「メソッド・プロファイル」テーブルには、最も処理リソースを使用しているメソッドが表示されます。
「自己 (%)」の値が高いメソッドは「ホット」であるといい、最適化の候補として適しています。 これらのメソッドの効率を少し改善するだけで、パフォーマンスに大きな効果が出ると考えられます。 テーブルの終わりに近いメソッドは、 最適化の対象としてあまり適していません。それらの効率を大きく改善したとしても、パフォーマンスへの影響は見込めません。それらはあまり多くの処理リソースを使用していないためです。
列見出し | 説明 |
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自己 (%) | 特定のメソッドがスタックの最上部で実行されている間に取得されたサンプルの割合。 この値は、Java™ 処理リソースの使用という観点からメソッドがどの程度高価であるかを示しています。 |
自己 | 「自己 (%)」列のグラフィカル表現。 棒の幅が広く、赤みが強いほどホットなメソッドです。 |
ツリー (%) | 特定のメソッドが呼び出しスタックのいずれかの場所にある間に取得されたサンプルの割合。 この値は、このメソッドと、このメソッドが呼び出した (下位の) メソッドが処理されていた 時間の割合を示します。この値を手掛かりにして、アプリケーションのどの領域で大部分の処理時間が費やされているかを調べることができます。 |
ツリー | 「ツリー (%)」列のグラフィカル表現。 棒の幅が広く、赤みが強いほどホットなメソッド・スタックです。 |
サンプル | 特定のメソッドがスタックの最上部で実行されている間に取得されたサンプルの数。 |
メソッド |
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メソッドが実行する処理の量を削減するか、メソッドが呼び出される回数を減らすことによって、メソッドを最適化することができます。テーブルでメソッドを強調表示させると、呼び出し階層ビューにデータが取り込まれます。
テーブルの前にある テキスト・ボックスを使用すると、メソッド・プロファイル・テーブルの内容が フィルターに掛けられます。詳しくは、フィルターに関する ヘルプ・トピックを参照してください。