ではありませんが、このコマンドを実行しないと、DB2 UDB バージョン 8.2 の一部の機能が動作しません。
db2updv8 コマンドを実行してシステム・カタログを現行のバージョン 8 レベルに更新した後、バージョン 8.1 に戻すことはできません。
db2updv8 コマンドについて詳しくは、 -h オプションを指定してこのコマンドを実行してください。技術情報に関しては、インフォメーション・センターで『バージョン 8 の現行レベルへのデータベースの更新 コマンド』を検索してください。
パーティション化されたDB2 サーバーをWindows 2000、Windows Server 2003、または Windows XP にインストールした場合、データおよびリソースを保護するために、DB2 Remote Command Service セキュリティー機能を使用可能にする必要があります。より安全を期すためには、LocalSystem アカウントのコンテキストでサービスを実行している場合はコンピューターを、ユーザーのログオン・コンテキストでサービスを実行している場合はユーザーの代行を、使用可能にする必要があります。
DB2 Remote Command Service セキュリティー機能を使用可能にするには、次のようにします。
使用可能にする必要があるコンピューターまたはユーザーに、この手順を繰り返します。セキュリティーの変更を有効にするには、コンピューターを再起動する必要があります。
DB2RCMD_LEGACY_MODE レジストリー変数を使用して、 DB2 Remote Command Service セキュリティー機能を使用不可にし、環境を以前に状態に戻すことができます。
DB2 Remote Command Service セキュリティー機能を使用不可にするには、次のコマンドを入力します。
db2set DB2RCMD_LEGACY_MODE=ON
インストール後は、すべてのデータベースに対して DB2 ユーティリティーをバインドする必要があります。このステップは、修正を有効にするのに必要です。バインドの手順は、データベースごとに一度だけ実行する必要があります。
修正の適用後、次のいずれかの一連のコマンドを実行する必要があります。
db2 terminate db2 CONNECT TO <dbname> db2 BIND $DB2DIR¥BND¥@db2ubind.lst GRANT PUBLIC ACTION ADD db2 terminate または DB2 コマンド行で次のように入力します。 TERMINATE CONNECT TO <dbname> BIND <path>/@db2ubind.lst BLOCKING ALL GRANT PUBLIC ACTION ADD TERMINATE
<dbname> はユーティリティーのバインド先のデータベース、 $DB2DIR は DB2 のインストール先のディレクトリーを示します。 db2ubind.lst と db2cli.lst には、DB2 UDB バージョン 8 で使用される必須のバインド・ファイルのリストが含まれます。 すでにバインド済みのパッケージは SQL0719 エラーを戻します。この事態は予期されています。
ホスト・データベースに接続する場合、新しいバインド・ファイルをホストにバインドする必要があります。 DB2 コマンド行プロセッサーを使用してホスト・データベースに接続し、次のようにユーティリティーをバインドしてください。
HOST COMMAND ===== =================================================================== MVS BIND $DB2DIR¥BND¥@ddcsmvs.lst BLOCKING ALL SQLERROR CONTINUE GRANT PUBLIC ACTION ADD VM BIND $DB2DIR¥BND¥@ddcsvm.lst BLOCKING ALL SQLERROR CONTINUE GRANT PUBLIC ACTION ADD VSE BIND $DB2DIR¥BND¥@ddcsvse.lst BLOCKING ALL SQLERROR CONTINUE GRANT PUBLIC ACTION ADD OS400 BIND $DB2DIR¥BND¥@ddcs400.lst BLOCKING ALL SQLERROR CONTINUE GRANT PUBLIC ACTION ADD
特定の .bnd ファイルのみをデータベースにバインドする場合、データベースごとに次のコマンドを発行します。
db2 terminate db2 CONNECT TO <dbname> db2 BIND $DB2DIR¥BND¥<bind_file> BLOCKING ALL GRANT PUBLIC sqlerror continue db2 terminate
<bind_file> はバインド・ファイルの名前、<dbname> はデータベースの名前を示します。
サーバーへのインストールでは、既存のデータベースに対して別のバインド・ファイルを追加バインドする必要があります。この要件は、クライアントには適用されません。
サーバーで db2schema.bnd をバインドするには、次のいずれかのコマンド・シーケンスのいずれかを実行します。
コマンド・プロンプトで次のように入力します。 db2 terminate db2 CONNECT TO <dbname> db2 BIND $DB2DIR¥BND¥db2schema.bnd BLOCKING ALL GRANT PUBLIC sqlerror continue db2 terminate または、 DB2 コマンド行で次のように入力します。 TERMINATE CONNECT TO <dbname> BIND $DB2DIR¥BND¥db2schema.bnd BLOCKING ALL GRANT PUBLIC sqlerror continue TERMINATE
