「IA ナビゲーション」ビューの「スキャナー」を展開すると、CICS IA スキャナーの実行結果が表示されます。「スキャナー」を展開すると、データ・セット名でソートされた結果が表示されます。
「スキャナー」には、CIU_SCAN_DETAIL テーブルに保存されているロード・モジュール・スキャナーからのコマンド、および CUI_CSECT_INFO テーブルに保存されている CSECT スキャナーによって使用された CSECT が表示されます。
データベースの最新データでスキャナーを更新するには、「更新」アイコンをクリックします。「更新」アイコンの下のツールバーに、データ・セットの総数が表示されます。各データ・セットについて、スキャンした結果を表すプログラムの数が表示されます。
各データ・セットには、スキャンした結果を表すプログラムが含まれています。該当する場合、各プログラムには、このプログラムによって使用される各 CSECT を表す分岐があります。「スキャナー」の各プログラム・エントリーを右クリックすると、メニューが表示されます。メニューには、「プログラムで使用」、「トランザクションで使用」、「タイプでアフィニティーを表示」、「リソースを使用」を含む標準のプログラム・メニューと、追加のメニュー項目「コマンドを表示」の両方とも組み込まれています。「コマンドを表示」のサブメニューには、「すべてのコマンド」、「潜在的なアフィニティーがあるコマンド」、および「潜在的な依存関係があるコマンド」オプションが含まれます。
選択した場合、これらのオプションは、予期されるコマンドで「リソースを表示」ビューを更新します。
項目を選択し、「スキャナー」の各エントリーのプロパティーを表示できます。
をクリックして「プロパティー」ビューを開くことで、IA スキャナーのどちらかでプログラムのデータを見つからなかった場合は (例えば、プログラムがコレクターによって収集されたが、スキャナーによってスキャンされなかった場合)、対応するカテゴリーが「プロパティー」ビューに表示されません。
CICS IA バージョン 3.2 以降のデータベースに接続している場合、COLLECTION_ID および ARCHIVE_DATE フィールドのプロパティーが表示されます。CICS IA 3.1. データベースに接続している場合、これらのフィールドは表示されません。
例えば、このデータを利用できないプログラムを右クリックし、
をクリックすると、スキャナーによってスキャンされた、場合によってはアフィニティーを誘導したコマンドが表示されます。ただし、同じプログラムを右クリックし、「タイプでアフィニティーを表示」をクリックして、いずれかのサブメニュー項目を開いた場合、結果は何も表示されません。
CSECT の場合、プロパティーの結果は次の形式で表示されます。データ・セット data set name のプログラム program name の CSECT CSECT。