データの保存

Health Center では、現在分析中のデータをハード・ディスク上の複数の .hcd ファイルに保存できます。Health Center で作成されるファイルの数は、アプリケーションをモニターしていた時間の長さと、、保持する対象として選択したバッキング・ファイルの数によって異なります。 後日、それらのファイルを Health Center で開くことができ、その際にライブ接続は不要です。

Health Center は、アプリケーションをモニターしている間、データを一時的なバッキング・ファイルに保管します。1 つのファイルのサイズは最大 2.5 GB で、これは Health Center で一度に開くことができるデータの最大量です。バッキング・ファイルが 2.5 GB に到達すると、Health Center が最大ファイル数に到達するまで、新しいバッキング・ファイルが作成されます。その数はデフォルトでは 5 で、これは、数日分のモニターされたデータには十分な値です。この値は、「ファイル」 > 「設定...」 > 「IBM Monitoring and Diagnostic Tools - Health Center」 > 「データ・ストレージ設定」をクリックしてから、「保持するバッキング・ファイルの数」を変更することによって変更できます。バッキング・ファイルの数がこの値に到達し、最後のファイルが 2.5 GB に到達すると、最初のファイルが廃棄され、新規ファイルが作成されます。Health Center を閉じると、すべてのバッキング・ファイルは、保存されていなければ廃棄されます。

バッキング・ファイルを保存するには、「ファイル」 > 「データの保存...」を選択し、ファイルを保存するディレクトリーを入力するか参照した後、ファイル名を指定します。ファイルが保存される場合、ファイル名は以下の形式になります。
filename_yyyymmddhhmm_n.hcd
filename はユーザーが指定したファイル名で、yyyymmddhhmm は日付と時刻のスタンプ、n は 1 から始まり新規ファイルの作成時に増加する番号です。

後で、これらのファイルを Health Center で開くことができます。ファイルを作成した同じ Health Center インスタンスを使用する必要はありません。同じバージョンの別のインスタンスにファイルを渡して、分析することができます。詳しくは、保存済みデータのロードを参照してください。

注:


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