VisualAge COBOL ドキュメンテーションのインストール時には、IBM の検索機能 NetQuestion もインストールされます。他の IBM 製品 (Visual Age for Java、DB2 UDB など) も NetQuestion を使用しますが、 ワークステーション上には NetQuestion のコピーが 1 つだけ存在します。NetQuestion が既にワークステーション上に存在している場合、 製品のインストールは既存のものが使用されます。2 つ目がインストールされることはありません。(ただし、必要ならば既存バージョンがアップグレードされて、製品固有ファイルが既存バージョンに登録されます。)
NetQuestion には、小さな web サーバー (httpdl.exe) が組み込まれています。このサーバーは、インストール中に作成されるレジストリー・エントリーの働きにより、 コンピューターを再始動すると自動的に始動します。NetQuestion を使用する多くの製品が、 オンライン・ライブラリーの HTML ファイルにアクセスするのに CGI プログラム (vahwebx.exe) を使用しています。この CGI プログラムは NetQuestion Web サーバー (httpdl.exe) を使用してページを提供します。
インストールやヘルプ・システムを使用している際に問題が発生することがあります。この文書は、ヘルプ・システムで問題があった場合のトラブルシューティングに使用してください。
症状 | トラブルシューティングのセクション |
インストール時 | |
---|---|
自動構成されたという警告 | 1.3 VisualAge COBOL をインストールした後でのブラウザーのインストール |
検索サーバーのインストール失敗。 | 2.1 NetQuestion インストールの検査 |
EHN0310: 検索サービス内部でエラーが検出されました。 | 2.0 Windows NT 上のヘルプ・システム・エラーの診断 |
サーバー上にヘルプ・システムが必要。 | 3.0 Windows NT サーバー上でのヘルプ・システムの構成 |
ヘルプ・システムの使用 | |
ブラウザーがハング。 | 1.0 オンライン・ヘルプ用のブラウザーの構成 |
Internet Explorer でページが見つからない。 Netscape の 404 エラー |
1.0 オンライン・ヘルプ用のブラウザーの構成 |
ファイルが Netscape にきれいにロードされない。 | 1.4 Netscape ブラウザーでのロードの問題の解決 |
(1) ブラウザーはロードしているように見えるが、ヘルプが表示されない。(2) 「自動構成ファイルがロードできませんでした。」 (3) 接続 : ホスト検索 : ローカル・ホスト。 | 1.5
切断時のヘルプの表示 2.5 サーバーの始動 |
指定された目次が見つからなかった。 | 2.2 ヘルプ・ファイルの検査 |
無応答。サーバーが応答していない。 | 2.3 NetQuestion Web サーバーへのアクセス |
(1) 指定された製品 vacobol がヘルプ・システムに認知されていません。(2) CGI が受け取った要求を認識しませんでした。(3) スクリプト要求が無効です。 | 2.4 VisualAge COBOL ヘルプ CGI へのアクセス |
サーバーを位置指定できません : localhost:49213 (「サーバーに DNS エントリーがありません。」を含む場合もあり。) | 2.5 サーバーの始動 |
F1 ヘルプが、(1) 結果を返さない、または (2) ワトソン博士のアクセス違反エラー・メッセージを表示する。 | ヘルプ構成ファイルの検査 |
検索機能の使用 | |
ネットワークの問題が発生。サーバーに接続できない。(2) 指定された NetQuestion サーバーが利用不能。 | 2.6 検索エラーの診断 |
(1) エラー 500。(2) ファイルが見つかりません。 | 2.6 検索エラーの診断 |
日本語検索がうまくいかない。 | 4.0 日本語での検索 |
VisualAge COBOL のオンライン・ヘルプを表示するには、Netscape Navigator 4.51 (またはそれ以降)、または Internet Explorer 5.0 (またはそれ以降) のようなフレームをサポートするブラウザーが必要です。Windows 2000 では、IE をお勧めします。
環境変数 SOCKS_NS を設定していないことを確認してください。この設定があると、Netscape がハングすることがあります。Netscape 3.0 から Netscape 4.0 以降のバージョンへのアップグレード時に、この変数が残されることがあります。
