Health Center クライアントを使用したアプリケーションへの接続

モニター対象の Java™ または Node.js アプリケーションに Health Center クライアントを接続することができます。

始める前に

手順

  1. Health Center クライアントを始動します。
    • IBM Support Assistant でクライアントを使用する場合は、IBM Support Assistant の標準のツール開始手順を実行し、「IBM Monitoring and Diagnostic Tools - Health Center」を選択します。Health Center が既に実行されている場合は、「ファイル」 > 「新規接続...」をクリックします。
    • Eclipse でクライアントを使用している場合は、「Health Center 状況要約」パースペクティブを開き、「ファイル」 > 「新規接続...」をクリックします。
    接続ウィザードが表示されます。
  2. アプリケーションがモニターできるようになっていることを確認し、「次へ」をクリックします。
  3. 必要な接続タイプのタブをクリックします。 Node.js アプリケーションをモニターする場合は、MQTT 接続タイプを使用する必要があります。
  4. JMX または MQTT 接続を使用している場合、次のような詳細を指定します。
    • ホスト名とポート番号。 Health Center は、これらの詳細を使用して接続を行います。JMX 接続の場合、Health Center は接続待機中のエージェントが存在する可能性があるマシン上で開いているポートをスキャンできます。 この動作は、「次の 100 個のポートで使用可能な接続があるかどうかスキャンします」オプションによって使用可能になります。MQTT 接続の場合、ホスト名およびポート番号は MQTT ブローカーのホスト名およびポート番号と一致している必要があります (これらの値は通常、デフォルトの localhost および 1883 です)。
    • セキュリティー・オプションと関連付けられた資格情報。セキュリティーの資格情報について詳しくは、Health Center の保護を参照してください。
  5. 変更の始まりBluemix 接続を使用している場合、以下の詳細を指定します。
    • モニターする Bluemix アプリケーションの名前
    • アプリケーションがデプロイされる Bluemix 領域の API エンドポイント。推奨されるエンドポイントから選択するか、独自のエンドポイントを入力できます。 詳しくは、Bluemix 資料の Regionsを参照してください。
    • Bluemix の関連組織
    • Bluemix の関連スペース。 組織とスペースについて詳しくは、Bluemix 資料のアカウントの管理を参照してください。
    • Bluemix へのログインに使用する E メール・アドレスとパスワード
    変更の終わり
  6. 「次へ」をクリックして、使用可能な Health Center エージェントを検索します。検出されたエージェントのリストからエージェントを選択します。 MQTT 接続を使用していて、表示されたエージェントのリストから必要なエージェントを区別できない場合は、エージェントについて表示されるストリングを変更できます。ストリングを変更するには、そのエージェントの com.ibm.diagnostics.healthcenter.mqtt.topic.namespace プロパティーと com.ibm.diagnostics.healthcenter.mqtt.application.id プロパティーを設定します。その後、エージェントを再始動する必要があります。詳しくは、Health Center の構成プロパティーを参照してください。
  7. 「完了」を クリックすると、アプリケーションに接続されます。

タスクの結果

ウィザードを完了すると、Health Center が、アプリケーションへの接続を試行します。 認証が必要な場合は、メッセージ・ダイアログ・ボックスでその旨が通知されます。

アプリケーションに接続できない場合は、トラブルシューティングのトピック アプリケーションに接続できない を参照してください。

既知の問題:

Health Center によってモニターされているアプリケーションが終了した場合、エラー・メッセージがログに記録されることがあります。Java アプリケーションの場合、予期しないアプリケーションの終了により表示されるメッセージには、org.omg.CORBA* クラスへの参照が含まれています。



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