「CPU」パースペクティブには、アプリケーションと、アプリケーションが実行されているシステムのプロセッサー使用量が表示されます。
Java™ アプリケーションの場合は、Health Center エージェントの開始以降、プロファイルが作成されたメソッドの数もグラフに示されます。
注: IBM® SDK
for Java Technology Edition バージョン 7 サービス・リフレッシュ 7 以降では、プラットフォームの制限のために、CPU 使用量の情報が z/OS® オペレーティング・システム上で提供されません。
「CPU」パースペクティブを使用して、プロセッサー使用量によってアプリケーションのパフォーマンスが制限されているかどうかを判別します。
アプリケーションによる高いプロセッサー使用率がグラフに示されている場合は、時間情報を使用して、ガーベッジ・コレクションや特定メソッドなどの原因を判別できます。
例えば、アプリケーションのプロセッサー使用量にピークがある場合は、「ガーベッジ・コレクション」パースペクティブで同じ時刻ポイントを見て、休止時間内のピークとの一致があるかどうかを確認することができます。
注: マルチコア・プロセッサーの場合、表示されるプロセッサー使用量は、すべてのコアの合計に対するパーセンテージです。
メソッド・プロファイル作成 (Java アプリケーションのみ)
Java アプリケーションの場合は、プロファイルが作成されたメソッドの数もグラフに示されます。高いプロセッサー使用率は、同時点で実行されている多数のメソッドが原因である場合があります。
メソッド・プロファイル作成について詳しくは、
メソッドのプロファイルを参照してください。
注: Health Center は、Health Center エージェントが開始されると、メソッド・プロファイル・データの収集を開始します。
Health Center クライアントをエージェントに接続するまで、プロセッサー・データは収集されません。
このため、グラフの最初の部分には、メソッド・プロファイル・データのみが示されます。
グラフのそのセクションのみが表示されるようにトリミングすると、Health Center の「CPU 使用量」ビューに「データが見つからない (No data was found)」メッセージが表示され、「推奨事項」ビューに「このレベルの SDK ではプロセス・データを使用できません」メッセージが表示されます。
これらのメッセージはいずれも無視してかまいません。