リリース情報


42.3 MQSeries 情報

42.3.1 スカラー関数

|42.3.1.1 MQPUBLISH

| | |
|>>-MQPUBLISH--(------------------------------------------------->
| 
|>--+---------------------------------------------+--msg-data---->
|   '-publisher-service--,--+-------------------+-'
|                           '-service-policy--,-'
| 
|>--+---------------------------------+--)----------------------><
|   '-,--topic--+-------------------+-'
|               |              (1)  |
|               '-,--correl-id------'
| 
| 

|注:

  1. |correl-id は、service および policy が事前に定義されていない場合、指定できません。 |

|スキーマは DB2MQ です。

|MQPUBLISH 関数はデータを MQSeries に発行します。 |この関数を使用するには、MQSeries パブリッシュ/サブスクライブまたは MQSeries Integrator の |いずれかをインストールしなければなりません。 |詳細については、www.ibm.com/software/MQSeries を調べてください。

|MQPUBLISH 関数は、service-policy により定義されているサービス・ポリシーの |品質を使用して、msg-data に含まれているデータを、publisher-service により |指定されている MQSeries パブリッシャーに発行します。 |メッセージのオプションのトピックが指定でき、オプションのユーザー定義のメッセージ相関 ID も |指定できます。 |この関数は、正常に終了すると '1' の値を返し、正常に終了しないと '0' の値を返します。 |

|publisher-service
|メッセージが送信される論理 MQSeries 宛先を含むストリングです。 |publisher-service が指定されていると、AMT.XML リポジトリー・ファイルに |定義されているパブリッシャー・サービス・ポイントを参照します。 |サービス・ポイントとは、メッセージの送受信元である論理エンドポイントのことです。 |サービス・ポイントの定義には、MQSeries キュー・マネージャーおよびキューの名前が |含まれています。 |詳しくは「MQSeries アプリケーション・メッセージング・インターフェース」を参照してください。 |publisher-service が指定されていない場合、DB2.DEFAULT.PUBLISHER が |使用されます。 |publisher-service の最大サイズは 48 バイトです。

|service-policy
|このメッセージの処理に使用される MQSeries AMI サービス・ポリシーを含むストリングです。 |service-policy が指定されている場合、service-policy は AMT.XML リポジトリー・ファイルに |定義されているポリシーを参照します。 |サービス・ポリシーは、このメッセージング操作に適用されるサービス・オプションの |品質のセットを定義します。 |このオプションには、メッセージ優先順位とメッセージ持続性が含まれます。 |詳しくは |「MQSeries アプリケーション・メッセージング・インターフェース」マニュアルを参照してください。 |service-policy が指定されていない場合、デフォルトの DB2.DEFAULT.POLICY が |使用されます。service-policy の最大サイズは 48 バイトです。

|msg-data
|MQSeries 経由で送信されるデータを含むストリング式です。 |タイプ VARCHAR の |ストリングが 4000 バイトの場合は、最大サイズです。ストリングが CLOB の場合は、 |最大 1MB までのサイズを取る可能性があります。

|topic
|メッセージ発行のトピックを含むストリング式です。 |トピックが指定されていない場合、メッセージには何も関連付けられません。 |topic|最大サイズは 40 バイトです。 |複数のトピックを 1 つのストリングに指定することができます (40 文字まで)。 |その場合、各トピックはコロンで区切ります。 |たとえば、"t1:t2:the third topic" は、メッセージが t1、t2、および "the third topic" の 3 つの |トピックすべてに関係していることを示しています。

|correl-id
|このメッセージに関連させる相関 ID を含むオプションのストリング式です。 |correl-id は、要求を応答に関連させるために要求および応答シナリオに |よく指定されます。 |これが指定されていない場合、メッセージに相関 ID が追加されません。 |correl-id|最大サイズは 24 バイトです。 |

|例:

|例 1: この例では、デフォルト・ポリシー (DB2.DEFAULT.POLICY) により |ストリング "Testing 123" がデフォルト・パブリッシャー・サービス (DB2.DEFAULT.PUBLISHER) に |発行されます。 |相関 ID もトピックもメッセージに対して指定されていません。

|VALUES MQPUBLISH('Testing 123')

|例 2: この例では、ストリング "Testing 345" がトピック "TESTS" で |パブリッシャー・サービス "MYPUBLISHER" に発行されます。 |デフォルト・ポリシーが使用されていて、相関 ID が指定されていません。

