IBM DB2 ユニバーサル・データベース (WINDOWS** 95、WINDOWS 98、および WINDOWS NT** 版) _____________________________________________________________________________________ - バージョン 5.2 _________________ Copyright International Business Machines Corporation 1993, 1998. All rights reserved. IBM DB2 ユニバーサル・データベース (Windows 95、 Windows 98 および Windows NT 版) インストール・ノートへようこそ。 注 : このファイルをさらに見やすくするには、フォントをモノスペースに設定してください。 このファイルには、以下のプロダクトに関する情報が入っています。 o DB2 ユニバーサル・データベース エンタープライズ・エディション o DB2 ユニバーサル・データベース ワークグループ・エディション o DB2 ユニバーサル・データベース パーソナル・エディション o DB2 クライアント・アプリケーション・イネーブラー o DB2 ソフトウェア開発者用キット o DB2 コネクト エンタープライズ・エディション o DB2 コネクト パーソナル・エディション 注 : Windows 95 に関して記述してあることは、Windows 98 にも適用されます。 インストールの指示およびその他の情報に関しては、次を参照してください。 o DB2 (Windows NT 版) 概説およびインストール、S10J-8149 o DB2 コネクト エンタープライズ・エディション 概説およびインストール、S10J-7888-01 o DB2 コネクト 使用者の手引き、S10J-8163-01 o DB2 コネクティビティー補足 (オンラインのみ) o DB2 クライアント インストールおよび構成 (オンラインのみ) インストール・ノート ____________________ DB2 をインストールする前に、このセクションの記述内容について確認してください。 IBM ウィルス対策プログラムのバージョン ______________________________________ ご使用のオペレーティング・システムにインストールされているウィルス対策プログラムが バージョン 2.5 の場合、DB2 セットアップ・プログラムはショートカットを作成できません。 IBM ウィルス対策プログラムを除去するか、あるいはバージョン 3.0 あるいはそれ以上を アップグレードする必要があります。 不十分なスペースの取扱い _________________________ 選択した構成要素をインストールするのに必要なスペースが、インストール用に指定 したパスにあるスペースを超えている場合、セットアップ・プログラムは、不十分な スペースについての警告を出します。 インストール続けることはできます。ただし、 インストールされるファイルに対するスペースが実際に足りない場合には、InstallShield は、スペースがなくなった時点で停止します。 このとき、スペースを開放できない場合には、 セットアップ・プログラムを手操作で停止する必要があります。 複数の DB2 プロダクトのインストール ___________________________________ 以前の DB2 製品のインストールに続いて、別の DB2 製品をインストールする必要がある 場合は、自動開始する DB2 プロセス、つまり管理サーバーあるいは DB2 インスタンスなどの すべての DB2 プロセスを停止してください。また、次のインストールを開始する前に、 DB2 ツールおよびウィンドウをクローズする必要もあります。 WINDOWS NT 3.51 への NETSCAPE のインストール ____________________________________________ Netscape を Windows NT 3.51 にインストールするときに、環境変数 が設定され、 "c:\temp" ディレクトリーが次の例のように存在しているか、確認することが必要です。 tmp=C:\temp Netscape のインストールは、 "Program File" ディレクトリーにデフォルト設定されます。 このディレクトリーは、Windows NT 4.0 と Windows 95 にはあります。 Windows NT 3.51 にはありません。インストールでは、インストール上の問題を回避するために、 別のディレクトリーを指定してください。 ウェブ・コントロール・センター ______________________________ ウェブ・コントロール・センターは、データベース管理ツールであるユニバーサル・ データベースのコントロール・センターの Java バージョンです。そのデザインは、 オリジナルのコントロール・センターをモデルとしますが、さらに柔軟なネットワーク 主体の環境を提供します。ウェブ・コントロール・センターは、DB2 の JDBC サポート を使用する Java アプレットです。 ************************************ 注 ****************************************** ウェブ・コントロール・センターおよび DB2 サーバーは、FixPak 6 あるいはそれ以降 をインストールしていないと、同じマシンに置くことができません。DB2 サーバーがある マシンでウェブ・コントロール・センターを使用するには、次の順序で DB2 ソフトウェア および構成要素をインストールする必要があります。 (1) DB2 サーバーをインストールする。 (2) DB2 サーバーがあるマシンに、DB2 クライアント・アプリケーション・イネーブラーを ウェブ・コントロール・センターと共にインストールする。 (3) FixPak 6 をインストールする。 上記の順序以外の方法でインストールした場合には、DB2 は動作を停止します。 ************************************************************************************ ウェブ・コントロール・センターは、ワールド・ワイド・ウェブ (WWW) から ダウンロードすることができます。詳細については、x:\sqllib\java\\readme.htm を ご覧ください。"x:" は DB2 がインストールされているドライブを示し、 は、 インストールされている言語を示します。