インターネット接続にプロキシー・サーバーを使用している場合、VisualAge COBOL ヘルプ・システムが機能するためには、ブラウザーのプロキシー構成に例外 localhost:49213,127.0.0.1 が含まれていなければなりません。 プロキシー例外をセットすることによって、ブラウザーはプロキシーをバイパスしてヘルプ・システムに直接アクセスします。 VisualAge COBOL のインストール・プログラムは、ブラウザーのプロキシー構成を検査して、 更新を行ってくれます。ただし、以下のような場合には、 ブラウザーのプロキシー構成を手動で更新しなければならない可能性があります。
Netscape 4.x のブラウザー設定が正しいことを確認するには、次のステップを行ってください。
自動プロキシ設定ラジオ・ボタンが選択されている場合、システム管理者に連絡して、127.0.0.1 がプロキシー例外に含まれていることを確認してください。
手動でプロキシを設定するラジオ・ボタンが選択されている場合、次のステップにしたがってください。
ネットワークへの TCP/IP 接続を使用せずに VisualAge COBOL を使用する場合で、オンライン・ヘルプの表示に Netscape を使用する場合には、インターネットに直接接続するラジオ・ボタンを選択してください。
Internet 5.x のブラウザー設定が正しいことを確認するには、次のステップを行ってください。
自動構成されたというメッセージをインストール・プログラムから受け取った場合、Netscape 4.x に自動的にプロキシー例外が構成されています。この場合、システム管理者と一緒に 127.0.0.1 がローカル・アドレスとして扱われていることを確認してください。
Internet Explorer セットアップ・ウィザードを、IE のアップグレード、または他の構成目的のために実行するたびに、プロキシーの例外設定は消去されます。 1.0 オンライン・ヘルプ用のブラウザーの構成を参照して、再設定してください。 ブラウザー (IE または Netscape) の新しいバージョンをインストールする場合にも、 ヘルプ・システムを使用するためには、手動で例外の再設定を行わなければなりません。
VisualAge COBOL ヘルプは HTML フレームセットを使用し、それによってブラウザー・ウィンドウは複数領域に分割され、 それぞれの領域は別々にロードされます。Netscape Communicator 4.x のあるバージョンでは、 別のフレームセットが既にウィンドウにある場合にフレームセットを表示すると問題のあることが分かっています。Netscape 社によると、 ブラウザーを再開すればこの問題を回避でき、それ以後のフレームセットのロードは正しく表示されます。
ワークステーションがネットワークに接続していないときにオンライン・ヘルプを使用する場合には、 ブラウザーでプロキシーを使用するようにではなく、 インターネットに直接接続するように設定してください。また、 切断する前に 直接接続プロファイルに切り替えるようにしてください。(そうしないと、 オンライン・ヘルプを要求するたびにブラウザーがプロキシー・サーバーを検索して数分間を無駄にしてしまいます。)
EHN0310: 検索サービス内部でエラーが検出されました: VisualAge COBOL のインストール中にこのメッセージが出された場合にまず考えられる原因は、 システムへの高負荷またはプロセス開始のための資源不足のため、一定の時間内にシステムが NetQuestion デーモン (サーバー) ・プロセスを始動できなかったことです。インストール中に、 サーバー始動機能はデーモン・プロセスの始動を待ちます。デーモンが一定の時間フレーム内に始動を完了しないと、サーバー始動機能は上記エラー・メッセージを表示して戻ります。
回復するには、システムをリブートした後で、以下のうちから適当な 2 つのコマンドを
NetQuestion ディレクトリー (x:\imnnq) から発行してください。
imnss stop server (SBCS)
imnss start server
(SBCS)
imnss -stop dbcshelp (DBCS)
imnss -start dbcshelp (DBCS)
これで NetQuestion デーモンが始動しない場合、2.1 NetQuestion インストールの検査に記述されたステップに従ってください。
ヘルプにアクセスできない : VisualAge COBOL のオンライン・ヘルプにアクセスできない場合、次の項目をチェックしてください。
