DB2 UDB 製品ファミリーには、体の不自由な方のために製品をより使いやすくする機能が用意されています。以下のような機能があります。
DB2 コントロール・センターはキーボードのみを使用して操作することができます。メニュー項目とコントロールではユーザーがキーボードから直接、コントロールを活動状態にしたり、メニュー項目を選択したりできるアクセス・キーを提供しています。アクセス・キーはコントロールやメニューの上に下線で表示されており、自己文書化することができます。
UNIX ベースのシステムでは、キーボード・フォーカスの位置が反転表示され、ウィンドウが活動状態のエリアとユーザーのキー・ストロークが影響する位置を示しています。
DB2 コントロール・センターには、ユーザー・インターフェースを強調し、視力の低いユーザーでも身近に感じられるようにする多くの機能があります。これらの補助機能には高コントラスト設定やカスタマイズ可能なフォント・プロパティーのサポートなどが含まれています。
コントロール・センターのインターフェースはオペレーティング・システムが提供する高コントラスト・モードをサポートしています。この機能は背景色と前景色とのコントラストが強い方が望ましいユーザーを補助する機能です。
コントロール・センターのインターフェースは、テキストの色やサイズ、フォントを、ユーザーがメニューとダイアログ・ウィンドウから選べるようになっています。
本製品のあらゆる機能を使う上で、ユーザーが色を見分ける必要はありません。
ユーザーは、警告を受ける場合の方法として、音の合図と目で見える合図を選ぶことができます。
DB2 コントロール・センターのインターフェースは Via Voice などの画面読み込みアプリケーションと互換性があります。アプリケーション・モード時、コントロール・センターのインターフェースは、目の不自由なユーザーが画面上の情報を利用できるよう、これらの補助アプリケーションに必要なプロパティーを所有しています。
DB2 ファミリー製品の資料は利用しやすい HTML 形式です。これによりユーザーはブラウザーを参照できるよう設定することで資料を表示することができます。画面読み込みや、他の補助技術を使用することも可能です。