トリガー・モニターの開始

トリガー・モニターを開始するには、まずトリガー・モニターを開始するサービスを作成する必要があります。

本タスクについて

IBM® MQ Explorer からトリガー・モニターを開始するにはまず、サービスの開始時に (トリガー・モニターを開始するために) runmqtrm コマンドを実行するサービスを作成する必要があります。

クライアントのトリガー・モニターを開始する場合は、代わりに runmqtmc コマンドを使用してください。 トリガー・モニターについて詳しくは、 IBM Documentationトリガー・モニター を参照してください。

トリガー・モニターを開始するには、以下の手順を実行します。

注: トリガー・モニターがサービスとして実行されると、開始されたプロセスまたはアプリケーションはバックグラウンドで実行されます。

手順

  1. ナビゲーター・ビューで、トリガー・モニター・サービスを開始するキュー・マネージャーを拡張します。
  2. キュー・マネージャーの 「サービス」 フォルダーを右クリックし、 「新規 ...」 > 「サービス」をクリックします。 「新規サービス」ダイアログが開きます。
  3. 「新規サービス」ダイアログで、サービスの名前 (例: TriggerMonitor) を入力し、 「次へ」をクリックします。 これで新規サービスを構成できます。
  4. オプション: 「説明」 フィールドに、サービスの説明を入力します (例: A trigger monitor for queue manager QM1)。
  5. 「サービス制御」 フィールドで、サービスの開始方法と停止方法を構成します。
    • キュー・マネージャーの開始および停止時に、自動的にサービスを開始および停止する には、「キュー・マネージャー」をクリックします。
    • キュー・マネージャーの開始時に自動的にサービスを開始するが、キュー・マネージャーの停止時にサービスを 停止しないようにするには、「キュー・マネージャーの始動」をクリックします。
    • 手動でサービスを開始および停止するように構成するには、「手動」をクリックします。
  6. 「開始コマンド」 フィールドに、 runmqtrm コマンドの絶対パスを入力します。
    • MQ_INSTALLATION_PATH\bin\runmqtrm と入力します。ここで、 MQ_INSTALLATION_PATH は、 IBM MQ がインストールされている上位ディレクトリーに置き換えます。
  7. キュー・マネージャーがデフォルトのキュー・マネージャーでない場合は、 「開始引数」 フィールドに -m queue_manager_name と入力します。ここで、 queue_manager_name はキュー・マネージャーの名前です。
  8. SYSTEM.DEFAULT.INITATION.QUEUE は、 「開始引数」 フィールドに -q initq_name と入力します。ここで、 initq_name はキューの名前です。
  9. 「サービス・タイプ」 フィールドで、実行するサービスのタイプを選択します。
    • 「コマンド」を選択すると、サービスの複数インスタンスを実行できますが、 IBM MQ Explorerでサービスの状況を表示することはできません。
    • 「サーバー」を選択した場合、実行できるサービスのインスタンスは 1 つのみですが、 IBM MQ Explorerでサービスの状況を表示できます。
  10. 「終了」をクリックします。
    新しいサービスが選択のキュー・マネージャー上に作成されました。
  11. サービスを開始します。
    手順については、 カスタム・サービスの開始および停止を参照してください。

結果

サービスが開始され、runmqtrm コマンドが実行されます。これにより、キュー・マネージャーでトリガー・モニターが開始されます。

トリガー・モニターを開始すると、指定された開始キューのモニターだけを継続します。 トリガー・モニターを直接停止することはできません。 トリガー・モニターのキュー・マネージャーを停止すると、トリガー・モニターも停止します。