NetQuestion は幾つかの製品で使用される可能性があるので、固有のディレクトリーにインストールされます。たとえば、DB2 をドライブ e にインストールした場合、 検索システムはおそらくディレクトリー e:\imnnq_nt にインストールされます。VisualAge COBOL の検索ファイルは、VisualAge COBOL インストール時にこのディレクトリーにコピーされます。VisualAge COBOL は NetQuestion をもう 1 つインストールすることはなく、 それが NetQuestion を最初にインストールする製品であれば使用したはずのディレクトリーに検索ディレクトリーを変更することもありません。この文書では NetQuestion ディレクトリーを x:\imnnq で表します。
NetQuestion インストール・ディレクトリーを見つけるには、コマンド・プロンプトで次を入力してください。
echo %IMNINSTSRV%
VisualAge COBOL インストール中に検索サーバーのインストールまたは初期化で失敗した場合、 インストールは完了しますが、オンライン・ヘルプにはアクセスできなくなります。このような状態になる原因としてまず考えられるのは、NetQuestion 機能を使用する他の製品のインストールとアンインストールで、 特に各操作で同じドライブとパスが使用されなかったことです。エラーを診断するには次のステップに従ってください。
最悪の場合、NetQuestion を使用する複数の製品があると、それらの製品の 1 つを再インストールする必要がある可能性もあります。 特に、製品の 1 つまたは複数のインストールとアンインストールを繰り返した結果として問題が起こった場合です。実行の必要があるステップでの支援については、VisualAge COBOL サポートに連絡してください。
VisualAge COBOL ヘルプ・システムが正しくインストールされていれば、COBOL 情報センターと関連付けられた以下のファイルが、下記のディレクトリーに存在します。
ディレクトリー x:\...\ibmcobw\help | ディレクトリー x:\imnnq | |||
---|---|---|---|---|
ファイル | ディレクトリー* | ファイル | ディレクトリー | |
coblang.toc debug390.toc debugger.toc dt.toc getstart.toc lpex.toc main.toc pa.toc pg.toc remote.toc remoted.toc spm.toc vacobol.toc wrkframe.toc Iwzif1.cfg iwzwhlp1.ini Iwzif1.shr |
coblang.zip debug390.zip debugger.zip dt.zip getstart.zip lpex.zip main.zip pa.zip pg.zip remote.zip remoted.zip spm.zip wrkframe.zip evfeblsh.idm hgssrch.htm hgcsrch.htm |
iwz3enco iwz3end3 iwz3endb iwz3endt iwz3engs iwz3enlx iwz3enpa iwz3enpg iwz3enrm iwz3enrd iwz3ensp iwz3enwf work |
httpd.cnf iwzifoot.htm iwzihenus.htm iwzisenus.exe or iwzisjajp.exe iwzistar1.gif iwzistar2.gif iwzistar3.gif iwzistar4.gif iwzistar5.gif vahcfg.exe vahcfgw.exe vahelp.cfg vahwebx.cat vahwebx.exe |
instance |
*DBCS インストールでは、ディレクトリー名は iwz3jaxx です。
上記ファイルの多くは、VisualAge COBOL のインストール CD の ibmcobw\help および ibmcobw\imnnq ディレクトリーにあります。ファイルが破壊されていたり、 上記のディレクトリーにない場合は、CD からコピーすることができます。.zip ファイルは unzip しないでください。ヘルプ・システムはこれらのファイルの特定の形式に依存します。
緑で表されているファイルとディレクトリーは、ヘルプ・システムによって生成されます。これらのファイルまたはディレクトリーがいずれも存在しない
(または、両方とも製品が何もインストールされていないことを示す、サイズがゼロか 516 の vahelp.cfg ファイルだけの)
場合、x:\imnnq ディレクトリーから、次のコマンドを発行して足りないファイルを再生成してください。
