NuOffice for WindowsNT V1.2 FixPak7 ============================================================================ FIX名 : NU12JA07 対象製品名 : NuOffice for WindowsNT V1.2 日付 : 2000/03/01 前提条件 : NuOffice for WindowsNT V1.2 ============================================================================ NuOffice for WindowsNT用のFixPak1.2gです。 NU12JA07.TXTに適用方法・注意点・修正内容リストが記述 されておりますので、適用する前に内容をご確認下さい。 必要な方は、下記のファイルをダウンロ−ドして下さい。 【ファイルのリスト】 README.TXT このファイルです。 NU12JA07.TXT  導入方法、注意事項、修正内容 NU12JA07.EXE 修正ファイル (自己解凍導入イメ−ジ・ファイル) IBM NuOffice バージョン 1.2 ユーザーズ・ガイド - README.TXT ----------------------------------------------------------- (C) Copyright IBM Corporation 1997, 1998. All Rights Reserved. IBM(*) NuOffice へようこそ このファイルには IBM NuOffice(*) に関する情報が含まれています。 また、オンライン・ヘルプおよび出版資料を補足する説明も含まれています。 _______________________________________________________________________________ 目次 - 1. はじめに - 2. 機能概要 - 3. 稼働環境 - 4. NuOfficeの新規導入 - 5. NuOffice V1.1からの移行 - 6. プログラム関連情報 - 7. Notes サーバとNuOfficeを同一のPCに導入した場合の注意点 - 8. プログラムの削除 - 9. 制約事項 - 10. 商標 _______________________________________________________________________________ 1. はじめに 本パッケージには以下のプログラムが含まれています。 a) ドキュメント・マネージャー b) プリント・マネージャー c) ファックス・マネージャー d) サリュテーション・マネージャー _______________________________________________________________________________ 2. 機能概要 ロータス・ノーツからサリュテーション対応のオフィス機器(複写機,ファックス機等) の利用を可能にするプログラムで、以下の4つのコンポーネントで形成されています。 2.1 ドキュメント・マネージャー ------------------------------ ドキュメント・マネージャーは、オフィス機器からロータス・ノーツへのデータの格納 (例えば複写機やスキャナーからのイメージ・データの取り込み)やノーツ・データ ベースに蓄積されたデータのオフィス機器からの利用のためのインターフェースを提供し ます。 2.2 プリント・マネージャー -------------------------- プリント・マネージャーは、オフィス機器への印刷と印刷処理関連の管理機能を提供し ます。 2.3 ファックス・マネージャー ---------------------------- ファックス・マネージャーは、サリュテーション対応のファックス機器を使用してノーツ からのファックスの送受信を行う機能を提供します。 2.4 IBM サリュテーション・マネージャー -------------------------------------- サリュテーション・マネージャーとは、サリュテーション・アーキテクチャーに基づいた コミュニケーション・プロトコルのサービスを提供するコンポーネントです。上記の各 マネージャーを使用する場合に共通して必要となるコンポーネントです。 2.5 NuOffice バージョン 1.1 からの変更点 ---------------------------------------- 1. ドキュメント・マネージャー - 各種データベースをキャビネットという形で登録できるようになり、サリュテー ション機器からのイメージ文書をシステム・キャビネットやプリント・キャビネット といったLotus Notes以外のものへ転送できるようになりました。 - 文書転送ユーティリティーが、豊富なユーザー・インターフェースを持った 文書読み込みユーティリティーに置き換わりました。 - 文書をOLE形式でノーツ文書に格納することができます。 - 複数ページのTIFFファイルへの変換が可能になりました。 - ポストプロセス/プリプロセスのエージェントとして、シンプルアクションや ロータス・スクリプトのエージェントを指定できるようになりました。 - NuOfficeと協調して稼動するエージェントの入ったデータベースが提供され ました。 2. プリント・マネージャー - Windows NT(**)のPCからプリント・マネージャーの機能が使えるようになりました。 - 他のネットワーク・ドメインにあるプリンターを登録することができるようになり ました。 - トナー切れなどの、プリンターの状況通知を印刷要求者以外のユーザーでも取得でき るようになりました。 3. ファックス・マネージャー - 受信ファックスのデータフォーマットを変換するプログラムの組み込みを可能に しました。 - ポストプロセス/プリプロセスのエージェントとして、シンプルアクションや ロータス・スクリプトのエージェントを指定できるようになりました。 - 送信のみをサポートするサリュテーション・ファックス機器の利用が可能になりまし た。 _______________________________________________________________________________ 3. 稼働環境 3.1 ドキュメント/プリント/ファックス・マネージャー --------------------------------------------------- ハードウェア - Windows NT版Lotus(**) Notes(**)サーバーまたはWindows NT版Lotus Notes クライアントが稼働するために必要なハードウェア - Notesが必要とするHDDスペース以外に50MB程度のHDDスペース (一時的に作成される印刷データファイルを保管するためのスペースが別途 必要です。) - Notesが必要とするメモリー以外に16MB程度のメモリー ソフトウェア - Windows NT version 4.0 日本語版 あるいは、それ以上 - Lotus Notes R4.56 あるいは、それ以上の R4.5x R4.6.2a あるいは、それ以上の R4.6.x R5.0.1 あるいは、それ以上の R5.0.x 3.2 プリント・マネージャー・クライアント ---------------------------------------- ハードウェア - Windows(**)95版Lotus Notesクライアントまたは、Windows NT版Lotus Notesクラ イアントが稼働するために必要なハードウェア - Notesが必要とするHDDスペース以外に10MB程度のHDDスペースおよび扱う文書の サイズに応じた作業ディスク(大きな文書だと100MB以上必要) - Notesが必要とするメモリー ソフトウェア - Windows 95 日本語版 または Windows NT version 4.0 日本語版 - Lotus Notes 4.52J あるいは、それ以上 _______________________________________________________________________________ 4. NuOfficeの新規導入 4.1 導入前に ------------ 1. Lotus Notesの導入 NuOfficeの各マネージャーはNotesクライアントが導入されているPCで稼動します。 NuOfficeの各マネージャーを導入する際、そのシステムにNotesクライアントを導入 し、Notesクライアントが稼動可能な状態にしておかなければなりません。 次のステップに進む前に、NuOfficeを導入するシステムでNotesクライアントを起動 してメール送信が正しく行われることを確認してください。正しく送信されない場合 はNotesの各種設定を確認し、修正してから次に進んでください。NuOfficeが稼働す るためにはNotesが正しく稼働する状態になっていることが必要です。 2. NotesユーザーID NuOfficeでは、一つのNotesユーザーIDを使用します。このユーザーIDは、各 マネージャーを起動する際、および、NuOfficeの設定時に関連するNotesデータ ベースをNotesサーバーに移行する際に必要になります。なお、ユーザーIDのラ イセンス形態は「ロータス ノーツ」の必要があります。「ロータス ノーツ メ ール」や「ロータス ノーツ デスクトップ」ではNuOfficeが正しく動作しませ んのでご注意下さい。 (注意) NuOffice関連のデータベースをNotesサーバーに移行するためには、その ユーザーIDがNotesサーバー上でデータベースの作成の権限を持っていることが 必要です。(Notesサーバーのサーバー文書内制約条件の中の新規データベース作成 可能ユーザーのリストに入れる必要があります。) 3. Windows NT ユーザーの権限 NuOfficeの導入、各マネージャーの起動を行うためには、Windows NTに、管理者 (Administrator)の権限を所有するユーザーでログオンしている必要があります。 それ以外のユーザーで導入、起動を行うと、正常に動作しませんのでご注意下さい。 4.2 プログラムの導入 -------------------- NuOfficeの導入 マイ コンピュータのコントロールパネルからアプリケーションの追加と削除を開き、 インストールと削除のウィンドウで「インストール(I)」を選びます。