タスク
これらのタスクは、CICS® IA plug-inを使用することで、CICS 対話について、および CICS、アフィニティー、IMS™、DB2®、MQ リソースについて収集されたデータを分析して詳しく調べる方法を示しています。
- リソースの検索
CICS IA パースペクティブ・ツールバーからリソースを検索するか、照会を使用することができます。 CICS IA plug-inに付属の定義済み照会を使用することも、独自の照会を作成して使用することもできます。 - トランザクションの分析
「トランザクション」ビューに表示されるトランザクションは、さまざまな方法で分析することができます。 トランザクションのリストには、プログラム実行中のトランザクションと、対話の結果であるトランザクションが含まれます (つまり、これらはタイプ TRANSID の CICS リソースです)。 - アフィニティーについて
CICS IA には、CPSM ワークロード・バランシングを実装する際の CICS 領域のアフィニティー を理解し解決するための、さまざまなユーティリティーが用意されています。また、アフィニティーを表示することもできます。 - スレッド・セーフ実行に関するレポートの作成
スレッド・セーフ実行の要約または詳細レポートを HTML 形式で作成できます。 スレッド・セーフ・レポートを作成するには、レポートの対象となる必要な領域、プログラム、またはトランザクションを示すビューを使用するか、「レポート」ビューを使用できます。 - シナリオ・ベースのコレクションの作成
CICS 領域に関する特定の要素をフォーカスする場合、単一の CICS 領域に対してシナリオ・ベースのコレクションを作成できます。実行するコレクションのタイプと、含めるリソース・タイプを選択できます。選択するコレクションによっては、コレクターが開始される前に、その特定のシナリオ・ベースのコレクションのための CICS IA オプションがオンになります。 - アプリケーション入り口点のための CICS バンドルおよび 依存関係の作成
CICS IA バージョン 5.3 は、アプリケーションの入り口点を定義する CICS バンドルの作成を サポートします。このバンドルを CICS アプリケーション・バンドルに組み込むことで、簡単に CICS Transaction Server V5 クラウド・アプリケーションを作成し、そのアプリケーションを CICS TS V5 プラットフォームにデプロイすることができます。 - コマンド・フロー・タイムラインの表示
コマンド・フロー・コレクターが収集したさまざまなコマンドのタイムラインを表示することができます。 コマンドはプログラム別にグループ化された後、使用されたさまざまなプラットフォームとアプリケーション、領域、またはタスク制御ブロック (TCB) モードを表す行または列に表示されます。 - リソースの比較
以前のリソース検索の結果を互いに比較することができます。 結果を結合したり除外したりすることで、比較を調整できます。 - SQL 照会のロギング
CICS IA または CICS PA プラグインによって発行されるすべての SQL 照会をログに記録し、 照会テキスト、照会が発行された時刻、および照会を実行したプロセス・スレッドの ID を表示することができます。 - 強調表示色の変更
「設定」ウィンドウの「詳細」ペインを使用して、CICS IA パースペクティブでの強調表示に使用する色を変更することができます。 例えば、プログラム詳細ビューで強調表示が使用されます。 - サポートされないプログラムのパージ
CICS IA では、領域内で一度に実行できるのは 1 つのプログラム・バージョンのみですが、複数のバージョンのプログラムに関するデータが収集されます。この動作により、データベースの使用量が増加することがあります。データベースを解放するには、古いバージョンのプログラムをパージします。
親トピック: CICS IA プラグイン・ユーザー・ガイド