vahcfg install /w x:\...\ibmcobw\help (SBCS) または、
vahcfg install /w x:\...\ibmcobw\help /l ja_JP (DBCS)
さらに検査するには、x:\imnnq ディレクトリーから次のコマンドを発行してください。
vahcfg list | more (SBCS)
vahcfg list /lang ja_JP| more (DBCS)
結果リストは以下のようになります。ディレクトリーは、適宜変更してください。
Product: vacobol (IBM VisualAge COBOL)
Writable directory: c:\pgmfiles\ibmcobw\help
No update files for this product
Comp: main (トピック・ビュー)
Zip file: c:\pgmfiles\ibmcobw\help\main.zip
No index for this component
Comp: remote (リモートでのホスト開発)
Zip file: c:\pgmfiles\ibmcobw\help\remote.zip
Index: iwz3enrm
Comp: wrkframe (プロジェクト環境)
Zip file: c:\pgmfiles\ibmcobw\help\wrkframe.zip
Index: iwz3enwf
Comp: pg (pg ローカル・アプリケーション)
Zip file: c:\pgmfiles\ibmcobw\help\pg.zip
Index: iwz3enpg
Comp: coblang ((null))
Zip file: c:\pgmfiles\ibmcobw\help\coblang.zip
Index: iwz3enco
Comp: lpex (プログラム・エディター)
Zip file: c:\pgmfiles\ibmcobw\help\lpex.zip
Index: iwz3enlx
Comp: debugger (ローカル・デバッガー)
Zip file: c:\pgmfiles\ibmcobw\help\debugger.zip
Index: iwz3endb
Comp: pa (パフォーマンス・アナライザー)
Zip file: c:\pgmfiles\ibmcobw\help\pa.zip
Index: iwz3enpa
Comp: debug390 (リモート・デバッガー)
Zip file: c:\pgmfiles\ibmcobw\help\debug390.zip
Index: iwz3end3
Comp: dt (デバッグ・ツール)
Zip file: c:\pgmfiles\ibmcobw\help\dt.zip
Index: iwz3endt
Comp: remoted (リモート・データ・アクセス)
Zip file: c:\pgmfiles\ibmcobw\help\remoted.zip
Index: iwz3enrd
Comp: getstart ((null))
Zip file: c:\pgmfiles\ibmcobw\help\getstart.zip
Index: iwz3engs
Comp: spm (ストアード・プロシージャー・マネージャー)
Zip file: c:\pgmfiles\ibmcobw\help\spm.zip
Index: iwz3ensp
リストにないコンポーネントがある場合、または正しくないディレクトリーがリストにある場合は、x:\imnnq
ディレクトリーから次のコマンドを発行して、VisualAge COBOL をヘルプ・システムに再登録してください。
vahcfg remove /prod vacobol
vahcfg install /w x:\...\ibmcobw\help (SBCS)
vahcfg install /w x:\...\ibmcobw\help /lang ja_JP (DBCS)
ヘルプ構成ファイルの検査 : F1 ヘルプ構成ファイルの内容を検査するには、 x:\...\ibmcobw\help\iwzif1.cfg というファイルを表示します。ローカル・インストールでは、次のようになります。
SBCS | DBCS |
INSTALL_INSTANCE=vacobol CGI_BIN_DIR=cgi-bin HELP_EXE=vahwebx.exe HELP_DIR=ja_JP HTML_HOSTNAME=localhost:49213 ZIPPED_WEB=1 HTMLHELP_HIDDEN=1 START_NETQ_DAEMON=1 START_LITE_DAEMON=1 HELP=C:\pgmfiles\IBMCOBW\HELP |