次にIBM NuOfficeのCD-ROMを選択し、SETUP.EXEを選択して導入を始めます。導入はドキュメン ト/プリント/ファックスの各マネージャーをまとめて一度に導入することも複数回に 分けて個別に導入することもできます。導入時にはサリュテーション・マネージャー も同時に導入されます。 (注1) まとめて一度に導入するか個別に導入するかにより、コントロール パネルの 「インストールと削除」タブに表示されるアプリケーションの個数が異なります。 (注2) NuOfficeを導入するディレクトリー名は、英数半角文字からなる名前にして ください。漢字のディレクトリー名を使用すると、ドキュメント・マ ネージャーが起動しない場合があります。 3つのマネージャーを一度に導入した場合は「IBM NuOffice V1.2」という項目が 1つだけ作成されます。この方法で導入した場合、後にプログラムの削除を行う ときには全てのマネージャーを一括削除することになります。 各マネージャーを個別に導入した場合は項目がマネージャーごとに個別に作成 されます。この方法で導入した場合、後にプログラムの削除を行うときには各 マネージャーを個別に削除することになります。 個別に導入したものをそれぞれ削除する時、NuOfficeのフォルダーが残ったり 「はじめにお読みください」のアイコンが削除されることがあります。 導入が終了すると、指定したディレクトリーの下に次のような構造のサブ・ディレク トリーが作成されます。 -+-- DOCMGR (ドキュメント・マネージャー) | - プログラム関連ファイル | - 使用の手引き | Notesデータベースのファイル名 : ISMWDOC.NSF | +-- PRTMGR (プリント・マネージャー) | - プログラム関連ファイル | - 使用の手引き | Notesデータベースのファイル名 : NSF\ISMHALUG.NSF | +-- FAXMGR (ファックス・マネージャー) | - プログラム関連ファイル | - 使用の手引き | Notesデータベースのファイル名 : ISMXFXUG.NSF | +-- SLM (サリュテーション・マネージャー) | - プログラム関連ファイル | +-- COMMON (共通) - 共通に使用するファイル 4.3 NuOfficeの設定 ------------------ 「4.1 導入前に」の 「2.NotesユーザーID」で取得したNotesユーザーIDを使用 します。NuOfficeの導入の最後にNuOffice設定プログラム(セットアップ・ナビ ゲーター)が起動します。セットアップ・ナビゲーターでは、各マネージャーで 提供されているNotesデータベースの設定ができます。 設定されるNotesデータベースには、以下のようなものがあります。 <ドキュメント・マネージャー> 名前 ファイル名 設定場所 ------------------------------ ------------- -------- フォルダーIDテーブル ISMWFLD.NSF ローカル ドキュメント・マネージャー管理 ISMWDOC.NSF ローカル サンプル・データベース ISMWSAMP.NSF ローカル 分配くんテンプレート ISMWBUMP.NTF ローカル 分配くん ヘルプ ISMWBUHP.NSF ローカル スキャン予約テンプレート ISMWSCAN.NTF ローカル スキャン予約データベース ISMWSCND.NSF サーバー スキャン予約 ヘルプ ISMWSCHP.NSF サーバー <プリント・マネージャー> 名前 ファイル名 設定場所 ------------------------------ ------------- -------- プリント・マネージャー テンプレート ISMHPMDB.NTF ローカル データベース ISMHPRTD.NSF サーバー 管理 ISMHALUG.NSF サーバー <ファックス・マネージャー> 名前 ファイル名 設定場所 ------------------------------ ------------- -------- ファックス・マネージャー サンプル・テンプレート ISMXFAX.NTF ローカル 送信用データベース FAXSEND.NSF サーバー 受信用データベース FAXRCV.NSF サーバー G3受信用データベース G3FAXRCV.NSF サーバー 管理 ISMXFXUG.NSF ローカル (ローカル/サーバーはそのデータベースをNuOfficeを稼動するPCに置くか、 Notesサーバーに置くかを示します。但しこれは、セットアップ・ナビ ゲーターの詳細設定項目で変更可能です。) <<注意1>> NuOffice V1.1が既にインストールされていたなどの理由で、これらのファイルの 一部がすでにあるときは、データベースの設定はしません。別のファイル名にする か、元のファイルの名前を変更してください。 <<注意2>> 各マネージャーを個別に導入する場合、1度目に登録したセットアップ・ナビ ゲーターのデータベース(ISMWSETP.NSF) を削除して、次のマネージャーを導入し てください。 <<注意3>> プリント・マネージャーの設定の途中で、プログラム・ファイルをノーツ文書に 添付します。(クライアント・プログラムの登録とプリンタードライバーの登録) この際、「ファイルの添付」のウインドウ内のファイルの一覧に.DLLや.EXEなど の実行ファイルが表示されていない場合があります。この場合は以下の処理をし てください。 1.ノーツ・クライアントを終了させてください。 2.Windows NTエクスプローラを起動してください。 3.Windows NTエクスプローラで「表示(V)」->「フォルダーオプション(O)」 を選択して「フォルダーオプション」ウインドウを開きます。 4.「表示」タブを選択し「すべてのファイルを表示する」をチェックします。 5.ノーツ・クライアントを起動し、プリント・マネージャーの設定を続行 します。 各マネージャーでの詳しい設定方法は、以下に示すNotesデータベースを参照して ください。 ドキュメント・マネージャー : ISMWDOC.NSF プリント・マネージャー : ISMHALUG.NSF ファックス・マネージャー : ISMXFXUG.NSF <<注意4>> Notes R5環境で、セットアップ・ナビゲーターを使用する場合に以下の点にご注意 下さい。 データベースを作成した場合、ブックマークバーの[データベース]アイコン内に「 ブックマーク」が、必ず作成されます。例えば、データベースを設定後、削除し再設 定した場合には、同じデータベースのブックマークが作成され、二重登録された状 態になります。 この重複登録を避けるためには、データベースを削除した場合、ブックマークの削 除も忘れずに行って下さい。なお、ブックマークの重複によるデータベース機能への 影響はありません。 4.4 NuOffice起動前に -------------------- - ノーツ・パスワードの共通化 ノーツ・ユーザーIDのパスワード入力を起動時の1回だけにする設定です。 NuOfficeが導入されているPCでノーツ・クライアントを起動し、 「ファイル」-> 「ツール」-> 「ユーザーID」を選択します。ノーツのユーザー設定 のウインドウで、「パスワードをノーツアドインと共有する」をチェックします。 _______________________________________________________________________________ 5. NuOffice V1.1からの移行 NuOffice V1.1が導入済みの環境にNuOffice V1.2を導入される場合、NuOffice V1.1 を削除してからNuOffice V1.2を導入することになります。(NuOffice V1.2の導入 CD-ROMから導入する際、自動的にこの手順になります。) 導入後、NuOffice V1.1でのデータを使用するために以下の作業をしてください。 - ファイルの削除 - フォルダーIDテーブルの移行 (ドキュメント・マネージャー) - 文書転送ユーティリティーの設定ファイルCONFIG.TXTの移行 (ドキュメント・マネージャー) - プリント・マネージャー データベースの設計の置換 (プリント・マネージャー) - プリント・マネージャー クライアントプログラムの置き換え (プリント・マネージャー) 5.1 ファイルの削除 ------------------ ドキュメント・マネージャーを使用されている場合は、NuOffice V1.1でノーツの データ・ディレクトリー(多くの場合 NOTES\DATAになっています)の下にあるNuOffice関連 のデータベースを削除します。削除すべきファイルは以下の2つです。 1.ISMWDOC.NSF 2.ISMWORG.NSF 5.2 セットアップ・ナビゲーター ------------------------------ NuOffice V1.1からNuOffice V1.2への移行で、セットアップ・ナビゲーターでの設定が必要 なのは、ドキュメント・マネージャーのみです。プリント・マネージャーは、以下にある 「設計の置換」を行います。ファックス・マネージャーでは、データベースの移行等の作業 はありません。 ドキュメント・マネージャーの設定では、「設定実行」のボタンを押す前に、「詳細設定」 のボタンを押し、サンプル・データベース(ISMWSAMP.NSF)のファイル名を変更してくださ い。(ISMWSAMP.NSFはNuOffice V1.1で提供されていたものとは異なるものです。) 5.3 フォルダーIDテーブルの移行 (ドキュメント・マネージャー) ----------------------------------------------------------- NuOffice V1.2ではフォルダーIDテーブルの形式が変更されています。もし、Notesのデータ ディレクトリーにNuOffice V1.1のフォルダーIDテーブルがあった場合、セットアップ・ナビ ゲーターでV1.2の形式に変換され、V1.1のものはISMWFOLD.NSFという名前で保存されます。 <<注意>> NuOffice V1.1で、フォルダーの設定として「ノーツメールとして送付する」または「送付して 保存」を選択されていたフォルダーは、この変換ユーティリティーでは、「保管する」に変更 されます。