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|49.10 MPP 区分表を用いた統合制限

|1 つの SQL ステートメントを使用してデータ・ソースからデータを選択し、DB2 統合サーバー |上の MPP 区分表に直接、データを挿入、更新、または削除しよう |とすると、SQL0901N エラーが表示されます。統合機能では、 |ニックネームから選択して、MPP 区分表に挿入することは |許可されません。

|フィックスパック 4 (またはそれ以上) を適用すると、次のステップを使用してデータを選択し、 |データを MPP 区分表に挿入できます。

  1. |カスタマー・アプリケーション環境において、DB2NODE 環境変数をエクスポートして、 |アプリケーションが常に接続しなければならないノードを指定する。
    |       EXPORT DB2NODE=x 

    |ただし、x は、ノード番号。

  2. |指定されたノードだけを含むノード・グループを作成する。
    |       CREATE NODEGROUP nodegroup_name ON NODE(x)

    |ただし、x は、ノード番号。

  3. |ノード・グループに表スペースを作成する。
    |CREATE TABLESPACE tablespace_name IN NODEGROUP nodegroup_name
  4. |表スペースに一時表を作成する。
    |CREATE TABLE temp_table_name IN tablespace_name
  5. |アプリケーションの INSERT 操作を 2 つのステップに分割する。 |

|INSERT ステートメントを 2 つのステートメントに分割すると、ステートメント・レベル・コミット |およびロールバック・セマンティクスが変更されます。たとえば、1 つのステートメントをロールバック |するのではなく、今後は 2 つのステートメントをロールバックする必要があります。 さら |に、DB2NODE 環境変数に関連したノード番号を変更した場合は、アプリケーション・パッケージを |無効にして再バインドする必要があります。

|上記のステップを実行すれば、データ・ソースからデータを選択し、MPP 区分表にデータを |挿入できます。 1 つのステートメントを使用してデータ・ソースからデータを選択 |し、MPP 区分表のデータを更新、または削除しようとすると、 |引き続き、SQL0901N エラーが表示されます。 この制約事項は、DB2 ユニバーサル・データベース・ |バージョン 8 では削除されます。


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