INSTALL_INSTANCE=vacobol CGI_BIN_DIR=cgi-bin HELP_EXE=vahwebx.exe HELP_DIR=ja_JP HTML_HOSTNAME=localhost:49213 ZIPPED_WEB=1 HTMLHELP_HIDDEN=1 START_NETQ_DAEMON=0 START_DBCSNETQ_DAEMON=1 START_LITE_DAEMON=1 HELP=C:\pgmfiles\IBMCOBW\HELP |
これらの値の幾つかは、 サーバー・インストールの場合とは異なります。詳細は、3.0 Windows NT サーバー上でのヘルプ・システムの構成を参照してください。
web ブラウザーで、web のアドレス http://localhost:49213 を入力してください。
NetQuestion ディレクトリーのルートがブラウザーに表示されます。その場合、ヘルプ・サーバーへのアクセスには何も問題はありません。
ディレクトリーが表示されない場合、まず web サーバー (デーモン) が開始済みであることを次のようにして確認してください。
タスク・リスト中にこのデーモンがない場合、web サーバーが開始されていません。次のようにして、サーバーを始動してください。
imnss start server
(SBCS)
imnss -start dbcshelp (DBCS)
nqdetach.exe httpdl.exe -r x:\imnnq\httpd.cnf
それでもサーバーにアクセスできない場合、httpd.cnf ファイルが正しい情報を保持しているかどうかを次のように確認します。
Serverroot C:\IMNNQ <- NetQuestion のインストール場所 Hostname localhost DNS-Lookup Off Port 49213
ファイルの最下部付近に、次のような内容があります。
Exec /cgi-bin/* C:\IMNNQ\* Pass /icons/* C:\IMNNQ\* Pass /* C:\IMNNQ\*
この方法でうまくいかない場合、次のようにして httpd.cnf の別のローカル・コピーを探してください。
これらのどの方法でも効果がなかった場合、VisualAge COBOL 文書を再インストールしてください。
CGI コードへのアクセスによってヘルプ・システムの使用で問題が発生することがあるエラーを、対処とともに以下に示します。
ブラウザーでのエラー 500 (「スクリプト要求が無効です。」) vahwebx.exe が NetQuestion インストール・ディレクトリー (x:\imnnq) にあるかどうか確認してください。vahwebx.exe がない場合、 2.1 NetQuestion インストールの検査に進んでください。vahwebx.exe が存在する場合、httpd.cnf (%IMNINSTSRV% ディレクトリー内) 中の設定が正しいかどうかを、2.3 NetQuestion Web サーバーへのアクセスの記述にしたがって確認してください。
CGI が受け取った要求を認識しませんでした。VisualAge COBOL ヘルプ構成ファイルが、HTML_HOSTNAME、CGI_BIN_DIR、および web アドレスを正しく形成するために使用される他の値に、無効な設定を含んでいます。iwzif1.cfg にある項目 (x:\...\ibmcobw\help ディレクトリーにあります。) が次のようになっていることを確認してください。
SBCS | DBCS |
INSTALL_INSTANCE=vacobol CGI_BIN_DIR=cgi-bin HELP_EXE=vahwebx.exe HELP_DIR=ja_JP HTML_HOSTNAME=localhost:49213 ZIPPED_WEB=1 HTMLHELP_HIDDEN=1 START_NETQ_DAEMON=1 START_LITE_DAEMON=1 HELP=C:\pgmfiles\IBMCOBW\HELP |
INSTALL_INSTANCE=vacobol CGI_BIN_DIR=cgi-bin HELP_EXE=vahwebx.exe HELP_DIR=ja_JP HTML_HOSTNAME=localhost:49213 ZIPPED_WEB=1 HTMLHELP_HIDDEN=1 START_NETQ_DAEMON=0 START_DBCSNETQ_DAEMON=1 START_LITE_DAEMON=1 HELP=C:\pgmfiles\IBMCOBW\HELP |