メールとして送付される場合は、フォルダーIDテーブルでもう一度「メールを 送付する」または「メールを送付して保存する」を選択してください。 5.4 文書転送ユーティリティーの設定ファイルCONFIG.TXTの移行 (ドキュメント・マネージャー) --------------------------------------------------------------------------------------- NuOffice V1.1で使用していた文書転送ユーティリティーの設定ファイルCONFIG.TXTは、 NuOffice V1.2の導入時に、NuOffice V1.2のドキュメント・マネージャーを導入した ディレクトリーに移動します。この設定ファイルは、「文書読み込みユーティリティー」 で使用することができます。 NuOffice V1.2導入後に以下のことをしてください。 「文書読み込みユーティリティー」を起動し、「ファイル(F)」->「V1.1定義ファイル の読み込み(O)」をクリックして、ドキュメント・マネージャーを導入したディレクトリー にあるCONFIG.TXTファイルを選択し、「開く」を押します。 (「V1.1定義ファイルの読み込み(O)」がアクティブになってない場合は、「ファイル(F)」 ->「一時停止(P)」を選択して文書読み込みユーティリティーを停止させます。) 5.5 プリント・マネージャー データベースの設計の置換 (プリント・マネージャー) ---------------------------------------------------------------------------- NuOffice V1.2では、プリント・マネージャー データベースの設計が更新されて います。NuOffice V1.2導入後に以下のことをしてください。 1) プリント・マネージャーの管理者のノーツ・ユーザーIDでノーツ・クライアント を起動します。 2) ノーツのワークスペースでプリント・マネージャー データベースを選択して おき(マウスで1回クリックした状態にします)、メニューで「ファイル(F)」 ->「データベース(D)」->「設計の置換(R)」を選択します。 3) 「データベース設計の置換」ウインドウでテンプレートとして、 NuOffice Print Manager Template (ISMHPMDB.NTF) を選択し「置換(R)」のボタンを押します。 5.6 プリント・マネージャー クライアントプログラムの置き換え (プリント・マネージャー) ------------------------------------------------------------------------------------- NuOffice V1.2では、プリント・マネージャー クライアントプログラムが更新されて いますので、5.5の設計の置換を行ったあと、プリント・マネージャー データベース に添付されているクライアントプログラムを一旦全て削除し、NuOffice V1.2の導入 ディレクトリーのPrtMgr\Client サブ・ディレクトリーのしたにあるクライアント プログラムを登録し直してください。 _______________________________________________________________________________ 6. プログラム関連情報 6.1 ドキュメント・マネージャー ------------------------------ ドキュメント・マネージャーを管理するために必要な情報はNotesのデータベースとして 提供されています。導入時にNotesクライアントでアイコン登録した「Doc Manager 管理」(ISMWDOC.NSF)を参照してください。 6.2 プリント・マネージャー -------------------------- プリント・マネージャー・セットアップ後のサーバー管理者の作業、およびユーザーの 使用方法については、オンライン・マニュアル「Print Manager管理」(ISMHALUG.NSF) を参照してください。 6.3 ファックス・マネージャー ------------------------------ ファックス・マネージャーを管理するために必要な情報はNotesのデータベースとして 提供されています。導入時にNotesクライアントでアイコン登録した「Fax Manager 管理」(ISMXFXUG.NSF)を参照してください。 6.4 プリンター・ドライバーの取り扱いについて -------------------------------------------- バージョン1.2f(FixPack6適応)より、プリンター・ドライバーの自動設定機能が組み 込まれました。 今までは各社が提供する解凍版等の準備が必要でしたが、これにより 多くのドライバー・セットは一般に(Web等で)配布されているもので自動設定できる ようになりました。 しかし、一部のドライバーで自動設定できない場合があります。 その場合は以下の説明に沿って、バージョン1.2e以前と同様に設定を行ってください。 