システム・デフォルト・オブジェクトを使用して既存のキュー・マネージャーのリモート管理を使用可能にする

IBM® MQ Explorerでは、システム・デフォルト・オブジェクトを使用して、TCP/IP によってコンピューターに接続されている他のコンピューターによってホストされているキュー・マネージャーを管理できます。 これには、z/OS® でホストされているキューマネージャも含まれます。

本タスクについて

IBM MQをインストールするときに、以前のインストール済み環境のコンピューター上にキュー・マネージャーが存在し、いずれかのキュー・マネージャーでリモート管理が有効になっていない場合は、「リモート管理」ウィザードの実行を選択できます。 リモート管理ウィザードは、指定したキュー・マネージャーをリフレッシュします。

リモート Windows または Linux® (x86 プラットフォームおよび x86-64 プラットフォーム) コンピューターに IBM MQ をインストール済みで、リモート管理が有効になっていないキュー・マネージャーをコンピューターがホストしている場合は、以下のように、システム・デフォルト・オブジェクトを使用してリモート管理を有効にすることができます。

システム・デフォルト・オブジェクトを使用して既存のキュー・マネージャーでリモート管理を有効にする前に、リモート・キュー・マネージャーをホストするコンピューター上の IBM MQ Explorer でキュー・マネージャーを開始します。

既存のキュー・マネージャーのリモート管理を使用可能にするには、以下のようにします。

手順

  1. Navigator ビューでキュー・マネージャーを右クリックして、 「リモート管理 ...」をクリックします。 「リモート管理」 ダイアログが開きます。 IBM MQ は、 SYSTEM.ADMIN.SVRCONN サーバー接続チャネルが存在し、作成されて実行中のリスナーがあるかどうかを検査します。 その結果が「リモート管理」ダイアログに表示されます。
  2. SYSTEM.ADMIN.SVRCONN チャネルが存在しない場合は、 作成 をクリックして作成します。 SYSTEM.ADMIN.SVRCONN チャネルが作成されます。
  3. LISTENER.TCP リスナーが存在しない場合は、 作成 をクリックして作成します。 LISTENER.TCP リスナーが作成されます。
  4. ダイアログを閉じるには、 「閉じる」 をクリックします。