DB2 連合データベース・システムにより、ユーザーおよびアプリケーションは、 複数のデータベース管理システムまたは単一 SQL ステートメント内のデータベースを参照することができます。 たとえば、DB2 表および Oracle ビュー間の UNION を実行できます。 DB2 連合システムは DB2 インスタンス、データベース、および 1 つ以上のデータ・ソースを含みます。 各データ・ソースは、非 DB2 DBMS およびデータから構成されます。
DB2 Relational Connect では、ご使用の DB2 サーバーで別のデータ・ソースにアクセスできるように、 異なるラッパーが提供されています。 ラッパーは、Oracle、Sybase、 および MS SQL Server に対して選択可能です。
Relational Connect をセットアップする前に、次の 2 つのことを行う必要があります。
Relational Connect に使用する各データ・ソースをセットアップする必要があります。
Relational Connect for Oracle データ・ソースをセットアップするには、「Oracle クライアント・インストール・ディレクトリー」を入力してください。 たとえば、 Oracle クライアントが /Oracle ディレクトリーにインストールされている場合は、フィールドに /Oracle と入力してください。 DB2 セットアップ・ウィザードは、データ・ソースのラッパーをインストールし、 Relational Connect をセットアップしてアクセスします。
DB2 セットアップ・ウィザードまたはコマンド行プロセッサー (CLP) を使用して、 後でデータ・ソースの Relational Connect をセットアップできます。 非 DB2 データ・ソースへのアクセスのための DB2 Relational Connect の使用に関する詳細は、 「連合システム・ガイド」を参照してください。