a) CANON MEDIO GP216用ドライバー CANON MEDIO GP216F用のドライバーは以下の名前でサリュテーションPCパック の一部としてキャノン販売 (株) より提供されます。 「MEDIO LIPS4プリンタドライバ for Windows95 (解凍版) 」 または 「MEDIO LIPS4プリンタドライバ for Windows NT (解凍版) 」 使用するクライアント数分のライセンスをお受け下さい。 プリント・マネージャーのプリンタードライバー文書では、 Windows95では、 ドライバー名 : Canon MEDIO-B1 LIPS4 ドライバー・ファイル名 : GPLS4DIS.DRV データファイル名 : GPB1.CAP コンフィギュレーションファイル名 : GPLS4DIS.DRV データ形式 : LIPS ヘルプファイル : GPLS4.HLP データタイプ : RAW を指定してください。 ファイルは以下のものを添付してください。 CANLK.PRF CANS15.PRF CANS18.PRF CANS21.PRF CANUICTL.DLL CCMSX.HLP CPCDSPL.EXE CPCQM.CNT CPCQM.EXE CPCQM.HLP CPCSPL.DLL CPCTHK16.DLL CPCTHK32.DLL GPB1.CAP GPCCMSX.DLL GPCJLMON.DLL GPCMLIB.DLL GPLS4.CNT GPLS4.DRV GPLS4.HLP GPLS4DIS.DRV GPLS4DMP.DLL GPLS4EXT.DLL GPLS4FAX.DLL GPLS4GPH.DLL GPLS4IMG.DLL GPLS4RES.DLL GPLS4THK.DLL GPLS4TXT.DLL GPLS4UI.DLL GPLS4UIX.DLL HLS16.DLL ICMAPI16.DLL LIPS4CRL.DLL LIPS4CUI.DLL LS4FINST.DLL LS4FINST.HLP TNL32.DLL UCS16.DLL UCS32.DLL Windows NTでは、 ドライバー名 : Canon MEDIO-B1 LIPS4 ドライバー・ファイル名 : GPLS4.DLL データファイル名 : MEDIO_B1.LPD コンフィギュレーションファイル名 : GPLS4UI.DLL データ形式 : LIPS ヘルプファイル : GPLS4.HLP を指定してください。 ファイルは以下のものを添付してください。 MEDIO_B1.LPD GPLS4.HLP GPLS4UI.DLL GPLS4UMD.DLL GPLS4.DLL b) 富士ゼロックス Able 用ARTドライバー 富士ゼロックス Able用ARTドライバーは以下の名称でAble(プリンタキット付き) を購入すると添付されています。 また、パソコン通信や富士ゼロックス株式会社 ホームページからダウンロードすることも可能です。 「LaserPress/Able Model PRシリーズ ART Driver Library Windows95用」 また使用したい機能によって選択するドライバの名前は以下のとおりです、両方 選択しておいて使用するときに指定することも可能です。 FX Able Model-PRII ART4-ADV (プリンタドライバー) FX Abel Model-PRII-FAX ART4-ADV (ファックスドライバー) これらのドライバー名は、プリント・マネージャーのプリンタードライバー文書 作成の際に必要になります。またこの時、 Windows95では、 ドライバー・ファイル名 : FXART4.DRV コンフィギュレーションファイル名 : FXART4.DRV データファイル : FXART4.DRV ヘルプファイル : FXART4.HLP データタイプ : RAW データ形式 : ART (プリンタドライバー、ファックスドライバー共通) を指定してください。 ファイルは以下のものを添付してください。 FXART4.DRV FXART4.HLP Windows NTでは、 プリンタドライバーの場合 ドライバー・ファイル名 : FXART.DLL データファイル名 : FXABLE2.XPD コンフィギュレーションファイル名 : FXARTUI.DLL データ形式 : ART ヘルプファイル : FXART.HLP を指定してください。 ファイルは以下のものを添付してください。 FXABLE2.XPD FXART.DLL FXART.HLP FXARTUI.DLL FXARTUM.DLL ファックスドライバーの場合 ドライバー・ファイル名 : FXART.DLL データファイル名 : FXABLE2F.XPD コンフィギュレーションファイル名 : FXARTUI.DLL データ形式 : ART ヘルプファイル : FXART.HLP を指定してください。 ファイルは以下のものを添付してください。 