データの切り取り

データ表示の対象となる時間枠および推奨事項の基盤となる時間枠を変更できます。

切り取りとは

切り取りには、グラフで時間間隔を指定することにより、データのサブセットを選択する操作が含まれます。時間間隔は、Health Center によって表示されるデータを限定するために使用されるものであり、推奨事項の作成に使用されるデータ量にも影響を及ぼします。 切り取り後は、時間間隔外で記録されたデータは無視されます。

切り取り可能な対象

グラフのデータを切り取ることができます。グラフは、入出力やメモリーなど、複数のパースペクティブに表示されます。

例えば環境プロパティーなど、一部のデータは時間ベースではありません。データがグラフの形式で表示されていない場合、切り取ることはできません。

データの切り取りが役立つ理由

ある特定の時刻に問題が発生したことが分かっている場合は、その特定の時間間隔に集中するためにデータを切り取るとよい でしょう。切り取りにより、処理するデータの量を削減できます。

データの切り取り方法

グラフでデータを切り取るには、時間間隔の始点を指定します。グラフのあるポイントをクリックして始点を指定します。 次に、グラフの 2 番目のポイントにドラッグします。 2 番目のポイントは、時間間隔の終点です。 グラフは、選択された時間間隔のみを表示するように調整されます。 時間間隔外で記録されたデータは無視されます。

切り取られたデータのリセット方法

以下の 2 とおりの方法でグラフをリセットすることにより、データの切り取りを無効にすることができます。
  • グラフを右クリックします。 「切り取りのリセット」を選択します。
  • グラフ上の任意の場所をダブルクリックします。


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