リリース情報

データ・リンク・サーバーのバックアップでの Tivoli Storage Manager アーカイブ・サーバー (AIX、Solaris オペレーティング環境) の非使用

問題: DB2 Data Links Manager バージョン 8.1 のインストールまたはこのバージョンへの移行で、 データ・リンク・ファイル・マネージャー (DLFM) で開始された Tivoli(R) Storage Manager アーカイブ・サーバーへの データ・リンク・サーバー・データのバックアップができない。 以下のエラー・メッセージのいずれかが画面に表示されるか、またはインストール状況のレポートに書き出されます。

DLFM129I: DLFM_DB db-scope の自動バックアップが起動されました。
          バックアップ完了までお待ちください。

DLFM901E: システム・エラーが発生しました。戻りコード = "-2062"。
          現在のコマンドは処理できませんでした。
          追加情報については、db2diag.log ファイルを参照してください。

-- または --

DLFM811E: 現行 DLFM データベースをバックアップすることができませんでした。
          戻りコード = "-2062"。 DLFM 移行は停止しています。

DLFM901E: システム・エラーが発生しました。 戻りコード = "-2062"。
          現在のコマンドは処理できませんでした。
          追加情報については、db2diag.log ファイルを参照してください。

原因: DB2 Data Links Manager インストーラー・プログラムが、 Tivoli Storage Manager を、データ・リンクのサーバーに対するアーカイブ (バックアップ) サーバーとして使用するために必要な変数を設定できませんでした。

ヒント: Tivoli Storage Manager をアーカイブ・サーバーとして使用する予定の場合に、 DB2 Data Links Manager バージョン 8.1 のインストールまたはこのバージョンへの移行がまだ完了していなければ、 この問題が発生しないようにすることができます。 まず、インストーラー・プログラムでは Tivoli Storage Manager バックアップ・オプションを使用しないでください。 次に、下記のステップ 2 に記述しているように、 Data Links Manager の管理者プロファイルを手動で構成し、 該当する Tivoli Storage Manager の変数を組み込んでください。 このタスクを両方とも完了したら、インストールあるいは移行を続行することができます。

対処策: 次のタスクをリストの順に実行します。

  1. 次のコマンドを使用して、DLFM データベースのバックアップをとります。
    db2 backup <dlfm_db><path>
    
    詳細は次のとおりです。
  2. Data Links Manager の管理者プロファイルを手動で構成し、 該当する Tivoli Storage Manager の変数を組み込んでください。 手動構成の手順および必要な変数は、次のドキュメンテーションのトピックで説明されています。

    これらのトピックについては、オンラインの DB2 インフォメーション・センターまたは 「DB2 Data Links Manager 管理ガイドおよびリファレンス」の『システム管理オプション』の章で確認することができます。


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