このページでは、ロードされた表においてグラフから照会されるデータを指定できます。このページのインターフェース内でオプションを指定していくと、結果の SQL 照会が作成されて下部近くのテキスト・ボックスに表示されます。これが、ロードされたデータを取得するために内部ローカル・データベースに実行依頼される照会です。
テキスト・ボックスに表示される照会を直接編集/作成することもできますが、有効なグラフを作成するには、空ではない 2 つの列 (すなわち、最初の列に文字ストリング値が含まれていて、2 つ目の列には数値のみが含まれている) が SQL 照会から返されなければなりません。また、直接編集する照会は、ドリルダウンの条件をアプリケーションでは認識できないような方法で作成される可能性もあります。インターフェースのみ使用して照会を生成すれば、照会でドリルダウンできることが保証されます。
上の画像を例として使用すると、ページで指定される照会では、ユーザー ID が障害エントリーに表示される頻度が取得され、そのユーザー ID が名前でグループ化されます。また、ユーザー ID「SYSTEM」がフィルターによって除外され、100 個を超える数の障害エントリーに関連するユーザーのみがリストされます。さらに、上位 10 個の頻度のみが降順で示されます。
データには、相互にプロットされる 2 つの系列があります。通常、これには Y 系列の値の集約が含まれます (多くの障害エントリー・データが何らかのカテゴリーに属するため)。「Y 系列の指定」チェック・ボックスにチェック・マークが付けられている場合は、Y 系列を編集できます。チェック・マークが付けられていない場合、Y 系列はデフォルトで X 系列の頻度になります (デフォルトではチェック・マークは付けられていません)。
系列を指定するには、「変更」ボタンを押して次のダイアログを開きます。
このダイアログは、X 系列定義および Y 系列定義を変更するために表示されます。ただし、通常、集約関数および別個チェックは Y 系列定義でのみ使用されます。
列このドロップダウン・リストはデータをプルする列を指定します。その列は、レポート・リストで使用できる列と同じです。
集約関数このドロップダウン・リストは、上で指定した列から取得されたデータに適用される集約関数を指定します。集約関数は、通常は Y 系列の値のみに適用されるものであり、X 系列ごとにデータがグループ化される場合にのみ使用すべきです (これがデフォルト設定です)。
別名の使用このチェック・ボックスは、当該系列で別名を使用する必要があるかどうかを指定します。
別名このテキスト・ボックスは、列で使用される別名を指定します。これは、「別名の使用」オプションにチェック・マークが付けられている場合にのみ使用可能です。
別個このチェック・ボックスは、繰り返しのない固有の値のみが当該系列で確保されるかどうかを指定します。通常、これは Y 系列の値のみに適用されるものであり、X 系列ごとにデータがグループ化される場合にのみ使用すべきです (チェック・ボックスはデフォルトでオンです)。
これは、グループに集約される前に、ロードされたレポート・リスト表の各行に対してテストされる条件のセットです (該当オプションにチェック・マークが付けられている場合)。「追加」ボタンまたは「編集」ボタンを押すと、次のダイアログが開きます。
条件に対してテストされる値が含まれる列。
コンパレーター条件で使用される論理演算子。文字ストリングの値では「=」、「!=」、または「LIKE」のみを使用してください。「LIKE」は基本的な SQL パターン・マッチングに使用されます。「LIKE」では突き合わせのストリングには「%」記号が使用され、突き合わせの単一文字には「_」が使用されます。
値この値に対して、コンパレーターを使用して指定の列値がテストされます。
これは、集約後にグループ化された各値に対してテストされる条件のセットです (例えば、特定のカテゴリーの頻度が指定の数値より大きいかどうかがテストされます)。この条件セクションを使用できるのは、X 系列でグループ化することを選択した場合に限られます (デフォルトで、これに該当します)。「追加」ボタンまたは「編集」ボタンを押すと、次のダイアログが開きます。
このダイアログは前の個々のレコード条件ダイアログとよく似ていますが、次の 2 つの追加オプションがあることに注意してください。このダイアログでは数値のみを指定してください。
集約関数このドロップダウン・リストでは、指定のテスト値と比較される値を生成するために選択列に適用される集約関数が指定されます。系列定義ダイアログとは異なり、関数を指定する必要があります。
別個集約関数で適用されるグループにおいて、繰り返し値ではなく、別個の値のみが確保されます。この使用例では、5 人以上の個別ユーザーによって実行されるジョブのみが表示されます (COUNT(DISTINCT "USER_ID") >= 5)。
これは、Y 系列値で結果をソートする場合にチェック・マークを付けます。
降順にソートこれは、「結果のソート」にチェック・マークが付けられている場合にソート順序の方向を決定します (デフォルトでチェック・マークが付けられています)。
X 系列でグループ化このオプションでは、各 X 系列値に関連するデータが、その値のラベルが付いた固有のグループに集約され、集約関数を使用できるようになります。集約条件を使用する場合は、これにチェック・マークを付ける必要があります。デフォルトではチェック・マークが付けられています。Y 系列の数値でグラフを作成する場合に、Y 系列で集約関数 (MD_PAGES や DUPS など) を実行する必要がなければ、チェック・マークを外します。
結果の制限これにチェック・マークを付けると、グラフに表示されるカテゴリーの数が制限されます。これは、潜在的に多くのカテゴリーが存在する場合に、乱雑な見た目を単に制限したいときには有用です。これは、ページの下部にある構成済みの照会に反映されない唯一のオプションであることに注意してください。
上位 X 個の結果を選択これは、上の「結果の制限」ボックスにチェック・マークが付けられた場合に、グラフに表示される結果の数を指定します。
これは、構成済みの照会が表示される場所です。これは、上で説明したオプションを変更すると作成されます。
照会の直接編集このボックスにチェック・マークを付けると、照会ボックスに直接入力できるようになります。照会に直接行った変更は、上で指定したインターフェース・オプションを使用して後から変更を行うと上書きされる可能性があることに注意してください。
インターフェースを使用可能にするこのボタンが使用可能になるのは、照会が編集されているにもかかわらず、その照会が当該ページ上のインターフェースに適合しない場合に限られます (この場合は、インターフェースの残りが使用不可になります)。このボタンを押すとインターフェースが再び使用可能になりますが、インターフェースの使用時に照会が完全に上書きされるおそれがあります。
照会の妥当性検査このボタンを押すと、照会が現行形式で SQL データベースに送信されます。それにより、その照会が有効な SQL 構文であるかどうかが判別されます。「次へ」ボタンまたは「終了」ボタンを押しても、この操作が実行されます。
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