Linux® での MQXR サービスの手動定義

MQXR サービスは、 IBM® MQ Explorerを使用して手動で定義できます。 キュー・マネージャーに定義できる MQXR サービスのインスタンスは、1 つのみです。

始める前に

  • MQ Telemetryフィールドをインストールします。

手順

  1. Navigator ビューで、 「サービス」 フォルダーを右クリックします。
  2. 「新規サービス定義」 ウィザードを開くには、 新規 > 「サービス」 をクリックします。
  3. 「名前」 フィールドに SYSTEM.MQXR.SERVICE と入力し、 「次へ」をクリックします。
  4. 「説明」 フィールドに、サービスの説明 (例えば、 Manages clients using MQXR protocols such as MQTT) を入力します。
  5. 「サービス制御」 メニューからオプションを選択します。
  6. 「開始コマンド」 フィールドに +MQ_INSTALL_PATH+/mqxr/bin/runMQXRService.shと入力します。
  7. 「開始引数」 フィールドに、以下のテキストを入力します。 -sf オプションの詳細を編集して、資格情報鍵ファイルの場所を指定する必要があります。 この鍵ファイルは、MQTT TLS チャネルのパスフレーズを暗号化するために使用されます:
    
    STARTARG('-m +QMNAME+ -d "+MQ_Q_MGR_DATA_PATH+" -g "+MQ_DATA_PATH+" -sf "C:\pathToKeyfile\keyfile.txt"')
    
    デフォルトの鍵ファイルを使用するには、 -sf "[DEFAULT]" を使用します。
    注意:
    デフォルトの初期鍵は、すべての IBM MQ インストール済み環境で同じです。 パスワードを安全に保護するには、パスワードを暗号化するときに、インストール済み環境に固有の初期鍵を指定します。
    -sf オプションについて詳しくは、 MQTT TLS チャネルのパスフレーズの暗号化を参照してください。
  8. 「停止コマンド」 フィールドに、 +MQ_INSTALL_PATH+/mqxr/bin/endMQXRService.shと入力します。
  9. 「停止引数」 フィールドに、 -m +QMNAME+と入力します。
  10. StdOut 」フィールドに、 +MQ_Q_MGR_DATA_PATH+/mqxr.stdoutと入力します。
  11. StdErr フィールドに、 +MQ_Q_MGR_DATA_PATH+/mqxr.stderr と入力します。
  12. 「サービス・タイプ」 メニューから 「サーバー」 を選択します。
  13. 「終了」をクリックします。

結果

MQXR サービスが作成されます。

この MQXR サービスを表示するには、「ナビゲーター」ビューで、「サービス」フォルダーをクリックします。 「システム・オブジェクトを表示」オプションを選択しておいてからサービスにナビゲートしてください。

このタスクでは、サービスの名前は SYSTEM.MQXR.SERVICE になります。