このパースペクティブには、ターゲットの Java™ 仮想マシンによって実行されるネットワーク・アクティビティーに関する情報が表示されます。 このアプリケーションは、IBM® SDK Java Technology Edition バージョン 8 以降で実行する必要があります。 SDK の以前のバージョンで実行されるアプリケーションの情報は提供されていません。
Health Center によりモニターされるアプリケーションは、その実行時にネットワーク通信タスクを実行する可能性があります。 ネットワーク・パースペクティブには、これらのアクティビティーに関する情報が表示されます。 このパースペクティブは、ネットワークを介してデータを送受信するアプリケーションの障害などの問題の解決に役立ちます。
このビューでは、ターゲット・アプリケーションで現在開いたままのソケットの数が報告されます。このビューを使用すると、開いているソケットの数が増えているかどうかが分かります。 数が増えている場合、アプリケーションでソケットを使用した後にソケットが閉じられていない可能性があります。
このビューでは、検出されたすべてのソケットに対して、前述の各ソケット・イベントに関する情報が表示されます。このビューは、ネットワークの入出力ボトルネックの問題の特定に役立ちます。
このビューには、ターゲット・アプリケーションで使用されるソケットに関する情報が表示されます。情報には、ソケット ID、ソケットのタイプ、ソケットが接続されている IP アドレスとポート、ソケットの開閉状況、そして、ソケットを開いたスレッドの名前と ID が含まれています。 データ送信トレース・ポイントとデータ取得トレース・ポイントを有効にすると、ソケットが送受信したデータの量もこの情報に表示されます。 com.ibm.java.diagnostics.healthcenter.socket.readwrite=on プロパティーを使用して収集を有効にできます (詳しくは Health Center エージェントの構成 を参照)。 このビューの前にあるテキスト・ボックスを使用して、ビューの情報をフィルターに掛けることができます。 フィルタリングについて詳しくは、フィルタリングを参照してください。