IBM® Monitoring and Diagnostic Tools - Health Center は、実行中のアプリケーションの状況を多数の異なるランタイムでモニターするための、プロセッサーとメモリーの使用量が少ない診断ツールです。 Health Center では、分析のためにいくつかのログ・ファイルとトレース・ファイルを開くこともできます。
このツールは、実行中のアプリケーションからデータを収集するネイティブ・エージェントと、 そのエージェントに接続する Eclipse ベースのクライアントから構成されており、 データを解釈して、モニター対象アプリケーションのパフォーマンスを改善するための推奨事項を提供します。
クライアントが起動すると、最初に接続ウィザードが表示されます。エージェントを含むランタイムに接続するか、または、 ウィザードをキャンセルし、「ファイル」メニューを使用して、ディスクからログ・ファイルを開きます。
クライアントは、それぞれがランタイムのコンポーネントを表す、複数のサブシステムに分割されます。以下のサブシステムが使用できます。
サブシステムは、Eclipse パースペクティブとして表現されます。始動時に Health Center には、サブシステムとその全体的な状況をリストした 「状況」パースペクティブが表示されます。ライブ・ソースに接続するか、ファイルを開くと、 使用可能なデータを含むサブシステムがリンクになり、すべての推奨事項が表示されます。 リンクまたはツールバー・アイコンを使用して、「サブシステム」パースペクティブに切り替えます。 「状況」パースペクティブに戻るには、左端のツールバー・アイコンを使用します。
Health Center は、表示されたデータと推奨事項を 10 秒ごとに更新します。
バグ・レポート、機能要求、およびフィードバックは、IBM 担当員を通じてお送りください。また、Health Center フォーラムでフィードバックや質問を投稿することも可能です。
以下のセクションの文書は、この機能が修正されるごとに、更新されます。
IBM Monitoring and Diagnostic Tools - Health Center V1.1 により WebSphere Real Time for Linux のモニターが可能です。WebSphere Real Time for Linux を使用する実稼働環境のモニターは現時点ではお勧めできません。トレース出力機能の制限では、IBM Monitoring and Diagnostic Tools - Health Center が、無制限のディスク・スペースを消費する可能性のあるログ・ファイルを生成することが必要です。
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