コマンドラインから印刷する場合は、さまざまな方法があります。
印刷キューの標準設定を使用して印刷する。
Sun Solaris、HP-UX、IBM AIX、または CUPS を導入した Linux から印刷する場合は、以下のように入力します。
# lp -d queue_name file_name
LPRng 印刷サブシステムを導入した Linux から印刷する場合は、以下のように入力します。
# lpr -P -queue_name file_name
プロパティ画面で選択した印刷キュープロパティの設定を変更して印刷する。
コマンドラインから以下のように入力します。
# genlp -d queue_name file_name
必要に応じて設定を変更します。
[OK]をクリックします。
コマンドラインから入力したプロパティの設定を変更して印刷できます。
以下のコマンドを入力して、現在のプロパティの一覧を表示します。
# /usr/genprint/bin/lsqueue_opts -q queue_name
変更したいプロパティの名前と変更できる値を確認します。
プロパティを変更するコマンドを入力します。
Sun Solaris、HP-UX、IBM AIX、または CUPS を導入した Linux から印刷する場合は、以下のコマンドを使用してプロパティを変更します。
# lp -d queue_name -o property_name=property_value file_name
LPRng 印刷サブシステムを導入した Linux から印刷する場合は、以下のコマンドを使用してプロパティを変更します。
# lpr -P queue_name -C "lexopts:property_name=property_value" file_name
例:片面印刷しか設定されていない印刷キュー(lab_printer)で、両面印刷する必要があるとします。 この場合、コマンドラインで変更内容を指定できます。
使用する機能(この場合は両面印刷)を印刷キューがサポートしていることを確認し、適切なコマンドを以下のように入力します。
# /usr/genprint/bin/lsqueue_opts -q lab_printer
以下の内容が画面に表示されます。
none (default) | |
short_edge | |
long_edge | |
printer setting |
両面印刷を制御するプロパティ名と値を確認します。 この例では、
を使用します。Sun Solaris、HP-UX、IBM AIX、または CUPS を導入した Linux から印刷する場合は、以下のように入力します。
# lp -d lab_printer -o duplex=long_edge my_report.ps
LPRng 印刷サブシステムを使用した Linux から印刷する場合は、以下のように入力します。
# lpr -P lab_printer -C "lexopts:duplex=long_edge" my_report.ps