既知の制限

Health Center クライアントおよびエージェント・アプリケーションには、使用法と操作に関する既知の制限があります。

Health Center クライアント

GUI 更新は、内部的にバッチ処理されます。GUI が更新を待機している間は、しばらく応答しなくなる場合があります。

実行中に Health Center クライアントは、一時ファイル healthcenter[xxxx]Source[xxxx].tmp を一時ディレクトリーに作成します。これらのファイルは、手動で削除してください。

IBM® SDK for Java™ Technology Edition バージョン 5 サービス・リフレッシュ 9 以前、またはバージョン 6 サービス・リフレッシュ 4 以前では、前にエージェントに対する接続が行われていた場合、前のクライアントが切断された後にロードされたクラスのみのメソッド名を表示できます。

IBM SDK for Linux on System i and System p architecture、Java Technology Edition、バージョン 6 の Health Center エージェント・バージョン 3.0 以降

Health Center エージェントのバージョン 3.0 以降は、IBM SDK for Linux on System i® and System p® architecture、Java Technology Edition、バージョン 6、サービス・リフレッシュ 1 から 9 では稼働しません。この制限は、SDK 内の以下の問題のために存在します。IV02046: C++ ABI COMPATIBILITY BREAK ON PLINUX INTRODUCED BY THE INTRODUC TION OF C++ CODE IN JAVA 6 ON PLINUX

これらのレベルで SDK のバージョンを使用している場合、Health Center エージェントをアップグレードしないでください。 あるいは、Health Center をアップグレードする前に、IBM SDK、Java Technology Edition のバージョンをバージョン 6、サービス・リフレッシュ 10 以上にアップグレードしてください。

Health Center エージェント一時ファイル (Java アプリケーションのみ)

-Xtrace:output=<filename> オプションを指定して Health Center エージェントを開始した場合は、アプリケーションの終了後にファイルを手動で削除する必要があります。

headless モードでのエージェントの実行 (Java アプリケーションのみ)

メソッド名の欠落

headless モードで実行している場合、メソッド・プロファイル・ビューの一部のメソッド名が欠落することがあります。この結果は、このモードでの動作時における現行の制限です。この制限は、IBM SDK and Runtime Environment, Java Technology Edition バージョン 6 サービス・リフレッシュ 10 以前に適用されます。

この問題を軽減するには、モニター対象アプリケーションを開始するために使用するコマンドで -Xtrace:buffers={128k,dynamic} パラメーターを指定します。この解決方法によって問題は軽減しますが、完全には解決されない場合があります。

アプリケーションが正常に終了しない

アプリケーションが正常に終了しない場合、プログラムの終了時に行われる必須のアクティビティーが問題の原因になっている可能性があります。こうしたアクティビティーの例として、一時ファイルのクリーンアップ、ヘッドレス・インポート・ファイルの作成などが挙げられます。この問題は、アプリケーションに終了シグナルを送信することで回避できます。通常、この制限は、ヘッドレス・モードでの実行時に java -version などのコマンドに影響を及ぼします。

inprocess モードでのエージェントの実行

inprocess モードで Health Center エージェントを実行する際に Java Management Extensions (JMX) を使用する場合は、-Dcom.sun.management.jmxremote JMX パラメーターを指定しないでください。このパラメーターを使用すると、Health Center は開始に失敗し、javax.management.InstanceNotFoundException 例外がスローされます。詳しくは、JMX および inprocess モード使用時の javax.management.InstanceNotFoundException 例外を参照してください。

healthcenter.properties ファイルでの最大スタック深さの設定 (Java アプリケーションのみ)

healthcenter.properties ファイルでスタックの最大の深さをデフォルト値である 5 以外に設定した場合、その値が使用されますが、クライアントには表示されません。 Health Center クライアントでは、プロパティー・ファイルに設定された深さで報告されますが、表示されるのはデフォルト値の 5 です。

変更の始まり

IBM Bluemix アプリケーションのモニター

Bluemix™ の Liberty for Java または SDK for Node.js のランタイム環境でアプリケーションをモニターしている場合、冗長ガーベッジ・コレクション・データをファイルに書き込む機能はその時点で作動しません。

変更の終わり


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