|VALUES MQPUBLISH('MYPUBLISHER','Testing 345', 'TESTS')

|例 3: この例では、"TEST1" の相関 ID を持つポリシー "MYPOLICY" によりストリング "Testing 678" が |パブリッシャー・サービス "MYPUBLISHER" に発行されます。 |トピック "TESTS" に関するメッセージが発行されます。

|VALUES MQPUBLISH('MYPUBLISHER','MYPOLICY','Testing 678','TESTS','TEST1')

|例 4: この例では、デフォルト・ポリシー (DB2.DEFAULT.POLICY) を使用し、 |相関 ID を使用せずに、ストリング "Testing 901" がトピック "TESTS" で |パブリッシャー・サービス "MYPUBLISHER" に発行されます。

|VALUES MQPUBLISH('Testing 901','TESTS')

|上記のどの例でも、正常終了の場合は値 '1' が返されます。

|42.3.1.2 MQREADCLOB

| | |
|>>-MQREADCLOB--(--+----------------------------------------+---->
|                  '-receive-service--+-------------------+-'
|                                     '-,--service-policy-'
| 
|>--)-----------------------------------------------------------><
| 
| 

|スキーマは DB2MQ です。

|MQREADCLOB 関数は、service-policy に定義されているサービス・ポリシーの |品質を使用して、receive-service によって指定されている MQSeries ロケーションから |メッセージを返します。 |この操作を実行しても、receive-service に関連するキューからこのメッセージが |除去されることはありませんが、代わりにキューの先頭にあるメッセージが返されます。戻り値は、 |このメッセージを含む最大長 1MB の CLOB です。 |戻されるメッセージが使用できない場合、NULL が返されます。 |

|receive-service
|メッセージの受信元である論理 MQSeries 宛先を含むストリングです。 |receive-service が指定されている場合、receive-service は AMT.XML リポジトリー・ファイルに |定義されているサービス・ポイントを参照します。 |サービス・ポイントとは、メッセージの送受信元である論理エンドポイントのことです。 |サービス・ポイントの定義には、MQSeries キュー・マネージャーおよびキューの名前が |含まれています。 |詳しくは「MQSeries アプリケーション・メッセージング・インターフェース」を参照してください。 |receive-service が指定されていない場合、DB2.DEFAULT.SERVICE が |使用されます。 |receive-service の最大サイズは 48 バイトです。

|service-policy
|このメッセージの処理に使用される MQSeries AMI サービス・ポリシーを含むストリングです。 |service-policy が指定されている場合、service-policy は AMT.XML リポジトリー・ファイルに |定義されているポリシーを参照します。 サービス・ポリシーは、このメッセージング操作に適用されるサービス・オプションの |品質のセットを定義します。 |このオプションには、メッセージ優先順位とメッセージ持続性が含まれます。 |詳しくは |「MQSeries アプリケーション・メッセージング・インターフェース」マニュアルを参照してください。 |service-policy が指定されていない場合、デフォルトの DB2.DEFAULT.POLICY が |使用されます。 |service-policy の最大サイズは 48 バイトです。 |

|例:

|例 1: この例では、デフォルト・ポリシー (DB2.DEFAULT.POLICY) を使用して、 |デフォルト・サービス (DB2.DEFAULT.SERVICE) により指定されているキューの先頭にある |メッセージが読み取られます。

|VALUES MQREADCLOB()

|例 2: この例では、デフォルト・ポリシー (DB2.DEFAULT.POLICY) を使用して、 |サービス "MYSERVICE" により指定されているキューの先頭にある |メッセージが読み取られます。

|VALUES MQREADCLOB('MYSERVICE')

|例 3: この例では、ポリシー "MYPOLICY" を使用して、サービス "MYSERVICE" により |指定されているキューの先頭にあるメッセージが読み取られます。

|VALUES MQREADCLOB('MYSERVICE','MYPOLICY')

|上記の例ではすべて、正常終了するとメッセージの内容が最大サイズ 1MB の CLOB として |返されます。 |メッセージが使用できない場合、NULL が返されます。

|42.3.1.3 MQRECEIVECLOB

| | |
|>>-MQRECEIVECLOB------------------------------------------------>
| 
|>--(--+----------------------------------------------------------+--)-><
|      '-receive-service--+-------------------------------------+-'
|                         '-,--service-policy--+--------------+-'
|                                              '-,--correl-id-'
| 
| 

