ウィザード・モードの使用によるパッケージの更新

Installation Manager を使用して、Installation Manager でインストールされたパッケージの製品更新および新規フィーチャーを見つけてインストールします。

始める前に

パッケージを更新する前に、パッケージの更新が含まれているリポジトリーに対するアクセス権限が Installation Manager になければなりません。 インターネット・アクセスが必要になることがあります。
重要: インストール済みの各パッケージには、デフォルトの更新リポジトリー用の組み込みロケーションがあります。インストール済みパッケージのデフォルト・リポジトリー・ロケーションを Installation Manager に検索させるには、設定「インストール中および更新中にサービス・リポジトリーの検索」を選択する必要があります。 詳しくは、『サービス・リポジトリーの検索』を参照してください。

このタスクについて

更新の間、その更新に適用されないインストール済みフィックスはアンインストールされます。

Installation Manager 以外の別のインストーラーを使用してパッケージを更新した場合、Installation Manager が変更を認識できない場合があります。 Installation Manager を使用して後で更新を行うためには、他のインストーラーから行った更新をアンインストールしなければならない場合があります。

手順

使用可能な更新を検索およびインストールするには、以下のようにします。

  1. Installation Manager を使用してインストールしたプログラムをすべて閉じます。
  2. Installation Manager で、「更新」をクリックします。
  3. Installation Manager の新しいバージョンが検出されると、インストールの確認を求めるプロンプトが表示されます。この確認を行わないと、続行することはできません。 「OK」をクリックして続行します。 Installation Manager は、新規バージョンを自動的にインストールして、 再始動、および再開します。
  4. 「更新」ウィザードで、使用可能な更新のリストを検討します。 パッケージ・グループの翻訳およびアーキテクチャーに関する情報が表示されます。
    • 推奨されるフィックスのみですべてのパッケージを更新するには、「推奨される更新および推奨されるフィックスですべてのパッケージを更新 (Update all packages with recommended updates and recommended fixes)」を選択します。
      注: 「推奨更新および推奨フィックスですべてのパッケージを更新」を選択し、パッケージに推奨フィックスが含まれていない場合は、エラー「選択されたロケーションにインストールされたパッケージに関する更新またはフィックスは見つかりませんでした」を受け取ります。 パッケージには、推奨されないフィックスが含まれている可能性があります。
    • 推奨されないフィックスでパッケージを更新するか、特定のパッケージを更新するには、パッケージを含むパッケージ・グループを選択します。
  5. 「次へ」をクリックします。

    Installation Manager が、追加されたリポジトリーおよび事前定義されたリポジトリーで更新を検索します。

    一部のパッケージでは、更新のための資格が必要です。 更新に関する資格を持っていない場合、更新を選択することはできません。 「状況」列には、資格を持たない更新についての「資格なし」メッセージが含まれています。 資格は、IBM ID 資格情報に基づいています。

  6. パッケージの更新」ページの「更新」リストに、使用可能な更新が表示されます。 デフォルトでは、最新の更新のみが表示されます。 使用可能なパッケージに対して検出されたすべての更新を表示するには、「推奨項目のみを表示」(デフォルトで選択されている) をクリアします。 インストール済みパッケージのフィックスが使用可能なときは、「バージョン version のフィックスのみ」オプションが表示されます。 フィックスによって、インストール済みパッケージが新しいバージョンに更新されることはありません。 インストール済みパッケージの更新が使用可能なときは、「バージョン versionオプションが表示されます。 更新によって、パッケージの新しいバージョンがインストールされます。
    1. 更新について詳しくは、更新をクリックして、「詳細」の 下にある説明を確認してください。
    2. 更新に関する追加情報がある場合は、説明テキストの終わりに「詳細情報」リンクがあります。 リンクをクリックすると、ブラウザーに情報が表示されます。 この情報を検討してから、更新をインストールしてください。

    一部のパッケージでは、フィックスのための資格が必要です。 フィックスに関する資格を持っていない場合、フィックスを選択することはできません。 「状況」列には、資格を持たないフィックスについての「資格なし」メッセージが含まれています。 資格は、IBM ID 資格情報に基づいています。

  7. バージョンを選択するか、「推奨を選択」をクリックしてデフォルトの選択に戻します。 依存関係を持つ更新は、自動的に一緒に選択およびクリアされます。 「次へ」をクリックします。
  8. インストールするフィックスを選択して、「次へ」をクリックします。

    直前のステップで、使用可能なフィックスがないバージョンを選択した場合、この画面は表示されません。

  9. ライセンス」ページで、選択した更新に関するご使用条件を確認します。 選択した更新のライセンスのリストが表示されます。 ご使用条件のテキストを表示するには、各項目をクリックします。
    1. 「使用条件の条項に同意します」をクリックします。
    2. 「次へ」をクリックします。
  10. インストールするフィーチャーを選択して、「次へ」をクリックします。
  11. 更新をインストールする前に選択項目を確認します。
    1. 選択項目を変更するには、「戻る」をクリックします。
    2. 作業が完了したら、「更新」をクリックして更新のダウンロードおよびインストールを行います。
    Windows では、Installation Manager が、実行中のプロセスを検査します。 プロセスが更新を妨げている場合、「ブロッキング・プロセス」セクションにそのプロセスのリストが示されます。 更新を続行する前に、「ブロッキング・プロセスをすべて停止」をクリックする必要があります。 実行中のプロセスは、Installation Manager がアクセスまたは変更しなければならないファイルをロックしています。 停止しなければならないプロセスが存在しない場合、このリストは表示されません。

次のタスク

更新によって、その更新に適用されないインストール済みフィックスがアンインストールされ、それらのフィックスが必要である場合、更新をロールバックすることができます。 詳しい手順については、『ウィザード・モードの使用による、更新したパッケージのロールバック』を参照してください。

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