Windows NT、Windows 95、Windows 98、および OS/2 では、 "prime" ディレクトリーにインストールされているのは 1 言語のみです。 ウェブ・コントロール・センターに関する最新情報および重要情報、あるいは Lotus Go で ウェブ・コントロール・センターを使用するときの重要情報については、次のサイトを参照して ください。 http://www.software.ibm.com/data/udb/webcc DB2 プロダクトのインストール解除 ________________________________ DB2 プロダクトのインストール解除を行う前に、すべての DB2 サービスおよび DB2 ファイルをオープンしているすべてのプログラムを停止する必要があります。 DB2 ファイルをオープンにしていることを 明らかにしなくても実際に行っているプログラムがあります。 たとえば、以下のような場合です。 o コミュニケーション・マネージャー (Windows NT 版) o Tivoli* TME o NetQuestion o NetFinity* o Microsoft** クラスター・サーバー (MSCS) サービス 上記のプログラムを停止してから、DB2 のインストール解除を行います。DB2 の インストール解除プログラムにアクセスするには、「スタート」ボタンをクリックして、 プログラム -> DB2 ( Windows NT 版) -> インストール解除 を選択してください。 インストール解除は、Windows のブート・ディスクにある "\db2log\db2.log" の除去は 行いません。 このファイルとディレクトリーは、DB2 のインストール解除が終わってから 除去することができます。DB2 がシステムにインストールされている間は除去しないでください。 DB2 プロダクトの手動インストール解除 _____________________________________ インストール解除プログラムが実行できない (たとえば、このプログラムが削除されていると、 インストールは停止し、不整合な状態のまま残ります) 場合、次のように処置してください。 1. 一部インストールされたファイルを除去する (インストール・ディレクトリー、 たとえば、c:\sqllib を削除する) 。 2. レジストリ・エディター (たとえば regedt32) を使用して、次のようにレジストリを クリーンアップする 。 a. レジストリ制御情報を削除 (DB2 ノードを削除) する。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\IBM\DB2 b. インストールされているサービスを除去する (存在する場合は削除する)。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\INSTANCE (単一区画データベース) HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\INSTANCE-N (複数区画データベース) HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\DB2REMOTECMD HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\DB2DAS00 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\DB2GOVERNOR HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\DB2NTSECSERVER 移行に関する考慮事項 _____________________ 『概説およびインストール (Windows NT 版)』にある移行情報について、変更および 新しい機能の追加が行われました。 DB2 バージョン 5.0 から DB2 バージョン 5.2 へのアップグレード _____________________________________________________________ DB2 バージョン 5.0 から、DB2 バージョン 5.2 へアップグレードする場合、 db2upd52 コマンドをデータベースごとに実行して、リリース 5.2 で追加された 新機能をサポートしてください。追加情報に関しては、『概説およびインストール』 の「前のバージョンおよびリリースからの移行」というタイトルの章を参照して ください。 エラー・メッセージ __________________ 次のエラー・メッセージは『概説およびインストール (Windows NT 版) 』の「前バージョン からの移行」の「データベースが移行可能であることの確認」セクションの「エラー・ メッセージの修正」に追加されるものです。 エラー : データベースには DATALINK あるいは REFERENCE のタイプ名を使用するユーザー定義の別の名前が含まれています。 処置 : データ・タイプ名 DATALINK および REFERENCE は バージョン 5 の データベース・マネージャーの予約語です。 このエラーを訂正するには、次のようにしてください。 1. データベースのバックアップを行う。 2. データ・タイプに従属する表からデータをエクスポートする。 3. データ・タイプに従属する表をドロップしてから、データ・タイプを ドロップする。このドロップによって視点、索引、トリガー、あるいは関数 といった他のオブジェクトがドロップされる可能性があります。 4. データ・タイプを別のタイプ名で作成して、新規のデータ・タイプ名を使用して 表を再度作成する。ドロップされた視点、索引、トリガーあるいは関数を 再度作成する。 5. データを表にインポート/ロードする。 6. db2ckmig をデータベースに対して再度実行して、データベースが db2ckmig チェックをパスするか確認する。 7. データベースのバックアップ・コピーを行う。 データベース・マネージャー構成パラメーター ___________________________________________ 次の修正は『概説およびインストール (Windows NT 版)』の「前バージョンからの移行」 の「データベース移行後の処置」にあるデータベース・マネージャー構成パラメーター に関するものです。 +-------------------------------------+-------------------------------------+ | 間違ったパラメーター名 | 正しいパラメーター名 | +-------------------------------------+-------------------------------------+ | データベース・マネージャー | 並行して活動状態にできるデータベース| | で並行して実行できるデータベースの | の最大数 (numdb) | | 数 (numdb) | | +-------------------------------------+-------------------------------------+ | TM-データベース (tmdatabase) | TM-データベース (tm_database | +-------------------------------------+-------------------------------------+ | 照会ヒープ・サイズ (queryheapsz) | 照会ヒープ・サイズ (query_heap_sz) | +-------------------------------------+-------------------------------------+ | アイドル・エージェント最大数 | エージェント・プール・サイズ | | (idleagents) | (num_poolagents) | +-------------------------------------+-------------------------------------+ データベース・ディレクトリー・バックアップからデータベースを移行する ____________________________________________________________________ インストールの前にバックアップされたローカル・データベース・ディレクトリー (またはファイル) がある場合、別々に移行することができます。 1. まだ存在していない場合、DB2 の前のバージョンと同一のドライブに ディレクトリー "sqldbdir" を作成します。 2. "sqldbdir" ディレクトリー・ファイルにバックアップされたディレクトリー・ファイル をコピーします。 3. このディレクトリーに対して次のように DB2MIGDR を実行して、バージョン 5 の形式 で項目を移行します。 db2migdr システム・データベース・ディレクトリーにローカル・データベース・ディレクトリー にカタログされた項目がない場合、データベースを移行する前にカタログを 行う必要があります。 5. 移行後のすべてのオプションについて調べるには DB2 (Windows NT 版) 概説およびインストール を参照してください。 APPC スタック自動検出 ______________________ 次の APPC スタックが、DB2 のインストール中に自動検出されます。 o IBM Personal Communications Server バージョン 4.02 あるいはそれ以降 o IBM Communications Server for Windows NT バージョン 5.01 あるいはそれ以降 HTML 形式の DB2 ブック ______________________ 『概説およびインストール』および『インストールおよび構成』のHTML バージョンは、 次の CD-ROM にあります。 o DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 5.2 (Windows NT** 操作環境版) CD-ROM ブックは CD-ROM の次のディレクトリーにあります。 - DB2 (Windows NT 版) 概説およびインストール : x:\doc\\html\db2i6\db2i6.htm - DB2 コネクト エンタープライズ・エディション 概説およびインストール : x:\doc\\html\db2cy\db2cy.htm o DB2 コネクト エンタープライズ・エディション バージョン 5.2 (Windows NT** 操作環境版) CD-ROM 『DB2 コネクト エンタープライズ・エディション 概説およびインストール』は CD-ROM の次のディレクトリーにあります。 x:\doc\\html\db2cy\db2cy.htm o DB2 バージョン 5.2 クライアント・アプリケーション・イエーブラー CD-ROM 『クライアント インストールおよび構成』ブックは、 次のディレクトリーにあります。 x:\doc\\winhtml\db2iy\db2iy.htm o DB2 バージョン 5.2 ソフトウェア開発者用キット CD-ROM 『クライアント インストールおよび構成』ブックは、 次のディレクトリーにあります。 x:\doc\\winhtml\db2iy\db2iy.htm プロダクトおよび技術ライブラリー _________________________________ DB2 に関する完全な情報および最新情報のソースは、この readme が公開されたあとに見つかった 情報が含まれたものですが、これは World Wide Web の製品およびサービス技術ライブラリー を使用して調べてください。 http://www.software.ibm.com/data/db2/library リリース・ノート ________________ 「DB2 リリース・ノート」ファイルでは追加情報が使用可能です。リリース・ノートを 見るには、「スタート」ボタンをクリックして、次にプログラム -> DB2 (Windows NT あるいは Windows 95 版) -> リリース・ノートを選択してください。 DB2 をインストールしている ディレクトリー (通常は "sqllib") にある "release.txt" からリリース情報の印刷をすることができます。 バージョン 5.2 の新機能 _______________________ DB2 バージョン 5 とバージョン 5.2 での、主要な拡張の概説、および 詳細については、『新機能』ブックを参照してください。 DB2 ユニバーサル・データベース バージョン 5 および DB2 コネクト バージョン 5 FixPak の一部として使用可能な新機能は、バージョン 5.2 の拡張として見なされます。 プロダクト・ボックス内の印刷マニュアルとしても使用できるように、 『新機能』ブックも HTML 形式でオンラインで使用することができます。 商標 ____ * の付いた用語は IBM Corporation の商標または登録商標です。 ** の付いた用語は他社の商標または登録商標です。