|スキーマは DB2MQ です。

|MQRECEIVECLOB 関数は、サービス・ポリシー service-policy|品質を使用して、receive-service によって指定されている MQSeries ロケーションからの |メッセージを返します。この操作を実行すると、receive-service に関連するキューからこのメッセージが除去されます。 |correl-id|指定されている場合、一致する相関 ID を持つ最初のメッセージが返されます。 |correl-id が指定されていない場合、キューの先頭にあるメッセージが |返されます。 |戻り値は、このメッセージを含む最大長 1MB の CLOB です。 |戻されるメッセージが使用できない場合、NULL が返されます。 |

|receive-service
|メッセージの受信元である論理 MQSeries 宛先を含むストリングです。 |receive-service が指定されている場合、receive-service は AMT.XML リポジトリー・ファイルに |定義されているサービス・ポイントを参照します。 |サービス・ポイントとは、メッセージの送受信元である論理エンドポイントのことです。 |サービス・ポイントの定義には、MQSeries キュー・マネージャーおよびキューの名前が |含まれています。 |詳しくは「MQSeries アプリケーション・メッセージング・インターフェース」を参照してください。 |receive-service が指定されていない場合、DB2.DEFAULT.SERVICE が使用されます。 |receive-service の最大サイズは 48 バイトです。

|service-policy
|このメッセージの処理に使用される MQSeries AMI サービス・ポリシーを含むストリングです。 |service-policy|指定されている場合、service-policy は AMT.XML リポジトリー・ファイルに定義されているポリシー |を参照します |1 |service-policy が指定されていない場合、 |デフォルトの DB2.DEFAULT.POLICY が使用されます。 |service-policy の最大サイズは 48 バイトです。

|correl-id
|このメッセージに関連させるオプションの相関 ID を含むストリングです。 |correl-id は、要求を応答に関連させるために要求および応答シナリオに |よく指定されます。これが指定されていない場合、 |相関 ID は使用されません。correl-id|最大サイズは 24 バイトです。 |

|例:

|例 1: この例では、デフォルト・ポリシー (DB2.DEFAULT.POLICY) を使用して、 |デフォルト・サービス (DB2.DEFAULT.SERVICE) により指定されているキューの先頭にある |メッセージが受信されます。

|VALUES MQRECEIVECLOB()

|例 2: この例では、デフォルト・ポリシー (DB2.DEFAULT.POLICY) を使用して、 |サービス "MYSERVICE" により指定されているキューの先頭にある |メッセージが受信されます。

|VALUES MQRECEIVECLOB('MYSERVICE')

|例 3: この例では、ポリシー "MYPOLICY" を使用して、サービス "MYSERVICE" により |指定されているキューの先頭にあるメッセージが受信されます。

|VALUES MQRECEIVECLOB('MYSERVICE','MYPOLICY')

|例 4: この例では、ポリシー "MYPOLICY" を使用して、サービス "MYSERVICE" により |指定されているキューの先頭から '1234' に一致する相関 ID を持つ最初のメッセージが |受信されます。

|VALUES MQRECEIVECLOB('MYSERVICE',MYPOLICY','1234')

|上記の例ではすべて、 |正常終了するとメッセージの内容が最大サイズ 1MB の CLOB として返されます。 |メッセージが使用できない場合、NULL が返されます。

|42.3.1.4 MQSEND

| | |

|>>-MQSEND--(--+----------------------------------------+-------->
|              '-send-service--,--+-------------------+-'
|                                 '-service-policy--,-'
| 
|>--msg-data--+-------------------+--)--------------------------><
|             |              (1)  |
|             '-,--correl-id------'
| 
| 

|注:

  1. |correl-id は、service および policy が事前に定義されていない場合、指定できません。 |

|スキーマは DB2MQ です。

|MQSEND 関数は、service-policy により定義されているサービス・ポリシーの |品質を使用して、msg-data に含まれているデータを、send-service により |指定されている MQSeries ロケーションに送信します。 |任意指定のユーザー定義メッセージ相関 ID は、correl-id によって指定することができます。 |この関数は、正常に終了すると '1' の値を返し、正常に終了しないと '0' の値を返します。 |

|msg-data
|MQSeries 経由で送信されるデータを含むストリング式です。 |データがタイプ VARCHAR の場合は、 |最大サイズは 4000 バイト、タイプ CLOB の場合は、1MB です。

|send-service
|メッセージが送信される論理 MQSeries 宛先を含むストリングです。 |send-service が指定されている場合、send-service は AMT.XML リポジトリー・ファイルに定義されている |サービス・ポイントを参照します。 |サービス・ポイントとは、メッセージを送受信する |論理エンドポイントのことです。 |サービス・ポイントの定義には、MQSeries キュー・マネージャーおよびキューの名前が含まれています。 |詳しくは |「MQSeries アプリケーション・メッセージング・インターフェース」マニュアルを参照してください。 |send-service が指定されていない場合、DB2.DEFAULT.SERVICE の値が使用されます。 |send-service の最大サイズは 48 バイトです。

|service-policy
|このメッセージの処理に使用される MQSeries AMI サービス・ポリシーを含むストリングです。 |service-policy が指定されている場合、service-policy は AMT XML リポジトリー・ファイルに |定義されているサービス・ポリシーを参照します。 |サービス・ポリシーは、このメッセージング操作に適用されるサービス・オプションの |品質のセットを定義します。 |このオプションには、メッセージ優先順位とメッセージ持続性が含まれます。 |詳しくは「MQSeries アプリケーション・メッセージング・インターフェース」 |マニュアルを参照してください。 |service-policy が指定されていない場合、DB2.DEFAULT.POLICY のデフォルト値が |使用されます。 |service-policy の最大サイズは 48 バイトです。

|correl-id
|このメッセージに関連した相関 ID を含むオプションのストリングです。 |correl-id は、要求を応答に関連させるために要求および応答シナリオに |よく指定されます。これが指定されていない場合、相関 ID は送信されません。 |correl-id|最大サイズは 24 バイトです。 |

|例:

|例 1: この例では、デフォルト・ポリシー (DB2.DEFAULT.POLICY) を使用して、 |相関 ID は使用せずに、ストリング "Testing 123" がデフォルト・サービス (DB2.DEFAULT.SERVICE) に |送信されます。

|VALUES MQSEND('Testing 123')

|例 2: この例では、ポリシー "MYPOLICY" を使用して、相関 ID は使用せずに、 |ストリング "Testing 345" がサービス "MYSERVICE" に送信されます。

|VALUES MQSEND('MYSERVICE','MYPOLICY','Testing 345')

|例 3: この例では、ポリシー "MYPOLICY" と相関 ID "TEST3" を使用して、 |ストリング "Testing 678" がサービス "MYSERVICE" に送信されます。

|VALUES MQSEND('MYSERVICE','MYPOLICY','Testing 678','TEST3')

|例 4: この例では、デフォルト・ポリシー (DB2.DEFAULT.POLICY) を使用して、 |相関 ID は使用せずに、ストリング "Testing 901" がサービス "MYSERVICE" に |送信されます。

|VALUES MQSEND('MYSERVICE','Testing 901')

|上記のすべての例で、正常終了すると '1' のスカラー値が返されます。

42.3.2 表関数

|42.3.2.1 MQREADALLCLOB

| | |
|>>-MQREADALLCLOB--(--------------------------------------------->
| 
|>--+----------------------------------------+--+----------+----->
|   '-receive-service--+-------------------+-'  '-num-rows-'
|                      '-,--service-policy-'
| 
|>--)-----------------------------------------------------------><
| 
| 

|スキーマは DB2MQ です。

|MQREADALLCLOB 関数は、サービス・ポリシー service-policy の品質を |使用して、receive-service によって指定されている MQSeries ロケーションからの |メッセージおよびメッセージ・メタデータを含む表を返します。 |この操作を実行しても、receive-service に関連するキューからこのメッセージが |除去されることはありません。

|num-rows が指定されている場合、num-rows メッセージの最大数が |返されます。 |num-rows が指定されていない場合、使用可能なすべてのメッセージが |返されます。返される表には以下の列が含まれます。