FXABLE2F.XPD FXART.DLL FXART.HLP FXARTUI.DLL FXARTUM.DLL c) 富士ゼロックス DocuCentre 用ARTドライバー DocuCentre 450/550の場合      Windows95では、 ドライバー名 : FX DC 450/550 ART4-ADV      ドライバー・ファイル名 : FXART4.DRV     コンフィギュレーションファイル名 : FXART4.DRV      データファイル : FXART4.DRV      ヘルプファイル : FXART4.HLP      データタイプ : RAW      データ形式 : ART を指定してください。 ファイルは以下のものを添付してください。 FXART4.DRV FXART4.HLP Windows NTでは、 ドライバー名 : FX DC 450/550 ART4-ADV ドライバー・ファイル名 : FXART.DLL データファイル名 : FXDC550.XPD コンフィギュレーションファイル名 : FXARTUI.DLL データ形式 : ART ヘルプファイル : FXART.HLP を指定してください。 ファイルは以下のものを添付してください。 FXDC550.XPD FXART.DLL FXART.HLP FXARTUI.DLL FXARTUM.DLL DocuCentre 250/350/400の場合      Windows95では、 ドライバー名 : FX DC 250/350/400 ART4-ADV      ドライバー・ファイル名 : FXART4.DRV     コンフィギュレーションファイル名 : FXART4.DRV      データファイル : FXART4.DRV      ヘルプファイル : FXART4.HLP      データタイプ : RAW      データ形式 : ART を指定してください。 ファイルは以下のものを添付してください。 FXART4.DRV FXART4.HLP Windows NTでは、 ドライバー名 : FX DC 250/350/400 ART4-ADV ドライバー・ファイル名 : FXART.DLL データファイル名 : FXDC400.XPD コンフィギュレーションファイル名 : FXARTUI.DLL データ形式 : ART ヘルプファイル : FXART.HLP を指定してください。 ファイルは以下のものを添付してください。 FXDC400.XPD FXART.DLL FXART.HLP FXARTUI.DLL FXARTUM.DLL d) リコー RGOサリュテーションソフト リコー RGOサリュテーションソフトをご使用の方はRGOサリュテーションソフトに 添付されている資料をご覧ください。 6.5 NuOffice文書読み込みユーティリティー ---------------------------------------- 文書読み込みユーティリティーを使用して、サリュテーション対応機器内に保管された データをNuOfficeドキュメント・マネージャーに転送してNotesデータベースに格納する ことができます。 富士ゼロックスAbleからデータを取り出してNotesデータベースに格納する場合はこの ユーティリティーを使用します。 詳細については「Doc Manager 管理」(ISMWDOC.NSF)の文書読み込みユーティリティーの 部分を参照してください。 ____________________________________________________________________________ 7. Notes サーバーとNuOfficeを同一のPCに導入する場合の注意点 Notesサーバーは、サーバーリソース要件として、PCをノーツドミノサーバー専用として 使用することを勧めており、NotesサーバーとNuOfficeは別々のPCで稼動させることが 理想的です。 NotesサーバーとNuOfficeを同一のPC上に導入する場合は以下の点にご注意ください。 7.1 NuOffice導入時にはNotesサーバーを止める ------------------------------------------- NuOfficeをNotesサーバーと同一のシステムに導入する場合はまずNotesサーバーを 停止してから導入を開始してください。Notesサーバーを動かしたまま導入プログラ ムを実行すると導入プログラムが一時停止した状態になることがあります。 もしこのような状態になった場合は、Notesサーバーを停止するとNuOfficeの導入 ウィンドウが表示されます。 7.2 Notesサーバーにもクライアント機能を導入する ----------------------------------------------- Notes R4.5サーバーを導入する際、「管理者をクライアントとして使用する」の項目を 必ず選択しておいてください。NuOfficeでは、Notesクライアントの機能の一部を使用 しています。 7.3 起動時にユーザーIDを切り替える ---------------------------------- Notesサーバーは、通常サーバーのID (SERVER.ID)で起動します。(特にNotes R4.6では このIDで起動することが必須です。) 一方、NuOfficeはNotesクライアントの機能を使用 していますので、管理者のIDで起動する必要がありますので、サーバー上で以下のような ユーザーIDの切り替えが必要になります。 