Health Center クライアントと Health Center エージェントには、固有のプラットフォーム要件があります。
エージェントで使用可能な機能は、使用しているランタイム環境のレベルによって異なります。
クライアントのプラットフォーム要件
Health Center クライアントは Eclipse RCP ベースです。このため、クライアントの最小オペレーティング・システム要件は、Eclipse RCP プロジェクトと同じです。 Eclipse にサポートされているオペレーティング・システムのリストは、ご使用の Eclipse ビルドの README ファイルを参照してください。 Eclipse ビルドは、http://download.eclipse.org/eclipse/downloads/ にリストされています。
Bluemix™ アプリケーションをモニターするには、クライアントに IBM® SDK、Java™ Technology Edition バージョン
7 以降が必要です。
エージェントのプラットフォーム要件
Health Center エージェントは、次のいずれかの製品を必要とします。それぞれの製品に、デフォルトでインストールされるエージェントがあります。
より新しい (更新された) エージェントをインストールして、より多くの機能を有効にすることができます。
詳しくは、
Health Center のインストールを参照してください。次のセクションでは、デフォルト・エージェント、および更新されたエージェントに用意されている機能のレベルを説明します。
機能のサポート
次の表に、IBM SDK および WebSphere Real Time
(Bluemix 以外の)の各種リリースでサポートされる Health Center 機能を示します。サポートは次のシンボルで示されます。
- ダッシュは、サポートなしを示します。
- 1 つのティックは、最新エージェントのみでのサポートを示します。
- 2 つのティックは、デフォルト・エージェントと最新エージェントの両方でのサポートを示します。
実稼働環境に関する注: Health Center は、モニター対象システムに影響を与えることはほとんどありません。ただし、Health Center は、IBM SDK for Java Technology Edition バージョン 5 のサービス・リフレッシュ 10 より前、またはバージョン 6 のサービス・リフレッシュ 5 より前での実動使用には適していません。
表 1. IBM SDK for Node.js バージョン 1 での Health Center 機能のサポートHealth Center 機能 |
バージョン 1.1.0.10 |
バージョン 1.1.0.11 |
バージョン 1.1.0.12 以降 |
プロファイル作成 |
- |
- |
✓✓ |
ガーベッジ・コレクション |
✓✓ |
✓✓ |
✓✓ |
ロック |
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クラス |
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環境 |
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✓✓ |
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メモリー |
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✓✓ |
ラージ・オブジェクトの割り振り |
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IO |
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ダンプ |
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ヘッドレス・モード |
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ネイティブ・メモリー明細 |
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ネットワーク |
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メソッド・トレース |
- |
- |
- |
スレッド |
- |
- |
- |
実行時の冗長ガーベッジ・コレクションの使用可能化 |
- |
- |
- |
割り振りのサンプリング |
- |
- |
- |
実行中のアプリケーションへのエージェントの接続 |
- |
- |
- |
クラス・ヒストグラム |
- |
- |
- |
CPU 使用量 |
✓ ✓ |
✓ ✓ |
✓ ✓ |
表 2. IBM SDK, Java Technology Edition バージョン 8 での Health Center 機能のサポートHealth Center 機能 |
初期リリース以降 |
プロファイル作成 |
✓✓ |
ガーベッジ・コレクション |
✓✓ |
ロック |
✓✓ |
クラス |
✓✓ |
環境 |
✓✓ |
メモリー |
✓✓ |
ラージ・オブジェクトの割り振り |
✓✓ |
IO |
✓✓ |
ダンプ |
✓✓ |
ヘッドレス・モード |
✓✓ |
ネイティブ・メモリー明細 |
✓✓ |
ネットワーク |
✓ |
メソッド・トレース |
✓ |
スレッド |
✓ |
実行時の冗長ガーベッジ・コレクションの使用可能化 |
✓✓ |
割り振りのサンプリング |
✓ |
実行中のアプリケーションへのエージェントの接続 |
✓ |
クラス・ヒストグラム |
✓ |
CPU 使用量 |
✓ (z/OS® 以外) |
表 3. IBM SDK, Java Technology Edition バージョン 7.x での Health Center 機能のサポートHealth Center 機能 |
Service Refresh 3 以前 |
サービス・リフレッシュ 4 以降 |
サービス・リフレッシュ 7 以降 |
プロファイル作成 |
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✓✓ |
✓✓ |
ガーベッジ・コレクション |
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✓✓ |
ロック |
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クラス |
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✓✓ |
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環境 |
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✓✓ |
✓✓ |
メモリー |
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✓✓ |
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ラージ・オブジェクトの割り振り |
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✓✓ |
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IO |
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✓✓ |
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ダンプ |
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ヘッドレス・モード |
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ネイティブ・メモリー明細 |
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✓✓ |
ネットワーク |
- |
- |
- |
メソッド・トレース |
✓ |
✓ |
✓ |
スレッド |
✓ |
✓ |
✓ |
実行時の冗長ガーベッジ・コレクションの使用可能化 |
✓✓ |
✓✓ |
✓✓ |
割り振りのサンプリング |
✓ |
✓ |
✓ |
実行中のアプリケーションへのエージェントの接続 |
✓ |
✓ |
✓ |
クラス・ヒストグラム |
✓ |
✓ |
✓ |
CPU 使用量 |
- |
✓ |
✓ (z/OS 以外) |
表 4. IBM SDK, Java Technology Edition バージョン 6 (IBM J9 2.6 仮想マシンを含む)、およびバージョン 6.0.1 for z/OS の Health Center 機能のサポート機能 |
最初のリリース |
サービス・リフレッシュ 1 から 3 |
サービス・リフレッシュ 4 以降 |
プロファイル作成 |
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ガーベッジ・コレクション |
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ロック |
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クラス |
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環境 |
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メモリー |
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ラージ・オブジェクトの割り振り |
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IO |
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ダンプ |
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ヘッドレス・モード |
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ネイティブ・メモリー明細 |
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ネットワーク |