|

|receive-service
|メッセージの読み取り元である論理 MQSeries 宛先を含むストリングです。 |receive-service|指定されている場合、AMT.XML リポジトリー・ファイルに定義されているサービス・ポイントを参照します。 |サービス・ポイントとは、メッセージの送受信元である論理エンドポイントのことです。 |サービス・ポイントの定義には、MQSeries キュー・マネージャーおよびキューの名前が |含まれています。 |詳しくは「MQSeries アプリケーション・メッセージング・インターフェース」を参照してください。 |receive-service が指定されていない場合、DB2.DEFAULT.SERVICE が |使用されます。 |receive-service の最大サイズは 48 バイトです。

|service-policy
|このメッセージの処理に使用される MQSeries AMI サービス・ポリシーを含むストリングです。 |service-policy|指定されている場合、AMT XML リポジトリー・ファイルに定義されているポリシーを参照します。 |サービス・ポリシーは、このメッセージング操作に適用されるサービス・オプションの |品質のセットを定義します。 |このオプションには、メッセージ優先順位とメッセージ持続性が含まれます。 |詳しくは |「MQSeries アプリケーション・メッセージング・インターフェース」マニュアルを参照してください。 |service-policy が指定されていない場合、デフォルトの DB2.DEFAULT.POLICY が |使用されます。service-policy の最大サイズは 48 バイトです。

|num-rows
|この関数により返されるメッセージの最大数を含む正の整数です。 |

|例:

|例 1: この例では、デフォルト・ポリシー (DB2.DEFAULT.POLICY) を使用して、 |デフォルト・サービス (DB2.DEFAULT.SERVICE) により指定されているキューから |すべてのメッセージが受信されます。 |メッセージとすべてのメタデータが表として返されます。

|SELECT *
|   FROM table (MQREADALLCLOB()) T

|例 2: この例では、デフォルト・ポリシー (DB2.DEFAULT.POLICY) を使用して、 |サービス MYSERVICE により指定されているキューの先頭からすべてのメッセージが受信されます。 |MSG 列と CORRELID 列だけが返されます。

|SELECT T.MSG, T.CORRELID
|   FROM table (MQREADALLCLOB('MYSERVICE')) T

|例 3: この例では、デフォルト・ポリシー (DB2.DEFAULT.POLICY) を使用して、 |デフォルト・サービス (DB2.DEFAULT.SERVICE) により指定されているキューの先頭が |読み取られます。 |'1234' の CORRELID を持つメッセージだけが返されます。 |列はすべて返されます。

|SELECT *
|   FROM table (MQREADALLCLOB()) T
|   WHERE T.CORRELID = '1234'

|例 4: この例では、デフォルト・ポリシー (DB2.DEFAULT.POLICY) を使用して、 |デフォルト・サービス (DB2.DEFAULT.SERVICE) により指定されているキューの先頭から |最初の 10 メッセージが受信されます。 |列はすべて返されます。

|SELECT *
|   FROM table (MQREADALLCLOB(10)) T

|42.3.2.2 MQRECEIVEALLCLOB

| | |
|>>-MQRECEIVEALLCLOB--(------------------------------------------>
| 
|>--+----------------------------------------------------------+-->
|   '-receive-service--+-------------------------------------+-'
|                      '-,--service-policy--+--------------+-'
|                                           '-,--correl-id-'
| 
|>--+-----------------+--)--------------------------------------><
|   '-+---+--num-rows-'
|     '-,-'
| 
| 

|スキーマは DB2MQ です。

|MQRECEIVEALLCLOB 関数は、サービス・ポリシー service-policy の品質を |使用して、receive-service によって指定されている MQSeries ロケーションからの |メッセージおよびメッセージ・メタデータを含む表を返します。 |この操作を実行すると、receive-service に関連するキューからこのメッセージが除去されます。

|correl-id が指定されている場合、一致する相関 ID を持つメッセージだけが |返されます。correl-id が指定されていない場合、キューの先頭にあるメッセージが返されます。

|num-rows が指定されている場合、num-rows メッセージの最大数が |返されます。 |num-rows が指定されていない場合、有効なすべてのメッセージが |返されます。 |返される表には以下の列が含まれます。

|

|receive-service
|メッセージの受信元である論理 MQSeries 宛先を含むストリングです。 |receive-service|指定されている場合、AMT.XML リポジトリー・ファイルに定義されているサービス・ポイントを参照します。 |サービス・ポイントとは、メッセージの送受信元である論理エンドポイントのことです。 |サービス・ポイントの定義には、MQSeries キュー・マネージャーおよびキューの名前が |含まれています。 |詳しくは |「MQSeries アプリケーション・メッセージング・インターフェース」マニュアルを参照してください。 |receive-service が指定されていない場合、DB2.DEFAULT.SERVICE が |使用されます。 |receive-service の最大サイズは 48 バイトです。

