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索引の更新

「索引の更新」ウィンドウを使用して索引を作成します。

権限と特権

索引を作成するには:

  1. 「索引の更新」ウィンドウをオープンします。
  2. 「索引」ページにある必須プロパティーの新しい値を指定します。

  3. 索引キー内の列は更新できません。
  4. 「プロパティー」ページにある任意選択プロパティーの新しい値を指定します。
  5. 非区分索引を更新している場合は、 「索引スペース管理」ページにある記憶割り振りプロパティーの新しい値を指定します。
  6. 区分索引を更新している場合は、 「区分管理」ページにある区分プロパティーの新しい値を指定します。.
  7. 了解」をクリックします。
関連情報
索引の作成
索引のドロップ
索引についてのレポートを表示
索引の停止
索引の開始

必須プロパティーの指定

索引」ページの一般プロパティーを指定します。 以下のフィールドとコントロールは読み取り専用です。
  1. 索引所有者」フィールド
  2. 索引名」フィールド
  3. 表所有者」フィールド
  4. 表名」フィールド
  5. 固有」チェックボックス
  6. ヌル値キーに固有制約を適用しない」チェックボックス
  7. 索引値によるクラスター
  8. 後で索引を作成

任意選択プロパティーの指定

プロパティー」ページの任意選択プロパティーを指定します。 以下を更新できます。
最大データ・セット・サイズフィールド
リストから新しい値を選択します。
バッファー・プールフィールド
索引のバッファー・プールを指定します。 活動状態の 4KB バッファー・プールを指定する必要があります。 デフォルト・バッファー・プールは、データベースが 32KB バッファー・プールを使用しない限り、データベースのバッファー・プールになります。 索引がデータベースのバッファー・プールをデフォルトで使用できない場合は、BP0 が使用されます。

重要: 特権セットには、指定されたバッファー・プールでの SYSADM 権限、SYSCTL 権限、または USE 権限が含まれていなければなりません。

適格データ・セットのクローズチェックボックス
DB2 がどのデータ・セットをクローズするかを決定するための優先順位を設定します。 索引を使用しないとき、またはオープン・データ・セット数の限界に達したときに、 DB2 にデータ・セットをクローズさせたい場合に、このチェックボックスを選択してください。 「適格データ・セットのクローズ」チェックボックスを選択しておくと、条件が満たされている場合、 DB2 は、「いいえ」と定義された索引スペースのデータ・セットをクローズする前に、 一番長い間使用されていない索引スペースを持つデータ・セットをクローズします。 限界に達した場合、および適格データ・セットのクローズ設定を持つ索引がある場合は、 DB2 は適格データ・セットのクローズ設定を持たない索引をクローズします。

記憶域割り振りプロパティーの指定

索引スペース管理」ページで記憶域割り振りプロパティーの新しい値を指定します。 「空きスペースの管理方式を指定する」チェックボックスは読み取り専用です。 以下を更新できます。
「データ・セット管理」ラジオ・ボタン
ユーザーが管理」または「DB2 が管理」ラジオ・ボタンを選択します。

ユーザーが管理」を選択した場合は、VSAM カタログ名を入力または選択してください。 この名前は、この索引のデータ・セットがカタログ化される統合カタログ機能を指定します。 カタログ名が 8 文字よりも長い場合、この設定には別名を使用する必要があります。

DB2 が管理」を選択した場合:

  1. 記憶域グループ名を指定します。 記憶域グループは現行サーバーで定義されている必要があり、少なくとも 1 つのボリューム通し番号がその記述に含まれていなければなりません。 重要: 特権セットには、指定された記憶域グループでの SYSADM 権限、SYSCTL 権限、または USE 権限が含まれていなければなりません。
  2. 1 次スペース割り振り最小値を入力します。 12 から 4194304 までの整数を指定してください。 この範囲にない値はそれぞれ、小さい場合は 12 が、大きい場合は 4194304 が使用されます。
  3. 2 次スペース割り振り最小値を入力します。 DB2 が必要に応じて索引のデータ・セットを拡張できるようにしたい場合は、この値に 12 から 131068 までの値を指定してください。 0 を指定すると、DB2 はデータ・セットを拡張できません。 1 次スペース割り振り最小値を指定し、この値を指定しなかった場合、 DB2 はデフォルト 2 次スペース割り振り量を計算します。 デフォルトは、次の値の大きい方です。(1) 1 次スペース割り振りスペース最小値の 10 パーセント (2) 索引ページ・サイズの 3 倍 (つまり 3 x 4KB)
  4. 任意選択: 「索引のドロップ時にデータ・セットを消去する」ラジオ・ボタンを選択します。
  1. 予約済み空きスペース」フィールド
  2. ページの空きスペース率(%)」フィールド
  3. ページをグループ・バッファー・プールにキャッシュ」ラジオ・ボタン

以下を選択します。

更新時のみ (CHANGED)
複数の DB2 メンバーが索引または区分をオープンしていて、少なくとも 1 人のメンバーが UPDATE 操作のために索引をオープンしている場合、更新されたページは グループ・バッファー・プールに書き込まれます。
常にページをキャッシュ (ALL)
DASD から読み取られるときに、ページはグループ・バッファーにキャッシュされます。
キャッシュしない (NONE)
ページはグループ・バッファー・プールにキャッシュされません。


重要: この値は、グループ・バッファー・プールが逆の環境での使用についてのみ定義された場合は無視され、 ページはキャッシュされません。

区分管理プロパティーの指定