リリース情報
3DB2 Universal Database バージョン 8 以前はフィックスパックには、
31 つの固定ロケーションにインストールされた DB2 Universal Database パッケージまたはファイル・セットを更新する働きしかありませんでした。
3このことは基本的に、フィックスパックをインストールすることによって、
3フィックスパック内にある更新済みファイルで既存のファイルが置き換えられるとい
3うことを意味します。
31 つのシステムに対して複数のレベルの DB2 フィックスパックを対応させることはできませんでした。
3今後は、1 つのシステム内で複数のフィックスパック・レベルの DB2 UDB (ESE) の存在が可能になります。
3バージョン 8.1.2 より実稼働環境でサポートされるようになったこのフィーチャーは、
3次の 2 種類のフィックスパックの使用によって実効化されます。
3
- 3通常のフィックスパック
- 3
- 3ESE で使えるだけでなく、関連プラットフォーム用にサポートされるどの DB2 V8.1 製品ででも使用することができます。
- 3AIX(R) では /usr/opt/db2_08_01 ディレクトリーに、
3他のプラットフォームでは /opt/IBM/db2/V8.1 に、
3既存のインストール内容の上に直接インストールすることができます。
3
- 3代替フィックスパック
- 3
- 3DB2 Universal Database ESE のまったく新規のコピーとしてインストールすることができます。
- 3通常の DB2 Universal Database のインストール・ロケーションではなく、
3事前定義したロケーションにインストールします。
3
3
3注:
- 3複数フィックスパックのインストールは不要な環境では、
3そのようなインストールを行う必要はありません。
- 3IBM DB2 Universal Database Enterprise Server Edition
3(ESE) for Linux and UNIX(R) バージョン 8.1.2 以降、
3複数フィックスパックとしてインストールされたフィックスパックが、実稼働環境でサポートされるようになりました。
3
3複数フィックスパック・インスタンスを別のフィックスパック・レベルに更新するには、
3次のいずれかの操作を実行します。
3
- 3適切な通常フィックスパックを一般出荷版 (GA) インストールに上書きインストールしてから、
3既存の GA パスから db2iupdt を実行してインスタンスを更新する。
- 3適切な代替フィックスパックを独自のユニーク・パスにインストールし、
3そのパスから db2iupdt を実行してインスタンスを更新する。
3
3代替フィックスパックのダウンロードの詳細については、
3IBM(R) サポート・サイト (http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/winos2unix/support) を参照してください。
[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 ]