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- |
- |
メソッド・トレース |
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スレッド |
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✓ |
✓ |
実行時の冗長ガーベッジ・コレクションの使用可能化 |
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✓✓ |
✓✓ |
割り振りのサンプリング |
- |
✓✓ |
✓✓ |
実行中のアプリケーションへのエージェントの接続 |
✓ |
✓ |
✓ |
クラス・ヒストグラム |
✓ |
✓ |
✓ |
CPU 使用量 |
- |
- |
✓ |
表 5. IBM SDK, Java Technology Edition バージョン 6 での Health Center 機能のサポート機能 |
サービス・リフレッシュ 1 および 2 (実動使用には不適) |
サービス・リフレッシュ 3 および 4 (実動使用には不適) |
Service Refresh 5 |
サービス・リフレッシュ 6 および 7 |
サービス・リフレッシュ 8 |
サービス・リフレッシュ 9 から 12 |
サービス・リフレッシュ 13 以降 |
プロファイル作成 |
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✓✓ |
✓✓ |
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ガーベッジ・コレクション |
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ロック |
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クラス |
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環境 |
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メモリー |
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ラージ・オブジェクトの割り振り |
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IO |
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ダンプ |
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ヘッドレス・モード |
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✓ |
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ネイティブ・メモリー明細 |
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ネットワーク |
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- |
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メソッド・トレース |
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スレッド |
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✓ |
✓ |
✓ |
実行時の冗長ガーベッジ・コレクションの使用可能化 |
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- |
- |
- |
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割り振りのサンプリング |
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- |
- |
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実行中のアプリケーションへのエージェントの接続 |
- |
- |
- |
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✓ |
✓ |
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クラス・ヒストグラム |
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- |
- |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
CPU 使用量 |
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- |
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表 6. IBM SDK, Java Technology Edition バージョン 5 での Health Center 機能のサポート機能 |
サービス・リフレッシュ 8 (実働使用には不適) |
サービス・リフレッシュ 9 (実働使用には不適) |
サービス・リフレッシュ 10 および 11 |
サービス・リフレッシュ 12 以降 |
プロファイル作成 |
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✓✓ |
✓✓ |
✓✓ |
ガーベッジ・コレクション |
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✓✓ |
✓✓ |
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ロック |
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クラス |
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✓ |
✓✓ |
✓✓ |
環境 |
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✓ |
✓✓ |
✓✓ |
メモリー |
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✓ |
✓ |
✓✓ |
ラージ・オブジェクトの割り振り |
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IO |
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ダンプ |
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✓ |
✓ |
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ヘッドレス・モード |
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✓ |
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ネイティブ・メモリー明細 |
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ネットワーク |
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- |
メソッド・トレース |
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スレッド (所有モニター情報を除く) |
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✓ |
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実行時の冗長ガーベッジ・コレクションの使用可能化 |
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割り振りのサンプリング |
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実行中のアプリケーションへのエージェントの接続 |
- |
- |
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クラス・ヒストグラム |
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CPU 使用量 |
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- |
- |
- |
表 7. IBM WebSphere Real Time for Linux での Health Center 機能のサポート機能 |
バージョン 2 サービス・リフレッシュ 2 (APAR IZ61672 適用済み) |
バージョン 2 サービス・リフレッシュ 3 以降 |
プロファイル作成 |
✓✓ |
✓✓ |
ガーベッジ・コレクション |
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✓✓ |
ロック |
✓✓ |
✓✓ |
クラス |
✓✓ |
✓✓ |
環境 |
✓✓ |
✓✓ |
WebSphere Real Time |
- |
✓✓ |
メモリー |
✓ |
✓ |
ラージ・オブジェクトの割り振り |
- |
- |
IO |
- |
✓ |
ダンプ |
- |
- |
ヘッドレス・モード |
- |
- |
ネイティブ・メモリー明細 |
- |
- |
ネットワーク |
- |
- |
メソッド・トレース |
✓ |
✓ |
スレッド |
✓ |
✓ |
実行時の冗長ガーベッジ・コレクションの使用可能化 |
- |
- |
割り振りのサンプリング |
- |
- |
実行中のアプリケーションへのエージェントの接続 |
- |
✓ |
クラス・ヒストグラム |
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✓ |
CPU 使用量 |
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- |