IBM NuOffice Ver 2.0 PTF2 の提供 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2001年 9月12日 このファイルには「NuOffice V2.0」に対する修正モジュールである PTF2 に関する以下の説明が記述されています。このPTFをインストールするお客様 は必ずこのファイルをお読みになってから導入作業をはじめて下さい。 1.PTF2の修正項目 2.PTF2の導入が必要なユーザー 3.前提条件 4.適用方法 5.DB移行ツールによるNotesDBの入れ替え作業 6.手動によるNotesDBの入れ替え作業 7.商標 ------------------------------------------------------------------ 1.PTF2の修正項目: 1.1 「ユーザー設定」画面で警告メッセージが表示される不具合の修正 プリント・マネージャー・クライアントにおいて、「ユーザー設定」画面を開 くと毎回”レジストリの読み込み処理に失敗しました。ismhalin.dllをカレン トディレクトリにコピーします。”という警告メッセージが表示される不具合 の修正 1.2 Windows98クライアントにおいて一部プリンター設定ができない不具合の修正 Windows 98のプリント・マネージャー・クライアントにおいて、キヤノン株式 会社のiR3250およびiR5000-6000を選択して「プリンター設定」-「新規」を実 施する時、アプリケーションエラーが発生する不具合の修正 1.3 一部のプリンタードライバーの登録が出来ない不具合の修正 プリント・マネージャー・サーバーにおいて、キヤノン株式会社のiR5000-6000 のWindows NT版プリンタードライバーの登録が出来ない不具合の修正 2.PTF2の導入が必要なユーザー   このPTFの適用はプリント・マネージャーを導入済みの場合に適用してください。 プリント・マネージャーを導入されていない場合には、適用する必要はありません。 3.前提条件: このPTFは、NuOffice Ver2.0 Fixpack1もしくはFixpack2を対象とするものです。 V2.0 Fixpack1もしくはFixpack2がインストールされていないと、V2.0 PTF2をイン ストールすることはできません。 4.適用方法: 以下のPTFはNuOffice Version 2.0 Fixpack1もしくはFixpack2の導入直後または 導入稼動後に以下の手順に従って適用してください。 4.0 NuOffice Version 2.0の導入と同時にFixpackおよびPTF2の導入を行う場合 NuOffice Version 2.0の導入とFixpackおよび当PTFの適用を同時に行う場合には、 導入直後に起動されるセットアップ・ナビゲーターの起動は一旦中断し、Fixpack およびPTFを導入してから再度セットアップ・ナビゲーターを起動してください。 この場合、4または5章のDB置換作業は必要ありません。 4.1 適用前に ... NuOfficeの各コンポーネントが稼働中であれば、それらを停止し、終了させて ください。 4.2 修正ファイルのダウンロード 次のファイルをダウンロードしてください。 nu20ptf2.EXE 4.3 修正ファイルの実行 修正ファイルを実行してください。修正モジュールの解凍が行われ、当PTFの セットアップが始まります。 (例) 「コマンド・プロンプト ウインドウで」 D:\Fixpack\nu20ptf2.EXE 5.DB移行ツールによるNotesDBの入れ替え作業: 修正ファイル実行後、各コンポーネントで使用するNotesDBの入れ替え作業を行う必 要があります。「Fixpack DB移行ツール」を使用すると、NotesDBの入れ替作業が簡 単に行うことができます。但し、「Fixpack DB移行ツール」で移行できるのは、Fix 前のNotesDBをセットアップ・ナビゲーターで導入した場合に限ります。Fix前のNotesDB をセットアップ・ナビゲーターを使用せずに導入された場合は、「6.手動によるNotesDB の入れ替え作業」へ進んでください。また、置き換えにあたって、以下の制限があります。 - 「Fixpack DB移行ツール」は置換対象DBのバックアップを作成しますが、このバッ クアップには他ユーザーの作成した個人設計要素(個人ビューや個人フォルダ) は含みません。 - 「Fixpack DB移行ツール」は、「更新時に再設計/設計の置換を許可しない」オ プションが有効な設計要素に関しても強制的に削除・置換を実行します。 - 「Fixpack DB移行ツール」を処理しているユーザーは、置換対象のDBに対して”設 計者”(文書削除権限あり)以上の権限がなくてはなりません。 - 置換対象のDBがサーバー上に存在し、そのDB内に他ユーザーの作成した個人ビュー /フォルダが存在する場合、設計置換/文書更新を実行することができません。   作業方法: 「4.3 修正ファイルの実行」後、「DB移行ツール 初期設定プログラム」が自動的に 起動します。起動しない場合は、スタートメニューからNuOfficeのプログラムグルー プにある「DB 移行ツール 初期設定プログラム」を選択してください。 「DB移行ツール初期設定プログラム」起動後、画面に指示にしたがって移行処理を進 めてください。 当PTFのみ適用する場合は、「プリント・マネージャー関連データベースの移行」処理 のみ実行してください。他のコンポーネントの移行処理は必要ありません。 ここでDBの入れ替え作業を行った場合、6章の作業は必要ありません。 6.手動によるNotesDBの入れ替え作業: 修正ファイル実行後、各コンポーネントで使用するNotesDBの設計の置換を行う必要が あります。 コンポーネント: プリント・マネージャー P-1. データベース・テンプレートの更新 NuOfficeが導入されているディレクトリーの下のPRTMGRサブ・ディレクトリー のNSF\ISMHPMDB.NTF を、ノーツのデータベースが置かれているディレクトリー にコピーしてください。 (例) COPY D:\NUOFFICE\PRTMGR\NSF\ISMHPMDB.NTF D:\NOTES\DATA\*.* 以下の P-3、P-4の作業は、以前にプリント・マネージャー データベースの 作成をしていないのであれば必要ありません。 P-2. 現在使用しているプリント・マネージャー データベースの設計更新 現在使用しているプリント・マネージャー データベースを選択(1回クリック) します。(他のデータベースが選択されていないように注意します。) 「ファイル(F)」->「データベース(D)」->「設計の置換(R)」を選択し、「デー タベース設計の置換」ウインドウを開きます。 このウインドウで、以下の項目を指定してください。 テンプレートサーバー(S) : ローカル データベース名 : Print Manager Template テンプレートについて(A) : ISMHPMDB.NTF テンプレートを引き継いで設計チェックボックス : オン そして「置換(R)」ボタンを押します。 これで、プリント・マネージャー データベースの設計が更新されました。 注意: データベース作成時に「テンプレートを引き継いで設計」のチェックボッ クスが選択できない場合があります。この場合は、以下のような処置をし てください。 テンプレートファイルの設計情報から、テンプレート名が消えてしまって いると、データベースの新規作成時および設計の置換時に「テンプレート を引き継いで設計」フィールドがグレーで表示されて選択できなくなります。 その場合は以下の処理を行ってテンプレートにテンプレート名を再設定しま す。   1.テンプレートファイル(ISMHPMDB.NTF)をワークスペースに登録した 後、プロパティの設計情報をひらきます。 2.「テンプレートのデータベース」の項目(チェックボックス)をチェッ クします。 3.「テンプレート名」フィールドに、 NuOffice Print Manager Template と入力します。 4.ダイアログを閉じます。 P-3. クライアント・プログラムの更新 プリント・マネージャー データベースを開き、ナビゲーターの「クライアン トPGM」のボタンをクリックすると「NuOffice プリント・マネージャークラ イアント・プログラムの登録」のフォームが表示され、現在使用しているク ライアント・プログラムが添付ファイルの状態で見ることができます。これ らの添付ファイルを一旦削除し、あらためてクライアント・プログラムを添 付し直します。 添付すべきファイルは、PRTMGR\CLIENTサブ・ディレクトリーの下の以下の4 つのファイルです。 - ISMHALIN.DLL - ISMHALPM.DLL - ISMHALPN.DLL - ISMHALPR.EXE 7. 商標: 本文中で使用されている以下の用語は、米国 IBM 社の商標・登録商標です。 NuOffice また以下の用語は他社の商標・登録商標です。 Lotus Lotus Development Corporation Notes Lotus Development Corporation Salutation Salutation Consortium Windows Microsoft Corporation Windows 98 Microsoft Corporation Windows NT Microsoft Corporation iR3250 キヤノン株式会社 iR5000-6000 キヤノン株式会社 その他、記載の会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。 以上