WebSphere Integration Developer 環境の構成

WebSphere® Integration Developer 内で WebSphere Application Server テスト環境の Health Center によるモニターを有効にするには、管理コンソールを使用して構成を変更します。

始める前に

Health Center エージェントをインストールしておく必要があります。モニターを有効にした WebSphere Application Server テスト環境を開始する前に、Health Center のインストールを参照して、エージェントのインストール方法の詳細について確認してください。

手順

  1. Health Center でモニターするテスト・ランタイム環境の Java ランタイム環境 (JRE) ディレクトリーを見つけます。 Microsoft Windows システム上の WebSphere Integration Developer 内にある WebSphere Application Server v6.1 の場合、このディレクトリーは通常、C:¥Program Files¥IBM¥SDP70¥runtimes¥base_v61¥java¥jre になります。
  2. エージェント・ファイルをこのディレクトリーにコピーします。
  3. WebSphere Integration Developer コンソールで、「サーバー」をクリックして、開始するテスト・ランタイム環境を選択します。
  4. 右クリックしてアクションのリストを表示し、「開始」をクリックします。
  5. WebSphere Integration Developer コンソールで「サーバー」をクリックし、テスト・ランタイム環境を再度選択します。
  6. 右クリックしてアクションのリストを表示し、「管理コンソールの実行 (Run administrative console)」をクリックします。
  7. 管理コンソールが開始されたら、「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー」 > 「server1」と展開し、Java 仮想マシン (JVM) の汎用引数フィールドを見つけて更新します。
  8. 次に、「Java およびプロセス管理」 > 「プロセス管理 (Process Management)」 > 「プロセス定義」 > 「Java 仮想マシン」と展開します。
  9. ご使用の JVM バージョンに応じた適切なストリングを「汎用 JVM 引数」フィールドの末尾に追加します。
    • Java 5 SR9 およびそれ以前、または Java 6 SR4 およびそれ以前の場合は、次のオプションを使用します。
      -agentlib:healthcenter -Xtrace:output=perfmon.%p.out
    • Java 5 SR10 以降、または Java 6 SR5 以降の場合は、次のオプションを使用します。
      -Xhealthcenter
  10. 「適用」「保存」をクリックします。
  11. WebSphere Integration Developer コンソールで「サーバー」をクリックし、テスト・ランタイム環境を再始動します。 ランタイム環境を再始動するには、右クリックしてアクションのリストを表示し、「再始動」 > 「開始」をクリックします。
  12. Health Center クライアントを始動します。
  13. WebSphere Integration Developer テスト・ランタイム環境を実行しているシステムに接続します。 接続について詳しくは、Health Center クライアントを使用したアプリケーションへの接続を参照してください。
  14. 正しいテスト環境に接続したか、Health Center の GUI から確認できます。 「環境」をクリックして「環境」パースペクティブを表示し、「Java 仮想マシン」をクリックします。「Java ホーム」の値は、最初のステップで見つけた JRE ディレクトリーと同じです。


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