スレッド・セーフ実行の要約または詳細レポートを HTML 形式で作成できます。
スレッド・セーフ・レポートを作成するには、レポートの対象となる必要な領域、プログラム、またはトランザクションを示すビューを使用するか、「レポート」ビューを使用できます。
このタスクについて
領域、プログラム、またはトランザクションのスレッド・セーフ実行に関するレポートを生成するには、ビュー (例えば「領域」、「プログラム」または「トランザクション」のビュー) から必要な領域、プログラム、またはトランザクションを選び、次に選択された領域、プログラム、またはトランザクションに関するレポートを要求します。
レポートは、「レポート」ビューに表示されます。
そのビューでは、さらにレポートの範囲を定義したり、CICS の別のリリースに対してレポートを再実行したりすることができます。
あるいは、「レポート」ビュー内の機能を使用して、レポートの範囲を定義する基準セットを作成することもできます。
手順
- 指定した領域に関するレポートを作成するには、「領域」ビューでスレッド・セーフ・レポートの対象となる領域を右クリックして、をクリックします。 プログラムの要約情報が「レポート」ビューの上部セクションに表示されます。
- 指定したプログラムまたはトランザクションに関するレポートを作成するには、以下の手順に従います。
- 必要なプログラムまたはトランザクションを示すビュー (例えば「プログラム」または「トランザクション」ビュー) で、スレッド・セーフ・レポートの対象となるプログラムまたはトランザクションを右クリックして「スレッド・セーフ・レポート」をクリックします。
- すべての領域をレポート対象にするには、「すべての領域」 をクリックします。
特定の領域をレポート対象とするには、「特定の領域」 をクリックし、リストから必要な領域を選択して「OK」をクリックします。
スレッド・セーフ・レポートを作成するためのウィザードが表示されます。
- ウィザードに従って、スレッド・セーフ・レポートを作成して保管します。
- ウィザードの最初のページで、レポートの範囲を定義するために以下のフィールドに値を指定します。
- 「CICS TS レベル」。
指定の CICS® TS リリースで使用可能なコマンドだけを報告します。
- 「コレクション ID」。指定されたコレクション ID で収集されたプログラムについて報告します。
ワイルドカードとして、単一のアスタリスク文字 (*) を使用できます。
- 「領域」。指定の CICS 領域で収集されたプログラムについて報告します。
ワイルドカードとして、単一のアスタリスク文字 (*) を使用できます。このフィールドに CICS TS レベルを設定した場合、
その CICS リリースでの、領域内にあるプログラムのスレッド・セーフ情報がレポートに表示されます。
- 「プログラム」または「トランザクション」。
指定されたプログラムまたはトランザクションに関して収集されたコマンドについて報告します。
ワイルドカードとして、単一のアスタリスク文字 (*) を使用できます。このフィールドを「トランザクション」と「プログラム」との間で変更するには、
フィールド名の後にあるアイコン
をクリックします。
- 「詳細データの表示」チェック・ボックス。レポートに詳細情報を含めるようにします。
- 次のページで、レポートを保管するためのフォルダーを選択し、レポートを生成します。
生成されたレポートが「IA ナビゲーション」ビューに表示されます。「スレッド・セーフ・レポート」ビューが開きます。
- オプション: レポートを CSV ファイルとしてエクスポートするには、ビューで項目を選択し、CTRL + C を押すか、メインメニューでをクリックします。要約セクションで項目を選択すると、要約情報のみがエクスポートされます。詳細セクションで項目を選択すると、要約と詳細の両方の情報がエクス
ポートされます。
次のタスク
保管済みのレポートを検索するには、「レポート・エクスプローラー」ビューを開きます。
レポートを参照してください。
CICS IA プラグインのバージョン 5.3.0.5 より前に保管したレポートを「レ
ポート・ブラウザー」 ビューで表示するには、 「レポート・エクスプローラー」ビューでレポート名をダブルクリックします。
レポートの例については、「レポート・ブラウザー」ビューを参照してください。