CICS IA バージョン 5.3 プラグインの新機能
CICS® IA バージョン 5.3 プラグインの機能拡張。
新しい CICS IA パースペクティブ
CICS IA パースペクティブ (プラグイン) で、ビューの数が少なくなりました。 新しい「IA ナビゲーション」ビューが追加され、そこにはすべてのデータが含まれるさまざまなフォルダーが入っています。この統合された新しいビューにより、中央のペインでビューを切り替える手間がなくなりました。他のいくつかのビューはエディターになり、必要なときにのみ表示されるようになりました。これにより、パースペクティブの使いやすさとユーザー・エクスペリエンス全体が向上しています。詳しくは、「IA ナビゲーション」ビューを参照してください。
シナリオ・ベースのコレクション
以前の CICS IA では、CICS IA プラグインから 依存性およびアフィニティー・コレクターを操作できました。 この機能はシナリオ・ベースのコレクションに拡張されました。これにより、必要な CICS IA オプションが、必要なコレクションのタイプに応じて設定されます。例えば、「CICS スレッド・セーフ・コレクション (CICS Threadsafe Collection)」を開始できます。特定のシナリオを実行するように 選択すると、コレクターが開始される前に、そのシナリオに必要なすべてのオプションがオンになります。 詳しくは、シナリオ・ベースのコレクションの作成を参照してください。
アプリケーションの搭載
CICS IA バージョン 5.3 には、CICS IA プラグインによって動作するさまざまな新しい DB2® ストアード・プロシージャーが用意されています。CICS IA バージョン 5.3 は、アプリケーションの入り口点を定義する CICS バンドルの作成を サポートします。このバンドルを CICS アプリケーション・バンドルに組み込むことで、簡単にCICS Transaction Server V5 クラウド・アプリケーションを作成でき、それを CICS TS V5 プラットフォームにデプロイすることができます。
このアプリケーションをデプロイして CICS IA データを収集したら、このアプリケーションの依存関係を識別し、新しい CICS バンドルを作成したり、既存の CICS バンドルを更新してこれらの依存関係をインポートしたりできます。詳しくは、アプリケーション入り口点のための CICS バンドルおよび 依存関係の作成を参照してください。
リソースの視覚化
CICS IA バージョン 5.3 では、トランザクションとプログラムの間の接続、または CICS®、DB2®、IMS™、または WebSphere® MQ リソース間の接続を表示するための段階的なディスカバリーが用意されています。詳しくは、「リソース接続 (Resource Connections)」ビューを参照してください。