<dbname> はユーティリティーのバインド先のデータベースの名前を、 $DB2DIR はDB2 をインストールしたディレクトリーを示します。
空間情報対応のデータベースがすでに存在する場合、 DB2 フィックスパックまたはパッチをインストールした後、リスト・ファイル db2gse.lst をバインドする必要があります。 db2gse.lst ファイルには、 DB2 Spatial Extender が提供するストアード・プロシージャー用のバインド・ファイルの名前が含まれています。
db2gse.lst ファイルをバインドするには、以下のいずれかの権限が必要です。
db2gse.lst ファイルをバインドするには、以下のようにします。
cd %DB2PATH%¥bnd
db2 connect to dbname
db2 bind /home/instance/sqllib/bnd/@db2gse.lst
db2 terminate
BIND コマンドの構文およびオプションについては、「DB2 コマンド・リファレンス」を参照してください。
DB2 UDB バージョン 8.2 では、データベースのディレクトリー・ファイル構造が変更され、データベース項目構造に 2 つのフィールドが追加されました。バージョン 8.1 上にバージョン 8.2 をインストールした後、最初にデータベース・ディレクトリー・ファイルが使用されるときに、それらは自動的に移行されます。データベース・ディレクトリー・ファイルをバージョン 8.2 からバージョン 8.1 に移行解除するには、移行されたすべてのデータベース・ディレクトリー・ファイルをバージョン 8.1 形式に変換する db2demigdbd が用意されています。
db2demigdb ツールに関する資料は、 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2help/topic/com.ibm.db2.udb.doc/core/r0011770.htm にあります。 db2demigdb ツールの詳細およびダウンロード方法については、http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support.html の技術情報データベースで、「db2demigdb tool」というキーワードを使用して検索してください。
以下のセクションでは、DB2 UDB バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールする前に知っておくべき問題とその解決策について詳しく説明します。
バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降に関する既知の問題およびその解決策はありません。
同じコンピューターに複数の DB2 製品をインストールしている場合、既存のすべての DB2 製品を同じフィックスパック・レベルに更新する必要があります。詳細については、バージョン 8.2 フィックスパック 3 (バージョン 8.1 フィックスパック 10 と同等) リリース情報の『互換性の問題』を参照してください。
以前は、DB2 Universal Database Workgroup Server Edition および DB2 Universal Database Express Edition からホスト・システムへ接続することができましたが、バージョン 8.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 7) 以降では、この接続は許可されません。
バージョン 8.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 7) より前のバージョンでは、DB2 Workgroup Server Edition または DB2 Express Edition がインストールされている場合、JCC Universal Driver ファイル、db2jcc_license_cisuz.jar が ¥sqllib¥java に含まれていました。JCC Universal Driver は、ホスト接続を開始する前にユーザー・ライセンスの確認を行いませんでした。
バージョン 8.2 (バージョン 8.1 フィックスパック 7) 以降は、ホスト接続を開始する機能は使用できません。この変更は、以下のバージョン 8.2 製品に適用されます。
DB2 お客様サービスへの電話でのお問い合わせ番号は次のとおりです。
DB2 製品関連の質問を扱うメインの Usenet ニュースグループは comp.databases.ibm-db2 です。
製品の変更に関する追加情報については、以下の製品リリース・ノートを確認してください。 DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 をインストールしなくても、 DB2 サポート Web サイトで最新のリリース・ノートを参照できます。
DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 CD の /doc/%L/db2ir/index.htm からリリース・ノートを直接参照できます (%L はロケール名)。
DB2 Information Integrator バージョン 8 のリリース・ノートは http://www.ibm.com/software/data/integration/db2ii で参照できます。