CGI がデータベースを見つけられません。ヘルプ .zip ファイルが正しいディレクトリー (x:\...\ibmcobw\help) 内にあることを確認してください。2.2 ヘルプ・ファイルの検査のステップにしたがって、ヘルプ .zip ファイルを新しくし、必要に応じて VisualAge COBOL をヘルプ・システムに再登録してください。
指定された製品 vacobol がヘルプ・システムに認知されていません。x:\inmnnq ディレクトリーに次のファイルがあるかどうか確認してください。
vahcfg.exe
vahcfgw.exe
vahwebx.exe
vahelp.cfg
3 つの *.exe ファイルのうち、ないファイルがある場合、それを x:ibmcobw\netq\imnnq ディレクトリーから x:\inmnnq ディレクトリーへコピーしてください。
ファイル vahelp.cfg は、VisualAge COBOL、および、vahwebx.exe と vahcfg.exe
プログラムを使用する他の IBM 製品のインストール中に生成されます。このファイルは、
ユーザーのコンピューター上のヘルプ .zip ファイルのあるディレクトリーを指している必要があります。このファイルが存在しており、適当なディレクトリーを指していることを検証するには、次のコマンドを
x:\imnnq ディレクトリーから発行してください。
vahcfg list | more (SBCS)
vahcfg list /l ja_JP | more (DBCS)
vahelp.cfg が x:\imnnq ディレクトリーにないか、または vahcfg list
からのリストが VisualAge COBOL コンポーネントを何も含んでいない場合、次のコマンドを
x:\imnnq ディレクトリーから発行してファイルを新しくしてください。
vahcfg install /w x:\...\ibmcobw\help (SBCS)
vahcfg install /w x:\...\ibmcobw\help /l ja_JP (DBCS)
vahelp.cfg が x:\imnnq ディレクトリーにある場合、次のステップを行ってください。
ヘルプ・システムが正しくインストールされたときに存在する VisualAge COBOL ファイルについては、2.2 ヘルプ・ファイルの検査を参照してください。
要求されたファイルがデータベース中に見つかりません。ファイルがないか破壊されている可能性があります。2.2 ヘルプ・ファイルの検査のステップにしたがって、ヘルプ .zip ファイルを新しくし、VisualAge COBOL をヘルプ・システムに再登録してください。
オンライン・ヘルプを表示しようとして、ブラウザー内の web アドレスが正しいように見える (たとえば、http://localhost:49213/cgi-bin/vahwebx.exe/En_US/vacobol/Extract/0/index.htm) ときに、次のエラー・メッセージを受け取る場合があります。
サーバーを位置指定できません : localhost:49213。サーバーに DNS エントリーがありません。
その場所 (URL) にあるサーバー名をチェックして再試行してください。
この場合は、おそらく NetQuestion Web サーバーが開始されていません。この小さなサーバーは、「デーモン」とも呼ばれます。NetQuestion は 2 つのデーモンを提供しています。1 つはページ提供用 (Web サーバーまたは HTTP サーバー httpdl) で、もう 1 つは検索用 (検索サーバー imnsvdem) です。
NetQuestion ディレクトリー (x:\imnnq) から次のコマンドを発行して、これら 2 つのデーモンを始動してください。
imnss start server
(SBCS)
imnss -start dbcshelp
(DBCS)
nqdetach.exe httpdl.exe -r x:\imnnq\httpd.cnf
デーモンが既に実行中であっても、これらのコマンドが害を及ぼすことはありません。
検索システムはコンピューターの再始動後に自動的に始動します。インストールに問題があるか、またはシステムが始動していない場合、検索で問題が起こる可能性があります。
検索しようとして、次のエラー・メッセージがブラウザーに表示された場合、Web サーバーを手動で始動してみてください。
ネットワーク・エラー発生 : サーバーに接続できません。サーバーがダウンしているか到達不能です。しばらくたってから接続してみてください。
コマンド・プロンプトの NetQuestion ディレクトリー (x:\imnnq) から、次のコマンドを入力してください。
