呼び出しパス

「呼び出しパス」タブには、強調表示されているメソッドを呼び出したメソッドが表示されます。

強調表示されているメソッドを複数のメソッドが呼び出している場合は、 ウェイトが括弧内に表示されます。どのメソッドの場合も、その呼び出し側メソッドのパーセンテージの合計は 100% です。以下の例は、メソッド Util.constructString() が、別のメソッド constructString() によって頻繁に呼び出されていることを示しています (サンプルの 81.3%)。 メソッド Util.constructString() は、ときおり processTraceBuffer() からも呼び出されています (サンプルの 18.7%)。 最上位の constructString() ノードには子が 2 つあります。

Java™ の例: Util.constructString() を呼び出すメソッド
  • constructString
    • constructString (81.3%)
      • parseDataIntoTracepoint (63.3%)
      • parseMessage (36.7%)
    • processTraceBuffer (18.7%)

この場合、最適化には 2 つの方法があります。1 つ目は Util.constructString() メソッドを効率化することです。2 つ目は、呼び出しの頻度を低下させることです。processTraceBuffer() による constructString() の呼び出し頻度を下げても、constructString() による Util.constructString() の呼び出し頻度を半減させた場合ほどの違いはありません。



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