DB2 Query Patroller のリリース・ノートは http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support.html で参照できます。
DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 4 以降 は、次の場所からダウンロードできます。
次の参照情報が利用可能です。
次の表は、PTF に関する詳細情報を示しています。
オペレーティング・システムまたは製品 | PTF |
---|---|
Windows 32 ビット | WR21365 |
Windows 64 ビット | WR21366 |
Windows x86-64 | WR21367 |
以下の製品の省略名を使って、ディレクトリーの検索または圧縮解除するファイルを識別します。
次の表は、FTP サイトから入手可能な、 DB2 クライアント用にサポートされる言語を示しています。
オペレーティング・システム | DB2 Administration Client | DB2 Application Development Client | DB2 Run-Time Client |
---|---|---|---|
AIX(R) 4.3.3 (32 ビット) |
|
|
サポートされる言語はすべて 1 つの tar ファイルに収められています |
AIX 5L(TM) (32 ビットおよび 64 ビット) |
|
|
サポートされる言語はすべて 1 つの tar ファイルに収められています |
HP-UX 11i (PA-RISC) および HP-UX 11i v2 (IA64) (32 ビットおよび 64 ビット) | サポートされる言語はすべて 1 つの tar ファイルに収められています | サポートされる言語はすべて 1 つの tar ファイルに収められています | サポートされる言語はすべて 1 つの tar ファイルに収められています |
Linux(TM) | サポートされる言語はすべて 1 つの tar ファイルに収められています | サポートされる言語はすべて 1 つの tar ファイルに収められています | サポートされる言語はすべて 1 つの tar ファイルに収められています |
Solaris オペレーティング環境 | サポートされる言語はすべて 1 つの tar ファイルに収められています | サポートされる言語はすべて 1 つの tar ファイルに収められています | サポートされる言語はすべて 1 つの tar ファイルに収められています |
Windows | サポートされる言語はすべて 1 つの自己解凍型 zip ファイルに収められています | サポートされる言語はすべて 1 つの自己解凍型 zip ファイルに収められています | サポートされる言語はすべて 1 つの自己解凍型 zip ファイルに収められています |
Windows 98、Windows ME および Windows NT(R) での DB2 製品のサポートは、DB2 バージョン 8.1 のサービスが休止されるまで続きます。 DB2 製品の既存インストールおよび新規インストールの場合は、最新のバージョンの Windows オペレーティング・システム (Windows 2003 など) にアップグレードすることをお勧めします。
以下に、各 Windows オペレーティング・システムがサポートする製品およびコンポーネントをリストします。
ご使用のコンピューターで、デフォルト言語以外の言語で DB2 コマンドを実行する場合は、言語 ID を指定します。 インストールを実行するプラットフォーム上で、その言語が使用可能になっている必要があります。
言語 | 言語 ID |
---|---|
アラビア語 | ar |
ブラジル・ポルトガル語 | br |
ブルガリア語 | bg |
中国語 (簡体字) | cn |
中国語 (繁体字) | tw |
クロアチア語 | hr |
チェコ語 | cz |
デンマーク語 | dk |
オランダ語 | nl |
英語 | en |
フィンランド語 | fi |
フランス語 | fr |
ドイツ語 | de |
ギリシャ語 | el |
ヘブライ語 | iw |
ハンガリー語 | hu |
イタリア語 | it |
日本語 | jp |
韓国語 | kr |
ノルウェー語 | no |
ポーランド語 | pl |
ポルトガル語 | pt |
ルーマニア語 | ro |
ロシア語 | ru |
スロバキア語 | sk |
スロベニア語 | sl |
スペイン語 | es |
スウェーデン語 | se |
トルコ語 | tr |
setup コマンドは、フィックスパック・インストール・イメージを圧縮解除した後に実行します。 setup コマンドのパラメーターは以下のオプションを除いて全て任意選択です。
本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
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〒106-0032 東京都港区六本木 3-2-31 IBM World Trade Asia Corporation Licensing
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IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。 IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。
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