nqdetach httpdl.exe -r httpd.cnf
検索しようとしてエラー 500 または「ファイルが見つかりません」を受け取った場合で、VisualAge COBOL が正しくインストールされている場合は、次のステップを実行してみてください。
iwzisenus.exe (SBCS の場合)
iwzisjajp.exe (DBCS の場合)
iwzifoot.htm
iwzihenus.htm
iwzistar*.gif (5 ファイル)
imndomap
-a (SBCS の場合)
imqdomap -a (DBCS の場合)
VisualAge COBOL の索引は IWZ3EN* または IWZ3JA* (英語または日本語) という名前です。これらの名前の 1 つまたは複数が、imndomap (または imqdomap) から戻される名前リスト中になければなりません。
iwzisenus.exe (または iwzisjajp.exe)、iwzihenus.htm、iwzifoot.htm および iwzistar*.gif がないというのが唯一の問題である場合には、 x:\...\ibmcobw\netq\imnnq ディレクトリーから x:\imnnq にこれらのファイルをコピーしてください。他の問題がある場合、VisualAge COBOL を再インストールする必要があります。
ヘルプ・システムを web サーバーにインストールして構成すると、組織の他のメンバーは NetQuestion とヘルプ・システムを各自のワークステーションにインストールしなくても、ネットワークを通してオンライン・ヘルプの表示と検索ができます。
サーバーに VisualAge COBOL をインストールする場合、VisualAge COBOL インストール・プログラムによって、ヘルプ・システムが構成されます。 インストールが失敗した場合、または、ネットワーク・インストールを選択した場合には、 次の情報を使用してください。
ネットワーク・インストールを行うには、Microsoft Peer Web Services のような web サーバー・ソフトウェアがサーバーにインストールされていなければなりません。web サーバーには、scripts ディレクトリーがなければなりません。(Peer Web Services では、scripts ディレクトリーは通常 \inetpub の下に置かれます。) サーバー・ソフトウェアのインストール後、以下のステップを完了してください。
vahwebx.exe
vahwebx.cat
vahelp.cfg
iwzifoot.htm
iwzihenus.htm
iwzihenus.exe
後で vahcfg install または vahcfg regen を実行する場合には、ステップ 4 と 5 を繰り返してください。
ユーザーは次の web アドレスを使用してヘルプにアクセスできます。
http://ご使用のホスト名/scripts/vahwebx.exe/help/vacobol/Extract/0/index.htm
- iwzif1.cfg
- vacobv3.iws
- VisualAge COBOL 情報センターへのスタート・メニューのショートカット
戻されたヘルプ検索結果を日本語で見る際に、問題がある場合があります。DBCS 照会を送信しているのに英語 (SBCS) 照会が行われると、検索エンジンからのエラーが表示されます。
ヘルプ検索は HTML 形式を検索照会の入力として使用するため、ブラウザーでは、適切な言語で作業するための形式にふさわしい言語入力方法 (IME コード) が有効になっている必要があります。さらに、Netscape と Internet Explorer は、HTML 形式で送信されたデータを有効な文字ストリームとして自動的に認識しないことがあります。
Netscape 設定 : 文字コードセットをブラウザーの正しい設定に明示的に設定し、その後これらの設定を将来の利用のために保管してください。Netscape 4 では、次のようにします。
Internet Explorer 設定 : Internet Explorer の各国語バージョンでは、ME コードがインストールされており、操作可能です。Internet Explorer 5 では SBCS プラットフォームの任意の言語用にも IME をインストールできます。このサポートは明示的にインストールする必要があり、 その後、言語用の自動選択コード・ページをフォームの右マウス・ボタン・クリックによって設定します。この後、フォームは正しく認識されるようになります。 (このブラウザーは現在はサポートされていません。)