1.Notesクライアントを起動する。 2.ユーザーIDをサーバーのID(SERVER.ID)に切り替える。 3.Notesサーバーを起動する。 4.ユーザーIDを管理者のID(USER.ID等)に切り替える。 5.NuOfficeを起動する。 7.4 サーバー上でロケーション文書を作成する ------------------------------------------ NuOfficeでは、メールの機能などについてNotesを利用しています。この際ロケーション 文書が必要になってきますが、通常Notesサーバーを設定した直後にはサーバー上の公開 アドレス帳(NAMES.NSF)にはロケーション文書は作成されていません。 ロケーション文書は次のようにします。 まず公開アドレス帳を開き、ロケーションを選択します。次に新規ロケーション作成ボタ ンを押して次の設定を行います。 - ロケーションタイプ (「ローカルエリアネットワーク」を選択します。) - ロケーション名 - ホーム/メールサーバ (サーバ名/ドメイン名) - メールファイル名 (ファイル名は公開アドレス帳のユーザーの定義を参照 してください。通常は「MAIL\xxxxxxxx」の形式になっています。) ここで設定したロケーションをNotesクライアント上で「ファイル」→「モービル」 →「現在のロケーションの選択」で選択してください。 7.5 動作確認 ------------ 7.4で作成したロケーションを使って、他のノーツ・ユーザーIDとメールの送受信を行って みてください。正しく処理が完了すれば設定が正しく行われています。 ____________________________________________________________________________ 8. プログラムの削除 既に導入されているNuOffice V1.2のプログラムを削除するには以下のようにします。 マイ コンピュータのコントロールパネルからアプリケーションの追加と削除を開き、 インストールと削除のウィンドウに、導入済みのアプリケーションのリストが表示さ れます。その中から「IBM NuOffice V1.2」で始まる項目を選択し「追加と削除(R)」 を押してください。 ____________________________________________________________________________ 9. 制約事項 9.1 データーベースのビュー -------------------------- ノーツ一般の状況として、データーベースのビュー情報が壊れることがあります。 例えばプリント・マネジャーにおいては、以下のような現象となります。 -プリンター設定の画面が開けない -ジョブ状況の通知設定画面が開けない -プリント FU Capability文書 Viewとプリント FU Capability文書 (管理者用)View で表示されてる文書数が異なる このような現象が発生した時は、ノーツのヘルプデータベース「システム管理ヘルプ」 の「壊れたビューを復旧する」に従ってください。 9.1 ノーツR4.56、R4.57上での動作 -------------------------------- ノーツR4.56またはR4.57上で動作させた場合、以下の問題が発生する場合があります。 (1) 以下のような場合に、アプリケーションエラーが発生する事があります。 ・ドキュメント・マネージャーで、「開始」−「終了」−「開始」を行う。 ・プリント・マネージャーのサーバーで、データーベースの「参照」を行った後、 「プリンター情報文書の作成」を行う。 問題を回避するには、以下のように運用して下さい。 ・ノーツクライアントを終了させてから、NuOfficeのプログラムを起動する。 ・上記のようなオペレーションを避ける。 (2) ノーツサーバーより先にドキュメント・マネージャーを起動すると、データの 読み込みが開始されてからパスワード入力を要求されることがあります。この時、 パスワード入力画面が入力後も消えずに残ることがあります。 この現象は、ノーツR4.5xのみで発生します。パスワード入力画面が残っていても 正常に動作しますが、強制的に閉じるとドキュメント・マネージャー自身も 異常終了してしまいますので、ご注意下さい。 _______________________________________________________________________________ 10. 商標 本文中で使用されている(*)つきの以下の用語は、米国 IBM 社の商標です。 IBM NuOffice また(**)つきで使用されている以下の用語は他社の商標・登録商標です。 Lotus Lotus Development Corporation Notes Lotus Development Corporation Salutation Salutation Consortium Windows Microsoft Corporation Windows NT Microsoft Corporation その他、記載の会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。 以上