|service-policy
|このメッセージの処理に使用される MQSeries AMI サービス・ポリシーを含むストリングです。 |service-policy|指定されている場合、AMT XML リポジトリー・ファイルに定義されているポリシーを参照します。 |サービス・ポリシーは、このメッセージング操作に適用されるサービス・オプションの |品質のセットを定義します。 |このオプションには、メッセージ優先順位とメッセージ持続性が含まれます。 |詳しくは |「MQSeries アプリケーション・メッセージング・インターフェース」マニュアルを参照してください。 |service-policy が指定されていない場合、デフォルトの DB2.DEFAULT.POLICY が |使用されます。service-policy の最大サイズは 48 バイトです。

|correl-id
|このメッセージに関連した相関 ID を含むオプションのストリングです。 |correl-id は、要求を応答に関連させるために要求および応答シナリオに |よく指定されます。これが指定されていない場合、相関 ID は指定されません。 |correl-id の |最大サイズは 24 バイトです。

|num-rows
|この関数により返されるメッセージの最大数を含む正の整数です。 |

|例:

|例 1: この例では、デフォルト・ポリシー (DB2.DEFAULT.POLICY) を使用して、 |デフォルト・サービス (DB2.DEFAULT.SERVICE) により指定されているキューから |すべてのメッセージが受信されます。 |メッセージとすべてのメタデータが表として返されます。

|SELECT *
|   FROM table (MQRECEIVEALLCLOB()) T

|例 2: この例では、デフォルト・ポリシー (DB2.DEFAULT.POLICY) を使用して、 |サービス MYSERVICE により指定されているキューの先頭からすべてのメッセージが受信されます。 |MSG 列と CORRELID 列だけが返されます。

|SELECT T.MSG, T.CORRELID
|   FROM table (MQRECEIVEALLCLOB('MYSERVICE')) T

|例 3: この例では、ポリシー "MYPOLICY" を使用して、サービス "MYSERVICE" により |指定されているキューの先頭からすべてのメッセージが受信されます。 |'1234' の CORRELID を持つメッセージだけが返されます。 |MSG 列と CORRELID 列だけが返されます。

|SELECT T.MSG, T.CORRELID
|   FROM table (MQRECEIVEALLCLOB('MYSERVICE','MYPOLICY','1234')) T
|  

|例 4: この例では、デフォルト・ポリシー (DB2.DEFAULT.POLICY) を使用して、 |デフォルト・サービス (DB2.DEFAULT.SERVICE) により指定されているキューの先頭から |最初の 10 メッセージが受信されます。 |列はすべて返されます。

|SELECT *
|   FROM table (MQRECEIVEALLCLOB(10)) T

|42.3.3 MQSeries 関数でサポートされるようになった CLOB データ

| |

|MQSeries 関数 (DB2MQ スキーマで定義された関数) には、VARCHAR データに |加えて、CLOB データでも使用できる機能が含まれるようになりました。 |新規関数が CLOB データ・ |タイプを処理する場合もあれば、既存の関数が CLOB と VARCHAR データの |両方を処理するようになった場合もあります。いずれの場合も、CLOB 関数の構文は、VARCHAR の |場合と同一です。CLOB データの使用をサポートする関数と VARCHAR データの使用を |サポートする関数は、次の表にリストされています。


|

|表 16. CLOB データ・タイプをサポートする MQSeries 関数

VARCHAR データ用に使用される関数 CLOB データ用に使用される関数
MQPUBLISH MQPUBLISH
MQREAD MQREADCLOB
MQRECEIVE MQRECEIVECLOB
MQSEND MQSEND
MQREADALL MQREADALLCLOB
MQRECEIVEALL MQRECEIVEALLCLOB

|MQSeries 関数 (DB2MQ スキーマに定義されているもの) を使用可能化する |方法については MQSeries を参照してください。


脚注:

1
サービス・ポリシーは、このメッセージング操作に適用されるべきサービス・オプションの品質のセットを定義します。このオプションには、メッセージ優先順位とメッセージ持続性が含まれます。詳しくは「MQSeries アプリケーション・メッセージング・インターフェース」マニュアルを参照してください。


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