2NUM_LOG_SPAN 構成パラメーターは、トランザクションの対象となりうるログ・ファイルの最大数を指定します。 2どのような場合でも、NUM_LOG_SPAN 設定に違反したトランザクションはロールバックされて、 2そのようなトランザクションの原因となったアプリケーションをデータベースから強制的に排除します。
2ただしパーティション・システムにおいては、db2loggr プロセスがアプリケーションを強制排除できるのは、 2アプリケーションの調整ノードと、エラーを検出する db2loggr プロセスのノードが同じ場合のみです。 2たとえば、3 つのデータベース・パーティション (0、1、および 2) をもつシステムの場合に、 2すべてのデータベース・パーティションで NUM_LOG_SPAN パラメーターを 2 に設定したとします。 2この場合、アプリケーションはデータベースのデータベース・パーティション 2 に接続してから、 2長時間実行トランザクションを開始しますが、その対象は複数のログ・ファイルになります。 2データベース・パーティション 1 上の db2loggr プロセスがそのエラーを最初に検出しても、何も起きません。 2しかし同じ違反がデータベース・パーティション 2 でも起きると、db2loggr プロセスによってそのエラーが検出されて、 2トランザクションはロールバックされてアプリケーションは強制的に排除されます。