【5400-F06 LANインターフェイス用マイクロコード導入手順】 1. はじめに この文書には、5400-F06 LANインターフェイス用マイクロコードV7.01.05以降のバージョン用の導入手順が記 述されています。 導入作業を行う前に必ず本文書を一通りお読みください。 導入作業は、以下の流れで行ってください。 @ “3. 導入準備”に従い作業環境を準備する。 A “4. 導入作業”に従いマイクロコードの導入を行う。 2. 注意事項 本マイクロコードの導入に失敗した場合、プリンターが故障しIBM保守担当員による修理が必要となります。 必ず本文書の記述事項を守り作業を行ってください。 マイクロコードの書き込み中にプリンターやPCの電源オフを含めた中断は絶対にしないでください。 中断するとマイクロコード導入に失敗し、プリンター故障となります。 3. 導入準備 次の手順に従い、導入前の準備を行ってください。 3.1 プリンターの初期設定値を記録する 本マイクロコードの導入作業中、プリンターの初期設定値がリセットされる場合があります。 導入後、初期設定値を再設定する際に参照できるよう導入作業開始前に、プリンターの初期設定値を記録し ておいてください。 3.2 導入作業に使用するPCを準備する @導入先のプリンターと同じLANに接続されているPC一台を準備します。 A導入に使用するPCのOSがWindows 95/98/Meの場合、IBMLPRが導入されていることを確認してください。 導入されていない場合は、ホームページよりダウンロードして導入してください。 OSがWindows NT/2000/XPの場合は、IBMLPRを導入する必要はありません。 (IBMLPR URL=>http://www-6.ibm.com/jp/printer/download/lpr.html) 3.3 導入用ファイルを準備する @マイクロコードのファイルをPCにダウンロードしてください。 Aダウンロードしたファイルをそのまま実行してください。 B導入用ファイル“LANxxxxx.dat”が作成されます。 4. 導入作業 次の手順に従い、導入作業を行ってください。 @5400-L06プリンターのIPアドレスを確認してください。 Aプリンターの電源を切ります。 Bプリンター操作パネル上の「入力」スイッチと「初期設定」スイッチを両方押しながら、プリンターの電源 を入れます。 Cプリンターが自動的に実行するテストの番号が、操作パネルの液晶表示部の中の右下に表示されます。 これが「8」 になるまで「入力」と「初期設定」スイッチを押し続けてください。 Dその後、操作パネルの液晶表示部に「LAN CODE UPDATE」と表示されます。 EPCのDOSウィンドウから下記のコマンドを実行してください。 Windows95/98/MEの場合: C:\>IBMLPR -S xxxx.xxxx.xxxx.xxxx -P service c:\temp\LANxxxxx.dat (LANxxxxx.datをC:\TEMPの下に保存した場合。xxxx.xxxx.xxxx.xxxxはプリンターのIPアドレス。) WindowsNT/2000/XPの場合: C:\>LPR -S xxxx.xxxx.xxxx.xxxx -P service c:\temp\LANxxxxx.dat (LANxxxxx.datをC:\TEMPの下に保存した場合。xxxx.xxxx.xxxx.xxxxはプリンターのIPアドレス。) FEnterキーを押すとプリンターへのマイクロコードの導入が始まります。(約1分) 終了するとプリンターは自動的に再起動しますので、終了するまでは、絶対にプリンターの電源を切らない で下さい。 以上で導入作業は完了です。